JP2005052895A - 往復動式電動工具 - Google Patents

往復動式電動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005052895A
JP2005052895A JP2003205477A JP2003205477A JP2005052895A JP 2005052895 A JP2005052895 A JP 2005052895A JP 2003205477 A JP2003205477 A JP 2003205477A JP 2003205477 A JP2003205477 A JP 2003205477A JP 2005052895 A JP2005052895 A JP 2005052895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reciprocating
slider
counterweight
motion
crank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003205477A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4405195B2 (ja
Inventor
Shinji Hirabayashi
伸治 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2003205477A priority Critical patent/JP4405195B2/ja
Priority to CNB2004100634821A priority patent/CN100355522C/zh
Priority to EP20040018020 priority patent/EP1502685B1/en
Priority to DE200460005272 priority patent/DE602004005272T2/de
Priority to US10/909,043 priority patent/US7996996B2/en
Publication of JP2005052895A publication Critical patent/JP2005052895A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4405195B2 publication Critical patent/JP4405195B2/ja
Priority to US13/160,410 priority patent/US8371032B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D51/00Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends
    • B23D51/16Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of drives or feed mechanisms for straight tools, e.g. saw blades, or bows
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18024Rotary to reciprocating and rotary
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18056Rotary to or from reciprocating or oscillating
    • Y10T74/18248Crank and slide
    • Y10T74/18256Slidable connections [e.g., scotch yoke]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18056Rotary to or from reciprocating or oscillating
    • Y10T74/18344Unbalanced weights
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/869Means to drive or to guide tool
    • Y10T83/8821With simple rectilinear reciprocating motion only
    • Y10T83/8824With provision for dynamic balance
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/869Means to drive or to guide tool
    • Y10T83/8821With simple rectilinear reciprocating motion only
    • Y10T83/8841Tool driver movable relative to tool support
    • Y10T83/8848Connecting rod articulated with tool support

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)

Abstract

【課題】往復動式電動工具において振動を低減しつつカウンタウェイトの軽量化を実現するのに有用な技術を提供する。
【解決手段】モータと、往復動して被加工材に所定の加工作業を行う工具111と、工具を駆動するべく往復動するスライダ107と、モータの回転出力をスライダ107の往復動に変換する運動変換機構121とを有する往復動式電動工具において、運動変換機構121は、スライダ107の往復動に対向して往復動することで振動を抑制するためのカウンタウェイト139を有するとともに、当該カウンタウェイト139の制振機能の一部を、運動変換機構121におけるクランク円板131の重心を回転中心131aよりカウンタウェイト139の動作方向側にシフトさせることで当該クランク円板131に担当させる構成とした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レシプロソー等の往復動式電動工具に関し、被加工材を切断作業する際の制振技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
往復動式電動工具の一例として、特開2001−9632号公報(特許文献1)にレシプロソーの構成が開示されている。この先行技術に係るレシプロソーは、先端に工具が取り付けられたスライダをモータの回転動作を介して往復動作させるための運動変換機構を有するとともに、当該運動変換機構にカウンタウェイトを設定する構成を有する。このカウンタウェイトは、スライダの往復動作に伴って当該スライダの往復動作方向と逆向きに、すなわちスライダの往復動作の位相に対し180度位相がシフトした状態で往復動するよう構成され、これによってスライダが往復動する際の振動を極力減殺し電動工具の振動抑制を図っている。
【0003】
かかるカウンタウェイトはスライダの往復動作と逆位相で往復動するので、スライダの長軸方向についてはスライダとカウンタウェイトとの間で慣性力を主体とする運動量の減殺が行え、合理的な制振が可能である。しかしながら、優れた制振機能が得られる反面、運動変換機構にカウンタウェイトを付加的に設定する関係で、当該カウンタウェイトの重量相当分だけ、電動工具自体の重量が増加してしまうことになり、この点において更なる改良の余地がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−9632号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、往復動式電動工具において振動を低減しつつカウンタウェイトの軽量化を実現するのに有用な技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明によれば、モータと、往復動して被加工材に所定の加工作業を行う工具と、前記工具を駆動するべく往復動するスライダと、前記モータの回転出力を前記スライダの往復動作に変換する運動変換部とを有する往復動式電動工具が構成される。本発明における「往復動式電動工具」としては、木工、金工、石工等といった各種被加工材の加工作業に用いられる電動工具が包含され、さらにレシプロソー、ジグソー等の各種工具が広く包含されるものとする。「運動変換部」は、モータの回転出力を適宜スライダの往復動作に切り替えることが可能な一般的運動変換機構を広く包含する。
【0007】
上記運動変換部は、スライダの往復動作に対向して往復動することによって当該スライダの往復動作に伴う振動を抑制するカウンタウェイトを有する。「スライダの往復動作に対向して往復動」とは、典型的には、逆位相で正対しつつ往復動する態様、具体的にはスライダの往復動作の位相に対しカウンタウェイトが180度、ないし概ね180度シフトした位相で往復動する態様がこれに該当するが、スライダの往復動作とカウンタウェイトの往復動作の位相差につき、スライダが往復動作の上死点に達するタイミングと、カウンタウェイトが往復動作の下死点に達するタイミングとが異なるように設定した態様をも包含するものとする。なおカウンタウェイトは「バランサー」とも称呼される。
【0008】
また運動変換部は、当該運動変換部を構成する部材のうち、スライダの往復動作方向と平行な方向への動作成分を有する部材であってかつカウンタウェイトとは別の少なくとも1つの構成部材に、カウンタウェイトの振動抑制機能の一部を担当させる構成とされる。「カウンタウェイトとは別の少なくとも1つの構成部材」としては、例えばモータによって回転駆動される回転体、または当該回転体と一体的にあるいは連動して回転するとともにその回転運動を直線運動に変換してスライダを往復動する運動変換部材等といった既存部材がこれに該当する。
【0009】
モータが駆動され、運動変換部を介してスライダおよび工具が往復動するとき、カウンタウェイトは、スライダの往復動作に対向して往復動することによって当該スライダおよび工具が往復動する際の移動方向に関する振動を減殺する。すなわち、スライダの往復動作時において、当該スライダおよび工具の慣性力に対してカウンタウェイトに同じ大きさの反対向きの慣性力を発生させて「力」のバランスを取ることで振動を効果的に抑制することが可能となる。この場合において、本発明における往復動式電動工具では、運動変換部の少なくとも1つの構成部材がカウンタウェイトの振動抑制機能の一部を担当する構成、換言すれば運動変換部の既存の構成部材にカウンタウェイトの慣性力の一部を担う力を発生させるように構成している。これにより、カウンタウェイトの慣性力を決定する重量を軽減することが可能となり、その結果として電動工具自体の軽量化を達成することができる。
【0010】
(請求項2に記載の発明)
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の往復動式電動工具における1つの構成部材は、運動変換部を構成する複数の部材の中でスライダに最も近接した位置に配置されるとともに当該スライダの往復動作に対向して往復動する動作成分を有する部材である構成とされる。工具およびスライダが往復動するとき、電動工具には当該電動工具の重心回りに、工具およびスライダに発生する慣性力に対応した大きさの回転モーメントが作用する。請求項2の発明においては、カウンタウェイトの制振機能、つまりバランサーとしての機能を、運動変換部を構成する複数の構成部材のうち、回転モーメントの発生源であるスライダに最も近接する部材に持たせる構成としたので、上記の回転モーメント量の低減が合理的に実現される。
【0011】
(請求項3に記載の発明)
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の往復動式電動工具における1つの構成部材が、スライダとクランクピンを介して連係されるクランクである構成とされる。そしてクランクの重心は、カウンタウェイトが工具から離間した状態で、当該クランクの回転中心から当該カウンタウェイト側にシフトされた位置に設定されている。かかる構成によれば、電動工具の駆動時において、クランクの回転動作に伴い当該クランクには、重心がシフトしている側にスライダの動作方向と反対向きの遠心力が発生することになり、この遠心力によってカウンタウェイトの慣性力をアシストすることができる。すなわち、カウンタウェイトの慣性力とクランクの遠心力とを加算した「複合状の力」を、スライダおよび工具の慣性力に対向させて「力」のバランスをとり、これにより合理的な制振機能を得ることができる。特に本発明では、クランクの重心の位置をシフトさせる構成のため、部品点数を増やすことなく構造の簡素化を図りつつ、合理的な制振機能を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
本発明の実施の形態では、図1に示すように往復動式電動工具の一例としてレシプロソー101を用いて説明する。図1に示すように、本実施の形態に係るレシプロソー101は、概括的に見て本体部103、本体部103に着脱自在に装着されるバッテリ105、本体部103から突出するスライダ107先端のチャック109に取り付けられて被加工材(便宜上特に図示しない)を切断作業するブレード111を主体として構成されている。ブレード111は本発明における「工具」に対応する。本体部103はモータハウジング103a、ギアハウジング103b、ハンドグリップ103cが一体として構成されている。
【0013】
本体部103を構成するモータハウジング103a内にはモータ113が配設されており、作業者がトリガスイッチ115を投入操作することで当該モータ113が駆動され、これによってブレード111がスライダ107およびチャック109とともに図中左右方向に往復動し、被加工材を切断可能に構成される。スライダ107、チャック109およびブレード111によって可動部110が構成される。
【0014】
本実施の形態に係るレシプロソー101の主要部の正面断面構成が図2に示される。なお図2では便宜上モータハウジング103aおよびハンドグリップ103c内の構造の図示を省略している。図2に示すように、先端にチャック109が設けられたスライダ107は、軸受107aによって長軸方向(図中左右方向)に往復動可能に支持されるとともに、本体部103のうちのギアハウジング103b内に設けられた運動変換機構121を介してモータ出力軸117と接続されている。運動変換機構121は本発明における「運動変換部」に対応する。
【0015】
運動変換機構121は、モータ出力軸117の回転運動をスライダ107の長軸方向(図2中左右方向)への往復直線運動に変換する機構であり、ベベルギア123、偏心ピン129、クランク円板131、クランクピン133、およびカウンタウェイト139を主体として構成される。クランク円板131は本発明における「クランク」に対応する。クランク円板131は、モータ113の回転出力を介してスライダ107およびカウンタウェイト139をそれぞれ往復動作させる運動変換部材であるが、スライダ107の往復動作の位相とカウンタウェイト139の往復動作の位相とが180度異なる逆位相の状態から見て、カウンタウェイト139の往復動作の位相の方が遅れるように設定されている。この点については後述する。
【0016】
ベベルギア123は、モータ113によって回転駆動される回転体であり、ベアリング127によって軸支されるとともに図中上下方向に延在する回転軸125の上端側に、当該回転軸125と一体に回転可能に取り付けられている。ベベルギア123にはモータ出力軸117が噛み合い係合する。偏心ピン129は、その一端側(図中下端側)がベベルギア123の回転中心から所定距離シフトした位置において当該ベベルギア123に螺着される。また偏心ピン129の他端側には、当該偏心ピン129の大径頭部およびワッシャが設定されており、当該偏心ピン129の大径頭部およびワッシャと、ベベルギア123との間にクランク円板131が挟み込まれて偏心ピン129を介してベベルギア123と一体化されている。
【0017】
したがって、ベベルギア123が回転軸125回りに自転した場合には、クランク円板131は、ベベルギア123の回転に伴って回転軸125回りに公転動作する偏心ピン129とともに一体状に回転する。すなわち、クランク円板131は、実質的にはベベルギア123と一体状に回転することになり、その回転中心は回転軸125の中心と同一である。以下においては、クランク円板131の回転中心に符号131aを付して説明する。
【0018】
クランク円板131には、その回転中心131aから所定距離シフトした位置にクランクピン133が取り付けられている。クランクピン133は、図中下端側がクランク円板131に形成されたピン取付孔131b(図5および図6参照)に圧入されて固定状に取り付けられ、図中上端側がスライダ107に形成されたスライダブロック137に対しベアリング135を介して嵌装される。したがって、クランクピン133は、スライダ107に対し相対的に回転可能とされる。
【0019】
スライダブロック137は、図2および図3に示すように、スライダ107の長軸方向と交差する方向に延びるガイド溝137aを有し、そのガイド溝137aに嵌装されたベアリング135を介してクランクピン133が相対的に移動可能とされる。したがって、回転軸125(図2参照)回りのクランクピン133の公転運動のうち、スライダ107の長軸方向と水平面内で交差する方向の動作成分については、ガイド溝137aに逃がされ、スライダ107の長軸方向への動作成分のみが当該スライダ107に伝達される構成とされている。すなわちスライダ107は、長軸方向にのみ往復動することが許容される構成とされている。
【0020】
クランク円板131には、図2および図4に示すように、回転中心131aを挟んでクランクピン133の反対側であってかつ回転中心131aから所定距離シフトした位置にカウンタウェイト駆動部132が設定されている。カウンタウェイト駆動部132は、偏心ピン129が嵌装される偏心ピン取付孔131c(図5および図6参照)周りに形成されたカム状要素として構成され、外形が円形を成すように形成されている。
【0021】
カウンタウェイト駆動部132には、カウンタウェイト139が遊嵌状に取り付けられる。カウンタウェイト139には、図4に示すように、スライダ107の長軸方向と交差する方向に延びる長孔状の係合孔139aが形成されており、その係合孔139aに嵌装されたカウンタウェイト駆動部132が相対的に移動可能とされる。したがって、クランク円板131が回転されると、回転中心131a回りに公転するカウンタウェイト駆動部132の公転運動のうち、スライダ107の長軸方向と水平面内で交差する方向の動作成分については当該長孔状の係合孔139aに逃がされ、スライダ107の長軸方向への動作成分のみがカウンタウェイト139に伝達される構成とされている。すなわちカウンタウェイト139は、スライダ107の長軸方向(図2において左右方向)にのみ往復動することが許容される構成とされている。
【0022】
なおカウンタウェイト139は、便宜上特に図示しないが、本体部103側に取り付けられた保持プレートのスライドガイド部に摺動可能に保持されて、確実な往復動作が確保されるように構成されている。
【0023】
図3および図4に示されるように、クランク円板131は、回転軸125(図2参照)とともに回転中心131aを中心にR矢印方向(反時計方向)に回転駆動されるが、回転中心131aとカウンタウェイト駆動部132の中心132aとを結ぶ直線Qに対して、回転中心131aとクランクピン133の中心133aとを結ぶ直線Pがクランク円板131の回転方向に角度αだけ傾いている。この結果、クランクピン133の回転位相に対して、カウンタウェイト駆動部132の回転位相が当該角度αの相当する分だけ遅れるように構成される。
【0024】
図5〜図8にはクランク円板131が部品図として示されている。本実施の形態においては、図5に示すように、クランク円板131の重心Gが、回転中心131aからカウンタウェイト駆動部132側に所定距離シフトした位置に設定されている。すなわち、クランク円板131の重心Gは、カウンタウェイト139がブレード111から離間した状態で、回転中心131aからカウンタウェイト129側へずれた構成とされる。図5にはクランク円板131が平面視で示され、図6には図5のA−A線で切断した断面図として示されている。クランク円板131は、外形が円形状に形成されるとともに、その回転中心131aを挟んで一方の側には、クランクピン133を取り付けるためのクランクピン取付孔131bが形成され、他方の側には、偏心ピン129を取り付けるための偏心ピン取付孔131cおよびカウンタウェイト駆動部132が形成されている。
【0025】
しかして、図7および図8に示すように、クランク円板131の重心Gの位置は、クランクピン取付孔131bにクランクピン133およびベアリング135が取り付けられた状態、すなわちクランクピン133およびベアリング135の重量を加えた状態を基準にして設定されている。なお重心Gの位置設定は、荷重が作用する両取付孔131b,131cの孔周辺部の強度を考慮した上で、クランク円板131の円周方向あるいは径方向に関し、板厚を階段状に変化させたり、孔周辺部を肉厚に形成したりすることで調製している。すなわち、クランク円板131は、外形が円形状に形成されるとともに、円板部の上面あるいは下面における円周方向あるいは径方向に階段状の段差部131dが形成され、さらにクランクピン取付孔131bおよび偏心ピン取付孔131cの周辺部には、他の部位よりも板厚方向に厚くした肉厚部131eが形成された構成とされている。
【0026】
クランク円板131は、回転運動を行う部材であり、このため、上記のように外形を円形状に形成した上で、重心の位置を調製する構成としたときは、例えば長方形に形成する場合に比べて回転運動のバランスが取り易いといった効果を得ることができる。
【0027】
このように、本実施の形態においては、運動変換機構121を構成する既存の構成部材のうち、スライダ107に最も近接する位置に存在するクランク円板131の重心Gの位置を、回転中心131aからカウンタウェイト駆動部132側へシフト(オフセット)させる構成としている。このことにより、クランク円板131の回転時において、当該クランク円板131には、重心Gに対応する位置には、他の部位よりも大きい遠心力が発生することになる。上記のクランク円板131が本発明における「1つの構成部材」に対応する。
【0028】
本実施の形態に係るレシプロソー101は上記のように構成される。次に当該レシプロソー101の作用および使用方法について説明する。図1に示すレシプロソー101のハンドグリップ103cに設けられたトリガスイッチ115を作業者が投入すると、バッテリ105からの駆動電流によりモータ113が通電駆動される。これにより図2に示すモータ出力軸117が回転駆動される。モータ出力軸117の回転により、当該モータ出力軸117に噛み合い係合したベベルギア123が回転軸125回りに水平面内にて回転駆動される。ベベルギア123の回転により回転軸125からオフセットして配置された偏心ピン129は回転軸125回りに公転する。この結果、クランク円板131は回転中心131aを中心として水平面内を回転する。
【0029】
クランク円板131の回転に伴いクランクピン133が回転中心131a回りに公転する。クランクピン133はベアリング135を介してスライダブロック137に遊嵌されており、クランクピン133の公転を介して、スライダ107は長軸方向(図2中左右方向)に上死点と下死点との間を直線状に往復動することになる。これによりスライダ107の先端に設けられたチャック109に取り付けられたブレード111(図2参照)がスライダ107の長軸方向に往復動し、これにより被加工材の切断が可能となる。
【0030】
さて、スライダ107が往復動する一方において、当該スライダ107の往復動作による運動エネルギ(運動量)を減殺してレシプロソー101の制振を図るべく、クランク円板131のカウンタウェイト駆動部132を介してカウンタウェイト139が上死点と下死点との間で往復動する。スライダ107、チャック109およびブレード111から構成される可動部110が、例えば図2において右側へ移動したときは、当該可動部110には、図2中に矢印で示す右方向の慣性力Aが生ずる。このとき、カウンタウェイト139には、図2において左側へ移動することによって矢印で示す左方向の慣性力Bが発生する。したがって、上記の互いに相反する向きに作用する慣性力A,Bの大きさが同じであれば、力的にバランスし、可動部110の往復動作による往復動作方向(前後方向)の運動エネルギ(運動量)がカウンタウェイト139の往復動作によって減殺されてレシプロソー101の制振が合理的に実現されることになる。
【0031】
しかして、本実施の形態によれば、上記カウンタウェイト139に発生する慣性力Bをアシストする態様で、クランク円板131に遠心力Cが発生する。すなわち、クランク円板131の重心Gを、回転中心131aよりカウンタウェイト139の動作方向側にシフトさせることにより、カウンタウェイト139が左側へ移動する場合であれば、当該クランク円板131には、図2に矢印で示す左方向の遠心力C、具体的にはカウンタウェイト139の動作方向成分が発生する。
かくして、カウンタウェイト139に発生する慣性力Bとクランク円板131に発生する遠心力Cとを加算した「複合状の力」が、可動体110に発生する慣性力Aに対向状に作用し、これにより可動部110の往復動作による往復動作方向の振動を抑制する。
【0032】
このように、本実施の形態においては、カウンタウェイト139の制振機能の一部を、運動変換機構121を構成する既存の構成部材であるクランク円板131に担わせる構成、つまりクランク円板131を「バランサー」として機能させる構成としたものである。したがって、可動部110の慣性力Aを減殺する上で必要とされるカウンタウェイト139の慣性力Bを、クランク円板131の遠心力Cでアシストすることによって、カウンタウェイト139の慣性力Bの決定要因である重量を、クランク円板131に発生する遠心力Cに相当する分だけ低減して形成することが可能となる。その結果、レシプロソー101自体の軽量化が実現されることとなった。
【0033】
また、スライダ107が往復動するとき、レシプロソー101には当該レシプロソー101の重心回りに、可動部110に発生する慣性力Aに対応する大きさの図2中の上下方向への回転モーメントが作用する。図2において、例えば可動部110が右側へ移動するときは、先端側(ブレード111側)が下を向くような回転モーメントが作用し、左側へ移動するときは、先端側が上を向くような回転モーメントが作用することになる。本実施の形態においては、スライダ107に最も近接する構成部材として存在するクランク円板131の遠心力Cに基づき、上記の回転モーメントに対向する形態の回転モーメントを発生させることができるため、カウンタウェイト139の慣性力Bに基づく回転モーメントと共同して可動部110による回転モーメントを低減することができる。すなわち、レシプロソー101に発生する上下方向の振動の抑制機能を高めることが可能となる。
【0034】
なお、クランク円板131の遠心力Cは、レシプロソー101の左右方向にも作用することになり、左右方向の振動値が大きくなる傾向がある。しかし、本実施の形態に係るレシプロソー101の場合、左右方向の力のアンバランス増加による影響よりも上記した上下方向の回転モーメント量の低減による影響のほうが大きく、したがって3軸合成振動値、すなわち、前後方向の振動値、上下方向の振動値および左右方向の振動値を合成した値を低減することが可能となった。
【0035】
ところで、レシプロソー101によって被加工材を実際に切断作業する状態、すなわち被加工材切断に伴い負荷が作用する有負荷駆動状態では、スライダ107、チャック109およびブレード111が一体状に往復動することによって生ずる可動部110の慣性力Aに加え、さらに被加工材とブレード111との間に生ずる切断時の抵抗による影響を考慮する必要が生じてくる。かかる被加工材による切断抵抗により、カウンタウェイト139による減殺のタイミングにずれが生ずる場合があるからである。
【0036】
具体的には、慣性力Aは、可動部110の進行方向に向かって作用するのに対し、切断抵抗はこれらの可動部110の進行方向とは反対の方向に向かって作用する。また慣性力Aは、可動部110の加速度に基づいて規定されるのに対し、切断抵抗はこれらの可動部110の速度に基づいて規定され、両者の間には90度の位相差が存在する。したがって、可動部110による慣性力Aに対し、位相の異なる力(切断抵抗)が、速度を変数とする関数値として加わるため、有負荷駆動の際のレシプロソー101における振動抑制を合理的に行うには、こうした諸要素を勘案し、上記慣性力Aのみならず被加工材から受ける切断抵抗について考慮する必要がある。
【0037】
上記切断抵抗は、上記各要素の速度に基づいて規定されるが、実際の作業における可動部110の速度は、ブレード111の被加工材への押圧力等のパラメータによって相応の範囲で変動する。このため、切断抵抗の変動に逐一対処してレシプロソー101の振動抑制を対策するのは、機構の複雑化を招来する可能性があり、とりわけ量販機種などについては合理的でない場合もあり得る。
【0038】
以上より、本実施の形態では、レシプロソー101の構造を複雑化することなく可及的に振動抑制対策を講じるべく、頻繁に顕現する切断抵抗値を措定した上で、上記クランク円板131に形成されるスライダ駆動部としてのクランクピン133と、カウンタウェイト駆動部132との相対的な回転位置関係につき、図3および図4に示すように所定角度αだけクランクピン133側に対してカウンタウェイト駆動部132側が位相遅れを生じるように固定状に設定し、スライダ107の往復動作とカウンタウェイト139の往復動作との位相差が定常状態となるように構成して対応している。この所定角度αは、上記措定した切断抵抗値に対応する角度とされており、本実施の形態では、概ね15度程度に設定されている。
【0039】
この結果、クランクピン133とカウンタウェイト駆動部132とが直列した状態(図3および図4に示す直線Q上に整合した状態)と比べて、本実施の形態では、カウンタウェイト139の往復動作の位相が、スライダ107の往復動作の位相に対し、角度αに対応する分だけ相対的に遅れることになる。換言すれば、クランクピン133に対してカウンタウェイト駆動部132を相対的に遅れた状態に固定して回転させることで、スライダ107が上死点に到達するタイミングよりも、カウンタウェイト139が下死点に達するタイミングが遅くなるように駆動される。
【0040】
上記した本実施の形態によれば、クランクピン133とカウンタウェイト駆動部132間の相対的な位置関係は、ブレード111が被加工材から受ける一定の切断抵抗値を加味して固定状に設定され、この結果、スライダ107の往復動作とカウンタウェイト139の往復動作の位相差は、両部材の上死点と下死点への到達タイミングが異なるように設置される。したがって、実際の切断作業において最も頻繁に顕現する切断抵抗を加味しつつ、実用上制振効果が一番期待できる位相差に固設し、レシプロソー101の構造を複雑化することなく可能な限り合理的な制振対策を講ずることができる。
【0041】
なお、本実施の形態では、運動変換機構121を構成する構成部材のうち、スライダ107に最も近接する部材として存在するクランク円板131に、カウンタウェイト139の制振機能の一部を担当する、いわゆるバランサー機能を付加する構成としたが、クランク円板131に働く遠心力による左右方向の振動値の影響が切断作業上さほど問題にならない程度であるならば、クランク円板131に変えてベベルギア123にバランサー機能を付加する構成としてもよい。必要ならば、クランク円板131とベベルギア123の両方にバランサー機能を付加してもよい。またクランク円板131は、実施の形態では円形に形成したが、円形に限られるものではない。
【0042】
また、本実施の形態では、往復動式電動工具の一例としてレシプロソー101を用いて説明したが、工具が往復動して被加工材を加工作業する携帯、例えばジグソー等にも広く適用が可能である。
【0043】
上記発明の趣旨に鑑み、以下の態様を構成することが可能とされる。
(態様1)
「請求項3に記載の往復動式電動工具であって、
前記クランクは、外形が円形状に形成された円板からなり、円板には円周方向あるいは径方向に階段状の段差部が形成され、円板を貫通する孔の周辺部には他の部位よりも板厚方向に厚くした肉厚部が形成されていることを特徴とする往復動式電動工具。」
クランクは回転運動を行う部材であり、このため、態様1のように、クランクを円板から形成し、円周方向あるいは径方向の板厚の調整により重心の位置を設定する構成としたときは、例えば長方形に形成する場合に比べて回転運動のバランスが取り易いという点で効果がある。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、往復動式電動工具において振動を低減しつつカウンタウェイトの軽量化を実現するのに有用な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るレシプロソーの全体構成を示す図である。
【図2】本実施の形態に係るレシプロソーの主要部の構成を示す部分的断面図である。
【図3】運動変換機構とスライダとの関係を示す平面図である。
【図4】運動変換機構およびカウンタウェイトを示す平面図である。
【図5】クランク円板を示す平面図である。
【図6】図5におけるA−A線断面図である。
【図7】クランク円板を上面側から見た斜視図である。
【図8】クランク円板を下面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
101 レシプロソー(往復動式電動工具)
103 本体部
105 バッテリ
107 スライダ(可動部)
107a 軸受
109 チャック(可動部)
110 可動部
111 ブレード(工具、可動部)
113 モータ
115 トリガスイッチ
117 モータ出力軸
121 運動変換機構(運動変換部)
123 ベベルギア
125 回転軸
127 ベアリング
129 偏心ピン
131 クランク円板(クランク、1つの構成部材)
131a 回転中心
131b クランクピン取付孔
131c 偏心ピン取付孔
132 カウンタウェイト駆動部
132a 中心
133 クランクピン
133a 中心
135 ベアリング
137 スライダブロック
137a ガイド溝
139 カウンタウェイト
139a 係合孔

Claims (3)

  1. モータと、
    往復動して被加工材に所定の加工作業を行う工具と、
    前記工具を駆動するべく往復動するスライダと、
    前記モータの回転出力を前記スライダの往復動作に変換する運動変換部とを有する往復動式電動工具であって、
    前記運動変換部は、前記スライダの往復動作に対向して往復動することで当該スライダの往復動作に伴う振動を抑制するカウンタウェイトを有し、
    前記運動変換部を構成する部材のうち、前記スライダの往復動作方向と平行な方向への動作成分を有する部材であってかつ前記カウンタウェイトとは別の少なくとも1つの構成部材に、当該カウンタウェイトの振動抑制機能の一部を担当させる構成としたことを特徴とする往復動式電動工具。
  2. 請求項1に記載の往復動式電動工具であって、
    前記1つの構成部材は、前記運動変換部を構成する複数の部材の中で前記スライダに最も近接した位置に配置されるとともに当該スライダの往復動作に対向して往復動する動作成分を有する部材であることを特徴とする往復動式電動工具。
  3. 請求項1または2に記載の往復動式電動工具であって、
    前記1つの構成部材は、前記スライダとクランクピンを介して連係されるクランクであり、前記クランクの重心は、前記カウンタウェイトが前記工具から離間した状態で、当該クランクの回転中心から当該カウンタウェイト側にシフトされた位置に設定されていることを特徴とする往復動式電動工具。
JP2003205477A 2003-08-01 2003-08-01 往復動式電動工具 Expired - Fee Related JP4405195B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003205477A JP4405195B2 (ja) 2003-08-01 2003-08-01 往復動式電動工具
CNB2004100634821A CN100355522C (zh) 2003-08-01 2004-07-06 往复运动式电动工具
EP20040018020 EP1502685B1 (en) 2003-08-01 2004-07-29 Reciprocating power tool
DE200460005272 DE602004005272T2 (de) 2003-08-01 2004-07-29 Hin- und herbewegbares Kraftwerkzeug
US10/909,043 US7996996B2 (en) 2003-08-01 2004-07-30 Reciprocating power tool
US13/160,410 US8371032B2 (en) 2003-08-01 2011-06-14 Power tool with vibration reducing mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003205477A JP4405195B2 (ja) 2003-08-01 2003-08-01 往復動式電動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005052895A true JP2005052895A (ja) 2005-03-03
JP4405195B2 JP4405195B2 (ja) 2010-01-27

Family

ID=33535635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003205477A Expired - Fee Related JP4405195B2 (ja) 2003-08-01 2003-08-01 往復動式電動工具

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7996996B2 (ja)
EP (1) EP1502685B1 (ja)
JP (1) JP4405195B2 (ja)
CN (1) CN100355522C (ja)
DE (1) DE602004005272T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100107427A1 (en) * 2008-10-31 2010-05-06 Hilti Aktiengesellschaft Hand-operated jigsaw
JP2016203283A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 株式会社マキタ 往復動工具
JP2019198961A (ja) * 2015-04-17 2019-11-21 株式会社マキタ 往復動工具

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE602004000335T2 (de) * 2003-06-23 2006-09-07 Makita Corp., Anjo Hin- und herbewegbares Kraftwerkzeug
JP2006159345A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Fanuc Ltd 制御装置
DE102006031513A1 (de) 2006-07-07 2008-01-17 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine, insbesondere Handsäge
US8407902B2 (en) 2008-03-07 2013-04-02 Milwaukee Electric Tool Corporation Reciprocating power tool having a counterbalance device
EP2262603B1 (en) * 2008-03-07 2015-05-13 Milwaukee Electric Tool Corporation Portable battery-powered reciprocating saw
GB2491742B (en) 2009-07-23 2013-03-27 Milwaukee Electric Tool Corp Reciprocating saw
US8336643B2 (en) 2010-08-13 2012-12-25 Ronald Harleman Vibratory drilling apparatus
US9724771B2 (en) * 2011-01-31 2017-08-08 Makita Corporation Reciprocating power tool
US9073563B2 (en) * 2011-05-18 2015-07-07 Crystal Glass Canada Ltd. Reciprocating power tool
CN102430808B (zh) * 2011-12-09 2016-01-20 宁波捷美进出口有限公司 微振动手板锯
US9573207B2 (en) * 2013-05-09 2017-02-21 Makita Corporation Reciprocating cutting tool
CN104209586B (zh) * 2013-05-29 2018-02-02 博世电动工具(中国)有限公司 电动工具
CN104339031B (zh) * 2013-08-02 2018-08-21 博世电动工具(中国)有限公司 往复驱动机构以及包括所述往复驱动机构的电动工具
CN104339330B (zh) * 2013-08-08 2016-11-02 宝时得机械(张家港)有限公司 往复式动力工具
US10027201B2 (en) * 2015-04-01 2018-07-17 Makita Corporation Reciprocating tool
US10702448B2 (en) 2017-03-14 2020-07-07 Theragun, Inc. Percussive massage device and method of use
US20180263845A1 (en) * 2017-03-14 2018-09-20 Theragun, LLC Apparatus, system, and method for a reciprocating treatment device
US10857064B2 (en) 2018-12-26 2020-12-08 Theragun, Inc. Percussive therapy device
US10357425B2 (en) * 2015-06-20 2019-07-23 Theragun, LLC Massage device and method of use
US11957635B2 (en) 2015-06-20 2024-04-16 Therabody, Inc. Percussive therapy device with variable amplitude
US11160721B2 (en) 2015-06-20 2021-11-02 Theragun, Inc. Percussive therapy device with variable amplitude
USD816452S1 (en) * 2016-04-15 2018-05-01 Robert Bosch Gmbh Cutting tool
US20170304145A1 (en) * 2016-04-21 2017-10-26 TT Therapeutics, LLC Handheld massage device
CN105710440A (zh) * 2016-04-28 2016-06-29 江苏东成机电工具有限公司 往复式电动工具
WO2018058349A1 (zh) * 2016-09-28 2018-04-05 博世电动工具(中国)有限公司 手持式工具机
US20180264566A1 (en) * 2017-03-20 2018-09-20 Milwaukee Electric Tool Corporation Reciprocating saw
WO2018221105A1 (ja) * 2017-05-31 2018-12-06 工機ホールディングス株式会社 往復動工具
CN109108912B (zh) * 2017-06-26 2021-12-03 博世电动工具(中国)有限公司 电动工具
US10511401B2 (en) * 2017-09-30 2019-12-17 Juniper Networks, Inc. Optical protection switch with broadcast multi-directional capability
JP6987599B2 (ja) * 2017-10-20 2022-01-05 株式会社マキタ 打撃工具
JP6911943B2 (ja) * 2017-12-25 2021-07-28 工機ホールディングス株式会社 電動工具
CN111587166B (zh) * 2018-01-12 2023-11-14 工机控股株式会社 电动工具
US11311952B2 (en) * 2018-01-31 2022-04-26 Milwaukee Electric Tool Corporation Reciprocating saw
US10682281B2 (en) 2018-11-15 2020-06-16 RLSmith Holdings LLC Massage apparatus, systems and methods
US10806660B1 (en) * 2018-11-15 2020-10-20 RLSmith Holdings LLC Massage apparatus, systems and methods
US11357697B2 (en) 2018-12-26 2022-06-14 Therabody, Inc. Percussive therapy device
US11564860B2 (en) 2018-12-26 2023-01-31 Therabody, Inc. Percussive therapy device with electrically connected attachment
US10959911B2 (en) 2018-12-26 2021-03-30 Theragun, Inc. Percussive therapy device with active control
US11432994B2 (en) 2018-12-26 2022-09-06 Therabody, Inc. Intelligence engine system and method
US11452670B2 (en) 2018-12-26 2022-09-27 Therabody, Inc. Percussive therapy device with orientation, position, and force sensing and accessory therefor
US10940081B2 (en) 2019-05-07 2021-03-09 Theragun, Inc. Percussive massage device with force meter
US11890253B2 (en) 2018-12-26 2024-02-06 Therabody, Inc. Percussive therapy device with interchangeable modules
CN216370464U (zh) * 2019-01-16 2022-04-26 米沃奇电动工具公司 往复锯
US11813221B2 (en) 2019-05-07 2023-11-14 Therabody, Inc. Portable percussive massage device
US11998504B2 (en) 2019-05-07 2024-06-04 Therabody, Inc. Chair including percussive massage therapy
US11453093B2 (en) 2019-06-24 2022-09-27 Black & Decker Inc. Reciprocating tool having planetary gear assembly and counterweighting assembly
CN110756898A (zh) * 2019-11-08 2020-02-07 浙江皇冠电动工具制造有限公司 一种往复式动力工具
CN111155631B (zh) * 2020-01-20 2024-05-31 华侨大学 一种雨水篦子
CN113598812A (zh) * 2021-06-29 2021-11-05 长春工业大学 一种并联曲柄滑块式撑套机构
US11857481B2 (en) 2022-02-28 2024-01-02 Therabody, Inc. System for electrical connection of massage attachment to percussive therapy device
US11958121B2 (en) 2022-03-04 2024-04-16 Black & Decker Inc. Reciprocating tool having orbit function
US11839964B2 (en) 2022-03-09 2023-12-12 Black & Decker Inc. Counterbalancing mechanism and power tool having same

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2970484A (en) * 1959-04-20 1961-02-07 Robbins & Myers Balancing mechanism for sabre saws and the like
US3309932A (en) * 1964-06-04 1967-03-21 Portable Electric Tools Inc Drive mechanism for use in saws and the like
DE1627233C3 (de) * 1967-08-23 1974-11-14 Meyer, Roth & Pastor, 5000 Koeln Fliegende Schere zum Abtrennen von Draht- oder Bandabschnitten
US3945120A (en) * 1974-04-25 1976-03-23 Milwaukee Electric Tool Corporation Vibration dampening and heat sink mechanism for a reciprocating power saw
US4344729A (en) * 1980-02-08 1982-08-17 Bell And Howell Company Break-away device
US4763760A (en) * 1986-09-02 1988-08-16 Outboard Marine Corporation Automatically forced fluid supply system
DE3921891A1 (de) * 1989-07-04 1991-01-17 Black & Decker Inc Stichsaege
US5099705A (en) * 1989-12-05 1992-03-31 Konstantins Dravnieks Hand-held reciprocating working tool
US5079844A (en) * 1990-11-13 1992-01-14 Milwaukee Electric Tool Corporation Counterbalanced reciprocating mechanism
US5134777A (en) * 1991-12-05 1992-08-04 Skil Corporation Adjustable stroke reciprocating mechanism for a power tool
US5212887A (en) * 1992-03-18 1993-05-25 S-B Power Tool Company Counterbalanced orbital drive mechanism for saws and the like
US5735165A (en) 1995-06-23 1998-04-07 The Minster Machine Company Bodymaker drive system
DE19714555C2 (de) * 1997-04-09 2001-06-21 Wacker Werke Kg Arbeitsgerät, insbesondere Stampfgerät zur Bodenverdichtung oder Hammer
DE19739742C2 (de) * 1997-09-10 1999-10-21 Wacker Werke Kg Arbeitsgerät mit Massenausgleich am Kurbeltrieb
US6568089B1 (en) * 1999-06-04 2003-05-27 Porter-Cable/Delta Reciprocating saw having compact configuration and independent stability
JP2001009632A (ja) 1999-06-22 2001-01-16 Makita Corp 往復運動機構を用いた電動工具
GB0109747D0 (en) 2001-04-20 2001-06-13 Black & Decker Inc Hammer
US20030051352A1 (en) * 2001-09-20 2003-03-20 One World Technologies, Inc. Reciprocating saw with flush blade
CN2504022Y (zh) * 2001-10-16 2002-08-07 永康市中坚工具制造有限公司 电动多用锯
GB2393934A (en) * 2002-10-07 2004-04-14 Black & Decker Inc A reciprocating saw with two eccentrics
CN2576394Y (zh) * 2002-11-18 2003-10-01 苏州宝时得电动工具有限公司 往复锯
US7658012B2 (en) * 2002-12-23 2010-02-09 Milwaukee Electric Tool Corporation Drive mechanism and power tool
DE602004000335T2 (de) * 2003-06-23 2006-09-07 Makita Corp., Anjo Hin- und herbewegbares Kraftwerkzeug
JP4573637B2 (ja) 2004-12-02 2010-11-04 株式会社マキタ 往復動式作業工具
JP4575223B2 (ja) 2005-04-20 2010-11-04 株式会社マキタ 回転工具
SE529799C2 (sv) * 2005-12-09 2007-11-27 Abb Research Ltd Anordning för överföring av vridrörelse

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100107427A1 (en) * 2008-10-31 2010-05-06 Hilti Aktiengesellschaft Hand-operated jigsaw
US8640347B2 (en) * 2008-10-31 2014-02-04 Hilti Aktiengesellschaft Hand-operated jigsaw
JP2016203283A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 株式会社マキタ 往復動工具
US10259060B2 (en) 2015-04-17 2019-04-16 Makita Corporation Reciprocating tool
JP2019198961A (ja) * 2015-04-17 2019-11-21 株式会社マキタ 往復動工具

Also Published As

Publication number Publication date
US7996996B2 (en) 2011-08-16
JP4405195B2 (ja) 2010-01-27
US20050022395A1 (en) 2005-02-03
DE602004005272T2 (de) 2007-11-22
DE602004005272D1 (de) 2007-04-26
CN100355522C (zh) 2007-12-19
US8371032B2 (en) 2013-02-12
US20110239474A1 (en) 2011-10-06
CN1579692A (zh) 2005-02-16
EP1502685B1 (en) 2007-03-14
EP1502685A1 (en) 2005-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4405195B2 (ja) 往復動式電動工具
JP7151706B2 (ja) 往復動工具
US9724771B2 (en) Reciprocating power tool
US10960474B2 (en) Power tool
JP6584121B2 (ja) 往復動工具
EP1491277B1 (en) Reciprocating power tool
JP6262605B2 (ja) 作業工具
JPH04256516A (ja) 釣合い式往復駆動機構及び往復動式鋸
JP5294726B2 (ja) 手持式作業工具
JP2015199167A (ja) 電動工具
US11453093B2 (en) Reciprocating tool having planetary gear assembly and counterweighting assembly
JP5214357B2 (ja) 往復動式作業工具
JP4885116B2 (ja) 歯車加工機械の振動抑制機構
US20160243634A1 (en) Reciprocating tool
JP3897653B2 (ja) 往復動式電動工具
JP4004999B2 (ja) 往復動式電動工具
JP4290496B2 (ja) 往復動式電動工具
JP2013123756A (ja) 往復動工具
WO2013108557A1 (ja) 往復動工具
JP6953487B2 (ja) 往復動工具
US11839964B2 (en) Counterbalancing mechanism and power tool having same
JP2004276185A (ja) 作業工具の設計支援システムおよび作業工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131113

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees