JP2005045722A - 画像処理方法と画像処理装置及びそれを備えた画像形成装置並びにコンピュータ・ソフトウエア - Google Patents

画像処理方法と画像処理装置及びそれを備えた画像形成装置並びにコンピュータ・ソフトウエア Download PDF

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Abstract

【課題】 一定のドットパターンが発生してモアレとなることのない画像処理方法と画像処理装置及びそれを備えた画像形成装置並びにコンピュータ・ソフトウエアを提供する。
【解決手段】 入力画像データに中間調処理を施して出力画像データとする階調再現処理部を備える画像処理装置1において、出力画像データに基づいて可視の色材により記録媒体上に形成されるドットの位置を少なくとも一部変更する情報を、出力画像データに付加して供給する付加情報制御部17を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、出力画像データに基づいて、可視の色材により記録媒体上に形成されるドットの位置を制御する画像処理方法と画像処理装置及びそれを備えた画像形成装置並びにコンピュータ・ソフトウエアに関する。
従来、画像を紙などの記録媒体に出力する方法として、熱転写、電子写真、あるいはインクジェット方式を始めとする様々な記録方法が採用されている。これらの記録方法においては、多値のディザ方法による中間調処理を利用して画像を形成するよう構成される(例えば特許文献1参照)。
特開昭58−24270号公報 特開平9−193477号公報 高橋利至他「文字/網点/写真混在画像の適応2値化方式」画像電子学会研究会予稿90−06−04、p.19−24
従来の多値ディザ方法は、以下に示す問題がある。ディザ処理は使用するディザマトリックスに配置された閾値により入力された画像データを量子化してドットのオン・オフを決定している。しかしドットのオンされる画素位置は使用するディザマトリックス内の閾値の配置により直接影響されるために、オンされるドットが規則性を持ち、これを紙上に印字すると特定のパターン(モアレ)が発生して問題となっている。
簡単のために2値ディザの例について、図11を用いて説明する。図11(b)は使用される4×4要素で構成されるディザマトリックスを示し、マトリックス内の数字は閾値を示す。図11(a)は入力画像の一部分であり、各画素内の数字は各画素の画素値を示す。図11(a)の左上の画素位置を(x,y)とし、右下は(x+n,y+m)する。同様に図11(b)のマトリックスの各要素位置を同様に左上を(0,0)とし、右下を(3,3)とする。
まず、画素(x,y)は、図11(b)のディザマトリックスの(0,0)の閾値1と比較され、これより大きいので当該画素位置(x,y)はオンされる。つづいて画素位置(x+1,y)は、ディザマトリックス(1,0)の閾値128と比較され、これよりも小さいので当該画素位置(x+1,y)はオフされる。これを繰り返すと図11(c)のような画像が得られる。図11(c)はオンされる画素を●印で示している。このようにオンされる画素はディザマトリックスの閾値の配置で決定され、同一のディザマトリックスが繰り返し使用されるために、一定のドットパターンが発生してモアレとなる。
図11は2値のディザを例に説明しているが、多値の場合でも同様な不具合が生じるのは明らかである。さらに他の階調再現方法、例えば誤差拡散を使用した場合でも同様の問題、例えばワーム現象が発生し抜本的な解決に至っていないのが現状である。
本発明は、従来の問題を解決するものであり、一定のドットパターンが発生してモアレとなることのない画像処理方法と画像処理装置及びそれを備えた画像形成装置並びにコンピュータ・ソフトウエアを提供することを目的とする。
本発明は、入力画像データに中間調処理を施して出力画像データとする階調再現処理部を備える画像処理装置において、出力画像データに基づいて可視の色材により記録媒体上に形成されるドットの位置を少なくとも一部変更する情報を、前記出力画像データに付加して供給する付加情報制御部を備える画像処理装置である。
これにより、モアレ等の一定ドットパターンが形成されるような場合でも、より複雑な処理によらず一定ドットパターンが解消されるような情報を付加して画像劣化を回避可能である。
また、本発明は、上記付加情報制御部が、上記付加情報を可変制御する画像処理装置である。
これにより、一定濃度が連続する場合でもモアレ等の一定ドットパターンが解消されるように情報を適宜可変制御して付加してするので画像劣化をより効果的に回避可能である。
そして、本発明は、上記付加情報は人間の視覚特性を考慮した情報を含んでいる画像処理装置である。
これにより、付加情報による制御が人間の視覚特性を考慮しているので、さらに高画質を実現できる。
更に、本発明は、上記付加情報制御部は、入力画像データが自然画像やグラフィック画像である等の画像の特性、或いは使用する色材や記録媒体の特性に応じて上記付加情報を可変制御する画像処理装置である。
これにより、画像の特性・色材や記録媒体の特性を考慮して付加情報を求めるので、さらに画像の特性や使用する色材や記録紙に応じた処理を行うことができ高画質を達成できる。
また、本発明は、上記の画像処理装置を備える画像形成装置である。
これにより、モアレ等の一定ドットパターンが解消されるような情報を付加して画像劣化を回避することができるので、品質の良い画像を出力することのできる画像形成装置(デジタル複写機・複合機やプリンタ)を提供することができる。
そして、本発明は、予め定められた処理が施こされた出力画像データに基づいて、可視の色材により記録媒体上に画像を形成する画像形成装置と、出力画像データに基づいて、可視の色材により記録媒体上に形成されるドットの位置を少なくとも変更する情報を前記画像形成装置に供給する付加情報制御部とよりなる画像形成システムである。
これにより、付加情報を外部に持つので画像形成装置内の記憶容量の制限を受けず、高画質を達成できる。
更に、本発明は、入力画像データに中間調処理を施して出力画像データとする階調再現処理工程を備える画像処理方法において、出力画像データに基づいて、可視の色材により記録媒体上に形成されるドットの位置を少なくとも変更する情報を上記出力画像データとともに供給する付加情報制御工程が備えられている画像処理方法である。
また、本発明は、上記の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムからなるコンピュータ・ソフトウエアである。
これにより、モアレ等の一定ドットパターンが解消されるような情報を付加して画像劣化を回避することができるので、品質の良い画像を出力することのできることができる画像処理方法を、コンピュータにおいて読み取り実行することができる。よって、この画像処理方法を汎用的なものとすることができる。
本発明によれば、一定のドットパターンが発生してモアレとなることのない画像処理方法と画像処理装置及びそれを備えた画像形成装置を得ることができる。
本発明の実施の形態を説明する。以下、図面を参照して本発明の好ましい実施例を説明する。
実施例1を説明する。本実施例は、カラー画像処理装置であり、図1に本実施例が適用されるプリンタ(画像形成装置)1の構成を示す。カラー画像処理装置1は、解凍処理部11、空間フィルタ処理部12、色情報処理部13、黒生成下色除去部14、出力階調補正部15、階調再現処理部16、及び付加情報制御部17とから構成されており、これに印字部22とが接続され、全体としてカラー画像形成装置(複合機やプリンタ)を構成している。
カラー画像処理装置1には、デジタルカメラで撮像された画像やコンピュータ上でソフトウェアを用いて編集等がなされた画像がUSB(Universal Serial Bus)やIEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers:米国電気電子学会)などのインターフェースを介して入力される。
操作パネル21は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示部と設定ボタンなどより構成され、操作パネルより入力された情報に基づいてカラー画像処理・印字部の動作が制御される。
カラー画像処理装置1に入力された信号は、カラー画像処理装置内を、解凍処理部11、空間フィルタ処理部12、色情報処理部13、黒生成下色除去部14、出力階調補正部15、及び階調再現処理部16の順で送られ、CMYKのデジタルカラー信号として、印字部22へ出力される。
解凍処理部11は、ホストコンピュータから転送されてくる圧縮された画像データを、夫々の方式に応じて解凍処理を行うものである。JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の圧縮画像データの場合はYCbCr(Y:輝度、Cb,Cr:色差)信号で転送されてくるので、YCbCrの符号化データを復号し、さらに逆量子化、逆直交変換を行って画素データに変換される。そしてYCbCr信号はRGB信号に変換される。
空間フィルタ処理部12は、解凍処理部11より入力されるRGB信号の画像データに対して、デジタルフィルタによる空間フィルタ処理を行い、空間周波数特性を補正することによって出力画像のぼやけや粒状性劣化を防ぐように処理するものである。
色情報処理部13では、印字部22の特性に合わせて色補正を行い、補正後のデータを後段の黒生成下色除去部14に出力する。
黒生成下色除去部14は、色補正後のCMYの3色信号から黒(K)信号を生成する黒生成、元のCMY信号から黒生成で得たK信号を差し引いて新たなCMY信号を生成する処理を行うものであって、CMYの3色信号はCMYKの4色信号に変換される。
黒生成処理の一例として、スケルトンブラックによる黒生成を行う方法(一般的方法)がある。この方法では、スケルトンカーブの入出力特性をy=f(x)、入力されるデータをC,M,Y,出力されるデータをC´,M´,Y´,K´、UCR(Under Color Removal)率をα(0<α<1)とすると、黒生成下色除去処理は以下の式1で表わされる。
Figure 2005045722
出力階調補正部15では、濃度信号などの信号を印字部の階調再現特性に応じた出力階調補正処理が行われる。
階調再現処理部16は、最終的に画像を画素に分離してそれぞれの階調を再現できるように階調再現処理(中間調生成)を施すものであり、CMYK信号の画像データに対して、多値ディザ処理により中間調処理を施す。
付加情報制御部17は、印字部22にて記録媒体上に出力されるドットの位置を制御する付加情報を出力画像データに付加するものである。詳細については後述する。
上述した各処理が施された画像データは、一旦記憶手段に記憶され、所定のタイミングで読み出されて印字部22に入力される。
この印字部22は、画像データを記録媒体(例えば紙等)に出力するもので、例えば、電子写真方式やインクジェット方式を用いたカラー画像出力装置を挙げることができるが特に限定されるものではない。
また、本実施例はデジタル複写機において実現されても良い。あるいは、画像処理装置と印字部(画像出力装置)がネットワークで接続さている形態で実現されても良い。
本実施例における階調再現処理としては4値のディザ方式を使用している。階調再現処理後のデータは単純な濃度情報で構成され、例えば0〜3の画素値のみから構成される。図2(a)〜(d)は1画素の拡大図を示しており、このように1画素を4値に分けて表現する。すなわち、何も印字しないときは、図2(a)のように画素値0として駆動パルスを与えずドットを出力しない。ドットを出力する際には、駆動パルスの数で制御し、1つの時は1ドット(図2(b))、2つの時は2ドット(図2(c))、3つの時は3ドット(図2(d))が出力される。駆動パルスは、インクジェット方式の場合、インクを吐出するノズルに与えられ、電子写真方式の場合は、感光体に静電潜像の書き込みを行うレーザ駆動部に与えられる。
本実施例では、例えば図3のようなディザマトリックスを用いる。図3(a)は画素値1(1ドット)を得るために使用する第一マトリックスであり、図3(b)、(c)はそれぞれ画素値2(2ドット)及び3(3ドット)を得るための第二及び第三マトリックスである。マトリックス内の数字は量子化に使用する閾値を示す。入力画像データの各画素値は第一マトリックスの対応する要素内の閾値と比較され、続いて第二マトリックス及び第三マトリックスの対応する閾値と比較される。ここで入力画像データの画素値が第一マトリックスの閾値以下は画素値0、第一マトリクスの閾値以上第二マトリックスの閾値以下は画素値1、第二マトリクスの閾値以上第三マトリックスの閾値以下は画素値2、第三マトリクスの閾値以上は画素値3を当該画素の値として出力する。例えば入力画像データの1画素目の画素値が50の場合は、第一〜第三マトリックス1つ目の閾値である1,97,177と比較され画素値1が出力される。また、入力画像データの2画素目が200の場合は第一〜第三マトリックス1つ目の閾値である49,137,217と比較され画素値2が出力される。
今、一例として画素値50の画素のみが連続する4画素×4画素からなる画像を入力画像とした場合を考える。入力画像に対して上記のようなディザ処理をすると図3(d)のような画素値が出力される。この出力によって得られる画像は図3(e)となる。ところが通常の入力画像は4画素×4画素よりもはるかに画像サイズは大きく、この場合は図3(e)のドットパターンが繰り返されることとなり、幾何学的な模様としてユーザーに知覚されるようになり、不具合を生じる。本実施例ではさらに付加情報制御部17としてさらに図3(f)のようなパルス情報マトリックスを用意し、各画素に対応する数値を付加情報として印字部22に供給している。当該マトリックス内の数字は、ドット作成に使用するパルスとしてどのパルスを最初に使用するかを規定している。例えば図3(f)のパルス情報マトリックス中の「1」は図4(a)の第一パルスを、図3(f)中の「2」は図4(b)の第二パルスを、図3(f)中の「3」は図4(c)の第三パルスを示す。さらに各パルスによって形成されるドットの状態を同図に示している。例えば画素値1に対して使用されるパルスは通常1つであって変更されることが無いが、本実施例では階調再現処理部16からの出力画像データと共に「どのパルスを使用するか」を規定する情報(図3(f)のデータ)も印字部22に転送している。この場合、図3(e)のような印字画像は図3(g)のようになり幾何学模様が改善され、ユーザーに知覚されない画像となっている(図3(f)のパルス情報マトリクスにより、図3(e)のドットの位置が変更され、図3(g)のようになる)。
図4は画素値1に対するパルス情報マトリックスの使用についての説明であるが、画素値2に対しては図5のように使用される。画素値2に対してパルス情報マトリックス内の値1は図5(a)のようなパルスの使用を意味し、同図(b)及び(c)はそれぞれパルス情報マトリックスの値2及び値3に対応する。図5(a)、(b)、(c)はそれぞれ第一パルスと第二パルス、第二パルスと第三パルス、第三パルスと第一パルスの使用を示している。尚、図5の例では使用するパルスは印字する当該画素の内部に限定されるが、これに限らず、隣接画素に印字データがない場合、隣接画素のパルスを使用する方法も有効である。例えば図5(d)がそれに相当する。例えばパルス情報マトリックス内の情報として値4を用意し値4に対するパルスの使用形態を図5(d)のように規定することもできる。図5(d)では注目画素の第三パルスと隣接画素の第一パルスを使用することを示す。但し隣接画素に印字データがある場合は使用するパルスをずらす等の処理が別途必要である。
上記の実施例では使用する付加情報は一通りのパルス情報マトリックスであるが、付加情報制御部17として図3(f)のパルス情報マトリックスを複数用意するか、あるいは、一つのパルス情報マトリックスの読み出し順序を変更する等の可変制御によって図3(d)の出力に対して図3(g)の画像だけでなく図3(h)の画像も作成することが可能である。図3(h)は図3(f)の左右を反転して作成した図3(i)のパルス情報マトリックスにより作成される。このような一つのパルス情報マトリックスを可変制御して複数のパルス情報マトリックスとして使用してもよいし、複数のパルス情報マトリックスをあらかじめ用意し使用してもよく、さらには複数のパルス情報マトリックスを可変制御して複数のパルス情報マトリックスを使用してもよく、画像処理装置や使用する印字部の構成等によって決定されればよい。
付加情報の作成・転送の一例について、図9のフローチャートを用いて説明する。まず、画素値に応じたパルス情報マトリックスを選択する(S101)。次に、パルス情報マトリックスの内容を可変制御する(S102)。そして、付加情報を印字部に転送する(S103)。このようにして、付加情報を作成し転送する。
実施例1におけるオブジェクトが写真の時、パルス情報マトリックスを用いる際の付加情報の作成・転送について、図10を用いて説明する。まず、オブジェクトが写真であるか判断する(S201)。そして、写真であると画素値に応じたパルス情報マトリックスを選択する(S211)。次に、パルス情報マトリックスの内容を可変制御する(S212)。そして、付加情報を印字部に転送する(S213)。このようにして、付加情報を作成し転送する。なお、ステップS201で写真ではないときは終了となる。
複数のパルス情報より印字する方法は、例えばパッチパターンのように一定の画素値が連続する画像が入力された場合に対しても一定の幾何学模様が発生せず、非常に良好な画像を得ることが出来る。尚、あらかじめ用意した複数のパルス情報マトリックスあるいは図3(h)と図3(i)の関係に代表されるような画像処理装置内部で作成したパルス情報マトリックス、もしくはこれらを組み合わせてスーパーマトリックスの概念を使用してもよい。図3(l)はこの一例を示している。図3(l)は図3(f)及び図3(i)のパルス情報マトリックスの上下を反転させて得られるそれぞれのパルス情報マトリックス図3(j)と図3(k)を使用して図3(l)のような8×8のスーパーマトリックスを作成している。これらのパルス情報マトリックスの可変制御は、上記のような画像処理装置に設けられるメモリー(不図示)に格納されたパルス情報マトリックスの読み出し順序を変更する方法に限定されるものではない。
上記は図3を使用して画素値1に対するパルス情報マトリックスについて説明しているが、画素値2に対しても同様にパルス情報マトリックスを用意し、画素値に対して使用するパルス情報マトリックスを切り替えて使用する構成が望ましい。例えば図3(m)は画素値2に対するパルス情報マトリックスの一例である。図3(m)のマトリックス内の「4」は図5(a)、「5」は図5(b)、「6」は図5(c)のパルスの使用をそれぞれ示している。画素値1及び画素値2に対するパルス情報マトリックスの使用は、例えば次のようにして行う。簡単のために、画素値1に対するパルス情報マトリックスとして図3(f)、画素値2に対するパルス情報マトリックスとして図3(m)のみを使用するとする。仮に画素位置(x,y)、(x+1,y)、(x+2,y)、(x+3,y)、(x+4,y)、(x+5,y)、・・・の画素値がそれぞれ1,2,1,1,2,2,・・・である場合を考える。パルス情報マトリックスの左上を(0,0)、右隣を(1,0)とし、順次(2,0)として表すとする。まず画素位置(x,y)の画素値は1であるのでパルス情報マトリックスは図3(f)を使用し(0,0)の「1」を印字部に転送する。続いて画素位置(x+1,y)の画素値は2であるので、パルス情報マトリックスは図3(m)を使用しパルス情報マトリックスの(1,0)の6を印字部に転送する。同様に画素位置(x+2,y)に対してパルス情報マトリックスとして図3(f)の(2,0)の3を転送する。これを繰り返すことによって画素値が混在する画像に対してもパルス情報を印字部に転送できる。
さらに上記実施例では階調再現処理後の画像データと付加情報としてのパルス情報を別々に印字部に転送する方式であるが、両者を一つのデータにして印字部に転送することも可能であってより望ましいといえる。例えば図3(f)と図3(m)をそれぞれ画素値1と2に対するパルス情報マトリックスとして用意し、画素値3に対してパルス情報を付与しない場合を考える。この場合は上記の図3(f)と図3(m)を利用して画素値1に対してパルス情報マトリックス図3(f)を利用して1〜3が、画素値2に対してパルス情報マトリックス図3(m)から4〜6が印字部に供給され、画素値3に対しては7が印字部に供給される。このような構成では上記のように別途画像データを印字部に転送しなくてよいので、より望ましい。
上記実施例のように使用している各パルス情報マトリックスは直接ドットの配置に影響するために、適切な設定がなされてないと期待に反して他の不具合、例えばざらつきが発生したりする場合がありうる。従って付加情報に相当するパルス情報マトリクスは、人間の視覚特性を考慮した、例えばブルーノイズ特性や1/fノイズ特性をもっていることがより望ましい。これらの特性は、例えばブルーノイズ特性に従ったパルス情報マトリックスは、一旦作ったパルス情報マトリックスをFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)処理して周波数成分に分解し、低周波成分の振幅値を小さくして、必要ならば高周波成分の振幅を大きくするような処理を施した後、逆FFTすることによって容易に得ることができる。さらに、上記実施例のように階調再現処理で使用するディザマトリックスと同じサイズのマトリックスサイズに限定せず、ディザマトリックスより大きなパルス情報マトリックスを用意することはさらに望ましい。図6は64画素×64画素のマトリックスの一部を示し、1から3のデータはブルーノイズ特性をもって配置されている。図6では64画素×64画素であるが、例えば128×128画素も使用できるし、さらに値1から値3に限定されず、図5(d)の状態を規定できる値4を配置してもよい。
上記実施例では、画像の特性に無関係に付加情報を与えている。一定の付加情報が常に自然画像や人物写真に対して最適であるとは限らず、あるいは(電子写真方式やインクジェット方式等の)印字部の特性や使用するインク等色材の特性(インクの滲み具合やトナーの飛散状況など)、その他温湿度等の外部環境、あるいは記録媒体である紙の特性(色や表面状態或いは電気的特性)等の全ての条件に対して常に最適であるとは限らない。この場合は使用する付加情報であるパルス情報マトリックスを複数用意し、画像の特性や使用する紙の特性に従って、適宜切り替えて使用するのが望ましい。例えば本実施例のように外部に不図示のコンピュータが接続され、当該コンピュータの出力装置としての性格を持つ画像形成装置の場合、コンピュータによって印字作業を実行する際に同時に使用する記録紙の選択が可能である。記録紙としてフォト専用紙やOHP(Overhead Projector)用フィルム紙が選択された場合は問題ないが、インクの滲みの大きな普通紙が選択されて使用される場合は、上記のようなパルス情報マトリックを変更せざるを得ない場合が想定できる。例えば滲みの大きな普通紙を使用する場合に画素値2に対して図5(c)のようなパルスを使用すると、両端のパルスによるドットがインクの滲みよって繋がってしまい、必要以上に大きなドットを形成する可能性があり、この場合は図3(m)のようなパルス情報マトリックスではなく、図5(c)のパルスの使用に相当する「6」を使用しないパルス情報マトリックス図3(n)を使用する必要がある。このような場合は、コンピュータの印字コマンド実行と同時に画像形成装置に転送される情報内に、普通紙を使用する情報が含まれているのが普通であり、当該情報に応じてパルス情報マトリックスを図3(n)に切り替えて使用するのがよい。
パルス情報マトリックスの上記のような切り替えに使用する情報は、画像形成装置に転送される記録紙に関する情報のほか、画像の特性、例えば写真画像とかテキスト画像等であってもよい。これらの画像特性の判定は通常行われる領域分離処理による結果を使用してもよいが、例えばプリンタとして使用される場合には次のように判定できる。コンピュータから転送される印字データは、各種のページ記述言語(Page Description Language: PDL、例えば、Adobe System社のポストスクリプト等)に変換される。この時、文字・図形・写真などのオブジェクトの種類により、印字データの記述形式が異なるのでその記述形式を読み取ることで判別することができる(例えば特許文献2参照)。この判別は例えばCPUにより行われる。この場合、上記のような付加情報を与えないような制御も可能である。例えばモノクロのテキストなどのような画像では本発明の付加情報を与えないほうが文字のエッジがシャープなって良好に出力することが出来る(フローチャートは図10参照。図10はオブジェクトが写真の時、パルス情報マトリックスを用いる例を示す。この他にコンピューターグラフィック画像に対しても専用のパルスマトリックスを使用する例などが挙げられるが、これらに限定されるものではない)。
本実施例では使用する付加情報画像形成装置の内部に記録されているが、例えばメモリ容量の問題から画像形成装置内部に保存するのが望ましくない場合は、不図示の外部機器に保存して印字のたびに、画像データと共に画像形成装置に転送するような構成も望ましい。例えば外部機器としては接続されたコンピュータやファックスの受信部等が挙げられる。これらは比較的記憶容量の制限を受けにくく、高画質を得るために有効である。この構成では例えば画像形成装置のライフによる画像劣化を補うために、使用する付加情報を印字枚数に応じて変更して印字部に供給したり、より高画質を印字できる付加情報をアップデートする等の作業がより有効となる。このように付加情報制御部を本体外部に設定することは、画像形成装置のCPUに負荷をかけず、装置のパフォーマンスの低下を回避する上で望ましい。
さらにホストコンピュータのドライバーに本発明の機能が無い場合に、フロッピー(登録商標)やCDROM等の電子データ記録媒体を介して本発明の機能、例えば付加情報制御部を持たせたり、新たな付加情報をアップデートしたりすることか可能である。
実施例2を説明する。本実施例は、図7に示すように、プリンタ・ドライバ3をコンピュータ4に備える構成を示したものである。スキャナなどの画像入力装置により読み込まれた画像データやネットワークを介してダウンロードした画像データに対して、必要に応じてアプリケーションソフトウェアにより画像編集処理を施し、処理が施された画像データをプリンタで出力するようにしても良い。上記処理が施された画像データは色情報処理部13、出力階調補正部15、階調再現処理部16、及び付加情報制御部17で上記した処理がなされる。尚、色情報処理部13には黒生成下色除去処理も含まれる。階調再現処理部16から出力された画像データおよび付加情報制御部17からの付加情報は、プリンタ言語翻訳部31でプリンタ言語に変換され、通信ポートドライバー41、通信ポート(RS232C、LAN等)42を介してプリンタ(印字部)22に入力される。
上記記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理が行われるために図示していないメモリ、例えばROMのようなものそのものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであっても良い。
いずれの場合においても、格納されているプログラムはマイクロプロセッサがアクセスして実行させる構成であっても良いし、あるいは、いずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータの図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であっても良い。
また、本実施の形態においては、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であることから、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であっても良い。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであっても良い。
上記記録媒体は、デジタルカラー画像形成装置やコンピュータシステムに備えられるプログラム読み取り装置により読み取られることで上述した画像処理方法が実行される。
実施例3を説明する。本発明をプリンタではなくデジタル複写機に適用することも可能である。図8に、本発明のカラー画像処理装置の構成が適用されたカラー画像処理装置5を備えるデジタルカラー複写機の構成をブロック図にて示す。
図8に示すように、カラー画像処理装置5は、A/D変換部51、シェーディング補正部52、入力階調補正部53、領域分離処理部54、色情報処理部13、黒生成下色除去部14、空間フィルタ処理部55、出力階調補正部15、階調再現処理部16、及び付加情報制御部17とから構成されており、これに、カラー画像入力装置61とカラー画像出力装置(印字部)62とが接続され、全体としてデジタルカラー複写機を構成している。
操作パネル21は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示部と設定ボタンなどより構成され、操作パネルより入力された情報に基づいてカラー画像入力装置・カラー画像処理・カラー画像出力装置の動作が制御される。
カラー画像入力装置(画像読取手段)61は、例えばCCD(Charge Coupled Device )を備えたスキャナ部より構成され、原稿からの反射光像を、RGB(R:赤・G:緑・B:青)のアナログ信号としてCCDにて読み取って、カラー画像処理装置5に入力するものである。
カラー画像入力装置61にて読み取られたアナログ信号は、カラー画像処理装置内を、A/D変換部51、シェーディング補正部52、入力階調補正部53、領域分離処理部54、色情報処理部13、黒生成下色除去部14、空間フィルタ処理部55、出力階調補正部15、及び階調再現処理部16の順で送られ、CMYKのデジタルカラー信号として、カラー画像出力装置62へ出力される。
A/D(アナログ/デジタル)変換部51は、RGBのアナログ信号をデジタル信号に変換するもので、シェーディング補正部52は、A/D変換部51より送られてきたデジタルのRGB信号に対して、カラー画像入力装置61の照明系、結像系、撮像系で生じる各種の歪みを取り除く処理を施すものである。
入力階調補正部53は、シェーディング補正部52にて各種の歪みが取り除かれたRGB信号(RGBの反射率信号)に対して、カラーバランスを整えると同時に、RGBの反射率信号を濃度信号に変換する処理を施すものである。
領域分離処理部54は、RGB信号より、入力画像中の各画素を文字領域、網点領域、写真領域の何れかに分離するものである。領域分離処理部54は、分離結果に基づき、画素がどの領域に属しているかを示す領域識別信号を、黒生成下色除去部14、空間フィルタ処理部55、及び階調再現処理部16へと出力すると共に、入力階調補正部53より出力された入力信号をそのまま後段の色情報処理部13に出力する。
ここで、領域分離処理としては、例えば非特許文献1に記載されている方法を用いることができる。以下に概要を説明する。注目画素を中心としたM×N(M、Nは自然数)画素のブロック内で以下のような判定を行い、それを注目画素の領域識別信号とする。
ブロック内の中央の9画素に対して信号レベルの平均値(Dave)を求め、その平均値を用いてブロック内の各画素を2値化する。また、最大画素信号レベル(Dmax)、最小画素信号レベル(Dmin)も同時に求める。
網点領域では、小領域における画像信号の変動が大きいことや、背景に比べて濃度が高いことを利用し、網点領域を識別する。2値化されたデータに対して主走査、副走査方向でそれぞれ0から1への変化点数、1から0への変化点数を求めて、それぞれK、Kとし、閾値T、Tと比較して両者が共に閾値を上回ったら網点領域とする。また、背景との誤判定を防ぐために、Dmax、Dmin、Daveを閾値B、Bと比較する。
Figure 2005045722

文字領域では、最大信号レベルと最小信号レベルの差が大きく、濃度も高いと考えられることから、文字領域の識別を以下のように行う。非網点領域において先に求めていた最大、最小信号レベルとそれらの差分(Dsub)を閾値P、P、Pと比較し、どれか一つが上回ったならば文字領域、すべて閾値以下ならば写真領域とする。
Figure 2005045722
色情報処理部13は、色再現の忠実化実現のために、印字部の特性に合わせて色補正(不要吸収成分を含むCMY(C:シアン・M:マゼンタ・Y:イエロー)色材の分光特性に基づいた色濁りを取り除く処理)を行い、補正後のデータを後段の黒生成下色除去部14に出力する。
黒生成下色除去部14は、色補正後のCMYの3色信号から黒(K)信号を生成する黒生成、元のCMY信号から黒生成で得たK信号を差し引いて新たなCMY信号を生成する処理を行うものであって、CMYの3色信号はCMYKの4色信号に変換される。
黒生成処理の一例として、スケルトンブラックによる黒生成を行なう方法(一般的方法)がある。この方法では、スケルトンカーブの入出力特性をy=f(x)、入力されるデータをC,M,Y,出力されるデータをC´,M´,Y´,K´、UCR(Under Color Removal)率をα(0<α<1)とすると、黒生成下色除去処理は以下の式1で表わされる。
Figure 2005045722
空間フィルタ処理部55は、黒生成下色除去部14より入力されるCMYK信号の画像データに対して、領域識別信号を基にデジタルフィルタによる空間フィルタ処理を行い、空間周波数特性を補正することによって出力画像のぼやけや粒状性劣化を防ぐように処理するものであって、階調再現処理部16も、空間フィルタ処理部55と同様に、CMYK信号の画像データに対して、領域識別信号を基に所定の処理を施すものである。
例えば、領域分離処理部54にて文字に分離された領域は、特に黒文字或いは色文字の再現性を高めるために、空間フィルタ処理部55による空間フィルタ処理における鮮鋭強調処理で高周波数の強調量が大きくされる。同時に、階調再現処理部においては、高域周波数の再現に適した高解像度のスクリーンでの二値化または多値化処理が選択される。
また、領域分離処理部54にて網点に分離された領域に関しては、空間フィルタ処理部55において、入力網点成分を除去するためのローパス・フィルタ処理が施される。そして、出力階調補正部15では、濃度信号などの信号をカラー画像出力装置の特性値である網点面積率に変換する出力階調補正処理を行った後、階調再現処理部16で、最終的に画像を画素に分離してそれぞれの階調を再現できるように処理する階調再現処理(中間調生成)が施される。領域分離処理部54にて写真に分離された領域に関しては、階調再現性を重視したスクリーンでの二値化または多値化処理が行われる。
付加情報制御部17は、印字部にて記録媒体上に出力されるドットの位置を制御する付加情報を出力画像データに付加するものであり、領域識別信号に基づいて制御される。
上述した各処理が施された画像データは、一旦記憶手段に記憶され、所定のタイミングで読み出されてカラー画像出力装置62に入力される。この画像出力装置62は、画像データを記録媒体(例えば紙等)上に出力するもので、例えば、電子写真方式やインクジェット方式を用いたカラー画像出力装置等を挙げることができるが特に限定されるものではない。尚、以上の処理は不図示のCPU(Central Processing Unit)により制御される。
上記実施例では使用する階調再現処理方法としてディザ法を使用しているが、本実施例は階調再現処理後のデータに情報を付加するにあたって、階調再現処理方法に制限されるものではない。
本実施例は、インクジェット方式や電子写真方式の画像形成装置だけでなく、例えばトナージェット方式や熱転写方式を利用した画像形成装置にも応用することが可能である。さらにはコンピュータのモニターとして、あるいは階調再現処理を必要とするテレビモニターにも有効に利用できるだけでなく、液晶デバイスやツィストボール等を利用した電子ペーパーにも有効に利用できる。
実施例1の画像処理装置の説明図。 実施例1における画素の拡大図。 実施例1におけるディザマトリックスの説明図。 実施例1におけるパルス情報マトリックスの説明図。 実施例1における複数パルスの説明図。 実施例1における大きなパルス情報マトリックスの説明図。 実施例2のコンピュータの説明図。 実施例3の画像処理装置の説明図。 実施例1におけるフローチャートの説明図。 実施例1におけるオブジェクトが写真の時、パルス情報マトリックスを用いる際のフローチャートの説明図。 従来技術における2値ディザの例の説明図。
符号の説明
1 カラー画像処理装置
11 解凍処理部
12 空間フィルタ処理部
13 色情報処理部
14 黒生成下色除去部
15 出力階調補正部
16 階調再現処理部
17 付加情報制御部
21 操作パネル
22 印字部
3 プリンタ・ドライバ
31 プリンタ言語翻訳部
4 コンピュータ
41 通信ポートドライバ
42 通信ポート
5 カラー画像処理装置
51 A/D変換部
52 シェーディング補正部
53 入力階調補正部
54 領域分離処理部
55 空間フィルタ処理部
61 カラー画像入力装置
62 カラー画像出力装置

Claims (8)

  1. 入力画像データに中間調処理を施して出力画像データとする階調再現処理部を備える画像処理装置において、
    出力画像データに基づいて可視の色材により記録媒体上に形成されるドットの位置を少なくとも一部変更する情報を、前記出力画像データに付加して供給する付加情報制御部を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置において、
    上記付加情報制御部が、上記付加情報を可変制御することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1記載の画像処理装置において、
    上記付加情報は人間の視覚特性を考慮した情報を含んでいることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    上記付加情報制御部は、入力画像データが自然画像やグラフィック画像である等の画像の特性、或いは使用する色材や記録媒体の特性に応じて上記付加情報を可変制御することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 予め定められた処理が施こされた出力画像データに基づいて、可視の色材により記録媒体上に画像を形成する画像形成装置と、
    出力画像データに基づいて、可視の色材により記録媒体上に形成されるドットの位置を少なくとも変更する情報を前記画像形成装置に供給する付加情報制御部とよりなることを特徴とする画像形成システム。
  7. 入力画像データに中間調処理を施して出力画像データとする階調再現処理工程を備える画像処理方法において、
    出力画像データに基づいて、可視の色材により記録媒体上に形成されるドットの位置を少なくとも変更する情報を上記出力画像データとともに供給する付加情報制御工程が備えられていることを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項7に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムからなるコンピュータ・ソフトウエア。
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