JP2005042745A - 湿式ブレーキ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジング1は底面1aを有する有底円筒状に形成されている。ハウジング1内にその底面1a側からそれぞれ環状の皿バネ21、パーキング用ピストン11、反力受け部材2、サービス用ピストン10、ディスク9、受圧部材3等が順次配列されて収容されており、ハウジング1の底面1aとは反対側の端部に環状のカバー4が固定されている。皿バネ21はパーキング用ピストン11をサービス用ピストン10に向けて付勢しており、ハウジング1の底面1aがこの皿バネ21を支持するための支持面を構成している。反力受け部材2はサービス用ピストン10とパーキング用ピストン11とに共通の反力受け部材として機能する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、湿式ブレーキに係り、特にサービス用ピストンが出力軸に取り付けられたディスクを押圧することにより出力軸にブレーキ力を作用させると共にパーキング用ピストンがサービス用ピストンを介してディスクを押圧することにより駐車時におけるブレーキ力を作用させる湿式ブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、フォークリフト等の産業車両においては、出力軸と共に回転するディスクをブレーキハウジング内の受圧部材とサービス用ピストンとの間に配置し、サービス用ピストンでディスクを押圧することによりブレーキ力を作用させて車輪を制動する湿式ブレーキが使用されている。近年、このような湿式ブレーキには、前述のサービスブレーキ機能に加えて駐車ブレーキ機能を有するものがある。
【0003】
例えば特許文献1には、スプリングの付勢力によりパーキング用ピストンがサービス用ピストンを介してディスクを押圧し、これにより駐車時におけるブレーキ力を作用させて車輪を制動する湿式ブレーキが開示されている。
この湿式ブレーキでは、駐車ブレーキがかかった状態で、パーキング用ピストンと第1反力受け部材(筒状体5)との間に形成された油室に圧油を注入すると、パーキング用ピストンがスプリングの付勢力に抗してサービス用ピストンから離れる方向にスライドすることによりディスクの押圧が解除される、すなわち駐車時におけるブレーキ力が解除される。また、このように駐車ブレーキを解除した状態で、第2反力受け部材(板状体7)とサービス用ピストンとの間に形成された油室に圧油を注入すると、サービス用ピストンがディスクに向かってスライドしてディスクを押圧することによりブレーキ力が作用されて車輪が制動される。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−222109号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1の湿式ブレーキでは、パーキング用ピストンを移動する圧油の反力を第1反力受け部材で受け、サービス用ピストンを移動する圧油の反力を第2反力受け部材で受ける構成になっており、各ピストンに対応する反力受け部材をそれぞれ設ける必要があるため、部品点数が多くなると共に湿式ブレーキ全体の構造が複雑になり、湿式ブレーキ全体の組み付け作業が困難になってしまう。
また、第1反力受け部材とパーキング用ピストンとの間の油室及び第2反力受け部材とサービス用ピストンとの間の油室から油漏れすることなく各ピストンをスムーズにスライドさせるためには、高い組み付け精度が要求されるという問題があった。その結果、第1反力受け部材及び第2反力受け部材などの加工にも高い精度が要求され、加工費用が高くなってしまう。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、単純な構造で組み付けを容易に行うことができる湿式ブレーキを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る湿式ブレーキは、サービス用ピストンが出力軸に取り付けられたディスクを押圧することにより出力軸にブレーキ力を作用させると共にパーキング用ピストンがサービス用ピストンを介してディスクを押圧することにより駐車時におけるブレーキ力を作用させる湿式ブレーキにおいて、内部にパーキング用ピストンとサービス用ピストンとディスクとが配置されると共に出力軸が貫通する底面を有し、この底面がパーキング用ピストンをサービス用ピストンに向けて付勢する付勢手段を支持するための支持面を構成する有底円筒状のハウジングと、ハウジング内に嵌合されると共にパーキング用ピストンとサービス用ピストンとの間に配置されるパーキング用ピストン及びサービス用ピストンに共通の反力受け部材とを備えるものである。
この湿式ブレーキにおいては、パーキング用ピストンを付勢する付勢手段がハウジングの底面で支持され、反力受け部材は、そのサービス用ピストンに対向する面でサービス用ピストンにかかる油圧の反力としての油圧反力を受け、そのパーキング用ピストンに対向する面でパーキング用ピストンにかかる油圧の反力としての油圧反力を受ける。
【0007】
ハウジング内にはその底面側から付勢手段、パーキング用ピストン、反力受け部材、サービス用ピストン及びディスクが順次配列されて収容されていることが好ましい。
ハウジングの底面で支持された付勢手段の付勢力によりパーキング用ピストンがサービス用ピストンを介してディスクを押圧し、これにより出力軸に駐車時におけるブレーキ力が作用される。
また、駐車時にパーキング用ピストンの一部がサービス用ピストンに当接した状態でディスクを押圧することがより好ましい。
このようにすれば、サービス用ピストンとパーキング用ピストンとを連結する部材を新たに設ける必要がない。
さらに、反力受け部材のハウジング底面に対向する面とパーキング用ピストンとの間にパーキング用油室が形成され、反力受け部材のハウジング底面とは反対側の面とサービス用ピストンとの間にサービス用油室が形成されることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1にこの発明の実施の形態に係る湿式ブレーキの断面を示す。この湿式ブレーキは、機台に取り付けられるハウジング1を有しており、このハウジング1は底面1aを有する有底円筒状に形成されている。このハウジング1内には底面1a側から反力受け部材2と受圧部材3とが順次配置されており、ハウジング1の底面1aとは反対側の端部にカバー4が複数のボルト5を介して固定されている。さらに、ハウジング1の底面1a、反力受け部材2、受圧部材3及びカバー4のそれぞれの中央には貫通孔が形成されており、ここに出力軸6が通されて一対の軸受け7により回転自在に支持されている。
この湿式ブレーキは、カバー4が機台の外面側を、ハウジング1の底面1aが機台内側をそれぞれ臨むように機台に取り付けられ、出力軸6のカバー4側に車輪が、底面1a側に原動機がそれぞれ接続される。ここで、機台の外面側を湿式ブレーキの前側、機台内側を後側と呼ぶこととする。
【0009】
ハウジング1内において、反力受け部材2に対向する受圧部材3の後面には、その貫通孔周辺に環状の切り欠きが形成され、この切り欠きの内部に環状の複数の押圧プレート8が前後方向に互いに所定の間隔を隔てて取り付けられている。一方、出力軸6の外周部には複数の押圧プレート8と交互に配置された環状の複数のディスク9が取り付けられている。
【0010】
また、ハウジング1内において、反力受け部材2の中央の貫通孔には、受圧部材3に対向する前面側に環状のサービス用ピストン10が挿入される一方、ハウジング1の底面1aに対向する後面側に環状のパーキング用ピストン11が挿入されており、これらサービス用ピストン10及びパーキング用ピストン11はそれぞれその軸方向すなわち前後方向にスライド自在に保持されている。反力受け部材2はサービス用ピストン10とパーキング用ピストン11とに共通の反力受け部材として機能する。
【0011】
反力受け部材2は、その中央に貫通孔が形成された環状の本体部2aを有しており、本体部2aの外周部には本体部2aから軸方向すなわち前後方向に突出するように前環状部2b及び後環状部2cが形成されている。これら本体部2a、前環状部2b及び後環状部2cの外周面は同一の円筒面を形成しており、この円筒面がハウジング1の内周面に当接している。また、後環状部2cの後端面がハウジング1の底面1aに当接すると共に前環状部2bの前端面が受圧部材3の後面に当接しており、反力受け部材2がハウジング1内の底部に固定されている。また、反力受け部材2の本体部2aは、ハウジング1の底面1aに対向する後面に環状の凹部2dを有する一方、受圧部材3に対向する前面の内周部に沿って環状の切り欠き2eを有している。
【0012】
ここで、サービス用ピストン10は、スライド部10aとこのスライド部10aの移動方向に対して側方すなわち径方向へ突出したピストン部10bとを有しており、スライド部10aの外周面が反力受け部材2の本体部2aの内周面にOリングを介して当接すると共に、ピストン部10bの外周面が反力受け部材2の本体部2aの切り欠き2eの内周面にOリングを介して当接している。このサービス用ピストン10のピストン部10bの後端面と反力受け部材2の本体部2a前面の切り欠き2eとの間にサービス用油室12が形成されており、この油室12には油経路を介してサービス用油ポート13が接続されている。
【0013】
また、パーキング用ピストン11も、スライド部11aとこのスライド部11aの移動方向に対して側方すなわち径方向へ突出したピストン部11bとを有しており、スライド部11aの外周面が反力受け部材2の本体部2aの内周面にOリングを介して当接すると共に、ピストン部11bの外周面が反力受け部材2の後環状部2cの内周面にOリングを介して当接している。このパーキング用ピストン11のピストン部11bの前端面と反力受け部材2の本体部2a後面の凹部2dとの間にパーキング用油室14が形成されており、この油室14には油経路を介してパーキング用油ポート15が接続されている。
このように、反力受け部材2がハウジング1の内周面に当接しており、サービス用ピストン10及びパーキング用ピストン11の外周面はいずれも、ハウジング1の内周面に直接当接することなく、反力受け部材2に当接している。
【0014】
また、サービス用ピストン10のピストン部10bは、その移動方向に対して側方すなわち径方向へ突出した突出部16を有しており、突出部16は受圧部材3内に取り付けられた復帰バネ17によりハウジングの底面1aに向かって、すなわち後方に向かって付勢されている。また、この突出部16の後面と反力受け部材2の前面との間に環状の調整プレート18が軸方向、すなわち前後方向にスライド自在に配置されており、突出部16の後面がこの調整プレート18に当接することによりサービス用ピストン10の戻り位置が規定される。ここで、カバー4、受圧部材3及び調整プレート18に形成された貫通孔に調整ネジ19が通されると共に調整ネジ19の先端部が調整プレート18の後部に配置されたナット20に螺合されており、調整ネジ19をナット20に対して回転させると調整プレート18の位置が前方または後方に移動してサービス用ピストン10とディスク9との間に形成された隙間が調整されるようになっている。
【0015】
一方、パーキング用ピストン11のピストン部11bとハウジング1の底面1aとの間には、この発明の付勢手段としてパーキング用ピストン11をサービス用ピストン10に向かって、すなわち前方に向かって付勢する皿バネ21が取り付けられており、ハウジング1の底面1aがこの皿バネ21を支持するための支持面を構成している。
【0016】
次に、この実施の形態に係る湿式プレーキの作用について説明する。まず、この湿式ブレーキにおいてサービスブレーキをかける場合について説明する。このとき、パーキング用油ポート15からパーキング用油室14内に圧油が注入されて駐車ブレーキが解除された状態、すなわち、圧油によりパーキング用ピストン11が皿バネ21の付勢力に抗して後方に押圧されてそのピストン部11bの後端面がハウジング1の底面1aに当接した状態になっているものとする。
【0017】
このように駐車ブレーキが解除された状態で、サービス用油ポート13からサービス用油室12内に圧油を注入すると、復帰バネ17の付勢力に抗してサービス用ピストン10がハウジング1の前方に向かって移動し、そのピストン部10bの前端面により複数の押圧プレート8と複数のディスク9とが受圧部材3に向かって押圧されることによりこれら押圧プレート8とディスク9との間に摩擦力が生じて出力軸6にブレーキ力が作用し、これにより車輪が制動される。
一方、サービス用油室12内に注入された圧油をサービス用油ポート13から排出すると、復帰バネ17の付勢力によりサービス用ピストン10がハウジング1の後方に向かって移動して押圧プレート8及び複数のディスク9から離れ、これにより出力軸6に作用していたブレーキ力が解除される。
【0018】
次に、この湿式ブレーキにおいて駐車ブレーキをかける場合について説明する。このとき、サービスブレーキは解除された状態になっているものとする。パーキング用油室14内に注入された圧油をパーキング用油ポート15から排出すると、パーキング用ピストン11が皿バネ21の付勢力によりハウジング1の前方に向かって移動すると共にそのスライド部11aの前端面がサービス用ピストン10のスライド部10aの後端面に当接してサービス用ピストン10を前方に向けて押圧することにより、パーキング用ピストン11と共にサービス用ピストン10がハウジング1内の前方に向かって移動する。そして、サービス用ピストン10のピストン部10bの前端面により複数の押圧プレート8と複数のディスク9とが受圧部材3に向かって押圧されることによりこれら押圧プレート8とディスク9との間に摩擦力が生じて出力軸6に駐車時におけるブレーキ力が作用し、これにより車輪が制動される。
【0019】
一方、パーキング用油ポート15から再びパーキング用油室14内に圧油を注入すると、この圧油によりパーキング用ピストン11が皿バネ21の付勢力に抗して後方に向かって押圧され、これによりパーキング用ピストン11が後方へ移動してこのピストン11によるサービス用ピストン10の押圧が解除される。その結果、サービス用ピストン10は復帰バネ17の付勢力により後方に向かって移動して押圧プレート8及び複数のディスク9から離れ、これにより出力軸6に作用していた駐車時におけるブレーキ力が解除される。
【0020】
以上のように、反力受け部材2はサービス用ピストン10とパーキング用ピストン11とに共通の反力受け部材として機能するため、サービス用ピストン10とパーキング用ピストン11に対応する反力受け部材をそれぞれ設ける場合に比べて、部品点数が低減されると共にこの湿式ブレーキ全体が単純な構造になり、組み付けを容易に行うことができる。
また、反力受け部材2、サービス用ピストン10及びパーキング用ピストン11は同時加工により作製することができるので、これら反力受け部材2、サービス用ピストン10及びパーキング用ピストン11は相対位置が精度よく決まり、また、加工も1工程で行うことができるため製造が容易になる。
【0021】
また、この湿式ブレーキの組み付け時には、ハウジング1内にその底面1a側から皿バネ21、パーキング用ピストン11、反力受け部材2、サービス用ピストン10、ディスク9、受圧部材3等を順次配列して収容し、その状態でハウジング1の底面1aとは反対側の端部にカバー4をボルト5により固定する。このとき、ハウジング1は筒状の外周部を有すると共に反力受け部材2及び受圧部材3はそれぞれ環状に形成されており、これら反力受け部材2及び受圧部材3がハウジング1内に嵌合されるようになっている。そのため、組み付け精度が出しやすく、これにより加工精度が出しやすくなって加工費用が低減される。
さらに、ハウジング1は皿バネ21の支持面を構成する底面1aを有するため、皿バネ21の支持部材を新たに設ける必要がなく、この湿式ブレーキ全体の構造がより単純になる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、内部にパーキング用ピストンとサービス用ピストンとディスクとが配置されると共に出力軸が貫通する底面を有し、この底面がパーキング用ピストンをサービス用ピストンに向けて付勢する付勢手段を支持するための支持面を構成する有底円筒状のハウジングと、ハウジング内に嵌合されると共にパーキング用ピストンとサービス用ピストンとの間に配置されるパーキング用ピストン及びサービス用ピストンに共通の反力受け部材とを備えるため、単純な構造で組み付けを容易に行うことができる湿式ブレーキを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る湿式ブレーキを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング、1a 底面、2 反力受け部材、3 受圧部材、4 カバー、5 ボルト、6 出力軸、7 軸受け、8 押圧プレート、9 ディスク、10 サービス用ピストン、11 パーキング用ピストン、12 サービス用油室、13 サービス用油ポート、14 パーキング用油室、15 パーキング用油ポート、16 突出部、17 復帰バネ、18 調整プレート、19 調整ネジ、20 ナット、21 皿バネ。
Claims (4)
- サービス用ピストンが出力軸に取り付けられたディスクを押圧することにより出力軸にブレーキ力を作用させると共にパーキング用ピストンがサービス用ピストンを介してディスクを押圧することにより駐車時におけるブレーキ力を作用させる湿式ブレーキにおいて、
内部にパーキング用ピストンとサービス用ピストンとディスクとが配置されると共に出力軸が貫通する底面を有し、この底面がパーキング用ピストンをサービス用ピストンに向けて付勢する付勢手段を支持するための支持面を構成する有底円筒状のハウジングと、
前記ハウジング内に嵌合されると共にパーキング用ピストンとサービス用ピストンとの間に配置されるパーキング用ピストン及びサービス用ピストンに共通の反力受け部材と
を備えることを特徴とする湿式ブレーキ。 - 前記ハウジング内にはその底面側から付勢手段、パーキング用ピストン、前記反力受け部材、サービス用ピストン及びディスクが順次配列されて収容されていることを特徴とする請求項1に記載の湿式ブレーキ。
- 駐車時にパーキング用ピストンの一部がサービス用ピストンに当接した状態でディスクを押圧することを特徴とする請求項1または2に記載の湿式ブレーキ。
- 前記反力受け部材の前記ハウジング底面に対向する面とパーキング用ピストンとの間にパーキング用油室が形成され、前記反力受け部材の前記ハウジング底面とは反対側の面とサービス用ピストンとの間にサービス用油室が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の湿式ブレーキ。
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