JP2005038206A - プレゼンス情報管理装置およびそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 プレゼンス情報管理手段11は、コンタクトリストDB12とプレゼンス情報DB13を参照することにより、プレゼンス情報DB13に定義された公開範囲に従うユーザを跨ってプレゼンス情報を取得したい相手ユーザの一覧と、プレゼンス情報を更新した最新の日時情報とを取得し、当該日時以前にプレゼンス情報DB13に登録された全ユーザのプレゼンス情報の変更履歴から希望する相手ユーザのプレゼンス情報を検索し、プレゼンス情報の提供を行う。また、相手のプレゼンス情報を取得したユーザの一覧を生成し、プレゼンス情報を更新したユーザのユーザ端末3、ユーザ端末4に配信する。
【選択図】 図1
Description
具体的には、メッセージ交換を行いたい特定の相手をプレゼンス管理システムに登録し、このプレゼンス管理システムは、登録者の一覧をコンタクトリストとしてユーザに提供し、お互いのプレゼンス情報を公開してお互いがメッセージ交換可能な状態にある場合にのみ、上記したコミュニケーションツールを利用してメッセージの送受信を行う。
(1)登録者が多数の場合、登録者のプレゼンス情報更新が頻発するため、全登録者の状況把握が困難になる。
(2)プレゼンス情報は更新時の最新情報しか提供されないため、過去にどのようなプレゼンス情報を提供していたのか把握できない。
(3)プレゼンス情報を更新するインセンティブがないため、プレゼンス情報が更新されない。
(5)自分がメッセージ交換を開始したい相手を特定することは、プレゼンス情報管理システムが提供する全登録者のプレゼンス情報一覧をユーザが把握したうえで自分が判断することに委ねられているため、必ずしも適当な相手が見つかるとは限らない。
(6)誰が自分のプレゼンス情報を必要としているか知ることができない。
(8)一方、不特定多数を登録者にすれば、全く知らない相手に自分のプレゼンス情報が知られ好ましくない。
(9)ユーザ毎にコンタクトリストが独立して存在するため、コンタクトリスト間でのブレゼンス情報交換ができない。
また、ルータを介してプレゼンス情報を交換することで自分が直接知らないユーザとコンタクトをとることにより、より多くの最適なメッセージ交換の相手を見つけることができ、かつ、プレゼンス情報が公開される相手が特定されることで不要なプレゼンス情報の公開を防止できる、プレゼンス情報管理装置およびそのプログラムを提供することも目的とする。
更に、プレゼンス情報を中継することでより多くのユーザを対象にバブリッシャリストとサブスクライバリストを生成するため、必要とするユーザにより最適なメッセージ交換の相手を提供でき、また、中継する相手をコンタクトリスト内の登録者に制限することで、ユーザのコンタクトリストに存在しない他のパブリッシャやサブクライバをルータが代理認証し、このことにより、プレゼンス情報を交換する相手を特定でき、従って、不特定多数にプレゼンス情報が公開されることを防ぐことができる。
このことにより、プレゼンス情報処理部111が各ユーザのプレゼンス情報を中継することで、それぞれのユーザ間のプレゼンス情報を交換することができ、また、プレゼンス情報公開範囲を定義することで不要にユーザのプレゼンス情報が公開されることを防止できる。更に、パブリッシャリストを作成する際に利用されるプレゼンス情報取得可能な範囲がユーザのプレゼンス情報の公開範囲と一致することでより広範囲にプレゼンス情報を公開しているユーザに対してより多くのパブリッシャリストを提供することができる。
また、サブスクライバリストによって自分が更新したプレゼンス情報を取得した相手のプレゼンス情報が提供されることにより、自分を必要としている相手ユーザを知ることができる。
図1において、符号1は、本発明のプレゼンス管理装置であり、通信ネットワーク(図示せず)を介してユーザ端末2、ユーザ端末3、ユーザ端末4と接続されている。プレゼンス管理装置1は、プレゼンス情報管理手段11を核に、コンタクトリストDB12と、プレゼンス情報DB13で構成される。
プレゼンス情報管理手段11は、コンタクトリストDB12、プレゼンス情報DB13を参照することにより、先のブレゼンス情報公開範囲に従うユーザ間を跨ってプレゼンス情報を取得したい相手ユーザの一覧と、プレゼンス情報を更新した最新の日時情報とを取得し、当該日時以前にプレゼンス情報DB13に登録された全ユーザのプレゼンス情報の変更履歴から希望する相手ユーザのプレゼンス情報を検索し、プレゼンス情報の提供を希望するユーザの端末2、3、4のそれぞれに配信する機能を実行する。プレゼンス情報管理手段11はまた、相手のプレゼンス情報を取得したユーザの一覧(サブスクライバリスト)を生成し、プレゼンス情報を更新したユーザのユーザ端末2、3に配信する機能も実行する。
なお、「プレゼンス情報」とは、ログインアウト等システムの利用状況や、多忙、暇、位置(会社、自宅)、得意分野等のユーザ属性を含むユーザの状態情報のことをいう。
プレゼンス情報管理装置11は、プレゼンス情報を受信する毎にプレゼンス情報DB13をアクセスしてユーザA、ユーザBのそれぞれのプレゼンス情報を更新する。そして、ユーザAのプレゼンス情報が更新されたときにユーザ端末3に対してパブリッシャリスト(ユーザA)を配信し(符号(c))、ユーザ端末2に対してスクライバリスト(ユーザB)を配信する(符号(d))。
ここで、ユーザBがユーザ端末3を介し、プレゼンス情報管理装置11に対して希望するプレゼンス情報を送信したとする(符号(b))。このとき、プレゼンス情報管理装置11は、ユーザBのコンタクトリストと最新の更新時刻から対象となるユーザ情報を抽出し、また、対象となるユーザのプレゼンスDB13からプレゼンス情報を取得し、ユーザ端末3に対してパブリッシャリスト(ユーザA)を(符号(c))、ユーザ端末2に対してサブスクライバリスト(ユーザB)を配信する(符号(d))。
すなわち、ユーザBを起点(図2の黒丸)として、ユーザBには、コンタクトリストとして、ユーザA、ユーザC、ユーザbのプレゼンス情報が公開され、ユーザCには、ユーザBの他に、ユーザD、ユーザcのプレゼンス情報が公開されている。ところで、ユーザCはユーザBにしかプレゼンス情報を公開していないため、プレゼンス情報公開範囲としての中継段数は0段とする。一方、ユーザcは、ユーザC、ユーザbにプレゼンス情報を公開しているためプレゼンス情報公開範囲としての中継段数は1段とし、また、ユーザ#1、ユーザ#3はプレゼンス情報公開範囲としての中継段数は2段とする。
各ユーザのコンタクトリストが示すように、例えば、ユーザAについては、ユーザB、ユーザC、ユーザD、ユーザa、ユーザb、ユーザcのプレゼンス情報が公開されており、こののうち、ユーザBには、ユーザA、ユーザC、ユーザbの他に、ユーザAが直接取得できないユーザd、#1、#2のプレゼンス情報が公開されていることから、ユーザAは、ユーザB、ユーザC、ユーザD、ユーザa、ユーザb、ユーザcの他に、ユーザBを中継してユーザd、ユーザ#1、ユーザ#2のプレゼンス情報を取得できる。また、ユーザaには、ユーザA、Cの他に、ユーザAが直接取得できないユーザE、ユーザf、ユーザg、ユーザ#4のプレゼンス情報が公開されていることから、ユーザAは、ユーザB、ユーザC、ユーザD、ユーザa、ユーザb、ユーザcの他に、ユーザaを中継してユーザE、ユーザf、ユーザg、ユーザ#4のプレゼンス情報を取得できる。他のコンタクトリストについても同様であり、ここでは重複を回避する意味で説明を省略する。
各ユーザのコンタクトリストが示すように、例えば、ユーザAについては、ユーザBが中継してユーザd、ユーザ#1、ユーザ#2のプレゼンス情報を取得でき(1段)、更に、ユーザ#1が中継してユーザX、ユーザY、ユーザn、ユーザ#8のプレゼンス情報の取得が可能である(2段)。他のコンタクトリストについても同様であり、説明を省略する。
例えば、図5(a)に示されるように、1段中継の場合は、相手のプレゼンス情報として、ユーザ毎に階層展開して表現されており、ここでは、ユーザB、およびユーザBによって中継されるユーザd#1、ユーザ#2のそれぞれのプレゼンス情報が示されている。また、画面下部には自分のプレゼンス情報も示されている。
また、図5(b)に示されるように、2段中継の場合も同様、相手のプレゼンス情報として、ユーザ毎に階層展開して表現されており、ここでは、ユーザB、およびユーザBによって中継されるユーザd、ユーザ#1(1段)、更に、ユーザ#1によって中継されるユーザX、ユーザY、ユーザn、ユーザ#8(2段)のそれぞれのプレゼンス情報が示されている。また、画面下部には自分のプレゼンス情報が示されている。
また、サブスクライバリストのうち、上段側に自分のプレゼンス情報(会社にいて現在暇なユーザA)と中継段数(プレゼンス情報公開範囲)が表示され、その下段側に、現在ログイン中で「暇で会社にいる」を探しているユーザのプレゼンス情報が中継ユーザも含めて階層展開され示されている。
本発明のプレゼンス情報管理装置は、プレゼンス情報処理部111と、パブリッシャリスト処理部112と、サブスクライバリスト処理部113で構成される。
また、パブリッシャリスト処理部112は、プレゼンス情報処理部111からプレゼンス情報を取得してパブリッシャリストを生成し、当該パブリッシャリストをプレゼンス情報の取得を希望したユーザのユーザ端末2、ユーザ端末3、ユーザ端末4へ配信する機能を持ち、サブスクライバリスト処理部113は、プレゼンス情報処理部111からプレゼンス情報を取得し、相手のプレゼンス情報を取得するユーザの一覧であるサブスクライバリストを作成し、当該サブスクライバリストを、プレゼンス情報を更新したユーザのユーザ端末2、ユーザ端末3、ユーザ端末4へ配信する機能を持つ。
コンタクトリストDB12は、図8(a)に示されるように、ユーザ毎(ユーザID)、プレゼンス情報を取得したい相手ユーザの数と、プレゼンス情報を取得したい相手ユーザのID一覧(ID#1〜ID#n)から構成される。また、プレゼンス情報DB13は、図8(b)に示されるように、ユーザ毎(ユーザID)に定義されるプレゼンス情報公開範囲(中継段数)、そして、ユーザ毎の最新の更新日時、プレゼンス情報履歴数、プレゼンス情報更新日時毎のプレゼンス情報一覧(#1〜#n)から構成される。
なお、図10中、図9に示すステップ番号と同一番号が付されたステップ番号は、図9に示すステップ番号に相当する。
以下、図9、図10を参照しながら図7に示すプレゼンス情報管理装置の動作について説明する。
次に、変数(X=中継段数)に“0”を設定して(S95)、コンタクトリストに登録されている全ユーザのコンタクトリストをコンタクトリストDB12から取得し(S96)、更に、全ユーザのプレゼンス情報公開範囲(中継段数)をプレゼンス情報DB13から取得し(S97)、全ユーザのプレゼンス情報公開範囲がユーザのプレゼンス情報公開範囲以上かをチェックする(S98)。ここで、“真”の場合、ユーザのプレゼンス情報を更新し(S99)する。次に、“偽”の場合、あるいはS99の処理の後、変数Xを更新設定(+1)し(S100)、変数Xがユーザのプレゼンス公開範囲以上か否かをチェックし(S101)、“偽”の場合、S96以降の処理を繰り返す。
そして、プレゼンス情報公開範囲が経変数N以上のユーザをコンタクトリストに登録している全ユーザのコンタクトリストをコンタクトリストDB12から取得可能か否か調べ(S107)、取得に成功すれば、変数Nを更新(+1)してS103以降の処理を繰り返す(S108)。一方、取得に失敗した場合、プレゼンス情報群をプレゼンス情報DB13から取得して(S109)、当該プレゼンス情報をユーザ端末3他へ送信する(S110)。
また、図14〜図17は、図11〜図13の説明を補うべく本発明実施形態の動作を説明するために引用した動作シーケンス図であり、プレゼンス情報更新(図14、図15)、プレゼンス情報取得(図16、図17)のそれぞれの動作シーケンスを示す。図14〜図17中、図11〜図13に示すステップ番号と同じ番号が付されたステップ番号は、図11〜図13に示すステップ番号に相当する。
以下、図11〜図17を参照して本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
そして、ユーザのコンタクトリストをコンタクトリストDB12から取得し(S116)、変数Nに“2”をセットする(S117)。ここでは、まず、ユーザをコンタクトリストに登録している全ユーザのコンタクトリスト群をコンタクトリストDB12から取得する(S118)。そして、例えば、ユーザAのコンタクトリストとコンタクトリスト群からユーザリストを作成し、重複するユーザをユーザリストから削除する(S119)。更に、ユーザリストにある全ユーザのプレゼンス情報公開範囲(中継段数)をプレゼンス情報DB13から取得して(S120)、プレゼンス情報公開範囲が“0”のユーザをユーザリストから削除する(S121)。
すなわち、ユーザのコンタクトリストをコンタクトリストDB12から取得してプレゼンス情報DB13から最新更新日時以前の全ユーザのプレゼンス情報を取得する処理を、コンタクトリストDB12に登録している全ユーザのコンタクトリストが取得できなくなるまでプレゼンス情報公開範囲の変数Nを更新しながら繰り返し、得られるプレゼンス情報およびユーザ情報をパブリッシャリスト処理部112へ送信する。
更に、作成したパブリッシャリストと今回作成したパブリッシャリストとを比較し(S135)、差分があった場合にのみ該当するプレゼンス情報パブリッシュリストの差分としてユーザ端末3他へ送信し(S136)、ユーザリストのうち差分が生じた全ユーザのサブスクライバリストの作成をサブスクライバリスト処理部137へ依頼する(S137)。
ここで、前回作成したサブスクライバリストと今回作成したサブスクライバリストとの比較を行い(S145)、差分があった場合にのみユーザのプレゼンス情報をサブスクライバリストの差分としてユーザリストのうち差分を生じた全てのユーザ端末3他へ送信する(S146)。
また、ルータを介してプレゼンス情報を交換することで自分が直接知らないユーザとコンタクトをとることにより、より多くの最適なメッセージ交換の相手を見つけることができ、かつ、プレゼンス情報が公開される相手が特定されることで不要なプレゼンス情報の公開を防止するものである。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (10)
- 通信ネットワークを介してプレゼンス情報を送受信する複数のユーザ端末が接続されるプレゼンス情報管理装置であって、
前記プレゼンス情報を取得したい相手ユーザの一覧、および前記プレゼンス情報の公開範囲が定義され、プレゼンス情報の変更履歴がユーザ単位で登録される、それぞれ第1、第2のデータベースと、
前記第1と第2のデータベースを参照することにより、前記公開範囲に従いユーザを跨ってプレゼンス情報を取得したい相手ユーザの一覧と、プレゼンス情報を更新した最新の日時情報とを取得し、当該日時以前に前記第2のデータベースに登録された全ユーザのプレゼンス情報の変更履歴から希望する相手ユーザのプレゼンス情報を検索し、当該プレゼンス情報から前記プレゼンス情報を公開するユーザの一覧を生成して記記プレゼンス情報の提供を希望するユーザのユーザ端末に配信すると共に、当該プレゼンス情報を取得したユーザの一覧を生成し、前記プレゼンス情報を更新したユーザのユーザ端末に配信するプレゼンス情報管理手段と、
を備えたことを特徴とするプレゼンス情報管理装置。 - 前記プレゼンス情報管理手段は、
前記ユーザ端末からユーザが更新したプレゼンス情報を取得して当該更新されたプレゼンス情報を前記第2のデータベースに登録し、前記第1と第2のデータベースから、前記公開範囲に従うユーザを跨ってプレゼンス情報を取得したい相手ユーザの一覧であるパブリッシャリストとプレゼンス情報を更新した最新の日時情報とを取得し、当該日時以前に前記第2のデータベースに登録された全ユーザのプレゼンス情報の変更履歴から希望する相手ユーザのプレゼンス情報を検索出力するプレゼンス情報処理部と、
前記プレゼンス情報処理部からプレゼンス情報を取得してパブリッシャリストを生成し、当該パブリッシャリストを前記プレゼンス情報の取得を希望したユーザのユーザ端末へ配信するパブリッシャリスト処理部と、
前記プレゼンス情報処理部からプレゼンス情報を取得し、相手のプレゼンス情報を取得するユーザの一覧であるサブスクライバリストを作成し、当該サブスクライバリストを、前記プレゼンス情報を更新したユーザのユーザ端末へ配信するサブスクライバリスト処理部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のプレゼンス情報管理装置。 - 前記プレゼンス情報処理部は、
前記ユーザ端末から最新のプレゼンス情報を受信してその最新のプレゼンス情報および最新の更新日時を前記第2のデータベースに登録し、前記ユーザのコンタクトリストを前記第1のデータベースから取得すると共にそのユーザのプレゼンス情報公開範囲を前記第2のデータベースから取得し、前記第1のデータベースに登録されている全ユーザのプレゼンス情報公開範囲が前記ユーザのプレゼンス情報公開範囲を超えるまで当該ユーザのプレゼンス情報を送信する処理を繰り返し実行することを特徴とする請求項2に記載のプレゼンス情報管理装置。 - 前記プレゼンス情報処理部は、
前記ユーザ端末から最新のプレゼンス情報、もしくは希望のプレゼンス情報を受信したときに、その最新のプレゼンス情報および最新の更新日時を前記第2のデータベースに登録し、あるいはその希望のプレゼンス情報を前記パブリッシャリスト処理部へ送信し、ユーザのコンタクトリストを前記第1のデータベースから取得して前記第2のデータベースから最新更新日時以前の全ユーザのプレゼンス情報を取得する処理を、前記第1のデータベースに登録している全ユーザのコンタクトリストが取得できなくなるまで前記プレゼンス情報公開範囲の変数を更新しながら繰り返し、得られるプレゼンス情報およびユーザ情報を前記パブリッシャリスト処理部へ送信することを特徴とする請求項2または3に記載のプレゼンス情報管理装置。 - 前記前記プレゼンス情報処理部は、
前記サブスクライバリスト処理部からユーザのプレゼンス情報取得依頼を受信して前記第2のデータベースからユーザのプレゼンス情報を取得し、当該プレゼンス情報を前記サブスクライバリスト処理部へ送信することを特徴とする請求項4に記載のプレゼンス情報管理装置。 - 前記パブリッシャリスト処理部は、
前記プレゼンス情報処理部からプレゼンス情報とユーザリストを取得し、ユーザが希望するプレゼンス情報と取得したプレゼンス情報を比較し、一致するプレゼンス情報があったときにパブリッシャリストを生成し、更に、前回作成したパブリッシャリストと今回作成したパブリッシャリストとを比較して差分があった場合にのみ該当するプレゼンス情報パブリッシュリストの差分として前記ユーザ端末へ送信し、前記ユーザリストのうち差分が生じた全ユーザのサブスクライバリストの作成を前記サブスクライバリスト処理部へ依頼することを特徴とする請求項2に記載のプレゼンス情報管理装置。 - 前記サブスクライバリスト処理部は、
前記パブリッシャリスト処理部から前記ユーザリストのうち差分が生じたユーザのサブスクライバリスト作成依頼を受信し、前記プレゼンス情報処理部からプレゼンス情報を取得してサブスクライバリストを作成し、前回作成したサブスクライバリストと今回作成したサブスクライバリストとの比較を行い、差分があった場合にのみユーザのプレゼンス情報をサブスクライバリストの差分として前記ユーザリストのうち差分を生じた全てのユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項2に記載のプレゼンス情報管理装置。 - 通信ネットワークを介してプレゼンス情報を送受信する複数のユーザ端末が接続されるプレゼンス情報管理装置に用いられるプログラムであって、
前記プレゼンス情報を取得したい相手ユーザの一覧、および前記プレゼンス情報の公開範囲が定義され、前記プレゼンス情報の変更履歴がユーザ単位で登録される、それぞれ第1、第2のデータベースを参照する第1のステップと、
前記第1と第2のデータベースを参照することにより、前記公開範囲に従いユーザを跨ってプレゼンス情報を取得したい相手ユーザの一覧と、プレゼンス情報を更新した最新の日時情報とを取得し、当該日時以前に前記第2のデータベースに登録された全ユーザのプレゼンス情報の変更履歴から希望する相手ユーザのプレゼンス情報を検索し、当該検索された相手ユーザのプレゼンス情報を前記プレゼンス情報の提供を希望するユーザのユーザ端末に配信する第2のステップと、
前記相手のプレゼンス情報を取得したユーザの一覧を生成し、前記プレゼンス情報を更新したユーザのユーザ端末に配信する第3のステップと、
コンピュータに実行させるプレゼンス情報管理プログラム。 - 前記第2のステップは、
前記ユーザ端末から最新のプレゼンス情報を受信してその最新のプレゼンス情報および最新の更新日時を前記第2のデータベースに登録するステップと、
前記ユーザのコンタクトリストを前記第1のデータベースから取得すると共にそのユーザのプレゼンス情報公開範囲を前記第2のデータベースから取得し、前記第1のデータベースに登録されている全ユーザのプレゼンス情報公開範囲が前記ユーザのプレゼンス情報公開範囲を超えるまで当該ユーザのプレゼンス情報を送信する処理を繰り返し実行するステップとをサブステップとして含むことを特徴とする請求項8に記載のプレゼンス情報管理装置。 - 前記第2のステップは、
前記ユーザ端末から最新のプレゼンス情報、もしくは希望のプレゼンス情報を受信したときに、その最新のプレゼンス情報および最新の更新日時を前記第2のデータベースに登録し、あるいはその希望のプレゼンス情報を前記パブリッシャリスト処理部へ送信するステップと、
ユーザのコンタクトリストを前記第1のデータベースから取得して前記第2のデータベースから最新更新日時以前の全ユーザのプレゼンス情報を取得する処理を、前記第1のデータベースに登録している全ユーザのコンタクトリストが取得できなくなるまで前記プレゼンス情報公開範囲の変数を更新しながら繰り返し、得られるプレゼンス情報およびユーザ情報を送信するステップをサブステップとして含むことを特徴とする請求項8または9に記載のプレゼンス情報管理プログラム。
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