JP2005038032A - 品質情報開示型の販売システムおよび販売方法 - Google Patents

Abstract

【課題】たとえばエタノールのような流体製品を、ユーザーの製品ニーズに対応する形態で且つトレーサビリティー機能を提供する形態で販売することのできる販売システム。
【解決手段】ネットワーク（２）を介した電子商取引により流体製品を販売する販売システム。ネットワークに接続されて、流体製品についてロット毎の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報をユーザーにリアルタイムに提示するための第１情報処理装置（１）と、ネットワークに接続されて、ユーザーが各ロットの製品品質情報を参照して購入を希望するロットを選択するための第２情報処理装置（４）とを備えている。
【選択図】 図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、品質情報開示型の販売システムおよび販売方法に関し、特にネットワークを介した電子商取引によるエタノールの販売に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
たとえば、醤油やみそなどの製造に際して、エタノール（エチルアルコール）が食品防腐の用途で使用されている。従来、エタノールのような製品については、電子商取引による販売が一般的に行われているが、この場合、製品品質情報として製品規格（標準品質）が公開されている。ロット毎の製品品質情報は、製品の引渡時あるいは引渡後に、書類等でユーザーに提示される。また、原料の履歴情報および品質情報は、ユーザーからの請求があった場合などに書類等で提示される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、ロット毎の製品品質情報並びに原料履歴情報および原料品質情報を開示し、ユーザーがそれを参照して購入ロットを選択するという販売方法は行われていない。また、従来技術では、ユーザーに提出する書類（ロット毎の製品品質情報などに関する書類）を作成するために、データの整理収集作業が必要である。また、従来技術では、ユーザーが必要としている製品品質情報並びに原料履歴情報および原料品質情報をリアルタイムに提供することができない。また、従来技術では、ユーザー自らがいつでも必要なときに過去の各取引にかかる製品品質情報並びに原料履歴情報および原料品質情報などを取得することができない。
【０００４】
最近、たとえば食中毒などの事故が起きた場合に原因究明がし易くなる仕組みとして、「トレーサビリティー」という概念が注目されている。すなわち、トレーサビリティーとは、食品がいつ、どこで、どのように生産（製造）されたかをたどれるようにする仕組みのことである。従来技術では、エタノールを用いて製造される最終製品（醤油やみそなど）について、十分なトレーサビリティー機能を期待することができない。
【０００５】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、たとえばエタノールのような流体製品を、ユーザーの製品ニーズに対応する形態で且つトレーサビリティー機能を提供する形態で販売することのできる販売システムおよび販売方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の第１形態では、ネットワークを介した電子商取引により流体製品を販売する販売方法において、
前記流体製品についてロット毎の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報をユーザーにリアルタイムに提示するステップと、
前記ユーザーが各ロットの製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を参照して購入を希望するロットを選択するステップとを含むことを特徴とする販売方法を提供する。
【０００７】
第１形態の好ましい態様によれば、前記ユーザーとの過去の各取引にかかる前記流体製品の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を前記ユーザーに提示するステップをさらに含む。また、前記流体製品を用いて製造された最終製品の表示欄に記載されたコードの入力に応答して、前記最終製品に含まれる前記流体製品の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を提示するステップをさらに含むことが好ましい。
【０００８】
また、第１形態の好ましい態様によれば、前記製品品質情報並びに前記原料品質情報および前記原料履歴情報は生産管理データを利用した情報である。また、原料履歴情報である原料の種類および産地の証明を前記ユーザーに提示することが好ましい。
【０００９】
本発明の第２形態では、ネットワークを介した電子商取引により流体製品を販売する販売システムにおいて、
前記ネットワークに接続されて、前記流体製品についてロット毎の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報をユーザーにリアルタイムに提示するとともに、過去に購入した製品の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報をユーザーに提示するための第１情報処理装置と、
前記ネットワークに接続されて、前記ユーザーが各ロットの製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を参照して購入を希望するロットを選択するための第２情報処理装置とを備えていることを特徴とする販売システムを提供する。
【００１０】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
図１は、本発明の実施形態にかかる販売システムの構成を概略的に示す図である。また、図２は、本実施形態においてユーザーに提示されるログインページを概略的に示す図である。さらに、図３は、本実施形態におけるメインメニューページを概略的に示す図である。本実施形態では、インターネットを介したエタノールの電子商取引に本発明を適用している。
【００１１】
図１を参照すると、本実施形態の販売システムでは、エタノールの販売者が、たとえばＷＷＷサーバーのような情報処理装置１を用いて、インターネット２上にホームページ３を開設している。たとえばパーソナルコンピュータのような情報処理装置４を用いてホームページ３にアクセスしたユーザーが、ホームページ３上の所定のボタン３ａをクリック選択すると、ユーザーには図２に示すようなログインページ１０が提示される。
【００１２】
エタノールの電子商取引を希望するユーザーは、ログインページ１０の入力欄１１および１２にＩＤ番号およびパスワードをそれぞれ入力した後に、ログインボタン１３をクリック選択する。こうして、ユーザーには、図３に示すようなメインメニューページ２０が提示される。なお、商品情報ボタン１４をクリック選択すると、誰でも後述の商品情報ページを閲覧することができる。
【００１３】
メインメニューページ２０には、ログインしたユーザーの名称が表示され、購入予約ボタン２１、販売価格ボタン２２、品質情報ボタン２３などが設けられている。メインメニューページ２０において、販売価格ボタン２２または品質情報ボタン２３をクリック選択すると、後述の販売価格ページまたは品質情報ページをそれぞれ閲覧することができる。メインメニューページ２０において購入予約ボタン２１をクリック選択すると、ユーザーには図４に示すような品種選択ページ３０が提示される。
【００１４】
品種選択ページ３０には、購入を希望する品種を選択するための品種選択ボタン３１、保管場所選択ボタン３２、予約画面ボタン３３などが設けられている。製品の購入を希望するユーザーは、必要に応じて品種選択ボタン３１をクリックして購入を希望する品種を選択した後に、保管場所選択ボタン３２または予約画面ボタン３３を択一的にクリック選択する。保管場所選択ボタン３２をクリック選択した場合、ユーザーには図５に示すような保管場所選択ページ４０が提示される。一方、予約画面ボタン３３をクリック選択した場合、後述の予約ページへ直接移行することができる。
【００１５】
保管場所選択ページ４０には、全国の各保管場所において取り扱っている品種に関する情報が表示され、保管場所の選択ボタン４１、保管場所の選択取消ボタン４２、品質確認ボタン４３、予約画面ボタン４４などが設けられている。ユーザーが保管場所の選択に先立って品質の確認を望む場合には、必要に応じて選択ボタン４１をクリックした後に、品質確認ボタン４３をクリック選択する。品質確認ボタン４３をクリック選択した場合、ユーザーには図６に示すような品質確認ページ５０が提示される。
【００１６】
一方、品質確認ページ５０へ移行することなく保管場所を選択したい場合には、必要に応じて選択取消ボタン４２を使用しながら選択ボタン４１をクリックして保管場所を選択した後に、予約画面ボタン４４をクリック選択して後述の予約ページへ移行することができる。あるいは、選択ボタン４１をクリックして保管場所を選択することなく、予約画面ボタン４４をクリック選択して後述の予約ページへ移行することができる。
【００１７】
品質確認ページ５０には、品種選択ページ３０において選択された品種に関する情報が表示される。品質確認ページ５０では、保管場所選択ページ４０で選択した保管場所の製品品質情報が初期的に表示されているが、必要に応じて選択ボタン５１を用いて保管場所を選択して表示ボタン５２をクリックすることにより、新たに選択した保管場所の製品品質情報を表示させることもできる。ここで表示される製品品質情報は、たとえばエタノールの製造者の生産管理データ（分析データ）をそのままリアルタイムで表示（更新）する情報である。
【００１８】
製品品質情報を参照して選択した保管場所からの購入を希望する場合には、予約画面ボタン５３をクリック選択して後述の予約ページへ移行することができる。一方、予約ページへ移行する前に、製品の貯槽番号を指定したい場合には、製品指定ボタン５４を選択する。品質確認ページ５０において製品指定ボタン５４をクリック選択した場合、ユーザーには図７に示すような製品指定ページ６０が提示される。製品指定ページ６０では、品質確認ページ５０で最終的に選択した保管場所に関する情報が初期的に表示されているが、必要に応じて選択ボタン６１を用いて保管場所を選択して表示ボタン６２をクリックすることにより、新たに選択した保管場所に関する情報を表示させることもできる。
【００１９】
そして、タンクをクリックして貯槽番号を指定（図７では左側から５番目のタンク（貯槽番号５に対応）をクリックした状態を示している）することにより、指定された貯槽番号における製品品質情報、その予約可能数量、その原料品質情報および原料履歴情報などを閲覧することができる。また、図示を省略したが、タンク毎に、予約済み数量、予約可能数量、生産中数量などを表示することもできる。ここで表示される原料品質情報および原料履歴情報も、たとえばエタノールの製造者の生産管理データをそのままリアルタイムで表示する情報である。また、各数量に関する情報もリアルタイムで更新される情報である。
【００２０】
こうして、製品品質情報、予約可能数量、原料品質情報、原料履歴情報などを参照して購入を希望する貯槽番号を指定した後に、予約画面ボタン６３を選択すると、ユーザーには図８に示すような予約ページ７０が提示される。予約ページ７０は、品種選択ページ３０で予約画面ボタン３３を選択した場合、保管場所選択ページ４０で予約画面ボタン４４を選択した場合、品質確認ページ５０で予約画面ボタン５３を選択した場合にもユーザーに提示される。
【００２１】
予約ページ７０では、予め選択された製品品種が表示されているが、製品品種を選択することなく予約ページ７０に移行した場合には、必要に応じて選択ボタン７１を用いて製品品種を変更することもできる。また、予め選択された保管場所が表示されているが、保管場所を選択することなく予約ページ７０に移行した場合には、必要に応じて選択ボタン７２を用いて保管場所を変更することもできる。また、製品指定ページ６０において貯槽番号を指定した後に予約ページ７０に移行した場合には、指定した貯槽番号に関する情報が表示されている。
【００２２】
さらに、ユーザーは、予約ページ７０において、荷姿、購入希望日、引渡形態、引渡の時間帯、荷姿数量、購入数量などの情報を、必要に応じて適宜選択または入力する。所要の予約入力を終了した後に予約確認ボタン７３を選択すると、ユーザーには図９に示すような予約確認ページ８０が提示される。なお、製品品種や保管場所や貯槽番号や購入希望日などについて異なる別の形態の予約入力を行いたい場合には、送信ボタン７４を選択して第１回目の予約情報をセーブする。送信ボタン７４を選択すると、ユーザーには品種選択ページ３０が再び提示される。こうして、ログアウトすることなく、必要に応じて、条件の異なる購入予約を複数回に亘って行うことができる。
【００２３】
予約確認ページ８０には、予約ページ７０で行った購入予約に関する諸情報が表示されている。ユーザーは、諸情報が正しいことを確認した後に、予約ボタン８１をクリック選択することにより、購入予約のための電子商取引を確定する。あるいは、必要に応じて受注番号を入力欄８２に入力し且つ修正ボタン８３をクリック選択した後に、各受注番号の内容を修正することもできる。この場合も、修正した内容が正しいことを確認した後に、予約ボタン８１を選択することにより、購入予約のための電子商取引を確定することができる。
【００２４】
ところで、前述したように、メインメニューページ２０において販売価格ボタン２２をクリック選択すると、ユーザーには図１０に示すような販売価格ページ９０が提示される。販売価格ページ９０には、ログインしたユーザーの名称とともに、たとえば品種別に且つ荷姿別に当該ユーザーに対する販売価格が表示されている。一般に、販売価格ページ９０に表示される販売価格情報は、各ユーザーに対して固有の情報すなわち可変情報である。ユーザーは、必要に応じて販売価格情報を確認した後に、メインメニューページ２０に戻って予約手続を進めることができる。
【００２５】
また、前述したように、メインメニューページ２０において品質情報ボタン２３をクリック選択すると、ユーザーには図１１に示すような品質情報ページ１００が提示される。品質情報ページ１００では、受注番号を入力欄１０１に入力し且つ表示ボタン１０２をクリックすることにより、当該ユーザーが過去に行った取引に関する品質情報として、品種、販売日、保管場所、製品品質情報、原料品質情報、原料履歴情報などが表示される。ユーザーは、必要に応じて過去に行った取引に関する品質情報を確認することができる。
【００２６】
さらに、前述したように、ログインページ１０において商品情報ボタン１４をクリック選択すると、ユーザーおよび一般消費者には図１２に示すような商品情報ページ１１０が提示される。商品情報ページ１１０では、たとえば醤油やみそなどの最終製品の品質表示欄などに記載されているコードＮｏを入力欄１１１に入力し且つ表示ボタン１１２をクリックすることにより、当該最終製品に含まれているエタノールの品質情報（すなわち製品品質情報、原料履歴情報など）が表示される。
【００２７】
以上のように、本実施形態では、エタノールの販売者がロット毎の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報（エタノールの製造者の生産管理データをそのままリアルタイムで表示する情報）をユーザーにリアルタイムに提示し、ユーザーが各ロットの製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を参照して購入を希望するロットを選択する。したがって、ユーザーは購入前に十分な品質確認をすることができ、ユーザーの製品ニーズに対応する形態で且つトレーサビリティー情報を提供する形態で販売することができる。
【００２８】
また、本実施形態では、各ユーザーが過去の各取引にかかるエタノールの製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を、必要なときにいつでも本システムから取得することができる。したがって、購入後のエタノールおよびエタノールを用いて製造される醤油やみそなどの最終製品について、十分なトレーサビリティー機能を提供する形態で販売することができる。また、本実施形態では、各種の品質情報（すなわち製品品質情報、原料品質情報、原料履歴情報など）が、ユーザー向けに別途用意されるわけではなく、生産現場の生データである生産管理データがそのままリアルタイムに利用される。その結果、従来技術のようにユーザーに提出する書類を作成するためにデータの整理収集作業をする必要がなく、ユーザーへの情報提供のための作業を省力化することができる。
【００２９】
さらに、本実施形態では、原料履歴情報である原料の種類および産地の証明として、たとえば安定同位体比測定システムのデータを利用することにより科学的根拠を有する証明をユーザーに提示することができる。また、本実施形態では、何人も、エタノールを用いて製造された最終製品（醤油やみそなど）の品質表示欄などに記載されたコードＮｏを入力することにより、その最終製品に含まれるエタノールの製品品質情報並びに原料履歴情報を取得することができる。したがって、一般消費者が、最終製品の製造者または販売者に依存することなく、当該最終製品のトレーサビリティーにかかる情報を迅速に且つ正確に得ることができる。
【００３０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、たとえばエタノールのような流体製品の販売者がロット毎の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報をユーザーにリアルタイムに提示し、ユーザーが各ロットの製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を参照して購入を希望するロットを選択する。また、ユーザーあるいは一般消費者が、製品のトレーサビリティー情報（製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報等）を必要なときにいつでも取得することができる。その結果、本発明では、エタノールのような流体製品を用いて製造される最終製品について、ユーザーの製品ニーズに対応する形態で且つトレーサビリティー機能を提供する形態で販売することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態にかかる販売システムの構成を概略的に示す図である。
【図２】本実施形態においてユーザーに提示されるログインページを概略的に示す図である。
【図３】本実施形態におけるメインメニューページを概略的に示す図である。
【図４】本実施形態における品種選択ページを概略的に示す図である。
【図５】本実施形態における保管場所選択ページを概略的に示す図である。
【図６】本実施形態における品質確認ページを概略的に示す図である。
【図７】本実施形態における製品指定ページを概略的に示す図である。
【図８】本実施形態における予約ページを概略的に示す図である。
【図９】本実施形態における予約確認ページを概略的に示す図である。
【図１０】本実施形態における販売価格ページを概略的に示す図である。
【図１１】本実施形態における品質情報ページを概略的に示す図である。
【図１２】本実施形態における商品情報ページを概略的に示す図である。
【符号の説明】
１ ＷＷＷサーバー
２ インターネット
３ ホームページ
４ パーソナルコンピュータ
１０ ログインページ
２０ メインメニューページ
３０ 品種選択ページ
４０ 保管場所選択ページ
５０ 品質確認ページ
６０ 製品指定ページ
７０ 予約ページ
８０ 予約確認ページ
９０ 販売価格ページ
１００ 品質情報ページ
１１０ 商品情報ページ

Claims (6)

1. ネットワークを介した電子商取引により流体製品を販売する販売方法において、
   前記流体製品についてロット毎の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報をユーザーにリアルタイムに提示するステップと、
   前記ユーザーが各ロットの製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を参照して購入を希望するロットを選択するステップとを含むことを特徴とする販売方法。
2. 前記ユーザーとの過去の各取引にかかる前記流体製品の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を前記ユーザーに提示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の販売方法。
3. 前記流体製品を用いて製造された最終製品の表示欄に記載されたコードの入力に応答して、前記最終製品に含まれる前記流体製品の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を提示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１または２に記載の販売方法。
4. 前記製品品質情報並びに前記原料品質情報および前記原料履歴情報は生産管理データを利用した情報であることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の販売方法。
5. 原料履歴情報である原料の種類および産地の証明を前記ユーザーに提示することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の販売方法。
6. ネットワークを介した電子商取引により流体製品を販売する販売システムにおいて、
   前記ネットワークに接続されて、前記流体製品についてロット毎の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報をユーザーにリアルタイムに提示するとともに、過去に購入した製品の製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報をユーザーに提示するための第１情報処理装置と、
   前記ネットワークに接続されて、前記ユーザーが各ロットの製品品質情報並びに原料品質情報および原料履歴情報を参照して購入を希望するロットを選択するための第２情報処理装置とを備えていることを特徴とする販売システム。

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