JP2005035686A - インクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊な形状の被印刷シートを浮き上がらせることなく、より正確な吸着固定を可能とし、各装置の位置決めに手間のかからないインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置を提供する。
【解決手段】インクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置10は、搬送ガイド12aが設けられた位置決めコンベア12と、ワーク11を吸着搬送するバキュームコンベア13と、バキュームコンベア13の吸着面に配置されたワーク11の配置位置を計測する計測装置14と、インクジェット印刷式のヘッド部15と、板バネ16bが設けられた押付け装置16と、バキュームロータ17a及びピックアッパー吸盤17bが設けられたフィーダ部17と、搬送方向と直交する幅方向に移動可能な搬送ガイド12a,ヘッド部15,板バネ16b,バキュームロータ17a,ピックアッパー吸盤17bの各位置を基準ラインsrに基づいて調節する制御部18などとを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクの微細な粒子をワーク(被印刷シート)に吹き付けることにより印刷を行なうインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクジェット印刷機のシート搬送装置として、用紙吸着搬送ベルトを用い、給紙ローラや排紙ローラの力を調節してワークを搬送し、印字不良の発生を防止するインクジェット記録装置の用紙搬送装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−211762号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の技術では、ワークに対して発生するトラブルの対策は行っているが、インクジェット印刷機のヘッド部分に対して発生するトラブルには未対応であり、また、特殊な形状のシートや一般のシートよりも厚いワークの印刷については、考慮されていなかった。
【0005】
ワークが紙コップや紙皿,ダンボール箱,食料品の容器,各種梱包材などに用いられるいわゆる厚紙であると、印刷前に積み重ねられた重みによって端部が微小に湾曲してしまうことがある。
【0006】
また、物流の分野で取り扱われているカートンと呼ばれる紙器は、所定の厚さをもった紙を成型,加工した容器であり、その紙器の所定の位置に、後から追加印刷する追い刷り印刷を行う場合がある。例えば、銀行などで、定期預金などの手続を行うと、ティッシュペーパーや食品を包むラップなどを顧客に提供するなどといったサービスが一般に行われている。この場合は、銀行によって、また、各店舗によっても店名や住所が違うので、既に印刷された各種梱包材に、店名や住所などを追加で印刷しなくてはならない。
【0007】
このような、各種梱包材の紙片を作製する場合は、まず、固定デザイン部分のプレ印刷をし、ついで、箱型の展開図となるように紙片を打ち抜き、その後、所定の位置に店名や住所などの固有の情報を追い刷り印刷する。
追い刷り印刷を行う段階で、ワークには、折り返すためのフラップやのりしろといった凸部があるので、その部分がバキュームコンベアから浮き上がってしまう可能性があった。
【0008】
以上のような現象が発生すると、ヘッド部とワークとのギャップは、大きいものでも1〜2mm程度なので、少しのワークの湾曲や浮き上がりでも、ヘッド部にワークの端部が衝突してしまう。
インクジェット印刷機のヘッド部は、外部からの衝撃や力に弱く、たとえ浮き上がった紙がぶつかった程度でも、ノズルが破損してしまうことがある。
【0009】
一方、従来のインクジェット印刷機では、ガイドに沿ってワークを搬送し、そのガイド基準でヘッド部を調整するか、それとは逆に、ヘッド部基準でガイドを調整してワークを流す方法ことが一般的であった。
しかし、特殊な形状のワークに、これらの方法を用いると、ワークの凸部が、バキュームコンベアの吸引孔からわずかにずれてしまい、確実な吸引ができず、凸部の浮き上がりの原因となっていた。
【0010】
また、新規ワークの印刷になると、それぞれ凸部の配置や形状が異なるので、各装置の微調整が必要となり、ガイドやヘッド部の位置を始めから設定し直さなければならないので、手間のかかる作業となっていた。
【0011】
本発明の課題は、特殊な形状の被印刷シートを浮き上がらせることなく、より正確な吸着固定を可能とし、各装置の位置決めに手間のかからないインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、搬送方向と直交する幅方向に移動可能な搬送ガイド部(12a)が設けられ、前記搬送ガイド部(12a)に合わせて被印刷シート(11)を搬送する位置決め搬送手段(12)と、前記位置決め搬送手段(12)によって位置決めされた前記被印刷シート(11)を吸着固定し、搬送する吸着搬送手段(13)と、前記吸着搬送手段(13)の吸着面に配置された前記被印刷シート(11)の配置位置を計測する計測手段(14)と、前記吸着搬送手段(13)の吸着面から所定間隔離れて配置され、インク粒子を吐出し、前記幅方向に移動可能なインクジェット印刷式のヘッド部(15)と、前記計測手段(14)の計測値に基づいて、基準ライン(sr)を求め、前記基準ライン(sr)に基づいて、前記搬送ガイド部(12a)の位置及び前記ヘッド部(15)の位置を調節する制御部(18)と、を備えるインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置である。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1に記載されたインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置において、前記幅方向に移動可能な押付け板部(16b)が設けられ、前記被印刷シート(11)を前記吸着搬送手段(13)の吸着面側へ押付ける押付け手段(16)を備えており、前記制御部(18)は、前記基準ライン(sr)に基づいて、前記押付け手段(16)の前記押付け板部(16b)の位置を調節すること、を特徴とするインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置である。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載されたインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置において、前記幅方向に移動可能な供給部(17a,17b)が設けられ、前記被印刷シート(11)を前記位置決め搬送手段(12)へ搬送するシート供給手段(17)を備えており、前記制御部(18)は、前記基準ライン(sr)に基づいて、前記シート供給手段(17)の前記供給部(17a,17b)の位置を調節すること、を特徴とするインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
(実施形態)
図1は、本発明によるインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置の実施形態を模式的に示す図であり、図2は、ワークがヘッド部の下を通過している状態を模式的に示す図である。
本実施形態によるインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置10は、位置決めコンベア12と、バキュームコンベア13と、計測装置14と、ヘッド部15と、押付け装置16と、フィーダ部17と、制御部18などとを備えている。
【0016】
ワーク(被印刷シート)11は、所定の厚さを有した厚紙であり、店名や住所,ホームページアドレス,バーコードなどの追い刷り印刷を行う領域である印字エリア11bを有し、また、少なくとも搬送方向の先頭部分の辺に、所定の形状の凸部11aがあり、例えば、ワーク11は、厚みサイズh2=0.5mm程度のものである。このワーク11が、ヘッド部15の下を通過する場合は、図2に示すように、バキュームコンベア13とヘッド部15とのギャップサイズh1=2.0mm、ヘッド部15とワーク11とのヘッドギャップサイズh3=1.5mmとなる。ここでのワーク11は、ギャップサイズh1のほぼ25%の厚さの厚紙であり、箱型容器の展開図の紙片である。
【0017】
位置決めコンベア12は、搬送方向と直交する幅方向に移動可能な搬送ガイド12aと、搬送ガイド12aに沿うように斜めに設けられ、搬送ガイド12aと一体に移動可能な用紙送り12bと、幅方向の両端部付近に設けられ、固定されている第1フレーム12c−1及び第2フレーム12c−2などとを備えており、搬送ガイド12aに合わせてワーク11を搬送する装置である。
【0018】
バキュームコンベア13は、バキュームコンベア13の回転移動する吸着面の全面にわたって、空気を吸いこむ複数の吸引孔13aを備えており、位置決めコンベア12によって位置決めされたワーク11を吸着固定し、搬送する装置である。また、バキュームコンベア13は、開閉ノズルが設けられた複数の吸着チャンバ(不図示)を内部に備えており、ノズルの開閉によって、空気を吸引する領域を部分的に変更することができる。
【0019】
計測装置14は、バキュームコンベア13の吸着面の上方に位置し、バキュームコンベア13の吸着面に配置されたワーク11の配置位置を計測する装置である。
【0020】
ヘッド部15は、バキュームコンベア13の吸着面から約2.0mm離れて配置され、インク粒子をワーク11に吹き付けることにより印刷を行ない、幅方向に移動可能なインクジェット印刷式のヘッド部分である。
【0021】
押付け装置16は、用紙押えローラ16aと、幅方向に移動可能な板バネ16bなどとを備えており、ワーク11をバキュームコンベア13の吸着面側へ押付ける装置である。
用紙押えローラ16aは、ワーク11を押えるローラであり、バキュームコンベア13の搬送開始付近に設けられ、バキュームコンベア13の幅方向の両端までの長さを有している。
板バネ16bは、搬送方向と平行に3本設けられ、ワーク11の浮き上がりを防止する金属の板であり、バキュームコンベア13とヘッド部15との間に設けられ、中央の1本は、用紙押えローラ16aからヘッド部15の手前までの長さを有しており、残りの2本は、用紙押えローラ16aからバキュームコンベア13の搬送終了付近までの長さを有している。
【0022】
フィーダ部17は、幅方向に移動可能なバキュームロータ17aと、ピックアッパーに設けられた幅方向に移動可能なピックアッパー吸盤17bなどとを備えた自動給紙装置であり、バキュームロータ17aは、空気を吸引しながら回転し、ワーク11を位置決めコンベア12へ搬送する装置であり、ピックアッパー吸盤17bは、フィーダ部17に積み重ねられたワーク11の1番上の1枚を持ち上げる用紙吸引装置である。
【0023】
制御部18は、インクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置10を制御するCPUと、ワークデータを保存するデータベース部と、ワーク11の初期値を入力する手段としてのPC(パソコン)などとを備えており、位置決めコンベア12と、計測装置14と、ヘッド部15と、押付け装置16と、フィーダ部17と接続され、計測装置14の計測値に基づいて、基準ラインsrを求め、その求めた基準ラインsrに基づいて、搬送ガイド12a,ヘッド部15,板バネ16b,バキュームロータ17a,ピックアッパー吸盤17bのそれぞれの位置を調節する。
【0024】
次に、図1及び図3を参照しながら、インクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置の印刷までの工程を説明する。
図3は、制御部の制御及び印刷までの工程を示したフローチャートである。
まず、印刷を行おうとしているワーク11が、初めて印刷するタイプの新規ワークであるかを確認し(S101)、そのワークが新規ワークであれば、PCを用いて制御部18に新規ワーク印刷情報を入力する(S102)。入力する新規ワーク印刷情報としては、例えば、搬送ガイド12aと接する辺であるワーク11の下端から印字エリア11bの下端までの距離Δyh,印字エリア11bの右端から凸部11aの右端までの距離Δx,ワーク11の縦横の最大最小長さ,印字エリア11bの縦横の長さ,ワーク11の下端から各凸部11aまでの距離などといった印刷に必要な情報である。なお、同じ形状のワーク11であっても、印字エリア11bが異なる位置に設けられている場合は、新規ワークとなるが、その場合には、印字エリア11bの位置情報に関する部分だけを入力すればよい。
【0025】
ついで、作業員が、バキュームコンベア13の吸着面上にワーク11を乗せ、凸部11aと吸引孔13aとが十分に重なりあうポイントを探し、最良の配置位置が決定した後に(S103)、計測装置14を用いて、ワーク11の配置位置を計測する(S104)。この計測値に基づいて、制御部18は、ワーク11の下端と一致する基準ラインsrを決定する(S105)。ここで、決定した基準ラインsrは、前述した新規ワーク印刷情報と共に、データベース部に保存され、データベース化される(S106)。なお、以前に一度印刷したワークに関しては、データベース部からデータを読込む(S107)ことにより、S102〜S106の作業を省略できる。
【0026】
そして、基準ラインsrに基づいて、第2フレーム12c−2の搬送ガイド12a側の端辺から基準ラインsrまでの距離Yoを求め、その距離Yoに合わせて搬送ガイド12aの位置を調節し(S108)、距離Yo,寄せ能力サイズh4,各凸部11aまでの距離などを考慮して、バキュームロータ17a及びピックアッパー吸盤17bの位置を凸部11aに重なるように調節し(S109)、距離Yo,距離Δyh,印字エリア11bの幅方向の長さなどを考慮して、ヘッド部15と板バネ16bとの位置を調節する(S110,S111)。なお、板バネ16bは、ワーク11に設けられた印字エリア11bを挟み込むように両側の2本を配置し、中央の1本が印字エリア11bの上を通過するように配置する。
【0027】
最後に、前述したように各装置の位置が決定し、印刷を行う準備を整えた後に、ワーク11を搬送し(S112)、印字エリア11bに追い刷り印刷をする(S113)。
【0028】
ここで、図1を参照しながら、インクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置におけるワーク搬送の動作について説明する。
まず、フィーダ部17に積まれているワーク11がピックアッパー吸盤17bによって、1番上の1枚が吸い上げられ、バキュームロータ17aによって、位置決めコンベア12に運ばれる。
【0029】
ついで、位置決めコンベア12に運ばれてきたワーク11は、用紙送り12bに沿って斜めに進み、搬送ガイド12aに当たると、幅方向の位置が固定され、そのまま、バキュームコンベア13に運ばれる。
【0030】
さらに、バキュームコンベア13の吸引孔13aによってワーク11が吸着固定され、搬送開始付近に設けられた用紙押えローラ16aによって、バキュームコンベア13の吸着面側へワーク11が押付けられ、しかも、板バネ16bによって、バキュームコンベア13の吸着面側へ、より強固に押付けられる。
【0031】
最後に、ヘッド部15の下にワーク11が運ばれ、ワーク11に設けられた印字エリア11bに追い刷り印刷を行い、バキュームコンベア13によってワーク11がさらに搬送方向へ運ばれてゆく。
【0032】
このように、本実施形態によれば、ワーク11をガイド部やヘッド部基準ではなく、バキュームコンベア13の吸引孔13a基準で位置決めして搬送するようにしたので、バキュームコンベア13に運ばれてきたワーク11の凸部11aをより確実に吸着固定しながら搬送することができ、また、確実な吸着固定によって、ワーク11の凸部11aの浮き上がりを防止でき、ヘッド部15にワーク11の凸部11aが衝突して、ヘッド部15が破損することがなくなった。
【0033】
また、制御部18が、搬送ガイド12aとヘッド部15との位置決めを行っているので、ワーク11を流しながら印字位置を調整することがなくなり、作業員の作業が減少し、作業効率が向上した。
【0034】
さらに、制御部18が、押付け装置16の板バネ16bと、フィーダ部17のバキュームロータ17a及びピックアッパー吸盤17bの位置決めを行っているので、作業効率がより向上した。
【0035】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1) 本実施形態では、作業員が、ワーク11と吸引孔13aとの位置合わせをする例で説明したが、空気の吸引元である真空ポンプに圧力計などを設けて、一番吸引力の高い位置にワーク11を設置してもよい。
【0036】
(2) 本実施形態では、バキュームロータ17a及びピックアッパー吸盤17bは、ワーク11の凸部11aを吸引して搬送する例で説明したが、ワーク11における凸部11a以外の部分を吸引搬送するようにしてもよい。
【0037】
(3) 本実施形態では、ワーク11は、箱型容器の展開図の紙片を用いて説明したが、ラップカートンの追い刷り印刷やその他カートンヘの追い刷り印刷,カレンダーの店名追い刷り印刷などに利用してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、基準ラインに基づいて、搬送ガイド部の位置とヘッド部の位置を調節したので、特殊な形状の被印刷シートの浮き上がりを防止でき、また、各装置の位置決めを制御部が行ったので、作業効率を向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置の実施形態を模式的に示す図である。
【図2】ワークがヘッド部の下を通過している状態を模式的に示す図である。
【図3】制御部の制御及び印刷までの工程を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10 インクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置
11 ワーク(被印刷シート)
11a 凸部
11b 印字エリア
12 位置決めコンベア
12a 搬送ガイド
12b 用紙送り
12c−1 第1フレーム
12c−2 第2フレーム
13 バキュームコンベア
13a 吸引孔
14 計測装置
15 ヘッド部
16 押付け装置
16a 用紙押えローラ
16b 板バネ
17 フィーダ部
17a バキュームロータ
17b ピックアッパー吸盤
18 制御部
sr 基準ライン
h1 ギャップサイズ
h2 厚みサイズ
h3 ヘッドギャップサイズ
h4 寄せ能力サイズ

Claims (3)

  1. 搬送方向と直交する幅方向に移動可能な搬送ガイド部が設けられ、前記搬送ガイド部に合わせて被印刷シートを搬送する位置決め搬送手段と、
    前記位置決め搬送手段によって位置決めされた前記被印刷シートを吸着固定し、搬送する吸着搬送手段と、
    前記吸着搬送手段の吸着面に配置された前記被印刷シートの配置位置を計測する計測手段と、
    前記吸着搬送手段の吸着面から所定間隔離れて配置され、インク粒子を吐出し、前記幅方向に移動可能なインクジェット印刷式のヘッド部と、
    前記計測手段の計測値に基づいて、基準ラインを求め、前記基準ラインに基づいて、前記搬送ガイド部の位置及び前記ヘッド部の位置を調節する制御部と、
    を備えるインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置。
  2. 請求項1に記載されたインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置において、
    前記幅方向に移動可能な押付け板部が設けられ、前記被印刷シートを前記吸着搬送手段の吸着面側へ押付ける押付け手段を備えており、
    前記制御部は、前記基準ラインに基づいて、前記押付け手段の前記押付け板部の位置を調節すること、
    を特徴とするインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載されたインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置において、
    前記幅方向に移動可能な供給部が設けられ、前記被印刷シートを前記位置決め搬送手段へ搬送するシート供給手段を備えており、
    前記制御部は、前記基準ラインに基づいて、前記シート供給手段の前記供給部の位置を調節すること、
    を特徴とするインクジェット印刷機の印刷位置合わせ装置。
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