JP2005035163A - 黒板装置 - Google Patents

黒板装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005035163A
JP2005035163A JP2003274373A JP2003274373A JP2005035163A JP 2005035163 A JP2005035163 A JP 2005035163A JP 2003274373 A JP2003274373 A JP 2003274373A JP 2003274373 A JP2003274373 A JP 2003274373A JP 2005035163 A JP2005035163 A JP 2005035163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blackboard
drawer
frame
screen
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003274373A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Kitajima
精一 北島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KITAJIMA SEISAKUSHO KK
Kitajima Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
KITAJIMA SEISAKUSHO KK
Kitajima Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KITAJIMA SEISAKUSHO KK, Kitajima Seisakusho Co Ltd filed Critical KITAJIMA SEISAKUSHO KK
Priority to JP2003274373A priority Critical patent/JP2005035163A/ja
Publication of JP2005035163A publication Critical patent/JP2005035163A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract


【課題】 黒板とスクリーンとを一緒に便利に使用しながら、スクリーンに投影するプロジェクターを便利な位置に設置してスクリーンに綺麗に画像を投影する。
【解決手段】 黒板装置は、主黒板1と、この主黒板1の側部に配置されて主黒板1との間に収納隙間3を設けている補助黒板2と、収納隙間3に出し入れできるように収納される引出スクリーン組立4とを備える。引出スクリーン組立4は、収納隙間3から引き出しできるように主黒板1に連結してなる引出フレーム6と、この引出フレーム6の一方の側縁を中心として回動できるように引出フレーム6に連結してなる傾動フレーム8と、この傾動フレーム8の前面に配置してなるスクリーン9とを備える。この黒板装置は、引出スクリーン組立4を収納隙間3から引き出した状態で、傾動フレーム8を傾動させてスクリーン9を主黒板1に対して所定の角度に停止する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スクリーンを設けている黒板装置に関する。
黒板にスクリーンを設けている黒板装置は開発されている(特許文献1参照)。この公報に記載される黒板装置を図1に示す。この黒板装置は、黒板21の上部に巻上スクリーン22と地図掛23を設置している。巻上スクリーン22を使用する場合あるいは地図掛23を使用する場合は、黒板上下移動装置を下げることによって、巻上スクリーン22を降ろすことも、地図を地図掛23のSカン24に掛けることも、フック棒を用いることなく人間の手によって行うことが出来る。その後、黒板上下移動装置により、黒板21を上へあげれば映写の画面も地図もよく見える。
以上の黒板装置は、スクリーンと黒板の両方を便利に使用できない。それは、スクリーンを引き下げて使用するときには、スクリーンが黒板の表面の特定の部分をカバーして見えなくするからである。黒板とスクリーンは一緒に使用して便利に使用できる。たとえば黒板に記述する事項の具体例や、詳しい説明等をスクリーンに投影して説明することがあるからである。
この欠点を解消するために、スクリーンを主黒板に対して左右に移動できる黒板装置が開発されている(特許文献2参照)。この公報に記載される黒板装置は、巻上スクリーンを主黒板に対してレールで左右に移動できるようにしている。このため、巻上スクリーンを左右に移動して、主黒板に対して相対的に移動できるようにしている。この構造は、スクリーンと主黒板の両方を一緒に使用するのに便利である。スクリーンが主黒板をカバーする部分を変更できるからである。
しかしながら、この構造の黒板装置は、使用しないときに巻上スクリーンを巻いて収納するので、年数が経過するにしたがって、開いたスクリーンの表面に凹凸ができやすく理想的な平面に保持するのが難しい欠点がある。とくに長時間巻いた状態で保管すると、所定の曲率でまがりくせが付いて、完全な平面に広げるのが難しくなる。この欠点は、図1に示す黒板装置においても同様である。
さらに、この欠点を解消するために、スクリーンを主黒板の背面に収納する黒板装置が開発されている(特許文献3参照)。この公報に記載される黒板装置は、黒板の両側に、左右に引出しできるようにスクリーンに使用できる拡張ボードを設けている。この構造によると、スクリーンを使用するときには、拡張ボードを主黒板から横に引き出して使用できる。また、スクリーンを使用しないときは、主黒板の裏面に押し込んで収納できる。
特開2002−293091号公報 実開昭61−28592号公報 特開2000−225797号公報
しかしながら、前述した全ての黒板装置は、スクリーンに映像を投影するプロジェクターの位置を最適位置にできないという共通の欠点がある。たとえば、学校の教室で黒板とスクリーンを使用する場合、教卓にプロジェクターを置いてスクリーンに投影して便利に使用できる。図1に示すように、黒板の側部に設けたスクリーンには、教室の中央に設置される教卓のプロジェクターから綺麗に投影できない。黒板の側部にあるスクリーンに綺麗に投影するには、教卓をスクリーンの前方まで移動させる必要がある。このため、プロジェクターを使用する毎に教卓を移動する必要があって便利に使用できない欠点がある。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、黒板とスクリーンとを一緒に便利に使用しながら、スクリーンに投影するプロジェクターを便利な位置に設置してスクリーンに綺麗に画像を投影できる黒板装置を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、使用しないときに邪魔にならないことに加えて、長い間使用しないで収納しても、表面に凹凸ができることがなく、使用するときにスクリーンの表面を理想的な平面にでき、スクリーンの寿命を著しく長くできる黒板装置を提供することにある。
本発明の請求項1の黒板装置は、主黒板1と、この主黒板1の側部にあって、主黒板1を配置している面から前面に離して配置されて、主黒板1との間に収納隙間3を設けている補助黒板2と、収納隙間3に出し入れできるように収納され、かつ収納隙間3から主黒板1の前面に引き出しされ、かつ主黒板1の前から収納隙間3に収納される引出スクリーン組立4とを備える。引出スクリーン組立4は、収納隙間3から引き出しできるように主黒板1に連結してなる引出フレーム6と、この引出フレーム6の一方の側縁を中心として回動できるように引出フレーム6に連結してなる傾動フレーム8と、この傾動フレーム8の前面に配置してなるスクリーン9とを備える。この黒板装置は、傾動フレーム8を引出フレーム6と平行な姿勢として、引出スクリーン組立4を収納隙間3に収納し、引出スクリーン組立4を収納隙間3から引き出した状態で、傾動フレーム8を傾動させてスクリーン9を主黒板1に対して所定の角度に停止する。
さらに、本発明の請求項2の黒板装置は、主黒板1と、この主黒板1の側部にあって、主黒板1を配置している面から前面に離して配置されて、主黒板1との間に収納隙間3を設けている補助黒板2と、収納隙間3に出し入れできるように収納され、かつ収納隙間3から主黒板1の前面に引き出しできるように引出レール10を介して主黒板1に連結してなる引出スクリーン組立4とを備える。引出スクリーン組立4は、収納隙間3から引き出しできるように主黒板1に連結してなる引出フレーム6と、この引出フレーム6に対して上下に移動できるように連結している上下フレーム7と、この上下フレーム7の一方の側縁を中心として回動できるように上下フレーム7に連結してなる傾動フレーム8と、この傾動フレーム8の前面に配置してなるスクリーン9とを備える。この黒板装置は、傾動フレーム8を引出フレーム6に平行な姿勢として、引出スクリーン組立4を収納隙間3に収納し、引出スクリーン組立4を収納隙間3から引き出した状態で、上下フレーム7を引出フレーム6から上昇させると共に、傾動フレーム8を傾動させてスクリーン9を主黒板1に対して所定の角度に停止する。
さらに、本発明の請求項3の黒板装置は、主黒板1の上縁と下縁の一方または両方に引出レール10を固定し、この引出レール10に沿って移動する水平移動台11を引出フレーム6に固定し、水平移動台11と引出レール10を介して、引出フレーム6を収納隙間3から引き出しできるように主黒板1に連結している。
さらに、本発明の請求項4の黒板装置は、請求項2に記載される黒板装置であって、垂直面内で回動される傾動アーム12を介して、上下フレーム7を上下に移動できるように引出フレーム6に連結している。
さらに、本発明の請求項5の黒板装置は、傾動フレーム8を、引出フレーム6または上下フレーム7に蝶番13を介して連結している。さらにまた、本発明の請求項6の黒板装置は、収納隙間3に、引出スクリーン組立4と引出黒板5とを前後に位置をずらせて出し入れできるように収納している。
以上の構成によって、本発明の黒板装置は、黒板とスクリーンとを一緒に便利に使用しながら、スクリーンに投影するプロジェクターを便利な位置に設置してスクリーンに綺麗に画像を投影できる。本発明の黒板装置は、主黒板の側部に収納隙間を設けて、この収納隙間に引出スクリーン組立を出し入れできるように配設している。引出スクリーン組立は、一方の側縁を中心として回動できるように傾動フレームを連結しており、傾動フレームを傾動させてスクリーンを主黒板に対して所定の角度に停止できるようにしている。このように、主黒板に対して傾動する傾動フレームは、前面のスクリーンを主黒板に対して傾斜する姿勢で配置できる。したがって、図3に示すように、黒板の側部にスクリーン9を配置した状態において、教卓14をスクリーン9の前方まで移動させることなく、教室の中央に設置される教卓14のプロジェクター15から投影できる。このため、プロジェクターを使用する毎に教卓を移動する必要がなく、極めて便利に使用できる。とくに、本発明の黒板装置は、収納隙間の前面を補助黒板としているので、黒板として使用できる面積をより広くして、黒板とスクリーンとを一緒に便利に使用できる。
さらに、本発明の黒板装置は、従来のように巻上スクリーンとすることなく、傾動フレームの前面にスクリーンを配置しているので、長い間使用しないで収納しても表面に凹凸ができることがなく、使用するときにスクリーンの表面を理想的な平面にでき、スクリーンの寿命を著しく長くできる。しかも、本発明の黒板装置は、スクリーンを使用しないときには、引出スクリーン組立を主黒板の前から収納隙間に収納できるので、使用しないときに平面状のスクリーンが邪魔になることもない。
さらに、本発明の請求項2の黒板装置は、収納隙間から引き出しされる引出フレームに対して上下に移動できるように上下フレームを連結して、この上下フレームの一方の側縁を中心として回動できるように傾動フレームを連結している。このように、上下フレームを介して傾動フレームを引出フレームよりも上方に移動できる黒板装置は、スクリーンの位置を主黒板よりも上方位置として、遠くからよく見えるように配置できる特長がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための黒板装置を例示するものであって、本発明は黒板装置を下記のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2の正面図と図3の水平断面図と図4の垂直断面図に示す黒板装置は、学校の教室に設置されるもので、教室の壁面に固定される主黒板1と、この主黒板1の側部にあって、主黒板1を配置している面から前面に離して配置されて、主黒板1との間に収納隙間3を設けている補助黒板2と、収納隙間3に出し入れできるように収納され、かつ収納隙間3から主黒板1の前面に引出しされ、かつ主黒板1の前から収納隙間3に収納される引出スクリーン組立4とを備える。
主黒板1と補助黒板2は、チョークで文字や図形を書くことができるもの、あるいは消すことができるインクで文字や図形を書くことができる白板のいずれかである。主黒板1は横に細長い長方形である。補助黒板2は、横幅を主黒板1の横幅の1/2〜1/5とし、上下幅を主黒板1とほぼ同じとしている。補助黒板2は、主黒板1から前方に離して主黒板1の前面に固定される。
図の黒板装置は、主黒板1の右側にのみ補助黒板2を設けているが、本発明の黒板装置は、主黒板の左側にのみ補助黒板を設け、あるいは主黒板の両側に補助黒板を設けることもできる。さらに、図の黒板装置は、図3の水平断面図に示すように、主黒板1の端部をわずかに湾曲させている。この主黒板1は、右側から見やすくできることに加えて、主黒板1に対する引出スクリーン組立4の傾動フレーム8の傾動角(θ1)を小さくして、主黒板1の中央部分に対する傾動角(θ)を大きくできる。
図の補助黒板2の背面に設けている収納隙間3には、引出スクリーン組立4と引出黒板5を収納している。したがって、収納隙間3は、引出スクリーン組立4と引出黒板5を前後に位置をずらせて収納できる深さとしている。収納隙間3に、引出スクリーン組立4と引出黒板5を収納している黒板装置は、引出スクリーン組立4を収納隙間3から引き出してスクリーンとして使用し、また、引出黒板5を収納隙間3から引き出して黒板として使用できるので、スクリーンと黒板の両方に使用でき、さらに、スクリーンと黒板とを主黒板1の自由な位置に移動できるので、スクリーンと黒板の両方を便利に使用できる。なお、引出黒板5については、説明は省略するが、後述する引出スクリーン組立4と同様の構造として、収納隙間3に出し入れできる。
引出スクリーン組立4の斜視図を図5に示す。ただし、この図は、引出スクリーン組立4の構造と使用状態をわかりやすくするために、使用状態における引出スクリーン組立4を背面から見た状態を示している。この図の引出スクリーン組立4は、収納隙間3から引き出しできるように主黒板1に連結している引出フレーム6と、この引出フレーム6に対して上下に移動できるように連結している上下フレーム7と、この上下フレーム7の一方の側縁を中心として回動できるように上下フレーム7に連結している傾動フレーム8と、この傾動フレーム8の前面に配置してなるスクリーン9とを備える。
この図に示す黒板装置の引出スクリーン組立4は、傾動フレーム8を上下フレーム7に連結し、この上下フレーム7を引出フレーム6に連結している。すなわち、引出スクリーン組立4は、傾動フレーム8を上下フレーム7を介して引出フレーム6に連結している。ただ、本発明の黒板装置の引出スクリーン組立は、上下フレームを介することなく、傾動フレームを引出フレームに連結することもできる。
引出フレーム6は、引出レール10と水平移動台11を介して、収納隙間3から主黒板1の前に引き出しでき、また主黒板1の前から収納隙間3に収納できるように、主黒板1に連結している。図の主黒板1は、上縁と下縁に引出レール10を固定している。この黒板装置は、引出フレーム6が倒れないようにしっかりとした構造で、主黒板1の前面に左右に移動できるように配置できる。ただし、本発明の黒板装置は、主黒板の上縁にのみ引出フレームを固定し、あるいは主黒板の下縁にのみ引出レールを固定して、引出フレームを主黒板に倒れないように連結することもできる。
主黒板1の下縁に固定される引出レール10は、水平移動台11のスライド部11Aを摺動できるように案内しているガイド溝10Aを有する。ガイド溝10Aは、前面の上方と背面と上下を閉鎖する構造であって、前面の下縁に沿って幅の狭いスリット開口10Bを設けている。水平移動台11は、このスリット開口10Bからガイド溝10Aに案内されるスライド部11Aと、このスライド部11Aに連結してなる固定部11Bとを有する。水平移動台11の固定部11Bは、引出フレーム6の下端部に固定されており、スライド部11Aをガイド溝10Aに案内して、引出フレーム6を引出レール10に沿って移動させる。
主黒板1の上縁に固定される引出レール10は、下方に開口されるスリット開口10Bを有する。水平移動台11は、このスリット開口10Bに案内されるスライド部11Aと、このスライド部11Aに連結している固定部11Bとを有する。図に示すスライド部10Aは、固定部11Bに対して回転できるように連結されたローラーで、ガイドレールであるガイド溝10Aに沿って転動しながら移動できるようにしている。この構造は、水平移動台11を引出レール10に吊り下げる状態として、スライド部11Aとガイド溝10Aとの摩擦抵抗を小さくしながら、いいかえると、水平移動台11を軽く移動できる特長がある。ただ、スライド部は、ガイド溝に沿って摺動する部材とすることもできる。水平移動台11の固定部11Bは、引出フレーム6の上部に固定され、スライド部11Aをガイド溝10Aに案内して、水平移動台11を引出レール10に沿って移動させる。
主黒板の上縁にのみ引出レールを固定し、この引出レールで主黒板に引出フレームを連結する黒板装置は、引出フレームの上部に水平移動台を固定し、この水平移動台を引出レールに吊り下げる状態で、引出レールに沿って移動できる構造とする。また、主黒板の下縁にのみ引出レールを固定し、この引出レールで主黒板に引出フレームを連結する黒板装置は、引出フレームの下部に水平移動台を固定し、この水平移動台を引出レールに対して倒れない構造で、引出レールに沿って移動できる構造とする。
上下フレーム7は、図5の斜視図に示すように、垂直面内で回動される傾動アーム12を介して引出フレーム6に連結される。図の上下フレーム7は、片側に2本、全体で4本の傾動フレーム8を、引出フレーム6の側面に互いに平行運動できるように連結し、この傾動フレーム8を上下フレーム7の内面に連結している。傾動アーム12は、上下フレーム7を引出フレーム6に対して平行移動させて、上昇位置に移動できるように連結している。上下フレーム7を上昇位置に移動できる引出スクリーン組立4は、スクリーン9の位置を上昇位置として、映像を後方の人にも見えやすくできる特長がある。上下フレーム7は、縦枠の内幅を、引出フレーム6の外幅よりも広くしている。この上下フレーム7は、降下する姿勢で、引出フレーム6の外側に配設される。したがって、上下フレーム7を降下させる状態で、上下フレーム7と引出フレーム6とを重ねて薄くできる。
傾動アーム12は、上下フレーム7を所定の上昇位置で停止させるためのストッパを設けることができる。このストッパは、図示しないが、傾動アームを係止構造で所定の位置に停止させることができる。さらに、引出スクリーン組立は、上下フレームを吊り上げる弾性体を配設して上下フレームを所定の上昇位置で停止させることもできる。この引出スクリーン組立は、弾性体で上下フレームを引き上げ方向に付勢すると共に、傾動アームを摩擦抵抗で所定の角度に停止させて上下フレームを所定の上昇位置で停止させることができる。
傾動フレーム8は、蝶番13を介して上下フレーム7に連結される。蝶番13は、傾動フレーム8の片側に固定されて、傾動フレーム8を水平面内で傾動させる。図3の傾動フレーム8は、引出スクリーン組立4を収納隙間3から引き出して、収納隙間3の反対側に移動させる状態で、主黒板1の中央に近い側の側縁に蝶番13を固定している。この黒板装置は、図3に示すように、引出スクリーン組立4を収納隙間3から引き出して状態で、スクリーン9の前面を主黒板1の中心方向に向けることができる。ただし、本発明は、傾動フレーム8に蝶番13を固定する側を図3に示す側に特定しない。蝶番13を反対側に固定して、傾動フレーム8を鎖線で示すように、収納隙間3側の前面で傾動させて、スクリーン9の前面を主黒板1の中心側に向けて使用できるからである。
図5の引出スクリーン組立4は、傾動フレーム8を上下フレーム7に連結しているので、蝶番13は傾動フレーム8を上下フレーム7に連結している。引出スクリーン組立は必ずしも上下フレームを設ける必要はないので、上下フレームのない引出スクリーン組立は、傾動フレームを引出フレームに蝶番を介して傾動できるように連結する。
傾動フレーム8は、前面にスクリーン9を固定している。スクリーン9の前面を主黒板1の中央の方向に向けることができるように、傾動フレーム8の最大傾斜角は、15〜30度とする。ただし、傾動フレーム8の最大傾斜角は、好ましくは10〜45度とすることもできる。傾動フレーム8は、所定の傾斜角で停止させるためのストッパを設けることができる。ストッパは、図示しないが、傾動フレーム8に連結したロッドと、このロッドを挿通する連結筒を有し、かつ連結筒に半径方向にねじ込まれる止ネジとで構成することができる。このストッパは、止ネジを緩めて傾動フレーム8を所定の角度に傾動した後、止ネジをねじ込んでロッドを固定して、傾動フレーム8を傾動しないように停止させる。ただし、黒板装置は、傾動フレーム8にストッパを設けることなく、蝶番13の摩擦抵抗で傾動フレーム8を所定の角度に停止することもできる。
以上の黒板装置は、傾動フレーム8を引出フレーム6と平行な姿勢として、引出スクリーン組立4を収納隙間3に収納し、引出フレーム6を収納隙間3から引き出した状態で、傾動フレーム8を傾動させてスクリーン9を主黒板1に対して所定の角度に停止して、スクリーン9を使用する。
従来の黒板装置の一例を示す正面図である。 本発明の一実施例にかかる黒板装置の正面図である。 本発明の一実施例にかかる黒板装置の水平断面図である。 本発明の一実施例にかかる黒板装置の垂直断面図である。 引出スクリーン組立の使用状態を示す背面斜視図である。
符号の説明
1…主黒板
2…補助黒板
3…収納隙間
4…引出スクリーン組立
5…引出黒板
6…引出フレーム
7…上下フレーム
8…傾動フレーム
9…スクリーン
10…引出レール 10A…ガイド溝 10B…スリット開口
11…水平移動台 11A…スライド部 11B…固定部
12…傾動アーム
13…蝶番
14…教卓
15…プロジュクター
21…黒板
22…巻上スクリーン
23…地図掛
24…Sカン

Claims (6)

  1. 主黒板(1)と、この主黒板(1)の側部にあって、主黒板(1)を配置している面から前面に離して配置されて、主黒板(1)との間に収納隙間(3)を設けている補助黒板(2)と、収納隙間(3)に出し入れできるように収納され、かつ収納隙間(3)から主黒板(1)の前面に引き出しされ、かつ主黒板(1)の前から収納隙間(3)に収納される引出スクリーン組立(4)とを備え、
    引出スクリーン組立(4)は、収納隙間(3)から引き出しできるように主黒板(1)に連結してなる引出フレーム(6)と、この引出フレーム(6)の一方の側縁を中心として回動できるように引出フレーム(6)に連結してなる傾動フレーム(8)と、この傾動フレーム(8)の前面に配置してなるスクリーン(9)とを備えており、
    傾動フレーム(8)を引出フレーム(6)と平行な姿勢として引出スクリーン組立(4)を収納隙間(3)に収納し、引出スクリーン組立(4)を収納隙間(3)から引き出した状態で、傾動フレーム(8)を傾動させてスクリーン(9)を主黒板(1)に対して所定の角度に停止できるようにしてなる黒板装置。
  2. 主黒板(1)と、この主黒板(1)の側部にあって、主黒板(1)を配置している面から前面に離して配置されて、主黒板(1)との間に収納隙間(3)を設けている補助黒板(2)と、収納隙間(3)に出し入れできるように収納され、かつ収納隙間(3)から主黒板(1)の前面に引き出しできるように引出レール(10)を介して主黒板(1)に連結してなる引出スクリーン組立(4)とを備え、
    引出スクリーン組立(4)が、収納隙間(3)から引き出しできるように主黒板(1)に連結してなる引出フレーム(6)と、この引出フレーム(6)に対して上下に移動できるように連結している上下フレーム(7)と、この上下フレーム(7)の一方の側縁を中心として回動できるように上下フレーム(7)に連結してなる傾動フレーム(8)と、この傾動フレーム(8)の前面に配置してなるスクリーン(9)とを備えており、
    傾動フレーム(8)を引出フレーム(6)に平行な姿勢として引出スクリーン組立(4)を収納隙間(3)に収納し、引出スクリーン組立(4)を収納隙間(3)から引き出した状態で、上下フレーム(7)を引出フレーム(6)から上昇させると共に、傾動フレーム(8)を傾動させてスクリーン(9)を主黒板(1)に対して所定の角度に停止できるようにしてなる黒板装置。
  3. 主黒板(1)の上縁と下縁の一方または両方に引出レール(10)を固定し、この引出レール(10)に沿って移動する水平移動台(11)を引出フレーム(6)に固定し、水平移動台(11)と引出レール(10)を介して、引出フレーム(6)を収納隙間(3)から引き出しできるように主黒板(1)に連結してなる請求項1または2に記載される黒板装置。
  4. 上下フレーム(7)が、垂直面内で回動される傾動アーム(12)を介して引出フレーム(6)に連結されて、上下に移動できるように引出フレーム(6)に連結してなる請求項2に記載される黒板装置。
  5. 傾動フレーム(8)を、引出フレーム(6)又は上下フレーム(7)に蝶番(13)を介して連結してなる請求項1または2に記載される黒板装置。
  6. 収納隙間(3)に、引出スクリーン組立(4)と引出黒板(5)とを前後に位置をずらせて出し入れできるように収納している請求項1または2に記載される黒板装置。
JP2003274373A 2003-07-14 2003-07-14 黒板装置 Pending JP2005035163A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003274373A JP2005035163A (ja) 2003-07-14 2003-07-14 黒板装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003274373A JP2005035163A (ja) 2003-07-14 2003-07-14 黒板装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005035163A true JP2005035163A (ja) 2005-02-10

Family

ID=34211350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003274373A Pending JP2005035163A (ja) 2003-07-14 2003-07-14 黒板装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005035163A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113446A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Sakawa:Kk 多機能ボード
JP2010139965A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Sakawa:Kk 多機能ボード用プロジェクターハンガー及びそれを備えた多機能ボード
JP2010264732A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Kitajima Seisakusho:Kk 移動式スクリーンを備える黒板装置
JP2011194746A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Kitajima Seisakusho:Kk 黒板装置
JP2012178874A (ja) * 2012-05-25 2012-09-13 Sakawa:Kk テレビシステム
CN108182828A (zh) * 2016-02-12 2018-06-19 吴彬 采用投影器的教室配套装置及其工作方法
WO2022193956A1 (zh) * 2021-03-16 2022-09-22 广州视源电子科技股份有限公司 智慧黑板
CN116373490A (zh) * 2023-04-20 2023-07-04 广东心里程教育集团有限公司 一种便于使用的可调节型黑板

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113446A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Sakawa:Kk 多機能ボード
JP2010139965A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Sakawa:Kk 多機能ボード用プロジェクターハンガー及びそれを備えた多機能ボード
JP2010264732A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Kitajima Seisakusho:Kk 移動式スクリーンを備える黒板装置
JP2011194746A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Kitajima Seisakusho:Kk 黒板装置
JP2012178874A (ja) * 2012-05-25 2012-09-13 Sakawa:Kk テレビシステム
CN108182828A (zh) * 2016-02-12 2018-06-19 吴彬 采用投影器的教室配套装置及其工作方法
CN108257427A (zh) * 2016-02-12 2018-07-06 吴彬 采用投影器和计算机的教室配套装置及其工作方法
CN108346321A (zh) * 2016-02-12 2018-07-31 邹玉华 基于投影器、计算机的教室配套装置
WO2022193956A1 (zh) * 2021-03-16 2022-09-22 广州视源电子科技股份有限公司 智慧黑板
CN116373490A (zh) * 2023-04-20 2023-07-04 广东心里程教育集团有限公司 一种便于使用的可调节型黑板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6609465B2 (en) Multiple purpose table
AU2014384763B2 (en) Stand for a portable device with a graphic user interface display
JP5174650B2 (ja) 黒板装置及びスクリーンの設置方法
JP2013000514A (ja) 学習机
US10480706B2 (en) Adjustable electronic device holder
JP2005035163A (ja) 黒板装置
JP2008119967A (ja) 黒板装置
WO2010046731A1 (en) Computer desk
KR101667758B1 (ko) 교육용 책상 모니터 각도 조절장치
JP2008100443A (ja) 黒板装置
JP6691844B2 (ja) 曲面用スライドレール装置
KR100829104B1 (ko) 프로젝터
JP2655829B2 (ja) 教育用ボード
US20050168707A1 (en) Convertible projection assembly and method
US20060273703A1 (en) Pneumatic lift and storage apparatus
JP2004008554A (ja)
JP2019184712A (ja) 可動式スクリーンの設置装置
CN210581572U (zh) 计算机办公桌***
JP3215068U (ja) 卓上スタンド
KR200415705Y1 (ko) 컴퓨터용 책상
CA2713016A1 (en) Projector arm assembly for whiteboard stand
JPH02167107A (ja) ディスプレー用机
KR200276537Y1 (ko) 프로젝션 테이블
JP2020199033A (ja) 天板付き什器
JPS5858010A (ja) 収納用テ−ブルの構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060704

A977 Report on retrieval

Effective date: 20081128

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512