JP2005033409A - Ip網を利用した通信サービスの課金方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信サービスの契約加入者またはISPが、企業名、ブランド名、商品名を用い通信に任意の課金を行いたい場合、予め契約加入者(3)から任意の課金条件を通信制御サーバ(5)に通知してもらうか、通話が確立するまでの制御信号上に課金条件を通信制御サーバ(5)に通知してもらうことにより、通話終了後に指定された課金条件に基いて課金情報を収集し、課金先に課金請求を行う。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インタネット電話において電話番号をダイヤルする代わりに企業名や商品名等のアルファベット表記された着信側識別情報を入力し、発信者側のユーザ端末と着信側の契約加入者端末との間に通信を確立させる通信サービスの課金方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電話網では、電話番号の上位1〜4桁の番号毎にどのような課金形態の通話であるかがわかる仕組みであった。例えば、着信課金であるフリーフォンの場合の先頭の4桁が0120や0800の番号が使用され、情報量課金を行うサービスの場合の0990の番号が使用されている。SIP(Session Initiation Protocol)を用いたインタネット電話の場合、ダイヤル番号に相当するURI(Uniform Resource Indicator)に数字に加えてアルファベットや一部記号を用いて接続要求を行うことができる。その場合、kigyoumei@kigyou.comのような、着信者を特定する電話番号ではない識別情報を用いたインタネット電話が可能である。従って、IP網を利用する通信システムにおいては、商品名、企業名、ブランド名、キーワード等の識別情報を着信者識別情報として接続番号中に含ませることが可能である。尚、URIの定義は、RFC2396,IETFで紹介されている。
【0003】
SIPを用いたインタネット電話のサービスは、すでに通信キャリアによって開始されようとしている。日本国内では、050で始まる11桁の電話番号が利用さるtel URIを用いてサービスが提供される。SIPを用いたインタネット電話のルーチング方法はすでに確立されているため既存の技術である。また、課金形態については、同一のISP(Internet Service Provider)ユーザ間のインタネット電話に関しては、通話料無料の定額制サービスが提供されようとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
インタネット電話の接続番号として企業名、ブランド名、商品名等の情報を着信者識別情報として用いた通信サービスにおいて種々の形態の課金方法を柔軟に活用したい場合、公衆電話網のようにダイヤルした番号では課金形態がわからないという問題がある。例えば、課金方法の一例として、1回の通話に対して任意の費用を請求するコンテンツ課金の形態が考えられる。また、特定の企業の製造販売にかかる著名な商品名を用いる場合、商品の広告・紹介ができるので通信事業者が、コマーシャル料として着信者に課金することも考えられる。また今までの電話サービスの場合、通信時間に比例した徒量制課金が一般的であったがその課金形態にとらわれる必要性はない。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、インタネット電話で電話番号をダイヤルする代わりに、着信者情報として企業名や商品名のアルファベット表記を入力し、ユーザ端末間に通信を確立して通信サービスを行う通信サービスシステムの課金方法において、その通信費に関してユーザの意志を広い範囲にわたって尊重できる柔軟な課金形態を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、IP電話による通信サービスシステムにおいて、一般のユーザと契約加入者との間において課金方法を明確に表示できる通信サービスの課金方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によるIP網を利用した通信サービスの課金方法は、通信サービスシステムの契約加入者端末と、複数のユーザ端末とがIP網を介して接続され、IP網には、ユーザ端末からの接続要求を処理するDNSサーバと、端末間の通信を制御する通信制御サーバと、課金サーバとが接続され、前記契約加入者端末は登録された識別情報を有し、ユーザ端末から契約加入者の端末への接続要求があった際、前記通信制御サーバは着信側端末の識別情報を物理アドレスに変換し、対応する着信側の端末と発信者側のユーザ端末とを接続し、IP網を介してユーザ端末と契約加入者端末との間において通信が確立される通信サービスシステムの課金方法において、
各契約加入者は、当該通信サービスシステムに加入する際、各契約加入者毎に自己の決定に基づいて通信サービスに対する課金条件を予め登録し、
前記通信制御サーバは、通信が終了した際、登録された課金条件に基づいて課金情報を収集して課金サーバに送信することを特徴とする。
【0007】
本発明では、通信サービスに対する課金方法が各契約加入者の自由意志に委ねられているため、通信サービスに加入する個々の契約加入者の要望に十分に対応した柔軟な課金形態をとることできる。課金形態として、例えば契約加入者が主として情報提供を行う企業の場合全て着信について着信者の負担と定めることができ、一般的な通話を主とするユーザにおいは発信者に通信費用を負担させるように定めることができる。或いは、特定の発信者に対して着信側の負担としそれ以外の発信者については発信者の負担と定めることができる。或いは、契約加入者と一般ユーザとの間において分割して費用負担する課金方法も採用することができる。さらに、契約加入者は、発信者であるユーザに提供する情報の量や内容に応じて費用の負担及び額を規定することもできる。このように、本発明によれば、IP電話を用いた通信サービスにおいて、各契約加入者の要望に応じた柔軟な課金方法を活用できる。
【0008】
本発明による別のIP網を利用した通信サービスの課金方法は、通信サービスシステムの契約加入者端末と、複数のユーザ端末とがIP網を介して接続され、IP網には、ユーザ端末からの接続要求を処理するDNSサーバと、端末間の通信を制御する通信制御サーバと、課金サーバとが接続され、前記契約加入者端末は登録された識別情報を有し、ユーザ端末から契約加入者の端末への接続要求があった際、前記通信制御サーバは着信側端末の識別情報を物理アドレスに変換し、対応する着信側の端末と発信者側のユーザ端末とを接続し、IP網を介してユーザ端末と契約加入者端末との間において通信が確立されるIP網を利用した通信サービスシステムの課金方法において、
前記通信制御サーバから契約加入者端末に接続要求が通知された際、当該契約加入者は、通信制御サーバに課金条件を通知し、
前記通信制御サーバは、通信が終了した際、通知された課金条件に基づいて課金情報を収集して課金サーバに送信することを特徴とする。このように、課金条件は、契約加入者が通信事業者と契約する際に登録する場合だけでなく、ユーザ端末との間の通信を確立する際に契約加入者から通知する方法を利用することもできる。
【0009】
本発明によるIP網を利用した通信サービスの課金方法の好適実施例は、契約加入者の登録された識別情報として、契約加入者の氏名、名称、商号、俗称、略称、製造又は販売にかかる商品名、ブランド名、或いは契約加入者の名称、商号、俗称又は略称と契約加入者の製造販売にかかる商品名との結合をアルファベット表記した識別情報を用いることを特徴とする。一般の電話網とは異なり、IP網においては、アルファベット表記を着信者の識別情報として用いることができるので、契約加入者は自己の氏名、名称等又は自己の名称と商品名とを結合した表記を識別情報として利用することができる。尚、アルファベット表記には、数字とアルファベットとの結合も含むものである。
【0010】
本発明によるIP網を利用した通信サービスの課金方法の好適実施例は、ユーザ端末と契約加入者端末との間の通信の確立に先立って、通信制御サーバは、通信サービスに対する課金条件を発信者側のユーザ端末に通知し、当該課金条件をユーザが受け入れた場合当該発信者側ユーザ端末と着信者側の契約加入者端末との間に通信を確立することを特徴とする。このように、通話毎に課金方法が発信者に通知されれば、発信者は当該通信サービスにかかる通話料を予め把握できる利点が達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
インタネット電話の通信方法は、SIPを用いた方法で説明する。
図1は、発明の第1実施形態から第4実施形態におけるシステム構成図の一例を示す。IP網1には、複数のユーザ端末2a〜2nと、通信サービスシステムの複数の契約加入者端末3a〜3mが接続され、これらユーザ端末と契約加入者端末との間において通信を確立する。ユーザ端末として、IP電話、通信機能を有するパーソナルコンピュータ、又は携帯電話等のIP網に接続される全ての端末装着を用いることができる。契約加入者は通信サービスシステムに加入する際、通信事業者との間に契約を締結し、自己の氏名、名称、俗称、略称、製造又は販売に係る商品名、ブランド名等のアルファベット表記を自己の識別情報として登録することができる。同時に、ユーザとの間の通信サービスに対する課金形態を予め登録する。課金形態として、契約加入者の自由意志に基づいて各契約加入者毎に種々の形態を自由に規定することができ、例えば着信側の契約加入者負担とし、又はユーザに負担させることもできる。さらに、提供する情報の量や内容に応じて費用負担を規定することができ、例えば映像配信や音楽配信する場合発信者であるユーザに費用を負担させることができる。さらに、ユーザと契約加入者との間の分割負担とすることもできる。
【0012】
ユーザは、接続要求する際、通信の相手である契約加入者のアルファベット表記である識別情報をユーザ端末に入力する。発信者端末2からの接続要求はDNS(Domain Name System)サーバ4に送信され、着信側の識別情報に基づいて当該着信側端末を収容する通信制御サーバ(SIPプロキシサーバ)5に送られる。この通信制御サーバ5は、端末装着間の通信を制御する機能を有し、この通信制御サーバにより発信者端末と着信者端末との間の通信が制御される。本例では、通信制御サーバ5は、端末装着間の通信制御を行う通信制御処理部5aを有し、この通信制御処理部において通信制御処理を実行する。この通信制御処理部は、企業名やブランド名等のアルファベット表記のユーザ識別情報と物理アドレスとの関係を規定したテーブルを有し、当該識別情報を物理アドレスに変換し、対応する着信者に接続要求を転送する。通信制御サーバは、通信が終了した際の課金制御を行う課金処理部5bを有し、端末装着間の通信制御と共に課金制御も行う。そして、通信制御サーバ5には課金サーバ6を接続して課金情報を課金サーバ6に送信する。尚、本例では、DNSサーバ5と通信制御サーバ5とを個別のものとしたが、DNSサーバと通信制御サーバとが一体化されたサーバを用いることも可能である。さらに、図面上単一の通信制御サーバ5だけを図示したが、勿論のIP網に複数の通信制御サーバを接続することができる。
【0013】
図2は、第1実施形態におけるシーケンス例である。各ユーザは、通話に対する課金条件を通信制御サーバ5に予め登録しておく(工程100)。このときの登録方法は、サービス契約時の契約情報として登録してもよく、或いはインタネットカスタマコントロールを用いて登録していてもよい。また課金条件は、通話時間に比例した従量課金であっても、1件の情報あたりの情報量課金であってもよい。また課金レートも企業毎、商品毎に任意に設定することができる。また、通信費用の負担に関しては、契約加入者の自由意志に基づいて規定することができ、着信者の負担し又は発信者の負担とし、或いは分割負担とすることもできる。さらに、ユーザ端末が情報提供サーバとして機能する場合、着信側端末として機能する場合全て負担する旨登録することができ、或いは提供する情報に応じて着信者の負担するように規定することもできる。従って、課金に関して、ユーザの要望に応じて柔軟に対応することができる。
【0014】
ユーザ2は、着信者特定情報として企業名や、商品名接続番号の一部又は全部として含む着信者識別情報を入力し、一般的なSIPのプロトコルを使った接続手順に従ってインタネット電話を接続する。ISPのNW形態によってDNSサーバ4を発側のプロキシサーバが兼ねている場合や、ENUM(E.164number)サーバやロケーションサーバが必要な場合があるが本シーケンスでは省略する。
【0015】
発信者2が入力した接続要求であるRequest−URIは、例えばSIP:aaa@bbb.com(aaa:商品名,bbb:通信制御サーバのドメイン名)のように、着信者の識別情報と着信者の製造販売に係る商品名等とすることができる。この接続要求はDNSサーバに接続され、bbb.comから着信者を収容するプロキシサーバ(通信制御サーバ)5に接続する。通信制御サーバ5の通信制御処理部5aは、受信したRequest−URIを物理アドレス(IPアドレス等)に変換し、着信者3に接続し通信中に移行する。このとき発信者2と着信者3間の通信(RTP)パケットは、発信者2と着信者3との間を直接接続していてもよく、或いはインタネット電話を提供するISPの任意のメディアサーバを経由していてもよい。なお本シーケンスでは、メディアサーバは省略する。
【0016】
通話切断後、通信制御サーバ5の課金処理部5bでは、工程100で予め登録されていた課金条件に従って課金情報を収集し(工程200)、課金サーバ6に課金情報を送信し、課金サーバ6は、例えば月締めで集計し、発信者2に料金請求を行う。なお通信制御サーバ5と課金サーバ6との間の課金情報の送信方法は、各ISPで決められている送信方法(例えば通話毎にFTP(File Transfer Protocol)で送信する)よい。尚、本例において、通信制御サーバは、ユーザ端末と契約加入者端末との間の接続を確立する前に登録された課金条件を発信者のユーザ端末に通知し、発信者が通知された課金条件を受け入れた場合だけ通信を確立することもできる。
【0017】
以上のように、予め通信制御サーバ5に当該通信サービスの加入者であるユーザが望む課金条件を登録する工程100と、発信者1が企業名や商品名を入力して契約加入者端末3に接続し、通話を確立し、通信の切断後通信制御サーバ5で必要な課金情報を収集する工程200とを行うことによって企業名や商品名毎の柔軟な課金方法を提供することが可能となる。
【0018】
(第2の実施形態)
図3は、第2実施形態におけるシーケンス例である。発信者2は、第一の実施形態と同様に企業名や、商品名を着信者の識別情報として入力し、一般的なSIPのプロトコルを使った接続手順に従ってインタネット電話を接続する。本シーケンスでは、着信者である契約加入者端末3から通信制御サーバ5への応答(200OK)時に、着信者側のユーザから課金条件を通知する(工程101)。課金の条件は、第一の実施形態と同様である。課金条件の通知を行う信号は、180Ringingであってもまたは、NOTIFYなどの異なるメッセージを用いてもよく、通信制御中に着信者3が通信制御サーバ5に通知していればよい。
【0019】
通話切断後、通信制御サーバ4の課金処理部5bでは、工程101で通知された課金条件に従って課金情報を収集する(工程201)。通信制御サーバ5と課金サーバ6との間の課金情報の送信方法や、発信者への請求方法は、第一の実施形態と同様である。
【0020】
以上のように通信制御サーバ5に着信者3が望む課金条件を通信制御中に通知する工程101と、発信者2が企業名や商品名を入力して着信者3に接続し、通話を確立し、切断後、通信制御サーバ5で必要な課金情報を収集する工程201とを行うことによって企業名や商品名毎の柔軟な課金方法を提供することが可能となる。
【0021】
(第3の実施形態)
図4は、第3実施形態におけるシーケンス例である。
ユーザである発信者2は、第二の実施形態と同様に企業名や、商品名を着信者識別情報として入力し、一般的なSIPのプロトコルを使った接続手順に従ってインタネット電話を接続する。本シーケンスでは、着信者3から通信制御サーバ5への応答(200OK)時に、課金条件を通知する(工程101)。通信制御サーバ5の通信制御処理部5aでは、受信した課金条件を発信者2に同じく200OKで通知(工程300)し、発信者2に課金条件に合意できるかどうか確認する。本シーケンスでは、200OKの信号にマッピングしたが、通信制御サーバ4からIVR等のガイダンス装置に接続し、音声で通知してもよい。
【0022】
なお、発信者2は、通知された課金条件が希望に沿わない場合は、ACK応答前に切断すれば通話は成立しないため不要な課金が行われることはない。
【0023】
以上のように通信制御サーバ5は、着信者3からの課金条件を受信後、その情報を発信者2に通知することによって発信者に課金条件を確認することが可能となる。
【0024】
(第4の実施形態)
図5は、第4実施形態におけるシーケンス例である。
着信者3は、着信者の企業名や商品名に対する通話の課金条件を項目毎に予め通信制御サーバ5に登録しておく(工程102)。このときの登録方法は、サービス契約時の契約情報として登録してもインタネットカスタマコントロールを用いて登録していてもよい。また課金条件は、通話時間に比例した従量課金であっても、1件の情報あたりの情報量課金であってもよいが、ISPが、着信者からコマーシャル料などとして回収する着信者が支払う課金条件である。
【0025】
発信者1は、第一の実施形態と同様の手順で、着信者2に接続する。通話切断後、通信制御サーバ5の課金処理部5aでは、工程102で予め登録されていた課金条件に従って課金情報を収集(工程202)し、課金サーバ6に課金情報を送信し、課金サーバ6は、例えば月締めで集計し、着信者3に料金請求を行う。なお通信制御サーバ5と課金サーバ閤の課金情報の送信方法は、各ISPで決められている送信方法(例えば通話毎にFTP(File Transfer Protocol)で送信)でよい。
【0026】
以上のように予め通信制御サーバ5に着信者3に対する課金条件を登録する工程102と、発信者2が企業名や商品名を入力して着信者3に接続し、通話を確立し、切断後、通信制御サーバ5で必要な課金情報を収集する工程202とを行うことによって企業名や商品名毎の柔軟な課金方法を提供することが可能となる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、インタネット電話で電話番号をダイヤルする代わりに企業名や商品名を着信者識別情報の一部又は全部として入力し、企業との通信が確立したときに、その通信費に関して企業名や商品毎の柔軟な課金形態を提供することができる。特に、課金形態はユーザの判断に委ねられているので、通信サービス加入者であるユーザの要望にそった柔軟な課金方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信サービスシステムの全体構成を示す線図である。
【図2】第1の実施形態におけるシーケンス例を示す図である。
【図3】第2の実施形態におけるシーケンス例を示す図である。
【図4】第3の実施形態におけるシーケンス例を示す図である。
【図5】第4の実施形態におけるシーケンス例を示す図である。
【符号の説明】
1 IP網
2 ユーザ端末
3 契約加入者端末
4 DNSサーバ
5 通信制御サーバ
6 課金サーバ
5a 通信制御処理部
5b 課金処理部
Claims (6)
- 通信サービスシステムの契約加入者端末と、複数のユーザ端末とがIP網を介して接続され、IP網には、ユーザ端末からの接続要求を処理するDNSサーバと、端末間の通信を制御する通信制御サーバと、課金サーバとが接続され、前記契約加入者端末は登録された識別情報を有し、ユーザ端末から契約加入者の端末への接続要求があった際、前記通信制御サーバは着信側端末の識別情報を物理アドレスに変換し、対応する着信側の端末と発信者側のユーザ端末とを接続し、IP網を介してユーザ端末と契約加入者端末との間において通信が確立されるIP網を利用した通信サービスシステムの課金方法において、
各契約加入者は、当該通信サービスシステムに加入する際、各契約加入者毎に自己の決定に基づいて通信サービスに対する課金条件を予め登録し、
前記通信制御サーバは、通信が終了した際、登録された課金条件に基づいて課金情報を収集して課金サーバに送信することを特徴とするIP網を利用した通信サービスの課金方法。 - 請求項1に記載のIP網を利用した通信サービスの課金方法において、前記契約加入者の登録された識別情報として、契約加入者の氏名、名称、商号、俗称、略称、製造又は販売にかかる商品名、ブランド名、又は契約加入者の名称、商号、俗称又は略称と契約加入者の製造販売にかかる商品名との結合をアルファベット表記した識別情報を用いることを特徴とするIP網を利用した通信サービスの課金方法。
- 請求項1又は2に記載のIP網を利用した通信サービスの課金方法において、各契約加入者は、ユーザに対して提供される情報の量又は内容に応じて種々の課金形態を規定できることを特徴とするIP網を利用した通信サービスの課金方法。
- 通信サービスシステムの契約加入者端末と、複数のユーザ端末とがIP網を介して接続され、IP網には、ユーザ端末からの接続要求を処理するDNSサーバと、端末間の通信を制御する通信制御サーバと、課金サーバとが接続され、前記契約加入者端末は登録された識別情報を有し、ユーザ端末から契約加入者の端末への接続要求があった際、前記通信制御サーバは着信側端末の識別情報を物理アドレスに変換し、対応する着信側の端末と発信者側のユーザ端末とを接続し、IP網を介してユーザ端末と契約加入者端末との間において通信が確立されるIP網を利用した通信サービスシステムの課金方法において、
前記通信制御サーバから契約加入者端末に接続要求が通知された際、当該契約加入者は、通信制御サーバに課金条件を通知し、
前記通信制御サーバは、通信が終了した際、通知された課金条件に基づいて課金情報を収集して課金サーバに送信することを特徴とするIP網を利用した通信サービスの課金方法。 - 請求項1から4までのいずれか1項に記載のIP網を利用した情報提供サービスの課金方法において、ユーザ端末と契約加入者端末との間の通信の確立に先立って、前記通信制御サーバは、通信サービスに対する課金条件を発信者側のユーザ端末に通知し、当該課金条件をユーザが受け入れた場合当該発信者側ユーザ端末と着信者側の契約加入者端末との間に通信を確立することを特徴とするIP網を利用した通信サービスの課金方法。
- 請求項1から5までのいずれか1項に記載のIP網を利用した通信サービスの課金方法において、ユーザ端末と契約加入者端末との間の通信がSIPに基づいて行われることを特徴とするIP網を利用した通信サービスの課金方法。
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JPWO2009066348A1 (ja) * | 2007-11-19 | 2011-03-31 | デュアキシズ株式会社 | 通信制御装置及び通信制御方法 |
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