JP2005032786A - 電気二重層コンデンサ及び電池の製造方法 - Google Patents

電気二重層コンデンサ及び電池の製造方法 Download PDF

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大村  誠司
Yasuhiro Kishimoto
泰広 岸本
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衛 木本
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Abstract

【課題】充分な耐久性を有する樹脂製の容器が得られ、分極性電極及びセパレータに電解液を充分に含浸させ得る電気二重層コンデンサ及び電池の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、樹脂製の容器1を具える電気二重層コンデンサの製造方法であって、前記容器1の内部空間に、一対の分極性電極5,6と、これら分極性電極5,6間に介在されたセパレータ7とが収納されるように、複数の構成部材2,3を組み合わせて互いに接合し、前記容器1の外部と前記内部空間を繋ぐ少なくとも一つの孔21,22が形成された前記容器1を作製する第1工程と、前記孔21,22を通じて、前記内部空間に電解液を注入する第2工程と、前記容器1に形成された全ての孔21,22を塞ぐ第3工程と、を含む。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、水系又は非水系電解質を具える電気二重層コンデンサ及び電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
小型のコイン型電気二重層コンデンサは、携帯電話やデジタルカメラ等の電子機器において、主にバックアップ用電源として広く用いられている。周知のように、コイン型電気二重層コンデンサは、一対の分極性電極間にセパレータを介在させて、互いに絶縁され対向配備された一対の金属缶の間の内部空間に収納したものである。分極性電極及びセパレータには、水系又は非水系の電解液が含浸している(特許文献1参照)。
【0003】
回路基板に装着される各種電子部品はチップ化が進んでいるので、回路基板上では、電気二重層コンデンサに対して長方形状の実装領域が設定される場合が多い。しかし、長方形状の実装領域にコイン型電気二重層コンデンサを配置すると、コイン型電気二重層コンデンサが円盤状の形状を有することから、実装領域の各角部周辺に大きな空き部分が生じる。このため、コイン型電気二重層コンデンサが装着される回路基板では、該電気二重層コンデンサを含む各種電子部品を効率的に配置することが困難であった。また、回路基板の実装工程の効率化を図るためには、電気二重層コンデンサも他の電子部品と同様にチップ化することが好ましい。
【0004】
電気二重層コンデンサの外形を角状にすれば、空き部分を小さくして実装領域を有効に活用できる。特に、より大きいコンデンサを装着できるので、回路基板に使用する電気二重層コンデンサの容量を一層大きくできる利点がある。電気二重層コンデンサの外形を角状にするためには、金属缶を角状に形成する必要があるが、このような構成を採用すると、金属缶間の隙間をガスケットで封口することが困難となる。そこで、絶縁性の樹脂で、電気二重層コンデンサの容器を形成することが考えられる。これにより、電気二重層コンデンサのチップ化も図ることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−64484号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
絶縁性の樹脂で形成された容器を具える電気二重層コンデンサを製造する場合、容器の内部空間に分極性電極等を収納する必要性から、容器は、少なくとも2つの構成部材を組み合わせることにより作製される。よって、このような電気二重層コンデンサを製造する場合、例えば、図10(a)に示すように、第1容器半体(2)及び第2容器半体(3)を、電解液が含浸された一対の分極性電極(5)(6)及びこれらの間に介在するセパレータ(7)を囲うように組み合わせた後、図10(b)に示すように、これら容器半体(2)(3)を、振動子(図示せず)で押圧して、超音波溶着で接合する工程が考えられる。
【0007】
しかしながら、発明者が上記の工程により実際に電気二重層コンデンサの製造を試みたところ、超音波溶着の際に、分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)に含浸している電解液が、振動により分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)から飛び出して、容器半体(2)(3)間の隙間から外部に飛散する状況が確認された。このような状況が生ずると、容器半体(2)(3)の接合面に電解液が付着して、容器半体(2)(3)が十分な強度で接合せず、完成された電気二重層コンデンサの耐久性が低下する。また、電解液が飛散により減少すると、分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)に電解液が充分に含浸せず、電気二重層コンデンサは所望の性能を発揮できない。さらに、電解液の飛散は、空気中に霧状に含まれた電解液が作業者の健康を悪化させるおそれが高いために、環境上問題である。従って、樹脂製の容器を具える電気二重層コンデンサの製造工程において超音波溶着を用いる場合、電解液が飛散しないこと、容器半体(2)(3)の接合面に電解液が付着しないこと、さらには、電解液を分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)に充分に含浸させることが必要とされる。
【0008】
上記の製造工程において、超音波溶着ではなく、接着剤を用いて容器半体(2)(3)を接合することが考えられる。しかし、この場合でも、容器半体(2)(3)の接合面に電解液が付着することにより、容器半体(2)(3)間の接合強度が低下して、電気二重層コンデンサの耐久性が低下するおそれがあるために、容器半体(2)(3)の接合面への電解液の付着は確実に防止される必要がある。
【0009】
水系及び非水系電解質電池は、電気二重層コンデンサと同様な構造であるために、上記の問題は、樹脂製の容器を具える水系又は非水系電解質電池にも共通して当てはまる。
【0010】
本発明は、上記の問題を解決するものであり、充分な耐久性を有する樹脂製の容器が得られ、分極性電極及びセパレータに電解液を充分に含浸させることができる電気二重層コンデンサ及び電池の製造方法を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気二重層コンデンサの製造方法は、樹脂製の容器を具える電気二重層コンデンサの製造方法であって、前記容器の内部空間に、一対の分極性電極と、これら分極性電極間に介在されたセパレータとが収納されるように、複数の構成部材を組み合わせて互いに接合し、前記容器の外部と前記内部空間を繋ぐ少なくとも一つの孔が形成された前記容器を作製する第1工程と、前記孔を通じて、前記内部空間に電解液を注入する第2工程と、前記容器に形成された全ての孔を塞ぐ第3工程と、を含む。
【0012】
また、本発明の電気二重層コンデンサの製造方法は、少なくとも何れか一つに少なくとも一つの孔が形成された複数の構成部材を組み合わせて作製される樹脂製の容器を具える電気二重層コンデンサの製造方法であって、一対の分極性電極と、これら分極性電極間に介在されたセパレータとを囲うように前記複数の構成部材を配置し、前記複数の構成部材を互いに接合して前記容器を作製する第1工程と、前記容器に形成された少なくとも一つの孔を通じて電解液を注入して、前記分極性電極及び前記セパレータに前記電解液を含浸させる第2工程と、前記容器に形成された全ての孔を塞ぐ第3工程と、を含む。
【0013】
【作用及び効果】
本発明の製造方法によれば、分極性電極及びセパレータを乾いたままで、つまり電解液が含浸されない状態で容器の内部空間に収納できる。従って、構成部材を互いに接合して容器を作製する際に、電解液が構成部材の接合面に付着することはなく、構成部材が互いに強く接合された充分な耐久性を有する樹脂製の容器が得られる。また、本発明によれば、構成部材を超音波溶着する場合に、電解液が構成部材間の隙間から飛散することはない。そして、容器を作製した後に、容器に形成された孔を通じて電解液を容器の内部空間に注入することにより、分極性電極及びセパレータに電解液を充分に含浸させることができる。容器に形成された孔は、例えば、樹脂製の挿入部材を挿入して、該挿入部材と容器を超音波溶着若しくは接着剤で接合することにより塞がれ、又は、孔に溶融した樹脂を注入して固化させることにより塞がれる。
【0014】
上記構成において、一方の分極性電極を正活物質、他方の分極性電極を負活物質とすることにより、本発明を電池にも適用できることは容易に理解される。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の方法により製造されるチップ型電気二重層コンデンサの斜視図であり、図2は、図1に示すA−A線を含む垂直面で該電気二重層コンデンサを破断し、矢視方向に見た断面図である。電気二重層コンデンサは、絶縁性樹脂で形成された矩形の容器(1)を具えている。容器(1)の材料には、液晶ポリマー(LCP)、変形ポリアミド、ナイロン樹脂、又はポリプロピレン(PP)等の絶縁性の熱可塑性プラスチックが用いられる。
【0016】
容器(1)は、長方形のブロック状の第1容器半体(2)と第2容器半体(3)からなる2つの構成部材が組み合わされて作製されており、これら容器半体(2)(3)は、超音波溶着により接合されている。容器(1)の内部空間には、電解液が含浸した第1分極性電極(5)及び第2分極性電極(6)が収納されており、これら分極性電極(5)(6)の間には、電解液が含浸したセパレータ(7)が介在している。分極性電極(5)(6)には、活性炭粉末又は活性炭繊維をシート状又はブロック状に成形したものが用いられる。セパレータ(7)には、ガラス繊維不織布、パルプの抄紙、又はポリ四フッ化エチレン(PTFE)等の絶縁性樹脂で形成されたフィルム等が用いられる。
【0017】
電気二重層コンデンサが非水系電気二重層コンデンサである場合、電解液には、例えば、トリ−エチル−メチル−アンモニウム−テトラ−フルオロ−ボレイド(EtMeNBF)又はテトラ−エチル−アンモニウム−テトラ−フルオロ−ボレイド(EtNBF)等の電解質を、カーボネート、ラクトン又はニトリル等の非プロトン性有機溶媒に溶かしたものが使用される。電気二重層コンデンサが水系電気二重層コンデンサである場合、電解液には、HSO又はKOH等の水溶液が使用される。
【0018】
第1分極性電極(5)には、第1集電体(8)を介して第1リード部材(9)が接続されており、第2分極性電極(6)には、第2集電体(10)を介して第2リード部材(11)が接続されている。第1リード部材(9)及び第2リード部材(11)は導電性部材で形成され、例えば、銅、ニッケル又はアルミニウム等の金属やステンレス等の合金で形成される。電気二重層コンデンサが非水系電気二重層コンデンサである場合、第1集電体(8)及び第2集電体(10)は、アルミニウム、チタン、又はステンレス等で形成される。従って、この場合、第1リード部材(9)及び第2リード部材(11)を、集電体として好適な材料であるアルミニウムやステンレス等で形成し、第1リード部材(9)を第1分極性電極(5)に、第2リード部材(11)を第2分極性電極(6)に直接接合してもよい。電気二重層コンデンサが水系電気二重層コンデンサである場合、第1集電体(8)及び第2集電体(10)は、導電性ブチルゴム等で形成される。なお、この場合、リード部材(9)(11)と電解液が接触することを防ぐために、図2に示す第1集電体(8)及び第2集電体(10)の形状は、リード部材(9)(11)の表面が容器(1)の内部空間に露出しないように変更される。
【0019】
第1容器半体(2)には矩形状の第1窪み(12)が形成されており、該第1窪み(12)の底面に第1リード部材(9)の一端側が配置され、その上に第1集電体(8)、さらには第1分極性電極(5)が接合されている。第1リード部材(9)の他端側は、2度屈曲されて、第1リード部材(9)の壁部を貫通して容器(1)の下側に引き出されている。この他端側の先端部(13)は、容器(1)の側面から突出すると共に、容器(1)の下面と略同一平面上に配置される。
【0020】
第2容器半体(3)には、第1窪み(12)と合わせられて容器(1)の内部空間を構成する第2窪み(14)が形成されている。第2窪み(14)の底面には第2リード部材(11)の一端側が配置され、その下側に第2集電体(10)、さらには第2分極性電極(6)が接合されている。第2容器半体(3)の一端は、第1端子部(13)と反対側に位置する第1容器半体(2)の一側面に沿って下方に延びている。第2リード部材(11)の他端側は、2度屈曲され、第2容器半体(3)のこの延出部分を通って容器(1)の下側に引き出されている。第2リード部材(11)の他端側の先端部(15)は、第1端子部(13)と反対向きに容器(1)から突出すると共に、容器(1)の下面と略同一平面上に配置される。
【0021】
次に、上記の電気二重層コンデンサの製造方法について説明する。図3は、容器半体(2)(3)、分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)等を組み合わせる工程を示す説明図である。第1容器半体(2)及び第2容器半体(3)は、これらの壁部を貫通する孔(21)(22)が形成された状態で用意される。第1容器半体(2)は、インサートモールド成形によって第1リード部材(9)に形成されており、容器(1)の下壁部となる第1容器半体(2)の壁部には、成形により又は成形後に、該壁部を貫通する第1孔(21)が形成されている。該第1孔(21)は、第1窪み(12)の底面において第1リード部材(9)に塞がれないように設けられる。第2容器半体(3)も、インサートモールド成形によって第2リード部材(11)に形成されており、容器(1)の上壁部となる第2容器半体(3)の壁部には、成形により又は成形後に、該壁部を貫通する第2孔(22)が形成されている。第2孔(22)は、第2窪み(14)の底面において第2リード部材(11)に塞がれないように設けられる。
【0022】
第1集電体(8)は、第1窪み(12)の底面上に配置された第1リード部材(9)の水平部分に導電性接着剤を用いて接合され、さらに、第1集電体(8)上には第1分極性電極(5)が導電性接着剤を用いて接合される。同様に、第2窪み(14)の底面上に配置された第2リード部材(11)の水平部分に、第2集電体(10)が導電性接着剤を用いて接合され、さらに、第2集電体(10)上に第2分極性電極(6)が導電性接着剤を用いて接合される。そして、第1容器半体(2)が第1窪み(12)を上方に向けて配置された後、第1分極性電極(5)上にセパレータ(7)が載置される。この後、第1窪み(12)と第2窪み(14)が合うように、第1容器半体(2)上に第2容器半体(3)が載置され、第1容器半体(2)と第2容器半体(3)が組み合わせられる。第1容器半体(2)及び第2容器半体(3)は、分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)等を囲うように配置されている。分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)に電解液を含浸させる工程は行われず、これらは乾いた状態にある。
【0023】
次に、第1容器半体(2)と第2容器半体(3)を超音波容着により接合して容器(1)を作製する工程が行われる。図4は、図2に相当するこの工程を示す断面図である。上述のように第1容器半体(2)及び第2容器半体(3)を組み合わせた後、第2容器半体(3)の外側上面に振動子(図示せず)を当接し、第1容器半体(2)及び第2容器半体(3)を押圧しながら振動させる。これにより、第1容器半体(2)と第2容器半体(3)の接触面にてこれらを形成する樹脂の溶融が生じて、第1容器半体(2)と第2容器半体(3)が接合する。作製された容器(1)の内部空間には、セパレータ(7)が介在された一対の分極性電極(5)(6)が収納されており、第1孔(21)及び第2孔(22)は、容器(1)の外部と内部空間を繋いでいる。本実施例では、第1容器半体(2)と第2容器半体(3)を超音波容着により接合して容器(1)を作製しているが、第1容器半体(2)及び第2容器半体(3)を、接着剤で接合してもよい。
【0024】
容器(1)が作製されると、容器(1)に形成されている孔(21)(22)を用いて容器(1)の内部空間に電解液を注入することにより、分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)に電解液を含浸させる工程が行われる。図5は、この工程を示す図2に相当する断面図である。本実施例では、第2孔(22)にノズル(40)を挿入し、このノズル(40)を用いて、容器(1)の内部空間に電解液を注入している(第1孔(21)を用いて電解液を注入してもよい)。電解液の分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)への含浸に伴い、これらの内部に溜まっているガスが押し出される。第1孔(21)は空いた状態になっており、押し出されたガスは、第1孔(21)を通って容器(1)の外部に放出される。これにより、電解液の注入がスムースに行われる。ノズル(40)の先端の位置、電解液の流量や電解液の注入量を適切に調整することにより、第1孔(21)を通って電解液が流出することが避けられる。電解液が第1孔(21)から流出しても、霧状に飛散することはないから、作業者の健康を悪化させることはなく、流出した電解液の回収も容易である。
【0025】
リード部材(91)(11)、集電体(8)(10)、分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)を、図5に示す空きスペース(A)(B)が繋がらないように形成すれば、第2孔(22)から注入された電解液は、これらにより堰き止められつつ、分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)に含浸するので、第1孔(21)を通って電解液が流出することは避けられる。
【0026】
第2孔(22)を形成する容器(1)の面部とノズル(40)との間に、ガスが流れる空間が充分にあれば、第1孔(21)を容器(1)に設けなくとも、第2孔(22)のみを容器(1)を形成し、第2孔(22)のみを用いて電解液の注入をスムースに行うことができる。すなわち、本発明を実施するために容器(1)に形成する孔は一つであってもよい。また、第1孔(21)についても同様であれば、第1孔(21)及び第2孔(22)の両方を用いて電解液の注入を行うこともできる。すなわち、容器(1)に形成した複数の孔の全てを用いて、電解液の注入を行うこともできる。
【0027】
電解液の注入工程の後、容器(1)に形成された孔(21)(22)を塞ぐ工程が行われる。図6は、本工程の第1実施形態を示す、図2に相当する断面図である。本工程の第1実施形態では、第1孔(21)及び第2孔(22)に、絶縁性樹脂で形成された第1挿入部材(51)及び第2挿入部材(52)を夫々挿入し、振動子(図示せず)で容器(1)を押圧して超音波溶着によってこれら挿入部材(51)(52)を容器(1)に接合する。第1挿入部材(51)及び第2挿入部材(52)は、容器(1)と同じ材料で形成されることが好ましい。
【0028】
図7は、本工程の第2実施形態を示す、図2に相当する断面図である。本工程の第2実施形態では、第1孔(21)及び第2孔(22)に、絶縁性樹脂で形成された第1挿入部材(51)及び第2挿入部材(52)を夫々挿入して、接着剤(61)(62)によりこれら挿入部材(51)(52)を容器(1)に接合する。接着剤(61)(62)には、例えばエポキシ系の接着剤が使用される。接着剤(61)(62)は図に示すように、第1挿入部材(51)及び第2挿入部材(52)を孔(21)(22)に挿入する前に、これら挿入部材(51)(52)に塗布される。孔(21)(22)を形成する容器(1)の面部に塗布してもよい。第1挿入部材(51)及び第2挿入部材(52)の材料は、容器(1)を形成する材料と同じとしてよいが、容器(1)の材料として適切なものであれば特に限定されない。
【0029】
図8は、本工程の第3実施形態を示す、図2に相当する断面図である。本工程の第3実施形態では、第1孔(21)及び第2孔(22)に、溶融した絶縁性樹脂(71)(72)を夫々注入して固化させる。樹脂(71)(72)は、容器(1)と同じ材料を使用してもよいが、取扱いが容易なことから、特に熱可塑性プラスチックを用いることが好ましい。
【0030】
以上のように、容器(1)に形成した孔(21)(22)を塞ぐ工程が行われて、図1及び図2に示す電気二重層コンデンサが完成する。第1孔(21)と第2孔(22)は、必ずしも同じ方法で塞がれる必要はなく、必要とあらば、第1孔(21)と第2孔(22)は、異なる方法で塞がれてもよい。例えば、第1孔(21)は上記の第1実施形態で、第2孔(22)は第2実施形態で塞がれてもよい。また、本実施例では、容器(1)の下壁部に第1孔(21)を、容器(1)の上壁部に第2孔(22)を形成していたが、容器(1)の外部と内部空間を繋ぐ孔は一つであってよく、また3つ以上の孔を容器(1)に形成してもよい。さらに、孔を形成する位置は、容器(1)の上壁部及び/又は下壁部に限定されることはない。例えば、図9に示すように、容器(1)の側壁部に孔(81)(82)(83)を形成してもよく、実施例の説明で言及した第2孔(22)の側方に、孔(84)(85)を形成してもよい。また、第2リード部材(11)の形状を適当に変更することにより、第2孔(22)の反対側に孔(86)を形成することもできる。孔を形成する箇所を容器(1)の上壁部に限定することは、電解液注入工程において電解液が孔から流出し難くなるので好ましい。
【0031】
上記実施例では、容器(1)を第1容器半体(2)と第2容器半体(3)を組み合わせることにより作製しているが、本発明の実施において、容器(1)は、必ずしも2つの構成部材で構成される必要はなく、2以上の部材を組み合わせて互いに接合することによって作製されてもよい。また、リード部部材(9)(11)、集電体(8)(10)、分極性電極(5)(6)及びセパレータ(7)の形状も上記の実施例に限定されることはない。さらに、本発明の実施において、容器(1)の形状は矩形に限定されることはなく、例えば容器(1)を円柱状にすることも可能である。
【0032】
本発明の製造方法は、水系又は非水系電解質電池の製造にも適用できる。この場合、説明に用いた図において、例えば、第1分極性電極(5)は正活物質(91)に、第2分極性電極(6)は負活物質(92)に置き換わる。リチウムイオン電池の製造方法に本発明を適用する場合、正活物質(91)には、コバルト酸リチウム、マンガン酸リチウム又はニッケル酸リチウムの粉末を加圧成形又は焼結したものが使用され、負活物質(92)には、グラファイト系炭素材料又はコークス系炭素材料の粉末を加圧成形又は焼結したものが使用される。電解液には、LiBF又はLiClO等のリチウム塩を溶解させた有機溶媒が使用される。有機溶媒には、プロピレンカーボネート又はガンマブチロラクトン等が使用される。セパレータ(7)には、ポリオフィレン、ポリエチレン又はポリプロピレン等の高分子多孔性フィルムが使用される。第1集電体(8)は、アルミニウム等で形成され、第2集電体(10)は銅等で形成される。ゆえに、第1集電体(8)を第1リード部材(9)と、第2集電体(10)を第2リード部材(11)と一体化してもよい。
【0033】
ニッケル水素電池の製造方法に本発明を適用する場合、正活物質(91)には、ニッケル酸化物の粉末又はペレットを焼結又は圧縮成形したものが使用され、負活物質(92)には、Mm−Ni−Co−Mn−−Al(Mmは希土類元素の混合物)系の水素吸蔵合金の粉末又はペレットを焼結又は圧縮成形したものが使用される。電解液には、KOH又は高分子ヒドロゲル電解質が使用される。セパレータ(7)には、スルホン化ポリプロピレン等の高分子多孔性フィルムが使用される。第1集電体(8)及び第2集電体(10)には、発泡ニッケルが使用される。
【0034】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造される電気二重層コンデンサ又は電池の斜視図である。
【図2】本発明により製造される電気二重層コンデンサ又は電池の断面図である。
【図3】電気二重層コンデンサ又は電池の構成要素を組み合わせる工程を示す説明図である。
【図4】構成部材を超音波容着により互いに接合して、電気二重層コンデンサ又は電池の容器を作製する工程を示す断面図である。
【図5】電気二重層コンデンサ又は電池の容器の内部空間に電解液を注入することにより、分極性電極等に電解液を含浸させる工程を示す断面図である。
【図6】電気二重層コンデンサ又は電池の容器に形成された孔を塞ぐ工程の第1実施形態を示す断面図である。
【図7】電気二重層コンデンサ又は電池の容器に形成された孔を塞ぐ工程の第2実施形態を示す断面図である。
【図8】電気二重層コンデンサ又は電池の容器に形成された孔を塞ぐ工程の第3実施形態を示す断面図である。
【図9】電気二重層コンデンサ又は電池の容器の斜視図である。
【図10】従来の電気二重層コンデンサ又は電池の製造工程を示す説明図である。
【符号の説明】
(1) 容器
(2) 第1容器半体
(3) 第2容器半体
(5) 第1分極性電極
(6) 第2分極性電極
(7) セパレータ
(21) 第1孔
(22) 第2孔
(51) 第1挿入部材
(52) 第2挿入部材
(61) 接着剤
(62) 接着剤
(71) 樹脂
(72) 樹脂
(91) 正活物質
(92) 負活物質

Claims (8)

  1. 樹脂製の容器(1)を具える電気二重層コンデンサの製造方法であって、
    前記容器(1)の内部空間に、一対の分極性電極(5)(6)と、これら分極性電極(5)(6)間に介在されたセパレータ(7)とが収納されるように、複数の構成部材(2)(3)を組み合わせて互いに接合し、前記容器(1)の外部と前記内部空間を繋ぐ少なくとも一つの孔(21)(22)が形成された前記容器(1)を作製する第1工程と、
    前記孔(21)(22)を通じて、前記内部空間に電解液を注入する第2工程と、
    前記容器(1)に形成された全ての孔(21)(22)を塞ぐ第3工程と、
    を含む電気二重層コンデンサの製造方法。
  2. 少なくとも何れか一つに少なくとも一つの孔(21)(22)が形成された複数の構成部材(2)(3)を組み合わせて作製される樹脂製の容器(1)を具える電気二重層コンデンサの製造方法であって、
    一対の分極性電極(5)(6)と、これら分極性電極(5)(6)間に介在されたセパレータ(7)とを囲うように前記複数の構成部材(2)(3)を配置し、前記複数の構成部材(2)(3)を互いに接合して前記容器(1)を作製する第1工程と、
    前記容器(1)に形成された少なくとも一つの孔(21)(22)を通じて電解液を注入して、前記分極性電極(5)(6)及び前記セパレータ(7)に前記電解液を含浸させる第2工程と、
    前記容器(1)に形成された全ての孔(21)(22)を塞ぐ第3工程と、
    を含む電気二重層コンデンサの製造方法。
  3. 前記第3工程は、前記容器(1)に形成された孔(21)(22)に、樹脂製の挿入部材(51)(52)を挿入して、前記挿入部材(51)(52)と前記容器(1)を超音波溶着若しくは接着剤(61)(62)で接合する工程、又は、前記容器(1)に形成された孔(21)(22)に、溶融した樹脂(71)(72)を注入して固化させる工程を含む請求項1又は請求項2に記載の電気二重層コンデンサの製造方法。
  4. 前記第1工程は、前記複数の構成部材(2)(3)を超音波溶着により互いに接合する工程を含む請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電気二重層コンデンサの製造方法。
  5. 樹脂製の容器(1)を具える電池の製造方法であって、
    前記容器(1)の内部空間に正活物質(91)、セパレータ(7)及び負活物質(92)が収納されるように、複数の構成部材(2)(3)を組み合わせて互いに接合し、前記容器(1)の外部と前記内部空間を繋ぐ少なくとも一つの孔(21)(22)が形成された前記容器(1)を作製する第1工程と、
    前記孔(21)(22)を通じて、前記内部空間に電解液を注入する第2工程と、
    前記容器(1)に形成された全ての孔(21)(22)を塞ぐ第3工程と、
    を含む電池の製造方法。
  6. 少なくとも何れか一つに少なくとも一つの孔(21)(22)が形成された複数の構成部材(2)(3)を組み合わせて作製される樹脂製の容器(1)を具える電池の製造方法であって、
    正活物質(91)、セパレータ(7)及び負活物質(92)を囲うように前記複数の構成部材(2)(3)を配置し、前記複数の構成部材(2)(3)を互いに接合して前記容器(1)を作製する第1工程と、
    前記容器(1)に形成された少なくとも一つの孔(21)(22)を通じて電解液を注入して、前記正活物質(91)、前記セパレータ(7)及び前記負活物質(92)に前記電解液を含浸させる第2工程と、
    前記容器(1)に形成された全ての孔(21)(22)を塞ぐ第3工程と、
    を含む電池の製造方法。
  7. 前記第3工程は、前記容器(1)に形成された孔(21)(22)に、樹脂製の挿入部材(51)(52)を挿入して、前記挿入部材(51)(52)と前記容器(1)を超音波溶着若しくは接着剤(61)(62)で接合する工程、又は、前記容器(1)に形成された孔(21)(22)に、溶融した樹脂(71)(72)を注入して固化させる工程を含む請求項5又は請求項6に記載の電池の製造方法。
  8. 前記第1工程は、前記複数の構成部材(2)(3)を超音波溶着により互いに接合する工程を含む請求項5乃至請求項7の何れかに記載の電池の製造方法。
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