JP2005031731A - 光学式入力装置及びそれを備えた電子画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】それ自体が移動しなくても、コンピュータディスプレイなどの表示装置に表示されるカーソルの位置を制御することができる光学式入力装置を提供する。
【解決手段】本体1と、本体1内に設けられ、光を放射する発光ユニット3と、本体の表面に露出する被接触面21を有し、且つ、発光ユニット3からの発射光の光路中にあるように本体1に設けられ、被接触面21が撫でられると、発射光を選択的に阻止し、接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として移動中の接触イメージを投光するレンズ2と、本体1内に設けられ、反射光を感知して移動中のイメージを取りながら、イメージの移動距離及び方向を計算する光学ユニット5とを含む。
【選択図】 図3
【解決手段】本体1と、本体1内に設けられ、光を放射する発光ユニット3と、本体の表面に露出する被接触面21を有し、且つ、発光ユニット3からの発射光の光路中にあるように本体1に設けられ、被接触面21が撫でられると、発射光を選択的に阻止し、接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として移動中の接触イメージを投光するレンズ2と、本体1内に設けられ、反射光を感知して移動中のイメージを取りながら、イメージの移動距離及び方向を計算する光学ユニット5とを含む。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式入力装置及びそれを備えた電子画像表示装置に関し、特に操作者の指先または体の他の部分によって撫でることにより、コンピュータディスプレイなどの表示装置上に表示されるカーソル位置を制御する光学式入力装置及びそれを備えたコンピュータなどの、電子画像を表示することができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、一般の光学式マウス7は、COMやPS/2、USBなどの接続ポートを介してコンピュータ8に接続され、ディスプレイ81上に表示されるカーソル9の位置を制御する入力装置である。この光学式マウス7は、図2に示すように、底部に開口711が形成された本体71と、前記本体71内に設けられていて光を前記開口711へ放射する発光ダイオード72と、前記本体71内に設けられており、前記光学式マウス7がマウスパッド90上に移動されると、前記発光ダイオード72からの発射光が前記マウスパッド90に移動投光して反射されてなるマウスパッド表面の変化中のイメージを感知受信しながら、該イメージの移動距離及び方向を計算する光学ユニット74と、前記開口711と前記光学ユニット74との間に設けられていて前記反射光を集束してから前記光学ユニット74に投光する集束レンズ73と、前記本体71の上面に設けられている複数のボタン75とを備えている。
【0003】
また、前記光学ユニット74は、前記イメージを感知受信して前記変化中のイメージを取るための光学センサ741と、前記光学センサ741によって取られたイメージを前に取られたイメージと比較し、それらの間の差異に基づいて、前記光学式マウス7の移動距離及び方向を計算してから、コンピュータに対応した座標(△X,△Y)の電気的信号に変換して、前記コンピュータ8に伝送する画像処理ユニット(図示せず)とからなる。
【0004】
従って、前記光学式マウス7では、前記筐体71の底部を前記マウスパッド90に接触させながら前記マウスパッド90上に移動させることにより、前記光学ユニット74によって変化中のイメージを感知してマウスの移動距離及び方向を計算することで前記ディスプレイ81上の前記カーソル9を対応的に移動させ、そして、前記複数のボタン75をクリックすることによって各種の信号を入力することができる。よって、このような光学式マウスは、従来のボール式マウスに比べて、動きの検出精度が高く、且つマウスの動きがスムーズであるなどの利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような光学式マウスは、カーソルの位置を移動制御するために、平面上にある範囲の移動スペースが必要なので、一定範囲のスペースを占めなければならず、使用にはかなり不便であるという問題点がある。
【0006】
本発明は、以上の問題点を鑑みて創作されたものであり、それ自体移動しなくても、コンピュータディスプレイなどの表示装置に表示されるカーソルの位置を制御することができる光学式入力装置及びそれを備えた電子画像表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、本体と、前記本体内に設けられ、光を放射する発光ユニットと、前記本体の表面に露出する被接触面を有し、且つ、前記発光ユニットからの発射光の光路中にあるように該本体に設けられ、前記被接触面が撫でられると、前記発射光を選択的に阻止し、接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として該移動中の接触イメージを投光するレンズと、前記本体内に設けられ、前記反射光を感知して前記移動中のイメージを取りながら、該イメージの移動距離及び方向を計算する光学ユニットとを備えていることを特徴とする光学式入力装置を提供する。
【0008】
上記構成による本発明の光学式入力装置は、それ自体の平面に対する移動が必要なく、操作者の指先や体の他の部分で前記レンズの被接触面を撫でることだけによって、ディスプレイなどに表示されるカーソルの位置を制御することができるので、使用に関して非常に便利である。
【0009】
また、本発明の光学式入力装置は、前記のように、別体としてCOMやPS/2、USBなどの接続ポートまたは無線方式を介してコンピュータやノートコンピュータ、タブレットPCなどに接続されて使用されることはもちろんよいが、前記本体がノートコンピュータやPDA、タブレットPCなどの筐体と合体されてそれらに付設されてもよい。
【0010】
即ち、本発明は、他の側面からその内外の少なくとも一面に画像表示部が設けられた可動筐体と、前記表示部に表示されるカーソル位置を制御する光学式入力装置が設けられた固定筐体とが回動可能に連結されて折り畳み可能に構成されてなり、前記光学式入力装置は、前記固定筐体に内蔵され、光を放射する発光ユニットと、前記固定筐体の表面に露出する被接触面を有し、且つ、前記発光ユニットからの発射光の光路中にあるように該筐体に設けられ、前記被接触面が撫でられると、前記発射光を選択的に阻止し、接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として該移動中の接触イメージを投光するレンズと、前記固定筐体内に設けられ、前記反射光を感知して前記移動中のイメージを取りながら、該イメージの移動距離及び方向を計算する光学ユニットとを備えていることを特徴とする、例えばノートコンピュータやPDA、タブレットPCなどの、電子画像を表示することができる装置(電子画像表示装置と略称)を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明に係る光学式入力装置の好ましい実施形態を説明する。図3に示すものは本発明に係る光学式入力装置の第1の実施形態である。本実施形態における光学式入力装置100は、COMやPS/2、USBなどの接続ポート又は無線方式を介してコンピュータ60(図6参照)に接続されるものであって、ディスプレイに表示されるカーソルの位置を制御するための光学式マウスである。
【0012】
図示のように、本実施形態における光学マウス100は、本体1と、レンズ2と、発光ユニット3と、集束レンズ4と、光学ユニット5と、ボタン6とを備えている。
【0013】
前記本体1は、絶縁体からなり、その上面に開口11が形成されている。また、前記発光ユニット3は、発光ダイオードを光源とした発光手段であり、前記本体1内に設けられていて光を放射するものである。本実施形態において、前記発光ユニット3の赤色光の波長は639nmであり、青色光の波長は875nmである。
【0014】
また、前記レンズ2は、前記本体1の表面に露出する被接触面21を有し、且つ、前記発光ユニット3からの発射光の光路中にあるように該本体1の前記開口11に嵌合されている。操作者の指先で前記被接触面21を撫でると、前記発射光を選択的に阻止し、指先の接触による接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として該移動中の接触イメージを投光する。
【0015】
本実施形態において、前記レンズ2としては平凸レンズを使用するが、これに限らず、図4に示すように、平レンズや両凸レンズ,凸メニスカスレンズなどを使用してもよい。本実施形態の平凸レンズの場合、前記レンズ2の前記被接触面21は所定の曲率を持つ凸面であり、その反対面22は平面であるので、前記反対面22から前記被接触面21をみると、そこに生成されるイメージが大きくなる効果がある。なお、前記レンズの構成材は、透明なガラスとプラスチックと樹脂とからなる群より選択されるものである。
【0016】
そして、前記集束レンズ4(例えば、Agilent社のHDNS−2100レンズ)は、前記レンズ2と前記光学ユニット5との間に設けられていて前記反射光を集束してから前記光学ユニット5に投光する。
【0017】
また、前記光学ユニット5は、前記本体1内に設けられており、前記反射光を感知して前記移動中のイメージを取りながら、該イメージの移動距離及び方向を計算する。本実施形態において、前記光学ユニット5は光学センサICチップ(例えば、Agilent社のADNS−2501)であって、前記イメージを感知受信して前記移動中のイメージを取るための光学センサ51と、前記光学センサ51によって取られたイメージを前に取られたイメージと比較し、それらの間の位置的又は他の差異に基づいて前記光学式マウスの移動距離及び方向を計算してから、コンピュータに対応した座標(△X,△Y)の電気的信号に変換してコンピュータなどの電子装置に伝送する画像処理ユニット(図示せず)とからなる。
【0018】
また、前記光学ユニット5において前記レンズ2の前記被接触面21で反射されたイメージをはっきりと取るために、前記レンズ2の前記被接触面21と前記光学ユニット5との間の距離dは7.30mm〜7.60mmに設定されることが好ましい。本実施形態においては、例えば7.45mmに設定される。特に、前記被接触面21は凸面であるため、前記被接触面21の接触イメージを拡大することができるので、前記光学ユニット5が感知受信した前記接触イメージの移動量もそれに応じて拡大され、カーソルの移動がよりスムーズになる。特に、前記レンズの中心部分の厚さが2mm以内の範囲にあって、且つその拡大倍率を1〜6倍とする場合、カーソルの移動は一層スムーズになる。
【0019】
また、本実施形態において、前記ボタン6は前記レンズ2と共に、前記本体1の上面に設けられているが、図5に示すように、前記ボタン6は前記本体1の上面に設けられ、前記レンズ2は前記本体1の側面に設けられてもよい。
【0020】
従って、操作者は、指先で前記レンズ2の前記被接触面21を撫でると、前記発光ユニット3からの発射光を選択的に阻止し、指先の接触による接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として該移動中の接触イメージを前記集束レンズ4によって集束してから、前記光学ユニット5に投光する。それに引き続いて、前記光学ユニット5は、前記光学センサ51で前記移動中の接触イメージを感知してから、前記画像処理ユニットによって前記イメージの移動距離及び方向を計算し、それを電気的信号に変化した後、コンピュータなどの電子装置に伝送し、ディスプレイ上に表示されるカーソル位置を制御することができる。従って、操作者の指先や体の他の部分で前記レンズ2の被接触面21を撫でることだけにより、ディスプレイなどに表示されるカーソルの位置を制御することができるので、使用に関して非常に便利である。
【0021】
なお、図6に示すように、前記光学ユニット5に接続ポートコントローラ53が電気的に接続されている。前記光学ユニット5は、更に、X座標の移動量の信号を出力するターミナルXA,XBと、Y座標の移動量の信号を出力するターミナルYA,YBとを有する。そして、前記接続ポートコントローラ53は前記ターミナルXA,XB,YA,YBとそれぞれ対応接続するターミナルP1〜P4を有する。
【0022】
ところで、本実施形態における光学式入力装置は、従来の光学マウスに対し、移動の主体が光学マウスからマウスパッドに相当する指先や体の他の部分に移るので、相対運動の原理で移動方向は反対になる。しかし、作業面が従来の光学マウスの底面でなく上面にあり、即ち、従来の光学マウスの底部を上向きにして作業をすると同様に、前記反対方向を左右方向において再度反転するので、指先や体の他の部分の前記被接触面21上における左右方向上の移動は結局従来の光学マウスのマウスパッド上における左右方向上の移動と同一の方向になる。従って、指先を前記被接触面21に沿って右へ移動させる場合、従来の光学マウスの右への移動と同様にカーソルを右へ移動させる。
【0023】
換言すれば、そのX座標上の移動は従来の光学マウスに対し180度に2回変更されるので、前記ターミナルXB,XBの出力を変更する必要はないが、そのY座標は180度に一回だけ変更されるので、従来の光学マウスのY座標の制御方向と反対になる。従って、本実施形態における光学式入力装置はそのまま従来の光学式マウスの制御回路を使用する場合、前記ターミナルYA,YBと前記ターミナルP3,P4とを交差接続しなければならない。
【0024】
なお、前記接続ポートコントローラ53としては無線受送信機能を有するコントローラを使用してもよい。例えば、802.11aや802.11b、bluetoothなどの無線アプリケーションプロトコル(Wireless Application Protocol)などによってコンピュータ60に無線伝送することができる。従って、本実施形態における光学式入力装置は、COMやPS/2、USBなどの接続ポートを介してコンピュータ60に接続されてもよく、無線方式を介してコンピュータ60に接続されてもよい。
【0025】
図7に示すものは本発明の第2の実施形態である。この第2の実施形態は、前記第1の実施形態の光学式入力装置100を、電子画像を表示することができる装置に付設された一例であって、可動筐体201と固定筐体202とが回動可能に連結されて折り畳み可能に構成された通常のノートコンピュータに付設してなる光学式入力装置付きノートコンピュータ200である。さらに詳しくは、前記固定筐体202が前記第1の実施形態における本体1となり、また、前記第1の実施形態における発光ユニット3とレンズ2と光学ユニット5とが該固定筐体202の内外に設けられている。
【0026】
図示のように、前記レンズ2はその被接触面21が2つのボタン6と共にキーボードが設けられた前記固定筐体202の上面に露出するように前記固定筐体202に設けられている。そして、前記可動筐体201の内面に表示部203が設けられている。なお、本実施形態における光学式入力装置に相当する他の部品及び構成は前記第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
【0027】
従って、本実施形態の光学式入力装置付きノートコンピュータ200は、前記第1の実施形態と同様に指先で前記被接触面21を撫でることにより、前記表示部203上に表示されるカーソル位置を制御することができる。
【0028】
【発明の効果】
上記のように、本発明の光学式入力装置は、それ自体の平面に対する移動が必要でなく、操作者の指先や体の他の部分で前記レンズの被接触面を撫でることだけによって、ディスプレイなどに表示されるカーソルの位置を制御することができるので、使用に関して非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来の光学式マウスがディスプレイ上のカーソル位置を制御する様子を示す説明図である。
【図2】図2は従来の光学式マウスを示す断面図である。
【図3】図3は本発明の光学式マウスの第1の実施形態を示す断面図である。
【図4】図4は第1の実施形態におけるレンズ及び他の適用のレンズを示す説明図である。
【図5】図5は第1の実施形態の変形例を示す斜視図である。
【図6】図6は第1の実施形態の光学式入力装置が従来の光学マウスの制御回路を使用する場合を示す説明図である。
【図7】図7は本発明の光学式入力装置の第2の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・本体、
11・・・開口、
100・・・光学式入力装置、
2・・・レンズ、
21・・・被接触面、
22・・・反対面、
200・・・ノートコンピュータ、
201・・・可動筐体、
202・・・固定筐体、
203・・・表示部、
204・・・キーボード、
3・・・発光ユニット、
4・・・集束レンズ、
5・・・光学ユニット、
51・・・光学センサ、
53・・・接続ポートコントローラ、
6・・・ボタン、
60・・・コンピュータ、
7・・・光学マウス、
71・・・本体、
711・・・開口、
72・・・発光ダイオード
73・・・集束レンズ、
74・・・光学ユニット、
741・・・光学センサ、
75・・・ボタン、
8・・・コンピュータ、
81・・・ディスプレイ、
9・・・カーソル、
90・・・マウスパッド。
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式入力装置及びそれを備えた電子画像表示装置に関し、特に操作者の指先または体の他の部分によって撫でることにより、コンピュータディスプレイなどの表示装置上に表示されるカーソル位置を制御する光学式入力装置及びそれを備えたコンピュータなどの、電子画像を表示することができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、一般の光学式マウス7は、COMやPS/2、USBなどの接続ポートを介してコンピュータ8に接続され、ディスプレイ81上に表示されるカーソル9の位置を制御する入力装置である。この光学式マウス7は、図2に示すように、底部に開口711が形成された本体71と、前記本体71内に設けられていて光を前記開口711へ放射する発光ダイオード72と、前記本体71内に設けられており、前記光学式マウス7がマウスパッド90上に移動されると、前記発光ダイオード72からの発射光が前記マウスパッド90に移動投光して反射されてなるマウスパッド表面の変化中のイメージを感知受信しながら、該イメージの移動距離及び方向を計算する光学ユニット74と、前記開口711と前記光学ユニット74との間に設けられていて前記反射光を集束してから前記光学ユニット74に投光する集束レンズ73と、前記本体71の上面に設けられている複数のボタン75とを備えている。
【0003】
また、前記光学ユニット74は、前記イメージを感知受信して前記変化中のイメージを取るための光学センサ741と、前記光学センサ741によって取られたイメージを前に取られたイメージと比較し、それらの間の差異に基づいて、前記光学式マウス7の移動距離及び方向を計算してから、コンピュータに対応した座標(△X,△Y)の電気的信号に変換して、前記コンピュータ8に伝送する画像処理ユニット(図示せず)とからなる。
【0004】
従って、前記光学式マウス7では、前記筐体71の底部を前記マウスパッド90に接触させながら前記マウスパッド90上に移動させることにより、前記光学ユニット74によって変化中のイメージを感知してマウスの移動距離及び方向を計算することで前記ディスプレイ81上の前記カーソル9を対応的に移動させ、そして、前記複数のボタン75をクリックすることによって各種の信号を入力することができる。よって、このような光学式マウスは、従来のボール式マウスに比べて、動きの検出精度が高く、且つマウスの動きがスムーズであるなどの利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような光学式マウスは、カーソルの位置を移動制御するために、平面上にある範囲の移動スペースが必要なので、一定範囲のスペースを占めなければならず、使用にはかなり不便であるという問題点がある。
【0006】
本発明は、以上の問題点を鑑みて創作されたものであり、それ自体移動しなくても、コンピュータディスプレイなどの表示装置に表示されるカーソルの位置を制御することができる光学式入力装置及びそれを備えた電子画像表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、本体と、前記本体内に設けられ、光を放射する発光ユニットと、前記本体の表面に露出する被接触面を有し、且つ、前記発光ユニットからの発射光の光路中にあるように該本体に設けられ、前記被接触面が撫でられると、前記発射光を選択的に阻止し、接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として該移動中の接触イメージを投光するレンズと、前記本体内に設けられ、前記反射光を感知して前記移動中のイメージを取りながら、該イメージの移動距離及び方向を計算する光学ユニットとを備えていることを特徴とする光学式入力装置を提供する。
【0008】
上記構成による本発明の光学式入力装置は、それ自体の平面に対する移動が必要なく、操作者の指先や体の他の部分で前記レンズの被接触面を撫でることだけによって、ディスプレイなどに表示されるカーソルの位置を制御することができるので、使用に関して非常に便利である。
【0009】
また、本発明の光学式入力装置は、前記のように、別体としてCOMやPS/2、USBなどの接続ポートまたは無線方式を介してコンピュータやノートコンピュータ、タブレットPCなどに接続されて使用されることはもちろんよいが、前記本体がノートコンピュータやPDA、タブレットPCなどの筐体と合体されてそれらに付設されてもよい。
【0010】
即ち、本発明は、他の側面からその内外の少なくとも一面に画像表示部が設けられた可動筐体と、前記表示部に表示されるカーソル位置を制御する光学式入力装置が設けられた固定筐体とが回動可能に連結されて折り畳み可能に構成されてなり、前記光学式入力装置は、前記固定筐体に内蔵され、光を放射する発光ユニットと、前記固定筐体の表面に露出する被接触面を有し、且つ、前記発光ユニットからの発射光の光路中にあるように該筐体に設けられ、前記被接触面が撫でられると、前記発射光を選択的に阻止し、接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として該移動中の接触イメージを投光するレンズと、前記固定筐体内に設けられ、前記反射光を感知して前記移動中のイメージを取りながら、該イメージの移動距離及び方向を計算する光学ユニットとを備えていることを特徴とする、例えばノートコンピュータやPDA、タブレットPCなどの、電子画像を表示することができる装置(電子画像表示装置と略称)を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明に係る光学式入力装置の好ましい実施形態を説明する。図3に示すものは本発明に係る光学式入力装置の第1の実施形態である。本実施形態における光学式入力装置100は、COMやPS/2、USBなどの接続ポート又は無線方式を介してコンピュータ60(図6参照)に接続されるものであって、ディスプレイに表示されるカーソルの位置を制御するための光学式マウスである。
【0012】
図示のように、本実施形態における光学マウス100は、本体1と、レンズ2と、発光ユニット3と、集束レンズ4と、光学ユニット5と、ボタン6とを備えている。
【0013】
前記本体1は、絶縁体からなり、その上面に開口11が形成されている。また、前記発光ユニット3は、発光ダイオードを光源とした発光手段であり、前記本体1内に設けられていて光を放射するものである。本実施形態において、前記発光ユニット3の赤色光の波長は639nmであり、青色光の波長は875nmである。
【0014】
また、前記レンズ2は、前記本体1の表面に露出する被接触面21を有し、且つ、前記発光ユニット3からの発射光の光路中にあるように該本体1の前記開口11に嵌合されている。操作者の指先で前記被接触面21を撫でると、前記発射光を選択的に阻止し、指先の接触による接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として該移動中の接触イメージを投光する。
【0015】
本実施形態において、前記レンズ2としては平凸レンズを使用するが、これに限らず、図4に示すように、平レンズや両凸レンズ,凸メニスカスレンズなどを使用してもよい。本実施形態の平凸レンズの場合、前記レンズ2の前記被接触面21は所定の曲率を持つ凸面であり、その反対面22は平面であるので、前記反対面22から前記被接触面21をみると、そこに生成されるイメージが大きくなる効果がある。なお、前記レンズの構成材は、透明なガラスとプラスチックと樹脂とからなる群より選択されるものである。
【0016】
そして、前記集束レンズ4(例えば、Agilent社のHDNS−2100レンズ)は、前記レンズ2と前記光学ユニット5との間に設けられていて前記反射光を集束してから前記光学ユニット5に投光する。
【0017】
また、前記光学ユニット5は、前記本体1内に設けられており、前記反射光を感知して前記移動中のイメージを取りながら、該イメージの移動距離及び方向を計算する。本実施形態において、前記光学ユニット5は光学センサICチップ(例えば、Agilent社のADNS−2501)であって、前記イメージを感知受信して前記移動中のイメージを取るための光学センサ51と、前記光学センサ51によって取られたイメージを前に取られたイメージと比較し、それらの間の位置的又は他の差異に基づいて前記光学式マウスの移動距離及び方向を計算してから、コンピュータに対応した座標(△X,△Y)の電気的信号に変換してコンピュータなどの電子装置に伝送する画像処理ユニット(図示せず)とからなる。
【0018】
また、前記光学ユニット5において前記レンズ2の前記被接触面21で反射されたイメージをはっきりと取るために、前記レンズ2の前記被接触面21と前記光学ユニット5との間の距離dは7.30mm〜7.60mmに設定されることが好ましい。本実施形態においては、例えば7.45mmに設定される。特に、前記被接触面21は凸面であるため、前記被接触面21の接触イメージを拡大することができるので、前記光学ユニット5が感知受信した前記接触イメージの移動量もそれに応じて拡大され、カーソルの移動がよりスムーズになる。特に、前記レンズの中心部分の厚さが2mm以内の範囲にあって、且つその拡大倍率を1〜6倍とする場合、カーソルの移動は一層スムーズになる。
【0019】
また、本実施形態において、前記ボタン6は前記レンズ2と共に、前記本体1の上面に設けられているが、図5に示すように、前記ボタン6は前記本体1の上面に設けられ、前記レンズ2は前記本体1の側面に設けられてもよい。
【0020】
従って、操作者は、指先で前記レンズ2の前記被接触面21を撫でると、前記発光ユニット3からの発射光を選択的に阻止し、指先の接触による接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として該移動中の接触イメージを前記集束レンズ4によって集束してから、前記光学ユニット5に投光する。それに引き続いて、前記光学ユニット5は、前記光学センサ51で前記移動中の接触イメージを感知してから、前記画像処理ユニットによって前記イメージの移動距離及び方向を計算し、それを電気的信号に変化した後、コンピュータなどの電子装置に伝送し、ディスプレイ上に表示されるカーソル位置を制御することができる。従って、操作者の指先や体の他の部分で前記レンズ2の被接触面21を撫でることだけにより、ディスプレイなどに表示されるカーソルの位置を制御することができるので、使用に関して非常に便利である。
【0021】
なお、図6に示すように、前記光学ユニット5に接続ポートコントローラ53が電気的に接続されている。前記光学ユニット5は、更に、X座標の移動量の信号を出力するターミナルXA,XBと、Y座標の移動量の信号を出力するターミナルYA,YBとを有する。そして、前記接続ポートコントローラ53は前記ターミナルXA,XB,YA,YBとそれぞれ対応接続するターミナルP1〜P4を有する。
【0022】
ところで、本実施形態における光学式入力装置は、従来の光学マウスに対し、移動の主体が光学マウスからマウスパッドに相当する指先や体の他の部分に移るので、相対運動の原理で移動方向は反対になる。しかし、作業面が従来の光学マウスの底面でなく上面にあり、即ち、従来の光学マウスの底部を上向きにして作業をすると同様に、前記反対方向を左右方向において再度反転するので、指先や体の他の部分の前記被接触面21上における左右方向上の移動は結局従来の光学マウスのマウスパッド上における左右方向上の移動と同一の方向になる。従って、指先を前記被接触面21に沿って右へ移動させる場合、従来の光学マウスの右への移動と同様にカーソルを右へ移動させる。
【0023】
換言すれば、そのX座標上の移動は従来の光学マウスに対し180度に2回変更されるので、前記ターミナルXB,XBの出力を変更する必要はないが、そのY座標は180度に一回だけ変更されるので、従来の光学マウスのY座標の制御方向と反対になる。従って、本実施形態における光学式入力装置はそのまま従来の光学式マウスの制御回路を使用する場合、前記ターミナルYA,YBと前記ターミナルP3,P4とを交差接続しなければならない。
【0024】
なお、前記接続ポートコントローラ53としては無線受送信機能を有するコントローラを使用してもよい。例えば、802.11aや802.11b、bluetoothなどの無線アプリケーションプロトコル(Wireless Application Protocol)などによってコンピュータ60に無線伝送することができる。従って、本実施形態における光学式入力装置は、COMやPS/2、USBなどの接続ポートを介してコンピュータ60に接続されてもよく、無線方式を介してコンピュータ60に接続されてもよい。
【0025】
図7に示すものは本発明の第2の実施形態である。この第2の実施形態は、前記第1の実施形態の光学式入力装置100を、電子画像を表示することができる装置に付設された一例であって、可動筐体201と固定筐体202とが回動可能に連結されて折り畳み可能に構成された通常のノートコンピュータに付設してなる光学式入力装置付きノートコンピュータ200である。さらに詳しくは、前記固定筐体202が前記第1の実施形態における本体1となり、また、前記第1の実施形態における発光ユニット3とレンズ2と光学ユニット5とが該固定筐体202の内外に設けられている。
【0026】
図示のように、前記レンズ2はその被接触面21が2つのボタン6と共にキーボードが設けられた前記固定筐体202の上面に露出するように前記固定筐体202に設けられている。そして、前記可動筐体201の内面に表示部203が設けられている。なお、本実施形態における光学式入力装置に相当する他の部品及び構成は前記第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
【0027】
従って、本実施形態の光学式入力装置付きノートコンピュータ200は、前記第1の実施形態と同様に指先で前記被接触面21を撫でることにより、前記表示部203上に表示されるカーソル位置を制御することができる。
【0028】
【発明の効果】
上記のように、本発明の光学式入力装置は、それ自体の平面に対する移動が必要でなく、操作者の指先や体の他の部分で前記レンズの被接触面を撫でることだけによって、ディスプレイなどに表示されるカーソルの位置を制御することができるので、使用に関して非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来の光学式マウスがディスプレイ上のカーソル位置を制御する様子を示す説明図である。
【図2】図2は従来の光学式マウスを示す断面図である。
【図3】図3は本発明の光学式マウスの第1の実施形態を示す断面図である。
【図4】図4は第1の実施形態におけるレンズ及び他の適用のレンズを示す説明図である。
【図5】図5は第1の実施形態の変形例を示す斜視図である。
【図6】図6は第1の実施形態の光学式入力装置が従来の光学マウスの制御回路を使用する場合を示す説明図である。
【図7】図7は本発明の光学式入力装置の第2の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・本体、
11・・・開口、
100・・・光学式入力装置、
2・・・レンズ、
21・・・被接触面、
22・・・反対面、
200・・・ノートコンピュータ、
201・・・可動筐体、
202・・・固定筐体、
203・・・表示部、
204・・・キーボード、
3・・・発光ユニット、
4・・・集束レンズ、
5・・・光学ユニット、
51・・・光学センサ、
53・・・接続ポートコントローラ、
6・・・ボタン、
60・・・コンピュータ、
7・・・光学マウス、
71・・・本体、
711・・・開口、
72・・・発光ダイオード
73・・・集束レンズ、
74・・・光学ユニット、
741・・・光学センサ、
75・・・ボタン、
8・・・コンピュータ、
81・・・ディスプレイ、
9・・・カーソル、
90・・・マウスパッド。
Claims (8)
- 本体と、
前記本体内に設けられ、光を放射する発光ユニットと、
前記本体の表面に露出する被接触面を有し、且つ、前記発光ユニットからの発射光の光路中にあるように該本体に設けられ、前記被接触面が撫でられると、前記発射光を選択的に阻止し、接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として該移動中の接触イメージを投光するレンズと、
前記本体内に設けられ、前記反射光を感知して前記移動中のイメージを取りながら、該イメージの移動距離及び方向を計算する光学ユニットとを備えていることを特徴とする光学式入力装置。 - 前記レンズと前記光学ユニットとの間に設けられ、前記反射光を集束してから前記光学ユニットに投光する集束レンズを更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の光学式入力装置。
- 前記レンズの前記被接触面は、所定の曲率をもつ凸面であることを特徴とする請求項1に記載の光学式入力装置。
- 前記レンズの拡大倍率は、1〜6倍であることを特徴とする請求項3に記載の光学式入力装置。
- 前記レンズの中心部の厚さは、2mm以内の範囲にあることを特徴とする請求項3に記載の光学式入力装置。
- 前記発光ユニットは、発光ダイオードを光源とする発光手段であることを特徴とする請求項1に記載の光学式入力装置。
- 前記レンズの前記被接触面と前記光学ユニットとの間の距離は、7.30mm〜7.60mmであることを特徴とする請求項1に記載の光学式入力装置。
- その内外の少なくとも一面に画像表示部が設けられた可動筐体と、前記画像表示部に表示されるカーソル位置を制御する光学式入力装置が設けられた固定筐体とが回動可能に連結されて折り畳み可能に構成されてなり、
前記光学式入力装置は、
前記固定筐体に内蔵され、光を放射する発光ユニットと、
前記固定筐体の表面に露出する被接触面を有し、且つ、前記発光ユニットからの発射光の光路中にあるように該筐体に設けられ、前記被接触面が撫でられると、前記発射光を選択的に阻止し、接触イメージが生じながら移動すると共に、反射光として該移動中の接触イメージを投光するレンズと、
前記固定筐体内に設けられ、前記反射光を感知して前記移動中のイメージを取りながら、該イメージの移動距離及び方向を計算する光学ユニットとを備えていることを特徴とする電子画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003192732A JP2005031731A (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 光学式入力装置及びそれを備えた電子画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003192732A JP2005031731A (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 光学式入力装置及びそれを備えた電子画像表示装置 |
Publications (1)
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JP2005031731A true JP2005031731A (ja) | 2005-02-03 |
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JP (1) | JP2005031731A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010079925A2 (ko) * | 2009-01-06 | 2010-07-15 | (주)파트론 | 적층식 광 개방형 초소형 광학장치 |
-
2003
- 2003-07-07 JP JP2003192732A patent/JP2005031731A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010079925A2 (ko) * | 2009-01-06 | 2010-07-15 | (주)파트론 | 적층식 광 개방형 초소형 광학장치 |
WO2010079925A3 (ko) * | 2009-01-06 | 2010-09-30 | (주)파트론 | 적층식 광 개방형 초소형 광학장치 |
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