JP2005030811A - 被検出物の劣化検出方法及び被検出物の劣化検出装置 - Google Patents

被検出物の劣化検出方法及び被検出物の劣化検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005030811A
JP2005030811A JP2003193872A JP2003193872A JP2005030811A JP 2005030811 A JP2005030811 A JP 2005030811A JP 2003193872 A JP2003193872 A JP 2003193872A JP 2003193872 A JP2003193872 A JP 2003193872A JP 2005030811 A JP2005030811 A JP 2005030811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detected
wireless
tag
wireless tag
deterioration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003193872A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Ishihara
恒 石原
Masahiro Tohara
正博 戸原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003193872A priority Critical patent/JP2005030811A/ja
Publication of JP2005030811A publication Critical patent/JP2005030811A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、タイル、コンクリート等の構造物や,タイヤ等の被検出物の劣化を非接触で、自動的に検出できる被検出物の劣化検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】構造物1外の無線装置3から、前構造物1に取着された無線タグ2へ電磁波を送信して、前記構造物1の劣化検出方法であって、前記無線タグ2には予め識別番号を書き込んで前記構造物1に取り付け、前記無線装置3から前記無線タグ2の応答を確認し、前記無線タグ2からの応答の有無によって前記構造物の劣化を検出するようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検出物の劣化検出装置及び被検出物の劣化検出装置に係わり、特に無線タグを埋設固着し、被検出物の劣化を無線タグからの応答によって検出する被検出物の劣化検出方法及び被検出物の劣化検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、新幹線のトンネルにおけるコンクリート塊の崩落事故や、高速道路側壁のタイルの剥がれ、コンクリート壁の崩落事故等の発生によって、老朽化した被検出物の劣化診断技術の開発要求が高まっている。
【0003】
このようなコンクリート被検出物の劣化状態を検出する方法として、炭素繊維糸条を配置したシートをコンクリート被検出物と一体にして張り付け、炭素繊維糸条の電気抵抗の変化を測定して、被検出物の歪みやひび割れ等の劣化を検出する方法が知られている(例えば、特許文献1。)。
【0004】
また、トンネル等の被検出物のひび割れ検出方法としては、ひび割れをまたぐように光ファイバーを壁面に固定し、光ファイバの歪み量を測定してひび割れ幅の変化を測定しようとする方法が開示されている(例えば、特許文献2。)。
【0005】
最近では、タイヤ等の耐久消費財の劣化を検出する要求も高くなっている。
【0006】
自動車等の車両用タイヤは、製造管理だけでなく、保守管理においても個々品質情報を迅速に知ることが求められている。
【0007】
そのような要求に対応するために、個々のタイヤに無線タグを取り付け、タイヤの空気圧、内部温度等を検出する方法が開示されている(例えば、特許文献3。)。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−253561号公報
【0009】
【特許文献2】
特開2001−66117号公報
【0010】
【特許文献3】
特開2002−264617号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
トンネル等のコンクリート被検出物においては、上述した炭素繊維糸条の抵抗変化による検査方法がる。この方法においては炭素繊維が剥離した場合、炭素繊維シートによって電気設備に短絡事故が発生する可能性があるので電気設備が設けられている場合には使用できない。さらに、炭素繊維の耐力強度の定量的な強度の根拠が求めづらく信頼性に欠けることも知られている。
【0012】
この被検出物を検査する他の方法として、光ファイバーによる歪み量からひび割れを検出する方法がある。この方法においては、光ファイバーを予めひび割れした部分をまたいだ両側において固定部材により壁面に固定すると共に、固定部分間を緩みのないように、張力がかかるように固定することが必要である。
【0013】
そのため、先ず、光ファイバの取り付けには、予めひび割れ箇所を多大の時間と人をかけて目視検査して見つける作業が必要であること、さらに、発見した箇所のひび割れ部に最適な張力で取り付ける作業をともなうため、この検査方法には多くの手間と熟練を必要とする。
【0014】
また、上述した車両用タイヤは、空気圧や、内部温度等の状態の検出はされているが、走行するタイヤの重要な品質検査項目であるタイヤの磨耗量を自動的に検知する方法は知られていない。
【0015】
本発明は、このような従来の検査方法の問題点を解決するためになされたもので、劣化によるコンクリート被検出物の脱落、ひび割れ及び車両等タイヤの磨耗量等の劣化を非接触で自動検出する被検出物の劣化検出方法及び被検出物の劣化検出装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の被検出物の劣化検出方法及び被検出物の劣化検出装置は、請求項1においては、被検出物外に置かれた無線装置から、前記被検出物に取着された無線タグへ電磁波を送信して、前記被検出物の構造の劣化を検出する検出方法であって、前記無線タグには予め識別番号を書き込んで前記被検出物に取着し、前記無線装置から前記無線タグの応答を確認し、前記無線タグからの返信の有無によって前記被検出物の劣化を検出するようにしたことを特徴とする。
【0017】
請求項4においては、被検出物外の無線装置から、前記被検出物に取着された無線タグへ電磁波を送信して、前記被検出物の構造の劣化を検出する検出装置であって、予めタグ番号を書き込んで前記被検出物に取着された無線タグと、前記無線タグからの応答の有無によって前記被検出物の劣化を検出する無線装置とからなることを特徴とする。
【0018】
したがって、予めコンクリート等の構造物、例えば、タイルなどに一体で固着埋設された無線タグの脱落や、無線タグのアンテナの断線を無線装置による応答の有無で知ることができるので、構造物のひび割れや剥離及び磨耗等の劣化を検出することができる。
【0019】
請求項8においては、予め識別番号が格納され、トンネル内の被検出物に固着埋設された無線タグと、トンネル内を移動する走行車上に配置され、前記埋設された無線タグの有無を検出する無線装置とから構成され、前記無線タグの識別番号はトンネル内内壁の位置と対応した識別番号とし、前記識別番号の応答の有無によって前記トンネル内の被検出物の劣化位置を検出するようにしたことを特徴とする。
【0020】
したがって、種々の形状、通信方式及び通信エネルギの選択が可能であることから、無線タグをトンネル等のひび割れ箇所に固着埋設し、無線タグの脱落、断線を検出することによってひび割れ等の構造物の劣化進行を検出することができる。
【0021】
請求項11においては、走行するタイヤに取着された無線タグであって、前記タイヤの磨耗量警報位置にタイヤの外周と同心円上に固着埋設されたタグアンテナと、タイヤ外に設けられた無線装置とからなり前記タグアンテナが前記タイヤの磨耗によって断線したことを検出するようにしたことを特徴とする。
【0022】
したがって、走行中のタイヤの磨耗を検出し、警報を運転者に知らせることができる
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0024】
(第1の実施の形態)
図1及び図2を参照して説明する。第1の実施の形態における被検出物は、比較的小さな構造物のタイルや、比較的大きな構造物のコンクリート等である。図1(a)タイル等の比較的小さな形状の構造物1の劣化検出装置の分解斜視図である。同図(b)はコンクリート等の比較的大きな構造物1の劣化検出装置の分解斜視図である。
【0025】
これらの装置の検出原理は、構造物1の劣化を内蔵される無線タグ2、4の脱落または無線タグ2、4のタグアンテナ4aの断線を無線タグ2、4からの通信応答の有無によって検出するものである。
【0026】
夫々の構成は、タイルまたはコンクリートの構造物1と、所定の配列で構造物1内に固着埋設される無線タグ2、4と、無線タグ2、4に電磁波を送信し、無線タグ2、4からの信号の有無を受信する無線装置3とから構成される。
【0027】
詳細を後述する無線タグ2、4は、タグアンテナを内蔵したチップ形状の無線タグ2と、タグアンテナ4aが外付けされる無線タグ4の2種類のタイプがあり、構造物の1の形状、材質及び劣化のパターンによって、その種類と構造物1に埋設する個数が選択される。
【0028】
この無線タグ2、4と無線装置3との伝送は、通信距離が比較的長くできる電磁誘導方式とし、無線タグ2、4へのアクセスは読出し専用型とし、無線装置3からの電磁波の誘導起電力を電源として作動する機能を備えたものとする。また、通信方式は、応答速度によって種々選択されるが、時分割通信ができる半2重通信機能があれば良い。
【0029】
構造物1は、所定の形状で建築物に取り付けられるもので、例えば、高速道路や地下鉄等のトンネル内壁面に固着されて取り付けられる、タイルやコンクリートである。
【0030】
無線タグ2は、同図(a)に示すように、タグアンテナを内蔵するタイプで、構造物1内に複数個配置した場合の例で、予め識別番号を記憶した無線タグ2が所定の位置に配列されて固着埋設される。また、同図(b)は無線タグ4のタグアンテナ4aを、検出する構造物の形状に合わせて、所定の形状で分割して構造物1内に固着埋設される。
【0031】
次に、無線タグ2、4及び無線装置3の詳細構成について図2を参照して説明する。無線タグ2、4のタグアンテナ4a及び無線装置3の無線アンテナ3aの形状、構造は、固着埋設する構造物1とその通信距離によって予め設定されるが、夫々の機能、構成は同一である。
【0032】
無線タグ2、4は、タグアンテナ4aと、タグアンテナ4aによって電磁波を送受信する送受信回路14と、受信した電磁波のエネルギを蓄積し、各部に電源を供給するコンデンサ16、及び無線タグ2、4の識別番号を予め記憶したメモリ17と、この無線タグ2、4の送受信信号を制御するCPU15とから構成される。
【0033】
一方、無線装置3は無線タグ2、4との送受信信号を制御するCPU11及びメモリ11aと、無線アンテナ3aから電磁波を送受信する送受信回路12と及び無線タグ2、4からの受信信号によって構造物1に固着された無線タグ2、4の剥離、脱落及び無線タグアンテナ4aの断線を検出する検出回路13とから構成される。
【0034】
また、無線装置3と無線タグ2、4とは、所定の方向で通信する電磁波が誘導可能な範囲となるように配置する。したがって無線タグ2、4が取り付けられる構造物1の形状によって、種々の支持方法が考えられるが、通信可能な範囲を超える位置関係となる場合には、所定の範囲以内とするために、例えば、無線装置3をロボットに取り付け機械的に走査するようにする。
【0035】
次に、このように構成された無線タグ2、4の固着方法について、再び図1を参照して説明する。図1(a)は、構造物1が比較的小さい形状のタイル等の場合であって、タイルの剥離部5、または全てが脱落することを検出する。この場合、無線タグ2は構造物1の表層部に埋設またはエポキシ等によって固着される。
【0036】
また、無線タグ2は、固有の識別番号と構造物1の劣化パターンによってその配列方法と個数が定められる。
【0037】
このような無線タグ2の外装は、ガラスやプラスチック等の誘電体で絶縁され、構造物1に埋設された無線タグ2と無線装置3との通信距離と要求される電磁界強度とからタグアンテナの巻き数が定められる。
【0038】
図1(b)の場合は、比較的大きいコンクリート等の構造物1の場合であって、製造段階において無線タグ4とともに所定の形状のタグアンテナ4aが構造物1内に分割して固着埋設される。
【0039】
無線タグ4が内蔵された構造物1は、トンネル等の大型建築物の表層または表面に埋設固着される場合もある。この場合のタグアンテナ4aの機械的強度は、構造物1の剥離、ひび割れ時において構造物の1の強度以下で断線するものを、予め検証して採用する。
【0040】
次にこのように構成された構造物1の劣化検出動作について図1及び図2を参照して説明する。無線装置3から、埋設された夫々の無線タグ2、4に対して応答要求のアクセス送信を行う。すると、無線タグ2または4からその応答として識別信号が返信される。
【0041】
例えば、図1(a)に示すように構造物1に部分的にたいるの一部に剥離部5が発生すると、無線タグ2の脱落や破損が生じる。また、同図(b)に示すように構造物1にひび割れ部6が発生するとその部分の無線タグ4のタグアンテナが断線する。その結果、無線装置3からの応答要求に対して返信がされない。
【0042】
即ち、無線装置3では、無線タグ2、4に対して応答要求を送信し、検出回路13は埋設された無線タグ2、4の識別番号と埋設位置をメモリ11aから読出し、受信した識別信号と比較し、無線タグ2、4に対して要求した応答信号に対する返信信号の有無によって構造物1の劣化の有無とその位置を自動検出する。
【0043】
上述した本発明の実施の形態によれば、構造物1の大きさ、及び構造物1が実装される建築物における劣化特性に応じて、無線タグ2、4の2種のタイプを使い分けることができる。そして、無線タグ2、4の固着方法、タグアンテナ4aの機械的強度と固着方法を検証して設定配置することによって、タイルやコンクリート等の構造物の被検出物の劣化を自動的に非接触で検出することができる。
【0044】
(第2の実施の形態)
図3は第2の実施の形態を説明する分解斜視図である。第2の実施の形態における被検出物は、トンネル等の大きな大きな構造物の場合で、この場合の被検出物の劣化検出装置は、図3(a)において、トンネル20の内壁面に固着埋設された無線タグ21と、無線タグ21と通信を行い無線タグ21のタグアンテナの断線を検知する無線装置22と、無線タグ21に近接し、無線装置22を搭載してトンネル20内を走行する走行車23とから構成される。
【0045】
無線タグ21、無線装置22の夫々の構成は第1の実施の形態と同じ構成であるので、この部分については説明を割愛し相違点についてのみ説明する。タグアンテナを所定の形状とし、埋設された無線タグ21は、予めトンネル20の半円筒の内周壁面表層に、所定の位置に全面に渡り分割配置される。
【0046】
このタグアンテナの形状と強度は、劣化診断するトンネル20壁面の構造物の強度以下になるよう、且つ、無線装置22と所定通信距離で通信可能となるように予め設定しておく。
【0047】
また無線装置22は、個々の無線タグ21のいずれが断線したのかを区別して受信するとともに、走行車23が所定速度で走行しても検出可能とするために、無線装置22を円周方向に、無線タグ21の円周方向の片側走行車線の配列数分、独立して配置する。そして、夫々の無線装置22の無線アンテナと無線タグ21のタグアンテナとの距離と、中心位置が略一致するように無線装置22の支持台24を走行車23の車上に固定する。
【0048】
さらに、無線タグ21の識別番号は、トンネル20の円周方向及び走行方向で区別して個々の無線タグ21のメモリに記憶しておく。
【0049】
このように設定したトンネル20内壁面の構造物の劣化検出装置は、トンネル内を所定の走行速度で走行し、内壁面構造物の劣化の有無を検出することができる。また、無線装置22を走行車範囲で4分の1円周分を検査するものとすれば、他の走行車の通行を妨げることなく検査することが可能となる。
【0050】
同図(b)は、上述した同図(a)の構造物の劣化検出装置によって検出されたトンネル20内壁面のひび割れA部の断面を示し、このひび割れA部に固着埋設される無線タグ21aによって、ひび割れA部の劣化進行を検出する説明図である。
【0051】
同図において、ひび割れA部にはひび割れA部の形状とほぼ同等形状の無線タグ21a、例えば、ガラス等の1mmの程度の粒条のチップをひび割れA部に固着埋設しておく。この無線タグ21aのタグアンテナは、上述した無線タグ21と異なり、大きなタグアンテナ面積を確保できないが、異常箇所が特定できているので、検出のための詳細な設定と監視が可能となる。
【0052】
このようなひび割れA部の進行は、定期的に検査を行い、無線タグ21aの脱落や破損によって無線タグから21aからの信号が受信信号の有無によって、ひび割れが更に進行したか否かが自動検出できる。
【0053】
(第3の実施の形態)
図4は第3の実施の形態の説明図である。第3の実施の形態における被検出物は、走行車に実装されるタイヤの場合で、この場合の被検出物の劣化検出装置は、同図(a)は図示しない走行車に実装される一つのタイヤの正面図、同図(b)はそのxy断面図を示す。
【0054】
同図(b)における劣化検出装置は、タイヤ30とタイヤ30の外周から所定の距離Δtの位置で、タイヤ30に埋め込まれ、且つ同心円上に複数回巻かれたタグアンテナ31aと、タイヤ中空部に配置した無線タグ31及びこの無線タグ31と通信する走行車に搭載された図示しない無線装置とから構成される。
【0055】
距離Δtはタイヤの磨耗量として危険を示す位置を示す。
【0056】
このように構成されたタイヤに埋設されたタグアンテナ及び中空部に配置された無線タグ31は、タグアンテナ31aのいずれかがタイヤの磨耗と共に断線した場合、無線タグ31からの応答が検出できなくなるのでそのタイヤの磨耗量が危険量以上となったことを自動的に非接触で検出し、且つ走行車の運転者に警報することが可能になる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、タイル、コンクリート等の構造物、或いはタイヤ等の被検出物に予め無線タグを埋設等により固着し、無線タグに対応して設けた無線装置によって無線タグからの応答の有無を検出できるので、構造物等の被検出物の劣化を非接触で自動的に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図。
【図2】無線タグの構成図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の説明図。
【図4】本発明の第3の実施の形態の説明図。
【符号の説明】
1 構造物
2 無線タグ
3 無線装置
3a 無線アンテナ
4 無線タグ
4a タグアンテナ
5 剥離部
6 ひび割れ部
11 CPU
12 送受信回路
13 検出回路
14 送受信回路
15 CPU
16 コンデンサ
17 メモリ
20 トンネル
21 無線タグ
22 無線装置
23 走行車
24 支持台
30 タイヤ
31 無線タグ
31a タグアンテナ

Claims (12)

  1. 被検出物外に置かれた無線装置から、前記被検出物に取着された無線タグへ電磁波を送信して、前記被検出物の構造の劣化を検出する検出方法であって、
    前記無線タグには予め識別番号を書き込んで前記被検出物に取着し、
    前記無線装置から前記無線タグの応答を確認し、
    前記無線タグからの返信の有無によって前記被検出物の劣化を検出するようにしたことを特徴とする被検出物の劣化検出方法。
  2. 前記被検出物への無線タグの取着は、前記被検出物の劣化を検出する箇所に前記無線タグのタグアンテナを埋設し、埋設箇所の構造劣化箇所もける前記タグアンテナの断線を前記無線装置によって検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の被検出物の劣化検出方法。
  3. 前記被検出物への無線タグの取着は、前記被検出物の劣化を検出する箇所に無線タグを固着し、固着箇所の構造劣化による無線タグの脱落もしくは破損を前記無線装置によって検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の被検出物の劣化検出方法。
  4. 被検出物外の無線装置から、前記被検出物に取着された無線タグへ電磁波を送信して、前記被検出物の構造の劣化を検出する検出装置であって、予めタグ番号を書き込んで前記被検出物に取着された無線タグと、
    前記無線タグからの応答の有無によって前記被検出物の劣化を検出する無線装置とからなることを特徴とする被検出物の劣化検出装置。
  5. 前記無線タグは、予め識別信号を書き込んだメモリと、
    前記無線装置との信号を送受信するタグアンテナと、
    前記無線装置からの読出し応答信号に対し、前記無線タグの識別信号を返信する送信手段とを
    備えたことを特徴とする請求項4に記載の被検出物の劣化検出装置。
  6. 前記無線タグのタグアンテナは、被検出物の単位構造毎またはその周囲に固着埋設したことを特徴とする請求項5に記載の被検出物の劣化検出装置。
  7. 前記無線タグは、ガラスまたはプラスチックにマウントし、前記被検出物に固着埋設したことを特徴とする請求項5に記載の被検出物の劣化検出装置。
  8. 予め識別番号が格納され、トンネル内の被検出物に固着埋設された無線タグと、
    トンネル内を移動する走行車上に配置され、前記埋設された無線タグの有無を検出する無線装置とから構成され、
    前記無線タグの識別番号はトンネル内内壁の位置と対応した識別番号とし、前記識別番号の応答の有無によって前記トンネル内の被検出物の劣化位置を検出するようにしたことを特徴とする被検出物の劣化検出装置。
  9. 前記無線タグは、タグアンテナを所定の形状として、トンネル内壁に複数個分割配置したことを特徴とする請求項8に記載の被検出物の劣化検出装置。
  10. 前記無線装置は、前記無線タグの円周方向の分割配列数分独立に設け、夫々の前記無線装置と前記無線タグの中心距離が等距離となるように前記走行車に固定したことを特徴とする請求項8または9記載に記載の被検出物の劣化検出装置。
  11. 前記無線タグは、ガラス等の絶縁物に封入された粒形状のチップとし、ひび割れ部に埋設固着されたことを特徴とする請求項8に記載の被検出物の劣化検出装置。
  12. 走行するタイヤに取着された無線タグであって、
    前記タイヤの磨耗量警報位置にタイヤの外周と同心円上に固着埋設されたタグアンテナと、
    タイヤ外に設けられた無線装置とからなり、
    前記タグアンテナが前記タイヤの磨耗によって断線したことを検出するようにしたことを特徴とする被検出物の劣化検出装置。
JP2003193872A 2003-07-08 2003-07-08 被検出物の劣化検出方法及び被検出物の劣化検出装置 Pending JP2005030811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003193872A JP2005030811A (ja) 2003-07-08 2003-07-08 被検出物の劣化検出方法及び被検出物の劣化検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003193872A JP2005030811A (ja) 2003-07-08 2003-07-08 被検出物の劣化検出方法及び被検出物の劣化検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005030811A true JP2005030811A (ja) 2005-02-03

Family

ID=34205219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003193872A Pending JP2005030811A (ja) 2003-07-08 2003-07-08 被検出物の劣化検出方法及び被検出物の劣化検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005030811A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105820A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Mizuho Information & Research Institute Inc 構造物、構造物劣化検知システム及び構造物劣化検知方法
WO2006134940A1 (ja) * 2005-06-14 2006-12-21 Super Faiths Inc. Icタグ及びicタグを用いた濡れ検出システム並びに濡れ検出おむつ
JP2007224654A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Public Works Research Institute 無線icタグのコンクリート埋設構造及びその埋設方法、並びにコンクリート情報管理システム
JP2007271362A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Railway Technical Res Inst 無線タグ、リーダライタ装置及び異常状態検出システム
JP2008134117A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Railway Technical Res Inst 構造物の状態検出装置とその状態検出システム及び埋設物
JP2012112982A (ja) * 2012-03-22 2012-06-14 Railway Technical Research Institute 埋設物
WO2014119190A1 (ja) * 2013-01-29 2014-08-07 シャープ株式会社 状態出力装置、および状態出力装置の制御方法
JP2015055050A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 日本電信電話株式会社 マンホール天井劣化検知方法
JP2016131010A (ja) * 2015-01-07 2016-07-21 日立化成株式会社 モニタリングタグ、モニタリング構造物及び所定の変化状態モニタリング方法
JP2017511877A (ja) * 2014-02-03 2017-04-27 カート ルダールRUDAHL, Kurt 道路、滑走路、及び鉄道破損のための早期警告システム
JP6164709B1 (ja) * 2016-05-30 2017-07-19 株式会社amuse oneself 構造物点検方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4494920B2 (ja) * 2004-10-06 2010-06-30 みずほ情報総研株式会社 構造物劣化検知システム
JP2006105820A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Mizuho Information & Research Institute Inc 構造物、構造物劣化検知システム及び構造物劣化検知方法
WO2006134940A1 (ja) * 2005-06-14 2006-12-21 Super Faiths Inc. Icタグ及びicタグを用いた濡れ検出システム並びに濡れ検出おむつ
JP2006349418A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Super Phase:Kk Icタグ及びicタグを用いた濡れ検出システム並びに濡れ検出おむつ
JP2007224654A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Public Works Research Institute 無線icタグのコンクリート埋設構造及びその埋設方法、並びにコンクリート情報管理システム
JP2007271362A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Railway Technical Res Inst 無線タグ、リーダライタ装置及び異常状態検出システム
JP2008134117A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Railway Technical Res Inst 構造物の状態検出装置とその状態検出システム及び埋設物
JP2012112982A (ja) * 2012-03-22 2012-06-14 Railway Technical Research Institute 埋設物
WO2014119190A1 (ja) * 2013-01-29 2014-08-07 シャープ株式会社 状態出力装置、および状態出力装置の制御方法
JP2014146201A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Sharp Corp 状態出力装置、および状態出力装置の制御方法
JP2015055050A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 日本電信電話株式会社 マンホール天井劣化検知方法
JP2017511877A (ja) * 2014-02-03 2017-04-27 カート ルダールRUDAHL, Kurt 道路、滑走路、及び鉄道破損のための早期警告システム
JP2016131010A (ja) * 2015-01-07 2016-07-21 日立化成株式会社 モニタリングタグ、モニタリング構造物及び所定の変化状態モニタリング方法
JP6164709B1 (ja) * 2016-05-30 2017-07-19 株式会社amuse oneself 構造物点検方法
JP2017215663A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 株式会社amuse oneself 構造物点検方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8913952B2 (en) Wireless power transfer to embedded sensors
JP2005030811A (ja) 被検出物の劣化検出方法及び被検出物の劣化検出装置
CN104919510B (zh) 感应车辆检测和识别***、感应牌照板以及感应读取器
US7231274B2 (en) Method of programming a tire monitoring system
CN105415985A (zh) 轮胎胎面磨损传感器***
JP2006052039A (ja) コンベアベルトのモニタリングシステム
KR20010007027A (ko) 타이어 태그용 다이폴 안테나
CN113195266B (zh) 用于对集成/应用在传送带上传送的轮胎中/上的rfid标签进行读取/写入数据的方法和***
JP2016040669A (ja) パッシヴ型ひび割れセンサ
JP2008049999A (ja) 航空機タイヤ状態監視システムおよび方法
US20110248732A1 (en) Irregularity detection in a structure of an aircraft
JP4168857B2 (ja) 識別情報検査方法及び情報取得装置
JP6420892B2 (ja) 断線検出センサおよびひび割れ進展状況の送信方法
US20190293547A1 (en) Sensor system for pipeline integrity monitoring
CN115697730A (zh) 用于轮胎的具有贴片型天线的改进的rfid传感器装置
JP2007040705A (ja) 車両用タイヤ、タイヤ摩耗検出システム及びタイヤ摩耗検出方法
EP2435997B9 (en) Device and method for traffic surveillance
JP5879237B2 (ja) 移動***置検出装置、及び無線送電装置
KR101272405B1 (ko) 멀티 홉 기반의 컨테이너 보안시스템 및 장치
CN115836017A (zh) 传送带的纵向撕裂检测装置及方法
CN100424726C (zh) 使用辐射型漏泄同轴电缆的轮胎气压监视***的接收天线
JP2003028954A (ja) 距離測定システム及び距離測定方法
US20200122521A1 (en) System for assessing the condition of a vehicle, installed near a road infrastructure
JP2009075032A (ja) 位置検出システム
KR101699438B1 (ko) 주파수 선택 구조를 이용한 구조물 진단 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050415

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081107