JP2005021312A - 溶液浸透済み・容器入り吸水性スポンジ（フローラルフォーム） - Google Patents

Abstract

【課題】フラワーアレンジメント・生け花作成時の作業を軽減することを特徴とする吸水性スポンジ（フローラルフォーム）を提供する。
【解決手段】吸水性スポンジ（フローラルフォーム）にあらかじめ溶液を浸透させ、容器のサイズに裁断し、密閉する。

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、園芸やフラワーアレンジメント用の資材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来フラワーアレンジメントや生け花・スタンド花などの作成時においては主に直方体に形成されている吸水性スポンジ（フローラルフォーム）を別途用意したバケツなどにおいて溶液に浸透させ、使用する花器のサイズに合わせて周囲をカットし、花器にセットして使用する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の従来技術によれば、▲１▼花器の用意▲２▼溶液浸透用のバケツなどの準備▲３▼前記バケツなどでの吸水性スポンジの浸水▲４▼吸水性スポンジの花器サイズに合わせてのカット▲５▼吸水性スポンジの花器へのセット、といくつもの手順が必要であり、かかる作業時間また人件費、また作業者の高い熟練度が要求されるものであった。そこでこの発明は、これらの作業を軽減し、また作業者の高い熟練度を必要としないことを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するために、請求項１の発明は、フラワーアレンジメント・生け花・スタンド花などの作成に使用される吸水性スポンジ（フローラルフォーム）にあらかじめ溶液を浸透させ、容器に合わせたサイズに裁断し、同容器に密閉することで、フラワーアレンジメント・生け花作成時の作業を軽減することを特徴とする溶液浸透済み・容器入り吸水性スポンジ（フローラルフォーム）である。また請求項２の発明は、前記容器１が、スチール製、アルミ製、またはその他金属製（各種合金を含む）、天然繊維、合成繊維、合成樹脂、植物残滓、またはこれらを混合したものであることを特徴とする請求項１に記載の溶液浸透済み・容器入り吸水性スポンジ（フローラルフォーム）である。また請求項３の発明は、前記溶液が、水、切花の栄養剤、延命剤、防腐剤、またはこれらを混合したものであることを特徴とする請求項１及び２に記載の溶液浸透済み・容器入り吸水性スポンジ（フローラルフォーム）である。
【０００５】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を、図１に示す。
吸水性スポンジ（フローラルフォーム）２に溶液３が浸透済みで、蓋４で容器１に密閉してある。
【０００６】
【実施形態の効果】
この実施形態によれば、あらかじめ容器に対し吸水性スポンジがセットされており、また溶液が浸透済みであり、密閉してあることから、容器の蓋をとるだけで作業が終了し、作業の大幅な軽減に繋がる。また、作業が蓋をとるだけとなることで、作業者の高い熟練度も必要としないこととなる。
【０００７】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、フラワーアレンジメント・生け花作成時の作業を軽減し、また作業者の高い熟練度を必要としないことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
１ 容器
２ 吸水性スポンジ（フローラルフォーム）
３ 溶液
４ 蓋

Claims (3)

1. フラワーアレンジメント・生け花・スタンド花などの作成に使用される吸水性スポンジ（フローラルフォーム）にあらかじめ溶液を浸透させ、容器に合わせたサイズに裁断し、同容器に密閉することで、フラワーアレンジメント・生け花作成時の作業を軽減することを特徴とする溶液浸透済み・容器入り吸水性スポンジ（フローラルフォーム）。
2. 前記容器が、スチール製、アルミ製、またはその他金属製（各種合金を含む）、天然繊維、合成繊維、合成樹脂、植物残滓、またはこれらを混合したものであることを特徴とする請求項１に記載の溶液浸透済み・容器入り吸水性スポンジ（フローラルフォーム）。
3. 前記溶液が、水、切花の栄養剤、延命剤、防腐剤、またはこれらを混合したものであることを特徴とする請求項１及び２に記載の溶液浸透済み・容器入り吸水性スポンジ（フローラルフォーム）。

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