JP2005018199A - 保守部品の搬送方法および保守部品の搬送方式および保守部品搬送システムプログラム - Google Patents

保守部品の搬送方法および保守部品の搬送方式および保守部品搬送システムプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザコンピュータの迅速な修理を実現可能とする。
【解決手段】ユーザコンピュータ00は、障害が発生すると自身に内蔵する診断機能により自己診断を実施しユーザ情報とエラーログを出力する。受付システム10は、ネットワークを介してユーザ情報とエラーログを受信し故障事例DB及びユーザDBを検索しユーザコンピュータの設置場所と保守部品を抽出しネットワークを介して搬送先への保守部品の払い出しを依頼する。入力システム20は、保守部品の払い出し依頼を受けて部品在庫DBを参照して保守部品を払い出す部品倉庫を選出し、地図DB及び交通機関DBを参照して部品倉庫から搬送先への距離を元に搬送方法と搬送時間を算出してネットワークを介して搬送業者の保有する携帯端末30に保守部品の搬送を依頼するとともに依頼内容を保守員端末40にもネットワークを介して送付する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は保守部品の搬送方法に関し、特に保守会社の保守部品の迅速確実な搬送を可能とする保守部品の搬送方法および保守部品の搬送方式および保守部品の搬送システムプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータシステムなどの障害を迅速に復旧させるために、障害受付センターは、コンピュータシステムに障害が発生しユーザから復旧依頼を受け付けると、物流センタから在庫状況を取得し、保守機材の配送を配送拠点に指示し、配送拠点は保守機材を配送するとともに到着予定時刻を障害受付センターに返送し、障害受付センターは保守機材の到着予定時刻とコンピュータシステムの位置を保守要員に通知していた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−357103号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した公報の従来技術では、ユーザからの状況情報により受付センターが障害箇所の特定や保守機材の選定を行うため、ユーザの連絡や判断の人為的ミスに伴う誤った保守機材の選定が行われる可能性があり、また配送状況をトレースできないため、搬送中にトラブルが発生しても、現地に待機する保守員への状況周知や、最適な搬送手段への切り替えなどができなず、結果的にユーザコンピュータの迅速な修理ができないという問題があった。
【0005】
本発明は、ユーザコンピュータが障害箇所を診断機能により自動的に特定し、受付システムが障害箇所の判定と保守部品の払い出し依頼を行い、入力システムが部品払い出し倉庫の選定と搬送者の携帯端末への搬送指示を行うとともに、保守部品の搬送動向を監視し、万が一、前記保守部品が予定通り現地に到着しそうにない状況になった場合は直ちに代替え手段にて前記部品の搬送を指示するとともに搬送先に待機する保守員の端末に連絡するようにしたことにより、ユーザコンピュータの迅速な修理を実現可能とする保守部品の搬送方法および保守部品の搬送方式および保守部品の搬送システムプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明は、ユーザコンピュータは障害が発生すると自己診断を実施しユーザ情報とエラーログをネットワークを介して受付システムへ送付し、前記受付システムは前記ユーザ情報と前記エラーログをキーにして予め備えた故障事例データベース(以降、故障事例DBと称す)及びユーザデータベース(以降、ユーザDBと称す)を検索し前記ユーザコンピュータの設置場所と保守部品を抽出し次に前記ネットワークを介して入力システムに対して搬送先への保守部品の払い出しを依頼し、前記入力システムは予め備えた部品在庫データベース(以降、部品在庫DBと称す)を参照して前記保守部品を払い出す部品倉庫を選出し予め備えた地図データベース(以降、地図DBと称す)及び交通機関データベース(以降、交通機関DBと称す)を参照して、前記部品倉庫から前記搬送先への距離を元に搬送方法と搬送時間を算出して前記ネットワークを介して搬送業者用端末に前記搬送方法と前記搬送時間を条件として前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付することを特徴とする。
【0007】
本願の第2の発明は、第1の発明の前記入力システムは前記保守部品の搬送状況を監視し、前記保守部品が前記搬送先へ予定時間に到着不可能と判断した場合は、前記在庫DB及び前記地図DBと前記交通機関DBを再度検索し最も前記搬送先へ到着が早い代替え搬送方法を選出し、選出された前記代替え搬送方法を条件として別の前記搬送業者用端末へ前記ネットワークを介して前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を前記保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付することを特徴とする。
【0008】
本願の第3の発明は、第2の発明の前記入力システムは前記保守部品の搬送状況の監視にあたって、前記携帯端末が有するGPS機能を利用して最新の位置情報を定期的にリクエストし前記ネットワークを介して取得し、取得した前記位置情報から通過点を把握し前記搬送先までの所要時間を推定することを特徴とする。
【0009】
本願の第4の発明は、ネットワークを介して接続されたユーザコンピュータ、受付システム、入力システム、搬送業者用端末、及び保守員用端末を含んで構成され、前記ユーザコンピュータは障害が発生すると自己診断を実施しユーザ情報とエラーログを出力する第1の手段を含んで構成され、前記受付システムは前記ネットワークを介して前記ユーザ情報と前記エラーログを受信し前記ユーザ情報と前記エラーログをキーにして予め備えた故障事例DB及びユーザDBを検索し前記ユーザコンピュータの設置場所と保守部品を抽出し前記ネットワークを介して搬送先への保守部品の払い出しを依頼する第2の手段を含んで構成され、前記入力システムは前記保守部品の払い出し依頼を受けて予め備えた部品在庫DBを参照して前記保守部品を払い出す部品倉庫を選出し予め備えた地図DB及び交通機関DBを参照して前記部品倉庫から前記搬送先への距離を元に搬送方法と搬送時間を算出して前記ネットワークを介して前記搬送業者用端末に前記搬送方法と前記搬送時間を条件として前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を前記保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付する第3の手段を含んで構成されることを特徴とする。
【0010】
本願の第5の発明は、第4の発明の前記第3の手段は前記保守部品の搬送状況を監視し、前記保守部品が前記搬送先へ予定時間に到着不可能と判断した場合は、前記在庫DB及び前記地図DBと前記交通機関DBを再度検索し最も前記搬送先へ到着が早い代替え搬送方法を選出し、選出された前記代替え搬送方法を条件として別の前記搬送業者用端末へ前記ネットワークを介して前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を前記保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付することを特徴とする。
【0011】
本願の第6の発明は、第5の発明の前記第3の手段は前記保守部品の搬送状況の監視にあたって、前記携帯端末が有するGPS機能を利用して最新の位置情報を定期的にリクエストし前記ネットワークを介して取得し、取得した前記位置情報から通過点を把握し前記搬送先までの所要時間を推定することを特徴とする。
【0012】
本願の第7の発明は、ユーザコンピュータに装置障害が発生すると自己診断を実施しユーザ情報とエラーログを出力する第1の機能と、ネットワークを介して前記ユーザ情報と前記エラーログを受信し前記ユーザ情報と前記エラーログをキーにして予め備えた故障事例DB及びユーザDBを検索し前記ユーザコンピュータの設置場所と保守部品を抽出し前記ネットワークを介して搬送先への保守部品の払い出しを依頼する第2の機能と、前記保守部品の払い出し依頼を受けて予め備えた部品在庫DBを参照して前記保守部品を払い出す部品倉庫を選出し予め備えた地図DB及び交通機関DBを参照して前記部品倉庫から前記搬送先への距離を元に搬送方法と搬送時間を算出して前記ネットワークを介して搬送業者用端末に前記搬送方法と前記搬送時間を条件として前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付する第3の機能とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0013】
本願の第8の発明は、コンピュータに、前記保守部品の搬送状況を監視し前記保守部品が前記搬送先へ予定時間に到着不可能と判断した場合は、前記在庫DB及び前記地図DBと前記交通機関DBを再度検索し最も前記搬送先へ到着が早い代替え搬送方法を選出し、選出された前記代替え搬送方法を条件として別の前記搬送業者用端末へ前記ネットワークを介して前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を前記保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付する第4の機能を実行させるための第7の発明のプログラム。
【0014】
本願の第9の発明は、コンピュータに、前記保守部品の搬送状況の監視にあたって、前記携帯端末が有するGPS機能を利用して最新の位置情報を定期的にリクエストし前記ネットワークを介して取得し、取得した前記位置情報から通過点を把握し前記搬送先までの所要時間を推定する第5の機能を実行させるための第8の発明のプログラム。
【0015】
「作用」
本発明はコンピュータの保守を主業務とする保守会社の保守部品の迅速確実な搬送方法に関する発明であり、ユーザコンピュータの障害を自動的に受け付けて障害箇所を特定する機能と障害箇所の保守部品を部品倉庫から払い出し依頼する機能と部品倉庫から払い出された保守部品を搬送指示する機能と該指示内容を搬送者の携帯端末とユーザ先に待機する保守員の端末及び保守部品の搬送動向を監視する目的の監視システムに送付する機能と前記搬送者が現地に到着したことを自動的に検知して関係者に連絡する機能と万が一、前記保守部品が予定通り現地に到着しそうにない状況になった場合は直ちに代替え手段にて前記部品の搬送を指示する機能を保有することを特徴とする保守部品の搬送方式。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。
【0018】
本発明は図1に示すように、ユーザコンピュータ00,受付システム10,入力システム20,携帯端末30及び保守員端末40より構成されており各々インターネット100を介して接続されている。
【0019】
ユーザコンピュータ00はユーザが使用するサーバやワークステーション等のコンピュータシステムであり予め保守会社と保守契約されている。
【0020】
更にユーザコンピュータ00は障害が発生した際は自身で自動的に障害検出する機能と内蔵している診断機能によりエラーログを採取してインターネット100を介して受付システム10へ送付する機能を有する。
【0021】
受付システム10は本発明のコンピュータの保守会社が保有するユーザコンピュータの障害を受け付ける目的のシステムであり、障害を受付後、自動的に障害を解析して故障部品を抽出し、該故障部品の保守部品を部品倉庫から払い出し指示する機能とユーザ先に該保守部品が確実に届けられて障害が修復したことを監視する機能を保有しており、図2に示す通り処理装置101と故障事例データベース(DB)102及びユーザデータベース(DB)103より構成されている。
【0022】
処理装置101はサーバ等の情報処理装置であり、予め保守契約されたユーザコンピュータからの障害を自動的に受付けて、障害に添付されているエラーログを元に故障事例DB102を検索して故障部品を抽出した上で、入力システム20へ保守部品の払い出しを指示する機能を保有する。
【0023】
更に処理装置101は払い出された保守部品がユーザ先に確実に届けられて障害が修復したことを監視する機能を保有する。
【0024】
故障事例DB102は過去の障害や故障シミュレーションの結果を元にエラーログと故障部品の対応が格納されたデータベースであり、格納例を図5に示す。
【0025】
ユーザDB103は予め保守契約されたユーザが登録されたデータベースであり、格納例を図6に示す。
【0026】
入力システム20は部品倉庫に設置された保守部品の搬送を指示する目的のシステムであり、図3に示すように処理装置201、部品在庫データベース(DB)202及び地図データベース(DB)203、交通機関データベース(DB)204より構成されている。
【0027】
処理装置201はサーバ等の情報処理装置であり、受付システム10からの保守部品の払い出し要求を受信して該当保守部品の在庫を保有する部品倉庫を部品在庫DB202を参照して選出して搬送業者が保有する携帯端末30にユーザ先への搬送を地図DB203と交通機関DB204を参照して図7の形式で依頼する機能を有する。この場合、部品倉庫および交通機関の選択は、予め定められた時間の範囲内で到着できる組み合わせのうち、もっとも経済的な組み合わせを選択する。
更に搬送開始後、携帯端末30からの搬送状況をリアルタイムに受信して、途中のトラブルやその他の要因で予定時間までに保守部品がユーザ先に到着が難しいと判断した場合は緊急に代替手段により別の同一機能の保守部品を別の搬送者に搬送指示する機能を有する。
【0028】
部品在庫DB202は保守部品が保管されている部品倉庫と数が記録されているデータベースであり、処理装置201がユーザ先へ搬送する部品倉庫を選出する目的で使用される。
【0029】
地図DB203は全国の全ての地図情報が格納されたデータベースであり、処理装置201が部品倉庫からユーザ先への搬送に際して最適な経路の算出に使用される。
【0030】
交通機関DB204は電車や飛行機や船等の全ての交通機関の時刻表が格納されたデータベースであり、処理装置201が部品倉庫からユーザ先への搬送に際して、地図DB203を考慮した上で搬送手段を選択する目的で使用される。
【0031】
携帯端末30は搬送業者が保有するGPS機能付きの携帯電話等の端末であり、入力システム20からの搬送指示を受信して搬送状況をリアルタイムに入力システム20へ送付する機能を保有する。
【0032】
保守員端末40はコンピュータの保守員が保有する携帯電話等のメール機能付きの端末であり、携帯端末30からのリアルタイムな搬送状況の受信とユーザコンピュータの修理を完了した際は受付システム10へ修理完了報告する機能を有する。
【0033】
次に図1,図2、図3,図4、図5,図6、図7及び図8を用いて本発明の動作を詳細に説明する。
【0034】
先ずユーザコンピュータ00に障害が発生すると障害を自動検出して内蔵する診断機能により自己診断を実施し、その結果ユーザ情報XXXXとエラーログYYYYをインターネット100を介して受付システム10へ自動送付する(ステップA1)。
【0035】
受付システム10はユーザ情報XXXXとエラーログYYYYをキーにして故障事例DB102及びユーザDB103を検索し、その結果対応するユーザコンピュータの設置場所K(図6の▲2▼を参照)と故障部品Z(図5の▲1▼を参照)を抽出する(ステップA2)。
【0036】
次に受付システム10はインターネット100を介して入力システム20に対してユーザ先Kへの保守部品の払い出しを依頼する(ステップA3)。
【0037】
同時に受付システム10はユーザ先Kに部品払い出し依頼をしたことを記憶する(ステップA4)。
【0038】
入力システム20は部品在庫DB202を参照して依頼保守部品Zを払い出す部品倉庫Sを選出し(ステップA5)、地図DB203と交通機関DB204を参照して、部品倉庫Sからユーザ先Kへの距離を元に搬送方法と搬送時間を算出して図7の形式で搬送業者の保有する携帯端末30へ電子メールをインターネット100を介して部品の搬送を依頼する(ステップA6)。尚、部品倉庫および交通機関の選択は、予め定められた時間(例えば1時間)の範囲内で到着できる組み合わせのうち、もっとも経済的な組み合わせを選択する。
同一内容を保守員端末40にも電子メールをインターネット100を介して送付する (ステップA7)。
【0039】
保守員は図7の内容を受信すると部品到着予定時間βまでにユーザ先Kに出向く(ステップA8)。
【0040】
搬送業者は部品倉庫Sを出発すると、入力システム20は図8の形式で表示して搬送状況の監視を開始する。入力システム20は携帯端末30が有するGPS機能を利用して最新の位置情報を定期的にリクエストし電子メールでインターネット100を介して取得する。取得した位置情報から通過点を把握し搬送先まで監視を継続する(ステップA9)。
【0041】
同時に部品倉庫Sを出発した旨を保守員端末40にも送付する(ステップA10)。
【0042】
次に予定通り到着する場合と予定通り到着しそうにない場合について記述する。
【0043】
1)予定通り時刻βでユーザ先に到着した場合
入力システム20は携帯端末30のGPS機能を利用して最新の位置情報をリクエストし電子メールでインターネット100を介して送付される位置情報(ステップA11)から予定時間βに搬送先K地点に居ること確認すると搬送が順調で予定通りβにユーザ先に到着したと判断する(ステップA12)。
【0044】
保守員はユーザコンピュータ00の故障部位を保守部品Zに交換して正常動作の確認後
“ユーザコンピュータの修理完了”
をインターネット100を介して受付システム10へ送付する(ステップA13)。
【0045】
受付システム10は該情報を受信すると(ステップA4)で記憶した部品の払い出し依頼をクリアして本発明は終了する(ステップA14)。
【0046】
2)予定通り時刻βでユーザ先に到着しない可能性が発生した場合
図8では通過点Mでは順調で通過点Nで若干の遅れが発生し、通過点Pで大幅遅れになった場合について記述してある。
【0047】
入力システム20は定期的に携帯端末30のGPS機能を利用して最新の位置情報をリクエストし電子メールでインターネット100を介して送付される位置情報取得し、通過地点からユーザー先Kへの到着時刻を地図DB203と交通機関DB204で検索された距離や所要時間で計算をする。通過点Nまでは時間βには到着可能と判断するが、通過点Pで ユーザ先Kと通過点Pの距離と所要時間を算定し、遅れ時間yの取り返しが困難と判断する(ステップA15)。
【0048】
入力システム20は在庫DB202及び地図DB203と交通機関DB204を再度検索して数種類の交通手段を出力し、最もユーザーKへ到着が早い部品倉庫と代替え交通手段を選出する(図8中では飛行機を選択)(ステップA16)。
【0049】
「例」
経路番号 出庫倉庫 交通手段 所要時間
1 部品倉庫S 空路 1時間
2 部品倉庫A 四輪 2時間
3 部品倉庫B 鉄道 1.5時間
この場合、経路1の空路を選択する。
【0050】
選出された内容は、別の搬送業者の保有する携帯端末30へ電子メールをインターネット100を介して部品の搬送を依頼する。
【0051】
同一内容を保守員端末40にも電子メールをインターネット100を介して送付する(ステップA17)。
【0052】
保守員は以上の状況を確認すると飛行場まで出かけて保守部品を入手し(ステップA18)、入力システム20へ
“保守部品Zを受け取りました”
と送付する(ステップA19)。
【0053】
保守部品の交換による修理後の動作は上記記述と同一である(ステップA13,A14)。
【0054】
尚、上記実施の形態では、受付システムと入力システムを別システムとして説明したが、1つのシステムで実現してもかまわない。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、ユーザコンピュータが障害箇所を診断機能により自動的に特定し、受付システムが障害箇所の判定と保守部品の払い出し依頼を行い、入力システムが部品払い出し倉庫の選定と搬送者の携帯端末への搬送指示を行うとともに、保守部品の搬送動向を監視し、万が一、前記保守部品が予定通り現地に到着しそうにない状況になった場合は直ちに代替え手段にて前記部品の搬送を指示するとともにユーザ先に待機する保守員の端末に連絡するようにしたことにより、トラブル発生による搬送遅延を回避し保守員との連携も密に保つことができ、ユーザコンピュータの迅速な修理を実現可能とする効果がある。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。
【図2】図1の受付システム10の構成例を示す図である。
【図3】図1の入力システム20の構成例を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示す動作フローチャートである。
【図5】本発明の故障事例DBの構成例を示す図である。
【図6】本発明のユーザ情報の構成例を示す図である。
【図7】本発明の部品搬送の依頼内容の構成例を示す図である。
【図8】本発明の部品の搬送状況の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
00 ユーザコンピュータ
10 受付システム
20 入力システム
30 携帯端末
40 保守員端末
100 インターネット
101 処理装置
102 故障事例DB
103 ユーザDB
201 処理装置
202 部品在庫DB
203 地図DB
204 交通機関DB

Claims (9)

  1. ユーザコンピュータは障害が発生すると自己診断を実施しユーザ情報とエラーログをネットワークを介して受付システムへ送付し、前記受付システムは前記ユーザ情報と前記エラーログをキーにして予め備えた故障事例データベース(以降、故障事例DBと称す)及びユーザデータベース(以降、ユーザDBと称す)を検索し前記ユーザコンピュータの設置場所と保守部品を抽出し次に前記ネットワークを介して入力システムに対して搬送先への保守部品の払い出しを依頼し、前記入力システムは予め備えた部品在庫データベース(以降、部品在庫DBと称す)を参照して前記保守部品を払い出す部品倉庫を選出し予め備えた地図データベース(以降、地図DBと称す)及び交通機関データベース(以降、交通機関DBと称す)を参照して、前記部品倉庫から前記搬送先への距離を元に搬送方法と搬送時間を算出して前記ネットワークを介して搬送業者用端末に前記搬送方法と前記搬送時間を条件として前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付することを特徴とする保守部品の搬送方法。
  2. 前記入力システムは前記保守部品の搬送状況を監視し、前記保守部品が前記搬送先へ予定時間に到着不可能と判断した場合は、前記在庫DB及び前記地図DBと前記交通機関DBを再度検索し最も前記搬送先へ到着が早い代替え搬送方法を選出し、選出された前記代替え搬送方法を条件として別の前記搬送業者用端末へ前記ネットワークを介して前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を前記保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付することを特徴とする請求項1記載の保守部品の搬送方法。
  3. 前記入力システムは前記保守部品の搬送状況の監視にあたって、前記携帯端末が有するGPS機能を利用して最新の位置情報を定期的にリクエストし前記ネットワークを介して取得し、取得した前記位置情報から通過点を把握し前記搬送先までの所要時間を推定することを特徴とする請求項2記載の保守部品の搬送方法。
  4. ネットワークを介して接続されたユーザコンピュータ、受付システム、入力システム、搬送業者用端末、及び保守員用端末を含んで構成され、前記ユーザコンピュータは障害が発生すると自己診断を実施しユーザ情報とエラーログを出力する第1の手段を含んで構成され、前記受付システムは前記ネットワークを介して前記ユーザ情報と前記エラーログを受信し前記ユーザ情報と前記エラーログをキーにして予め備えた故障事例DB及びユーザDBを検索し前記ユーザコンピュータの設置場所と保守部品を抽出し前記ネットワークを介して搬送先への保守部品の払い出しを依頼する第2の手段を含んで構成され、前記入力システムは前記保守部品の払い出し依頼を受けて予め備えた部品在庫DBを参照して前記保守部品を払い出す部品倉庫を選出し予め備えた地図DB及び交通機関DBを参照して前記部品倉庫から前記搬送先への距離を元に搬送方法と搬送時間を算出して前記ネットワークを介して前記搬送業者用端末に前記搬送方法と前記搬送時間を条件として前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を前記保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付する第3の手段を含んで構成されることを特徴とする保守部品の搬送方式。
  5. 前記第3の手段は前記保守部品の搬送状況を監視し、前記保守部品が前記搬送先へ予定時間に到着不可能と判断した場合は、前記在庫DB及び前記地図DBと前記交通機関DBを再度検索し最も前記搬送先へ到着が早い代替え搬送方法を選出し、選出された前記代替え搬送方法を条件として別の前記搬送業者用端末へ前記ネットワークを介して前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を前記保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付することを特徴とする請求項4記載の保守部品の搬送方式。
  6. 前記第3の手段は前記保守部品の搬送状況の監視にあたって、前記携帯端末が有するGPS機能を利用して最新の位置情報を定期的にリクエストし前記ネットワークを介して取得し、取得した前記位置情報から通過点を把握し前記搬送先までの所要時間を推定することを特徴とする請求項5記載の保守部品の搬送方式。
  7. ユーザコンピュータに装置障害が発生すると自己診断を実施しユーザ情報とエラーログを出力する第1の機能と、ネットワークを介して前記ユーザ情報と前記エラーログを受信し前記ユーザ情報と前記エラーログをキーにして予め備えた故障事例DB及びユーザDBを検索し前記ユーザコンピュータの設置場所と保守部品を抽出し前記ネットワークを介して搬送先への保守部品の払い出しを依頼する第2の機能と、前記保守部品の払い出し依頼を受けて予め備えた部品在庫DBを参照して前記保守部品を払い出す部品倉庫を選出し予め備えた地図DB及び交通機関DBを参照して前記部品倉庫から前記搬送先への距離を元に搬送方法と搬送時間を算出して前記ネットワークを介して搬送業者用端末に前記搬送方法と前記搬送時間を条件として前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付する第3の機能とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. コンピュータに、前記保守部品の搬送状況を監視し前記保守部品が前記搬送先へ予定時間に到着不可能と判断した場合は、前記在庫DB及び前記地図DBと前記交通機関DBを再度検索し最も前記搬送先へ到着が早い代替え搬送方法を選出し、選出された前記代替え搬送方法を条件として別の前記搬送業者用端末へ前記ネットワークを介して前記保守部品の搬送を依頼するとともに前記依頼内容を前記保守員用端末にも前記ネットワークを介して送付する第4の機能を実行させるための請求項7記載のプログラム。
  9. コンピュータに、前記保守部品の搬送状況の監視にあたって、前記携帯端末が有するGPS機能を利用して最新の位置情報を定期的にリクエストし前記ネットワークを介して取得し、取得した前記位置情報から通過点を把握し前記搬送先までの所要時間を推定する第5の機能を実行させるための請求項8記載のプログラム。
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