JP2005016701A - ブレーキと斜面押圧ローラーによる高慣性力機の静止と位置決めをする機構 - Google Patents

ブレーキと斜面押圧ローラーによる高慣性力機の静止と位置決めをする機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2005016701A
JP2005016701A JP2003203342A JP2003203342A JP2005016701A JP 2005016701 A JP2005016701 A JP 2005016701A JP 2003203342 A JP2003203342 A JP 2003203342A JP 2003203342 A JP2003203342 A JP 2003203342A JP 2005016701 A JP2005016701 A JP 2005016701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
roller
stopping
inertial force
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003203342A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Wami
健 和美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2003203342A priority Critical patent/JP2005016701A/ja
Publication of JP2005016701A publication Critical patent/JP2005016701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】停止位置が2か所以上であっても静止と位置決めをする。
【解決手段】駆動部に、制動距離をやや長くしたブレーキ4を配置するか、又は、ブレーキ4の後部に衝撃吸収軸継手5を配置し、V形斜面Cにローラー付伸縮筒Dのローラー8を低速度で押圧し、停止位置を補正する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、走行台車や旋回テーブル等の高慣性力機において、静止と位置決めをする機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、高慣性力機の静止と位置決めをする機構においては、図5に示すごとく、ショックアブソーバーとストッパーを併設する機構等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のショックアブソーバーとストッパーを併設する機構にあっては、突き当て式のため、停止位置が2か所で、往復運動に限られるものである。
【0004】
本発明は、停止位置が多数であっても滑らかな停止と、正確な位置決めをし、ブレーキ容量の選定も容易にできること等を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による静止と位置決めをする機構においては、駆動部に、制動距離をやや長く設定したブレーキを配置し、停止時において、ローラー付伸縮筒を低速度でV形斜面に押圧するものである。
【0006】
そして、上記駆動部に、ブレーキと、ブレーキの後部にバネによる衝撃吸収軸継手(例えば、出願番号、特願2001−167463や、特願2003−172664等がある)を配置することが効果的である。
【0007】
また、上記V形斜面の突端部に、ローラー付伸縮筒の伸縮方向に平行な面により形成するローラーとの嵌合部を設けることがより効果的である。
【0008】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図1、図2において、走行台車A、又は旋回テーブルBの駆動部として、モーター2、ブレーキ4、バネによる衝撃吸収軸継手5、又はブレーキ4、モーター2、バネによる衝撃吸収軸継手5の順に配置し、フレーム1、7、又は走行台車A、又は旋回テーブルBの外部にローラー付伸縮筒を配置する。そして、必要停止位置に作動すべく、ローラー付伸縮筒Dに対向する位置にV形斜面Cを配置する。
【0009】
図3に示される実施例では、V形斜面Cび突端部に、ローラー付伸縮筒Dの伸縮方向に平行な面により形成するローラー8との嵌合部を設ける。
【0010】
図4に示される実施例では、ローラー8をロッド9の先端に連結し、ロッド9はスライド軸受等10を介して外筒11に支持する。又、ロッド9の一端には、油圧や空気圧、又は電動ネジによるシリンダー12を連結してローラー付伸縮筒Dを構成する。
【0011】
図5に示される実施例では、従来の機構として、ショックアブソーバー13にストッパー14を併設している。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0013】
高慣性力機の停止において、容量の大きなブレーキを使用し、短い制動距離を停止をすると、機構各部に強い衝撃がかかり、走行台車等、車輪を有する場合、車輪と軌道との間にスリップを発生したりする問題点がある。又、長い制動距離で停止をすると、荷重に変動がある場合に、停止位置が大きく違ってしまうものであるが、伸縮筒のローラーがV形斜面内で停止するようにブレーキの制動距離を設定すると、ブレーキによる停止後、ローラー付伸縮筒のローラーを低速度でV形斜面に押圧し、突端部に導くことにより静止と位置決めができる。
【0014】
そして、駆動部に、ブレーキと、ブレーキの後部にバネによる衝撃吸収軸継手を配置することにより、ブレーキの容量が過大なものであっても、ブレーキにかかるトルクがスロープ状に滑らかに上昇するため、機構各部にかかる衝撃を軽くすることができる。又、たわみ量が十分なバネを使用した衝撃吸収軸継手を使用すると、ブレーキの容量が過大なものであっても、バネのたわみ量によって、慣性力とバネの力が均衡した状態で、伸縮筒のローラーをV形斜面内で停止させることができる。そして、停止付近においては、慣性力とバネの力が均衡しているため、ブレーキの力が働いているときでも、非常に小さい抵抗力で、ローラー付伸縮筒のローラーを低速度でV形斜面に押圧し、突端部に導くことができる。
【0015】
また、V形斜面の突端部に、ローラー付伸縮筒の伸縮方向に平行な面により形成するローラーとの嵌合部を設け、位置決めすることにより、ローラーによるV形斜面への押圧力を解除し、停止した状態で正確な位置決めができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、走行台車の側面図である。
(b)は、(a)のE−矢視図である。
【図2】(c)は、旋回テーブルの側面図である。
(d)は、(c)のF−矢視図である。
【図3】V形斜面の縦断面図である。
【図4】ローラー付伸縮筒の縦断面図である。
【図5】従来のショックアブソーバーとストッパーを併設する場合の側面図である。
【符号の説明】
A 走行台車
B 旋回テーブル
C V形斜面
D ローラー付伸縮筒
1、7 フレーム
2 モーター
3 クラッチ
4 ブレーキ
5 バネによる衝撃吸収軸継手
6 減速機等
8 ローラー
9 ロッド
10 スライド軸受等
11 ケーシング
12 油圧や空気圧、又は電動ネジによるシリンダー
13 ショックアブソーバー
14 ストッパー

Claims (3)

  1. 走行台車(A)や旋回テーブル(B)等、高慣性力機の駆動部に、制動距離をやや長く設定したブレーキ(4a)を配置し、停止時において、ブレーキの作動後、V形斜面(C)にローラー付伸縮筒(D)のローラー(8)を低速度で押圧し、V形斜面(C)の突端部に導くことにより、静止と位置決めをする機構。
  2. 高慣性力機の駆動部に、ブレーキ(4b)と、ブレーキ(4b)の後部にバネによる衝撃吸収軸継手(5)を配置した請求項1記載の静止と位置決めをする機構。
  3. V形斜面(C)の突端部に、ローラー付伸縮筒(D)の伸縮方向に平行な面により形成するローラー(8)との嵌合部を設け、位置決めをする請求項1、2記載の静止と位置決めをする機構。
JP2003203342A 2003-06-23 2003-06-23 ブレーキと斜面押圧ローラーによる高慣性力機の静止と位置決めをする機構 Pending JP2005016701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003203342A JP2005016701A (ja) 2003-06-23 2003-06-23 ブレーキと斜面押圧ローラーによる高慣性力機の静止と位置決めをする機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003203342A JP2005016701A (ja) 2003-06-23 2003-06-23 ブレーキと斜面押圧ローラーによる高慣性力機の静止と位置決めをする機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005016701A true JP2005016701A (ja) 2005-01-20

Family

ID=34189848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003203342A Pending JP2005016701A (ja) 2003-06-23 2003-06-23 ブレーキと斜面押圧ローラーによる高慣性力機の静止と位置決めをする機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005016701A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290626A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Shinmei Ind Co Ltd 自走式搬送車の定位置停止装置
CN109249910A (zh) * 2018-08-13 2019-01-22 袁梧伦 机动车惯性助刹器
CN114645917A (zh) * 2022-01-29 2022-06-21 北京航天发射技术研究所 冲击作用下动态机构制动锁止装置及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290626A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Shinmei Ind Co Ltd 自走式搬送車の定位置停止装置
CN109249910A (zh) * 2018-08-13 2019-01-22 袁梧伦 机动车惯性助刹器
CN114645917A (zh) * 2022-01-29 2022-06-21 北京航天发射技术研究所 冲击作用下动态机构制动锁止装置及方法
CN114645917B (zh) * 2022-01-29 2024-04-05 北京航天发射技术研究所 冲击作用下动态机构制动锁止装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4404858B2 (ja) 自己倍力式の電気機械式車両ブレーキ
WO2008090197A3 (de) Bremse für eine linear und rotatorisch bewegliche welle
US20110127123A1 (en) Disc brake
US20100140030A1 (en) Disc brake for vehicle
JP2005016701A (ja) ブレーキと斜面押圧ローラーによる高慣性力機の静止と位置決めをする機構
KR101097581B1 (ko) 전자식 쐐기 브레이크 장치
RU2669753C1 (ru) Дисковый тормоз для грузового автомобиля
CN212709420U (zh) 一种用于rgv车的轨道刹车器
JP3830132B2 (ja) 減衰こま
JP2010100361A (ja) エレベータの案内装置
KR100760357B1 (ko) 휠타입 산업차량의 브레이크장치
KR20170114118A (ko) 하이브리드 오토바이의 혼성동력전달 시스템
ITRM960482A1 (it) Dispositivo di azionamento per freno a disco
JP2002089598A (ja) ディスクブレーキ装置
CN211075893U (zh) 一种防脱轨走行机构
CN215152878U (zh) 一种纸张印刷机胶辊停机缓冲装置
KR100534971B1 (ko) 브레이크의 소음 저감장치
CN113464590B (zh) 驱动桥和工程车辆
KR100894720B1 (ko) 차량용 디스크 브레이크
US20230097648A1 (en) Brake apparatus for vehicle
JP2008056000A (ja) 軌陸両用車の軌道走行装置
JP2004068836A5 (ja)
KR200322090Y1 (ko) 차량용 디스크식 브레이크 장치의 다피스톤 타입 유압실린더 장치
KR100349539B1 (ko) 디스크 브레이크
US10000192B2 (en) Electro-mechanical brake for increasing braking force