JP2005010903A - 電子機器 - Google Patents

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Hiroyasu Hamamura
博康 濱村
Hiroo Tanaka
宏生 田中
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Abstract

【課題】画像の抽出および拡大を簡単に行うことができる携帯電話1を提供する。
【解決手段】本発明の携帯電話1では、原画像31の抽出を行う際に、表示画像36を第1表示部17に表示し、表示画像36に重ね合わせて切り取り枠37を表示する。切り取り枠37の大きさは固定して、表示画像36の拡大と縮小を行うことができる。また、表示画像36が第1表示部17よりも大きい場合は、第1表示部17に部分的に表示画像36が表示される。このことにより、第1表示部17に表示される表示画像36の拡大・縮小しつつ、抽出を行う範囲を指定することができるので、拡大・縮小および抽出の作業を同時に行うことができる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像の切り取りおよび拡大を行うことができる電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器は小型化、高機能化が進んでいる。例えば、携帯電話機では、画面が大型化し、大量の文字情報や画像を表示出来るようになっている。
【0003】
すなわち、電子機器において表示画面が大型化し、多くの情報を表示出来るようになると共に、カラー化により画像の表示においても充分実用となるに従い、単なる文字の表示だけでなく、文字と画像を表示することが要望されている。
【0004】
一方、最近の携帯電話機の中には、撮像レンズおよび入力光を電気信号に変換する撮像素子を備えるカメラが搭載されたいわゆるカメラ付携帯電話機があり、このカメラ付携帯電話機では、記憶容量、画像表示サイズ、カメラの解像度および処理能力が向上している。
【0005】
また、カメラやネットワークを介して入手した画像を拡大して表示することが可能な携帯電話も登場している(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−374450号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した携帯電話では、入手した画像を編集する機能が乏しく、画像を切り取る機能や、画像の拡大を行う機能が個別の機能となっている場合が多い。このことから、画像を部分的に拡大して切り取る場合は、拡大を行うための編集作業と、切り取りを行う編集作業との2回の編集作業が必要とされる。従って、このような連続した編集作業は、使用者にとって非常に煩雑であった。
【0008】
本発明は、上記した問題点を鑑みて成され、本発明の主な目的は、画像の切り取りおよび拡大を簡単に行うことができる電子機器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像データを記憶する記憶手段と、前記画像データに基づく画像と、切り取り枠とを重ね合わせて表示する表示手段と、前記表示手段に表示される前記画像データに基づく画像を拡大または縮小させるサイズ変更手段と、前記表示手段に表示される切り取り枠と、前記画像データに基づく画像との相対的な位置関係を移動させる移動手段と、前記切り取り枠内の画像に対応する画像データを抽出する抽出手段とを有することを特徴とする。従って、切り取りを行う画像を拡大・縮小して表示しつつ、抽出を行う箇所の指定を行うことができる。
【0010】
更に本発明は、前記移動手段は、前記表示手段の表示画面に対し、前記切り取り枠の位置を固定した状態で、前記画像データに基づく画像を移動させることを特徴とする。従って、任意の箇所の画像を抽出することができる。
【0011】
更に本発明は、切り取り画像サイズを指定する指定手段を有し、記表示手段は、前記切り取り枠の大きさを、前記指定手段によって指定された切り取り面像サイズに基づいて決定することを特徴とする。従って、切り取り画像サイズの大きさに従って、切り取り枠の大きさを変化させることができる。
【0012】
更に本発明は、前記サイズ変更手段は、前記表示手段に前記画像データに基づく画像を最初に表示するとき、当該最初の画像を、前記切り取り枠の縦方向または横方向の大きさに拡大または縮小することを特徴とする。従って、使用者は、切り取り枠に対する画像の大きさを的確に知ることができる。
【0013】
更に本発明は、前記記憶手段は、前記サイズ変更手段により拡大され展開された展開データを記憶し、前記表示手段は、前記展開データに基づ<画像のサイズより小さいサイズの画像を表示するとき、前記展開データを間引きしたデータに基づく画像を表示することを特徴とする。従って、表示手段に表示される画像の大きさが変化しても、大きく用意された展開データを間引くことで対応することができるので、表示される画像の拡大および縮小に掛かる時間を短縮することができる。
【0014】
更に本発明は、前記表示手段は、前記記憶手段からの画像データに基づ<画像と、前記抽出手段によって抽出された画像データに基づ<画像とを同時に表示することを特徴とする。従って、抽出の作業により、画像がどの程度変化したかを的確に使用者が知ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明における一実施の形態について、図を参照にして詳細に説明する。本発明は、任意の電子機器に適用できるが、以下では、好適な実施の形態として、折り畳み可能なカメラ付携帯電話機1(以下、携帯電話機と呼ぶ。)について説明する。尚、以下では折り畳み可能な携帯電話機が示されているが、この形態に限定されるものではなく、例えば、ストレート式の携帯電話機の場合でも良い。
【0016】
先ず、図1は本発明の一実施の形態である携帯電話機の(A)開いた状態での内側(キー面)から見た概観図、(B)閉じた状態での外側(背面)から見た概観図であり、図2は同携帯電話機の電気的構成を説明する概略機能ブロック図である。
【0017】
図1(A)及び(B)に示す如く、例えば、スピーカ2は携帯電話機1の蓋部内側の上方中央に、マイク3は本体部内側の下方中央にそれぞれ配置されている。また、入力手段としてのキー操作部18は、例えば、各種機能の決定や選択を行う決定キー18A、カメラモードを起動させるカメラキー18B、電源投入するための電源キー18C、各種機能や画像の選択を上下および左右方向に行える十字キー18D、メールモードを起動させるメールキー18E、数字や文字の入力に主に用いられる数字・文字キー18F等から構成されている。
【0018】
そして、表示手段としての第1表示部17は、スピーカ2が配置されている蓋部内側に四角形状で配置されており、第2表示部4は四角い形状で蓋部外側の中央付近に配置されている。更に、撮像部12は、蓋部外側のヒンジ近くの中央付近に配置され、閉じた状態でも第2表示部4で被写体を確認しながら撮影ができる。また、背面キー4は第2表示部4の下方に配され、閉じた状態でシャッタキーとして使用され、使用者が自らを撮影するのに適している。開いた状態で撮影する場合は、第1第1表示部17あるいは第2表示部4で被写体を確認しながら、キー操作部18のシャッタキーを押下することで撮影することができる。
【0019】
図2を参照して、本発明の電子機器である携帯電話の電気的構成を説明する。本実施の形態の携帯電話機1は、主に、制御部11、撮像部12、画像処理部13、メモリ14、表示ドライバ部16、第1表示部17、バックライト20、キー操作部18、アンテナ22、無線部23、通信制御部24を備えている。
【0020】
制御部11は、携帯電話機1を構成する各部位の動作を制御し、例えば、画像処理部13、第1表示部17、バックライト20等を制御する。また、本発明では、制御部11は、抽出手段として機能し、メモリ14に記憶された画像を所望の大きさに切り取る機能を有する。更に、制御部11は、サイズ変換手段として機能し、第1表示部17に表示される画像のサイズを拡大・縮小する機能を有する。更にまた、制御部11は、画像の切り取りを行う際に、切り取る領域を示す枠と、原画像との相対的な位置を移動させる移動手段の機能も有する。
【0021】
撮像部12は、撮像レンズと、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサあるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子と、RGBの3色のカラーフィルタとを備える。更に、撮像部12は、被写体で反射されて撮像レンズに入射した光を、カラーフィルタを通してRGBの3色光にし、RGBの3色光をそれぞれ前記撮像素子によって電気信号に変換する。
【0022】
画像処理部13は、増幅部、A/D(アナログ/デジタル)変換部、信号処理部からなる。増幅部は、撮像部12から送られてくるRGBに対応した電気信号を増幅し、A/D変換部に送る。A/D変換部は、増幅部で増幅されたRGBに対応した電気信号(アナログ)をデジタル信号に変換して画像データを出力し、信号処理部に送る。信号処理部は、A/D変換部から送られてくる画像データに対して、画素の補間処理などの信号処理を行う。また信号処理部は、制御部11から送られてくる制御信号に基づいて、信号処理を施した画像データメモリ14に送る。
【0023】
メモリ14は、画像処理部13から送られてくる画像データを記憶している。また、画像データ以外の情報もメモリ部14に記憶される。また、メモリ14は、情報格納用の第1のメモリと、一時的にメモリが格納される第2のメモリとから構成されても良い。例えば、第2のメモリでは、時間的に古い画像データは消去する、あるいは最も新しい画像データを上書きすることで一時的に画像データを記憶する。
【0024】
制御部11は、表示ドライバ部16に制御信号を送信するとともに、メモリ14に記憶された画像データを、表示ドライバ部16に送る。表示ドライバ部16は、第1表示部17に表示しようとする画像データに従って、第1表示部17の各画素電極に対して駆動電圧を印加する。第1表示部17は、液晶ディスプレイおよびEL(Electro Luminescence)ディスプレイなどで実現され、表示ドライバ部16を介して送られてくる画像データに基づく画像を表示する。
【0025】
バックライト20は、発光素子である発光ダイオードなどから構成され、第1表示部17を背面より照明する。バックライト20の点灯、消灯の制御および輝度調整などの制御は、制御部11によって行われる。尚、バックライト20は、使用者によって消灯するための所定の操作が行われるまで点灯する構成としてもよいし、点灯してから所定時間が経過すると消灯する構成としてもよい。
【0026】
キー操作部18は、数字および文字を入力するための数字・文字キー18Fキーなどから構成される。数字・文字キー18Fは、3×4に配置されて、使用者の入力が容易なように等間隔にマトリックス状に配置されている。
【0027】
十字キー18Dは、移動手段であるポインティングデバイスとして機能し、パーソナルコンピュータのマウスあるいはパッドに相当する機能を有する。従って、十字キー18Dを用いることにより、機能あるいは画像等の選択を直感的に行うことができる。また、十字キー18Dの代替として、突起状あるいはダイヤル型のキーを、ポインティングデバイスとして備える携帯電話も、本発明の範囲である。
【0028】
アンテナ22は、無線電波を介して基地局と無線通信を行うときに、音声データ、文字データおよび画像データなどを送受信する。無線部23は、受信時は、基地局からアンテナ22を介して受信したデータを復調し、送信時は、通信制御部24から送られてくる文字データおよび画像データなどを変調して増幅し、アンテナ22を介して基地局に送信する。通信制御部24は、無線部23が復調した文字データおよび画像データなどの受信データを所定の通信プロトコルに基づいて制御部11に送る。無線部23、通信制御部24を介して受信した相手先からの受信データは、メモリ14に記憶される。
【0029】
次に、図3以降を参照して、上記した携帯電話の動作を説明する。図3の画像編集のシーケンスを説明するフローチャートを参照して、本発明の電子機器では以下のような動作で画像の編集を行う。即ち、サムネイル画像を表示するステップS1と、編集を行う画像の選択を行うステップSP2と、抽出する画像のサイズを指定するステップS3と、画像の抽出を行うステップS4と、抽出の取り消しの判断を行うステップS5と、画像の保存を行うステップS6とから、画像編集のシーケンスは構成されている。これら各ステップの詳細を以下にて説明する。
【0030】
図4を参照して、ステップS1では、第1表示部17に複数個のサムネイル画像30が表示される。ここで、サムネイル画像とは、画像ファイルの一覧から素早く目的の原画像にアクセスするために使われる小さな見出し画像である。また、原画像としては、撮像部12により撮影された画像、アンテナ22を介して入手された画像、携帯電話1に元々保存されている画像等が考えられる。
【0031】
同図を参照して、サムネイル画像30の配列は、数字・文字キー18Fの配列に対応している。具体的には、数字・文字キー18Fの1から9までの配列は3×3のマトリックス状に成っており、第1表示部17に表示されるサムネイル画像30の配列も3×3に成っている。
【0032】
ステップS2では、数字・文字キー18Fを押下することにより、サムネイル画像30の選択を行うことができるので、容易に画像の選択を行うことができる。また、サムネイル画像30の選択は、十字キー18Dを用いて行うことも可能である。この様に選択されたサムネイル画像30の原画像は、例えば図5に示すように、第1表示部17に表示される。
【0033】
ステップS3では、抽出する画像のサイズを指定して、上記で選択した画像からどのような大きさの画像を抽出するかを決定する。このステップでは、複数個の規格化された画像のサイズから、使用者が所望のサイズを指定することができる。ここで、規格化された画像のサイズとは、例えば、インターネット等を用いて送付するために規格化されたサイズ、第1表示部17や第2表示部4に待ち受け画面として表示するのに適したサイズ等を挙げることができる。
【0034】
ステップS4ではステップS2で選択した画像から、ステップS3で指定した画像の抽出を行う。この抽出の作業は、一般的にトリミングと呼ばれている。このステップの詳細を、図6から図8を参照して説明する。ここでは、縦長の画像(横×縦=200×300)から、正方形の画像(100×100)を抽出する場合の、その詳細を説明する。
【0035】
先ず図6および図7を参照して、抽出を行う際に、第1表示部に表示される表示画像36および抽出領域を示す切り取り枠37の表示方法に関して説明する。
【0036】
図6を参照して、切り取り枠37に対して表示画像36を等倍で表示する場合について説明する。図6(A)を参照して、圧縮画像35は、例えばJPG(Joint Photographic Experts Group)等の圧縮形式で、メモリ14に格納されている。そして圧縮画像35を展開することにより、展開画像40が生成される。展開画像40の大きさは、第1表示部17に最初に表示される表示画像36により支配される。ここでは、第1表示部17に最初に表示される表示画像36の大きさは横×縦=100×150である。そして、本発明では、表示画像36は5倍まで拡大されて第1表示部17に表示することができる。このことから、展開画像40の大きさは、第1表示部17に最初に表示される表示画像36の大きさの5倍であり、横×縦=500×750と成っている。
【0037】
表示画像36が展開画像40よりも小さい場合は、展開画像40を間引くことにより、表示画像36が生成される。そして、第1表示部17に表示される表示画像36の大きさが変化した際は、展開画像40を再び間引くことにより、表示画像36が再生成される。このことで、表示画像36の大きさの変化に応じて、展開画像40を間引くことにより、新たな大きさの表示画像36を生成することができるので、表示画像36の表示に掛かる時間を短縮することができる。
【0038】
図6(B)を参照して、展開画像40と表示画像36との関係に付いて説明する。ここでは、切り取り枠37と横幅が等しい等倍の表示画像17を、第1表示部17に表示する場合に付いて説明する。第1表示部17は、例えば横×縦=240×250であり、その中央部に表示画像36が横×縦=100×150で表示されている。そして、表示画像36に重ね合わされて切り取り枠37が横×縦=100×100で表示されている。切り取り枠37は、例えば赤線等の視覚的に際だつ色が採用される。
【0039】
表示画像36は、第1表示部17の中央部に表示される。そして、表示画像36は、ここでは縦長の画像を採用したので、切り取り枠37と横幅を等しくした場合は、縦方向の長さが切り取り枠37よりも長くなる。このことから、表示画像36の中央と切り取り枠37の中央とは合わせて表示され、表示画像36の上端部および下端部は、切り取り枠37をはみ出て表示される。また、表示画像36が横方向に長い画像である場合は、上記方法によると表示画像36の縦方向の長さが切り取り枠37よりも短くなるので、切り取り枠37の縦方向の中央に表示画像36を表示する。また、切り取り枠37の縦方向と表示画像36を揃えても良い。
【0040】
切り取り枠37は、ここでは横×縦=100×100であり第1表示部17よりも小さい。従って、そのままの大きさで第1表示部17の中央部に表示される。また、切り取り枠37のサイズ(ステップS3で選択した画像の大きさ)が第1表示部17よりも大きい場合は、切り取り枠37の縦横比を保ちつつ、第1表示部17に表示できる大きさに縮小して、切り取り枠37を表示させる。
【0041】
第1表示部17に映し出される切り取り枠37の大きさは横×縦=100×100であるが、これは、メモリ14に保存された展開画像40の横×縦=500×500に対応している。従って、この状態で切り取りを行った場合、展開画像40の横×縦=500×500から新たに、横×縦=100×100の画像が生成されるので、良好な画像を得ることができる。
【0042】
図7を参照して、表示画像36を4倍で表示する場合について説明する。図7(A)を参照して、横×縦=200×300の画像を5倍に拡大して展開することにより、横×縦=500×750の展開画像が生成されている。そして、展開画像40を間引くことにより、最初に表示される状態に比して4倍に拡大された表示画像(横×縦=400×600)が生成されている。
【0043】
図7(B)を参照して、第1表示部17に4倍に拡大された表示画像36が表示された状態を説明する。拡大をすることにより表示画像36は、横×縦=400×600であり、第1表示部17よりも大きくなっている。従って、この場合では、第1表示部17に表示画像36を最大表示し、表示画像36を部分的に表示させる。この様な場合でも、切り取り枠37の大きさは変化しない。ここでは、4倍に拡大された表示画像36は、部分的に横×縦=240×250で表示されている。そして、切り取り枠37は100×100で表示されている。
【0044】
表示部17に表示される切り取り枠37を展開画像40に照らし合わせると、横×縦=100×100で表示される切り取り枠37の領域は、展開画像40の横×縦=125×125の領域に対応する。そして、表示部17に表示される表示画像36の領域は、展開画像40の横×縦=300×312に対応する。この状態で抽出を行うと、展開画像40の横×縦=125×125の領域から新たに横×縦=100×100の画像を生成する。
【0045】
即ち、表示部17に表示される表示画像36の倍率を大きくすると、表示される展開画像40の領域は小さくなる。また、表示画像36の倍率に係わらず、切り取り枠37の大きさは変化しないので、表示画像36の倍率を大きくすると、展開画像40のより小さな領域を抽出することになる。
【0046】
図8を参照して、抽出を行う際の表示部17および切り取り枠37の表示方法に関して説明する。図8(A)を参照して、切り取り枠37の横幅に合わされた大きさの表示画像36が最初に第1表示部17に表示されている。そして、表示部17の下部には拡大を行う機能とリンクされたアイコン38が表示され、このアイコンを選択することにより、表示画像36の拡大を行うことができる。
【0047】
図8(B)を参照して、表示画像36は表示部17よりも大きく拡大され、表示画像36が部分的に表示部17に表示される。この場合では、表示画像36の拡大および縮小が可能であるので、拡大を示すアイコン38に加えて、縮小を示すアイコン38が表示される。この状態で、十字キー18D等のポインティングデバイスを操作することにより、切り取り枠37の表示画像36に対する相対的位置を移動させることができる。
【0048】
図8(B)の状態から右方向を指定することにより、表示画像36が左方向に移動し、切り取り枠37は移動せず、図8(C)に示す状態になる。従って、切り取り枠37が表示画像36に対して右方向に移動したことになる。また、図8(B)の状態から下方向を指定することにより、表示画像36が上方向に移動し、切り取り枠37は移動せず、図8(D)に示す状態になる。従って、切り取り枠37が表示画像36に対して下方向に移動したことになる。また、図8(C)の状態で下方向の指定、または、図8(D)の状態で右方向の指定を行うことにより、図8(E)に示す状態になる。また上記した図8(B)から図8(E)の何れの状態でも、表示画像36の拡大および縮小を行うことができる。そして、使用者が決定機能とリンクされたアイコン38を選択することにより、切り取り枠37で囲まれた領域の画像が抽出される。
【0049】
図9を参照して、ステップS5では、抽出を行った画像を確認してその編集を取り消すか否かの判断を行う。ステップS4にて画像を抽出することにより生成された画像である抽出画像39は、第1表示部17に表示される。ここでは、抽出画像39は第1表示部17よりも小さいので、抽出画像39はそのままの大きさで第1表示部17に表示される。抽出画像39のサイズが第1表示部17よりも大きい場合は、縦横比を変えずに縮小された抽出画像39が第1表示部17に表示される。抽出画像39を使用者が受け入れる場合は、確認機能とリンクされたアイコン38を選択して次のステップに移行する。抽出画像39を使用者が受け入れない場合は、クリアキーを押下する等して、ステップS4に移行し、画像の抽出を再び行う。
【0050】
次に、図10を参照して、抽出を行う前の原画像31と、抽出された画像である抽出画像39とを、第1表示部17に同時に表示する。第1表示部17の上部に横方向に並列して、原画像31と抽出画像39とが表示されている。そして、第1表示部17の下部には、画像の編集を行う多種の機能とリンクされたアイコン33がマトリックス状に表示されている。ここで、画像の編集を行う多種の機能としては、例えば、画像回転機能、スタンプ機能、パノラマ合成機能、上下反転機能、左右反転機能、トリミング機能およびサイズ変更機能が挙げられる。また、第1表示部17の下部には、抽出画像39がどのような規格のサイズであるかを文字で示される。例えば、抽出画像39が待ち受け画面用のサイズである場合は、第1表示部17の下部に「待ち受け画面」と表示しても良い。
【0051】
原画像31と抽出画像39とが同時に表示されることにより、抽出画像39の原画像31に対する変化の度合いをより正確に確認することができる。そして、保存機能とリンクされたアイコン33を選択することにより、ステップS6に移行する。
【0052】
ステップS6では、抽出画像39をメモリ14に保存する。また、保存する際の登録タイトル名は、原画像31とは異なる名称にする。
【0053】
尚、上記した本実施の形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、以下のような変更を行うことが可能である。
【0054】
ステップS2では、予め決められた抽出画像39のサイズから、使用者が望むサイズを選択したが、抽出画像39のサイズを任意の数字で設定することも可能である。
【0055】
【発明の効果】
本発明では以下のような効果を奏することができる。
【0056】
第1に、第1表示部17に表示される表示画像36の拡大・縮小しつつ、抽出を行う範囲を指定することができるので、拡大・縮小および抽出の作業を同時に行うことができる。
【0057】
第2に、第1表示部17に表示される最大の表示画像36に対応した大きさの展開画像40を用意して、表示画像36が展開画像40よりも小さい場合は、表示画像36を間引くことにより表示画像36を生成している。従って、表示画像36の拡大および縮小に応じて、画像を展開する手間を省くことができるので、画像表示に掛かる時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である携帯電話機の(A)開いた状態での内側(キー面)から見た概観図、(B)閉じた状態での外側(背面)から見た概観図である。
【図2】同携帯電話機の電気的構成を説明する概略機能ブロック図である。
【図3】同携帯電話機のシーケンスを説明するフローチャートである。
【図4】サムネイル画像の表示方法を示す図である。
【図5】原画像が表示手段に表示された状態を示す図である。
【図6】圧縮画像、展開画像および表示画像の大きさの関係を示す図(A)、表示画像および切り取り枠が表示される状態を示す図(B)である。
【図7】圧縮画像、展開画像および表示画像の大きさの関係を示す図(A)、表示画像および切り取り枠が表示される状態を示す図(B)である。
【図8】表示画像および切り取り枠が表示される状態を示す図(A)−(E)である。
【図9】抽出画像が表示される状態を示す図である。
【図10】抽出画像および原画像が表示される状態を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ付携帯電話機
2 スピーカー
3 マイク
4 背面キー
11 制御部
12 撮像部
13 画像処理部
14 メモリ
16 表示ドライバ部
17 表示部
20 バックライト
18 キー操作部
24 アンテナ
25 無線部
26 通信制御部
30 サムネイル画像
31 第1の画像
32 第2の画像
33 アイコン
35 圧縮画像
36 表示画像
37 切り取り枠
39 抽出画像
40 展開画像

Claims (6)

  1. 画像データを記憶する記憶手段と、
    前記画像データに基づく画像と、切り取り枠とを重ね合わせて表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示される前記画像データに基づく画像を拡大または縮小させるサイズ変更手段と、 前記表示手段に表示される切り取り枠と、前記画像データに基づく画像との相対的な位置関係を移動させる移動手段と、
    前記切り取り枠内の画像に対応する画像データを抽出する抽出手段とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記移動手段は、前記表示手段の表示画面に対し、前記切り取り枠の位置を固定した状態で、前記画像データに基づく画像を移動させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 切り取り画像サイズを指定する指定手段を有し、
    前記表示手段は、前記切り取り枠の大きさを、前記指定手段によって指定された切り取り面像サイズに基づいて決定することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記サイズ変更手段は、前記表示手段に前記画像データに基づく画像を最初に表示するとき、当該最初の画像を、前記切り取り枠の縦方向または横方向の大きさに拡大または縮小することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記記憶手段は、前記サイズ変更手段により拡大され展開された展開データを記憶し、前記表示手段は、前記展開データに基づ<画像のサイズより小さいサイズの画像を表示するとき、前記展開データを間引きしたデータに基づく画像を表示することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記表示手段は、前記記憶手段からの画像データに基づ<画像と、前記抽出手段によって抽出された画像データに基づ<画像とを同時に表示することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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