JP2005010529A - ラベル帳票を用いたラミネートラベルの作成方法、及びラベル帳票 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一担持面5に仮着された透明な第一ラベル片10に所要情報15を裏向きに印字した後、該第一ラベル片10上に第二担持面6に仮着された第二ラベル片13を積層する第一のラミネート手順と、第二担持面6に仮着された第二ラベル片13に所要情報15を表向きに印字した後、該第二ラベル片13上に第一担持面5に仮着された透明な第一ラベル片10を積層する第二のラミネート手順との何れかにより、内貼り用のラミネートラベルAまたは外貼り用のラミネートラベルBを選択的に作成し得るようにした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベル帳票を用いたラミネートラベルの作成方法、及びラミネートラベルを容易に作成し得るラベル帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】
透明ラベル片の表面に所要情報を裏向きに表示し、その情報表示面に不透明ラベル片を積層してなり、透明ラベル片の裏面に形成した粘着剤層を介して透明なウインドウガラス等の内側に貼着することにより、該ウインドウガラス等の外側から所要情報を視認し得るようにしたラミネートラベルが知られている。ここで、透明ラベル片に積層される不透明ラベル片は、透明ラベル片の情報表示面を保護し、かつ、その表示情報の改ざんを防止するとともに、ウインドウガラス等の外側から所要情報を目視した状態において、裏面側への光の透過を遮断して、該所要情報の視認性を高める作用を生じるものであり、また、該不透明ラベル片の表面には、必要に応じて透明ラベル片に表示される情報と同一内容の情報や注意文等の異なる情報が表示される。
【0003】
かかるラミネートラベルは、例えば、監督官庁が発行する各種許可証,検査標章や、大学或いは企業等が構内への乗り入れを許可した車両の使用者に対して発行する入校許可証,駐車許可証,入場許可証等として使用されている。
【0004】
従来、このようなラミネートラベルの作成には、透明ラベル片及び必要に応じて不透明ラベル片に表示される所要情報を印刷するための専用のラベル印刷機と、該ラベル印刷機による印刷済みの両ラベル片の積層加工,及びその他の所要加工を行う専用のラミネート加工機とが使用されていた。しかしながら、このような専用機としてのラベル印刷機及びラミネート加工機は高価であるため、作成するラミネートラベルが少量である場合にはコスト面で導入が困難であり、また、ラベル印刷機及びラミネート加工機の設置には比較的広いスペースが必要であるため、その設置スペースがない場所では導入することができないという問題点があった。
【0005】
また、貼着した状態でウインドウガラス等の外側から視認されることとなる所要情報は、不透明ラベル片が積層される透明ラベル片の表面側に事前印刷されるため、店名,許可番号,車両ナンバー,有効期限,発行日等の個別的な可変情報が発行時にその場で簡単に表示できないという問題点があった。
【0006】
そこで、本願出願人は、高価な専用機を必要とせず、個別的な可変情報の表示が簡単で、ラミネートラベルを容易に作成し得るラベル帳票を先に提案している(特許文献1参照)。このラベル帳票1Aは、図1,図2に示すように、剥離剤層を備えた第一担持面5と、剥離剤層を備えた第二担持面6とを、台紙2を横断するように形成した谷折り可能な第一折り線4を介して連成するとともに、第二担持面6の所定位置に前記第一折り線4と平行する山折り可能な第二折り線7を形成して、該第二折り線7と第一折り線4間に位置する部分を折込み片部8とし、第一担持面5に、裏面に粘着剤層9を備えた透明な第一ラベル片10を剥離可能に仮着する一方、第二担持面6に、前記第一ラベル片10と中心位置が幅方向で略一致し、かつ第二折り線7を跨ぐようにして、裏面に粘着剤層12を備えた、前記第一ラベル片10に積層される第二ラベル片13を剥離可能に仮着したことを要旨とするものである。
【0007】
かかるラベル帳票1Aにあっては、透明な第一ラベル片10の表面に、コンピュータで出力制御されるプリンタによって所要情報を裏向きに印字し、折込み片部8から第二ラベル片13の前端部分を剥離するとともに、台紙2を第一折り線4で谷折りにし、第二折り線7で山折りにしてZ状に折り畳むことにより、第二ラベル片13の前端部分を透明な第一ラベル片10上に積層し、次いで第二ラベル片13の残りの部分を第二担持面6から剥離して透明な第一ラベル片10上に積層することにより、内貼り用のラミネートラベルを手作業で簡単に作成することができる。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−328609号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した監督官庁が発行する各種営業許可証,検査標章や、大学或いは企業等が発行する入校許可証,駐車許可証,入場許可証等として使用されるラミネートラベルにあっては、上述したように透明なウインドウガラス等の内側に貼着して、該ウインドウガラス等の外側から所要情報を視認し得るようにした内貼り用の他に、壁や車体の外表面に直接貼着する外貼り用が存在する。即ち、例えば駐車許可証の場合、自動車には、ウインドウガラスの内側に貼着するように構成された内貼り用のラミネートラベルが用いられ、オートバイには、車体の外表面に直接貼着するように構成された外貼り用のラミネートラベルが用いられている。従って、従来は、所要情報を事前印刷した内貼り用と外貼り用の二種類のラミネートラベルを揃えておく必要があり、夫々在庫管理しなければならないため、煩わしく手間が掛かるという問題点があった。
【0009】
本発明は、内貼り用と外貼り用の二種類のラミネートラベルを揃える必要がなく、在庫管理の手間を大幅に低減し得る、ラベル帳票を用いた内貼り用または外貼り用のラミネートラベルの作成方法、及び内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを容易に作成し得るラベル帳票を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、剥離剤層を備えた第一担持面と、剥離剤層を備えた第二担持面とが、台紙を横断するように形成した谷折り可能な第一折り線を介して連成されるとともに、第二担持面の所定位置に前記第一折り線と平行する山折り可能な第二折り線が形成され、該第二折り線と第一折り線間に位置する部分を折込み片部とし、さらに第一担持面には、裏面に粘着剤層を備えた透明な第一ラベル片が剥離可能に仮着される一方、第二担持面には、前記第一ラベル片と中心位置が幅方向で略一致し、かつ第二折り線を跨ぐようにして、裏面に粘着剤層を備えた第二ラベル片が剥離可能に仮着されてなるラベル帳票を用いるラミネートラベルの作成方法であって、前記第一ラベル片の表面に所要情報を裏向きに印字した後、折込み片部から第二ラベル片の前端部分を剥離するとともに、台紙を第一折り線で谷折りにし、かつ第二折り線で山折りにしてZ状に折り畳むことにより、折込み片部から剥離した第二ラベル片の前端部分を前方に延出させて該前端部分を第一ラベル片上に積層し、次いで第二ラベル片の残りの部分を第二担持面から剥離して第一ラベル片上に積層する第一のラミネート手順と、第二ラベル片の表面に所要情報を表向きに印字した後、第一担持面から第一ラベル片を剥離して第二ラベル片上に積層する第二のラミネート手順との何れかにより、内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを選択的に作成することを特徴とするラベル帳票を用いたラミネートラベルの作成方法である(請求項1)。
【0011】
ここで、第一ラベル片または第二ラベル片に対する所要情報の印字は、パソコン等のコンピュータで出力制御されるプリンタを用いることができ、台紙の折り込み操作、及び第一ラベル片または第二ラベル片の剥離・積層操作は手作業で簡単に行うことができる。
【0012】
また、第一のラミネート手順で作成されたラミネートラベルは、第二ラベル片が積層された第一ラベル片を第一担持面から剥離すると、裏面の粘着剤層を介して透明なウインドウガラスの内側に貼着し得る内貼り用のラミネートラベルとして使用可能であり、第二のラミネート手順で作成されたラミネートラベルは、第一ラベル片が積層された第二ラベル片を第二担持面から剥離すると、裏面の粘着剤層を介して壁や車体の外表面に直接貼着し得る外貼り用のラミネートラベルとして使用可能である。
【0013】
かかる構成にあって、上記のように第一のラミネート手順と第二のラミネート手順との何れかにより、一種類のラベル帳票で内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを簡単に作成することができる。これにより、一種類のラベル帳票の在庫管理を行うだけでよいため、従来に比して、在庫管理の手間を大幅に低減させることができる。
【0014】
また、本発明は、台紙を縦断するように形成した易破断線により切り離し可能な第一台紙部と第二台紙部とを備え、第一台紙部には、剥離剤層を備えた第一担持面と、剥離剤層を備えた第二担持面とが、第一台紙部を横断するように形成した谷折り可能な第一折り線を介して連成されるとともに、第二担持面の所定位置に前記第一折り線と平行する山折り可能な第二折り線が形成され、該第二折り線と第一折り線間に位置する部分を折込み片部とし、さらに第一担持面には、裏面に粘着剤層を備えた透明な第一ラベル片が剥離可能に仮着され、第二担持面には、前記第一ラベル片と中心位置が幅方向で略一致し、かつ第二折り線を跨ぐようにして、裏面に粘着剤層を備えた第二ラベル片が剥離可能に仮着される一方、第二台紙部の表面には、透明な第一ラベル片上に第二ラベル片を積層する内貼り用ラミネート手順情報が事前印刷され、かつ該第二台紙部の裏面には、第二ラベル片上に透明な第一ラベル片を積層する外貼り用ラミネート手順情報が事前印刷されていることを特徴とするラベル帳票である(請求項2)。
【0015】
かかる構成にあっては、第一台紙部から切り離し可能な第二台紙部の表面に、内貼り用ラミネート手順情報が事前印刷されており、かつ該第二台紙部の裏面に、外貼り用ラミネート手順情報が事前印刷されていることにより、この二通りのラミネート手順情報の何れかに従えば、第一台紙部に仮着されている第一ラベル片と第二ラベル片とを用いて、内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを選択的に作成することができる。
【0016】
上記構成にあって、第二ラベル片を、不透明なラベル基材を用いて形成する構成(請求項3)が提案される。これにより、内貼り用または外貼り用のラミネートラベルの何れを作成した場合にあっても、裏面側への光の透過を遮断して印字された所要情報の視認性を向上させることができる。
【0017】
また、第一ラベル片が仮着された第一担持面及び第二ラベル片が仮着された第二担持面と同一面側となる第二台紙部の表面の事前印刷面上に、印字用透明シートを接合する構成(請求項4)が提案される。このように、第二台紙部の表面の事前印刷面上に印字用透明シートを接合することにより、後述するように、外貼り用のラミネートラベルを作成する場合において、第二台紙部の表面に事前印刷されている内貼り用ラミネート手順情報を無効とするための無効処理印字を容易とするとともに、第一台紙部側と第二台紙部側との厚み差を無くし、複数枚を重ね合わせた場合の厚み差による傾斜発生を防止して、プリンタへの給紙を円滑に行わせることができる。
【0018】
また、透明な第一ラベル片及び印字用透明シートが平滑度の高い合成樹脂フィルムからなり、第二ラベル片が平滑度の高い合成紙,コート紙、または平滑度の低い用紙に平滑度の高い合成樹脂フィルムを積層したラベル基材からなるものとする構成(請求項5)が提案される。ここで、合成樹脂フィルムの基材にはPET樹脂が好適に用いられ得る。これにより、レジンタイプのインクリボンを使用する熱転写プリンタでの印字が可能となり、印字品質に優れたものとなる。また、PET樹脂を合成樹脂フィルムの基材とすることにより、廃棄焼却時にダイオキシン等の有害物質の発生を防止することができる。
【0019】
さらに、透明な第一ラベル片に、紫外線吸収加工を施す構成(請求項6)が提案される。ここで、該紫外線吸収加工は、ラベル基材自体や裏面の粘着剤層に紫外線吸収剤を混入することにより施され得る。かかる構成にあっては、内貼り用として第一ラベル片に印字される所要情報、または外貼り用として第二ラベル片に印字される所要情報が、ラミネートラベルの作成貼着後において、第一ラベル片の裏面側に位置する状態となることにより、内貼りまたは外貼りの何れの貼着態様にあっても、紫外線による所要情報の変色・褪色を防止することができ、耐候性が向上する。
【0020】
また、本発明は、請求項2乃至請求項6の何れかに記載のラベル帳票を用いるラミネートラベルの作成方法であって、透明な第一ラベル片の表面に所要情報を裏向きに印字した後、第二台紙部の表面に事前印刷された内貼り用ラミネート手順情報に従って、易破断線で第二台紙部を切り離し、折込み片部から第二ラベル片の前端部分を剥離するとともに、第一台紙部を第一折り線で谷折りにし、かつ第二折り線で山折りにしてZ状に折り畳むことにより、折込み片部から剥離した第二ラベル片の前端部分を前方に延出させて該前端部分を第一ラベル片上に積層し、次いで第二ラベル片の残りの部分を第二担持面から剥離して第一ラベル片上に積層する第一のラミネート手順と、第二ラベル片の表面に所要情報を表向きに印字し、かつ第二台紙部の表面の事前印刷面上に無効処理印字を施した後、第二台紙部の裏面に事前印刷された外貼り用ラミネート手順情報に従って、第一担持面から第一ラベル片を剥離して第二ラベル片上に積層する第二のラミネート手順との何れかにより、内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを選択的に作成することを特徴とするラベル帳票を用いたラミネートラベルの作成方法である(請求項7)。
【0021】
かかる構成にあって、第二台紙部の表面に事前印刷されている内貼り用ラミネート手順情報に従って、第一ラベル片上に第二ラベル片を積層する第一のラミネート手順と、第二台紙部の裏面に事前印刷されている外貼り用ラミネート手順情報に従って、第二ラベル片上に第一ラベル片を積層する第二のラミネート手順との何れかにより、一種類のラベル帳票で内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを簡単に作成することができる。これにより、一種類のラベル帳票の在庫管理を行うだけでよいため、従来に比して、在庫管理の手間を大幅に低減させることができる。また、外貼り用のラミネートラベルを作成する場合には、第二台紙部の表面に事前印刷されている内貼り用ラミネート手順情報に無効処理印字が施されることにより、外貼り用のラミネートラベルの作成方法を間違えることがない。さらに、所要情報を印字したラベル帳票の発行時に、ラミネート手順情報が提供されるので、発行の度に口頭若しくは別紙説明書等の伝達手段によってラミネート方法を説明する必要がなく、効率のよい運用が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第一実施例を、図1〜図9について説明する。この実施例は請求項1にかかるラミネートラベルの作成方法の一実施例を示すものである。
【0023】
このラミネートラベルの作成方法に用いられるラベル帳票1Aは、図1,図2に示すように、台紙2が矩形状に形成されており、該台紙2はその表面にシリコンを塗布してなる剥離剤層3を備えている。ここで、該剥離剤層3は、図2に示すように、台紙2の全面に形成してもよいし、或いは後述する透明な第一ラベル片10及び第二ラベル片13の仮着部分にのみ形成するようにしてもよい。また、台紙2の素材には、適宜の耐屈撓性を有する上質紙,合成紙等が用いられる。
【0024】
台紙2には、長手方向を略二等分する位置に、該台紙2を横断するようにして谷折り可能な第一折り線4が形成されており、該第一折り線4を介して第一担持面5と、第二担持面6が連成されている。また、第二担持面6の所定位置には、前記第一折り線4と平行する山折り可能な第二折り線7が形成されており、該第二折り線7と前記第一折り線4間に位置する部分を折込み片部8としている。前記第一折り線4及び第二折り線7は、ミシン目や、加圧加工により形成した線状の凹溝、或いは紙厚を切断しないハーフカット線等からなり、後述するように両折り線4,7で台紙2をZ状に折り畳む時に、その折り畳み作業を容易に行い得るようになっている。
【0025】
前記第一担持面5の略中央位置には、裏面に粘着剤層9を備えた矩形状の透明な第一ラベル片10が剥離可能に仮着されている。該第一ラベル片10は平滑度の高い合成樹脂フィルムからなり、その基材にはPET樹脂が好適に用いられ得る。このように、平滑度の高い合成樹脂フィルムとすることにより、後述するように、レジンタイプのインクリボンを使用する熱転写プリンタでの印字が可能となり、印字品質に優れたものとなる。また、この透明な第一ラベル片10には紫外線吸収加工が施されている。該紫外線吸収加工は、第一ラベル片10のラベル基材自体や裏面の粘着剤層9に紫外線吸収剤を混入することにより施され得る。尚、該第一ラベル片10は、無色透明なもの以外に、材質を通して裏面側が透視可能であれば半透明であってもよい。また、該第一ラベル片10に地紋を事前印刷しておいてもよい。該地紋は、第一ラベル片10または後述する第二ラベル片13に印字される所要情報15(図3,図7参照)の視認性を阻害しない程度の色及び濃度とすることが好ましく、また、その印刷態様として網点印刷が望ましい。このように、透明な第一ラベル片10に地紋を事前印刷しておくことにより、ラミネートラベルの偽造を困難とし、その美観を向上させることができる。
【0026】
一方、前記第二担持面6には、裏面に粘着剤層12を備えた矩形状の第二ラベル片13が剥離可能に仮着されている。該第二ラベル片13は、前記透明な第一ラベル片10より縦横の寸法をともに小さくして形成されており、前記透明な第一ラベル片10と中心位置が幅方向で一致する位置に、第二折り線7を跨ぐ状態で仮着されている。ここで、図1に示すように、第一折り線4から、第一担持面5に仮着された第一ラベル片10の長さ方向中心位置までの距離をL1 とし、第一折り線4から第二折り線7までの距離をL2 とし、第二担持面6に仮着された第二ラベル片13の長さをL3 とし、第一折り線4から、第二担持面6に仮着された第二ラベル片13の前端までの距離をL4 とすると、
L1≒L2≒L3/2+L4
の関係となるようにすることが望ましい。この関係を満たすことにより、後述する内貼り用のラミネートラベルAを作成するに際して、台紙2をZ状に折り畳むと、第二ラベル片13を第一ラベル片10の略中央に位置させる位置合わせを簡単に行うことができ、位置ずれや皺を生じることなく、第二ラベル片13を第一ラベル片10上に積層することが可能となる。
【0027】
また、第二担持面6には、第二ラベル片13を略中央に位置させて、その外周部に第一ラベル片10の貼着位置を示す指標11が事前印刷により表示されている。該指標11は、少なくとも第一ラベル片10の四隅を夫々示すL形指標を備えており、後述する外貼り用のラミネートラベルBを作成するに際して、該L形指標で囲繞される領域に一致させて第一ラベル片10を第二ラベル片13に積層することにより、正確に位置合わせが行えるようになっている。
【0028】
前記第二ラベル片13は、平滑度の高い不透明なラベル基材によって形成されており、該ラベル基材としては、少なくともJIS P8119測定での平滑度 2000秒以上の合成紙やコート紙、または平滑度が低い上質紙(平滑度 30秒)やコート紙(平滑度 200秒)からなる用紙上に平滑度の高いPET樹脂等の合成樹脂フィルムを積層したものが好適に用いられ得る。このように、平滑度の高いラベル基材を用いることにより、後述するように、レジンタイプのインクリボンを使用する熱転写プリンタでの印字が可能となり、印字品質に優れたものとなる。また、該第二ラベル片13の色は、後述する所要情報15の視認性を高めるためになるべく白色系または淡色系とすることが好ましい。さらに、該第二ラベル片13の表面と裏面とに、後述する所要情報15の視認性を阻害しない色及び濃度で所要の文字や地紋を事前印刷しておいてもよい。これにより、ラミネートラベルの偽造を困難とし、その美観を向上させることができる。
【0029】
次に、かかる構成からなるラベル帳票1Aを用いたラミネートラベルの作成方法について説明する。ラベル帳票1Aは、上述した形態で官公庁,大学或いは企業等に納品される。そして、該ラベル帳票1Aによって内貼り用のラミネートラベルを作成する場合には、透明な第一ラベル片10に、パソコン等のコンピュータで出力制御されるプリンタを用いて、図3に示すように、営業許可証,入校許可証,駐車許可証,入場許可証等としての所要情報15を裏向きに印字する。また、必要に応じて第二ラベル片13の表面にも、ラミネートラベルの使用上の注意事項等の情報14を表向きで印字してもよい。ここで、所要情報15及び情報14の印字には、レジンタイプのインクリボンを使用する熱転写プリンタが用いられる。レジンタイプのインクリボンは、ワックスタイプに比して、耐擦過性,耐溶剤性,耐薬品性,耐候性,耐熱性に優れており、該インクリボンに使用されている樹脂に、第一ラベル片10及び第二ラベル片13のラベル基材のSP値(溶解度パラメータ)に近いものを選定することにより、ラベル基材の平滑度と相俟って極めて綺麗な印字を施すことができる。
【0030】
上記のように透明な第一ラベル片10及び第二ラベル片13にプリンタで印字を施した後、図4に示すように、折込み片部8から第二ラベル片13の前端部分を剥離するとともに、台紙2を第一折り線4で谷折りにし、第二折り線7で山折りにしてZ状に折り畳むことにより、折込み片部8から剥離した第二ラベル片13の前端部分が前方に延出することとなる。そして、この状態で、第二ラベル片13の前端部分を透明な第一ラベル片10に裏面の粘着剤層12の接着力を介して剥離不能に積層し、次いで第二ラベル片13の残りの部分を第二担持面6から剥離して、粘着剤層12の接着力を介して透明な第一ラベル片10に剥離不能に積層する第一のラミネート手順により、図5に示すように内貼り用のラミネートラベルAを作成する。
【0031】
ここで、上述したL1≒L2≒L3/2+L4の関係を満たすようにラベル帳票1Aを構成しておくことにより、台紙2をZ状に折り畳んだ状態において、第二ラベル片13を第一ラベル片10の略中央に位置させて積層することができる。また、第一ラベル片10に対する所要情報15の裏向きの印字を、第二ラベル片13で被覆されることとなる領域R(図3参照)内に施すことにより、第二ラベル片13によって所要情報15の表示面が保護され、かつ、その表示情報の改ざんを防止することができる。
【0032】
上記のように作成された内貼り用のラミネートラベルAは、第一担持面5の剥離剤層3上に粘着剤層9を介して剥離可能に仮着された状態であるため、該第一担持面5から簡単に剥離することができる。そして、該ラミネートラベルAを第一担持面5から剥離して粘着剤層9を介して透明なウインドウガラス等の内側に貼着することにより、図6に示すように、ウインドウガラス等の外側から所要情報15を表向きで視認し得るものとなる。この時、不透明な第二ラベル片13によって裏面側への光の透過が遮断されることにより、所要情報15の視認性が高められる。また、このような貼着状態にあって、第一ラベル片10に紫外線吸収加工が施されていることにより、その紫外線吸収作用によって、第一ラベル片10の裏面側に位置する所要情報15の変色・褪色を防止することができる。
【0033】
一方、ラベル帳票1Aによって外貼り用のラミネートラベルを作成する場合には、第二ラベル片13に、パソコン等のコンピュータで出力制御されるプリンタを用いて、図7に示すように、営業許可証,入校許可証,駐車許可証,入場許可証等としての所要情報15を表向きに印字する。ここで、該所要情報15の印字には、上述したようにレジンタイプのインクリボンを使用する熱転写プリンタが用いられる。これにより、ラベル基材の平滑度と相俟って極めて綺麗に印字することができる。
【0034】
そして、上記のように第二ラベル片13に所要情報15を表向きに印字した後、第一担持面5から透明な第一ラベル片10を剥離して、図8に示すように、該第一ラベル片10を、裏面の粘着剤層9の接着力を介して第二ラベル片13に剥離不能に積層する。ここで、第二担持面6には、第一ラベル片10の貼着位置を示す指標11(図7参照)が表示されていることにより、第二ラベル片13と第一ラベル片10の中央位置を略一致させる位置合わせを容易に行うことができる。そして、このような第二のラミネート手順により、図9に示すように外貼り用のラミネートラベルBを作成する。
【0035】
上記のように作成された外貼り用のラミネートラベルBは、第二担持面6の剥離剤層3上に第二ラベル片13の粘着剤層9及び第一ラベル片10の外周部分の粘着剤層12を介して剥離可能に仮着された状態であるため、該第二担持面6から簡単に剥離することができる。そして、該ラミネートラベルBを第二担持面6から剥離して前記粘着剤層9,12を介して車体等の外表面に貼着することにより、透明な第一ラベル片10を通して所要情報15を視認し得るものとなる。また、このような貼着状態にあって、第一ラベル片10に紫外線吸収加工が施されていることにより、その紫外線吸収作用によって、第一ラベル片10の裏面側に位置する所要情報15の変色・褪色を防止することができる。
【0036】
かかる構成にあって、上記のように第一のラミネート手順と第二のラミネート手順との何れかにより、一種類のラベル帳票1Aで内貼り用または外貼り用のラミネートラベルA,Bを簡単に作成することができる。これにより、一種類のラベル帳票1Aの在庫管理を行うだけでよいため、従来に比して、在庫管理の手間を大幅に低減させることができる。
【0037】
次に、本発明の第二実施例を、図10〜図12について説明する。この実施例は請求項2にかかるラベル帳票の一実施例を示すものである。
【0038】
この第二実施例にあって、図10に示すように、矩形状に形成されたラベル帳票1Bの台紙16には、幅方向を略二等分する位置に、該台紙16を縦断するようにしてミシン目からなる易破断線17が形成されており、該易破断線17によって台紙16が第一台紙部16aと第二台紙部16bとに切り離し可能に設けられている。ここで、第一台紙部16aは、上述した第一実施例における台紙2に相当するものであり、その構成は台紙2と同一となっている。即ち、該第一台紙部16aには、剥離剤層3(図2参照)を備えた第一担持面5と、剥離剤層3(図2参照)を備えた第二担持面6とが、第一台紙部16aを横断するように形成した谷折り可能な第一折り線4を介して連成されるとともに、第二担持面6の所定位置に前記第一折り線4と平行する山折り可能な第二折り線7が形成され、該第二折り線7と第一折り線4間に位置する部分を折込み片部8とし、さらに第一担持面5には、裏面に粘着剤層9を備えた透明な第一ラベル片10が剥離可能に仮着され、第二担持面6には、第一ラベル片10と中心位置が幅方向で略一致し、かつ前記第二折り線7を跨ぐようにして、裏面に粘着剤層12を備えた第二ラベル片13が剥離可能に仮着されている。また、第一ラベル片10と第二ラベル片13のラベル基材及び第一折り線4と第二折り線7との位置関係その他の構成も第一実施例と同じであり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0039】
一方、第二台紙部16bの表面には、透明な第一ラベル片10上に第二ラベル片13を積層する手順を示した内貼り用ラミネート手順情報18が事前印刷されており、さらに該事前印刷面上を覆うようにして印字用透明シート19が接着層22(図11参照)を介して剥離不能に接合されている。この印字用透明シート19は、平滑度の高い合成樹脂フィルムからなり、その基材にはPET樹脂が好適に用いられ得る。このように、印字用透明シート19を平滑度の高い合成樹脂フィルムとすることにより、後述するように、レジンタイプのインクリボンを使用する熱転写プリンタでの印字が可能となり、印字品質に優れたものとなる。また、該印字用透明シート19の厚みは、前記第一台紙部16aに仮着されている第一ラベル片10及び第二ラベル片13の厚みと略等しく、これによって第一台紙部16a側と第二台紙部16b側とで厚み差が生じないようにしている。また、第二台紙部16bの裏面には、図12に示すように、第二ラベル片13上に透明な第一ラベル片10を積層する手順を示した外貼り用ラミネート手順情報20が事前印刷されている。
【0040】
上述のラベル帳票1Bを用いた請求項7にかかるラミネートラベルの作成方法について説明する。ラベル帳票1Bは、上述した形態で官公庁,大学或いは企業等に納品される。ここで、ラベル帳票1Bは複数枚を重ね合わせた状態で所定枚数単位で梱包されて搬送されるが、第一台紙部16a側と第二台紙部16b側とで厚み差が無いことにより、梱包体に傾斜が発生せず、搬送時の取扱い性に優れたものとなっている。そして、該ラベル帳票1Bによって内貼り用のラミネートラベルを作成する場合には、透明な第一ラベル片10に、パソコン等のコンピュータで出力制御されるプリンタを用いて、図13に示すように、営業許可証,入校許可証,駐車許可証,入場許可証等としての所要情報15を裏向きに印字する。また、必要に応じて第二ラベル片13の表面にも、ラミネートラベルの使用上の注意事項等の情報14を表向きで印字してもよい。この印字に際しても、第一台紙部16a側と第二台紙部16b側とで厚み差が無いことにより、複数枚を重ね合わせた場合の厚み差による傾斜発生が防止され、プリンタへの給紙を円滑に行わせることができる。また、所要情報15及び情報14の印字には、第一実施例と同様に、レジンタイプのインクリボンを使用する熱転写プリンタが用いられる。これにより、上述したようにラベル基材の平滑度と相俟って極めて綺麗な印字を施すことができる。
【0041】
上記のように透明な第一ラベル片10及び第二ラベル片13にプリンタで印字を施した後、第二台紙部16bの表面に事前印刷されている内貼り用ラミネート手順情報18に従って、易破断線17で第二台紙部16bを切り離す。そして、図4に示すように、第一台紙部16aの折込み片部8から第二ラベル片13の前端部分を剥離するとともに、該第一台紙部16aを第一折り線4で谷折りにし、第二折り線7で山折りにしてZ状に折り畳むことにより、折込み片部8から剥離した第二ラベル片13の前端部分を透明な第一ラベル片10に裏面の粘着剤層12の接着力を介して積層し、次いで第二ラベル片13の残りの部分を第二担持面6から剥離して、粘着剤層12の接着力を介して透明な第一ラベル片10に積層する第一のラミネート手順により、図5に示すように内貼り用のラミネートラベルAを作成する。
【0042】
上記のように作成された内貼り用のラミネートラベルAは、第一担持面5の剥離剤層3上に粘着剤層9を介して剥離可能に仮着された状態であるため、該第一担持面5から簡単に剥離することができ、粘着剤層9を介して透明なウインドウガラス等の内側に貼着することにより、図6に示すように、ウインドウガラス等の外側から所要情報15を表向きで視認し得るものとなる。また、このような貼着状態にあって、第一ラベル片10に紫外線吸収加工が施されていることにより、その紫外線吸収作用によって、第一ラベル片10の裏面側に位置する所要情報15の変色・褪色を防止することができる。
【0043】
一方、ラベル帳票1Bによって外貼り用のラミネートラベルを作成する場合には、第二ラベル片13に、パソコン等のコンピュータで出力制御されるプリンタを用いて、図14に示すように、営業許可証,入校許可証,駐車許可証,入場許可証等としての所要情報15を表向きに印字する。また、これと同時に、第二台紙部16bの表面の事前印刷面上に接合されている印字用透明シート19に、内貼り用ラミネート手順情報18を無効とし、かつ裏面の外貼り用ラミネート手順情報20を参照する旨の無効処理印字21を施す。ここで、該無効処理印字21は、裏面を参照する旨の説明文や内貼り用ラミネート手順情報18を無効とする帯状の取り消しライン或いは×印等の記号等で構成され得る。また、所要情報15の印字及び無効処理印字21には、上述したようにレジンタイプのインクリボンを使用する熱転写プリンタが用いられる。これにより、第二ラベル片13及び印字用透明シート19の平滑度と相俟って極めて綺麗に印字を施すことができる。
【0044】
そして、上記のように第二ラベル片13に所要情報15を表向きに印字した後、第二台紙部16bの裏面に事前印刷されている外貼り用ラミネート手順情報20に従って、第一担持面5から透明な第一ラベル片10を剥離して、図8に示すように、該第一ラベル片10を、裏面の粘着剤層9の接着力を介して第二ラベル片13に剥離不能に積層する。尚、必要に応じて易破断線17で第二台紙部16bを切り離すことにより、裏面の外貼り用ラミネート手順情報20の参照が容易となる。また、第二担持面6には、第一ラベル片10の貼着位置を示す指標11(図14参照)が表示されていることにより、第二ラベル片13と第一ラベル片10の中央位置を略一致させる位置合わせを容易に行うことができる。そして、このような第二のラミネート手順により、図9に示すように外貼り用のラミネートラベルBを作成する。
【0045】
上記のように作成された外貼り用のラミネートラベルBは、第二担持面6の剥離剤層3上に第二ラベル片13の粘着剤層9及び第一ラベル片10の外周部分の粘着剤層12を介して剥離可能に仮着された状態であるため、該第二担持面6から簡単に剥離することができ、前記粘着剤層9,12を介して車体等の外表面に貼着することにより、透明な第一ラベル片10を通して所要情報15を視認し得るものとなる。また、このような貼着状態にあって、第一ラベル片10に紫外線吸収加工が施されていることにより、その紫外線吸収作用によって、第一ラベル片10の裏面側に位置する所要情報15の変色・褪色を防止することができる。
【0046】
このように、ラベル帳票1Bを用いたラミネートラベルの作成方法にあっては、第二台紙部16bの表面に事前印刷されている内貼り用ラミネート手順情報18に従う第一のラミネート手順と、第二台紙部16bの裏面に事前印刷されている外貼り用ラミネート手順情報20に従う第二のラミネート手順との何れかにより、一種類のラベル帳票1Bで内貼り用のラミネートラベルAまたは外貼り用のラミネートラベルBを簡単に作成することができる。これにより、一種類のラベル帳票1Bの在庫管理を行うだけでよいため、従来に比して、在庫管理の手間を大幅に低減させることができる。また、外貼り用のラミネートラベルBを作成する場合には、第二台紙部16bの表面に事前印刷されている内貼り用ラミネート手順情報18に無効処理印字21が施されることにより、外貼り用のラミネートラベルBの作成方法を間違えることがない。さらに、所要情報15を印字したラベル帳票1Bの発行時に、ラミネート手順情報が提供されるので、発行の度に口頭若しくは別紙説明書等の伝達手段によってラミネート方法を説明する必要がなく、効率のよい運用が可能となる。
【0047】
尚、上記各実施例では、第一ラベル片10及び第二ラベル片13を矩形状としたが、該第一ラベル片10及び第二ラベル片13は、円形,楕円形,多角形その他の任意の形状とすることができる。
【0048】
【発明の効果】
上述したように、本発明は、剥離剤層を備えた第一担持面と、剥離剤層を備えた第二担持面とが、台紙を横断するように形成した谷折り可能な第一折り線を介して連成されるとともに、第二担持面の所定位置に前記第一折り線と平行する山折り可能な第二折り線が形成され、該第二折り線と第一折り線間に位置する部分を折込み片部とし、さらに第一担持面には、裏面に粘着剤層を備えた透明な第一ラベル片が剥離可能に仮着される一方、第二担持面には、前記第一ラベル片と中心位置が幅方向で略一致し、かつ第二折り線を跨ぐようにして、裏面に粘着剤層を備えた第二ラベル片が剥離可能に仮着されてなるラベル帳票を用いるラミネートラベルの作成方法であって、前記第一ラベル片の表面に所要情報を裏向きに印字した後、折込み片部から第二ラベル片の前端部分を剥離するとともに、台紙を第一折り線で谷折りにし、かつ第二折り線で山折りにしてZ状に折り畳むことにより、折込み片部から剥離した第二ラベル片の前端部分を前方に延出させて該前端部分を第一ラベル片上に積層し、次いで第二ラベル片の残りの部分を第二担持面から剥離して第一ラベル片上に積層する第一のラミネート手順と、第二ラベル片の表面に所要情報を表向きに印字した後、第一担持面から第一ラベル片を剥離して第二ラベル片上に積層する第二のラミネート手順との何れかにより、内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを選択的に作成することを特徴とするラベル帳票を用いたラミネートラベルの作成方法(請求項1)であるから、第一のラミネート手順と第二のラミネート手順との何れかにより、一種類のラベル帳票で内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを簡単に作成することができる。これにより、一種類のラベル帳票の在庫管理を行うだけでよいため、従来に比して、在庫管理の手間を大幅に低減させることができる。
【0049】
また、本発明は、台紙を縦断するように形成した易破断線により切り離し可能な第一台紙部と第二台紙部とを備え、第一台紙部には、剥離剤層を備えた第一担持面と、剥離剤層を備えた第二担持面とが、第一台紙部を横断するように形成した谷折り可能な第一折り線を介して連成されるとともに、第二担持面の所定位置に前記第一折り線と平行する山折り可能な第二折り線が形成され、該第二折り線と第一折り線間に位置する部分を折込み片部とし、さらに第一担持面には、裏面に粘着剤層を備えた透明な第一ラベル片が剥離可能に仮着され、第二担持面には、前記第一ラベル片と中心位置が幅方向で略一致し、かつ第二折り線を跨ぐようにして、裏面に粘着剤層を備えた第二ラベル片が剥離可能に仮着される一方、第二台紙部の表面には、透明な第一ラベル片上に第二ラベル片を積層する内貼り用ラミネート手順情報が事前印刷され、かつ該第二台紙部の裏面には、第二ラベル片上に透明な第一ラベル片を積層する外貼り用ラミネート手順情報が事前印刷されたラベル帳票(請求項2)であるから、第二台紙部の表面に事前印刷されている内貼り用ラミネート手順情報と、第二台紙部の裏面に事前印刷されている外貼り用ラミネート手順情報の何れかに従えば、第一台紙部に仮着されている第一ラベル片と第二ラベル片とを用いて、内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを選択的に作成することができる。
【0050】
上記構成にあって、第二ラベル片を、不透明なラベル基材を用いて形成する構成(請求項3)とすることにより、内貼り用または外貼り用のラミネートラベルの何れを作成した場合にあっても、印字された所要情報の視認性を向上させることができる。
【0051】
また、第一ラベル片が仮着された第一担持面及び第二ラベル片が仮着された第二担持面と同一面側となる第二台紙部の表面の事前印刷面上に、印字用透明シートを接合する構成(請求項4)とすることにより、外貼り用のラミネートラベルを作成する場合において、第二台紙部の表面に事前印刷されている内貼り用ラミネート手順情報を無効とするための無効処理印字を容易となるとともに、第一台紙部側と第二台紙部側との厚み差が無くなり、複数枚を重ね合わせた場合の厚み差による傾斜発生を防止して、プリンタへの給紙を円滑に行わせることができる。
【0052】
また、透明な第一ラベル片及び印字用透明シートが平滑度の高い合成樹脂フィルムからなり、第二ラベル片が平滑度の高い合成紙,コート紙、または平滑度の低い用紙に平滑度の高い合成樹脂フィルムを積層したラベル基材からなるものとする構成(請求項5)とすれば、レジンタイプのインクリボンを使用する熱転写プリンタでの印字が可能となり、印字品質に優れたものとなる。また、PET樹脂を合成樹脂フィルムの基材とすることにより、廃棄焼却時におけるダイオキシン等の有害物質の発生を防止することができる。
【0053】
さらに、透明な第一ラベル片に、紫外線吸収加工を施す構成(請求項6)とすれば、内貼り用として第一ラベル片に印字される所要情報、または外貼り用として第二ラベル片に印字される所要情報が、ラミネートラベルの作成貼着後において、第一ラベル片の裏面側に位置する状態となることにより、内貼りまたは外貼りの何れの貼着態様にあっても、紫外線による所要情報の変色・褪色を防止することができ、耐候性が向上する。
【0054】
また、本発明は、請求項2乃至請求項6の何れかに記載のラベル帳票を用いるラミネートラベルの作成方法であって、透明な第一ラベル片の表面に所要情報を裏向きに印字した後、第二台紙部の表面に事前印刷された内貼り用ラミネート手順情報に従って、易破断線で第二台紙部を切り離し、折込み片部から第二ラベル片の前端部分を剥離するとともに、第一台紙部を第一折り線で谷折りにし、かつ第二折り線で山折りにしてZ状に折り畳むことにより、折込み片部から剥離した第二ラベル片の前端部分を前方に延出させて該前端部分を第一ラベル片上に積層し、次いで第二ラベル片の残りの部分を第二担持面から剥離して第一ラベル片上に積層する第一のラミネート手順と、第二ラベル片の表面に所要情報を表向きに印字し、かつ第二台紙部の表面の事前印刷面上に無効処理印字を施した後、第二台紙部の裏面に事前印刷された外貼り用ラミネート手順情報に従って、第一担持面から第一ラベル片を剥離して第二ラベル片上に積層する第二のラミネート手順との何れかにより、内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを選択的に作成することを特徴とするラベル帳票を用いたラミネートラベルの作成方法(請求項7)であるから、第二台紙部の表面に事前印刷されている内貼り用ラミネート手順情報に従って、第一ラベル片上に第二ラベル片を積層する第一のラミネート手順と、第二台紙部の裏面に事前印刷されている外貼り用ラミネート手順情報に従って、第二ラベル片上に第一ラベル片を積層する第二のラミネート手順との何れかにより、一種類のラベル帳票で内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを簡単に作成することができる。これにより、一種類のラベル帳票の在庫管理を行うだけでよいため、従来に比して、在庫管理の手間を大幅に低減させることができる。また、外貼り用のラミネートラベルを作成する場合には、第二台紙部の表面に事前印刷されている内貼り用ラミネート手順情報に無効処理印字が施されることにより、外貼り用のラミネートラベルの作成方法を間違えることがない。さらに、所要情報を印字したラベル帳票の発行時に、該ラベル帳票によってラミネート手順情報が提供されるので、発行の度に口頭若しくは別紙説明書等の伝達手段によってラミネート方法を説明する必要がなく、運用効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるラベル帳票1Aの平面図である。
【図2】ラベル帳票1A(1B)の縦断側面図である。
【図3】第一ラベル片10及び第二ラベル片13に印字を施した状態を示すラベル帳票1Aの平面図である。
【図4】内貼り用の積層操作状態を示すラベル帳票1A(1B)の概略側面図である。
【図5】完成した内貼り用のラミネートラベルAの縦断側面図である。
【図6】ウインドウガラス等の内側に貼着されたラミネートラベルAを外側から目視した状態を示す参考図である。
【図7】第二ラベル片13に印字を施した状態を示すラベル帳票1Aの平面図である。
【図8】外貼り用の積層操作状態を示すラベル帳票1A(1B)の縦断側面図である。
【図9】完成した外貼り用のラミネートラベルBの概略側断面図である。
【図10】本発明にかかるラベル帳票1Bの平面図である。
【図11】第二台紙部16bの縦断側面図である。
【図12】第二台紙部16bの裏面に事前印刷された外貼り用ラミネート手順情報20を示すラベル帳票1Bの底面図である。
【図13】第一ラベル片10及び第二ラベル片13に印字を施した状態を示すラベル帳票1Bの平面図である。
【図14】第二ラベル片13及び印字用透明シート19に印字を施した状態を示すラベル帳票1Bの平面図である。
【符号の説明】
1A,1B ラベル帳票
2 台紙
3 剥離剤層
4 第一折り線4
5 第一担持面5
6 第二担持面6
7 第二折り線7
8 折込み片部8
9 粘着剤層
10 第一ラベル片
11 指標
12 粘着剤層
13 第二ラベル片
15 所要情報
16 台紙
16a 第一台紙部
16b 第二台紙部
17 易破断線
18 内貼り用ラミネート手順情報
19 印字用透明シート
20 外貼り用ラミネート手順情報
21 無効処理印字
A 内貼り用ラミネートラベル
B 外貼り用ラミネートラベル
Claims (7)
- 剥離剤層を備えた第一担持面と、剥離剤層を備えた第二担持面とが、台紙を横断するように形成した谷折り可能な第一折り線を介して連成されるとともに、第二担持面の所定位置に前記第一折り線と平行する山折り可能な第二折り線が形成され、該第二折り線と第一折り線間に位置する部分を折込み片部とし、さらに第一担持面には、裏面に粘着剤層を備えた透明な第一ラベル片が剥離可能に仮着される一方、第二担持面には、前記第一ラベル片と中心位置が幅方向で略一致し、かつ第二折り線を跨ぐようにして、裏面に粘着剤層を備えた第二ラベル片が剥離可能に仮着されてなるラベル帳票を用いるラミネートラベルの作成方法であって、
前記第一ラベル片の表面に所要情報を裏向きに印字した後、折込み片部から第二ラベル片の前端部分を剥離するとともに、台紙を第一折り線で谷折りにし、かつ第二折り線で山折りにしてZ状に折り畳むことにより、折込み片部から剥離した第二ラベル片の前端部分を前方に延出させて該前端部分を第一ラベル片上に積層し、次いで第二ラベル片の残りの部分を第二担持面から剥離して第一ラベル片上に積層する第一のラミネート手順と、第二ラベル片の表面に所要情報を表向きに印字した後、第一担持面から第一ラベル片を剥離して第二ラベル片上に積層する第二のラミネート手順との何れかにより、内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを選択的に作成することを特徴とするラベル帳票を用いたラミネートラベルの作成方法。 - 台紙を縦断するように形成した易破断線により切り離し可能な第一台紙部と第二台紙部とを備え、第一台紙部には、剥離剤層を備えた第一担持面と、剥離剤層を備えた第二担持面とが、第一台紙部を横断するように形成した谷折り可能な第一折り線を介して連成されるとともに、第二担持面の所定位置に前記第一折り線と平行する山折り可能な第二折り線が形成され、該第二折り線と第一折り線間に位置する部分を折込み片部とし、さらに第一担持面には、裏面に粘着剤層を備えた透明な第一ラベル片が剥離可能に仮着され、第二担持面には、前記第一ラベル片と中心位置が幅方向で略一致し、かつ第二折り線を跨ぐようにして、裏面に粘着剤層を備えた第二ラベル片が剥離可能に仮着される一方、第二台紙部の表面には、透明な第一ラベル片上に第二ラベル片を積層する内貼り用ラミネート手順情報が事前印刷され、かつ該第二台紙部の裏面には、第二ラベル片上に透明な第一ラベル片を積層する外貼り用ラミネート手順情報が事前印刷されていることを特徴とするラベル帳票。
- 第二ラベル片が、不透明なラベル基材を用いて形成されていることを特徴とする請求項2記載のラベル帳票。
- 第一ラベル片が仮着された第一担持面及び第二ラベル片が仮着された第二担持面と同一面側となる第二台紙部の表面の事前印刷面上に、印字用透明シートが接合されていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のラベル帳票。
- 透明な第一ラベル片及び印字用透明シートが平滑度の高い合成樹脂フィルムからなり、第二ラベル片が平滑度の高い合成紙,コート紙、または平滑度の低い用紙に平滑度の高い合成樹脂フィルムを積層したラベル基材からなることを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載のラベル帳票。
- 透明な第一ラベル片に、紫外線吸収加工が施されていることを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れかに記載のラベル帳票。
- 請求項2乃至請求項6の何れかに記載のラベル帳票を用いるラミネートラベルの作成方法であって、透明な第一ラベル片の表面に所要情報を裏向きに印字した後、第二台紙部の表面に事前印刷された内貼り用ラミネート手順情報に従って、易破断線で第二台紙部を切り離し、折込み片部から第二ラベル片の前端部分を剥離するとともに、第一台紙部を第一折り線で谷折りにし、かつ第二折り線で山折りにしてZ状に折り畳むことにより、折込み片部から剥離した第二ラベル片の前端部分を前方に延出させて該前端部分を第一ラベル片上に積層し、次いで第二ラベル片の残りの部分を第二担持面から剥離して第一ラベル片上に積層する第一のラミネート手順と、第二ラベル片の表面に所要情報を表向きに印字し、かつ第二台紙部の表面の事前印刷面上に無効処理印字を施した後、第二台紙部の裏面に事前印刷された外貼り用ラミネート手順情報に従って、第一担持面から第一ラベル片を剥離して第二ラベル片上に積層する第二のラミネート手順との何れかにより、内貼り用または外貼り用のラミネートラベルを選択的に作成することを特徴とするラベル帳票を用いたラミネートラベルの作成方法。
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