JP2005009097A - ロール網戸における網端縁固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトなサイズを変えずに、ロール網戸における上下端縁の捲れ上がりを防止して防虫作用を確保する。
【解決手段】方形状網戸枠(2)に張設され、面外方向に突出する突子(12)を配設する可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)を、上下ガイドレール(4)(5)に遊嵌された上下スライディングシュー(13)(14)に溝設された、収納ケース方向にその一部を拡幅したボックス型空間(16)(16’)を形成した断面凸状のスリット(15)(15’)内に挿通させるので、該突子と上下スライディングシューのスリットのボックス型空間が係合することによって可撓性メッシュ状網と上下スライディングシューとが一体化し、該可撓性メッシュ状網は方形状網戸枠の上下左右から確実に固持され、風圧等を受け面外方向に膨張しても上下端縁が捲れ上がって防虫作用が低下することはない。
【選択図】 図4
【解決手段】方形状網戸枠(2)に張設され、面外方向に突出する突子(12)を配設する可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)を、上下ガイドレール(4)(5)に遊嵌された上下スライディングシュー(13)(14)に溝設された、収納ケース方向にその一部を拡幅したボックス型空間(16)(16’)を形成した断面凸状のスリット(15)(15’)内に挿通させるので、該突子と上下スライディングシューのスリットのボックス型空間が係合することによって可撓性メッシュ状網と上下スライディングシューとが一体化し、該可撓性メッシュ状網は方形状網戸枠の上下左右から確実に固持され、風圧等を受け面外方向に膨張しても上下端縁が捲れ上がって防虫作用が低下することはない。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、必要に応じて可撓性メッシュ状網を張設自在としてなるロール網戸の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、必要に応じて張設自在となるロール網戸は、トーションスプリングを内接格納する中空断面巻取軸に、可撓性メッシュ状網の一端を固定し、巻回して網ロールを形成し、他端を、網を横引拡開するための縦移動杆に固定すると共に,該網ロールを、スリットを有する中空断面の収納ケースに内接収納するものであった。そして、該収納ケースの上下端に固定された上下ガイドレール間において縦移動杆を摺動させつつ、上下ガイドレール端部で係止することにより、該収納ケースから可撓性メッシュ状網を引出し、収納ケース、上下ガイドレール及び縦移動杆より形成される方形状網戸枠に張設してなるものや、縦移動杆を開口部の縦枠に固定した上で、引出自在となる網ロールを内接収納する収納ケース自体を摺動させることで可撓性メッシュ状網を該開口部に張設してなるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のロール網戸においては、収納ケース、該収納ケースの上下端に固定される上下ガイドレール、及びこの上下ガイドレール間を摺動し、上下ガイドレール端部の端部キャップに係止する縦移動杆から形成される方形状網戸枠の、その開口部において張設された可撓性メッシュ状網に対して、面外方向の風圧が加わると、可撓性メッシュ状網は面外方向に引張られ、収納ケース内に巻回収納されている網ロールから可撓性メッシュ状網を更に引き出そうとするものである。その結果、収納ケース内において中空断面巻取軸に巻回されていた網ロールから可撓性メッシュ状網が引出されて、該方形状網戸枠の略中央部で大きく面外方向へ膨らんでしまうと共に、該可撓性メッシュ状網の上下端縁がガイドレールから外れて隙間が生じ防虫作用が損われる欠点がある。
【0004】
また、該方形状網戸枠に対して張設されている可撓性メッシュ状網の上下端縁が上下ガイドレールから外れてしまうと、再度方形状網戸枠に対して張設されている可撓性メッシュ状網を収納ケース内に巻回収納しようとする場合に、外れた可撓性メッシュ状網の上下端縁が上下ガイドレールと干渉してしまい円滑な収納を図ることができないものである。
【0005】
そのため、方形状網戸枠に張設されている可撓性メッシュ状網が面外方向に風圧を受けても、可撓性メッシュ状網の上下端縁が上下ガイドレールから外れないようにすべく、可撓性メッシュ状網の上下端縁に、各々ジップファースナーのテープ半体を接着、且つ縫合固定し、該テープ半体に連続固定されたエッジ歯が、ガイドレールに設けられたリップ付きC型断面の案内構内に上記テープ半体と共に挿通され、案内溝の対向するリップで形成される解放部スリットからテープ半体のエッジ歯が逸脱しないようにして保持してなるものや、又は上記ジップファースナーのテープ半体の代わりに網の上下端縁に、樹脂テープを接着して網の上下端縁を補強した上で、該樹脂テープ部に適宜の間隔で鳩目リング等のリベットを複数個取付け、更に該網縁を該上下ガイドレールに挿通案内される際に、リベットが案内溝のリップに係合して、上下ガイドレールより逸脱しないようにしてなるもの(実開平8−1654号、実開昭62−135799号)が提案されている。
【0006】
しかしながら、上記網の上下端縁に固定されるジップファスナーや鳩目リング等のリベットは、可撓性メッシュ状網の厚さと比べかなり厚いものであるので、網を中空断面巻取軸に巻回して網ロールとして収納しようとすると網ロール外周径が過大となって、網ロールを収納する収納ケース外径寸法も過大となることから、狭小な窓廻りスペースヘのコンパクトな収り性を得難いという欠点がある。更に、可撓性メッシュ状網の上下端縁にジップファスナーを取り付ける際に、テープ半体を両面接着テープで仮止してから更に縫合するという手間を必要とするのでコストアップとなる欠点もある。また、特に上記可撓性メッシュ状網の上下端縁に取付られた鳩目リング等のリベットは、該可撓性メッシュ状網の上下端縁において貫通してカシメられるため該可撓性メッシュ状網の網糸を破断してしまい、可撓性メッシュ状網の引張強度を劣化させてしまう欠点をも有している。
【0007】
そこで、この発明は上記従来のものの持つ問題点や欠点を改善するものであり、網ロールの外径を変えることなくコンパクトなサイズを維持したまま、張設した可撓性メッシュ状網が面外方向に風圧等を受けて変形しても、該可撓性メッシュ状網の上下端縁が上下ガイドレールから外れないようにして、十分な防虫作用を確保し、且つ円滑な張設収納を可能にしようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、ロール網戸において、該収納ケース内において巻回、収納される可撓性メッシュ状網の、張設状態における幅方向略中間部の上下端縁に、網戸面外方向に突出する突子を配設するとともに、その一部を拡幅して広い開口を有するボックス型空間を形成したスリットを上下ガイドレール方向に溝設してなる上下スライディングシューを、該上下ガイドレールにスライド自在に遊嵌し、該上下スライディングシュー内に可撓性メッシュ状網の上下端縁を各々挿通させ、可撓性メッシュ状網の上下端縁に配設する前記突子と、上下ガイドレールにスライド自在に遊嵌される上下スライディングシューとが係合自在となるものである。
【0009】
更に、該上下ガイドレールの略中央位置に、上下スライディングシューと係合自在となるストッパーを設けてなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
上記の通り、可撓性メッシュ状網を拡開張設するために、収納ケースの上下端に固定される上下ガイドレール間に縦移動杆を摺動させることで、該収納ケース内において網ロールとなって巻回収納されている可撓性メッシュ状網は引出されると同時に、該可撓性メッシュ状網の上下端縁は上下ガイドレール内にスライド自在に遊嵌されている上下スライディングシュー内のスリットを通過することとなる。
このとき、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の表裏面にポリエステルテープが貼着されているので、可撓性メッシュ状網の上下端縁は補強されると共に、該ポリエステルテープの表面は滑らかであるので、該上下スライディングシュー内のスリットを円滑に通過するようになるものである。
そして、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の張設状態における幅方向略中間部には、例えばスティプル等の突子が面外方向に突出するように配設されるとともに、上下スライディングシューにおいては、上下の各ガイドレール方向に溝設されるスリット内の収納ケース側に形成されるボックス型空間が広い開口を有しているので、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の張設状態における幅方向略中間部に配設される該突子は容易に該ボックス型空間内には入り込むと共に、該ボックス型空間内の先端面に突き当たり、上下及び該可撓性メッシュ状網の張設方向のいずれにも係合するので、該可撓性メッシュ状網は、該上下スライディングシューのスリットによる面外方向への係止とあいまって、上下スライディングシューと一体となる。
その結果、該可撓性メッシュ状網とその上下端縁の突子により一体となった上下スライディングシューは、該縦移動杆の摺動に伴って、上下ガイドレール内をスライドするものである。
更に、該可撓性メッシュ状網と上下スライディングシューとは、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子に対するスライディングシューのスリットのボックス型空間内での係合により一体となっているので、縦移動杆の端部キャップでの係止固定と共に、該上下スライディングシューは張設した該可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子の位置に停止するものとなる。このため、縦移動杆を端部キャップに係止固定することで形成した方形状網戸枠において張設された可撓性メッシュ状網は、可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子の位置で上下方向に上下スライディングシューにより固持されるものとなる。
即ち、該方形状網戸枠に張設された可撓性メッシュ状網の上下端縁は、縦移動杆の上下ガイドレールの端部キャップへの係止固定とトーションスプリングの収縮力による左右方向への引張と共に、可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子の位置、すなわち可撓性メッシュ状網の張設状態における略中間部において上下スライディングシューにより固持されているので、風圧等を受けて面外方向に該可撓性メッシュ状網が膨張しても、該可撓性メッシュ状網の上下端縁が捲れ上がり、上下ガイドレールから逸脱し、空隙等を形成して防虫効果が低下したり、また円滑な操作を妨げてしまうことを防止できる。
【0011】
また、該上下ガイドレールの略中央位置に、上下スライディングシューと係合自在となるストッパーを設けることで、上下スライディングシューが上下ガイドレール内を過剰にスライドして、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子と該上下スライディングシューのスリットとの固定が解除されないようにし、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子と該上下スライディングシューのスリットのボックス型空間との係合を確実にするものである。
【0012】
【実施例】
この発明の実施例を図によって更に詳細に説明する。図1において、(1)は、この発明の実施例を具えるロール網戸であり、このロール網戸(1)は、以下のように構成されている。すなわち、収納ケース(3)と、該収納ケース(3)の上下端において、他端に上下端部キャップ(6)(7)を取り付けてなる上下ガードレール(4)(5)を互いに平行となるように固定すると共に、該端部キャップ(6)(7)に係止自在であって、上下ガイドレール(4)(5)間に摺動自在に遊嵌される縦移動杆(8)により方形状網戸枠(2)が形成される。
そして当該収納ケース(3)内において、一端をトーションスプリング(図示せず。)を内接格納する中空断面巻取軸(図示せず。)に固定すると共に巻回して網ロール(図示せず。)とし、更に該網ロール(図示せず。)の他端を、当該収納ケース(3)の上下端に固定する上下ガードレール(4)(5)側側面に内部と連通するように上下方向に穿設したスリット(図示せず。)を通じて縦移動杆(8)に固定する。
該方形状網戸枠(2)の形成に際し、該縦移動杆(8)の摺動及び上下端部キャップ(6)(7)への係止固定によって、該方形状網戸枠(2)に対して収納ケース(3)内の網ロールから引出され張設されてなる可撓性メッシュ状網(9)からなるものである。
【0013】
そして、この発明の実施例であるロール網戸における網端縁固定装置(10)は、以下のように構成される。すなわち、
該収納ケース(3)内において網ロールとして巻回、収納される可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)に沿って、表裏面に該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)を補強するポリエステルテープ(11)を貼着すると共に、面外方向に突出するスティプル等の突子(12)を、可撓性メッシュ状網(9)の張設状態における略中間部であって、前記ポリエステルテープ(11)によって補強された上下端縁(9’)(9”)に配設する。
一方、収納ケース(3)方向にその一部を拡幅して広い開口(16a)を有するボックス型空間(16)を形成したスリット(15)を上下各ガイドレール(4)(5)方向に溝設してなる上下スライディングシュー(13)(14)を、該上下ガイドレール(4)(5)にスライド自在に遊嵌する。
収納ケース(3)内において網ロールとして巻回、収納される可撓性メッシュ状網(9)の一端は、該上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)内に該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)を各々挿通させて、縦移動杆(8)に固定される。そして、可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)に配設する前記突子(12)と、上下ガイドレール(4)(5)にスライド自在に遊嵌される該上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)とが係合自在となるものである。
【0014】
更に、該上下ガイドレール(4)(5)の中央位置に、上下スライディングシュー(13)(14)と係合自在となるストッパー(17)(17’)を設けてなるものでもある。
【0015】
この発明の実施例を具えるロール網戸(1)は以上の構成を具えるので、まずこのロール網戸(1)を張設しようとする場合は、以下のようになる。即ち、縦移動杆(8)を収納ケース(3)の上下端に互いに平行となるように固定された上下ガイドレール(4)(5)間において摺動させることで、該収納ケース(3)内において巻回収納されて網ロールを形成している可撓性メッシュ状網(9)は引出されると同時に、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)は上下ガイドレール(4)(5)内にスライド自在に遊嵌されている上下スライディングシュー(13)(14)内のスリット(15)を通過して行くこととなる。
このとき、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の表裏面には、ポリエステルテープ(11)が貼着されているので、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)が補強されると共に、この貼着されたポリエステルテープ(11)の表面は滑らかであるので、該上下スライディングシュー(13)(14)内のスリット(15)をより円滑に通過させて行くことができる。
そして、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)が、上下ガイドレール(4)(5)内にスライド自在に遊嵌されている上下スライディングシュー(13)(14)内のスリット(15)を通過する際、該可撓性メッシュ状網(9)には、その張設状態における幅方向略中間部の上下端縁(9’)(9”)に、例えばスティプル等の突子(12)が面外方向に突出して配設されているのに対し、上下スライディングシュー(13)(14)においては、上下各ガイドレール(4)(5)方向に溝設されるスリット内(15)に形成されるボックス型空間(16)に、収納ケース(3)方向にその一部拡幅として広い開口(16a)が設けられていることから、前記突子(12)がボックス型空間(16)内に容易に入り込むと同時に、該ボックス型空間(16)の先端面(16’)につき当たり、該ボックス型空間(16)内で、上下及び可撓性メッシュ状網(9)の張設方向のいずれにも係合するので、該可撓性メッシュ状網(9)と該上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)による面外方向への係止とあいまって、該可撓性メッシュ状網(9)は上下スライディングシュー(13)(14)と一体となるものである。
従って、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)と一体化した上下スライディングシュー(13)(14)は、該縦移動杆(8)の摺動に伴って引出される可撓性メッシュ状網(9)と共に上下ガイドレール(4)(5)内をスライドすることとなる。
更に、該可撓性メッシュ状網(9)と上下スライディングシュー(13)(14)とは、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)に対する上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)のボックス型空間(16)内での係合により一体となっているので、縦移動杆(8)の端部キャップ(6)(7)での係止固定と共に、該上下スライディングシュー(13)(14)は張設した該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)の位置に停止するものとなる。
そのため、縦移動杆(8)を端部キャップ(6)(7)に係止固定することで形成した方形状網戸枠(2)において張設された可撓性メッシュ状網(9)は、可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)の位置、すなわち該可撓性メッシュ状網(9)の張設状態における幅方向略中間部の位置で面外方向に上下スライディングシュー(13)(14)により固持されるものとなる。
即ち、該方形状網戸枠(2)に張設された可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)は、左右方向へは縦移動杆(8)の上下ガイドレール(4)(5)の端部キャップ(6)(7)への係止固定とトーションスプリングの収縮力による引張と共に、可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)の位置において面外方向に上下スライディングシュー(13)(14)により固持されているので、風圧等を受けて面外方向に該可撓性メッシュ状網(9)が面外方向に膨張しても、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”が捲れ上がり、上下ガイドレール(4)(5)から逸脱し、空隙等を形成して防虫効果が低下したり、また円滑な操作を妨げてしまうことを防止できる。
【0016】
また、図1において示すこの発明の実施例を具えるロール網戸(1)においては、該上下ガイドレール(4)(5)の中央位置に、上下スライディングシュー(13)(14)と係合自在となるストッパー(17)(17’)を設けることで、該上下スライディングシュー(13)(14)が上下ガイドレール(4)(5)内を過剰にスライドして所定位置を超え、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)と該上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)との係合が解除されないようにし、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)と、該上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)において形成されるボックス型空間(16)の先端面(16’)での係合を確実にするものである。
【0017】
なお、この発明の実施例で使用する突子(12)は、上下ガイドレール(4)(5)内をスライド自在に遊嵌される上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)と係合自在となるように面外方向に突出していれば足りるため、破損した場合には、例えばステープラーの針(スティプル)を所定位置に打ち込むことで確実に修理することができる。
【0018】
また、この方形状網戸枠(2)に拡開張設された可撓性メッシュ状網(9)を閉成し収納ケース(3)内に巻回収納しようとする場合には、以下の通りにする。即ち、この該方形状網戸枠(2)を形成するに当たって上下ガイドレール(4)(5)の端部に取り付けられている端部キャップ(6)(7)に係止固定している縦移動杆(8)と、該端部キャップ(6)(7)との係止固定を解くと、該縦移動杆(8)は、該縦移動杆(8)に固定され張設されている可撓性メッシュ状網(9)の一端に固定される収納ケース(3)内に収納される中空断面巻取軸(図示せず。)の内部に内接格納するトーションスプリング(図示せず。)の収縮力により自動的に収納ケース(3)方向に上下ガイドレール(4)(5)間を摺動することとなる。
このとき、上下ガイドレール(4)(5)内において、互いに係合している可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)と、上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)のボックス型空間(16)との間では、スリット(15)内の該ボックス型空間(16)が収納ケース(3)方向にその一部を拡幅して広い開口(16a)を有していることから、該ボックス型空間(16)の先端面(16’)において固定されていた該突子(12)が、該可撓性メッシュ状網(9)の収納ケース(3)内への巻回収納に伴って容易に離脱してしまうので、該可撓性メッシュ状網(9)は上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)と係合することなく、迅速に収納ケース(3)内に収納するものとなる。
一方、該可撓性メッシュ状網(9)との固定が解かれた上下スライディングシュー(13)(14)は、上下ガイドレール(4)(5)内において自由となっているが、同じくガイドレール(4)(5)内を走行してくる縦移動杆(8)に押されるようにして収納ケース(3)方向にスライドしていくものとなる。
これにより、方形状網戸枠(2)に張設されていた可撓性メッシュ状網(9)は、収納ケース内において網ロールを形成して収納されると共に、縦移動杆(8)及び上下スライディングシュー(13)(14)は収納ケース(3)方向の一方に寄せられるものとなる。
【0019】
なお、図5において示す(5’)は、この発明の実施例を具えるロール網戸(1)の方形状網戸枠(2)を形成する下ガイドレールの変形例である。該下ガイドレール(5’)は、その下部において下ガイドレール(5’)内壁と噛み合わせることにより、該下ガイドレール(5’)にスライド自在に遊嵌する下スライディングシュー(14)をスライド方向の左右から規制している垂直壁(5”)を省略した形状とするものである。
このため、下ガイドレール(5’)にスライド自在に遊嵌される下スライディングシュー(14)は、方形状網戸枠(2)に可撓性メッシュ状網(9)を張設した場合に露出してしまうが、下ガイドレール(5’)自体の全高を低くすることができるので、ロール網戸(1)の閉成時には通行の障害となることを防止でき、近年の建築物内のバリヤフリー化に十分に対応することができるようになるものである。
【0020】
【発明の効果】
以上のとおり、この発明の実施例であるロール網戸における網縁固定装置は、可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子と、上下ガイドレール内にスライド自在に遊嵌されるスライディングシューとの固定によりなるものであるので、簡単な構造により、方形状網戸枠に張設された可撓性メッシュ状網の上下端縁を確実に固持できるので、従来のコンパクトなサイズを維持して汎用性を確保しつつ、該可撓性メッシュ状網が風圧等を受けて面外方向に膨張することとなっても、該可撓性メッシュ状網の上下端縁は上下ガイドレールに密着したままで空隙を形成することがないため防虫作用を十分に確保できると共に、可撓性メッシュ状網の拡開張設、又は巻回収納を円滑に行えるようにすることができるという優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を具えるロール網戸の正面図である。
【図2】図1における下ガイドレールに遊嵌された下スライディングシューの縦断面図である。
【図3】図1における下ガイドレールに遊嵌された下スライディングシューの平面図である。
【図4】可撓性メッシュ状網の下端縁の突子と下スライディングシューとの関係を示す要部拡大斜視図である。
【図5】この発明の実施例を具える下ガイドレールの変形例の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ロール網戸
2 方形状網戸枠
3 収納ケース
4 上ガイドレール
5 下ガイドレール
5’(変形例の)下ガイドレール
5”垂直壁
6 上端部キャップ
7 下端部キャップ
8 縦移動杆
9 可撓性メッシュ状網
9’ (可撓性メッシュ状網の)上端縁
9” (可撓性メッシュ状網の)下端縁
10 ロール網戸の網端縁固定装置
11 ポリエステルテープ
12 突子
13 上スライディングシュー
14 下スライディングシュー
15 スリット
16 ボックス型空間
16’ (ボックス型空間の)先端面
16a 開口
17、17’ ストッパー
【発明が属する技術分野】
この発明は、必要に応じて可撓性メッシュ状網を張設自在としてなるロール網戸の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、必要に応じて張設自在となるロール網戸は、トーションスプリングを内接格納する中空断面巻取軸に、可撓性メッシュ状網の一端を固定し、巻回して網ロールを形成し、他端を、網を横引拡開するための縦移動杆に固定すると共に,該網ロールを、スリットを有する中空断面の収納ケースに内接収納するものであった。そして、該収納ケースの上下端に固定された上下ガイドレール間において縦移動杆を摺動させつつ、上下ガイドレール端部で係止することにより、該収納ケースから可撓性メッシュ状網を引出し、収納ケース、上下ガイドレール及び縦移動杆より形成される方形状網戸枠に張設してなるものや、縦移動杆を開口部の縦枠に固定した上で、引出自在となる網ロールを内接収納する収納ケース自体を摺動させることで可撓性メッシュ状網を該開口部に張設してなるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のロール網戸においては、収納ケース、該収納ケースの上下端に固定される上下ガイドレール、及びこの上下ガイドレール間を摺動し、上下ガイドレール端部の端部キャップに係止する縦移動杆から形成される方形状網戸枠の、その開口部において張設された可撓性メッシュ状網に対して、面外方向の風圧が加わると、可撓性メッシュ状網は面外方向に引張られ、収納ケース内に巻回収納されている網ロールから可撓性メッシュ状網を更に引き出そうとするものである。その結果、収納ケース内において中空断面巻取軸に巻回されていた網ロールから可撓性メッシュ状網が引出されて、該方形状網戸枠の略中央部で大きく面外方向へ膨らんでしまうと共に、該可撓性メッシュ状網の上下端縁がガイドレールから外れて隙間が生じ防虫作用が損われる欠点がある。
【0004】
また、該方形状網戸枠に対して張設されている可撓性メッシュ状網の上下端縁が上下ガイドレールから外れてしまうと、再度方形状網戸枠に対して張設されている可撓性メッシュ状網を収納ケース内に巻回収納しようとする場合に、外れた可撓性メッシュ状網の上下端縁が上下ガイドレールと干渉してしまい円滑な収納を図ることができないものである。
【0005】
そのため、方形状網戸枠に張設されている可撓性メッシュ状網が面外方向に風圧を受けても、可撓性メッシュ状網の上下端縁が上下ガイドレールから外れないようにすべく、可撓性メッシュ状網の上下端縁に、各々ジップファースナーのテープ半体を接着、且つ縫合固定し、該テープ半体に連続固定されたエッジ歯が、ガイドレールに設けられたリップ付きC型断面の案内構内に上記テープ半体と共に挿通され、案内溝の対向するリップで形成される解放部スリットからテープ半体のエッジ歯が逸脱しないようにして保持してなるものや、又は上記ジップファースナーのテープ半体の代わりに網の上下端縁に、樹脂テープを接着して網の上下端縁を補強した上で、該樹脂テープ部に適宜の間隔で鳩目リング等のリベットを複数個取付け、更に該網縁を該上下ガイドレールに挿通案内される際に、リベットが案内溝のリップに係合して、上下ガイドレールより逸脱しないようにしてなるもの(実開平8−1654号、実開昭62−135799号)が提案されている。
【0006】
しかしながら、上記網の上下端縁に固定されるジップファスナーや鳩目リング等のリベットは、可撓性メッシュ状網の厚さと比べかなり厚いものであるので、網を中空断面巻取軸に巻回して網ロールとして収納しようとすると網ロール外周径が過大となって、網ロールを収納する収納ケース外径寸法も過大となることから、狭小な窓廻りスペースヘのコンパクトな収り性を得難いという欠点がある。更に、可撓性メッシュ状網の上下端縁にジップファスナーを取り付ける際に、テープ半体を両面接着テープで仮止してから更に縫合するという手間を必要とするのでコストアップとなる欠点もある。また、特に上記可撓性メッシュ状網の上下端縁に取付られた鳩目リング等のリベットは、該可撓性メッシュ状網の上下端縁において貫通してカシメられるため該可撓性メッシュ状網の網糸を破断してしまい、可撓性メッシュ状網の引張強度を劣化させてしまう欠点をも有している。
【0007】
そこで、この発明は上記従来のものの持つ問題点や欠点を改善するものであり、網ロールの外径を変えることなくコンパクトなサイズを維持したまま、張設した可撓性メッシュ状網が面外方向に風圧等を受けて変形しても、該可撓性メッシュ状網の上下端縁が上下ガイドレールから外れないようにして、十分な防虫作用を確保し、且つ円滑な張設収納を可能にしようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、ロール網戸において、該収納ケース内において巻回、収納される可撓性メッシュ状網の、張設状態における幅方向略中間部の上下端縁に、網戸面外方向に突出する突子を配設するとともに、その一部を拡幅して広い開口を有するボックス型空間を形成したスリットを上下ガイドレール方向に溝設してなる上下スライディングシューを、該上下ガイドレールにスライド自在に遊嵌し、該上下スライディングシュー内に可撓性メッシュ状網の上下端縁を各々挿通させ、可撓性メッシュ状網の上下端縁に配設する前記突子と、上下ガイドレールにスライド自在に遊嵌される上下スライディングシューとが係合自在となるものである。
【0009】
更に、該上下ガイドレールの略中央位置に、上下スライディングシューと係合自在となるストッパーを設けてなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
上記の通り、可撓性メッシュ状網を拡開張設するために、収納ケースの上下端に固定される上下ガイドレール間に縦移動杆を摺動させることで、該収納ケース内において網ロールとなって巻回収納されている可撓性メッシュ状網は引出されると同時に、該可撓性メッシュ状網の上下端縁は上下ガイドレール内にスライド自在に遊嵌されている上下スライディングシュー内のスリットを通過することとなる。
このとき、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の表裏面にポリエステルテープが貼着されているので、可撓性メッシュ状網の上下端縁は補強されると共に、該ポリエステルテープの表面は滑らかであるので、該上下スライディングシュー内のスリットを円滑に通過するようになるものである。
そして、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の張設状態における幅方向略中間部には、例えばスティプル等の突子が面外方向に突出するように配設されるとともに、上下スライディングシューにおいては、上下の各ガイドレール方向に溝設されるスリット内の収納ケース側に形成されるボックス型空間が広い開口を有しているので、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の張設状態における幅方向略中間部に配設される該突子は容易に該ボックス型空間内には入り込むと共に、該ボックス型空間内の先端面に突き当たり、上下及び該可撓性メッシュ状網の張設方向のいずれにも係合するので、該可撓性メッシュ状網は、該上下スライディングシューのスリットによる面外方向への係止とあいまって、上下スライディングシューと一体となる。
その結果、該可撓性メッシュ状網とその上下端縁の突子により一体となった上下スライディングシューは、該縦移動杆の摺動に伴って、上下ガイドレール内をスライドするものである。
更に、該可撓性メッシュ状網と上下スライディングシューとは、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子に対するスライディングシューのスリットのボックス型空間内での係合により一体となっているので、縦移動杆の端部キャップでの係止固定と共に、該上下スライディングシューは張設した該可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子の位置に停止するものとなる。このため、縦移動杆を端部キャップに係止固定することで形成した方形状網戸枠において張設された可撓性メッシュ状網は、可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子の位置で上下方向に上下スライディングシューにより固持されるものとなる。
即ち、該方形状網戸枠に張設された可撓性メッシュ状網の上下端縁は、縦移動杆の上下ガイドレールの端部キャップへの係止固定とトーションスプリングの収縮力による左右方向への引張と共に、可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子の位置、すなわち可撓性メッシュ状網の張設状態における略中間部において上下スライディングシューにより固持されているので、風圧等を受けて面外方向に該可撓性メッシュ状網が膨張しても、該可撓性メッシュ状網の上下端縁が捲れ上がり、上下ガイドレールから逸脱し、空隙等を形成して防虫効果が低下したり、また円滑な操作を妨げてしまうことを防止できる。
【0011】
また、該上下ガイドレールの略中央位置に、上下スライディングシューと係合自在となるストッパーを設けることで、上下スライディングシューが上下ガイドレール内を過剰にスライドして、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子と該上下スライディングシューのスリットとの固定が解除されないようにし、該可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子と該上下スライディングシューのスリットのボックス型空間との係合を確実にするものである。
【0012】
【実施例】
この発明の実施例を図によって更に詳細に説明する。図1において、(1)は、この発明の実施例を具えるロール網戸であり、このロール網戸(1)は、以下のように構成されている。すなわち、収納ケース(3)と、該収納ケース(3)の上下端において、他端に上下端部キャップ(6)(7)を取り付けてなる上下ガードレール(4)(5)を互いに平行となるように固定すると共に、該端部キャップ(6)(7)に係止自在であって、上下ガイドレール(4)(5)間に摺動自在に遊嵌される縦移動杆(8)により方形状網戸枠(2)が形成される。
そして当該収納ケース(3)内において、一端をトーションスプリング(図示せず。)を内接格納する中空断面巻取軸(図示せず。)に固定すると共に巻回して網ロール(図示せず。)とし、更に該網ロール(図示せず。)の他端を、当該収納ケース(3)の上下端に固定する上下ガードレール(4)(5)側側面に内部と連通するように上下方向に穿設したスリット(図示せず。)を通じて縦移動杆(8)に固定する。
該方形状網戸枠(2)の形成に際し、該縦移動杆(8)の摺動及び上下端部キャップ(6)(7)への係止固定によって、該方形状網戸枠(2)に対して収納ケース(3)内の網ロールから引出され張設されてなる可撓性メッシュ状網(9)からなるものである。
【0013】
そして、この発明の実施例であるロール網戸における網端縁固定装置(10)は、以下のように構成される。すなわち、
該収納ケース(3)内において網ロールとして巻回、収納される可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)に沿って、表裏面に該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)を補強するポリエステルテープ(11)を貼着すると共に、面外方向に突出するスティプル等の突子(12)を、可撓性メッシュ状網(9)の張設状態における略中間部であって、前記ポリエステルテープ(11)によって補強された上下端縁(9’)(9”)に配設する。
一方、収納ケース(3)方向にその一部を拡幅して広い開口(16a)を有するボックス型空間(16)を形成したスリット(15)を上下各ガイドレール(4)(5)方向に溝設してなる上下スライディングシュー(13)(14)を、該上下ガイドレール(4)(5)にスライド自在に遊嵌する。
収納ケース(3)内において網ロールとして巻回、収納される可撓性メッシュ状網(9)の一端は、該上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)内に該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)を各々挿通させて、縦移動杆(8)に固定される。そして、可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)に配設する前記突子(12)と、上下ガイドレール(4)(5)にスライド自在に遊嵌される該上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)とが係合自在となるものである。
【0014】
更に、該上下ガイドレール(4)(5)の中央位置に、上下スライディングシュー(13)(14)と係合自在となるストッパー(17)(17’)を設けてなるものでもある。
【0015】
この発明の実施例を具えるロール網戸(1)は以上の構成を具えるので、まずこのロール網戸(1)を張設しようとする場合は、以下のようになる。即ち、縦移動杆(8)を収納ケース(3)の上下端に互いに平行となるように固定された上下ガイドレール(4)(5)間において摺動させることで、該収納ケース(3)内において巻回収納されて網ロールを形成している可撓性メッシュ状網(9)は引出されると同時に、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)は上下ガイドレール(4)(5)内にスライド自在に遊嵌されている上下スライディングシュー(13)(14)内のスリット(15)を通過して行くこととなる。
このとき、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の表裏面には、ポリエステルテープ(11)が貼着されているので、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)が補強されると共に、この貼着されたポリエステルテープ(11)の表面は滑らかであるので、該上下スライディングシュー(13)(14)内のスリット(15)をより円滑に通過させて行くことができる。
そして、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)が、上下ガイドレール(4)(5)内にスライド自在に遊嵌されている上下スライディングシュー(13)(14)内のスリット(15)を通過する際、該可撓性メッシュ状網(9)には、その張設状態における幅方向略中間部の上下端縁(9’)(9”)に、例えばスティプル等の突子(12)が面外方向に突出して配設されているのに対し、上下スライディングシュー(13)(14)においては、上下各ガイドレール(4)(5)方向に溝設されるスリット内(15)に形成されるボックス型空間(16)に、収納ケース(3)方向にその一部拡幅として広い開口(16a)が設けられていることから、前記突子(12)がボックス型空間(16)内に容易に入り込むと同時に、該ボックス型空間(16)の先端面(16’)につき当たり、該ボックス型空間(16)内で、上下及び可撓性メッシュ状網(9)の張設方向のいずれにも係合するので、該可撓性メッシュ状網(9)と該上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)による面外方向への係止とあいまって、該可撓性メッシュ状網(9)は上下スライディングシュー(13)(14)と一体となるものである。
従って、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)と一体化した上下スライディングシュー(13)(14)は、該縦移動杆(8)の摺動に伴って引出される可撓性メッシュ状網(9)と共に上下ガイドレール(4)(5)内をスライドすることとなる。
更に、該可撓性メッシュ状網(9)と上下スライディングシュー(13)(14)とは、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)に対する上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)のボックス型空間(16)内での係合により一体となっているので、縦移動杆(8)の端部キャップ(6)(7)での係止固定と共に、該上下スライディングシュー(13)(14)は張設した該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)の位置に停止するものとなる。
そのため、縦移動杆(8)を端部キャップ(6)(7)に係止固定することで形成した方形状網戸枠(2)において張設された可撓性メッシュ状網(9)は、可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)の位置、すなわち該可撓性メッシュ状網(9)の張設状態における幅方向略中間部の位置で面外方向に上下スライディングシュー(13)(14)により固持されるものとなる。
即ち、該方形状網戸枠(2)に張設された可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)は、左右方向へは縦移動杆(8)の上下ガイドレール(4)(5)の端部キャップ(6)(7)への係止固定とトーションスプリングの収縮力による引張と共に、可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)の位置において面外方向に上下スライディングシュー(13)(14)により固持されているので、風圧等を受けて面外方向に該可撓性メッシュ状網(9)が面外方向に膨張しても、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”が捲れ上がり、上下ガイドレール(4)(5)から逸脱し、空隙等を形成して防虫効果が低下したり、また円滑な操作を妨げてしまうことを防止できる。
【0016】
また、図1において示すこの発明の実施例を具えるロール網戸(1)においては、該上下ガイドレール(4)(5)の中央位置に、上下スライディングシュー(13)(14)と係合自在となるストッパー(17)(17’)を設けることで、該上下スライディングシュー(13)(14)が上下ガイドレール(4)(5)内を過剰にスライドして所定位置を超え、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)と該上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)との係合が解除されないようにし、該可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)と、該上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)において形成されるボックス型空間(16)の先端面(16’)での係合を確実にするものである。
【0017】
なお、この発明の実施例で使用する突子(12)は、上下ガイドレール(4)(5)内をスライド自在に遊嵌される上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)と係合自在となるように面外方向に突出していれば足りるため、破損した場合には、例えばステープラーの針(スティプル)を所定位置に打ち込むことで確実に修理することができる。
【0018】
また、この方形状網戸枠(2)に拡開張設された可撓性メッシュ状網(9)を閉成し収納ケース(3)内に巻回収納しようとする場合には、以下の通りにする。即ち、この該方形状網戸枠(2)を形成するに当たって上下ガイドレール(4)(5)の端部に取り付けられている端部キャップ(6)(7)に係止固定している縦移動杆(8)と、該端部キャップ(6)(7)との係止固定を解くと、該縦移動杆(8)は、該縦移動杆(8)に固定され張設されている可撓性メッシュ状網(9)の一端に固定される収納ケース(3)内に収納される中空断面巻取軸(図示せず。)の内部に内接格納するトーションスプリング(図示せず。)の収縮力により自動的に収納ケース(3)方向に上下ガイドレール(4)(5)間を摺動することとなる。
このとき、上下ガイドレール(4)(5)内において、互いに係合している可撓性メッシュ状網(9)の上下端縁(9’)(9”)の突子(12)と、上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)のボックス型空間(16)との間では、スリット(15)内の該ボックス型空間(16)が収納ケース(3)方向にその一部を拡幅して広い開口(16a)を有していることから、該ボックス型空間(16)の先端面(16’)において固定されていた該突子(12)が、該可撓性メッシュ状網(9)の収納ケース(3)内への巻回収納に伴って容易に離脱してしまうので、該可撓性メッシュ状網(9)は上下スライディングシュー(13)(14)のスリット(15)と係合することなく、迅速に収納ケース(3)内に収納するものとなる。
一方、該可撓性メッシュ状網(9)との固定が解かれた上下スライディングシュー(13)(14)は、上下ガイドレール(4)(5)内において自由となっているが、同じくガイドレール(4)(5)内を走行してくる縦移動杆(8)に押されるようにして収納ケース(3)方向にスライドしていくものとなる。
これにより、方形状網戸枠(2)に張設されていた可撓性メッシュ状網(9)は、収納ケース内において網ロールを形成して収納されると共に、縦移動杆(8)及び上下スライディングシュー(13)(14)は収納ケース(3)方向の一方に寄せられるものとなる。
【0019】
なお、図5において示す(5’)は、この発明の実施例を具えるロール網戸(1)の方形状網戸枠(2)を形成する下ガイドレールの変形例である。該下ガイドレール(5’)は、その下部において下ガイドレール(5’)内壁と噛み合わせることにより、該下ガイドレール(5’)にスライド自在に遊嵌する下スライディングシュー(14)をスライド方向の左右から規制している垂直壁(5”)を省略した形状とするものである。
このため、下ガイドレール(5’)にスライド自在に遊嵌される下スライディングシュー(14)は、方形状網戸枠(2)に可撓性メッシュ状網(9)を張設した場合に露出してしまうが、下ガイドレール(5’)自体の全高を低くすることができるので、ロール網戸(1)の閉成時には通行の障害となることを防止でき、近年の建築物内のバリヤフリー化に十分に対応することができるようになるものである。
【0020】
【発明の効果】
以上のとおり、この発明の実施例であるロール網戸における網縁固定装置は、可撓性メッシュ状網の上下端縁の突子と、上下ガイドレール内にスライド自在に遊嵌されるスライディングシューとの固定によりなるものであるので、簡単な構造により、方形状網戸枠に張設された可撓性メッシュ状網の上下端縁を確実に固持できるので、従来のコンパクトなサイズを維持して汎用性を確保しつつ、該可撓性メッシュ状網が風圧等を受けて面外方向に膨張することとなっても、該可撓性メッシュ状網の上下端縁は上下ガイドレールに密着したままで空隙を形成することがないため防虫作用を十分に確保できると共に、可撓性メッシュ状網の拡開張設、又は巻回収納を円滑に行えるようにすることができるという優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を具えるロール網戸の正面図である。
【図2】図1における下ガイドレールに遊嵌された下スライディングシューの縦断面図である。
【図3】図1における下ガイドレールに遊嵌された下スライディングシューの平面図である。
【図4】可撓性メッシュ状網の下端縁の突子と下スライディングシューとの関係を示す要部拡大斜視図である。
【図5】この発明の実施例を具える下ガイドレールの変形例の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ロール網戸
2 方形状網戸枠
3 収納ケース
4 上ガイドレール
5 下ガイドレール
5’(変形例の)下ガイドレール
5”垂直壁
6 上端部キャップ
7 下端部キャップ
8 縦移動杆
9 可撓性メッシュ状網
9’ (可撓性メッシュ状網の)上端縁
9” (可撓性メッシュ状網の)下端縁
10 ロール網戸の網端縁固定装置
11 ポリエステルテープ
12 突子
13 上スライディングシュー
14 下スライディングシュー
15 スリット
16 ボックス型空間
16’ (ボックス型空間の)先端面
16a 開口
17、17’ ストッパー
Claims (2)
- 収納ケースと、該収納ケースの上下端において、他端に端部キャップを取り付けてなる上下ガードレールを互いに平行となるように固定すると共に、該端部キャップに係止自在であって、上下ガイドレール間に摺動自在に遊嵌される縦移動杆により方形状網戸枠を形成するものであって、
当該収納ケース内において、可撓性メッシュ状網の一端をトーションスプリングを内接格納する中空断面巻取軸に固定すると共に巻回して網ロールとし、更にこの網ロールの他端を、当該収納ケースの上下端に固定する上下ガードレール側側面に内部と連通するように上下方向に穿設したスリットを通じて縦移動杆に固定し、
該方形状網戸枠の形成に際し、該縦移動杆の摺動及び端部キャップへの係止固定によって、該方形状網戸枠に対して収納ケース内の網ロールを形成する可撓性メッシュ状網が引出され張設されてなるロール網戸において、
該収納ケース内において巻回、収納される可撓性メッシュ状網の、張設状態における幅方向略中間部の上下端縁に、網戸面外方向に突出する突子を配設し、
収納ケース方向に一部を拡幅して広い開口を有するボックス型空間を形成したスリットを上下ガイドレール方向に溝設してなる上下スライディングシューを、該上下ガイドレールにスライド自在に遊嵌し、
該上下スライディングシューのスリット内に可撓性メッシュ状網の上下端縁を各々挿通させ、可撓性メッシュ状網の上下端縁に配設する前記突子と、上下ガイドレールにスライド自在に遊嵌される上下スライディングシューのスリットとが係合自在となるロール網戸における網縁固定装置。 - 該上下ガイドレールの略中央位置に、上下スライディングシューと係合自在となるストッパーを設けてなる請求項1記載のロール網戸における網縁固定装置。
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