JP2005008706A - 床面用洗浄剤組成物およびそれを用いた床面洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリオキシアルキレンモノ(またはビス、トリス)a−メチルスチリルフェニルエーテル(A成分)と、2− エチルヘキシルアルコールエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド付加物(B成分))とが所定割合で含有されているとともに、この組成物の1.0質量%水溶液のpHが、25℃で、6〜8に設定されている。
【選択図】なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄性や消泡性、希釈液の安定性に優れ、洗浄対象面への影響もより少ない床面用洗浄剤組成物およびそれを用いた床面洗浄方法に関する。さらに詳しくは、化学床や石床、コンクリート床およびシールされた木床などに洗浄に優れ、特に、自動床洗浄機やウェットバキューム等を用いた機械による床面洗浄に好適な床面用洗浄剤組成物およびそれを用いた床面洗浄方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、木質系床材、合成樹脂からなる化学床材、コンクリートや大理石等の石床などの床面には、床材の美観を保つともに、床面の保護を目的として、フロアーフィニッシュ組成物による皮膜が形成されている。上記フロアーフィニッシュ組成物は、「JFPA(日本フロアーポリッシュ工業会)規格−00」、フロアーポリッシュ試験方法通則の用語の定義に規定されている。
【0003】
この規格において、フロアーポリッシュ組成物は、水性,乳化性,油性の3つに大別され、なかでも水性にあっては、ポリマータイプとワックスタイプに分類されている。また、乳化型及び油性にあってはワックスタイプのみとなっている。そして、現在は、水性ポリマータイプのフロアーポリッシュ組成物が主流となっており、通常、床面に2〜6層塗り重ねて皮膜形成がなされるようになっている。
【0004】
上記水性ポリマータイプフロアーポリッシュを塗布した床面(フロアーポリッシュ組成物皮膜)は、光沢のある美観を呈しているが、時間が経過するにつれて、歩行によるスリ傷等の摩耗や汚れが皮膜に付着して美観が損なわれる。
【0005】
このため、フロアーポリッシュ組成物皮膜の形成された床面に対しては、中性〜アルカリ性の床面用洗浄剤組成物を用いた洗浄・すすぎ作業を、1〜2回/月程度の間隔で行うようになっている。そして、上記表面洗浄では完全には除去し切れない汚れが蓄積し、上記表面洗浄を繰り返し続けても所望の美観が維持できなくなった時点で、フロアーポリッシュ組成物皮膜の一部または全部を、剥離剤組成物を用いて剥離除去し、新たにフロアーポリッシュ組成物を塗布・乾燥させて、フロアーポリッシュ組成物被膜を再形成し、床面の美観を維持管理する作業を行うようになっている。
【0006】
このような床面洗浄作業に用いられる床面洗浄剤組成物としては、以下に示すようなものが提案されている。
【0007】
例えば、合成樹脂ワックスの溶解力に優れ、手荒れが少なく床材への影響もないものとして、特定のフェノールエチレンオキシド付加物と、特定のグリコール系溶剤およびアルコール系溶剤と、エタノールアミンとを含む水溶液とで構成された床用洗浄剤(特許文献1を参照)が提案されている。
【0008】
また、テラゾー等の石製の床表面の汚れの洗浄に有用であるとして、ポリオキシエチレンラウリルエーテル等のノニオン界面活性剤と、モノ長鎖アルキル型第4級アンモニウム塩カチオン界面活性剤(例えば、アルキルベンジルジメチルアンモニウムクロライド)と、ヒドロキシアルキルセルロースとを所定割合で含有してなるフロアー用液体洗浄剤組成物(特許文献2を参照)が提案されている。
【0009】
さらに、洗浄性に優れ、かつ光沢のある平滑な皮膜を与えるものとして、ベンジルアルコール等のアルコール系溶剤およびエチレングリコールモノベンジルエーテル等のグリコ−ル系溶剤から選ばれる1種以上の溶剤と、モノエタノ−ルアミン等のアミン類と、フッソ系界面活性剤(例えば、パーフルオロアルキルカルボン酸塩)とを水に溶解した水溶液から構成された床用洗浄剤(特許文献3を参照)が提案されている。
【0010】
また、優れた洗浄力と消泡性を有し、自動床洗浄機またはウェットバキューマーで床洗浄を行う場合にも好適なものとして、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤およびグリコ−ルエ−テル系溶剤、有機ビルダーを所定の割合で含有する床面用洗浄剤組成物(特許文献4を参照)が提案されている。
【0011】
そして、床面に与える影響が少なく、優れた洗浄性及び消泡性を有し、効率的に床洗浄作業を行うことができるものとして、窒素を含有する界面活性剤、有機ビルダーおよびアルコ−ル系消泡剤(好ましくは、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル)を所定割合で含有し、有機ビルダ−に対する界面活性剤の重量比が0.3以上5未満であり、かつpHが5〜9である床面用洗浄剤組成物(特許文献5を参照)が提案されている。
【0012】
【特許文献1】
特開平2−274800号公報
【特許文献2】
特開平3−182597号公報
【特許文献3】
特開平7−179892号公報
【特許文献4】
特開2001−247892号公報
【特許文献5】
特開2002−155297号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、床面に施工された汚染したフロアーポリッシュ組成物被膜の一部または全部を剥離除去する目的で、アルカリ性洗浄剤や、溶剤主剤とするアルカリ性剥離剤を用いることは、それなりに効果があるものの、床面の日常管理において、床表面に付着する靴跡のヒールマークや土砂やホコリおよび歩行により持ち込まれる舗装道路のピッチやタールなどの汚れに対してアルカリ性洗浄剤を用いると、施工されたフロアーポリッシュ組成物皮膜まで洗浄・剥離除去されてしまうため、床表面に光沢度の低下やムラを発生させる結果となることが指摘されている。さらに、アルカリ性洗浄剤に対して退色や変色を起こしやすいリノリウムや天然ラバー製の床材および表面のシールが摩耗して地肌が晒されている木床などにアルカリ性洗浄剤を多用することの問題も指摘されている。
【0014】
また、近年、学校、病院、空港、大規模小売店舗、百貨店、スーパーマーケット等においては、大幅な床面の維持管理費の削減が求められており、限られた人件費と作業時間内において、少人数で広大な床面を短時間で清掃することが要求されている。このため、効率的に床洗浄ができる自動床洗浄機やウェットバキューマー機が多用されているが、これらの床洗浄機器類は、床面にスプレーされた洗浄剤水溶液を吸引回収する機構を有しているため、汚水タンクに回収された洗浄剤水溶液が泡立ちやすく、汚水タンクがすぐに泡で満たされて作業の中断を余儀なくされて作業効率の低下につながるといった問題がある。
【0015】
こうした泡立ちの問題を解決すべく、低起泡性の界面活性剤、脂肪酸石鹸および消泡性に優れたシリコーンコンパウンドなどを組み合わせた低泡性の床面用洗浄剤組成物も提案されているが、経済的理由から、洗浄液供給タンク内の希釈液を、次回以降の作業時までタンク内に貯留したままの状態にしておくと、抑泡成分が分離析出・凝集・分解し、効果のないものとなってしまっていることが少なくなく、所望の抑泡性能が得られないとともに、析出したスカム等の固形物がスプレーノズルに詰まり、故障の原因となるという問題がある。
【0016】
特に、HLBおよび曇点が低めの低起泡性界面活性剤主体の床面用洗浄剤組成物は、希釈された状態で長期間保管すると、系のバランスを崩し、低HLBの低起泡性界面活性剤が分離したり油状膜に希釈液面に浮遊したりするという問題もある。
【0017】
また、消泡成分として脂肪酸石鹸を配合した床面用洗浄剤組成物は、希釈され相対的に石鹸濃度が希薄な状態になったとき、脂肪酸が遊離することにより消泡効果を発揮するが、特に、水質の悪い高硬度な水で希釈して、長い間保管したままにすると、水に不溶なカルシウム石鹸が形成され脂肪酸は分離、油状化およびスカム化して上記のような弊害をもたらす原因となる。
【0018】
さらに、消泡成分としてシリコーンコンパウンドを配合した床面用洗浄剤組成物は、それ自体が水に難溶な油状物質であるため、基本的に原液での安定性維持が難しいことに加え、希釈し放置されると、容易に系のバランスがくずれ、油状物質が析出する傾向が大きい。
【0019】
上記のように、従来の床面用洗浄剤組成物は、アルカリによるフロアーポリッシュ組成物皮膜および床材への影響や、自動床洗浄機稼働時の泡立ちの問題および洗浄剤水溶液の経日安定性等が問題となっている。そして、床洗浄機器類の需要がさらに高まっている状況において、これらの問題を生じない、より高性能な床面用洗浄剤組成物の実用化が強く望まれている。
【0020】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、自動床洗浄機やウェットバキューマー等を用いた洗浄作業に使い勝手がよく、しかも施工されたフロアーポリッシュ組成物皮膜や床材を傷めず、優れた洗浄力と消泡性および希釈液の安定性を兼ね備えた、より高性能な床面用洗浄剤組成物およびそれを用いた床面洗浄方法の提供をその目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、下記の(A)成分および(B)成分が、組成物全体に対し下記の割合で含有され、かつ、その両成分の配合割合(A:B)が、質量基準で12:1〜2:1に設定されているとともに、この組成物の1.0質量%水溶液のpH(JISZ−8802:1984「pH測定方法」) が、25℃で、6〜8に設定されている床面用洗浄剤組成物を第1の要旨とする。
(A)ポリオキシアルキレンモノ(またはビス、トリス)a−メチルスチリルフェニルエーテル5〜50質量%。
(B)2− エチルヘキシルアルコールエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド付加物0.4〜25質量%。
【0022】
また、本発明は、そのなかでも、特に、(C)成分として、キレート剤が含有されている床面用洗浄剤組成物を第2の要旨とし、上記キレート剤が、カルボキシル基含有重合体、有機酸またはそれらの塩から選ばれる少なくとも1種のキレート剤である床面用洗浄剤組成物を第3の要旨とし、上記カルボキシル基含有重合体が、アクリル酸重合体またはアクリル酸マレイン酸共重合体である床面用洗浄剤組成物を第4の要旨とする。
【0023】
さらに、本発明は、上記のいずれかの床面用浄剤組成物を、界面活性剤有効成分濃度が100〜1,000mg/Lとなるよう希釈し、その希釈液を自動床洗浄機に供給して床面の洗浄を行うようにした床面の洗浄方法を第5の要旨とする。
【0024】
すなわち、本発明者は、多くの低起泡性界面活性剤や消泡効果のある脂肪酸石鹸やシリコーンコンパウンド等を鋭意検討した結果、2種類の特定の低起泡性界面活性剤を組み合わせて用いると、洗浄性と消泡性および希釈液の安定性に優れた床面用洗浄剤組成物となることを見いだし、本発明に到達した。
【0025】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0026】
まず、本発明の床面用洗浄剤組成物は、ポリオキシアルキレンモノ(またはビス、トリス)a−メチルスチリルフェニルエーテル(A成分)と、2−エチルヘキシルアルコールエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド付加物(B成分)とを、必須成分として含有している。
【0027】
上記(A)成分であるポリオキシアルキレンモノ(またはビス、トリス)a−メチルスチリルフェニルエーテルは、優れた洗浄力と低泡性を兼ね備えた主剤となる界面活性剤であり、曇点が高い割りには、泡立ちが低めで高温領域における安定性も確保しやすい。具体的には、エチレンオキサイド(ポリオキシエチレン;EO)を1〜20モル付加したものがあげられる。なかでも、特に、7〜10モル付加物が好ましい。
【0028】
そして、ポリオキシアルキレンモノ(またはビス、トリス)a−メチルスチリルフェニルエーテル配合量は、床面用洗浄剤組成物全体に対して、5.0〜50質量%の範囲内に設定しなければならない。すなわち、5質量%未満の配合量では、所望の洗浄力を発揮する性能に乏しく、また、50質量%を超えると、他の成分とのバランスから不安定となって白濁し、貯蔵安定性に劣る。上記範囲のなかでも、特に、7.5〜35質量%が好ましく、より好ましくは10〜20質量%である。
【0029】
また、上記(B)成分である2−エチルヘキシルアルコールエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド付加物は、上記(A)成分による低泡性をさらに補足して、より優れた消泡性を与えるために配合される。
【0030】
(B)成分におけるエチレンオキサイド(ポリオキシエチレン;EO)の付加モル数は0.5〜5モル、プロピレンオキサイド(ポリオキシプロピレン;PO)の付加モル数は15〜50モルのものが用いられ、なかでも、エチレンオキサイド0.5〜2モルとプロピレンオキサイド8〜40モルとを付加したものが好ましい。そして、特に、エチレンオキサイド1.3モルとプロピレンオキサイド18.7モルとを付加したものが好適である。
【0031】
上記2−エチルヘキシルアルコールエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド付加物の配合量は、床面用洗浄剤組成物全体に対して、0.4〜25質量%の範囲内に設定しなければならない。すなわち、0.4質量%未満の配合量では、消泡性能を発揮するのに乏しく、また、25質量%を超えてもすでに消泡効果は充分に発揮されており、過剰な配合は、安定性を損ない油状の成分が析出する原因になるからである。上記範囲のなかでも、特に、1〜17質量%が好ましく、より好ましくは2.5〜10質量%である。
【0032】
さらに、本発明において、上記(A)成分と(B)成分との配合割合(A:B)は、12:1〜2:1の範囲に設定しなければならない。(A)成分の割合が上記範囲よりも大きいと、系の安定性は確保されるものの、充分な消泡性能が発揮されない。一方、(A)成分が上記範囲よりも小さいと、消泡効果は発揮されるものの、安定性は確保できなくなる。
【0033】
なお、上記(B)成分に代えて、消泡性を有する他の界面活性剤や脂肪酸石鹸、シリコーン系消泡剤、鉱油系消泡剤などとの組み合わせを検討したが、(A)成分との相性が悪く、所望の消泡性能が発揮できないばかりか、系の安定性が維持できなかった。
【0034】
また、本発明の床面用洗浄剤組成物には、任意成分として、キレート剤(C成分)を配合することができる。上記キレート剤を配合すると、より一層優れた消泡性を付与することができるとともに、原液および希釈液の状態で長期間保管しても成分の分離や沈殿物などは一切発生せず、系の安定性を長期にわたって良好に保持できる。
【0035】
上記(C)成分のキレート剤としては、アクリル酸、マレイン酸、メタクリル酸、アコニット酸等の少なくとも一種からなるカルボキシル基含有単量体の重合体および共重合体、並びにその水溶性アルカリ金属塩や、クエン酸,リンゴ酸,酒石酸,コハク酸,グルコン酸,フタル酸等の有機酸およびこれらのアルカリ金属塩等があげられる。上記水溶性アルカリ金属塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、エタノールアミン塩があげられるが、なかでもナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。これらは単独で用いても2種以上を併用してもよい。
【0036】
より詳しくは、アクリル酸、マレイン酸、メタクリル酸、アコニット酸等の少なくとも一種からなるカルボキシル基含有単量体の重合体および共重合体、並びにその水溶性アルカリ金属塩としては、ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、ポリメタクリル酸、ポリアコニット酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリマレイン酸ナトリウム、ポリメタクリル酸ナトリウム、ポリアコニット酸ナトリウム、アクリル酸−ビニル化合物共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、イソアミレン−無水マレイン酸共重合体、メチルビニルエーテル−マレイン酸共重合体、アクリル酸−マレイン酸共重合体、アクリル酸−ビニル化合物共重合体のナトリウム塩、スチレン−マレイン酸共重合体のナトリウム塩、イソアミレン−無水マレイン酸共重合体のナトリウム塩、メチルビニルエーテル−マレイン酸共重合体のナトリウム塩、アクリル酸−マレイン酸共重合体のナトリウム塩等があげられる。また、クエン酸,リンゴ酸,酒石酸,コハク酸,グルコン酸,フタル酸等の有機酸およびこれらのアルカリ金属塩としては、クエン酸,リンゴ酸,酒石酸,コハク酸,グルコン酸,フタル酸、クエン酸ナトリウム,リンゴ酸ナトリウム,酒石酸ナトリウム,コハク酸ナトリウム,グルコン酸ナトリウム,酒石酸ナトリウム,フタル酸ナトリウム、クエン酸カリウム、グルコン酸カリウム等があげられる。
【0037】
本発明では、上記キレート剤の中でも、マレイン酸、アクリル酸の少なくとも一方を単量体とする重合体または共重合体並びにその水溶性アルカリ塩が好ましく、その例としては、マレイン酸重合体、アクリル酸重合体、マレイン酸とアクリル酸との共重合体およびこれらの水溶性アルカリ金属塩があげられる。そして、特に、好ましくは、ポリマレイン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アクリル酸とマレイン酸との共重合体のナトリウム塩が用いられる。
【0038】
そして、マレイン酸重合体、アクリル酸重合体およびその水溶性アルカリ金属塩の平均分子量は、600〜15,000のものが好適に用いられ、特に好ましくは1,000〜15,000のものが用いられる。また、マレイン酸とアクリル酸の共重合体および水溶性金属塩の平均分子量としては、1,000〜100,000のものが好適に用いられ、特に好ましくは50,000〜80,000のものが用いられる。上記キレート剤は、pH調整され、中和して用いることができるが、それ自身の酸性により、他の成分を中和するためのpH調整機能を果たす場合もある。
【0039】
上記キレート剤(C成分)の配合量は、床面用洗浄剤組成物全体に対して、0.1〜3.0質量%の範囲内に設定することが好適である。すなわち、0.1重量%未満の配合量では、所望の硬水軟化性能や汚れの分散性能の向上効果に乏しく、また、3重量%を超えても著しい効果は発揮されないし、不経済でもある。
【0040】
本発明の床面用洗浄剤組成物には、上記(C)成分のキレート剤の他、任意成分として、pH調整剤、水、水溶性有機溶媒、染料、香料、殺菌剤、防腐剤など、従来の洗浄剤組成物において使用されている公知の添加物を加えることができる。
【0041】
このうち、pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属塩、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等のケイ酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩等のアルカリ、またはクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、グルコン酸等の有機酸、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸を用いることができる。これらは、本発明の床面用洗浄剤組成物のpHを調製するために、1.0質量%水溶液のpH(JIS Z−8802:1984「pH測定方法」)が、25℃で6〜8になるよう添加される。
【0042】
これらの必須成分および任意成分を用いて得られる本発明の床面用洗浄剤組成物は、中性であるため、床に塗布したフロアーポリッシュ組成物皮膜を傷めることなく、またリノリウムや天然ラバー製の床材および表面のシールが摩耗して地肌が晒されている木床などにの床材に対しても、退色や変色を起こすことなく安心して床洗浄を行うことができる。そして、万が一、皮膚に付着するようなことがあっても、その刺激性は従来のアルカリ性洗浄剤と比べはるかに低いので、作業員はより安全に床洗浄が行えるという利点を有する。加えて、排出された洗浄液排水のpHは中性であるために環境負荷もより小さいものとなっている。
【0043】
そして、本発明の床面用洗浄剤組成物は、水道水で希釈され、上記した床材に対してウェスやモップで塗布したり、自動床洗浄機やウェットバキューマーなどの床洗浄機器類等によって床面の洗浄作業に用いることが好適である。このときの洗浄剤希釈液は、界面活性剤の有効成分濃度として100〜1,000mg/Lの範囲に希釈調整することが好ましい。
【0044】
特に、本発明の床面用洗浄剤組成物は、消泡性能と希釈液の安定性に優れているので、上記のように、液を希釈した状態で自動床洗浄機により用いると、従来問題となっていたタンク内での泡立ちや、供給液の保存安定性を解決することができ、最適に用いることができる。したがって、効率的で経済的な床洗浄を実現することができる。
【0045】
【実施例】
以下、本発明の床面用洗浄剤組成物について、実施例と比較例により本発明を詳細に説明する。なお、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0046】
【実施例1〜10、比較例1〜36】
後記の表1〜表12に示す組成の床面用洗浄剤組成物(以下、単に「洗浄剤組成物」という)を調製し、そのpHを測定するとともに、貯蔵安定性、低泡性、洗浄性、フロアーポリッシュ組成物皮膜に対する影響の4項目について評価した。その結果を後記の表1〜表12に併せて示す。なお、各項目の試験方法は、以下に示すとおりである。そして、表1〜表12の各成分において、水以外の成分は不揮発分換算である。
【0047】
(1)pH測定
〔測定方法〕
pHメーター(東亜電波工業株式会社製、型式:ガラス電極式水素イオン濃度計S−914)を用いて、JIS Z−8802:1984に従い、供試洗浄剤組成物の1.0質量%希釈液の25℃におけるpHを測定した。
【0048】
(2)貯蔵安定性
〔試験方法〕
(2−1) 供試洗浄剤組成物を250mLのポリエチレン瓶に入れ、恒温槽(小林理化器械工業社製、型式:KAX−734)により50℃の雰囲気下に置くとともに、冷凍冷蔵庫(ホシザキ社製、型式:HRF−90P型)により5℃の雰囲気下に置き、その状態で調整時から1ケ月間保管した。そして、その外観を目視により定期的に観察し、後記の判定基準で評価した。
(2−2) 供試洗浄剤組成物を、硬度150mg/Lの人工硬水(総硬度150mg/L)で1質量%希釈液とし、250mLのポリエチレン瓶に入れ、恒温槽(小林理化器械工業社製、型式:KAX−734)により38℃の雰囲気下に置くとともに、冷凍冷蔵庫(ホシザキ社製、型式:HRF−90P型)により5℃の雰囲気下に置き、その状態で調整時から1ケ月間保管した。そして、その外観を目視により定期的に観察し、下記の判定基準で評価した。
〔判定基準〕
◎:1カ月後、分離・析出等の外観変化は全くなかった。
○:2週間後、分離・析出等の外観変化がわずかに認められた。
△:1週間後、分離・析出等の外観変化がわずかに認められた。
×:1日後に、分離もしくは析出等の外観変化が認められた。
××:配合直後に、分離もしくは析出等の外観変化が認められた。
【0049】
なお、上記(2−1)および(2−2)の貯蔵安定性試験において、高温保管温度が50℃と38℃とそれぞれ異なるのは、(2−1)では、供試洗浄剤組成物が製品の原液として真夏の倉庫や営業車に保管されることを考慮して、50℃という高温を想定したのである。また、(2−2)の希釈液の場合には、作業現場の自動床洗浄機の洗浄液供給タンク中への保管であり、38℃程度が現実的であるとの判断に基づくものである。
【0050】
(3)低泡性
〔試験方法〕
供試洗浄剤組成物を、水道水で希釈し30Lの希釈液とし、自動床洗浄機(ジョンソン・プロフェッショナル社製、型式:JA−17)の洗浄液供給タンクに入れ、実際の現場の床面を稼動、走行した。自動床洗浄機による床洗浄は調整した希釈液30L分がなくなるまで実施し、希釈液が床面にスプレーされ洗浄機の汚水タンク内にすべて回収されるまで稼動した。
低泡性の判定は、汚水タンク内の回収された希釈液の泡立ちの状態を目視により観察し、下記の評価基準で評価した。
・希釈洗剤の濃度:界面活性剤の有効成分濃度として600mg/Lになるよう調整した。
〔判定基準〕
◎:希釈液30L分が完全に汚水タンクに戻されるまで、泡立ちはほとんどなく稼動できた。
○:希釈液30L分が完全に汚水タンクに戻されるまで稼動できたが幾分かの泡立ちがあった。
△:希釈液の15L以上は汚水タンクに戻されたが、泡立ちが多くて、30L分までは稼動できなかった。
×:稼動後してから数分後に、泡が発生して汚水タンク内に装備された泡を感知するフロートスイッチが作動して洗浄機の稼動がすぐに停止して自動床洗浄ができなかった。
××:稼動直後に、著しい泡が発生して汚水タンク内に装備された泡を感知するフロートスイッチが作動して、自動床洗浄が全くできなかった。
【0051】
(4)洗浄性
〔試験方法〕
白色ホモジニアスビニル床タイル(東リ社製、商品名:ホモジニアスビニル床タイルHT、MSプレーン)にフロアーポリッシュ組成物(ジョンソン・プロフェッショナル社製、商品名:グランプリ)を4回塗布、乾燥後、下記の条件に示すフロア用人工汚垢を塗布した。その後、下記実施例1〜10および比較例1〜36の各洗浄剤組成物を水道水で希釈し、界面活性剤の有効成分濃度が600mg/Lの希釈液とし、ウォッシャビリティー試験機を用いて、下記に示す条件に従って、人工汚垢試験床を洗浄した。そして、人工汚垢を塗布する前と、塗布後および洗浄後の床材の明度を色差計(ミノルタ社製、型式:色彩色差計CR−331)で測定し、下記の式(1)によって洗浄率(%)を求めた。
【0052】
(5)床材への影響
〔試験方法〕
黒色ホモジニアスビニル床タイル(東リ社製、商品名:ホモジニアスビニル床タイルHT、MSプレーン)にフロアーポリッシュ組成物(ジョンソン・プロフェッショナル社製、商品名:ノンバフ)を3回塗布、乾燥後、下記実施例1〜10および比較例1〜36の各洗浄剤組成物を、水道水で希釈して界面活性剤の有効成分濃度が600mg/Lの希釈液とし、1.0mLを試験床に滴下し5分間放置した。その後、希釈液をウェスで軽く拭き取り、滴下部分のフロアーポリッシュ組成物皮膜の洗剤による影響の度合いを目視により観察し、下記の判定基準で評価した。
〔判定基準〕
○:皮膜は全く変化なく皮膜は正常であった。
△:白化現象がみられた。
×:皮膜は溶解した。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】
【表4】
【0057】
【表5】
【0058】
【表6】
【0059】
【表7】
【0060】
【表8】
【0061】
【表9】
【0062】
【表10】
【0063】
【表11】
【0064】
【表12】
【0065】
なお、上記表 1〜表12に示す各成分の詳細は以下に示すとおりである。
【0066】
・非イオン界面活性剤1(A成分);
ポリオキシアルキレンモノ(またはビス、トリス)−α−メチルスチリルフェニルエーテル、エチレンオキサイド8モル付加物。曇点=約58℃。
商品名:サンモールMP−80N(ローディア日華社製)
【0067】
・非イオン界面活性剤2(A成分);
ポリオキシアルキレンモノ(またはビス、トリス)−α−メチルスチリルフェニルエーテル、エチレンオキサイド10モル付加物。曇点=約72℃。
商品名:サンモールMP−100N(ローディア日華社製)
【0068】
・非イオン界面活性剤3(B成分);
2−エチルヘキシルアルコールエチレンオキサイド1.3モル・プロピレンオキサイド18.7モル付加物。曇点=24℃。
商品名:レオコン1020H(ライオン社製)
【0069】
・非イオン界面活性剤4;
ブチルアルコールのエチレンオキサイド(m)・プロピレンオキサイド(n)(m+n=15)付加物。
商品名:レオコン1015B(ライオン社製)
【0070】
・非イオン界面活性剤5;
ポリオキシエチレンアルキルエーテル; C12〜14分岐アルコールのエチレンオキサイド9モル付加物。曇点=56℃。
商品名:ソフタノール90(日本触媒社製)
【0071】
・非イオン界面活性剤6;
ポリオキシエチレンアルキルエーテル; 分岐デカノール−エチレンオキサイド5モル付加物。HLB=11.6、曇点=64℃。
商品名:ルテンゾールXL−50(BASF社製)
【0072】
・非イオン界面活性剤7;
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル; C12〜14分岐アルコールのエチレンオキサイド5モル・プロピレンオキサイド3.5モル付加物。曇点=20℃。
商品名:ソフタノールEP−5035(日本触媒社製)
【0073】
・非イオン界面活性剤8;
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル; C10(イソデシルアルコール)のエチレンオキサイド(m)・プロピレンオキサイド(n)(m+n=6)モル付加物。HLB=12、曇点=34℃。
商品名:ノイゲンSDX−60(第一工業製薬社製)
【0074】
・非イオン界面活性剤9;
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル; C10(デシルアルコール)のプロピレンオキサイド4モル付加物。HLB=3、曇点=26℃。
商品名:NLダッシュ−400(第一工業製薬社製)
【0075】
・非イオン界面活性剤10;
メタキシレンスルホン酸ナトリウム(有効成分量:93質量%)。
商品名:エルテゾールSX93(ハインツマン社製)
【0076】
・非イオン界面活性剤11;
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル; C12〜15(合成アルコール)のエチレンオキサイド(m)・プロピレンオキサイド(n)(m+n=7)モル付加物。HLB=13.1、曇点=56℃。
商品名:ナロアクティーN−9.5(三洋化成工業社製)
【0077】
・非イオン界面活性剤12;
末端封鎖脂肪族アルコールアルコキシレート。曇点=38℃(ブチレングリコール中)。
商品名:プルラファックLF−431(BASF社製)
【0078】
・消泡剤1;
シリコンコンパウンド。シリコン、鉱油、ポリエーテル、水等の混合物
商品名:SN ディフォーマー777(サンノプコ社製)
【0079】
・消泡剤2;
ポリグリコール系界面活性剤。
商品名:アンチフロスF−320(第一工業製薬社製)
【0080】
・脂肪酸;
トールオイル脂肪酸
商品名:パーマックW4B(播磨化成工業社製)
【0081】
・有機アルカリ成分;
トリエタノールアミン
商品名:トリエタノールアミン(日本触媒社製)
【0082】
・無機アルカリ成分;
メタケイ酸ナトリウム9水和物
商品名:メタケイ酸ソーダ−9水塩(日本化学工業社製)
【0083】
・キレート剤(C成分);
ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量=7,000、有効成分量:40質量%)
商品名:ジュリマーAC−103(日本純薬社製)
【0084】
・キレート剤(C成分);
アクリル酸マレイン酸共重合体(平均分子量=70,000、有効成分量:92質量%)
商品名:ソカランCP−45Granules(BASF社製)
【0085】
・キレート剤(C成分);
クエン酸3ナトリウム2水和物
商品名:クエン酸三ナトリウム結晶、食添(磐田化学工業社製)
【0086】
・pH調整剤1;
クエン酸1水和物
商品名:クエン酸結晶FG(磐田化学工業社製)
【0087】
・pH調整剤2;
水酸化ナトリウム
商品名:カセイソーダ25%(セントラル化学社製、有効成分量:25質量%)
【0088】
上記の結果から、実施例品はいずれも、上記全ての評価項目において、優れた特性を示すことがわかる。
【0089】
【発明の効果】
以上のように、本発明の床面用洗浄剤組成物は、洗浄力と消泡性および洗浄剤水溶液の貯蔵安定性に優れているため、自動床洗浄機(ウェットバキューマー等の機械を含む)に利用するのに好適であり、効果的かつ効率的な床洗浄を行うことができる。したがって、迅速な床管理が要求される今日の建物管理において、効果的かつ効率的な床洗浄を行うことができる。また液性が中性であることから、床材や床材に塗布されたフロアーポリッシュ組成物皮膜に与える影響もより少なく、加えて、作業者にもより安全で洗浄排液の環境負荷も少ない。
Claims (5)
- 下記の(A)成分および(B)成分が、組成物全体に対し下記の割合で含有され、かつ、その両成分の配合割合(A:B)が、質量基準で12:1〜2:1に設定されているとともに、この組成物の1.0質量%水溶液のpH(JISZ−8802:1984「pH測定方法」) が、25℃で、6〜8に設定されていることを特徴とする床面用洗浄剤組成物。
(A)ポリオキシアルキレンモノ(またはビス、トリス)a−メチルスチリルフェニルエーテル5〜50質量%。
(B)2− エチルヘキシルアルコールエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド付加物0.4〜25質量%。 - (C)成分として、キレート剤が含有されている請求項1記載の床面用洗浄剤組成物。
- 上記キレート剤が、カルボキシル基含有重合体、有機酸またはそれらの塩から選ばれる少なくとも1種のキレート剤である請求項2記載の床面用洗浄剤組成物。
- 上記カルボキシル基含有重合体が、アクリル酸重合体またはアクリル酸マレイン酸共重合体である請求項2または3記載の床面用洗浄剤組成物。
- 上記請求項1〜4のいずれか一項に記載の床面用浄剤組成物を、界面活性剤有効成分濃度が100〜1,000mg/Lとなるよう希釈し、その希釈液を自動床洗浄機に供給して床面の洗浄を行うようにしたことを特徴とする床面の洗浄方法。
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