JP2005007090A - Slot machine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数種類の図柄を外周面に表示したリールを含むリールユニットを、収容体の内部に複数個並設して図柄変動表示装置を構成し、この図柄変動表示装置を筐体のフロントマスク部の裏面側に取り付けたスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スロットマシンには、複数種類の図柄を外周面に表示したリールと、このリールを駆動するモータ(駆動部)とを有するリールユニットを、複数個並設した図柄変動表示装置が取り付けられている。
このような図柄変動表示装置は、リールの内周側に配置されたモータを駆動してリールを回転させるとともにスロットマシン内部で抽選を行い、その抽選結果に基づいてモータの駆動を制御し、リールを所定の位置に停止させるように構成されている。
【0003】
ここで、リールユニットは、通常、スロットマシン内部に複数並設されるが、例えば複数個のリールユニットを1つのケース内に収容し、このケースを筐体のフロントマスク部の裏面側に取り付け、各リールの図柄がフロントマスク部の前面側から見えるように配置したスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−58783号公報 (第4−6頁、図1−6)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ケース内にリールユニットを収容すると、リールを手動で回転させる必要がある場合に不都合が生じる。
すなわち、スロットマシンの出玉率は、スロットマシンの設定値によって定まるようになっており、出玉率を変更するために、設定値の変更が行われる。
【0006】
この場合、設定値の変更によって、RAMの内容がクリア(消去)される結果、設定値の変更直前におけるリールの停止位置を記憶したデータが失われる。これにより、設定値の変更後の第1遊技目では、それまでのリールの位置が不明となるので、リールの回転開始時の挙動が通常と異なる動作をしてしまう。
これを放置しておくと、リールの挙動から、設定変更の有無が遊技者に対して明らかとなる。このため、リールを手動で回転させることが行われる。
【0007】
ところが、上記特許文献1のように、リールユニットをケース内に収容してしまうと、外部からリールに触れることが難しくなる。特に、各リールの後部までケースで覆うことにより、図柄変動表示装置をユニット化すると、ケースによってリールがほぼ密閉された状態となり、ケースを取り外さなければリールに触れることができないこととなる。
そのため、リールがケースで覆われていると、リールの手動回転が非常に煩わしいものとなる。
【0008】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、リールをケースで覆って図柄変動表示装置のユニット化を図りつつ、ケースの外部からリールに簡単に触れることができるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
(請求項1)
請求項1の発明は、複数種類の図柄を外周面に表示したリールと、前記リールの内周側に配置され、前記リールを回転駆動する駆動部とを含むリールユニットを収容体の内部に複数個並設した図柄変動表示装置と、前面を開口した基体部、及び前記基体部の前面を開閉可能に前記基体部に取り付けられたフロントマスク部を有する筐体とを備え、前記図柄変動表示装置が前記フロントマスク部の裏面側に取り付けられることにより、前記図柄変動表示装置の各前記リールの図柄が前記フロントマスク部の前面側から見えるように配置されるとともに、前記フロントマスク部の裏面側では前記図柄変動表示装置の各前記リールが前記収容体により覆われたスロットマシンであって、前記収容体は、前記収容体の外部から各前記リールを手動で回転させることができる大きさの開口部を有し、かつ前記開口部を開閉可能な開閉手段を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項1の発明においては、図柄を外周面に表示したリールを含むリールユニットは、収容体の内部に複数個並設される。そのため、並設によってユニット化した図柄変動表示装置をスロットマシンの筐体のフロントマスク部裏面側に取り付けるだけで、複数のリールが所定の間隔で並んで設置され、各リールの図柄がフロントマスク部の前面側から見えるように配置される。
【0011】
また、リールユニットの収容体には、収容体の外部から各リールを手動で回転させることができる大きさの開口部が設けられている。
したがって、図柄変動表示装置の各リールが、フロントマスク部の裏面側で収容体に覆われていても、フロントマスク部から収容体を取り外すことなく、リールを所定の位置まで手動で回転させることができる。しかも、開口部の大きさに応じた保守、点検も可能となる。
【0012】
さらに、収容体の開口部には、開閉手段が設けられている。
したがって、必要時を除いて開口部を閉鎖しておくことにより、リールユニットへのメダル等の異物の混入を阻止できる。なお、閉め忘れ防止のために、開閉手段を常に閉口側に向けて位置させる弾性体(バネ等)を設けたり、閉め忘れても問題が生じないように、開口部をメダル等の異物が入らない大きさや形状にすることもできる。
【0013】
(請求項2)
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記開閉手段は、前記開口部を閉じた際に、前記収容体の内部と外部との通気性を確保する通気部を備えることを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明においては、開閉手段が開口部を塞いでも、収容体の内部が完全な密閉状態になることはない。
したがって、駆動部等が発生する熱により、内部温度が高くなることを防止できる。なお、通気部の大きさは、メダル等の異物が入らない程度の大きさとすることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明のスロットマシンの各実施形態について説明する。まず最初に、各実施形態に共通の全体構成を解説する。
図1は、各実施形態に共通のスロットマシン10の全体を示す前面の正面図である。また、図2は、図1中、スロットマシン10のフロントマスク部12を開放し、基体部11の内部が見えるように図示した正面図である。
【0016】
図1及び図2に示すように、各実施形態のスロットマシン10の筐体は、基体部11と、スロットマシン10の前面部を構成するフロントマスク部12とから構成されている。
このフロントマスク部12の前面側(遊技者側)には、図1に示すように、スタートスイッチ41及びストップスイッチ42からなる操作スイッチ40や、メダル投入口43、メダル受け皿44等が配置されている。
【0017】
また、操作スイッチ40の上方部であって、フロントマスク部12の中央部には、透明なサブ表示窓12aが設けられている。そして、フロントマスク部12を閉じた状態では、このサブ表示窓12aから、サブリールユニット50における各サブリール51の一部(サブリール51のサブ表示窓12aに対向する部分)が透視できるように構成されている。
【0018】
サブリールユニット50は、リング状のサブリール51を備えるものであり、本発明における各実施形態のスロットマシン10では、図1に示すように、サブリールユニット50を3つ並設することにより、サブ図柄変動表示装置を構成している(以下、3つのサブリール51全体を指すときは、サブリール51群という)。
【0019】
また、サブリール51群の外周面には、複数種類の図柄(演出を構成する図柄等)が直接印刷されるか、図柄を印刷したリールテープが貼付されており、サブリール51群の図柄は、フロントマスク部12を閉じた際に、フロントマスク部12の前面側から見えるようになっている。なお、サブリール51群の内周内側には、上下に連続する3図柄を背後から照光するためのバックランプ53が固定されている。
【0020】
さらに、サブ表示窓12aよりも上部には、透明なメイン表示窓12bが配置されている。このメイン表示窓12bは、2つのスピーカ22に挟まれて位置しており、サブ表示窓12aよりも小さく形成されている。また、メインリールユニット30における各メインリール31の一部(メインリール31のメイン表示窓12bに対向する部分)が透視できるように構成されている。
【0021】
メインリールユニット30は、リング状のメインリール31を備えるものであり、本発明における各実施形態のスロットマシン10では、図1に示すように、メインリールユニット30を3つ並設することにより、メイン図柄変動表示装置を構成している(以下、3つのメインリール31全体を指すときは、メインリール31群という)。
【0022】
また、メインリール31群の外周面には、複数種類の図柄(役を構成する図柄等)が直接印刷されるか、図柄を印刷したリールテープが貼付されており、メインリール31群の図柄は、フロントマスク部12の前面側から見えるようになっている。なお、メインリール31群の内周内側には、1つの図柄を背後から照光するためのバックランプ33が固定されている。
【0023】
ところで、フロントマスク部12は、スロットマシン10の前面部を構成しているが、基体部11に対し、基体部11の前面を開閉可能なようにして取り付けられている。
したがって、フロントマスク部12を開放すれば、図2に示すように、フロントマスク部12の裏面側及び基体部11の内部を露出させることができる。
【0024】
フロントマスク部12の裏面側には、図2に示すように、メイン図柄変動表示装置が固定されている。このメイン図柄変動表示装置は、メインリール31群(図1参照)を含むメインリールユニット30から構成されており、各メインリール31の回転中心部にはそれぞれモータ32(後述)が連結されている。そして、後述するように、モータ32の駆動制御によって各メインリール31の回転及び停止が制御され、その回転及び停止の状況は、フロントマスク部12のメイン表示窓12b(図1参照)から透視できるようになっている。
【0025】
このようなメインリールユニット30は、図2に示すように、本発明における収容体に相当するリールケース本体109及びリールケースカバー110の内部に収容され、2つのスピーカ22に挟まれて配置されている。そして、リールケース本体109とフロントマスク部12の裏面側とは、固定板106によって取り付けられている。
したがって、メイン図柄変動表示装置は、各メインリール31や各モータ32等が全て一体のユニットとして、フロントマスク部12に固定されることとなる。
【0026】
また、メイン図柄変動表示装置においては、各メインリール31が全て、リールケース本体109及びリールケースカバー110によって覆われることとなる。しかも、上述した通り、フロントマスク部12の前面側にはメイン表示窓12b(図1参照)が設けられている。
したがって、フロントマスク部12を開放しただけでは、メインリール31に触れることはできない。
【0027】
基体部11は、木材等を組み立てて、前面を開口した箱形に形成したものである。この基体部11の内部には、図2に示すように、下方部に、電源ユニット101及びメダルを貯留しておくホッパーを含むメダル払出し装置102が設けられている。
また、これらの電源ユニット101及びメダル払出し装置102上には、支持板103が設けられており、この支持板103上にサブ図柄変動表示装置が搭載されている。
【0028】
サブ図柄変動表示装置は、サブリール51群を含むサブリールユニット50から構成されており、サブリール51群の回転中心部にはそれぞれモータ(図示せず)が連結されている。そして、サブリール51群は、フロントマスク部12の裏面側に配置されたサブ制御基板108の指令によるモータの駆動制御によって回転及び停止し、その回転及び停止の状況は、フロントマスク部12のサブ表示窓12aから透視できる。
【0029】
サブリール51群の回転を制御するサブ制御基板108は、フロントマスク部12の裏面側に配置されたリールケースカバー110の後部に取り付けられている。このサブ制御基板108は、遊技中における演出を制御する基板であって、サウンドの出力、ランプ類の点灯、サブリール51群の動作制御等を行うものであり、図示しないが、演算等を行うCPU、演出のプログラムを記憶したROM、及びデータを一時的に記憶するRAM等を備えている。
【0030】
そのため、サブ表示窓12aに表示される図柄は、サブリール51群の外周面のものであって、サブ表示窓12aには、サブ制御基板108の演出プログラムに基づくサブリール51群の回転若しくは停止動作、又は最終的位置におけるサブリール51群の図柄の組合せのうちの少なくとも1つに基づく演出が表示されることとなる。
【0031】
なお、図2に示すように、フロントマスク部12を開放することにより、基体部11の内部でサブリール51群の一部が露出する。そのため、フロントマスク部12を開放するだけで、サブリール51を容易に露出させることができる(この点、メインリール31と異なる)。
【0032】
また、サブリールユニット50の上方部であって、基体部11内部における背面側には、メイン制御基板104が設けられている。このメイン制御基板104は、各メインリール31の始動及び停止制御を含む、遊技の進行等の遊技全体を統括制御するための制御基板であり、図示しないが、上述したサブ制御基板108と同様に、演算等を行うCPU、遊技プログラムを記憶したROM、及びデータを一時的に記憶するRAM等を備えるものである。
【0033】
すなわち、メイン制御基板104が遊技全体を統括制御し、上述したサブ制御基板108は、メイン制御基板104の下位に属する基板で、演出の全体の制御を担当するようになっている。
そして、このサブ制御基板108とメイン制御基板104とは、図示しないハーネスにより電気的に接続されており、メイン制御基板104からサブ制御基板108に対して演出実行指令等を送信するようになっている。
【0034】
なお、メイン制御基板104は、透明樹脂からなるケース105内に収容されている。このケース105は、メイン制御基板104を収容した後にかしめられて、メイン制御基板104を封印する。
したがって、メイン制御基板104に備えられたROM等は、封印を外さない限り交換できないようになっている。ただし、RAMの記憶内容の変更は、外部端子によって可能である。
【0035】
このように、メイン制御基板104によってメインリール31群が制御され、メインリール31群の外周面の図柄は、図1に示すメイン表示窓12bに表示される。すなわち、メイン表示窓12bには、停止時のメインリール31群の図柄の組合せによる遊技結果が表示される。
【0036】
そして、メイン制御基板104は、メイン表示窓12bに表示される図柄に対応する、各メインリール31の停止位置を記憶しておく必要がある。
そこで次に、メインリール31群の基準位置を特定するための機構について説明する。
【0037】
図3は、メインリールユニット30において、メインリール31とモータ32との間に取り付けられる各部材(中継軸34、基準片形成部材36)をそれぞれ分解して示す斜視図である。また、図4は、メインリールユニット30の一部断面図であって、図4の下側が、図1に示すフロントマスク部12のメイン表示窓12bに対向する。
【0038】
メインリールユニット30は、図3及び図4に示すように、モータ32と、モータ32を固定する取付板37と、中継軸34と、基準片形成部材36と、メインリール31と、ランプハウス38とから構成されている。
ここで、モータ32は、本発明における駆動部に相当するものであり、メインリール31を回転させるものである。このモータ32は、取付板37に固定されるとともに、メインリール31の内周部に配置される。また、モータ32の回転軸32aは、その軸方向に垂直な面で切断したときの切断面がほぼD形(以下、Dカット形状と略称する)に形成されている。
【0039】
中継軸34は、モータ32の回転軸32aに固定される。この中継軸34におけるモータ32と対向する側の面の中心部には、図4に示すような穴34aが形成されており、この穴34aはDカット形状に形成されている。そして、モータ32の回転軸32aが穴34aに挿入されることにより、モータ32の回転軸32aに中継軸34が取り付けられる。また、中継軸34のモータ32の回転軸32aが取り付けられた側と反対側には、Dカット形状を有する筒部34d(図3参照)を有する。
【0040】
基準片形成部材36は、ほぼ円板状の基体の外周側面の一部に基準片36aを一体的に形成したものである。この基準片36aは、図3に示すように、センサ35で検出されるようになっており、センサ35がこの基準片36aを検知することによって、メインリール31の回転方向における基準位置が特定される。
【0041】
基準片形成部材36の中心部にはDカット形状を有する穴36bが形成されており、この穴36bの形状と、中継軸34のDカット形状を有する筒部34dとが嵌合するように形成されている。そして、基準片形成部材36の穴36bに中継軸34の筒部34dが入り込むことにより、両者が嵌合される。なお、基準片形成部材36の穴36bに中継軸34の筒部34dが入り込むと、筒部34dは基準片形成部材36の穴36bを貫通し、基準片形成部材36の外面から突出するようになる。
【0042】
メインリール31は、図4に示すように、ネジ39によって中継軸34にネジ止めされる。これにより、モータ32に固定された中継軸34に、基準片形成部材36及びメインリール31が固定される。
以上より、モータ32が回転すると、モータ32の回転軸32aに固定され、一体となっている中継軸34、基準片形成部材36及びメインリール31が一緒に回転する。
【0043】
センサ35は、図3に示すように、凹状に形成され、それぞれの内壁側に発光素子と受光素子とを備える光学センサとなっている。そして、モータ32の回転に伴って基準片形成部材36が回転したときに、基準片36aがセンサ35の受発光素子間(凹状の内部)を通過するように配置されている。これにより、メインリール31が1回転するごとに1回、基準片36aがセンサ35を通過するようになる。
【0044】
すると、センサ35の凹状の部分の間に基準片36aが存在しない場合(基準片36aが通過中でない場合)には、センサ35の発光素子からの出射光を受光素子で受光することができるが、基準片36aがセンサ35内を通過しているときには、センサ35の発光素子からの出射光が基準片36aにより遮光されるので、受光素子に入射しなくなる。
そのため、この出射光を検知できなくなったときに、基準片36aが通過したと判断できる。
【0045】
したがって、メインリール31の回転方向における基準位置(ホームポジション)を設定し、それに合わせて基準片36aを配置すれば、センサ35が基準片36aを検出したときの基準位置からのメインリール31の移動量(モータ32がステッピングモータの場合にはステップ数)を記憶することで、図柄位置を把握できる。また、メインリール31の移動量を演算することにより、停止すべき位置にメインリール31を停止させることができる。さらにまた、メインリール31が停止したときには、その停止位置がRAMに記憶される。
【0046】
ところで、出玉率の設定値は、数段階設けられており(例えば設定1〜設定6の6段階)、出玉率を変更するために、設定値の変更が行われる。そして、設定値の変更が行われたときには、メインリール31の停止位置のデータを含めた、RAMに記憶されたデータがクリア(消去)される。
【0047】
このように、設定値の変更に伴ってRAMがクリアされた場合には、メインリール31の停止位置のデータが失われてしまう。そして、この状態で遊技を行うと、第1遊技目では、直前に停止したメインリール31の位置が不明であるために、メインリール31の回転開始時の挙動が通常時と異なるようになる。
【0048】
その結果、遊技者は、第1遊技目のメインリール31の挙動から、設定変更の有無を判別することが可能となる。
このような事態は、遊技者に対して、設定変更の有無を判別できる手段を提供することとなるので、好ましくない。
【0049】
そこで、設定変更の有無の判別を困難にするために、事前管理が行われる。
すなわち、管理者は、全てのスロットマシン10について、手動で任意にメインリール31を回転させることで、設定値の変更をしたかどうかを判別できないようにしておく。
【0050】
しかし、メインリールユニット30は、図1及び図2を参照して説明した通り、フロントマスク部12の裏面側で、リールケース本体109及びリールケースカバー110の内部に並設され、ほぼ密閉された状態にある。そのため、このままでは管理者が手動でメインリール31を回転させることができない。
そこで以下、メインリール31を手動で回転できるようにした各実施形態のスロットマシン10について、詳細に説明する。
【0051】
(第1実施形態)
図5は、メインリール31を手動で回転できるようにした第1実施形態のスロットマシン10におけるメイン図柄変動表示装置を示す図であり、メイン図柄変動表示装置を含むユニットを前面側から見た斜視図である。
【0052】
図5に示すように、メインリール31を含むメインリールユニット30は、本発明における収容体に相当するリールケース本体109及びリールケースカバー110の内部に3個並設されている。すなわち、メインリールユニット30の収容体は、リールケース本体109とリールケースカバー110との2ピース構造になっている。
【0053】
そして、リールケース本体109の前面側の開口面109aが、図1に示すメイン表示窓12bと一致するように、固定板106によってフロントマスク部12(図2参照)の裏面側に取り付けられる。なお、リールケースカバー110の後部には、基板ケース本体111が取り付けられており、この基板ケース本体111にサブ制御基板108が取り付けられ、このサブ制御基板108は基板ケースカバー112によって覆われる。
【0054】
このように、メインリールユニット30は、リールケース本体109及びリールケースカバー110によって覆われる。しかも、リールケース本体109の前面側の開口面109aは、フロントマスク部12(図2参照)の裏面側に取り付けられ、メイン表示窓12b(図1参照)で塞がれる。
したがって、フロントマスク部12を開放し、メインリール31を手動で回転させようとしても、このままではメインリール31に触れることができない。
【0055】
そこで、第1実施形態では、リールケースカバー110の上面に3つの開口部110aを設けている。この各開口部110aは、それぞれ3つのメインリール31に対応した位置に設けられている。また、開口の大きさは、指1本が入り、指先でメインリール31に直接触れることができ、メインリール31を手動で回転させることができる程度の大きさとなっており、具体的には、縦2cm×横2cmの正方形の開口である。
【0056】
各開口部110aは、通常時には、図5に示すように、本発明の開閉手段に相当するシャッター113で閉じられており、メダル等の異物がリールケース本体109及びリールケースカバー110の内部に侵入しないようになっている。
したがって、各開口部110aは、メインリール31を手動で回転させたい場合等にのみ使用するものである。
【0057】
シャッター113は、リールケースカバー110の上面であって、リールケース本体109における固定板106の取付片109bと、リールケースカバー110と基板ケース本体111との間からリールケース本体109に向けて取り付けられたハーネス押え120との間に挿入されている。そして、シャッター113は、メインリール31の並び方向(図5の左上又は右下方向)にスライドするようになっている。
【0058】
また、シャッター113には、リールケースカバー110の各開口部110aに対応した3つの開口部113aが設けられている。この開口部113aは、リールケースカバー110の開口部110aと同じ大きさ(縦2cm×横2cmの正方形)であり、シャッター113を図5の右下方向にスライドさせると、シャッター113の各開口部113aがリールケースカバー110の各開口部110aとそれぞれ一致するようになる。
したがって、開口部110a及び開口部113aを通して、メインリール31に触れることができるようになる。
【0059】
このように、第1実施形態のスロットマシン10では、フロントマスク部12(図2参照)を開放し、シャッター113を開けてメインリール31を手動で回転させることで、メインリール31の停止位置を変えることができる。そして、メインリール31を回転させた後は、メダル等の異物が侵入しないようにシャッター113を閉じておく。
【0060】
なお、図示はしないが、シャッター113の外れを防止し、シャッター113をメインリール31の並び方向にのみ可動させるスライドガイドと、シャッター113を開けた際に、開口部110aと開口部113aとが一致した位置で止まるようにするストッパーと、シャッター113を閉めた際に、開口部110aが閉じた位置で止まるようにするストッパーとが、それぞれ設けられている。
【0061】
(第2実施形態)
図6及び図7は、第2実施形態のスロットマシン10におけるリールケースカバー110のみを取り出して、後面側から見た斜視図であり、図6は、リールケースカバー110の開口部110aを開けた状態を示し、図7は、リールケースカバー110の開口部110aを閉めた状態を示している。
【0062】
図6及び図7に示す第2実施形態は、図5に示す第1実施形態と同様に、リールケースカバー110の上面に3つの開口部110aを設けたものである。そして、この開口部110aは、3つのメインリール31(図示せず)に対応した位置に設けられ、開口の大きさは、指先でメインリール31を回転させることができる、縦2cm×横2cmの正方形となっている。
【0063】
一方、シャッター113の上面にも3つの開口部113aが設けられている。これらの開口部113aは、それぞれの大きさ及び間隔とも、リールケースカバー110の開口部110aと同じになっている。ただし、シャッター113の隣接する開口部113a 同士の間隔は、リールケースカバー110の個々の開口部110aの横幅よりも大きくなっているので、隣接する開口部113a の中間に開口部110aを位置させれば、開口部110aは完全に塞がれる。
【0064】
また、リールケースカバー110の上面後部には、2つのスライドガイド110bが設けられている。このスライドガイド110bは、シャッター113の上端面を押えるように断面が略L形に形成されている。そのため、図6及び図7の左上側からスライドガイド110bに向けてシャッター113を挿入した後、リールケース本体109(図示せず)にリールケースカバー110を取り付ければ、シャッター113の外れが防止され、しかも、シャッター113が図6及び図7の左下又は右上方向にのみスライドできるようになる。
【0065】
さらに、シャッター113の中央部に形成されたストッパー113bが、2つのスライドガイド110bの間に突出しているので、シャッター113の左下又は右上方向の可動範囲は、スライドガイド110bによって制限される。なお、シャッター113の可動範囲においては、シャッター113の両端部がリールケースカバー110の左右に飛び出すことはないので、リールケースカバー110の周囲にある他の部品と干渉することはない。
【0066】
したがって、メインリール31を手動で回転させたい場合には、図6に示すように、シャッター113のストッパー113bがリールケースカバー110の左側のスライドガイド110bに当たって止まるまで、シャッター113を左下方向(2点鎖線の矢印方向)にスライドさせればよい。
【0067】
すると、リールケースカバー110の各開口部110aとシャッター113の各開口部113aとがそれぞれ一致するようになるので、管理者は、開口部110a及び開口部113aを通して、各メインリール31を手動で回転させることができるようになる。
【0068】
また、通常時は、リールケースカバー110の各開口部110aを閉めておく。そのためには、図7に示すように、シャッター113のストッパー113bがリールケースカバー110の右側のスライドガイド110bに当たって止まるまで、シャッター113を図7の右上方向(2点鎖線の矢印方向)にスライドさせればよい。
【0069】
すると、リールケースカバー110の各開口部110aがシャッター113の各開口部113aからずれ、中間及び右側の開口部110aは隣接する開口部113a の中間に位置し、左側の開口部110aはシャッター113端部の開口部113aのない部分に位置することとなり、全ての開口部110aが塞がれる。よって、メダル等の異物がリールケースカバー110内に侵入することはない。
【0070】
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態のスロットマシン10におけるリールケースカバー110のみを取り出して、後面側から見た斜視図である。
図8に示す第3実施形態は、図6及び図7に示す第2実施形態とほぼ同様の構成であるが、第2実施形態で用いたシャッター113に、新たに本発明の通気部に相当する通気穴113cを設けた点が相違している。
【0071】
すなわち、図8に示すように、シャッター113のストッパー113bがリールケースカバー110の右側のスライドガイド110bに当たって止まるまで、シャッター113を図8の右上方向(2点鎖線の矢印方向)にスライドさせると、リールケースカバー110の各開口部110aとシャッター113の各開口部113aとがずれ、リールケースカバー110の各開口部110aが塞がれる。この場合、リールケースカバー110の内部が完全な密閉状態となり、内部に設けられているモータ32(図示せず)の熱等によって、内部温度が高くなることが考えられる。
【0072】
そこで、第3実施形態においては、図8の拡大部分に示すように、リールケースカバー110の各開口部110aを閉じた際に、シャッター113の通気穴113cだけが最も左側の開口部110aと重なるようにし、相応の通気性を確保している。なお、通気穴113cの大きさは、メダル等の異物が入らない程度の大きさとすることが好ましく、図8に示す第3実施形態では、縦1.5cm×横0.2cmとしている。
【0073】
(第4実施形態)
図9及び図10は、第4実施形態のスロットマシン10におけるリールケースカバー110のみを取り出して、後面側から見た斜視図であり、図9は、リールケースカバー110の開口部110aを開けた状態を示し、図10は、リールケースカバー110の開口部110aを閉めた状態を示す図である。
【0074】
図9及び図10に示す第4実施形態は、図6及び図7に示す第2実施形態とほぼ同様の構成であるが、新たに、リールケースカバー110の上面の左端部に凸部110cを設けるとともに、シャッター113の下面の左端部に凹部113dを設け、凹部113dに凸部110cが嵌まり込むようにした嵌合手段を設けた点が相違している。
【0075】
すなわち、図9に示すように、シャッター113のストッパー113bがリールケースカバー110の左側のスライドガイド110bに当たって止まるまで、シャッター113を図9の左下方向(2点鎖線の矢印方向)にスライドさせれば、リールケースカバー110の各開口部110aが開く。また逆に、図10に示すように、シャッター113のストッパー113bがリールケースカバー110の右側のスライドガイド110bに当たって止まるまで、シャッター113を図10の右上方向(2点鎖線の矢印方向)にスライドさせれば、リールケースカバー110の各開口部110aが閉じる。
【0076】
ところが、リールケースカバー110のスライドガイド110bは、シャッター113の可動範囲を制限するだけで、2つのスライドガイド110b間において、シャッター113を何ら拘束するものではない。そのため、シャッター113が振動等によって移動してしまうおそれがある。
【0077】
例えば、シャッター113をスライドさせ、シャッター113の各開口部113aとリールケースカバー110の各開口部110aを一致させたはずが、スライドガイド110bに跳ね返されてシャッター113が戻り、開口部113aと開口部110aとがずれてしまうことが考えられる。この場合は、シャッター113が十分に開いていないこととなり、位置ずれを修正しなければ、メインリール31に触れることができなくなってしまう。また逆に、シャッター113を閉じたはずが、十分に閉じていないこともあり得る。
【0078】
そこで、第4実施形態においては、嵌合手段によって、シャッター113を開けた場合は、図9に示すように、シャッター113の左端の凹部113dがリールケースカバー110の左端の凸部110cに嵌まり込み、その位置を維持するようにしている。また逆に、シャッター113を閉めた場合は、図10の拡大部分に示すように、シャッター113の左端がリールケースカバー110の凸部110cに当接し、その位置を維持するようにしている。
【0079】
ここで、凸部110cに対する凹部113dの嵌まり具合は、シャッター113をスライドさせた際に適度なクリック感を持ち、シャッター113の位置が軽く維持できる程度となっており、樹脂製のシャッター113の弾性変形によって達成されている。
【0080】
(第5実施形態)
図11は、第5実施形態のスロットマシン10におけるリールケースカバー110のみを取り出して、後面側から見た斜視図である。
図11に示す第5実施形態は、図6及び図7に示す第2実施形態とほぼ同様の構成であるが、新たに、リールケースカバー110の右側のスライドガイド110bとシャッター113のストッパー113bとの間に、閉忘れ防止手段として(引張)コイルバネ114を設けた点が相違している。
【0081】
すなわち、シャッター113の開放後は、シャッター113を閉じて通常時の状態に戻しておくのであるが、もし仮に、管理者が閉じる操作を失念してしまった場合には、リールケースカバー110の各開口部110aが開いた状態で放置されることとなる。このような事態は、メダル等の異物の侵入を招き、メインリールユニット30を故障させる原因ともなる。
【0082】
そこで、第5実施形態においては、図11に示すように、シャッター113が常に図11の右上方向(2点鎖線の矢印と逆の方向)に付勢されるコイルバネ114を閉忘れ防止手段として取り付け、シャッター113を図11の左下方向(2点鎖線の矢印方向)にスライドさせた場合には、コイルバネ114が伸びて、シャッター113が開くようにしている。
【0083】
そして、指で押さえる等してこの状態を維持すれば、シャッター113の各開口部113aとリールケースカバー110の各開口部110aとが一致したままとなり、開口部113a及び開口部110aを通して、メインリール31を手動で回転させることができるようになる。
【0084】
一方、シャッター113を押さえていた指を放せば、特にシャッター113を戻さなくても、伸びていたコイルバネ114が元に戻る力で、シャッター113が自動的に閉じられる。したがって、シャッター113の閉め忘れが防止される。なお、コイルバネ114は、引張コイルバネに限らず圧縮コイルバネを用いることもできるし、閉忘れ防止手段として、コイルバネ114以外の弾性体等を利用することもできる。
【0085】
(第6実施形態)
図12は、第6実施形態のスロットマシン10におけるリールケースカバー110のみを取り出して、後面側から見た斜視図である。
図12に示す第6実施形態は、図6及び図7に示す第2実施形態で用いたシャッター113に代えて、着脱式のフタ115を設けた点が相違している。
【0086】
ここで、フタ115は、樹脂製であり、下に向けて突出する一対の爪115aが形成されたものである。そして、リールケースカバー110の各開口部110aに対応する3つのフタ115を用い、通常はフタ115で各開口部110aを塞いでおき、メインリール31を手動で回転させたい場合に取り外すようになっている。
【0087】
すなわち、フタ115の爪115aは適度な弾性を有しており、図12に示すように、リールケースカバー110の各開口部110aに合わせて、フタ115を図12の下方向(2点鎖線の矢印方向)に押し込めば、爪115aが適度なクリック感を持って開口部110aと嵌まり合い、開口部110aが閉じられる。一方、逆にフタ115を引き抜けば、爪115aが弾性変形して開口部110aから外れ、開いた状態になる。
【0088】
(第7実施形態)
図13は、第7実施形態のスロットマシン10におけるリールケースカバー110のみを取り出して、後面側から見た斜視図である。
図13に示す第7実施形態は、図12に示す第6実施形態の変形例であり、第6実施形態における3つのフタ115を一体化した長方形の1つのフタ115を用いる点が相違している。
【0089】
すなわち、第6実施形態のように、リールケースカバー110の3つの開口部110aに合わせて3つのフタ115を用意するのではなく、各開口部110aを同時に開閉する1つのフタ115を用いたものである。したがって、各開口部110aごとに個別にフタ115を着脱する必要はなく、フタ115を1回着脱すれば、3つの開口部110aが全て開閉する。
【0090】
ここで、フタ115の爪115aが適度な弾性を有している点は、第6実施形態の場合と同様であるが、第7実施形態においては、リールケースカバー110の中央の開口部110aに対応する爪はない。そのため、フタ115の中央部分を持ち上げれば、極めて簡単に取り外しができる。
【0091】
また、フタ115の爪115aが少し高く形成されるとともに、部分的に突起115bが形成されており、フタ115を閉めた際に、突起115bがリールケースカバー110の各開口部110aの中間に位置するようになっていることから、フタ115を閉めても、各開口部110aの上部は突起115bの高さだけ開いた状態となり、ここが本発明の通気部となる。したがって、第7実施形態においては、リールケースカバー110内外の通気性が確保される。
【0092】
(第8実施形態)
図14は、第8実施形態のスロットマシン10におけるリールケースカバー110のみを取り出して、後面側から見た斜視図である。
図14に示す第8実施形態は、図13に示す第7実施形態の変形例であり、第7実施形態におけるリールケースカバー110の3つの開口部110aを1つにまとめ、大きな開口部110aとした点が相違している。
【0093】
すなわち、リールケースカバー110内の3つのメインリール31に合わせて3つの開口部110aを用意するのではなく、全てのメインリール31に同時に触れることのできる1つの大きな開口部110aとしたものである。したがって、フタ115を取り外せばどの位置のメインリール31にもアクセスできる。なお、少し高く形成した爪115aと突起115bとによって通気部が形成され、通気性が確保される点は、第7実施形態と同様である。
【0094】
(第9実施形態)
図15は、第9実施形態のスロットマシン10におけるリールケースカバー110のみを取り出して、後面側から見た斜視図である。
図15に示す第9実施形態は、図5に示す第1実施形態におけるリールケースカバー110と異なり、リールケースカバー110の後面に開口部110aを設けた点が相違する。
【0095】
すなわち、第1実施形態におけるリールケースカバー110にあっては、図5に示すように、その後面にサブ制御基板108を覆う基板ケース本体111及び基板ケースカバー112が取り付けられていた。そのため、リールケースカバー110の上面に開口部110aを設けるようにしていた。
【0096】
しかしながら、サブ制御基板108をリールケースカバー110の後面以外に取り付けるならば、図15に示す第9実施形態のように、リールケースカバー110の後面に開口部110aを設けてメインリール31に触れることができるようになる。そして、リールケースカバー110の後面からメインリール31を手動回転させる方が、操作が容易になる。
【0097】
そこで、第9実施形態においては、リールケースカバー110の後面に開口部110aを設けるとともに、本発明における開閉手段として、開閉式のドア116を取り付けたものである。このドア116は、3つの開口部110aのそれぞれに取り付けられており、ヒンジ116aによって開閉する。また、ドア116には開閉のための取っ手116bも形成されている。
【0098】
なお、ドア116のヒンジ116aに、閉忘れ防止手段としてバネ(図示せず)を取り付け、ドア116が常に閉まる方向にしておけば、閉め忘れを防止できる。また、図示しないが、ヒンジ116aを開口部110aの上部に配置し、ドア116を持ち上げて開けるようにすれば、ドア116が常に閉まる方向に重力が作用するので、閉め忘れを防止できる。さらに、リールケースカバー110の後面であれば、開口部110aを上下方向にも大きくできるので、上下に長い長方形の開口部110aとすれば、メインリール31に触れることが一層容易になる。
【0099】
(第10実施形態)
図16は、第10実施形態のスロットマシン10におけるリールケースカバー110のみを取り出して、後面側から見た斜視図である。
図16に示す第10実施形態は、図15に示す第9実施形態におけるリールケースカバー110と同様に、リールケースカバー110の後面に開口部110aを設けたものであるが、本発明における開閉手段として、開閉式のドアではなく、スライド式のシャッター113を設けた点が相違する。
【0100】
すなわち、リールケースカバー110の後面には、開口部110aとともに、2つのスライドガイド110bが設けられている。このスライドガイド110bは、シャッター113の左右両端面を押えるように断面が略L形に形成されており、シャッター113の外れを防止し、シャッター113が図16の上下方向にのみスライドするようにしている。
【0101】
また、開口部110aの下側にはストッパー110dが形成されている。そのため、シャッター113をスライドガイド110bの上方から挿入すれば、シャッター113が抜け落ちることはない。しかも、シャッター113が下に落ちた状態で開口部110aが閉まることとなるので、シャッター113を上げたままの状態で放置しても、シャッター113が自然に下がり、開口部110aの閉め忘れが防止される。
【0102】
ここで、スライドガイド110bは、シャッター113をリールケースカバー110の後面に密着させるものでなくてもよい。むしろ、シャッター113が外れない程度のガタを有するようにしておくことで、シャッター113とリールケースカバー110との間に本発明の通気部が形成され、シャッター113を閉めた際の通気性が確保できるようになる。
【0103】
一方、シャッター113を開ける際には、シャッター113の下端に形成された取っ手113eを使って持ち上げれば良い。すると、シャッター113の各開口部113aとリールケースカバー110の各開口部110aとが一致し、メインリール31に触れることができるようになる。なお、図示しないが、開口部110aや開口部113aは、3つを1つにまとめ、左右方向に大きな開口部110a及び113aとすることもできる、さらに、上下方向に大きくすることもできる。
【0104】
以上の各実施形態のように、本発明のスロットマシンにおける収容体には、外部からリールを手動で回転させることができる開口部を設けているので、収容体を取り外すことなく、リールを手動で回転させることができる。また、収容体の開口部には開閉手段を設けているので、必要時を除いて開口部を閉じておくことができ、リールユニットへの異物の混入を防止できる。
なお、本実施形態ではスロットマシンを例に挙げて説明したが、パチンコ枠にストップボタンを採用したパチンコ遊技球で遊技するタイプの遊技機にも使用することができる。
【0105】
【発明の効果】
(請求項1)
請求項1の発明によれば、収容体の開口部からリールを手動で回転させることができる。さらに、リールユニットの保守、点検も容易になる。
【0106】
(請求項2)
請求項2の発明によれば、開閉手段が、開口部を閉じた際に、収容体の内部と外部との通気性を確保する通気部を備えるので、駆動部等が発生する熱により、内部温度の上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスロットマシンを示す正面図であって、各実施形態に共通のものである。
【図2】図1中、スロットマシンのフロントマスク部を開放し、基体部の内部が見えるように図示した正面図である。
【図3】スロットマシンのメインリールユニットにおいて、メインリールとモータとの間に取り付けられる各部材をそれぞれ分解して示す斜視図である。
【図4】スロットマシンのメインリールユニットの一部断面図である。
【図5】第1実施形態のスロットマシンにおけるメイン図柄変動表示装置を示す図であり、メイン図柄変動表示装置を含むユニットを前面側から見た斜視図である。
【図6】第2実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、開口部を開けた状態を後面側から見た斜視図である。
【図7】第2実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、開口部を閉めた状態を後面側から見た斜視図である。
【図8】第3実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、後面側から見た斜視図である。
【図9】第4実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、開口部を開けた状態を後面側から見た斜視図である。
【図10】第4実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、開口部を閉めた状態を後面側から見た斜視図である。
【図11】第5実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、後面側から見た斜視図である。
【図12】第6実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、後面側から見た斜視図である。
【図13】第7実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、後面側から見た斜視図である。
【図14】第8実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、後面側から見た斜視図である。
【図15】第9実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、後面側から見た斜視図である。
【図16】第10実施形態のスロットマシンにおけるリールケースカバーのみを取り出し、後面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン
11 基体部(筐体)
12 フロントマスク部(筐体)
12a サブ表示窓
12b メイン表示窓
22 スピーカ
30 メインリールユニット
31 メインリール
32 モータ(駆動部)
32a 回転軸
33 バックランプ
34 中継軸
34a 穴
34d 筒部
35 センサ
36 基準片形成部材
36a 基準片
36b 穴
37 取付板
38 ランプハウス
39 ネジ
40 操作スイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 メダル受け皿
50 サブリールユニット
51 サブリール
53 バックランプ
101 電源ユニット
102 メダル払出し装置
103 支持板
104 メイン制御基板
105 ケース
106 固定板
108 サブ制御基板
109 リールケース本体
109a 開口面
109b 取付片
110 リールケースカバー
110a 開口部
110b スライドガイド
110c 凸部
110d ストッパー
111 基板ケース本体
112 基板ケースカバー
113 シャッター
113a 開口部
113b ストッパー
113c 通気穴(通気部)
113d 凹部
113e 取っ手
114 コイルバネ
115 フタ
115a 爪
115b 突起
116 ドア
116a ヒンジ
116b 取っ手
120 ハーネス押え[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the present invention, a symbol variation display device is configured by arranging a plurality of reel units including reels that display a plurality of types of symbols on the outer peripheral surface, inside the housing, and the symbol variation display device is arranged on the front of the casing. The present invention relates to a slot machine attached to the back side of the mask portion.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a slot machine is provided with a symbol variation display device in which a plurality of reel units each having a reel displaying a plurality of types of symbols on the outer peripheral surface and a motor (drive unit) for driving the reel are arranged in parallel. ing.
Such a symbol variation display device drives a motor arranged on the inner peripheral side of the reel to rotate the reel, performs lottery in the slot machine, controls the driving of the motor based on the lottery result, Is stopped at a predetermined position.
[0003]
Here, a plurality of reel units are usually arranged in parallel in the slot machine. For example, a plurality of reel units are accommodated in one case, and this case is attached to the back side of the front mask portion of the housing. A slot machine is known in which the symbols of each reel are arranged so that they can be seen from the front side of the front mask portion (see, for example, Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2002-58783 A (page 4-6, FIG. 1-6)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the reel unit is accommodated in the case, inconvenience occurs when it is necessary to manually rotate the reel.
That is, the payout rate of the slot machine is determined by the setting value of the slot machine, and the setting value is changed in order to change the payout rate.
[0006]
In this case, as a result of changing the set value, the contents of the RAM are cleared (erased), and as a result, data storing the reel stop position immediately before the change of the set value is lost. As a result, in the first game after the change of the set value, since the position of the reel until then becomes unknown, the behavior at the time of starting the rotation of the reel is different from the normal operation.
If this is left unattended, it will be clear to the player whether or not the setting has been changed from the behavior of the reel. For this reason, the reel is manually rotated.
[0007]
However, if the reel unit is housed in the case as in
Therefore, if the reel is covered with a case, manual rotation of the reel becomes very troublesome.
[0008]
Therefore, the problem to be solved by the present invention is to make it possible to easily touch the reel from the outside of the case while covering the reel with the case and unitizing the symbol variation display device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention solves the above-described problems by the following means.
(Claim 1)
According to the first aspect of the present invention, a plurality of reel units including a reel displaying a plurality of types of symbols on the outer peripheral surface, and a drive unit disposed on the inner peripheral side of the reel for driving the reel to rotate are provided inside the container. The symbol variation display device comprising: a symbol variation display device arranged in parallel; a base portion having an opening on the front surface; and a housing having a front mask portion attached to the base portion so that the front surface of the base portion can be opened and closed. Is attached to the back side of the front mask portion so that the symbols of the reels of the symbol variation display device are visible from the front side of the front mask portion, and on the back side of the front mask portion. A slot machine in which each reel of the symbol variation display device is covered with the container, and the container manually rotates each reel from the outside of the container. It is to be an opening of the size that can, and characterized in that it comprises an openable closing means the opening.
[0010]
According to the first aspect of the present invention, a plurality of reel units including reels whose symbols are displayed on the outer peripheral surface are arranged in parallel inside the container. Therefore, just by attaching the symbol variation display device unitized by parallel installation to the back side of the front mask portion of the slot machine housing, a plurality of reels are installed side by side at a predetermined interval, and the symbols of each reel are front mask portions. It is arranged so that it can be seen from the front side.
[0011]
The reel unit housing is provided with an opening having a size that allows each reel to be manually rotated from the outside of the housing.
Therefore, even if each reel of the symbol variation display device is covered with the container on the back side of the front mask portion, the reel can be manually rotated to a predetermined position without removing the container from the front mask portion. it can. Moreover, maintenance and inspection according to the size of the opening can be performed.
[0012]
Furthermore, an opening / closing means is provided at the opening of the container.
Therefore, by closing the opening except when necessary, it is possible to prevent foreign matters such as medals from entering the reel unit. In order to prevent forgetting to close, an elastic body (spring etc.) that always positions the opening / closing means toward the closing side is provided, or a foreign object such as a medal is inserted into the opening so that no problem occurs even if you forget to close it. There can be no size or shape.
[0013]
(Claim 2)
According to a second aspect of the present invention, in the slot machine according to the first aspect, the opening / closing means includes a ventilation portion that ensures air permeability between the inside and the outside of the container when the opening is closed. It is characterized by.
[0014]
In the invention of claim 2, even if the opening / closing means closes the opening, the inside of the container is not completely sealed.
Therefore, it is possible to prevent the internal temperature from increasing due to the heat generated by the drive unit and the like. In addition, it is preferable that the size of the ventilation portion is a size that does not allow foreign matter such as medals to enter.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the slot machine of the present invention will be described with reference to the drawings and the like. First, an overall configuration common to the embodiments will be described.
FIG. 1 is a front view of the front showing the
[0016]
As shown in FIGS. 1 and 2, the housing of the
As shown in FIG. 1, an
[0017]
A transparent
[0018]
The
[0019]
Also, on the outer peripheral surface of the sub-reel 51 group, a plurality of types of symbols (designs that make up the production) are directly printed, or a reel tape on which the symbols are printed is affixed. When the
[0020]
Further, a transparent
[0021]
The
[0022]
Also, on the outer peripheral surface of the
[0023]
Incidentally, the
Therefore, if the
[0024]
As shown in FIG. 2, a main symbol variation display device is fixed to the back side of the
[0025]
As shown in FIG. 2, the
Accordingly, in the main symbol variation display device, each
[0026]
In the main symbol variation display device, all the
Therefore, the
[0027]
The
Further, a
[0028]
The sub-design variation display device includes a
[0029]
A
[0030]
Therefore, the symbols displayed on the
[0031]
As shown in FIG. 2, by opening the
[0032]
A
[0033]
That is, the
The
[0034]
The
Therefore, the ROM or the like provided on the
[0035]
In this way, the
[0036]
And the
Next, a mechanism for specifying the reference position of the
[0037]
FIG. 3 is an exploded perspective view showing each member (
[0038]
As shown in FIGS. 3 and 4, the
Here, the
[0039]
The
[0040]
The reference
[0041]
A
[0042]
As shown in FIG. 4, the
As described above, when the
[0043]
As shown in FIG. 3, the
[0044]
Then, when the
Therefore, when the emitted light can no longer be detected, it can be determined that the
[0045]
Therefore, if the reference position (home position) in the rotation direction of the
[0046]
By the way, there are several stages of setting values for the payout rate (for example, 6 levels from setting 1 to setting 6), and the setting value is changed in order to change the payout rate. When the set value is changed, the data stored in the RAM including the data on the stop position of the
[0047]
As described above, when the RAM is cleared as the setting value is changed, the data of the stop position of the
[0048]
As a result, the player can determine whether or not the setting has been changed from the behavior of the
Such a situation is not preferable because it provides the player with a means for determining whether or not the setting has been changed.
[0049]
Therefore, prior management is performed in order to make it difficult to determine whether there is a setting change.
That is, the administrator cannot discriminate whether or not the setting value has been changed by manually rotating the
[0050]
However, as described with reference to FIGS. 1 and 2, the
Therefore, hereinafter, the
[0051]
(First embodiment)
FIG. 5 is a view showing a main symbol variation display device in the
[0052]
As shown in FIG. 5, three
[0053]
And the
[0054]
As described above, the
Therefore, even if the
[0055]
Therefore, in the first embodiment, three
[0056]
As shown in FIG. 5, each opening 110 a is normally closed by a
Therefore, each
[0057]
The
[0058]
The
Therefore, the
[0059]
As described above, in the
[0060]
Although not shown, the slide guide that prevents the
[0061]
(Second Embodiment)
6 and 7 are perspective views of only the
[0062]
In the second embodiment shown in FIGS. 6 and 7, three
[0063]
On the other hand, three
[0064]
In addition, two slide guides 110 b are provided on the upper rear portion of the
[0065]
Furthermore, since the
[0066]
Accordingly, when it is desired to manually rotate the
[0067]
Then, since each
[0068]
Further, during normal times, the
[0069]
Then, each
[0070]
(Third embodiment)
FIG. 8 is a perspective view of only the
The third embodiment shown in FIG. 8 has substantially the same configuration as the second embodiment shown in FIGS. 6 and 7, but the
[0071]
That is, as shown in FIG. 8, when the
[0072]
Therefore, in the third embodiment, as shown in the enlarged portion of FIG. 8, when the
[0073]
(Fourth embodiment)
9 and 10 are perspective views of the
[0074]
The fourth embodiment shown in FIGS. 9 and 10 has substantially the same configuration as the second embodiment shown in FIGS. 6 and 7, but a
[0075]
That is, as shown in FIG. 9, if the
[0076]
However, the
[0077]
For example, the
[0078]
Therefore, in the fourth embodiment, when the
[0079]
Here, the degree of fitting of the
[0080]
(Fifth embodiment)
FIG. 11 is a perspective view of only the
The fifth embodiment shown in FIG. 11 has substantially the same configuration as the second embodiment shown in FIGS. 6 and 7, but newly includes a
[0081]
That is, after the
[0082]
Therefore, in the fifth embodiment, as shown in FIG. 11, a
[0083]
If this state is maintained by pressing with a finger or the like, the
[0084]
On the other hand, if the finger holding the
[0085]
(Sixth embodiment)
FIG. 12 is a perspective view of only the
The sixth embodiment shown in FIG. 12 is different in that a
[0086]
Here, the
[0087]
That is, the
[0088]
(Seventh embodiment)
FIG. 13 is a perspective view of only the
The seventh embodiment shown in FIG. 13 is a modification of the sixth embodiment shown in FIG. 12, and differs in that one
[0089]
That is, instead of preparing three
[0090]
Here, the point that the
[0091]
Further, the
[0092]
(Eighth embodiment)
FIG. 14 is a perspective view of only the
The eighth embodiment shown in FIG. 14 is a modification of the seventh embodiment shown in FIG. 13. The three
[0093]
That is, instead of preparing three
[0094]
(Ninth embodiment)
FIG. 15 is a perspective view of only the
The ninth embodiment shown in FIG. 15 differs from the
[0095]
That is, in the
[0096]
However, if the
[0097]
Therefore, in the ninth embodiment, an
[0098]
If a spring (not shown) is attached to the
[0099]
(10th Embodiment)
FIG. 16 is a perspective view of only the
The tenth embodiment shown in FIG. 16 is similar to the
[0100]
That is, on the rear surface of the
[0101]
A
[0102]
Here, the
[0103]
On the other hand, when opening the
[0104]
As in each of the above embodiments, the housing in the slot machine of the present invention is provided with an opening that allows the reel to be manually rotated from the outside, so that the reel can be manually operated without removing the housing. Can be rotated. In addition, since the opening / closing means is provided at the opening of the container, the opening can be closed except when necessary, and foreign matter can be prevented from entering the reel unit.
In the present embodiment, the slot machine has been described as an example. However, the present invention can also be used for a gaming machine of a type that plays with a pachinko game ball that employs a stop button in the pachinko frame.
[0105]
【The invention's effect】
(Claim 1)
According to invention of
[0106]
(Claim 2)
According to the second aspect of the present invention, the opening / closing means includes the ventilation portion that ensures the air permeability between the inside and the outside of the container when the opening is closed. An increase in temperature can be suppressed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a slot machine of the present invention, which is common to each embodiment.
FIG. 2 is a front view showing the slot machine with the front mask portion opened in FIG. 1 so that the inside of the base body can be seen.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing each member attached between the main reel and the motor in the main reel unit of the slot machine.
FIG. 4 is a partial sectional view of a main reel unit of the slot machine.
FIG. 5 is a view showing a main symbol variation display device in the slot machine of the first embodiment, and is a perspective view of a unit including the main symbol variation display device as viewed from the front side.
FIG. 6 is a perspective view of a state in which only the reel case cover is taken out and an opening is opened in the slot machine of the second embodiment as seen from the rear side.
FIG. 7 is a perspective view of the state in which only the reel case cover is taken out and the opening portion is closed in the slot machine of the second embodiment as viewed from the rear side.
FIG. 8 is a perspective view of only the reel case cover taken out from the slot machine of the third embodiment and viewed from the rear side.
FIG. 9 is a perspective view of a state in which only the reel case cover is taken out and an opening is opened in the slot machine of the fourth embodiment, as viewed from the rear side.
FIG. 10 is a perspective view of the state in which only the reel case cover is taken out and the opening is closed in the slot machine of the fourth embodiment, as viewed from the rear side.
FIG. 11 is a perspective view of only the reel case cover in the slot machine of the fifth embodiment, taken from the rear side.
FIG. 12 is a perspective view of only the reel case cover in the slot machine of the sixth embodiment, taken from the rear side.
FIG. 13 is a perspective view of only the reel case cover in the slot machine of the seventh embodiment, taken from the rear side.
FIG. 14 is a perspective view of only the reel case cover in the slot machine of the eighth embodiment, taken from the rear side.
FIG. 15 is a perspective view of only the reel case cover in the slot machine of the ninth embodiment, taken from the rear side.
FIG. 16 is a perspective view of only the reel case cover in the slot machine according to the tenth embodiment, taken from the rear side.
[Explanation of symbols]
10 slot machine
11 Base part (housing)
12 Front mask (housing)
12a Sub display window
12b Main display window
22 Speaker
30 Main reel unit
31 Main reel
32 Motor (drive unit)
32a Rotating shaft
33 Back lamp
34 Relay shaft
34a hole
34d tube
35 sensors
36 Reference piece forming member
36a Reference piece
36b hole
37 Mounting plate
38 Lamphouse
39 screws
40 Operation switch
41 Start switch
42 Stop switch
43 medal slot
44 Medal tray
50 sub-reel units
51 sub reel
53 Back lamp
101 Power supply unit
102 Medal payout device
103 Support plate
104 Main control board
105 cases
106 Fixed plate
108 Sub-control board
109 Reel case body
109a Open surface
109b Mounting piece
110 reel case cover
110a opening
110b Slide guide
110c Convex part
110d stopper
111 Substrate case body
112 PCB case cover
113 Shutter
113a opening
113b Stopper
113c Vent hole (vent)
113d recess
113e handle
114 Coil spring
115 lid
115a nails
115b protrusion
116 door
116a Hinge
116b handle
120 Harness presser
Claims (2)
前記リールの内周側に配置され、前記リールを回転駆動する駆動部と
を含むリールユニットを収容体の内部に複数個並設した図柄変動表示装置と、
前面を開口した基体部、及び前記基体部の前面を開閉可能に前記基体部に取り付けられたフロントマスク部を有する筐体と
を備え、
前記図柄変動表示装置が前記フロントマスク部の裏面側に取り付けられることにより、前記図柄変動表示装置の各前記リールの図柄が前記フロントマスク部の前面側から見えるように配置されるとともに、前記フロントマスク部の裏面側では前記図柄変動表示装置の各前記リールが前記収容体により覆われたスロットマシンであって、
前記収容体は、前記収容体の外部から各前記リールを手動で回転させることができる大きさの開口部を有し、かつ前記開口部を開閉可能な開閉手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。A reel displaying multiple types of symbols on the outer surface,
A symbol variation display device in which a plurality of reel units arranged on the inner peripheral side of the reel and including a drive unit that rotationally drives the reel are arranged in parallel inside the container;
A base portion having an opening on the front surface, and a housing having a front mask portion attached to the base portion so that the front surface of the base portion can be opened and closed.
When the symbol variation display device is attached to the back side of the front mask portion, the symbols of the reels of the symbol variation display device are arranged so that they can be seen from the front side of the front mask portion, and the front mask A slot machine in which each reel of the symbol variation display device is covered with the container on the back side of the portion;
The container includes an opening having a size that allows each reel to be manually rotated from the outside of the container, and includes an opening / closing means that can open and close the opening. .
前記開閉手段は、前記開口部を閉じた際に、前記収容体の内部と外部との通気性を確保する通気部を備える
ことを特徴とするスロットマシン。The slot machine according to claim 1, wherein
The slot machine according to claim 1, wherein the opening / closing means includes a ventilation portion that ensures ventilation between the inside and the outside of the container when the opening is closed.
Priority Applications (1)
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- 2003-06-23 JP JP2003177580A patent/JP2005007090A/en active Pending
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