JP2005006259A

JP2005006259A - Document processor and document processing method

Info

Publication number: JP2005006259A
Application number: JP2003170504A
Authority: JP
Inventors: Yoshifumi Tanimoto; 好史谷本
Original assignee: Murata Machinery Ltd
Current assignee: Murata Machinery Ltd
Priority date: 2003-06-16
Filing date: 2003-06-16
Publication date: 2005-01-06
Anticipated expiration: 2023-06-16
Also published as: JP4193123B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To use a document processor according to setting information by every user without inputting a pass code and an ID, etc., one by one. <P>SOLUTION: Biometrics sensors such as a fingerprint sensor are arranged in piles on a phone book key and a start key, etc. of an operation panel 30 of a complex machine 2. When a user touches the keys, biometrics data is automatically read, compared with stored biometrics data, the user is specified and the complex machine is operated according to setting data for the user. Thus, the complex machine of facsimile/copy, etc. are used by customizing it to the user according to the setting information by every user without a trouble of inputting the pass code. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の利用分野】
この発明は、ファクシミリ、スキャナ、コピー機などの文書処理装置と、これらの文書処理装置での文書の処理方法に関する。
【０００２】
【従来技術】
【０００３】
【特許文献１】特開２００３−２３４２２号公報
特許文献１は、バイオメトリクスデータを用いた本人認証について記載している。そしてバイオメトリクスデータによる本人認証を、複写機などの文書処理装置に適用することも考えられる。
【０００４】
【発明の課題】
この発明の課題は、パスコードやＩＤなどを一々入力しなくても、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って使用できるようにすることにある（請求項１〜１０）。
請求項２，１０の発明での追加の課題は、極めて簡単に、かつユーザがバイオメトリクスデータを入力することをほとんど意識せずに、バイオメトリクスデータを入力できるようにすることにある。
請求項３の発明での追加の課題は、ユーザ毎の設定情報を利用した操作パネルを提供することにある。
請求項４の発明での追加の課題は、バイオメトリクスデータを入力して、操作中のユーザの設定情報に合わせて操作パネルを使用するか、バイオメトリクスデータを入力しないで、通常の設定で文書処理装置を使用するか、を選択できるようにすることにある。
請求項５，６の発明での追加の課題は、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って使用するか、共用の設定情報に従って作動させるかを、ユーザが選択できるようにすることにある。
請求項７の発明での追加の課題は、文書処理装置の管理者権限などを、簡単に認証できるようにすることにある。
請求項８の発明での追加の課題は、バイオメトリクスデータでも、在来のパスコードやＩＤなどでも、ユーザを特定できるようにすることにある。
【０００５】
【発明の構成】
この発明の文書処理装置は、ユーザ毎のバイオメトリクスデータを記憶するための手段と、入力されたバイオメトリクスデータと記憶したバイオメトリクスデータとを比較して一致するバイオメトリクスデータを抽出するための手段と、抽出されたバイオメトリクスデータからユーザを特定するための手段と、ユーザ毎の文書処理装置の設定情報を記憶するための手段とを設けて、バイオメトリクスデータの入力によりユーザ毎の設定情報を呼び出して、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って使用できるようにしたものである（請求項１）。
【０００６】
好ましくは、文書処理装置の機体上に、他の操作入力手段を兼ねるようにして、バイオメトリクスデータの検出センサを設け、前記操作入力手段の操作により、ユーザのバイオメトリクスデータを読み取るようにする（請求項２）。
操作入力手段は例えば機能選択キーや電話帳キー、アドレスキーなどの、操作の初期に触れるキー、あるいはスタートキーやストップキー、クリアキーなどの頻繁に触れるキーとし、機能選択キーや電話帳キー、アドレスキーなどの、操作の初期に触れるキーが好ましい。操作入力キーに重ねて、言い換えると操作入力キーを兼ねるようにバイオメトリクスセンサを設けるので、バイオメトリクスデータの種類は指紋、指先の毛細血管のパターン、汗腺のパターン、ＤＮＡ、汗の成分、キーにタッチする際の圧力パターンなどの、指先から読み取れるものが好ましく、バイオメトリクスセンサも指先からバイオメトリクスデータを読み取れるセンサが好ましい。
特に好ましくは、読み取ったバイオメトリクスデータに基づいて、そのユーザの設定情報に従った操作入力を、操作パネルからユーザが行えるようにする（請求項３）。
【０００７】
好ましくは、文書処理装置の機体上に、他の操作入力手段から独立させてバイオメトリクスデータの検出センサを設けて、ユーザのバイオメトリクスデータを読み取るようにし、読み取ったバイオメトリクスデータに基づいて、そのユーザの設定情報に応じた操作入力を、操作パネルからユーザが行えるようにする（請求項４）。操作パネルは例えばタッチパネルで、この場合ユーザ毎の設定情報に従い、例えば電話帳などのタッチパネル上の表示やキーの割り付けを変更する。
【０００８】
また好ましくは、文書処理装置の共用の設定情報を記憶するための手段を設けて、バイオメトリクスデータが入力されない際に、前記共用の設定情報に従って、文書処理装置を動作させるようにする（請求項５）。この結果、文書処理装置は、ユーザ毎の設定情報に従って動作するモードと、共用動作モードの２つの動作モードを持ち、ユーザがこれらを選択できることになる。
特に好ましくは、文書処理装置の機体上に、バイオメトリクスデータの検出センサへの入力エリアと、該検出センサに入力しないエリアの双方を設けた操作入力手段を設けて、該操作入力手段へのユーザの操作により、ユーザ毎の設定情報に従って文書処理装置を動作させるか、共用の設定情報に従って動作させるかを決定するようにする（請求項６）。このようにすると、どちらのエリアを用いて操作するかで、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って動作させるか、共用の設定情報に従って動作させるかを決定できる。
操作入力手段に２つのエリアを設けて、バイオメトリクスデータを入力する化しないかを使い分ける代わりに、例えば、バイオメトリクスセンサを設けた操作入力手段に、所定時間以上タッチしたあるいは所定回数以上続けてタッチした場合と、操作入力手段へのタッチ時間が所定時間未満あるいは続けてタッチする回数が所定回数未満の場合とで、ユーザ毎の設定情報に従って動作させるかどうかを定めても良い。この場合例えば、所定時間以上継続して、バイオメトリクスセンサを設けた操作入力手段にタッチした場合に、ユーザ毎の設定情報に従って文書処理装置を動作させることにするとすると、バイオメトリクスデータの読取も容易なので好都合である。
【０００９】
好ましくは、バイオメトリクスデータの入力により、ユーザ毎の設定情報を呼び出して、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って使用できるようにすると共に、文書処理装置に対するユーザの管理権限の認証を行うにする（請求項７）。このようにすると、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って動作させると共に、管理権限の認証を行うことができる。
【００１０】
また好ましくは、バイオメトリクスデータの入力と、ユーザを特定する文字情報の入力のいずれによっても、ユーザ毎の設定情報を呼び出して、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って使用できるようにする（請求項８）。これによって、パスコードやＩＤなどによってユーザ毎の設定情報を呼び出す在来の使用方法と、バイオメトリクスデータを用いた使用方法とを共存させることができる。
【００１１】
この発明の文書処理方法では、ユーザ毎のバイオメトリクスデータを記憶し、入力されたバイオメトリクスデータと記憶したバイオメトリクスデータとを比較して一致するバイオメトリクスデータを抽出し、抽出したバイオメトリクスデータからユーザを特定すると共に、ユーザ毎の文書処理装置の設定情報を記憶して、バイオメトリクスデータの入力によりユーザ毎の設定情報を呼び出して、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って、ユーザに使用させるようにする（請求項９）。
【００１２】
好ましくは、文書処理装置の機体上に、操作入力手段を兼ねるようにして、バイオメトリクスデータの検出センサを設けて、前記操作入力手段の操作により、ユーザのバイオメトリクスデータを読み取るようにする（請求項１０）。
【００１３】
【発明の作用と効果】
この発明では、ユーザが入力したバイオメトリクスデータと、その記憶値とを比較して一致するユーザを特定し、このユーザの設定情報に従って文書処理装置を動作させる。この結果、パスコードやＩＤなどを入力しなくても、ユーザの設定に合わせて文書処理装置を使用することができる（請求項１，９）。
【００１４】
請求項２，１０の発明では、他の操作入力手段を兼ねるようにバイオメトリクスデータの検出センサを設けるので、ほぼ自動的にバイオメトリクスデータを入力できる。このため極めて簡単に文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って使用できる。
好ましくは、バイオメトリクスデータは、操作入力手段に指でタッチすることにより読取が可能なデータとする。このようなデータには、例えば指紋、ＤＮＡ、汗の成分、指の汗腺の分布、指の毛細血管のパターン、操作入力手段にタッチする際の圧力やその時間パターン、圧力の位置分布などがある。
ここで請求項３のように、操作パネルからユーザ毎の設定情報に従った操作入力が行えるようにすると、操作入力が極めて簡単になる。
【００１５】
請求項４の発明のように、他の操作入力手段とは独立してバイオメトリクスデータの検出センサを設けると、ユーザ毎の設定情報に従って文書処理装置を動作させるかどうかを簡単に使い分けることができる。そしてユーザ毎の設定情報を用いる場合、操作パネルからユーザ毎の設定に合わせた操作入力ができるようにする。
【００１６】
請求項５の発明では、文書処理装置の動作をユーザ毎の設定情報に従って動作する状態と、共用の設定情報に従って動作する状態の２つを設け、バイオメトリクスデータの入力の有無に従って、処理を切り替えることができる。このため、ユーザ毎の設定情報に従うか、共用の設定情報に従うかの使い分けができるのみでなく、バイオメトリクスデータを記憶させていない新規のユーザや、バイオメトリクスデータの認証に失敗した場合、共用の設定情報に従って文書処理装置を作動させることができる。ここでバイオメトリクスデータの検出センサの入力エリアと、このセンサに入力しないエリアの双方を設けた操作入力手段を設けると、文書処理装置をユーザ毎の設定情報で動作させるかを簡単に使い分けることができる。
【００１７】
また文書処理装置の管理者などに対する権限認証を、バイオメトリクスデータを用いて行うと、簡単に権限認証が行える。そしてこれに伴って、文書化処理装置の処理内容を、ユーザの権限に応じて変更することができる（請求項７）。
さらに請求項８のように、バイオメトリクスデータの入力によっても、パスコードやユーザＩＤなどのユーザを特定する文字情報の入力によっても、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って動作させることができるようにすると、バイオメトリクスデータを文書処理装置に未登録の人（ユーザ）や、バイオメトリクスデータを文書処理装置に記憶させることに抵抗感のある人や、バイオメトリクスデータの読み取りが難しい人（指紋などの認証が失敗しやすい人）などでも、簡単に自己の設定情報に従って文書処理装置を使用できる。この明細書で、パスコードはパスワードを含むものとする。
【００１８】
【実施例】
図１〜図５に、実施例を示す。図１において、２は文書処理装置の例としての複合機で、その資源４として、ファクシミリ機能処理部６とスキャナ機能処理部８，コピー機能処理部１０，プリンタ機能処理部１２並びにＬＡＮインターフェース１４とを備えている。ファクシミリ機能処理部６は、ＰＳＴＮ（公衆電話回線網）１６などを介し、Ｇ３ファクシミリの送受信などを行う。スキャナ機能処理部８は、図示しないスキャナにより原稿画像を読み取り、コピー機能処理部１０は原稿を所定枚数コピーする。またプリンタ機能処理部１２は、ＬＡＮ１８などに接続されたパーソナルコンピュータなどのクライアントに対して、プリンタ機能を提供する。ＬＡＮインターフェース１４は、複合機２とＬＡＮ１８とのインターフェースであり、ＬＡＮ１８はルータ２０などを介して、インターネット２２などに接続されている。このため、ファクシミリ機能処理部６で作成した画像データは、電子メールの添付ファイルなどとされて、ＬＡＮインターフェース１４などを介して、インターネットファクシミリとして送信される。同様にＬＡＮインターフェース１４を介して受信したインターネットファクシミリは、ファクシミリ機能処理部６により、プリントアウトや宛先のユーザへの配信などで処理される。
【００１９】
複合機２の機体上には操作パネル３０を設け、操作パネル３０内に電話帳キー３２やスタートキー３４などの操作入力用のキーを設ける。なおこの明細書において、操作パネルは操作入力用のキーやスイッチなどを配置した機台上のパネルを意味する。
【００２０】
電話帳キー３２やスタートキー３４などのように、頻繁に使用されるキーに対して、またファクシミリ動作のスタート時に用いやすい電話帳キー３２やファクシミリ／コピーなどの機能選択キーなどに、指紋センサなどのバイオメトリクスセンサが配置してある。例えば指紋センサは、ＣＣＤセンサなどにより指紋のパターンを読み取り、特徴抽出を行うことにより構成できる。これ以外の指で触れるキーに重ねて配置できるバイオメトリクスセンサとしては、指先の毛細血管のパターンのセンサや、汗の成分や汗中に含まれるＤＮＡなどを検出するバイオセンサ、汗腺のパターンのセンサなどがある。またこれ以外に、半導体圧力センサなどをアレイ状に集積化して、キー３２などに指で触れる際の圧力の時間的変化と、平面的な圧力の分布のパターンを用いて、バイオメトリクスデータとすることもできる。キーは操作入力手段の例であり、ユーザがキーにタッチした際に、簡単にかつ自動的にバイオメトリクスデータを読み取ることができる。
【００２１】
キー３２などに重ね合わせるようにしてバイオメトリクスセンサを配置するのでない場合、掌紋や虹彩、顔の画像などをバイオメトリクスデータとすることもできる。またＬＡＮ１８を介して図示しないパーソナルコンピュータなどから複合機２を動作させる場合、キーボードのキーストロークのパターンや、マウスに加わる圧力のパターンなどをバイオメトリクスデータとすることもできる。
【００２２】
実施例では、操作パネル３０の操作入力と同時にバイオメトリクスデータが読み取られ、読み取られたバイオメトリクスデータは認証部３６で、テーブル３８に記憶したユーザ毎のバイオメトリクスデータと比較され、ユーザの特定が行われる。テーブル３８には、各ユーザに対して、右手の人差し指でキーにタッチする、あるいは右手の中指でキーにタッチするなどの可能性に備え、複数のバイオメトリクスデータを記憶する。またユーザのパスコードやユーザＩＤなどのユーザを特定するキャラクター情報（文字情報で、数字を含む文字の列で構成された情報）を記憶し、必要であればこれ以外に、ユーザの所属などを記憶する。認証部３６は、バイオメトリクスセンサから入力されたバイオメトリクスデータと、テーブル３８に記憶しているバイオメトリクスデータとを比較し、ユーザを特定して、そのユーザＩＤなどを出力する。なおユーザを特定できなかった場合、認証部３６は認証不能のデータを出力し、実施例ではこのデータは、バイオメトリクスデータが入力されなかったことと同じ意味になる。
【００２３】
４０はユーザデータベースで、ユーザ毎の設定データ（設定情報）を記憶している。そして認証部３６でユーザＩＤが特定されると、該当するユーザに対する設定データがデータベース４０から呼び出され、この設定データに従って、操作パネル３０での表示が決定されたり、また資源４の動作が決定される。この明細書では、ユーザ毎の設定データに従って、複合機２などの操作入力環境や動作内容を変更することを、ユーザ毎にカスタマイズする、あるいはユーザ毎の設定情報に従って文書処理装置などを動作させる、という。またユーザ毎の設定情報に従って文書処理装置などを動作させることには、例えば操作パネル中のタッチパネル５０のキーの機能をユーザ毎の設定により変更するなどのものも含まれる。
【００２４】
バイオメトリクスデータが入力されなかった場合や、認証部３６がユーザの特定に失敗した場合、共用設定データ記憶部４２で記憶している共用の設定データが読み出され、これに従って操作パネル３０の表示や資源４の動作が決定される。以上のように、実施例での複合機２の状態は、ユーザ毎にカスタマイズされた状態と、共用の状態の２通りである。そして複合機２は、例えば１０人程度のユーザに共用される状態を想定しており、バイオメトリクスデータで本人認証を行う目的は、パスワードなどを入力しなくても、ユーザに応じた操作環境や資源４の動作を提供することである。従って、本人認証の精度は必ずしも高いものである必要はない。このためテーブル３８には、バイオメトリクスデータをあまりに高精度な状態で記憶する必要はなく、１０人程度のユーザを識別できる程度の精度で、バイオメトリクスデータを記憶すればよい。またユーザＩＤはユーザの本名というよりも、単なるパスワードやパスコード、あるいは適宜の数字列や文字列などのキャラクターデータであり、テーブル３８内に記憶したバイオメトリクスデータが盗み出されても、直ちにバイオメトリクスデータの持ち主が特定される訳ではなく、また記憶しているバイオメトリクスデータの質自体もさして高いものではない。このため盗み出されたバイオメトリクスデータが悪用される恐れは少ない。
【００２５】
ユーザの特定は、バイオメトリクスデータの入力のみによるのではなく、操作パネル３０からテンキーなどを用いて、パスコードを入力するなどにより、ユーザを特定しても良い。パスコードなどによりユーザＩＤが入力されると、ユーザデータベース４０を用いて、そのユーザに合わせて資源４や操作パネル３０のカスタマイズが行われる。
【００２６】
装置管理部４４は、複合機２の管理に必要な権限レベルをユーザＩＤと対照可能な形で記憶している。例えば複合機２の管理者は、複合機２の設定データなどを任意に変更することができ、また全てのデータを出力することができ、さらに通信ログなどの全て管理用ファイルの抹消や出力などができる。これに対して、通常のユーザは、テーブル３８への自己のバイオメトリクスデータの更新や抹消、ユーザデータベース４０での自己の設定データの変更のみが許容されている。あるいは装置管理部４４で記憶する権限レベルに中間のレベルを設け、オールマイティの管理者と、一般のユーザの中間の権限レベルを持たせても良い。そして認証部３６で特定したユーザＩＤ、あるいは操作パネル３０から直接入力されたユーザＩＤなどは、装置管理部４４へ入力され、設定の変更などの処理に対して、操作管理部４４で定める権限の範囲での操作を許すものとする。
【００２７】
装置の個々の動作を示すと、図２に操作パネル３０の状態を示す。例えばＬＣＤと感圧センサとを組み合わせたタッチパネル５０に、ＦＡＸキーやコピーキー、その他のキー、並びに認証キーなどを設け、ＦＡＸキーやコピーキー、その他のキーに対しては、例えばその右半分に対してバイオメトリクスセンサ５１〜５３を配置し、左半分に対してはバイオメトリクスセンサを配置しないものとする。認証キー５４では、このキーの例えば全体にバイオメトリクスセンサを配置する。そこで、ＦＡＸキーやコピーキー、あるいはその他などのキーにタッチして、以降の操作の内容を選択する段階で、キーの右側にタッチすると、バイオメトリクスデータが読み取られてユーザが特定され、そのユーザに対してカスタマイズされたタッチパネル５０が表示されることになる。逆にこれらのキーの左半分にタッチすると、バイオメトリクスデータが読み取られないので、複数のユーザで複合機２を共用する際の共用の設定データに従ってタッチパネル５０での表示や複合機２の動作が定まることになる。
【００２８】
１つのキーを左右で使い分ける代わりに、所定時間以上継続してキーに触れるとバイオメトリクスデータをキーに重ねて設けたバイオメトリクスセンサから出力し、所定時間未満しかキーに触れていない場合は出力しないように使い分けることもできる。あるいはまた２回続けて、バイオメトリクスセンサを設けたキーにタッチすると、バイオメトリクスセンサからバイオメトリクスデータを出力し、このキーに１回だけタッチした場合には、バイオメトリクスデータを出力しないようにしても良い。
【００２９】
また認証キー５４の場合、バイオメトリクス認証に関する初期値は不認証であり、認証キー５４にタッチすることにより、バイオメトリクスデータが読み取られ、ユーザが特定されることになる。そしてこれと同時に、認証キー５４の明暗が変化するなどによって、バイオメトリクスデータが読み取られたことを表示する。図２の左上のように、機能選択用のキーや認証キー５４などで、バイオメトリクスデータを読み取るようにすると、複合機２の操作の開始の初期に、ユーザを特定することができる。従って以下のタッチパネル５０の表示を、そのユーザに合わせてカスタマイズすることができる。なおタッチパネル５０の表示を変える代わりに、タッチパネル中のキーの機能をユーザ毎の設定情報に合わせて変更しても良い。
【００３０】
あるいはまた図２の左下のように、ＦＡＸキーを選択し、タッチパネル５０に電話帳キーが表示された段階で、その右半分にバイオメトリクスセンサ５３が配置され、左半分にはバイオメトリクスセンサが配置されていないとする。するとこのキーの右半分に接触した場合、そのユーザに対応する電話帳が表示され、それ以外の場合はユーザ全員に対して共通の一般的な電話帳が表示される。ファクシミリに関する処理を行う場合において、ユーザ間で共用の電話帳と、個々のユーザ毎の電話帳とを選択して表示できると、極めて便利である。例えば送信先選択用の短縮キーなどは、タッチパネル５０のサイズのため、個数が制限されている場合が多い。また１人のユーザしか送信しないような宛先のファクシミリ番号やｅメールアドレスなどを電話帳に登録するのは、気が引けるものである。しかしながらユーザ毎の電話帳が提供されると、実質的に電話帳の容量が１０倍程度になったのと同じことになる。なおこの明細書において、電話帳はファクシミリ番号のリストのみならず、これに電子メールのアドレスを加えたリストを意味する。
【００３１】
バイオメトリクスセンサは、操作パネル３０上のこれ以外の位置にも配置できる。例えばタッチパネル５０の外側に認証用のスイッチを設けて、ここにバイオメトリクスセンサ５５を配置しても良い。この場合、バイオメトリクスセンサ５５にタッチする前の状態では不認証で、共用の設定データ（設定情報）に従って複合機が動作し、このセンサにタッチしてユーザが特定されると、そのユーザに対する設定情報（設定データ）に従って複合機が動作する。あるいはストップキーやスタートキーなどの頻繁に用いるキーに対して、バイオメトリクスセンサ５６，５７を配置しても良い。この場合、バイオメトリクスセンサをキーの一部を設けて、バイオメトリクスデータを入力するかしないかの選択が自在であるようにするのが望ましい。
【００３２】
図３にテーブル３８の構成を示すと、このテーブルはユーザ毎に区分され、記憶エリア６０には例えば１人のユーザに対して４つの指紋を記憶できるようにしてある。１人のユーザに対して複数のバイオメトリクスデータを記憶するのは、どの指でキーを操作しても良いようにする、あるいは指のどの位置でキーにタッチしても良いようにするためなどである。ユーザＩＤは適宜の文字列などで記載され、実際の個人名ではなく、複合機２の内部においてユーザを特定するためのＩＤである。従ってこのユーザＩＤは単なるパスコードと見なすこともできる。ユーザＩＤは記憶エリア６１に記憶する。必要であれば記憶エリア６２を設けて、各ユーザの所属などの属性を記憶する。なお装置管理部４４に記憶したユーザ毎の権限レベルは、テーブル３８に記憶しても良い。
【００３３】
図４に、バイオメトリクスデータやユーザＩＤを介しての、複合機２のカスタマイズの例を示す。タッチパネル５０などでのキーの配置や表示の内容がユーザ毎に切り替えられ、例えばアドレス帳（電話帳）７０の表示が切り替えられる。なおこの明細書でアドレス帳は、ファクシミリの送受信先である電話帳と、電子メールの送受信先であるメールアドレスの双方のアドレスを合わせたものとする。
【００３４】
送り状処理部７２に対してユーザＩＤが入力されると、各ユーザ毎の送り状が、送信ファクシミリに自動的に添付され、インターネットファクシミリの場合、電子メールの本文が自動的に作成される。そしてどのような送り状を作成するかを、ユーザ毎に指定できる。前記の装置管理部４４に対してユーザＩＤが入力されると、そのユーザが処理し得る権限範囲を特定することができる。メールボックス処理部７４に対してユーザＩＤが入力されると、このユーザの持つメールボックスに対して、ユーザのアクセスが許可される。従って自分のメールボックスにアクセスするのに、一々パスコードなどを入力しなくても、指で所定のキーに触れるだけでアクセスすることができる。
【００３５】
実施例でのユーザ毎のカスタマイズのアルゴリズムを示す。ステップ１でバイオメトリクスデータを受け付ける。バイオメトリクスデータは操作パネルにユーザがタッチした際に、主なキーに指紋の検出センサなどを重ねて配置することにより、無意識に、かつほとんど自動的に読み取れるようにする。そして前記のように、バイオメトリクスセンサは操作入力の初期にタッチするキーに重ねて配置することが好ましい。なお図２の認証キー５４などのように、バイオメトリクス認証専用のキーを設けて、そこにタッチすると認証を行うようにすると、認証が不要な場合、キー５４などにタッチしなければ良く簡単になる。そして、図５には記載を省略したが、バイオメトリクスデータを受け付け、ユーザを特定できると、操作パネルなどによる操作入力をそのユーザに合わせて、具体的にはユーザ毎の設定情報（設定データ）に従って、カスタマイズする。
【００３６】
バイオメトリクスデータの入力は操作入力の完了まで受け付け（ステップ２）、バイオメトリクスデータが入力されている場合（ステップ３）で、かつバイオメトリクスデータによるユーザの特定に成功した場合（ステップ４）、ユーザＩＤに変換し（ステップ５）、ユーザ毎の設定情報に従って文書処理装置の動作をカスタマイズし、ユーザにカスタマイズされたサービスを提供する（ステップ６）。そしてバイオメトリクスデータが入力されなかった場合、あるいはバイオメトリクスデータからユーザを特定できなかった場合、共有用の設定に従い、複合機を動作させる（ステップ７）。
【００３７】
実施例では文書処理装置を例に説明したが、共用される装置に対してバイオメトリクスデータによりユーザを特定して、そのユーザに応じてカスタマイズすることは、他の装置でも行うことができる。例えば一家でテレビを共用する場合、電源オンのスイッチに指紋センサなどのバイオメトリクスセンサを重ねて設け、誰が電源をオンしたかによって、音量やコントラストなどをそのユーザの好みに合わせることができる。すなわちユーザ毎に音量大きめ／小さめ、コントラスト強め／弱めなどを記憶し、電源をオンしたユーザに合わせればよいのである。また家庭用のトースターや電子レンジなどの場合、調理強め／弱めなどをユーザに合わせて記憶し、電源スイッチなどに合わせて、あるいはスタートスイッチなどに合わせて、指紋センサなどのバイオメトリクスセンサを配置して、ユーザを特定し、そのユーザの好みに従って作動させることができる。同様にエアコンの操作スイッチに指紋センサなどを配置し、誰がエアコンを操作しているかにより、目標温度高め／低め、風量強め／弱め、動作時間長め／短めなどを決定しても良い。
【００３８】
実施例では以下の効果が得られる。
（１）コピー／ファクシミリ兼用の複合機の動作を、ユーザに合わせて変更できる。
（２）バイオメトリクスデータの入力を、極めて簡単に行うことができる。
（３）キーの一部に指紋センサなどのバイオメトリクスセンサを配置し、他の部分にバイオメトリクスセンサを配置しないことにより、ユーザ毎の設定情報で動作させるかさせないかを、簡単に使い分けることができる。
（４）バイオメトリクスセンサを、操作の初期に入力するキーに重ねて配置すると、操作パネルでの表示、特にタッチパネルの表示や、操作キーへの入力の意味の解釈などを、ユーザ毎に変更できる。
（５）他のキーと分離して、バイオメトリクスデータの入力専用のキーなどを設けると、複合機をユーザ毎の設定情報に合わせて動作させるかどうかを簡単に使い分けることができる。
（６）ユーザ毎の設定情報に従う状態と、共用の状態の２つの状態を複合機に設けると、使い勝手がよい。例えばバイオメトリクスデータの入力に失敗した場合や、バイオメトリクスデータを記憶させていないユーザでも、それなりの動作環境が得られる。
（７）バイオメトリクスデータを利用して、ユーザの権限レベルの認証を行うと、複合機の管理権限の確認に、パスコードなどの入力を不要にできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例の複合機のブロック図
【図２】図１の複合機での操作パネルへのバイオメトリクスセンサの配置を、模式的に示す図
【図３】実施例での、バイオメトリクスデータとユーザＩＤとの対応表を、模式的に示す図
【図４】実施例でのバイオメトリクスデータによる複合機のカスタマイズを示すブロック図
【図５】実施例での、バイオメトリクスデータを用いた複合機のカスタマイズアルゴリズムを示すフローチャート
【符号の説明】
２複合機
４資源
６ファクシミリ機能処理部
８スキャナ機能処理部
１０コピー機能処理部
１２プリンタ機能処理部
１４ＬＡＮインターフェース
１６ＰＳＴＮ（公衆電話回線網）
１８ＬＡＮ
２０ルータ
２２インターネット
３０操作パネル
３２電話帳キー
３４スタートキー
３６認証部
３８テーブル
４０ユーザデータベース
４２共用設定データ記憶部
４４装置管理部
５０タッチパネル
５１〜５３バイオメトリクスセンサ
５４認証キー
５５〜５７バイオメトリクスセンサ
６０〜６２記憶エリア
７０アドレス帳
７２送り状処理部
７４メールボックス処理部[0001]
[Field of the Invention]
The present invention relates to a document processing apparatus such as a facsimile, a scanner, and a copier, and a document processing method in these document processing apparatuses.
[0002]
[Prior art]
[0003]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2003-23422
Patent document 1 describes the personal authentication using biometric data. It is also conceivable to apply personal authentication based on biometric data to a document processing apparatus such as a copying machine.
[0004]
[Problems of the Invention]
An object of the present invention is to make it possible to use a document processing apparatus in accordance with setting information for each user without inputting a passcode, an ID and the like one by one (claims 1 to 10).
An additional problem in the inventions of claims 2 and 10 is to enable the input of biometric data very easily and with little awareness of the user inputting the biometric data.
An additional problem in the invention of claim 3 is to provide an operation panel using setting information for each user.
An additional problem in the invention of claim 4 is that the biometric data is input and the operation panel is used in accordance with the setting information of the user who is operating, or the biometric data is not input and the document is set in the normal setting. It is to be able to select whether to use a processing device.
An additional problem in the inventions of claims 5 and 6 is that the user can select whether to use the document processing apparatus according to the setting information for each user or to operate according to the shared setting information.
An additional problem of the invention of claim 7 is to make it possible to easily authenticate the administrator authority of the document processing apparatus.
An additional problem in the invention of claim 8 is to make it possible to identify a user by biometric data, a conventional passcode, an ID, or the like.
[0005]
[Structure of the invention]
The document processing apparatus according to the present invention has a means for storing biometric data for each user and a means for comparing the input biometric data with the stored biometric data to extract matching biometric data. And means for specifying the user from the extracted biometric data and means for storing the setting information of the document processing apparatus for each user, and setting information for each user by inputting biometric data. The document processing apparatus can be used in accordance with the setting information for each user by calling (claim 1).
[0006]
Preferably, a biometric data detection sensor is provided on the body of the document processing apparatus so as to serve as another operation input means, and the user's biometric data is read by operating the operation input means ( Claim 2).
The operation input means is, for example, a key that touches the initial stage of operation, such as a function selection key, a phone book key, or an address key, or a key that touches frequently such as a start key, a stop key, or a clear key. A key touched at the beginning of the operation, such as an address key, is preferable. Since a biometric sensor is provided so as to overlap the operation input key, in other words, also as the operation input key, the types of biometric data are fingerprint, capillary pattern of fingertip, sweat gland pattern, DNA, sweat component, key What can be read from the fingertip, such as a pressure pattern when touching, is preferable, and the biometric sensor is also preferably a sensor that can read biometric data from the fingertip.
Particularly preferably, the user can perform an operation input according to the setting information of the user based on the read biometric data from the operation panel.
[0007]
Preferably, a biometric data detection sensor is provided on the body of the document processing apparatus independently from other operation input means so as to read the user's biometric data, and based on the read biometric data, An operation input corresponding to the user setting information can be performed by the user from the operation panel. The operation panel is, for example, a touch panel. In this case, according to the setting information for each user, for example, the display on the touch panel such as a telephone directory and the key assignment are changed.
[0008]
Preferably, means for storing shared setting information of the document processing apparatus is provided so that the document processing apparatus is operated according to the shared setting information when no biometric data is input. 5). As a result, the document processing apparatus has two operation modes of operating according to the setting information for each user and a shared operation mode, and the user can select them.
Particularly preferably, an operation input means is provided on the machine body of the document processing apparatus, which is provided with both an input area to the biometric data detection sensor and an area not to be input to the detection sensor. By this operation, it is determined whether to operate the document processing apparatus according to the setting information for each user or according to the shared setting information. In this way, it is possible to determine whether to operate the document processing apparatus according to the setting information for each user or according to the shared setting information depending on which area is used for operation.
Instead of using two areas for the operation input means and whether or not to input biometric data, for example, the operation input means provided with a biometric sensor is touched for a predetermined time or continuously for a predetermined number of times. Whether the operation is performed according to the setting information for each user may be determined depending on whether the touch time on the operation input means is less than a predetermined time or the number of times of continuous touching is less than a predetermined number. In this case, for example, when the operation input unit provided with the biometric sensor is touched for a predetermined time or longer and the document processing apparatus is operated according to the setting information for each user, it is easy to read the biometric data. So it is convenient.
[0009]
Preferably, by inputting biometric data, the setting information for each user is called so that the document processing apparatus can be used according to the setting information for each user, and the user's management authority for the document processing apparatus is authenticated. (Claim 7). In this way, the document processing apparatus can be operated in accordance with the setting information for each user and management authority can be authenticated.
[0010]
In addition, preferably, the setting information for each user is called by both the input of biometric data and the input of character information for specifying the user, so that the document processing apparatus can be used according to the setting information for each user. Item 8). As a result, the conventional usage method for calling the setting information for each user by a passcode or ID can coexist with the usage method using biometric data.
[0011]
According to the document processing method of the present invention, biometric data for each user is stored, the input biometric data is compared with the stored biometric data, the matching biometric data is extracted, and the extracted biometric data is extracted from the extracted biometric data. While specifying the user, the setting information of the document processing apparatus for each user is stored, the setting information for each user is called by inputting biometric data, and the user is allowed to use the document processing apparatus according to the setting information for each user. (Claim 9).
[0012]
Preferably, a biometric data detection sensor is provided on the body of the document processing apparatus so as to serve also as an operation input unit, and the user's biometric data is read by operation of the operation input unit. Item 10).
[0013]
[Operation and effect of the invention]
In the present invention, the biometric data input by the user is compared with the stored value to identify a matching user, and the document processing apparatus is operated according to the setting information of the user. As a result, the document processing apparatus can be used in accordance with the user setting without inputting a passcode or ID (claims 1 and 9).
[0014]
According to the second and tenth aspects of the present invention, since the biometric data detection sensor is provided so as to serve as another operation input means, the biometric data can be input almost automatically. For this reason, the document processing apparatus can be used very simply according to the setting information for each user.
Preferably, the biometric data is data that can be read by touching the operation input means with a finger. Such data includes, for example, fingerprint, DNA, sweat component, finger sweat gland distribution, finger capillary blood vessel pattern, pressure when touching the operation input means, its time pattern, pressure position distribution, etc. .
If the operation input according to the setting information for each user can be performed from the operation panel as in claim 3, the operation input becomes extremely simple.
[0015]
If a biometrics data detection sensor is provided independently of other operation input means as in the invention of claim 4, it is possible to easily select whether to operate the document processing apparatus according to the setting information for each user. . When setting information for each user is used, an operation input corresponding to the setting for each user can be performed from the operation panel.
[0016]
According to the fifth aspect of the present invention, the operation of the document processing apparatus is provided in two states: a state in which the operation is performed according to the setting information for each user and a state in which the operation is performed according to the common setting information, and the processing is switched according to whether biometric data is input. be able to. For this reason, it is possible not only to select whether to follow the setting information for each user or to share setting information, but also to share a new user who does not store biometric data, or when biometric data authentication fails. The document processing apparatus can be operated according to the setting information. Here, by providing an operation input means provided with both an input area of the detection sensor for biometric data and an area that is not input to this sensor, it is possible to easily use the document processing apparatus according to the setting information for each user. it can.
[0017]
If authority authentication for a document processing apparatus administrator or the like is performed using biometric data, authority authentication can be easily performed. Along with this, the processing content of the document processing apparatus can be changed according to the authority of the user (claim 7).
Further, as in claim 8, the document processing apparatus can be operated in accordance with the setting information for each user by inputting biometric data or by inputting character information specifying a user such as a passcode or user ID. If this is the case, people who have not registered biometric data in the document processing device (users), people who are uncomfortable with storing biometric data in the document processing device, or people who have difficulty reading biometric data (such as fingerprints) Can easily use the document processing apparatus in accordance with its own setting information. In this specification, the passcode includes a password.
[0018]
【Example】
1 to 5 show an embodiment. In FIG. 1, reference numeral 2 denotes a multifunction peripheral as an example of a document processing apparatus. As a resource 4, a facsimile function processing unit 6, a scanner function processing unit 8, a copy function processing unit 10, a printer function processing unit 12, and a LAN interface 14 are used. It has. The facsimile function processing unit 6 performs G3 facsimile transmission / reception via a PSTN (public telephone line network) 16 or the like. The scanner function processing unit 8 reads a document image with a scanner (not shown), and the copy function processing unit 10 copies a predetermined number of documents. The printer function processing unit 12 provides a printer function to a client such as a personal computer connected to the LAN 18 or the like. The LAN interface 14 is an interface between the MFP 2 and the LAN 18, and the LAN 18 is connected to the Internet 22 or the like via a router 20 or the like. Therefore, the image data created by the facsimile function processing unit 6 is transmitted as an Internet facsimile via the LAN interface 14 or the like as an attached file of an electronic mail or the like. Similarly, the Internet facsimile received via the LAN interface 14 is processed by the facsimile function processing unit 6 by printout or distribution to a destination user.
[0019]
An operation panel 30 is provided on the MFP 2, and operation input keys such as a telephone book key 32 and a start key 34 are provided in the operation panel 30. In this specification, an operation panel means a panel on a machine base on which keys and switches for operation input are arranged.
[0020]
A fingerprint sensor or the like for a frequently used key such as the telephone book key 32 or the start key 34, or a function selection key such as a telephone book key 32 or a facsimile / copy which is easy to use at the start of a facsimile operation. The biometric sensor is arranged. For example, a fingerprint sensor can be configured by reading a fingerprint pattern with a CCD sensor or the like and performing feature extraction. Other biometric sensors that can be placed on top of keys touched by other fingers include capillary blood vessel pattern sensors, biosensors that detect sweat components and DNA contained in sweat, and sweat gland pattern sensors. and so on. In addition to this, semiconductor pressure sensors and the like are integrated in an array, and biometric data is obtained by using a temporal change in pressure when the key 32 is touched with a finger and a flat pressure distribution pattern. You can also. The key is an example of operation input means, and when the user touches the key, the biometric data can be read easily and automatically.
[0021]
When the biometric sensor is not arranged so as to be superimposed on the key 32 or the like, a palm print, iris, face image, or the like can be used as biometric data. When the multifunction device 2 is operated from a personal computer (not shown) via the LAN 18, a keystroke pattern of a keyboard, a pressure pattern applied to a mouse, or the like can be used as biometric data.
[0022]
In the embodiment, the biometric data is read simultaneously with the operation input of the operation panel 30, and the read biometric data is compared with the biometric data for each user stored in the table 38 by the authentication unit 36, and the user is identified. Done. The table 38 stores a plurality of biometric data for each user in preparation for the possibility of touching the key with the index finger of the right hand or touching the key with the middle finger of the right hand. In addition, character information (character information, which is composed of character strings including numbers) specifying the user, such as the user's passcode and user ID, is stored. Remember. The authentication unit 36 compares the biometric data input from the biometric sensor with the biometric data stored in the table 38, identifies the user, and outputs the user ID and the like. When the user cannot be specified, the authentication unit 36 outputs unauthenticated data, and in the embodiment, this data has the same meaning as that the biometric data is not input.
[0023]
A user database 40 stores setting data (setting information) for each user. When the authentication unit 36 specifies the user ID, the setting data for the corresponding user is called from the database 40, and the display on the operation panel 30 is determined according to the setting data, and the operation of the resource 4 is determined. The In this specification, according to the setting data for each user, changing the operation input environment and operation contents of the multifunction machine 2 is customized for each user, or the document processing apparatus is operated according to the setting information for each user. That's it. In addition, operating the document processing apparatus according to the setting information for each user includes, for example, changing the function of the keys of the touch panel 50 in the operation panel according to the setting for each user.
[0024]
When biometric data is not input, or when the authentication unit 36 fails to identify a user, the shared setting data stored in the shared setting data storage unit 42 is read out, and the display on the operation panel 30 is displayed accordingly. And the operation of resource 4 is determined. As described above, the state of the multi-function device 2 in the embodiment is two types, a state customized for each user and a shared state. The multifunction device 2 is assumed to be shared by, for example, about 10 users, and the purpose of performing personal authentication with biometrics data is to operate the user according to the user's operation environment without entering a password or the like. It is to provide the operation of resource 4. Therefore, the accuracy of personal authentication does not necessarily have to be high. For this reason, it is not necessary to store the biometric data in a highly accurate state in the table 38, and it is sufficient to store the biometric data with an accuracy enough to identify about 10 users. In addition, the user ID is character data such as a simple password or passcode, or an appropriate number string or character string, rather than the user's real name. Even if the biometric data stored in the table 38 is stolen, the biometric is immediately The owner of the data is not specified, and the quality of the stored biometric data itself is not very high. For this reason, there is little fear that the stolen biometric data will be misused.
[0025]
The user may be specified not only by inputting biometric data but also by inputting a pass code from the operation panel 30 using a numeric keypad. When the user ID is input by a passcode or the like, the resource 4 and the operation panel 30 are customized using the user database 40 according to the user.
[0026]
The device management unit 44 stores the authority level necessary for managing the multifunction device 2 in a form that can be compared with the user ID. For example, the administrator of the multifunction device 2 can arbitrarily change the setting data of the multifunction device 2, can output all data, and deletes and outputs all management files such as communication logs. Can do. On the other hand, a normal user is only allowed to update or delete his / her biometric data in the table 38 and change his / her setting data in the user database 40. Alternatively, an intermediate level may be provided for the authority level stored in the device management unit 44 to have an intermediate authority level between the almighty administrator and the general user. Then, the user ID specified by the authentication unit 36 or the user ID directly input from the operation panel 30 is input to the device management unit 44, and the authority determined by the operation management unit 44 for processing such as setting change. It shall be allowed to operate in the range.
[0027]
FIG. 2 shows the state of the operation panel 30 when the individual operations of the apparatus are shown. For example, a touch panel 50 that combines an LCD and a pressure sensor is provided with a FAX key, a copy key, other keys, an authentication key, and the like. On the other hand, the biometric sensors 51 to 53 are arranged, and the biometric sensor is not arranged for the left half. In the authentication key 54, for example, the biometric sensor is arranged on the entire key. Therefore, when the user touches the right side of the key at the stage of selecting the content of the subsequent operation by touching the FAX key, copy key, or other key, the biometric data is read and the user is identified. The touch panel 50 customized for is displayed. On the other hand, when the left half of these keys is touched, biometric data is not read, so the display on the touch panel 50 and the operation of the multifunction device 2 are performed according to the shared setting data when the multifunction device 2 is shared by a plurality of users. It will be fixed.
[0028]
Instead of using one key separately on the left and right, if the key is touched continuously for a predetermined time or longer, the biometric data is output from the biometric sensor provided on the key and not output if the key is touched for less than the predetermined time. You can also use them properly. Alternatively, if you touch the key with the biometric sensor twice in a row, the biometric data is output from the biometric sensor. If you touch this key only once, do not output the biometric data. Also good.
[0029]
In the case of the authentication key 54, the initial value related to biometric authentication is non-authentication, and by touching the authentication key 54, biometric data is read and a user is specified. At the same time, the fact that the biometric data has been read is displayed by changing the brightness of the authentication key 54 or the like. As shown in the upper left of FIG. 2, when the biometric data is read with the function selection key, the authentication key 54, or the like, the user can be specified at the beginning of the operation of the multifunction device 2. Therefore, the following display on the touch panel 50 can be customized according to the user. Instead of changing the display on the touch panel 50, the function of the keys on the touch panel may be changed according to the setting information for each user.
[0030]
Alternatively, as shown in the lower left of FIG. 2, when the FAX key is selected and the phone book key is displayed on the touch panel 50, the biometric sensor 53 is arranged on the right half and the biometric sensor is arranged on the left half. Suppose not. Then, when the right half of this key is touched, a phone book corresponding to the user is displayed, and otherwise, a common phone book common to all users is displayed. When processing related to a facsimile is performed, it is extremely convenient if a telephone directory shared by users and a telephone directory for each user can be selected and displayed. For example, there are many cases where the number of transmission destination selection shortcut keys is limited due to the size of the touch panel 50. In addition, registering a destination facsimile number or an e-mail address that can be transmitted by only one user in the telephone directory can be noticeable. However, when a phone book for each user is provided, it is substantially the same as the capacity of the phone book has increased about ten times. In this specification, the telephone directory means not only a list of facsimile numbers but also a list in which an e-mail address is added to the list.
[0031]
The biometric sensor can be arranged at other positions on the operation panel 30. For example, an authentication switch may be provided outside the touch panel 50 and the biometric sensor 55 may be disposed here. In this case, the state before touching the biometric sensor 55 is unauthenticated, and the MFP operates according to the shared setting data (setting information). When the user is identified by touching this sensor, the setting for the user is performed. The multifunction peripheral operates according to the information (setting data). Alternatively, the biometric sensors 56 and 57 may be arranged for frequently used keys such as a stop key and a start key. In this case, it is desirable to provide a part of the key for the biometric sensor so that the user can freely select whether or not to input biometric data.
[0032]
FIG. 3 shows the configuration of the table 38. The table is divided for each user, and the storage area 60 can store, for example, four fingerprints for one user. The reason for storing a plurality of biometric data for one user is to operate the key with any finger, or to touch the key at any position of the finger, etc. It is. The user ID is described with an appropriate character string or the like, and is not an actual personal name but an ID for identifying the user inside the multifunction device 2. Therefore, this user ID can be regarded as a simple passcode. The user ID is stored in the storage area 61. If necessary, a storage area 62 is provided to store attributes such as the affiliation of each user. The authority level for each user stored in the device management unit 44 may be stored in the table 38.
[0033]
FIG. 4 shows an example of customization of the multifunction device 2 via biometric data and a user ID. The arrangement of keys and the contents of display on the touch panel 50 and the like are switched for each user, and for example, the display of the address book (phone book) 70 is switched. In this specification, the address book is assumed to be a combination of both the telephone book, which is a facsimile transmission / reception destination, and the mail address, which is an electronic mail transmission / reception destination.
[0034]
When the user ID is input to the invoice processing unit 72, the invoice for each user is automatically attached to the transmission facsimile, and in the case of the Internet facsimile, the text of the e-mail is automatically created. And what kind of invoice is created can be designated for each user. When a user ID is input to the device management unit 44, an authority range that can be processed by the user can be specified. When the user ID is input to the mailbox processing unit 74, the user's access is permitted to the mailbox possessed by the user. Therefore, it is possible to access a user's mailbox by simply touching a predetermined key with a finger without inputting a passcode or the like.
[0035]
The customization algorithm for every user in an Example is shown. In step 1, biometric data is received. When the user touches the operation panel, biometric data can be unconsciously and almost automatically read by placing a fingerprint detection sensor or the like on the main key. As described above, the biometric sensor is preferably arranged so as to overlap with a key to be touched at the initial stage of the operation input. If a key dedicated to biometrics authentication, such as the authentication key 54 in FIG. 2, is provided and authentication is performed by touching the key, if authentication is not required, the key 54 or the like can be simply touched. Become. Although omitted in FIG. 5, when biometric data is received and a user can be identified, operation input via an operation panel or the like is adjusted to the user, specifically, setting information (setting data) for each user. Customize according to.
[0036]
The input of biometric data is accepted until the operation input is completed (step 2). When biometric data is input (step 3) and the user is successfully identified by the biometric data (step 4), the user The ID is converted (step 5), the operation of the document processing apparatus is customized according to the setting information for each user, and a customized service is provided to the user (step 6). If biometric data is not input, or if the user cannot be identified from the biometric data, the MFP is operated according to the sharing settings (step 7).
[0037]
In the embodiment, the document processing apparatus has been described as an example. However, it is possible to specify a user by using biometric data with respect to a shared apparatus and customize it according to the user with another apparatus. For example, when sharing a television with a family, a biometric sensor such as a fingerprint sensor is provided on a power-on switch, and the volume and contrast can be adjusted to the user's preference depending on who turned on the power. That is, for each user, the volume is increased / decreased, the contrast is increased / decreased, and the like, and the user can be matched with the user who has turned on the power. For home toasters, microwave ovens, etc., store cooking strength / weakness according to the user and arrange biometric sensors such as fingerprint sensors according to the power switch or start switch. The user can be identified and actuated according to the user's preferences. Similarly, a fingerprint sensor or the like may be arranged on the operation switch of the air conditioner, and the target temperature may be increased / decreased, the air volume increased / decreased, the operation time lengthened / shortened, etc., depending on who is operating the air conditioner.
[0038]
In the embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The operation of the copier / facsimile multifunction peripheral can be changed according to the user.
(2) Input of biometric data can be performed very easily.
(3) By placing a biometric sensor such as a fingerprint sensor in a part of the key and not placing a biometric sensor in the other part, it is possible to easily select whether to operate with the setting information for each user. it can.
(4) If the biometric sensor is placed over the key that is input at the beginning of the operation, the display on the operation panel, especially the touch panel display and the interpretation of the meaning of the input to the operation key can be changed for each user. .
(5) If a key dedicated to inputting biometric data is provided separately from other keys, it is possible to easily select whether to operate the multifunction device in accordance with setting information for each user.
(6) When the MFP is provided with two states, that is, a state according to the setting information for each user and a common state, it is easy to use. For example, even if the input of biometric data fails or a user who does not store biometric data, a suitable operating environment can be obtained.
(7) When biometric data is used to authenticate a user's authority level, it is not necessary to input a passcode or the like to confirm the management authority of the multifunction device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a multifunction machine according to an embodiment.
FIG. 2 is a diagram schematically showing the arrangement of biometric sensors on the operation panel in the multifunction machine of FIG.
FIG. 3 is a diagram schematically showing a correspondence table between biometric data and user IDs in the embodiment.
FIG. 4 is a block diagram showing customization of a multifunction machine based on biometric data in the embodiment.
FIG. 5 is a flowchart showing a customizing algorithm for a multifunction machine using biometric data in the embodiment.
[Explanation of symbols]
2 MFP
4 resources
6 Facsimile function processor
8 Scanner function processor
10 Copy function processing section
12 Printer function processor
14 LAN interface
16 PSTN (public telephone network)
18 LAN
20 routers
22 Internet
30 Operation panel
32 Phonebook key
34 Start key
36 Authentication Department
38 tables
40 user database
42 Shared setting data storage
44 Device Management Department
50 Touch panel
51-53 Biometric sensor
54 Authentication key
55-57 Biometric sensor
60-62 storage area
70 Address book
72 Invoice processing section
74 Mailbox processing part

Claims

ユーザ毎のバイオメトリクスデータを記憶するための手段と、入力されたバイオメトリクスデータと記憶したバイオメトリクスデータとを比較して一致するバイオメトリクスデータを抽出するための手段と、抽出されたバイオメトリクスデータからユーザを特定するための手段と、ユーザ毎の文書処理装置の設定情報を記憶するための手段とを設けて、
バイオメトリクスデータの入力によりユーザ毎の設定情報を呼び出して、ユーザ毎の設定情報に従って文書処理装置を使用できるようにした、文書処理装置。Means for storing biometric data for each user, means for comparing input biometric data and stored biometric data, and extracting matching biometric data, and extracted biometric data Providing means for identifying the user from, and means for storing the setting information of the document processing device for each user,
A document processing apparatus that calls setting information for each user by inputting biometrics data so that the document processing apparatus can be used in accordance with the setting information for each user.

文書処理装置の機体上に、他の操作入力手段を兼ねるようにして、バイオメトリクスデータの検出センサを設け、前記操作入力手段の操作により、ユーザのバイオメトリクスデータを読み取るようにしたことを特徴とする、請求項１の文書処理装置。A biometric data detection sensor is provided on the body of the document processing apparatus so as to serve as another operation input means, and the user's biometric data is read by operation of the operation input means. The document processing apparatus according to claim 1.

読み取ったバイオメトリクスデータに基づいて、そのユーザの設定情報に従った操作入力を、操作パネルからユーザが行えるようにしたことを特徴とする、請求項２の文書処理装置。3. The document processing apparatus according to claim 2, wherein the user can perform an operation input according to the setting information of the user based on the read biometric data from the operation panel.

文書処理装置の機体上に、他の操作入力手段から独立させてバイオメトリクスデータの検出センサを設けて、ユーザのバイオメトリクスデータを読み取るようにし、
読み取ったバイオメトリクスデータに基づいて、そのユーザの設定情報に従った操作入力を、操作パネルからユーザが行えるようにしたことを特徴とする、請求項１の文書処理装置。On the machine body of the document processing apparatus, a biometric data detection sensor is provided independently of other operation input means so as to read the user's biometric data,
2. The document processing apparatus according to claim 1, wherein a user can perform an operation input according to the setting information of the user based on the read biometric data from an operation panel.

文書処理装置の共用の設定情報を記憶するための手段を設けて、バイオメトリクスデータが入力されない際に、前記共用の設定情報に従って文書処理装置を動作させるようにしたことを特徴とする、請求項１〜４のいずれかの文書処理装置。A means for storing shared setting information of the document processing apparatus is provided, and when the biometric data is not input, the document processing apparatus is operated according to the shared setting information. One of the document processing apparatuses 1 to 4.

文書処理装置の機体上に、バイオメトリクスデータの検出センサへの入力エリアと、該検出センサに入力しないエリアの双方を設けた操作入力手段を設けて、該操作入力手段へのユーザの操作により、ユーザ毎の設定情報に従って文書処理装置を動作させるか、共用の設定情報に従って動作させるかを決定するようにしたことを特徴とする、請求項５の文書処理装置。On the machine body of the document processing apparatus, by providing an operation input means that provides both an input area to the detection sensor of biometric data and an area that is not input to the detection sensor, by the user's operation to the operation input means, 6. The document processing apparatus according to claim 5, wherein whether to operate the document processing apparatus according to setting information for each user or according to shared setting information is determined.

バイオメトリクスデータの入力により、ユーザ毎の設定情報を呼び出して、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って使用できるようにすると共に、文書処理装置に対するユーザの管理権限の認証を行うにしたことを特徴とする、請求項１〜６のいずれかの文書処理装置。By inputting biometric data, the setting information for each user is called up so that the document processing apparatus can be used in accordance with the setting information for each user, and the user's management authority for the document processing apparatus is authenticated. The document processing apparatus according to claim 1.

バイオメトリクスデータの入力と、ユーザを特定する文字情報の入力のいずれによっても、ユーザ毎の設定情報を呼び出して、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って使用できるようにしたことを特徴とする、請求項１〜７のいずれかの文書処理装置。According to any of the input of biometric data and the input of character information specifying a user, the setting information for each user is called so that the document processing apparatus can be used according to the setting information for each user. The document processing apparatus according to claim 1.

ユーザ毎のバイオメトリクスデータを記憶し、入力されたバイオメトリクスデータと記憶したバイオメトリクスデータとを比較して一致するバイオメトリクスデータを抽出し、抽出したバイオメトリクスデータからユーザを特定すると共に、ユーザ毎の文書処理装置の設定情報を記憶して、
バイオメトリクスデータの入力によりユーザ毎の設定情報を呼び出して、文書処理装置をユーザ毎の設定情報に従って、ユーザに使用させるようにした文書処理方法。Stores biometric data for each user, compares the input biometric data with the stored biometric data, extracts matching biometric data, identifies the user from the extracted biometric data, Memorize the setting information of the document processing device,
A document processing method in which setting information for each user is called by inputting biometric data, and the user is allowed to use the document processing apparatus according to the setting information for each user.

文書処理装置の機体上に、操作入力手段を兼ねるようにして、バイオメトリクスデータの検出センサを設けて、前記操作入力手段の操作により、ユーザのバイオメトリクスデータを読み取るようにしたことを特徴とする、請求項９の文書処理方法。A biometric data detection sensor is provided on the body of the document processing apparatus so as to serve also as an operation input means, and the user's biometric data is read by operating the operation input means. The document processing method according to claim 9.