JP2005004973A - ヒューズホルダ、これを用いたジャンパー線 - Google Patents
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Abstract
【課題】試験対象の電気回路に合致したヒューズが選択できて試験対象の電気回路に合わせ複数のヒューズホルダを準備する必要がないヒューズホルダを提供する。
【解決手段】本ヒューズホルダは、収納ケーシングと、この収納ケーシングに収納された容量別の複数のヒューズと、これらのヒューズの一端に設けられた共通外部端子と、ヒューズの他端に各々設けられた切換え端子とこれらの切換え端子に選択的に接続される可動接続子からなるスイッチ機構と、このスイッチ機構に接続された外部端子を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】本ヒューズホルダは、収納ケーシングと、この収納ケーシングに収納された容量別の複数のヒューズと、これらのヒューズの一端に設けられた共通外部端子と、ヒューズの他端に各々設けられた切換え端子とこれらの切換え端子に選択的に接続される可動接続子からなるスイッチ機構と、このスイッチ機構に接続された外部端子を有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気設備試験における回路保護用のジャンパー線等に使用されるヒューズホルダ及びこれを用いたジャンパー線に係わり、特に容量切り換え機構を具備したヒューズホルダ及びこれを用いたジャンパー線に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にジャンパー線として、導電線であるリード線の両端にワニグチグリップをそれぞれ接続したものが用いられている。しかし、従来のジャンパー線では、電気設備の改造又は新設等にかかわる試運転調整についての配線の間違いや、そのジャンパー線の配線の間違い等によって、そのジャンパー線を介して電源が短絡してしまった場合に、そのジャンパー線を通じて大電流が流れる。
【0003】
そこで、リード線の中間部にヒューズを組込んだヒューズ付ジャンパー線が用いられているが、このヒューズ付ジャンパー線は、単一の容量のみであり、試験対象の電気回路毎に合致した容量のヒューズを組込んだヒューズホルダを準備する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、試験対象の電気回路に合致したヒューズが選択できて試験対象の電気回路に合わせ複数のヒューズホルダを準備する必要がないヒューズホルダを提供することを目的とする。
【0005】
また、多数の試験対象の電気回路に対応可能なジャンパー線を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の1つの態様によれば、収納ケーシングと、この収納ケーシングに収納された容量別の複数のヒューズと、これらのヒューズの一端に設けられた共通外部端子と、前記ヒューズの他端に各々設けられた切換え端子とこれらの切換え端子に選択的に接続される可動接続子からなるスイッチ機構と、このスイッチ機構に接続された外部端子を有することを特徴とするヒューズホルダが提供される。これにより、試験対象の電気回路に合致したヒューズが選択できて試験対象の電気回路に合わせ複数のヒューズホルダを準備する必要がないヒューズホルダが実現される。
【0007】
また、本発明の他の態様によれば、請求項1に記載のヒューズホルダと、このヒューズホルダの共通外部端子に接続されたリード線と、このリード線に接続された接続端子と、前記ヒューズホルダの外部端子に接続されたリード線と、このリード線に接続された接続端子を有することを特徴とするジャンパー線が提供される。これにより、多数の試験対象の電気回路に対応可能なジャンパー線が実現される。
【0008】
また、本発明の他の態様によれば、前記接続端子がワニグチグリップであることを特徴とするジャンパー線が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わるヒューズホルダの一実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0010】
図1は本発明に係わるヒューズホルダの概念図である。
【0011】
図1に示すように、本発明に係わるヒューズホルダ1は、収納ケーシング2と、この収納ケーシング2に収納された容量別の複数のヒューズ3a,3b,3cと、これらのヒューズ3a,3b,3cの一端に設けられた共通外部端子4と、ヒューズ3a,3b,3cの他端に各々設けられた切換え端子5a,5b,5cとこれらの切換え端子5a,5b,5cに選択的に接続される可動接続子6からなるスイッチ機構7と、このスイッチ機構7に接続された外部端子8を有している。なお、スイッチ機構には、選択中のヒューズ容量を表示する表示機能を持たせるのが好ましい。これにより、選択されたヒューズ容量を容易に確認できる。
【0012】
本実施形態のヒューズホルダは上記構造を有するので、試験対象の電気回路に合致したヒューズを選択することにより、容量に過不足なく、適正なヒューズ機能を発揮させることができる。また、試験対象の電気回路に合わせ複数のヒューズホルダを準備する必要がない。
【0013】
次に本発明に係わるジャンパー線の一実施形態について説明する。
【0014】
図2に示すように、本発明に係わるジャンパー線11は、図1に示すヒューズホルダ1と、このヒューズホルダ1の共通外部端子4に接続されたリード線12と、このリード線12に接続された接続端子としてのワニグチグリップ13と、ヒューズホルダ1の外部端子8に接続されたリード線14と、このリード線14に接続された接続端子としてのワニグチグリップ15を有している。
【0015】
従って、上記実施形態のジャンパー線を用いることにより、試験対象の電気回路に合致したヒューズを選択することができ、多数の試験対象の電気回路に対応可能になる。なお、接続端子はワニグチグリップに代えてバナナ端子等を用いてもよい。
【0016】
なお、本実施形態においては、本発明に係わるヒューズホルダをジャンパー線に用いた例で説明したが、他に抵抗、コンデンサ等に組込む部品としても使用可能である。
【0017】
【発明の効果】
本発明に係わるヒューズホルダによれば、試験対象の電気回路に合致したヒューズが選択できて試験対象の電気回路に合わせ複数のヒューズホルダを準備する必要がないヒューズホルダを提供することができる。
【0018】
また、本発明に係わるジャンパー線によれば、多数の試験対象の電気回路に対応可能なジャンパー線を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるヒューズホルダの概念図。
【図2】本発明に係わるジャンパー線の概念図。
【符号の説明】
1 ヒューズホルダ
2 収納ケーシング
3a,3b,3c ヒューズ
4 共通外部端子
5a,5b,5c 切換え端子
6 可動接続子
7 スイッチ機構
8 外部端子
11 ジャンパー線
【発明の属する技術分野】
本発明は電気設備試験における回路保護用のジャンパー線等に使用されるヒューズホルダ及びこれを用いたジャンパー線に係わり、特に容量切り換え機構を具備したヒューズホルダ及びこれを用いたジャンパー線に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にジャンパー線として、導電線であるリード線の両端にワニグチグリップをそれぞれ接続したものが用いられている。しかし、従来のジャンパー線では、電気設備の改造又は新設等にかかわる試運転調整についての配線の間違いや、そのジャンパー線の配線の間違い等によって、そのジャンパー線を介して電源が短絡してしまった場合に、そのジャンパー線を通じて大電流が流れる。
【0003】
そこで、リード線の中間部にヒューズを組込んだヒューズ付ジャンパー線が用いられているが、このヒューズ付ジャンパー線は、単一の容量のみであり、試験対象の電気回路毎に合致した容量のヒューズを組込んだヒューズホルダを準備する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、試験対象の電気回路に合致したヒューズが選択できて試験対象の電気回路に合わせ複数のヒューズホルダを準備する必要がないヒューズホルダを提供することを目的とする。
【0005】
また、多数の試験対象の電気回路に対応可能なジャンパー線を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の1つの態様によれば、収納ケーシングと、この収納ケーシングに収納された容量別の複数のヒューズと、これらのヒューズの一端に設けられた共通外部端子と、前記ヒューズの他端に各々設けられた切換え端子とこれらの切換え端子に選択的に接続される可動接続子からなるスイッチ機構と、このスイッチ機構に接続された外部端子を有することを特徴とするヒューズホルダが提供される。これにより、試験対象の電気回路に合致したヒューズが選択できて試験対象の電気回路に合わせ複数のヒューズホルダを準備する必要がないヒューズホルダが実現される。
【0007】
また、本発明の他の態様によれば、請求項1に記載のヒューズホルダと、このヒューズホルダの共通外部端子に接続されたリード線と、このリード線に接続された接続端子と、前記ヒューズホルダの外部端子に接続されたリード線と、このリード線に接続された接続端子を有することを特徴とするジャンパー線が提供される。これにより、多数の試験対象の電気回路に対応可能なジャンパー線が実現される。
【0008】
また、本発明の他の態様によれば、前記接続端子がワニグチグリップであることを特徴とするジャンパー線が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わるヒューズホルダの一実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0010】
図1は本発明に係わるヒューズホルダの概念図である。
【0011】
図1に示すように、本発明に係わるヒューズホルダ1は、収納ケーシング2と、この収納ケーシング2に収納された容量別の複数のヒューズ3a,3b,3cと、これらのヒューズ3a,3b,3cの一端に設けられた共通外部端子4と、ヒューズ3a,3b,3cの他端に各々設けられた切換え端子5a,5b,5cとこれらの切換え端子5a,5b,5cに選択的に接続される可動接続子6からなるスイッチ機構7と、このスイッチ機構7に接続された外部端子8を有している。なお、スイッチ機構には、選択中のヒューズ容量を表示する表示機能を持たせるのが好ましい。これにより、選択されたヒューズ容量を容易に確認できる。
【0012】
本実施形態のヒューズホルダは上記構造を有するので、試験対象の電気回路に合致したヒューズを選択することにより、容量に過不足なく、適正なヒューズ機能を発揮させることができる。また、試験対象の電気回路に合わせ複数のヒューズホルダを準備する必要がない。
【0013】
次に本発明に係わるジャンパー線の一実施形態について説明する。
【0014】
図2に示すように、本発明に係わるジャンパー線11は、図1に示すヒューズホルダ1と、このヒューズホルダ1の共通外部端子4に接続されたリード線12と、このリード線12に接続された接続端子としてのワニグチグリップ13と、ヒューズホルダ1の外部端子8に接続されたリード線14と、このリード線14に接続された接続端子としてのワニグチグリップ15を有している。
【0015】
従って、上記実施形態のジャンパー線を用いることにより、試験対象の電気回路に合致したヒューズを選択することができ、多数の試験対象の電気回路に対応可能になる。なお、接続端子はワニグチグリップに代えてバナナ端子等を用いてもよい。
【0016】
なお、本実施形態においては、本発明に係わるヒューズホルダをジャンパー線に用いた例で説明したが、他に抵抗、コンデンサ等に組込む部品としても使用可能である。
【0017】
【発明の効果】
本発明に係わるヒューズホルダによれば、試験対象の電気回路に合致したヒューズが選択できて試験対象の電気回路に合わせ複数のヒューズホルダを準備する必要がないヒューズホルダを提供することができる。
【0018】
また、本発明に係わるジャンパー線によれば、多数の試験対象の電気回路に対応可能なジャンパー線を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるヒューズホルダの概念図。
【図2】本発明に係わるジャンパー線の概念図。
【符号の説明】
1 ヒューズホルダ
2 収納ケーシング
3a,3b,3c ヒューズ
4 共通外部端子
5a,5b,5c 切換え端子
6 可動接続子
7 スイッチ機構
8 外部端子
11 ジャンパー線
Claims (3)
- 収納ケーシングと、この収納ケーシングに収納された容量別の複数のヒューズと、これらのヒューズの一端に設けられた共通外部端子と、前記ヒューズの他端に各々設けられた切換え端子とこれらの切換え端子に選択的に接続される可動接続子からなるスイッチ機構と、このスイッチ機構に接続された外部端子を有することを特徴とするヒューズホルダ。
- 請求項1に記載のヒューズホルダと、このヒューズホルダの共通外部端子に接続されたリード線と、このリード線に接続された接続端子と、前記ヒューズホルダの外部端子に接続されたリード線と、このリード線に接続された接続端子を有することを特徴とするジャンパー線。
- 前記接続端子はワニグチグリップであることを特徴とする請求項2記載のジャンパー線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003163727A JP2005004973A (ja) | 2003-06-09 | 2003-06-09 | ヒューズホルダ、これを用いたジャンパー線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003163727A JP2005004973A (ja) | 2003-06-09 | 2003-06-09 | ヒューズホルダ、これを用いたジャンパー線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005004973A true JP2005004973A (ja) | 2005-01-06 |
Family
ID=34090754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003163727A Pending JP2005004973A (ja) | 2003-06-09 | 2003-06-09 | ヒューズホルダ、これを用いたジャンパー線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005004973A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101317919B1 (ko) * | 2012-01-31 | 2013-10-16 | 화남전자 주식회사 | 2중 안전장치가 구비된 전기분배장치 |
JP2015180260A (ja) * | 2009-07-15 | 2015-10-15 | ベー・ブラウン・メルズンゲン・アクチエンゲゼルシャフトB.Braun Melsungen Aktiengesellschaft | 針ガードを有するカテーテル装置 |
US10207081B2 (en) | 2009-11-12 | 2019-02-19 | B. Braun Melsungen Ag | IV-catheter insertion device |
-
2003
- 2003-06-09 JP JP2003163727A patent/JP2005004973A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015180260A (ja) * | 2009-07-15 | 2015-10-15 | ベー・ブラウン・メルズンゲン・アクチエンゲゼルシャフトB.Braun Melsungen Aktiengesellschaft | 針ガードを有するカテーテル装置 |
US9962525B2 (en) | 2009-07-15 | 2018-05-08 | B. Braun Melsungen Ag | Catheter device with needle guard |
US10463839B2 (en) | 2009-07-15 | 2019-11-05 | B. Braun Melsungen Ag | Catheter device with needle guard |
US10207081B2 (en) | 2009-11-12 | 2019-02-19 | B. Braun Melsungen Ag | IV-catheter insertion device |
KR101317919B1 (ko) * | 2012-01-31 | 2013-10-16 | 화남전자 주식회사 | 2중 안전장치가 구비된 전기분배장치 |
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