JP2005004574A - バーコード方式により動作制御可能な情報処理機器、及びそれを用いたサービス提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】バーコードにより動作制御可能な情報処理機器、及びそれを用いたサービス提供システムを提供する。
【解決手段】公衆網10に接続されるサービスセンタ20と、サービス利用者30からなるサービス提供システムにおいて、サービスセンタ20を構成する機能はサービスセンタ20の運用管理を行う運用管理業者40、サービス提供業者50、付加価値提供業者60から構成される。運用管理業者40はサービス提供業者50に割り当てるタウンコードの使用権管理機能を有し、サービス提供業者50は運用管理業者40から割り当てられたタウンコードを付したサービスメニューやサービス内容等に関する情報をサービスセンタ20のホーム頁および、紙媒体等の印刷物100として作成する。サービス利用者30はタウンコードを認識するコードリーダ32を備えた情報処理装置31を使用して、各種サービス等を受ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、世界的に広く用いられているバーコードを、コンピュータ等の情報処理装置に対するデータ及び制御コマンドの入力手段として利用した情報処理装置、及びそれを用いた各種サービスを提供するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、インターネットを利用して、各種のサービスや商品の販売を行うシステムが普及している。一方、商品流通での商品管理や売上処理の分野においては、広くバーコードが用いられ、商品タグやシールに記載されたバーコード情報を読み取って情報処理装置等への入力を容易にしている。
現在、日本国内で用いられているバーコードの殆どはJAN(Japan Article Number)規格によるものであり、13桁の標準タイプと8桁の短縮タイプが用いられている。通常は、13桁(国コード〔2桁〕、メーカーコード〔5桁〕、商品アイテムコード〔5桁〕、チェックデジット〔1桁〕)からなる標準タイプをマーキングするが、印刷面積が足りない場合は、8桁(国コード〔2桁〕、メーカーコード〔4桁〕、商品アイテムコード〔1桁〕、チェックデジット〔1桁〕)からなる短縮タイプをマーキングして用いている。なお、国際的には、アメリカ及びカナダではUPC(Universal Product Code)、ヨーロッパではEAN(European Article Number)を用いているが、JAN標準タイプはUPC、EANとの互換性があり、全世界で利用できる共通コードである。
【0003】
【特許文献1】
特表平11−507777号公報
【特許文献2】
特開平6−318217号公報
【特許文献3】
特開平7−175864号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなインターネットを利用した各種サービスの提供システムの整備が進む一方、このシステムにおいては、利用者が情報処理装置等を利用することが前提であり、パソコンにより代表される情報処理装置等の利用が不得手な老人や障害者等のユーザにとっては殆ど利用することができないものであった。
一方、バーコードは世界的に利用されており、情報処理装置等に対する入力方法としてもバーコードリーダの使用法はバーコードシンボルの上にかざすだけのものであり、極めて簡易にデータの入力を可能としているが、従来のバーコードの使われ方は商品を特定するコード情報として用いられているのが大半であり、特定の体系のバーコード群を予め定義管理しておき、このバーコードをバーコードリーダで読み込むことにより情報処理装置の動作を指示する装置は知られていないし、そのような情報処理装置を用いてシステム全体の制御をすることは行われてはいない。
そこで本発明は、パソコンに代表されるコンピュータを使った情報処理装置等を使った事がない高齢者等が苦労してマウスという難物の操作法習得や難解な情報処理装置のマニュアルを見なくても、分かりやすい操作コマンド名やサービス項目の名称の脇に表示あるいは、印刷されているバーコード情報をバーコードリーダを使ってワンタッチ操作で読み取らせること、更には障害者等に対しては画面表示あるいは印刷物のバーコードの値を見て音声で該当するバーコードの値を読み上げ、音声認識装置を使って入力すること、さらにはバーコードの値を手書きし、手書き文字認識装置を使って入力すること等による、簡単な操作で情報処理装置等の動作を順次指示していくことで対象とするシステムの制御を行うことで各種のサービスや商品等の購入を可能とする情報処理装置と、そのような情報処理装置を用いてサービス提供システムを利用者に提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明ではバーコードを特定の体系のバーコードを持つバーコードにより構成した。
本発明で対象とする「特定の体系のバーコード」とは、バーコードによってコンピュータ等を制御するため、或いは情報を体系化して管理するために、数値あるいは英数記号を使った特定の桁数のコード情報を使い、予め規定しておいた意味付けを有するコード情報として捉えるものである。例えば、情報処理装置に対する制御指示内容の指定、サービス利用者に提供する各種サービスを取り扱うサービス提供業者の指定、提供する各種サービスや商品の項目あるいは内容の指定、サービスの発注、注文の受諾に関係するサービス提供業者とサービス利用者間で取り交わす必要がある各種データ等々を使用する各コード値の桁数による識別、同一桁数のコード値が属する範囲に対する識別、並びにコードの値の識別さらに、特定のコード間には階層関係を定義し、所謂親−子関係あるいは、親―子―孫関係等のリンクをたどることで、個々の指定された事象を識別できるように定義したものであり、且つ各コード情報はバーコード表記形式でコード自体を表現するコード体系である。
以下、上記特定の体系のコードから構成され、且つバーコード表記形式で表すコードを、本明細書においては「タウンコード」と称し、このタウンコードを用いる方式をタウンコード方式と称して説明する。なお、「タウンコード」は、本件特許出願人により現在商標登録出願中である。なお、これは説明の便のためだけであり、本発明に用いられるコード体系がタウンコードの体系に限るものではない。
本発明の情報処理装置は、情報及び動作制御命令の入力手段として、直接コードデータを入力するためのキーボード、テンキーパッド、選択された座標に関する情報を入力するマウスあるいはタッチパッドの少なくとも一つを備えた情報処理機器であって、バーコードのシンボルパターンを認識してコードデータを出力する機器、音声あるいは手書き文字等を認識してコードデータを出力するためのコード認識手段を少なくとも一つ備え、情報処理装置に対して前記マウスやタッチパッド等の座標を指定する手段を使用して特定のオブジェクトを指定する座標データが入力されたことにより、指定されたオブジェクトが何であるかを判別することによりアプリケーションプログラムが動作し、所望の制御が行われ、コードデータの形式がバーコードデータである場合には、コード識別手段によりバーコードシンボルを認識あるいは、前記キーボードやテンキーパッドを使ってバーコードのコード値を直接情報処理装置に入力し、該入力されたコードデータとコードデータ定義情報を随時参照することで、入力されたコードデータが情報処理装置制御のためのどのようなオブジェクト等を指定しているのかを判別して、特定のアプリケーションプログラムの動作を介した所望の制御を行うものである。
本発明のサービス提供システムは、公衆網を介して接続されたサービスセンタと、サービス利用者との間でサービスの提供とサービスの利用を行うサービス提供システムであって、
サービスセンタは、予め定義した特定のコード体系から成るタウンコードをバーコード形式の表記で表し、このタウンコードを付した印刷物をサービス利用者に配布、および当該印刷物の内容をサービスセンタのホーム頁のコンテンツとして情報処理装置の表示画面へ表示出来るようにしておく。該タウンコード体系は、情報処理装置の制御コマンドを表すコードと情報の内容を表すコードを含み、サービス利用者側は、サービスセンタから提供される情報を表示するコード制御方式による情報処理装置と該タウンコードを読み取るバーコードリーダを備え、前記予め配布された印刷物に表示された前記タウンコード、あるいは当該印刷物の内容をサービスセンタのホーム頁のコンテンツとして情報処理装置の表示画面に表示されたタウンコードを読み取ることによってコード制御方式による情報処理装置に対するデータの入力と当該情報処理装置の制御を行い、サービスセンタから提供される情報を利用するものである。
【0006】
サービスセンタが行う機能としてはサービス利用者に対する具体的なサービスの提供業務に加えて、サービス利用者が使用する情報処理装置の制御コマンドを表すコードと情報の内容を表すコードであるタウンコードをバーコード形式の表記で表し該タウンコードを付した各種印刷物を作成してサービス利用者に配布する機能、および当該印刷物の内容をサービスセンタのホーム頁のコンテンツとして情報処理装置の表示画面へ表示するためのコンテンツ作成機能を有し、さらにサービス利用者から商品の注文があった場合には当該注文商品を宅配し、代金を集金する機能、納めた商品や製品に対する保守サービス等を行う機能を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のシステム構成を示す説明図である。
全体を符号1で示すシステムは、公衆網10等の通信回線を介して接続されるサービス利用者30、サービスセンタ20を示し、サービスセンタ20の機能はシステム運用管理業者40、サービス提供業者50、および付加価値提供業者60で構成される。このシステム構成図では、説明の都合上システム運用管理業者40、サービス提供業者50、および付加価値提供業者60を独立したブロックで示しているが、これによって、本発明がシステム運用管理業者40、サービス提供業者50、および付加価値提供業者60を独立した組織体で構成しなければならないことを意味するのではなく、本発明を構成するシステムとして備えるべき機能を表しているものである。
サービスセンタ20の機能であるサービス提供業者50の範疇は、地域コミュニティの居住者であるサービス利用者30に対して有料あるいは無料の情報提供を含む各種のサービスを行う機能を備えた各種の団体である、例えば自治体や公共機関、企業、商店、NPO団体、サークル活動団体など、更には個人なども含む事が出来る。
【0008】
サービスセンタ20の機能におけるシステム運用管理業者40は、本発明のサービス提供システム全体を管理・運営する機能を備えた機関であり、本発明のサービス提供システムの中で使用するタウンコードの定義と割付を行う。この時のタウンコードで定義する内容としては、サービス利用者30が使用する情報処理装置31の表示画面31aへ表示されるサービスセンタのホーム頁コンテンツに対する閲覧制御コマンドに関するコード情報、該コード情報間の階層関係に関する定義情報等のコード体系の定義および、サービスセンタ20の機能である前記各サービス提供単位となる各種団体を構成することになる各サービス提供業者50に割り当てるサービス提供業者コード情報、提供するサービスを指定するコード情報、商品等を指定するコード情報、サービス利用に関する利用者の要求項目に対応するコード情報及び該コード情報間の階層関係等に関するコード体系の使用規則に関する定義からなり、他方タウンコード割り当て管理は、割り当てたタウンコード情報を各サービス提供業者50に提供する機能70により行う。なお、このときの前記割り当てたタウンコード情報を各サービス提供業者50に提供する機能70は公衆網10を経由したインターネットを使って行える事はいうまでもない。
【0009】
システム運用管理業者40は、サービス利用者30が公衆網10を経由したインターネットを使って共通にアクセスするポータルサイトとしての機能を備える。この機能を実現するためシステム運用管理業者40は各サービス提供業者50が作成し、システム運用管理業者40に提供するタウンコード付きの各ホーム頁のコンテンツを格納管理するWebサーバ40aを備える。なお、このときの各サービス提供業者50が作成し、システム運用管理業者40に提供するタウンコード付きの各ホーム頁のコンテンツを受け取る機能80は公衆網10を経由したインターネットを使って行える事はいうまでもない。
【0010】
システム運用管理業者40は各サービス提供業者50からコンテンツを受け取る機能80を介してタウンコード付きの各ホーム頁のコンテンツを受け取り、必要に応じてサービスセンタ20が取り扱う例えば、サービス提供業者一覧を表す目次等のコンテンツ頁を作成、編集した上でWebサーバ40aへのこれらのコンテンツの蓄積および新たに提供されるコンテンツへの更新管理を行う。当該Webサーバ40aはサービス利用者30がインターネットを介して共通にアスセスするポータルサイトとして機能する。なお前記したシステム運用管理業者40が行う各サービス提供業者50から提供されるコンテンツに関する蓄積、編集、更新等の管理業務はサービスセンタ20としての規模が大きくなるほど煩雑になるため、システム運用管理業者40の管理業務範囲に含めないで、Webサーバ40aにおける各サービス提供業者50が作成するコンテンツの蓄積、編集、更新等の機能については各サービス提供業者50に委譲する方式としてWebサーバ40aの管理を行う事も出来る。
【0011】
システム運用管理業者40の機能に、サービス利用者30が公衆網10を経由したインターネットを使って共通にアクセスするポータルサイトとしての機能を備える事による本発明の効果は、サービス利用者30がアクセスするWebサイトを一箇所に集約できる形となるため、従来のインターネット経由での個別サイトへのアクセスの場合と異なり、サービス利用者30が情報処理装置31を使ってアクセスするドメイン名が一つですむため、従来のインターネット利用における煩雑なドメイン名の検索などが不要になる事、予め情報処理装置31に前記システム運用管理業者40のポータルサイトのアドレスであるドメイン名を登録しておく事により、情報処理装置の操作に不慣れなサービス利用者30にとっては極めて厄介なキーボードを使った個々のホーム頁を公開しているサイトのドメイン名(ホーム頁のURLアドレス)の入力などを行う必要が生じない。このようにして、サービス利用者30は情報処理装置31の電源を投入するのみでシステム運用管理業者40のWebサーバ40aへのアクセスを行う事が出来るという効果をもたらす。
【0012】
システム運用管理業者40は、各々のサービス利用者30に対してユーザID、パスワードの通知、決済用パスワードの登録を行う。サービス利用者30が利用する情報処理装置31は、システム運用管理業者40から得たユーザID、パスワード、決済用パスワードの登録を事前に行っておくことで、電源の投入だけで自動的にユーザの認証を行い、システム運用管理業者40へインターネット10を介して接続することができる。
また、前記したユーザID、パスワード、決済用パスワード等の事前の登録を行っておく事で、例えばサービス利用者30から介護サービスなどの各種サービスの提供の注文があったときには、システム運用管理業者40はユーザの認証確認を行った上で、当該サービス提供業者50に対して、サービス利用者名、決済方法の通知等々を自動的に行う機能を実行することが出来る。
【0013】
サービスセンタ20の機能を構成するサービス提供業者50はタウンコード付きのWebコンテンツの作成、更新およびWebコンテンツと同等の内容の広報紙やサービスメニュー、商品ちらし等の印刷物100の作成とサービス利用者30への配布90を行うと共にサービス利用者30から注文された商品の宅配、代金集金、納めた商品や製品に対する保守サービス等の業務をおこなう。
【0014】
サービスセンタ20の機能を構成する付加価値提供業者60は、サービス提供業者50から依頼を受けてサービス提供業者50用のタウンコード付のWebコンテンツの作成、更新およびWebコンテンツと同等の内容の広報紙やサービスメニュー、商品ちらし等の印刷物の作成とサービス利用者30への配布90を行うと共にサービス利用者30から注文された商品の宅配、代金集金、納めた商品や製品に対する保守サービス等の代行業務をおこなう。
【0015】
本発明のサービス提供システムにおいて、各種サービスの提供拠点として機能するサービスセンタ20を構成するシステム運用管理業者40、サービス提供業者50、付加価値提供業者60は適切に相互の情報の通知を行い、サービス利用者30への各種情報の配信かつ、サービス利用者30がサービスセンタ20のホーム頁、紙媒体に印刷された広報紙、サービスメニュー、商品ちらし等を見て行う、サービス提供の依頼や商品の発注に対して、その決済方法等を含めた必要な指示を与えサービス利用者30に対するサービスを実行する。
【0016】
図2はサービス利用者30が使用するコード制御方式による情報処理装置の機器構成の説明図である。同図に示したように、コード制御方式による情報処理装置の機器構成は一般に使用されているパソコンなどのコンピュータ機能を有する情報処理装置本体31、表示機能31a、キーボード33、マウス34を備えたものが利用でき、これにバーコードを認識するバーコードリーダ32を備える。また、その他の機器としては例えば、障害者等の利用を考慮し、音声認識装置35、手書き文字認識装置36、数値等の入力に使用する数値キーパッド37を合わせて利用する事が出来る。また、補助的な部材としてはサービスセンタから配布されてくるタウンコードをバーコード形式で記載した広報、カタログ等々の印刷物100、更には、目の不自由な障害者でも本発明のサービス利用システムが使えるように配慮して特別に作成する例えば、点字を使ってタウンコード値を含んだ内容の広報、カタログ等々の印刷物101を作成しサービス利用者に提供する事で、障害等を持つサービス利用者もこれらの入力手段や補助的な部材を活用してサービス利用者にあった情報処理装置の使い方が出来る、所謂ユニバーサルデザインの概念に沿った利用形態を提供する事が出来る。
【0017】
サービス利用者30は付加価値提供業者40から配布された印刷物100である広報紙、サービスメニュー、商品ちらし等に印刷されているバーコード形式で表記されたタウンコードあるいは情報処理装置31の表示画面31aに表示されたWebコンテンツの中に表示されるタウンコードを前記バーコードリーダ32を使って読み取る簡単な操作で情報処理装置31の操作制御をおこないサービスセンタから提供される各種のサービスや商品等の購入をおこなうことができる。このように液晶デバイス等の表示装置上に表示されたバーコードシンボルを読み取るようにすれば、バーコード形式で表記されたタウンコードが印刷されている広報紙、サービスメニュー、商品ちらし等が無くとも情報処理装置31の操作制御を行うことが可能であり、情報処理装置31をネットショピング等で多用する上級者用の制御ツールとしても有効である。
【0018】
図3は上記した印刷物100や表示画面31aに印刷あるいは表示されるタウンコードのバーコード形式の表記例の説明図である。
同図に示した110は13桁のJANコードの例であり、111はCode39を使用したバーコード表記例である。バーコードの表記は通常細い線と太い線の組み合わせからなるバーコードシンボルで表す部分110aあるいは111aの如き表記部とバーコード自体のコード値を数値や英数記号で表す表記部110b、111bからなる。また、本例では例えばJAN13桁のコード値110bの最後の桁の数値「2」および111bの最初と最後の桁の記号「*」はそれぞれバーコード自体の誤読防止のためのチェックコードを表している。
以上説明したようにバーコードの表記は二つの部分、すなわち線の集合からなるバーコードシンボル表記部とコード値表記部を持つため、サービス利用者はバーコードリーダを用いて、この線の集合からなるバーコードシンボルを読み取らせるか、あるいは、キーボード33、テンキーパッド37等を使って直接コード値である例えば、「490186110462」や「03」を入力してやる事、あるいは音声認識装置35、手書き文字認識装置36を使ってこれらのコード値を入力する事もできるという特徴をもつ。
なお、前記したバーコード自体のチェックコードの部分はタウンコード値とは一切関係がないため、直接コード値を入力する場合はこれらのチェックコードの部分を省いて入力をする事になる。
【0019】
図4はバーコードシンボルの表記規則を示した説明図である。バーコードシンボルは120に示したように細い線:NB(ナローバー)と太い線:WB(ワイドバー)および細いスペース:NS(ナロースペース)と太いスペース:WS(ワイドスペース)の組み合わせで構成される。また、この時の細い、太いに関しては下記の比率で表現する事が日本工業規格により定められている。
すなわち、バーコードシンボルはNB:WB=NS:WS=1:2〜1:3 の比率で表すこと。
本発明においては、タウンコードの表記にバーコードシンボルを用いて情報処理装置31の表示装置画面31aに表示し、バーコードリーダを用いて画面に表示されているバーコードシンボルを直接読み取る方式を採用しているため、表示装置の表示デバイスのもつ精細度という制約を考慮し、少なくとも上記細い線であるナローバーNBに対しては少なくとも画面精細度1ピクセル分以上を割り当てる必要がある。従って表示するバーコードシンボル長、すなわち横方向の長さは使用するバーコードの種類、桁数と前記表示装置デバイスのもつ精細度の単位となるピクセルサイズとナローバーNBに割り当てるピクセル数を適切な値に定めこれらを元に算出したバーコードシンボル長を確保することで、上記したバーコードシンボルに対する比率制約条件範囲に収まるように使用するバーコードシンボル長の定義・管理を行う。
尚、バーコードリーダは光学式の読取装置であるため、表示装置がCRTのようなラスタスキャン方式によって画面表示を行うデバイスに表示されたバーコードシンボルを読み取れるようには通常配慮されていないため、本発明で使用する表示装置は液晶デバイスを用いた表示装置を使用することを前提にしている。また、液晶デバイス自体は各種のパネルサイズの製品が生産されており、製造メーカにより同一インチパネルサイズの液晶パネルとして販売されている製品でも、ピクセルの寸法はメーカにより若干異なるため、上記した日本工業規格で定めら得たバーコードシンボル比率内に収まるような適切なバーコードシンボル長の設定、さらにはデファクトスタンダードになっている液晶パネルを利用した表示装置の使用を推奨するなどの手段により、読み取り不能等の障害が発生しないように、サービスセンタ側はサービス利用者に対する利用基準等を定める事が望ましい。
【0020】
図5はサービス利用者30が使用するコード制御方式による情報処理装置31における制御機構に関する説明図である。
同図に示したように、従来のパソコンなどのコンピュータ機能を有する情報処理装置は入力手段210として、直接コードデータを入力するためのキーボード33やテンキーパッド37および選択された座標に関する情報を入力するマウス34あるいはタッチパッド38を備える。これらのコードデータや座標データが入力されたことにより、指定されたオブジェクトが何であるかを判別することによりアプリケーションプログラムが動作し、所望の制御が行われている。
【0021】
本発明におけるサービス利用者30が使用するコード制御方式による情報処理装置は従来から広く使われているパソコンなどのコンピュータ機能を有する標準的な情報処理装置に対し、新たな機能としてバーコードのシンボルパターンを認識してコードデータを出力する機器、音声あるいは手書き文字等を認識してコードデータを出力するためのコード認識手段200を備える。具体的なコード認識手段200としてはバーコードリーダ32、音声認識装置35、手書き文字認識装置36等がある。なお、音声認識装置35、手書き文字認識装置36等に関しては当該する認識処理部分は情報処理装置のソフトウエアを使って行う方式が一般的である。
【0022】
サービス利用者30が使用するコード制御方式による情報処理装置における制御機構にはタウンコード識別手段201を備え、システム運用管理業者30が定めたタウンコード体系である、バーコード表記形式の情報処理装置用制御コマンドを表すタウンコードと各種のサービス内容に対応するタウンコードおよび、タウンコード間の階層化関係等に関する情報を含んだタウンコード定義情報201aの内容を随時参照することで、タウンコード識別手段201に入力されたタウンコード値が情報処理装置制御のためのどのようなオブジェクト、あるいは対象とするサービス項目等を指定しているのかを判別することで、従来方式の情報処理装置と同様に特定のアプリケーションプログラムの動作を介した所望の制御を行うことができる。
【0023】
本発明によるコード制御方式による情報処理装置を使用することの効果は、コード認識手段200の機能としてバーコードリーダのほかに音声認識装置35、手書き文字認識装置36等を加えることにより、利用者は自分に一番あった使いやすいコード入力手段を適宜選択して利用することができるため、特に高齢者や障害者にとってより使い勝手を向上したユニバーサルデザインとしての装置を提供することができる。
なお、上記したコード認識手段200およびコード識別手段201は従来の情報処理装置に対して付加機構として備えるため、通常の情報処理装置の操作に習熟している利用者は従来の入力手段210であるマウス34、タッチパッド38、キーボード33等を利用し、従来どおりの利用方法で情報処理装置を使い、サービスセンタが提供する各種のサービスを利用する事ができることはいうまでもない。
【0024】
図6はシステム運用管理業者が定義し、サービス利用者が使用するコード制御方式による情報処理装置が参照するタウンコード定義情報の内容に関する説明図である。
タウンコード定義情報の内容201aは情報処理装置を構成する表示装置における文字サイズなどの表示画面表示スタイルに関する定義情報、コンテンツのタイトル、項目等に関する定義情報、情報処理装置を操作するための制御コードに関する定義情報、コード間の階層化、所謂リンク関係を定義する情報などから構成され、これらの情報はシステム運用管理業者が管理運営するポータルサイトにアクセスし、当該サービスセンタが提供するホーム頁であるWebコンテンツに含ませておく手段を採用することで、自動的に各サービス利用者が使用するコード制御方式による情報処理装置内に取り込まれ、コード体系による情報処理装置の制御を実現するものである。
【0025】
この結果サービス利用者は自らコード制御方式による情報処理装置にこれらのタウンコード定義情報を、従来のダウンロードなどの方法により個別に取り込むような煩雑な方法を用いる必要がなくなり、単にサービスセンタのシステム運用管理業者が管理運営するポータルサイトにアクセスするだけで、上記したタウンコード定義情報の自動取り込みが行われるため、特に高齢者等のパソコンに慣れてない利用者にとって、使い勝手の良い情報処理装置として利用することができるという特長を有する。
【0026】
サービスセンタ20の機能であるサービス提供業者50の範疇は、サービス利用者30が居住する地域コミュニティに対して有料あるいは無料の情報提供を含む各種のサービスを行う機能を備えた各種の団体として、例えば自治体や公共機関、企業、商店、NPO団体、サークル活動団体など、更には個人なども含む事が出来、システム運用管理業者20は、前記したタウンコード体系の定義並びにコード割り当て管理機能と各サービス提供単位であるサービス提供業者50に対するタウンコード使用権管理機能が主たる機能であり、システム運用管理業者20から割り当てられたコードを付した広報やサービスメニューに関するWebコンテンツの作成に関する業務は当該サービス提供業者あるいは前記した付加価値提供業者が執り行う業務となる。このため、システム運用管理業者20は各サービス提供業者により作成されるタウンコード付きのWebコンテンツの見た目や構成方法が全く独立に行われることを防止し、且つサービス利用者30にとっても全体のサービスメニューなどの表現が統一されていて分かりやすく、見やすい表示画面構成のコンテツとなるように配慮することでサービス提供システムとしての利便性をより高めていくことが可能となるため、提供する情報に関する質的管理・維持を観点に置いたWebコンテンツに関する作成ガイドラインの作成とこの作成ガイドラインの遵守を合わせて指導していく事がより効果的な手段となる。
【0027】
図7はシステム運用管理業者20がWebコンテンツの作成を行うサービス提供業者50あるいは付加価値提供業者60に提供するタウンコード付きのWebコンテンツ作成用の定型のフォーム形式の例を示す説明図である。
図6において、500はタウコード付きのWebコンテンツを作成するための定型のフォーム自動生成ツール環境全体を示し、510はコード付きのWebコンテンツのタイトルや項目、割り当てるコード値などを定義するツール、530は510によって自動的に生成されるコード付きの目次や項目などのWebコンテンツ頁の出力結果、540は作成対象のコンテンツが具体的な提供するサ−ビスや商品の内容の頁に対する定型のフォームの出力例を表す。定型のフォームの出力例530、540に示したようにそれぞれには510aに示した▲1▼のヘッダ部、▲2▼のタイトル部、▲3▼のコンテンツ流し込み部、▲4▼の情報処理装置制御コマンド部、▲5▼のフッダ部で示した領域が規定され、これらの領域の中にそれぞれ対応する各種情報を織り込む形式となる。一方、定型フォーム出力例540に示したサ−ビスや商品の内容の頁に対する定型フォームの▲3▼のコンテンツ部分は定型のフォーム自動生成ツール環境500では内容の確定ができないため、空欄として出力される形となるため、それぞれのコード付きのWebコンテンツの作成を関する担当部門が独自のアイデアで提供するサ−ビスや商品に関する情報をこの空欄として空けてあるスペースに収まるように作成、あるいは既に作成した情報のコンテンツをこの空欄部分に流し込む作業あるいは、Webコンテンツ一画面分で収まりきらない情報に関するコンテンツ場合は連続する複数画面分を使って作成作業をすることでコード付きのWebコンテンツの生成を行うことになる。
この定型ホームを採用する事による本発明の効果はサービス利用者にとって、画面のどの部分にどのような情報が配列されているかが統一されてくる事から、本システム使用に当っての操作に関する動作が一様となるため、サービス利用者30にとって分かりやすく、かつ使いやすくなるという効果をもたらす。
【0028】
広報紙やちらし等の情報処理装置の表示装置の表示画面サイズの影響を直接受けない紙媒体を使ったタウンコード付きの広報紙やちらし等の作成に関しても一定の定型のフォームを定めておき、特に情報処理装置に対する直接的な操作制御に関するタウンコードの配置や、サービス提供業者が誰であるかを表すタウンコードを配置する位置などに関しては統一的なレイアウトとして管理する事が、サービス利用者の利便性の観点から極めて重要な事項でもある。他方あまり制約を付け過ぎると、より特徴のあるチラシやパンフレット等のデザイン性を損なう恐れも生じてしまうため、表示画面サイズのような特別な寸法的な規制を受け難いタウンコード付きの印刷物作成に関しては、作成に当って遵守すべき事項を記載したマニュアル程度に留め、これらの印刷物作成に関する特別なツール環境の提供はシステム運用管理業者20では行わない。
【0029】
図8はタウンコード体系の定義例を示した説明図である。
同図に示したようにタウンコードに数値のみを適用した時を例にとってタウンコードの定義例について説明する。読み取られたバーコードは、数値として認識されると共に、その桁数も認識することができる。本発明はこの点に着目してバーコードデータを階層化した体系として用いたり、桁数によりコンピュータの制御内容を意味させるようにしたものである。4桁のタウンコード『0000』から『9999』はサービス提供業者、当該サービス提供業者が提供するサービスのタイトルさらには細分化されたサービスの項目などに関する所謂ディレクトリに対する定義を行い、且つこの4桁のタウンコード間で階層関係である、所謂親子関係をつけることができる。
【0030】
サービスセンタ20におけるシステム運用管理業者40はこの4桁のタウンコードの中の一定のコード領域例えば『0000』から『0999』を個々に独立した親コードとして定義し且つ、個々のサービス提供業者50への割り当てと使用権の許諾管理を行う。これによりこの4桁のタウンコード『0000』から『0999』の範囲のコード値は個々のサービス提供御者50を特定するコードとなる。4桁のタウンコードの残りの『1000』から『9999』に対しては、上記した『0000』から『0999』の各独立した親コードに対する階層関係をもたせた、所謂子コード群として定義し、サービス提供業者50が独自に使用することを許諾する。サービス提供業者50はシステム運用管理業者40により割り当てられた特定の業者指定タウンコード値と、それ以外の4桁のタウンコードである『1000』から『9999』を用いて当該サービス提供業者が提供するサービス品目の指定等に割り当て管理を独自に行う。
【0031】
このように、前記した4桁のタウンコードの子コード群である『1000』から『9999』に対しても階層関係を自由に設定する事が出来る。すなわち、サ−ビス提供業者はこれらの『1000』から『9999』までのタウンコードを自由に使用して、当該業者が提供するサービス品目、商品、サービスの内容、等々の情報を例えばジャンル別に分類するなどの階層化手段を使用して定義していく事になる。なお、この階層化に関する定義方法に関してはサービス利用者の混乱を招かないようにする観点から、システム運用管理業者40からサービス提供業者へ提供するタウンコード定義規則に準拠して割付を行い、システムとしてのタウンコードの割付定義を出来る限り統一化できるようにしておくことがシステム全体の利便性を高める観点からも重要である。
以上述べた本発明におけるタウンコード間に階層化構造をもたせる事の効果は、階層関係をもたせたことにより、個々の少ない桁数のタウンコード値しか利用していないにもかかわらず、タウンコード間の階層関係をたどる事によって、どのサービス提供業者50がどのような具体的なサービスを提供しているかの関連付けを明確に規定する事が出来るという特長を得る事が出来る。
【0032】
3桁のタウンコード『000』から『999』は上記4桁の子コードであるタウンコード、例えば『1000』から『9999』で規定された、特定のサービス項目等に対する付加的な内容説明等に対する項目に対して割りつけて使用するコードである。従ってこの3桁のタウンコードは所謂、4桁の独立した親コード『0000』から『0999』から見れば最下位階層の孫コードに相当するものとなり、同じように4桁の子コードである『1000』から『9999』からみれば、3桁のタウンコードである『000』から『999』はこれらの4桁のタウンコードを親とする下位の階層にあたる所謂、子コードとなる。
また、この3桁のタウンコードである『000』から『999』の割付は4桁のタウンコード『1000』から『9999』の割付定義の場合と同様に、システム運用管理業者40から提供されるタウンコード定義規則に準拠してサービス提供業者が独自に割付管理を行うものである。
なお、この3桁のタウンコードは独立の親コードである『0000』から『0999』に対しても割り付けて利用する事が出来る事はいうまでもない。
【0033】
2桁のタウンコードである『00』から『99』はサービス利用者30が使用する情報処理装置に対する制御コマンド群としてシステム運用管理業者40が定義し、同様に1桁のタウンコード『0』から『9』についてはデータ入力用のタウンコードとして定義をしてサービス提供システム全体として共通に利用するコードである。
このうち、特に1桁のタウンコード『0』から『9』については、サービス提供業者50が独自にサービス利用者30との間で特定の応答を取り交わすことが必要な場合、例えば〔イエスなら『1』をノーであれば『0』を選択して下さい〕の如き独自のユーザインターフェイスをシステムに対して付加していくときのデータ入力機能としても利用する事が出来る。この図8に示したバーコードの桁数による定義する内容の分類体系は、単に一例を示したものであり、これ以外の体系で定義つけることもできることは自明であろう。
【0034】
図9から図13は、図8に示したタウンコード体系の定義例を適用した例を示した説明図である。
図9は本発明のサービス提供システムにおけるサービスセンタが扱うサービス全体を『電子コミュニティ広場一覧』というタイトルを使って表したWebコンテンツ頁の例であり、サービス提供業者としては「コミュニティあおい」、「エリア2003いまどき情報」、「電子子供会」、「電子コミュニティお約束探検」、「学生さんいらっしゃい」、「ショッピング広場」、「学ぶ人の情報交換」、「働く人の情報交換」等から構成され、それぞれに対しては4桁のタウンコード『0001』から『0008』が割り当てられている事を表す。
尚、図9右上に表示されているタウンコード『0000』は『電子コミュニティ広場一覧』という本システム名称に対して割り付けたタウンコードであることを示している。さらに図9の下段に表示されている「Homeをみる」、「目次を見る」、「前へ戻る」、「次へ進む」、「この頁を印刷」、「印刷開始(確認)」という名称をつけたサービス利用者30が使用する情報処理装置31で使用する操作制御コマンドに対してはそれぞれ、2桁のシステム共通のタウンコード『01』から『02』、『03』、『04』、『05』、『06』が割り付けられ、いずれのタウンコード値もバーコード形式で表記される。
【0035】
図10は図9に示したサービス提供業者「コミュニティあおい」を選択したときのWebコンテンツ頁の例を示した説明図である。
同図に示したように、図10右上にはタウンコード『0001』が表示され、現在サービス提供業者「コミュニティあおい」が選択されていることをタイトル表示部510aに表示する。また、図10の下段に表示されている「Homeをみる」、「目次を見る」、「前へ戻る」、「次へ進む」、「この頁を印刷」、「印刷開始(確認)」という名称をつけたサービス利用者30が使用する情報処理装置31で使用する操作制御コマンドに対してはそれぞれ、2桁のシステム共通のタウンコード『01』から『02』、『03』、『04』、『05』、『06』が割り付けられ、この部分はいずれのWebコンテンツ頁でも共通した表示内容として表示される。
一方、画面中央部分のコンテンツ表示領域には、この例では「コミュニティあおい」で扱っている情報誌の号数一覧が表示されそれぞれの号数であるNo.1号からNo.11号の最新号に対して4桁のタウンコード『1001』から順次『1011』が割り当てられている事を表す。
【0036】
図11は図10に示した「コミュニティあおい」の「No.11号の最新号」を選択したときのWebコンテンツ頁の例を示した説明図である。
同図に示したように、図11右上にはタウンコード『1011』が表示され、現在「コミュニティあおい」の「No.11号の最新号」が選択されていることをヘッダ表示部510aに表示する。このヘッダ表示部の内容がタウンコード間の階層関係を示している事になる。また、タイトル部にはこの頁の表示内容が「No.11号の最新号」の目次のページである事を表示する。更に、図11の下段に表示されている「Homeをみる」以下の項目は前記したように、いずれのWebコンテンツ頁でも共通した表示内容として表示される。
一方、画面中央部分のコンテンツ表示領域には、この例では「コミュニティあおい」の「No.11号の最新号」で扱っている目次項目の一覧が表示されそれぞれのタイトル名に対して4桁のタウンコード『2001』から順次『2007』が割り当てられている事を表す。
【0037】
図11に示した4桁のタウンコード『2001』から順次『2007』が割り当てられている各項目、すなわち「今月の特集記事」、「街の催し物案内」、「お買い得・ショッピング案内」、「講演会・講座案内」、「保険・福祉関連のお知らせ」、「スポーツアウトドア案内」、「公共施設利用に関する申請書のダウンロード、各種証明書の発行サービス」が当該サービス提供業者が取り扱っているサービス項目のタイトルに当る。これらの所謂タイトル情報のみでは具体的な内容を表しきれないため、これらの各項目に関する詳細はさらに下位の階層のタウンコードを使って内容の指定あるいは説明等を行う。
【0038】
図12は図11に示した「コミュニティあおい」の「No.11号の最新号」の「今月の特集記事」というタイトルを選択したときのWebコンテンツ頁の例を示した説明図である。同図に示したように、図12右上にはタウンコード『2001』が表示され、現在「コミュニティあおい」の「No.11号の最新号」の「今月の特集記事」というタイトルが選択されていることをヘッダ表示部510aに表示する。このヘッダ表示部の内容がタウンコード間の階層関係を示している事になる。タイトル部にはこの頁の表示内容が「今月の特集記事」の目次のページである事を表示する。更に、図12の下段に表示されている「Homeをみる」以下の項目は前記したように、いずれのWebコンテンツ頁でも共通した表示内容として表示される。
一方、画面中央部分のコンテンツ表示領域には、この例では「コミュニティあおい」の「No.11号の最新号」の「今月の特集記事」というタイトルで扱っている記事内容項目の一覧が表示されそれぞれの内容項目名に対して3桁のタウンコード『001』から順次『006』が割り当てられている事を表す。
【0039】
図13は図12に示した「コミュニティあおい」の「No.11号の最新号」の「今月の特集記事」の5番目の記事項目である「ブロードバンドの時代へ」という記事を選択したときのWebコンテンツ頁の例を示した説明図である。同図に示したように、図13右上には最下位層に当るタウンコード『005』が表示さる。この状態では階層が既に最下位層に到達しているため、ヘッダ表示部には一つ上位の階層までのリンクを表す「コミュニティあおい」の「No.11号の最新号」の「今月の特集記事」の階層関係が表示されたままとなり、選択された記事項目を表す「ブロードバンドの時代へ」という項目は510aのタイトル表示部に表示され、現在この項目が画面上に選択表示されていることを表す。また、図13の下段に表示されている「Homeをみる」以下の項目は前記したように、いずれのWebコンテンツ頁でも共通した表示内容として表示される。
【0040】
上記の図13の例では当該するコンテンツの内容が複数画面から構成される例を示している。従って本例では画面中央部分のコンテンツ表示領域には、「コミュニティあおい」の「No.11号の最新号」の「今月の特集記事」の「ブロードバンドの時代へ」におけるWebコンテンツ頁上の3ページ目の内容が表示されている。この状態を現すためにタイトル表示領域の表示内容を「ブロードバンドの時代へ(3/3)」の如く表示することで、サービス利用者に対してどの部分の記事内容が表示されているかを明示する事になる。このように複数ページに分割して内容表示が行われる理由は画面表示サイズ上の制約からWebページとして当該記事を表示したときに必ずしも一画面内に収まりきれるという保証は出来ないために、必要に応じてコンテンツを頁分けした複数のコンテンツ頁で構成を行い、頁順に沿って順次表示制御を行っていく方式を採用している事による。
【0041】
図14はサービス提供業者が取り扱う商品を指定するコードとして、各種の商品や書籍の特定に対して幅広く使用されているJANコード(書籍に対してはISBNコードとも呼ばれている)をタウンコード体系の一部として取り入れてコード体系の定義ならびに割付を行い本発明のサービス提供システムで利用するときのタウンコード体系の定義例を示した説明図である。
現在、日本国内で商品に用いられているバーコードの殆どはJAN(Japan Article Number)規格によるものであり、13桁の標準タイプと8桁の短縮タイプが用いられている。サービス提供業者が商品を取り扱う場合に、商品についているJANコードがそのままコードの一部として利用できることは極めて便利であり、且つ有効な商品識別手段であるため、図14に示した例ではこれらのJANコードを4桁のタウンコードを親コードとする子コード群として割り当てて使用をする。この理由は商品を表すJANコードの利用は異なるサ−ビス提供業者が同一の商品のサービスを行う事が排除できないため、階層関係としては4桁のタウンコードの下位に割り振る事でこの問題の解決を図っている。他方同一の商品を取り扱うサービス提供業者であっても当該商品に従属する各種の付加価値サービス例えば、対象商品が食材であれば調理法等のレシピに関する紹介記事の添付、あるいは当該商品の効能や利用方法等々の情報を説明するコンテンツはサービス提供を行う同業他社との差別化などで不可欠となるマーケッテイング手段となる。本発明ではこのような付加的なコンテンツの提供を合わせて可能にするために同図に示したようにJANコードを所謂親コードとして3桁のタウンコードを任意に下位の階層コードとして利用する事が出来るタウンコード体系の定義を用いることで、これらの要求への対応を実現している。
【0042】
図15は例えば、横浜・金沢福浦店というサービス提供業者が図14に示したJANコードをタウンコードの一部として使用したときのWebコンテンツ頁の例を示す説明図である。
同図に示したように、サ−ビス提供業者が扱っている横浜・金沢福浦店を示すタウンコード『1000』が所謂、階層構造における親コードに当り、ここで扱われている商品を特定する子コードとして、商品そのものに貼られているJANコード形式のバーコード値をそのまま使用し、商品一覧における対象商品特定用のコードとして使用・表示されていることを表している。
以上述べた本発明の効果は、サービス提供業者にとっては現在利用しているJANコード等のバーコードをそのまま本発明のサービス提供システムの中に容易に取り込んでいく事が出来るため、各対象商品等に対して新たなコード割付を行わなければならないというような煩わしい手間が不要になるため、より利便性の高いものとして簡単に利用していく事が出来るという効果をもつ。
【0043】
図9から図13に示したコンテンツ画面下に表示されている「Homeをみる」、「目次を見る」、「前へ戻る」、「次へ進む」からなる情報処理装置31用の操作制御コマンドは、前記コンテンツ頁のページめくり制御を行うためのもので、この機能を使う事により、サービス利用者30は従来のパソコン等をそのまま情報処理装置として使用する場合では、利用する事が不可欠であった、画面上の上下あるいは左右方向に対するスクロール操作という閲覧表示制御操作を一切行う必要がなくなり、従来から慣れ親しんでいる本や雑誌を見る時と同じ感覚のページめくり制御操作だけで必要とするコンテンツ頁を順次見ていくことが出来るという効果を得る事が出来る。
【0044】
図16はサービス利用者が情処理装置31を用いてWebコンテンツを見るときのページめくり操作による閲覧操作に関する説明図である。
既に述べたようにサービス利用者30は図9から図13および図15に示した画面上の下段に配置されている閲覧操作コマンド「Homeをみる」、「目次を見る」、「前へ戻る」、「次へ進む」に対して割り付けられているシステム共通のタウンコード『01』、『02』、『03』、『04』を用いて頁めくりによる閲覧操作を行う事が出来る。
なお、図16において『0001』、『1011』等はそれぞれタウンコードで指定されたそれぞれのWebコンテンツの頁を表し、図中の太い矢印はサービス利用者が直接当該タウンコードを選択した事による表示画面の遷移、細い矢印は操作用のタウンコード「次へ進む」を表す『04』を選択した場合の表示画面の遷移を示し、一点鎖線で示した細い矢印は同一階層内のWebページの内容を表すページが最終ページに達したときに更に「次へ進む」であるタウンコード『04』が選択された場合のページめくりの遷移を示している。
一方、「前へ戻る」を表すタウンコード『03』ガ選択されると、いわゆる〔UnDO〕と通常呼ばれている一つ前の操作状態への復帰、すなわち前のページの表示状態へ戻ることになる。
また、「Homeをみる」を表す『01』が選択された場合と、「目次を見る」を表す『02』が選択された場合のWebコンテンツの頁として表示される部分は図中に記載している通りである。
尚、図中におけるタウンコード『001』−1、や『001』−2等はこれらのWeb頁が図13に示した例と同じく複数ページに分割して内容表示がなされている事を示している。
【0045】
図16の例で示したページめくり制御は階層間の渡り制御を行わない場合の例を示している。すなわち、同図の一点鎖線で示したようにWeb頁の最終ページに達した状態で「次へ進む」が選択されると、同一階層内の先頭頁に戻るように制御を行っている。
【0046】
図17はページめくり制御は階層間の渡り制御を行った場合の頁遷移の状態を説明する図である。同図に示したように、階層間の渡りを行うページめくり制御を採用した場合には同図の一点鎖線で示したようにWeb頁の最終ページに達した状態で「次へ進む」が選択されると、一つ上位の階層の先頭頁に表示内容が戻るように制御を行っている。
この階層渡りを行う頁制御方式は本や雑誌を見る時のページめくり感覚により近い結果が得られるという使い勝手のよさという効果をもたらす。
【0047】
以上述べたように本発明方式のWebページ閲覧操作方法は本や雑誌をめくりながら読む時と同じページめくり動作のみで行えるため、従来方式のような煩わしいスクロール操作などの必要性が発生しないため、はじめて使う人にとって、きわめて分かり易いと言う使い勝手面で効果を得る事ができる。
【0048】
図9から図13および図15に示した「この頁を印刷」、「印刷開始(確認)」という名称をつけたサービス利用者30が使用する情報処理装置31で使用する操作制御コマンドを表す2桁のシステム共通のタウンコード『05』、『06』は文字通り現在Webコンテンツとして表示装置の画面に表示されている内容を情報処理装置31添え付けのプリンタに出力するためのものである。
このコマンドを使用して例えば、サービス利用者が必要と感じた特定の目次頁等をプリンタで印刷しておくことにより、チラシや配布されてくる印刷物だけでなく、プリンタで印刷した結果も直接コマンドシートとして使用することが出来る。
本発明の紙媒体に印刷されたタウンコードを使って情報処理装置を制御するという効果は、従来の情報処理装置では実現ができていない同時に複数の画面を常にアクティブな状態にしておいて、どの画面に対する操作コマンドでも一様に受け付けられるということが本発明の場合には簡単に実現できるという効果をもたらす。
すなわち、画面に表示されてないタウンコードを紙媒体に印刷されたものから選択しても、当該コード値が有効なコード値であれば、入力されたコード値が指定する画面へと制御を移す事が出来る。
【0049】
情報処理装置30はバーコードリーダから入力されたタウンコードが何桁であるかを先ず判断することで、図8や図14に示したタウンコードの区分を認識し、引き続き入力されたコード情報を例えば、数値化したときの値をもとにタウンコード間の階層化関係を調べ対応するオブジェクトの判断と制御を行うことになる。
この結果として、前記したように個々のタウンコード自体の桁数を前記階層関係を適用する事で実質的に小さくすることが出来るという本発明の効果はWebコンテンツ表示画面の中に表示あるいは、紙媒体に印刷するバーコードシンボルの占める面積を著しく低減できるという効果が得られるため、より柔軟なWebコンテンツ表示画面の設計や紙媒体に印刷する広報紙や、ちらし等のレイアウト設計が容易となるという副次的な効果ももたらす。
【0050】
以上述べたようにコード体系自身の定義方法は、図8、図14の例に示したように、システム運用管理業者の管理のもとで、各サービス提供業者の独自の判断により柔軟性に富んだタウンコードの割り当てを行う事が出来る。
この主な理由は、システム運用管理業者やサービス提供者から見ると、例えばそれぞれのサービスメニューや商品に対して割り当てられているタウンコードはシステム運用管理業者が割り当てた特定の独立した親コードとなるタウンコードをルートコードとして持ち、ここを基点にして特定されたサービス提供業者の中で閉じてさえいれば、サービス提供業者自体が独自に取扱商品やサービス項目に対して独自の判断でタウンコードを割り付けていっても、その中での階層関係等をたどる事で簡単に対象物の特定・識別が出来る事になるため、特別な不具合が生じないことによる。
また、以上述べたタウンコードのコードについては10進数値を用いて説明したが、例えば0から9までの数値に加えてアルファベットのAからZまでの26種を加えたものを各1桁分の情報として判断するようにすれば、4桁分では36進数で表現できる36の4乗分のコード値が得られることになるため、わずかな桁数のコードであっても、システム運用管理業者の判断により使用するコード数を任意に選択、定義して利用することができる。
【0051】
以上述べたコード制御方式による情報処理装置31はパソコンを利用する方法に限られず、例えばバーコードリーダからの指示によって表示内容を変更したりユーザの注文を処理したりできる情報処理装置としてのコンピュータ機能を備えた専用の表示端末機とすることもできる。
また、公共用として、例えば前記したようなタウンコード付の広報紙と、情報処理装置としての機能を備えた専用の表示端末機とバーコードリーダからなるコード制御方式による専用機を、駅構内や公衆電話脇や市役所ロビー内に備えても良い。
このときの本発明による専用機の効果は、入力手段がバーコードリーダしか装備されていないため、入力可能なコマンドがタウンコードのみに限定されてしまうため、通常のパソコンなどを使用する場合と異なり、故意のいたずら操作を全く受け付けないという効果を得る事が出来る。この効果はこれらの専用機器を提供する側にとっては、操作が簡単で、且つ悪戯操作を原理的に受けつけない機構を有する専用の機器となるため、メンテナンスを含めた維持管理が容易であるという効果をもたらす。
【0052】
【発明の効果】
本発明は以上のように、サービス利用者に占める高齢者の比率が高いようなコミュニティ等にあっては特に大きな効果をもたらす情報処理装置を提供し、サービス提供シシテムとしては、広報紙やちらし等の紙媒体に簡単なコードを印刷物しておき、サービス利用者はこのコードをバーコードリーダにより読み取ること、あるいは表示装置の表示画面に表示されたWebコンテンツに含まれているコードをバーコードリーダを使って直接表示画面から読み取ること等で、各種の情報を得たり、情報処理装置をコード制御方式による情報処理装置として動作制御を指示して商品等の購入等を行うことがパソコンの操作方法を習得しなくても簡単に実現できることにある。
すなわち、サービス利用者は、実質的には情報処理装置を使うにもかかわらず情報処理装置自体をコード制御方式による情報処理装置として動作させることができるため、従来の情報処理装置操作手段である複雑なキーボードの操作やマウスの操作等を一切必要とせず、簡単なバーコードリーダを使ったコードの読み取り操作のみで目的を達成することができる。
また、サービス提供者である自治体や商店等は、通常の広報紙や商品ちらしにコードを付加的に印刷するだけ、従来の情報処理装置の表示画面内容に対するマウス操作等による座標選択操作方式だけに頼るITシステムの利用方法に加えて、慣れ親しんだ紙媒体を使って利用者との間でインターネットを介したITシステムを簡単に活用できるシステムを構築することが可能であり、高齢化が急速に進展しているコミュニティにおいてもITシステムを積極的に利用できる年齢層の増大を図り、よりコミュニティ自体の活性化に資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図。
【図2】コード制御方式による情報処理装置の構成図。
【図3】タウンコードの説明図。
【図4】バーコードシンボルの説明図。
【図5】コード制御方式による情報処理装置の機能説明図。
【図6】タウンコードで定義する項目の説明図。
【図7】Webコンテンツ作成基準の説明図。
【図8】タウンコード体系の説明図。
【図9】Webコンテンツ例を示す説明図。
【図10】Webコンテンツ例を示す説明図。
【図11】Webコンテンツ例を示す説明図。
【図12】Webコンテンツ例を示す説明図。
【図13】Webコンテンツ例を示す説明図。
【図14】タウンコード体系の説明図。
【図15】Webコンテンツ例を示す説明図。
【図16】ページめくりの動作の説明図。
【図17】階層間の渡りを行うページめくりの動作の説明図。
【符号の説明】
1 サービス提供システム
10 公衆網
20 サービスセンタ
30 サービス利用者
31 情報処理装置
31a 情報処理装置の表示装置
32 バーコードリーダ
40 運用管理業者
50 サービス提供業者
60 付加価値提供業者
100 タウンコードを印刷したチラシ等の印刷物

Claims (7)

  1. 情報及び動作制御命令の入力手段として、直接コードデータを入力するためのキーボード、テンキーパッド、選択された座標に関する情報を入力するマウスあるいはタッチパッドの少なくとも一つを備えた情報処理機器であって、バーコードのシンボルパターンを認識してコードデータを出力する機器、音声あるいは手書き文字等を認識してコードデータを出力するためのコード認識手段を少なくとも一つ備え、情報処理装置に対して前記マウスやタッチバッド等の座標を指定する手段を使用して特定のオブジェクトを指定する座標データが入力されたことにより、指定されたオブジェクトが何であるかを判別することによりアプリケーションプログラムが動作し、所望の制御が行われ、コードデータの形式がバーコードデータ等である場合には、コード識別手段によりバーコードシンボルを認識あるいは前記キーボードやテンキーパッドを使って該バーコードのコード値を直接情報処理装置に入力し、該入力されたコードデータとコードデータ定義情報を随時参照することで、該入力されたコードデータが情報処理装置制御のためのどのようなオブジェクト等を指定しているのかを判別して、特定のアプリケーションプログラムの動作を介した所望の制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置において、前記コード定義情報は、バーコード表記形式の情報処理装置用制御コマンドを表すバーコード、各種のサービス内容に対応するバーコード、および、バーコード間の階層化関係等に関する情報を含んだことを特徴とする情報処理装置。
  3. 情報処理装置のコード認識手段として、バーコードリーダあるいは、音声認識装置、あるいは手書き文字認識装置を使用し、他方コードデータの値を直接入力する手段としてはキーボードあるいは、キーパッド機能を有するデータ入力装置を使用し、該コード認識手段による認識するコード体系のコード情報表現形式をバーコードとし、前記情報処理装置利用者に配布する印刷物、あるいは情報処理装置の表示装置の画面に表示するホーム頁のコンテンツ表示内容に含まれるバーコードシンボルを、該バーコードリーダで読み取ること、あるいはバーコードシンボルの下側に併記されているコード値を該音声認識装置あるいは該手書き文字認識装置を使った認識による入力、あるいは該キーボードや該キーパッド機能を有するデータ入力装置を使い、前記コード値を直接入力することを特徴とするコード制御方式による情報処理装置。
  4. 公衆網を介して接続されたサービスセンタと、サービス利用者との間でサービスの提供とサービスの利用を行うサービス提供システムにおいて、サービス利用者が使用する情報処理装置は、コードを認識する手段、もしくはコード値を直接入力する手段を備え、サービスセンタはシステム運用管理機能、サービス提供機能、および付加価値提供機能を司る業者や団体から構成され、サービスセンタにおけるシステム運用管理機能を司る運用管理業者はサービス利用者が使用する情報処理装置の表示画面へ表示されるサービスセンタのホーム頁コンテンツに対する閲覧操作を含む情報処理装置制御コマンドに関するコマンドコードに関するコード体系の定義および、サービスセンタのサービス提供機能を司るサービス提供業者に対して使用権を与えるサービス提供業者識別コード情報、提供するサービスに関する識別コード情報、商品等を指定する識別コード情報、サービス利用に関する利用者の要求項目に対応する識別コード情報及び該識別コード情報間の階層関係等に関するコード体系の定義並びにコード割り当て管理機能と該割り当てた前記各コード情報をサービス提供業者に提供する使用権管理機能を有し、サービスセンタの付加価値提供機能を司る付加価値提供業者は該コード情報により指定する各種オブジェクトとその内容等に関するホーム頁のコンテンツおよび、ホーム頁のコンテンツと同等の内容を表す紙媒体等を使用した印刷物を作成する機能と該印刷物をサービス利用者に配布する機能を有し、サービス利用者は、前記情報処理装置に備えた該コード情報を表すシンボルパターンを認識するコード認識手段を用いサービスセンタから提供される該コード情報が付されたホーム頁コンテンツ表示画面上の該コード情報を表すシンボルパターンを認識することあるいは、予め配布された印刷物に記された該コード情報を表すシンボルパターンを該情報処理装置に備えた該認識装置を使用して認識すること、あるいは該コード情報のコード値を情報処理装置に備えたコードデータの入力装置を使って直接コード値を入力することで該情報処理装置を制御し、該サービスセンタに対してサービス利用者が指定したサービス利用項目等に関する必要な情報を伝達することを特徴とするコード制御方式による情報処理装置。
  5. 公衆網を介して接続されたサービスセンタと、サービス利用者との間でサービスの提供とサービスの利用を行うものであり、サービスセンタはシステム運用管理機能、サービス提供機能、および付加価値提供機能を司る業者や団体から構成され、サービスセンタにおけるシステム運用管理機能を司る運用管理業者はサービス利用者が使用する情報処理装置の表示画面へ表示されるサービスセンタのホーム頁コンテンツに対する閲覧操作を含む情報処理装置制御コマンドに関するコマンドコードに関するコード体系の定義および、サービスセンタのサービス提供機能を司るサービス提供業者に対して使用権を与えるサービス提供業者識別コード情報、提供するサービスに関する識別コード情報、商品等を指定する識別コード情報、サービス利用に関する利用者の要求項目に対応する識別コード情報及び該識別コード情報間の階層関係等に関するコード体系の定義並びにコード割り当て管理機能と該割り当てた前記各コード情報をサービス提供業者に提供する使用権管理機能を有し、サービスセンタの付加価値提供機能を司る付加価値提供業者は該コード情報により指定する各種オブジェクトとその内容等に関するホーム頁のコンテンツおよび、ホーム頁のコンテンツと同等の内容を表す紙媒体等を使用した印刷物を作成する機能と該印刷物をサービス利用者に配布する機能を有し、サービス利用者はコード制御方式による情報処理装置に備えた該コード情報を表すシンボルパターンを認識するコード認識手段を用いサービスセンタから提供される該コード情報が付されたホーム頁コンテンツ表示画面上の該コード情報を表すシンボルパターンを認識することあるいは、予め配布された印刷物に記された該コード情報を表すシンボルパターンを該情報処理装置に備えた該認識装置を使用して認識すること、あるいは該コード情報のコード値を情報処理装置に備えたコードデータの入力装置を使って直接コード値を入力することで該情報処理装置を制御し、該サービスセンタに対してサービス利用者が指定したサービス利用項目等に関する必要な情報を伝達することで該サービスセンタを介して提供されるサービスを利用することを特徴とするサービス提供システム。
  6. 請求項5記載のサービス提供システムにおいて、サービスセンタはシステム全体を管理・運営する機能として、サービス利用者から見て共通のホーム頁アクセスサイトとなるポータルサイトの運用管理機能を備え、サービス提供業者は地域コミュニティの居住者であるサービス利用者に対して有料あるいは無料の情報提供を含む各種のサービスを行う機能を備えた各種の団体である自治体や公共機関、企業、商店、NPO団体、サークル活動団体、および個人などから構成され、付加価値提供業者はサービスセンタあるいはサービス提供業者からの依頼を受けて、情報処理装置の制御コマンド名称と対応するコード情報およびサービス提供業者が提供する各種サービスに関する内容とこれらのサービス内容に対応するコード情報をバーコード形式を用い各種印刷物を作成する機能、サービス利用者へ配布する機能、前記ポータルサイトを介してサービス利用者が備える情報処理装置に表示する当該印刷物の内容と同等のホーム頁のコンテンツを作成する機能、サービス利用者から商品の注文があった当該注文商品を宅配する機能、代金を集金する機能、販売した製品に対する保守サービス機能等を備える事を特徴とするサービス提供システム。
  7. 請求項5乃至請求項6記載のサービス提供システムにおいて、サービスセンタが定義管理し、サービス提供業者へ割り当てるコード体系は、数値あるいは英数記号で表現されるコード情報であり、コード情報の表現形式をバーコードとし、1桁のコード情報をデータ入力用として定義し、2桁のコード情報を前記情報処理装置およびサービス提供システムに対する操作制御用のコマンドコードとして定義し、3桁以上のコード情報を用いて前記サービス提供業者を特定するコード、当該サービス提供業者が提供する各種サービスの内容を特定するコードおよび提供する商品等を特定するコードとして区分けを定義し、当該区分した用途目的毎に割り当てるコードの桁数と同一桁数内のコード値の割り当て範囲等の関係を定義し、かつこれらの3桁以上のコード間では予め定めた規則に基づいて階層関係を定義して使用する事を特徴とするサービス提供システム。
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