JP2005004553A

JP2005004553A - Pressure reducing valve

Info

Publication number: JP2005004553A
Application number: JP2003168513A
Authority: JP
Inventors: Nobuyuki Kawamura; 信之川村
Original assignee: Hamai Industries Ltd
Current assignee: Hamai Industries Ltd
Priority date: 2003-06-12
Filing date: 2003-06-12
Publication date: 2005-01-06

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a a long life pressure reducing valve to be used for the reduction of high pressure gas. <P>SOLUTION: A pressure reducing valve 1 is provided with a body B, a valve body 4 stored in the body B, and a spring 5 inserted between the valve body 4 and the body B. An aperture 222 formed on one end of an inflow path 22 is located on the center of a valve seat 232. Since the valve body 4 reciprocally moves in the body B and the closed face 431 of a tip moves between a closed state closing the valve seat 232 and an opened state separated from the valve seat 232, pressure is reduced from primary pressure to secondary pressure. Since the end of the valve seat 232 is brought into contact with the base end part of a raised part 432 formed at the center of the closed face 431 in the closed state, the contact area between the closed face 431 and the valve seat 232 is increased and the sealing performance and life of the pressure reducing valve are improved. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、高圧ガスの減圧に用いられる減圧弁に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、高圧ガスを減圧する減圧弁は、弁室内に形成された弁座に対して、先端面を当接させて閉止する弁体を、２次圧室の圧力よって弁体を弁座方向へ押し戻す力と、スプリングと１次圧によって弁体を弁座から離す力との均衡によって、弁体が閉止位置（弁体が弁座に当接した位置）と開放位置（弁体が弁座から離れた位置）との間を往復動し、圧力を下げる作用を発揮するものである。
このような減圧弁は、例えば以下のような従来技術が存在する。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００１−３０４４９９号、段落番号００２２。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
弁体において、弁座に当接する面には、シール性を向上させるために、弁座を構成する金属よりも柔らかい材質で構成されたシール部材が設けられている。シール部材は、弁座よりも柔らかいため、弁体が繰り返し弁座に当接していくことによって、変形し十分なシール効果を発揮できなくなり、減圧性能が低下するといった問題があった。特に、高圧ガスを減圧する減圧弁では、弁座と弁体との接触部分に加わる圧力も高くなるため、一層シール部材の変形が著しく、寿命がさらに短くなるといった問題があった。
この発明の目的は、耐用期間が長い減圧弁を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的は、以下の本発明によって達成される。
（１）１次圧ガスの流入口を中央に有する弁座を備えた弁室を有する本体と、
弁室内に収納され、前記弁座に押接されて流入口を塞ぐ閉鎖面を有し、開口を塞いだ閉鎖位置と閉鎖面が開口から離れた開放位置との間で、気密状態を維持しつつ復動可能な弁体と、
閉鎖面を構成するシール部材と、
弁室に連通した２次圧室と、
閉鎖面に形成された***部とを備え、
横断面の外郭が凸状に形成された弁座先端部は、閉鎖状態で***部の周縁部に当接している減圧弁。
【０００６】
（２） ***部の周縁部は、テーパー面となっている上記（１）に記載の減圧弁。
【０００７】
（３）弁座先端部が***部に接触した状態では、弁座先端部と閉鎖面との間に隙間が形成されている上記（１）又は（２）に記載の減圧弁。
【０００８】
（４）減圧弁は、１次圧は、６５ＭＰａ以上である上記（１）〜（３）のいずれか１に記載の減圧弁。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の減圧弁の断面側面図である。本発明の減圧弁１は、本体Ｂと、本体Ｂ内に収納された弁体４と、弁体４と本体Ｂとの間に介挿されたスプリング５とを備えている。本体Ｂは、第１部材２と第２部材３とを有している。第１部材２は、１次圧側のガス流路やガス容器に接続される取付部２１を有し、取付部２１の外周には、雄ネジ部２１１が形成されている。取付部２１の中心には、流入路２２が形成され、その一端は、取付部２１の先端に形成された流入口２１１に連通し、他端は、開口２２２に連通している。第１部材２の中心部には、第１シンリダ２３が形成され、該第１シンリダ２３の周囲には、輪状に形成された溝により収納部２４が設けられている。収納部２４には、スプリング５が収納される。収納部２４の外側には、雄ネジが形成され、接続ネジ部２５が形成されている。第１シリンダ２３の底面には、弁座２３２が形成され、その中心には開口２２２が形成されている。
【００１０】
図２は、弁座２３２の先端部分の断面形状を示す断面側面図である。弁座２３１は、開口２２２の周囲に形成された***部により構成され、先端断面は、円弧状の外郭となるように形成されている。
接続ネジ部２５には、第２部材３が接続される。第２部材３は、円筒形状に形成され、一端には第１部材２が接続される接続口３１が形成され、他端の中心部には、減圧されたガスが流出する流出口３３１が設けられている。接続口３１の内側には、接続ネジ部２５が螺合する接続ネジ部３１１が形成されている。接続口３１の内側には、スプリング室３２が形成され、スプリング室３２の内側には、第２シリンダ３４が形成されている。第２シリンダ３４の端面には、中心部に流出路３３が開口し、流出口３３１に連通している。第１部材２と第２部材３は、それぞれ同一軸線上に配置された状態で接続され、本体Ｂが構成される。そして、本体Ｂの内部には、スプリングを収納するスプリング室３２と、弁体４を収納する第１シリンダ２３、第２シリンダ３４が同一軸線上に配置される。
【００１１】
第１シリンダ２３と第２シリンダ３４には、弁体４が摺動自在に収納される。弁体４は、横断面が円形に形成され、第１シリンダ２３内に摺動自在に収納される先端ピストン部４１と、第２シリンダ３４内に摺動自在に収納される後端ピストン部４０とを備え、先端ピストン部４１の端に位置する先端部４２には、先端側にシール部材４３が埋設され、シール部材４３によって閉鎖面４３１が形成される。閉鎖面４３１は、弁座２３２に当接した際、開口２２２を閉止する。先端部４２は、第１シリンダ２３内に収容され、弁室２３１を画成する。
弁体４の中心には、軸線に沿って流通路４４が形成され、その後端は弁体４の後端面に開口した流出孔４４２に連通し、先端は、先端部４２の側面に開口した流入孔４４１に連通している。弁体４の後端面と、第２シリンダ３４とによって、減圧室３４１が画成される。
【００１２】
先端ピストンプ４１と後端ピストン部４０には、それぞれ第１Ｏリング４６と第２Ｏリング４７がそれぞれ外装されており、気密状態を維持しつつ、弁体４が、第１シリンダ２３と第２シリンダ３４内を摺動可能となるように構成されている。
このような構成により、弁室２３１と、２次圧室３４１は、それぞれ第１Ｏリング４６と第２Ｏリング４７によって、スプリング室３２（外気）に対して気密状態に維持される。弁体４の外周面には、周方向に形成されたフランジが形成され、スプリング受４５が設けられている。スプリング受４５と、収納部２４の間に、スプリング５が圧縮された状態で収納されている。このスプリング５によって、弁体４は、弁座２３２から離れる方向へ（開放位置方向へ）付勢される。
【００１３】
このような構成において、流入路２２から弁室２３１内に１次圧のガスが流入すると、流通路４４を介して、２次圧室３４１のガス圧と、弁室２３１内のガス圧が等しくなり、径の大きい第２Ｏリング４７を有する２次圧室３４１側から、弁体４を第２シリンダの外側に押し出す力が加わり、弁体４は、スプリング５の付勢力に抗して、弁座２３２へ押し付けられる。これにより、弁座２３２の開口２２２は塞がれ、２次圧室３４１へのガス流入は遮断される。ガス流入の遮断により、２次圧室３４１のガス圧は低下し、弁体４を閉鎖位置へ付勢する力が低下する。これにより、弁体４は、スプリング５の復帰力により、弁座２３２から離れる方向に移動し、開口２２２が開かれ、１次圧のガスが２次圧室３４１まで流入する。このように、弁体４が開放位置と閉鎖位置との間を往復動することによって、流出口３３１から流出するガス圧は、１次圧より低い２次圧に減圧される。
【００１４】
弁体４の先端閉鎖面４３１には、中央部に***部４３２が形成されている。図２〜図４は、弁体４と***部４３２の位置関係を示す断面側面図である。***部４３２は、周端にテーパー面６１（傾斜面）が形成されており、テーパー面６１と閉鎖面４３１との境界部分を基端６２として、閉鎖面４３１から***した状態に形成されている。
【００１５】
弁座２３２の先端部７１は、横断面形状における外郭７２が半径ｒの円弧形状となるように、面取りされている。また、先端部７１には、該横断面における弁座先端７１１（弁座を平面で塞いだ場合に、平面に最初に弁座が触れる先端点）から、内側と外側にむけて曲面が形成される。図３に示されているように、弁座先端部７１において、外側に向けて形成された曲面と外側テーパー面との境界部分である外縁７３は、***部４３２の基端６２よりも外側に位置する。また、この実施形態では、弁座先端７１１も、基端６２の外側に位置している。そして、図２に示されているように、開口２２２が閉鎖された閉鎖状態では、弁座先端部７１の内側曲面が、***部４３２のテーパー面６１に接触して開口２２２を閉鎖し、閉鎖面４３１と弁座先端７１１との間には、隙間δが形成されている。
【００１６】
シール部材４３は、例えば樹脂などの、弁座２３２に比較して柔らかい材料で構成されている。このため、閉鎖面４３１が弁座２３２に押接されると、弁座２３２に当接している部分が変形し、図４に示されているように、弁座先端部７１が閉鎖面４３１内に没入する。この状態では、***部４３２が設けられているため、弁座先端部７１とシール部材４３との接触部分７４の面積が広く取られ、シール性（気密性）が向上する。また、最初に***部４３２に接触し、この***部４３２を変形させつつ、閉鎖面４３１に圧接させられるため、閉鎖面４３１への没入量は、少なくなり、シール部材４３の寿命を延ばすことができる。
【００１７】
特に、例えば、６５ＭＰａ以上の高圧ガス用の減圧弁では、弁体４は、より強い圧力で弁体が弁座２３２へ押し付けられるため、シール部材４３の変形は著しい。このため、***部４３２に弁座先端部７１が接触することで、没入量を抑制する上記構成は、特に有用である。しかも、没入量が抑制された状態で、かつシール性は良好に維持することができる。
【００１８】
弁座先端部７１について、シール部材４３の閉鎖面４３１への没入量が抑制され、かつシール部材４３との接触面積を増やしてシール性を確保させるためには、次のような位置関係であるとよい。例えば、弁座先端部７１に弁体４を接近させ、最初にシール部材４３と弁座先端部７１が接触する位置が***部４３２のテーパー面６１であること、又は、同様に最初の接触は、テーパー面６１と閉鎖面４３１に同時に接触することである。換言すると、図３に示されているように、弁座先端７１１が、***部４３２の基端６２に重なる位置又はその外側の位置であり、開口２２２の内径ｄ１が、基端６２の内側にあることである。
【００１９】
【発明の効果】
請求項１に記載の発明によれば、***部に弁座先端部が当接しているので、弁座とシール部材との接触面積を広く取ることかでき、シール性能が向上する。また、***部に弁座先端部が接触していることから、弁座先端部のシール部材閉鎖面への没入を抑制することができ、シール部材の寿命を延ばすことができる。
請求項２に記載の発明によれば、***部のテーパー面に弁座先端部を当接させるので、***部の周方向における弁座先端部との接触圧をより均一にすることができ、シール性をさらに向上させることができる。
【００２０】
請求項３に記載の発明によれば、弁座先端部が***部に接触した状態で、弁座先端部と閉鎖面との間に隙間が形成されるように、弁座先端部又は***部を形成することにより、確実に***部に弁座先端部を接触させることができる。このため、***部の変形が確実に得られ、閉鎖面への没入量の増大を抑制することができる。
請求項４に記載の発明によれば、高圧ガスの減圧に用いた場合には、特にシール部材の変形を効果的に抑制でき、耐用期間を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の減圧弁の全体断面側面図である。
【図２】弁座とシール部材の位置関係を示す部分断面側面図である。
【図３】弁座とシール部材の位置関係を示す部分断面側面図である。
【図４】弁座とシール部材の位置関係を示す部分断面側面図である。
【符号の説明】
１減圧弁
Ｂ本体
２第１部材
２１取付部
２１１雄ネジ部
２２流入路
２２１流入口
２２２開口
２３第１シリンダ
２３１弁室
２３２弁座
２４収納部
２５接続ネジ部
３第２部材
３１接続口
３１１接続ネジ部
３２スプリング室
３２１孔
３３流出路
３３１流出口
３４第２シリンダ
３４１２次圧室
４弁体
４０後端ピストン部
４１先端ピストン部
４２先端部
４３シール部材
４３１閉鎖面
４３２ ***部
４４流通路
４４１流入孔
４４２流出孔
４５スプリング受
４６第１Ｏリング
４７第２Ｏリング
５スプリング
６１テーパー面
６２基端
６３変形部
７１弁座先端部
７１１弁座先端
７２外郭
７３外縁
７４接触部分[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pressure reducing valve used for decompressing high-pressure gas.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a pressure reducing valve that decompresses high-pressure gas is configured such that a valve body that closes with a tip surface abutting against a valve seat formed in a valve chamber is moved in the valve seat direction by the pressure in the secondary pressure chamber. Due to the balance between the force to push back and the force that separates the valve element from the valve seat by the spring and the primary pressure, the valve element is in the closed position (position where the valve element contacts the valve seat) and the open position (the valve element is away from the valve seat). It reciprocates between the two) and exerts the action of lowering the pressure.
For such a pressure reducing valve, for example, the following prior art exists.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-304499 A, paragraph number 0022.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the valve body, a surface that contacts the valve seat is provided with a seal member made of a material softer than the metal constituting the valve seat in order to improve the sealing performance. Since the seal member is softer than the valve seat, there is a problem in that when the valve body is repeatedly in contact with the valve seat, the seal member is deformed so that a sufficient sealing effect cannot be exhibited, and the decompression performance is lowered. In particular, the pressure reducing valve for reducing the pressure of the high pressure gas has a problem that the pressure applied to the contact portion between the valve seat and the valve body is increased, so that the seal member is further deformed and the life is further shortened.
An object of the present invention is to provide a pressure reducing valve having a long service life.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The above object is achieved by the present invention described below.
(1) a main body having a valve chamber provided with a valve seat having a primary pressure gas inlet in the center;
It is housed in the valve chamber, has a closed surface that is pressed against the valve seat and closes the inlet, and maintains an airtight state between the closed position where the opening is closed and the open position where the closed surface is away from the opening. While returning valve body,
A sealing member constituting a closing surface;
A secondary pressure chamber communicating with the valve chamber;
A raised portion formed on the closed surface,
A pressure reducing valve in which a valve seat front end portion having a convex outer shape in cross section is in contact with a peripheral portion of a raised portion in a closed state.
[0006]
(2) The pressure reducing valve according to (1), wherein a peripheral portion of the raised portion is a tapered surface.
[0007]
(3) The pressure reducing valve according to (1) or (2), wherein a gap is formed between the valve seat front end portion and the closed surface when the valve seat front end portion is in contact with the raised portion.
[0008]
(4) The pressure reducing valve according to any one of (1) to (3), wherein the primary pressure is 65 MPa or more.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a cross-sectional side view of a pressure reducing valve of the present invention. The pressure reducing valve 1 of the present invention includes a main body B, a valve body 4 accommodated in the main body B, and a spring 5 interposed between the valve body 4 and the main body B. The main body B has a first member 2 and a second member 3. The first member 2 has a mounting portion 21 connected to the primary pressure side gas flow path and the gas container, and a male screw portion 211 is formed on the outer periphery of the mounting portion 21. An inflow path 22 is formed at the center of the attachment portion 21, one end of which communicates with an inflow port 211 formed at the tip of the attachment portion 21, and the other end communicates with an opening 222. A first cylinder 23 is formed at the center of the first member 2, and a storage section 24 is provided around the first cylinder 23 by a groove formed in a ring shape. The spring 5 is stored in the storage portion 24. A male screw is formed outside the storage portion 24, and a connection screw portion 25 is formed. A valve seat 232 is formed on the bottom surface of the first cylinder 23, and an opening 222 is formed at the center thereof.
[0010]
FIG. 2 is a cross-sectional side view showing the cross-sectional shape of the tip portion of the valve seat 232. The valve seat 231 is constituted by a raised portion formed around the opening 222, and the tip section is formed to have an arcuate outline.
The second member 3 is connected to the connection screw portion 25. The second member 3 is formed in a cylindrical shape, a connection port 31 to which the first member 2 is connected is formed at one end, and an outlet 331 through which the decompressed gas flows out is provided at the center of the other end. It has been. A connection screw portion 311 into which the connection screw portion 25 is screwed is formed inside the connection port 31. A spring chamber 32 is formed inside the connection port 31, and a second cylinder 34 is formed inside the spring chamber 32. On the end surface of the second cylinder 34, an outflow passage 33 opens at the center and communicates with the outflow port 331. The 1st member 2 and the 2nd member 3 are connected in the state arrange | positioned on the same axis line, respectively, and the main body B is comprised. Inside the main body B, a spring chamber 32 for storing the spring, and a first cylinder 23 and a second cylinder 34 for storing the valve body 4 are arranged on the same axis.
[0011]
The valve body 4 is slidably accommodated in the first cylinder 23 and the second cylinder 34. The valve body 4 has a circular cross section and has a front end piston portion 41 slidably accommodated in the first cylinder 23 and a rear end piston portion 40 slidably accommodated in the second cylinder 34. A seal member 43 is embedded in the tip end portion 42 located at the end of the tip piston portion 41, and a closing surface 431 is formed by the seal member 43. The closing surface 431 closes the opening 222 when contacting the valve seat 232. The distal end portion 42 is accommodated in the first cylinder 23 and defines a valve chamber 231.
A flow passage 44 is formed along the axis at the center of the valve body 4, a rear end thereof communicates with an outflow hole 442 opened at the rear end surface of the valve body 4, and a front end of the inflow opening at a side surface of the front end portion 42. It communicates with the hole 441. A decompression chamber 341 is defined by the rear end surface of the valve body 4 and the second cylinder 34.
[0012]
A first O-ring 46 and a second O-ring 47 are respectively mounted on the front end piston 41 and the rear end piston portion 40, and the valve body 4 is connected to the first cylinder 23 and the second cylinder 34 while maintaining an airtight state. It is configured to be slidable inside.
With such a configuration, the valve chamber 231 and the secondary pressure chamber 341 are maintained in an airtight state with respect to the spring chamber 32 (outside air) by the first O ring 46 and the second O ring 47, respectively. A flange formed in the circumferential direction is formed on the outer peripheral surface of the valve body 4, and a spring receiver 45 is provided. The spring 5 is stored in a compressed state between the spring receiver 45 and the storage portion 24. The valve body 4 is urged by the spring 5 in a direction away from the valve seat 232 (toward the open position).
[0013]
In such a configuration, when the primary pressure gas flows into the valve chamber 231 from the inflow passage 22, the gas pressure in the secondary pressure chamber 341 is equal to the gas pressure in the valve chamber 231 through the flow passage 44. Thus, a force for pushing the valve body 4 to the outside of the second cylinder is applied from the secondary pressure chamber 341 side having the second O-ring 47 having a large diameter, and the valve body 4 resists the urging force of the spring 5 to It is pressed against the seat 232. Thereby, the opening 222 of the valve seat 232 is closed, and the gas inflow to the secondary pressure chamber 341 is blocked. By shutting off the gas inflow, the gas pressure in the secondary pressure chamber 341 decreases, and the force for urging the valve body 4 to the closed position decreases. As a result, the valve body 4 is moved away from the valve seat 232 by the restoring force of the spring 5, the opening 222 is opened, and the primary pressure gas flows into the secondary pressure chamber 341. Thus, when the valve body 4 reciprocates between the open position and the closed position, the gas pressure flowing out from the outlet 331 is reduced to a secondary pressure lower than the primary pressure.
[0014]
A raised portion 432 is formed at the center of the tip closing surface 431 of the valve body 4. 2 to 4 are cross-sectional side views showing the positional relationship between the valve body 4 and the raised portion 432. The raised portion 432 has a tapered surface 61 (inclined surface) at the peripheral end, and is formed in a state of protruding from the closed surface 431 with the boundary portion between the tapered surface 61 and the closed surface 431 as the base end 62. .
[0015]
The tip 71 of the valve seat 232 is chamfered so that the outer shell 72 in the cross-sectional shape has an arc shape with a radius r. Further, a curved surface is formed on the distal end portion 71 from the valve seat distal end 711 in the transverse section toward the inner side and the outer side from the tip point where the valve seat first touches the plane when the valve seat is closed with a flat surface. The As shown in FIG. 3, in the valve seat distal end portion 71, the outer edge 73 that is a boundary portion between the curved surface formed outward and the outer tapered surface is outside the base end 62 of the raised portion 432. To position. In this embodiment, the valve seat front end 711 is also located outside the base end 62. As shown in FIG. 2, in the closed state in which the opening 222 is closed, the inner curved surface of the valve seat front end portion 71 comes into contact with the tapered surface 61 of the raised portion 432 to close the opening 222. A gap δ is formed between the surface 431 and the valve seat tip 711.
[0016]
The seal member 43 is made of a soft material, such as resin, compared to the valve seat 232. For this reason, when the closing surface 431 is pressed against the valve seat 232, the portion in contact with the valve seat 232 is deformed, and as shown in FIG. Immerse yourself in. In this state, since the raised portion 432 is provided, the area of the contact portion 74 between the valve seat distal end portion 71 and the seal member 43 is increased, and the sealing performance (air tightness) is improved. In addition, since the raised portion 432 is first contacted and pressed against the closing surface 431 while the protruding portion 432 is deformed, the amount of immersion in the closing surface 431 is reduced, and the life of the sealing member 43 can be extended. it can.
[0017]
In particular, for example, in a pressure reducing valve for high-pressure gas of 65 MPa or more, the valve body 4 is pressed against the valve seat 232 with a stronger pressure, so the deformation of the seal member 43 is significant. For this reason, the said structure which suppresses the amount of immersion by the valve-seat front-end | tip part 71 contacting the protruding part 432 is especially useful. In addition, it is possible to maintain good sealing performance in a state in which the amount of immersion is suppressed.
[0018]
The valve seat front end portion 71 has the following positional relationship in order to suppress the amount of immersion of the sealing member 43 into the closing surface 431 and increase the contact area with the sealing member 43 to ensure sealing performance. Good. For example, the valve body 4 is brought close to the valve seat front end portion 71, and the position where the seal member 43 and the valve seat front end portion 71 first contact is the tapered surface 61 of the raised portion 432. The taper surface 61 and the closing surface 431 are in contact with each other at the same time. In other words, as shown in FIG. 3, the valve seat distal end 711 is a position that overlaps or is a position outside the base end 62 of the raised portion 432, and the inner diameter d <b> 1 of the opening 222 is inside the base end 62. That is.
[0019]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the invention, since the valve seat tip is in contact with the raised portion, the contact area between the valve seat and the seal member can be increased, and the sealing performance is improved. Moreover, since the valve seat front end is in contact with the raised portion, the immersion of the valve seat front end into the seal member closing surface can be suppressed, and the life of the seal member can be extended.
According to the invention described in claim 2, since the valve seat tip is brought into contact with the tapered surface of the raised portion, the contact pressure with the valve seat tip in the circumferential direction of the raised portion can be made more uniform, Sealability can be further improved.
[0020]
According to the third aspect of the present invention, the valve seat front end portion or the raised portion is formed such that a gap is formed between the valve seat front end portion and the closed surface in a state where the valve seat front end portion is in contact with the raised portion. By forming the valve seat, the valve seat tip can be reliably brought into contact with the raised portion. For this reason, a deformation | transformation of a protruding part is obtained reliably and the increase in the amount of immersion to a closed surface can be suppressed.
According to the fourth aspect of the present invention, when used for reducing the pressure of the high-pressure gas, the deformation of the seal member can be effectively suppressed, and the service life can be extended.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall sectional side view of a pressure reducing valve of the present invention.
FIG. 2 is a partial cross-sectional side view showing a positional relationship between a valve seat and a seal member.
FIG. 3 is a partial cross-sectional side view showing a positional relationship between a valve seat and a seal member.
FIG. 4 is a partial cross-sectional side view showing a positional relationship between a valve seat and a seal member.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Pressure reducing valve B Main body 2 1st member 21 Attachment part 211 Male thread part 22 Inflow path 221 Inflow port 222 Opening 23 1st cylinder 231 Valve chamber 232 Valve seat 24 Storage part 25 Connection screw part 3 2nd member 31 Connection port 311 Connection Screw portion 32 Spring chamber 321 Hole 33 Outflow passage 331 Outlet 34 Second cylinder 341 Secondary pressure chamber 4 Valve body 40 Rear end piston portion 41 Front end piston portion 42 Front end portion 43 Seal member 431 Closed surface 432 Raised portion 44 Flow passage 441 Inflow hole 442 Outflow hole 45 Spring receiver 46 1st O-ring 47 2nd O-ring 5 Spring 61 Tapered surface 62 Base end 63 Deformed portion 71 Valve seat distal end 711 Valve seat distal end 72 Outline 73 Outer edge 74 Contact portion

Claims

１次圧ガスの流入口を中央に有する弁座を備えた弁室を有する本体と、
弁室内に収納され、前記弁座に押接されて流入口を塞ぐ閉鎖面を有し、開口を塞いだ閉鎖位置と閉鎖面が開口から離れた開放位置との間で、気密状態を維持しつつ復動可能な弁体と、
閉鎖面を構成するシール部材と、
弁室に連通した２次圧室と、
閉鎖面に形成された***部とを備え、
横断面の外郭が凸状に形成された弁座先端部は、閉鎖状態で***部の周縁部に当接している減圧弁。A body having a valve chamber with a valve seat having a primary pressure gas inlet in the center;
It is housed in the valve chamber, has a closed surface that is pressed against the valve seat and closes the inlet, and maintains an airtight state between the closed position where the opening is closed and the open position where the closed surface is away from the opening. While returning valve body,
A sealing member constituting a closing surface;
A secondary pressure chamber communicating with the valve chamber;
A raised portion formed on the closed surface,
A pressure reducing valve in which a valve seat front end portion having a convex outer shape in cross section is in contact with a peripheral portion of a raised portion in a closed state.

***部の周縁部は、テーパー面となっている請求項１に記載の減圧弁。The pressure reducing valve according to claim 1, wherein a peripheral portion of the raised portion is a tapered surface.

弁座先端部が***部に接触した状態では、弁座先端部と閉鎖面との間に隙間が形成されている請求項１又は２に記載の減圧弁。3. The pressure reducing valve according to claim 1, wherein a gap is formed between the valve seat front end portion and the closing surface in a state where the valve seat front end portion is in contact with the raised portion.

減圧弁は、１次圧は、６５ＭＰａ以上である請求項１〜３のいずれか１に記載の減圧弁。The pressure reducing valve according to any one of claims 1 to 3, wherein the pressure reducing valve has a primary pressure of 65 MPa or more.