JP2005001710A - テープカセット用収納ケース - Google Patents

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輝男 芦川
Hiroyuki Naito
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Abstract

【課題】テープカセット用収納ケースの輸送するときや保管するときなどにおいていずれも取り扱いに便利なテープカセットを提供する。
【解決手段】テープカセットを収納する収納ケース本体11を備え、収納ケース本体11の表面には表側面12と裏側面13とが形成され、表側面12及び裏側面のうちいずれか一方には、シート部材18を配設する凹部領域13bが形成され、且つ、表側面12及び裏側面13のうちいずれか他方には、異なる収納ケース本体同士を表側面と裏側面とで重ね合わせたときに凹部領域を区画する段差16に規制されるように複数のリブ14が設けられ、リブ14には収納ケース本体11の表面に対して傾斜する傾斜面14b,14cが形成されている
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、VTR(ビデオテープレコーダ)に使用されるテープカセットを収納するのに用いられるテープカセット用収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テープカセットが多用されている。これらテープカセットは、塵埃や落下時の衝撃等から保護するために、テープカセット用収納ケース(以下、収納ケースともいう。)に入れられて携帯・保管されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−211984号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、テープカセットを収納した収納ケースを鉛直方向に積み重ねて台車上に置いて輸送するときなどに、台車の振動に伴い収納ケース同士の重なり合う位置がずれて、収納ケースがバランスを崩して落下することがあり取り扱い難かった。
また、積み重ねた収納ケース同士のずれを防止するためには、収納ケース同士が重なる部分に凹凸を設けることで互いに係合する構成とすることが考えられる。しかし、収納ケースをラックに並べて保管すると、収納ケース同士の重なる部分において上記凹凸が互いに引っ掛かるため収納ケースを取り出しにくくなり、却って取り扱い難かった。
このため、輸送するとき等には積み重ねた収納ケースが崩れ落ちてしまうことを防止でき、且つ、保管するときなどには重ね合わされた収納ケースから適宜取り出し易いといった、取り扱いに便利なテープカセットの要望が強かった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、テープカセット用収納ケースを輸送するときや保管するときなどにおいて、いずれも取り扱いに便利なテープカセット用収納ケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、テープカセットを収納する収納ケース本体を備え、前記収納ケース本体の表面には表側面と裏側面とが形成され、前記表側面及び裏側面のうちいずれか一方には、シート部材を配設する凹部領域が形成され、且つ、前記表側面及び裏側面のうちいずれか他方には、異なる収納ケース本体同士を表側面と裏側面とで重ね合わせたときに前記凹部領域を区画する段差に規制されるように複数のリブが設けられ、前記リブには前記収納ケース本体の表面に対して傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とするテープカセット用収納ケースによって達成される。
【0006】
上記テープカセット用収納ケースによれば、輸送する際に収納ケース同士を積み重ねると、収納ケースの表側面又は裏側面に設けられた複数のリブが重ね合わされる収納ケースの凹部領域内に位置する状態となり、振動により収納ケース同士が相対的に移動しても上記リブが凹部領域を区画する段差に規制されることによって積み重ねられた収納ケースの位置がずれることを防止できる。このため、輸送する際に積み重ねられた収納ケースがバランスを崩して落下することを防止できる。また、ラックに重ね合わされて保管された複数の収納ケースから収納ケースを取り出す際には、使用者が収納ケースを手指で把持しつつ収納ケースの所定方向に力(輸送時の振動によってずれる力よりも大きな力)を加えると、把持された収納ケースにおけるリブが、傾斜面によって段差を乗り上げて凹部領域の外側に移動する。こうして、収納ケース同士の移動の規制が解除され、収納ケースを取り出すことができる。このため、取り出される収納ケースに隣接する収納ケースが、リブと凹部領域の段差との係合により取り出される収納ケースに追従することでラックにおける適正な保管位置からはみ出てしまうことを防止できる。こうして、使用者は、取り出す必要のない収納ケースを押さえつけつつ所望の収納ケースを取り出すといった煩わしい作業をする必要なく、容易に所望の収納ケースを取り出すことができる。
【0007】
また、保管時に収納ケースを並べるときなどにおいて、重ね合わされる収納ケース同士間においてリブが凹部領域を区画する段差で規制されることによって、収納ケース同士の重なり合う位置が一定となる。このため、複数の収納ケースを保管するときには、重ね合わせる方向に沿って整然と並べることができ、収納し易くなる。
【0008】
さらに、凹部領域に配設されるシート部材は、通常、収納ケースにおける他の部位を構成する樹脂よりも摩擦係数が大きい樹脂によって構成される。このため、リブが凹部領域内に位置する状態で、リブの一部が凹部領域のシート部材と摺動することで、従来のように収納ケースにおける他の部位と摺動する場合に比べて、より大きい摩擦抵抗を得ることができる。このため、重ね合わされる収納ケース同士が相対的にずれてしまうことをより一層顕著に抑制することができる。このとき、シート部材を構成する樹脂の種類を変えることで、リブと凹部領域との摺動箇所における摩擦抵抗を適宜調整することができる。
したがって、本発明にかかるテープカセット用収納ケースによれば、輸送するときや保管するときなどにおいていずれのときも取り扱いが便利である。
【0009】
上記テープカセット用収納ケースにおいて、傾斜面が収納ケース本体の表面に対して20°から50°の角度で形成されていることが好ましい。
また、上記テープカセット用収納ケースにおいて、複数のリブが、異なる収納ケース本体における複数のリブと係合可能に形成されていることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明にかかるテープカセット用収納ケースの表側面を示す全体斜視図であり、図2は、図1に示す収納ケースの裏側面を示す全体斜視図であり、図3は、図1のA−A線断面図であり、図4は、図1のB−B線断面図であり、図5は、図2のC−C線断面図である。
図1に示すテープカセット用収納ケース10は、一般にハードケースと呼ばれるものである。収納ケース10は、ポリプロピレン等からなる。
【0011】
収納ケース10は、収納ケース本体10aを備えている。収納ケース本体10aは、収納部11と、収納部11に連結された蓋部11cとを備えている。収納部11は、長方形状の底板11aと、底板11aの両短辺に沿って立設した側壁11bと、底板11aの一方の長辺に沿って立設した端壁11dとを備えている。収納ケース本体10aの内側には底板11a、側壁11b及び端壁11dによりテープカセットを収容する空間が区画される。
底板11aの他方の長辺に沿ってヒンジ部などを介して折り畳み可能に連結片15が設けられている。
【0012】
蓋部11cは、収納部11の底板11aと同面積の長方形状を有し、一方の長辺にはヒンジ部などを介して折り畳み可能に連結片15が連結されている。
収納ケース10は、収納部11を基盤として、連結片15及び蓋部11cを図1中矢印R方向に回動させて開き、テープカセットを収納することができる構造である。
【0013】
ここで、本実施形態の収納ケース10において、図1に示す蓋部11cの上面を表側面12とし、図2に示す収納部11の底板11aの上面を裏側面13とする。
【0014】
図1に示すように、蓋部11cには、表側面12の上方視において長方形状の窓部12aが設けられている。窓部12aは透明な樹脂製であり、使用者が窓部12aを介して収納部11の内部にテープカセットが収納されているか否かを視認することが可能である。
【0015】
図1に示すように、収納ケース10の表側面12において、蓋部11cの長辺と窓部12aの長辺とのそれぞれの間には複数のリブ14が突設されている。
複数のリブ14はそれぞれ、収納ケース10の長手方向(図1中矢印X方向)に沿って所定の間隔をあけて設けられている。図1において、蓋部11cの両長辺側に各10個のリブ14が設けられている構造を示しているが、リブ14の数は特に限定されない。
【0016】
図2に示すように、収納ケース10の裏側面13には、底板11aの両短辺側に位置する平坦面13aと、これら平坦面13a間に段差16によって区画された帯状の凹部領域13bとが設けられている。凹部領域13bは、収納ケース10の裏側面13の一方の長辺中央から連結片15を介して蓋部11cの一方の長辺中央にわたって設けられている。凹部領域13bには透明のポリプロピレン製などのシート部材18が配設されている。シート部材18は、凹部領域13bの周縁に沿うような帯形状を有し、その一端が凹部領域13bにおける底板11aの長辺側端部のシート溶着部17において熱溶着されている。シート部材18の他端が、凹部領域13bにおける蓋部11cの一方の長辺中央部のシート溶着部19に熱溶着されている。こうして、凹部領域13bにシート部材18を溶着固定することでポケットが区画され、このポケットには、収納ケース10に収納される磁気カセットテープの製品情報等を記録するためのケースカードLが図2中矢印で示すように収容される。
ここで、シート溶着部17は、溶着時の盛り上がりによって突出した形状を有する。このとき突出する高さが0.1mm〜0.3mmになるように形成されている。
【0017】
次に、図1,図3及び4を参照して、リブの形状を説明する。
図1に示すように、リブ14は、表側面12上面視において、収納ケース10の短手方向(図1中矢印Y方向)に沿って長辺を有する長方形状である。
リブ14は、長方形状の突設面14aと、表側面12からこの突設面14aの両長辺にわたって形成された傾斜面14bと、表側面12から両短辺にわたって形成された傾斜面14cとを有している。
【0018】
図3に示すように、リブ14は、傾斜面14cが表側面12に対して所定の角度D1で傾斜し、突設面14aが表側面12に対して高さRを有するように構成され、また、図4に示すように、リブ14は、傾斜面14bが表側面12に対して所定の角度D2で傾斜し、突設面14aが表側面12に対して高さRを有するように構成されている。本実施形態において、角度D1を30°、角度D2を30°、リブ14の高さRを0.3mmとした。また、角度D1,D2は本実施形態に限定されず、角度D1を20°〜50°とすることが好ましく、角度D2を20°〜50°とすることが好ましい。
【0019】
図5に示すように、平坦面13aから凹部領域13bまでの段差16の高さSは、シート部材18の厚み寸法以上となるように設定されている。本実施形態において、シート部材18の厚みが0.15mmであり、段差の高さSが0.4mmである。
【0020】
次に、図6を参照して、上記収納ケース10を複数積み重ねた状態について説明する。図6は、複数の収納ケースを複数積み重ねた状態を示す図である。図7は、図6において収納ケースの重ね合う部分を図6中矢印Z方向に見た状態を説明する拡大図である。
図6,図7に示すように、複数のリブ14は、異なる収納ケース本体同士を表側面12と裏側面13とで重ね合わせたときに凹部領域13b内に位置するように設けられている。
【0021】
複数のリブ14は、凹部領域13b内に位置した状態で、突設面14aがシート部材18を介して凹部領域13bに突き当たる。そして、重なり合う収納ケース10が長手方向(図6,7中矢印Wで示す方向)に相対的に移動すると、図7中上方の収納ケース10Aの段差16が同図中下方の収納ケース10Bのリブ14の傾斜面14bに当接する。このため、リブ14が段差16に規制されて凹部領域13bの外側に移動することが防止される。図示しないが、矢印W方向反対側の段差においても同様にリブの移動が規制される。
【0022】
また、異なる収納ケース本体同士を表側面12と裏側面13とで重ね合わせた状態において、図2に示すように、複数のリブ14が収納ケース10の短手方向(図中矢印Y方向の反対方向)に移動すると、シート溶着部17にリブ14の傾斜面14c(図1参照)が当接する。こうして、重なり合う収納ケース10同士が互いの短手方向に相対的に移動することが規制される。
【0023】
上記収納ケース10によれば、輸送する際に収納ケース10同士を積み重ねると、収納ケース10の表側面12に設けられた複数のリブ14が重ね合う収納ケース10の凹部領域13b内に位置する状態となる。そして、収納ケース10同士が相対的に移動する場合には、リブ14が段差16又はシート溶着部17に当接することによって、積み重ねられた収納ケース10同士の相対位置がずれてしまうことが規制される。このため、輸送する際に積み重ねられた収納ケース10がバランスを崩して落下することを防止できる。
【0024】
また、重ね合わされてラック等に保管された複数の収納ケース10から任意の収納ケース10を取り出す際には、使用者が収納ケース10を手指で把持しつつ収納ケース10に力を加えることで、把持された収納ケース10のリブ14が、段差16やシート溶着部17に当接しつつ傾斜面14b,14cによって凹部領域13bの外側に乗り上げる。つまり、輸送時の振動によってずれる力よりも大きな力を加えた場合は、段差16によるリブ14の規制は容易に解除される。こうして、収納ケース10同士の移動の規制が解除されて収納ケース10を相対的に移動させることができ取り出すことができる。このため、ラックで保管する際には、取り出される収納ケース10に隣接する収納ケースが取り出される収納ケース10に追従することに起因して適正な保管位置からはみ出てしまうことを防止できる。
こうして、使用者は、取り出す必要のない収納ケースを押さえつけつつ所望の収納ケースを取り出すといった煩わしい作業をする必要なく、容易に所望の収納ケースを取り出すことができる。
【0025】
また、保管時などの収納ケース10を並べる際には、重ね合わされる収納ケース10同士間においてリブ14が凹部領域13b内に位置することによって、重ね合わせる位置がいずれの収納ケース10間においても一定になる。このため、複数の収納ケース10を保管するときなどには、重ね合わせる方向に沿って整然と並べることができ、収納し易くなる。
【0026】
さらに、凹部領域13bに配設されるシート部材18は、通常、収納ケース10における他の部位を構成する樹脂よりも摩擦係数が大きい樹脂によって構成される。このため、複数のリブ14が凹部領域13b内に位置した状態で、リブ14の突設面14aが凹部領域13bのシート部材18に摺動することで、従来のように収納ケース10における他の部位と摺動する場合に比べて、より大きい摩擦抵抗を得ることができる。このため、重ね合わされる収納ケース10同士が相対的にずれてしまうことをより一層顕著に抑制することができる。このとき、シート部材18を構成する樹脂の種類を変えることで、リブ14と凹部領域13bとの摺動箇所における摩擦抵抗を適宜調整することができる。
複数のリブ14は、使用者が収納ケース10を取り扱う際においてグリップとして機能するため、使用者がリブ14を手指で把持することで収納ケース10を取り扱いやすくなる。
したがって、本発明にかかるテープカセット用収納ケースによれば、輸送するときや保管するときなどにおいていずれのときも取り扱いが便利である。
【0027】
上記収納ケース10において、複数のリブ14が、異なる収納ケース10の複数のリブ14と係合可能に形成されていることが好ましい。
図8は、本実施形態の収納ケースが表側面同士で重なり合わせされた状態を示す図である。図9は、図8において複数のリブが対向した状態を説明する図であり、図10は、図9に示す対向する複数のリブが互いに係合した状態を説明する図である。
図9に示すように、収納ケース10A,10B同士を重ね合わせる場合には、重ね合わされる収納ケース10A,10Bのそれぞれの表側面12に設けられた複数のリブ14が互いに対向し、図9中矢印に示す方向にそれぞれの収納ケース10A,10Bを重ね合わせるとリブ14の突設面14a同士が付き合わされた状態となる。
【0028】
そこで、本実施形態の複数のリブ14は、突設面14aの幅(図9中左右方向の寸法)Tが複数のリブ14同士の間の谷部14dの間隔Vと同じになるように形成されている。こうすることで、図9のように互いに対向する複数のリブ14を重ね合わせたときに、平面方向に僅かにずらすことで一方の収納ケース10Aに設けられたリブ14の突設面14aが、他方の収納ケース10Bに設けられたリブ14同士の間に収容される。
【0029】
このため、図9,10に示すように、輸送時に収納ケース10A,Bを積み重ねるときに、重ね合わされる収納ケース10A,B同士のリブ14が対向する場合でも、リブ14同士が係合可能な構成である。このため、積み重ねられた収納ケース10A,Bがバランスを崩して落下することを防止することができる。
また、図10に示すように、収納ケース10A,Bの保管時において、対向する複数のリブ14同士が互い違いに係合するため、リブ14の突設面14a同士が付き合わされた状態となることに起因して収納ケース10A,Bの厚み方向(図8において上下方向)に嵩張って保管スペースが大きくなることを回避することができる。
【0030】
さらに、各リブ14は、突設面14aの縁部又は傾斜面14bが対向するリブ14の傾斜面14b上を摺動することによって谷部14dに導かれる。このため、対向する複数のリブ14同士をスムーズに係合させることができる。
【0031】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良などが可能である。
例えば、上記収納ケース10は、表側面12に複数のリブ14を設け、裏側面13に凹部領域13bを設けた構成としたが、表側面12に凹部領域を設け、裏側面に複数のリブを設ける構成としてもよい。
また、各リブ14の形状は図1に示すものに限定されず、表側面12と裏側面13とを重ね合わせた際に凹部領域13b内に適宜位置する範囲で適宜変更することができる。さらに、リブ14の配置は、図1に示すように直列に配置される構成に限定されず、各リブ14が隣接するリブに対して収納ケース短手方向にずれるように配置されている構成としてもよい。
【0032】
例えば、上記収納ケース10においては表側面12に窓部12aが設けられた構成としたがこれに限定されず、窓部が設けられていない構成としてもよい。
図11は、上記実施形態の収納ケース10の変形例を示す全体斜視図である。収納ケース20は、収納ケース本体21を備え、この収納ケース本体21の表側面22には窓部が設けられていない構成である。収納ケース20の表側面22には、裏側面23と重ね合わせたときに凹部領域(図2参照)内に位置するように複数のリブ24が表側面22の一方の長辺中央から他方の長辺中央にわたって設けられている。
この収納ケース20によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、テープカセット用収納ケースの輸送するときや保管するときなどにおいていずれも取り扱いに便利なテープカセットを提供できる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるテープカセット用収納ケースの表側面を示す全体斜視図である。
【図2】本発明にかかるテープカセット用収納ケースの裏側面を示す全体斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】複数の収納ケースを複数重ね合わせた状態を示す図である。
【図7】図6の矢印Z方向に見た状態を説明する拡大図である。
【図8】収納ケースが表側面同士で重なり合わせされた状態を示す図である。
【図9】図8において複数のリブが対向した状態を説明する図である。
【図10】図9に示す対向する複数のリブが互いに係合した状態を説明する図である。
【図11】本発明にかかる磁気カセットテープ用収納ケースの変形例を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
10,20 テープカセット用収納ケース(収納ケース)
12,22 表側面
13,23 裏側面
13b 凹部領域
14,24 リブ
16 段差
18 シート部材

Claims (3)

  1. テープカセットを収納する収納ケース本体を備え、前記収納ケース本体の表面には表側面と裏側面とが形成され、前記表側面及び前記裏側面のうちいずれか一方には、シート部材を配設する凹部領域が形成され、且つ、前記表側面及び前記裏側面のうちいずれか他方には、異なる収納ケース本体同士を表側面と裏側面とで重ね合わせたときに前記凹部領域を区画する段差に規制されるように複数のリブが設けられ、前記リブには前記収納ケース本体の表面に対して傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とするテープカセット用収納ケース。
  2. 前記傾斜面が前記収納ケース本体の表面に対して30°から60°の角度で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテープカセット用収納ケース。
  3. 前記複数のリブが、異なる収納ケース本体における複数のリブと係合可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテープカセット用収納ケース。
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