JP2005000296A - パンツ型着用物品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な使い捨て着用物品を高速で連続製造して製造コストを下げる。
【解決手段】長さ方向Xに連続移動されるウエブ8,9の両側に、長さ方向Xに所定の間隔Lを隔てて、幅方向の伸縮性を有するサイドパネル3を収縮状態で接続する工程▲1▼と、ウエブ8,9を所定の長さLで切断して、展開状着用物品6に成形する工程▲3▼と、展開状着用物品6を側面視で略U字状に折り曲げる工程▲4▼と、折り曲げた展開状着用物品6のサイドパネル3の端部を、対向する折り曲げ部Pに対して接続して、パンツ型着用物品1Aに成形する工程▲6▼とを含む。
【選択図】 図1
【解決手段】長さ方向Xに連続移動されるウエブ8,9の両側に、長さ方向Xに所定の間隔Lを隔てて、幅方向の伸縮性を有するサイドパネル3を収縮状態で接続する工程▲1▼と、ウエブ8,9を所定の長さLで切断して、展開状着用物品6に成形する工程▲3▼と、展開状着用物品6を側面視で略U字状に折り曲げる工程▲4▼と、折り曲げた展開状着用物品6のサイドパネル3の端部を、対向する折り曲げ部Pに対して接続して、パンツ型着用物品1Aに成形する工程▲6▼とを含む。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パンツ型着用物品を高速で連続製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
使い捨てのパンツ型着用物品としては、幼児用のパンツ型おむつやトレーニングパンツ、失禁パンツなどがある。
【0003】
このような使い捨て着用物品の製造方法としては、幅方向に分離させた2枚のベルト材に跨って2本のレッグ用弾性部材を蛇行状に取付けた後に、吸収体が位置する部分のレッグ用弾性部材をカットして、第1弾性ベルト材と第2弾性ベルト材とに跨って吸収体を取付ける。
【0004】
その後、吸収体を2つ折りして、第1弾性ベルト材と第2弾性ベルト材と重ね合わせた状態でレッグ用穴を明け、ベルト材の使い捨て着用物品の両側部に相当する部分をサイドシールして、サイドシール部をカットするものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
米国特許公開番号US2002−0092604号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、着用者のフロント(前腹)部とクロッチ(股)部とバック(後背)部とを覆う部材(例えば吸収体)の両側を、伸縮性を有するサイドパネルで連結してなる簡易な使い捨て着用物品は、高速で連続製造して製造コストを下げることが要望されている。
【0007】
本発明は、上記要望に応えるためになされたもので、高速で連続製造することを可能にしたパンツ型着用物品の製造方法を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、長さ方向に連続移動されるウエブの両側に、長さ方向に所定の間隔を隔てて、幅方向の伸縮性を有するサイドパネルを収縮状態で接続する工程と、
上記ウエブを所定の長さで切断して、展開状着用物品に成形する工程と、
この展開状着用物品を側面視で略U字状に折り曲げる工程と、
この折り曲げた展開状着用物品のサイドパネルの端部を、対向する折り曲げ部に対して接続して、パンツ型着用物品に成形する工程とを含むことを特徴とするパンツ型着用物品の製造方法を提供するものである。
【0009】
請求項2のように、上記サイドパネルの接続工程以外の工程は、回転する成形ドラムで行われる構成とすることが好ましい。
【0010】
請求項3のように、上記サイドパネルの接続工程以外の工程は、展開状着用物品を吸着保持可能なバキューム機能を有するコアの組み合わせで行われる構成とすることが好ましい。
【0011】
請求項4のように、上記ウエブは、先行するサイドパネルの前端位置と、後続するサイドパネルの前端位置とで切断されて、このサイドパネルの端部を、対向する折り曲げ部に直接接続する構成とすることができる。
【0012】
請求項5のように、上記ウエブは、先行するサイドパネルの中間位置と、後続するサイドパネルの中間位置とで切断されて、対向するサイドパネルの端部同士を接続する構成とすることができる。
【0013】
請求項6のように、上記サイドパネルは、展開状着用物品の約2倍の長さに相当する間隔を隔ててウエブに接続され、このウエブは、先行するサイドパネルの中間位置と、後続するサイドパネルの中間位置と、その中間位置とで切断されて、長さ方向の向きが交互に逆となるように、展開状着用物品を成形する構成とすることができる。
【0014】
請求項7のように、上記ウエブに、吸収体を取付ける工程を含む構成とすることが好ましい。
【0015】
請求項8のように、上記サイドパネルは、パンツ型着用物品の折り曲げ部の間に折り込まれる構成とすることが好ましい。
【0016】
請求項9のように、上記サイドパネルは、2枚のサイドパネル用ウエブの間に弾性部材を挟み込んで接合する構成とすることが好ましい。
【0017】
請求項10のように、上記接合は、2枚のサイドパネル用ウエブの間に弾性部材を挟み込んだ状態で、ヒートエンボスをすることにより行われる構成とすることが好ましい。
【0018】
請求項11のように、上記弾性部材は、ポリウレタンフィルムまたは熱可塑性弾性樹脂である構成とすることが好ましい。
【0019】
【発明の作用および効果】
本発明によれば、ウエブを所定の長さで切断した展開状着用物品を略U字状に折り曲げて、両側のサイドパネルの端部を対向する折り曲げ部に対して接続すると、パンツ型着用物品に成形できるようになるから、パンツ型着用物品を高速で連続製造できるので、製造コストを下げることができる。
【0020】
請求項2によれば、回転する成形ドラムで大部分の工程を行うから、高速で連続製造できるようになる。
【0021】
請求項3によれば、展開状着用物品からパンツ型着用物品を成形するときに、バキュームコアを組み合わせて大部分の工程を行うから、高速で連続製造できるようになる。
【0022】
請求項4、請求項5および請求項6によれば、切断位置と接続位置を変えることで、多種の方法で高速で連続製造できるようになる。
【0023】
請求項7によれば、ウエブに吸収体を取付けると、尿等の漏れを防止することができる。なお、吸収体は、2枚のウエブの間に挟み込んで取付ける方法、ウエブの上に固定して取付ける方法、ウエブの上に着脱可能に取付ける方法などを適宜に採用することができる。
【0024】
請求項8によれば、サイドパネルをパンツ型着用物品の折り曲げ部の間に折り込むと、コンパクトにまとめることができる。
【0025】
請求項9によれば、2枚のサイドパネル用ウエブの間に弾性部材を挟み込んで接合してサイドパネルを成形することができる。
【0026】
請求項10によれば、2枚のサイドパネル用ウエブの間に弾性部材を挟み込んだ状態で、ヒートエンボスにより接合してサイドパネルを成形することができる。
【0027】
請求項11によれば、ポリウレタンフィルムまたは熱可塑性弾性樹脂で弾性部材を製造でき、特に熱可塑性弾性樹脂の場合は、2枚の伸縮性不織布の間に熱可塑性弾性樹脂を塗布等すれば、不織布の接着と弾性部材の添設とを同時に行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0029】
図5は、第1実施形態のパンツ型着用物品1Aの着用状態を示すものであり、前後方向に長い略長方形状のパンツ本体2を備えるとともに、このパンツ本体2の前端部2aと後端部2bは、幅方向に伸縮性を有するサイドパネル3でそれぞれ連結されて、フロント(前腹)部Pとバック(後背)部Qとの間のクロッチ(股)部Rの両側にレッグホール(脚穴)部Sが形成されるようになる。
【0030】
上記クロッチ部Rには吸収体4が取付けられている。なお、吸収体4を取付けないことも可能である。
【0031】
次に、第1実施形態のパンツ型着用物品1Aの縦流れによる製造方法の概要を図1に基づいて説明する。
【0032】
工程▲1▼で、長さ方向Xに下側のウエブ8(パンツ本体2の肌面側シートとなる。)を連続搬送しながら、下側のウエブ8の中央部(パンツ本体2のクロッチ部Rに相当する。)に、長さ方向に所定の間隔(後述する所定の長さLに相当する。)を隔てて、吸収体4を接着するとともに、下側のウエブ8の両側部(パンツ本体2のバック部Qに相当する。)に、長さ方向に所定の間隔(後述する所定の長さLに相当する。)でサイドパネル3の後端部3bをそれぞれ接着する。なお、サイドパネル3は収縮状態である。
【0033】
工程▲2▼で、下側のウエブ8に上側のウエブ9(パンツ本体2の外面側シートとなる。)を重ね合わせて、吸収体4とサイドパネル3とを挟み込んだ状態で接着する。
【0034】
工程▲3▼で、上記両ウエブ8,9は、先行するサイドパネル3の前端位置と、後続するサイドパネル3の前端位置との間で所定の長さLに切断すると、展開状着用物品6が成形されるようになる。なお、後述する成形ドラム12による成形では、工程▲3▼の前に、下側のウエブ8が上側となり、上側のウエブ9が下側となるように上下が逆転される。
【0035】
工程▲4▼で、展開状着用物品6を側面視で略U字状または略V字状に折り曲げる。
【0036】
工程▲5▼で、サイドパネル3を前方に折り曲げる。
【0037】
工程▲6▼で、サイドパネル3の前端部3aを内方に折り曲げて、展開状着用物品6の折り曲げ部(パンツ本体2のフロント部Pに相当する。)の外面に接着すると、パンツ型着用物品1Aが成形されるようになる。
【0038】
工程▲7▼で、サイドパネル3をパンツ型着用物品1Aの折り曲げ部(パンツ本体2のフロント部Pとバック部Qに相当する。)の間に折り込む。
【0039】
工程▲8▼で、パンツ型着用物品1Aを前倒しする。
【0040】
上記工程▲1▼〜▲8▼の内、工程▲1▼▲2▼は、直線状のコンベアで行っているが、工程▲3▼〜▲8▼は、図7に示すような一方向回りEに高速回転する成形ドラム12のコア(成形用型)13〜18で行うことができる。
【0041】
上記成形ドラム12は、円周上八等分に区画12a〜12hされて、各区画12a〜12hには、図8に示すように、展開状着用物品6のクロッチ部Rの外面に位置する固定の下コア14と、展開状着用物品6のクロッチ部Rの内面に位置して、上下移動する上コア13と、展開状着用物品6のフロント部Pの外面に位置して、図10のように、下動した上コア13の前面に対向するように前後揺動するフロントコア15と、展開状着用物品6のバック部Qの外面に位置して、図10のように、下動した上コア13の後面に対向するように上下揺動するバックコア16とが設けられている。
【0042】
また、バックコア16の両側には、展開状着用物品6のサイドパネル3の外面に位置して、図11のように、下動した上コア13の側面に対向するように前後揺動する第1サイドコア17と、展開状着用物品6のサイドパネル3の前端部3aの外面に位置して、図12のように、下動した上コア13の前面に対向するように前後揺動する第2サイドコア18とが設けられている。
【0043】
上記コア14〜18は、バキューム機能を有して、一定のタイミングで展開状着用物品6の対応する部位を吸着保持できるようになっている。なお、各図面では、バキュームで吸引中のコアには吸引方向の矢印を付し、バキュームを止めたコアには矢印を付していない。
【0044】
また、可動のコア13,15〜18は、ヒンジ機構やリンク機構等で連結されていて、シリンダやモータ等で一定のタイミングで可動制御されるようになる。
【0045】
図7に戻って、上記成形ドラム12の各区画12a〜12hでは、1回転する間に各工程▲3▼〜▲8▼が区画毎に順次に行われるのであるが、便宜上、各区画12a〜12hの位置で各工程▲3▼〜▲8▼が行われているものとして説明する。
【0046】
上記工程▲2▼で、吸収体4とサイドパネル3とを挟み込んだ状態で接着した下側のウエブ8と上側のウエブ9とは、上側のウエブ9がドラム面となるように、送り込みコンベア11で区画12aに送り込まれる。区画12aでは、フロントコア15のみがバキュームされて、ウエブ8,9を吸着保持する。
【0047】
そして、区画12bと区画12cでは、コア14〜18がバキュームされて、ウエブ8,9が弛まないように吸着保持した状態で、区画12bと区画12cとの間で、カッター機構20によりウエブ8,9を所定の長さLに切断して、区画12cでは、図8のように、展開状着用物品6を成形する工程▲3▼が行われる。
【0048】
ついで、区画12dでは、図9にように、上コア13が下動して(矢印h参照)、下コア14との間に、展開状着用物品6のクロッチ部Rを挟み込み、さらに、区画12eでは、図10のように、下コア14のバキュームが止められるとともに、フロントコア15とバックコア16とが上揺動して(矢印i参照)、上コア13の前面と後面との間に、展開状着用物品6のフロント部Pとバック部Qとを挟み込むことにより、展開状着用物品6を側面視で略U字状に折り曲げる工程▲4▼が行われる。
【0049】
ついで、区画12fでは、図11のように、第1サイドコア17が前揺動して(矢印j参照)、上コア13の両側面の間に、展開状着用物品6のサイドパネル3を挟み込むことにより、サイドパネル3を前方に折り曲げる工程▲5▼が行われる。
【0050】
また、図12のように、第2サイドコア18が前揺動して(矢印k参照)、上コア13の前面に位置する展開状着用物品6のフロント部Pとの間に、サイドパネル3の前端部3aを挟み込むことにより、前端部3aを内方に折り曲げ、フロント部Pの外面に接着して、パンツ型着用物品1Aを成形する工程▲6▼が行われる。
【0051】
そして、区画12gでは、図13のように、バックコア16、第1サイドコア17、第2サイドコア18のバキュームが止められて、第1サイドコア17と第2サイドコア18が後揺動されるとともに、バックコア16が下揺動される(矢印m参照)。また、上コア13が上動されて(矢印n参照)、パンツ型着用物品1Aの内部から抜き取られて行く。
【0052】
このとき、パンツ型着用物品1Aは、フロントコア15のバキュームのみで起立状態に保持されることになる。
【0053】
また、上コア13が上動されて、パンツ型着用物品1Aの内部から抜き取られて行く途中から完全に抜き取られるまでの間に、図14のように、パンツ型着用物品1Aの両側方のノズル機構21から圧縮空気を吹き付けることにより、サイドパネル3がパンツ型着用物品1Aのフロント部Pとバック部Qとの間に略V字状に折り込まれる工程▲7▼が行われる。
【0054】
その後、図15のように、フロントコア15が下揺動されることにより(矢印p参照)、パンツ型着用物品1Aが前倒しされる工程▲8▼が行われる。
【0055】
ついで、区画12hには、バキューム式受取りドラム22が設けられていて、区画12hにおいて、フロントコア15のバキュームが止められることにより、前倒しされたパンツ型着用物品1Aが受取りドラム22に吸着保持されて、成形ドラム12から受取られる。
【0056】
この受取りドラム22で受取られたパンツ型着用物品1Aは、送り出しコンベア23で検査・梱包工程に送り出されるようになる。
【0057】
第1実施形態のパンツ型着用物品1Aは、図1および図5に示したように、ウエブ8,9は、先行するサイドパネル3の前端位置と、後続するサイドパネル3の前端位置との間で切断して、このサイドパネル3の前端部3aを、フロント部Pに直接接続したものである。
【0058】
これに対して、第2実施形態のパンツ型着用物品1Bは、図2に示すように、工程▲1▼で、下側のウエブ8の両側部(パンツ本体2のバック部Qに相当する。)に、長さ方向に所定の間隔Lで、幅方向の長さM1が長いバック側サイドパネル3(A)と、幅方向の長さM2が短いフロント側サイドパネル3(B)とが一体化されたサイドパネル3の後端部3bをそれぞれ接着する。
【0059】
そして、工程▲3▼で、両ウエブ8,9は、先行するサイドパネル3の中間位置bと、後続するサイドパネル3の中間位置cとの間で所定の長さLに切断すると、展開状着用物品6が成形されるようになる。
【0060】
また、工程▲5▼で、フロント側サイドパネル3(B)を後方に折り曲げ、工程▲6▼で、バック側サイドパネル3(A)を前方に折り曲げて、バック側サイドパネル3(A)の前端部3aをフロント側サイドパネル3(B)の側端部3cの外面に接着すると、パンツ型着用物品1Bが成形されるようになる。
【0061】
すなわち、第2実施形態のパンツ型着用物品1Bは、図6に示すように、対向するサイドパネル3(A),3(B)の端部3a,3c同士を接続したものである。
【0062】
第1実施形態のパンツ型着用物品1Aと同様に、サイドパネル3の前端部3aを、フロント部Pに直接接続するものとして、図3に示すように、工程▲1▼で、展開状着用物品6の約2倍の長さに相当する間隔(L+L)を隔てて下側のウエブ8の両側部(パンツ本体2のバック部Qに相当する。)に、長さ方向の長さL1が約2倍のサイドパネル3(C)の後端部3bをそれぞれ接着する。
【0063】
そして、工程▲3▼で、両ウエブ8,9は、先行するサイドパネル3(C)の中間位置dと、後続するサイドパネル3(C)の中間位置eと、その中間位置fとで所定の長さLに切断すると、長さ方向の向きが交互に逆となるように、展開状着用物品6が成形されるようになる。
【0064】
上記各パンツ型着用物品1A,1Bの製造方法であれば、ウエブ8,9を所定の長さLで切断した展開状着用物品6を略U字状に折り曲げて、両側のサイドパネル3の前端部3a(または前端部3aと側端部3c)を対向するフロント部Pに対して接続すると、パンツ型着用物品1A,1Bに成形できるようになるから、パンツ型着用物品1A,1Bを高速で連続製造できるので、製造コストを下げることができる。
【0065】
また、パンツ型着用物品1A,1Bの製造は、回転する成形ドラム12で大部分の工程を行うから、高速で連続製造できるようになる。
【0066】
さらに、展開状着用物品6からパンツ型着用物品1A,1Bを成形するときに、コア13〜18を組み合わせて大部分の工程を行うから、高速で連続製造できるようになる。
【0067】
さらにまた、パンツ型着用物品1A,1Bのクロッチ部Rに吸収体4を取付けると、尿等の漏れを防止することができる。
【0068】
また、成形時に、サイドパネル3をパンツ型着用物品1A,1Bのフロント部Pとバック部Qとの間に折り込むと、コンパクトにまとめることができる。
【0069】
一方、幅方向の伸縮性を有するサイドパネル3は、図4(a)に示すように、幅方向に伸縮性を有する2枚のサイドパネル用ウエブ24A,24Bの間に、ポリウレタンフィルムのような弾性部材25を挟みこんで、ホットメルト接着剤等で接着することにより製造することができるが、2枚の伸長性不織布(ウエブ)と弾性ホットメルト接着剤(熱可塑性弾性樹脂)とを用いて製造することもできる。
【0070】
ここで、伸長性不織布とは、不織布を構成する素材として、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系の合成繊維、レーヨンや銅アンモニアレーヨン等の再生繊維、綿等の天然繊維の単体もしくはブレンド、コンジュゲート等の複合繊維が挙げられ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルブローン法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法により製造することができ、150%以上の伸長性を有するものが好ましい。
【0071】
また、弾性ホットメルト接着剤とは、熱可塑性高分子樹脂、粘着付与剤、粘度調整剤、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、充填剤、可塑剤等を組成とした混練物で、溶剤を含まない揮発性の接着剤である。
【0072】
熱可塑性高分子樹脂としては、オレフィン系〔EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)、APAO(アモルファス・ポリ・アルフアー・オレフィン)〕、ゴム系〔SIS(スチレン・イソプレン・スチレン共重合体)、SBS(スチレン・ブタジェン・スチレン共重合体)、SEBS(スチレン・エチレン・ブタジェン・スチレン共重合体)、SEPS(スチレン・エチレン・プロピレン・スチレン共重合体)〕、ポリアミド系、ポリエステル系の弾性樹脂が挙げられ、これら単体もしくは複数をブレンドして用いられる。
【0073】
図4(b)に示すように、2枚の伸長性不織布(ウエブ)24A,24Bの間に、弾性ホットメルト接着剤を塗布機26で直接塗布して、ニップロール27で押さえることにより、2枚の伸長性不織布(ウエブ)24A,24Bを接着して、サイドパネル3を製造することができる。
【0074】
図4(c)に示すように、弾性ホットメルト接着剤を塗布機26でシリコンロール28に塗布して、空冷もしくは水冷して、2枚の伸長性不織布(ウエブ)24A,24Bの間に転着しながらニップロール27で押さえて、剣山状ヒートエンボスロール29で微***をあけながら不織布24A,24Bと弾性ホットメルト接着剤とを溶かして接着して、サイドパネル3を製造することができる。
【0075】
図4(d)に示すように、弾性ホットメルト接着剤を塗布機26でシリコンベルト30に塗布して、冷却ファン31で空冷して、2枚の伸長性不織布(ウエブ)24A,24Bの間に転着しながらニップロール27で押さえて、剣山状ヒートエンボスロール29で微***をあけながら不織布24A,24Bと弾性ホットメルト接着剤とを溶かして接着して、サイドパネル3を製造することができる。
【0076】
このように、ヒートエンボスロール29で2枚の伸長性不織布(ウエブ)24A,24Bに微***をあけることにより、サイドパネル3の通気性が良好になるとともに、ごわごわ感が無くなって肌触りが良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のパンツ型着用物品の製造方法の概要を示す図である。
【図2】第2実施形態のパンツ型着用物品の製造方法の概要を示す図である。
【図3】第1実施形態の変形例の展開状着用物品の製造方法の概要を示す図である。
【図4】(a)〜(d)は、それぞれサイドパネルの製造方法の概要を示す図である。
【図5】第1実施形態のパンツ型着用物品であり、(a)は着用状態の正面図、(b)は平面図、(c)は背面図である。
【図6】第2実施形態のパンツ型着用物品であり、(a)は着用状態の正面図、(b)は平面図、(c)は背面図である。
【図7】成形ドラムの側面図である。
【図8】展開状着用物品を成形する工程▲3▼であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図9】パンツ型着用物品を成形する工程▲4▼の前で、上コアが下動した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図10】パンツ型着用物品を成形する工程▲4▼で、フロントコアとバックコアとが上揺動した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図11】パンツ型着用物品を成形する工程▲5▼で、第1サイドコアが前揺動した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図12】パンツ型着用物品を成形する工程▲6▼で、第2サイドコアが前揺動した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図13】パンツ型着用物品を成形する工程▲7▼で、第1サイドコアと第2サイドコアが後揺動し、バックコアが下揺動し、上コアが上動した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図14】パンツ型着用物品を成形する工程▲7▼で、サイドパネルをパンツ型着用物品のフロント部とバック部との間に折り込んだ状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図15】パンツ型着用物品を成形する工程▲8▼で、フロントコアが下揺動してパンツ型着用物品が前倒した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1A,1B パンツ型着用物品
2 パンツ本体
3 サイドパネル
4 吸収体
6 展開状着用物品
8,9 ウエブ
12 成形ドラム
13 上コア
14 下コア
15 フロントコア
16 バックコア
17 第1サイドコア
18 第2サイドコア
24A,24B サイドパネル用ウエブ
25 弾性部材
L 長さ
X 長さ方向
▲1▼〜▲8▼ 工程
【発明の属する技術分野】
本発明は、パンツ型着用物品を高速で連続製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
使い捨てのパンツ型着用物品としては、幼児用のパンツ型おむつやトレーニングパンツ、失禁パンツなどがある。
【0003】
このような使い捨て着用物品の製造方法としては、幅方向に分離させた2枚のベルト材に跨って2本のレッグ用弾性部材を蛇行状に取付けた後に、吸収体が位置する部分のレッグ用弾性部材をカットして、第1弾性ベルト材と第2弾性ベルト材とに跨って吸収体を取付ける。
【0004】
その後、吸収体を2つ折りして、第1弾性ベルト材と第2弾性ベルト材と重ね合わせた状態でレッグ用穴を明け、ベルト材の使い捨て着用物品の両側部に相当する部分をサイドシールして、サイドシール部をカットするものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
米国特許公開番号US2002−0092604号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、着用者のフロント(前腹)部とクロッチ(股)部とバック(後背)部とを覆う部材(例えば吸収体)の両側を、伸縮性を有するサイドパネルで連結してなる簡易な使い捨て着用物品は、高速で連続製造して製造コストを下げることが要望されている。
【0007】
本発明は、上記要望に応えるためになされたもので、高速で連続製造することを可能にしたパンツ型着用物品の製造方法を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、長さ方向に連続移動されるウエブの両側に、長さ方向に所定の間隔を隔てて、幅方向の伸縮性を有するサイドパネルを収縮状態で接続する工程と、
上記ウエブを所定の長さで切断して、展開状着用物品に成形する工程と、
この展開状着用物品を側面視で略U字状に折り曲げる工程と、
この折り曲げた展開状着用物品のサイドパネルの端部を、対向する折り曲げ部に対して接続して、パンツ型着用物品に成形する工程とを含むことを特徴とするパンツ型着用物品の製造方法を提供するものである。
【0009】
請求項2のように、上記サイドパネルの接続工程以外の工程は、回転する成形ドラムで行われる構成とすることが好ましい。
【0010】
請求項3のように、上記サイドパネルの接続工程以外の工程は、展開状着用物品を吸着保持可能なバキューム機能を有するコアの組み合わせで行われる構成とすることが好ましい。
【0011】
請求項4のように、上記ウエブは、先行するサイドパネルの前端位置と、後続するサイドパネルの前端位置とで切断されて、このサイドパネルの端部を、対向する折り曲げ部に直接接続する構成とすることができる。
【0012】
請求項5のように、上記ウエブは、先行するサイドパネルの中間位置と、後続するサイドパネルの中間位置とで切断されて、対向するサイドパネルの端部同士を接続する構成とすることができる。
【0013】
請求項6のように、上記サイドパネルは、展開状着用物品の約2倍の長さに相当する間隔を隔ててウエブに接続され、このウエブは、先行するサイドパネルの中間位置と、後続するサイドパネルの中間位置と、その中間位置とで切断されて、長さ方向の向きが交互に逆となるように、展開状着用物品を成形する構成とすることができる。
【0014】
請求項7のように、上記ウエブに、吸収体を取付ける工程を含む構成とすることが好ましい。
【0015】
請求項8のように、上記サイドパネルは、パンツ型着用物品の折り曲げ部の間に折り込まれる構成とすることが好ましい。
【0016】
請求項9のように、上記サイドパネルは、2枚のサイドパネル用ウエブの間に弾性部材を挟み込んで接合する構成とすることが好ましい。
【0017】
請求項10のように、上記接合は、2枚のサイドパネル用ウエブの間に弾性部材を挟み込んだ状態で、ヒートエンボスをすることにより行われる構成とすることが好ましい。
【0018】
請求項11のように、上記弾性部材は、ポリウレタンフィルムまたは熱可塑性弾性樹脂である構成とすることが好ましい。
【0019】
【発明の作用および効果】
本発明によれば、ウエブを所定の長さで切断した展開状着用物品を略U字状に折り曲げて、両側のサイドパネルの端部を対向する折り曲げ部に対して接続すると、パンツ型着用物品に成形できるようになるから、パンツ型着用物品を高速で連続製造できるので、製造コストを下げることができる。
【0020】
請求項2によれば、回転する成形ドラムで大部分の工程を行うから、高速で連続製造できるようになる。
【0021】
請求項3によれば、展開状着用物品からパンツ型着用物品を成形するときに、バキュームコアを組み合わせて大部分の工程を行うから、高速で連続製造できるようになる。
【0022】
請求項4、請求項5および請求項6によれば、切断位置と接続位置を変えることで、多種の方法で高速で連続製造できるようになる。
【0023】
請求項7によれば、ウエブに吸収体を取付けると、尿等の漏れを防止することができる。なお、吸収体は、2枚のウエブの間に挟み込んで取付ける方法、ウエブの上に固定して取付ける方法、ウエブの上に着脱可能に取付ける方法などを適宜に採用することができる。
【0024】
請求項8によれば、サイドパネルをパンツ型着用物品の折り曲げ部の間に折り込むと、コンパクトにまとめることができる。
【0025】
請求項9によれば、2枚のサイドパネル用ウエブの間に弾性部材を挟み込んで接合してサイドパネルを成形することができる。
【0026】
請求項10によれば、2枚のサイドパネル用ウエブの間に弾性部材を挟み込んだ状態で、ヒートエンボスにより接合してサイドパネルを成形することができる。
【0027】
請求項11によれば、ポリウレタンフィルムまたは熱可塑性弾性樹脂で弾性部材を製造でき、特に熱可塑性弾性樹脂の場合は、2枚の伸縮性不織布の間に熱可塑性弾性樹脂を塗布等すれば、不織布の接着と弾性部材の添設とを同時に行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0029】
図5は、第1実施形態のパンツ型着用物品1Aの着用状態を示すものであり、前後方向に長い略長方形状のパンツ本体2を備えるとともに、このパンツ本体2の前端部2aと後端部2bは、幅方向に伸縮性を有するサイドパネル3でそれぞれ連結されて、フロント(前腹)部Pとバック(後背)部Qとの間のクロッチ(股)部Rの両側にレッグホール(脚穴)部Sが形成されるようになる。
【0030】
上記クロッチ部Rには吸収体4が取付けられている。なお、吸収体4を取付けないことも可能である。
【0031】
次に、第1実施形態のパンツ型着用物品1Aの縦流れによる製造方法の概要を図1に基づいて説明する。
【0032】
工程▲1▼で、長さ方向Xに下側のウエブ8(パンツ本体2の肌面側シートとなる。)を連続搬送しながら、下側のウエブ8の中央部(パンツ本体2のクロッチ部Rに相当する。)に、長さ方向に所定の間隔(後述する所定の長さLに相当する。)を隔てて、吸収体4を接着するとともに、下側のウエブ8の両側部(パンツ本体2のバック部Qに相当する。)に、長さ方向に所定の間隔(後述する所定の長さLに相当する。)でサイドパネル3の後端部3bをそれぞれ接着する。なお、サイドパネル3は収縮状態である。
【0033】
工程▲2▼で、下側のウエブ8に上側のウエブ9(パンツ本体2の外面側シートとなる。)を重ね合わせて、吸収体4とサイドパネル3とを挟み込んだ状態で接着する。
【0034】
工程▲3▼で、上記両ウエブ8,9は、先行するサイドパネル3の前端位置と、後続するサイドパネル3の前端位置との間で所定の長さLに切断すると、展開状着用物品6が成形されるようになる。なお、後述する成形ドラム12による成形では、工程▲3▼の前に、下側のウエブ8が上側となり、上側のウエブ9が下側となるように上下が逆転される。
【0035】
工程▲4▼で、展開状着用物品6を側面視で略U字状または略V字状に折り曲げる。
【0036】
工程▲5▼で、サイドパネル3を前方に折り曲げる。
【0037】
工程▲6▼で、サイドパネル3の前端部3aを内方に折り曲げて、展開状着用物品6の折り曲げ部(パンツ本体2のフロント部Pに相当する。)の外面に接着すると、パンツ型着用物品1Aが成形されるようになる。
【0038】
工程▲7▼で、サイドパネル3をパンツ型着用物品1Aの折り曲げ部(パンツ本体2のフロント部Pとバック部Qに相当する。)の間に折り込む。
【0039】
工程▲8▼で、パンツ型着用物品1Aを前倒しする。
【0040】
上記工程▲1▼〜▲8▼の内、工程▲1▼▲2▼は、直線状のコンベアで行っているが、工程▲3▼〜▲8▼は、図7に示すような一方向回りEに高速回転する成形ドラム12のコア(成形用型)13〜18で行うことができる。
【0041】
上記成形ドラム12は、円周上八等分に区画12a〜12hされて、各区画12a〜12hには、図8に示すように、展開状着用物品6のクロッチ部Rの外面に位置する固定の下コア14と、展開状着用物品6のクロッチ部Rの内面に位置して、上下移動する上コア13と、展開状着用物品6のフロント部Pの外面に位置して、図10のように、下動した上コア13の前面に対向するように前後揺動するフロントコア15と、展開状着用物品6のバック部Qの外面に位置して、図10のように、下動した上コア13の後面に対向するように上下揺動するバックコア16とが設けられている。
【0042】
また、バックコア16の両側には、展開状着用物品6のサイドパネル3の外面に位置して、図11のように、下動した上コア13の側面に対向するように前後揺動する第1サイドコア17と、展開状着用物品6のサイドパネル3の前端部3aの外面に位置して、図12のように、下動した上コア13の前面に対向するように前後揺動する第2サイドコア18とが設けられている。
【0043】
上記コア14〜18は、バキューム機能を有して、一定のタイミングで展開状着用物品6の対応する部位を吸着保持できるようになっている。なお、各図面では、バキュームで吸引中のコアには吸引方向の矢印を付し、バキュームを止めたコアには矢印を付していない。
【0044】
また、可動のコア13,15〜18は、ヒンジ機構やリンク機構等で連結されていて、シリンダやモータ等で一定のタイミングで可動制御されるようになる。
【0045】
図7に戻って、上記成形ドラム12の各区画12a〜12hでは、1回転する間に各工程▲3▼〜▲8▼が区画毎に順次に行われるのであるが、便宜上、各区画12a〜12hの位置で各工程▲3▼〜▲8▼が行われているものとして説明する。
【0046】
上記工程▲2▼で、吸収体4とサイドパネル3とを挟み込んだ状態で接着した下側のウエブ8と上側のウエブ9とは、上側のウエブ9がドラム面となるように、送り込みコンベア11で区画12aに送り込まれる。区画12aでは、フロントコア15のみがバキュームされて、ウエブ8,9を吸着保持する。
【0047】
そして、区画12bと区画12cでは、コア14〜18がバキュームされて、ウエブ8,9が弛まないように吸着保持した状態で、区画12bと区画12cとの間で、カッター機構20によりウエブ8,9を所定の長さLに切断して、区画12cでは、図8のように、展開状着用物品6を成形する工程▲3▼が行われる。
【0048】
ついで、区画12dでは、図9にように、上コア13が下動して(矢印h参照)、下コア14との間に、展開状着用物品6のクロッチ部Rを挟み込み、さらに、区画12eでは、図10のように、下コア14のバキュームが止められるとともに、フロントコア15とバックコア16とが上揺動して(矢印i参照)、上コア13の前面と後面との間に、展開状着用物品6のフロント部Pとバック部Qとを挟み込むことにより、展開状着用物品6を側面視で略U字状に折り曲げる工程▲4▼が行われる。
【0049】
ついで、区画12fでは、図11のように、第1サイドコア17が前揺動して(矢印j参照)、上コア13の両側面の間に、展開状着用物品6のサイドパネル3を挟み込むことにより、サイドパネル3を前方に折り曲げる工程▲5▼が行われる。
【0050】
また、図12のように、第2サイドコア18が前揺動して(矢印k参照)、上コア13の前面に位置する展開状着用物品6のフロント部Pとの間に、サイドパネル3の前端部3aを挟み込むことにより、前端部3aを内方に折り曲げ、フロント部Pの外面に接着して、パンツ型着用物品1Aを成形する工程▲6▼が行われる。
【0051】
そして、区画12gでは、図13のように、バックコア16、第1サイドコア17、第2サイドコア18のバキュームが止められて、第1サイドコア17と第2サイドコア18が後揺動されるとともに、バックコア16が下揺動される(矢印m参照)。また、上コア13が上動されて(矢印n参照)、パンツ型着用物品1Aの内部から抜き取られて行く。
【0052】
このとき、パンツ型着用物品1Aは、フロントコア15のバキュームのみで起立状態に保持されることになる。
【0053】
また、上コア13が上動されて、パンツ型着用物品1Aの内部から抜き取られて行く途中から完全に抜き取られるまでの間に、図14のように、パンツ型着用物品1Aの両側方のノズル機構21から圧縮空気を吹き付けることにより、サイドパネル3がパンツ型着用物品1Aのフロント部Pとバック部Qとの間に略V字状に折り込まれる工程▲7▼が行われる。
【0054】
その後、図15のように、フロントコア15が下揺動されることにより(矢印p参照)、パンツ型着用物品1Aが前倒しされる工程▲8▼が行われる。
【0055】
ついで、区画12hには、バキューム式受取りドラム22が設けられていて、区画12hにおいて、フロントコア15のバキュームが止められることにより、前倒しされたパンツ型着用物品1Aが受取りドラム22に吸着保持されて、成形ドラム12から受取られる。
【0056】
この受取りドラム22で受取られたパンツ型着用物品1Aは、送り出しコンベア23で検査・梱包工程に送り出されるようになる。
【0057】
第1実施形態のパンツ型着用物品1Aは、図1および図5に示したように、ウエブ8,9は、先行するサイドパネル3の前端位置と、後続するサイドパネル3の前端位置との間で切断して、このサイドパネル3の前端部3aを、フロント部Pに直接接続したものである。
【0058】
これに対して、第2実施形態のパンツ型着用物品1Bは、図2に示すように、工程▲1▼で、下側のウエブ8の両側部(パンツ本体2のバック部Qに相当する。)に、長さ方向に所定の間隔Lで、幅方向の長さM1が長いバック側サイドパネル3(A)と、幅方向の長さM2が短いフロント側サイドパネル3(B)とが一体化されたサイドパネル3の後端部3bをそれぞれ接着する。
【0059】
そして、工程▲3▼で、両ウエブ8,9は、先行するサイドパネル3の中間位置bと、後続するサイドパネル3の中間位置cとの間で所定の長さLに切断すると、展開状着用物品6が成形されるようになる。
【0060】
また、工程▲5▼で、フロント側サイドパネル3(B)を後方に折り曲げ、工程▲6▼で、バック側サイドパネル3(A)を前方に折り曲げて、バック側サイドパネル3(A)の前端部3aをフロント側サイドパネル3(B)の側端部3cの外面に接着すると、パンツ型着用物品1Bが成形されるようになる。
【0061】
すなわち、第2実施形態のパンツ型着用物品1Bは、図6に示すように、対向するサイドパネル3(A),3(B)の端部3a,3c同士を接続したものである。
【0062】
第1実施形態のパンツ型着用物品1Aと同様に、サイドパネル3の前端部3aを、フロント部Pに直接接続するものとして、図3に示すように、工程▲1▼で、展開状着用物品6の約2倍の長さに相当する間隔(L+L)を隔てて下側のウエブ8の両側部(パンツ本体2のバック部Qに相当する。)に、長さ方向の長さL1が約2倍のサイドパネル3(C)の後端部3bをそれぞれ接着する。
【0063】
そして、工程▲3▼で、両ウエブ8,9は、先行するサイドパネル3(C)の中間位置dと、後続するサイドパネル3(C)の中間位置eと、その中間位置fとで所定の長さLに切断すると、長さ方向の向きが交互に逆となるように、展開状着用物品6が成形されるようになる。
【0064】
上記各パンツ型着用物品1A,1Bの製造方法であれば、ウエブ8,9を所定の長さLで切断した展開状着用物品6を略U字状に折り曲げて、両側のサイドパネル3の前端部3a(または前端部3aと側端部3c)を対向するフロント部Pに対して接続すると、パンツ型着用物品1A,1Bに成形できるようになるから、パンツ型着用物品1A,1Bを高速で連続製造できるので、製造コストを下げることができる。
【0065】
また、パンツ型着用物品1A,1Bの製造は、回転する成形ドラム12で大部分の工程を行うから、高速で連続製造できるようになる。
【0066】
さらに、展開状着用物品6からパンツ型着用物品1A,1Bを成形するときに、コア13〜18を組み合わせて大部分の工程を行うから、高速で連続製造できるようになる。
【0067】
さらにまた、パンツ型着用物品1A,1Bのクロッチ部Rに吸収体4を取付けると、尿等の漏れを防止することができる。
【0068】
また、成形時に、サイドパネル3をパンツ型着用物品1A,1Bのフロント部Pとバック部Qとの間に折り込むと、コンパクトにまとめることができる。
【0069】
一方、幅方向の伸縮性を有するサイドパネル3は、図4(a)に示すように、幅方向に伸縮性を有する2枚のサイドパネル用ウエブ24A,24Bの間に、ポリウレタンフィルムのような弾性部材25を挟みこんで、ホットメルト接着剤等で接着することにより製造することができるが、2枚の伸長性不織布(ウエブ)と弾性ホットメルト接着剤(熱可塑性弾性樹脂)とを用いて製造することもできる。
【0070】
ここで、伸長性不織布とは、不織布を構成する素材として、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系の合成繊維、レーヨンや銅アンモニアレーヨン等の再生繊維、綿等の天然繊維の単体もしくはブレンド、コンジュゲート等の複合繊維が挙げられ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルブローン法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法により製造することができ、150%以上の伸長性を有するものが好ましい。
【0071】
また、弾性ホットメルト接着剤とは、熱可塑性高分子樹脂、粘着付与剤、粘度調整剤、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、充填剤、可塑剤等を組成とした混練物で、溶剤を含まない揮発性の接着剤である。
【0072】
熱可塑性高分子樹脂としては、オレフィン系〔EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)、APAO(アモルファス・ポリ・アルフアー・オレフィン)〕、ゴム系〔SIS(スチレン・イソプレン・スチレン共重合体)、SBS(スチレン・ブタジェン・スチレン共重合体)、SEBS(スチレン・エチレン・ブタジェン・スチレン共重合体)、SEPS(スチレン・エチレン・プロピレン・スチレン共重合体)〕、ポリアミド系、ポリエステル系の弾性樹脂が挙げられ、これら単体もしくは複数をブレンドして用いられる。
【0073】
図4(b)に示すように、2枚の伸長性不織布(ウエブ)24A,24Bの間に、弾性ホットメルト接着剤を塗布機26で直接塗布して、ニップロール27で押さえることにより、2枚の伸長性不織布(ウエブ)24A,24Bを接着して、サイドパネル3を製造することができる。
【0074】
図4(c)に示すように、弾性ホットメルト接着剤を塗布機26でシリコンロール28に塗布して、空冷もしくは水冷して、2枚の伸長性不織布(ウエブ)24A,24Bの間に転着しながらニップロール27で押さえて、剣山状ヒートエンボスロール29で微***をあけながら不織布24A,24Bと弾性ホットメルト接着剤とを溶かして接着して、サイドパネル3を製造することができる。
【0075】
図4(d)に示すように、弾性ホットメルト接着剤を塗布機26でシリコンベルト30に塗布して、冷却ファン31で空冷して、2枚の伸長性不織布(ウエブ)24A,24Bの間に転着しながらニップロール27で押さえて、剣山状ヒートエンボスロール29で微***をあけながら不織布24A,24Bと弾性ホットメルト接着剤とを溶かして接着して、サイドパネル3を製造することができる。
【0076】
このように、ヒートエンボスロール29で2枚の伸長性不織布(ウエブ)24A,24Bに微***をあけることにより、サイドパネル3の通気性が良好になるとともに、ごわごわ感が無くなって肌触りが良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のパンツ型着用物品の製造方法の概要を示す図である。
【図2】第2実施形態のパンツ型着用物品の製造方法の概要を示す図である。
【図3】第1実施形態の変形例の展開状着用物品の製造方法の概要を示す図である。
【図4】(a)〜(d)は、それぞれサイドパネルの製造方法の概要を示す図である。
【図5】第1実施形態のパンツ型着用物品であり、(a)は着用状態の正面図、(b)は平面図、(c)は背面図である。
【図6】第2実施形態のパンツ型着用物品であり、(a)は着用状態の正面図、(b)は平面図、(c)は背面図である。
【図7】成形ドラムの側面図である。
【図8】展開状着用物品を成形する工程▲3▼であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図9】パンツ型着用物品を成形する工程▲4▼の前で、上コアが下動した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図10】パンツ型着用物品を成形する工程▲4▼で、フロントコアとバックコアとが上揺動した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図11】パンツ型着用物品を成形する工程▲5▼で、第1サイドコアが前揺動した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図12】パンツ型着用物品を成形する工程▲6▼で、第2サイドコアが前揺動した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図13】パンツ型着用物品を成形する工程▲7▼で、第1サイドコアと第2サイドコアが後揺動し、バックコアが下揺動し、上コアが上動した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図14】パンツ型着用物品を成形する工程▲7▼で、サイドパネルをパンツ型着用物品のフロント部とバック部との間に折り込んだ状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図15】パンツ型着用物品を成形する工程▲8▼で、フロントコアが下揺動してパンツ型着用物品が前倒した状態であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1A,1B パンツ型着用物品
2 パンツ本体
3 サイドパネル
4 吸収体
6 展開状着用物品
8,9 ウエブ
12 成形ドラム
13 上コア
14 下コア
15 フロントコア
16 バックコア
17 第1サイドコア
18 第2サイドコア
24A,24B サイドパネル用ウエブ
25 弾性部材
L 長さ
X 長さ方向
▲1▼〜▲8▼ 工程
Claims (11)
- 長さ方向に連続移動されるウエブの両側に、長さ方向に所定の間隔を隔てて、幅方向の伸縮性を有するサイドパネルを収縮状態で接続する工程と、
上記ウエブを所定の長さで切断して、展開状着用物品に成形する工程と、
この展開状着用物品を側面視で略U字状に折り曲げる工程と、
この折り曲げた展開状着用物品のサイドパネルの端部を、対向する折り曲げ部に対して接続して、パンツ型着用物品に成形する工程とを含むことを特徴とするパンツ型着用物品の製造方法。 - 上記サイドパネルの接続工程以外の工程は、回転する成形ドラムで行われる請求項1記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 上記サイドパネルの接続工程以外の工程は、展開状着用物品を吸着保持可能なバキューム機能を有するコアの組み合わせで行われる請求項1または2記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 上記ウエブは、先行するサイドパネルの前端位置と、後続するサイドパネルの前端位置とで切断されて、このサイドパネルの端部を、対向する折り曲げ部に直接接続する請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 上記ウエブは、先行するサイドパネルの中間位置と、後続するサイドパネルの中間位置とで切断されて、対向するサイドパネルの端部同士を接続する請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 上記サイドパネルは、展開状着用物品の約2倍の長さに相当する間隔を隔ててウエブに接続され、このウエブは、先行するサイドパネルの中間位置と、後続するサイドパネルの中間位置と、その中間位置とで切断されて、長さ方向の向きが交互に逆となるように、展開状着用物品を成形する請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 上記ウエブに、吸収体を取付ける工程を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 上記サイドパネルは、パンツ型着用物品の折り曲げ部の間に折り込まれる請求項1〜7のいずれか1項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 上記サイドパネルは、2枚のサイドパネル用ウエブの間に弾性部材を挟み込んで接合する請求項1〜8のいずれか1項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 上記接合は、2枚のサイドパネル用ウエブの間に弾性部材を挟み込んだ状態で、ヒートエンボスをすることにより行われる請求項9記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 上記弾性部材は、ポリウレタンフィルムまたは熱可塑性弾性樹脂である請求項1〜10のいずれか1項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
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