JP2004534807A - ヘアコンディショニング組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、それ自体の形状を維持し得る十分な剛性を有しているヘアコンディショニング組成物に関する。このような組成物の常用の形態はスティックまたはバーである。
【背景技術】
【0002】
大多数の人々はヘアシャンプーをその洗浄性に基づいて購入し使用する。髪を清潔にすることに加えて、消費者はまた、髪が十分にコンディショニングされること、例えば、濡れた髪の櫛通りか容易であること、滑らかな感触であること、フライアウエイ(髪が静電気で広がること)のない髪になることを望む。しかしながら、ヘアシャンプーには一般に極めて作用の強いアニオン性界面活性剤が配合されており、このようなアニオン性界面活性剤は清浄化を主目的とするもので髪のコンディショニングには逆効果を与える。アニオン性界面活性剤は、髪からごみや汚れを除去するだけでなく、毛髪繊維の表面に天然に存在する皮脂も除去する。シャンプーはまた、濡れた髪のもつれを解くことはできないし、乾いた髪に扱い易さまたはスタイリングし易さのような残留コンディショニング効果を与えることもない。
【0003】
従って、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤または両性界面活性剤またはそれらの混合物によって与えられるシャンプー組成物の望ましい洗浄性は、髪を美容的には望ましくない状態にし易いという欠点を有している。そのため、これらの望ましくない物理的特性を改善するために、典型的にはシャンプーから独立に塗布される独立のコンディショニング組成物が使用されている。典型的には、頭髪をシャンプーで洗浄しすすいだ後、コンディショナー組成物を頭髪に塗布し、所定の時間後にすすぎ落とす。濡れた髪の櫛通りのような問題は、シャンプー後の頭髪をコンディショナー組成物でトリートメントすることによって解決されている。このようなコンディショナー組成物は、毛幹に皮膜を形成し、毛幹に付着したコンディショナー残渣によって個々の毛幹のもつれ合い及びからみ合いを防ぐ。
【0004】
コンディショニング組成物は典型的には、頭髪に塗布され、所定時間頭髪に維持され、次いですすぎ落とされる液体またはクリーム状のエマルジョンまたはローションの形態である。このような液体組成物に伴う問題は、組成物に含まれる液体の量が多いほど、組成物を手の平に留めておくのが難しく必要量を手に取り出すのが難しいこと、即ち、組成物か指の間からこぼれ易いことである。更に、例えば輸送中及び消費者の休暇旅行のときなどには、液体の量が多いほどこれらの組成物がパッケージからこぼれやすい。
【0005】
そのため、コンディショナー組成物を固体形態、即ち、何らかの外部構造物の補助を要せずに所定の形態を維持し得る形態に配合することも行われてきた。このような固体形態のコンディショナーは、より高度に濃縮されているので個装あたりの必要量を削減できる、及び、小型化されているので製品の運搬が容易である、という利点を有している。
【0006】
固形スティックは、消臭剤、リップコンディショナー及び彩色化粧品のような多くの種類の化粧品の繰出し形態として使用されている。スティック配合物は一般にシリコーン、グリコール及びセッケン、または、ワックスを基剤とする。水溶性または水分散性のグリコール/セッケン基剤は、消臭剤及び制汗剤に伝統的に使用されている形態である。これは主として、水、グリコール(例えば、グリセリンまたはプロピレングリコール)、アルコール及び/またはグリコールエステルから成り、セッケン、通常はステアリン酸ナトリウムの添加によって固体形態に製造される。
【0007】
国際特許WO97/12584(Estee Lauder)は、3−20重量%の量で存在する平均分子量1000未満のポリエチレン凝固剤と20−97重量%の量で存在する不揮発性シリコーン流体とから成る固体シリコーン組成物を記載している。組成物は更に、シリコーン流体に可溶性または相溶性の医薬的または美容的に許容される別の材料、例えば、色素、油、着香料、日光遮断剤を含む。組成物は、頭髪または皮膚に塗布できる。
【0008】
米国特許第4,344,446号(Bjurman & Babcock)は、固体形態の頭皮洗浄剤と典型的には液体ゲル形態の洗浄及びコンディショニング用シャンプーとを含むヘアケアパッケージを記載している。固形頭皮洗浄剤は、セッケン、両性界面活性剤、抗菌剤、及び、組成物に剛性を付与するワックス状乳化剤、例えば、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテルまたはポリエチレングリコールの高分子量脂肪酸モノ−もしくはジ−エステルを含有する。
【0009】
ワックス状物質を基剤とする固形組成物は組成物にとって望ましくない脂性を有する傾向がある。更に、このような組成物に親水性の活性剤を混和することも難しく、また、このような組成物を頭髪からすすぎ落とすことも難しい。
【0010】
従って、別の構造化剤が考察の対象になった。欧州特許EP823,252(A-Veda Corporation)は、フィルム形成性ポリマーと美容的に許容される担体とを含有する固体形態の美容的ヘアコンディショニング組成物を記載している。固体形態に構造を与えるために使用されるゲル形成剤はセッケンである。しかしながら、組成物が非イオン性界面活性剤、多価脂肪族アルコール、糖及び低級アルコールを含むのも好ましい。
【0011】
より高い濃度の水相を含有する固体組成物を製造するためにいっそうの努力が続けられている。典型的にはこのような組成物は、親水性ゲル化剤と水との組合せから製造されたゲルである。これらは脆性で使用中に破壊し易いという欠点がある。
【0012】
この問題に対処する1つの方法では、剛性を付加するために組成物に粒状充填剤/構造化剤を含有させた。
【0013】
米国特許第5,824,296号(L’Oreal)は、粒状構造化剤を含有する頭髪用固体組成物、例えばコンディショナーを記載している。粒子は好ましくは低密度の中空粒子であり、すすぎによって頭髪から洗い落とせる。適当な粒子は、ガラス、または、熱可塑性プラスチック材料、例えば、ナイロン、アクリロニトリルのポリマーもしくはコポリマー、ビニリデンクロリドなどから成る。実施例11は、0.8重量%のベヘニルトリモニウムクロリドと、4重量%のカチオン性シリコーンエマルジョンと、8重量%のEXPANCEL粒子と、85重量%以上の水とから成るコンディショナーである。EXPANCEL粒子は、塩化ビニリデン/アクリロニトリル/メタクリレートから成る発泡コポリマーの変形性中空粒子である。
【0014】
国際特許WO00/78280(L’Oreal)は、親水性ゲル化剤と層状充填剤とから成る連続水相を含有する固形の化粧組成物を記載している。組成物は、崩壊容易性と良好なスティック付着性との双方を与える硬度を有している。組成物の用途は主として皮膚を対象とし、直接かまたはスポンジによって使用され、塗布毎に新しく供給され、均一な皮膜を形成すると報告されている。
【0015】
ヘアコンディショナー配合物に粒状材料を使用することには幾つかの問題が伴う。例えば、コンディショニング性能にマイナスの影響が有り得る、従来のヘアコンディショナー配合物中に普通は存在しない成分を含有させる必要があるので追加経費が掛かる、などの問題がある。
【0016】
結論として、従来技術の固形ヘアコンディショナー配合物の場合、組成物に構造/剛性を与えるために従来のヘアコンディショナー組成物中に一般には存在しない追加成分の使用が必要であった。その結果として上述のような欠点が生じたのである。
【0017】
意外ではあったが我々はここに、従来のコンディショナー配合物の含水量を単に削減するだけで追加の構造化助剤を要せずに固体形態のヘアコンディショナー組成物を製造できることを知見した。
【0018】
本発明の固形ヘアコンディショニング製品は、廉価な組成物、即ち、専用の構造化剤が不要な組成物、しかも、頭髪から容易にすすぎ落とすことができ、頭髪に容易に塗布できしかも髪形を維持できる硬度を有している組成物を提供することによって従来技術を改良する。更に、含水量レベル以外は、従来の液体コンディショナーと本質的に同じ配合物が使用されるので、固体形態の製品と液体形態の製品とを同じ現場で製造することが可能であり、このため、製造コストをかなり節約できる。
【発明の開示】
【0019】
従って本発明は、
(i)少なくとも5重量%のカチオン性界面活性剤と、
(ii)少なくとも5重量%の脂肪アルコール材料と、
を含み、80重量%未満の水を含有する固体形態のヘアコンディショナー組成物を提供する。
【0020】
更に、本発明は頭髪をコンディショニングするために上記のような固体形態のヘアコンディショナー組成物を使用することを提案する。
【0021】
定義
異なる指示がない限り本文中に引用したすべての重量%の値は固体コンディショナー組成物の全重量を基準とする重量パーセンテージである。
【0022】
コンディショナー組成物
本発明の組成物は頭髪のトリートメント(典型的にはシャンプー洗髪後)に使用されその後にすすぎ落とされるように配合されている。
【0023】
コンディショニング用界面活性剤
本発明のコンディショナー組成物は、美容的に許容されかつ頭髪に外用塗布するために適当な1種類または複数のコンディショニング用界面活性剤を含有している。
【0024】
適当なコンディショニング用界面活性剤はカチオン性界面活性剤から選択され、単独使用されるかまたは混用される。
【0025】
本発明の組成物に有用なカチオン性界面活性剤は、本発明の水性組成物に溶解したときに正電荷を帯びるアミノまたは第四アンモニウムの親水性部分を含有している。
【0026】
適当なカチオン性界面活性剤の例は一般式:
[N(R1)(R2)(R3)(R4)]+(X)−
で表され、式中の、R1、R2、R3及びR4は、(a)1−22個の炭素原子を有している脂肪族基、または、(b)22個以下の炭素原子を有している芳香族、アルコキシ、ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、ヒドロキシアルキル、アリールまたはアルキルアリール基から独立に選択され;Xは、ハロゲン(例えば、塩化物、臭化物)、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、及び、アルキル硫酸塩ラジカルから選択されるような塩形成性アニオンである。
【0027】
脂肪族基は、炭素原子及び水素原子に加えて、エーテル結合、及び、アミノ基のような別の基を含み得る。長い鎖の脂肪族基、例えば約12個またはそれ以上の炭素を有している脂肪族基は飽和でも不飽和でもよい。
【0028】
本発明のコンディショナー組成物に最も好ましいカチオン性界面活性剤は、C8−C14のアルキル鎖長を有しているモノアルキル第四アンモニウム化合物である。
【0029】
このような材料の好適例は、一般式:
[N(R5)(R6)(R7)(R8)]+(X)−
で表され、式中の、R5は、8−14個の炭素原子を有しているヒドロカルビル鎖、または、8−14個の炭素原子を有しており、ラジカル鎖に置換基または結合として存在するエーテル、エステル、アミドもしくはアミノ部分を含有する官能化ヒドロカルビル鎖を表し、R6、R7及びR8は、(a)1−約4個の炭素原子を有しているヒドロカルビル鎖、または、(b)1−約4個の炭素原子を有しており、ラジカル鎖に置換基または結合として存在するエーテル、エステル、アミドもしくはアミノ部分を含有する官能化ヒドロカルビル鎖から独立に選択され;Xは、ハロゲン(例えば、塩化物、臭化物)、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、及び、アルキル硫酸塩ラジカルから選択されるような塩形成性アニオンである。
【0030】
官能化ヒドロカルビル鎖(b)は好適には、アルコキシ(好ましくはC1−C3アルコキシ)、ポリオキシアルキレン(好ましくはC1−C3ポリオキシアルキレン)、アルキルアミド、ヒドロキシアルキル、アルキルエステル及びそれらの組合せから選択された1つまたは複数の親水性部分を含有し得る。
【0031】
好ましくは、ヒドロカルビル鎖R1が、12−14個の炭素原子、最も好ましくは12個の炭素原子を有している。これらは、望ましいヒドロカルビル鎖長を有している脂肪酸を実質的な量で含有する資源油から得られる。例えば、パームカーネル油またはココヤシ油に由来の脂肪酸をC8−C12ヒドロカルビル鎖の資源として使用し得る。
【0032】
本発明のコンディショナー組成物に使用するための典型的な上記一般式のモノアルキル第四アンモニウム化合物を以下に挙げる:
(i)ラウリルトリメチルアンモニウムクロリド(Arquad C35としてAkzo社から市販);ココジメチルベンジルアンモニウムクロリド(Arquad DMCB−80としてAkzo社から市販);
(ii)一般式:
[N(R1)(R2)((CH2CH2O)xH)((CH2CH2O)yH)]+(X)−
の化合物。
式中の、
x+yは2−20の整数であり;
R1は8−14個、好ましくは12−14個、最も好ましくは12個の炭素原子を有しているヒドロカルビル鎖、または、8−14個、好ましくは12−14個、最も好ましくは12個の炭素原子を有しておりラジカル鎖に置換基または結合として存在するエーテル、エステル、アミドまたはアミノ部分を含有している官能化ヒドロカルビル鎖を表し;
R2はC1−C3のアルキル基またはベンジル基を表し、好ましくはメチルであり;
Xは、ハロゲン(例えば、塩化物、臭化物)、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、メト硫酸塩及びアルキル硫酸塩ラジカルから選択されるような塩形成性アニオンである。
【0033】
好適例は、PEG−nラウリルアンモニウムクロリド(ここに、nはPEG鎖長)であり、例えば、PEG−2ココモニウムクロリド(Ethoquad C12としてAkzo Nobel社から市販);PEG−2ココベンジルアンモニウムクロリド(Ethoquad CB/12としてAkzo Nobel社から市販);PEG−2オレアモニウムクロリド(Ethoquad 0/12 PGとしてAkzo Nobel社から市販);PEG−5ココモニウムメトスルフェート(Rewoquat CPEMとしてRewo社から市販);PEG−15ココモニウムクロリド(Ethoquad C/25としてAkzo社から市販)がある;
(iii)一般式:
[N(R1)(R2)(R3)((CH2)nOH]+(X)−
の化合物。
式中の、
nは1−4の整数、好ましくは2であり;
R1は、8−14個、好ましくは12−14個、最も好ましくは12個の炭素原子を有しているヒドロカルビル鎖であり;
R2及びR3は、C1−C3アルキル基から独立に選択され、好ましくはメチルであり;
Xは、ハロゲン(例えば、塩化物、臭化物)、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩及びアルキル硫酸塩ラジカルから選択されるような塩形成性アニオンである。
【0034】
好適例は、ラウリルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリド(Prapagen HYとしてClariant社から市販)である。
【0035】
上記カチオン性界面活性化合物のいずれかの混合物も適当であろう。
【0036】
適当なカチオン性界面活性剤の例としては、
第四アンモニウムクロリド類、例えば、アルキル基に約8−22個の炭素原子を有しているアルキルトリメチルアンモニウムクロリド類、例えば、オクチルトリメチルアンモニウムクロリド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、オクチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、デシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ジドデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロリド、タロウトリメチルアンモニウムクロリド、ココトリメチルアンモニウムクロリド、ジ−硬化タロウジメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、PEG−2オレアモニウムクロリド、ベヘニルトリモニウムクロリド及び対応するそれらの塩、例えば、臭化物、水酸化物、
セチルピリジニウムクロリドまたはその塩例えば塩化物、
クオタニウム−5
クオタニウム−31
クオタニウム−18
及びそれらの混合物がある。
【0037】
本発明のコンディショナー中でカチオン性界面活性剤のレベルは、少なくとも5重量%、好ましくは少なくとも8重量%、より好ましくは少なくとも10重量%、もっと好ましくは少なくとも12重量%である。カチオン性界面活性剤のレベルが15重量%またはそれ以上の高い値でもよい。典型的には、カチオン性界面活性剤のレベルは25重量%以下、好ましくは20重量%以下である。
【0038】
脂肪アルコール材料
本発明のコンディショナー組成物は更に脂肪アルコール材料を含み得る。コンディショニング組成物に脂肪アルコール材料とカチオン性界面活性剤とを混用することが特に有利であると考えられている。その理由は、これによってラメラ相が形成され、カチオン性界面活性剤がこのラメラ相中に分散しているからである。
【0039】
“脂肪アルコール材料”という用語は、脂肪アルコール、アルコキシル化脂肪アルコール、または、それらの混合物を意味する。
【0040】
代表的な脂肪アルコールは8−22個、より好ましくは16−22個の炭素原子を含む。適当な脂肪アルコールの例は、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール及びそれらの混合物である。これらの材料の使用はまた、本発明の組成物の総合的コンディショニング特性に寄与するという利点をもたらす。
【0041】
脂肪アルコール自体に代替または付加して、アルキル鎖に約12−約18個の炭素原子を有しているアルコキシル化(例えば、エトキシル化またはプロポキシル化)された脂肪アルコールを使用することができる。適当な例は、エチレングリコールセチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(4)セチルエーテル、及び、それらの混合物である。
【0042】
本発明のコンディショナー中の脂肪アルコール材料のレベルは、少なくとも5重量%、好ましくは少なくとも10重量%、より好ましくは少なくとも15重量%、もっと好ましくは少なくとも20重量%である。脂肪アルコール材料のレベルが40重量%またはそれ以上の高い値になってもよい。典型的には、脂肪アルコール材料のレベルは65重量%以下、好ましくは60重量%以下である。
【0043】
本発明のコンディショナー組成物中の脂肪アルコール材料対カチオン界面活性剤の重量比は、10:1−1:10、好ましくは8:1−1:4、より好ましくは7:1−1:1、もっと好ましくは5:1−2:1、例えば3:1が適当である。
【0044】
含水量
本発明のコンディショナー組成物は80重量%未満の水を含有する。好ましくは本発明の組成物は、75重量%未満、より好ましくは70重量%未満、もっと好ましくは60重量%未満、最も好ましくは50重量%未満の水を含有する。
【0045】
本発明のコンディショナー組成物はまた、追加溶媒を含有してもよい。適当な追加溶媒の非限定例はアルコール及び油である。適当な油は、シリコーン油、特に、例えばデカメチルペンタシロキサンのような揮発性シリコーン油である。
【0046】
任意成分
本発明の組成物はコンディショナー配合物に常用される別の任意の成分を含有し得る。これらの別の成分としては、追加のコンディショニング剤、保存剤、着色剤、グリセリン及びポリプロピレングリコールのようなポリオール類、EDTAのようなキレート化剤、抗酸化剤、着香料、抗菌剤及び日光遮断剤がある。これらの成分の各々はその目的を果たすために有効な量で存在するであろう。一般にこれらの任意成分の各々は、全組成物の25重量%以下、好ましくは15重量%以下、より好ましくは10重量%以下のレベルで含まれている。
【0047】
カチオン性ポリマー
本発明の組成物はコンディショナーのコンディショニング性能を強化するカチオン性ポリマーを含有し得る。
【0048】
カチオン性ポリマーはホモポリマーでもよくまたは2種以上のモノマーから形成されてもよい。ポリマーの分子量は一般的に5,000−10,000,000の範囲であり、典型的には少なくとも10,000であり、好ましくは100,000−約2,000,000の範囲であろう。ポリマーは、第四アンモニウムのようなカチオン性窒素含有基またはプロトン化アミノ基またはそれらの混合物を有しているであろう。
【0049】
カチオン性窒素含有基は一般には、カチオン性ポリマーの全モノマー単位の一部に置換基として存在するであろう。従ってポリマーがホモポリマーでないとき、非カチオン性モノマー単位をスペーサーとして含有できる。このようなポリマーはCTFA Cosmetic Ingredient Directory,3rd editionに記載されている。カチオン性モノマー単位対非カチオン性モノマー単位の比は、所要範囲のカチオン性電荷密度を有するポリマーが得られるように選択される。
【0050】
適当なカチオン性コンディショニング用ポリマーとしては例えば、カチオン性アミン官能基または第四アンモニウム官能基を有しているビニルモノマーと(メタ)アクリルアミド、アルキル及びジアルキル(メタ)アクリルアミド、アルキル(メタ)アクリレート、ビニルカプロラクトン及びビニルピロリジンのような水溶性スペーサーモノマーとのコポリマーがある。アルキル及びジアルキル置換モノマーは好ましくは、C1−C7アルキル基、より好ましくはC1−C3アルキル基を有している。別の適当なスペーサーとしては、ビニルエステル、ビニルアルコール、無水マレイン酸、プロピレングリコール及びエチレングリコールがある。
【0051】
カチオン性アミンは、組成物の特定の種類及びpH次第で、第一級、第二級または第三級のアミンでよい。一般的に第二級及び第三級のアミン、特に第三級アミンが好ましい。
【0052】
アミン置換ビニルモノマー及びアミンは、アミン形態に重合し次いで第四級化によってアンモニウムに変換できる。
【0053】
カチオン性コンディショニング用ポリマーは、アミン置換モノマー及び/または第四アンモニウム置換モノマー及び/または相溶性スペーサーモノマーに由来のモノマー単位の混合物を含み得る。
【0054】
カチオン性コンディショニング用ポリマーとしては例えば以下の物質がある:
−当業界でCosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,(CTFA)によってポリクオタニウム−16と呼ばれている1−ビニル−2−ピロリジンと1−ビニル−3−メチル−イミダゾリウム塩(例えば、塩化物塩)とのコポリマー。この材料はBASF Wyandotte Corp.(Parsippany,NJ,USA)から商標LUVIQUAT(例えば、LUVIQUAT 370)で市販されている;
−当業界(CTFA)でポリクオタニウム−11と呼ばれている1−ビニル−2−ピロリジンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー。この材料は、Gaf Corporation(Wayne,NJ,USA)から商標GAFQUAT(例えば、GAFQUAT 755N)で市販されている;
−カチオン性ジアリル第四アンモニウム含有ポリマー、例えば、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドホモポリマー、及び、アクリルアミドとジメチルジアリルアンモニウムクロリドとのコポリマー。これらは当業界(CTFA)でそれぞれポリクオタニウム 6及びポリクオタニウム 7と呼ばれている;
−(米国特許第4,009,256号に記載されているような)3−5個の炭素原子を有している不飽和カルボン酸のホモポリマー及びコポリマーのアミノ−アルキルエステルの無機酸塩;
−(国際特許WO95/22311に記載されているような)カチオン性ポリアクリルアミド類。
【0055】
使用できるその他のカチオン性コンディショニング用ポリマーとしては、カチオン性多糖ポリマー、例えば、カチオン性セルロース誘導体、カチオン性デンプン誘導体及びカチオン性グアーガム誘導体がある。このようなカチオン性多糖ポリマーは0.1−4meq/gの範囲の電荷密度を有しているのが適当である。
【0056】
本発明の組成物に使用するための適当なカチオン性多糖ポリマーとしては、式:
A−O−[R−N+(R1)(R2)(R3)X−]
で示されるものがある。
式中の、
Aはデンプンまたはセルロースの無水グルコース残基のような無水グルコース残基を表す。Rはアルキレン、オキシアルキレン、ポリオキシアルキレンまたはヒドロキシアルキレン基またはそれらの組合せを表す。R1、R2及びR3は独立に、アルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキルまたはアルコキシアリール基を表し、各基は約18個以下の炭素原子を含んでいる。各カチオン性部分の炭素原子の総数(即ち、R1、R2及びR3中の炭素原子の総和)は好ましくは約20個以下である。Xはアニオン性対イオンを表す。
【0057】
カチオン性セルロースはAmerchol Corp.(Edison,NJ,USA)からそれらのPolymer JR(商標)及びLR(商標)シリーズのポリマーとして入手可能である。これらは、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの塩であり、当業界(CTFA)でポリクオタニウム 10と呼ばれている。別の種類のカチオン性セルロースとしては、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの高分子第四アンモニウム塩があり、当業界(CTFA)でポリクオタニウム 24と呼ばれている。これらの材料はAmerchol Corp.(Edison,NJ,USA)から商標Polymer LM−200として入手可能である。
【0058】
別の適当なカチオン性多糖ポリマーとしては、(例えば、米国特許第3,962,418号に記載されているような)第四窒素含有セルロースエーテル、及び、(例えば、米国特許第3,958,581号に記載されているような)エーテル化セルロースとデンプンとのコポリマーがある。
【0059】
使用できる特に適当な種類のカチオン性多糖ポリマーはカチオン性グアーガム誘導体、例えば、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Rhone−Poulencから商標JAGUARシリーズで市販されている)である。
【0060】
実例は、低置換度のカチオン性基及び高粘度を有しているJAGUAR C13S、中位の置換度及び低粘度を有しているJAGUAR C15、JAGUAR C17(高置換度、高粘度)、低レベルの置換基及びカチオン性第四アンモニウム基を含有しているヒドロキシプロピル化カチオン性グアー誘導体から成るJAGUAR C16、及び、低置換度を有している高透明度、中位の粘度のグアーから成るJAGUAR 162、がある。
【0061】
好ましくは、カチオン性コンディショニング用ポリマーが、カチオン性セルロース及びカチオン性グアー誘導体から選択される。特に好ましいカチオン性ポリマーは、JAGUAR C13S、JAGUAR C15、JAGUAR C17及びJAGUAR C16及びJAGUAR C162である。
【0062】
カチオン性コンディショニング用ポリマーは一般に、0.01−25重量%、好ましくは0.1−5重量%、より好ましくは0.3−2.5重量%のレベルで本発明組成物中に存在するであろう。
【0063】
構造化剤
本発明の組成物はまた、構造化剤を含有し得る。適当な構造化剤は当業者によく知られており、例えば、不溶性の粒状物質/充填剤、ゲル化剤、ワックス類、脂肪性物質及び高分子系である。
【0064】
適当な高分子構造化剤としては、ポリアクリル酸、アクリル酸の架橋ポリマー、アクリル酸と疎水性モノマーとのコポリマー、カルボン酸含有モノマーとアクリルエステルとのコポリマー、アクリル酸とアクリレートエステルとの架橋コポリマー、及び、ヘテロ多糖ガムがある。
【0065】
ポリアクリル酸は、Carbopol 420、Carbopol 488またはCarbopol 493として市販されている。多官能剤と架橋したアクリル酸のポリマーも使用し得る。これらは、Carbopol 910、Carbopol 934、Carbopol 940、Carbopol 941及びCarbopol 980として市販されている。モノマーを含有するカルボン酸とアクリル酸エステルとの適当なコポリマーの一例はCarbopol 1342である。すべてのCarbopol(商標)材料はGoodrichから入手できる。
【0066】
アクリル酸とアクリレートエステルとの架橋ポリマーの好適例はPemulen TR1またはPemelen TR2である。適当なヘテロ多糖ガムはキサンタンガムであり、例えばKelzan muとして入手可能である。
【0067】
適当な脂肪性物質及びワックス類としては結晶質長鎖アシル誘導体がある。長鎖アシル誘導体は望ましくは、エチレングリコールステアレート、16−22個の炭素原子を有している脂肪酸のアルカノールアミド及びそれらの混合物から選択される。エチレングリコールジステアレート及びポリエチレングリコール3ジステアレートが好ましい長鎖アシル誘導体である。
【0068】
本発明に関連して考察すると、高レベルの水を含有する組成物では構造化剤が極めて有用である。しかしながら、本発明の利点は、過度のレベルの構造化剤を必要としないで固体形態のコンディショナー組成物を製造できることである。本発明の組成物は、好ましくは10重量%未満、より好ましくは5重量%未満、もっと好ましくは3重量%未満の構造化剤を含有している。
【0069】
好ましい実施態様では、本発明の組成物が構造化剤を実質的に含有していない。
【0070】
コンディショニング剤
本発明の組成物は従来の液体コンディショナーを凌駕しないまでも同等の優れたコンディショニング性能を提供する。しかしながら、この組成物はまた、コンディショニング作用をいっそう強化するためにシリコーン系コンディショニング剤及び非シリコーン系油性コンディショニング剤から選択された1種または複数の追加のコンディショニング剤を含有し得る。
【0071】
コンディショニング剤が小滴形態で本発明の組成物中に存在するとき、該コンディショニング剤が完全配合製品中に実質的に均一に分散する限り、小滴は液体、半固体または固体のいずれの状態でもよい。油性コンディショニング剤の小滴は好ましくは液体または半固体の小滴として存在し、より好ましくは液体の小滴として存在する。
【0072】
シリコーンコンディショニング剤
本発明の組成物は、コンディショニング性能を増強するためにシリコーン系コンディショニング剤の液滴を含有し得る。シリコーンは組成物の水性マトリックスに不溶性であり、従って、“乳化”形態で存在し、シリコーンは分散液滴として存在している。
【0073】
適当なシリコーンは、ポリジオルガノシロキサン、特に、CTFA名称をジメチコーンというポリジメチルシロキサンである。ヒドロキシル末端基を有するポリジメチルシロキサンも同じく本発明の組成物(特に、シャンプー及びコンディショナー)に使用するために適当である。これはCTFA名称をジメチコノールという。また、例えば、国際特許96/31188に記載されているような低架橋度のシリコーンガムも本発明の組成物に使用するために適当である。これらの物質は、髪にコシ、ボリューム、スタイリング適性を与え、また、濡れた髪及び乾いた髪に優れたコンディショニング効果を与える。
【0074】
乳化シリコーン自体の粘度は典型的には少なくとも10,000cstである。一般的に、コンディショニング性能が粘度の増加に伴って向上することが知見された。従って、シリコーン自体の粘度は好ましくは少なくとも60,000cst、最も好ましくは少なくとも500,000cst、理想的には少なくとも1,000,000cstである。配合を容易にするために粘度が109cstを超過しないのが好ましい。本発明のコンディショナー組成物中に使用するための代表的なシリコーンは典型的には組成物中で30μm未満、好ましくは20μm未満、より好ましくは10μm未満の平均シリコーン液滴サイズを有するであろう。一般的に液滴サイズを縮小すると、コンディショニング性能が改善される。最も好ましくは、組成物中の乳化シリコーンの平均シリコーン液滴サイズが2μm未満、理想的には0.01−1μmの範囲である。≦0.15μmの平均シリコーン液滴サイズを有しているシリコーンエマルジョンは一般にマイクロエマルジョンと呼ばれている。
【0075】
本発明に使用するための適当なシリコーンエマルジョンはまた、固体コンディショナー組成物の製造中にコンディショナー配合物基剤に容易に混和できるプレ乳化形態で市販されている。
【0076】
適当なプレ形成エマルジョンとしてはDC2−1766、DC2−1784があり、マイクロエマルジョンとしてはDC2−1865及びDC2−1870がある。これらはいずれもDow Corningから入手可能である。これらはいずれもジメチコノールのエマルジョン/マイクロエマルジョンである。架橋シリコーンガムもまたプレ乳化形態で入手可能であり、この形態は配合が容易であるという利点を有している。好ましい例は、Dow CorningからDC X2−1787として入手可能な材料であり、これは架橋ジメチコノールガムのエマルジョンである。別の好ましい例はDow CorningからDC X2−1391として入手可能な材料であり、これは架橋ジメチコノールガムのマイクロエマルジョンである。
【0077】
本発明のコンディショナーに含有させ得る別の好ましいシリコーンのクラスは、アミノ官能シリコーン類である。“アミノ官能シリコーン”という用語は、少なくとも1つの第一級、第二級もしくは第三級アミン基または第四アンモニウム基を含有するシリコーンを意味する。
【0078】
適当なアミノ官能シリコーンの例を以下に示す:
(i)CTFA名称で“アモジメチコーン”と呼ばれる一般式:
HO[Si(CH3)2−O−]x−[Si(OH)(CH2CH2CH2−NH−CH2CH2NH2)−O−]y−H
のポリシロキサン類。
式中の、x及びyはポリマーの分子量に依存する値であり、一般には分子量が約5,000−500,000となるような値である;
(ii)一般式:
R′aG3−a−Si(OSiG2)n−(OSiGbR′2−b)m−O−SiG3−a−R′a
のポリシロキサン類。
式中の、
GはH、フェニル、OHまたはC1−8アルキルから選択され、例えばメチルであり;
aは0または1−3の整数、好ましくは0であり;
bは0または1、好ましくは1であり;
m及びnは、(m+n)が1−2000の範囲、好ましくは50−150の範囲となるような数であり;
mは1−2000、好ましくは1−10の数であり;
nは0−1999、好ましくは49−149の数であり;
R′は式−CqH2qLの一価のラジカルであり、ここに、
qは2−8の数であり、Lは:
−NR″−CH2−CH2−N(R″)2、
−N(R″)2、
−N+(R″)3A−、
−N+H(R″)2A−、
−N+H2(R″)A−、
−N(R″)−CH2−CH2−N+H2(R″)A−
から選択されたアミノ官能基であり、ここに、
R″は、H、フェニル、ベンジル、または、飽和した一価の炭化水素ラジカル、例えば、
C1−20アルキルから選択され、Aはハロゲン化物イオン、例えば、塩化物または臭化物である。
【0079】
上記の式に対応する適当なアミノ官能シリコーンは、以下に示すような、“トリメチルシリルアモジメチコーン”と呼ばれており、本発明の組成物に使用すべく十分に水不溶性のポリシロキサン類である:
Si(CH3)3−O−[Si(CH3)2−O−]x−[Si(CH3)(R−NH−CH2CH2NH2)−O−]y−Si(CH3)3
式中のx+yは約50−約500の数であり、Rは2−5個の炭素原子を有しているアルキレン基である。好ましくは、x+yが約100−約300の範囲である;
(iii)一般式:
{(R1)(R2)(R3)N+CH2CH(OH)CH2O(CH2)3[Si(R4)(R5)−O−]n−Si(R6)(R7)−(CH2)3−O−CH2CH(OH)CH2N+(R8)(R9)(R10)}(X−)2
を有している第四級シリコーン。
式中の、
R1及びR10は同じ基でも異なる基でもよく、H、飽和または不飽和の長鎖または短鎖のアルキル(アルケニル)、分枝状アルキル(アルケニル)及びC5−C8の環系から独立に選択でき、
R2からR9は同じ基でも異なる基でもよく、H、飽和または不飽和の長鎖または短鎖のアルキル(アルケニル)、分枝状アルキル(アルケニル)及びC5−C8の環系から独立に選択でき、
nは約60−約120の範囲の数、好ましくは約80であり、
X−は好ましくは酢酸塩であるが、その代わりに例えばハロゲン化物、有機カルボキシレート、有機スルホネートなどでもよい。このクラスの適当な第四シリコーンポリマーは欧州特許EP−A−0530974に記載されている。
【0080】
本発明のシャンプー及びコンディショナーに使用するための適当なアミノ官能シリコーンは典型的には、約0.1−約8.0モル%、好ましくは約0.1−約5.0モル%、最も好ましくは約0.1−約2.0モル%の範囲のモル%のアミン官能基を有しているであろう。一般的に、アミン濃度は約8.0モル%を超過してはならない。過度に高いアミン濃度は全シリコーン付着率を低下させ従ってコンディショニング性能を損なうことが知見されたからである。
【0081】
アミノ官能シリコーンの粘度は特に重要ではないが約100−約500,000cstの範囲が適当であろう。
【0082】
本発明に使用するための適当なアミノ官能シリコーンの特定例は、アミノシリコーン油DC2−8220、DC2−8166、DC2−8466及びDC2−8950−114(すべてDow Corning製)、及び、GE 1149−75(General Electric Silicones製)である。
【0083】
また、非イオン性及び/またはカチオン性の界面活性剤と共に形成されたアミノ官能シリコーン油のエマルジョンも適当である。
【0084】
アミノ官能シリコーンがシャンプー組成物中で30μm未満、好ましくは20μm未満、より好ましくは10μm未満の平均液滴サイズを有するためにはこのようなプレ形成エマルジョンが適当であろう。我々はまた、一般的に液滴サイズを縮小するとコンディショニング性能が改善されることも知見した。最も好ましくは組成物中のアミノ官能シリコーンの平均液滴サイズが2μm未満であり、理想的には0.01−1μmの範囲である。
【0085】
アミノ官能シリコーンのプレ形成エマルジョンはまた、Dow Corning及びGeneral Electricのようなシリコーン油の供給業者から入手可能である。特定例は、DC929カチオン性エマルジョン、DC939カチオン性エマルジョン、及び非イオン性エマルジョンDC2−7224、DC2−8467、DC2−8177及びDC2−8154(すべてDow Corning製)である。
【0086】
本発明に有用な第四シリコーンポリマーの一例はGoldschmidt社の材料K3474である。
【0087】
“混質性”毛髪(即ち、根元が脂性で先端が乾燥性)のトリートメントを目的とする本発明の組成物の場合、特に本発明の組成物がシャンプー組成物の形態であるときは、組成物中にアミノ官能シリコーンと非アミノ官能シリコーンとの組合せを使用するのが特に好ましい。このような場合、アミノ官能シリコーン対非アミノ官能シリコーンの重量比は典型的には1:2−1:20、好ましくは1:3−1:20、より好ましくは1:3−1:8の範囲であろう。
【0088】
本発明の組成物に含有させるシリコーンの総量は、所望のコンディショニングレベル及び使用される材料に依存する。好ましい量は0.01−50重量%であるが、これらの両端値は絶対的ではない。下限値はコンディショニング成果を得るための最低レベルによって決定され、上限値は頭髪が許容できない脂性になることを避ける最高レベルによって決定される。
【0089】
0.5−25重量%、好ましくは1.0−15重量%というシリコーン総量が適当なレベルであることが知見された。
【0090】
シリコーン及びシリコーンエマルジョンの粘度はDow Corning Corporate Test Method CTM004,July 20,1970に詳細に記載されているガラス毛管粘度計によって測定できる。
【0091】
非シリコーン系油性コンディショニング成分
本発明の組成物はまた、分散した不揮発性、水不溶性の油性コンディショニング剤を含み得る。
【0092】
油性コンディショニング剤は、この組成物の水性連続相から独立した不連続相を形成する液滴の形態で組成物中に分散しているであろう。言い換えると、油性コンディショニング剤はシャンプー組成物中に水中油型エマルジョンの形態で存在するであろう。
【0093】
“不溶性”という用語は、材料が25℃、0.1%(w/w)の濃度で水(蒸留水または等価の水)に可溶性でないことを意味する。
【0094】
油性コンディショニング成分のD3,2平均液滴サイズが少なくとも0.4μm、好ましくは少なくとも0.8μm、より好ましくは少なくとも1μmであるのが適当であろう。更に、油性コンディショニング成分のD3,2平均液滴サイズは好ましくは10μm以下、より好ましくは8μm以下、もっと好ましくは5μm以下、更に好ましくは4μm以下、最も好ましくは3.5μm以下である。
【0095】
油性コンディショニング剤は油性または脂肪性の材料及びそれらの混合物から適宜選択され得る。
【0096】
油性または脂肪性の材料は、本発明のシャンプー組成物中で、髪の光沢を増し、更に、乾いた髪の櫛通り及び乾いた髪の感触を向上させるために好ましいコンディショニング剤である。
【0097】
好ましい油性及び脂肪性の材料は一般に、スピンドル3を使用し100rpmで作動するブルックフィールド粘度計(例えば、Brookfield RV)で25℃で測定したときに、5Pa.s未満、より好ましくは1Pa.s未満、最も好ましくは0.5Pa.s未満、例えば0.1Pa.s以下の粘度を有しているであろう。
【0098】
上記範囲よりも高い粘度をもつ油性及び脂肪性の材料を使用してもよい。例えば、65Pa.sという高い粘度をもつ材料を使用してもよい。このような材料(即ち、5Pa.s以上の粘度をもつ材料)の粘度は、Dow Corning Corporate Test Method CTM004,July 20,1970に詳細に記載されたガラス毛管粘度計によって測定できる。
【0099】
適当な油性または脂肪性の材料は炭化水素油、脂肪エステル及びそれらの混合物から選択される。
【0100】
炭化水素油としては、環状炭化水素、直鎖状脂肪族炭化水素(飽和または不飽和)、及び、分枝状脂肪族炭化水素(飽和または不飽和)がある。直鎖状炭化水素油は好ましくは、約12個−約30個の炭素原子を含有しているであろう。分枝状炭化水素油はもっと多い数の炭素原子を含有でき、典型的にはそうであろう。また、C2−C6アルケニルモノマーのようなアルケニルモノマーの高分子炭化水素も適当である。これらのポリマーは直鎖状ポリマーでも分枝状ポリマーでもよい。直鎖状ポリマーは典型的には比較的短い長さであり、直鎖状炭化水素一般について上述した炭素原子総数を有している。分枝状ポリマーは実質的にもっと長い鎖長を有している。このような材料の数平均分子量は広範囲にわたり得るが、典型的には約2000以下、好ましくは約200−約1000、より好ましくは約300−約600であろう。
【0101】
適当な炭化水素油の特定例としては、パラフィン油、鉱油、飽和及び不飽和のドデカン、飽和及び不飽和のトリデカン、飽和及び不飽和のテトラデカン、飽和及び不飽和のペンタデカン、飽和及び不飽和のヘキサデカン、並びに、それらの混合物がある。これらの化合物及びもっと長い鎖長の炭化水素の分枝鎖異性体も使用できる。代表的な分枝鎖異性体は、、ペルメチル置換異性体のような高度に分枝化された飽和または不飽和のアルカン、例えば、Permethyl Corporationによって販売されている2,2,4,4,6,6,8,8−ジメチル−10−メチルウンデカン及び2,2,4,4,6,6−ジメチル−8−メチルノナンのようなヘキサデカン及びエイコサンのペルメチル置換異性体、である。炭化水素ポリマーの別の例はポリブテン類、例えば、イソブチレンとブテンとのコポリマーである。この種類の市販材料は、Amoco Chemical Co.(Chicago,Ill.,U.S.A.)社のL−14ポリブテンである。
【0102】
特に好ましい炭化水素油は種々のグレードの鉱油である。鉱油は、石油からワックスを除去し、蒸留によって揮発性の高い留分を除去した後で得られる透明な油性の液体である。250℃−300℃の範囲で蒸留する留分を鉱油と呼び、C16H44−C21H44の範囲の炭化水素の混合物から成る。この種類の適当な市販材料としては、Sirius M85及びSirius M125がある。これらはいずれもSilkolene社製である。
【0103】
適当な脂肪エステルの特徴は少なくとも10個の炭素原子を有していることであり、これらのエステルとしては、脂肪酸またはアルコールに由来のヒドロカルビル鎖をもつエステル、例えば、モノカルボン酸エステル、多価アルコールエステル、並びに、ジ−及びトリカルボン酸エステルがある。これらの脂肪エステルのヒドロカルビルラジカルはまた、これらに共有結合した別の適合性官能基、例えばエトキシ結合またはエーテル結合のようなアミド及びアルコキシ部分を含むかまたは有することができる。
【0104】
モノカルボン酸エステルとしては、式R′COORを有しており式中のR′及びRが独立にアルキルまたはアルケニルラジカルを表し、R′及びR中の炭素原子の総数が少なくとも10、好ましくは少なくとも20であるようなアルコール及び/または酸のエステルがある。
【0105】
特定例は例えば、約10個−約22個の炭素原子をもつ脂肪鎖を有している脂肪酸のアルキル及びアルケニルエステル、約10個−約22個の炭素原子をもつアルキル及び/またはアルケニルアルコール由来の脂肪鎖を有しているアルキル及び/またはアルケニル脂肪アルコールカルボン酸エステル、約12個−約20個の炭素原子を有している脂肪アルコールのベンゾエートエステルである。
【0106】
モノカルボン酸エステルは、脂肪鎖の炭素原子の総数が10個以上であるならば、少なくとも10個の炭素原子をもつ少なくとも1本の鎖を必ずしも含んでいなくてもよい。その例は、イソプロピルイソステアレート、ヘキシルラウレート、イソヘキシルラウレート、イソヘキシルパルミテート、イソプロピルパルミテート、デシルオレエート、イソデシルオレエート、ヘキサデシルステアレート、デシルステアレート、イソプロピルイソステアレート、ジヘキシルデシルアジペート、ラウリルラクテート、ミリスチルラクテート、セチルラクテート、オレイルステアレート、オレイルオレエート、オレイルミリステート、ラウリルアセテート、セチルプロピオネート及びオレイルアジペートである。
【0107】
カルボン酸のジ−及びトリアルキル及びアルケニルエステルも使用できる。これらのエステルとしては例えば、C4−C8ジカルボン酸のエステル、例えば、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸及びオクタン酸のC1−C22エステル(好ましくはC1−C6)がある。その例は、ジイソプロピルアジペート、ジイソヘキシルアジペート、及び、ジイソプロピルセバケートである。その他の特定例は、イソセチルステアロイルステアレート、及び、トリステアリルシトレートである。
【0108】
多価アルコールエステルとしては、アルキレングリコールエステル、例えば、エチレングリコールモノ及びジ−脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノ−及びジ−脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールモノ−及びジ−脂肪酸エステル、プロピレングリコールモノ−及びジ−脂肪酸エステル、ポリプロピレングリコールモノオレエート、ポリプロピレングリコールモノステアレート、エトキシル化プロピレングリコールモノステアレート、ポリグリセロールポリ−脂肪酸エステル、エトキシル化グリセリルモノステアレート、1,3−ブチレングリコールモノステアレート、1,3−ブチレングリコールジステアレート、ポリオキシエチレンポリオール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、並びに、モノ−、ジ−及びトリグリセリドがある。
【0109】
特に好ましい脂肪酸エステルは、モノ−、ジ−及びトリグリセリド、より特定的には、グリセロールと長鎖カルボン酸、例えばC1−C22カルボン酸とのモノ−、ジ−及びトリ−エステルである。これらの種類の多様な材料が、植物性及び動物性の油脂、例えば、ココヤシ油、ヒマシ油、ベニバナ油、ヒマワリ油、綿実油、トウモロコシ油、オリーブ油、タラ肝油、アーモンド油、アボカド油、パーム油、ゴマ油、ピーナツ油、ラノリン油及びダイズ油から得られる。合成油としては、トリオレイン及びトリステアリングリセリルジラウレートがある。
【0110】
好ましい材料の特定例は、カカオ脂、パームステアリン、ヒマワリ油、ダイズ油及びココヤシ油である。
【0111】
油脂材料は、0.2−25重量%、好ましくは0.5−20重量%、より好ましくは約1.0−15重量%のレベルで存在するのが適当であろう。
【0112】
スタイリング助剤
本発明の組成物は優れたスタイリング特性、特に、コンディショナー組成物中に特定のスタイリング助剤が存在しないときまたは例えばムースのようなコンディショニング後スタイリング助剤を使用しないときであっても整髪が容易であるという優れたスタイリング特性を与える。
【0113】
本発明のコンディショナー組成物はスタイリング助剤を含有してもよい。適当なスタイリング助剤は当業者に公知であり、膜形成性ポリマー及び粒状物質がある。適当な膜形成性ポリマーは例えば欧州特許EP823,252に記載されている。
【0114】
好ましい粒状スタイリング助剤は、本願の出願人の同時係属出願である欧州特許出願01303914.4、01303915.1、01303916.9及び01303917.7に記載されている。
【0115】
固体形態のコンディショナーはスタイリング助剤を頭髪の所望部位に配給するために役立つビヒクルを提供する。例えば、ボリュームを増すために髪の根元を立ち上げたい場合には、スタイリング助剤を髪の先端でなく髪の根元に到達させるのが好ましい。スタイリング助剤を固形例えばスティック状のコンディショナー配合物に含有させた場合には、スタイリング助剤の塗布及び髪の根元に“到達させる”ことが比較的容易である。
【0116】
スタイリング助剤を使用する場合、スタイリング助剤は本発明の組成物中に0.1−10重量%、好ましくは0.5−5重量%のレベルで存在するのが適当である。
【0117】
補助成分
本発明の組成物は更にヘアケアに好適な補助成分を含有し得る。一般にこのような成分はそれぞれが全組成物の5重量%以下、好ましくは3重量%以下のレベルで含有される。
【0118】
適当なヘアケア補助成分の例を以下に挙げる:
(i)アミノ酸及び糖類のような天然の毛根栄養素、。適当なアミノ酸の例は、アルギニン、システイン、グルタミン、グルタミン酸、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、セリン及びバリン、及び/または、それらの前駆体及び誘導体である。アミノ酸は単独で添加しても混合物として添加してもよく、または、ペプチド、例えば、ジ−及びトリペプチドの形態で添加してもよい。アミノ酸はまた、タンパク質加水分解物、例えば、ケラチンまたはコラーゲンの加水分解物の形態で添加してもよい。適当な糖類はグルコース、デキストロース及びフルクトースである。これらは単独で添加してもよくまたは例えば果実エキスの形態で添加してもよい。本発明の組成物に含有させるのが特に好ましい天然の毛根栄養素の組合せはイソロイシンとグルコースである。特に好ましいアミノ酸栄養素はアルギニンである;
(ii)毛髪繊維有益物質。その例は:
−繊維を湿潤しクチクラの保全性を維持するセラミド。セラミドは天然資源から抽出することによってまたは合成セラミド及び擬似セラミドとして入手可能である。好ましいセラミドはQuest社のCeramide IIである。Laboratoires Serobiologiques社のCeramides LSのようなセラミド混合物も適当であろう。
【0119】
機械的特性及び製品パッケージ
本発明の組成物は固体の形態であり、外観は硬質でも軟質でもよい。軟質固体であってもそれ自体の形状を維持する能力を有している。例えば、剪断作用を受けることなく成形型から取り出されたときにその形状が約20℃で少なくとも30秒間、通常はより長時間維持されるであろう。
【0120】
本発明の組成物は通常は、所定量の組成物を収容した容器から成る製品として商品化されるであろう。このような容器は、組成物を繰出すための少なくとも1つの開口と、容器内の組成物を繰出し口に向かって押し出す手段とを有している。慣用の容器は楕円形の横断面をもつ円筒の形状を有しており、円筒容器の一端に(1つまたは複数の)繰出し口が備えられている。
【0121】
本発明の組成物は、表面層を薄膜として髪に転移させたりまたは髪に擦り込んだりするときに指の圧力によって明らかな変形を生じないように、また、スティック/バー製品として使用できる適性をもつように十分に剛性であるのが好ましい。このようなスティック/バー製品においては、開放端をもつ円筒容器に所定量の組成物がスティック/バーの形態で収容され、スティック/バー組成物の一端部分が使用できるように該開放端に露出している。円筒容器の反対側の末端は閉鎖されている。
【0122】
一般にこの容器は、開放端用キャップと、円筒容器内部に装着され該円筒容器に沿って軸方向に相対移動でき、時によってはエレベーターまたはピストンと呼ばれる構成部品とを含むであろう。スティック/バー組成物は円筒容器内でピストンと円筒容器の開放端との間に収容されている。ピストンはスティック/バー組成物を円筒容器に沿って押し出すために使用される。ピストンとスティック/バー組成物とは、指を使用するかまたは円筒容器内部に挿入されたロッドを使用することによってピストンの外底面に手動圧力を加えると円筒容器に沿って軸方向に移動し得る。別の可能な構造では、ピストンに取り付けられたロッドが円筒容器の1つまたは複数のスロットから突出しておりピストンとスティック/バーとを移動させるために使用される。好ましくは容器が更に、ピストンを移動させる搬送機構を含んでおり、この搬送機構は、ピストン内の対応ネジ付き開孔を貫通してスティック/バー内で軸方向に伸びるネジ付きロッドと、該ロッドを回転させるために円筒容器に装着された手段とから成る。ロッドの閉鎖端、即ち繰出し口の反対側の末端に装着された手動ハンドルによってロッドを回転させるのが便利である。
【0123】
本発明の組成物がもっと軟質であるがそれ自体の形状保持能力はまだ維持している場合には、開放端をもつ代りに密栓によって閉鎖された円筒容器から小出しするのがより適切であろう。この場合、密栓は円筒容器から組成物を押し出すことができる1つまたは複数の開孔を有している。このような開孔の数及び形状はパッケージのデザイナーに任されている。
【0124】
このような容器の構成部品はしばしば熱可塑性プラスチック材料、例えば、ポリプロピレンまたはポリエチレンから製造される。別の特徴を有するものもある適当な容器に関しては、米国特許第4865231号、第5000356号及び第5573341号に記載されている。
【0125】
勿論、組成物が妥当な手押し圧力によって明らかな変形を生じないほど十分に剛性である場合には、円筒容器を要せずに組成物をスティックバー製品として使用し得る。これは包装の縮小及びコストの削減という利点を与える。
【0126】
特性の測定
(i)針入度計
硬質固体である組成物の硬度及び剛性は針入度計によって測定できる。組成物がより軟質の固体である場合、これは針入度計のプローブに対する抵抗性の実質的な欠如として観察されるであろう。
【0127】
適当な手順では、ニードル先端に9゜10′±15′という規格の円錐角を有しているSetaワックスニードル(重量2.5グラム)を備えた実験設備用PNT針入度計を使用する。平坦な上面をもつ組成物サンプルを使用する。組成物の表面に接触するまでニードルを下降させ、次いで、侵入による硬度測定を行う。即ち、ニードルをそのホルダーと共に50グラムの全重量(即ち、ニードルとホルダーとの合計重量)下で5秒間下降させた後で侵入深度を観測する。
【0128】
望ましくは、各サンプルの複数の点で試験を実施し結果を平均する。この種類の試験を使用するとき、開口端をもつ小出し容器に使用するための適当な硬度は、この試験で測定された針入度が30mm未満、好ましくは2−30mmの範囲である。好ましくは針入度が5mm−20mmの範囲である。
【0129】
この試験の特定プロトコルでは、円筒容器内のスティック/バーに対して測定を行った。スティック/バーを繰出して円筒容器の開放端から突出させ、次いで平坦な均一表面が残るように切断した。ニードルをスティック/バーの表面まで慎重に下降させ、次いで侵入による硬度の測定を行った。このプロセスをスティック/バーの表面の6つの異なる点で行った。6回の測定の平均値を硬度の読み取り値とする。
【0130】
(ii)テキスチャーアナライザー
もっと軟質の固体の硬度はテキスチャーアナライザーによって測定できる。この試験装置は、先の丸いプローブを管理速度でサンプルの内外に移動させることができ、同時に、作用させた力を測定できる。硬度として測定されるパラメーターはピークの力と凹みの推定面積との関数である。
【0131】
特定の試験プロトコルではStable MicroシステムのTS.XT2iテキスチャーアナライザーを使用した。テキスチャーアナライザーの5kgのロードセルの外底面に、該ロードセルの直下で計器の基底プレート上に配置されたサンプルに押し込むことができるように直径9.5mmの金属球を取り付けた。
【0132】
サンプルの配置後、球がサンプル表面の真上になるまで球の位置を調節した。Texture Expert Exceedソフトウェアを使用して、試験方法に使用する以後の運動プロフィルを作成した。このプロフィルでは先ず、指定された力に達するまで押し込み速度0.05mm/秒で球をサンプルに押し込んだ。この力は、サンプル内への侵入距離が球の半径よりも小さい値になるように選択した。この荷重に達すると直ちに球の運動方向を反転させ、0.05mm/秒という同じ速度で球をサンプルから引き出した。試験の進行中に、収集したデータは、時間(秒)、距離(mm)及び力(N)であり、データ収集速度は25Hzであった。
【0133】
ネジ機構を内蔵している円筒容器または15mlガラスびんに適当な測定用サンプルを収容した。円筒容器サンプルの場合、円筒容器の縁端から突出するまでスティック/バーを繰出し、次いでナイフを使用して円筒容器の頂部を均し、平坦な均一表面が残るようにした。次にスティック/バーを円筒容器内部にできるだけ深く押し戻し、パック内部のネジ機構のコンプライアンスに起因する機械的妨害が最小になるようにした。通常はネジの両側に各1つの2つの凹みを形成した。15mlのガラスびんに入れたサンプルでは表面の下準備は不要であり、一回の凹み試験を行うために十分な表面積を有しているだけでよかった。
【0134】
標準スプレッドシートソフトウェアを使用して各試験に関連するデータを処理し、以下の等式を使用して硬度Hを計算した:
【0135】
【数1】
式中の、Fmaxはピーク荷重を表し、Apは非荷重下に残存している凹みの推定面積を表す。この面積は塑性の凹み深度から幾何学的に計算できる。この深度は、サンプルの弾性変形があるので荷重下で測定した全侵入深度よりもやや小さい。塑性凹みの深度は、非荷重下の力対全侵入深度のグラフから計算される。この非荷重データの初期勾配はサンプルの初期弾性回復率に依存する。塑性凹みの深度は力ゼロの軸と非荷重下の勾配の初期部分に正接する直線との交点から推定される。
【0136】
10Nロードセルを備えたデスクトップ型Instron Universal Testing Machine(Model 5566)を使用して同様の硬度測定を行い、同様にしてデータ分析を行った。
【0137】
製造方法
固体形態のコンディショナー組成物は任意の適当な方法によって製造できる。例えば、全成分を確実に溶融及び/または均一分散(例えば、何らかの不溶性成分が存在する場合)させるために十分な加熱及び撹拌を伴って成分を単に混合するだけでスティック/バーを製造できる。典型的には、組成物を70℃−95℃の範囲の温度まで加熱する。もしも何らかの感熱性材料を使用する場合には、この材料は組成物の冷却中に添加して混ぜ込む。加熱/加温した溶液を、溶液がまだ易動状態であるうちにディスペンス容器の形態を有し得るスティック/バーの成形型に注ぎ、放冷し、凝固させる。
【0138】
固体形態のコンディショナー組成物の代替的製造方法は射出成形である。特に好適な射出成形方法は国際特許WO98/53039(Unilever)に記載されている。例えば、本発明のコンディショナーバーを製造するために以下の射出成形方法を使用した。
(1)バッチミキサー中で80℃で混合することによって完全配合物を調製した。これによって均質メルトが得られたので次にこのメルトを室温まで放冷した。室温で生成物はワックス状の固体であった。
(2)長さ対直径比が28:1で直径が30mmのWerner Pfleidererの二軸スクリュー型同時回転押出装置のホッパーに室温で供給できるような十分に小さい粒子になるまで生成物を破砕した。
(3)押出装置を100−150rpmで運転した。
(4)射出できる生成物が得られるように押出バレルを50、55、60及び65℃に加熱した。
(5)加熱し、押出した生成物をピストン射出ユニットに供給し、バー成形型に射出した。
(6)成形型の充填が終わると、成形型を周囲温度に放冷した。
(7)成形型を開き、固形ヘアコンディショナー製品を取り出した。
【0139】
冷却のためには、容器と内容物とを放冷するだけでよい。成形型/容器及びそれらの内容物に周囲空気または冷却した空気を吹き込むことによって冷却を支援してもよい。
【0140】
次に本発明を以下の非限定実施例によってより詳細に説明する。
【実施例1】
【0141】
以下の固形コンディショナー配合物を調製し、50gの消臭剤型容器に包装した。
【0142】
【表1】
【0143】
在宅パネル試験
“隔日”洗髪要員として20名以下のパネリストを募集し、パネリストは各試験製品を1週あたり4回以下の回数で使用した。試験では各パネリストが双方のコンディショナーを2週間のサイクルで使用した。パネリストは彼等の常用のコンディショナーに代替して試験コンディショナーを使用したが、それぞれが所有のシャンプーを使用し、整髪も平常の習慣通りに行った。普通通りに洗髪し、必要な場合には直接水流から離して(即ち、流水下でない処で)コンディショナーを塗布し、頭髪に擦り込み、次いで普通通りにすすいだ。
【0144】
パネリストを3グループに分割した。各パネリストに製品AまたはBの50g容器を提供し、コンディショナーの使用特性を1週間評価した。次に別の試験製品を各パネリストに提供し、該コンディショナーの使用特性を1週間評価した。試験の終了後、パネリストは検討グループに参加し、質問表を完成した。
【0145】
質問表及び検討グループの結果は以下の通りであった:
【0146】
【表2】
【0147】
配合物A
パネリストは製品の使用量が分り難いと判定した。頭髪を少しずつ分けながら製品を塗布することが必要であり、従って極めて時間が掛かった。コンディショナーは頭髪に容易に作用した。“まさに滑るように”作用した。製品が頭髪に作用した後は、髪の櫛通りが容易で、柔らかい絹のような感触が得られた。7名のパネリストは製品を髪からすすぎ落とすのに長時間を要すると判定したが、残りのパネリストは標準コンディショナーに比べてすすぎに違いはないと判定した。すすいだ髪は絹のようで柔らかく、濡れた髪の櫛通りも容易であった。
【0148】
コンディショナーの単独使用:スタイリング製品非使用
4名のパネリストは髪のスタイリングが極めて容易であり、髪にボリューム及び高さを与えられると判定した。カールの形もよく決まり手触りもよいので、彼等はコンディショナーにスタイリング用ワックスが練り込まれていると考えた。9名のパネリストは平常通りのスタイリングが可能であった。4名のパネリストは髪のスタイリングが極めて難しいと判定し、髪にボリュームを与えたり髪を立たせたりすることができなかった。乾いた髪は極めて柔らかくつやがあり、静電気で広がったりちりちりに縮れたりしないので、櫛通りが容易で、からまることもなく、もつれることもなかった。
【0149】
コンディショナーとスタイリング製品との順次使用
数人のパネリストは、髪がはねたりういたりしないのでムースを使用したときよりも髪のスタイリングが容易であると判定した。髪にボリューム、コシ、高さを与えることができ、しかも髪は柔らかく、櫛通りが容易であった。3名のパネリストはムースを塗布していたときには髪が皮膜で覆われて汚れ易いと感じていた。残りのパネリストは髪が清潔で明るく健康なつや/輝きを有していると評価した。
【0150】
購入の意志
製品はパネリストが使用したことのあるどのような市販品にも類似していなかった。
【0151】
12名のパネリストは製品を購入する意志を示した。
製品は携帯に便利であり、必要な部位にむだなく塗布できる。スタイリング/制御効果、柔らかく、つやがあり、もつれない髪を与える軽量コンディショナーであることが認められた。
【0152】
3名のパネリストは確信がない。
包装は巧妙な見せかけであり、製品は他のヘアコンディショナーと変わらない。彼等は製品には好感をもったが包装には好感をもたなかった。特定領域を対象にする製品としては考慮してもよい。
【0153】
5名のパネリストは製品を購入する意志がない。
実用的でないと考えた。良質のコンディショナーであるが塗布に時間が掛かり過ぎる。髪がぺしゃんこになる。また、髪に過度に付着する。
【0154】
製品を購入する意志のないパネリストのうちの3名は、タオル乾燥した頭髪に製品を塗布したので製品が使用し難かった。このことが製品に対する彼等の反応に影響を及ぼしたと感じた。彼等は、水を加えれば製品の性能が改善されるであろうと考えた。
【0155】
配合物B
この配合物は不透明なので配合物Aよりも濃厚で濃縮されているように見えた。製品の繰出しは容易であり、粘着性でなく、前出の製品よりも軟質で塗布し易かった。製品は濡れた髪に容易に作用した。製品は濡れた髪にワックス状の感触を与え、数名のパネリストは髪のすすぎに長時間を要すると判定した。更に、水を添加すると多少泡立つことが認められた。すすいだ髪は柔らかく、絹のようであり、髪がからまった1名のパネリスト以外では濡れた髪の櫛通りが容易であった。
【0156】
コンディショナーの単独使用:スタイリング製品非使用
2つのグループのパネリストは、製品が髪を極めて柔らかくし、従って、ブラシで髪を捉えられないのでスタイリングが難しいと判定した。残る1つのグループは、髪のスタイリングが容易であり、望み通りの髪形にできると判定した。過半数のパネリストは、乾いた髪が柔らかく絹のようで健康なつやがあり乾いた髪の櫛通りが容易であると判定した。7名のパネリストは、標準コンディショナーよりも髪の感触、見掛けともに清潔に維持され髪が脂っぽくならないので洗髪期間を延長できると判定した。
【0157】
コンディショナーとスタイリング製品との順次使用
パネリストは髪が制御し易くなったと感じた。髪はブラシに捉えられ、従って望み通りの髪形に整えることが容易になった。数名のパネリストは、ムースを使用したときに洗髪頻度の増加が必要であると判定した。髪には重い付着感があり、コンディショナーが完全にすすぎ落とされなかったような重い感触になった。製品は標準コンディショナーよりもすぐれたコンディショニング効果を発揮し、数名のパネリストは彼等の頭髪に必要なコンディショニングレベルを維持するために毎回の洗髪後に製品を塗布する必要はないであろうと判定した。
【0158】
購入の意志
製品はパネリストが使用したことのあるどのような市販品にも類似していなかった。
【0159】
6名のパネリストはこの製品が製品の品質及び持続性が原因で標準コンディショナーよりも高価であると認めた。5名のパネリストは(ムースを使用しないときのスタイリング効果を理由として)配合物Bよりも配合物Aのほうを好んだ。
【0160】
12名のパネリストは製品を購入する意志を示した。
製品は頭髪に柔らかく弾力的で健康な見掛けを与えた。彼等はスティック塗布を使用し、これが多くの有利な特性を有していると判定した。無駄が少なく、携帯容易に包装され、即座に塗布できるという利点を有している。
【0161】
4名のパネリストは確信がない。
包装は巧妙な見せかけであり、製品は他のヘアコンディショナーと変わらない。1名のパネリストは、製品を評価するために1週間以上の期間が必要であると考えた。
【0162】
4名のパネリストはこの製品を購入する意志がなかった。
彼等は製品が髪の損傷防御を強化することを期待する。髪は満足できる状態にはならない。髪につやがなく、皮膜で覆われている感じがあり、髪がちりちりに縮れ、静電気で広がり易い。
【実施例2】
【0163】
従来の液体コンディショナー(Suave Peach Essence)と実施例1の配合物A及びBのスティック形コンディショナーとの比較をヘアピース試験で行った。
【0164】
7g/10″ Yugo red tieヘアピースをエーテル処理し、次いでパネルによって比較評価した。6つのヘアピース(1−6)に対しては第一シャンプーを使用し、ヘアピースの長さに沿って1mlのシャンプーを塗布し30秒間撹拌することによって洗浄し、次いで流れる湯で30秒間すすいだ。1mlの同じシャンプーをヘアピースの長さに沿って再度塗布し、30秒間撹拌し、次いで1分間すすいだ。ヘアピース1−3は従来の液体コンディショナーを使用し、ヘアピースの長さに沿って2mlのコンディショナーを塗布し、1分間撹拌し、次いで1分間すすぐことによって処理した。ヘアピース4−6は配合物A及びBを使用して同様に処理した。ヘアピースの濡れているときのコンディショニングを上記同様に評価した。全部のヘアピースを循環炉に入れ50℃で約2時間乾燥した。最後に、ヘアピースの滑らかさ、櫛通り容易性、皮膜で覆われた感じ、及び、乾いた髪の広がり難さ、について評価した。合計12名のパネリストを使用し、各パネリストが6対のヘアピースを5つの基幹的なコンディショニング特性、即ち、髪の広がり難さ、乾いた髪の櫛通り容易性、乾いた髪の滑らかさ、濡れた髪の櫛通り容易性、濡れた髪の滑らかさ、についてその優劣を比較した。各塗布毎のヘアピースの“優勢”判定の合計数を加算し、パーセンテージとして表した。
【0165】
配合物A(シリコーン非含有)は5つの特性全部について従来の液体コンディショナーよりも優勢であった。広がり、乾いた髪の櫛通り容易性及び乾いた髪の滑らかさに関する優越性は95%信頼度で有意である。
【0166】
配合物B(シリコーン含有)は4つの特性について従来の液体コンディショナーよりも優勢であり、広がりについては同等であると評価された。乾いた髪の櫛通り容易性及び乾いた髪の滑らかさに関する優越性は95%信頼度で有意である。
Claims (13)
- (i)少なくとも5重量%のカチオン性界面活性剤と、
(ii)少なくとも5重量%の脂肪アルコール材料と、
を含み、80重量%未満の水を含有する固体形態のヘアコンディショナー組成物。 - 含水量が75重量%未満、好ましくは70重量%未満、より好ましくは60重量%未満であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- カチオン性界面活性剤が少なくとも8重量%、好ましくは少なくとも10重量%、より好ましくは少なくとも12重量%の量で存在することを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。
- カチオン性界面活性剤が、セトリモニウムクロリド、ベヘニルトリモニウムクロリド、PEG−2オレアモニウムクロリド、ジ−硬化タロウジメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
- 脂肪アルコール材料が、少なくとも10重量%、好ましくは少なくとも15重量%、より好ましくは少なくとも20重量%の量で存在することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
- 脂肪アルコール材料がC8−C22の脂肪アルコールであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
- 脂肪アルコール材料対カチオン性界面活性剤の重量比が10:1から1:10の範囲、好ましくは8:1から1:4の範囲、より好ましくは7:1から1:1の範囲、もっと好ましくは5:1から2:1の範囲であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
- 更に0.01−25重量%のカチオン性ポリマーを含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
- 更に、シリコーン系コンディショニング剤及び非シリコーン系油性コンディショニング剤から選択されたコンディショニング剤を含むことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
- シリコーン系コンディショニング剤が0.5−25重量%のレベルで存在することを特徴とする請求項9に記載の組成物。
- 更に、フィルム形成性ポリマー及び粒状物質から選択されたスタイリング助剤を0.1−10重量%の量で含むことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
- 30mm未満の針入度を有していることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
- 頭髪をコンディショニングするための請求項1に記載の固体形態のヘアコンディショナー組成物の使用。
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