JP2004531880A - 二重電極を有する基板の支持体 - Google Patents

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Abstract

プラズマ中で基板(50)を処理することができるプロセスチャンバ(110)が第1の電極(220)と第2の電極(230)を覆う誘電体(210)、前記誘電体(210)を支持する導体、及びRF電圧を前記誘電体(210)中の前記第1の電極(220)または前記第2の電極(230)に供給する電源(170)を有する。前記第1の電極(220)は、プロセスチャンバ(110)内でプロセスガスを活性化するために、プロセス電極(225)と容量結合し、前記第2の電極(230)に印加されたRF電圧は、導体(250)にカラー260を通して容量結合され、或いは、前記第2の電極(230)は、カラー(260)を通して直接容量結合される。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、プラズマで処理中に基板を支持するための支持体に関する。
【0002】
(背景技術)
イオン化したガスまたはプラズマが、例えば半導体及び他の能動または受動エレクトロニックデバイスの製造方法を含む多くの形式の製造方法に用いられる。例えば、プラズマは、化学気相堆積、エッチング及びイオン注入方法に用いられる。従来のチャンバにおいて、ガス分配器(デストリビュータ)がそこにプロセスガスを与え、RF電圧が基板の下のカソードに印加され、一方、アノードはガスを活性化してプラズマを形成するために電気的に接地される。しかし、従来のプラズマチャンバは、しばしば、基板を横切ってRFエネルギー中に変化があるために、基板の表面を横切って一様なプラズマを与えない。例えば、あるチャンバ設計では、カソードの周辺部分は、基板の周りの周囲に広がっており、そしてそのカソードの周辺部分を電気的に絶縁するために比較的厚い絶縁体のシールドが用いられる。しかし、このカソードを覆っている絶縁体シールドは、基板の周辺においてカソードとプラズマとの間のRF電流を減少する。基板の表面を横切って生じる不均一なプラズマによって、基板の周辺部分は基板の中央部分に対して不均一に処理されるようになる。カソードが基板の周辺エッジ全体に広がっていない場合、例えば、カソードが基板の直径よりやや小さな直径を有しているチャンバにおいてもプラズマ処理は不均一である。これらの影響の結果、基板の周辺部分は、10〜30%程度歩留まりを減少する。
【0003】
従って、基板を横切って、特に、基板の周辺エッジを横切って均一なプラズマを与えることができるチャンバが必要である。また、基板の周辺エッジを越えてプラズマを広げることができるチャンバが必要である。更に、基板の表面を横切って、特に基板の周辺エッジにおいてばらつきのない処理を提供する基板を処理する方法が必要である。
【0004】
(発明の概要)
本発明はこれらの必要性を満足する。1つの特徴として、本発明は、チャンバ内に基板を支持することができる支持体を有する。この支持体は、第1と第2の電極を覆い、基板を受けるのに適した表面を有する誘電体を含む。電源は、RFバイアス電圧を第1と第2の電極に供給するようにされている。
【0005】
本発明の他の特徴として、プロセスチャンバは、プラズマ中で基板を処理することができる。プロセスチャンバは、チャンバにプロセスガスを導入するようにされたガス分配器;第1と第2の電極を有する誘電体、この誘電体は基板を受けるのに適合された受取り面を有している;誘電体の下にある導体;ガスにエネルギーを与える電圧を電極の双方に供給するようにされた電源;及び導体上のカラーを有する。
【0006】
他の特徴として、本方法は、プロセスチャンバ内に基板を支持するステップと、プロセスチャンバにプロセスガスを導入するステップと、電圧を第1の電極に供給してプロセスガスを活性化する(ガスにエネルギーを与える)ステップと、電圧を第2の電極に供給してプロセスガスを活性化するステップを有する。
【0007】
更に、他の特徴として、本方法は、プロセスチャンバ内に基板を支持するステップと、プロセスチャンバにプロセスガスを導入するステップと、電圧を第1の電極に供給して、プロセスガスを活性化するステップと、電圧を第2の電極に供給して支持体上の堆積物を除去するステップを有する。
【0008】
(実施例)
本発明は、例えば、プラズマによって基板50をエッチングし、イオン注入によって基板50に物質を注入し、化学気相堆積によって基板上に物質を堆積し、またはスパッタリングし、または他の処理を行う間、基板50を支持するために用いられる装置に関する。基板、例えば、半導体ウエハ50を処理するのに適した代表的なプラズマ処理装置100が図1に示されており、そして一般に側壁112、天井115及び底壁118を含む囲まれたプロセスチャンバ110を有する。このプロセスチャンバ110及びその中のいろいろな要素(部品)は、従来の機械加工及びモールド方法を用いて、金属、セラミック、ガラス、ポリマー及び複合材料を含むいろいろな材料から作られる。プロセスチャンバ110及びその中の要素を製造するために用いられる金属は、アルミニウム、アルマイト、“HAYNES242”、“Al-6061”、“SS304”、“SS316”及びINCONELであるが、そのうちでアルマイトが好適である。プロセスガスがプロセスガス源、ガスフローの制御システム、及びフローメータを含むガス分配器システム120を通してチャンバ110に導びかれる。
【0009】
プロセスガスは、図1〜図3に示されるように、基板50の周囲に近接して、または基板(図示せず)を横切って実質的に均一にプロセスガスを分配することができる孔のあいた“シャワーヘッド”ガスディフューザ(拡散体)を通して基板上方から導かれる。1以上の排気ポンプ及びスロットルバルブを有する排気システム130が、使い果たされたプロセスガスの副産物を排気するため、及びチャンバ110内のプロセスガスの圧力を制御するために用いられる。一般に、コンピュータ制御システム130がプログラムされた処理条件を用いて、ガス分配器システム120及び排気システム130を作動させる。ここに示されたこの装置の特定の実施例は、本発明の動作を示すためのみに提供され、本発明の範囲を限定するために用いられるべきではない。
【0010】
プロセスガスがチャンバ110に導かれた後、ガスはプラズマ150を形成するために活性化される。1以上の誘導コイル160がチャンバに近接して設けられる。コイルの電源165がプラズマを形成するためにRFエネルギーをプロセスガスに誘導結合するように誘導コイル160にエネルギーを与える。代わりにまたは更に、基板50の下にあるカソード及び基板50の上にあるアノードを有するプロセス電極を、以下に説明する方法でRF電力をプラズマに結合するために用いることができる。
【0011】
基板50を保持するための、及びプロセスガスにエネルギーを加えるための支持体200がチャンバ110内に配置される。この支持体200は基板支持表面215を有する誘電体210を含む。誘電体210は2つの電極220、230を覆い、任意に、電極220、230は誘電体210に埋め込まれてもよい。2つの電極220、230は導体240、例えばモリブデンワイヤー、導電性ペーストのビア等によって電気的に接続される。
【0012】
1つの実施例において、導体素子を有するプロセス電極225が基板50上方のチャンバ110内に配置され、そして基板50の全面積を実質的に取り囲むのに充分な大きさである。1997年7月14日に出願された米国特許出願08/893,599の"High Density Plasma Process Chamber(高密度プラズマプロセスチャンバ)"に記載されているように、電源170からRF電圧を上部電極220に印加することによって、上部電極とプロセス電極225が容量結合して、チャンバ110にRF電界を形成する。この文献の内容はレファレンスによってここに取り込まれる。
【0013】
プロセス電極225は、バイアスが与えられるか、接地されることができる導体として働くチャンバ110の天井115または側壁である。プロセス電極225は、誘導アンテナ160によって送られるRF誘導磁界に対して低いインピーダンスを与える半導体であってもよい。半導体の天井115または側壁は、プロセス電極225として働くのに充分な電気的導電性を有しており、また、天井115の上にある誘導アンテナ160によって発生されるRF誘導磁界に透明である。天井115は、例えば、シリコン、シリコンカーバイド、ゲルマニウム、III族−V族の化合物半導体、例えば、水銀−カドミウム−テルライド、または他の既知の半導体物質を有することもできる。
【0014】
1つの実施例において、天井115は、シリコンを含有する基板の汚染を少なくするために用いられる半導電性シリコンを有する。プロセスチャンバの天井115は、平坦または矩形状、弧状、円錐状、ドーム形状、またはマルチラディアス(multi-radius: 多重半径)のドーム形状である。1つの形態において、誘導アンテナ160は、プラズマのソース電力のより効率的な使用及び基板50の中央の直ぐ上に増加したプラズマイオン密度を与える平坦化されたドーム形状を有するマルチラディアスなドーム状の誘導コイル形状でプロセスチャンバ110の側壁の周りに巻きつけられている。
【0015】
誘電体210の上部電極220には、支持体200上に基板50を静電気的に保持するためにDCチャック電圧が供給される。また、上部電極220は、RFバイアス電圧及びDCチャック電圧の双方を導くように構成され、それら双方の電圧は、誘電体210を通して挿入され、上部電極220に接続されるバナナジャックのような電気的な接続175を通して電源170から供給される。電源170は、RF電圧を上部電極220へ発生する、プラズマを与えるためのAC電源180を、また任意的にチャック電圧を上部電極220へ与えるためのDC電源190を有する。AC電源は、例えば、約50ワットから約3000ワットまでの電力レベルで400KHzから60mHzまでの1以上の周波数を有するRFを発生する電圧を提供する。
【0016】
DCチャック電源に電気的に接続されたDCを阻止する容量回路を有するチャックへ基板50を保持する静電荷を与えるために、DC電圧が電極220へ印加される。電源170は、DC電流、RF電流、またはその双方を基板をチャック及びデチャックするため、及びプロセスチャンバ110内にプラズマを維持し、または活性化するための電極へ向けることによって、電極の動作を制御するシステムコントローラを有する。DCチャック電源は、一般に約200〜約2000ボルトのDCチャック電圧を電極220ヘ与える。
【0017】
上部電極220は、電気的コネクター240を通して下部電極230へRF電圧を供給する。浮いている電気的導体250が下部電極230の下にある誘電体210を支持している。“浮いている”ことは、導体250が外部電源またはグランド、または同等なものへ直接電気的に接続されないことを意味している。1997年9月16日に出願された米国特許出願08/931,708の"Plasma Chamber Support Having an Electrically Coupled Collar Ring(電気的に結合されたカラーリングを有するプラズマチャンバの支持体)"に記載されているように、下部電極230と導体250との間の誘電体物質の層によって、下部の電極230に供給されるRF電力が下部電極230から導体250へ容量的に結合することができる。この文献の内容はレファレンスによって本明細書に含まれる。
【0018】
カラー260が電気的導体250の周辺部分255に配置され、RF電力がカラー260を通して周辺部分からプラズマ150へ容量的に結合されるようにする。これは、基板50の処理のために均一なプラズマを与える電界成分154を有する、広がったプラズマシースを生じると考えられる。また、カラー260を介した容量結合によって、プラズマの自己バイアスが生じ、カラー260からの処理堆積物をきれいにすると考えられる。
【0019】
これらの処理堆積物は、例えばプラズマ中の種をポリマー化することによって発生され、一般にフッ素とカーボンの化合物から形成される。装置は、導体へのRF結合のみを可能にすることによってRF/DC電極のDC成分を取り除くように働くこともできる。代わりに、誘電体210は、第2の電極230がカラー260を通して直接容量結合することができる大きさおよび形状にされてもよい。
【0020】
図2は、装置100及び支持体200の他の実施例を示す。この代表的な実施例において、誘電体210は、上部電極220を含む中央部分および下部電極230を含む拡張された部分214を有する。この構成によって、低いアーク電位、簡単化された構造、および良好な結合スループットを可能にする。また、図2に示された実施例において、電源170は、電気的コネクター175を介してRF電圧及びDC電圧を下部電極230に供給する。
【0021】
この下部電極230は、電気的コネクター240を介して上部電極にプロセスガスを活性化するのに必要なRF電圧を供給し、そして上部電極220に基板50を静電的に引きつけるのに必要なDC電圧を供給する。図1に示された態様において、上部電極220と下部電極230は誘電体210の層をサンドウィッチ状にし、導体240がサンドウィッチ状にされた層を通して延びている。この態様において上部電極220と下部電極230は、実質的に平らであり、そして実質的に平行、または少なくとも部分的に平行である。
【0022】
図3は、図2に示された実施例と同様な装置100及び支持体200の他の実施例を示す。しかし、2つの電極間の電気的コネクター240は取り除かれ、第2のRF電源280が下部電極に電力を供給するために設けられている。この実施例において、プラズマにエネルギーを供給するため及び/又は基板50を静電的に保持する上部電極220の電力供給、及び導体250と容量結合する下部電極230の電力供給はより分離される。1つの態様において、このDC電圧は、有利な熱伝達効果を与えることができるカラー260を静電的にチャックするために用いられることができる。
【0023】
支持体200は、電極220、230を覆うかまたは電極220、230を電気的に絶縁し、チャンバ内のプラズマに対して電気的な短絡を防ぐように働く誘電体物質を含むことができる誘電体中に埋め込むことによって形成される。誘電体210は、上部電極からでるRF電界が誘電体210を通して容量結合されることができる比較的低いRF電界を吸収する。
【0024】
代わりに、誘電体210は、低レベルの導電率を有する半導体物質を有することもできる。誘電体210は基板と直接接し、基板を支持する、10ミクロンより小さいRMSピークからピークまでの粗さを有する滑らかな受取り面を有する。好ましくは、誘電体は、基板50への電流のリークを減少し、良好なチャック及びデチャック性能を可能にするために、約108Ωcm〜約1014Ωcmの体積抵抗率を有する。この誘電体210は、基板50の形状及び大きさに一致する形状及び大きさを有することができる。
【0025】
誘電体210は、電極220、230を有する単一及び個別の構造を有し、熱で溶融するセラミックまたはポリマーからモノリシック構造として作ることができる。モノリシックのセラミックは、一般に低吸水性の良好な電気的特性を有し、チャンバ55内で絶縁シールドを必要性としない電極220、230を完全に取り囲んでいる。密度の高いセラミック構造の高い絶縁破壊強さは、電極220、230への高RF電力の適用を可能にする。誘電体210は、約20%以下、好ましくは約10%以下の低吸水性を有するセラミックから製造することができる。好ましいセラミック材料は、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭化ホウ素、窒化ホウ素、酸化シリコン、炭化シリコン、窒化シリコン、酸化チタン、炭化チタン、酸化イットリウム、及び酸化ジルコニウムの1つ以上を含む。
【0026】
代わりに、1995年1月31日に出願された米国特許出願08/381,786に記載されているように、誘電体210は、電極220、230の周りに積み重ねられ、一般にオートクレーブ圧力成形方法によって製造されるポリイミドまたはアラミドの層の積層体を有する。この文献の内容はレファレンスによって本明細書に含まれる。代わりに、誘電体210は、半導体物質、例えばドープされていない、またはドープされたセラミック材料、例えばアルミナ、チタニア、炭化シリコン、窒化シリコン、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、炭化ホウ素、酸化イットリウム、酸化ジルコニウム、及びこれらの混合物を有する。誘電体物質の熱伝導率は、例えば窒素化アルミニウムによって与えられた場合は、好ましくは、約80〜約240ワット/mKの高い伝導率である。誘電体の媒体中に埋め込まれた電極220、230は、埋め込まれた電極と共に誘電体の熱燒結を可能にする導電性金属から製造されることができる。埋め込まれた電極220、230を有する誘電体210は、セラミック粉末及び低濃度の有機結合材料の混合物から、等圧縮、熱間圧縮、モールドキャスティング(mold casting)、またはテープキャスティング(tape casting)によって製造されることができる。
【0027】
誘電体210は、また、基板50の下の受取り面へヘリウムの熱伝達ガスを与えるため誘電体に広がるガス供給孔(図示せず)を有する。ヘリウムガスを供給する孔は、孔の中でのヘリウムのグロー放電を阻止するように、好ましくは、約1から約10ミル(25〜250ミクロン)までの充分小さな直径を有している。さもないと、ヘリウムガスは、孔の終端においてプラズマグロー放電または電気的なアークを生じる。一般に、一連のガス供給孔は、基板50の下の領域へ熱伝達ガスの均一な分布を行うために、その周辺に与えられる。
【0028】
誘電体210の電気的特性は、約108Ωcm〜約1014Ωcmの低い電気的導電性を得るように選ばれる。図4に示されるように、誘電体210は上部電極220を電気的に絶縁するカバー層を有していて、チャンバ10内でプラズマの短絡を防止し、上部電極220から基板を分離する。誘電体210のカバー層は、上部電極220に供給されるRFエネルギーに透明であって、カバー層を通してプラズマ及びプロセス電極225との容量結合を可能にする。誘電定数、電界感受率、及び誘電体210のカバー層の厚さは、上部電極220へ印加されるRF電圧のプロセス電極225への容量結合を増大する。
【0029】
さらに、誘電体210のカバー層は、上部電極220へ印加されたDC電圧がクーロンまたはジョンセン−ラーベック(Johnsen-Rahbek)力によって基板50を静電的に保持することを可能にする。好ましくは、カバー層は、少なくとも約2の誘電定数を有する。上部電極220と下部電極230の間にある誘電体210の支持層は、誘電体210に構造的な強さを加えるために充分厚くなっており、電極220,230間の電気的な結合を制限するために充分厚いか、あるいは厚くなくてもよい。例えば、図3に示された実施例における電極220、230を電気的に絶縁することが必要である。
【0030】
誘電体210の異なる層のRFリアクタンスは、それを通る所望の結合/非結合を達成するために作られる。例えば、上部電極220上の誘電体被覆層は、約1から約500Ωまで、より好ましくは、約1から約50Ωまで、そして最も好ましくは1から10ΩまでのRFリアクタンスを有する。支持層は、約100から約10000Ωまで、より好ましくは、約100から約1000ΩまでのRFリアクタンスを有する。上部電極220の上または下部電極230の下の誘電体層の最小厚さは、式C=(E0r、A)/L;ここで、Lは誘電体層の最小厚さ、Aは面積、そしてE0およびErは誘電体材料及び空気に対する相対的な誘電体定数である。
【0031】
上部電極220上の誘電体(厚さd1)、上部電極220と下部電極230との間の誘電体(厚さd2)及び下部電極230下の誘電体(厚さd3)を有する誘電体210の層は、誘電体物質の電気的特性、例えば誘電体定数、固有抵抗に依存する。上部電極220上の誘電体の厚さd1は、上部電極220がRF電力をRF電力の極端な減衰なく上にある基板50を通してプラズマへ容量結合することができる充分な薄さである。
【0032】
誘電体被覆層の好ましい厚さは、約2の誘電体定数を有する誘電体材料に対して、約1ミクロンから約5mmまで、より好ましくは、約10ミクロンから約5mmまで、最も好ましくは、約100ミクロンから約2mmまでである。下部電極230を支持する下側の誘電体層の厚さd3は、下部電極230からの電界の下方成分がRF電界の極端な減衰なく下にある導体250からRF電力を容量結合することができる充分な薄さである。下部電極230の下の誘電体物質の厚さd3は、導体250へ及び続いて天井26へのRF電力の配分を制御するために設定される。
【0033】
1つの実施例において、厚さd3は、約1ミクロンから約5mmまで、より好ましくは、約100ミクロンから約5mmまで、最も好ましくは、約500ミクロンから約3mmまでである。上部電極220と下部電極230間の誘電体物質の厚さd2は、約1ミクロンから約15mmまでである。
【0034】
電極220、230は、導電性材料、例えばアルミニウム、銅、銀、金、モリブデン、タンタル、チタン、またはこれらの混合物から作ることができる。導電性金属は、誘電体が高温処理を用いて形成される場合、高融点の金属、例えば、銅、タンタル、タングステン、プラチナ、レニウム、ハフニウム、及びこれらの合金を有するのが好適である。電極220、230は、誘電体210に埋め込まれた導電性材料の層、例えば、約1から100ミクロンまでの厚さの銅層を有する。
【0035】
代わりに、電極は、約0.01〜約1mmの直径のワイヤで、断面が円形、楕円形、または矩形のメッシュを有することができる。電極220、230は、いろいろな電位に維持される互いに電気的に絶縁された1以上の導体、例えばバイポーラ、トリポーラ電極を有することもできる。
【0036】
誘電体210の下にある導体250は、電気的導電材料から作られ、プロセスチャンバ110において誘電体210を支持するのに適した上面を有する。1つの構成において、導体250は、誘電体210の直ぐ下に配置された金属板(プレート)、例えばアルミニウム板を有する。この導体は、上述したように、下部電極230と導体250との間にある誘電体層を通して下部電極230に容量結合される。周辺部分255は、電極の周囲を越えて広がっており、また、基板50の周辺エッジを越えても広がっている。下部電極230に印加されたRF電圧は、下にある導体250に向かって下方に下部電極230からでる第2の電界成分を与える。
【0037】
この電界成分は、下部電極230から下にある導体250へ容量結合を与える。下部電極230は、誘電体210によって導体250から分離され、電気的に絶縁されているので、支持アッセンブリ200は、キャパシタとして機能し、下部電極230から導体250へRF電力を電気的に結合する。第2の電界成分が導体に結合されると、それらは、導体250の周辺部分255へ電気的に導通される。この方法で、埋め込まれた下部電極230を有する誘電体210は、基板50の周辺近くの領域へ送られる周辺の(第2の)電界成分を発生するために用いられる。更に、上述したように、DC成分は、カラー260を静電的に“チャック”するために用いることができる。
【0038】
カラー260は、導体250の周辺分255に配置され、周辺部分255と直接電気的に接触してもよい。カラー260は、導体250の周辺部分からRF電力がカラー260を通してプラズマへ結合されることができるように充分透明であり、それによって、プラズマの影響が基板50の周辺を越えて広がるようにする。これによって、カラー260の表面近くのイオンが表面から処理の副産物を除去するように活性化される。周辺の電界が導体250の周辺部分から電気的に結合され、上部電極220から電界成分を補うためにカラー260を通して横に広がる第3の電界成分を与えるために、このことが生じると考えられる。
【0039】
この方法で、導体250の電気的導電性の周辺部分と上にあるカラー260の組み合わせは、基板50の周辺に垂直で、周りに広がる電界成分を発生する上部電極220の広がりとして機能する。その結果、上部電極220の有効な容量性結合面積は、カラー260を横切る電界のスパンニング(広がり)よって増大される。基板50の周辺の周りに電気的に結合されたカラーによって与えられた周りの電界は、基板50の表面を横切ってより均一なプラズマ分布を与えると考えられる。
【0040】
導体250の形状及び大きさおよび導体250上に載っているカラーの260直径は、電極220、230の銅さ面積を増大するため、及び電極の周辺を越えて広がるプラズマを得るために選択される。導体250は、過渡に一様でないエアギャップまたはそれらの間に電気的抵抗の無いカラー260の下側表面からRF電力を一様に電気的に結合することができる滑らかな、そして磨かれた上側表面を有する。
【0041】
導体250の滑らかな上側表面は、導体250、電極220、230、及びカラー260の境界面の絶縁エアギャップを除いてそれらの間の電気的結合を増大する。1つの実施例において、導体250は、基板50の形状および大きさに相当するような形状および大きさにされた金属プレートから作られる。約200mm(8インチ)の直径を有する円形基板に対して、導体の好ましい直径は、約200〜約220mmである。
【0042】
カラー260は、基板50の周囲の導体250の周辺部分からRF電力を結合するのに充分な薄さである導体250の周辺部分255を覆う誘電体または半導体材料の管状リングまたは層である。カラー260の形状及び厚さは、カラー260を製造するために用いられる材料の電気的透磁率、特に電極220、230に印加されるRF周波数を有する電気エネルギーのその吸収に依存する。1つの実施例において、カラー260は、導体250の周辺部分255の上面上にある誘電体または半導体材料の層によって製造される。誘電体の層は、フレームスプレーイング(溶射)、プラズマスプレーイング(プラズマ溶射)、または溶液コーティングによって設けることができる。
【0043】
他の実施例において、カラー260は、導体250の上面への均一で一様な電気的結合を与えるために、充分滑らかに磨かれた下側結合表面を有する硬い管状リングを有する。滑らかな結合面は、導体250とカラー260の境界面におけるエアギャップ及び他の電気的インピーダンスを減少する。結合面は、約10ミクロンより小さい、好ましくは約3ミクロンより小さい、そして最も好ましくは約0.5ミクロンより小さいピークからピークまでのRMS粗さを有する。好ましくは、管状リングは、電極220、230及び導体250と同心円上にある。
【0044】
また、カラー26-は、基板50を支持することができる上面を有している。カラー260の上面は、支持体200の受取り上面に実質的に同一平面にあり、基板50の周囲へまたは周囲を越えて広がっている。また、カラーは、腐蝕したり、壊れたときにカラーの素早く取り換えることができるように支持体200から取外し可能にすることもできる。1つの実施例において、カラー260の厚さは、約5mmから約10mmまでである。
【0045】
カラー260は、カラー260を通して導体250の周辺部分からプラズマへ約1MHz〜約20MHzのRF周波数でRF電力を容量結合するのに充分低いRF電界を吸収する誘電体物質から作られる。カラー260は、少なくとも2の誘電体定数及び少なくとも10ボルト/nmの誘電体の絶縁破壊強さを有する誘電体物質から作られる。
【0046】
カラー260を製造するための好適な誘電体セラミック材料は、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭化ホウ素、窒化ホウ素、ダイヤモンド、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化チタン、炭化チタン、ホウ素化ジルコニウム、炭化ジルコニウム、及びそれらの等化物またはそれらの混合物を含む。カラー260を作るための好適なポリマー材料は、ポリイミド、ポリケトン、ポリエーテルケトン、ポリスルフォン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリビニルクロライド、ポリプロピレン、ポリエーテルスルフォン、ポリエチレン、ナイロン、シリコン、及びゴム(ラバー)を含む。基板50が加熱される場合の処理に対して、カラー260のために選ばれた誘電体物質は、200度を超える温度に耐えるのが好ましい。
【0047】
他の実施例において、カラー260は、RF電界成分がカラー260を通して伝送されるか、あるいは導わるように低い電気抵抗を有する半導体材料から作られる。半導体は、その材料が絶縁材料より高い電気的導電性を有し、且つ金属より低い電気的導電性を有することを意味している。基板の周囲上によりバラツキのない、均一なプラズマシースを与えるために、半導体材料は、RF電界成分が導体250からカラー260へ電気的に結合されるように充分低い固有抵抗を有している。
【0048】
これらのRF電界成分は、エッジ効果が正常に高く著しいエッジにおけるDC電位を平坦にし、またはバランスを保つ。基板の周囲を横切ってよりバランスのとれた、または平らなDC電位が電極220、230のエッジにおいて電気的なアークが発生する可能性を減少する。カラー260は、約10-3Ωcm〜約103Ωcm、より好ましくは、約101Ωcm〜約102Ωcmの固有抵抗を有する。カラー260を製造するための好適な半導電性セラミック材料は、ドープされたセラミック材料、例えばここに記載されたセラミック材料、例えば酸化アルミニウム及び酸化チタン、または窒素カアルミニウム及び他の導電性添加物の混合物を有する。
【0049】
図5は、上部電極220と下部電極230を有する支持体200の他の実施例を示す。この実施例において、導体250には、導体250の周辺部分255から上方に延びる導体の延長部290が設けられる。RF電力が導体250に容量的に結合されると、それはカラー260を通して周辺部分255と延長部分290から結合される。
【0050】
この結合は、基板50を超えてプラズマシースを広げ、カラー260の表面の堆積物をきれいにすると考えられる。延長部290は、導体250として同じまたは類似の材料からなり、金属クランプと一体化でき、金属クランプとして働くことができる。カラー260の上面265は、基板50を含むための縁を有することができるし、平らにすることもでき、または他の形状にすることもできる。また、上面265は、誘電体210の上面と同一平面にすることもできるし、より高いレベルにあってもより。
【0051】
本発明のプラズマ処理装置100は、基板上に物質を堆積し、エッチングし、または材料を注入し、または処理するために用いることができ、基板表面を横切って均一なプラズマ処理を行なうのに特に有用である。装置100を用いるために、基板50がプロセスチャンバ110に置かれ、プロセスガスが制御された圧力でガス分配器120を介してプロセスチャンバ内に導入される。プロセスガスの流速、チャンバの圧力、及び基板温度は処理に依存する。
【0052】
基板50上に被膜を堆積するための化学気相堆積(CVD)プロセスは、一般に、Chapter 9,VLSI Technology, 2nd ED, ED. By Sze McGraw-Hill Publishing Co., New Yorkに記載されており、レファレンスにより本明細書に含まれる。基板上にSiO2を堆積するための代表的な化学気相堆積(CVD)プロセスは、プロセスガス、例えば(i)シリコンソースガス、例えばSiHまたはSiCl22および酸素ソースガス及び、例えばCO2またはH2O、またはN2O;または(ii)Si(OC254のようなシリコンと酸素の双方を含む単一ガスを使用する。
【0053】
基板上にシリコンまたはSi34を堆積するためのCVDプロセスは、一般に、ガス、例えばSiH4、NH3、N2、B26、HCl、及びPH3を使用する。他の従来のCVDプロセスガスは、NH3、AsH3、B26、HCl、及びSiH4を含む。また、装置10は、VLSI Technology, Second Edition, Chapter 5, by S.M. Sze, McGraw-Hill Publishing Company (1988)に記載されているプラズマエッチングプロセスのために用いられる。この文献は、レファレンスによって本明細書に含まれる。代表的なエッチングプロセスは、プロセスガス、例えばBCl3、Cl2、SF6、CF4、CFCl3、CF3Cl、CHF3、C48、C46およびC2ClF5を使用し、レジストエッチングプロセスは、一般に基板上のレジストをエッチングするために酸素含有エッチャントガスを使用する。
【0054】
基板50をクリーニングするためにNF3を用いるプラズマプロセスは、一般にChang他に与えられた米国特許第5,201,990号に記載されている。この文献はレファレンスによって本明細書に含まれる。一般に、プロセスガスの流速は、50から3000sccmまでの範囲にあり、チャンバの圧力は、1mTorrから100Torrまでの範囲にあり、そして基板温度は、25から500℃までの範囲にある。
【0055】
図6は、支持体200を伴って使用するのに適した電源170を示す。この電源170は、誘導電圧をチャンバ上のコイル160に与えるためにRFマッチング回路312に結合された発生器310を有する。また、電源170は、DCチャック電源に電気的に接続されたバイアスマッチング及びDCブロッキングキャパシタ回路315を含む。回路315からのRF電力は、約50〜300ワットの電力レベルでケーブル320を通して上部電極220または下部電極230に与えられる。
【0056】
基板50は、DCバイアスされた上部電極220によって誘電体210の受取り面に静電気的に保持される。また、電源170は、基板50をチャックし、デチャックするため、及びプロセスチャンバ110にプラズマを発生するため、電極にDC電流、RF電流又はその両方を向けることによって、電極220、230の動作を制御するためのシステムコントローラを有する。
【0057】
本発明は、好適な実施例に関してかなり詳細に説明されたけれども、他の実施例も可能である。例えば、カラーは、プロセスチャンバの側壁と共に一体化することもできるし、支持体と共に単一構造を形成し、または支持体に電気的に接続された分離した導体とカラーのアッセンブリを形成することも可能である。本発明の範囲から逸脱することなく、他の同様な変更も行うことができる。従って、請求項は、本明細書に記載された好適な実施例の記載に限定されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】二重電極の支持体を有する基板処理装置の実施例の概略断面図である。
【図2】他の二重電極の支持体を有する基板処理装置の他の実施例の概略断面図である。
【図3】他の二重電極の支持体を有する基板処理装置の他の実施例の概略断面図である。
【図4】基板処理装置に有用な二重電極支持体の実施例の概略断面図である。
【図5】他の基板処理装置に有用な二重電極支持体の他の実施例の概略断面図である。
【図6】二重電極支持体に電力を供給するのに有用な電源の概略図である。

Claims (38)

  1. チャンバ内に基板を支持することができる支持体であって、
    (a)基板を受けるようにされた面を有する、第1と第2の電極を覆う誘電体と、
    (b)RFバイアス電圧を前記第1と第2の電極に印加するようにされた電源と、
    を有することを特徴とする支持体。
  2. 前記誘電体の下に導体を更に有することを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  3. 前記誘電体は、前記第1と第2の電極から前記導体へRF電力を容量結合するようにされていることを特徴とする請求項2に記載の支持体。
  4. 前記導体は、浮いた電位に維持されるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の支持体。
  5. 前記導体は、前記電極の1つを超えて広がっている周辺部分を有することを特徴とする請求項2に記載の支持体。
  6. さらに前記導体上にカラーを有することを特徴とする請求項2に記載の支持体。
  7. 前記カラーは、前記導体とチャンバ内のプラズマとの間にRF電力を容量結合するようにされていることを特徴とする請求項6に記載の支持体。
  8. 前記第1と第2の電極は、誘電体の層によって分離されていることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  9. 前記第1と第2の電極は、電気的に接続されることを特徴とする請求項8に記載の支持体。
  10. 前記第1の電極は、前記第2の電極の上方にあることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  11. 更に、誘電体に近接する導体を有し、前記電極の1つは、カラーを通して容量結合することができることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  12. 前記第1と第2の電極は、互いに電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  13. 前記電源は、単一のRFバイアス電圧を前記第1と第2の電極の双方に与えるようされることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  14. 前記電源は、単一のRF電源を有することを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  15. 前記電源は、さらにDC電圧を電極の一方または双方に供給するようにされることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  16. プラズマ中で基板を処理することができるプロセスチャンバであって、
    (a)前記チャンバにプロセスガスを導入するようにされたガス分配器と、
    (b)第1と第2の電極を有し、前記基板を受けるようにされた受取り面を有する誘電体と、
    (c)前記誘電体の下にある導体と、
    (d)ガスを活性化する電圧を前記電極の双方に印加するようにされた電源と、
    (e)前記導体上のカラーと、
    を有することを特徴とするプロセスチャンバ。
  17. 前記誘電体は、前記電極の一方を前記導体に容量結合するようにされていることを特徴とするプロセスチャンバ。
  18. 前記導体は、前記カラーを通して前記プロセスチャンバ内のプラズマに容量結合されることを特徴とする請求項17に記載のプロセスチャンバ。
  19. 前記電源は、RFバイアス電圧を誘電体中の前記電極の一方に供給するようにされることを特徴とする請求項16に記載のプロセスチャンバ。
  20. 前記導体は、周辺部分を有し、前記カラーは前記導体の周辺部分上にあることを特徴とする請求項16に記載のプロセスチャンバ。
  21. 前記導体の周辺部分は、電極の一方を超えて広がっていることを特徴とする請求項20に記載のプロセスチャンバ。
  22. 前記導体は、浮いた電位で維持されることができることを特徴とする請求項16に記載のプロセスチャンバ。
  23. 前記導体は、上方の広がりを有していることを特徴とする請求項16に記載のプロセスチャンバ。
  24. 前記カラーは、前記上方の広がりの上にあることを特徴とする請求項23に記載のプロセスチャンバ。
  25. 前記第1と第2の電極は、電気的に接続されることを特徴とする請求項16に記載のプロセスチャンバ。
  26. 前記電源は、更にDC電圧を前記電源の一方に供給するようにされることを特徴とする請求項16に記載のプロセスチャンバ。
  27. プロセスチャンバ内に基板を支持し、且つ前記プロセスチャンバ内で前記基板を処理する方法であって、
    (a)前記プロセスチャンバ内に基板を支持するステップと、
    (b)プロセスガスを前記プロセスチャンバに導入するステップと、
    (c)前記プロセスガスを活性化するために、電圧を第1の電極に供給するステップと、
    (d)前記プロセスガスを活性化するために、電圧を第2の電極に供給するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  28. 更に、前記第1と第2の電極を電気的に接続するステップを有することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記ステップ(c)は、電圧を前記第1の電極に供給して、前記基板を静電的に保持するステップを有することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  30. 前記ステップ(c)は、前記第1の電極をプロセス電極に容量結合するステップを有することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  31. 前記ステップ(d)は、前記第2の電極を導体に容量結合するステップを有することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  32. 前記導体を活性化したプロセスガスに容量結合するステップを有することを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. プロセスチャンバ内に基板を支持し、且つ前記プロセスチャンバ内で前記基板を処理する方法であって、
    (a)前記プロセスチャンバ内に基板を支持するステップと、
    (b)プロセスガスを前記プロセスチャンバに導入するステップと、
    (c)前記プロセスガスを活性化するために、電圧を第1の電極に供給するステップと、
    (d)前記支持体上の堆積物を除去するために、電圧を第2の電極に供給するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  34. 更に、前記第1と第2の電極を電気的に接続するステップを有することを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記ステップ(c)は、電圧を前記第1の電極に供給して、前記基板を静電的に保持するステップを有することを特徴とする請求項33に記載の方法。
  36. 前記ステップ(c)は、前記第1の電極をプロセス電極に容量結合するステップを有することを特徴とする請求項33に記載の方法。
  37. 前記ステップ(d)は、前記第2の電極を導体に容量結合するステップを有することを特徴とする請求項33に記載の方法。
  38. 前記ステップ(d)は、前記第2の電極を導体に容量結合し、且つ前記導体を、物質を通して前記物質上のプラズマに容量結合するステップを有することを特徴とする請求項33に記載の方法。
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