JP2004525598A5

JP2004525598A5 -

Info

Publication number: JP2004525598A5
Application number: JP2002583813A
Authority: JP
Filing date: 2002-04-22
Publication date: 2007-05-10

Claims

ロータにより駆動可能な発電機を備える風力タービンを運転することにより、電気ネットワークおよび前記電気ネットワークに接続される負荷へ電力を供給する方法であって、前記電気ネットワークに送られる無効電力が、供給される前記電力の電流と電圧との角度を表わす位相角φによって規定され、前記風力タービンの供給する前記電力における無効電力の割合は、前記位相角φによって規定され、
前記電気ネットワークの少なくとも一点において測定される電圧の大きさが、所定の参照電圧よりも低い下方参照電圧Ｕｍｉｎと前記所定の参照電圧よりも高い上方参照電圧Ｕｍａｘとの間に含まれる場合は、前記位相角φの大きさを一定に保つように、かつ、前記測定される電圧の大きさが、前記上方参照電圧Ｕｍａｘを上回るか、もしくは、前記下方参照電圧Ｕｍｉｎを下回った場合は前記測定される電圧のさらなる増大もしくは減少に応じて前記位相角φの大きさを増大させるように、前記位相角φを前記測定される電圧に対応して変化させ、
前記位相角φとして設定すべき値を、所定のパラメータ値に基づいて決定する、方法。
前記位相角φが前記位相角φの所定の最大位相値φｍａｘに達するまでは、前記位相角φを前記電気ネットワークにおいて前記測定される電圧の前記上方参照電圧Ｕｍａｘからの超過量に比例して変化させ、
前記位相角φが前記位相角φの所定の最小位相値φｍｉｎに達するまでは、前記位相角φを前記電気ネットワークにおいて前記測定される電圧の前記下方参照電圧Ｕｍｉｎに対して下回る量に比例して変化させる、請求項１に記載の方法。
前記電気ネットワークにおいて前記測定される電圧は、ステッピング変圧器を制御するための入力信号として用いられる電圧の測定結果であり、
前記位相角φを、前記ステッピング変圧器の前記入力信号に基づいて変化させることにより、前記位相角φおよび前記ステッピング変圧器のスイッチングの変化が互いに影響を及ぼし合うことを防止する、請求項１または２に記載の方法。
前記ステッピング変圧器の前記スイッチングを、前記風力タービンが前記電気ネットワークへ無効電力を供給して間接的に動作制御する、請求項３に記載の方法。
前記ステッピング変圧器の前記スイッチングを、前記風力タービンがコントロールラインを介して直接的に動作制御する、請求項３に記載の方法。
前記風力タービンの発生する無効電力は、前記ステッピング変圧器の別の側部へ送電可能であり、前記ステッピング変圧器の前記スイッチングは、前記風力タービンによって制御され、抑制される、請求項５に記載の方法。
前記位相角φの前記変化により、前記電気ネットワークの所定の少なくとも一点における電圧が、実質的に一定に保たれる、請求項１ないし６のいずれか１つに記載の方法。
前記電圧を、前記電気ネットワークにおける所定のポイントにおいて測定する、請求項１ないし７のいずれか１つに記載の方法。
前記電圧を、送込み点とは異なるポイントで測定する、請求項１ないし８のいずれか１つに記載の方法。
調整システムが、直接的、または、間接的に、前記電気ネットワークに含まれるスイッチング装置を作動させる、請求項１ないし９のいずれか１つに記載の方法。
前記電圧の測定およびそれに応じた調整を、前記位相角φに基づいて、前記電気ネットワークを構成する複数の部分に対して個別的に行い、
前記複数の部分は、スイッチング装置を介して接続もしくは切断することができ、
前記スイッチング装置の状態に基づいて、前記個別的に行われる前記調整を結合もしくは分離し、前記複数の部分が接続されることによって形成される電気ネットワークを統一的に監視し、調整する、請求項１ないし１０のいずれか１つに記載の方法。
前記電気ネットワークにおいて前記測定される電圧に応じ、前記位相角φを容量的にもしくは誘導的に変化させ、前記測定される電圧を所定の参照値に一致させる、請求項１ないし１１のいずれか１つに記載の方法。
電気ネットワークおよび前記電気ネットワークに接続される負荷へ電力を供給する、ロータにより駆動可能な発電機を備える風力タービンであって、
周波数変換器を介して前記電気ネットワークへ無効電力を供給可能であり、前記無効電力は、前記風力タービンの供給する電力における無効電力の割合を規定する位相角φにより規定され、
前記電気ネットワークの少なくとも一点において測定される電圧の大きさが、所定の参照電圧よりも低い下方参照電圧Ｕｍｉｎと前記所定の参照電圧よりも高い上方参照電圧Ｕｍａｘとの間に含まれる場合は、前記位相角φの大きさを一定に保つように、かつ、前記測定される電圧の大きさが、前記上方参照電圧Ｕｍａｘを上回るか、もしくは、前記下方参照電圧Ｕｍｉｎを下回った場合は前記測定される電圧のさらなる増大もしくは減少に応じて前記位相角φの大きさを増大させるように、前記位相角φを前記測定される電圧に対応して変化させ、
前記位相角φとして設定すべき値を、所定のパラメータ値に基づいて決定する、風力タービン。
前記位相角φが前記位相角φの所定の最大位相値φｍａｘに達するまでは、前記位相角φを前記電気ネットワークにおいて前記測定される電圧の前記上方参照電圧Ｕｍａｘからの超過量に比例して変化させ、
前記位相角φが前記位相角φの所定の最小位相値φｍｉｎに達するまでは、前記位相角φを前記電気ネットワークにおいて前記測定される電圧の前記下方参照電圧Ｕｍｉｎに対して下回る量に比例して変化させる、請求項１３に記載の風力タービン。
前記電気ネットワークにおいて前記測定される電圧は、前記電気ネットワークに含まれる少なくとも１つのステッピング変圧器を制御するための入力信号として用いられる電圧の測定結果であり、
前記位相角φを、前記ステッピング変圧器の前記入力信号に基づいて変化させることにより、前記位相角φおよび前記ステッピング変圧器のスイッチングの変化が互いに影響を及ぼし合うことを防止する、請求項１３または１４に記載の風力タービン。
前記ステッピング変圧器の前記スイッチングを、前記風力タービンが前記電気ネットワークへ無効電力を供給して間接的に動作制御する、請求項１５に記載の風力タービン。
前記ステッピング変圧器の前記スイッチングを、前記風力タービンがコントロールラインを介して直接的に動作制御する、請求項１５に記載の風力タービン。
前記風力タービンの発生する無効電力は、前記ステッピング変圧器の別の側部へ送電可能であり、前記ステッピング変圧器の前記スイッチングは、前記風力タービンによって制御され、抑制される、請求項１７に記載の風力タービン。
前記電気ネットワークにおいて前記測定される電圧に応じ、前記位相角φを容量的にもしくは誘導的に変化させ、前記測定される電圧を所定の参照値に一致させる、請求項１３ないし１８のいずれか１つに記載の風力タービン。
ウィンドファームに含まれ個別的に制御可能なセクションそれぞれについて、請求項１ないし１２のいずれか１つに記載の方法を実施するための装置、および、電圧検出装置を備える、少なくとも２基の風力タービンを有するウィンドファーム。