JP2004522662A - ガセット付きパッケージ - Google Patents

Abstract

ガセット付きパッケージ（３４）が、開くことができて再閉式のかみ合わせシール（３６）を有していて、シールは、雄部分及び雌部分（３６Ａ，３６Ｂ）と、移動止めスナップ（７３）とを有していて、かつフィルムの走行方向に横断的に成形されている。パッケージフィルム３２は、フィルムの走行長さに横断的に、パッケージフィルムに取りつけられた熱成形可能な帯板（３１）と共に、パッケージ長さの間隔で供給されている。

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は、パッケージ装置に関するもので、より詳しくは、フレキシブルなガセット付きパッケージが、シールの長さの主要部分に沿って離間した移動止めスナップを備えた、開くことができて再閉式のかみ合わせシールを有していて、再閉式のかみ合わせシールは、雄部分と雌部分とを有しており、移動止めが、雌部分に成形されかつ雄部分の中へ延伸している。新規なシール及び移動止めスナップ構造体は、パッケージの開閉の際に、シール状態の、触覚的かつ音声的な表示を提供する。さらに開示は、そのようなパッケージ及びシールをフレキシブルなフィルムの連続的なウエブから作るための装置と方法とであって、シールは、パッケージ成形の際に流れ作業速度で成形される。
【背景技術】
【０００２】
本発明の背景
とくに広口パッケージあるいは出し入れ口が必要とされる場合に、ある種の物品の保存用のガセット付きパッケージの利点はよく知られている。またガセット付きパッケージは、ジッパー閉止式の自立形ポーチのようなすぐれたケースパッキング及び棚置きディスプレーをも提供する。スナップ閉止形のガセット付きパッケージに関する公知の技術は、Galombによる米国特許第６０８２８９７号である。Galombは容量の大きなこの要素の事前成形され半剛体のスナップ構造体を開示していて、そのスナップ構造体は、鋲留めあるいは接着によりパッケージの外面に取りつけられた雄部品と雌部品と両方を具備しており、雄部品及び雌部品各々は、部品端部の一方だけに沿ってパッケージ材料に取りつけられているので、パッケージ材料は、雌部品に対して長手方向に移動することができ、かつパッケージが閉止される場合、パッケージ材料は雄部品により雌部品の中へ押し込まれる。スナップ部品は、大きくて剛なので、縦形成形充填装置の成形カラーを通して走行することは不可能であり、かつ独立に在庫され、パッケージの成形後にパッケージに取りつけられねばらならい。Galombは、パッケージを作る装置及び方法については開示していない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明の要約
本発明におけるガセット付きパッケージ及び装置は、パッケージフィルムを備えた複合パッケージフィルム構造体を使用していて、そのフィルムは、数例の異なる形状の、パッケージ長さの間隔でフィルムに積層された成形可能なプラスチック帯板を有しており、複合パッケージフィルム構造体から数例の異なる形状のガセット付きパッケージがそれぞれ成形され、あるパッケージはガセットに成形可能なプラスチックを有しており、比較的厚いフィルムを使用したあるパッケージは、そのようなプラスチック帯板なしで成形されたガセットを有している。複合パッケージフィルム構造体は、Galombによる構造体には実際的なものではない、ロールストック材料として使用され保管されてもよくて、あるいは、Sig Pack社のEasy Snap（商標）ラミネーターによりパッケージの成形と同時的に作られてもよい。なお、そのラミネータは、例示され説明された新規な複合パッケージフィルム構造体の一つを成形するために、パッケージ装置の上部あるいはそばに取りつけられている。続いて複合フィルムがパッケージ装置に供給され、プラスチック帯板はパッケージの内側に配置され、フィルム・帯板複合体に成形された新規な再閉式シールの中に組み込まれる。ラミネーターは、水平形及び縦形成形／充填／シール包装機構両方と、オーバーラップ包装機と共に作動し、かつ、いくつかの対応するタイプのガセット付きパッケージを選択的に成形するために、種々のプラスチック帯板材料を様々なヒートシールパッケージフィルムに積層する。
【０００４】
共同出願中の米国特許出願第０９／６９３９６３号に開示されているように、パッケージフィルムは、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリビニールクロライド、非プラスチックフィルムを塗膜した熱可塑性ヒートシール及び種々の二〜四層の積層フィルムであってもよくて、一方プラスチック帯板は一〜三層で形成されていてもよい。ある用途において、帯板は、１／２秒〜３／４秒間約１１０℃（約２３０°Ｆ）の温度でポリビニールクロライド（ＰＶＣ）フィルムにヒートシールされたＰＶＣの単一層であってもよくて、一方他の用途において、帯板は、ＰＶＣとシール層のような二層、あるいは両面がそれぞれシール層と、再閉式かみ合わせシール成形中に、帯板が自己接着することを防止するための、はく離層とにより塗膜されているような三層であってもよい。一般的に使用されているパッケージフィルムは、低密度ポリエチレン層により隔てられ、かつ一方の面を塗膜した低密度ポリエチレンのヒートシール層を有している二層により構成された、四層フィルムである。
【０００５】
本発明は、新規な再閉式クロジュアを成形する新規なシールプレスを搭載した、改良型縦形成形充填シール包装機を用いて説明し図示されていて、包装機は、Sig Pack社のEagle Infinity, Model 1524で標準のガセット加工工具を取りつけている。
【０００６】
本発明における、新規な再閉式シールを組み込んだガセット付きパッケージは、従来技術のジッパー式シールに関連する消費者の要求に注目したものであって、移動止めスナップの協働により、再閉式シールにおける閉止の明瞭な音声的触覚的表示を提供していて、消費者は、目でパッケージを確認することなくパッケージが再閉されたことを認知することができる。
【０００７】
従って、本発明の主目的は、新規な開くことができる再閉式かみ合わせシールを備えたガセット付きパッケージを提供することである。
【０００８】
本発明の他の目的は、フィルムに包装長さの間隔で積層された、成形可能なプラスチック帯板を備えたパッケージフィルムを具備している新規な複合パッケージフィルム構造体を提供することである。
【０００９】
本発明の他の目的は、前述の新規な開くことができる再閉式かみ合わせシールを備えたガセット付きパッケージを提供することであって、シール構造体の大きさは、特別な方法でパッケージフィルムにパッケージ長さの間隔で取りつけられた帯板材料の追加層により決まってくる。
【００１０】
本発明の目的は、前述の新規な開くことができる再閉式かみ合わせシールを備えたガセット付きパッケージを提供することであって、ガセット付きパッケージにおいて、帯板材料の端部が、パッケージの一方の面のほぼ中央部において接触して配置されていて、ヒンジを提供し、パッケージの開口を補助するようになっている。
【００１１】
本発明の他の目的は、移動止めスナップが成形された雄部品と雌部品とを有する、再閉式かみ合わせシールを備えたガセット付きパッケージを提供することであって、その閉止構造体は、パッケージの開閉時における閉止構造体の状態の触覚的音声的スナップ表示を提供している。
【００１２】
本発明の他の目的は、前述の新規なガセット付きパッケージを提供することであって、ガセット付きパッケージにおいて、再閉式かみ合わせシールが、パッケージフィルムと、パッケージフィルムにヒートシールされた熱シール可能な帯板とから成形されている。
【００１３】
本発明の他の目的は、前述の新規なガセット付きパッケージを提供することであって、ガセット付きパッケージにおいて、パッケージが、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリビニールクロライド及び種々のフィルムの積層体から成形されていてもよい。
【００１４】
本発明の前述した目的及び他の目的は、添付図面を用いた以下の説明により、より明瞭に理解することができるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１５】
数枚の図において、同一部品には同一符号が付番されていて、可能な限り符号は共同出願中の米国特許出願第０９／６９３９６３号と一致させるようにしてある。
【００１６】
図１及び２において、ガセット付きパッケージを成形するための、従来形の縦形成形−充填式包装装置、例えばSig Pack社のEagle Infinity Model 1524を修正したものが、符号２０で示されていて、包装装置は、円錐状の供給ホーン２２が上に取りつけられた垂直な円筒状充填チューブ２１を備えていて、供給ホーン２２の中へ包装される材料が供給される。充填チューブ構成カラー２３が、水平から上向きに約１５°の角度で供給ホーン２２に隣接して配置され、かつ供給ホーン２２と充填チューブ２１との周囲に下向きにわずかに間隙をもって旋回していている。充填チューブ成形カラー２３の目的は、充填チューブ２１と共にパッケージ材料２４の複合ウエブを成形することであって、そのパッケージ材料２４は、成形カラー２３を通ってチューブへ供給されていて、ヒートシール装置２７により形成された長手方向に延伸しているシール２６を有している。
【００１７】
一対のベルトドライブ２８が、チューブ２５上で下向きに引かれることにより、ウエブ２４を、供給ロール２９はずしてあるいは複合ウエブ成形装置３０から下向きに引いていて、そのウエブ成形装置３０は熱成形可能な帯板３０をパッケージ材料３２に積層してパッケージ材料２４の複合ウエブを成形する。装置３０はSig Pack社のEasy Snap Lammator（商標名）であってもよい。充填された下降しているチューブがガセット成形工具によりガセット付きチューブ２５へ成形されていて、図２及び２Ａを参照して以下に詳述する。ガセット付きチューブは、下部プレス３３を通過し、上部シール３５及び再閉式シール３６を成形するために、かつ次に下降するパッケージの下部シール３７を成形するために、さらに完成したパッケージ３４をチューブ上方から切断するために一時停止する。完成したパッケージ３４はコンベヤ３８で搬出される。
【００１８】
図１及び２における装置は、従来形の縦形成形充填装置といくつかの点で相違している。
第一の相違点は、円錐状供給ホーン２２の表面に対する充填チューブ成形カラー２３の方向を、共同出願中の米国特許出願第０９／６９３９６３号明細書に図示し説明したように再配向して修正を行ない、さらに図３，５，７及び９に図示するように、後述するが、帯板３１に導入エッジタック４４を備える修正を行なったことである。第二の相違点は、ガセット成形工具５０と共に、新規なガセット付き再閉式シールを形成する新規な下部プレス３３を備えていることであり、後述する。ガセット成形プラウ５１とガセット保持工具５２とを取りつけた、ガセット成形工具５０が図１及び２に示されていて、ガセット成形プラウ５１はプレス３３の上方に配置され、かつガセット保持工具５２はプレス３３の下方に配置されていて、ガセット付きチューブ２５の形状が、プレス３３の垂直方向に関して、上方で成形され、完全にかつわずか下方で保持されるようになっており、従ってプレスはチューブ２５のガセット成形に作用するようになっている。ガセット成形プラウ５１とガセット保持工具５２とを含めてガセット成形工具５０の詳細は図２Ａに最もよく示されていて、ガセット成形プラウ５１とガセット保持工具５２とを出し入れするための往復動機構も示されている。
【００１９】
図３，５，７及び９において、パッケージフィルム材料３２と、複数の異なるタイプの形状の熱成形可能な帯板３１，１３１Ａ及び１３１Ｂ，２３１、並びに３３１Ａ及び３３１Ｂそれぞれとが図示されていて、それらの帯板は、ヒートシール４０により帯板後縁３９に沿ってほぼ連続的に取りつけられ、４２におけるように帯板端部４１に沿って取りつけられ、かつ帯板がフィルムからはがれるのを防止するために、複合ウエブが供給ホーン２２と成形カラー２３との間のスペースの中を通過するとき、先端エッジがパッケージフィルムに接触することを保証するべく、短いタック４３により帯板先端エッジ４４の中央に取りつけられている。帯板はすべてが、長手方向のフィンシール２６を形成するためのマージン４８を提供するべく、フィルムの内側にフィルムの側方エッジから取りつけられている。種々のタイプの適切なプラスチック帯板材料が、共同出願中の米国特許出願第０９／６９３９６３号に提示され説明されている。
【００２０】
図３，５，７及び９は、図４，６，８及び１０に示す異なるガセット付きパッケージそれぞれを成形するために必要とされる、フィルム３２における帯板の異なる形状を示している。図３の帯板３１は、図４のガセット付きパッケージを作っていて、図４において、帯板３１はガセット付きチューブの内側全周を囲んで、パッケージの側面内側及びガセット内側５５に延在している。図５における帯板１３１Ａ及び１３１Ｂは、図６のガセット付きパッケージを形成していて、両ガセットは、プラスチック帯板材料がなくて、パッケージフィルム３２だけにより成形されていて、ガセットは図５，６，９及び１０に示すフィルム領域５３により画成されている。図７の帯板２３１は図８のガセット付きパッケージを形成していて、ガセット付きパッケージはフィンシールの長手シールと、半分のパッケージの横方向に延在している固定シール５４と、ガセット５５がプラスチック帯板材料２３１の部分を含んでいる、半分のパッケージの横方向に延在している再閉式シールとを有している。図９の帯板３３１Ａ及び３３１Ｂは図１０のガセット付きパッケージを形成していて、ガセット付きパッケージは、フィンシールの長手シールと、半分のパッケージの横方向に延在している、図８における５４と同様な固定シール５４′と、ガセットはプラスチック材料を含んでいなくて、パッケージフィルム３２だけにより成形されていて、ガセットは図９に示すフィルム領域５３により画成されている、半分のパッケージの横方向に延在している再閉シールとを有している。パッケージの再閉式シールの広がりに対する、図８，８Ａ及び１０Ａの固定シール５４のパッケージの横方向への広がりは、ほぼ等しく図示されているが、必要に応じて他の比率が選択されてもよい。
【００２１】
帯板３１及び１３１Ａは、帯板を貫通している穴４９も備えていて、完成したパッケージにおいて、その穴が、弱め領域として作用していて、パッケージを開く場合、二つ折れになるようになっている。他のヒンジが、図４，６，８及び１０に示すように、帯板３１１と、１３１Ｂと、２３１と、３３１Ａ及び３３１Ｂとにおける、ほぼ接触して並置された端部４１により、完成したパッケージの第一ヒンジの反対側に備えられていて、そのすべての図には、側面マージン４８により形成された、フィンシールの長手パッケージシール２６が図示されている。重なった長手シールは、図１３に示めすような他の縦形成形充填装置により作られてもよい。
【００２２】
図１１〜１１Ｃにおいて、図４におけるパッケージの、パッケージ端部シールと再閉式シールとが示されていて、図１１に部分的に完成したガセット付きパッケージ３４が示されていて、そのパッケージ３４は製品５６が充填され下降し、パッケージの上部が下部プレス３３の中にある位置で停止している、頂部シールと再閉式シールとの成形により完成する直前のものである。パッケージ３４は、熱成形可能な帯板３１が、水平に往復可能な再閉シール成形用加熱式雌金型５８と二部品の加熱式雄金型５７との間に位置決めされるように停止し、チューブ２５の上方部分５８が複合加熱式金型６０及び６１と、パッケージ切断カッタ６２及びアンビル６３との下方に位置決めされている。雌金型５８は、成形凹部６８を備えていて、かつ雄金型は、雄金型部品５７Ｂにより作動され、かつ雌金型凹部６８と相補的な形状をしている、成形ウエッジ６９を備えている。複合金型６０及び６１は、完成しているパッケージ３４の頂部シール３５を成形する一対の金型６４と、下降してゆく次のパッケージの底部シール３７を成形する一対の上方に載置している金型６５とから構成されている。雌金型５８の成形凹部６８の上方と下方とに配置されているのは、再閉式シール移動止め成形用の一対の加熱式歯付き金型６６であって、その歯付き金型６６は、雌金型５８と共に往復可能であって、かつピボット６７においてお互いに向けて回動可能である。
【００２３】
図１１Ａが、再閉式シール成形用加熱式金型５７及び５８を示していて、その加熱式金型５７及び５８は、お互いに向かって移動しかつ係合し、パッケージフィルム３２及び熱成形可能な帯板３１を雌金型５８の凹部中へ成形し、矢じり形状の再閉式シール点を成形する。理解しやすくするために、帯板３１は図１１Ａ〜１１Ｃには示されていないが、その位置は図１１及び１３〜１５に明確に図示してある。同時に、加熱式金型６０及び６１がガセット付きチューブ２５の垂直間隔７０で横方向にわたってヒートシールし、かつ頂部シール３５の下部と再閉式シール３６の頂部との間における非締付け間隔５９を画成していて、シール７０がカッタ６２により横方向にわたって切断される場合、金型６４により加熱されたシール部分７０がパッケージ頂部シール３５となり、金型６５により加熱されたシール部分７０は次の下降しているパッケージの底部シール３７となっている。
【００２４】
次のステップは、図１１Ａ及び１１Ｂの間における混成状態であって、状態は、以下の点をのぞいては図１１Ａに示すものと同様であって、その点とは、移動止め成形金型６６が、内向きに回動されかつ閉止され、矢じり形状のかみ合わせにおける内向きの底部斜面７２の成形を開始するけれど、雄金型の成形用ウエッジ６９を十分に把持していない点である。
【００２５】
図１１Ｂは、カッタ６２がヒートシール７０を切断するべくアンビル６３に対し移動し、かつパッケージ３４を上方に載置しているチューブ２５から分離する。同時に、ウエッジ６９を担持している雄金型部品５７Ｂが、雌金型５８の凹部６８と金型６６の歯７１の間とから部分的に引きもどされ、そして金型６６が、さらに内向きへ回動し、移動止め成形用金型の歯７１をお互いに向けてその最大閉止位置へ駆動し、歯７１が、パッケージフィルム３２と熱成形可能な帯板３１をはさみつけ、フィルムと帯板とを雌金型の凹部の中へ成形し、矢じり形状の再閉式シール３６の内側に傾斜した底面７２を成形しつづけ、さらにスナップ形移動止め７３を成形しており、図１１及び１３に最もよく図示されている。つづいて、雌金型５８が、金型６６へ向けてわずかに移動し、自身と移動止め成形金型６６の歯７１の対面との間に矢じり形状をセットする。柔軟になった熱成形可能なフィルム材料と帯板とが、歯７１の間で圧縮されるとき、圧縮された材料が移動できる方向は横方向に歯７１間のスペースの中へだけであり、つづいて歯の間で外向きに膨脹し、移動止め７３を成形するので、移動止め７３が成形される。
【００２６】
図１１Ｃは外向きへ引きもどされた雄金型５７と雌金型５８とを示していて、雌金型が、開いていない移動止め成形金型６６により雌金型内に保持された、パッケージ３４を横方向に移動していて、さらにパッケージ端部シール金型６０及び６１とカッター６２とは引きもどされてしまっている。金型６６は、移動止めの調整をするべく、短時間の間係合したままであって、その後、金型６６が開き、完成したパッケージを放出し、パッケージは図１に示すようにコンベヤ３８に落下する。つづいて図１１から始まるシーケンスがくり返される。種々の金型のシーケンス的な運動のためのシーケンスとタイミングとの制御及び駆動は、市場で入手可能な標準的なコンポーネントにより提供される。
【００２７】
図１２〜１５は、移動止め成形歯付き金型６６と再閉式シール３６との詳細を示している。図１２は、金型と再閉式シールとの間の関係を図示している。さらに図１２は、金型の一方の側面の中央領域に、短い金型歯７６を示していて、その中央領域は、図１３に最もよく示すように、フィルムマージン４７により成形された重なり合う長手方向パッケージシール２６の領域に対応し、かつ前述の図面に示すようなフィンシール用領域に対応するものである。金型６６が、対向して並置された端部に長い平らな歯８０を形成していて、その歯８０は、ガセットにおける材料の余剰厚さを収容すべく、歯７１よりわずかに低くて、歯７１と８０との高低差は２５．４mm／１０００（１in／１０００）のオーダーである。ある場合には、歯８０を歯７１に隣接する起点から金型の端部に向けて下向きのテーパを付けることは望ましいことであることも判明した。
【００２８】
図１３も、移動止めスナップ７３をより明瞭に図示していて、移動止めスナップ７３は、金型が閉じる際に金型６６の隣接している歯７１の間で熱成形可能な材料の外向きバルジ加工により、雄形シール部分３６Ａと雌形シール部分３６Ｂとに成形される。並置された金型の歯の間で加熱され柔軟になった材料は、圧縮され横方向にだけ移動することができて、そのような移動が、移動止めを成形する材料の外向きバルジ加工をもたらしている。というのは、材料が、対向側面から隣接している歯の間の同一スペースの中へ移動され、かつ内向きに移動することができないからである。このことが図１４にも示されていて、移動止め７３は金型の歯７１の背後に図示されている。図１５は移動止めを切断した断面であって、かみ合った状態を示している。
【００２９】
図１６は、図６に示すタイプの完成したガセット付きパッケージを示していて、はさみ７７を用いて頂部ヒートシール３５を切断することによりパッケージを開こうとしているものである。図１７は図１６のパッケージを示していて、頂部ヒートシールが除去されかつ開口され、バッグは、ガセットとヒンジ折り７８及び７９により開口したままである。ヒンジ７８は、再閉式シール３６の相対的に剛な雄部分３６Ａに形成された帯板３１の穴４９により作られた弱体化によるものであって、一方ヒンジ７９は雌部分３６Ｂに位置する帯板の帯部の合口部分に形成されている。パッケージは、再閉式シール３６の雄部分３６Ａと雌部分３６Ｂとに沿ってパッケージの外面に指の圧力を内向きに作用することにより、パッケージの両側がガセットとスナップとをお互いに内側に折り重ね、移動止めスナップがかみ合うようになっていて、パッケージは簡単に閉じることができる。図１８は図１７と同様のものを示しているが、図１０に示すタイプのパッケージであって、本形状のパッケージにより得られた出し入れ口を示している。
【００３０】
図１９及び２０はパッケージ３４の上端部の概略拡大断面図であって、パッケージの開口を示している。図１９に示すように、頂部シールはその下部を切断することにより除去され、図２０に示すように、パッケージフィルム３２のほどかれた頂部タブが提供されている。これらの頂部タブは、図２０に示すように、再閉式シールの雌部分３６Ｂを開き、かつ雄部分３６Ａの内部から係合解除するために、お互いに引き離すことができる。
【００３１】
開口するてこ比は材料的に増加することができる。というのは帯板３１が、ヒートシール後縁４０により、フィルム３２へシールされ、開口用引っぱりが帯板３１を通じて伝達されるからである。一方、パッケージ本体側からの予期せぬパッケージの開口は区別されている。というのは、帯板３１は、パッケージ内側の先端エッジ４４において実質的にパッケージフィルム３２に取りつけられていなくて、帯板によるフィルムの引っぱりへの補強にはなっていないからである。
【００３２】
本発明を特定な例示的実施態様を用いて説明してきたが、本発明の範囲あるいは精神を逸脱することなく、本発明の修正と変更とが随時行なわれてもよいことは、当業者において理解されるべきであって、従って特許請求の範囲に示すように、本発明を広範かつ特定的に特許請求することを意図しているものである。
【図面の簡単な説明】
【００３３】
【図１】図１は、本発明における装置の概略側面図であって、ガセット付きパッケージの成形、充填、シール及び切断方法と工程とを示している。
【図２】図２は、図１における装置の概略正面図である。
【図２Ａ】図２Ａは、図１及び図２における装置に使用されるガセット成形工具の斜視図である。
【図３】図３は、一つの実施態様における複合フィルムの一部分の平面図であって、ガセット付きパッケージを作るのに適した、パッケージフィルムと、付着プラスチック帯板の配置とを示していて、ガセット付きパッケージがひれ付きシールの長手シールを有していて、ガセットはプラスチック帯板材料を含んでいる。
【図４】図４は、図３のフィルムで形成された開状態のガセット付きパッケージ上部の概略断面図であって、プラスチック帯板材料の一部を含んでいる側面ガセットを示している。
【図４Ａ】図４Ａは、図４におけるパッケージの概略断面図であって、閉状態のものである。
【図５】図５は、他の実施態様における複合フィルムの一部分の平面図であって、パッケージフィルムと、ガセット付きパッケージを作るのに適切な付着帯板の配置とを示していて、両側のガセットは、プラスチック帯板はなくて、パッケージフィルムだけで作られている。
【図６】図６は、図５のフィルムで形成された開状態のガセット付きパッケージの概略断面図である。
【図６Ａ】図６Ａは図６におけるパッケージの概略断面図であって、閉状態のものである。
【図７】図７は、他の実施態様における複合フィルムの一部分の平面図であって、ガセット付きパッケージを作るのに適した、パッケージフィルムと、付着プラスチック帯板の配置とを示していて、ガセット付きパッケージがひれ付きシールの長手シールと、横方向に延伸している固定シールの半分のパッケージと、横方向に延伸しているガセット付きの再閉式シールとを有している。
【図８】図８は、図７におけるフィルムで形成された開状態の再閉式シール形ガセット付きパッケージ上部の概略断面図であって、ガセット付きパッケージがひれ付きシールの長手シールと、横方向に延伸している固定シールの半分のパッケージと、横方向に延伸しているガセット付きの再閉式シールとを有していて、ガセットがプラスチック帯材料の一部を含んでいる。
【図８Ａ】図８Ａは、図８におけるパッケージの概略断面図であって、閉状態のものである。
【図９】図９は、他の実施態様における複合フィルムの一部分の平面図であって、ガセット付きパッケージを作るのに適した、パッケージフィルムと、付着プラスチック帯板の配置とを示していて、ガセット付きパッケージがひれ付きシールの長手シールと、横方向に延伸している固定シールの半分のパッケージと、横方向に延伸しているガセット付きの再閉式シールとを有していて、ガセットにはいずれのプラスチック帯板材料もない。
【図１０】図１０は、図９におけるフィルムで形成された開状態の再閉式シール形ガセットパッケージの概略断面図である。
【図１０Ａ】図１０Ａは、図１０におけるパッケージの概略断面図であって、閉状態のものである。
【図１１】図１１は、図１における二点鎖線の円１１部分の拡大縦断面図であって、ガセット成形工具と、シール形成装置と、切断装置との詳細構造を示している。
【図１１Ａ】図１１Ａは、端部のシールプロセスと、再閉式シールの形成プロセスと、パッケージの切断プロセスとの連続工程の一つを示している。
【図１１Ｂ】図１１Ｂは、端部のシールプロセスと、再閉式シールの形成プロセスと、パッケージの切断プロセスとの連続工程の一つを示している。
【図１１Ｃ】図１１Ｃは、端部のシールプロセスと、再閉式シールの形成プロセスと、パッケージの切断プロセスとの連続工程の一つを示している。
【図１２】図１２は、成形用ダイを示す斜視図であって、成形用ダイは、再閉式はめ込み形シールにおける移動止めスナップを成形するもので、再閉式シールの一部が二点鎖線で示されている。
【図１３】図１３は、分離した状態における、再閉式シールの内側パーツと外側パーツとの分解拡大斜視図であって、矢じり形はめ込み部分に隣接したシールの側面における移動止めスナップを示している。
【図１４】図１４は、図１１Ｃにおける二点鎖線の円内に示す再閉式シールの拡大断面図であって、図１２における成形用ダイと移動止めスナップとの間の配置を示している。
【図１５】図１５は、成形用ダイの歯の間で成形されている再閉式シールと移動止めスナップとの拡大断面図であって、図１２における線１５−１５に沿って見たものである。
【図１６】図１６は、本発明における図６に示すタイプのガセット付きパッケージの斜視図であって、最上部の長手方向に延在しているオーバーラップパッケージシールと、パッケージ端部シールと、雌形最上部を備えた一体成形型再閉式シールと、シール移動止めスナップとを示している。
【図１７】図１７は、図１６におけるパッケージを示していて、上部の端部シールは除去され、パッケージが開かれているものである。
【図１８】図１８は、図１０におけるパッケージを図７と同様に示したものである。
【図１９】図１９は、本発明における新規な再閉式はめ込み形シールを含んでいる、閉状態におけるパッケージの上端部と、パッケージフィルムが付着していない長さだけ、再閉式シール上方に離間しているパッケージ上部ヒートシールとを示す概略拡大断面図である。
【図２０】図２０は、本発明における新規な再閉式はめ込み形シールを示す概略拡大断面図であって、図１９と同様なものであるが、再閉式シールの一部が上部から開かれている。

Claims (31)

1. フレキシブルなガセット付きパッケージ成形用のパッケージ材料であって；成形されるガセット付きパッケージが、前面及び背面と、前記前面と前記背面との間に延在しているガセット付きの一対の対向側面とを有していて、さらにガセット付きパッケージの一方の端部を開閉するのに有効な再閉式かみ合わせシールを有していることを特徴とするガセット付きパッケージにおいて；ガセット付きパッケージが：
   ａ）ほぼ一定厚さの連続ウエブであって、前記ウエブが幅と選択可能な走行長さとを有しており、前記幅が前記ウエブの両エッジを画成している、ほぼ一定厚さの連続ウエブと；
   ｂ）ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の、複数の個々別々の帯板であって、前記帯板は共線的にかつ横断的に前記ウエブを横切って配列され、かつお互いに離間していて、前記帯板が幅と長さとを有しており、前記帯板の幅は帯板の端部を画成していて、前記帯板の長さが、頂部エッジと底部エッジとであり、かつ、前記帯板の幅より大きくて、前記複数の帯板の前記長さ各々は、パッケージ材料の前記ウエブの走行長さに横断的に、頂部エッジに沿って取りつけられており、さらに実質的に底部エッジに沿っては取りつけられていない、複数の個々別々の帯板と；
   を組合わせて具備するフレキシブルなガセット付きパッケージ成形用のパッケージ材料。
2. 前記複数の帯板各々が、前記パッケージ材料に、その底部エッジに沿ってほぼ中央の短い区間に取りつけられている、請求項１に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ成形用のパッケージ材料。
3. 前記複数の帯板各々が、前記パッケージ材料に、その頂部エッジに沿ってほぼ連続的に取りつけられている、請求項１に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ成形用のパッケージ材料。
4. 前記複数の帯板各々が、前記パッケージ材料に、その頂部エッジと対向端部とに沿ってほぼ連続的に取りつけられている、請求項１に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ成形用のパッケージ材料。
5. 前記複数の帯板各々が、前記パッケージ材料に、その頂部エッジと対向端部とに沿ってほぼ連続的に取りつけられ、かつその底部エッジに沿ってほぼ中央の短い区間に取りつけられている、請求項１に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ成形用のパッケージ材料。
6. ほぼ一定厚さの連続ウエブから成形されたフレキシブルなガセット付きパッケージであって；前面及び背面と、前記前面と前記背面との間に延在している少なくとも一つのガセット付き側面と、パッケージ内部にアクセスすることをそれぞれ提供しかつ防止するために、前記パッケージ本体の開閉操作が可能な、繰返し開くことのできる再閉式かみ合わせシールとを有していることを特徴とするフレキシブルなガセット付きパッケージにおいて；前記再閉式かみ合わせシールが、前記パッケージにおける、前記前面と前記背面とガセット付き側面の少なくとも一つとにわたって延在していて、かつ内側かみ合わせ部分と外側かみ合わせ部分とを組合わせで具備していて、前記パッケージの少なくとも前記前面と前記背面とにおける、前記再閉式シールの内側かみ合わせ部分と外側かみ合わせ部分各々が、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の個々別々の少なくとも一つの帯板の厚い部分の一方に取りつけられた、一つの前記フレキシブルなパッケージ材料の厚い部分を備えており、前記少なくとも一つの帯板が幅と長さとを有しており、前記帯板の幅は帯板の端部を画成していて、前記帯板の長さが、頂部エッジと底部エッジとであり、かつ、前記帯板の幅より大きくて、前記少なくとも一つの帯板は、前記パッケージ材料に、頂部エッジに沿って取りつけられており、さらに実質的に底部エッジに沿っては取りつけられていない；フレキシブルなガセット付きパッケージ。
7. ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つにはない、請求項６に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージのかみ合わせシール。
8. ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つにわたって延在している、請求項６に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージのかみ合わせシール。
9. 前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つが、前記前面と前記背面との間に延在している一対の対向しているガセット付き側面である、請求項６に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージのかみ合わせシール。
10. 前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つが、前記前面と前記背面との間に延在している一対の対向しているガセット付き側面であり、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記一対のガセット付き側面の少なくとも一つにない、請求項６に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージのかみ合わせシール。
11. 前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つが、前記前面と前記背面との間に延在している一対の対向しているガセット付き側面であり、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記一対のガセット付き側面の両方にない、請求項６に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージのかみ合わせシール。
12. 前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つが、前記前面と前記背面との間に延在している一対の対向しているガセット付き側面であり、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記一対のガセット付き側面の少なくとも一つにわたって延在している、請求項６に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージのかみ合わせシール。
13. 前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つが、前記前面と前記背面との間に延在している一対の対向しているガセット付き側面であり、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記一対のガセット付き側面の両方にわたって延在している、請求項６に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージのかみ合わせシール。
14. 前記少なくとも一つの帯板が、前記パッケージ材料に、その頂部エッジと対向端部とに沿ってほぼ連続的に取りつけられ、かつその底部エッジに沿ってほぼ中央の短い区間に取りつけられている、請求項６に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージのかみ合わせシール。
15. 前記かみ合わせシールは、矢じり形状の断面であって、かつ前記かみ合わせシールの少なくとも長手部分に沿って矢じりの側面に移動止めスナップを含んでいる、請求項６に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージのかみ合わせシール。
16. ａ）ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記帯板が、前記パッケージ材料に、その頂部エッジと対向端部とに沿ってほぼ連続的に取りつけられ、かつその底部エッジに沿ってほぼ中央の短い区間に取りつけられていて、
    ｂ）前記かみ合わせシールは、矢じり形状の断面であって、かつ前記かみ合わせシールの少なくとも長手部分に沿って矢じりの側面に移動止めスナップを含んでいる、請求項６に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージのかみ合わせシール。
17. 少なくとも一つのほぼ一定厚さのフレキシブルなパッケージ材料の連続ウエブの厚い部分と、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の個々別々の帯板の少なくとも一つとから成形された、フレキシブルなガセット付きパッケージであって、対向端部と、パッケージ本体の少なくとも一つの端部シールとを備えた閉じたパッケージ本体を有している、フレキシブルなガセット付きパッケージであって；
    フレキシブルなガセット付きパッケージが、
    ａ）前面及び背面と、前記前面と前記背面との間に延在している少なくとも一つのガセット付き側面と、
    ｂ）パッケージ内部にアクセスすることをそれぞれ提供しかつ防止するために、前記パッケージ本体の開閉操作が可能な、繰返し開くことのできる再閉式かみ合わせシールと、
    を有していることを特徴としていて；前記再閉式かみ合わせシールが、前記パッケージにおける、前記前面と前記背面とガセット付き側面の少なくとも一つとにわたって、前記パッケージ本体を横断的に横切って延在していて、かつ内側かみ合わせ部分と外側かみ合わせ部分とを組合わせで具備していて、前記パッケージの少なくとも前記前面と前記背面とにおける、前記再閉式シールの内側かみ合わせ部分と外側かみ合わせ部分各々が、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の個々別々の少なくとも一つの帯板に取りつけられた、一つの前記フレキシブルなパッケージ材料の厚い部分を備えており、前記少なくとも一つの帯板が幅と長さとを有しており、前記帯板の幅は帯板の端部を画成していて、前記帯板の長さが、頂部エッジと底部エッジとであり、かつ、前記帯板の幅より大きくて、前記少なくとも一つの帯板は、前記パッケージ材料に、頂部エッジに沿って取りつけられており、さらに実質的に底部エッジに沿っては取りつけられていない；フレキシブルなガセット付きパッケージ。
18. 前記帯板が、前記パッケージ材料に、その頂部エッジと対向端部とに沿ってほぼ連続的に取りつけられ、かつその底部エッジに沿ってほぼ中央の短い区間に取りつけられている、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
19. ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つにはない、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
20. ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つにわたって延在している、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
21. 前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つが、前記前面と前記背面との間に延在している一対の対向しているガセット付き側面である、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
22. 前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つが、前記前面と前記背面との間に延在している一対の対向しているガセット付き側面であり、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記一対のガセット付き側面の少なくとも一つにない、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
23. 前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つが、前記前面と前記背面との間に延在している一対の対向しているガセット付き側面であり、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記一対のガセット付き側面の両方にない、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
24. 前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つが、前記前面と前記背面との間に延在している一対の対向しているガセット付き側面であり、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記一対のガセット付き側面の少なくとも一つにわたって延在している、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
25. 前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つが、前記前面と前記背面との間に延在している一対の対向しているガセット付き側面であり、ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記一対のガセット付き側面の両方にわたって延在している、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
26. 前記かみ合わせシールは、矢じり形状の断面であって、かつ前記かみ合わせシールの少なくとも長手部分に沿って矢じりの側面に移動止めスナップを含んでいる、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
27. ａ）ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記帯板が、前記パッケージ材料に、その頂部エッジと対向端部とに沿ってほぼ連続的に取りつけられ、かつその底部エッジに沿ってほぼ中央の短い区間に取りつけられていて、
    ｂ）前記かみ合わせシールは、矢じり形状の断面であって、かつ前記かみ合わせシールの少なくとも長手部分に沿って矢じりの側面に移動止めスナップを含んでいる、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
28. 前記パッケージ本体の少なくとも一つの端部シールが、一対のパッケージ本体の端部シールを備えていて、前記一対の端部シールの一方が、前記パッケージ本体の一方の端部に位置し、前記一対の端部シールの他方が、前記パッケージ本体の他方の端部に位置しており、前記再閉式のかみ合わせシールが、前記端部シールの一方のパッケージ本体側面に位置している、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
29. 前記再閉式のかみ合わせシールが、前記ガセット付き側面の少なくとも一つと、前記ガセット付き側面の少なくとも一つに隣接した、前記前面及び前記背面の一部分とを含んでいる前記パッケージ本体を、部分的に横断的に横切って延在していて、前記再閉式のかみ合わせシールから前記パッケージの対向側面に横断的に延伸している、前記パッケージの一部に沿ったラインが、永久的にシールされ閉じられており、従ってパッケージは、開口された場合、横方向に部分的にだけ開口可能であり、かつ出し入れ口を形成する、請求項１７に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
30. ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つにはない、請求項２９に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。
31. ほぼ一定厚さのフレキシブルな材料の前記個々別々の帯板が、前記パッケージの前記ガセット付き側面の少なくとも一つにわたって延在している、請求項２９に記載のフレキシブルなガセット付きパッケージ。

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