JP2004521405A - 画像における相対zオーダリングを決定する方法、および相対zオーダリングの使用方法 - Google Patents

画像における相対zオーダリングを決定する方法、および相対zオーダリングの使用方法 Download PDF

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Abstract

本発明の1実施形態において、デジタル画像におけるセグメントの相対zオーダリング(z−ordering)が決定される(図3)。この方法は、画像領域を整合して重なりを決定する(340)フォーワードモーション(順方向動作)およびバックワードモーション(逆方向動作)、続いて、領域間の関係の生成(350)(例えば、対ごとの関係)、および結果を元の画像と比較して、相対zオーダリングを決定する工程を包含し、さらに、セグメントが、相対zオーダリングによって移動された場合、重なり合うことを決定する工程を包含する。
【選択図】図3

Description

【0001】
(関連出願の相互参照)
この開示は、下記に関連する。
【0002】
米国特許第___号(「Method and Apparatus for Digital Image Segmentation」という名称の2000年6月9日に出願された米国特許出願第09/591,438号)(以下、「Prakash II」)。
【0003】
米国特許第___号(「Motion Matching Method」という名称の2001年6月23日に出願されたドケット番号020554−000600US)(以下、「Prakash VII」)。
【0004】
この開示は、下記の優先権を主張する。
【0005】
「Method of Determining Relative Z−Ordering in an Image and Method of Using Same」という名称の2000年8月4日に出願された米国仮特許出願第60/223,057号。
【0006】
本明細書中、全ての目的のために、上記のそれぞれの開示を参考として援用する。
【0007】
(発明の背景)
本発明は、概して、画像処理に関し、具体的には、画像内で発見されるセグメント間の相対的なz値の識別、および、デジタル画像処理における相対的なオーバーラップ情報の使用に関する。
【0008】
本明細書中に開示される解法は、一時的に相互に関連付けられる画像フレームのシーケンスに含まれるzオーダリング情報(z−ordering information)を決定することである。zオーダリングは、文字どおりに、「z」または深さの軸によってオーダリングすることを意味する。すなわち、zオーダリングは、画像領域が画像フレーム内のどの深さにあるかに基づいて、画像領域を配列またはオーダリングすることを意味する。この慣習において、zオーダリングは、閲覧者の観点から測定される。従って、画像領域が離れているほど、または、画像領域が画像フレーム内の深い位置にあるほど、その領域のz値は高くなる。
【0009】
画像の異なる領域のzオーダ(z−order)または深さを決定することは、デジタル画像操作、画像/映像編集、映像圧縮、および種々の他のデジタル画像処理の応用などの用途に非常に有用である。
【0010】
概して、画像内の異なるオブジェクトのzオーダを知ることによって、映像フレームを編集または操作することができる。なぜならば、画像の完全性または画像の品質を失うことなく、この画像フレームのシーケンスにオブジェクトを削除または追加することが可能になるからである。現在、一時的に相互に関連付けられる画像シーケンス内の任意のオブジェクトのzオーダを十分に識別し得る方法は存在しない。
【0011】
本発明において適用されるzオーダリングは、全く新しい技術である。現在、人間が介入することなく、デジタル画像フレームの任意に選択されるシーケンスからzオーダリング情報を決定することを可能にする技術で、広範に利用可能な技術は存在しない。現在のzオーダリングルーチンは、逆の適用(すなわち、zオーダリングを知った後で、画像フレームを描く)に制限される。例えば、図1において、それぞれ雲、太陽、および背景の領域11〜13の3つの画像領域が描かれるべきである。雲がzオーダリング1を有する場合、太陽はzオーダリング2を有し、背景はzオーダリング3を有し、画像作成ルーチンは、最初に背景を描き、次いで太陽を描き、最終的に雲を描くことを知っている。
【0012】
(発明の要旨)
本発明は、画像フレームのシーケンスから、画像フレーム内の画像領域の相対的なzオーダリングを決定する方法および装置に関する。本発明は、複数のフレームによって、画像領域の隠れた部分のいくつかの部分が可視になり得、従って、異なる画像領域の相対的なzオーダが可能になることを理解することによって作動する。本発明の基本原理は、特定の画像フレームのオーバーラップする2つ以上の画像領域を、オーバーラップしない異なる画像フレームの同じ画像領域と比較することによって、画像領域の相対的なzオーダリングを決定することが可能であることである。これは、図2aおよび2bに示される。図2aを参照して、画像領域21および22の印がそれぞれ付いている2つの任意の画像領域がある。図2aだけでは、どの画像領域が他の画像領域を塞いでいる(occluding)かを決定するのに十分な情報が含まれていない。図2bを参照して、塞がれていない完全な画像領域21および22が第2の画像フレームに示される。図2aにおいて、画像領域21が画像領域22を部分的に塞いでいたことが明らかである。
【0013】
(特定の実施形態の説明)
例示的な図(同様の参照符号は、図に共通して、同様のまたは対応する要素を示す)を参照して、本発明によるシステムの実施形態について詳細に説明する。本明細書中、用語「セグメント」および「領域」が、区別なく使用されることに留意されたい。
【0014】
図3は、本明細書において説明される発明による全体のフローチャートを示す。ステップ310において、本発明によって、映像データを含む第1および第2の画像フレームが得られる。ステップ320において、本発明によって、第1および第2の画像フレームの両方から画像領域が得られる。本発明の一実施形態において、任意の他の実施形態を制限することなく、画像領域はセグメントである。
【0015】
ステップ330において、第1および第2の画像フレームの対応する画像領域を決定するために、画像領域のモーションマッチング(motion matching)が行われる。ステップ340は、任意のフレーム1画像領域が潜在的にオーバーラップするかどうかを決定する。ステップ350は、任意のオーバーラップする画像領域間の対ごと(pairwise)の関係を決定する。ステップ360において、任意の周期的関係が破断される。本発明は、ステップ399において終了する。
【0016】
(モーションマッチング)
図4は、隠れた画像領域の構造を決定するためにモーションマッチングが用いられる方法を示す。モーションマッチングは、画像フレームのコレクションから、画像フレーム内のどの画像領域が所定の画像領域に最もよく似ているかを決定するプロセスである。本発明は、種々の画像領域の隠れた部分の構造を決定するためにモーションマッチングを用いる。
【0017】
図4aは、それぞれに画像領域41、42、および43の印が付いている太陽、雲、および背景の3つの画像領域を含む。太陽は、雲の後ろに部分的に隠れている。図4bも、それぞれに画像領域44、45、および46の印が付いている太陽、雲、および背景の3つ画像領域を含む。図4bにおいて、図4aとは違い、太陽は完全に可視である。すなわち、太陽は雲によって塞がれていない。
【0018】
本発明は、マッチングルーチンを適用し、画像領域41(図4aにおける太陽)が画像領域44(図4bにおける太陽)と一致することを決定する。本発明は、一旦この決定を下すと、画像領域41の構造のより多くの部分(すなわち、部分的に隠れた太陽)を決定し得る。なぜならば、画像領域41および画像領域44は、同じピクセルのコレクションを表すからである。画像領域41の隠れた不明の部分は、画像領域44の対応する可視部分と同一である。従って、画像領域44の以前に不明だった部分の少なくともいくつかの部分(すなわち、画像領域の新しく可視になる部分)は、モーションマッチングを用いることによって決定される。
【0019】
さらに、この原理は、図4bの太陽(画像領域42)が部分的に塞がれたままである場合であっても適用される。例えば、図5において、それぞれに画像領域51〜53の印が付いている太陽、雲、および背景の3つの画像領域がある。図示のように、太陽は、図4aより隠れていないが、雲の後ろに部分的に隠れている。モーションマッチングルーチンを適用することによって、画像領域41が画像領域51と一致する。この場合も、画像領域41の隠れた不明の部分は、画像領域51の対応する可視部分と同一である。
【0020】
(フォワードモーションマッチング)
図6は、最も従来的なモーションマッチングルーチンの制限を示す。具体的には、画像領域が実質的に同じままである状況、または、画像領域がより少なく塞がれている(すなわち、任意の可視部分を塞ぐことなく、画像領域の以前に隠れていた部分の一部分が可視になる)状況に制限される。他の全ての状況は、多くのモーションマッチングルーチンを混乱させる。これは、モーションマッチングルーチンが、画像領域の新しく隠れた部分にアクセスできないからである。
【0021】
図6aは、それぞれに画像領域61〜63の印が付いている太陽、雲、および背景の3つの画像領域を含む。図6bは、太陽、雲、および背景の3つの画像領域を含む。図6aとは違い、図6bにおいて、雲は部分的に太陽を遮っている。概念上、画像領域64(図6bにおける太陽)を、2つの画像サブ領域(可視部分をサブ領域64a、隠れた部分をサブ領域64b)として考えると便利である。サブ領域は、画像領域の任意のサブセットである。同様に、画像領域61(図6aにおける太陽)は、それぞれがサブ領域64aおよび64bに対応するサブ領域61aおよび61bを含むと考えられ得る。線610は、サブ領域61aおよび61bの間の概念上の分離を意味する。
【0022】
マッチングルーチンは、サブ領域61aのピクセル値をサブ領域64aのピクセル値と一致させ得る。しかし、画像領域61の残りのピクセル値(すなわち、サブ領域61b)は、画像領域64の残りのピクセル値(すなわち、サブ領域64b)が隠れていて、従って、マッチングルーチンによってアクセスできないため、これらのピクセル値と一致しない。
【0023】
サブ領域64bのピクセル値がマッチングルーチンによってアクセスできない結果として、多くのモーションマッチングルーチンは、画像領域61および64の一致を認めない。
【0024】
数学的には、従来のモーションマッチングルーチンは、フレーム1の領域を図2の領域のサブセット(すなわち、より小さい部分)と一致させない。
【0025】
(バックワードモーションマッチング)
図7は、モーションマッチングの別の用途を示す。上記のように、モーションマッチングルーチンのフォワードアプリケーションは、画像領域を同じ画像領域のサブセットと一致させない。しかし、その逆は当てはまらない。多くのモーションマッチングルーチンは、画像領域を画像領域のスーパーセットと一致させる。本明細書中、画像領域のスーパーセットは、少なくとも第1の画像領域の全てのピクセルを含む画像領域を指す。
【0026】
それぞれに画像領域71〜73の印が付いている太陽、山、および背景の3つの画像領域を含む図7aを参照して、昇る太陽(画像領域71)は、山の後ろに部分的に隠れている。同様に、図7bも、昇る太陽、山、および背景の領域74〜76の3つの画像領域を含む。昇る太陽は、もはや、雲の後ろに隠れていない。
【0027】
図7aの部分的に隠れている太陽は、2つの画像サブ領域(可視部分をサブ領域71a、隠れた部分をサブ領域71b)として考えられ得る。マッチングルーチンによって、図7bの画像領域71との一致を発見しようとすると、サブ領域71aのピクセルしか考慮され得ない。なぜならば、サブ領域71bのピクセルが隠れていて、従って、考慮されないからである。この例において、サブ領域71aの各ピクセルは、領域74に対応するピクセルを有し、従って、一致が発見される。
【0028】
(バックワードモーションマッチングの適用)
1実施形態において、本発明は、整合ルーチンを逆方向に適用する。すなわち、フレーム1における画像領域からフレーム2における画像領域に整合させる代わりに、本発明は、画像をフレーム2から受け取り、この画像をフレーム1における画像領域と整合させる。
【0029】
逆方向整合工程は、図6aおよび図6bに示されるように、最大モーションマッチングアルゴリズム(most motion matching algorithms)が、画像領域を画像領域のサブセットと整合させないという事実を利用する。しかしながら、図7aおよび図7bに示されるように、最大モーションマッチングアルゴリズムは、画像領域を、同じ画像領域のスーパーセットと整合させる。
【0030】
画像領域が1つのフレームから次のフレームに移動すると、画像は、より多く隠される(occluded)か、より少なく隠されるか、または同じ状態でとどまる。より多く隠された画像領域は、フォーワードモーションマッチング方法を用いて整合され得ないので、これらの画像領域は、バックワードマッチングを用いて整合されなければならない。少なく隠されるか、または同じ状態でとどまる画像領域は、フォワードマッチングを用いて整合され得る。
【0031】
従って、フォワードモーションマッチングルーチンが、フレーム2においてより多く隠されない画像領域を識別した後、本発明は、バックワードモーションマッチングを用いて、残りの画像領域を整合させる。
【0032】
例えば、図8に見出され得るように、4つの画像領域が存在する。領域81〜84とそれぞれ示された、これらの画像領域は、雲、太陽、山、および背景である。フレーム1(Frame1)において、太陽のみが部分的に隠される。しかしながら、フレーム2(Frame2)において、太陽は、もはや隠されないが、雲が隠される。フォワードモーションマッチングは、両方のフレームにおいて山を整合させ、山が変化しない状態であるようにする。さらに、太陽が整合され、フレーム1における太陽がフレーム2における太陽のサブセットであるようにする。すなわち、太陽は、フレーム2において少なく隠された。しかしながら、雲は整合されない。
【0033】
バックワードマッチングは、フレーム2における整合されない雲をフレーム1における画像領域と整合させることを試みる。フレーム2の雲は、フレーム1の雲のサブセットであるので、逆方向に適応された整合ルーチンは、整合相手として雲を示す。
【0034】
(マッチングのフローチャート)
図9を参照して、ステップ910にて、本発明は、フレーム1において画像領域を決定する。同様に、ステップ920にて、フレーム2の画像領域が決定される。ステップ930にて、フレーム1からの画像領域が選択され、ステップ940にて、従来の整合ルーチンが適用される。ステップ950にて、整合された後、本発明は、整合されるべきフレーム1の任意のさらなる画像領域があるか否かを決定する。さらなる画像領域がある場合、ルーチンはステップ930に進む。さらなる画像領域がない場合、本発明は、ステップ960にて続行し、ここで、整合されないフレーム2の画像領域が選択される。新しい整合ルーチンは、ステップ970にて、逆方向に適用される。ステップ980にて、本発明は、整合されないフレーム2の任意のさらなる画像領域があるか否かを決定する。さらなる画像領域がある場合、本発明は、ステップ960に進み、ない場合、本発明は、ステップ999にて続行する。
【0035】
(エラー最小化)
図10は、エラー最小化の方法を示す。画像領域が一度整合されると、本発明は、エラー最小化として公知の手順を用いて、zオーダリング情報を計算する。エラー最小化は、本発明が、同じ画像フレーム内で重なり合う画像領域の収集が与えられた、重なり合う2つの画像領域を考察し、2つの画像領域のうちのどちらが、もう一方の画像領域を部分的に隠すのかを決定する工程である。これは、2つの画像領域間に対ごと(pairwise)の関係をもたらす。この慣例において、隠す画像領域は、隠された画像領域よりも低いzオーダリング(z−order)を有する。エラー最小化は、重なり合う画像領域の収集内の重なり合う画像領域の各対に適用される。目的は、対ごとの関係のシーケンスを生成することである。これらの対ごとの関係は、過渡的または周期的関係を形成し得る。
【0036】
重なり合う画像領域の収集の対ごとの関係が、過渡的関係を形成する場合、画像領域のzオーダリングは、過渡的関係と同じである。過渡的関係は、対ごとのオーダリングの全部が決定された後、領域のすべてがz軸に沿ってオーダリングされ、相対深さが割り当てられ得る関係である。例えば、図10aにおいて、対ごとの関係が、画像領域102は103の上方にあり、103は、101の上方にあり、102は101の上方にあることを決定した場合、102が103の上にあり、103が101の上にあることを決定することが可能である。これは、過渡的関係であると考えられる。逆に、対ごとの関係は、102が103の上方にあり、103が101の上方にあり、101が102の上方にあることを決定した場合、この関係は、周期的関係を生成する。なぜなら、これらの領域をz軸に沿ってオーダリングすることは不可能だからである。このような周期的関係が生じた場合、正確なzオーダリングは決定され得ない。周期的破断(breaking)と呼ばれる方法は、画像領域の収集のzオーダリングを決定する工程を含む。周期的破断の方法は、後節にて詳細に説明される。
【0037】
上述のように、図10aにおいて、それぞれ領域101、102および103と表示された背景、三角形および四角形の3つの画像領域があり、これらの各々は、2つのフレーム(Frame1、Frame2)間のこれらのセグメントの相対動作によって決定された共通のピクセルを共有する。対ごとの関係を決定するために、ルーチンは、共通のピクセルを共有する2つの画像領域を選択する。このルーチンは、第1の画像領域を第2の画像上に配置した結果を計算し、第2の画像領域を第1の画像上に配置する。結果として生じた2つの画像は、元の画像と比較され、より良好な整合が対ごとの関係を決定する。1実施形態において、整合は、結果として生じた2つの画像を元の画像ピクセルとピクセルによって比較することによって、および2つの画像間の最低平均エラーを計算することによって決定される。本発明の他の実施形態において、任意の他の統計的パラメータが、最良の整合を決定するための基準として用いられ得る。本発明は、さらに、2つの画像領域を比較することに限定されない。本発明は、任意の数の画像領域を同時に考察し得る。
【0038】
図10bにおいて、本発明は、領域101および102を用いて開始し、領域102上に配置された領域101を含む画像フレームを生成する。図10b、図10c、図10dおよび図10eにおいて、範囲104は、図10aフレーム1から三角形102および矩形103を除去することによる空白またはホール(hole)である。図10に図示する目的で、すべての後続ステップは、他のすべての領域が除去された背景が、依然として、それ自体と整合され得ることを想定する。101の下から見える三角形102の小さい部分は、102aと表示される。次の画像は、領域101上に描かれた領域102であり、図10cに示されたように、背景にて三角形を生成する。領域101上の領域102は、より良好な整合であり、領域102は領域101よりも低いzオーダリングを有する。
【0039】
次に、本発明は、領域101と103とを比較する。図10dは、領域103(四角形)上に領域101(背景)が描かれた結果を示す。これは、104と表示された上述のホールおよび下から見える103の部分を含む領域101を生成する。逆に、図10eは、領域101上に描かれた領域103が図10aとより近い整合である四角形および背景を生成することを示す。従って、領域103は、領域101よりも低いzオーダリングを有する。
【0040】
残りのすべては、領域102と領域103との間の対ごとの関係を決定する。本発明は、領域103上に配置された領域102の画像を生成し、これは図10fに見出され得る結果をもたらす。さらに、本発明は、領域102上に配置された領域103の画像(図10g)を生成する。領域103上の領域102は、第1のフレームとのより良好な整合を生成し、従って、領域102は、領域103よりも低いzオーダリングを有する。3つの画像領域をまとめて、領域102は、領域101よりも低いzオーダリングを有する領域103よりも低いzオーダリングを有することが決定され得る。この関係は、過渡的関係であるので、領域102が、領域101を隠す領域103を隠し、zオーダリングが決定される。
【0041】
図11を参照して、ステップ1110にて、本発明は、重なり合う画像領域の群を考察する。重なり合う2つの画像領域が1120にて選択される。ステップ1130にて、ルーチンは、エラー最小化を適用する。すなわち、第1の画像領域を第2の画像領域上に配置する工程は、第2の画像領域を第1の画像領域上に配置する工程よりも、元の画像と、より近い整合であるかどうかを決定する工程である。ステップ1140は、ステップ1130の結果を用いて、2つの画像領域間の対ごとの関係を生成する。ステップ1150は、重なり合う任意のさらなる画像領域があるか否かを照会し、さらなる画像領域がある場合、本発明は、ステップ1120へと飛び越える。さらなる画像領域がない場合、ステップ1160にて続行する。ステップ1160は、対ごとの関係が周期的関係を形成したか否かを照会する(6節にて十分に説明された)。ステップ1170にて、周期的関係を形成する場合、図15における周期的破断ルーチンが実行される。周期的関係を形成しない場合、ルーチンはステップ1180にて続行する。ルーチンは、対ごとの関係を用いて、zオーダリングを生成する。ステップ1190にて、本発明は、重なり合う画像領域の任意のさらなる群があるか否かを決定する。さらなる群がある場合、ルーチンは、ステップ1110へと飛び越え、続行する。さらなる群がない場合、本発明は、ステップ1199にて停止する。
【0042】
(周期破断)
上述のように、概して言うと、重なり合う画像領域の群間の対ごとの関係を決定する工程は、画像領域のzオーダリングを決定するために十分である。一般に、対ごとの関係は、図12に見出されるように、過渡的関係を決定する。領域121が領域122上にある場合、領域122が領域123上にあり、従って、領域121も領域123上にあることがわかる。
【0043】
しかしながら、時には、図13における状態が生じる。図13は、示されるように、3つの画像領域を表す。領域131はライトグレーの円形、領域132はダークブラックの円形、領域133はミディアムグレーの円形である。本図示のために、背景は無視される。なぜなら、背景を含むことは、内容を不必要に複雑にするだけだからである。
【0044】
整合ルーチンおよびエラー最小化アルゴリズムを適用した後、結果は、次の対ごとの関係(図13b〜図13gを参照)である。すなわち、画像領域131は領域132上にあり、領域132は領域133上にあり、領域133は領域131上にある。従って、画像領域は、図13aに見出されるように、周期的関係を有する。
【0045】
この周期的関係を過渡的関係に変更し、zオーダリングが取得され得るように、ルーチンは、対ごとの関係のうちのどれが最弱かを決定する。第1の画像領域を第2の画像領域上に配置する工程、およびこの対と元の画像との間の平均エラーを計算する工程が、第2の画像を第1の画像上に配置し、この対と、元の画像内の対応する領域の対との間の平均エラーを計算する工程と同じ値になる場合、対ごとの関係は弱いと考えられる。換言すると、2つの平均エラー間の差が小さい場合、対ごとの関係は弱いと考えられる。従って、関係を取り消す工程は、最終的な画像を著しく変更しない。本発明は、周期的関係が解消されるまで、最弱で開始する対ごとの関係を取り消す。図13において、画像領域133と画像領域131との間の対ごとの関係は最弱である。結果として生じた対ごとの関係は、領域132上の領域131、領域133上の領域132である。従って、過渡的関係が形成され、領域131がビュアに最も近い、すなわち、最低のzオーダリングを有し、領域132はより深く、より高いzオーダリングを有し、領域133はさらに深く、最高のzオーダリングを有することがわかる。図14は、結果として生じた画像を示す。これは、図13とほぼ同一である。
【0046】
図15を参照して、ステップ1510にて、本発明は、周期的関係を有する画像領域の群を考察する。ステップ1520にて、本発明は、どの対ごとの関係が最弱かを決定する。ステップ1530は、関係を取り消す。
【0047】
ステップ1540にて、本発明は、周期的関係が破断されたか否かを決定する。はいである場合、本発明は、ステップ1599にて戻る。いいえである場合、本発明は、ステップ1520に戻り、すべての周期的関係が破断されるまで、次の際弱の対ごとの関係を考察する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、既知の相対的なzオーダを有する3つのオブジェクトを含む画像フレームである。
【図2a】
図2aは、2つのオーバーラップする領域を含む画像フレームである。
【図2b】
図2bは、2つの領域がオーバーラップしなくなった画像フレームである。
【図3】
図3は、zオーダーリングプロセスのフローチャートである。
【図4a】
図4aは、隠れたセグメントの構造を決定するためにモーションマッチングが用いられる方法を示す。
【図4b】
図4bは、隠れたセグメントの構造を決定するためにモーションマッチングが用いられる方法を示す。
【図5】
図5は、2つのセグメントのいくつかの部分がオーバーラップする場合においても、モーションマッチングが効果的であることを示す。
【図6a】
図6aは、図6bと合わせて、従来のモーションマッチングルーチンが、部分的に塞がれている特定の領域を識別できない場合の一連の2つの画像フレームを示す。
【図6b】
図6bは、図6aと合わせて、従来のモーションマッチングルーチンが、部分的に塞がれている特定の領域を識別できない場合の一連の2つの画像フレームを示す。
【図7a】
図7aは、図7bと合わせて、従来のモーションマッチングルーチンが、特定の領域を識別することに成功する場合の一連の2つの画像フレームを示す。
【図7b】
図7bは、図7aと合わせて、従来のモーションマッチングルーチンが、特定の領域を識別することに成功する場合の一連の2つの画像フレームを示す。
【図8】
図8は、背景モーションマッチングが適用されるべき2つの画像フレームのシーケンスである。
【図9】
図9は、フォワードならびにフォワードおよびバックワードモーションマッチングのフローチャートである。
【図10a】
図10aは、領域(セグメント)を対ごとに比較するプロセスを示す。
【図10b】
図10bは、領域(セグメント)を対ごとに比較するプロセスを示す。
【図10c】
図10cは、領域(セグメント)を対ごとに比較するプロセスを示す。
【図10d】
図10dは、領域(セグメント)を対ごとに比較するプロセスを示す。
【図10e】
図10eは、領域(セグメント)を対ごとに比較するプロセスを示す。
【図10f】
図10fは、領域(セグメント)を対ごとに比較するプロセスを示す。
【図10g】
図10gは、領域(セグメント)を対ごとに比較するプロセスを示す。
【図11】
図11は、エラー最小化のプロセスのフローチャートである。
【図12】
図12は、過渡的関係を示す。
【図13a】
図13aは、周期的破断(cycle breaking)を示す。
【図13b】
図13bは、周期的破断を示す。
【図13c】
図13cは、周期的破断を示す。
【図13d】
図13dは、周期的破断を示す。
【図13e】
図13eは、周期的破断を示す。
【図13f】
図13fは、周期的破断を示す。
【図13g】
図13gは、周期的破断を示す。
【図14】
図14は、周期的破断後の過渡的関係の回復を示す。
【図15】
図15は、周期的破断のフローチャートである。

Claims (10)

  1. 局所的相対zオーダリング情報を決定する方法であって、該方法は、
    (a)デジタル画像データを含む第1の画像フレームと第2の画像フレームとを取得する工程と、
    (b)該第1の画像フレームと該第2の画像フレームとをセグメントに分割する工程と、
    (c)該第1の画像フレームのセグメントを該第2の画像フレームに整合させる工程と、該第2の画像フレームのセグメントを該第1の画像フレームに整合させる工程と、
    (d)画像フレーム間の該セグメントの相対変位(relative displacement)を表すセグメントの相対オフセットを決定する工程と、
    (e)該画像フレームの各々について、該セグメントが該セグメントの相対オフセットによって移動された場合、該フレーム内のどのセグメントが重なり合うのかを決定する工程と
    を包含する、方法。
  2. ステップ(e)から決定されたセグメントは、該セグメントの相対オフセット、すなわち相対zオーダリングによって移動された場合、重なり合うことを決定する工程をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 任意の周期的関係を破断する工程をさらに包含する、請求項2に記載の方法。
  4. セグメントは、実質的に均一の色の各々であり、複数の幾何学的図形および範囲で実施される、請求項1に記載の方法。
  5. ステップ(e)は、共通の境界を共有する2つ以上の整合されたセグメントの群を考察する工程を包含し、該セグメントは、フォワードまたはバックワードマッチングルーチンを用いて整合される、請求項2に記載の方法。
  6. セグメント間のzオーダリング関係は、ステップ(d)において決定された該セグメントの相対オフセットによって、セグメントを互いの上に配置し、結果を前記第2の画像フレームと比較して異なったパラメータを計算し、該異なったパラメータからzオーダリング関係を決定して、移動された場合に重なり合う第1の画像フレームにおける複数のセグメントを考察することによって生成される、請求項2に記載の方法。
  7. エラー最小化技術が用いられる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記周期的関係は、
    (a)周期的zオーダリング関係を共有するセグメントのシーケンスを取得する工程と、
    (b)該周期的関係が破断されるまで、セグメント間の最弱関係を取り消す工程とによって破断される、請求項3に記載の方法。
  9. セグメント間の関係の強度は、平均エラーの差異に基づく、請求項8に記載の方法。
  10. セグメント間の関係の前記強度は、任意の適切な統計的パラメータに基づく、請求項8に記載の方法。
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