JP2004516950A - 2つのカッターヘッドを有する食品切断用装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、食品(4)を切断する装置であり、スライサと呼ばれる形状の装置に関する。前記装置は、少なくとも2つのカッターヘッド(9、10)を具備している。各々のカッターヘッドによって出力された製品流れは、双方が合流し1つの製品流れを形成して加工されるか、又は複数の製品流れを形成して加工される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にハム、ソーセージ、チーズ等の食品を切断し、製品供給システム、切断ステーション及び切断物を搬送すべく切断ステーションの下流に設けられた搬送手段を有する装置に関する。
【0002】
【背景技術】
スライサとも称されるこの種の装置は公知である。2つの製品供給ユニットを有するスライサが、既に実用化されている。この2つの製品供給ユニットは、切断能力を向上させるために互いに平行に延在しており、2つの製品が、遊星歯車の態様で円運動し回転する態様にて駆動される切断ナイフによって同時に切断され得る。
【0003】
現在公知であるスライサは、全て、単一カッターを有し、間欠的又は連続的な送給態様を有する。間欠的な送給態様は、生ハム又はチーズブロックの如き通常短い製品に対して用いられる。これに対して、連続的な送給態様は、ソーセージ又は茹でハムの如き長い一連の製品に対して用いられる。
とりわけ間欠的な送給態様は、時間的損失及び製品流れの中断という欠点を有する。かかる欠点は、切断時間に対して著しく大きな装填時間を要することによって生じる。
【0004】
連続的な送給態様は、製品が切断工程の終了近くでもはや十分に誘導又は保持されず、2つの製品の間の遷移範囲が存在する故に損失が生ずるという欠点を有する。また、ただ1つのカッターヘッドを有するスライサについては、切断されるべき最大製品幅が、個々に用いられる単一カッターヘッドに依存して制限を受けるという問題がある。
【0005】
更に、この種の装置において、中断なしに動作する複数の包装機に必要とされる如き個々の製品に対する連続的な切断に関する連続的な製品流れにすることが、不可能かもしくは高技術の搬送装置を用いることによってのみ実現可能であることは、不都合なことである。
【0006】
【発明の概要】
少なくともほぼ同じ人的労力を用いて上記した種類の装置の能力を決定的に増加させること、及び後続のシステムの最適な活用を可能にすることが、本発明の目的である。
このことは、本発明によって特に成し遂げられる。それは、本発明による装置が少なくとも2つのカッターヘッドを備えており、カッターヘッド毎に形成される製品流れが、好ましくは連続的な製品流れを形成すべく共に誘導され、かつ更に加工されるか又は複数の製品流れを形成して更に加工されるからである。
【0007】
本発明による装置の利点は、製品供給ユニット又は各々のユニットに関連づけられた2つのカッターヘッドとともに関連づけられた駆動装置を有する複数の製品供給ユニットが、共通の基礎構造に統合されていることであり、その動作に関して以下に記述されている。
以下の利点は、少なくとも2つの製品流れの同時出力によって得られ、この利点は、特に、製品切り替え時間が長い製品長のために切断時間に対してより従属的な役割となる、例えば連続的に供給される長尺製品への利用において顕著である。
【0008】
装置毎に少なくとも2つのカッターヘッドを用いることによって、少なくとも最大切断幅の倍増が、また最大切断幅の倍増によって、切断能力の倍増がもたらされる。このことは特に、少数の切断片の部分に製品を切断すると、既存の下流側のシステム例えば包装機の能力が、最大限に活用され得るという結果となり、従前には容易には達成され得なかったことである。
【0009】
製品流れが交互にすなわち非平行に出力される装置の動作の場合、特に短い製品長によって、短尺製品への使用では、製品切り替え時間が、後続の工程が連続するための切断時間に関して大きな欠点を生じさせ、システムの全能力の大きな欠点を生じさせる。
かかる交互の動作、すなわち製品流れの交互の出力によって、煩わしい製品切り替え時間は大きな影響とはならない。なぜなら、一方のカッターヘッドの切断時間中に、もう一方のカッターヘッドへの送給がなされるためである。
【0010】
このことによって、下流側に設けられた搬送システムでの中間貯留行程が省略可能であり、他方では、包装機の不必要な停止がもはや必要ではなくなるという結果となる。これに対して、包装機の不必要な停止は、従前には大きな技術的搬送力を伴う場合にのみ起こり得たものである。
製品供給ユニットに置かれた製品の良好な切断位相中に、送給工程だけでなく薄切り片及び使用可能でない切断片を同時に誘導する初期切断工程が、別の製品送給で実行され得る。このことは、所望の切断片に関して、切断されてもはや不要な製品の端部領域が1つの供給ユニットに達する適当な時点において、製品送給を停止することができ、別の製品供給ユニットでは、製品送給が開始されて新たに動作が実行される当該ユニットが所望の切断片を搬送する。
【0011】
2つのユニットから発生する切断片流れを同時に誘導する技術的搬送によって、良好な切断片による所望の間断のない流れ、すなわち所望の厚さ及び大きさを有する切断片の流れが得られる。
この動作が短尺製品、例えばおよそ80cmよりも短い製品が切断されるべきときに実行され得ることは、特に興味深いことである。
【0012】
異なるナイフ回転速度を有し個々の供給ユニットに関連づけられた複数のカッターヘッドの供給ユニットの個々の動作は、時間単位毎に、同時に異なる数量の切断片で異なる製品を切断することを可能とし、その結果、対応する搬送技術と関連して、特に実用的な態様でいわゆる混成パックを製造することを可能とする。
【0013】
本発明の構成の中では、装置の全体的な性能がほぼ同じ人的労力で大幅に増大し、かつ既存の後続のシステムの生産能力がより活用され得ることは、かなり重要なことである。
本発明の更に有利な実施例は、従属する請求項に記載されている。
本発明の実施例は、図面に関して例示することによって以下に説明される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によって形成されたスライサの基本構成を側面図として示している。このスライサは、水平に対して斜めに伸長している製品送給部1と、製品送給部1の端部に設けられたカッターヘッドハウジング2とを有しており、図に示されている。製品送給部1は、切断(スライス)されるべき製品4を保持するための1以上の製品ホルダ3を含む。第1のコンベヤ5は、比較的短い態様で形成され、切断工程中に形成される切断片を受け取るべく設けられる。また、製品送給部1はベルト6を有し、ベルト6の下流側に切断片を搬送する。更なるコンベヤ要素及びコンベヤユニットは、図面に示されていないが、個々の切断片流れを別々に誘導するため、又は複数の切断片流れを同時に誘導するために用いられる。かかるコンベヤ手段は公知のものである。
【0015】
切断された切断片を直接受け取るように為されたコンベヤユニット5は、前進方向及び後退方向に動作せしめられ、特に切断開始時に生じる薄い片すなわち利用不能な切断片は、後退動作で誘導され得る。
個々の制御可能なコンベヤ5は、好ましくは各々のカッターヘッドに対して設けられ、積層片を形成すべく位置を下げることが可能である。
【0016】
本発明によって形成される全ての装置の如く、図面で示される実施例は、少なくとも2つのカッターヘッドを備えており、それらのカッターヘッドは図2に個々に示されている。各々のカッターヘッドは、それぞれナイフ9又は10を含んでおり、このナイフは、鎌状ナイフ又は遊星歯車の態様で円運動するラウンド(round)ナイフとして設計され得る。
【0017】
少なくとも、複数の切断ナイフは、好ましくは中心軸方向においてオフセットされた態様で配置され、共通の駆動装置で、又は互いに独立して駆動され得る。各々のカッターヘッドに対する切断される製品4の送給部は、複数のカッターヘッドに対して共通に製品供給ユニット1によって配置される。すなわち、製品ホルダ3は共通のモータによって駆動され、前進送給動作及び後退往復動作に関して同時に作動せしめられる。この場合では、少なくとも2つの製品流れが同時に出力される。かかる変形は、特に長尺製品に適しており、このとき、製品切り替え時間が切断時間に対して非常に小さくなる。
【0018】
とりわけ製品長さが短いために切断時間に対して比較的製品切り替え時間が長くなる短尺製品の切断の際には、各々の切断ユニットは、ユニット毎に関連づけられた製品供給ユニット7及び8を有する。この場合、製品供給ユニットは個別に制御され得る。また、製品流れは交互に出力される。よって、一方のカッターヘッドの切断時間中に、もう一方のカッターヘッドの送給部が稼動し、この態様で、いかなる煩わしく長い製品切り替え時間をも回避することが可能となる。むしろ、互いに中断なく交互動作する製品流れを付加することが可能である。
【0019】
図3による正面図は、同一の装置において互いに隣接して配置され、かつ鎌状ナイフ9及び10を有する2つのカッターヘッドを示している。各々の切断ナイフに供給される製品4は、各々の外周切断円の内側に置かれており、2つのカッターヘッドの切断ナイフが、ナイフの動作軌跡内で互いにオフセットされた角度で動くことが示されている。また、特に図4に見られる切断ナイフ9及び10は、中心軸方向において互いにオフセットして配置されている。
【0020】
この実施例に関して、2つのカッターヘッドのみが示されているが、多数のカッターヘッドが発明の構成の範囲内で用いられ得ること、及びこれらの点、すなわち実施例で示された2つのカッターヘッドの如きものは、製品供給ユニット、又は各々のカッターヘッドに関連づけられて各々が駆動装置に関連づけられた複数の製品供給ユニットを含む共通の基礎構造に統合されることは、理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるスライサの全体側面図である。
【図2】
図1に示されたスライサの平面図である。
【図3】
図1及び図2に示されたスライサのデュアル(dual)カッターヘッドの正面図である。
【図4】
図3に示されたデュアルカッターヘッドの全体平面図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にハム、ソーセージ、チーズ等の食品を切断し、製品供給システム、切断ステーション及び切断物を搬送すべく切断ステーションの下流に設けられた搬送手段を有する装置に関する。
【0002】
【背景技術】
スライサとも称されるこの種の装置は公知である。2つの製品供給ユニットを有するスライサが、既に実用化されている。この2つの製品供給ユニットは、切断能力を向上させるために互いに平行に延在しており、2つの製品が、遊星歯車の態様で円運動し回転する態様にて駆動される切断ナイフによって同時に切断され得る。
【0003】
現在公知であるスライサは、全て、単一カッターを有し、間欠的又は連続的な送給態様を有する。間欠的な送給態様は、生ハム又はチーズブロックの如き通常短い製品に対して用いられる。これに対して、連続的な送給態様は、ソーセージ又は茹でハムの如き長い一連の製品に対して用いられる。
とりわけ間欠的な送給態様は、時間的損失及び製品流れの中断という欠点を有する。かかる欠点は、切断時間に対して著しく大きな装填時間を要することによって生じる。
【0004】
連続的な送給態様は、製品が切断工程の終了近くでもはや十分に誘導又は保持されず、2つの製品の間の遷移範囲が存在する故に損失が生ずるという欠点を有する。また、ただ1つのカッターヘッドを有するスライサについては、切断されるべき最大製品幅が、個々に用いられる単一カッターヘッドに依存して制限を受けるという問題がある。
【0005】
更に、この種の装置において、中断なしに動作する複数の包装機に必要とされる如き個々の製品に対する連続的な切断に関する連続的な製品流れにすることが、不可能かもしくは高技術の搬送装置を用いることによってのみ実現可能であることは、不都合なことである。
【0006】
【発明の概要】
少なくともほぼ同じ人的労力を用いて上記した種類の装置の能力を決定的に増加させること、及び後続のシステムの最適な活用を可能にすることが、本発明の目的である。
このことは、本発明によって特に成し遂げられる。それは、本発明による装置が少なくとも2つのカッターヘッドを備えており、カッターヘッド毎に形成される製品流れが、好ましくは連続的な製品流れを形成すべく共に誘導され、かつ更に加工されるか又は複数の製品流れを形成して更に加工されるからである。
【0007】
本発明による装置の利点は、製品供給ユニット又は各々のユニットに関連づけられた2つのカッターヘッドとともに関連づけられた駆動装置を有する複数の製品供給ユニットが、共通の基礎構造に統合されていることであり、その動作に関して以下に記述されている。
以下の利点は、少なくとも2つの製品流れの同時出力によって得られ、この利点は、特に、製品切り替え時間が長い製品長のために切断時間に対してより従属的な役割となる、例えば連続的に供給される長尺製品への利用において顕著である。
【0008】
装置毎に少なくとも2つのカッターヘッドを用いることによって、少なくとも最大切断幅の倍増が、また最大切断幅の倍増によって、切断能力の倍増がもたらされる。このことは特に、少数の切断片の部分に製品を切断すると、既存の下流側のシステム例えば包装機の能力が、最大限に活用され得るという結果となり、従前には容易には達成され得なかったことである。
【0009】
製品流れが交互にすなわち非平行に出力される装置の動作の場合、特に短い製品長によって、短尺製品への使用では、製品切り替え時間が、後続の工程が連続するための切断時間に関して大きな欠点を生じさせ、システムの全能力の大きな欠点を生じさせる。
かかる交互の動作、すなわち製品流れの交互の出力によって、煩わしい製品切り替え時間は大きな影響とはならない。なぜなら、一方のカッターヘッドの切断時間中に、もう一方のカッターヘッドへの送給がなされるためである。
【0010】
このことによって、下流側に設けられた搬送システムでの中間貯留行程が省略可能であり、他方では、包装機の不必要な停止がもはや必要ではなくなるという結果となる。これに対して、包装機の不必要な停止は、従前には大きな技術的搬送力を伴う場合にのみ起こり得たものである。
製品供給ユニットに置かれた製品の良好な切断位相中に、送給工程だけでなく薄切り片及び使用可能でない切断片を同時に誘導する初期切断工程が、別の製品送給で実行され得る。このことは、所望の切断片に関して、切断されてもはや不要な製品の端部領域が1つの供給ユニットに達する適当な時点において、製品送給を停止することができ、別の製品供給ユニットでは、製品送給が開始されて新たに動作が実行される当該ユニットが所望の切断片を搬送する。
【0011】
2つのユニットから発生する切断片流れを同時に誘導する技術的搬送によって、良好な切断片による所望の間断のない流れ、すなわち所望の厚さ及び大きさを有する切断片の流れが得られる。
この動作が短尺製品、例えばおよそ80cmよりも短い製品が切断されるべきときに実行され得ることは、特に興味深いことである。
【0012】
異なるナイフ回転速度を有し個々の供給ユニットに関連づけられた複数のカッターヘッドの供給ユニットの個々の動作は、時間単位毎に、同時に異なる数量の切断片で異なる製品を切断することを可能とし、その結果、対応する搬送技術と関連して、特に実用的な態様でいわゆる混成パックを製造することを可能とする。
【0013】
本発明の構成の中では、装置の全体的な性能がほぼ同じ人的労力で大幅に増大し、かつ既存の後続のシステムの生産能力がより活用され得ることは、かなり重要なことである。
本発明の更に有利な実施例は、従属する請求項に記載されている。
本発明の実施例は、図面に関して例示することによって以下に説明される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によって形成されたスライサの基本構成を側面図として示している。このスライサは、水平に対して斜めに伸長している製品送給部1と、製品送給部1の端部に設けられたカッターヘッドハウジング2とを有しており、図に示されている。製品送給部1は、切断(スライス)されるべき製品4を保持するための1以上の製品ホルダ3を含む。第1のコンベヤ5は、比較的短い態様で形成され、切断工程中に形成される切断片を受け取るべく設けられる。また、製品送給部1はベルト6を有し、ベルト6の下流側に切断片を搬送する。更なるコンベヤ要素及びコンベヤユニットは、図面に示されていないが、個々の切断片流れを別々に誘導するため、又は複数の切断片流れを同時に誘導するために用いられる。かかるコンベヤ手段は公知のものである。
【0015】
切断された切断片を直接受け取るように為されたコンベヤユニット5は、前進方向及び後退方向に動作せしめられ、特に切断開始時に生じる薄い片すなわち利用不能な切断片は、後退動作で誘導され得る。
個々の制御可能なコンベヤ5は、好ましくは各々のカッターヘッドに対して設けられ、積層片を形成すべく位置を下げることが可能である。
【0016】
本発明によって形成される全ての装置の如く、図面で示される実施例は、少なくとも2つのカッターヘッドを備えており、それらのカッターヘッドは図2に個々に示されている。各々のカッターヘッドは、それぞれナイフ9又は10を含んでおり、このナイフは、鎌状ナイフ又は遊星歯車の態様で円運動するラウンド(round)ナイフとして設計され得る。
【0017】
少なくとも、複数の切断ナイフは、好ましくは中心軸方向においてオフセットされた態様で配置され、共通の駆動装置で、又は互いに独立して駆動され得る。各々のカッターヘッドに対する切断される製品4の送給部は、複数のカッターヘッドに対して共通に製品供給ユニット1によって配置される。すなわち、製品ホルダ3は共通のモータによって駆動され、前進送給動作及び後退往復動作に関して同時に作動せしめられる。この場合では、少なくとも2つの製品流れが同時に出力される。かかる変形は、特に長尺製品に適しており、このとき、製品切り替え時間が切断時間に対して非常に小さくなる。
【0018】
とりわけ製品長さが短いために切断時間に対して比較的製品切り替え時間が長くなる短尺製品の切断の際には、各々の切断ユニットは、ユニット毎に関連づけられた製品供給ユニット7及び8を有する。この場合、製品供給ユニットは個別に制御され得る。また、製品流れは交互に出力される。よって、一方のカッターヘッドの切断時間中に、もう一方のカッターヘッドの送給部が稼動し、この態様で、いかなる煩わしく長い製品切り替え時間をも回避することが可能となる。むしろ、互いに中断なく交互動作する製品流れを付加することが可能である。
【0019】
図3による正面図は、同一の装置において互いに隣接して配置され、かつ鎌状ナイフ9及び10を有する2つのカッターヘッドを示している。各々の切断ナイフに供給される製品4は、各々の外周切断円の内側に置かれており、2つのカッターヘッドの切断ナイフが、ナイフの動作軌跡内で互いにオフセットされた角度で動くことが示されている。また、特に図4に見られる切断ナイフ9及び10は、中心軸方向において互いにオフセットして配置されている。
【0020】
この実施例に関して、2つのカッターヘッドのみが示されているが、多数のカッターヘッドが発明の構成の範囲内で用いられ得ること、及びこれらの点、すなわち実施例で示された2つのカッターヘッドの如きものは、製品供給ユニット、又は各々のカッターヘッドに関連づけられて各々が駆動装置に関連づけられた複数の製品供給ユニットを含む共通の基礎構造に統合されることは、理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるスライサの全体側面図である。
【図2】
図1に示されたスライサの平面図である。
【図3】
図1及び図2に示されたスライサのデュアル(dual)カッターヘッドの正面図である。
【図4】
図3に示されたデュアルカッターヘッドの全体平面図である。
Claims (14)
- 特にハム、ソーセージ、チーズ等の食品を薄切りにする装置であって、
製品供給システム、切断ステーション及び薄切りされた製品の搬送のために前記切断ステーションの下流側に配置されたコンベヤ手段を有し、
前記装置は、少なくとも2つのカッターヘッドを備えており、カッターヘッド毎に作られる製品流れが、1つの製品流れを形成すべく一緒に誘導され、更に加工される又は複数の製品流れを形成して更に加工されることを特徴とする装置。 - 前記製品供給システムが、少なくとも2つの製品が平行に供給されるように製品供給ユニットを含むか、又は互いに隣接して配置されかつ独立して制御され得る少なくとも2つの製品供給ユニットを含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
- 別個の製品供給ユニットが、各々のカッターヘッドと個別に関連づけられているか、又は共通の供給ユニットが、複数のカッターヘッドと関連づけられていることを特徴とする請求項1又は2記載の装置。
- 1以上のナイフが各々のカッターヘッドと関連づけられていることを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
- 前記ナイフが、鎌状ナイフに形成されるか又は回転駆動され遊星歯車状に円運動するラウンド(round)ナイフとして形成されていることを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
- 前記製品供給ユニットが、送給動作及び引込動作に関して、特有な態様において個別に又は共通に制御されることを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
- 前記製品供給ユニットが、少なくとも動作時に水平方向に対して斜めに配置され、好ましくは個別に装填位置へ枢動可能であることを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
- 前記製品供給ユニットの各々に関連づけられた前記複数のカッターヘッドが、共通の駆動装置によって駆動されることを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
- 個々の製品供給ユニットと関連づけられた前記複数のカッターヘッドが、独自の駆動装置を各々有することを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
- 前記駆動装置の回転速度すなわち単位時間毎に各々のナイフによって実行される切断が、異なって設定されて異なる数量の切断片を含む複数の集合が作り出されることを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
- 前記ナイフの回転面で規定される個々のカッターヘッドの切断面すなわち前記切断面に各々関連する切断エッジが、製品供給方向又は回転軸方向において互いにオフセットしていることを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
- 前記個々のカッターヘッドの切断ナイフが、動作軌跡内で角度的に互いにオフセットして動作することを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
- 個々の搬送ユニット及び共通の搬送ユニットの両方が、複数のカッターヘッドに関連づけられ得ることを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
- 製品供給ユニット、又は各々のユニットに関連づけられたカッターヘッドとともに関連づけられた駆動装置を有する複数の製品供給ユニットが、共通の基礎構造に統合されていることを特徴とする先行請求項のうちいずれか1つに記載の装置。
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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DE (2) | DE10054514A1 (ja) |
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WO (1) | WO2002057057A1 (ja) |
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DE10353114A1 (de) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Cfs Kempten Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Aufschneiden von Lebensmittelriegeln |
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DE102009011555A1 (de) * | 2009-03-06 | 2010-09-09 | Inotec Gmbh Maschinenentwicklung Und Vertrieb | Vorrichtung zum Trennen von Wurstketten |
DE102009039825B4 (de) * | 2009-09-02 | 2013-01-03 | Dipl.-Ing. Schindler & Wagner Kg | Schneidmaschine |
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