JP2004513584A - データバス、特に自動車両内のデータバス - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、特許請求項1の前提部に記載した、データバスシステム、特に自動車両(自動推進車両)及びオートメーション技術におけるデータバスシステムに関する。
【0002】
この種のデータバスは例えば所謂LINバスによって知られている。LINバスの特徴は刊行物の論文記事「LINバス 安く且つ効率よく(LIN−Bus billig und effizient)」(エレクトロニーク・アウトモティーヴェ(Elektronik Automotive)、2000年6月、18頁以下)に記載されている。
【0003】
LINバスは、マスタ・スレーブ・原理に従う自動車両用データバスである。スレーブ・バスノード(補助制御ユニット或いは被制御機器)は、マスタ(メイン制御ユニット)のアドレス指定された命令メッセージに基づき、多数の単一スイッチング機能を実施する。その命令メッセージはアドレス指定のために識別フィールド(IDENT FIELD)を含んでいて、この識別フィールドには限定数の識別情報だけが設けられている。現在、64通りの識別情報だけが使用可能であり、この識別情報は識別子(Identifier, LIN−ID)とも称される。LINバスは車両における多数の様々な単一機能のために使用されるべきであり、例えば、ランプのオンオフのため、調整モータ(例えば、ウィンドウリフタ又は冷暖房装置のためのもの)の作動のため、センサ値(例えばタイヤ圧の監視又は気温の測定のためのもの)の読み込みのためなどである。可能な機能の数は識別子の数を何倍分も超過し、それにより多数の部分バスとのデータバス結合が必要不可欠である。
【0004】
LINバスの現在の定義によれば、LIN−IDはスレーブ・バスノード内に固定式で格納される。特別なLIN−IDが既にスレーブ・バスノード内に固定式で設けられていると、このことは他のスレーブ・バスノードのLIN−IDに直接的な影響を及ぼすことになる。LIN−IDに命令メッセージを割り当て得るためには、既に事前にLIN結合の構成を正確に認識する必要がある。それ故、システム設計が困難となり、並びに、同一部品の使用がほぼ不可能となる。1つのスレーブ・バスノードの変更は、多くの場合、結合に設けられている全てのスレーブが同様に変更されなくてはならないという結果を伴う。以下、スレーブ或いはスレーブ・バスノードのためには、メイン制御ユニット(マスタ)と区別し、補助制御ユニットという概念も使用される。
【0005】
本発明の課題は、冒頭に掲げた形式のデータバスを前記の短所に関して改善することである。
【0006】
この課題は特許請求項1に記載した特徴により解決される。本発明の有利は他の構成は従属請求項の対象である。
【0007】
本発明に従い、データバスのスレーブ・バスノードによって実施され得る全ての機能に対して各々少なくとも1つの機能番号が割り当てられる。この際、例えば、スレーブ・バスノード及びメイン制御ユニットの供給業者をも拘束する機能番号のカタログが使用可能とされ得る。スレーブ・バスノードの各供給業者には機能番号領域が配分され得る。各スレーブ・バスノードは不揮発性の第1メモリ領域を有し、この第1メモリ領域内には、例えば既に供給業者の工場において、各々のスレーブ・バスノードによって実施可能である機能の機能番号が固定式で保存されている。各スレーブ・バスノードはプログラミング可能な第2メモリ領域を有し、この第2メモリ領域内には、電子メイン制御ユニットの特別命令メッセージにより、特に完成状態に構成されたデータバスの初期設定時に、第1メモリ領域内に保存されている各機能番号に対し、識別フィールドのために設けられている識別情報(識別子,ID)が保存され得る。電子メイン制御ユニットは、継続的にデータバスと接続されているインテリジェンス制御機器、及び/又は、一時的にデータバスに接続可能である診断機器であり得る。
【0008】
本発明により、スレーブ・バスノードは、従来の技術と異なり、固定式の制御機器アドレス或いはコンポーネントアドレスを保持することはなく、それにより、そのようなアドレスの管理手間が最小限に抑えられる。機能或いは通知情報のアドレス指定は、本発明に従い、主としてコンポーネントに関連するのではなく、機能に関連して行われる。例えば、本発明により、必ずしも同じ構造のコンポーネントである必要はないが同時に同じ機能を実施すべき様々なスレーブ・バスノードには、この共通の機能を実施するために、同じ識別情報が割り当てられ得る。それにより識別情報が具体的なバス結合内で節約され得る。通知情報が常に先ずは全てのスレーブ・バスノードによって受信されることにより、アドレス指定されている機能がスレーブ・バスノードによって同時に実行される。
【0009】
好ましくはスレーブ・バスノードは、追加的な識別子コードを必要に応じて生成するためのコーディング装置を含んでいて、その識別子コードにより、スレーブ・バスノードが電子メイン制御ユニットの特別命令メッセージ内で区別可能とされ得る。このことは、特に、異なるスレーブ・バスノード内の1つの同じ機能番号に対して異なる識別情報が保存されるべき場合に必要である。殆どの使用時には、識別子コードを伴わなくても、識別情報により、スレーブ・バスノードの一義的な識別が既に可能である。しかし、この識別子コードは、複数の同一の同一部品を区別可能とするためにも用いられる。識別子コードは小さな識別であり得て(例えば最大で8ビット、データバスにおける256個の同一部品のためには十分である)出来るだけ簡単に作成されるべきである。識別子コードを生成するためのコーディング装置は小型で低価格であるべきである。システム結合が必要とされる場合、識別子コードは、システムデザイナによって可変に且つ個々に確定され得るべきである。識別子コードは、例えば、ジャンパ、ザッピング、又はプログラミングを用いて実現され得る。デフォルト値が予め設定され得る。このデフォルト値は、識別子コードが必要とされる場合にだけ変更される必要がある。この識別子コードは自らコンポーネントアドレスを表すものではないが、特に機能番号との関連で可変の「コンポーネントアドレス」として作用し得る。
【0010】
特別命令メッセージの識別フィールドのためには、好ましくは定義された識別情報が設けられ、この定義された識別情報により、機能番号に割り当てられる残りの識別情報が保存される以前に全てのスレーブ・バスノードが応答され得る。
【0011】
全体として本発明により所謂「動的ID授与」の形式で命令メッセージのフレキシブルなアドレス指定が可能とされる。
【0012】
本発明をより正確に説明するために、図面にはLINバスに基づく実施例が示されている。
【0013】
図1には、識別情報(以下、手短にLIN−IDと呼ぶ)の授与後、1つの機能を実施するための「通常の」命令メッセージの大まかな構成が示されている。
【0014】
命令メッセージ(MASSAGE FRAME)は、ヘッド部(HEADER)とデータ部(RESPONSE)とから構成されている。ヘッド部(HEADER)は、スタートフィールド(例えば13ビット)(SYNCH BREAK)と、クロック同期情報(SYNCH FIELD)と、識別フィールド(IDENT FIELD)とを含んでいる。識別フィールド(IDENT FIELD)は1バイト(実際のIDのために6ビット、並びに、2ビットのパリティ・チェック・ビット)だけを含んでいて、それにより、LID−IDの数は64通りに制限されている。この識別フィールドは命令のアドレス指定のために用いられる。データ部には、通常、複数のデータフィールド(DATA FIELD)の形式で、1つの機能を実施するための命令が続いている。最後は、チェックサムフィールド(CKS FIELD)を用いた通知情報で締めくくられている。(現在のLIN仕様、2000年4月17日の「LIN Protocol Specification Revision 1.1」に対応) 前記の機能は、例えば、白熱電球のスイッチオン、ステッピングモータの位置調整、センサ値の読み込み、又は、診断値の出力などであり得る。
【0015】
図2には、所謂動的LIN−ID授与の機能のために専用のものである特別命令メッセージの構成が示されている。
【0016】
識別フィールド(IDENT FIELD)内の入力00111100は、定義されている可能なLIN−IDであり、動的LIN−ID授与が実施される以前に、このLIN−IDによって全てのスレーブ・バスノードが応答され得る。フィールドDat0からDat7は通常の命令メッセージのデータ部(RESPONSE)のフィールドに対応する。フィールドDat0は、どの種類のスレーブ・バスノードとメイン制御ユニットが通信したいのかを知らせる。データバスに設けられている全てのノードがこの通知情報を評価すべき場合、Dat0の内容は例えば11111111であり得る。フィールドDat0を介し、例えば、定義されているスレーブ・バスノードのグループも応答され得て、それにより以降のデータフィールドが評価される。フィールドDat1は、次に要求されている機能の種類、ここでは動的LIN−ID授与のためのCMDを知らせる。このフィールドDat1は、全てのスレーブ・バスノード又はスレーブ・バスノードの所定のグループに該当する他の機能が更に定義される場合にだけ必要である。フィールドDat2からDat4には機能番号或いは通知情報番号NNrが続き得る。フィールドDat5には、必要な場合、追加的な識別子コード(KENNUNG)が続く。Dat6には、先行する通知情報番号NNrに対し、これらの通知情報番号を含んでいるスレーブ・バスノード内に保存されるべきLIN−IDが設けられている。フィールドDat7は、他の特徴のために空に保たれ得る。
【0017】
図2からは、特別命令メッセージが通常の命令メッセージと同じLINプロトコルを有することが見て取れる。従って、初期化段階においてLIN−IDの授与を実現するためにプロトコルの切替は不必要である。それにより、既に構成されているバスモニタ機器に対する互換性も確保されている。
【0018】
本発明に従い、既に例えばデータバスの開発段階における前作業として、カタログの形式で、データバスのスレーブ・バスノードによって実施され得る全ての機能に対し、各々少なくとも1つの機能番号(NNr)が割り当てられる。この際、最大装備が考慮される。機能番号の数は、可能なLIN−IDの数を何倍分も超過するもので、それ故、たとえデータバス内で全ての機能番号が必要でないとしても、機能番号NNr自体はLIN−IDとして使用され得ない。また、識別フィールド内に機能番号NNrを格納するには、この識別フィールドは小さすぎるものである。
【0019】
図3には、電子メイン制御ユニットMASTER(マスタ)及びスレーブ・バスノードA、B、C、D、E、Fを有するデータバスが描かれている。各スレーブ・バスノードA、B、C、D、E、Fは不揮発性の第1メモリ領域ROM(図4も参照)を有し、この第1メモリ領域ROM内には機能の機能番号NNrが固定式で保存されていて、これらの機能番号NNrは各々のスレーブ・バスノードによって実施可能である。また、各スレーブ・バスノードA、B、C、D、E、Fはプログラミング可能な第2メモリ領域RAMを有する(例えばEEPROMも使用され得る)。RAM内には、第1メモリ領域ROM内に保存されていて且つここで特別に描かれたデータバスのために必要とされている各機能番号NNrに対し、識別フィールド(IDENT FIELD)のために設けられている識別情報(LIN−ID)が保存されている(図4も参照)。
【0020】
スレーブ・バスノードA、B、C、D、E、Fは、追加的な識別子コード(KENNUNG)をマニュアル設定するために例えばジャンパの形式のコーディング装置を含んでいる。ここでは例えばAとBという異なるスレーブ・バスノードにおけるここでは例えばNNr=9876という機能番号に対し、ここではAのためにLIN−ID=23[DEC](LINプロトコル仕様によると6ビットに関する)及びBのためにLIN−ID=7[DEC]という異なる識別情報が保存されるべき場合には、前記のKENNUNGによりスレーブ・バスノードが特別命令メッセージ内で区別可能とされ得る。しかし、この識別子コードKENNUNGは、一義的なコンポーネントアドレス或いはスレーブ・バスノードアドレスに対応するものではない。図3では例えば08というKENNUNGが幾重にも授与されている。
【0021】
スレーブ・バスノードA、B、C、D、E、Fは、白熱電球スイッチのような極めて簡単なスイッチングコンポーネント、又は、診断可能な調整モータ制御装置のような小型のインテリジェント制御機器であり得る。しかし、スレーブ・バスノードA、B、C、D、E、Fは各ケースにおいてスレーブである。メイン制御ユニット(MASTER)は例えば個々のインテリジェント制御機器であり、この制御機器内ではLINデータバスが論理的にマッピングされている。この際、メイン制御ユニット(MASTER)のためには、スレーブ・バスノード(スレーブ)に関する以下の情報で十分である:
・ 全ての機能(即ち、機能を作動するために必要不可欠である通知情報)であり、これらの全ての機能は(Masterに複数のLINデータバスが接続されている場合には)各々のLINバス或いはLINバス結合を用いて使用されるべきである
・ 場合により、スレーブ・バスノードの識別子コード(KENNUNG)
・ 並びに、場合により、KENNUNGと通知情報番号NNrの結合論理
【0022】
少なくとも幾つかのスレーブ・バスノードの診断可能性が僅かなものであると前提することができる。この場合、メイン制御ユニット(MASTER)は、正に1つのスレーブ・バスノードと通信し得ることができる状況になくてはならない。また、メイン制御ユニットからスレーブ・バスノード(補助制御ユニット或いはスレーブ)へのデータ転送も、スレーブ・バスノードからメイン制御ユニットへのデータ転送も実施可能であるべきである。このことは、各補助制御ユニットに少なくとも知られている少なくとも2つの通知情報を強要する(たとえ補助制御ユニットが診断可能でないとしても、少なくとも、そのような通知情報が補助制御ユニットによって評価されてはならないことを知る必要がある)。この通知情報のために使用されるLIN−IDは予約済みとして見られる必要がある(従って、例におけるLINバスでは、後にマスタによって動的に授与されてはならない2つのLIN−IDも授与されている)。これらの予約済みのLIN−IDの1つは、動的LIN−ID授与を実施するために特別命令メッセージ内で使用されるLIN−IDとしても定義され得る。スレーブ・バスノード(LINスレーブ)は、n個の命令メッセージをソフトウェアに基づいて処理することができる状況にある。それにより、本発明に従い、これらの命令メッセージの各命令メッセージに対して機能番号或いは通知情報番号NNrが存在するということが各スレーブ・バスノードによって要求される。この場合、同じ構造のスレーブ・バスノードは同一のソフトウェア及び機能番号NNrをも有し、これらはスレーブ・バスノードのROM内に永久的に記憶されなくてはならない。各機能番号NNrのためには、RAM内において、割り当てられた8ビット(1バイト)のメモリセルがなくてはならなく、このメモリセル内に、これらの機能番号に割り当てられているLIN−IDがMASTERによって保存され得る。このメモリセルのデフォルト値は例えば00[DEC]である。
【0023】
スレーブ・バスノード内には、後に具体的なLINバス或いはLINバス結合において使用されるよりも多くの機能番号NNrが格納され得る。機能番号領域はLINコンソーシアムによって管理され得る。この場合、スレーブ・バスノード・供給業者或いは製造業者は、他の製造業者との重複を恐れることなく、自らの番号領域から機能番号NNrを自由に選択し得る。
【0024】
図4には、簡素化された例が描かれている。
【0025】
スレーブ・バスノードとして20個の白熱電球を有するLINバスにおいて、正に1つの命令メッセージだけを介し、MASTERからディマ値が送信される。スレーブ・バスノードを区別することは必要不可欠ではなく、その理由は、全てのスレーブ・バスノードが同一の機能を満たすためである。各スレーブ・バスノード内には、この機能に割り当てられている機能番号NNr=1234だけがあり、この機能番号には12というLIN−IDが保存される。KENNUNGは必要とされない。それにより全てのバスノードのKENNUNGは同一でデフォルト値00を有し得る。
【0026】
図5には、機能番号NNrの可能な構造が描かれている。
【0027】
ここでは3バイト長の番号が設けられる。この番号は2つの部分に区分される:最初の10ビットはスレーブ製造業者に対する情報を提供する。これらの番号は、LINコンソーシアムによってスレーブ製造業者に授与される(ほぼ1000の製造業者が可能である)。残りの14ビットから形成される番号は、製造業者により、スレーブ内にマッピングされている通知情報に割り当てられる。
【0028】
スレーブ製造業者にはスレーブのためのデータシートが発行され、このデータシートには、NNrに対して通知情報(それに付属するデータ長を有する)がどのように構成されているか(例えば、長さの情報、ビットの位置、…)が記載されている。
【0029】
機能番号或いは通知情報番号NNrのストラクチャに補足されるものとして次のものが挙げられる:
【0030】
通知情報番号NNrは、スレーブ・バスノードの次の特徴が認識可能となるように構成される:
・ 製造業者特有の記載情報
・ スレーブ・バスノードの構造形式、例えば、センサ、アクチュエータ、アクチュエータ及びセンサなどに分類されている。
・ NNrは、マスタからスレーブへの通知情報、又は、スレーブからマスタへの通知情報に関連する。
・ NNrは全てのための通知情報である。
【0031】
例えば、同じ構造形式の複数のスレーブ・バスノードのうち全てのスレーブ・バスノードにおいて、同一の機能或いは同一の機能番号NNrに関し、識別可能な送信且つ識別可能な受信が可能とされなくてはならない場合、これらのスレーブ・バスノードのKENNUNGと機能番号NNrとの結合が、データバス結合内で一義的で且つ一回限りである「コード」を作り出さなくてはならない。それから、そのために割り当てられているLIN−IDもバス結合内で一回限りであるということが出てくる。このことは、補助制御ユニット或いはスレーブ・バスノードを物理的に一義的に識別し得るために使用され得る。このことは診断目的のために特に役に立つ。LINバスでは、例えばスレーブからマスタへの全ての通知情報に、バス結合内で一回限りのLIN−IDが設けられる必要がある。(その理由は、正に1つのスレーブだけがLINプロトコル仕様によると時点xにメッセージをマスタに送信するためである。複数のスレーブが同時に送信を行うと、LIN通知情報内のリスポンスが破壊されてしまう。)
【0032】
マスタは理論的には継続的に且つ任意にLIN−IDを再整理し得る。それにより、LIN一致する命令メッセージを用いて64通りのよりも多い機能をアドレス指定することが可能である。この「トリック」は確かにメイン制御機器(マスタ)内でより多くの管理手間を要求するが、スレーブ・バスノード(LINスレーブ)に影響を及ぼすことはない。独立したバス又は各々に固有のメイン制御ユニットを有するバス結合の代わりに、例えば的を絞った適切な部分・バス・稼動或いは部分・バス結合・稼動が生成され得る。
【0033】
そのために、本発明に従い、メイン制御ユニット(MASTER)により、好ましくは、スレーブ・バスノード内にて、ある所定の時間のためには必要とされない機能或いは機能番号(NNr)に対して保存されている識別情報が、同じバス又はバス結合の任意のスレーブ・バスノード内にて、少なくともその所定の時間のために、例えばその所定の時間のために必要とされる他の機能或いは機能番号に対して保存され得る。つまり、メイン制御ユニットにより、スレーブ・バスノード内で1つの機能或いは機能番号に対して少なくとも予め設定されている第1時間のために保存されている識別情報(LIN−ID)が、任意の(同じ又は他の)スレーブ・バスノード内で他の機能或いは機能番号に対して少なくとも予め設定されている第1時間外の予め設定されている第2時間のために保存される。
【0034】
メイン制御ユニット内のこの「インテリジェンス・ソフトウェア」により、少数の識別情報の通知情報の短所が改善され得る。
【0035】
本発明によるこの構成を、図6及び図7に基づくLINバス結合を例として詳細に説明する。
【0036】
(簡素化のために図6及び図7においてバスノード内の識別子コード(KENNUNG)は描かれていない。識別子コード(KENNUNG)はこの例において意味を成さず、その理由は機能番号(NNr)が既に一義的であるためである。)
【0037】
図6には、機能的に異なる2つのLINバスシステムが互いに依存せずに描かれている。第1LINバスシステムは、マスタ1と、スレーブ・バスノードG、H、I(ブランチA)とから構成されている。第2LINバスシステムは、マスタ2と、スレーブ・バスノードK、L、M(ブランチB)とから構成されている。各LINバスシステム内にはLIN−ID(通知情報識別子とも称する)の形式の(64通りの可能な識別情報のうち)例えば50通りの識別情報が使用される。図6は識別情報(LIN−ID)の動的な割り当てが既に行われた後(処理方式は例えば図3に関して説明されている)のLINバスシステムを示している。ブランチA及びBは、各々、異なる機能番号NNrに対し、2,15,16,30,31,50というLIN−IDを使用している。
【0038】
図7では、図6によるLINバスシステムが統合されている。この場合、ここでは唯一のマスタ1(マスタ2は最早不必要である)は、特に予め設定されている第1時間に、ブランチAの全ての通知情報番号NNrにLIN−ID 0を割り当てる。ブランチBではLIN−IDが図6による第2LINバスシステムに対応して分配される。メイン制御機器(マスタ1)がLIN−IDを動的に且つ任意に割り当て得るので、LIN−IN 0の割り当ては、予め設定されている第2時間に、ブランチB内の全ての機能番号NNrに対しても行われ得る。識別情報、ここではLIN−IDの再整理は全システムの実行時間において任意に頻繁に実施され得る。
【0039】
前記方法の長所は以下の通りである:
− 識別情報空間の所謂拡大
− (物理的な)マスタ制御機器の数が最低限に抑えられ得る。
【0040】
可能な導入と使用:
【0041】
自動車構造では例えばエアコンディショナ及び補助ヒータがメイン制御ユニットから管理され得る。この場合、LINバスも適している。補助ヒータはロックされて停止している車両において使用される(予め設定されている第1時間);エアコンディショナはエンジンが稼動している場合にだけ使用される(予め設定されている第2時間)。両方のシステムは論理的に互いに分割可能である。それによりメイン制御ユニット(マスタ)を用いて両方の機能ユニットが上記の規準で駆動され得る。
【0042】
追加的に指摘されることとして、本発明はLINバスに制限されるものではなく、LINバスにおける使用のために特に有利であるということが挙げられる。
【0043】
例えば本方法は、例えばCANバス(多重マスタ・バスシステム)のような他のデータバスシステムにも転用され得る。CANバスシステムでは1つ(又は複数)のCAN制御機器が想定され、このCAN制御機器は(短時間的に)メイン制御ユニットとしてCAN識別情報を用いた取り扱いを担い、これらのCAN識別情報を動的に授与する。(この時点において他のCAN制御機器は補助制御ユニットになる。)この際、このことが複数のCAN制御機器によっても実施されることも考えられ、これらのCAN制御機器は交互に短時間的にCAN結合内のメイン制御ユニットになり、各々は機能番号NNrの領域のための権限を担うことになる。CANにおいても特別命令メッセージのためにプロトコルの切替は不必要であり、その理由は、より多くのデータフィールドが使用可能な状態にあるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
プロトコル仕様に従うLINバスにおける命令メッセージの大まかな構成を示す図である。
【図2】
可能な特別命令メッセージの構成を示す図である。
【図3】
スレーブ・バスノード内に識別情報を動的に保存した後の本発明によるデータバス、並びに、この例においてLIN−ID授与のために利用される簡素化されたメッセージ列を示す図である。
【図4】
追加的な識別子コードを必要としない簡素化されたデータバスを示す図である。
【図5】
機能番号の可能な構成を示す図である。
【図6】
動的LIN−ID授与を用いた独立した2つのLINバスを示す図である。
【図7】
LIN−IDの再整理が行われたことにより、統合されて唯一のものとなった図6によるLINバス結合を示す図である。
Claims (10)
- データバス、特に自動車両及びオートメーション技術におけるデータバスであって、このデータバスがスレーブ・バスノードを有し、これらのスレーブ・バスノードが、同様にこのデータバスに接続されている電子メイン制御ユニットにおけるアドレス指定された命令メッセージに基づいて機能を実施し、更にはそれらの命令メッセージが命令のアドレス指定のために識別フィールド(IDENT FIELD)を含んでいて、この識別フィールドのためには限定数の識別情報(LIN−ID)が設けられている、データバスにおいて、
データバスのスレーブ・バスノードによって実施され得る全ての機能に対して各々少なくとも1つの機能番号(NNr)が割り当てられること、
各スレーブ・バスノード(A、B、C、D、E、F;1、2、…、20)が不揮発性の第1メモリ領域(ROM)を有し、この第1メモリ領域内には、各々のスレーブ・バスノードによって実施可能である機能の機能番号(NNr)が固定式で保存されていること、及び、
各スレーブ・バスノードがプログラミング可能な第2メモリ領域(RAM)を有し、この第2メモリ領域内には、電子メイン制御ユニット(MASTER)の特別命令メッセージにより、第1メモリ領域内に保存されている各機能番号(NNr)に対し、識別フィールド(IDENT FIELD)のために設けられている識別情報(LIN−ID)が保存され得ることを特徴とするデータバス。 - スレーブ・バスノードが、追加的な識別子コード(KENNUNG)を生成するためのコーディング装置を含んでいて、このコーディング装置により、スレーブ・バスノード(A、B、C、D、E、F)が電子メイン制御ユニットの特別命令メッセージ内で必要に応じて区別可能とされ得ることを特徴とする、請求項1に記載のデータバス。
- 特別命令メッセージの識別フィールド(IDENT FIELD)のために、定義されている識別情報(LIN−ID=00111100)が設けられ、この定義されている識別情報により、全てのスレーブ・バスノード(A、B、C、D、E、F;1、2、…、20)が応答され得ることを特徴とする、請求項1又は2に記載のデータバス。
- 特別命令メッセージ内の識別フィールド(IDENT FIELD)の後には、少なくとも、機能番号(NNr)と、この機能番号に割り当てるべき識別情報(LIN−ID)とが続いていることを特徴とする、請求項3に記載のデータバス。
- 特別命令メッセージ内の識別フィールド(IDENT FIELD)の後には、少なくとも、機能番号(NNr)と、識別子コード(KENNUNG)と、機能番号(NNr)と識別子コード(KENNUNG)の組み合わせに割り当てるべき識別情報(LIN−ID)とが続いていることを特徴とする、請求項3に記載のデータバス。
- メイン制御ユニット(MASTER)により、スレーブ・バスノード(G;H;I)内で1つの機能或いは機能番号(NNr:9199, 8822; 1234, 5678; 8765, 4321)に対して少なくとも予め設定されている第1時間のために保存されている識別情報(LIN−ID)(2, 15; 16, 30; 31, 50)が、任意のスレーブ・バスノード(K、L、M)内で他の機能或いは機能番号(NNr:1999, 1888; 4555, 5666; 8777, 4333)に対して少なくとも予め設定されている第1時間外の予め設定されている第2時間のために保存されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のデータバス。
- 不揮発性の第1メモリ領域(ROM)を有し、この第1メモリ領域内には、各々のスレーブ・バスノードによって実施可能である機能の機能番号(NNr)が固定式で保存されていて、更に、プログラミング可能な第2メモリ領域(RAM)を有し、この第2メモリ領域内には、メイン制御ユニット(MASTER)の特別命令メッセージにより、第1メモリ領域内に保存されている各機能番号(NNr)に対し、識別フィールド(IDENT FIELD)のために設けられている識別情報(LIN−ID)が保存され得る、請求項1〜6のいずれか一項に記載のデータバスのためのスレーブ・バスノード。
- 追加的な識別子コード(KENNUNG)をフレキシブルに設定するためのコーディング装置を有する、請求項7に記載のスレーブ・バスノード。
- 特別命令メッセージを生成するための装置を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のデータバスのための電子メイン制御ユニット。
- 機能番号(NNr)に割り当てられる識別情報(LIN−ID)をプログラミングするための、請求項1〜6のいずれか一項に記載のデータバスを用いた方法。
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