JP2004508078A - 液流減速バリアを用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置 - Google Patents

液流減速バリアを用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、コーヒー抽出液が供給される少なくとも1つの入口(2)と、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を供給する少なくとも1つの出口(4.1、4.2)と、少なくとも1つの入口から少なくとも1つの出口(2)まで伸長し、かつ、それに沿って使用時に少なくとも1つの入口から少なくとも1つの出口(4.1、4.2)にコーヒー抽出液が流れる、少なくとも1つの液体流路とを備え、少なくとも1つの液体流路には、垂直の側壁および底部を有する緩衝リザーバが含まれ、少なくとも1つの入口は、少なくとも1つの入口に供給される少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流を発生させる少なくとも1つの噴出開口を備える、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置に関する。本発明によると、緩衝リザーバには、垂直の側壁からある距離離間している液流減速バリアが組み込まれる。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置であって、コーヒー抽出液が供給される少なくとも1つの入口と、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を供給(dispense)する少なくとも1つの出口と、上記少なくとも1つの入口から上記少なくとも1つの出口まで伸長し、それに沿って使用時にコーヒー抽出液が上記少なくとも1つの入口から上記少なくとも1つの出口まで流れる少なくとも1つの液体流路とを備え、上記液体流路には、垂直の側壁および底部を有する緩衝リザーバが組み込まれ、上記少なくとも1つの入口は、少なくとも1つの(又は1回の)コーヒー抽出液の噴流を発生させるための少なくとも1つの噴出開口を備え、上記噴流は、使用時にコーヒー抽出液が上記少なくとも1つの入口に供給されると上記緩衝リザーバに噴出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の装置は、欧州特許出願第0878158号から既知である。
【0003】
かかる装置は、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液(カフェ・クレムとも呼ばれる)を製造するのに特に申し分ないように思われる。微細な気泡の泡層は、空気で満ちたコーヒーの気泡である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するための手段】
それぞれの装置は非常に申し分ないものであるが、本発明は、均質な微細な気泡の泡層が形成される少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流の流量(flow rate)範囲を増大させるという意味での、装置の改善を目的としている。特に、本発明は、上述の流量が増大しても、同一または類似の微細な気泡の泡層が形成されることを提供することを目的としている。流量の変動、特に流量の増大は、たとえば装置の老朽化の結果である可能性がある。装置は、よく、圧力で入口にコーヒー抽出液を供給する、それ自体が既知の手段を含む。それ自体が既知の手段は、「ナポリタン(Napolitane)」装置、すなわち圧力を生成するポンプを含む装置などであるが、これはコーヒー抽出液の圧力が変動し得るという特性を有する。この変化は、装置の使用年数に関連し得る。しかしながら、この変化は、少なくとも1つの入口に供給されるコーヒー抽出液を得るために加圧されねばならない湯が通るコーヒー層(coffeebed)の厚さにより強く関連する。厚さが増加すると、コーヒー層に加わる圧力低下は増大し、その結果、入口に供給されるコーヒー抽出液の圧力が低下する。反対に、コーヒー層の厚さが減少すると、入口に供給されるコーヒー抽出液の圧力は増加する。その結果、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流の流量は増加する。また、コーヒー層の挽いたコーヒーの粒度が増大すると、圧力は増加する。その結果、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流の流量は増加する。そのため、形成される微細な気泡の泡層の特徴特性を、コーヒー抽出液の噴流の流量にあまり依存しない、したがって入口に供給されるコーヒー抽出液の圧力にあまり依存しないようにすることが、本発明の目的である。このように、本装置は、様々な厚さおよび粒度のコーヒー層が用いられる場合でも、入口に供給されるコーヒー抽出液の圧力が変化する装置を備えていても、本装置が適切に機能できることが達成される。
【0005】
このために、本発明による装置は、緩衝リザーバ内に、垂直の側壁からある距離離間された液流減速バリアを含むことを特徴とする。
【0006】
結果として、液流減速バリアにより、液流およびそれに関連する乱流の大きさが減少し、かつ抑制される。コーヒー抽出液の噴流の流量が実質的に増加した場合でも、流れの量および緩衝リザーバ内の関連する乱流はわずかしか増加しないと考えられる。するとこの結果、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流の流量がより少ない場合の泡層に匹敵する、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液が形成される。
【0007】
好ましくは、液流減速バリアは、緩衝リザーバの中央部と垂直の側壁との間に配置され、それにより、中央部から垂直の側壁の方向に流れる液流と、その反対に流れる液流とが制限される。
【0008】
特に、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流は、中央部に向けて送られる。中央部に向けて送られるコーヒー抽出液の噴流は、緩衝リザーバの中央部から垂直の側壁の方向に流れる液流をもたらす。この液流および関連する乱流の大きさは、この液流がその通路内で液流減速バリアに遭遇するので制限される。好ましくは、緩衝リザーバは、緩衝リザーバから少なくとも1つの出口にコーヒー抽出液を排出する少なくとも1つの液体排出通路と、中央部から見て液流減速バリアの外側に始点を有する少なくとも1つの液体排出通路とを備える。したがって、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流によって緩衝リザーバに供給される液体は全て、緩衝リザーバを出ることができるためには、液体減速バリアを通過しなければならないことになる。このため、液流減速バリアの動作は、非常に効率的である。
【0009】
特に、液流減速バリアは、中央部の周囲に伸長する第1の閉曲線に沿って伸長する。かかる実施形態では、特に効率的な様式で、緩衝リザーバ内の液流および関連する乱流が抑制されることは確かである。
【0010】
さらに、液流減速バリアは、第1の曲線の周囲に離れて伸長する第2の閉曲線に沿って伸長することが好ましい。かかる実施形態では、特に効率的な様式で、緩衝リザーバ内の液流および関連する乱流が抑制されることは確かである。さらに、特に、液流減速バリアは、間隔を置いて配置され、緩衝リザーバの底部からその上方に伸長するいくつかの障害物を備える。これらの障害物は、たとえばピン形であり得る。また、液流減速バリアは、緩衝リザーバの底部から、そこから離れる方向に伸長する金網壁を備えることも可能である。かかる液流減速バリアはまた、適切に機能することがわかっている。
【0011】
底部の少なくとも一部に粗面構造を設けることもさらに好ましい。一方で、少なくとも1つの液体噴流の流量が既知の装置において用いられる流量よりも少ない場合でも、この粗面により、均質な微細な気泡の泡層が得られると思われる。したがって、この特徴により、結果として、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流の流量範囲(その流量範囲で既知の装置においては同程度の微細な気泡の泡層が得られる)は、既知の装置に関して増大することができる。さらに、この粗面構造は、より均質な微細な気泡の泡層が得られる、すなわち、たとえ本発明による装置に匹敵する寸法を有したとしても、形成される気泡の直径の変化は、既知の装置によるものよりも小さいという利点を有する。
【0012】
したがって、本発明によると、本発明による装置と既知の装置とが同等の寸法である場合、本発明による装置を用いて、既知の装置を用いたコーヒー抽出液の噴流の流量範囲よりも大きいコーヒー抽出液の噴流の流量範囲で、より均質な微細な気泡の泡層が形成されることになる。ここで、液流減速バリアは、範囲の最大値が増加するという特定の結果をもたらすが、粗面構造の範囲は特に、最小値の拡張を生じる。
【0013】
特に、本装置は、2つの出口と、入口から第1の出口および第2の出口まで伸長する液体流路とを備える。液流減速バリアは、かかる装置を用いる場合、微細な気泡の泡層を有する略同量のコーヒー抽出液が2つの出口に供給されるという付加的利点を有すると思われる。出口のそれぞれが1つのカップを充填する場合、両方のカップは、このとき実質的に等しく充填されるであろう。このことは全て、緩衝リザーバ内の液流および関連する乱流の大きさが、液流減速バリアの結果として低減したという点で説明することができる。緩衝リザーバの液表面はより沈静し、そのため、緩衝リザーバから第1および第2の出口にそれぞれコーヒー抽出液を排出する2つの液体排出通路に、より均等に分配されることになる。
【0014】
【発明の実施の態様】
本発明は、ここで図面を参照してさらに説明する。
【0015】
図1において、参照符号(1)は、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置を示す。装置は、コーヒー抽出液が供給され得る少なくとも1つの入口(2)を備える。さらに、装置は、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を供給する第1の出口(4.1)および第2の出口(4.2)を含む。使用時に、各出口(4.1)および(4.2)の下に、カップ(5.1)および(5.2)を置いて、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液(カフェ・クレム)を充填することができる。1つのカップのみを両出口(4.1)および(4.2)の下に置いて、1つのカップのみが両出口から充填されるようにすることも可能である。
【0016】
装置は、少なくとも1つの出口(2)から出口(4.1)および(4.2)まで伸長する少なくとも1つの液体流路(6)を含む。使用時に、コーヒー抽出液は、少なくとも1つの出口から液体流路(6)に沿って第1および第2の出口(4.1)および(4.2)まで流れる。この実施例の入口(2)は、第1および第2の噴出開口(8.1)および(8.2)を備え、これらの噴出開口はそれぞれ、コーヒー抽出液が本実施例では管路(10)を介して入口(2)に供給されるときに、液体コーヒー抽出液の噴流を発生させるように配置される。
【0017】
液体流路(6)には、底部(12)および垂直の側壁(18)を有する緩衝リザーバ(16)が含まれ、その配置は、使用時にコーヒー抽出液が圧力で管路(10)を介して入口(2)に供給されるときに、2つの噴出開口により発生されるコーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)が、底部(12)に向けて噴出するようになっている。
【0018】
この全ての結果として、使用時に、コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)は、緩衝リザーバ内へ噴出する。さらに、この実施例では、底部(12)の少なくとも一部が粗面構造を備えると考えられる。この実施例では、底部(12)全体が粗面構造を備えている。しかしながら、底部は平滑であってもよい。
【0019】
装置はさらに、コーヒー抽出液を発生し、コーヒー抽出液を管路(10)に、たとえば0.3〜3気圧の圧力で供給する、それ自体が既知の手段(20)を含む。噴出開口を有する入口は、管路(10)内のコーヒー抽出液の流速に対する流速の増加をもたらす。そのためには、噴出開口(8.1)および(8.2)のそれぞれの表面積は等しく、たとえば、0.05〜0.5mmである。
【0020】
本実施例の緩衝リザーバ(16)は、ハウジング(22)内に位置付けられる。ハウジング(22)は、出口(4.1)および(4.2)を有する底部(24)を含む。さらに、ハウジング(22)内部には、緩衝リザーバ(16)の外側に隔壁(26)があり、これは、緩衝リザーバ(16)の外側で、ハウジング(22)の中央の空間を2つの互いに別個の部分(28.1)および(28.2)に分割するように配置される。この配置により、出口(4.1)がハウジング(22)の第1の部分(28.1)と液通するようになっている。さらに、出口(4.2)は、ハウジング(4.2)の第2の部分(28.2)と液通する。さらに、緩衝リザーバの底部(12)には、第1および第2のドレーン開口(30.1)および(30.2)設けられる。第1のドレーン開口(30.1)は、緩衝リザーバ(16)の内部とハウジング(22)の第1の部分(28.1)との間に液通を形成する。さらに、第2のドレーン開口(30.2)は、緩衝リザーバの内部とハウジング(22)の第2の部分(28.2)との間に液通を設ける。
【0021】
緩衝リザーバの垂直の側壁(18)には、側壁の上側から底部(12)の方向に伸長する第1の貫流開口(32.1)が設けられる。しかしながら、第1の貫流開口(32.1)は、底部(12)までは伸長せず、したがって緩衝リザーバ(16)からハウジング(22)の第1の部分(28.1)までは放出口(overflow)を構成する。同様に、緩衝リザーバ(16)の垂直の側壁(18)には第2の貫流開口(32.2)が設けられるが、緩衝リザーバ(16)からハウジング(22)の第2の部分(28.2)までは放出口を構成する。
【0022】
コーヒー抽出液を製造する、それ自体が既知の装置(20)は、本実施例では、使用時に水が充填される容器(40)を備える。容器(40)内には加熱素子(42)が配置される。加熱素子(42)は、サチェット(sachet:小袋)ホルダ(46)の底部で終端する昇液管(44)の周囲に配置される。使用時に、サチェットホルダ(46)は、挽いたコーヒー(48)が充填される、たとえば濾紙からなるサチェット(47)を収容する。サチェットホルダ(46)の頂部には蓋があり、この蓋により、サチェットホルダ(46)が収容されているリザーバ(40)が、蒸気が漏れないように閉鎖される。管路(10)は、蓋(49)を介して容器(40)の内部空間と連通している。
【0023】
さらに、緩衝リザーバ内には、液流減速バリア(50)が垂直に側壁(18)からある距離離間され、これは図1に単に概略的に示す。液流減速バリアの機能は、使用時に緩衝リザーバ内で大規模に発生する液流および乱流(すなわち、たとえば、中央部分から垂直の側壁の方向へ、およびその反対へ)を低減することである。図2において適切に見られるように、液流減速バリアは、緩衝リザーバの中央部分(52)(図面では水平斜線)と垂直の側壁(18)との間に含まれ、それにより、中央部分から垂直の側壁の方向へ、およびその反対への液流が制限される。液流減速バリア(50)と垂直の側壁との間の最短距離は、図2において「D」で示す。同様に、液流減速バリア(50)と中央部分(52)との間の最短距離は、図2において「d」で示す。本実施例において、コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)は、中央部分(52)に向けて送られる。したがって、コーヒー抽出液の噴流は、液面の高さに応じてこの中央部分(52)に衝突する。
【0024】
ドレーン開口(30.1)および(30.2)は、垂直の側壁(18)と液流減速バリア(50)との間に位置付けられる。その結果、ドレーン開口(30.1)および(30.2)、ならびに貫流開口(32.1)および(32.2)は、緩衝リザーバから出口(4.1)および(4.2)にコーヒー抽出液を排出する液体排出通路を構成し、これらの液体排出通路の始点は、中央部分から見て液流減速バリア(50)の外側にある。
【0025】
この実施例では、液流減速バリア(50)は、中央部分(52)の周囲に伸長する第1の閉曲線(54)に沿って伸長する。この実施例において、閉曲線(54)は円形である。さらに、液流減速バリアは、第1の曲線(54)の周囲に距離「b」を隔てて伸長する第2の閉曲線(56)に沿って伸長する。この実施例では、液流減速バリア(50)は、緩衝リザーバの底部から上方に伸長する、いくつかの間隔を空けて配置された障害物(58)を備える。この実施例では、障害物はピン形にデザインされている。したがって、各障害物は、たとえば、底部(12)から上方に伸びる金属ピンからなることができる。ピンの高さは、たとえば、緩衝リザーバの全高、または貫流開口(32.1)および(32.2)に隣接する緩衝リザーバの高さに等しくてよい。しかしながら、ピンはまた、貫流開口(32.1)および(32.2)に隣接する緩衝リザーバの高さより低くてもよい。
【0026】
この実施例において、ピン形の障害物(58)は、第1の曲線(54)および第2の曲線(56)の両方の上に配置することができ、これも同様に円形のデザインである。
【0027】
この時点まで説明した装置は、以下のように動作する。リザーバ(40)に水が充填される。次に、加熱素子(42)により、水が加熱される。その結果、容器(40)内の蒸気圧が上昇する。これにより、昇液管(44)内の加熱された水が、サチェットホルダ(46)に向けて押し上げられる。サチェットホルダ(46)において、すでに熱い水が、サチェット(47)を通して押し出される。これによりコーヒー抽出液が圧力で管路(10)に供給される。コーヒー抽出液は圧力で入口(2)に流れる。圧力で入口(2)に供給されたコーヒー抽出液は、噴出開口(8.1)および(8.2)をそれぞれ介して噴出する。このため、第1のコーヒー抽出液の噴流(14.1)は、緩衝リザーバ(16)の底部(12)に向けて噴出する。同様に、第2のコーヒー抽出液の噴流(14.2)は、緩衝リザーバ(16)の底部(12)に噴出する。コーヒー抽出液の噴流が底部(12)に衝突すると、その底部(12)への衝突の結果、すでにいくらかの気泡が形成されているだろう。次に、緩衝リザーバ(16)には、コーヒー抽出液がある程度まで充填され続ける。この実施例において、ドレーン開口(30.1)および(30.2)は、使用時に、単位時間当たり、緩衝リザーバからドレーン開口(30.1)および(30.2)を介して排出されるよりも多いコーヒー抽出液が、緩衝リザーバ(12)から噴出開口(8.1)および(8.2)を介して供給されるような寸法を有する。したがって、コーヒー抽出液の層が緩衝リザーバ内で形成される。装置は、使用時に緩衝リザーバ内でコーヒー抽出液の層が形成され、一方、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流が、緩衝リザーバ内で形成されたコーヒー抽出液の層へと噴出するようにデザインされる。緩衝リザーバの液面の高さは、たとえば、少なくとも5mmであり得る。しかしながら、他の値も可能である。次に、コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)は、緩衝リザーバ(16)内に存在するコーヒー抽出液の液表面に噴出する。複合された要因の結果として、微細な気泡の泡層がコーヒー抽出液上に形成される。これらの要因とは、たとえば、液体へと噴出するコーヒー抽出液の噴流、緩衝リザーバ内の液面の高さに応じてではあるが、底部(12)に対して噴出するコーヒー抽出液の噴流、および任意に、微小規模で局所的な乱流を引き起こす底部の粗面構造などである。また、粗面を有する底部は、いったんコーヒー抽出液の層が緩衝リザーバ内に存在すると、特に緩衝リザーバ内の液流を制限または低減する機能を有する。液面が十分に上昇すると、液体は貫流開口(32.1)を介してハウジング(22)の第1の部分(28.1)に流れる。次に、第1の部分(28.1)を介して、コーヒー抽出液は出口(4.1)を介してカップ(5.1)へと流れる。同時に、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液は、垂直の側壁(18)にある開口(32.2)を介してハウジング(22)の第2の部分(28.2)に流れる。第2の部分(28.2)から、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液は、出口(4.2)を介してカップ(5.2)へと流れる。
【0028】
底部が粗面構造を備えることにより、コーヒー抽出液の噴流(14.1)がわずか4g/秒の流量であっても、予測可能な安定した微細な気泡の泡層が、コーヒー抽出液上にすでに形成されていると思われる。同様のことが、コーヒー抽出液の噴流(14.2)にも当てはまる。この実施例において、装置(23)は、コーヒー抽出液の噴流がそれぞれ6g/秒であるような寸法になっている。この全ての結果として、コーヒー抽出液の流量がある程度変化し、かつ、たとえば、時を経るにつれて何らかの理由で流量が減少した場合でも、依然として同質の、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液が形成される。したがって、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液の形成が予測できる。さらに、粗面のために、微細な気泡の泡層は、比較的均質な構造を有する。すなわち、形成された泡の直径の範囲は比較的小さい。均一な特性を有する微細な気泡の泡層については、専門家が適宜言及している。
【0029】
所定の時間が経過すると、装置(20)は入口(2)にコーヒー抽出液を供給するのを停止し、コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)は遮断される。次に、緩衝リザーバは、ドレーン開口(30.1)および(30.2)を介して完全に液抜きすることができる。したがって、緩衝リザーバは、出口(4.1)および(4.2)に向けて液抜きする。
【0030】
使用時に、開口(32.1)および(32.2)からは同程度のコーヒー抽出液が流出し、ドレーン開口(30.1)および(30.2)には同程度のコーヒー抽出液が流れるため、カップ(5.1)および(5.2)は、その時実質的に同量のコーヒー抽出液で充填されるであろう。
【0031】
好ましくは、表面(12)の表面構造は、平均50〜2000μmの直径を有する粒子を含むサンドペーパーの表面粗さに相当する表面粗さを有すると考えられる。特に、この表面構造は、P12〜P300の範囲のサンドペーパーの表面粗さに相当する表面粗さを有すると考えられる。好ましくは、この表面構造は、P120〜P300の範囲のサンドペーパーの表面粗さに相当する表面粗さを有すると考えられる。
【0032】
当然、底部(12)の表面構造の粗さは、他のパラメータで決定することもできる。したがって、表面構造は、50〜2000umの範囲の表面粗さRaを有することができる。しかしながら、好ましくは、Raは50〜200umの範囲を有する。
【0033】
粗面構造は種々の方法で設けることができる。ここで考えられるのは、たとえば、放電処理(spark treatment)された表面である。表面(12)は、サンドブラストされていることも可能である。さらに、表面は化学エッチングされていることも可能である。これらの技法の組み合わせもまた可能である。
【0034】
粗面構造を得るために、表面(12)に沿って金網(60)を配置することも可能である。これは図5に示される。金網は、たとえば、バンドエイド構造の線のピッチおよび直径にそれぞれ対応する金属線のピッチ距離および直径を有する金属線の構造(編物)であり得る。この金属構造は、たとえば接着剤によって、緩衝リザーバの底部に設けることができる。同様に、金網上に、薄いプラスチックの被覆層またはコーティングを設けることも可能である。しかしながら、実際は、底部(12)は粗面構造を有する。
【0035】
液流減速バリアの効果は、以下のように説明することができる。コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)が緩衝リザーバへと噴出すると、大きな乱流を伴う大きな流れが緩衝リザーバ内に生じる。これは、緩衝リザーバ内で激しく旋回する液表面に変わる。この激しく旋回する液表面の結果として、均質で予測可能な微細な気泡の泡層が形成されることが可能な、コーヒー抽出液の噴流それぞれの流量の範囲が制限されることが判明している。たとえば、均一で、さらに微細な気泡の泡層が形成される流量を、5g/秒〜5.5g/秒と考えることができる。どんな理由であれ流量が減増加または減少した場合、通常と異なる、すなわち微細ではない気泡の泡層が形成されることになる。
【0036】
しかしながら、液流減速バリアの結果として、緩衝リザーバ(16)内の液流の量と付随する乱流とが低減される。コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)それぞれの、所望の均質な微細な気泡の泡層が依然として得られる流量の範囲は拡大されると思われる。その範囲の最大値は、たとえば7g/秒に上昇する。同時に、その粗面構造を有する底部(12)の結果として、その範囲の最小値は、4.5g/秒に低下する。したがって、コーヒー抽出液の噴流の流量範囲は、液流減速バリアによってかなり拡大される。粗面構造はこの効果を高める。
【0037】
液流減速バリアは、コーヒー抽出液全てが原理上液流減速バリア(50)を通過せねばならないという点で、特に効果的に用いられる。これは、一方ではコーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)が中央部分(52)に導かれ、他方では貫流開口(32.1)および(32.2)と同様にドレーン開口(30.1)および(30.2)が、中央部分(52)から見て液流減速バリアの外側に位置しているからである。換言すれば、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液は、中央部分から見て液流減速バリアの外側に位置する始点を有する液体排出通路を介して、緩衝リザーバから出て行く。
【0038】
液流減速バリア(50)はさらに、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液が、緩衝リザーバから第1および第2の出口(4.1)および(4.2)まで同量で流れることにより、カップ(5.1)および(5.2)はほどなく実質的に均等に充填されるという利点を有する。これは、液流減速バリアにより、緩衝リザーバ内の液表面が比較的沈静しており、緩衝リザーバ内の抑制された乱流および液流のためにほとんど旋回しないという事実に直接関連する。
【0039】
図1、5、および6を参照して、本発明による装置1の第2の可能な実施形態をここで論考する。第1の実施形態に対応する部品には、同じ参照符号が付されている。この装置において、液体リザーバ(16)の底部(12)は、本明細書中で上述したように、粗面構造を有する表面を得るために、前述の金網(60)を備えている。しかしながら、さらに、液流減速バリア(50)は、緩衝リザーバ(16)の底部(12)から離れる方向に伸長する垂直の金網壁(62)を備える。金網壁(62)は、第1の曲線(54)に沿って伸長する。この実施例において、第2の曲線(56)に沿って伸長する金網はない。したがって、金網壁(62)は、金網から作られるシリンダ壁を構成し、緩衝リザーバ(16)内に存在するコーヒー抽出液はシリンダ壁を通して流れることができる。金網壁は、たとえば、直径0.3mmの線からなる。これらの線は、1.5mmのピッチを有するリネンバインディング(linen binding)に従って編み込まれている。金網壁の機能は、図2の装置のピン形突起(58)の機能に完全に匹敵するため、ここでは説明しない。
【0040】
本発明は、本明細書中で上述した例示的な実施形態に決して限定されない。
【0041】
したがって、図1〜図6の緩衝リザーバの底部(12)は、上から見ると、わずかに凸状のデザインであり得る。これは、ドレーン開口(30.1)および(30.2)を介する液抜きが促進される。また、装置は、粗面構造を有する底部を備える必要はない。このため、底部は、たとえば平滑なデザインであってもよい。また、底部(12)の一部のみに粗面構造を設けてもよい。この部分は、たとえば、領域(52)に一致し、かつ/または曲線(54)内にあることができる。また図1〜図6の装置において、入口(2)は、1つの噴出開口(8.1)のみを有してデザインすることができ、この場合、噴出開口(8.1)は、たとえば入口(2)の中央に位置付けられる。したがって、1つのコーヒー抽出液噴流(14.1)のみが緩衝リザーバへと噴出される。しかしながら、微細な気泡の泡層は、完全に類似の方法で形成される。また、本明細書中で上述したように、カップ(5.1)および(5.2)は、それぞれドレーン開口(28.1)および(28.2)、貫流開口(30.1)および(30.2)、ならびに出口(4.1)および(4.2)を介して、緩衝リザーバから充填される。
【0042】
図1〜図6の装置では、緩衝リザーバの底部(12)はホルダの底部(24)と一致させることができる。しかしながら、その場合、ドレーン開口(30.1)および貫流開口(32.1)は、出口(4.1)の上方に位置するべきであり、ドレーン開口(30.2)および貫流開口(32.2)は、出口(4.2)の上方に位置するべきである。そのような実施形態では、図1において底部(12)と底部(24)との間に位置する隔壁(26)の部分は、存在しない。また、貫流開口(32.1)および(32.2)は省略することができる。次に、ドレーン開口(30.1)および(30.2)を拡大して、緩衝リザーバが溢れるのを防ぐことができるが、緩衝リザーバ内には抽出液の層が形成される。
【0043】
緩衝リザーバの底部(12)の垂線は、コーヒー抽出液の噴流のそれぞれと、たとえば80度未満の角度Aをなしていてよく、角度Aは、たとえば45度に等しく、好ましくは0度に等しい。さらに、サチェットホルダ(46)およびサチェット(47)は、欧州特許第0904717号のアセンブリに置き換えることができる。この場合、欧州特許第0904717号からのホルダの底部の開口は、たとえば記載の噴出開口(18.1)などの噴出開口(ノズル)をさらに備えていてもよい。緩衝リザーバはまた、ドイツ特許第1012847号および第1013270号に記載されるようにデザインすることができるが、液流減速バリアがさらに配置され、任意で粗面が設けられる。本明細書で論考した実施例において、出口はそれぞれ開口からなる。これは必須ではない。出口は、貫流開口(32.1)および(32.2)、ドレーン開口(30.1)および(30.2)、または別の部品からなることもできる。かかる変形例は全て、本発明の範囲に入ることが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による装置の第1および第2の実施形態の透視図である。
【図2】
図1の装置の第1の実施形態の一部の断面図である。
【図3】
図1の装置の第1および第2の実施形態の一部の断面図である。
【図4】
図1の装置の第1の実施形態の一部の断面図である。
【図5】
図1の装置の第2の実施液体の一部の、図2に類似の断面図である。
【図6】
図1の装置の第2の実施形態の一部の、図4に類似の断面図である。

Claims (23)

  1. コーヒー抽出液が供給される少なくとも1つの入口と、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を供給する少なくとも1つの出口と、前記少なくとも1つの入口から前記少なくとも1つの出口まで伸長し、かつ、それに沿って使用時に前記少なくとも1つの入口から前記少なくとも1つの出口までコーヒー抽出液が流れる、少なくとも1つの液体流路とを備え、該少なくとも1つの液体流路には、垂直の側壁および底部を有する緩衝リザーバが含まれ、前記少なくとも1つの入口は、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流を発生させる少なくとも1つの噴出開口を備え、前記少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流は、使用時に前記少なくとも1つの入口にコーヒー抽出液が供給されると、前記緩衝リザーバへと噴出する微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置において、前記緩衝リザーバにおいて、前記垂直の側壁からある距離離間している液流減速バリアが含まれることを特徴とする装置。
  2. 前記液流減速バリアは、前記緩衝リザーバの中央部と前記垂直の側壁との間に含まれ、それにより、前記中央部から前記垂直の壁の方向への液流が制限されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流は、前記中央部に向けて送られること特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 前記緩衝リザーバは、該緩衝リザーバから前記少なくとも1つの出口にコーヒー抽出液を排出する少なくとも1つの液体排出通路を備え、前記少なくとも1つの液体排出通路は、前記中央部から見て前記液流減速バリアの外側にその始点を有することを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 前記液流減速バリアは、前記中央部の周囲に伸長する第1の閉曲線に沿って伸長することを特徴とする、請求項2、3、または4に記載の装置。
  6. 前記液流減速バリアは、前記第1の閉曲線の周囲に離れて伸長する第2の閉曲線に沿ってさらに伸長することを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 前記液流減速バリアは、互いにある距離離間し、前記緩衝リザーバの前記底部から上方に伸長する複数の障害物を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記障害物はピン形であることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9. 前記液流減速バリアは、前記緩衝リザーバの前記底部から離れて伸長する金網壁を備えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記底部の少なくとも一部は、粗面構造を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記表面構造は、平均50〜2000μmの直径を有する粒子を含むサンドペーパーの表面粗さに相当する表面粗さを有することを特徴とする、請求項10に記載の装置。
  12. 前記表面構造は、P12〜P600の範囲のサンドペーパーの表面粗さに相当する表面粗さを有することを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 前記表面構造は、P50〜P300の範囲のサンドペーパーの表面粗さに相当する表面粗さを有することを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 前記表面構造は、50〜2000μmの表面粗さRAを有することを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  15. 前記表面構造は、50〜200μmの表面粗さRAを有することを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  16. 前記底部は、放電処理されていることを特徴とする、請求項10〜15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記底部は、サンドブラストされていることを特徴とする、請求項10〜16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記底部は、化学エッチングされていることを特徴とする、請求項10〜17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記底部上に、前記粗面構造を得るために金網が設けられることを特徴とする、請求項10〜18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記底部の垂線が、前記コーヒー抽出液の噴流と、80度未満の角度Aをなすことを特徴とする、請求項1〜19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 前記底部の前記垂線は、前記コーヒー抽出液の噴流と、45度に略等しい角度Aをなすことを特徴とする、請求項20に記載の装置。
  22. 前記表面の前記垂線は、前記コーヒー抽出液の噴流と0度に略等しい角度をなすことを特徴とする、請求項20に記載の装置。
  23. コーヒー抽出液を製造し、前記少なくとも1つの入口に圧力でコーヒー抽出液を供給する手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜22のいずれか一項に記載の装置。
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