JP2004508072A - 同一側部に空気流れの入口及び出口を備えた薬物容器、並びに、該容器の使用方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図2C
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、改善された薬物吸入器に関する。より詳しくは、本発明は、肺内への薬物の適切な沈着を容易にするため、喘息患者等により使用可能な改善された乾燥粉末薬物容器に関する。乾燥粉末薬物吸入器は、薬剤にアクセスし、ユーザーの肺への薬剤の供給を改善するための新規な突き通し機構及び流れ構成を使用する。
【0002】
【従来技術】
気管支喘息及び他の呼吸器系疾患の広範囲に亘る存在は、多数の薬剤の開発を惹起してきた。これらの薬剤は、制限された呼吸通路を開放し、或いは他の仕方でユーザーがより容易に呼吸することを可能にするべく使用することができる。時折の若しくはより小さいアタックのみを被る喘息患者がいるが、それ以外の患者にとっては、多数の呼吸は、適切な薬剤の頻繁な使用によってのみ可能とされるある種の戦いとなる。これらの薬剤は、薬剤の型式及びユーザーにより直面された特定の問題に依存して、乾燥若しくは液体のいずれかの形態にあり得る。
【0003】
本質的に2つの型式の吸入装置が存在しており、これらは、肺に投与される医薬の管理のための市場で現在市販されている。広く行き渡っている吸入装置は、加圧された計量化服用量吸入器(MDI)であり、該吸入器は、圧縮不活性液化ガス、例えば、クロロフルオロカーボン(CFCs)又はハイドロフルオロカーボン(HFCs)内で支持された医薬を含んでいる。MDIsは当該技術分野で周知されており、一般に使用されている。
【0004】
これらの圧縮不活性ベースの吸入装置は、煙霧質キャニスターから所定の服用量の薬剤を首尾良く配給するという利点を有する。しかしながら、薬粒子は、典型的には、吸入装置から高速度で推進される。かなりの量の薬剤が、患者の口又は咽喉内の組織に衝撃を与え、肺内への沈着物として利用できなくなる。更には、大気中のオゾンの減少及びクロロフルオロカーボンの圧縮不活性ガスの間の連関についての懸念の増大は、乾燥粉末吸入装置の開発を始めとする、肺に薬剤を配給する代替手段の開発に注意を向けさせた。
【0005】
乾燥粉末吸入器は、第2の主要型式の吸入装置を表している。出願人が知っており且つ市場に存在している乾燥粉末吸入器は、乾燥粉末薬を肺に輸送するための伝達手段として患者の吸気を利用する。吸入の間に医薬が肺内に搬送されるので、口及び咽喉の内壁への薬剤の損失が少なくなる。加えて、患者の吸入を使用することは、しばしば最も必要とされる肺内の深いところに到達する薬剤の量を増大させる。
【0006】
現在のところ、クロロフルオロカーボン又は他の圧縮不活性ガスを使用することなく細かい微粒子粉末を肺に提供するため使用する基本的な方法が4つ存在する。1つの共通した方法は、予め測定された服用量の治療活性材料及びカプセルを用いて使用するための吸入装置を含む、ハードゼラチンカプセルの使用に頼っている。このカプセルは、該カプセルを開放し又は孔開けして該服用量の薬剤をさらすことに役立つ、吸入装置内に配置されている。この薬剤は、患者が該装置のマウスピースを通して吸引するとき形成される真空作用によって該カプセルから取り出され、患者の肺への輸送のため吸い込まれた空気流れ内に乗って運ばれる。空のカプセルは、各々の使用後に吸入装置から着脱される。
【0007】
この型式のカプセル技術を使用した吸入器は、米国特許番号3,807,400(ココッツア)、3,906,950(ココッツア)、3,991,761(ココッツア)及び4,013,975(ココッツア)に記載されている。これらの装置の各々の意図は、カプセル内部から粉末化薬剤の全てを除去することである。しかしながら、患者により発生された空気流れは、典型的には、カプセルからの薬剤の完全な除去を達成するには不十分であることが見出された。このことは、特に、喘息に起因して吸引能力が低下した患者にとって真実であり得る。
【0008】
加えて、ゲラチンカプセルは、貯蔵の間の相対湿度により影響され、湿気のある環境では水和されるようになる。水和化は、カプセルの開放能力を低下させ、粉末内容物の凝塊形成を生じさせる。乾燥した気候では、当該カプセルは、脱水化され、該カプセルの壊れやすいひび割れを生じさせ、カプセル表面の薬剤の静電気的吸引に起因して、吸引可能な細かいゲラチン破片を作り出し又は妥協した服用になる可能性がある。
【0009】
乾燥粉末薬剤の配給の第2の方法は、各々が密封されたブリスター内に含まれる多数回に亘る服用量の薬剤を含んだパッケージを提供することに頼っている。本パッケージは、その内容物の吸引前に、個々のブリスターのパッケージ及び穿孔のための装着手段が設けられた特別に設計された吸引装置と結合して使用される。この型式の配給システムは、EPO特許出願公報No.0211595A2(ニューエルら)、EPO特許出願公報No.0455463A1(ブェラスクエズら)、及び、EPO特許出願公報No.0467172A1(ココッツアら)に記載されている。患者が吸引するとき、吸引された空気流れの一部分は、穿孔ブリスターを通って連続的に流れ、薬剤を流れに乗せて運び且つ吸気内に薬剤を包含させる。患者の吸気流れへの薬剤の配給は、薬剤を取り出す上で十分な流れがブリスターを通って発展するとき開始する。患者への薬剤の配給時刻又は配給率を制御する手段は設けられていない。
【0010】
乾燥粉末薬剤の配給のための第3の方法は、遙かに多数の服用にとって十分な薬剤を含むドラッグリザーバーを備え付けた装置の使用を含んでいる。ドラコタービュホーラー(Draco TURBUHALER;商標名)は、この型式の装置の一例であり、米国特許No.4,688,218(ヴァータネン)、米国特許No.4,667,668(ヴァータネン)、米国特許No.4,667,668(ヴェターレン)及び米国特許No.4,805,811(ヴェターレン)に詳細に記載されている。本装置は、ある服用量の薬剤をリザーバーから引き出し、引き出された服用量の薬剤を患者による吸引用に与えるための手段を提供する。患者が本装置のマウスピースを吸引するとき、服用プレート内の穿孔にある薬剤は、吸気の流れに乗って運ばれ、1つ又は複数の導管を通って流れる。これらの導管は、薬剤が患者にとって利用可能となる前に粉末塊を壊すための渦形成手段として機能する。リザーバー内への湿気の進入は、粉末内容物の凝塊形成を生じさせ、服用プレート内の穿孔に粉末を保持することに起因して服用を妥協させる。
【0011】
乾燥粉末薬剤の配給の第4の方法は、粉末化薬剤を流れに乗せるか、キャリアスクリーンからの薬剤を、該スクリーンに空気を通過させることにより持ち上げるか、或いは、該装置のマウスピースを通して患者に粉末を引き続いて導入した状態で混合チャンバー内で粉末薬剤と空気とを混合させることのいずれかのために、空気を提供するピストンの使用を含んでいる。この一般的な型式の装置は、PCT WO93/12831(ジーレンベルグら)、ドイツ特許No.DE41133274A1(クーネルら)、ドイツ特許No.DE4020571A1(ホコレイナーら)及び米国特許番号5,388,572(ムルホウザーら)に記載されている。ピストンシステムの組み込みは、各々の場合において、患者による使用の観点及び装置の製造能力の観点の両方において、吸引装置の複雑さを追加する。
【0012】
乾燥粉末吸引器の最近の改善は、「薬剤の配給をトリガーするための吸引作動型の流れ配給手段を有する乾燥粉末薬剤吸引器」という標題の米国特許No.5,988,163号に含まれている。この文献で開示された吸引器は、薬剤の肺への深い浸透を増大させ、凝塊形成を減少させる、構成を利用している。
【0013】
乾燥粉末吸引器において、かなりの進歩が最近の十年間に亘ってなされたが、まだかなりの改善の余地がある。例えば、ブリスターパックを使用する多数の形態において、薬剤は、空気流れがブリスターパックの頂部に入り、該薬剤を乗せて流れながら底部を通って出てくるように、該ブリスターパックを貫通してランセットを前進させることによりアクセスされる。しかし、そのような形態は、幾つかの顕著な欠点を有する。
【0014】
第1に、ブリスターパックがランセットにより突き通されたとき、フォイルが薬剤を包み込み又はその一部分を包み込む態様でランセットの通り道から該フォイルが押し出されることは、珍しくないからである。ブリスターパックの歪曲された部分は、しばしば、薬剤の一部分が空気流れ内に乗って運ばれることを防止し、かくして、患者に到達する薬剤の量を減少させる。
【0015】
第2には、ランセットをブリスターパックを通して進めることは、薬剤が落ちることのできる開口を残すことになる。薬剤が吸気流れチャンネルの一部分内に落ち、該薬剤が一旦ユーザーが吸引するとき適切に配給されるときは、通常では、このことは、問題を与えない。しかし、ランセットが図らずも作動されるか又はユーザーが該ランセットが既に作動されたということを忘れた場合には、薬剤が吸気流れチャンネル内に残っている間に、ブリスターパックは、次のブリスターをランセットの下方に配置するため前進される。一旦、ランセットが再び作動され、ユーザーが吸引すると、該ユーザーは、2倍の服用量の薬剤を受け取ることになる。(子供が吸引器を用いて遊び、ブリスターパックを繰り返し前進させ突き通すと、吸引器の吸引チャンネル内には非常に大量の服用量の薬剤が残されるおそれがあると考えられる)。喘息薬の中には、図らずも2倍の服用量を供給することは、望ましくなく、患者に危険である可能性がある。
【0016】
かくして、改善された薬剤容器の必要性、並びに、該容器を作動させる方法及び機構に対する必要性が存在している。この容器及び吸引器は、薬剤が適切に肺中に配られることを確実にするように薬剤流れを制御する。そのような装置は、好ましくは、吸気流れ内に薬剤を解放し、ブリスターパック内に治療上かなりの量の薬剤を置き去りにすることを回避する。そのような構成は同時的服用又は多重服用をも禁止するようにするべきである。そのような構成は、比較的安価で使用に便利であるべきである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、肺への薬剤の分配を最大にするため薬剤の流れを改善する乾燥粉末薬剤の管理のための薬剤容器を提供することである。該薬剤は、純粋な薬粒子であっても、或いは、例えばラクトース等のキャリア粒子に乗せられた薬粒子であってもよい。
【0018】
本発明の別の目的は、多数回に亘る服用能力、及び/又は、便利に再積載される能力を有する、使用するのが容易であるような薬剤容器を提供することである。
【0019】
本発明の別の目的は、薬剤が吸気に乗って運搬されるまで容器内部に薬剤を保持するような、該薬剤容器を提供することである。
本発明の更に別の目的は、吸気中の薬剤の運搬流れを改善する容器から薬剤を取り出すための方法を提供することである。
【0020】
本発明のなお更なる目的は、機能的に簡素で比較的安価であるような薬剤容器を提供することである。
本発明の更に別の目的は、吸気中の薬剤の運搬流れを改善するため薬剤容器と相互作用する吸引器を提供することである。
【0021】
本発明の上記及び他の目的は、薬剤容器の特有に図示された実施形態で理解される。この薬剤容器は、空気中の薬剤の運搬流れを改善し、肺中への薬剤の沈着を向上させるため、同じ側での空気流入及び空気流出を提供するように突き通される。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様によれば、薬剤容器には、上側表面及び下側表面が備えられる。上側表面は、略平面状であり、ランセット機構により容易に突き通され、変形され得る、フォイル、プラスチック又はそれらと類似の材料から形成される。薬剤容器の反対側の下側表面は、薬剤を含むブリスターを形成するように凹んでいる。好ましくは、下側表面は、突き通し、潰れ又は他の損傷に耐えられる、例えば、アクラー(Aclar)又はポリカーボネート等のもっと剛性の材料から形成されるのがよい。
【0023】
本発明の方法によれば、ランセットにより上側表面に沿って両側面側に孔が形成される。吸気は、上側表面の一つの孔を通って運ばれ、薬剤と接触し、そして、反対側の孔から出て行く。本発明の原理によれば、そのような流れ構成は、薬剤の運搬流れ及び薬剤のユーザーの肺への分配を改善する。そのような構成は、吸引器が使用中に傾いたり、又は、ぶつかったりする場合でも薬剤の損失を防止する上で役立つ。
【0024】
本発明の別の態様によれば、流れ逸れ器が、上部層及び下部層により形成されたブリスター内部に配置される。流れ逸れ手段は、所望の流れパターンに吸気を流すことを援助する。好ましくは、流れ逸れ手段は、比較的剛性の材料、例えばポリカーボネート等から形成され、上部層に隣接して配置されるのがよい。流れ逸れ手段は、薬剤のための略屈曲部形状のチャンネルを形成して該薬剤が該屈曲部の曲がり部分に集中するようにするため、好ましくは下部層において凹んだ曲面に略平行に走っていく凹んだ態様で下方に延在する。
【0025】
ランセットは、使用中には、屈曲部形状チャンネルの両端部に孔を形成する。ユーザーが吸引するとき、吸気は、チャンネルの一方の端部でブリスターに流入し、屈曲部形状のチャンネルに従って流れ、薬剤を乗せて運搬し、屈曲部形状のチャンネルの反対側端部を通って流出する。本発明によれば、そのような構成は薬剤運搬流れを改善し、ブリスターに保持される治療材料の量を減少させる。
【0026】
本発明の別の態様によれば、薬剤容器は、少なくとも、上部層、下部層及び運搬トレイから形成される。薬剤容器の下部層は、ポリビニール塩化物(PVC)、ポリビニール二塩化物(PvdC)、又は、フッ素化された、及び/又は、塩素化された、ホモポリマー/コポリマー(Aclar)等の半剛性材料から形成される。これに対して、運搬トレイは、より剛性の材料、例えばポリカーボネート等から形成される。下部層は、運搬トレイと嵌合する構造部を備えて形成される。かくして、先頭の薬剤トレイを、形成することができ、それから耐久性を追加するため運搬トレイ内に入れ子式に重ね合わせることができる。
【0027】
本発明の更に別の態様によれば、ランセットの作動は、該ランセットを薬剤容器の上側表面と係合させ、吸気の入口及び出口開口を形成するようにフォイルを突き通させる。ランセットがフォイル等を突き通したとき、該フォイルは、下部層の上側表面に対して押し付けられ、これにより、フォイル等を折り畳んで、該フォイルが薬剤の流れを妨害しないように流れ経路から外される。
【0028】
本発明のなお別の実施形態によれば、密封部材は薬剤容器に隣接して配置される。密封部材は、吸気が所望の経路に従って流れるように、容器に入る空気流れ及び容器から出る空気流れを調整することを援助する。密封部材は、フォイルを経路外に上側表面に押し付けるランセットと組み合わせて使用されるとき、上側表面の上方に延在するフォイルの断片と遭遇すること無しに、必要とあらば上側表面に沿って移動することができる。
【0029】
本発明の更に別の態様によれば、ランセットの一部分は、吸気流れチャンネルの一部分を画成する。該ランセットは、所望の薬剤流れパターンを提供するため、所望の経路に沿って吸気を差し向けることを援助する。
【0030】
一実施形態では、ランセットは、2つのプロングを有し、各々の下側端部は、斜めに切られている。薬剤容器の上側表面を突き通すため、ランセットは、各プロングの斜めに切られた部分が容器を突き通すまで前進させられる。ランセットは、斜めに切られた端部が吸気流入空気チャンネル及び/又は吸気流出空気チャンネルの部分を形成するように引っ込められることを可能にされる。
【0031】
本発明の更に別の態様によれば、ランセットのプロングの各々は、部分的に中空であり、流れに対して所望の抵抗を提供する間に空気流れが該中空部を通過することを可能にするように構成される。プロングを通る空気流れは、該プロングが薬剤容器の上側表面を突き通すまで、防止される。一旦、各プロングの下側端部が薬剤容器中にあるようになると、吸気の流れが可能とされ、薬剤が該流れに乗って運搬される。
【0032】
本発明のなお更に別の態様によれば、薬剤容器の上側表面の流入孔及び流出孔の形成は、ランセットがブリスターのフォイル上部層のみを突き通さなければならないことに起因して少ない労力で済むため、薬剤容器の突き通しを容易にする。
【0033】
本発明の上記及び他の目的、特徴並びに利点は、添付図面を参照して以下の詳細な説明を斟酌することにより明らかとなろう。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照する。これらの図面では、本発明の様々な構成要素が参照番号で与えられ、当業者が本発明を構成し使用することが可能となるように本発明が論じられる。次の説明は、本発明の原理の単なる例示であり、現在係争中の請求の範囲を狭めるものとみなすべきではない。
【0035】
図1Aを参照すると、本発明の原理に従って作られた、全体として100で示された薬剤容器の上面分解図が示されている。薬剤容器100は、上部層104、中間層108及び下部層112を備えている。本発明の原理の1つの好ましい応用では、3つの層104、108及び112が、薬剤の貯蔵及び分配に関して改善された制御を提供する単一の容器を形成するように一緒に結合される。
【0036】
薬剤容器100の上部層104は、容易に孔を開けることのできる略平坦な材料により形成される。現在のところ好ましい実施形態では、上部層は、ディスク116を形成する1片のフォイルにより形成される。ブリスターパック用にフォイルを使用することは、当業者に周知されており、幾つかの型式のフォイルが容易に利用可能とされている。例えばプラスチック又はペーパー等の他の容易に孔開け可能な材料も使用することができる。
【0037】
上部層104を形成するディスク116は、その内部に形成された中央開口120を有する。以下に追加して詳細に説明されるように、該開口は、図5A乃至6Cに関して以下に説明されるもの等の薬剤分配ハウジングで使用する間に薬剤容器100の支持及び回転を容易にするため、設けられる。
【0038】
ディスク116内で配置されたものは、互いに反対の両側に配置された2つの開口124である。該2つの開口は、薬剤容器を一緒に保持させ、且つ、適切な整列を確実にさせるため下部層112からの嵌合構造部(後述する)を受け取る。
【0039】
頂部表面104に配置されているものは、略円状パターンに配置された複数の開口128である。該開口は、中間層108の部分と整列し、薬剤分配ハウジングの一実施形態と連係した指標及び位置決め手段として使用される。
【0040】
中間層108も、開口136を画成するディスク132により形成される。図1Aに示されるように、開口136を画成するディスク132の内側壁132aは、複数のノッチ140が形成される。これらのノッチ140は吸入ハウジング(図示せず)の回転機構と係合するように形成され、各々が使用された後に薬剤を吸気流れチャンネル(図示せず)と整列させるため薬剤容器100を回転することができるようにする。
【0041】
中間層を形成するディスク132は、一対の開口144を有しており、これらの開口は互いに反対の両側に配置され、且つ、上部層104のディスク116内の開口124と整列している。開口144は、開口124と共に、中間層108を整列させて該中間層を適所に保持させるため下部層112上の嵌合構造部162を受け入れる。
【0042】
ディスク132で配置されているものは、略円状の配列に配置されている複数の開口148である。開口148は、上部層104のディスク116の開口128と整列するように形成されている。これらの開口は、薬剤分配ハウジング(図示せず)の一実施形態に係る指標及び位置決め手段と薬剤容器100を整列させるため使用される。開口128及び148が好ましいが、当業者ならば、それらは、薬剤容器100の作用を有意に損なうことなく省略することができることを認めるであろう。
【0043】
中間層108を画成するディスク132に配置されているのは、同心円状に配置された複数の開口152である。開口152は、略正方形又は長方形であり、横断角度でディスク132を貫通して延在する。以下で更に後述されるように、開口152は、使用中に上部層104に孔開けするランセットの部分を受け入れるように形成されている。開口152の横断角度は、薬剤容器100内に入る空気流れ及び該薬剤容器から出た空気流れを導くことを援助し、該空気流れに含まれる薬剤の流れ同調を改善する。
【0044】
開口152の同心円の間のディスク132の部分は、上部層を孔開けするランセットにより形成された開口が局所化されるように、フォイル又は上部層104の他の材料を支持する。ランセット機構の詳しい説明は、図3A及び図3Bを参照して以下に与えられる。
【0045】
使用中には、上部層104を画成するディスク116及び中間層108を画成するディスク132は、下部層112を画成するディスク156に取り付けられる。図1D及び図1Eについて詳細に説明されるように、図1A乃至図1Cにおいて下部層を形成するディスク156は、運搬トレイも形成する。これは、ディスク156が、薬剤容器100内に含まれる薬剤を保護するため、実質的な剛体材料、例えばポリカーボネートから作られるのが好ましいという事実に起因している。
【0046】
上部層104及び中間層108と共に、下部層112のディスク156は開口160を画成する。開口160は、それが吸引器の回転作動機構及びノッチ140の間の係合を妨害しないように中間層108内の開口136より僅かに大きいのが好ましい。
【0047】
ディスク156から上方に延在しているのは、一対の嵌合構造部162である。嵌合構造部162は、上部層及び中間層を下部層112に整列させるため、上部層104の開口124及び中間層108の開口144に嵌合される。嵌合構造部162は、上部層104及び中間層108を保持させるためにも使用することができる。
【0048】
下部層112を画成するディスク156は、その内部に形成された複数の凹状リセプタクル164を有する。図1Aに示されるように、リセプタクル164は、下部層112の頂部に接した略長方形の開口168を有するのが好ましい。リセプタクル164は、該リセプタクルが略三角形断面を有するように長方形開口168から下方及び内側に延在する。リセプタクル164の略三角形断面は、薬剤を、ランセット機構により該リセプタクルの開口と干渉しそうもないリセプタクルの底部に収集させる。
【0049】
ブリスターパックと称される従来の薬剤容器に関しては、上部層及び下部層の両方は、ランセットが両層を突き通すことができるようにフォイルから形成されることが常識である。両層を貫通して突き通すことは、上側空気流入開口及びブリスターパックを出るため空気に乗って運ばれる薬剤のための下側開口を形成する。そのような構成の欠点は、従来技術の欄で上述された。
【0050】
本発明では、空気流入開口及び空気流出開口の両方が、薬剤容器100の上部層104で形成される。下部層112を突き通すことが必要でないので、下部層は、フォイル、ペーパー等より遙かに耐久性のある材料から形成することができる。下部層112のディスク156(及び中間層108を画成するディスク132)は、使用される薬剤と適合性のあるプラスチックから作られるのが好ましい。かくして、例えば、下部層112は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリウレタン又は他の容易に成形可能なプラスチックから作られてもよい。下部層112は、それがランセット機構により突き通されないので、比較的剛性を持っていてもよい。
【0051】
比較的剛性の下部層112の使用は、幾つかの顕著な利点を持っている。第1に、この剛性は、薬剤容器100が、輸送又は不適切な操作の間に損傷を受けることから保護することを援助する。第2に、リセプタクルを剛性底部で形成させることは、その中に含まれる薬剤が、上方に押されて容器の上部層と接触した状態に至ることを防止させる。
【0052】
従来のブリスターパックでは、ブリスターの底部に圧力を印加することは、薬剤を、上部層及び下部層の間で圧縮させる可能性がある。ランセットがブリスターを突き通すとき、突き通されたフォイルの部品は、薬剤と係合して、ブリスターを通過する空気流れ内に薬剤が乗って運ばれることを妨害するおそれがある。薬剤も圧縮され、薬剤粒子の凝塊形成のリスクを増大させる。
【0053】
これとは対照的に、下部層112のほぼ剛性の三角形断面リセプタクル164は、薬剤を受け取り、該薬剤を上部層104から離れた状態に維持する。上部層104のフォイル、ペーパー等が突き通されたとき、薬剤は上部層から十分に離れており、フォイル等が空気流れ及び薬剤の流れ運搬にほとんど何の影響を与えない。
【0054】
図1Bを参照すると、上部層104、中間層108及び下部層112を含んでいる、図1Aに示された薬剤容器100の下面分解図が示されている。
上部層104の図は、それが同じ構造物の下側であるという点を除いて図1Aに示されたものと少ししか異ならない。かくして、上部層は、図1Aで使用された参照番号付与に従って参照番号が付与される。
【0055】
これとは対照的に、中間層108の下面図は、図1Aに示されたものと実質的に異なっている。この下面図は、孔136、嵌合構造162を受け取るための開口144、及び、ランセット(図示せず)を受け取るための開口152を画成するディスク132を示しているが、それは複数の突起部172も備えている。
【0056】
突起部172は、開口172により画成される、外側及び内側同心円の間に配置されている。突起部172は、中間層108が下部層112に取り付けられたとき、該突起部がリセプタクル164の方に下側に延在するように三角形断面を有するのが好ましい。しかし、突起部172は、リセプタクル164より小さく且つ浅い方が好ましい。以下に更に後述されるように、突起部172は、吸気空気における薬剤流れ運搬を改善するため流れ分配手段として機能する。
【0057】
図1Bは、リセプタクル164を形成する下側延在壁164aを備える、下部層112の底部を示している。リセプタクルの損傷への剛性及び抵抗を強化するため、支持壁174は、リセプタクルを画成する壁164aの間に延在してもよい。更なる支持を追加するため、下部層112は、その周囲の回りに配置された外側環状カラー180と、開口160を取り巻く内側環状カラー184と、を持っていてもよい。
【0058】
そのような支持構造を用いると、下部層112は、非常な軽量及び損傷に対する耐性の両方を持つ剛性又は半剛性の薄いシートのプラスチックから形成することができる。
【0059】
図1Cでは、下部層112と、略三角形断面を備える薬剤保持室を設けるように開口168から下側及び内側に延在するリセプタクル164との上面図が示されている。中間層及び上部層を固定し整列させるため嵌合構造162が使用されるが、そのような構造は、吸引器内部に薬剤容器100を配位させるためにも使用することができる。同様に、溝188は、薬剤容器の配位を提供するため開口160を取り囲む環状壁184内に形成することができる。
【0060】
薬剤容器は、上部層104、中間層108及び下部層112を備えるのが好ましい。薬剤容器100が中間層108を省略することができ、それでも従来技術に勝る態様で機能すると共に、中間層及びその内部に形成された構造部は、薬剤の流れ運搬及び患者への分配を改善する。
ここで、図1Dを参照すると、全体として100’で示され、本発明の原理に従って作られた、薬剤容器の代替実施形態の分解図が示されている。薬剤容器100’は、上部層を備えており、該上部層は、図1A乃至図1Cの上部層104と同じ態様で構成されるのが好ましく、そのため、これに従って番号付けされている。
【0061】
上部層104に通常取り付けられているものは、薬剤運搬トレイ186である。薬剤運搬トレイ186は、例えば、ポリビニール塩化物(PVC)、ポリビニール二塩化物(PvdC)、又は、フッ素化された、及び/又は、塩素化された、ホモポリマー/コポリマー(Aclar)等の半剛性材料から形成されるのが好ましい。
【0062】
薬剤運搬トレイ186は、中央開口190を備えたディスク188から形成される。薬剤運搬トレイ層186は、粉末化薬剤が上部層104及び薬剤運搬トレイ186の間に保持されるように、薬剤を受け取るための開口の回りに同心に配置された、複数の凹状リセプタクルを有する。
【0063】
リセプタクル192は、丸みを帯びた底部を備えた略三角形断面と、薬剤運搬トレイ186の頂部に隣接した略長方形開口194と、を有するのが好ましく、そうでなければ、図1A乃至図1Cで説明されたリセプタクル164と類似していてもよい。薬剤運搬トレイ186は、運搬トレイの嵌合構造部を受け入れるための一対の孔196を備えていてもよい。
【0064】
薬剤運搬トレイ186の下方に配置されているものは、図1Dに示されたように、図1A乃至図1Cで説明されたディスク156により形成される下部層である。ディスク156のリセプタクル164は、上部層104及び薬剤運搬トレイを下部層112にしっかりと保持することができるように、薬剤運搬トレイ186のリセプタクル192を入れ子式に受け入れるようにサイズが定められているのが好ましい。
【0065】
剛性下部層112に結合された半剛性運搬トレイ186を薬剤容器に提供することによって、剛性下部層を有することで上述した利点の全てを達成すると共に、薬剤容器100’の製造を容易にする。
【0066】
当業者は、上部層104が通常では薬剤運搬トレイ186に取り付けられるが、上部層及び薬剤運搬トレイは下部層に動かないように取り付けられる必要はないことを認めるであろう。かくして、例えば、上部層及び薬剤運搬トレイを、薬剤運搬器のハウジング内に永久的に取り付けることができる合成下部層112に取り外し可能に配置することができる。そのような構成では、ユーザーは、薬剤運搬トレイに含まれる薬剤が使い果たされる毎に、上部層104及び薬剤運搬トレイ186の組み合わせを入れ替えるだけで済む。
【0067】
ここで、図1Eを参照すると、本発明の原理に従って作られた、全体として100”で指し示された、薬剤容器の更に別の実施形態が示されている。薬剤容器100”は、図1A乃至図1Cの上部層104と同じ態様で構成されるのが好ましく、そのため、これに従って番号付けされた上部層を備える。
【0068】
上部層104に隣接して配置されたとき、薬剤容器100”は、図1A乃至図1Cの中間層108と同じ態様で構成されるのが好ましく、そのため、これに従って番号付けされた中間層を備える。
【0069】
上部層104及び中間層108に通常取り付けられるものは、薬剤運搬トレイである。薬剤運搬トレイは、図1Dの薬剤運搬トレイ186と類似した態様で構成されるのが好ましく、そのため、これに従って番号付けされる。図1Dの実施形態と共に、薬剤運搬トレイ186は、例えば、ポリビニール塩化物(PVC)、ポリビニール二塩化物(PvdC)、又は、フッ素化された及び/又は塩素化されたホモポリマー/コポリマー(Aclar)等の半剛性材料から形成され、内部に形成された複数の凹状リセプタクル192を有するのが好ましい。
【0070】
薬剤運搬トレイ186の下方に配置されているものは下部層112であり、これは、図1Eに示されるように、図1A乃至図1Dで説明されたディスク156により形成される。ディスク156のリセプタクル164は、上部層104、中間層108及び薬剤運搬トレイを、下部層112を形成するディスク156にしっかりと取り付けることができるように、薬剤運搬トレイ186のリセプタクル192を受け入れるようにサイズが定められるのが好ましい。下部層112を形成するディスク156は、残りの構造を保護し、現在使用されている従来技術のブリスターパックよりも薬剤容器100”を遙かに強固にさせ、損傷に対する耐性をもたらす。
【0071】
図1A乃至図1Dを参照した説明に鑑みて、当業者は、薬剤容器にとって幾つかの望ましい形態が存在するということを認めるであろう。詳細に記したものを除いた残りの用途は、簡単さの故に図1A乃至図1Cに示された薬剤容器100を使用する。薬剤容器100’(図1D)及び100”(図1E)を、同程度の優れた利点がもたらされる状態で使用することができる。
【0072】
図1Dに示された実施形態と類似した態様で、上部層104、中間層108及び薬剤運搬トレイ186は、下部層112から分離して販売され又は分配される一体ユニットとして一緒に取り付けられることができる。そのような構成では、下部層112は、典型的には、吸引器ハウジング内に永久的に配置されており、上部層104、中間層108及び薬剤運搬トレイ186により形成された容器が、該下部層を形成するディスク156に入れ子式に重ね合わせることができる。
【0073】
図2Aは、本発明の好ましい実施形態に従って作られた、薬剤容器100の1つのブリスターの側断面図を示している。全体として200で指し示されたブリスターは、上部層104、中間層108及び下部層112により形成される。
【0074】
上部層104は、ブリスター200を覆う頂部を形成する。上部層104の下方には、中間層108の開口152及び下部層112の略三角形状凹部により画成されたリセプタクル164が、薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204を形成する。薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204の上側は、下部層(破線112aにより表される)の上側表面の下方に延在する、中間層108の三角形状突起部172により画成される。薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204の下側は、下部層112の三角形凹状壁164aにより画成される。突起部172及び壁164aの間に画成されるとき、薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204は、略屈曲部状に形成されるが、他の形状も同様に可能である。
【0075】
薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204に含まれる薬剤は、空気流れ経路がブリスター200内部に維持されるように、三角形状のリセプタクル164の底部で、及び、突起部172の最下ポイントより下方に残る傾向がある。直ちに示されるように、薬剤は上部層104から十分に下方に維持されており、これにより、上部層のフォイル又はペーパーが突き通されたとき、突き通されたフォイル又はペーパーはリセプタクルの底部にある薬剤と係合すること無く進路を外されて移動される。このように三角形状は、薬剤封じ込め領域204の中央部に薬剤を集中させる傾向にあるので、薬剤がフォイル片により捕捉されるようになるというリスクは、かなり減少される。
【0076】
ここで、図2B及び2Cを参照すると、図2Aに示されたものと類似したブリスター200の側断面図が示されている。図2Bでは、ランセット212は、該ランセットのテーパー形成端部212aが、薬剤容器200の上部層104を突き通すように下方に移動されている。ランセット212が下方に駆動されるとき、テーパー形成端部212aは、フォイルを、上部層104からリセプタクル164を画成する壁164aの上部表面と接触した状態に至らしめる。この突き通された材料104aは、それが、薬剤流れ運搬又は薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204の薬剤216の流れにほとんど干渉を与えない壁154aに(フォイルがその降伏ポイントを超えてせん断され、曲げられることに起因して)残っている。(勿論、薬剤運搬トレイ186(図1D及び図1E)を使用した実施形態では、該フォイルは、下部層に対して直接というよりもリセプタクル192の壁に対して押圧されている。本明細書中で使用されているように、下部層に対してフォイルを押圧するという説明は、薬剤トレイが備え付けられるとき薬剤トレイのリセプタクルに対してフォイルを押圧することを含むという意味に解釈されるべきである。)
図2Cでは、ランセット212は、薬剤容器の同じ側で2つの孔220を残すようにブリスター20から引き出されるが、該2つの孔は薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204の両端部にある。2つの孔220の間に延在しているものは、屈曲部形状のチャンネルである。該チャンネルは、上部層104、中間層108の開口152のうちの一つ152a、下部層112により画成されたリセプタクル164を通り、他の開口152bに戻り通って、ブリスター200から出て行く流れ経路を提供する。
【0077】
矢印224により表された空気流れチャンネルは、ランセット212のテーパー形成端部212aにより更に画成される。ランセット212がブリスターから引き出されるとき、テーパー形成端部212は、ブリスター内に空気流れを導いて該ブリスターから出てきた空気流れを差し向けることを援助する。
【0078】
本発明によれば、中間層108の突起部172及び下部層112のリセプタクル164を画成する壁164aにより形成された、屈曲部形状の構成は、空気が薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204を通って流れるとき薬剤の流れ運搬をかなり改善する。空気流れがブリスターの両側の孔を通って移動しブリスターのより側面部分に配置された薬剤を乗せて流れることができない従来の構成とは異なり、本形態の空気流れは、薬剤流れ運搬を最大にする湾曲した経路に沿って薬剤216に衝撃を与える。かくして、図2Cに示された構成は、より着実な薬剤配給を提供する。
【0079】
ここで、図2Dを参照すると、本発明の別の態様に従って作られたブリスター200’が示されている。ブリスター200’は、上部層104、中間層108及び下部層112を備えるのが好ましい。しかし、図1A乃至図2Cで説明した構成とは異なり、ブリスター200’は、薬剤リセプタクル164内に延在する突起部172を持っていない。かくして、三角形状の薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204’は、壁164aの上部表面及び上部層104の下部表面により画成される(勿論、所望ならば中間層を省略することができる)。
【0080】
上部層104が突き通されたとき、三角形状の流れチャンネル204’が開放され、空気が矢印228’により実証されるようにブリスター200’を通って流れることができる。三角形状の空気流れチャンネル204’は、一般に、突起部(図2A乃至図2C)により形成された屈曲部形状の薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204よりも、薬剤の流れ運搬において効率が低下される。空気流れが同じ度合いにまで薬剤216に対して集中されないからである。しかし、三角形状の空気流れチャンネル204’は、ブリスターが該ブリスターの頂部及び底部を通して突き通される従来のブリスター構成を超える顕著な改善点をなおも持っている。
【0081】
ここで、図3A及び図3Bを参照すると、本発明の原理に従って作られたランセット機構212の分解図が示されている。薬剤容器100を突き通すため、ランセット212は、好ましくは、リセプタクル164(図1B乃至図2D)を画成する壁164aの角度に類似した角度でテーパー形成される一対のテーパー形成端部212aを有する。1つ又はそれ以上のスプリング230は、ブリスター200から離れた状態にランセット212を偏倚させるように設けられる。
【0082】
ランセット212を作動させるため、ランセットボディ212bの頂部におけるボタン234が押し下げられる。ボタン234は、取り付け用のフランジ238と嵌合する別個の部品として示されたが、ランセット212の他の部分と一体に成形されてもよい。
【0083】
図3Bは、ランセット機構212の下面分解図を示している。図3Bに示されたように、ボタン234は、ランセットボディ212bの頂端部に配置されたフランジ(図3Aの238)を受け入れるように中空であるのが好ましい。更には、一対の凹部240が、スプリング230の上端部230aを受け入れるようにランセットボディ212bの頂部に向かって形成されるのが好ましい。
【0084】
ここで、図4を参照すると、本発明の原理に従って作られた、全体として250で指し示された密封部材の斜視図が示されている。密封部材250は、薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204(図2A乃至図2D)を通る空気流れを改善するため開放されるべきブリスター200の上方の配置用に構成される。密封部材250は、典型的には、例えばシリコンゴム等の半弾性材料の長方形状部品から作られる。
【0085】
密封部材250は、第1の開口254a及び第2の開口254bを備える。第1及び第2の開口254a及び254bは、間隔を隔てて配置され、ブリスター200の薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204のいずれかの端部に配置された孔220(図2C)と整列するように形成されている。かくして、開口254a及び254bは、薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204により形成された空気流れチャンネルを延長させ、漏れを制限する。
【0086】
密封部材250の開口254a及び254bは、リセプタクル164を形成する壁164a(図1A乃至図1C)と整列するように形成された、斜めに切られた、即ち角度を付けられた外側側壁258a及び258bが備え付けられるのが好ましい。両側壁262a及び262bは、外側側壁に平行であり得る。
【0087】
図4Aに示されたように、密封部材250の角度を付けられた側壁258a及び258bは、開口254aから、薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204を通って、及び、開口254bに至る略連続的な壁を形成するように、リセプタクル164を形成する壁164aと整列して配置される。かくして、角度を付けられた開口254a及び254bは、ブリスター200の薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204内に円滑に空気流れを導く。
【0088】
ここで、図5Aを参照すると、本発明に従って作られた、全体として300で示されたハウジングの断面図が示されている。該ハウジングは、上部の空気流れ部304、及び、下部の薬剤受け入れ部308を備えており、これらは、ハウジング300の端部300aに配置されたヒンジ310により互いに取り付けられるのが好ましい。
【0089】
ヒンジ310は、上側部分304から下側に延在する円柱カラー314をさらすように下側部分308の壁312が上側部分304から離れるように枢動することを可能にする。円柱カラー314は、薬剤容器が図5Aに示されたようにカラーに取り付けられ且つ該カラーの回りを回転することができるように、薬剤容器100の開口160とほぼ同じサイズである。
【0090】
一旦、薬剤容器100が円柱カラー314に取り付けられると、上側部分304から下側に延在する掛け止め316が壁に沿った溝318と係合するまで、壁312が上側部分304に向かって後方枢動される。一旦、掛け止め316が溝318と係合すると、壁312は閉位置に保持され、これによって、下側部分308内の薬剤容器100を保持する。
【0091】
上側空気流れ部分304は、上側部分の第1の末端部320aから第2の末端部304bまで延在する薬剤空気流れチャンネル320を画成する。格子324は、外部塊のチャンネル内への入り込みを制限するため薬剤空気流れチャンネル320の第1の端部302aに配置される。格子324から、チャンネル320は、薬剤容器100を包含する第2の下側部分308に向かって下側にテーパー形成されている。ランセット212は、テーパー形成端部212aが下側部分308に配置されたブリスター200の上方に配置されるように、且つ、テーパー形成端部が、チャンネル320のテーパー形成部分を画成する壁328と整列するように、チャンネル320の末端部320aに隣接して配置される。かくして、テーパー形成端部212aは、ランセット212が静止位置にあるとき、下側部分308のブリスター20に空気流れを差し向けることを援助する。
【0092】
チャンネル320の下側は、第1の上側部分304の下側壁332、及び、密封部材250の開口254aの角度を付けられた側壁258aにより形成される。図5Aに示されたように、下側壁332は、直線的に延在し、それから、壁328及びランセット212のテーパー形成端部212aに平行に下側に角度をなして延在する。かくして、空気流れチャンネル320の先頭部分320aは、それがブリスター200に到達したとき狭まり、これにより空気流れの速度を増加させる。
【0093】
空気流れチャンネル320aの先頭部分は、薬剤容器100の上部層104で終わっている。上部層104がランセット212により刺し通されたとき、チャンネル320を通る空気流れが防止される。一旦ランセット212が刺し通したときのチャンネル320を通る空気流れは、図5B及び図5Cを参照して以下に詳細に説明される。
【0094】
空気流れチャンネル320は、ブリスター200の反対側で上側部分304を通って連続的に延在する。チャンネル320は、密封部材250の開口254bから連続的に延在する。チャンネル320はブリスター200から基部に近く延在するので、それは角度をなして上方に延在する。チャンネル320は、ランセット212のテーパー形成端部212aにより及びそれが水平配位に配置されるまで次第に湾曲する壁340により、その上側部に画成される。
【0095】
チャンネル320の下側部は、密封部材250の角度を付けられた側壁258b及び角度をなした末端部を有し及び水平に延在する壁344によ
り形成される。壁344は、円柱状カラー314及び掛け止め316用のベースを形成することもできる。
【0096】
壁340及び344の部分は、その末端部320bが狭め領域の前段にある先頭部分と略同じ断面積を有するチャンネルを形成する。遠位置の基端部320cでは、チャンネル320は、ユーザーが吸引することのできるマウスピースを形成する略円柱壁344bにより画成される。
【0097】
空気流れチャンネル320に沿って配置されているものは、回転可能な空気流れ制御部材350である。図6A乃至6Cで詳細に説明されるように、空気流れ制御部材350は、薬剤容器100に含まれる薬剤216の肺の深部沈着を改善するため、空気流れチャンネル320を通る空気流れを選択的に制限する。
【0098】
図5Aは、ハウジング300の機能形成を援助する幾つかの他の構成も示している。ハウジング300は、上側壁360を備えている。上側壁360は、壁328及び340を適所に保持し、ランセット212を適切に配置することを援助する。上側壁360は、回転可能な空気流れ制御部材350のポスト368を受け入れる開口364も有する。同様の開口372も壁340に形成され、カラー376は壁340及び360の間にポスト368の回りに配置することができる。ハウジング300は、ランセット212のテーパー形成端部212aの間に適合する支持構造部380と、上側壁360の上方に配置されたキャップ384と、を備える。キャップ384は、ほこりがポスト368の回りに入らないようにし、主要空気空洞部を密封し、後述される空気ベーン430のためのバイアスを形成する螺旋トーションスプリングを含んでいる。
【0099】
ここで、図5Bを参照すると、図5Aのものと類似したハウジング300の側断面図が示されている。図5Bにおける主要な相違点は、ランセットの反対側端部上のテーパー形成端部212aがブリスター20の上部層(図5A)を通り、薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204内へと進入されるように、ランセット212のボタン234が下方に押圧されたということである。ランセット212の移動範囲は、ランセットボディ212bのフランジ212cと、上側壁360、壁328及び340と、の間の相互作用によって、並びに、下部層112の上側表面によって制限される。
【0100】
ランセット212のテーパー形成端部212aが薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204内に下方に延在するので、テーパー形成端部は、上部層をせん断し及び/又は突き通し、上部層104のせん断部分を、リセプタクル164を画成する壁164aに対して押し込む。かくして、従来技術とは異なり、上部層104のせん断部分は、薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204を通る空気流を事実上妨害せず、薬剤流れ運搬に干渉しない。
【0101】
薬剤容器100は、(従来技術に共通した可撓性フォイルとは反対に)剛性又は半剛性である底部層12が形成されるのが好ましい。この剛性は、薬剤容器100を支持することを援助する。更には、一対の支持壁390は、ハウジング300の下側部分308の壁312から上方に延在するのが好ましい。支持壁390は、ランセット212の作動の間に圧縮される薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204に対する追加の支持保証を提供する。
【0102】
図5Cは、図5A及び図5Bのものと類似したハウジング300の側断面図を示している。図5Cでは、ランセット212は、その元の位置に戻された。これは、図3Bに示されたが、図示された断面図では見ることのできないスプリング230により達成される。
【0103】
ランセット212がその最初の位置に戻された場合には、ほとんど末端側にあるテーパー形成端部212aは、空気流れチャンネル320の先頭部分320aのための上側境界を画成するように壁328と整列され、ほとんど基端側にあるテーパー形成端部212aは、空気流れチャンネルの中間部分を形成するため壁340と整列されている。上部層104は突き通され、リセプタクル164を形成する壁164aに対して押されるので、ブリスター200の薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204を通る空気流れは、上部層の切断部分から事実上何の干渉も受けないことを可能にされる。
【0104】
空気流れが密封部材の第1の開口254aを通り、薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204を通過して、密封部材の第2の開口254bから出るとき、空気は、矢印400により実証されるように、屈曲部形状の経路に従って流れる。この屈曲部形状の経路は、空気をリセプタクル164の底部で薬剤216と係合するように押しやり、薬剤のほとんど全てが空気流れに乗って運ばれるようにする。
【0105】
図5Cに示されるように、ハウジング300の基端部300bで円柱壁344bにより形成されたマウスピースを通して吸引することは、空気流れが空気流れチャンネル320の先頭部分320a及び薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204を通過することを瞬間的には引き起こさない。これは、壁344から上方に延在するペグ404の回りを枢動する空気流れ制御部材350に起因している。ユーザーが円柱壁344により形成されたマウスピースを介して吸引するとき、空気流れ制御部材350は、初期には、空気流れチャンネルの先頭部分320a及び薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204を介して空気が引き出されることを防止する。しかし、図6A乃至図6Cを参照して詳細に説明されるように、ユーザーによる吸引は、空気流れ包含ベーン350を経路から外れて枢動させ、これにより、空気流れが空気流れチャンネル320を通ることを可能にし、詳細には、薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204を通ることを可能にする。
【0106】
空気流れ制御部材350が経路から外れて移動する間に空気流れチャンネル320を通路する空気流れを遅延させることにより、空気に乗って運ばれる薬剤の流れが少しの間遅延される。このことは、ユーザーが、薬剤の分配の前に所定の空気流れ率を得ることを可能にし、これにより、薬剤の肺深部への沈着を向上させる。
【0107】
ここで、図6Aを参照すると、本発明の原理に係る、ハウジング300の内部構成部品の平面図が示されている。前述したように、ハウジング300は、末端部300a(即ち、患者から離れて配置されている方の端部)と、患者が吸引するところの基端部300bと、を有する。末端部300aに配置されているのは、フィルター即ち格子324である。格子324を通過した空気は、2つある経路のうち一つに従って流れる。
【0108】
最初に、空気は、矢印420により示されるように1次空気流れ経路に従ってハウジング300の一方の側部に向かって回り込む。空気が1次空気流れ経路420に従って流れるとき、それは1次空気ベーン430と係合する。1次空気ベーン430は、ポスト368に取り付けられたカラー376に取り付けられるのが好ましい。更に詳細に後述されるように、1次空気流れ経路420を通路する空気流れは、図6Aに示された初期位置と、図6Cに示された最終位置との間で1次空気ベーン430を移動させる。この最終位置では、1次空気ベーンが、開口438が形成された壁434と係合する。好ましくは、例えばOリング等の密封部材442が、後述する目的のために開口の回りに配置されるのがよい。
【0109】
格子324を通って流れる空気は、図5A乃至図5Cを参照して示される空気流れチャンネル320により画成される、2次流れ経路450に従って流れることもできる。空気流れチャンネル320に沿って配置されているものは、一対のスプリング230により静止位置に偏倚されているランセット212である。ランセット212の下方に配置されているものは密封部材250及びブリスター200である。密封部材250内の開口254a及び254bは、テーパー形成端部(図6A乃至図6Cでは図示せず)と合致している。
【0110】
密封部材250中の開口254bから、チャンネル320は、それが空気流れ制御部材350により遮られるところまで略直線的に延在する。空気流れ制御部材350の後段では、空気流れチャンネル320の中間部部320bが、曲がりくねった又はジグザグ経路に従う。これは、凝塊分解チャンネルを形成する。凝塊分解チャンネル320bは、存在し得る薬剤の任意の大きい凝塊を分解するように構成される。それらのより大きな重量の故に、そのような凝塊が、空気流れ中で突然に回動することは、あまりできない。かくして、空気流れが突然回動するとき、矢印450により表されたように、大きな凝塊は、それらが、凝塊分解チャンネル320bを画成する壁320dに強制的に衝突するまで、前方に移動し続ける。衝突の力は、通常、凝塊を分解させる。
【0111】
凝塊分解チャンネル320bから出た薬剤はマウスピースフィルター460を通過する。マウスピースフィルター460は、任意の凝塊、又は、凝塊分解チャンネル320bの格子324を通過し得た外部塊を停止させる。
【0112】
図6Aに示されたように、空気流れ制御部材350が閉じた空気流れ制御バルブ470を形成するため、ほとんどの空気流れは2次空気流れ経路450を通過することはない。かくして、ユーザーが、壁344bにより形成されたマウスピースを介して最初に吸引するとき、ハウジングを通る空気流れは1次空気流れ経路420に従う。
【0113】
空気流れが1次空気流れ経路420に従うとき、それは、1次空気ベーン430を壁434に向かって移動させる。1次空気ベーンの弧状経路に沿って延在する弧状壁474の故に、比較的少量の空気のみが1次空気ベーン430の回りを流れることができる。かくして、1次空気ベーン430を動かすため強力な吸引は必要とされない。
【0114】
図6Bでは、1次空気ベーン430は、図6Aに示された初期位置から壁434までの工程の約半分(45度)まで移動された。1次空気ベーン430の45度の移動は、空気流れチャンネル320内に空気流れ制御バルブ470を形成する空気流れ制御部材350において類似の移動を引き起こす。空気流れ制御部材350はチャンネル480へと退避する。かくして、1次空気ベーン430が、その初期位置と最終位置との間の半工程ポイントにあるときまでは、非常に少量の空気が、空気流れチャンネル320を通って引き出され得る。
【0115】
ユーザーが壁344bにより形成されたマウスピースを介して吸引し続けるとき、1次空気ベーン430は、図6Cに示されたその最終的な閉位置まで枢動する。最終的な閉位置では、1次空気ベーン430は壁434内の開口438の回りに配置された密封部材442と係合し、空気流れが更に開口を通過することを防止する。かくして、一旦、1次空気ベーン430が最終位置に至ると、1次空気流れ経路420を通過する空気は終了される。
【0116】
1次空気ベーン430の最終的な閉位置への移動は、空気制御部材350をチャンネル480へと完全に移動させ、これによって、空気制御バルブ470を完全に開放する。1次空気流れ経路420が完全に閉鎖され、2次空気経路50が完全に開放された状態では、全ての更なる吸引空気が空気流れチャンネル320を通って移動する。空気流れは、ブリスター200内の薬剤216を流れに乗せ、それをユーザーまで運搬する。初期位置(図6A)から最終位置(図6C)までの1次空気ベーン430の移動のために必要とされる時間の故に、ユーザーは、所定の吸引率を達成することができ、空気流れチャンネル320を通る空気流れが薬剤をユーザーの肺まで運ぶ前に、彼又は彼女の肺は部分的に膨張される。これは、薬剤の肺への深い浸透を増大させ、喘息等を患っている患者に対する該薬剤の効き目を向上させる。
【0117】
薬剤解放前に肺の部分的な膨張を可能にすることに加えて、2次空気流れ経路450(即ち空気流れチャンネル320)を通して生じた空気流れにおける瞬間的な遅延は、該空気流れの薬剤との最初の係合前に空気流れ率も増大させる。空気流れの増大した速度は、薬剤封じ込め領域/流れチャンネル204における薬剤を、空気がそこを通って流れるときに流れに乗せて運搬すること、並びに、粒子間相互作用及び衝突表面に対する衝突作用によって、より大きな粒子を分解することを更に援助する。
【0118】
一旦、ユーザーが吸引を止めると、1次空気ベーン430は最初の位置に戻る。これは、1次空気ベーン430を初期位置にスプリング偏倚することによって、又は、1次空気ベーン又は空気流れ制御部材350の重量が2つの構成部材を図6Aに示された位置にまで戻らせるように単にハウジングを構成することによって、実施することができる。
【0119】
ここで、図7Aを参照すると、全体として500で指し示されたランセットと、全体として504で指し示されたブリスターとの断面図が示されている。ランセット500は、互いに略平行に延在する2つのプロング512を有するボディ508を備える。プロング512の底部には一対のテーパー形成端部512aが設けられている。テーパー形成端部512aは、各々がランセット500の長さ方向中心軸線514に向かって先細になるように形成されるのが好ましい。
【0120】
図3A及び図3Bで説明されたランセット212のテーパー形成端部212aとは異なり、各々のプロング512は、テーパー形成端部512aに隣接して内部に配置されたチャンネル516を有する。ランセット500の通常の配位において、基部に近いプロング512bは、軸線514に向かうとき典型的には約30度から約45度までの角度で下方に延在するチャンネル516aを有する。(勿論、チャンネルは、30度より小さい角度で、或いは、45度より大きい角度で配置されてもよい。)遠方の端部512cは、類似の配位で軸線514から離れる方に上方及び基部に近い方に(即ちユーザーに向かって)延びていくチャンネル516bを有する。
【0121】
ブリスター200と同様に、ブリスター504は、薬剤524が蓄えられているところの薬剤封じ込め領域/流れチャンネル520を有する。薬剤封じ込め領域520は、典型的にはフォイル又は他の容易に突き通し可能な材料から形成されている上部層528により上端際が画成される。薬剤封じ込め領域520の底部は、リセプタクル538を形成する壁534を有する下部層532により画成される。
【0122】
中間層542が上部層528及び下部層532の間に配置されてもよい。中間層108と同様に、中間層542は、実質的に屈曲部形状の薬剤封じ込め領域/流れチャンネル520を形成するため、リセプタクル538内に配置された突起部546を備えるのが好ましい。
【0123】
ブリスター504は、ブリスター200とは異なっている。ブリスター200が断面で略三角形状であるのに対し、ブリスター504は台形状である。他の構成も使用することができる。
【0124】
図7Bは、ランセット50が第1の層528から該層を通って第2の位置にまで進められた状態で、該ランセット50及びブリスター504の側断面図を示している。第2の位置では、ランセット500のテーパー形成端部512aが壁534に対して配置されている。理想的には、チャンネル516を画成する底部を形成するプロング512の一部分が、薬剤524を保持する壁534の一部分の上側表面と整列した状態で配置されているのがよい。
【0125】
ランセット500が図7Bに示された第2の位置に配置された状態では、ランセット500のチャンネル516及び薬剤封じ込め領域/流れチャンネル520は、矢印560により表された空気流れチャンネルの一部分を形成する。典型的には、ランセット500は、チャンネル516が空気流れチャンネル320の先頭部分320aの一部分を形成するようにハウジング(例えばハウジング300等)内に配置される。その目的のために、ランセット500が第2の下側位置にあるとき、チャンネル516aの頂部を画成するプロング512の一部分は、空気流れチャンネルの先頭部分(例えば先頭部分320a)の頂部を画成する壁(例えば壁328)と整列している。同様に、チャンネル516bは、それがユーザーに向かってブリスター504から延びていくとき、チャンネル320と整列する。
【0126】
ユーザーによる吸引は、空気がハウジング(例えばハウジング300等)の遠端部分を通り、チャンネル516aを経て薬剤封じ込め領域/流れチャンネル520へと流れることを引き起こす。空気は薬剤524と衝突し、それを乗せて運搬する。流れに乗った薬剤524は、ランセット500内の第2のチャンネル516bから出て、空気流れチャンネル(例えばチャンネル320)の残りの部分を通って運ばれる。
【0127】
図7Bに示されるように、ランセット500は、ユーザーによる吸引前にその元の位置に戻るというより第2の静止位置に残っている。これは、多数の電子機器及び他の装置に共通したスプリングキャッチを提供することにより容易に達成することができる。圧力がランセット500の頂部に印加されたとき、該ランセットは、図7Bに示された位置へと下方に移動し、第2の位置に保持される。圧力がランセット500に再び印加されたとき、該ランセットは解放され、その元に位置にまで戻ることを可能にされる。当業者ならば、そのような多数のスプリング係合機構を知っているであろう。
【0128】
上記実施形態は、現時点の開示に鑑みると、三角形状又は台形状のいずれかであるリセプタクル164及び538を示しているが、当業者ならば他の断面形状も使用することができることを認めるであろう。かくして、リセプタクル164及び538は、半円状、半楕円状等の断面形状を持つことができる。
【0129】
ここで、図8Aを参照すると、本発明の原理に従って作られた、単一のブリスター600が示されている。ブリスター600は、例えばフォイル又はプラスチック等の容易に突き通し可能又はせん断可能である材料から形成された上部層604を備えている。上部層604は、中間層608及び下部層612により支持されている。中間層及び下部層は、半剛性又は剛性プラスチック若しくは類似の材料から作られるのが好ましい。所望ならば、中間層608を省略することもできる。
【0130】
前述した実施形態と同様に、ブリスター600は、下部層612を形成する壁616により形成されたリセプタクルを備えている。該リセプタクルは、620で指し示された、略長方形状の開口を有し、三角形、半円、台形又は半楕円の形状で下方に延在するのが好ましい。例えば172及び546(図1A及び図7B)で示されたもののように突起部が使用される場合、該突起部はリセプタクルのものと類似した断面構成を持つことが好ましい。かくして、リセプタクルが略三角形であるとき、突起部は略三角形であるのが好ましい。突起部の底部表面を壁616の上側表面と略平行に延在させることによって、滑らかな空気流れ経路がブリスター600を通して形成される。(勿論、突起部及び下側部分の相互の形状及び構成に対する変更を、乱流及び薬剤流れ運搬を強化するため使用してもよい。)
図8Aに示されるように、単一のブリスター600が全体として624で指し示された薬剤容器を形成する。当業者ならば、上記したハウジング300が単一ブリスター600を保持するため容易に変更され得ることを認めるであろう。例えば、壁312(図5A乃至図5Cを見よ)は、それがランセット212の下方に配置された単一のブリスター600を単に受け入れるように短くすることができる。
【0131】
代替例では、ハウジング300(図5A乃至図5C)が、例えば図8Bで630で指し示されたもの等のブリスターを受け入れるように変更してもよく、これらのブリスターは直線的な即ち直線に沿って配列されたアレイ640に配置されている。各々が使用された後、アレイ640は、全てのブリスターが使用されるまで1つの位置毎に単に前進される。
【0132】
ブリスター630は、他の仕方では、上記した実施形態に従って形成されており、可撓性プラスチック若しくはフォイルから作られた容易に突き通し可能な若しくはせん断可能な上部層644と、半剛性若しくは剛性の下部層648と、を少なくとも備える。半剛性によって、下部層及びその中に形成されたリセプタクルは、通常の使用の間にその形状を維持する。これは、従来技術のフォイルとリセプタクルが容易に変形するおそれのある従来技術の可撓性プラスチック薬剤容器とは対照的である。
【0133】
本文中に開示された薬剤容器は、従来技術を超える多数の利点を提供する。例えば、剛性又は半剛性の下部層は、薬剤を所望の位置に維持し、薬剤容器をより耐久性のあるものとする。両端部にある両方の孔をブリスターの同じ側から出させることにより、ハウジングが傾けられた場合に薬剤を損失するリスクが減少される。同様に、突き通された後でさえ薬剤を薬剤容器から落とさないことが、多数回量の服用を防止する。加えて、特にブリスターの薬剤封じ込め領域/流れチャンネル薬剤を用いて、改善された流れ運搬を達成することができる。更には、従来技術の形態における上部層及び下部層の両方を通して突き通すことよりも、上部層のみを突き通すことの方が容易である。
【0134】
かくして、「同じ側の空気流れ入口及び出口並びにその方法」を用いて「改善された薬剤容器」が開示され、従来技術における複数の欠点を解決した。当業者ならば、本明細書で開示された本発明の実施形態に、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく多数の変更をなし得ることを認めよう。請求の範囲はそのような変更を網羅するものと意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1Aは、本発明の原理に従って作られた、上部層、中間層及び下部層を含む薬剤容器の上面分解図を示す。
図1Bは、図1Aの薬剤容器の上部層、中間層及び下部層の下面分解図を示す。
図1Cは、図1A及び図1Bに示された下部層の上面図を示す。
図1Dは、本発明の原理に従って作られた薬剤容器の代替実施形態の分解図を示す。
図1Eは、本発明の原理に従って作られた薬剤容器の更に別の代替実施形態の分解図を示す。
【図2】
図2Aは、本発明の好ましい実施形態に従って作られた薬剤容器の1つのブリスターの側断面図を示す。
図2Bは、図2Aに類似した側断面図であって、ランセットがブリスターの上部層を突き通している状態を示す。
図2Cは、図2A及び図2Bに示されたものと類似した側断面図であって、ランセットがブリスターから取り外され、該ブリスターの直ぐ上方に配置された状態を示す。
図2Dは、中間層が省略された、本発明の別の実施形態の側断面図を示す。
【図3】
図3Aは、本発明の原理に従って作られたランセット機構の分解図を示す。
図3Bは、図3Aのランセット機構の底部分解図を示す。
【図4】
図4は、本発明の原理に従って形成された密封部材の斜視図を示す。
図4Aは、本発明の原理に従って互いに隣接して配置されたブリスター及び密封部材の側断面図を示す。
【図5】
図5Aは、薬剤容器を収容するため本発明に従って形成されたハウジングの断面図を示し、該ハウジングはランセットが薬剤容器を突き通す前に静止位置にあるように構成される。
図5Bは、図5Aと類似したハウジングの側断面図を示しているが、ランセットが薬剤容器の上側表面を突き通すように前進されている状態を示す。
図5Cは、図5A及び5Bと類似したハウジングの側断面図であり、ランセットが、薬剤容器のブリスターを突き通した後に静止位置に引き戻された状態を示す。
【図6】
図6Aは、1次及び2次の空気流れチャンネルを含むハウジングの幾つかの内部構成部品の平面図であり、該ハウジングの構成部品が初期の静止状態にある場合を示す。
図6Bは、図6Aと類似したハウジングの平面図であって、1次及び2次の空気流れチャンネルの両方を通る空気流れが部分的に可能とされる中間形態に該ハウジングの構成部品があることを示す。
図6Cは、空気流れが独占的に2次空気流れチャンネルを通過する最終位置にある、図6A及び図6Bに類似したハウジングの平面図を示す。
【図7】
図7Aは、ランセットが薬剤容器を突き通す前に静止位置にある状態にある、ブリスター及びランセット構成の代替実施形態の断面図を示す。
図7Bは、ランセットが薬剤容器の上側表面を突き通すように進められた状態にある図7Aのブリスター及びランセット構成の側断面図を示す。
【図8】
図8Aは、本発明に従って作られたブリスターの上面図を示す。
図8Bは、本発明に係る、ブリスターの直線アレイの上面図を示す。
Claims (95)
- 患者により吸引されるべき薬剤を保持するための薬剤容器であって、
ランセットにより容易に突き通される可撓性材料から形成された上部層と、
前記上部層の下方に配置され、且つ、薬剤を収容するため少なくとも1つのリセプタクルが形成されている、略剛性の下部層と、
を含む、薬剤容器。 - 前記リセプタクルは、前記上部層により閉じられた略長方形の開口を有する、請求項1に記載の薬剤容器。
- 前記少なくとも1つのリセプタクルは、前記下部層に形成された複数のリセプタクルである、請求項1に記載の薬剤容器。
- 前記下部層は、複数のリセプタクルが形成されたディスクを画成する、請求項3に記載の薬剤容器。
- 前記下部層は、複数のリセプタクルが直線状列に形成された、略長方形のプラスチック片から形成される、請求項4に記載の薬剤容器。
- 前記リセプタクルは略三角形状の断面を有し、前記下部層は、使用の間、該リセプタクルの略三角形状の断面を維持するのに十分な剛性を持つ、請求項1に記載の薬剤容器。
- 前記リセプタクルは略台形状の断面を有し、前記下部層は、使用の間、該リセプタクルの略台形状の断面を維持するのに十分な剛性を持つ、請求項1に記載の薬剤容器。
- 前記リセプタクルは略半円形状の断面を有し、前記下部層は、使用の間、該リセプタクルの略半円形状の断面を維持するのに十分な剛性を持つ、請求項1に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤容器は、前記上部層及び前記下部層の間に配置された中間層を更に含む、請求項1に記載の薬剤容器。
- 前記中間層は、略剛体である、請求項9に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤容器は、前記上部層及び前記下部層の間に配置された薬剤運搬トレイを更に含む、請求項9に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤運搬トレイは、前記中間層及び前記下部層の間に配置されている、請求項11に記載の薬剤容器。
- 前記上部層、前記中間層及び前記薬剤運搬トレイは、互いに連結されている、請求項11に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤運搬トレイは、薬剤を収容するため形成された複数のリセプタクルを備える、請求項9に記載の薬剤容器。
- 前記中間層は、前記上部層と、前記下部層に形成されたリセプタクルとの間に配置される突起部を備える、請求項9に記載の薬剤容器。
- 前記突起部は、前記リセプタクル内へと下方に延在する、請求項15に記載の薬剤容器。
- 前記突起部は下側表面を有し、前記下部層は前記リセプタクルを画成する上側表面を有し、前記突起部の下側表面と、前記下部層の上側表面とは略平行である、請求項16に記載の薬剤容器。
- 薬剤封じ込め領域/流れチャンネルが、前記薬剤容器中の、前記下部層及び前記突起部の間に形成される、請求項15に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤封じ込め領域/流れチャンネルは、略屈曲部形状である、請求項18に記載の薬剤容器。
- 前記中間層は、互いに間隔を隔てられた、第1の開口及び第2の開口を有し、該第1の開口及び第2の開口は、前記上部層と前記下部層のリセプタクルとの間に配置されている、請求項15に記載の薬剤容器。
- 前記第1の開口及び第2の開口のうち少なくとも1つは、角度を付けられた側壁により画成される、請求項20に記載の薬剤容器。
- 前記第1の開口及び第2の開口の各々は、角度を付けられた側壁により画成され、該第1の開口及び第2の開口の角度を付けられた側壁は、互いに反対側に配置されている、請求項20に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤容器は、前記上部層と前記下部層との間に配置された薬剤運搬トレイを更に含む、請求項1に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤運搬トレイは、前記下部層のリセプタクルに入れ子式に重ね合わせるように構成された、複数のリセプタクルを備える、請求項23に記載の薬剤容器。
- 前記上部層は前記薬剤運搬トレイに取り付けられており、該上部層及び該薬剤運搬トレイは前記下部層から取り外し可能である、請求項23に記載の薬剤容器。
- 薬剤を保持して分配するための薬剤容器であって、
薬剤を保持するためリセプタクルが形成された下部層と、
前記リセプタクル内に延在するように配置された突起部と、
を含む、薬剤容器。 - 前記薬剤容器は、前記リセプタクルを覆う上部層を含み、該上部層は突き通し可能又はせん断可能な材料から形成されている、請求項26に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤容器は、第1の開口及び第2の開口を更に含み、該第1及び第2の開口は前記突起部の両側に配置されている、請求項26に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤容器は、前記上部層及び前記下部層の間に配置された中間層を含み、該中間層は、前記突起部を形成し、且つ、前記第1及び第2の開口が形成されている、請求項28に記載の薬剤容器。
- 前記第1及び第2の開口のうち少なくとも1つが、角度を付けられた壁により部分的に画成されている、請求項28に記載の薬剤容器。
- 前記第1及び第2の開口は、角度を付けられた壁により部分的に画成されており、該角度を付けられた壁は互いに反対側に配置されている、請求項30に記載の薬剤容器。
- 前記下部層は略剛性の壁により形成されており、三角形、台形、半円、及び、半楕円からなるグループから選択された断面形状を有する、請求項26に記載の薬剤容器。
- 前記突起部及び前記下部層は、略屈曲部形状の薬剤封じ込め領域/流れチャンネルを形成する、請求項26に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤容器は、前記下部層及び前記突起部の間に配置された薬剤運搬トレイを更に含む、請求項26に記載の薬剤容器。
- 前記下部層は複数のリセプタクルを有し、前記薬剤運搬トレイは、前記下部層に入れ子式に重ね合わせられるように構成された複数のリセプタクルを備える、請求項34に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤容器は、前記薬剤運搬トレイのリセプタクル内に延びていく複数の突起部を含む、請求項34に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤容器は、前記薬剤運搬トレイに取り付けられた上部層を更に含む、請求項34に記載の薬剤容器。
- 前記薬剤運搬トレイ及び前記上部層は、前記下部層から取り外し可能である、請求項37に記載の薬剤容器。
- 薬剤容器から薬剤を分配するための方法であって、
上部層及び下部層を有する薬剤容器と、該上部層及び下部層の間に配置された薬剤と、を選択し、
前記上部層の側面端に隣接して第1の開口及び第2の開口を形成するように前記薬剤容器の上部層を突き通し/せん断し、
前記薬剤容器に配置された薬剤を乗せて運ぶため、空気を前記第1の開口内に流入させて前記第2の開口から出るように通過させる、各工程を含む、方法。 - 前記上部層はフォイルから形成されており、前記方法は、前記薬剤容器に含まれた薬剤の運搬流れとの干渉を最小にするため、前記下部層の一部分に対して該フォイルを押し付ける工程を更に含む、請求項39に記載の方法。
- 前記方法は、テーパー形成端部を有するランセットを用いて前記薬剤容器の前記上部層を突き通す工程を更に含む、請求項40に記載の方法。
- 前記方法は、前記上部層の突き通された部分を前記薬剤のいずれかの側に該下部層に対して押し付け、これによって、前記薬剤容器を通る空気流れとの干渉を最小にする工程を更に含む、請求項41に記載の方法。
- 前記方法は、
前記下部層に入れ子式に重ね合わされる薬剤運搬トレイを有する薬剤容器を選択し、前記上部層は、該薬剤運搬トレイに取り付けられており、
前記上部層の突き通された部分を前記薬剤のいずれかの側に該下部層に対して押し付け、これによって、前記薬剤容器を通る空気流れとの干渉を最小にする、各工程を更に含む、請求項41に記載の方法。 - 前記上部層及び前記薬剤運搬トレイは、前記下部層から取り外し可能である、請求項43に記載の方法。
- 前記方法は、前記上部層に隣接した位置から前記下部層に向かって下方に延在する突起部を有する薬剤容器を選択する工程を含む、請求項39に記載の方法。
- 前記方法は、前記突起部が前記下部層と略平行に延在する壁により画成される薬剤容器を選択する工程を含む、請求項45に記載の方法。
- 前記突起部は、三角形、台形、半円、及び、半楕円からなるグループから選択された断面形状を有する、請求項45に記載の方法。
- 前記方法は、前記突起部の一方の側に前記第1の開口を形成し、該突起部の他方の側に前記第2の開口を形成する工程を含む、請求項45に記載の方法。
- 前記方法は、前記上部層及び前記下部層の間に配置された中間層を有する薬剤容器を選択する工程を含み、前記突起部は該中間層の一部分である、請求項44に記載の方法。
- 前記方法は、第1の開口及び第2の開口を持つ中間層を有する薬剤容器を選択する工程を更に含み、該第1及び第2の開口の各々はこれらの開口を画成する少なくとも1つの角度を付けられた壁を有する、請求項49に記載の方法。
- 前記方法は、
互いに反対側に配置された前記第1及び第2の開口を画成する、角度を付けられた壁を有する薬剤容器を選択し、
ランセットが前記上部層に第1及び第2の開口を形成するため該上部層を通して推し進められたとき、該上部層の一部分を前記角度を付けられた壁に対して押し付ける、各工程を更に含む、請求項49に記載の方法。 - 前記方法は、
前記上部層及び下部層の間に薬剤運搬トレイを配置し、該上部層は該薬剤運搬トレイに取り付けられており、
前記薬剤運搬トレイに薬剤を置く、各工程を含む、請求項49に記載の方法。 - 前記方法は、突起部を前記薬剤運搬トレイに延在するように配置する工程を更に含む、請求項52に記載の方法。
- 薬剤を分配するためのシステムであって、
該システムはハウジングを備え、
前記ハウジングは、
空気流れチャンネルが通って延びている上側部分と、
上部層、下部層及び内部に配置された薬剤を有する薬剤容器を受け入れるように構成された下側部分と、
前記薬剤容器の上部層に第1の開口及び第2の開口を前記空気流れチャンネルと整列した状態で形成するように、該薬剤容器の上部層を選択的に突き通し又はせん断するため前記ハウジング内に配置されるランセットと、
を含む、前記システム。 - 前記ランセットは、薬剤運搬流れとの干渉を最小にするため、前記突き通された若しくはせん断された上部層を前記下部層に対して押し付けるように構成された、角度を付けられた端部を備える、請求項54に記載のシステム。
- 前記ランセットは、前記ハウジングを通る前記空気流れチャンネルの一部分を形成するための端部を備える、請求項54に記載のシステム。
- 前記ハウジングは、前記空気流れチャンネルを通る空気流れを選択的に制限するため空気流れチャンネルに沿って配置された空気流れ制御バルブを更に含む、請求項54に記載のシステム。
- 前記ハウジングは、空気流れベーンを内部に配置した、先頭空気流れチャンネルを更に含む、請求項57に記載のシステム。
- 前記空気流れベーンは、前記空気流れ制御バルブを選択的に開放するため該空気流れ制御バルブと連通して配置されている、請求項58に記載のシステム。
- 前記ハウジングは、前記空気流れ制御バルブから基部に近く配置された、凝塊分解チャンネルを更に含む、請求項57に記載のシステム。
- 前記空気流れチャンネルは、前記上部層で前記第1の開口内を延びていき、前記薬剤チャンネルの該上部層で前記第2の開口から出るように延びていく、請求項54に記載のシステム。
- 前記ハウジングは、前記薬剤容器が前記ランセットの下方に配置されたとき該薬剤容器と係合するように構成された密封部材を更に含む、請求項54に記載のシステム。
- 前記密封部材は、第1の開口と、該第1の開口から間隔を隔てられた第2の開口と、を備える、請求項62に記載のシステム。
- 前記密封部材の前記第1の開口及び第2の開口のうち少なくとも1つは、角度を付けられた側壁を備えて形成されている、請求項54に記載のシステム。
- 前記密封部材の前記第1の開口及び第2の開口は、角度を付けられた側壁によって部分的に画成されており、該第1の開口の該角度を付けられた側壁は、該第2の開口の該角度を付けられた側壁とは反対側に設けられている、請求項64に記載のシステム。
- 前記システムは、前記ハウジング内に配置された薬剤容器を更に含み、該薬剤容器は、上部層と、該上部層の下方でリセプタクルを形成する下部層とを有し、突起部が該リセプタクル内に延びている、請求項54に記載のシステム。
- 前記上部層及び前記下部層の間に配置された薬剤運搬トレイを更に含み、該上部層は該薬剤運搬トレイに取り付けられている、請求項66に記載のシステム。
- 前記薬剤容器は、前記上部層及び前記下部層の間に配置された中間層を含み、該中間層は、前記突起部を形成し、且つ、該突起部の両側に第1の開口及び第2の開口を有する、請求項66に記載のシステム。
- 前記中間層の前記第1の開口及び第2の開口の少なくとも1つは、角度を付けられた側壁により、部分的に画成される、請求項66に記載のシステム。
- 前記中間層の前記第1の開口及び第2の開口は、角度を付けられた側壁で、部分的に形成されており、該第1の開口の該角度を付けられた側壁及び該第2の開口の該角度を付けられた側壁は互いに反対側に配置されている、請求項69に記載のシステム。
- 上部層及び下部層の間に配置された薬剤運搬トレイを更に含み、該薬剤運搬トレイは、該上部層に取り付けられ、且つ、該下部層から取り外し可能である、請求項54に記載のシステム。
- 薬剤の分配を改善する方法であって、
遠端部からユーザーが吸引するところの基端部までを通して延びる空気流れチャンネルを有するハウジングを選択し、
上部層及び下部層を有する薬剤容器と、該上部層及び下部層の間に含まれる薬剤とを選択し、
前記空気流れチャンネルと流体で連通するハウジング内に前記薬剤容器を配置し、
前記薬剤容器の上部層に第1の開口及び第2の開口を形成するため、前記ハウジングにランセット機構を始動させ、
前記薬剤容器の薬剤を流れに乗せて運搬し、該薬剤を前記ユーザーの肺に沈着させるため、前記空気流れチャンネルを通して吸引する、各工程を含む、方法。 - 前記方法は、前記上部層の一部分を突き通し又はせん断し、該一部分を前記薬剤容器の下部層に対して押し付けて薬剤運搬流れとの干渉を最小にするため前記ランセット機構を始動させる工程を含む、請求項72に記載の方法。
- 前記方法は、前記上部層の突き通し又はせん断のためのテーパー形成端部を備えるランセット機構を有するハウジングを選択する工程を含む、請求項73に記載の方法。
- 前記方法は、前記テーパー形成端部がハウジングを通る前記空気流れチャンネルの一部分を形成するように配置されたランセット機構を有する該ハウジングを選択する工程を含む、請求項74に記載の方法。
- 前記方法は、
前記下部層に薬剤運搬トレイを配置し、該薬剤運搬トレイは前記上部層に取り付けられており、
前記上部層の一部分を突き通し又はせん断し、薬剤運搬流れとの干渉を最小にするため、前記一部分を前記薬剤容器の薬剤運搬トレイに対して押し付けるため前記ランセット機構を始動する、各工程を含む、請求項72に記載の方法。 - 前記方法は、前記薬剤容器内部に屈曲部形状の薬剤封じ込め領域/流れチャンネルを形成するように前記上部層及び前記下部層に間に配置された突起部を有する薬剤容器を配置する工程を含む、請求項72に記載の方法。
- 前記方法は、前記薬剤容器の上部層において前記突起部の両側に第1の開口及び第2の開口を形成する工程を含む、請求項77に記載の方法。
- 前記方法は、空気を、前記第1の開口内に入れて前記屈曲部形状チャンネルを通して前記第2の開口から出るように流れさせるため、前記空気流れチャンネルを通して空気を引き込むように吸引する工程を含む、請求項78に記載の方法。
- 前記方法は、ユーザーが吸引するとき、前記空気流れチャンネルを通る空気流れを選択的に制限する工程を更に含む、請求項79に記載の方法。
- 前記方法は、前記上部層が可撓性を持ち、前記下部層が略剛性を持つ薬剤容器を選択する工程を含む、請求項72に記載の方法。
- 前記方法は、前記薬剤容器の上方に密封部材を配置する工程を更に含む、請求項72に記載の方法。
- 前記方法は、前記ランセットを前記密封部材を通して前記薬剤容器内へと前進させる工程を含む、請求項82に記載の方法。
- 前記方法は、前記空気流れチャンネルを通って引き込まれた空気流れが、薬剤容器に流入して出て行くとき、前記密封部材を通過するように、該薬剤容器を配置する工程を含む、請求項83に記載の方法。
- 前記方法は、前記上部層及び下部層の間に配置され且つ薬剤を保持する薬剤運搬トレイを備える薬剤容器を選択する工程を更に含む、請求項72に記載の方法。
- 前記方法は、前記上部層に取り付けられ且つ前記下部層から取り外し可能である薬剤運搬トレイを選択する工程を含む、請求項85に記載の方法。
- 前記方法は、前記薬剤運搬トレイ、上部層、並びに、該上部層及び該薬剤運搬トレイの間に保持された薬剤を前記下部層に挿入する工程を含む、請求項86に記載の方法。
- 患者により吸引されるべき薬剤を保持するための薬剤容器であって、
ランセットにより容易に突き通される可撓性材料片から形成された上部層と、
複数のリセプタクルが形成され、該リセプタクルの少なくとも1つは粉末化薬剤を含んでいる、前記上部層に取り付けられた半剛性の薬剤運搬トレイと、
を含む、薬剤容器。 - 前記リセプタクルは略三角形状断面を持ち、更に略長方形状の開口を有する、請求項88に記載の薬剤を保持するための薬剤容器。
- 前記薬剤運搬トレイは、ポリビニール塩化物(PVC)、ポリビニール二塩化物、又は、フッ素化されたホモポリマー、フッ素化されたコポリマー、塩素化されたホモポリマー、及び、塩素化されたコポリマーからなるグループから形成される、請求項89に記載の薬剤を保持するための薬剤容器。
- 前記薬剤運搬トレイは、その中央部を通って形成された開口を有するディスクである、請求項89に記載の薬剤を保持するための薬剤容器。
- 薬剤容器から薬剤を分配するための方法であって、
上部層を有する薬剤容器と、薬剤運搬トレイと、該上部層及び該薬剤運搬トレイの間に配置された薬剤と、を選択し、
前記上部層の側面端に隣接して第1の開口及び第2の開口を形成するように前記薬剤容器の上部層を突き通し/せん断し、
前記薬剤容器に配置された薬剤を乗せて運ぶため、空気を前記第1の開口内に流入させて前記第2の開口から出るように通過させる、各工程を含む、方法。 - 前記上部層はフォイルから形成されており、前記方法は、前記薬剤容器に含まれた薬剤の運搬流れとの干渉を最小にするため、前記薬剤運搬トレイの一部分に対して該フォイルを押し付ける工程を更に含む、請求項92に記載の方法。
- 前記薬剤運搬トレイを受け入れるように構成された剛性下部層に、前記上部層、前記薬剤運搬トレイ、及び、薬剤を配置する工程を更に含む、請求項92に記載の方法。
- 一旦、前記薬剤運搬トレイ内の薬剤が使い果たされた場合、前記上部層及び前記薬剤運搬トレイを取り外す工程を更に含む、請求項94に記載の方法。
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