JP2004506773A - 生分解可能なポリマーブレンド - Google Patents

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Abstract

押し出しによって製造され、かつ少なくとも1つの部分的に芳香族のポリエステル並びに芳香族及び脂肪族のブロックを含有する生分解可能なポリマーブレンドを提供する。部分的に芳香族のポリエステルを有する前記ポリマーの少なくとも10質量%は少なくとも1つのヒドロキシカルボン酸及び/又は少なくとも1つのラクトンをベースとする1つのポリエステルを含有し、その際、該脂肪族ポリエステルのガラス転移温度(TG)は少なくとも50℃である。このポリマーブレンドは有利には軟化剤を含まず、かつ更に再生材料からなる。

Description

【0001】
本発明は、有利には請求項1の上位概念による再生原料をベースとする生分解可能なポリマーブレンド、生分解可能なポリマーブレンドの製造方法並びに本発明によるポリマーブレンドの使用に関する。
【0002】
特に再生原料をベースとする生分解可能なポリマーは、合成ポリマー又はいわゆるプラスチックが保持されている領域での進出が増え続けている。とりわけこれは、これらのポリマーの特性が絶え間なく改善されているという事実に基づく。多糖類、例えばデンプン、セルロース、PVAなどをベースとするポリマー混合物もしくはポリマーブレンドに関連する多くの特許文献が指摘される。とりわけ、以下の特許文献:DE4237535号、EP409781号、EP409782号、EP495950号、EP542155号、EP575349号、EP596437号、EP799335号、WO96/31561号及びWO98/0675号が挙げられる。
【0003】
前記の文献において、とりわけデンプンをベースとするポリマー原材料が記載され、その際、低分子の軟化剤、可塑剤、例えばグリセリン及びソルビトール及び別の添加剤を用いることによって、デンプンを充分に結晶形にもたらし、それによりデンプンは熱可塑的に非の打ち所なく加工できる。更に、より改善された特性を得るための混合パートナーとしての一連の他のポリマーが記載されている。更なるポリマー、例えば化学変性されたセルロース、脂肪族ポリエステル、ポリマーアミドなどは少なくとも部分的な生分解可能性を有し、かつ部分的に再生原料をベースとしてる。
【0004】
全ての前記に提案された、例えばデンプンをベースとするポリマー混合物の大きな欠点は、該混合物が軟化剤、可塑剤及び別の低分子添加剤を含有し、これらの物質がが前記混合物から製造されるシート、成形体などから遊出することがあり、かつ従って一連の使用、例えば特に食品と接触する関係の使用に関しては不適であるという事実にある。
【0005】
換言すれば、例えばDIN54900により一方で生分解可能であり、かつできれば再生原料をベースとし、かつ食品と接触して使用できる、すなわちEU規格82/711EWG及び90/128EWGの指示に相当するポリマー混合物の製造では問題がある。
【0006】
従って本発明の課題は、生分解可能であり、できれば再生原料をベースとしており、かつ充分に軟化剤不含であり、もしくは前記のポリマー混合物から製造される成形体及びシートから遊出しうる低分子化合物を含有しないポリマー混合物もしくはポリマーブレンドを提案することである。
【0007】
本発明によれば前記課題は、請求項1記載の文面によるポリマーブレンドによって解決される。
【0008】
本発明による、押し出しによって得られるポリマーブレンドは脂肪族及び芳香族のブロックを有するコポリエステルもしくはいわゆる部分芳香族コポリエステル並びに1つ以上のヒドロキシカルボン酸及び/又はラクトンをベースとする少なくとも50℃のガラス転移温度(TG)を有する少なくとも10%の脂肪族ポリエステルを有する少なくとも1つのコポリエステルを含む。
【0009】
この場合、本発明によるポリマーブレンドは低分子の軟化剤又は可塑剤を含有しないか、又は前記ポリマーブレンドから製造されるシート又は成形体から遊出しうる別の低分子化合物を含有しないことが重要である。
【0010】
従来の技術から充分に、類似の化学構造を提案する一連のポリマーもしくはポリマー混合物が知られている。このようにEP0909789号において脂肪族及び脂肪族/芳香族のポリエステルからなる、特に押し出しによって得られないが、前記の成分の混合物の反応によって得られるポリマー混合物が提案される。同様にDE19848505号において、部分的に脂肪族ヒドロキシカルボン酸、例えば乳酸から構成されている部分芳香族ポリエステルが提案される。更に、こうして生成したポリマーもしくはポリマー混合物は押し出しによって得られないブレンドである。同じことは、DE4440837号についても該当する。そこでは反応容器中で高分子のヒドロキシカルボン酸、例えばポリカプロラクトンとポリエーテルエステルが混合されている。最後に、DE2331826号からは、脂肪族及び芳香族のブロック単位並びに生分解可能でない直鎖状の脂肪族ポリエステル樹脂を含有する熱可塑性材料が公知である。DE2331826号による熱可塑性材料は、特に電気機械的な特性を有し、かつ生分解性を一般に排除する特性の難燃性添加剤を部分的に含む。それに対して、本発明により提案されたポリマー混合物は押し出しもしくは配合によって得られ、かつ実質的にポリマー成分を互いに化学反応させることによっては得られない。
【0011】
ヒドロキシカルボン酸をベースとするポリエステルとして適当なものは、特にポリラクチド、すなわち乳酸もしくは乳酸の誘導体をベースとするポリマーである。大抵は、直鎖状ポリラクチドが使用されるが、分枝鎖状の乳酸重合体を使用してよく、その際、分枝剤(Verzweiger)として、例えば多官能性の酸又はアルコールを用いることができる。例えば、実質的に乳酸又はそのC〜C−アルキルエステル又はその混合物並びに場合により少なくとも1つの脂肪族のC〜C10−ジカルボン酸及び3〜5個のヒドロキシ基を有する少なくとも1つのC〜C10−アルカノールから得られるポリラクチドを使用してよい。
【0012】
しかしながら脂肪族ポリエステルとしては、ラクトン、例えばポリカプロラクトンをベースとするポリエステル又はヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉草酸及び/又はその誘導体又は混合物をベースとするポリマーを使用してよい。特に、ポリヒドロキシ酪酸及びポリヒドロキシ酪酸/吉草酸−コポリエステルが適当である。ポリヒドロキシ酪酸又はポリヒドロキシ酪酸/吉草酸−コポリエステル(PHBV)の添加によって、本発明によるポリマーブレンドにおいて高められた水蒸気遮断特性が達成できる。ポリラクチドの低められた添加もしくはポリラクチドの省略によって、部分芳香族ポリエステル及びPHBVから製造される成形体又はシートの100℃以上に高められた耐熱性が得られる。
【0013】
更なる実施態様によれば、更に部分芳香族ポリエステル及びヒドロキシカルボン酸及び/又はラクトンをベースとする脂肪族ポリエステルに天然デンプンを添加してよく、それによって帯電防止特性を有するシート又は成形体を得ることができ、これは特に電子分野又はエレクトロニクス分野における使用のために重要であることがある。
【0014】
ポリマーブレンドは、ヒドロキシカルボン酸及び/又はラクトンをベースとする挙げられた脂肪族ポリエステルへの混合成分として脂肪族及び芳香族のブロックをベースとする少なくとも1つの部分芳香族コポリエステルを含む。本発明により使用されるコポリエステルは、ともども芳香族又は脂肪族のジカルボン酸からなるポリオールから製造される。生分解可能なコポリエステルは主な成分として、少なくとも1つの脂肪族及び/又は脂環式ジカルボン酸又はそのエステル形成性の誘導体又は混合物及び/又は少なくとも1つの芳香族ジカルボン酸又はそのエステル形成性誘導体又は混合物からなる酸成分を含む。ジオール成分として該コポリエステルは、少なくとも1つのC〜C12−アルカンジオール及び/又は少なくとも1つのC〜C10−シクロアルカンジオール又はその混合物又は場合により1つ以上の成分、例えばエーテル官能を有するヒドロキシ化合物を有してよい。
【0015】
1つの実施態様によれば、該コポリマーは一方で一連の2,1−エタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール及び/又は1,6−ヘキサンジオールからの少なくとも1つのジオールと他方で少なくとも1つの芳香族ジカルボン酸、例えばテレフタル酸及び、場合により少なくとも1つの脂肪族ジカルボン酸、例えばアジピン酸及び/又はセバシン酸との重縮合によって得られる。
【0016】
しかしながら原則的により多数の炭素原子、例えば30個以下の炭素原子を有するカルボン酸を本発明によるコポリエステルの製造のために使用してよい。前記の脂肪族又は脂環式の、同様に使用可能なジカルボン酸のエステル形成性の誘導体としては、特にジ−C〜C−アルキルエステル、例えばジメチルエステル、ジエチルエステル、ジ−n−プロピルエステル、ジ−イソプロピルエステル、ジ−n−ブチルエステルなどが挙げられる。ジカルボン酸の無水物を同様に使用してよい。この場合、ジカルボン酸又はそのエステル形成性の誘導体は単独で又はその2つ以上からなる混合物として使用してよい。有利に使用されるべき芳香族ジカルボン酸としては、一般に8〜12個の炭素原子を有するジカルボン酸及び有利には8個の炭素原子を有するジカルボン酸が挙げられる。例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフトエ酸及び1,5−ナフトエ酸並びにそのエステル形成性の誘導体が挙げられる。ジカルボン酸の無水物は、同様に適当なエステル形成性の誘導体である。特により多数の炭素原子、例えば20個以下の炭素原子を有する芳香族ジカルボン酸を使用してよい。芳香族ジカルボン酸、例えば他には脂肪族及び/又は脂環式のジカルボン酸及び/又はそのエステル形成性の誘導体を単独又はその2つ以上からなる混合物として使用してよい。ジオールとしては、有利には分枝鎖状又は直鎖状の2〜12個の炭素原子を有する、有利には4〜6個の炭素原子を有するアルカンジオール又は5〜10個の炭素原子を有するシクロアルカンジオールが使用される。適当なアルカンジオールの例は、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、シクロペンタンジオール、1,4−シクロヘキサンジオールメタノールなどであり、これらは幾つかを挙げたに過ぎない。その他に、他の成分、例えばジヒドロキシ化合物、例えばジエチレングリコール又はポリエチレングリコールを本発明によるコポリエステルの製造のために使用してよい。
【0017】
一般に、前記に挙げられたコポリエステルは単なる例であり、かつ他の可能な部分芳香族コポリエステルによって補足でき、その際、この点に関しては本発明によるポリマーブレンドの製造のために適当なコポリエステルが記載されているDE19849448号に指摘されていることが述べることができる。
【0018】
本発明によるポリマーブレンドの製造のために、脂肪族及び芳香族のポリエステルからなる部分芳香族コポリエステルを少なくともヒドロキシカルボン酸及び/又はラクトンをベースとする脂肪族ポリエステルと一緒に押出機中で、例えば同じ方向に進行する二軸押出機中で約120〜220℃の温度範囲で混合すべきである。温度推移は、使用される出発材料及び使用される材料の特異的な融点に依存する。押出機に沿って、押出機中で慣用の脱ガスを、それぞれの場合に押し出しの場合に含水量が<1質量%であり、特に押出機中の発泡又は気泡の発生を回避できるように行う。押出物を冷却し、かつ慣用には水浴中に導き、そしてコンディショニングをする。
【0019】
本発明により提案されるポリマーブレンドから、シート、例えば食品分野における包装シートを製造できる。特に高められた割合の少なくとも20%のポリラクチドの割合の使用において透明なシートを製造できる。高められた割合の部分芳香族コポリエステルを使用すると該シートにおいて、低密度ポリエチレン(LDPE)から製造されるシートと同様に高められた可撓性が達成される。それに対して低い割合の芳香族ポリエステルの割合を約50%の規模で使用する場合には、むしろ高密度ポリエチレン(HDPE)から製造されるシートと同様に硬いシートが得られる。
【0020】
もちろん、本発明により提案されるポリマーブレンドはシートのためにのみ使用されるわけではなく、射出成形分野での使用、被覆などのためにも使用できる。本発明によるポリマーブレンドの大きな利点は、特に食品との接触のために、すなわち食品包装のために適当な、いわゆる軟化剤不含の化合物であることにある。
【0021】
更にこれらは、例えばDIN−Norm V54900によれば生分解可能である、すなわちこれらはコンポスト可能である。
【0022】
これらは完全に又は部分的に再生可能な原料をベースとして製造されている。
【0023】
適当な添加剤、例えば20%、有利には25〜30%の天然デンプンの使用によって、これらは帯電防止特性を備える。この使用のために、本発明によるポリマーブレンドの製造でのデンプンは天然であり、かつ天然の粒子構造はブレンドの製造において充分に保持されることが重要である。換言すれば、デンプンは製造されるポリマーブレンド中に充分に結晶形で存在する。こうして製造された本発明によるポリマーブレンドは、特にその都度使用される原材料が帯電防止的に加工されていなければならないエレクトロニクスもしくは電気分野での使用のために適当である。
【0024】
これは、特に本発明によるポリマーブレンドの製造において供給され使用される天然デンプンを前乾燥させ、かつ約4〜8%未満の水の残留水分を有する場合に可能である。前乾燥されたデンプンの破壊(Destrukturierung)はまた最適化された条件、例えばより長い滞留時間、スクリューの形状の条件下に排除され、それによってデンプンは、充分に結晶形でポリマーブレンド中に存在する。
【0025】
本発明により製造されるポリマーブレンドのもう一つの例について、天然のデンプンを配合において完全に破壊させ、従って皮膜形成させる場合が有利である。この点において、以下の実施例30を指摘する。
【0026】
少なくとも10%、有利には少なくとも20%のポリラクチドを使用することによって、これらは乳白色乃至透明に製造できる。しかしながらこれらを任意に着色してもよい。これらのシートを紙に類似した風合い及び/又は紙に類似した皺特性を伴って製造できるが、それにもかかわらずこれらのシートは耐脂肪性であり、型押し可能及び/又は印刷可能である、このことは特に食品分野での使用において有利である。
【0027】
最後に成形体もしくは成形部材を深絞りによって製造してもよい。
【0028】
本発明によるポリマーブレンドのための使用分野は特に食品及び非食品分野における可撓性の包装としての使用にある。とりわけ、一方で良好な耐脂肪性を有するが、他方でコンポスト可能であるべきいわゆるファーストフード包装での使用が言及される。付加的にもちろん、本発明により製造されるファーストフード包装材料は完全に又は部分的に再生原料をベースとして製造されることが有利である。
【0029】
他の使用分野は:
− エレクトロニクス物品のための帯電防止包装
− 飲料カップのための深絞りされた蓋
− ストロー
− 食品包装、例えばデンプン又はセルロース発泡された包装からなる食品包装の被覆のための深絞り可能なシート(鶏卵箱)
− 園芸道具(植木鉢、培養シャーレなど)
− 微生物の培養のための支持体材料
− 衛生シート
− 食品のための包装紙
− ブロー成形フィルム又は流延フィルムとしての使用並びに射出成形における使用。
【0030】
本発明によるポリマーブレンドの重要な観点はEU規格の要求に相当する遊出値にある。最初に、本発明によれば軟化剤不含のコンパウンドは、特に食品もしくはファーストフード分野において適当な材料を提供できる。例えば熱可塑性又は破壊されたデンプンをベースとするブレンドの全体的な遊出値は含まれる軟化剤の遊出に基づいて主に目下本発明によるポリマーブレンドに関して達成される値より高く、かつそれにより大抵は食品と接触する使用のための限界より高い。本発明により提案されたポリマーブレンドの使用によって、遊出する物質が健康に懸念のないことに対する配慮がなされている。それというのも全遊出は規定された限界よりはるかに低いからである。
【0031】
その他に特性、例えば深絞り能力又は皺能力によってファーストフード分野における使用のための利点が生じる。この使用分野のために重要なことは、従来の技術から公知のデンプンブレンドよりも低い水蒸気透過性が達成できたことである。特に高められたポリヒドロキシ酪酸もしくはポリヒドロキシ酪酸/吉草酸コポリマーの割合は水蒸気透過性を決定的に低減できる。
【0032】
他の関心が持たれている技術的特性によって、、特に非食品分野における他の使用可能性は、例えば良好な帯電防止特性によって、又は伸縮シートとしてもたらされる。これに関してまた本発明によるポリマーブレンドから製造されるシートの延伸性が指摘され、そこでは1:6まで及びそれ以上の延伸比が充分に可能である。もちろん、本発明によるポリマーブレンドは他のポリマー、例えば特に及び有利には生分解可能なポリマー、例えばセルロース誘導体、例えばセルロースエステル、脂肪酸誘導体、ポリエステルアミドなどを混合してもよい。同様に該ポリマーブレンドに、その都度の使用目的のために適当であれば有機並びに無機の充填剤及び顔料を添加してもよい。それは、例えばタルク、カオリン又は二酸化チタンであってよい。
【0033】
本発明を実施例により及び添付の処方例に関して更に詳細に説明する:
1.透明なシートの製造のためのポリマーブレンドの製造のための処方:
Ecoflex SBX 7000(BASF):70%
Ecopla 6200(Cargill Dow Polymers)30%
70℃での30分間の遊出試験はファーストフードのための要求に相当する(EU規格による遊出限界は10mg/dm又は1キログラムの食品あたり60ミリグラムである)。
【0034】
2.良好な水蒸気遮断を有するシートの製造のためのポリマーブレンド:
Ecoflex SBX 7000(BASF):56%
Ecopla 6200 D(Cargill Dow Polymers):24%、及び
ポリヒドロキシ酪酸/吉草酸−コポリエステル:20%
水蒸気透過性(WVTR)<4g/m及び日(23℃及び60%の相対湿度で測定した)及び
耐熱性70〜80℃をEcoplaの添加なくして100℃より高めることができる。
【0035】
3.帯電防止特性を有するシート又は成形体の製造のためのポリマーブレンド:
Ecoflex SBX 7000(BASF):63%
Ecopla 6200 D(Cargill Dow Polymers):10%
トウモロコシデンプン27%(12%の天然の結合水を有する天然デンプンとして添加して32%)
水:17%
他の例は以下の表から引き出せる:
【0036】
【表1】
Figure 2004506773
【0037】
【表2】
Figure 2004506773
【0038】
【表3】
Figure 2004506773
【0039】
【表4】
Figure 2004506773
【0040】
【表5】
Figure 2004506773
【0041】
【表6】
Figure 2004506773
【0042】
【表7】
Figure 2004506773
【0043】
【表8】
Figure 2004506773
【0044】
凡例:デンプンは天然デンプン、例えばジャガイモデンプン又はトウモロコシデンプンである。
【0045】
ポリエステル1:テレフタル酸−ブタンジオール−アジピン酸−コポリエステル(Ecoflex)
ポリエステル2:ポリ(ブチレン)スクシネート又はポリ(ブチレン)スクシネート/アジペート(DuPont社のBiomax6929)
充填剤:例えばタルク又はカオリン
押出機後の残留水分(4)は<1質量%及び
離型剤:A=エルカ酸アミド B=ポリオールエステル C=天然蝋
表に挙げられた例に対する付加的なコメント:ポリラクチドとして、とりわけEcopla 6200 D(Cargill Dow Polymers)、Lacea H 100 J、Lacea H 100 E、Lacea H 100 PL(どれも三井化学)並びにEcopla 3000 D(Cargill Dow Polymers)を使用した。
【0046】
特に実施例4〜6及び実施例11の比較は、実施例11では19.9%の、ポリヒドロキシ酪酸及びポリヒドロキシ酪酸/吉草酸コポリエステルからなる混合物が明らかに低い水蒸気透過性を示すという水蒸気透過性における明らかな差異を示している。
【0047】
更に、幾つかの処方に関して測定され、かつ全ては規格による10ミリグラム/dmの遊出限界を下回っている遊出値が指摘される。
【0048】
例29
0.4のスリップ剤(Loxamid/製造元Cognis−エルカ酸アミド)を有する55%のPLA−ポリラクチド(EcoPla6200D)及び44.6%のポリエステルI(Ecoflex sbx)を二軸押出機(Werner & Pfleiderer ZSK 40)において185℃の溶融温度を有する熱可塑性溶融物に配合し、かつ造粒した。こうして得られたポリマー混合物は9.5のMFI((g/10分)190℃、5kg)を有していた。このポリマーブレンド造粒物から、Collinフィルムブローイング装置において透明なシートを275mmの幅及び0.08mmの壁厚での管として製造した。このシートは容易に印刷可能であり、かつ約110℃で溶接できる。この管から飲料包装を275mm×140mm×0.08mmのサイズで溶接によって製造した。該チューブラバッグ包装(Schlauchbeutelverpackung)を実際的な飲料及び充填物として牛乳で満たし、冷却チャンバ中で8℃において貯蔵し、かつ貯蔵特性に関して内容物と包装材料に対して試験した。
【0049】
結果:チューブラバッグ包装は完全に密なままであった。冷却チャンバにおいて、72時間の貯蔵時間後に牛乳臭は感じなかった。牛乳自体は貯蔵時間の間に臭い及び味覚的に変化はなかった。チューブラバッグ包装は1mの高さからの全ての降下試験を通して無傷であった。
【0050】
チューブラバッグ包装は72時間の貯蔵時間後に、その光学的及び物理的な特性において未変化で存在した。
【0051】
表:
例29のポリマーブレンドからなるチューブラフィルム包装、シート壁厚0.08mm
【0052】
【表9】
Figure 2004506773
【0053】
他の試験において、例29により製造されたフィルムバッグの形での飲料包装をオレンジジュースで試験した。この場合本発明による包装材としてのポリマーブレンドの飲料に関する良好な保護機能及び飲料包装、飲料包装のための被覆及び/又は液状又はペースト状の食品包装のためのインライナーとしての使用のための原材料の適性が確認された。
【0054】
例29をもとに、本発明により提案されるポリマーブレンドは、食品包装、特に飲料の包装のために特に適当であることが印象的に説明できる。この場合例29において提案される本発明によるポリマーブレンドからのチューブラフィルム包装を製造でき、又は機械的保護として外部に厚紙補強を有し、内部にフィルムシェル(Folienhuelle)を有する本発明によるポリマーブレンドからなる飲料包装を製造できる。
【0055】
しかしながらもちろん、なんらかの容器を本発明によるポリマーブレンドを使用して、液状の充填物もしくは粘性又はペースト状の充填物の吸収のために、特に前記に挙げた飲料もしくは別の液状の食品、例えば食用油の吸収のために製造できる。
【0056】
例30:
本発明によるポリマー混合物は組成において
15%の天然ジャガイモデンプン(乾燥)
15%のポリラクチド−Ecopla 6200 D(Nature Works 620 D)
70%のポリエステル1−Ecoflex SBX 7000
0.4%のスリップ剤Loxiol EP 728(Cognis)
である。
【0057】
いわゆる“スリップ剤Loxiol EP 728”はヘンケルKgaA(デュッセルドルフ)COKプラスチックス アンド コーティングス社(Henkel KgaA, Duesseldorf, COK Plastics and coatings)のポリオール−部分エステルである。その極性の特性に基づいて、Loxiol EP 728は特にとりわけポリエステルの射出成形加工における流動特性の改善のために適当である。更にポリマー溶融物において特定の充填剤及び顔料の分配がもたらされる。
【0058】
該組成物は二軸押出機(Werner & Pfleiderer, ZSK 40)における配合によって及び完全な脱ガスによって170℃の溶融温度で均質な溶融物が得られる。得られた造粒物は13.7のMFI((g/10分)190℃、5kg)を有し、0.2%の残留水分を有する。
【0059】
この造粒物は気ブロー成形フィルム、流延フィルムとしての後加工及び射出成形のために適当である。得られたほぼ透明なシートは軟化剤不含であり、容易に印刷可能であり、かつ溶接が少ない。
【0060】
完全に意想外にも、該シートの顕微鏡観察において、デンプンの顆粒状構造はもはや存在しないことが確認された。おそらく、最適な配合条件下に天然の約18%の含水量で供給される天然のジャガイモデンプンは完全に破壊され、かつ皮膜形成性になると仮定される。
【0061】
挙げられた実施例は本発明のより良好な説明に役立つにすぎず、これは実施例で使用される材料に制限するものではない。本発明では主に、ポリマーブレンド中に脂肪族及び芳香族のブロックをベースとする少なくとも1つの部分芳香族ポリエステル並びに、とりわけヒドロキシカルボン酸及び/又はラクトン及び/又はその誘導体をベースとして製造される少なくとも1つの脂肪族ポリエステルが含まれている。種々の材料の割合に応じて種々の特性が得られ、その際、該ポリマーブレンドが少なくともほぼ軟化剤不含であり、もしくは本発明によるポリマーブレンドから製造されるシート又は成形体から遊出する低分子成分を含まないことが重要である。

Claims (21)

  1. 押し出しによって得られる生分解可能なポリマーブレンドにおいて、脂肪族及び芳香族ブロックをベースとする少なくとも1つの部分芳香族ポリエステル成分並びに該部分芳香族ポリエステルを有する混合物に対して少なくとも約10質量%の、とりわけ少なくとも1つのヒドロキシカルボン酸及び/又は少なくとも1つのラクトンをベースとする、50℃より高い脂肪族ポリエステルのガラス転移温度(TG)を有する脂肪族ポリエステルを特徴とする生分解可能なポリマーブレンド。
  2. 二軸押出機中での押し出しによって得られる生分解可能なポリマーブレンド。
  3. 部分芳香族ポリエステルを有する混合物に対して少なくとも約15質量%、有利には少なくとも約20質量%の脂肪族ポリエステルの割合を特徴とする、特に請求項1又は2記載のポリマーブレンド。
  4. 乳酸もしくは乳酸の誘導体をベースとするポリラクチドを含有する、特に請求項1から3までのいずれか1項記載のポリマーブレンド。
  5. 1つ以上のラクトン、例えばポリカプロラクトンをベースとする少なくとも1つの脂肪族ポリエステルを特徴とする、特に請求項1から3までのいずれか1項記載のポリマーブレンド。
  6. ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉草酸及び/又はその誘導体又は混合物をベースとする少なくとも1つの脂肪族ポリエステルを特徴とする、特に請求項1から3までのいずれか1項記載のポリマーブレンド。
  7. 芳香族又は脂肪族のジカルボン酸及び/又はそのエステル形成性誘導体又はその混合物をベースとし、かつ/又は少なくとも1つの芳香族ジカルボン酸及び/又はそのエステル形成性誘導体又はその混合物とをベースとする少なくとも1つの部分芳香族コポリエステルを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載のポリマーブレンド。
  8. 少なくとも1つのC〜C12−アルカンジオール及び/又は少なくとも1つのC〜C10−シクロアルカンジオール又はその混合物又は、場合により1つ以上の成分、例えばエーテル官能を有するヒドロキシ化合物をベースとする1つの部分芳香族コポリエステルを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載のポリマーブレンド。
  9. 一方で、例えば一連の2,1−エタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール及び/又は1,6−ヘキサンジオールからの少なくとも1つのジオールと他方で、少なくとも1つの芳香族ジカルボン酸、例えばテレフタル酸及び場合により少なくとも1つの脂肪族ジカルボン酸、例えばアジピン酸及び/又はセバシン酸との重縮合によって得られる少なくとも1つのコポリエステルを含有する、特に請求項1から8までのいずれか1項記載のポリマーブレンド。
  10. 少なくとも1つのポリラクチド並びにポリヒドロキシ酪酸及び/又はポリヒドロキシ酪酸/吉草酸−コポリエステル及び/又はその誘導体を含有する、特に請求項1から9までのいずれか1項記載のポリマーブレンド。
  11. 更に天然デンプン、例えばトウモロコシデンプン又はジャガイモデンプンを充分に結晶形で含有する、特に請求項1から10までのいずれか1項記載のポリマーブレンド。
  12. 更に、破壊されたデンプンもしくは熱可塑性のデンプンを含有する、特に請求項1から10までのいずれか1項記載のポリマーブレンド。
  13. 1〜20%の破壊されたデンプン又は熱可塑性のデンプン、10〜20%のポリラクチド、40〜80%の脂肪族/芳香族のポリエステル並びに0〜1%の流動助剤を特徴とする、特に請求項1から10又は12のいずれか1項記載のポリマーブレンド。
  14. 少なくとも1つの部分芳香族ポリエステル及び、とりわけ少なくとも1つのヒドロキシカルボン酸及び/又は少なくとも1つのラクトンをベースとする少なくとも1つの脂肪族ポリエステルを押出機、例えば有利には二軸押出機において120〜250℃の温度範囲において溶融物中で激しく混合して、引き続き押し出し、かつコンディショニングすることを特徴とする請求項1から13までのいずれか1項記載のポリマーブレンドの製造方法。
  15. 約15〜20%の天然の含水量を有する10〜25%の天然のデンプンを、10〜25%のポリ乳酸、60〜80%の脂肪族/芳香族のポリエステル、0〜1%の流動助剤並びに場合により更なる成分及び添加剤と押出機中で混合し、かつ該溶融物を少なくともほぼ完全に脱ガスし、かつ押し出し、その際、得られる造粒物は0.1〜1%の残留水分を有することを特徴とする、請求項14記載の方法。
  16. 押出機に離型剤、無機充填剤、例えばタルク又はカオリン又は他の添加剤、例えば染料、二酸化チタン等を添加することを特徴とする、請求項14又は15記載の方法。
  17. 特に食品もしくはファーストフード製品の包装のための食品シートの製造のための、請求項1から13までのいずれか1項記載のポリマーブレンドの使用。
  18. 液状もしくは粘性又はペースト状の充填物、例えば特に液状の食品、例えば飲料、食用油等の吸収のための包装の製造のための、請求項1から13までのいずれか1項記載のポリマーブレンドの使用。
  19. 電気的又は電子的な使用に関する包装材料又は成形体の製造のための、請求項13記載のポリマーブレンドの使用。
  20. 非食品分野における包装シートの製造のための、請求項1から13までのいずれか1項記載のポリマーブレンドの使用。
  21. 少なくとも補強紙、厚紙等及び請求項1から13までのいずれか1項記載のポリマーブレンドから製造される少なくとも1つの層、例えば内層から構成される多層の容器壁を有する飲料包装。
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