JP2004504445A - カプセル製造用の組成物及びフィルム - Google Patents

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Abstract

カプセルの製造においてゼラチンベースのフィルムに置換わるのに適した新規のポリ(アルキレンオキシド)含有組成物及びそれから作られたフィルムが開示されている。

Description

【0001】
発明の分野
本発明は、軟質又は硬質シェルカプセルの製造においてゼラチン含有フィルムに置換わるのに適した特性をもつ可とう性フィルムへと成形可能なアルキレンオキシド重合体含有組成物に関する。本発明はさらに、かかるアルキレンオキシド含有重合体フィルムを形成するための方法及びロータリー式ダイマシンといったような従来の封入機器上での軟質シェルカプセルの製造におけるかかるフィルムの使用にも関する。
【0002】
発明の背景
ゼチラン含有組成物から作られたフィルムは一般に、カプセル、特に医薬、農業及びその他の利用分野におけるさまざまな液体又は固体成分の送達のための軟質カプセルの製造において一般に使用される。かかるフィルムは、一般に強靱かつ加工性を有するため、カプセル製造における使用に適している。しかしながら、ゼラチンは、動物の骨及び結合組織由来のコラーゲンの加水分解によって生成されるタンパク質材料である。ゼラチンが動物供給源由来であることから、バッチ間で製品の品質に一貫性の欠如が見られることが多い。ゼチランの物理的及び化学的特性は、コラーゲンの供給源、粗供給原料のレンダリング及び精製方法及び存在しうる不純物及び添加物の化学的種類もしくは性質に関係がある。カプセル充てん材料からの微量のアルデヒド不純物及び/又はアルデヒド分解生成物がゼラチンと反応し架橋し不良なカプセルの原因となる可能性がある。さらに、ゼラチンといったような動物由来の材料の使用は、動物起源の疾病の潜在的伝播に関する懸念に起因して規制上再検討されているところであり、体内摂取されるべきゼラチンベースのカプセルの受入れに対しては一般の人々の間で抵抗がある。
【0003】
従って、カプセル、特にそれが人間により摂取される医薬その他の利用分野で使用するためのカプセルの製造におけるゼラチンベースのフィルムに置換わるものとして使用可能な非動物性供給源に由来する新しいフィルム形成組成物に対するニーズが存在する。
【0004】
先行技術は、カプセルの製造においてゼチラン組成物を置換するための数多くの研究努力について開示している。例えば、米国特許第.4,738,724号及び5,756,036号及びPCT公報WO98/27151号では、でんぷん及びセルロース組成物が開示されている。米国特許第3,164,560号は、伸長性及び可とう性を改善するため、フィルム形成組成物内のゼチランの一部分をポリ(アルキレンオキシド)樹脂で置換することを開示している。米国特許第4,774,092号及び5,965,150号は、ポリ(アルキレンオキシド)組成物からカプセルを作るための研究努力について開示している。PCT公報第97/35537号は、中でもポリ(エチレンオキシド)、ポリビニルアルコール、セルロース及びでんぷんを含めたさまざまな非ゼラチン材料からのカプセルの製造について開示している。PCT公報WO99/40156号は、重合体混合物に相溶性をもたせるために水が用いられる異なる分子量のポリ(アルキレンオキシド)重合体の混合物を含有する組成物からのカプセルの製造について開示している。これらの先行技術による研究努力のいずれも、カプセルの商業的製造においてゼチランフィルムを良好に置換するのに必要とされる物理的及び機械的特性の全てを有するフィルムを結果としてもたらすことはなかった。
【0005】
発明の要約
本発明に従うと、カプセルの製造においてゼチランフィルムに置換わることのできるポリ(アルキレンオキシド)重合体を含有する組成物から作られた薄い可とう性フィルムが提供される。本発明のポリ(アルキレンオキシド)重合体含有フィルムは、ポリ(アルキレンオキシド)重合体成分を適切な量の水及び場合により可塑化剤及び/又はその他の構成成分と配合し、カプセルシェルの形成のために特に適した薄い可とう性フィルムを押出し成形その他の方法で成形することによって調製される。本発明の組成物は標準的に、例えば、ASTM D882−97に従った機械的引張り試験により決定された場合に100%の歪みで250psi未満の応力及び以下で記述されているHH押込み試験により決定された場合に8未満の押込み指数を有する、所望の範囲内の機械的特性をもつフィルムを生み出す。本発明のポリ(アルキレンオキシド)重合体含有フィルムは、医薬、農業及びその他の利用分野向けのカプセルの製造のための既知の方法及び器具において使用することができる。
【0006】
発明の詳細な説明
カプセルの製造において有用なフィルムを形成するのに適した本発明の組成物には、以下のものが含まれる:
(a)重合体成分重量に基づいて少なくとも約30重量%のポリ(アルキレンオキシド)を含有する、組成物の合計重量に基づいて約49〜約85重量%の重合体成分;
(b)約14〜約50重量%の水;
(c)1〜約30重量%の可塑化剤成分。
【0007】
これらの組成物は、押出し成形といったような既知の手段によって本発明のフィルムの形に成形され得る。
【0008】
カプセルの調製に適した本発明の薄く容易に伸長可能なフィルムは、
(a)重合体成分重量に基づいて少なくとも約30重量%のポリ(アルキレンオキシド)を含有する、フィルムの合計重量に基づいて約49〜約85重量%の重合体成分;
(b)約14〜約50重量%の水;
(d)1〜約30重量%の可塑化剤成分、
を含み、ASTM D882−97に従った機械的引張り試験により決定された場合に、100%の歪みで250psi未満の応力及び本明細書に記述されているHH押込み試験により決定された場合に8未満の押込み指数を有する。
【0009】
本発明のフィルムを得るために使用されるポリ(アルキレンオキシド)重合体は、1分子あたり約2〜5個の炭素原子を含むアルキレンオキシド単量体、例えばエチレンオキシド又はプロピレンオキシドならびにそれらの共重合体及び誘導体から調製される。所望の分子量をもつ重合体は、アルキレンオキシド単量体の重合から直接的に得られ、又は異なる分子量のポリ(アルキレンオキシド)重合体を配合することによって得ることができる。本明細書で使用する「分子量」という語は、数平均分子量を意味する。当業者にとっては、ゲル透過クロマトグラフィ、光散乱技術及びレオロジー測定技術といったような数平均分子量決定方法が知られている。本明細書中で用いられる分子量は、レオロジー測定により決定されたものである。本発明において有用なこれらのアルキレンオキシド重合体は水溶性があり、約100,000〜8,000,000g/モルの分子量を有する。
【0010】
好ましくは、本発明のフィルムを得るために用いられるポリ(アルキレンオキシド)重合体は、エチレンオキシド重合体を含む。エチレンオキシド重合体には、例えば、エチレンオキシドの単独重合体及び、エチレンオキシドと単数又は複数種の重合性コモノマーとの共重合体が含まれる。特定のコモノマーは、本発明にとってさほど重要ではなく、水溶性又は水分散性が維持されることを条件として、例えばアルキル、シクロアルキル、芳香族、アルケン(アルキレンとも呼ばれる)又は有枝アルキル又はアルケン基といったような炭化水素置換基を含有することができる。本発明において有用なエチレンオキシド重合体を調製する方法は、当該技術分野において周知である。例えば、Helmut et al., に対する米国特許第2,969,403号、Bailey et al., に対する3,037,943号、Bailey et al., に対する 3,167,519号、Goeke et alに対する4,193,892号及びGoeke et alに対する4,267,309号を参照のこと。本発明において有用なポリ(アルキレンオキシド)重合体は、例えばDow Chemical Companyの子会社であるUnion Carbide CorporationからPOLYOX(商標)水溶性樹脂という商標名で市販されている。これらのエチレンオキシドの単独重合体は、約100,000〜8,000,000g/モルの分子量を有する。
【0011】
単一の分子量等級のポリ(アルキレンオキシド)重合体又は2つ以上の等級のかかる重合体の適切な割合での配合物を使用することができる。本発明のフィルムを調製する上で使用するために選ばれるポリ(アルキレンオキシド)の分子量は、主として、製造されるべきカプセルのタイプ及び意図されたその用途により決定される。一般に、重合体の分子量は、それから作られたカプセルが意図された用途において存在する流体環境内で溶解するのに必要とする時間に基づいて選択される。例えば、軟質ゼラチンカプセルに類似した胃腸環境内での急速な溶解特性をもつフィルムを得るためには、ポリ(アルキレンオキシド)重合体成分は、通常、200,000〜400,000g/モルの範囲内の分子量を有することになり、一方、より緩慢に溶解するカプセルには、さらに高い分子量の重合体が適切である。
【0012】
本発明のフィルムを形成することができる組成物のポリ(アルキレンオキシド)含有重合体成分は、所望の特性を達成するべくさらなる重合体を含むことができる。このようなその他の重合体には、例えば、天然に産する及び合成の中性、カチオン性及びアニオン性重合体、例えば多糖類及びその誘導体、ヒアルロン酸、他の架橋ポリアルキレンオキシド、ポリビニルピロリドン、ポリカプロラクトン、ポリ酢酸ビニル及びポリカルボン酸、ポリアクリル酸及びポリ酢酸ビニルが含まれる。多糖類には、天然に産する、生合成された、及び誘導体化された炭水化物重合体及びそれらの混合物が含まれる。かかる材料は、グリコシド結合により結合された単糖類単位から成る高分子量の重合体を包含する。これらの材料は、例えば、全でんぷん及びセルロース系統群;ペクチン;キトサン;キチン;寒天及びカラゲナンといったような海草製品;アルギン酸塩;グアーガム、アラビアゴム及びトラガカントといったような天然ガム;キサンタンといったような生物由来のガムなどを含むことができる。一般的な多糖類としては、例えば、化学綿、コットンリンター、ウッドパルプ、アルカリセルロースなどといったようなセルロースエーテルの調製のために従来利用されるセルロース系材料が含まれる。かかる材料は市販されている。多糖類の分子量は標準的に1モルあたり約10,000〜2,000,000グラムの範囲内にある。好ましくは、多糖類は、例えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド又はブチレンオキシドといったようなアルキレンオキシドと多糖類を反応させることによりエーテル化されるか又は、当業者にとって既知の技術によりその他の形で誘導体化される。
【0013】
本発明のフィルム形成組成物中でかかるその他の重合体が使用される場合、これらは標準的に、重合体成分の全重量に基づき、約70重量%未満、より標準的には約10〜40重量%の量で存在する。特に、重合体成分が少なくとも約50重量%のポリ(エチレンオキシド)を含有する場合に、優れた結果が得られた。
【0014】
相反する指示のないかぎり、本発明のフィルム形成組成物のさまざまな成分の重量百分率は、重合体成分、水、可塑剤及び以下で記述するその他の成分を含めた組成物の合計重量に基づいている。
【0015】
本発明のフィルムを形成するために用いられるポリ(アルキレンオキシド)重合体含有組成物は、フィルム形成組成物の合計重量に基づいて約14〜約50重量%、より好ましくは約20〜約35重量%の量の水を含有する。一般により分子量の高いポリ(アルキレンオキシド)重合体は、低分子量のポリ(アルキレンオキシド)重合体に比べて同じ可とう性を達成するためにさらに大量の水を必要とする。水は、例えば押出し成形により、本発明のフィルムを形成するために組成物が使用される場合に、内部可塑剤として有効であるために充分な量で存在すべきである。カプセル製造で使用する場合、それらをゼチランベースのフィルムに置き換わるのに適したものにするために必要な物理的及び機械的特性を得る目的で、本発明の完成したフィルムの含水量を約14重量%より高く維持するよう注意を払わなくてはならない。
【0016】
慣習的に可塑剤として使用される化合物も同様に、本発明のフィルムを形成する組成物中に有利にも含ませることができる。かかる可塑剤は、フィルムをより柔軟かつ延性あるものにするべくそのフィルムの特性を修正し、また、フィルムの含水量を維持するのに役立ち、こうして封入工程の間にフィルムの可とう性及び封止性が増強されると考えられる。本発明において可塑剤として特に有用である化合物は、ポリ(アルキレンオキシド)と水素結合を形成する能力をもつ。かかる化合物の例としては、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトールなどといった多価アルコール、カルボン酸及び、アジピン酸、トリエチルシトレートを含めたそれらの誘導体及びグルコース、フルクトース、キシロースなどといった糖類が含まれる。全ての可塑剤は単独で又はその混合物の形で使用可能である。可塑剤化合物は、本発明のフィルム形成組成物中に、1〜約40重量%、好ましくは約5〜約30重量%の量で存在し得る。
【0017】
その他の充分に認知された成分も、本発明のフィルム形成組成物中に存在し得る。かかるその他の成分には、例えば、安定剤、保存剤、酸化防止剤、着色剤、風味剤、乳白剤、加工助剤、充てん材などが含まれる。単数又は複数種のかかるその他の成分及びいずれかの特定の利用分野のために使用される量は、当業者の技能範囲内に充分入るものである。
【0018】
本発明のフィルムは、従来のフィルム形成法、好ましくは押出し成形法により、従来の器具を用いて調製可能である。標準的には、フィルムを形成するに先立ち、選択された分子量をもつポリ(アルキレンオキシド)を含有する重合体成分はまず第1に水そして場合により可塑剤及びその他の何らかの成分と、Henchelミキサー、V配合機又はHobartミキサーといったような従来のミキサー内で均質に配合される。好ましくは、押出し機には、さまざまな成分が別々に添加され、固体成分は、計量フィーダーを用いて添加され、液体成分は、計量ポンプを用いて添加され、押出し機内部で均質な混合物へと形成される。配合組成物の含水量は、過度の押出しトルクを回避するのに充分なものでなくてはならなが、その形状を維持するのに充分な引張強さが欠如したフィルムを生成するほど大きくてはならない。フィルム生産及び輸送中の過度の水損失を避けるように用心しなければならない。例えば、押出し成形中、押出し機及びダイの温度は、過度の水蒸発を防ぐために水の沸点より低く保たれる。本発明のフィルムを押出し成形する上で利用すべき技術及び条件は、当業者には直ちに明らかとなり、本明細書に引用して取り込む米国特許第3,941,865号の中で記述されている。
【0019】
本発明のフィルムは、容易に伸長可能であり、大部分の利用分野について、約5〜約50ミルの厚みを有することになる。本発明のフィルムは、好ましくは自己封止式である。すなわち、フィルムは、溶媒和の必要なく、高い温度又は圧力或いはその両方を援用して相互に封止可能であるべきである。
【0020】
本発明のポリ(アルキレンオキシド)含有フィルムのための好ましい用途は、軟質カプセルの製造にある。きわめて有利には、本発明のフィルムは、軟質シェルカプセルの製造においてゼチランベースのフィルムを置換することができる。一般に、軟質シェルカプセルは、単一の作業でそれらが形成、充てん及び封止されるロータリーダイプロセスによって調製され得る。かかるプロセスの一例が、PCT国際公報WO97/35537の中で記述されている。本発明のポリ(アルキレンオキシド)含有フィルムは室温でさえ迅速に水を放出することから、かかるフィルムから調製されたカプセルは、迅速に乾燥でき、かくして、エネルギーを制約し生産時間を短縮する。本発明のフィルムから作られたカプセルシェルは、フィルムの組成に応じて標準的に0〜約5%の非常に低い含水量をもち、すぐれた機械的強度を提供しながら比較的多湿な条件下でさえ、吸湿に耐える。かくして、本発明のフィルムは、湿度感応性材料を封止するために理想的であり、外部圧力下でのカプセル形状の維持、胃腸液内での優れた可溶性及び長期貯蔵安定性を含めたカプセルのその他の標準的必要条件を満たしている。
【0021】
本発明のフィルムは、固体又は液体の形で広範囲の物質を封入するために使用可能である。当業者であれば、本発明のフィルムから調製されたカプセルがさまざまな産業的及び個人的ケアの用途をもつということを認識するだろう。例えば、人間及び動物に対し薬学的活性剤を経口送達するために該カプセルを使用することができる。かかる利用分野のためには、液体充てん材料は、例えば、ポリ(エチレングリコール)、植物油、レシチン、鉱油などを含む、ゼラチンカプセル内で用いられる担体といったような生理学的に受容可能な担体を含む。さらに、カプセルは、個人的ケアの利用分野、例えば、油、ビタミン、タンパク質、重合体及びその他の個人的ケア用構成成分を送達するためにヘアケア及びスキンケア製剤において使用することもできる。カプセルは、例えば、バスオイルビーズ、フレグランス及び時間放出型構成成分を提供するためにも使用可能である。さらにカプセルは、ペイントボール及びその他のリクレーション製品の製造においても使用可能である。その上、カプセルは、例えばインク、触媒、重合開始剤、酵素などの送達といったようなさまざまな工業的用途でも利用できる。カプセルのサイズ及び形状そして適切な充てん材料及び活性成分の選択及び量に関する詳細は、当業者により決定可能であり、本発明の重要な部分ではない。
【0022】
軟質シェルカプセルを形成するためのフィルムの加工性は、引張り試験及び「HH押込み試験」によって決定できる。引張り試験においては、「応力」が或る種の歪みを達成するのに必要とされる単位面積あたりの力であるポンド/平方インチ(psi)単位で表わした尺度であり、ASTM D882−97の手順に従って決定される。「歪み」は、伸張された後のフィルム片の長さから休止時の試験対象フィルム片の長さを減じその数を休止時のフィルム片の長さで除することによって決定される。かくして、100%の歪みは、フィルム片がその休止時の長さの2倍の長さまで伸張された時に達成される。本明細書で記述され使用されている「HH押込み試験」は、半分のカプセル形状まで変形するフィルムの能力を測定する。この試験は、TA−XT2 テクスチャ分析装置(Stable Micro Systems, Haslemere, uk)を用いて実施される。試験対象のフィルム片は、合わせてボルト留めされた2枚のプレートの間に設置される。各プレートは、直径約0.6インチのフィルム標本の円形断面を露出する穴をその中心に有している。0.5インチの直径をもつ円筒形ロッド及び半径6.4mmの丸味のある先端部を含むプローブが、フィルムの露生された断面を押すように位置づけされる。押込み指数は、プローブが或る速度で移動しているときにある距離だけプローブを移動させるのに必要とされるポンド単位の力の量を表わす。プローブが走行する距離は、プローブがフィルム内で行なう押込みの深さを表わしている。本発明のフィルムを規定する目的で、押込み指数は、25ミルの厚みに形成されたフィルム標本を用いてプローブが1mm/秒の速度で移動し6.4mmの距離を走行している状態で決定される。本発明の必要条件を満たすためには、標準的な軟質シェルカプセル封入機上で使用するのに適したフィルム標本は、8未満の押込み指数値をもたなくてはならない。
【0023】
以下の例は、例示を目的として提供されており、特許請求の範囲を制限することを意図したものではない。例において使用されるポリ(アルキレンオキシド)重合体の分子量は、レオロジー測定によって決定される。引張り及び伸び試験は、特に指示の無いかぎり、ASTM方法第D882−97に適合する手順を用いて室温で行なわれた。構成成分の濃度は、特に指示の無いかぎり重量パーセントで示されている。
【0024】
例1
Henshelミキサーに対し、300,000の分子量をもつ2500gのポリ(エチレンオキシド)(Union Carbide Corporation製 POLYOX WSR N−750)を添加した。その後、ゆっくりとグリセリン(830g)を添加し、その間細かい粒子が得られるまで混合物を配合した。混合物に対し水(1427g)を噴霧し、さらに10分間配合を続けた。その後、上述の混合物を、10〜15rpmのスクリュー速度で一軸スクリュー押出機(Brabender PL2000)を用いて幅2インチのスロットダイを通して押出した。押出し機及びダイの中の全てのゾーンの温度は、約90℃に維持した。押出されたフィルムを一対のニップローラを通してスロットダイから引き出し、次に巻取ロール上で回収した。
【0025】
押出されたばかりのフィルムを、25℃で50%の相対湿度の制御された条件下で、循環空気を伴うインキュベータ内に入れた。フィルム内の含水量を決定するべく異なる時間的間隔で標本を採取した。表1に示されている結果は、ポリ(エチレンオキシド)ベースのフィルムが直ちに水分を喪失することを表わしている。
【0026】
【表1】
Figure 2004504445
【0027】
押出されたフィルムの機械的特性は、フィルム内に残留する水分のさまざまな量で測定された。含水量及び機械的特性は、縦方向について表2に、横方向について表3に示されている。
【0028】
【表2】
Figure 2004504445
【0029】
【表3】
Figure 2004504445
【0030】
例2
POLYOX WSR N−750、グリセリン及び水の混合物を、低温(フィード25〜45℃、バレル50〜90℃、ダイ80〜110℃)で作動するBrabender(商標)円錐2軸スクリュー押出し機(CTSE−V型)上で押出した。押出したフィルムを、例1に記述されているのと同じ要領で回収した。スクリュー速度は20〜50rpmであり、トルクは、〜2000mgであった。固体POLYOX WSR N−750粉末を、K−Tron容量供給装置K2MV−720型を伴う押出し機の中に計量供給し、水及びグリセリンを含有する液体をMaster Flex ぜん動ポンプPM−77914型を伴う押出し機の中に計量した。組成物がPOLYOX WSR N−750/グリセリンを4:1の比率で含むように、固体及び液体の両方の添加速度を制御し、仕上った押出しフィルム内の含水量は約30wt%であった。
【0031】
さまざまな含水量レベルでの押出しフィルムの機械的特性は、表4(縦方向)及び表5(横方向)に示されている。
【0032】
【表4】
Figure 2004504445
【0033】
【表5】
Figure 2004504445
【0034】
軟質シェルカプセルを作る上で押出しフィルムの加工性を評価するために、押込み試験も実施した。この試験は、フィルムの伸長性及び弾性を測定するために本明細書にて前述した手順に従って、TA−XT2テクスチャ分析装置(Stable Micro Systems, Haslemere, UK)で実施した。
【0035】
【表6】
Figure 2004504445
【0036】
例3
Henschelミキサーに、1150gのPOLYOXN−750及び165gのヒドロキシプロピルセルロース(JFグレード、Hercules)を添加した。グリセリン(265g)をゆっくり添加し、その間、細かい粒体が得られるまで混合物を配合した。混合物に対し水(675g)を噴霧し、さらに10分間配合を続けた。上述の混合物を、一軸スクリュー押出機(Brabender PL2000)で押出し、例1で記述した通りにフィルムを回収した。さまざまな含水量レベルでの押出しフィルムの機械的特性は、表6(縦方向)及び表7(横方向)に提示されている。
【0037】
【表7】
Figure 2004504445
【0038】
【表8】
Figure 2004504445
【0039】
例4
10:1の比率のPOLYOX WSR N−750及びキシロースをまず最初に、乳鉢と乳棒で2分間混合した。その後、合計35wt%を提供するのに充分な量でゆっくりと混合物の中に水を添加し、さらに10分間混合を続行した。パン生地状の混合物(〜20g)を、80℃及び10RPMで作動するBrabenderヘッドのミキサー(D51、No.507)に移した。5分間の混合の後、高温混合物のアリコートを取り出し、2枚のアルミニウムプレート間に置き、2000PSI及び90℃で油圧プレス上でプレスした。2分間プレスした後、金型からフィルムを解放し、プラスチック袋に入れて封止した。さまざまな含水量レベルでの圧縮フィルムの機械的特性は、表8に示されている。
【0040】
【表9】
Figure 2004504445
例5
200,000g/gmolの分子量をもつポリ(エチレンオキシド)(POLYOX WSR N−80)及びグリセリンを重量比5:1で、まず最初に乳鉢と乳棒で2分間混合した。その後、合計20wt%を提供するのに充分な量でゆっくりと混合物の中に水を添加し、さらに10分間混合を続行した。パン生地状の混合物(〜20g)を、80℃及び10RPMで作動するBrabenderヘッドのミキサー(D51、No.507)に移した。5分間の混合の後、高温混合物のアリコートを取り出し、2枚のアルミニウムプレート間に置き、2000PSI及び90℃で油圧プレス上でプレスした。2分間プレスした後、金型からフィルムを解放し、プラスチック袋に入れて封止した。圧縮フィルムの機械的特性は、表9に提示されている。
【0041】
【表10】
Figure 2004504445
【0042】
例6
10:1の重量/重量比率のPOLYOX WSR N−80及びキシロースをまず最初に、乳鉢と乳棒で2分間混合した。その後、合計35%の含水量を提供するのに充分な量でゆっくりと混合物の中に水を添加し、さらに10分間混合を続行した。パン生地状の混合物(〜20g)を、80℃及び10RPMで作動するBrabenderヘッドのミキサー(D51、No.507)に移した。5分間の混合の後、高温混合物のアリコートを取り出し、2枚のアルミニウムプレート間に置き、2000PSI及び90℃で油圧プレス上でプレスした。2分間プレスした後、金型からフィルムを解放し、プラスチック袋に入れて封止した。さまざまな含水量レベルでの圧縮フィルムの機械的特性は、表10に示されている。
【0043】
【表11】
Figure 2004504445
【0044】
例7
楕円体形のカプセルを、封入ロータリーダイの作用をシミュレートする小さな金型上で前出の例のフィルムから調製した。含水量が20%未満であった場合には封止直接に穏やかにフィルムを加熱し、含水量が約30%であった場合いかなる加熱も必要とされなかった。結果として得られたカプセルは、強い封止力を有していた。仕上った(乾燥)カプセルは、外観が不透明で、平滑な表面と強い継目を有していた。これらは、外部力の下で充分にその形状を保持していた。カプセルに、植物油又はポリ(エチレン)グリコールを充てんした。これらのカプセルは、0.1NのHCl(1000mL)内で37℃で撹拌する(50rpm)ことにより、米国薬局方、24rev.;米国薬局方協会;ロックヴィル、MD、2000、p1941〜1942により規定されている溶解試験において、30分以内で破断した。一般にカプセルは、より高い可塑剤含有量及びより薄いシェルで、より速く溶解する。崩壊試験の結果が、表11に提示されている。
【0045】
【表12】
Figure 2004504445

Claims (16)

  1. カプセルの製造において有用なフィルムを形成するのに適した組成物において:
    (a)重合体成分重量に基づいて少なくとも約30重量%のポリ(アルキレンオキシド)を含有する、組成物の合計重量に基づいて約49〜約85重量%の重合体成分;
    (b)約14〜約50重量%の水;
    (c)1〜約40重量%の可塑化剤成分、
    を含んで成る組成物。
  2. 前記ポリ(アルキレンオキシド)が、約100,000〜約8,000,000g/gmolの分子量をもつ1種以上のポリ(エチレンオキシド)である、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記重合体成分が、前記重合体成分の合計重量に基づいて少なくとも約50重量%のポリ(エチレンオキシド)を含有する、請求項1に記載の組成物。
  4. 前記ポリ(エチレンオキシド)が、約200,000〜約400,000g/gmolの分子量を有する、請求項3に記載の組成物。
  5. 前記水が、約14〜約35重量%の量で存在し、前記可塑化剤が約1〜約30重量%の量で存在する、請求項4に記載の組成物。
  6. 可塑化剤が多価アルコール、カルボン酸又はその誘導体、糖、又はその混合物である請求項5に記載の組成物。
  7. カプセルの調製に適した薄く容易に伸長可能なフィルムにおいて:
    (a)重合体成分重量に基づいて少なくとも約30重量%のポリ(アルキレンオキシド)を含有する、フィルムの合計重量に基づいて約49〜約85重量%の重合体成分;
    (b)約14〜約50重量%の水;
    (d)1〜約40重量%の可塑化剤成分、
    を含んで成るフィルムであって、ASTM D882−97に従って決定された場合に、100%の歪みで250psi未満の応力及び本明細書に記述されているHH押込み試験により決定された場合に8未満の押込み指数を有するフィルム。
  8. 前記ポリ(アルキレンオキシド)が、約100,000〜約8,000,000g/gmolの分子量をもつ1種以上のポリ(エチレンオキシド)である、請求項7に記載のフィルム。
  9. 前記重合体成分が、前記重合体成分の合計重量に基づいて少なくとも約50重量%のポリ(エチレンオキシド)を含有する、請求項7に記載のフィルム。
  10. 前記ポリ(エチレンオキシド)が、約200,000〜約400,000g/gmolの分子量を有する、請求項9に記載のフィルム。
  11. 前記水が、約14〜約30重量%の量で存在し、前記可塑化剤が約1〜約30重量%の量で存在する、請求項10に記載のフィルム。
  12. 可塑化剤が多価アルコール、カルボン酸又はその誘導体、糖、又はその混合物である請求項11に記載のフィルム。
  13. 熱及び/又は圧力が加わった時に自動封止する、請求項7に記載のフィルム。
  14. 約5〜約50ミルの厚みを有する、請求項7に記載のフィルム。
  15. カプセルの製造において使用するのに適したフィルムの形成方法において:
    (a)(i)重合体成分重量に基づいて少なくとも約30重量%のポリ(アルキレンオキシド)を含有する、組成物の合計重量に基づいて、約49〜約85重量%の重合体成分;
    (ii)約14〜約50重量%の水;
    (iii)0〜約50重量%の可塑化剤成分;
    の配合物を形成すること;及び
    (b) ASTM D882−97に従って決定された場合に100%の歪みで250psi未満の応力及び本明細書に記述されているHH押込み試験により決定された場合に8未満の押込み指数を有するフィルムを形成すること、
    を含んで成る方法。
  16. 請求項7に記載のフィルムから調製されるカプセル。
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