JP2004503915A - 電子回路製作用コネクタ及び基板 - Google Patents

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Abstract

本発明は電気コネクタと基板に係る電気回路制作システムに関する。本発明の電気コネクタとボードを使用して半田付けすることなく電子回路を制作することができる。
本発明の電気コネクタは電子部品を挿入するための複数個の電線挿入孔とプラスチック基板への嵌合時に必要となる曲げ部を含む金属薄板から形成される。また、プラスチック基板に電気コネクタを固定させるための突出部が曲げ部の下部に形成されている。
また、本発明では電気コネクタを固定させるための突出部を内部に含む複数個の孔を持つ電気コネクタ固定用基板が開示されている。

Description

(技術分野)
本発明は電子回路製作用コネクタ及び基板に関し、更に詳しくは電子部品を組立て式で基板上に配列し、且つ電気的な連結を可能なようにして電子回路の製作を容易にする電子回路製作用部品及び方法に関する。
【0001】
(背景技術)
電子回路は、抵抗やコンデンサー、半導体素子(ICチップ)などを用途によって相互電気的に連結し電力を供給すれば、作動するものである。
【0002】
電子回路を制作する方法として、量産の場合には銅薄板などに印刷された回路を予め基板に形成させ、その上に電子部品を適宜な位置へ配列した後、主として半田付けによりそれぞれの部品を電気的に連結する方式が多く利用されてきている。
【0003】
量産せず、試験用または趣味用で電子回路を制作する方法としては、万能印刷回路基板を利用する方法がある。
【0004】
従来の試験用電子回路の製作方法は下記の通りである。
【0005】
図1は、従来の万能印刷回路基板の構造を示す。市販の製品の種類によってデザインの詳細には差があるが、基本的に同一な原理である。
【0006】
図1に示している構造のように、万能印刷回路基板1には多数個の孔2が規則正しく配列されており、孔の周りに銅薄板3が取り付けられている。孔と孔との間隔は電子部品の電線ピンの間隔に合うように規格化されている。
【0007】
銅薄板3は、電線の連結時、または固定時、半田付けするためのものである。
【0008】
銅薄板は基板の上面と下面の両面にあり、または下面にのみ取付けられていることもある。
【0009】
図2は、通常多く利用されている部品のうち、半導体素子11とコンデンサー13と抵抗体15の外形を示す。
【0010】
各々は本体へ電線により連結されており、半導体素子11の場合は電線ピン12が多数個取付けられており、コンデンサー13には2つの電線14が連結されており、抵抗体15にも通常両方に2つの電線16が連結されている。
【0011】
図3は、万能印刷回路基板21に例示の電子部品が結合された状態を示す。
【0012】
万能印刷回路基板21の孔22に、半導体素子23やコンデンサー24や抵抗25のそれぞれの電線を所望の位置に配列し、挿入する。
【0013】
図4は、従来の万能印刷回路基板を使用して回路を製作した場合の回路の下部構造を示す回路連結断面図である。
【0014】
それぞれの孔に挿入された部品の電線は、通常基板の下部34で半田付け38、43により電気的に連結される。
【0015】
万能基板31の孔32に挿入された半導体部品33の一方の電線35は基板の下部34でコンデンサー36の一方の電線37と半田付け38により連結され、コンデンサー36の他方の電線39は抵抗41の一方の電線42と半田付け43により電気的に連結される。
【0016】
万能印刷回路基板を利用する場合は、部品を自由に配置できるという長所がある。
【0017】
従って、配置の変更時、所望の位置に部品を挿入し半田付けにより連結することで済む。
【0018】
ところが、電線との相互連結時、一々半田付けしなければならないという短所がある。
【0019】
これは多大な時間がかかり、部品の入れ替時、半田を除去し部品を入れ替えなければならないため、面倒である。
【0020】
半田付けせず電子回路を製作する方法として、ブレッドボード(Bread Board)を利用する方法がある。
【0021】
図5は、通例のブレッドボード51の構造を示す。
【0022】
ブレッドボードは半田付けすることなく部品の電線を挿入するだけで良い構造で、孔の群52内の孔53は内部で電気的に連結されている。
【0023】
従って、相互連結したい二つ以上の部品の電線を一つの群52内の孔に挿入するだけで2つの部品は電気的に連結される。
【0024】
図6は、このような従来の方法によって、ブレッドボードに電子回路を製作し電子部品を配列した構造を示す。
【0025】
ブレッドボードの孔の群61内の孔62に挿入された半導体部品63とコンデンサー64と抵抗65はブレッドボードで電気的に連結されている。
【0026】
ブレッドボードを利用すれば、半田付けすることなく電子部品を所望の位置に挿入するだけで電気的に連結できるため、製作が簡便であり、部品の入れ替えも容易であるという長所がある。
【0027】
ところが、孔の組合わせである孔の群61が全部電気的に連結されていることから電子部品の配列に制約される。即ち、他の部品の連結時、1つの孔の群とは異なる他の位置に電線を挿入しなければならないため、全体として電子回路の占有スペースが大きい。
【0028】
また、ブレッドボードは、通常の万能印刷回路基板と比べて約10〜100倍程度高い価格であり、ブレッドボードで電子回路を制作したとしても、これを再度、万能印刷回路基板や専門的に製作された印刷回路基板に移し、継続使用可能な回路を制作しなければならない。
【0029】
(発明の開示)
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたものであって、予め電気的に連結されたコネクタを利用することによって、半田付けすることなく電子回路を構成できるようにすると同時に、単純組立て式でコネクタを基板に固定させることができるようにして、電子回路の製作過程を単純化させる。
【0030】
このために、電線の挿入ができる複数個の電線挿入孔を持つ伝導性金属薄板である電気伝導性連結部と、前記電気伝導性連結部と連結され、内面が電線と接触され、且つ基板の孔に嵌合される伝導性金属薄板である嵌合部とから構成される電気コネクタと、この電気コネクタを嵌合するための複数個の孔が開けられている基板と、を利用して電子回路を制作する。特に、電気コネクタには基板の孔への嵌合後固定される締結部が形成されており、基板の孔には前記締結部を固定させるための突出部が形成されている。また、電気コネクタを任意の位置に嵌合させるための構造として、弾性高分子基板とこれに嵌合される電気コネクタからなる。
【0031】
(発明を実施するための最良の形態)
上記の目的を達成するための本発明に係る電子回路製作道具は、電線を挿入する電気コネクタと、電気コネクタを嵌合し固定する基板と、から構成され、それぞれの電気コネクタは複数個の電線挿入孔と、基板に嵌合する嵌合部と、基板に固定される締結部と、挿入される電線と電気的に接触する電気接触部と、電気コネクタの多数個の孔で電線と電気接触する電気接触部を相互電気的に連結する電気伝導性連結部と、多数個の電気コネクタを分離できる電気コネクタ分離部と、から構成され、基板には上下に貫通する多数個の電気コネクタ嵌合孔が形成されており、それぞれの孔には電気コネクタの締結部を固定させる係止部がある。
【0032】
前記構造に対する具体的な実施例を説明すれば、下記の通りである。
【0033】
図7は、本発明に係る電気コネクタの構造の斜視図である。
【0034】
図7に示している電気コネクタは、プレスやエッチングなどにより金属の薄板状を作り、再度プレスなどにより曲げて製作したものである。
【0035】
電気コネクタの材質は、銅や黄銅、燐青銅やベリリウムなどの電気を流せる金属である。
【0036】
電気コネクタの上部には、プレート状の伝導性金属薄板である電気伝導性連結部71があり、電気伝導性連結部には電線を挿入するための複数個の電線挿入孔72があり、側面には電気伝導性連結部に連結され物理的に曲げて基板に嵌合するための嵌合部である側面曲げ部73があり、側面曲げ部の内側面は電線と物理的及び電気的に接触する電気接触部74がある。この構造に加えて、基板に固定される締結部として、嵌合部である側面曲げ部に側面曲げ部の一方だけが、即ち、一側が横方に突出した一側突出部75が形成されており、電気コネクタの嵌合時、脱落することなく固定される。また、下端には、電気コネクタの両端が突出した下端突出部76が形成されており、電線が外方に脱出できないように支持する電線支持溝77が形成されている。また、上部の、電線挿入孔に挿入され電気的に接触される多数個の電線と電気コネクタを電気的に連結する電気伝導性連結部71には、電気伝導性連結部の電線挿入孔と隣接する電線挿入孔との中間の溝により複数個の電気コネクタを別に分離できる電気コネクタ分離部78が形成されている。
【0037】
厚さ0.1mm〜1mm程度の金属薄板はプレスにより孔を開けたりして所望の形状への加工が可能である。または、ケミカルなエッチングにより孔を開けたりして所望の形状を作ることが可能である。まず、所望の板状を作った後、プレスを利用して圧力を加えることによって曲げることができる。
【0038】
前記電線挿入孔は、プレスにより圧力を印加することによって金属薄板に孔を開ける方法によるものである。
【0039】
図8は、図7の電気コネクタを正面から眺めた(81の方向)正面図である。
【0040】
電気コネクタの上面である電気伝導性連結部91から電気的及び物理的に連結され曲げられて嵌合部として役割する側面曲げ部92があり、電気コネクタ分離部の切断面93がある。側面曲げ部の内側面は、電線が接触する電気接触部94である。
【0041】
側面曲げ部は、基板の孔に嵌合するための嵌合部として役割する。
【0042】
図9は、図7の電気コネクタを側面から眺めた(82の方向)側面図である。
【0043】
側面曲げ部101には基板への嵌合時、基板の係止部に固定させるための締結部としての一側突出部102がある。反対側の面曲げ部にも一側突出部103がある。一側突出部というのは、嵌合部である側面曲げ部101の一側だけが突出しており、対向する反対側の側面曲げ部にも反対方向に一側だけが突出していることを称する。
【0044】
前述のように、一側突出部は、相互対向する側面曲げ部から交差形成されており、基板のコネクタ嵌合孔への嵌合時、嵌合を容易にさせ、且つ締結させる役割をする。また、一側突出部は側面曲げ部から横方に突出した構造で、且つ傾斜した構造であり、嵌合孔への嵌合時、押されて嵌合される。
【0045】
また、側面曲げ部の下端には量端の突出した下端突出部104が形成されており、電線が脱出できないように防ぐ電線支持溝105が形成されている。
【0046】
また、上面の電気伝導性連結部106との中間には、上面溝の形成された電気コネクタ分離部107がある。電気コネクタ分離部は上面溝により該部分を容易に曲げる役割をする。
【0047】
電気伝導性連結部は金属薄板の曲げにより製作された本構造において、多数個の電線挿入孔に挿入され電線接触部と接触する多数個の電線を電気的に連結させる。
【0048】
側面曲げ部の内側面に接触された電線を通して流れる電気は、側面曲げ部の金属を介して上板の電気伝導性連結部を通して他の電気接触部に接触された電線に流れる。
【0049】
本発明の側面曲げにより製作される電気コネクタ構造において、電気伝導性連結部は物理的に上部を支持する支持板の役割と電気的に導通する役割をする。
【0050】
また、電気伝導性連結部は、電線挿入孔を含む上板が電気を連結して流れるようにする役割をする。
【0051】
図10は、図7に示した電気コネクタを上面から眺めた(83の方向)平面図である。
【0052】
電気コネクタの上板である電気伝導性連結部111には電線を挿入するための電線挿入孔112があり、電気伝導性連結部111の電線挿入孔と隣接する電線挿入孔との中間にはくさび状の側面溝が形成される電気コネクタ分離部113があり、コネクタを容易に曲げることができる。電気コネクタ分離部にはコネクタを容易に曲げ、分離できるように上面溝とくさび状の側面溝を形成している。これ以外にも、電気コネクタ分離部を容易に曲げ、分離するために電気伝導性連結部の中間に別の溝を形成することによって、電気コネクタ分離部として役割させることができる。銅板などの金属板は軟性により曲げられる特性を持ち、過度に曲げられれば該部分が折れるなどにして分離される。
【0053】
また、図10の平面図に示しているように、電気コネクタの側面曲げ部の下端には下端突出部114があり、これによって形成された電線支持溝115がある。電線支持溝は対向する側面曲げ部の両側、または側面曲げ部の一側だけに形成させることができる。
【0054】
図11は、図7の電気コネクタを下面から眺めた(84の方向)底面図である。
【0055】
一方の側面曲げ部121には締結部として役割する一側だけが突出した一側突出部(122)があり、 対向する側面曲げ部124には反対方向に突出した一側突出部123がある。また、電気伝導性連結部125の隣接する電線挿入孔との中間にはくさび状の側面溝が形成された電気コネクタ分離部126があり、電気コネクタ側面曲げ部の下端には下端突出部127があり、これによって形成された電線支持溝128がある。
【0056】
図12は、前記電気コネクタを製作する過程を示す。銅や銅合金、またはその他の金属で作られた厚さ0.1mm〜1mm程度の金属薄板をプレスやエッチングにより所望の形状とする。図12は前記の構造のコネクタを制作するために、プレスやエッチングなどにより板状131としたものである。本構造はこれにより、電線挿入孔、電気伝導性連結部、電気コネクタ分離部、側面曲げ部、突出部、電線支持溝とされる部分などの形状が定まれる。次の過程として、側面曲げ部とされる部分132、133をプレスなどにより圧力を加えて曲げる134、135ことによって、電気コネクタ136が仕上がる。後続の加工もプレスを利用して圧力を印加する方法で製作可能である。
【0057】
図13は上面溝とくさび状の側面溝で構成された電気コネクタ分離部を利用して電気コネクタを分離する過程図である。
【0058】
金属は軟性により曲げられ、曲げ強度が一定値を超過すれば、折れる特性がある。従って、これを利用し、電気コネクタ141の電気伝導性連結部に上面溝とくさび状の側面溝で形成された電気コネクタ分離部142を中心に両方に圧力を加える。圧力を加えれば、示しているように、電気コネクタ分離部143を中心に二つで曲げられる144、145。曲げ強度が軟性の範囲を超過し、或いは一定角度以上、または多数回繰り返して曲げれば、電気コネクタが二つ146、147で分離され、電気コネクタを分けることができる。本図面では5つの孔を持つ電気コネクタを例で取ったが、実際、数十、ひいては数百個の孔を持つ電気コネクタを所望の位置に分離し、利用することができる。仮に、電気コネクタ分離部がない場合なら、道具を使って一々分離しなければならないため、効率性が低下する。
【0059】
図14は電気コネクタの電線挿入孔への電線挿入時、電線と電気コネクタが電気的に接触する場合を示す。本図面は電気コネクタに電線が挿入された断面図である。
【0060】
黒く示された電線151は、通常の銅となった電線であり、本図面では端面として示している。電線151をコネクタの電線挿入孔153に挿入152する過程であって、電線が電気コネクタの側面曲げ部と接触していない状況では、側面曲げ部154は元の形状を維持する。
【0061】
図14の右側の図面において、電線155の挿入が進行されれば、電線は弾性を持つ側面曲げ部156を押して挿入され、側面曲げ部は電線と接触し外方に曲げられる。コネクタの材質は金属板であり、弾性を持っていることから曲げられるのである。この時、側面曲げ部の内側面157では電線と電気的に接触する。また、側面曲げ部の下部の電線支持溝により電線が支持158される。
【0062】
本発明により製作された電気コネクタにおいて、締結部と嵌合部を持つ電気コネクタを嵌合するため、複数個の電気コネクタ嵌合孔を持つ基板が形成される。
【0063】
電気コネクタの嵌合部を嵌合し、且つ電線を挿入するために基板の電気コネクタ嵌合孔は上下に貫通する構造である。
【0064】
また、貫通する電気コネクタ嵌合孔を持つ基板において、電気コネクタ嵌合孔の一部分を電気コネクタの締結部の幅より小さくして、電気コネクタが固定されるようにする。
【0065】
図15は、前記電気コネクタの嵌合ができる基板の一実施例として、上部から眺めた平面図である。基板161には電気コネクタを嵌合するための複数個の貫通する電気コネクタ嵌合孔162がおり、基板と基板との組立てのための組立て凸凹部163、164がある。
【0066】
基板の材質は通常のプラスチックを使用し、射出成形により製作する。
【0067】
また、基板の材質としてゴム材料を利用することもできる。
【0068】
孔の間隔は電気コネクタの嵌合部を嵌合できるように一定の間隔で配置されている。また、本図面では、孔の形状を四角形としているが、対称的な形状であれば多角形でも円形でも可能である。
【0069】
図16は、基板161を図15に示した165の方向に切断した切断面図である。
【0070】
図16に示しているように、コネクタ嵌合孔の上部孔167の大きさは下部孔168の大きさより小さい。これによって、コネクタ嵌合孔の中間には電気コネクタ係止部169が形成される。
【0071】
図17は、基板を下部から眺めた底面図である。下部孔171が上部孔172より大きい。
【0072】
図18は、本基板の斜視図であって、基板の後方から眺めたものである。上下に貫通する電気コネクタ嵌合孔173において、上部孔と下部孔の大きさが異なることから、中間に係止部が形成されている。また、基板と基板との組立てが可能なように組立て凹凸部174、175がある。
【0073】
図19は、前記電気コネクタを前記基板に押下する断面図である。電気コネクタ181の側面曲げ部を持つ嵌合部185を基板182のコネクタ嵌合孔183に押下184すると、側面曲げ部に突出している締結部である一側突出部の全体の幅が基板のコネクタ嵌合孔の上部孔の幅より大きいため、基板のコネクタ嵌合孔に係止される。側面曲げ部には、相互対向する側面曲げ部で反対方向に一側だけが突出した一側突出部が形成されていることから各々反対側に係止される。図19に示しているように、一方の一側突出部186は基板のコネクタ嵌合孔の一側の辺187に係止され、反対側の一側突出部188は基板嵌合孔の上端の反対側の辺189に係止される。本図面では反対側の一側突出部188の区分を容易にするために暗く示す。
【0074】
図20は、コネクタを更に押下することによって、コネクタが基板の電気コネクタ嵌合孔の内部に進入した図である。
【0075】
図20において、電気コネクタ191の上部から力を印加(192の方向)し押下すれば、基板の上部孔の辺194で側面曲げ部の一側突出部193の傾斜部が滑り、または捻じれて押され(196)、これによって基板の孔の中に嵌合される。対向する側面曲げ部195も同様に反対方向(197)で押され、嵌合される。
【0076】
このような過程は、金属薄板が弾性を持っているため形成される過程として、一般に金属は捩れや曲げに対して弾性を持つ。よって、本場合でも孔の大きさによって弾性変形が起きるのである。
【0077】
図21は、電気コネクタを基板の電気コネクタ嵌合孔に完全に押下する場合を示す。電気コネクタ201に更に力を印加203し、基板202の電気コネクタ嵌合孔に押下すれば、基板の下部孔204の幅は相互反対方向に突出した一側突出部205、206の全体の幅より大きいため、側面曲げ部と一側突出部205、206は元の形状に戻り、この時、反対方向に突出した一側突出部205、206の全体の幅は基板の上部孔の幅より大きいため一側突出部が基板の係止部207に係止され、容易に脱落されない。
【0078】
図22は、電気コネクタを基板に嵌合した状態の平面図である。
【0079】
基板211の電気コネクタ嵌合孔212の任意の位置に、製作したい方向に電気コネクタ213を嵌合する。基板に電気コネクタを嵌合すれば、下部の係止部により電気コネクタの締結部が係止され、固定される。
【0080】
図23は、基板211を図22に示した214の方向に切断した切断面図である。
【0081】
基板217に嵌合された電気コネクタ216の下部の一側突出部218は基板の係止部219に係止され、固定される。
【0082】
図24は、図22に示した基板に嵌合されたコネクタに、電子部品を挿入する場合を示す。
【0083】
図24に示すように、所望の任意の位置にコネクタ221を嵌合し 、そのコネクタに電子部品222の電線や一般電線を挿入し固定する。
【0084】
図25は図24に示した223の方向への垂直端面図である。
【0085】
基板231の嵌合孔に嵌合された電気コネクタ232にそれぞれの電子部品233、234の電線が挿入され、電線はコネクタの下部に貫通238される。
【0086】
電子部品233の電線と他の電子部品234の電線が共に挿入されたコネクタでは、電子部品233の電線とコネクタとがコネクタの電気接触部で電気的に接触235し、他の電子部品234の電線とコネクタとがコネクタの電気接触部で電気的に接触236し、これらの電気接触部はコネクタの電気伝導性連結部237により電気的に連結されており、結果として二つの電子部品233、234は相互電気的に連結される。このように挿入された電子部品は全部電子的に連結されているため、電源を印加すると、電子回路として役割する。
【0087】
このような過程を通じて、多数個の電子部品を電気的に連結し、電子回路を仕上ることができる。
【0088】
図26は、図25のコネクタの下部に通過した電線238とコネクタを固定させる状態を示す。
【0089】
既に電気的及び物理的に連結された電子部品の電線241とコネクタ242との接触を頑固にするため、接着剤や電気伝導性ペースト、鉛などを溶かして固定243させることができる。これは電気コネクタの上部孔が下部に貫通しており、電線が下部まで通過できることから可能となる。
【0090】
図27は、図7の構造を補完した構造の斜視図である。
【0091】
図27では、電気コネクタの下部に、電気コネクタの嵌合部である側面曲げ部の下部が広げられる下部広げ部251がある。
【0092】
図28は、図27に示した電気コネクタを正面(252の方向)から眺めた図である。電気コネクタの側面曲げ部の下部には下部が曲げられて両方に広げられた下部広げ部253が形成されている。
【0093】
図29は、下部広げ部に電線が挿入される過程図である。
【0094】
電線256がコネクタの下部から挿入されれば、下部広げ部が開かれ257、電線が挿入される。電線の挿入が進行されれば、コネクタ内部の電気接触部と電線とは電気的に接触258する。このように、下部広げ部がある場合、電線は上部の電線挿入孔と下部の下部広げ部の何れかでも挿入できる。
【0095】
図30は、図7に示している電気コネクタの更に他の実施例である。
【0096】
図30に示しているように、伝導性薄板からなる電気コネクタとして、上面に電線挿入孔があり、側面曲げ部があり、電気接触部があり、基板に固定される締結部があり、電気伝導性連結部があり、電気伝導性連結部との中央には電気コネクタの分離を容易にするためのコネクタ分離部があり、下部が開けられていることから上部の電線挿入孔から下部に貫通する構造であって、締結部の構造として側面曲げ部に横側に曲げられた横側曲げ部が別に形成されている。
【0097】
図30に示しているように、電気コネクタの上部にはプレート状の伝導性金属薄板である電気伝導性連結部261がおり、電気伝導性連結部には電線を挿入する複数個の電線挿入孔262があり、電気伝導性連結部に連結された嵌合部としての側面曲げ部263があり、側面曲げ部の内側面は電気接触部264であり、締結部としての側面曲げ部の下部に側面曲げ部の突出部としての横側曲げ部265があり、電気伝導性連結部の隣接する電線挿入孔との中間部にはコネクタ分離部266がある。相互対向する側面曲げ部には相互反対方向に横側に曲げられ突出した横側曲げ部が形成されている。
【0098】
側面曲げ部の突出した横側曲げ部は、側面曲げ部に横側に折られて形成されるものである。このような構造により締結部としての役割をすると同時に電線の外方への脱出を防ぐ電線支持部としての役割もする。
【0099】
図31は、本発明に係るコネクタの更に他の実施例である。
【0100】
伝導性薄板からなるコネクタとして、上面である電気伝導性連結部には電線挿入孔があり、嵌合部としての側面曲げ部があり、電気接触部があり、基板に固定される締結部があり、下部が開けられていることから上部の電線挿入孔から下部に貫通する構造であって、締結部の構造として側面曲げ部に内方に曲げられた両側面突出部が形成されている。
【0101】
図31に示しているように、電気コネクタの上部にはプレート状の伝導性金属薄板である電気伝導性連結部271があり、電気伝導性連結部には電線を挿入するための複数個の電線挿入孔272があり、電気伝導性連結部に連結された嵌合部としての側面曲げ部273があり、側面曲げ部の内側面には電気接触部274であり、締結部として側面曲げ部の下部に両側に突出した曲面の両側面突出部275、276があり、電気伝導性連結部との中間部にはコネクタ分離部277がある。両側面突出部の広さは基板の電線挿入孔の一部分より狭くなっており、曲面であり、電気コネクタの中心に向かって曲げられており、圧力を印加して上部孔に押下すれば形態変形が起きることから更に曲げられて基板のコネクタ嵌合孔の上部孔に嵌合され、嵌合された後元の形状に戻り、且つ基板の下部孔で基板の係止部に係止され、固定される。
【0102】
図32は、図31に示した電気コネクタを上面から眺めた(281の方向)平面図である。
【0103】
電線挿入孔291が開けられている電気伝導性連結部292があり、電気伝導性連結部との中間にはくさび状の側面溝の電気コネクタ分離部293がある。また側面曲げ部294の内側面は電気接触部である。
【0104】
金属薄板を曲げて製作した本構造において、 電気伝導性連結部は、多数個の電線挿入孔に挿入され電気接触部と接触する多数個の電線を電気的に連結させる。
【0105】
電気伝導性連結部は側面曲げにより製作された本電気コネクタ構造において、物理的な上部支持板の役割と電気的に導通する役割をする。
【0106】
また、電気伝導性連結部は電線挿入孔を含む板状のプレートが電気伝導性連結部の役割をする。
図33は、図31の構造を下部から眺めた(282の方向)底面図である。
【0107】
一方の側面曲げ部には両側突出部301、302があり、対向する側面曲げ部にも両側突出部303、304がある。
【0108】
両側突出部は電気コネクタの中心側に向かって曲面をなし、曲げられている。従って、基板の小さい孔への嵌合時、側面曲げ部と曲面の両側突出部が内方に更なる弾性により曲げられ、嵌合される。
【0109】
これは、両側突出部が曲面をなすと、基板の上部孔から嵌合する時、辺により内側に容易に曲げられるという原理であって、曲面でなく直線に電気コネクタの中心側に曲げられていても同一な効果がある。
【0110】
図34は、図31の電気コネクタを正面から眺めた(283の方向)正面図である。電気コネクタの上面の金属板である電気伝導性連結部306から曲げられ、嵌合部としての役割をする側面曲げ部307があり、電気コネクタ分離部の切断面308がある。側面曲げ部の内側面は電線が接触する電気接触部309である。
【0111】
図35は、図31の電気コネクタを側面から眺めた(284の方向)側面図である。嵌合部である側面曲げ部311には両側に突出した両側面突出部312、313があり、上部には電気伝導性連結部314があり、くさび状の側面溝と上面溝で形成された電気コネクタ分離部315がある。
【0112】
図36は、前記コネクタ構造であって、締結部としての側面曲げ部の更に他の実施例である。
【0113】
図36に示しているように、側面曲げ部312には二重に曲げられ突出した二重曲げ部322が形成されており、締結部として役割する。
【0114】
図37は、図36のコネクタの構造を正面(323の方向)から眺めた図である。
【0115】
側面曲げ部324から二重の曲げにより締結部として形成された二重曲げ部325は基板への嵌合時、基板の係止部に係止される締結部として役割する。
【0116】
二重曲げ部は締結部としての役割の外に、電線の挿入時基板の辺に二重曲げ部の先端が着くことによって電線に弾性を加え、接触を可能にする。
【0117】
図38は、本発明に係るコネクタの更に他の実施例である。
【0118】
伝導性薄板からなるコネクタとして、上面である電気伝導性連結部334には電線挿入孔331があり、電気伝導性連結部から連結され曲げられた嵌合部としての側面曲げ部332があり、側面曲げ部の内側は電気接触部であり、側面曲げ部の下部には基板に固定される締結部としての外向き曲げ部333があり、電気伝導性連結部の隣接する電線挿入孔との中間には電気コネクタを容易に分離するための上面溝とくさび状の側面溝からなるコネクタ分離部335があり、下部が開けられていることから上部の電線挿入孔から下部に貫通する構造である。
【0119】
図39は、図37の電気コネクタを正面から眺めた(336の方向)正面図である。
【0120】
コネクタの上部である電気伝導性連結部341から曲げられた側面曲げ部342で再度外方に曲げられた外向き曲げ部343が形成され、締結部として役割する。
【0121】
図40は、図37の電気コネクタを側面(337の方向)から眺めた側面図である。上部である電気伝導性連結部345があり、電気伝導性連結部との中間には上面溝とくさび状の側面溝で形成された電気コネクタ分離部346があり、電気伝導性連結部から連結された側面曲げ部347には外向き曲げ部348がある。
【0122】
図41は、外向き曲げ部である締結部を持つ前記電気コネクタを基板に嵌合していく過程を示す。
【0123】
電気コネクタを押下353すれば、電気コネクタの外向き曲げ部351の全体の幅は基板の電気コネクタ嵌合孔の上面孔352の幅より大きいため、上面孔の辺に係止される。電気コネクタを更に押下356すれば、外向き曲げ部354がコネクタ嵌合孔の上面孔の辺355に係止されて曲げられ、嵌合される。嵌合後357、外向き曲げ部359は元の状態に戻り、基板の係止部358に係止され固定される締結部として役割する。
【0124】
また、外向き曲げ部も二重曲げ部と同様に電線が挿入されれば、外向き曲げ部が基板の孔の辺に着きながら弾性を与え、電線を接触する役割をする。
【0125】
図42は、電気コネクタの更に他の構造である。
【0126】
嵌合部と締結部が円筒状の体でなっているものであり、電線挿入孔が上部から下部に貫通するものである。電線挿入孔361は嵌合部362と一つの円筒状をなしており、円筒状の嵌合部の下端は円筒状突出部363として飛出しており、締結部として役割をする。上面の電線挿入孔は円筒状の嵌合部により下面の孔366まで貫通する。電線挿入孔は電気伝導性連結部364に形成されており、電気伝導性連結部の隣接する電線挿入孔との中間にはくさび状の溝からなる電気コネクタ分離部365がある。
【0127】
円筒状のコネクタの構造を制作する方法としては、金属を溶かし、型枠に注入して制作するモールド法などがある。
【0128】
図43は、図42の円筒状の構造を制作する一例を示す。
【0129】
プレス方法により対向する半円筒状の電気コネクタ367、368を制作した後、これを伝導性接着剤やプラズマ融合方法などを利用して図42の円筒状の構造を制作することができる。
【0130】
前記電気コネクタは金属薄板を利用したものであって、電気的伝導性、嵌合、締結部として役割できるように製作したものである。前記構造にプラスチック外装をすることによって、電気コネクタとしての役割を強化することができる。図7に示した電気コネクタの上面である電気伝導性連結部の上面にプラスチックを取り付けることによって、曲げられる特性と折れる特性を強化し、容易に分離することができる。また、外部からの損傷を防止することもできる。
【0131】
図44は、図7の電気コネクタの上面である電気伝導性連結部の上面にプラスチック板を取り付けたものであって、図9の側面図上にプラスチック板が取り付けられた状態を示している。電気コネクタ369の上部にはプラスチック板370が接着剤などにより固定されており、プラスチック板にも電線を挿入するための孔とコネクタを分離するための溝が形成されている。
【0132】
このようなプラスチック外装を電気コネクタの上部に取り付ける方法の外に、プラスチック外装で電気コネクタを制作する一例は次の通りである。
【0133】
図45は、伝導性金属からなる金属の電気コネクタ本体とプラスチック外装からなる本発明に係るコネクタの分離図である。
【0134】
金属の電気コネクタ本体371には電線挿入孔372が形成された電気を流せる電気伝導性連結部373があり、くさび状の溝の電気コネクタ分離部374が電気伝導性連結部に形成されており、下部にはコネクタ本体を支持する棒状の金属支持部棒375がある。金属支持部棒は内部が開けられており、電線が通過できる。このような金属のコネクタ本体をプラスチック外装377に挿入376して仕上がる。
【0135】
プラスチック外装には金属の電気コネクタを挿入するための金属の電気コネクタ用孔378と、この孔が下部まで貫通して形成する下部孔379と、金属のコネクタ支持部の外装を形成するプラスチック下部嵌合部380と、プラスチック下部嵌合部の下部に突出しているリング状の締結部381と、くさび状の溝を持つ電気コネクタ分離部382とからなる。
【0136】
図46は、図45に示した分離されたコネクタの結合された構造を示す。
【0137】
プラスチック外装の中の金属の電気コネクタ本体392の電線挿入孔393を持つ電気伝導性連結部394と、プラスチック嵌合部395と、プラスチック嵌合部にリング状に突出しているプラスチック締結部396と、下部に貫通されている金属の電気コネクタ本体の金属支持部棒397と、くさび状の溝からなる電気コネクタ分離部398と、からなっている。
【0138】
図47は、図15の四角形のコネクタ嵌合孔とは異なる円形の電気コネクタ嵌合孔を示す。
【0139】
図47は、上方から眺めた平面図であって、基板401には上下に貫通する電気コネクタ嵌合孔402があり、基板と基板との組立てのための組立て凹凸部403がある。電気コネクタ嵌合孔は円形である。
【0140】
図48は、基板の下部から眺めた底面図である。基板404の下部孔405は上部孔より大きくなっており、その中間には電気コネクタの締結部が固定される係止部が形成される。
【0141】
図49は、図47の基板の断面図である。電気コネクタ嵌合孔において、上部孔406の大きさは下部孔407の大きさより小さくなっていることからその中間に係止部408が形成される。
【0142】
このような方式によって多様な形状の電気コネクタ嵌合孔を作ることができる。
【0143】
四角形や円形の外にも、六角形、八角形などの対称的な多角形も可能である。特に、八角形の場合は、上下左右だけでなく対角線方向にも対称であるため、電気コネクタをいろいろな方向に容易に嵌合することができる。
【0144】
図50は、図16の構造を改善した構造であって、特に、改善した構造の端面図である。
【0145】
図50に示している本発明に係る基板において、上部と下部のコネクタ嵌合孔の大きさは同じ、または近似しており、孔の中間に突出部があってコネクタの締結のための係止部として役割する。
【0146】
図50に示しているように、上部の電気コネクタ嵌合孔411と下部のコネクタ嵌合孔412は対称的な形状であり、中間には中間突出係止部413が形成されている。
【0147】
図51は、図50の構造の平面図である。中間には中間突出係止部415があり、電気コネクタ嵌合孔416がある。
【0148】
上部と下部は対称的な形状であり、平面図と底面図の形態は同一である。
【0149】
図52は、図50に示しているように、上部と下部の電気コネクタ嵌合孔は上下に対称し、電気コネクタ嵌合孔の中間に中間突出部がある場合の長所を説明するための図である。
【0150】
図52は、本構造の基板に図7の電気コネクタを嵌合した時の断面図である。
【0151】
示しているように、電気コネクタ嵌合孔の上部421から電気コネクタの嵌合が可能であり、電気コネクタの下部孔423からコネクタ424の嵌合が可能である。このように両方に嵌合された電気コネクタは基板の電気コネクタ嵌合孔の中間突出部である係止部425により固定される。
【0152】
図53は、前記基板に下部広げ部を持つ図27のコネクタを嵌合する場合を示す。基板の上部孔430から嵌合された電気コネクタのうちの一つ431は電線を上部からコネクタの電線挿入孔を通して挿入することができ、また、上部から嵌合された他のコネクタ433には、下部広げ部を通して電線434を下部から挿入することができる。また、基板の下部孔435から嵌合されたコネクタ436にも電線437を広げ部を通して上部から挿入することができ、下部から嵌合された他のコネクタ438の場合にも、電線439を電線挿入孔を通して下部から挿入することができる。
【0153】
このように、基板が上下対称であり、中間突出部による係止部がある場合、上下方のいずれかでも電気コネクタを嵌合し固定することができ、且つ電線を挿入することができる。
【0154】
図54は、本発明に係る基板であって、上下の対称的なコネクタ嵌合孔を持つ基板として、基板の孔の上部と下部から傾斜した面により孔の中間に突出部が形成された傾斜突出部の構造である。
【0155】
図54に示しているように、基板の上部孔441と下部孔442は対称的な構造であり、突出部までの面は傾斜面443であり、中間部は傾斜突出部として傾斜突出係止部444の役割をする。
【0156】
図55は、図53の構造の平面図である。傾斜した傾斜突出部446があり、コネクタ嵌合孔447がある構造である。
【0157】
図56は、本発明に係る前記傾斜突出部を持つ基板の活用図である。
【0158】
図7に示した一側突出部を持つ電気コネクタ451を基板の電気コネクタ嵌合孔452に押下すれば、基板の傾斜面453にコネクタの一側突出部454が傾斜突出部の傾斜面により押されて変形され、これによって嵌合が一層容易となり、嵌合後、コネクタの一側突出部455は基板の傾斜突出部である係止部456に係止され、固定される。
【0159】
前記電気コネクタ嵌合孔において、前記中間突出部の形態でも傾斜突出部の形態でも上部と下部の孔は、対称的な構造であり、またはコネクタの設計によって四角形と円形などの組合わせにより製作することができる。
【0160】
また、前記傾斜突出部は電気コネクタの上部や下部の一側だけに形成することができる。一側だけに形成する場合、傾斜面の傾斜度が緩やかであり、電気コネクタの嵌合がスムースとなる。
【0161】
前記基板の下部に、基板の下部板として発泡ポリスチレンのような発泡化した高分子材料板や紙板を接着剤などにより取り付けることによって、電気コネクタと電線の挿入時、固定させる構造を形成する。電線を電気コネクタに挿入すれば、基板の下部に電線が突出して電線と電線が電気接触できることがあるが、高分子樹脂板や紙のような基板の下部板があれば、電線はこの板へ潜り込んで固定され、電線と電線との接触を防ぐ。
【0162】
本発明に係る下部に締結部を持つ電気コネクタを嵌合し固定する基板の更に他の種類及び形態として、ゴムなどのような弾性高分子材料を利用した電気コネクタ用の弾性高分子板がある。弾性高分子というのは、プラスチックなどを作る高分子材料として、特に弾力性を持つ材料であり、別の孔備えることなく本発明に係るコネクタを弾性高分子板の内部に嵌合できる材料である。
【0163】
プラスチックは金属と比べて硬度が弱く、特に弾性高分子材料は金属で刺したりすれば、容易に陥没する。
【0164】
本発明に係る下部に締結部である突出部を持つ電気コネクタの構造において、別の孔と係止部のない弾性高分子材料からなる弾性高分子基板の内部に圧力を印加し電気コネクタを押下すれば、弾性高分子の弾力性により電気コネクタの締結部が固定されるという特性を利用するのである。
【0165】
図57は、弾性高分子基板の斜視図である。弾性高分子基板には 別の嵌合孔を備えることなく電気コネクタを嵌合できるため、任意の位置に電気コネクタを嵌合することができる。弾性高分子基板の代表的な材料としては、弾性ゴムと発泡性高分子材料がある。ゴム材料には生ゴムと合成ゴムなどのような多様な種類があり、合成ゴムは弾力度、伸び度などを化学的に多様に調節することが可能である。
【0166】
発泡性高分子材料は発泡ポリスチレンや発泡シリコンゴムなどを称するもので、人為的に高分子材料に起泡を発生させることによって、相対的に軟性とその他の保温特性、曲げ特性などを付与したのである。
【0167】
弾性高分子基板に本発明に係る締結部を持つコネクタを嵌合すれば、弾性高分子が押されながら嵌合され、元の状態に戻ることによって締結部を固定することから基板としての役割をする。
【0168】
実際、弾性高分子材料からなる基板に金属を挿入すれば、単純に弾性により押されることだけでなく、弾性高分子の化学的結合が分離されながら溝を生じる結果も発生する。
【0169】
図58は、図31に示した両側面突出部を締結部として形成した電気コネクタを利用した実施例であって、弾性高分子基板に電気コネクタを嵌合し固定する過程を示す。
【0170】
図58に示している電気コネクタの方向は、図31に示した構造において、正面(283の方向)から眺めた電線挿入孔271の断面図である。
【0171】
図58aに示しているように、側面曲げ部を持つ電気コネクタ466を弾性高分子基板465に嵌合するため、圧力を印加468する。この時、電気コネクタは金属材料であって下部が尖っているため、周囲の弾性高分子を押しながら467嵌合される。または、実際、弾性高分子の化学的な結合を分離し溝を生じることによって、嵌合されることもある。化学的な結合が分離されるというは、該部位が破れて嵌合される効果である。
【0172】
電気コネクタの上部の電気伝導性連結部の下面が基板の表面に着く時まで押下する。 図58bに示しているように、更なる圧力を印可469すれば、弾性高分子基板470に電気コネクタ471が嵌合される。
【0173】
このように弾性高分子基板に嵌合され固定されたコネクタに、電線を挿入して電気的に連結することができる。
【0174】
図58cに示しているように、基板472に嵌合された電気コネクタ473の電線挿入孔に挿入された電線474は、側面曲げ部475の下部で側面曲げ部と電気的に接触476する。この時、電線との接触によって側面曲げ部475が開かれ、これによって周囲の弾性高分子材料は押される。
【0175】
図59は、図31に示した締結部として両側突出部を持つ電気コネクタを側面(284の方向)から眺めた側面図であって、弾性高分子基板に嵌合されていく過程を示している。本発明を説明するために、電気コネクタは二つの電線挿入孔だけを持つ構造で示す。
【0176】
図59aに示しているように、弾性高分子からなる基板481に電気コネクタ482を押下483すれば、側面曲げ部の下端の締結部である両側面突出部の下方の傾斜面484が周囲の弾性高分子材料を押し485、押下される。
【0177】
図59bは、電気コネクタが基板に完全に押下された場合を示す。弾性高分子基板486に電気コネクタ487を更に押下488して、電気伝導性連結部489がある部分まで押下した構造である。この時、電気コネクタの締結部である側面曲げ部の両側面突出部490の周囲の弾性高分子材料は、電気コネクタが押下される間両側突出部により押され、両側面突出部の周囲491に弾性的に戻ることによって、電気コネクタを固定する役割をする。
【0178】
図60は、弾性高分子からなる基板上にコネクタを配列し嵌合する平面図である。弾性高分子からなる基板501に電気コネクタ502を設計したい位置に嵌合し固定するものである。
【0179】
弾性高分子基板には別の孔が備えていないことから所望の位置に電子回路を設計し、任意の位置に電気コネクタを嵌合し固定することができる。
【0180】
図61は、弾性高分子基板に嵌合固定された電気コネクタに、電子部品を一例として挿入する図である。
【0181】
弾性高分子基板503の所望の位置に嵌合された電気コネクタ505に、電子部品504を挿入し、電子回路を仕上ることができる。
【0182】
一般に弾性高分子材料は容易に曲げられるため基板の大きさが大きくなれば、形態が変形される。従って、これを防止するために、弾性高分子材料からなる弾性高分子基板の下部に電気コネクタを嵌合でき、且つ曲げられない硬直性材料からなる硬直性板を接着剤などにより取り付けることによって、本発明に係る弾性高分子基板の更に他の構造として、二重構造を持つ基板を活用する。
【0183】
図62は、このような構造であって、本発明に係る電気コネクタを嵌合するための二重構造の基板の斜視図を示す。
【0184】
電気コネクタを嵌合するための二重構造の基板511の上部は、弾性高分子材料からなる弾性高分子板512であり、下部は電気コネクタを嵌合でき、且つ曲げられない板状を維持するための硬直性材料からなる硬直性板513である。
【0185】
上部構造に使用される弾性高分子基板の材料としては、弾性ゴムと発泡性高分子材料が可能である。発泡性高分子材料はシリコンゴム材料などを内部に起泡を発生させる方法により軟性とその他の保温特性、曲げ特性などを付与したものである。このような材料は弾性を持っているため、電気コネクタを嵌合し固定する。
【0186】
二重構造の基板の下部である硬直性板の硬直性材料は、電気コネクタを嵌合でき、且つ硬直性を維持する材料であって、発泡ポリスチレンや厚い紙が使われる。発泡ポリスチレンは発泡性材料の一種として形状を維持し、且つ電気コネクタを容易に内部に嵌合する。
【0187】
図63は、本発明に係る電気コネクタを二重構造基板に嵌合していく過程が示す。図63は、一例として図31に示した両側突出部を締結部として構成する電気コネクタが嵌合されていく過程を示すものであって、図31に示した側面(284の方向)から眺めた側面図である。便利のために、電気コネクタは二つの電線挿入孔だけを持つ構造で示す。
【0188】
図63aに示しているように、二重構造の基板の上部である弾性高分子板521に電気コネクタ522を押下523すれば、側面曲げ部の下端の締結部である両側面突出部の下方の傾斜面524により周囲の弾性高分子材料が押され525、押下される。
【0189】
図63bは、電気コネクタが基板に完全に押下した場合を示す。弾性高分子基板526に電気コネクタ527を完全に押下528して、電気伝導性連結部529の部分が二重基板の下部530まで押下された場合である。この時、電気コネクタの締結部である側面曲げ部の両側突出部531の周囲の二重構造基板の上部である弾性高分子板の弾性高分子材料は、電気コネクタが押下される間両側面突出部により押され、両側面突出部が二重構造基板の下部である硬直性板まで押下されれば、両側面突出部の上に弾性復元532され、電気コネクタの係止部として役割する。
【0190】
従って、本発明に係る二重構造の基板を使用することによって、基板に別の電気コネクタ嵌合孔を形成することなく本発明に係る電気コネクタを嵌合でき、電気コネクタが嵌合され弾性高分子板により電気コネクタの下部の締結部を固定させる係止部が形成されることができる。
【0191】
このような弾性高分子板を利用した基板製作の長所は、任意の位置に電気コネクタを嵌合することが可能でるため、基板の上部に電子回路を直接印刷し、印刷された回路によって電気コネクタと電子部品と電線を挿入し、電気的に回路を連結することができる。または印刷されたステッカーなどを取り付けることによって、弾性高分子板の上面に電子回路を示すことができる。
【0192】
前記構造において、弾性高分子基板の代わりに電気コネクタ嵌合孔を持つ基板を利用して下部に硬直性板を取り付ける構造もある。この時、下部の硬直性板は基板の孔に嵌合される電気コネクタと、電気コネクタに挿入される電線を固定する役割をする。
【0193】
上述したように、本発明に係る電子回路製作用コネクタと基板は次のような効果がある。
【0194】
第1、として電子回路の製作が可能であり、半田付けのような追加の工程が必要なく、簡単に回路を製作することができる。
【0195】
第2、立式として半田付けしないことから、部品のリサイクルが可能である。
【0196】
第3、電気コネクタを必要な個所にだけ使用すれば良いため、空間を効率的に使用することができる。
【0197】
以上、説明した内容を通じて当業者なら本発明の技術思想を逸脱しない範囲内において、多様な変更及び修正が可能であることがわかる。
従って、本発明の技術的な範囲は実施例に記載の内容により限られるものでなく、特許請求の範囲により定まるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は従来の万能印刷回路基板の構造図である。
【図2】
図2は回路製作に使われる部品の例示図である。
【図3】
図3は従来の万能印刷回路基板を使用して電子回路を製作する例示図である。
【図4】
図4は従来の万能印刷回路基板の電線の下部連結を示す図である。
【図5】
図5は従来のブレッドボード(Bread Board)を示す図である。
【図6】
図6は従来のブレッドボードを利用して電子回路を製作する例示図である。
【図7】
図7は本発明に係る電気コネクタの斜視図である。
【図8】
図8は本発明に係る電気コネクタの正面図である。
【図9】
図9は本発明に係る電気コネクタの側面図である。
【図10】
図10は本発明に係る電気コネクタの平面図である。
【図11】
図11は本発明に係る電気コネクタの底面図である。
【図12】
図12は本発明に係る電気コネクタを製作する過程図である。
【図13】
図13は本発明に係る電気コネクタを曲げて分離する分離図である。
【図14】
図14は本発明に係る電気コネクタに電線を挿入する挿入図である。
【図15】
図15は本発明に係る基板の平面図である。
【図16】
図16は本発明に係る基板の断面図である。
【図17】
図17は本発明に係る基板の底面図である。
【図18】
図18は本発明に係る基板の斜視図である。
【図19】
図19は本発明に係る基板に電気コネクタを押下する断面図である。
【図20】
図20は本発明に係る基板に電気コネクタを更に押下する過程図である。
【図21】
図21は本発明に係る基板に電気コネクタを完全に押下する断面図である。
【図22】
図22は本発明に係る電気コネクタが基板に嵌合配置された平面図である。
【図23】
図23は本発明に係る図22の断面図である。
【図24】
図24は本発明に係る電気コネクタが嵌合された基板に部品を挿入した図である。
【図25】
図25は本発明に係る図24の断面図である。
【図26】
図26は本発明に係る図25における部品と電気コネクタの固定図である。
【図27】
図27は本発明に係る電気コネクタの下部広げ部を持つ構造の斜視図である。
【図28】
図28は本発明に係る図27の正面図である。
【図29】
図29は本発明に係る下部広げ部を持つ電気コネクタに電線を挿入する過程図である。
【図30】
図30は本発明に係る電気コネクタの締結部としての横側曲げ部を持つ構造の斜視図である。
【図31】
図31は本発明に係る電気コネクタの両側突出締結部を持つ構造の斜視図である。
【図32】
図32は本発明に係る図31の電気コネクタの平面図である。
【図33】
図33は本発明に係る図31の電気コネクタの底面図である。
【図34】
図34は本発明に係る図31の電気コネクタの正面図である。
【図35】
図35は本発明に係る図31の電気コネクタの側面図である。
【図36】
図36は本発明に係る二重曲げの締結部を持つ電気コネクタの斜視図である。
【図37】
図37は本発明に係る図36の正面図である。
【図38】
図38は本発明に係る外向き曲げの締結部を持つ電気コネクタの斜視図である。
【図39】
図39は本発明に係る図38の正面図である。
【図40】
図40は本発明に係る図38の側面図である。
【図41】
図41は本発明に係る電気コネクタが嵌合されていく過程図である。
【図42】
図42は本発明に係る円筒状の電気コネクタの斜視図である。
【図43】
図43は図42に係る電気コネクタの分解図である。
【図44】
図44は本発明に係るコネクタの上部にプラスチック板が取付けられた状態の断面図である。
【図45】
図45は本発明に係るプラスチック外装を持つ電気コネクタの製作図である。
【図46】
図46は図45から製作された電気コネクタ構造の斜視図である。
【図47】
図47は本発明に係る円形の電気コネクタ嵌合孔を持つ基板の平面図である。
【図48】
図48は本発明に係る円形の電気コネクタ嵌合孔を持つ基板の底面図である。
【図49】
図49は本発明に係る図47に示した構造の断面図である。
【図50】
図50は本発明に係る基板の係止部として、電気コネクタ嵌合孔に中間突出部を持つ基板の断面図である。
【図51】
図51は本発明に係る基板の係止部として、電気コネクタ嵌合孔に中間突出部を持つ基板の平面図である。
【図52】
図52は本発明に係る図50の構造に電気コネクタが嵌合された図である。
【図53】
図53は嵌合された電気コネクタに電線が挿入される図である。
【図54】
図54は本発明に係る基板の係止部として、傾斜突出部を持つ基板の断面図である。
【図55】
図55は本発明に係る基板の係止部として、傾斜突出部を持つ基板の平面図である。
【図56】
図56は本発明に係る基板の係止部として、傾斜突出部を持つ基板に電気コネクタが嵌合されていく過程図である。
【図57】
図57は本発明に係る弾性高分子基板の斜視図である。
【図58】
図58は本発明に係る弾性高分子基板に図31に示した締結部として両側突出部を持つ電気コネクタを嵌合固定していく過程図である。
【図59】
図59は本発明に係る弾性高分子基板に図31に示した締結部として両側突出部を持つ電気コネクタを嵌合固定していく過程の側面図である。
【図60】
図60は本発明に係る弾性高分子基板にコネクタを配列し嵌合した平面図である。
【図61】
図61は本発明に係る弾性高分子基板に嵌合固定された電気コネクタに、電子部品が挿入されていく過程を示す図である。
【図62】
図62は本発明に係る電気コネクタを嵌合するための二重構造の基板の斜視図である。
【図63】
図63は本発明による電気コネクタを二重構造の基板に嵌合していく過程を示す図である。

Claims (35)

  1. 電線を挿入するための複数個の電線挿入孔を持つ伝導性金属薄板である電気伝導性連結部と、前記電気伝導性連結部と連結され内面が電線と接触しながら基板の孔に嵌合される伝導性金属薄板である嵌合部と、から構成されることを特徴とする電子回路製作用電気コネクタ。
  2. 前記嵌合部は、電気伝導性連結部の側面を曲げにより形成した側面曲げ部から構成されることを特徴とする請求項1に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  3. 前記側面曲げ部の下端には、両端が突出した形態の下端突出部が形成されており、電線が脱出できないようにする電線支持溝が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  4. 前記側面曲げ部の下部には、下部が曲げられ両方に広げられた下部広げ部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  5. 前記側面曲げ部の内面が、電線と電気コネクタが電気的に接触する電気接触部であることを特徴とする請求項2に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  6. 前記側面曲げ部の基板に、電気コネクタを固定させる締結部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  7. 前記締結部が、対向する側面曲げ部の各々の反対方向に一方にだけ突出した一側突出部であることを特徴とする請求項6に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  8. 前記締結部が、側面曲げ部の相互対向する面から反対方向に横側に曲げられた突出部として形成される横側曲げ部であることを特徴とする請求項6に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  9. 前記締結部が、側面曲げ部の両側に突出する両側突出部であることを特徴とする請求項6に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  10. 前記側面曲げ部の両側突出部が、電気コネクタの中心側に曲げられていることを特徴とする請求項9に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  11. 前記締結部が、側面曲げ部を二重に曲げた形態で突出する二重曲げ部であることを特徴とする請求項6に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  12. 前記締結部が、側面曲げ部から外方に曲げられた外向き曲げ部であることを特徴とする請求項6に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  13. 前記電線挿入孔は、金属薄板の電気伝導性連結部にプレスやエッチング法により形成されることを特徴とする請求項1に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  14. 前記電気伝導性連結部は、上面の中間に溝が形成されており、側面にくさび状の溝が形成されていることから、コネクタを容易に分離できる電気コネクタ分離部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  15. 前記電気伝導性連結部の上面に、プラスチック板を取り付けることを特徴とする請求項1に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  16. 前記嵌合部は、円筒状の体で形成されており、電線挿入孔は上部から下部に貫通することを特徴とする請求項1に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  17. 前記嵌合部の下端に、円筒状の突出部を持つ締結部が形成されることを特徴とする請求項16に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  18. 電線を挿入するための電線挿入孔と、電線挿入孔を連結する電気伝導性連結部と、電気伝導性連結部との中間に形成される電気コネクタ分離部と、コネクタ本体の下部で本体を支持する金属支持部とから構成されるコネクタ本体と、
    前記コネクタ本体が挿入される金属の電気コネクタ用孔と、中央が開けられており、前記金属の電気コネクタ用孔と連結される下部プラスチック嵌合部と、前記下部嵌合部の下端の中央が開けられた締結部と、前記コネクタの分離のために形成されるコネクタ分離部とから構成されるプラスチック外装と、からなることを特徴とする電子回路製作用電気コネクタ。
  19. 前記金属支持部は、棒状であることを特徴とする請求項18に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  20. 前記締結部は、リング状であることを特徴とする請求項18に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  21. 前記電気伝導性連結部には、くさび状の溝が形成されることを特徴とする請求項18に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  22. 前記プラスチック外装のコネクタ分離部には、くさび状の溝が形成されることを特徴とする請求項18に記載の電子回路製作用電気コネクタ。
  23. 嵌合部と締結部を持つ電気コネクタを嵌合し固定する基板において、電気コネクタの嵌合部が嵌合され電気コネクタの締結部が固定される多数個の電気コネクタ嵌合孔を持つことを特徴とする電子回路製作用基板。
  24. 前記電気コネクタ嵌合孔は、上下に貫通する孔であることを特徴とする請求項23に記載の電子回路製作用基板。
  25. 前記電気コネクタ嵌合孔は、孔の上部の大きさと下部の大きさが異なることから電気コネクタの締結部が固定されることを特徴とする請求項23に記載の電子回路製作用基板。
  26. 前記電気コネクタ嵌合孔には、中間に突出による係止部が形成されることを特徴とする請求項23に記載の電子回路製作用基板。
  27. 前記電気コネクタ嵌合孔は、突出部までの面が傾斜面であり、係止部が形成されることを特徴とする請求項26に記載の電子回路製作用基板。
  28. 基板の下部に、基板の下部板が取り付けられることを特徴とする請求項23に記載の電子回路製作用基板。
  29. 基板の下部板は、発泡化した高分子材料板であることを特徴とする請求項28に記載の電子回路製作用基板。
  30. 嵌合部と締結部を持つ電気コネクタを嵌合し固定する基板において、基板が弾性高分子板からなることを特徴とする電子回路製作用基板。
  31. 前記弾性高分子基板の材料が、弾性ゴムであることを特徴とする請求項30に記載の電子回路製作用基板。
  32. 前記弾性高分子基板の材料が、発泡性高分子材料であることを特徴とする請求項30に記載の電子回路製作用基板。
  33. 前記弾性高分子基板の下部に、硬直性板が取り付けられた二重構造であることを特徴とする請求項30に記載の電子回路製作用基板。
  34. 前記硬直性板の材料が、発泡ポリスチレンであることを特徴とする請求項33に記載の電子回路製作用基板。
  35. 前記硬直性板の材料が、紙であることを特徴とする請求項33に記載の電子回路製作用基板。
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