JP2004503424A - セキュリティシステム - Google Patents
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Abstract
車両の内燃機関を選択的に可能および不能にするためのセキュリティシステムが提供される。セキュリティシステム（１）はエンジン点火またはエンジン作動に必要である重要な車両サブシステムへのまたはそれからの電流を選択的に遮断するセキュリティモジュール（３）を含んでいる。前記セキュリティモジュール（３）は、このセキュリティモジュール（３）が車両サブシステム全体を除去することなしに車両のエンジン室から除去されることができないように車両サブシステムの電気端子（２）に取着しかつ錠止する。そのうえ、セキュリティモジュール（３）は許可されていないアクセスから電気端子（２）を電気的に絶縁するように車両サブシステムの電気端子（２）を被覆しかつ絶縁する。セキュリティシステム（１）はさらにコントローラ（２９）およびスイッチ要素（３１）を含み、これらは制御し得るように可能または不能にされるように求められる車両サブシステムへまたはそれからの導電路からの電流を選択的に制御するためにセキュリティモジュール（３）内に配置される。
Description
【０００１】
（技術分野）
本発明は、車両セキュリティシステムに関する。さらにとくに、本発明は、許可されていない活動を阻止するために車両の電気的なサブシステムを不能（ディスエーブル）にするためのセキュリティシステムに関する。そのうえ、本発明は、向こう見ずな運転およびこの国中の実質的な経済的損失を結果として生じる自動車の窃盗の防止に関する。
【０００２】
（背景技術）
かなりの数の窃盗防止装置が考案されたけれども、「専門的な」および同様に素人の窃盗犯はかかる装置を乗り越えるのに熟練しかつ除去のために車両を「ホットワイヤリング（点火装置をショートさせてエンジンを動かす）」する。
【０００３】
車両のフードおよびドアにロックを設けて車両の内部へのアクセスを困難にさせることによって車両を安全にする試みがなされている。さらに他の試みがドアロックを引っ込ませるためのワイヤまたはドア「ジミーズ」の挿入に対して阻止するように窓の開口を再設計することによって車両の内部を安全にするようになされている。しかしながら、自動車を除去する個人の意図は、通常、運転席の側の窓を破壊することを含んでいる、各種の工具を取り合わせて使用する車両の内部へ近づいている僅か長手方向問題を有している。いったん車両の内部へのアクセスが得られると、エンジン室は自動車泥棒が点火装置をショートさせてエンジンを作動させ得るフード錠止解除レバーの作動によって容易にアクセスされることができる。
【０００４】
キー作動のおよび組み合わせ型の錠止スイッチが、窃盗を阻止するために自動車の点火回路、ディストリビュータ装置、動力装置等のごとき、種々の電機回路の許可されていない阻止するために考案された。これらのロックは電気的に符号化したキー、機械的に符号化したキー、デジタル入力キーパッド、電子光学的に符号化したキーおよび無線周波数（ＲＦ）キーを含んでいる。残念ながら、錠止装置をホットワイヤリングすることによってまたはＲＦセキュリティコードを不正に捕捉または再放送することによって錠止装置をバイパスすることによりこれらの錠止装置の各々を打ち負かすための公知の方法がある。
【０００５】
追加のセキュリティシステムはスタータソレノイド、スタータモータおよび／またはディストリビュータを作動解除することに向けられている。スタータソレノイドの巻線への電気エネルギは車両のバッテリとスタータモータとの間の回路を閉じるプランジャを作動する。スタータソレノイドは同時に車両のフライホイールとの噛み合い係合にピニオンギヤを強制するシフトリフタを作動しそれによって車両点火の間中スタータモータをエンジンに機械的に接続する。スタータモータは車両の内燃機関の下に代表的に置かれるハウジング内に収容される。スタータモータは車両のフライホイールに係合する回転可能なアーマチュアを含んでいる。電流がスタータソレノイドを介して供給されるとき、スタータモータはアーマチュアを回転させ、それによって内燃機関を「始動」させる車両のフライホイールを回転させる。一方、ディストリビュータは内燃機関が運転し続けるのを可能にするようにエンジンスパークプラグの燃焼シーケンスを制御する。
【０００６】
幾つかの試みが車両の許可されていない動きを阻止するためにこれらのエンジンサブシステムの各々を活動解除するかまたは不能にするためになされている。例えば、アメリカ合衆国特許第４，１４１，３３２号明細書は点火キースイッチをショートするためのエンコーダ／デコーダを記載している。アメリカ合衆国特許第５，９４２，８０７号明細書はフライホイールへのスタータモータ駆動ギヤの係合を不可能にするためのストッパを含んでいる窃盗防止システムを記載している。一方、
アメリカ合衆国特許第４，７３３，６３８号明細書は車両のスタータモータを作動する前の作動を要求している無線周波数送信機／受信機装置を記載している。
【０００７】
アメリカ合衆国特許第５，５４８，１６４号明細書は車両のスタータモータに取着するセキュリティモジュールを記載している。セキュリティモジュールはスタータソレノイドのパワー端子へのパワーを遮断するための内部スイッチを含んでいる。同様に、アメリカ合衆国特許第６，０２６，７７３号明細書は車両のバッテリと車両のスタータモータとの間に直列に接続される窃盗防止システムを記載している。
【０００８】
残念ながら、自動車のセキュリティシステムを設けるような従来の試みのすべてが自動車雄大な欠点を蒙っている。例えば、ソレノイド、スタータまたはディストリビュータのごとき、車両の電気システムの活動を妨害する多数のシステムが警報装置の簡単な除去によってまたは警報装置をショートすることによって克服され得る。一方、アメリカ合衆国特許第４，７３３，６３８号明細書に記載されたシステムは構成するのが難しくかつ高価でありそして多数の車両のエンジンハウジング内に嵌合するような多数の形状に作られねばならないまったく新しいスタータハウジングを必要とする。アメリカ合衆国特許第５，５４８，１６４号明細書はスタータソレノイドのパワー端子に直接取着するセキュリティシステムを記載している。スタータソレノイドからのセキュリティモジュールの除去を妨害するために、追加のハウジングが許可されてない人間によるそれらへのアクセスを妨害するためにスタータソレノイドの端子上の所定位置に錠止される。さらに、アメリカ合衆国特許第６，０２６，７７３号明細書に記載されたシステムはバッテリとスタータソレノイドのパワー端子との間に顕著なパワーを支持するスイッチを含んでいるセキュリティシステムを記載している。残念ながら、かかるシステムを通る高いパワーは電気的雑音、電気スパイクおよびソレノイドコイルからの逆ＥＭＦを受け易い。加えて、セキュリティシステムスイッチを通過しているパワーからの熱が代表的にはセキュリティシステムの電子的構成要素を損傷し得る顕著な熱を発する。
【０００９】
それゆえ、本発明の目的は、新規なかつ改良された車両のセキュリティシステムを提供することにある。
【００１０】
本発明のさらに他の目的は、安価でかつ信頼し得る車両のセキュリティシステムを提供することにある。
【００１１】
本発明の追加の目的は、事実上すべての車両のエンジン室内に存在するように構成され得る車両セキュリティシステムを提供することにある。
【００１２】
さらに、本発明の追加の目的は、キー符号化、ＲＦ符号化等のごとき種々の符号化システムと接続して茶道することができる車両セキュリティシステムを提供することにある。
【００１３】
（発明の開示）
本発明は車両の許可されていない作動を妨げるために改良されたセキュリティシステムを設けることによって上述した欠点に取り組んでいる。セキュリティシステムはエンジン点火またはエンジン作動を不能にするために車両の１またはそれ以上の重要な電気的サブシステムに接続するセキュリティモジュールを含んでいる．電気的サブシステムは車両ソレノイド、スタータモータ、バッテリおよびディストリビュータを含んでいる。セキュリティモジュールは、これらのサブシステムのいずれかを特定の車両サブシステムを不能にするために導電路に沿って電流を選択的に遮断するために車両電気システムの残部に接続する導電路と直列に接続される。
【００１４】
本発明の第１の実施の形態において、セキュリティモジュールは車両の点火スイッチと車両のソレノイドの初期のスタッドとの間に接続される。代替の実施の形態において、本発明のセキュリティモジュールはバッテリと点火スイッチとの間に直列に接続される。車両が、多数のフォード車両に取り付けられるように、１ユニットとして構成されたソレノイドおスタータモータを含むならば、本発明のセキュリティモジュールは遠隔のソレノイドとスタータモータとの間に直列に接続される。これらの導電路のいずれかにおける電流の遮断は車両のエンジンを事実上始動不能にさせる車両の必須のサブシステムを不能にする。
【００１５】
本発明によれば、セキュリティモジュールは、不能にされるように意図される車両サブシステムの電気端子に直接取着車両かつ錠止する。このために、セキュリティモジュールは中央孔に開口するハウジングの底部外方に開口を有するハウジングを含んでいる。孔は受容するように向けられる車両サブシステムの電気端子の受容のために寸法付けられかつ形状付けられている。そのうえ、セキュリティモジュールは、いったん電気端子上に取り付けられると、セキュリティモジュールが車両から車両サブシステム全体の除去なしには除去され得ないように車両サブシステムの電気端子にハウジングを錠止するための錠止手段を含んでいる。好適な実施の形態において、錠止構体はハウジングの中央孔内に配置される１またはそれ以上の顎部を含んでいる。孔の側壁は、孔がその開口に向かってより狭くなりかつハウジングの中心に向かって上方に広がるようにテーパが付けられている。錠止手段は、さらに、１またはそれ以上の顎部を孔の開口に向かって下方にかつないほうに偏倚するためのハウジング孔内に配置されたばねを含んでいる。
【００１６】
セキュリティモジュールは、ハウジングの孔に上方にかつないほうに向かって端子を単に突出させることにより車両のサブシステムの電気端子上に取り付けられる。電気端子が錠止構体の顎部に係合しているとき、顎部は、セキュリティモジュールが電気端子をモジュールの孔に突出させている電気端子上に下方に向かって強制される。しかしながら、セキュリティモジュールは電気端子からモジュールを除去するようにセキュリティモジュールに働かされる力がハウジングの孔の狭い領域に向かって下方にかつ内方に向かって顎部を単に強制させるとき電気端子から容易に除去されることができず、それによって顎部をより緊密に電気端子に把持させる。かくして、いったん取り付けられると、セキュリティモジュールは車両サブシステムの電気端子から除去されることができずそして伝記端子は電気端子へのあらゆる物理的または電気的アクセスを反しするようにセキュリティモジュールハウジングによって被覆されかつ絶縁される。
【００１７】
セキュリティモジュールハウジング内に配置されるのは、コントローラおよび車両サブシステムの電気端子に係合する顎部と電流が電気端子へまたはそれからそれに沿って流れるようになされる導電路との間に直列に接続される切り替え要素である。コントローラは、本発明のセキュリティシステムを可能にかつ不能にするために可能または不能コマンドの受信と記載解放位置から兵士位置へ切り換え要素を制御するためにプリント配線基板、デジタルコード読み取り器、マイクロコントローラ等を含むことができる。可能および不能コマンドは、車両内にこていされるかまたは車両の許可されているドライバによって支持され得るワイヤレスＲＦ送信機によって送信され得る。代替において、可能および不能コマンドはセキュリティモジュールのコントローラにワイヤまたはケーブルによって接続される作動モジュールによって送信され得る。作動モジュールは、好ましくは、ダッシュボードの下のごとき、車両のキャビンに取り付けられ、そして電気的符号化キー、機械的符号化キー、デジタル入力キーパッド、電子工学的符号化キーまたは無線周波数キーによって作動される。
【００１８】
本発明の好適な実施の形態において、本発明のセキュリティモジュールは車両ソレノイドのイニシェータスタッドに直接取着されかつ錠止される。ソレノイドは、錠止構体の顎部、切り換えスイッチおよびこの場合に、通常点火スイッチから車両ソレノイドの初期のスタッドに直接送られるケーブルである導電路を介して車両の点火スイッチに直列に接続される。好都合には、初期のスタッドへの電流を遮断することによって、切り換え要素は高い電流に遭遇せずかつしたがってより少ない費用の切り換え要素が使用され得る。そのうえ、切り換え要素を通っている低い電流はセキュリティモジュールのコントローラを損傷し得る熱または電気的干渉をより少なく生じ易い。
【００１９】
本発明のセキュリティシステムは、セキュリティモジュールが多数の異なる車両ソレノイドの初期のスタッドに係合するように構成されることができ、かつ車両のバッテリまたはスタータモータのごとき多数の種々の重要な車両電気サブシステムの電気端車両に係合するように構成されることができるので、すべての車両への事実上自在な適用を設ける。
【００２０】
加えて、本発明のセキュリティシステムは機械的キー符号化、ＲＦ符号化、キーパッド符号化のごとき公知の符号化システムのあらゆる型と事実上協働して使用されることができる。
【００２１】
本発明の他の特徴および利点は添付図面に関連して続いている詳細な説明を読むとき当該技術に熟練した者によって理解される。
【００２２】
（発明を実施するための最良の形態）
本発明は種々の形状において実施の形態を許容するが、本開示が本発明の例示としてみなされ例示された特定の実施の形態に本発明を制限するように意図されないことの理解により本発明の現在好適な実施の形態が図面に示されかつ以下で説明される。
【００２３】
図面において関連して、かつとくに図１、図２、図７および図８を参照して、本発明のセキュリティシステム１は、エンジン点火または連即のエンジン作動に必要な重要な伝記路と直列に接続されるセキュリティモジュール３を含んでいる。図７に示されるように、セキュリティモジュール３はエンジンの点火スイッチ５７と車両ソレノイド３７との間に延びている重要な電気ロッドと直列に接続されている。しかしながら、本発明のセキュリティモジュール３はバッテリ４７と点火スイッチ５７との間、車両ソレノイド３７とエンジンスタータモータ４３（幾つかの車両に適用し得る）との間、または車両の主要電気バスとエンジンディストリビュータとの間のごとく、車両エンジンのエンジン点火または連続作動に必要であるあらゆる重要な電気路４と直列に接続されることができる。
【００２４】
図１および図２を参照して、セキュリティシステムは、さらに、ハウジング５、およびセキュリティモジュールハウジング５内に置かれる切り換え要素３１およびコントローラ２９を含んでいる。コントローラ２９は、制御されるように求められる電気路４にソレノイドって電流の流れを選択的に許容または遮断するように解放または閉止するスイッチの作動を制御、それは、順次、エンジンの点火または作動に必要とされる車両サブシステムの可能および不能を制御する。好ましくは、切り換え要素３１はソリッドステート装置、シリコン制御整流器（ＳＣＲ）のごとき固体材料から主としてまたは排他的に構成される装置である。代替において、好ましくは、切り換え要素３１は１またはそれ以上の金属酸化物シリコンフィールド効果トランジスタ（ＭＯＳＦＥＴｓ）を含んでいる。切り換え要素３１は、プリント配線基板（図５参照）であってもよいまたはより好ましくは、６４ビットコードの形を取る可能（イネーブル）および不能（ディスエーブル）コマンドを読み取る、「デジタルコードリーダ」としてまた知られている、６４ビットアドレス可能なスイッチであるコントローラ９によって制御される。６４ビット可能または不能コマンドがセキュリティシステム１の許可されている可能または不能に受容されているように認められるとき、アドレス可能なスイッチは切り換え要素３１を要求されるように開閉させる。例えば、６４ビット可能コマンドがアドレス可能なスイッチによって受信されるならば、アドレス可能なスイッチはセキュリティシステム１を「イネーブルモード」に入らせ、そのさいセキュリティシステム１は作動されかつ切り換え要素３１は不能にされるように意図される車両サブシステムへの電流の流れを停止するように開く。
【００２５】
可能または不能コマンドは当該技術に熟練した者によって知られる多数の手段によって送信される。例えば、可能コマンドは車両の運転席内に配置され得るリモートＲＦ送信機によって送信されることもでき、またはそれらのキーチェーン６７のごとき人間によって支持されることもできる。ＲＦ送信機は代表的にはセキュリティシステム１を可能または不能にするための複数のボタンを含みそしてホーン等を鳴らすための警報器を作動するのに向けられるボタンを含むこともできる。図６、図７および図８に示されるように、セキュリティモジュール３に可能および不能コマンドを送信するための代替の実施の形態において、本発明のセキュリティシステム１はデータケーブル６５および電気コネクタ２７によってセキュリティモジュール３に電気的に接続される活動モジュール６１を含んでいる。活動モジュール６１はセキュリティシステム１を可能および不能にするようにドライバによってアクセスし得る車両上のどこにでも置かれることができる。好ましくは、活動モジュール６１は、エンジンを始動させるドライバの直前にドライバによるアクセスが容易のためダッシュボードの下の車両の運転席内に置かれる。活動モジュール６１は機械的なキー符号化、キーパッド符号化、電気光学キー符号化等のごとき当該技術に熟練した者に知られているあらゆる符号化手段によって制御可能である。好適な実施の形態において、活動モジュール６１は人間のキーチェーン６７に支持され得るタッチキー６９によって送信された６４ビットコードの受信を分析するプロセッサを含んでいる。作動において、車両の許可された使用者はキー６９を活動モジュール６１に接触させ、そのときタッチキー６９から活動モジュール６１に第１の６４ビットコードを送信する。コードが認識されると、活動モジュール６１はシステムデータケーブル６５および電気コネクタ２７に沿ってセキュリティモジュール３に、異なる６４ビットコードを含んでいる、可能コマンドまたは不能コマンドを送る。二重の６４ビットコードの使用はセキュリティシステム１を作動解除するような許可されていない試みに対して追加の保護を設ける。
【００２６】
重要な電気路４の電流を遮断するためのセキュリティモジュール３が不能にされるように意図される車両のサブシステムに直接取り付けられかつ錠止されることは本発明の追加の目的である。とくに、セキュリティモジュール３が、セキュリティモジュール３の除去が車両からサブシステムの除去なしに行われることができないように車両サブシステムの電気端子２に直接取着かつ錠止されることが本発明の目的である。このために、本発明のセキュリティシステム１は車両サブシステムへまたはそれからの電流を選択的に遮断するために重要な車両サブシステムの電気端子２に直接セキュリティモジュール３を錠止するための錠止構体を含んでいる。
【００２７】
図１および図２を参照して、好適な実施の形態において、セキュリティモジュール３を電気端子２に錠止するために、セキュリティモジュール３は中央孔７に開口するその底部外方に開口９を有するハウジング５を含んでいる。当該技術に熟練した者に理解されるように、ハウジング５はその底部外方に開口９を有するようにここでは説明されるが、車両サブシステムに取着されるようなセキュリティモジュール３の位置に依存して、開口９はハウジング５の側部にまたは本発明の精神および範囲から逸脱することなしにその頂部に位置決めされ得る。例えば、図２、図３および図４は、開口９がハウジング５の右側にあるように方向付けられたセキュリティモジュール３を示している。孔７は、この孔７内に伸縮自在に受容され得る電気端子２の受容のために寸法付けられかつ形作られている。そのうえ、孔７はハウジングの開口９から外方に向かってテーパが付けられている側壁１３を含んでいる。
【００２８】
セキュリティモジュール３を錠止するための錠止構体は孔のテーパを付けた側壁１３に隣接して孔７内に同心的に配置される１またはそれ以上の顎部１５を含んでいる。顎部１５は電気端子２のネジ山に係合するためのギザギザの付いた縁部１９を含むか、または代替において、顎部１５は滑らかな縁部を有している。加えて、錠止構体は、好ましくは、ハウジングの開口９に向かって顎部１５を偏倚するためにハウジングの開口７内に置かれるばね２３および偏倚板２５を含んでいる。孔の側壁１３のテーパ付き構造によって、顎部１５は内方にかつ下方に向かって強制される（そのさい、ハウジングの開口９はセキュリティモジュール３の底部にある）。セキュリティモジュール３が車両のサブシステムの電気端子２に取着されかつ錠止されるとき、電気端子２は、セキュリティモジュール３が車両サブシステムの側部に係合するモジュール時電気端子２を完全に被覆するまで電気端子２の完全な受容を許容する上方にかつ外方に向かって顎部１５を強制するハウジングの開口７に強制される。一方、セキュリティモジュール３は、電気端子２からモジュールを除去するようにセキュリティモジュール３に働かされる力が電気端子２をより緊密に把持するように内方に向かって強制されるように顎部１５を簡単に生じるので電気端子２からの力によって容易に除去され得ない。
【００２９】
好ましくは、顎部１５は、ワイヤ１６によって切り換え要素３１に電気的に接続される銅のごとき高い導電性の材料から製造される。そのうえ、ハウジング５またはテーパ付き内壁１３は、ワイヤ１６を通って伝送される電流、切り換え要素３１および重要な導電路４をコントローラ２９に接続する伝記コントローラ２０を除いて、車両サブシステムの電気端子２を電気的に絶縁するように実質上電気的に絶縁の材料から製造されるのが好ましい。加えて、ハウジング５は、セキュリティモジュールおよびその構成要素による物理的な干渉を妨げるように硬質プラスチックまたは鋼およびアルミニウムを含んでいる金属のごとき、極めて耐久力のある材料から製造されるのが好ましい。
【００３０】
図１ないし図４に示されるように、好ましくは、セキュリティモジュール３はハウジング５が開口９の下に突出する突起６により構成されるように構成される。突起６は、セキュリティモジュール３がいったん電気端子２に取り付けられると、セキュリティモジュール３がこのセキュリティモジュール３のあらゆる回転が車両サブシステムの外方側壁に突起６を係合させるので電気端子２上で回転されることができないように車両サブシステム側壁１３に沿って延びるように設けられかつ構成される。この構造は、他の方法では、車両サブシステムから係合解除されかつ除去されるようなセキュリティモジュール３を許容する電気端子２のネジ山でのセキュリティモジュール３の回転を禁止するのに好ましい。
【００３１】
図２ないし図４を参照して、好適な実施の形態において、セキュリティモジュール３はソレノイド３７の初期のスタッド４１に直接取着しかつ錠止する。スタータソレノイド３７の巻線への電流はプランジャを移動させ、このプランジャはバッテリ４７からスタータモータ４３への回路を閉じかつ同時にフライホイールとの噛み合い係合にピニオンギヤを強制するシフトレバーを作動する。その後スタートモータへ流れる電流はピニオンギヤを機械的に回転させかつ順次エンジン点火を生じるようにエンジンを回転させる。スタータソレノイド３７への電流はソレノイド３７の初期のスタッド４１へ伝送される低電力回路によって制御される。したがって、初期のスタッド４１への電流のあらゆる遮断はスタータソレノイド３７を完全に不能にする。
【００３２】
かくして、本発明は、セキュリティシステム１が許可された人間によって不能にされるまで車両の窃盗を防止するためにスタータソレノイド３７を完全に不能にするセキュリティシステム１を設ける。図６および図７を参照して、これは、セキュリティモジュール３に伝送されるような６４ビット不能コマンドを生じる、活動モジュール６１へ彼のタッチキー６９を係合している許可された人間によって達成される。認識された不能コマンドの受信時、コントローラ２９はスイッチ５７を閉止された位置に移動させそれによって点火スイッチ５７が回転されるときソレノイド３７の初期のスタッド４１へ電気路４に沿って電流を流れさせる。逆に、セキュリティシステム１は再びタッチキー６９を活動モジュール６１に係合させるときか、または、単に、セキュリティシステム１を可能にするための条件として活動モジュール６１によって認識されるエンジンの活動解除時に可能にされ得る。
【００３３】
図７を参照して、代替の実施の形態において、セキュリティモジュール３はソレノイド３７のパワー端子３９に直接取着されかつ錠止される。この実施の形態は構造に対して好ましいと見なされず、そのさいセキュリティモジュール３は、セキュリティモジュール３内に置かれた切り換え要素３１が著しくより高い電流を支持するように構成されねばならないように、初期のスタッド４１に直接取着する。しかしながら、初期のスタッド４１がエンジン室内に達するのが難しいならば、本発明はソレノイド３７のパワー端子３９にセキュリティモジュール３を取着することを設ける。点火スイッチ５７を通って流れている電流を遮断することに代えて、セキュリティモジュール３の切り換え要素３１はセキュリティシステム１が作動されるときバッテリ４７とソレノイド３７のパワー端子３９との間のパワーを遮断する。
【００３４】
セキュリティシステム１は、セキュリティモジュール３がソレノイド３７の初期のスタッド４１に取着されかつ錠止される実施の形態と同一の方法において可能にされる。許可された人間がセキュリティシステム１にキーコードを入力する。上述したように、これらのキー符号化システムは当該技術に熟練した者に知られるあらゆる型からなることができる。図７に示されるように、タッチキー６９はこのタッチキー６９から活動モジュール６１へ６４ビットコードを伝送するように活動モジュール６１上の端子に係合される。それが許可されたコードとして認識されるならば、活動モジュール６１は、セキュリティモジュール３へシステムデータケーブル６５に沿って、異なる６４ビットコードの形で、可能（イネーブル）コマンドを伝送する。内部コントローラ２９はメモリに記憶されたコードと６４ビットコードを比較する。コードが認識されるならば、コントローラ２９はスイッチ３１にバッテリ４７の正のバッテリ端子４９とソレノイド３７の高電流端子３９との間の回路を開放させる。セキュリティシステム１がいったん活動されると、車両は活動モジュール６１に許可されたコードを入力するかまたはソレノイド３７をエンジン室から除去しかつそれをセキュリティモジュール３によって固定されない他のソレノイド３７と置き換えることによってセキュリティシステム１を不能にすることなしに始動されることができない。
【００３５】
図８を参照して、幾つかの車両はともに接続されないソレノイド／スタータモータを備えておりかつそのさいソレノイド３７はフライホイールとの噛み合い係合にスタータモータのピニオンギヤを強制するシフトレベルを含んでいない。代わりに、リモートソレノイド５５が、単に高電流をバッテリ４７からスタータモータ４３上の高電流端子３９に送っている、高電流スイッチとして作動する。スタータモータ４３はエンジンを回転しかつエンジン点火を開始するためにフライホイールとの噛み合い係合にピニオンギヤを動かすためのその固有の機械的な機構を含んでいる。これらのようなエンジンシステムに関して、本発明の好適な実施の形態において、セキュリティモジュール３はスタータモータ４３のパワー端子４５に直接取着されかつ錠止される。可能モードへのセキュリティシステム１の作動はスタータモータ４３とリモートソレノイド５５との間の電流を中断する。かくして、スタータモータ４３は認識されたコードを入力している許可された人間によるかまたはスタータモータ４３およびセキュリティモジュール３をエンジンハウジングから除去しかつそれらをセキュリティモジュール３によって不能にされないスタータモータ４３と置き換えることによってセキュリティシステム１を不能にすることなしに作動されることができない。
【００３６】
さらに図８を参照して、車両がスタータモータ４３から離して配置されるソレノイド５５を含む場合に、セキュリティモジュール３は、セキュリティシステム１が可能にされるときリモートソレノイド５５とスタータモータ４３との間の電流を遮断するようにリモートソレノイド５５の出力電流端子５６に取着されかつ錠止される。これは、この構造がスタータモータ４３の被覆されないパワー端子４５へのバッテリ４７の正の端子４９との間の電気的接続に一時的に送る車両泥棒によって容易に不能にされ得るので本発明の好適な実施の形態とはみなされない。しかしながら、この実施の形態はスタータモータ４３のパワー端子４５が泥棒またはセキュリティモジュール３をスタータモータ４３に取着するように試みる者によってほとんど達することができないならば使用され得る。
【００３７】
本発明のさらに追加の実施の形態において、セキュリティモジュール３は、バッテリ４７とスタータモータとの間の電流を遮断するために、バッテリ４７の正の端子４９に直接取着されかつ錠止される。セキュリティシステム１を可能にすることは、セキュリティシステム１が認識されたコードをセキュリティシステム１に入力する許可された人間によって、またはバッテリ４７とスタータモータとの間の代替の電流路を構成することによって不能にされるまでバッテリ４７とスタータモータ４３との間の電流を遮断する。再び、かかる方法において構成された本発明のセキュリティシステム１は予測した泥棒が追加のバッテリおよびエンジン点火用の車両ソレノイドへ電流を伝送するような配線を単に利用することができるので車両泥棒に対して限定された保護のみを設ける。
【００３８】
本発明の特定の好適な実施の形態が本書でとくに説明されたけれども、理解されることは、変化が本発明の精神および範囲から逸脱することなく車両セキュリティシステムの構成、材料およびレイアウトになされ得るということである。本発明を当該技術に熟練した者がそれを作りかつ使用可能であるような用語において説明しかつその現在好適な実施の形態を識別して、私は要求する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のセキュリティモジュールを示す断面図である。
【図２】車両ソレノイドの初期のスタッドに取着されかつそれを絶縁しているセキュリティモジュールを示す図３の断面２−２に大体沿って取られたセキュリティモジュールの断面図である。
【図３】車両スタータモータの頂部に取り付けられた車両ソレノイドの初期のスタッドに取着している図１および図２のセキュリティモジュールの取着を示す側面図である。
【図４】車両ソレノイドの初期のスタッドに取着されかつそれを絶縁している本発明のセキュリティモジュールを示す正面図である。
【図５】本発明のセキュリティモジュールの作動を制御するためのコントローラとして使用され得るプリント配線基板を示す図である。
【図６】本発明のセキュリティモジュールのコントローラに可能および不能コードを伝送するために車両のダッシュボードの下に代表的に取り付けられる活動モジュールを示す図である。
【図７】本発明のセキュリティシステムの好適な実施の形態のレイアウトを示す図である。
【図８】本発明のセキュリティシステムの追加の好適な実施の形態のレイアウトを示す図である。
（技術分野）
本発明は、車両セキュリティシステムに関する。さらにとくに、本発明は、許可されていない活動を阻止するために車両の電気的なサブシステムを不能（ディスエーブル）にするためのセキュリティシステムに関する。そのうえ、本発明は、向こう見ずな運転およびこの国中の実質的な経済的損失を結果として生じる自動車の窃盗の防止に関する。
【０００２】
（背景技術）
かなりの数の窃盗防止装置が考案されたけれども、「専門的な」および同様に素人の窃盗犯はかかる装置を乗り越えるのに熟練しかつ除去のために車両を「ホットワイヤリング（点火装置をショートさせてエンジンを動かす）」する。
【０００３】
車両のフードおよびドアにロックを設けて車両の内部へのアクセスを困難にさせることによって車両を安全にする試みがなされている。さらに他の試みがドアロックを引っ込ませるためのワイヤまたはドア「ジミーズ」の挿入に対して阻止するように窓の開口を再設計することによって車両の内部を安全にするようになされている。しかしながら、自動車を除去する個人の意図は、通常、運転席の側の窓を破壊することを含んでいる、各種の工具を取り合わせて使用する車両の内部へ近づいている僅か長手方向問題を有している。いったん車両の内部へのアクセスが得られると、エンジン室は自動車泥棒が点火装置をショートさせてエンジンを作動させ得るフード錠止解除レバーの作動によって容易にアクセスされることができる。
【０００４】
キー作動のおよび組み合わせ型の錠止スイッチが、窃盗を阻止するために自動車の点火回路、ディストリビュータ装置、動力装置等のごとき、種々の電機回路の許可されていない阻止するために考案された。これらのロックは電気的に符号化したキー、機械的に符号化したキー、デジタル入力キーパッド、電子光学的に符号化したキーおよび無線周波数（ＲＦ）キーを含んでいる。残念ながら、錠止装置をホットワイヤリングすることによってまたはＲＦセキュリティコードを不正に捕捉または再放送することによって錠止装置をバイパスすることによりこれらの錠止装置の各々を打ち負かすための公知の方法がある。
【０００５】
追加のセキュリティシステムはスタータソレノイド、スタータモータおよび／またはディストリビュータを作動解除することに向けられている。スタータソレノイドの巻線への電気エネルギは車両のバッテリとスタータモータとの間の回路を閉じるプランジャを作動する。スタータソレノイドは同時に車両のフライホイールとの噛み合い係合にピニオンギヤを強制するシフトリフタを作動しそれによって車両点火の間中スタータモータをエンジンに機械的に接続する。スタータモータは車両の内燃機関の下に代表的に置かれるハウジング内に収容される。スタータモータは車両のフライホイールに係合する回転可能なアーマチュアを含んでいる。電流がスタータソレノイドを介して供給されるとき、スタータモータはアーマチュアを回転させ、それによって内燃機関を「始動」させる車両のフライホイールを回転させる。一方、ディストリビュータは内燃機関が運転し続けるのを可能にするようにエンジンスパークプラグの燃焼シーケンスを制御する。
【０００６】
幾つかの試みが車両の許可されていない動きを阻止するためにこれらのエンジンサブシステムの各々を活動解除するかまたは不能にするためになされている。例えば、アメリカ合衆国特許第４，１４１，３３２号明細書は点火キースイッチをショートするためのエンコーダ／デコーダを記載している。アメリカ合衆国特許第５，９４２，８０７号明細書はフライホイールへのスタータモータ駆動ギヤの係合を不可能にするためのストッパを含んでいる窃盗防止システムを記載している。一方、
アメリカ合衆国特許第４，７３３，６３８号明細書は車両のスタータモータを作動する前の作動を要求している無線周波数送信機／受信機装置を記載している。
【０００７】
アメリカ合衆国特許第５，５４８，１６４号明細書は車両のスタータモータに取着するセキュリティモジュールを記載している。セキュリティモジュールはスタータソレノイドのパワー端子へのパワーを遮断するための内部スイッチを含んでいる。同様に、アメリカ合衆国特許第６，０２６，７７３号明細書は車両のバッテリと車両のスタータモータとの間に直列に接続される窃盗防止システムを記載している。
【０００８】
残念ながら、自動車のセキュリティシステムを設けるような従来の試みのすべてが自動車雄大な欠点を蒙っている。例えば、ソレノイド、スタータまたはディストリビュータのごとき、車両の電気システムの活動を妨害する多数のシステムが警報装置の簡単な除去によってまたは警報装置をショートすることによって克服され得る。一方、アメリカ合衆国特許第４，７３３，６３８号明細書に記載されたシステムは構成するのが難しくかつ高価でありそして多数の車両のエンジンハウジング内に嵌合するような多数の形状に作られねばならないまったく新しいスタータハウジングを必要とする。アメリカ合衆国特許第５，５４８，１６４号明細書はスタータソレノイドのパワー端子に直接取着するセキュリティシステムを記載している。スタータソレノイドからのセキュリティモジュールの除去を妨害するために、追加のハウジングが許可されてない人間によるそれらへのアクセスを妨害するためにスタータソレノイドの端子上の所定位置に錠止される。さらに、アメリカ合衆国特許第６，０２６，７７３号明細書に記載されたシステムはバッテリとスタータソレノイドのパワー端子との間に顕著なパワーを支持するスイッチを含んでいるセキュリティシステムを記載している。残念ながら、かかるシステムを通る高いパワーは電気的雑音、電気スパイクおよびソレノイドコイルからの逆ＥＭＦを受け易い。加えて、セキュリティシステムスイッチを通過しているパワーからの熱が代表的にはセキュリティシステムの電子的構成要素を損傷し得る顕著な熱を発する。
【０００９】
それゆえ、本発明の目的は、新規なかつ改良された車両のセキュリティシステムを提供することにある。
【００１０】
本発明のさらに他の目的は、安価でかつ信頼し得る車両のセキュリティシステムを提供することにある。
【００１１】
本発明の追加の目的は、事実上すべての車両のエンジン室内に存在するように構成され得る車両セキュリティシステムを提供することにある。
【００１２】
さらに、本発明の追加の目的は、キー符号化、ＲＦ符号化等のごとき種々の符号化システムと接続して茶道することができる車両セキュリティシステムを提供することにある。
【００１３】
（発明の開示）
本発明は車両の許可されていない作動を妨げるために改良されたセキュリティシステムを設けることによって上述した欠点に取り組んでいる。セキュリティシステムはエンジン点火またはエンジン作動を不能にするために車両の１またはそれ以上の重要な電気的サブシステムに接続するセキュリティモジュールを含んでいる．電気的サブシステムは車両ソレノイド、スタータモータ、バッテリおよびディストリビュータを含んでいる。セキュリティモジュールは、これらのサブシステムのいずれかを特定の車両サブシステムを不能にするために導電路に沿って電流を選択的に遮断するために車両電気システムの残部に接続する導電路と直列に接続される。
【００１４】
本発明の第１の実施の形態において、セキュリティモジュールは車両の点火スイッチと車両のソレノイドの初期のスタッドとの間に接続される。代替の実施の形態において、本発明のセキュリティモジュールはバッテリと点火スイッチとの間に直列に接続される。車両が、多数のフォード車両に取り付けられるように、１ユニットとして構成されたソレノイドおスタータモータを含むならば、本発明のセキュリティモジュールは遠隔のソレノイドとスタータモータとの間に直列に接続される。これらの導電路のいずれかにおける電流の遮断は車両のエンジンを事実上始動不能にさせる車両の必須のサブシステムを不能にする。
【００１５】
本発明によれば、セキュリティモジュールは、不能にされるように意図される車両サブシステムの電気端子に直接取着車両かつ錠止する。このために、セキュリティモジュールは中央孔に開口するハウジングの底部外方に開口を有するハウジングを含んでいる。孔は受容するように向けられる車両サブシステムの電気端子の受容のために寸法付けられかつ形状付けられている。そのうえ、セキュリティモジュールは、いったん電気端子上に取り付けられると、セキュリティモジュールが車両から車両サブシステム全体の除去なしには除去され得ないように車両サブシステムの電気端子にハウジングを錠止するための錠止手段を含んでいる。好適な実施の形態において、錠止構体はハウジングの中央孔内に配置される１またはそれ以上の顎部を含んでいる。孔の側壁は、孔がその開口に向かってより狭くなりかつハウジングの中心に向かって上方に広がるようにテーパが付けられている。錠止手段は、さらに、１またはそれ以上の顎部を孔の開口に向かって下方にかつないほうに偏倚するためのハウジング孔内に配置されたばねを含んでいる。
【００１６】
セキュリティモジュールは、ハウジングの孔に上方にかつないほうに向かって端子を単に突出させることにより車両のサブシステムの電気端子上に取り付けられる。電気端子が錠止構体の顎部に係合しているとき、顎部は、セキュリティモジュールが電気端子をモジュールの孔に突出させている電気端子上に下方に向かって強制される。しかしながら、セキュリティモジュールは電気端子からモジュールを除去するようにセキュリティモジュールに働かされる力がハウジングの孔の狭い領域に向かって下方にかつ内方に向かって顎部を単に強制させるとき電気端子から容易に除去されることができず、それによって顎部をより緊密に電気端子に把持させる。かくして、いったん取り付けられると、セキュリティモジュールは車両サブシステムの電気端子から除去されることができずそして伝記端子は電気端子へのあらゆる物理的または電気的アクセスを反しするようにセキュリティモジュールハウジングによって被覆されかつ絶縁される。
【００１７】
セキュリティモジュールハウジング内に配置されるのは、コントローラおよび車両サブシステムの電気端子に係合する顎部と電流が電気端子へまたはそれからそれに沿って流れるようになされる導電路との間に直列に接続される切り替え要素である。コントローラは、本発明のセキュリティシステムを可能にかつ不能にするために可能または不能コマンドの受信と記載解放位置から兵士位置へ切り換え要素を制御するためにプリント配線基板、デジタルコード読み取り器、マイクロコントローラ等を含むことができる。可能および不能コマンドは、車両内にこていされるかまたは車両の許可されているドライバによって支持され得るワイヤレスＲＦ送信機によって送信され得る。代替において、可能および不能コマンドはセキュリティモジュールのコントローラにワイヤまたはケーブルによって接続される作動モジュールによって送信され得る。作動モジュールは、好ましくは、ダッシュボードの下のごとき、車両のキャビンに取り付けられ、そして電気的符号化キー、機械的符号化キー、デジタル入力キーパッド、電子工学的符号化キーまたは無線周波数キーによって作動される。
【００１８】
本発明の好適な実施の形態において、本発明のセキュリティモジュールは車両ソレノイドのイニシェータスタッドに直接取着されかつ錠止される。ソレノイドは、錠止構体の顎部、切り換えスイッチおよびこの場合に、通常点火スイッチから車両ソレノイドの初期のスタッドに直接送られるケーブルである導電路を介して車両の点火スイッチに直列に接続される。好都合には、初期のスタッドへの電流を遮断することによって、切り換え要素は高い電流に遭遇せずかつしたがってより少ない費用の切り換え要素が使用され得る。そのうえ、切り換え要素を通っている低い電流はセキュリティモジュールのコントローラを損傷し得る熱または電気的干渉をより少なく生じ易い。
【００１９】
本発明のセキュリティシステムは、セキュリティモジュールが多数の異なる車両ソレノイドの初期のスタッドに係合するように構成されることができ、かつ車両のバッテリまたはスタータモータのごとき多数の種々の重要な車両電気サブシステムの電気端車両に係合するように構成されることができるので、すべての車両への事実上自在な適用を設ける。
【００２０】
加えて、本発明のセキュリティシステムは機械的キー符号化、ＲＦ符号化、キーパッド符号化のごとき公知の符号化システムのあらゆる型と事実上協働して使用されることができる。
【００２１】
本発明の他の特徴および利点は添付図面に関連して続いている詳細な説明を読むとき当該技術に熟練した者によって理解される。
【００２２】
（発明を実施するための最良の形態）
本発明は種々の形状において実施の形態を許容するが、本開示が本発明の例示としてみなされ例示された特定の実施の形態に本発明を制限するように意図されないことの理解により本発明の現在好適な実施の形態が図面に示されかつ以下で説明される。
【００２３】
図面において関連して、かつとくに図１、図２、図７および図８を参照して、本発明のセキュリティシステム１は、エンジン点火または連即のエンジン作動に必要な重要な伝記路と直列に接続されるセキュリティモジュール３を含んでいる。図７に示されるように、セキュリティモジュール３はエンジンの点火スイッチ５７と車両ソレノイド３７との間に延びている重要な電気ロッドと直列に接続されている。しかしながら、本発明のセキュリティモジュール３はバッテリ４７と点火スイッチ５７との間、車両ソレノイド３７とエンジンスタータモータ４３（幾つかの車両に適用し得る）との間、または車両の主要電気バスとエンジンディストリビュータとの間のごとく、車両エンジンのエンジン点火または連続作動に必要であるあらゆる重要な電気路４と直列に接続されることができる。
【００２４】
図１および図２を参照して、セキュリティシステムは、さらに、ハウジング５、およびセキュリティモジュールハウジング５内に置かれる切り換え要素３１およびコントローラ２９を含んでいる。コントローラ２９は、制御されるように求められる電気路４にソレノイドって電流の流れを選択的に許容または遮断するように解放または閉止するスイッチの作動を制御、それは、順次、エンジンの点火または作動に必要とされる車両サブシステムの可能および不能を制御する。好ましくは、切り換え要素３１はソリッドステート装置、シリコン制御整流器（ＳＣＲ）のごとき固体材料から主としてまたは排他的に構成される装置である。代替において、好ましくは、切り換え要素３１は１またはそれ以上の金属酸化物シリコンフィールド効果トランジスタ（ＭＯＳＦＥＴｓ）を含んでいる。切り換え要素３１は、プリント配線基板（図５参照）であってもよいまたはより好ましくは、６４ビットコードの形を取る可能（イネーブル）および不能（ディスエーブル）コマンドを読み取る、「デジタルコードリーダ」としてまた知られている、６４ビットアドレス可能なスイッチであるコントローラ９によって制御される。６４ビット可能または不能コマンドがセキュリティシステム１の許可されている可能または不能に受容されているように認められるとき、アドレス可能なスイッチは切り換え要素３１を要求されるように開閉させる。例えば、６４ビット可能コマンドがアドレス可能なスイッチによって受信されるならば、アドレス可能なスイッチはセキュリティシステム１を「イネーブルモード」に入らせ、そのさいセキュリティシステム１は作動されかつ切り換え要素３１は不能にされるように意図される車両サブシステムへの電流の流れを停止するように開く。
【００２５】
可能または不能コマンドは当該技術に熟練した者によって知られる多数の手段によって送信される。例えば、可能コマンドは車両の運転席内に配置され得るリモートＲＦ送信機によって送信されることもでき、またはそれらのキーチェーン６７のごとき人間によって支持されることもできる。ＲＦ送信機は代表的にはセキュリティシステム１を可能または不能にするための複数のボタンを含みそしてホーン等を鳴らすための警報器を作動するのに向けられるボタンを含むこともできる。図６、図７および図８に示されるように、セキュリティモジュール３に可能および不能コマンドを送信するための代替の実施の形態において、本発明のセキュリティシステム１はデータケーブル６５および電気コネクタ２７によってセキュリティモジュール３に電気的に接続される活動モジュール６１を含んでいる。活動モジュール６１はセキュリティシステム１を可能および不能にするようにドライバによってアクセスし得る車両上のどこにでも置かれることができる。好ましくは、活動モジュール６１は、エンジンを始動させるドライバの直前にドライバによるアクセスが容易のためダッシュボードの下の車両の運転席内に置かれる。活動モジュール６１は機械的なキー符号化、キーパッド符号化、電気光学キー符号化等のごとき当該技術に熟練した者に知られているあらゆる符号化手段によって制御可能である。好適な実施の形態において、活動モジュール６１は人間のキーチェーン６７に支持され得るタッチキー６９によって送信された６４ビットコードの受信を分析するプロセッサを含んでいる。作動において、車両の許可された使用者はキー６９を活動モジュール６１に接触させ、そのときタッチキー６９から活動モジュール６１に第１の６４ビットコードを送信する。コードが認識されると、活動モジュール６１はシステムデータケーブル６５および電気コネクタ２７に沿ってセキュリティモジュール３に、異なる６４ビットコードを含んでいる、可能コマンドまたは不能コマンドを送る。二重の６４ビットコードの使用はセキュリティシステム１を作動解除するような許可されていない試みに対して追加の保護を設ける。
【００２６】
重要な電気路４の電流を遮断するためのセキュリティモジュール３が不能にされるように意図される車両のサブシステムに直接取り付けられかつ錠止されることは本発明の追加の目的である。とくに、セキュリティモジュール３が、セキュリティモジュール３の除去が車両からサブシステムの除去なしに行われることができないように車両サブシステムの電気端子２に直接取着かつ錠止されることが本発明の目的である。このために、本発明のセキュリティシステム１は車両サブシステムへまたはそれからの電流を選択的に遮断するために重要な車両サブシステムの電気端子２に直接セキュリティモジュール３を錠止するための錠止構体を含んでいる。
【００２７】
図１および図２を参照して、好適な実施の形態において、セキュリティモジュール３を電気端子２に錠止するために、セキュリティモジュール３は中央孔７に開口するその底部外方に開口９を有するハウジング５を含んでいる。当該技術に熟練した者に理解されるように、ハウジング５はその底部外方に開口９を有するようにここでは説明されるが、車両サブシステムに取着されるようなセキュリティモジュール３の位置に依存して、開口９はハウジング５の側部にまたは本発明の精神および範囲から逸脱することなしにその頂部に位置決めされ得る。例えば、図２、図３および図４は、開口９がハウジング５の右側にあるように方向付けられたセキュリティモジュール３を示している。孔７は、この孔７内に伸縮自在に受容され得る電気端子２の受容のために寸法付けられかつ形作られている。そのうえ、孔７はハウジングの開口９から外方に向かってテーパが付けられている側壁１３を含んでいる。
【００２８】
セキュリティモジュール３を錠止するための錠止構体は孔のテーパを付けた側壁１３に隣接して孔７内に同心的に配置される１またはそれ以上の顎部１５を含んでいる。顎部１５は電気端子２のネジ山に係合するためのギザギザの付いた縁部１９を含むか、または代替において、顎部１５は滑らかな縁部を有している。加えて、錠止構体は、好ましくは、ハウジングの開口９に向かって顎部１５を偏倚するためにハウジングの開口７内に置かれるばね２３および偏倚板２５を含んでいる。孔の側壁１３のテーパ付き構造によって、顎部１５は内方にかつ下方に向かって強制される（そのさい、ハウジングの開口９はセキュリティモジュール３の底部にある）。セキュリティモジュール３が車両のサブシステムの電気端子２に取着されかつ錠止されるとき、電気端子２は、セキュリティモジュール３が車両サブシステムの側部に係合するモジュール時電気端子２を完全に被覆するまで電気端子２の完全な受容を許容する上方にかつ外方に向かって顎部１５を強制するハウジングの開口７に強制される。一方、セキュリティモジュール３は、電気端子２からモジュールを除去するようにセキュリティモジュール３に働かされる力が電気端子２をより緊密に把持するように内方に向かって強制されるように顎部１５を簡単に生じるので電気端子２からの力によって容易に除去され得ない。
【００２９】
好ましくは、顎部１５は、ワイヤ１６によって切り換え要素３１に電気的に接続される銅のごとき高い導電性の材料から製造される。そのうえ、ハウジング５またはテーパ付き内壁１３は、ワイヤ１６を通って伝送される電流、切り換え要素３１および重要な導電路４をコントローラ２９に接続する伝記コントローラ２０を除いて、車両サブシステムの電気端子２を電気的に絶縁するように実質上電気的に絶縁の材料から製造されるのが好ましい。加えて、ハウジング５は、セキュリティモジュールおよびその構成要素による物理的な干渉を妨げるように硬質プラスチックまたは鋼およびアルミニウムを含んでいる金属のごとき、極めて耐久力のある材料から製造されるのが好ましい。
【００３０】
図１ないし図４に示されるように、好ましくは、セキュリティモジュール３はハウジング５が開口９の下に突出する突起６により構成されるように構成される。突起６は、セキュリティモジュール３がいったん電気端子２に取り付けられると、セキュリティモジュール３がこのセキュリティモジュール３のあらゆる回転が車両サブシステムの外方側壁に突起６を係合させるので電気端子２上で回転されることができないように車両サブシステム側壁１３に沿って延びるように設けられかつ構成される。この構造は、他の方法では、車両サブシステムから係合解除されかつ除去されるようなセキュリティモジュール３を許容する電気端子２のネジ山でのセキュリティモジュール３の回転を禁止するのに好ましい。
【００３１】
図２ないし図４を参照して、好適な実施の形態において、セキュリティモジュール３はソレノイド３７の初期のスタッド４１に直接取着しかつ錠止する。スタータソレノイド３７の巻線への電流はプランジャを移動させ、このプランジャはバッテリ４７からスタータモータ４３への回路を閉じかつ同時にフライホイールとの噛み合い係合にピニオンギヤを強制するシフトレバーを作動する。その後スタートモータへ流れる電流はピニオンギヤを機械的に回転させかつ順次エンジン点火を生じるようにエンジンを回転させる。スタータソレノイド３７への電流はソレノイド３７の初期のスタッド４１へ伝送される低電力回路によって制御される。したがって、初期のスタッド４１への電流のあらゆる遮断はスタータソレノイド３７を完全に不能にする。
【００３２】
かくして、本発明は、セキュリティシステム１が許可された人間によって不能にされるまで車両の窃盗を防止するためにスタータソレノイド３７を完全に不能にするセキュリティシステム１を設ける。図６および図７を参照して、これは、セキュリティモジュール３に伝送されるような６４ビット不能コマンドを生じる、活動モジュール６１へ彼のタッチキー６９を係合している許可された人間によって達成される。認識された不能コマンドの受信時、コントローラ２９はスイッチ５７を閉止された位置に移動させそれによって点火スイッチ５７が回転されるときソレノイド３７の初期のスタッド４１へ電気路４に沿って電流を流れさせる。逆に、セキュリティシステム１は再びタッチキー６９を活動モジュール６１に係合させるときか、または、単に、セキュリティシステム１を可能にするための条件として活動モジュール６１によって認識されるエンジンの活動解除時に可能にされ得る。
【００３３】
図７を参照して、代替の実施の形態において、セキュリティモジュール３はソレノイド３７のパワー端子３９に直接取着されかつ錠止される。この実施の形態は構造に対して好ましいと見なされず、そのさいセキュリティモジュール３は、セキュリティモジュール３内に置かれた切り換え要素３１が著しくより高い電流を支持するように構成されねばならないように、初期のスタッド４１に直接取着する。しかしながら、初期のスタッド４１がエンジン室内に達するのが難しいならば、本発明はソレノイド３７のパワー端子３９にセキュリティモジュール３を取着することを設ける。点火スイッチ５７を通って流れている電流を遮断することに代えて、セキュリティモジュール３の切り換え要素３１はセキュリティシステム１が作動されるときバッテリ４７とソレノイド３７のパワー端子３９との間のパワーを遮断する。
【００３４】
セキュリティシステム１は、セキュリティモジュール３がソレノイド３７の初期のスタッド４１に取着されかつ錠止される実施の形態と同一の方法において可能にされる。許可された人間がセキュリティシステム１にキーコードを入力する。上述したように、これらのキー符号化システムは当該技術に熟練した者に知られるあらゆる型からなることができる。図７に示されるように、タッチキー６９はこのタッチキー６９から活動モジュール６１へ６４ビットコードを伝送するように活動モジュール６１上の端子に係合される。それが許可されたコードとして認識されるならば、活動モジュール６１は、セキュリティモジュール３へシステムデータケーブル６５に沿って、異なる６４ビットコードの形で、可能（イネーブル）コマンドを伝送する。内部コントローラ２９はメモリに記憶されたコードと６４ビットコードを比較する。コードが認識されるならば、コントローラ２９はスイッチ３１にバッテリ４７の正のバッテリ端子４９とソレノイド３７の高電流端子３９との間の回路を開放させる。セキュリティシステム１がいったん活動されると、車両は活動モジュール６１に許可されたコードを入力するかまたはソレノイド３７をエンジン室から除去しかつそれをセキュリティモジュール３によって固定されない他のソレノイド３７と置き換えることによってセキュリティシステム１を不能にすることなしに始動されることができない。
【００３５】
図８を参照して、幾つかの車両はともに接続されないソレノイド／スタータモータを備えておりかつそのさいソレノイド３７はフライホイールとの噛み合い係合にスタータモータのピニオンギヤを強制するシフトレベルを含んでいない。代わりに、リモートソレノイド５５が、単に高電流をバッテリ４７からスタータモータ４３上の高電流端子３９に送っている、高電流スイッチとして作動する。スタータモータ４３はエンジンを回転しかつエンジン点火を開始するためにフライホイールとの噛み合い係合にピニオンギヤを動かすためのその固有の機械的な機構を含んでいる。これらのようなエンジンシステムに関して、本発明の好適な実施の形態において、セキュリティモジュール３はスタータモータ４３のパワー端子４５に直接取着されかつ錠止される。可能モードへのセキュリティシステム１の作動はスタータモータ４３とリモートソレノイド５５との間の電流を中断する。かくして、スタータモータ４３は認識されたコードを入力している許可された人間によるかまたはスタータモータ４３およびセキュリティモジュール３をエンジンハウジングから除去しかつそれらをセキュリティモジュール３によって不能にされないスタータモータ４３と置き換えることによってセキュリティシステム１を不能にすることなしに作動されることができない。
【００３６】
さらに図８を参照して、車両がスタータモータ４３から離して配置されるソレノイド５５を含む場合に、セキュリティモジュール３は、セキュリティシステム１が可能にされるときリモートソレノイド５５とスタータモータ４３との間の電流を遮断するようにリモートソレノイド５５の出力電流端子５６に取着されかつ錠止される。これは、この構造がスタータモータ４３の被覆されないパワー端子４５へのバッテリ４７の正の端子４９との間の電気的接続に一時的に送る車両泥棒によって容易に不能にされ得るので本発明の好適な実施の形態とはみなされない。しかしながら、この実施の形態はスタータモータ４３のパワー端子４５が泥棒またはセキュリティモジュール３をスタータモータ４３に取着するように試みる者によってほとんど達することができないならば使用され得る。
【００３７】
本発明のさらに追加の実施の形態において、セキュリティモジュール３は、バッテリ４７とスタータモータとの間の電流を遮断するために、バッテリ４７の正の端子４９に直接取着されかつ錠止される。セキュリティシステム１を可能にすることは、セキュリティシステム１が認識されたコードをセキュリティシステム１に入力する許可された人間によって、またはバッテリ４７とスタータモータとの間の代替の電流路を構成することによって不能にされるまでバッテリ４７とスタータモータ４３との間の電流を遮断する。再び、かかる方法において構成された本発明のセキュリティシステム１は予測した泥棒が追加のバッテリおよびエンジン点火用の車両ソレノイドへ電流を伝送するような配線を単に利用することができるので車両泥棒に対して限定された保護のみを設ける。
【００３８】
本発明の特定の好適な実施の形態が本書でとくに説明されたけれども、理解されることは、変化が本発明の精神および範囲から逸脱することなく車両セキュリティシステムの構成、材料およびレイアウトになされ得るということである。本発明を当該技術に熟練した者がそれを作りかつ使用可能であるような用語において説明しかつその現在好適な実施の形態を識別して、私は要求する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のセキュリティモジュールを示す断面図である。
【図２】車両ソレノイドの初期のスタッドに取着されかつそれを絶縁しているセキュリティモジュールを示す図３の断面２−２に大体沿って取られたセキュリティモジュールの断面図である。
【図３】車両スタータモータの頂部に取り付けられた車両ソレノイドの初期のスタッドに取着している図１および図２のセキュリティモジュールの取着を示す側面図である。
【図４】車両ソレノイドの初期のスタッドに取着されかつそれを絶縁している本発明のセキュリティモジュールを示す正面図である。
【図５】本発明のセキュリティモジュールの作動を制御するためのコントローラとして使用され得るプリント配線基板を示す図である。
【図６】本発明のセキュリティモジュールのコントローラに可能および不能コードを伝送するために車両のダッシュボードの下に代表的に取り付けられる活動モジュールを示す図である。
【図７】本発明のセキュリティシステムの好適な実施の形態のレイアウトを示す図である。
【図８】本発明のセキュリティシステムの追加の好適な実施の形態のレイアウトを示す図である。
Claims (26)
- 導電路の少なくとも１つの電気端子形成部分を有する、自動車許可されてない窃盗を防止するために車両のサブシステムを不能にするためのセキュリティシステムにおいて、
車両サブシステムの電気端子を被覆しかつ絶縁するように構成されたハウジングで、このハウジングが、これが前記車両サブシステムの前記電気端子を被覆するようにいったん取り付けられると前記車両サブシステムに対して前記ハウジングの回転を制限するために前記車両サブシステムの側壁に沿って部分的に延びる突起を含んでおり；
前記ハウジングを前記車両サブシステムの前記電気端子に直接錠止するための導電錠止手段；
前記ハウジング内に置かれかつ前記導電錠止手段および前記導電路と直列に接続されるスイッチで、前記スイッチが可能信号の受信に応じて開きかつ不能信号の受信に応じて閉じるように作動可能であり；そして
前記セキュリティシステムを可能にするために前記スイッチに可能信号を送りかつ前記セキュリティシステムを不能にするために前記スイッチに不能信号を送るためのコントローラを含んでいることを特徴とするセキュリティシステム。 - 前記車両サブシステムが車両ソレノイドでありかつ前記導電錠止手段が前記車両ソレノイドの初期のスタッドに直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第１項記載のセキュリティシステム。
- 前記車両サブシステムが車両ソレノイドでありかつ前記導電錠止手段が前記車両ソレノイドのパワー端子に直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第１項記載のセキュリティシステム。
- 前記車両サブシステムが車両バッテリでありかつ前記導電錠止手段が前記車両バッテリのパワー端子に直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第１項記載のセキュリティシステム。
- さらに、前記スイッチへの前記可能および不能信号の送信を制御するコマンドを受信するために前記コントローラに接続されたＲＦ受信機；および
前記セキュリティシステムを可能におよび不能にするために前記ＲＦ受信機へコマンドを送信するために許可された人間によって作動されるようになされたＲＦ送信機を含んでいることを特徴とする請求の範囲第１項記載のセキュリティシステム。 - さらに、前記コントローラに接続される手動操作のスイッチを含み、この手動操作のスイッチが車両の運転席内に配置されかつ前記セキュリティシステムを可能におよび不能にするために前記コントローラへコマンドを送信するために許可されている人間によって作動さされるようになされていることを特徴とする請求の範囲第１項記載のセキュリティシステム。
- 前記ハウジングが電気端子の受容のために前記ハウジングの底部外方に開口するテーパ付きの孔を有し、前記孔は前記ハウジングの外方から離れて上方に向かって広がりかつ前記孔の開口に対して下方に向かって狭くなるようにテーパが付けられており；そして
前記導電錠止手段が前記テーパ付きの孔内に配置された１またはそれ以上の導電性顎部を含み、前記顎部が前記テーパ付きの孔内で上方および下方にむかつて摺動可能に動くようになっており、前記顎部が前記電気端子および前記導電路と直列に電気的に接続されており；そして前記導電性顎部を前記孔の狭い部分に向かって偏倚するために前記ハウジング内に配置された偏倚手段を含んでいることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のセキュリティシステム。 - 前記車両サブシステムが車両ソレノイドでありかつ前記導電錠止手段が前記車両ソレノイドの初期のスタッドに直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第７項記載のセキュリティシステム。
- 前記車両サブシステムが車両ソレノイドでありかつ前記導電錠止手段が前記車両ソレノイドのパワー端子に直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第７項記載のセキュリティシステム。
- 自動車許可されてない窃盗を防止するために車両のサブシステムを不能にするためのセキュリティシステムにおいて、
導電路の部分を形成する少なくとも１つの電気端子を有している車両サブシステム；
前記車両サブシステムの電気端子を被覆しかつ絶縁するハウジングで、このハウジングが、これが前記車両サブシステムの前記電気端子を被覆するようにいったん取り付けられると前記車両サブシステムに対して前記ハウジングの回転を制限するために前記車両サブシステムの側壁に沿って部分的に延びる突起を含んでおり；
前記ハウジングを前記車両サブシステムの前記電気端子に直接錠止するための導電錠止手段；
前記ハウジング内に置かれかつ前記導電錠止手段および前記導電路と直列に接続されるスイッチで、前記スイッチが可能信号の受信に応じて開きかつ不能信号の受信に応じて閉じるように作動可能であり；そして
前記セキュリティシステムを可能にするために前記スイッチに可能信号を送りかつ前記セキュリティシステムを不能にするために前記スイッチに不能信号を送るためのコントローラを含んでいることを特徴とするセキュリティシステム。 - 前記車両サブシステムが車両ソレノイドでありかつ前記導電錠止手段が前記車両ソレノイドの初期のスタッドに直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第１０項記載のセキュリティシステム。
- 前記車両サブシステムが車両ソレノイドでありかつ前記導電錠止手段が前記車両ソレノイドのパワー端子に直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第１０項記載のセキュリティシステム。
- 前記車両サブシステムが車両バッテリでありかつ前記導電錠止手段が前記車両バッテリのパワー端子に直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第１０項記載のセキュリティシステム。
- さらに、前記スイッチへの前記可能および不能信号の送信を制御するコマンドを受信するために前記コントローラに接続されたＲＦ受信機；および
前記セキュリティシステムを可能におよび不能にするために前記ＲＦ受信機へコマンドを送信するために許可された人間によって作動されるようになされたＲＦ送信機を含んでいることを特徴とする請求の範囲第１０項記載のセキュリティシステム。 - さらに、前記コントローラに接続される手動操作のスイッチを含み、この手動操作のスイッチが車両の運転席内に配置されかつ前記セキュリティシステムを可能におよび不能にするために前記コントローラへコマンドを送信するために許可されている人間によって作動さされるようになされていることを特徴とする請求の範囲第１０項記載のセキュリティシステム。
- 前記ハウジングが電気端子の受容のために前記ハウジングの底部外方に開口するテーパ付きの孔を有し、前記孔は前記ハウジングの外方から離れて上方に向かって広がりかつ前記孔の開口に対して下方に向かって狭くなるようにテーパが付けられており；そして
前記導電錠止手段が前記テーパ付きの孔内に配置された１またはそれ以上の導電性顎部を含み、前記顎部が前記テーパ付きの孔内で上方および下方にむかつて摺動可能に動くようになっており、前記顎部が前記電気端子および前記導電路と直列に電気的に接続されており；そして前記導電性顎部を前記孔の狭い部分に向かって偏倚するために前記ハウジング内に配置された偏倚手段を含んでいることを特徴とする請求の範囲第１０項記載のセキュリティシステム。 - 前記車両サブシステムが車両ソレノイドでありかつ前記導電錠止手段が前記車両ソレノイドの初期のスタッドに直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第１６項記載のセキュリティシステム。
- 前記車両サブシステムが車両バッテリでありかつ前記導電錠止手段が前記車両バッテリのパワー端子に直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第１６項記載のセキュリティシステム。
- 前記車両サブシステムが車両バッテリでありかつ前記導電錠止手段が前記車両バッテリのパワー端子に直接錠止するように構成されることを特徴とする請求の範囲第１６項記載のセキュリティシステム。
- 車両の許可されていない窃盗を防止するためのセキュリティシステムにおいて、
少なくとも１つのパワー端子、および導電路の部分を形成する初期のスタッドを有する車両ソレノイド；
前記初期のスタッドと前記導電路と直列に接続されるスイッチで、前記スイッチが可能信号の受信に応じて開きかつ不能信号の受信に応じて閉じるように作動可能であり；そして
前記セキュリティシステムを可能にするために前記スイッチに可能信号を送りかつ前記セキュリティシステムを不能にするために前記スイッチに不能信号を送るためのコントローラを含んでいることを特徴とするセキュリティシステム。 - さらに、車両ソレノイドの前記初期のスタッドを被覆しかつ絶縁するハウジング；および
前記車両ソレノイドの前記初期のスタッドを前記ハウジングに直接錠止するための導電錠止手段；
前記ハウジング内に置かれている前記スイッチを含んでいることを特徴とする請求の範囲２０項記載のセキュリティシステム。 - 前記ハウジングが、これが前記車両ソレノイドの前記電気端子を被覆するようにいったん取り付けられると前記車両ソレノイドに対して前記ハウジングの回転を制限するために前記車両ソレノイドの側壁に沿って部分的に延びる突起を含んでいることを特徴とする請求の範囲第２１項記載のセキュリティシステム。
- 電機端子へのアクセスを制限するためのセキュリティモジュールにおいて、
導電路に接続される電気端子；
前記電気端子を被覆しかつ絶縁するように構成された錠止ハウジングで、このハウジングが前記電気端子の受容のために前記ハウジングの底部外方に開口するテーパ付きの孔を有し、前記孔は前記ハウジングの外方から離れて上方に向かって広がりかつ前記孔の開口に対して下方に向かって狭くなるようにテーパが付けられて；
前記テーパ付きの孔内に配置された１またはそれ以上の導電性顎部を含み、前記顎部が前記テーパ付きの孔内で上方および下方に向かって摺動可能に動くようになっており、前記顎部が前記電気端子および前記導電路と直列に電気的に接続されており；そして
前記導電性顎部を前記孔の狭い部分に向かって偏倚するために前記ハウジング内に配置された偏倚手段を含んでいることを特徴とするセキュリティモジュール。 - さらに、前記錠止ハウジング内に置かれかつ前記電気端子、前記導電路、および前記導電性顎部と直列に接続されるスイッチを含み、前記スイッチが電気回路を開閉するように作動可能であることを特徴とする請求の範囲第２３項記載のセキュリティモジュール。
- 前記錠止ハウジングが前記電気端子を電気的に絶縁するように実質上非導電性材料から構成されることを特徴とする請求の範囲第２３項記載のセキュリティモジュール。
- 前記錠止ハウジングが前記電気端子を電気的に絶縁するように前記ハウジングから電気的に絶縁されることを特徴とする請求の範囲第２３項記載のセキュリティモジュール。
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