JP2004500633A - ネットワークバックアップシステム用の多重コピー能力 - Google Patents

ネットワークバックアップシステム用の多重コピー能力 Download PDF

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Abstract

多重コピーファイルバックアップシステムを提供するための方法および装置が開示される。ここでは、最初のユーザによって予めバックアップされたファイルは、異なるユーザによってバックアップされることになる。ファイルのバックアップの第1の例は、そのファイルを第1の位置にストアし、そのファイルとユーザをファイルデータテーブル内のエントリで関連付ける結果になる。同じファイルをバックアップする必要のある他のユーザにとって、そのファイルの内容は、ファイルバックアップシステム内で第1の位置から第2の位置へコピーされる。ファイルバックアップシステムは、ファイルデータテーブル内に2つの新エントリを創生する。1つのエントリでは、第2の位置にストアされたファイルは、ユーザ間でファイルの共有を可能にするユーザプールに関連付けされる。ファイルデータテーブル内の第2及びそれ以降のエントリは、後続のユーザがファイルのバックアップを望むときに創生される。これらエントリは、ファイルがユーザプールによって与えられること、および必要なデータがユーザプールエントリからコピーされてユーザとファイル内容を適切に関連付けることを示す。

Description

【0001】
[関連出願との相互参照]
この出願は、1999年12月13日に出願された暫定特許出願第60/170,341号に対する35USC§119(e)の優先権を主張し、その開示を参照によって組み入れる。
【0002】
[連邦補助研究または開発に関する表明]
適用なし
【0003】
[発明の背景]
この出願は、一般的にはファイルバックアップシステムに関し、特にはクライアント−サーバシステムの多重コピー能力(ケイパビリティ)を有したファイルバックアップシステムに関する。
【0004】
クライアント−サーバネットワークシステムは、多くの産業および応用で良く知られ、かつ幅広く使用されている。典型的なクライアント−サーバシステムでは、クライアントマシンを操作するユーザは、1以上の処理用の中央コンピュータ(サーバ)にデータを送信する。処理されたデータは、サーバ上で集中的にストアされるか、あるいは局所記憶用にクライアントに戻される。いずれの場合でも、クライアントであれサーバであれ、一次データ蓄積システムの故障は、ユーザデータの破滅的な損失につながる。一次データ蓄積システムの故障に起因するデータの損失を防ぐために、クライアントデータの復旧を可能にするファイルバックアップシステムが通常使用される。
【0005】
クライアント−サーバシステム用のバックアップシステムは、典型的にはユーザデータの余分なコピーをサーバ上に保持している。バックアップシステムは、このユーザデータの余分なコピーを、クライアント及びサーバシステムで使用されているハードドライブよりも高価でない他の記憶装置、例えばシリアルテープ上に保持する。
【0006】
クライアント−サーバシステムでは、2以上のユーザが特別なデータファイルをバックアップしようとすることがある。バックアップシステムは、もしもチェックされないままであると、単一データファイルの繰り返しバックアップによって圧倒されてしまう。バックアップシステムは、最初のユーザだけが特定のデータファイルを、バックアップシステム上に蓄積するために、サーバに送信することを要求するように予め開発されている。これらのシステムは、後続のユーザが同じデータファイルをバックアップすることを試みるときはいつでも検出し、そして2番目のユーザがそのデータを送信することを必要とせず、またそのユーザのデータファイルを繰り返しストアすることはしない。
【0007】
しかしながら、あるユーザが数ヶ月か数年間そのシステム上に存在していて、現在システム全体中の多くの物理的位置に配置されている共有バックアップデータへの参照を有する場合には、1つの問題が生じる。いくつかの物理的記憶システム、例えばテープシステムは、そこに含まれたデータに対してシーケンシャルなアクセスだけを許容する。上述したように、多数のユーザをサポートするバックアップシステムは、典型的には、バックアップデータを、それらの高速ランダムアクセスディスク記憶システムから、自動化されたテープライブラリ(ATL)へと移動する。ATLは、記憶単位当たりの非常に低いコストを提供し、しかも床空間をさほど必要とせず、またコストを低減する。しかしながら、ATLは、テープからのデータ復旧に関連した長い時間を有する。特に、特別のユーザに対するデータが1つのテープ上にだけ存在するように論理的にグループ化されている場合、他のユーザからの共有ファイルへの参照は、他の多くの物理的に分離されたテープ上に含まれることがある。各テープは、そこに含まれるファイルとデータを検索するために、別々に読まれる必要がある。加えて、ATLシステムは、信頼性に欠けるものと考えることができる。何故ならば、システムの寿命に対するテープの損失確率が高いためである。
【0008】
加えて、ユーザのアカウントがキャンセルされた場合、現在のバックアップシステムは典型的にはキャンセルされたアカウントによって使用されていた空間を回復可能にはしない。何故ならば、キャンセルされたアカウントのファイルを除去することは、共有データの損失を招くからである。共有データの無差別な損失を回避するためには、各ファイルは、それが他のユーザとの間で共有されていたかを見るために、時間消費型の面倒な仕事でチェックされなければならない。
【0009】
それ故、少ない数のテープだけが読まれる必要があり、そしてデータがそこから容易に検索できる手法で、ファイルをバックアップ可能であることが望ましい。アカウントがキャンセルされたときに、時間効率的手法で、ファイルバックアップシステムの検索記憶空間を可能とすることが望ましい。
【0010】
[発明の簡単な要約]
多重コピーファイルバックアップシステムを提供するための方法および装置が開示される。ここでは、最初のユーザによって予めバックアップされたファイルは、異なるユーザによってバックアップされることになる。ファイルのバックアップの第1の例は、そのファイルを第1の位置にストアし、そのファイルとユーザをファイルデータテーブル内のエントリで関連付ける結果になる。同じファイルをバックアップする必要のある他のユーザにとって、そのファイルの内容は、ファイルバックアップシステム内で第1の位置から第2の位置へコピーされる。ファイルバックアップシステムは、ファイルデータテーブル内に2つの新エントリを創生する。1つのエントリでは、第2の位置にストアされたファイルは、ユーザ間でファイルの共有を可能にするユーザプールに関連付けされる。ファイルデータテーブル内の第2及びそれ以降のエントリは、後続のユーザがファイルのバックアップを望むときに創生される。これらエントリは、ファイルがユーザプールによって与えられること、および必要なデータがユーザプールエントリからコピーされてユーザとファイル内容を適切に関連付けることを示す。
【0011】
多重コピーファイルバックアップシステムを提供するための方法および装置が開示される。ここでは、異なるユーザによってバックアップされるべきファイルが、バックアップ記憶システム内の第2の位置へコピーされ、且つユーザ間でファイルの共有を可能にするユーザプールに関連付けされる。
【0012】
1つの実施形態では、ファイルデータテーブルは、クライアント−サーバシステムのサーバに接続されたバックアップファイルシステムによって創生される。サーバに接続されたクライアントマシンのユーザが、ファイルをバックアップすることを要求すると、そのサーバは、ファイルデータテーブルから、ユーザによって提供されたファイル識別子をファイルIDフィールドとして含んだエントリをサーチする。何のエントリも発見されない場合は、バックアップファイルシステムは、そのファイルの内容をクライアントマシンから要求し、そのファイルの内容を第1の位置にストアする。ファイルデータテーブルに1つの新エントリが創生され、ファイルデータテーブルの新エントリ内の1つのユーザIDフィールドが、ユーザのユーザ識別子に設定される。ファイルデータテーブルの新エントリ内の1つのファイルIDフィールドは、ファイル識別子に設定される。ファイルデータテーブルの新エントリ内のソースドバイフィールドは、ユーザ識別子に設定される。ファイルデータテーブルの新エントリ内のファイル位置ポインタフィールドは、第1の位置に設定される。ファイルデータテーブルの新エントリ内の共有カウントフィールドは、0にセットされる。
【0013】
ファイルデータテーブル内の1つのエントリが発見された場合は、そのファイルの第1の位置における内容が第2の位置へコピーされ、そしてファイルデータテーブル内に2つの新エントリが創生される。2つの新エントリ中の一方の、新たにコピーされたファイルをユーザプールに関連付けるエントリでは、ファイルデータテーブルの新エントリ中のユーザIDフィールドは、ユーザプールの新エントリに設定され、ファイルデータテーブルの新エントリ中のファイルIDフィールドは、ファイル識別子に設定され、ファイルデータテーブルの新エントリ内のソースドバイフィールドは、ユーザプールに設定され、ファイルデータテーブルの新エントリ内のファイル位置ポインタフィールドは、第2の位置に設定され、ファイルデータテーブルの新エントリ内の共有カウントフィールドは、1にセットされる。
【0014】
上述したように、サーバは、ファイルデータテーブル内に2つの新エントリを創生する。サーバによって創生された第2の新エントリは、ユーザのユーザ識別子に設定されたファイルデータテーブルの新エントリ中のユーザIDフィールドと、ファイル識別子に設定されたファイルデータテーブルの新エントリ中のファイルIDフィールドと、ユーザプールに設定されたファイルデータテーブルの新エントリ内のソースドバイフィールドと、第2の位置に設定されたファイルデータテーブルの新エントリ内のファイル位置ポインタフィールドと、1にセットされたファイルデータテーブルの新エントリ内の共有カウントフィールドとを含む。
【0015】
ファイルデータテーブル内に2以上のエントリが配置されている場合は、ファイル識別子をユーザプールに関連付けるエントリが、エントリ間から配置される。サーバは、ファイルデータテーブル内に1つの新エントリを創生する。この新エントリでは、ファイルデータテーブルの新エントリ中のユーザIDフィールドは、ユーザのユーザ識別子に設定され、ファイルデータテーブルの新エントリ中のファイルIDフィールドは、ファイル識別子に設定され、ファイルデータテーブルの新エントリ内のソースドバイフィールドは、ユーザプールに設定され、ファイルデータテーブルの新エントリ内のファイル位置ポインタフィールドは、ファイル識別子に関連したユーザプールエントリから読み出されたときに第2の位置に設定され、ファイルデータテーブルの新エントリ内の共有カウントフィールドは、0にセットされる。ファイル識別子をユーザプールに関連付けるエントリ内の共有カウントフィールドは、1だけインクリメントされる。
【0016】
この発明は、図面に関連した以下の発明の詳細な説明を参照することによって、より完全に理解される。
【0017】
[発明の詳細な説明]
バックアップシステムに多重バックアップコピーを維持するための本発明に従った方法とシステムを開示する。典型的には、本方法及び装置は、クライアントマシンを操作するユーザーがサーバからのデータを送受信するクライアントサーバシステムの一部である。サーバは、サーバ内か、又はサーバに結合されている個別のバックアップシステムに含まれている格納システムのユーザデータのバックアップコピーを保持する。
【0018】
図2と図3は、本発明に従って多重コピーバックアップファイル保存を実行するためのシステム動作を図解している。多数のユーザー、ユーザーA 202、ユーザーB 204およびユーザーN 206は、それぞれ多数のクライアントマシン202A、202Bおよび202Nを操作する。クライアントマシン202A、202Bおよび202Nは、データ処理および少なくともいくらかのデータ保存を提供するサーバ206と連結される。ファイルデータテーブル212およびファイルバックアップストレージシステム214を構成するバックアップシステム210は、サーバ206と連結されるように図解されている。しかしながら、バックアップシステム210、もしくはファイルデータテーブル212のようなバックアップシステム210の一部も、サーバ204の中に含まれることがある。例えば、ファイルデータテーブル212は、サーバ中のストレージシステムに保存されることがあり、ファイルバックアップストレージシステムは、別のストレージシステム、もしくは他のサーバ上のストレージシステム(図に示されていない)、もしくはクライアントマシン(図に示されていない)の場合がある。
【0019】
ファイルバックアップストレージシステム214は、逐次アクセス可能なテープもしくは他の自動テープライブラリ(ATL)システム、ランダムアクセスハードドライブ、CD−ROM、CD−RW、フラッシュRAMや他の非揮発性RAMのような非揮発性電子メモリ、もしくはデータの保存およびアクセスを許可する他の記憶媒体の場合がある。
【0020】
図3はファイルデータテーブル212の1つの具体例を図解している。ファイルデータテーブルは、ユーザーによってファイルバックアップストレージシステムに保存される各ファイルに関連する多数のデータを含めることができる。図解された具体例では、ファイルデータテーブル300は、バックアップシステムに保存するユーザーを示すユーザーIDフィールド302および保存されるファイルのファイルIDフィールド304を含んでいる。ユーザーIDとファイルIDの両フィールドは、データの混乱と損失を防ぐためにそれぞれ独自のユーザーとファイル識別子を含む必要がある。さらに、ファイルデータテーブル300は、使用されるシステムタイプに依存する論理ポインタもしくは物理ポインタの場合がある、バックアップシステム中に保存されたファイルコンテンツの位置を示すファイルロケーションポインタフィールド306を含めることができる。ファイルデータテーブルはさらに、ファイルのコピーを提供するユーザーのユーザー識別子を含む情報源フィールド308を含む。ファイルデータテーブル300はまた、他のデータフィールド312に保存されることがある、ユーザーによって適切と考えられたファイルコピーや他のデータを共有する場合があるユーザー数を表示するシェアカウントフィールド310を含めることができる。ファイルデータテーブル212は、データが保存され、アクセスされることを許可するデータ構造のいかなる形式にもなり得ることを理解すべきである。例えば、ファイルデータテーブルは、無制限に、データ構造の配列、マトリクス、もしくはリンクリストの場合がある。
【0021】
図2を再び参照するが、ファイルデータテーブル212を使用して、サーバー206は、特定のユーザーとそれらのユーザーによってバックアップされたファイル間の関係を維持する。これは、ファイルバックアップストレージシステム214が多数のユーザーに対応する多数の領域に分割されることが図2で図式的に説明されている。例えば、領域216はユーザーAによってバックアップされたファイルを含み、領域218はユーザーBによってバックアップされたファイルを含み、領域220はユーザーNによってバックアップされたファイルを含んでいる。これらの領域中のファイルの組分けは、図式目的のためだけであり、ファイルが実際にファイルバックアップストレージシステム214の同じ物理的領域中に位置することを意味しない。むしろファイルは、ファイルデータテーブル212を通して各ユーザーと論理的に関連している。
【0022】
最初のユーザーによってバックアップされる各ファイルは第一に、ファイルのコンテンツがファイルデータテーブル212で作成された最初の位置と新規情報入力に保存される。サーバーは、操作を実行するユーザーの独自ユーザー識別子にファイルデータテーブル212のユーザーIDフィールドと情報源フィールドを設定し、サーバーはバックアップされるファイルに関連する独自ファイル識別子にファイルIDフィールドを設定する。さらに、ファイルロケーションポインタフィールドは、ファイルのコンテンツが保存されるストレージシステム中の物理的位置もしくは論理的関係の場合がある、最初の位置に設定され、シェアカウントフィールドは、他のファイルがこのデータを共有していないことを示すゼロに設定される。
【0023】
以前に最初のユーザーによってバックアップされたファイルのバックアップコピーの作成を別のユーザーが要求した場合、サーバーは、ファイルコンテンツの2番目のコピーを作成し、ファイルバックアップストレージシステム214中の2番目の位置に2番目のコピーを保存する。サーバーは、ファイルコンテンツの2番目のコピーをファイルのユーザープールに関連づける。ユーザープールは、一人以上のユーザーによって一度以上バックアップされた全てのファイルの2番目のコピーを含んでいる。以前にバックアップされたファイルのコピーをバックアップすることを願う他のユーザーは、ユーザープール中のファイルにアクセスすることがある。
【0024】
ファイルバックアップストレージシステムに保存され、ユーザープールに関連づけられた各ファイルに関しては、ファイルデータテーブル212で作成される少なくとも2つの情報入力がある。ファイルがユーザープールに置かれるとき作成された1つの情報入力は、独自のユーザープール識別子にユーザーIDフィールドを、独自のファイル識別子にファイルIDフィールドを、そして独自のユーザープール識別子に情報源フィールドを設定する。さらに、このサーバーは、ファイルバックアップストレージシステム214中に2番目の位置に保存されたファイルコンテンツを示すようにファイルロケーションポインタフィールドを設定し、シェアカウントフィールドは、ファイルのバックアップをとる必要がある2番目のユーザーのために1に設定され、その後、各その後のユーザーのために増やされる。
【0025】
ファイルデータテーブル212における2番目の情報入力は、ファイルのバックアップをとる必要がある2番目のユーザーを以前にバックアップされたファイルに関連づける。 この情報入力では、サーバーは、ファイルをバックアップすることを要求しているユーザー独自のユーザー識別子にユーザーIDフィールドを設定し、バックアップされるファイルに関連づけられた独自のファイル識別子にファイルIDフィールドを設定し、独自のユーザープール識別子に情報源フィールドを設定する。さらに、サーバーは、ファイルバックアップストレージシステム214中の2番目の位置に保存されたファイルコンテンツを示すようにファイルロケーションポインタフィールドを設定し、シェアカウントをゼロに設定する。以前にバックアップされたファイルのバックアップをとる必要がある各その後のユーザーに関しては、上記で説明されたように、新規情報入力は、ユーザーをユーザープール域に保存されるファイルのコピーに関連づける、ファイルデータテーブル212によって作成される。
【0026】
システム資源の有効性により、サーバーは、バックアップされるファイルの2番目のコピーを実際に作成し、保存するために、将来、別の時を選択するかもしれない。この場合、ファイルデータテーブルでのユーザープール情報入力におけるファイルロケーションポインタフィールドは、ファイルが保存される最初の位置を示すように設定される。2番目の位置でバックアップされる各ファイルは、選択された時にアクセスされる待ち行列に置くことができる。さらに、待ち行列におけるファイルがアクセスされる順番は、バックアップストレージシステム上で、より効率的なストレージを可能にするために操作されるかもしれない。例えば、自動テープライブラリ(ATL)内で、テープ上にあるファイルを互いに物理的に近づけて保存することは、より効率的であるかもしれない。
【0027】
ユーザーアカウントがキャンセルされ、ユーザーがバックアップしたファイルが除かれる場合、ユーザーIDフィールドおよびソースドバイフィールドの両方がキャンセルされたアカウントのユーザーの特有ユーザー識別子に設定されている各入力について、サーバーはファイルデータテーブル212内を検索する。次にサーバーはファイルのバックアップストレージシステムを構築し、各入力のファイルロケーションポインタフィールドにより指示されたファイルの内容を削除する。この様にして、そのユーザーに特有の各ファイルは削除されるが、他ユーザーと共有されているファイルは削除されない。サーバーはそのアカウントが削除され、そしてソースドバイフィールドがユーザープール識別子に設定さたユーザー固有のユーザー識別子に設定されたファイルされたユーザーIDを有する入力についてファイルデータテーブル212中の入力を探索し、ファイルデータテーブル中のこれら入力を削除する。この様にして、所望するユーザーに関連した全ての入力がファイルデータテーブル212より除かれるが、データを共有する他ユーザーに関連した入力は除かれない。さらに、サーバーは削除対照のユーザーがデータを共有するユーザープール入力内のシェアカウントフィールドを縮小する。一度シェアカウントフィールが縮小されると、サーバーがもしシェアカウントが現在ゼロであると判定し、実際にゼロである場合には、サーバーはファイルロケーションポインタフィルード内の指摘ファイルおよびファイルデータテーブル内の入力を削除するだろう。
【0028】
上記の如く、本発明は多くの異なるファイルバックアップシステムおよびストレージシステムと共に使用できる。上記の如く、ファイルテープバックアップシステムは、少なくとも1つのテープを失う可能性が非常に高いためシステムの寿命に関し信頼性のあるものとは考えられない。ユーザープール内に含まれるファイルデータのコピーを作製することは、バックアップデータのコピーのみの破壊から単一点の失敗を防ぐため、システム全体のエラー強さを高めることになる。このユーザープールファイルデータの余分なコピーは、物理的に第1および第2コピーと分離している、別のテープまたは別のハードディスクドライブの様な第3の場所で作製され、保存される。このユーザープールデータの余分なコピーは、基のユーザープールデータとは理論位置としては同一であるが、別の場所またはシステムにあるロケーションに保存されるため、ファイルデータテーブル中にあるユーザープール入力内のファイルロケーションポインタフィールドは必要に応じてデータの余分コピーを指示する。
【0029】
別の実施態様では、複数のテーブルを用いてファイルデータとユーザープールデータを別々に保存することで、各テーブルおよびその中に含まれるファイルの維持を容易にし、同時に各テーブル中のストレージ空間を節約する。例えば、各ユーザーがそのユーザーによりバックアップされたファイルと関連付けられているファイルデータテーブルはシェアカウントフィールドを含まない。さらにソースドバイフィールドも、各ユーザーがこれらファイル自体をソースとすることから、ファイルデータテーブル内には必要ないだろう。
【0030】
以下、ここに記載の複数コピーバックアップシステムの操作法を、図1A−1Dに例示した流れ図に沿って説明する。図1Aに示す様に、サーバーは段階102に示す様に、クライアント装置によっても提供される固有ファイル識別子によって特定されるファイルの中身のバックアップを望むユーザーの固有ユーザー識別子を受け取る。サーバーは段階104に示す様に、ファイルデータテーブル中に最初の新規入力を作製し、そしてそれぞれ段階104,106および108に示す様に、クライアント装置より提供された固有ユーザー名にユーザーIDフィールドを設定し、同様にクライアント装置により提供された固有フィールドIDにファイルIDフィールドを設定する。サーバーは段階110に示す様にファイル識別子についてファイルデータテーブルを探索する。ファイル識別子がファイルデータテーブル中に存在しない場合、段階112に示す様にコントロールは段階150に送られる。もしファイル識別子がファイルデータテーブル中にある場合には、段階114に示す様にサーバーはクライアントにファイルが既にバックアップシステム内に保存されていることを報告する。段階116に示す様に、サーバーがファイルデーテーブル中に2またはそれより多い入力があると決定した場合には、ファイルIDフィールドにクライアント装置より受け取った固有ファイルデータテーブルが設定される。もしファイルデーテーブル212中に2またはそれより多い入力がない場合には、ファイルIDフィールドにクライアント装置より受け取った固有ファイル識別子が設定され、コントロールは段階130に通される。もしファイルデーテーブル212中に2またはそれより多い入力がある場合には、ファイルIDフィールドにクライアント装置より受け取った固有ファイル識別子が設定され、コントロールは段階120に通される。
【0031】
バックアップシステム上にファイルのあるコピーが存在する場合には、サーバーは段階130に示される様にバックアップシステム上に現在保存されているファイルをコピーし、段階132に示す様にファイルバックアップストレージシステム内の第2ロケーションにこのファイルの内容の新たなコピーを保存する。サーバー206は段階136に示す様に、受け取った固有のユーザープール識別子にユーザーIDフィールドを設定し、さらに段階138に示す様に第2ロケーションに保存されたファイルの内容を示すファイルロケーションポインタフィールドをセットする。さらにサーバーは、それぞれ段階140、142および144に示す様に、シェアカウントフィールドには1を、ソースドバイフィールドには固有のユーザープール識別子を、そしてファイルIDフィールドにはクライアント装置より受け取った固有のファイル識別子を設定する。
【0032】
次にサーバーは、段階104にて作製しておいたファイルデータテーブル212中に、第1新規入力中の残りのフィールドを設定する。サーバーは第1新規入力のソースドバイフィールドを固有のユーザープール識別子に設定し、ファイルロケーションポインタフィールドを第2ロケーションに保存されたファイルの内容を表す様に設定し、そしてシェアカウントフィールドを0に設定する。次にコントロールは段階102に戻される。
【0033】
上記の様に、ファイルの第2コピーをすぐに保存することは、サーバーのプロセッサーおよびストレージリソースの最も効率的利用法ではないため、サーバーはファイル識別子を後で保存される待ち行列内に置いても良いだろう。従って、別の実施態様では、ユーザープール入力がファイルデータテーブル内で行われる場合には、まずファイルロケーションポインタフィールドがファイルの第1ロケーションを指示する。ファイル識別子は待ち行列内に置かれ、後で第2ロケーションでの保存に関しアクセスされる。ファイルが第2ロケーション内に保存された後で始めて、ユーザープール入力および第1新規入力内のファイルロケーションポインタは、ファイルが保存される第2ロケーションに設定される。
【0034】
段階118に於いて、ファイルIDフィールドがクライアントから受け取った固有ファイル識別子に設定されるファイルデータテーブル内に2またはそれより多い入力があった場合には、コントロールは段階120に通される。サーバーは段階120に示す様に、固有ファイル識別子が付いたファイルデータテーブル内のユーザープール入力を特定する。次にサーバーはファイルデータテーブル212内の第1新規入力内に残りのフィールドを設定する。サーバーは段階122に示す様に、固有のユーザー識別子にソースドバイフィールドを設定する。次にサーバーは段階124に示す様に、段階120で特定されたユーザープール識別フィールドのファイルロケーションポインタフィールド内に保存された数値に、ファイルロケーションポインタフィールドを設定する。この様にして、ファイルデータテーブル中の新規入力は、ユーザープールに関連する第2ロケーションに位置するファイルの内容を指示する。次にサーバーは段階126に示す様に、第1新規入力内のシェアカウントフィールドをゼロ(O)に設定する。さらにサーバーは段階128に示す様に、段階120で特定されたユーザープール入力内のシェアカウントフィールドを増加させる。
【0035】
段階106では、受け取ったファイル識別子gファイルデータテーブル中に存在しない場合にはコントロールは上記の如く段階150に通される。段階150に示す様に、サーバーはクライアント装置にファイルの中身をサーバーに移すことを求める。段階152に示す様にサーバーはファイルの中身を受け取ると、段階154に示す様にファイルバックアップストレージシステム上の第1ロケーションにファイルの中身を保存する。サーバーはファイルデータテーブル中の第1新規入力のファイルロケーションポインタフィールドを、段階156に示す様に適切に第1ロケーションにあるフィルの中身に設定する。段階158に示す様に、サーバーはソースドバイフィールドを段階102でクライアントより受け取った固有ユーザー識別子に設定する。段階160に示す様に、サーバーはファイルデータテーブル中の第1新規入力のシェアカウントフィールドをゼロ(0)に設定する。次にコントロールは段階102に戻される。
【0036】
ファイルデータテーブルとバックアップシステム中の保存ファイルとの関係を例が図4に示されている。例示のファイルデータテーブル401では、ユーザーIDがフィールド402に備えられており、ファイルIDはフィールド404に、ファイルロケーションポインタはフィールド406内に、ソースドバイ識別子はフィールド408内に、そしてシェアカウントはフィールド410内に備えられている。そのデータのために余分のフィールドが備えられている。例示のディスクストレージシステム412では、固有ファイルサーバーロケーションにある各種ファイルに関し、ファイルの中身が保存されている。示した例では、各種データは純粋に例示であり、いずれの形でも限定することを意味しない。
【0037】
ファイルデータ表401の項目403には、ユーザID AAA、フィールドID A1、ファイルロケーションポインタ100および共有カウントゼロが含まれる。これがファイルA1を保存する最初の例だったので、ソースドバイフィールドは、ユーザ識別子AAAに設定されている。ディスク保存システムでの対応項目は、項目416で、これはファイルA1の内容がファイルサーバーロケーション100に保存されているものである。ファイルデータ表401の項目405と対応する項目421は、同様にファイルB2が指定される。というのは、ファイルの内容を伴ったユーザAAAに属するものはファイルサーバーロケーション200に保存されているためである。
【0038】
ファイルデータ表401の項目407には、ユーザID BBBが含まれ、これはファイルB2を2度目にバックアップする必要となるものである。この例では、ファイルデータ表で2つの項目が作成される。最初の項目は項目407で、ユーザID欄とファイルID欄が設定されている。ユーザプール項目が生成し、項目407に使用するに適切なデータを有効にするためのデータが設定される。
【0039】
ファイルB2に関連する、項目411が生成される。項目411には、ユーザプール識別子に対するユーザIDフィールドを含み、ユニークファイル識別子に対してファイルIDが設定され、ファイル位置ポインタフィールドが1000に設定され、ここには、ファイル内容が保存されている2番目の位置である。「 Sourced By 」識別子フィールドは、ユニークなユーザプール識別子に設定され、共有カウントフィールドは1に設定される。バックアップ保存システム412における対応項目は、項目425で、ファイルサーバーロケーション100に保存されており、2番目の位置でファイルB2の内容を保存している。項目407には、ファイルB2に対応した正しいデータが与えられる。ファイル位置ポインタフィールドが1000に設定され、「 Sourced By 」識別子フィールドは、ユニークなユーザプール識別子に設定される。
【0040】
ファイルデータ表401の項目409には、CCCに設定したユーザIDフィールドと、B2に設定したファイルIDフィールドを含んでいる。これは、バックアップ保存システムで、ユーザがバックアップしたファイルB2の第3の例である。項目409は、ファイルIDフィールドを識別子B2に設定したファイルデータ表401の4番目の項目である。結局、項目409は、1000に設定したファイル位置ポインタフィールド、ファイルB2の内容の2番目の位置を含んでおり、ソースドバイフィールドは、ユニークなユーザプール識別子に設定される。さらに、ファイルB2の2番目のコピーに関連したユーザプール項目411の共有カウントフィールドは、再度1増加し2となって、2人のユーザが現在、ユーザプールからそのファイルの内容を共有していることを示している。
【0041】
この様な方法で、ファイルB2、またはユーザプール領域に保存された他のファイルの内容を、ファイルB2をシステムに保存する回数を増やす要求をせずに、何人ものユーザで共有できる。ファイルデータ表の項目数は、ユーザプール領域に保存されたファイルへのアクセスを希望するユーザの数毎に1ずつ増えて行く。新規の項目は、特定のユーザ、ファイル、ファイルのファイルサーバーロケーションを規定している。
【0042】
これまでに述べた様に、ファイルバックアップ保存システムを作るには、違った種類の多くのメディアが使用される。幾つかのメディアでは、アクセスコストと保存コストは、3、4個のまたはそれ以上のファイルが個々のユーザ用に保存された後に、ファイルバックアップのコストが安いので、ファイルをユーザプールに経済的に提供できるといった状況である。
【0043】
ユーザプールで、ファイルの2番目のコピーを、2枚以上作成する前に、閾値を選択することによって、これまでに述べた複数コピーのファイルバックアップシステムを修正することは、技術的にみて明白である。
【0044】
これらの通常の技術は、ネットワークバックアップシステム用に複数のコピー能力を持つための、これまでに述べた方法とシステムの変化と修正は、ここに公開されている発明的概念と一体となって出来あがったという事実を理解すべきである。したがって、発明は、追加された要求の展望だけによって限定的に見られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1A〜1D】本発明に係るファイルバックアップシステムにおけるファイルの2以上のコピーをストアする方法を示すフローチャートである。
【図2】本発明のブロック図である。
【図3】本発明に係るファイルデータテーブルを模式的に表す図である。
【図4】本発明に係るファイルデータテーブルとファイルデータ記憶装置を模式的に表す図である。

Claims (8)

  1. ファイルバックアップシステム上でバックアップファイルの多重コピーを提供するための方法であって、前記ファイルバックアップシステムは、複数のファイルと、この複数のファイルのそれぞれに関連した複数のファイルデータを含むファイルデータテーブルとをストアし、前記ファイルバックアップシステムとクライアントマシンにはサーバが接続され、このクライアントマシンは、ユーザ識別子を有するユーザによって操作されるファイルバックアップシステムにおいて、
    前記ファイルバックアップシステム上でストアされるべきファイルを識別するファイル識別子を、前記クライアントマシンによって前記サーバに提供する工程と、
    前記クライアントマシンを操作する前記ユーザの前記ユーザ識別子を、前記クライアントマシンによって前記サーバに提供する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内に第1の新エントリを創生する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、ファイル識別を示すデータを、前記クライアントマシンによって提供される前記ファイル識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、ユーザ識別を示すデータを、前記クライアントマシンによって提供される前記ユーザ識別子に設定する工程と、
    前記ファイル識別子によって識別されたファイルが前記ファイルバックアップシステム上に現在ストアされているかを、前記サーバによって検出する工程とを備え、
    前記ファイル識別子によって識別されたファイルの単一コピーが前記ファイルバックアップシステム上に現在ストアされている場合には、
    前記ファイルの前記単一コピーの内容を、前記ファイルバックアップシステム内の第2の位置にコピーする工程と、
    前記ファイルデータテーブル内に第2の新エントリを創生する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第2の新エントリの複数のファイルデータ中の、ファイル識別を示すデータを、前記クライアントマシンによって提供される前記ファイル識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第2の新エントリの複数のファイルデータ中の、ユーザ識別を示すデータを、ユーザプールを示すユーザ識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第2の新エントリの複数のファイルデータ中の、識別によるソースを示すデータを、ユーザプール識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第2の新エントリの複数のファイルデータ中の、前記ファイル内容を共有するユーザの数を示すデータを1に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、前記ファイル位置を示すデータを、前記ファイルの前記第2のコピーに設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、識別によるソースを示すデータを、ユーザプール識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、前記ファイル位置を示すデータを、前記ファイルの前記第2のコピーに設定する工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記ファイル識別子に関連した前記ファイルが前記バックアップシステム上に現在ストアされていない場合には、
    前記ファイル内容を前記サーバによって前記クライアントから受信する工程と、
    前記ファイルを前記バックアップシステム上にストアする工程と、
    前記ファイルデータテーブル内に新エントリを創生する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記新エントリの複数のファイルデータ中の、ファイル識別を示すデータを、前記クライアントマシンによって提供される前記ファイル識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、ユーザ識別を示すデータを、前記クライアントマシンによって提供される前記ユーザ識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、識別によるソースを示すデータを、前記クライアントマシンによって提供されるユーザ識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、前記ファイル内容を共有するユーザの数を示すデータを0に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、前記ファイル内容を共有するユーザの数を示すデータを0に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、前記ファイル位置を示すデータを、前記ファイルの前記第2のコピーに設定する工程と
    を更に備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記ファイル識別子に関連したファイルの2以上のコピーが前記バックアップシステム上に現在ストアされている場合には、
    前記ストアされたファイルに関連した前記ファイルデータテーブル内に新エントリを創生する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記新エントリの複数のファイルデータ中の、ユーザ識別を示すデータを、前記クライアントマシンによって提供される前記ユーザ識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記新エントリの複数のファイルデータ中の、ファイル識別を示すデータを、前記クライアントマシンによって提供される前記ファイル識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記新エントリの複数のファイルデータ中の、識別によるソースを示すデータを、ユーザプール識別子に設定する工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記新エントリの複数のファイルデータ中の、前記ファイル内容を共有するユーザの数を示すデータを0に設定する工程と、
    ユーザプール識別子に設定されたユーザ識別および識別によるソースを有し、かつ前記クライアントマシンから受信されたファイル識別子に設定されたファイル識別を有するエントリを、前記ファイルデータテーブル内で発見する工程と、 配置されたファイルテーブルエントリの共有カウントをインクリメントする工程と、
    前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、前記ファイル位置を示すデータを、発見されたファイルテーブルエントリ内に含まれる前記ファイル位置に設定する工程と
    を更に備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記ファイルバックアップシステムからキャンセルされるべきユーザ識別子をクライアントにおいて受信する工程と、
    除去されるべきユーザプール識別子に設定されたユーザ識別および識別によるソースを有したエントリを、前記ファイルデータテーブル内で発見する工程と、 発見されたファイルテーブルエントリのそれぞれの中に含まれる前記ファイル位置エントリによって指示される位置に配置されたファイル内容を除去する工程と
    を更に備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記ファイルの前記単一コピーの内容を第2の位置にコピーする工程は、前記ファイルの前記単一コピーの内容を、前記ファイルバックアップシステム内の第2の位置にコピーする工程を含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記ファイルの前記単一コピーの内容を第2の位置にコピーする工程は、前記ファイルの前記単一コピーの内容をキュー内の新規な第2の位置にコピーする工程と、前記ファイルの前記単一コピーの内容を後で前記ファイルバックアップシステム内の第2の位置にストアする工程と、前記ファイルデータテーブル内の前記第1の新エントリの複数のファイルデータ中の、前記ファイル位置を示すデータを、前記ファイルの新規な第2のコピーに設定する工程とを含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2の位置にストアされたファイルの内容を第3の位置にコピーする工程を更に備える請求項1に記載の方法。
  8. ファイルバックアップシステム上でバックアップファイルの多重コピーを提供するための方法であって、
    1つのファイルの第1のコピーを、第1のユーザによって、前記ファイルバックアップシステム上で作成する工程と、
    ファイルデータテーブル内の第1の位置に第1のエントリを創生する工程と、
    前記第1のファイルと前記第1のユーザを、前記第1エントリ内のファイルソースとして関連付ける工程と、
    前記第1のファイルと前記第1の位置を、前記第1エントリ内で関連付ける工程と、
    前記ファイルの第2のコピーを作成することを、第2のユーザによって、要求する工程と、
    前記ファイルの第2のコピーを第2の位置に作成する工程と、
    ファイルデータテーブル内に第2のエントリを創生する工程と、
    前記第2のファイルとユーザプールを、前記第2のエントリ内のファイルオーナーおよびファイルソースとして関連付ける工程と、
    前記第2のファイルと前記第2の位置を、前記第2エントリ内で関連付ける工程と、
    ファイルデータテーブル内に第3のエントリを創生する工程と、
    前記第2のファイルと前記第2のユーザを、前記第3のエントリ内のユーザプールとして関連付け、そしてファイルのソースを識別する工程と、
    前記第2のファイルと前記第2の位置を、前記第3エントリ内で関連付ける工程と
    を備えることを特徴とする方法。
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