JP2004363825A - Recording and reproducing device, recording and reproducing method, and recording medium and program therefor - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a recording and reproducing device that can manage metadata in a file separately from a moving picture file, a recording and reproducing method, and a recording medium and a program therefor. <P>SOLUTION: Video files and metadata files can be written to and read out of recording media 400. A camera unit 410 images a subject and outputs digital video data. An encoding unit 420 converts digital video data that the camera unit 410 outputs into a stream file. A drive unit 430, when recording the video file outputted by the encoding unit 420 to the recording media 400, records metadata being information attached to the picked-up image from the camera unit 410 as a metadata file to the recording media 400. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランダムアクセス可能な記録メディア上に画像データや音声データなどをファイルとして記録して、記録した画像データや音声データの再生ができる記録再生装置、記録再生方法、その記録媒体およびプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、例えば、静止画像をメモリカードに保存するデジタルカメラにおいては、静止画の格納する方法については、ＤＣＦ（Ｄｅｓｉｇｎ ｒｕｌｅ ｆｏｒＣａｍｅｒａ Ｆｉｌｅ ｓｙｓｔｅｍ）規格が挙げられる。また、その静止画像に関する情報であるメタデータを格納する方法として、静止画像のメタデータを静止画ファイルそのものの中に埋め込むＥｘｉｆ（Ｅｘｃｈａｎｇｅａｂｌｅ ｉｍａｇｅ ｆｉｌｅ ｆｏｒｍａｔ）規格などが挙げられる。
【０００３】
また、動画像および、その動画像に関するメタデータを格納する方法として、ＤＶＤ規格などのＳＭＩＬ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｉｚｅｄ ＭｕｌｔｉｍｅｄｉａＩｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ Ｌａｎｇｕａｇｅ）や、ＭＰＥＧ（Ｍｏｖｉｎｇ Ｐｉｃｔｕｒｅ Ｅｘｐｅｒｔ Ｇｒｏｕｐ）７等を含むさまざまな規格が挙げられる。さらには、動画像のメタデータを動画像ファイルそのものの中に埋め込む独自の規格などが提案されているようである。
【０００４】
このようなメタデータの格納方法としては、例えば、動画ストリームと共に付加情報を組み込むことにより既存の動画視聴方法を強化するシステムが開示されている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００５】
【特許文献１】
特開２０００−６９４４２号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した方法によれば、利用者にメタデータの情報を表示したり、キーワードにより検索したりすることは可能であるが、複数のメタファイルの結合や部分削除を行なうと矛盾を生じる場合があったり、情報によっては欠落してしまう等、メタデータの編集等を行うのは困難であるという問題がある。また家庭用ビデオカメラのような組み込み機器においては、上述したようにメタデータがテキストである場合に、メタデータ中のテキストを処理する機能のコストが高くついてしまうという問題もある。
【０００７】
また動画像および、その動画像に関するメタデータを動画像ファイルそのものに埋め込んでしまう方法においては、メタデータに比較してファイル容量が非常に大きい動画像ファイルに埋め込まれてしまうので、検索に時間がかかってしまうという問題がある。更には、動画像に対して結合または部分削除などの編集処理を行なうことにより、埋め込まれたメタデータに矛盾が生じてしまうという問題がある。また更には、動画像に埋め込むことによって、動画像ファイルを伝送する場合に、伝送に必要な信号帯域の一部をメタデータが使うので、動画像ファイルのみを伝送する場合と比べて伝送効率が悪化してしまうという問題がある。
【０００８】
また、特に家庭用ビデオカメラにおいて顕著であるが、ビデオカメラの状態に関する情報を含むメタデータの格納に関しては、撮影時には、なるべくさまざまな情報をメタデータとして格納したいにもかかわらず、編集等の後では、不必要となるので、ファイル容量を節約するためにも、メタデータを削除したいという要望が高まっていた。
【０００９】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、メタデータを動画像ファイルと別ファイルで管理することができる記録再生装置、記録再生方法、その記録媒体およびプログラムを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による記録再生装置においては、種々の情報を書き込み／読み出し可能な記録媒体と、被写体を撮像してディジタル映像データを出力する撮像手段と、撮像手段が出力するディジタル映像データを映像ファイルに変換する変換手段と、変換手段が出力する前記映像ファイルを前記記録媒体に記録する際に、前記撮像手段からの撮像に付帯する情報であるメタデータをメタデータファイルとして前記記録媒体に記録する記録手段とを具備することを特徴とする。
【００１１】
また、本発明による記録再生方法においては、種々の情報を書き込み／読み出し可能な記録媒体を備えた記録再生装置を用いた記録再生方法であって、被写体を撮像してディジタル映像データを出力する第１のステップと、第１のステップで出力するディジタル映像データを映像ファイルに変換する第２のステップと、第２のステップで出力する前記映像ファイルを前記記録媒体に記録する際に、前記第１のステップでの撮像に付帯する情報であるメタデータをメタデータファイルとして前記記録媒体に記録する第３のステップとを有することを特徴とする。
【００１２】
また、本発明による記録媒体は、種々の情報を書き込み／読み出し可能な記録媒体を備えた記録再生装置用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、被写体を撮像してディジタル映像データを出力する第１のステップと、第１のステップで出力するディジタル映像データを映像ファイルに変換する第２のステップと、第２のステップで出力する前記映像ファイルを前記記録媒体に記録する際に、前記第１のステップでの撮像に付帯する情報であるメタデータをメタデータファイルとして前記記録媒体に記録する第３のステップとを前記記録再生装置に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【００１３】
また、本発明によるプログラムは、種々の情報を書き込み／読み出し可能な記録媒体を備えた記録再生装置用のプログラムであって、被写体を撮像してディジタル映像データを出力する第１のステップと、第１のステップで出力するディジタル映像データを映像ファイルに変換する第２のステップと、第２のステップで出力する前記映像ファイルを前記記録媒体に記録する際に、前記第１のステップでの撮像に付帯する情報であるメタデータをメタデータファイルとして前記記録媒体に記録する第３のステップとを前記記録再生装置に実行させるためのプログラムである。
【００１４】
これにより、本発明の記録再生装置、記録再生方法、その記録媒体およびプログラムにおいては、撮像手段が撮像したディジタル映像データを映像ファイルに変換して記録媒体に記録する際に、撮像に付帯する情報であるメタデータをメタデータファイルとして同じ記録媒体に記録するので、メタデータを映像ファイルと別ファイルで管理することができる。これにより、従来のように映像ファイルにメタデータが埋め込まれている場合と比べて、映像ファイルの編集などによりメタデータが欠損したりすることを防ぐことができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
まず、本発明によるところのディスクやメモリなどのランダムアクセスできる記録メディア上に格納された画像データや音声データなどのファイル（以下、ビデオ・オーディオファイルとする）を管理する方法について図を用いて説明する。
【００１６】
まず、本実施形態における記録メディア内のディレクトリ構成について説明する。図１は、記録メディア内に格納されたビデオ・オーディオファイルおよびそれらを管理するためのファイルおよびディレクトリの構成を示す図である。図１に示すように、本実施形態における記録メディアは、ルートディレクトリ１と、ビデオディレクトリ２と、システムディレクトリ３またはコンテンツディレクトリ４から構成され、３階層のディレクトリ構成となっている。また、システムディレクトリ３またはコンテンツディレクトリ４の下には、ファイル層５があり、種々のファイルが格納されている。
【００１７】
また、図１の右端の１列は、属性情報６であり、各ファイルの属性を示す情報が記載されている。属性情報６の中で、特に、ビデオ・オーディオの属性（画像および音声のデータ）を属性７とし、カメラメタデータの属性（カメラに関するメタデータ）を属性８とする。図１に示すように、ビデオ・オーディオファイルである属性７のファイルと、カメラメタデータファイルである属性８のファイルが一組となって書くコンテンツディレクトリ４の下に格納されている。
【００１８】
ビデオディレクトリ２は、対象となる記録メディアのルートディレクトリ１に格納されている。そして、ビデオディレクトリ２には、全ての関連するシステムディレクトリ３やコンテンツディレクトリ４およびファイルが格納される。以下、このビデオディレクトリ２に格納されるシステムディレクトリ３やコンテンツディレクトリ４およびファイルについて説明する。
【００１９】
システムディレクトリ３は、ビデオディレクトリ２の直下に格納されているディレクトリである。システムディレクトリ３には、記録メディア全体を管理するために必要となるファイルが格納される。具体的には、システムディレクトリ３は、ファイル名ｃｌｉｐ００００．ｓｍｉとｃｌｉｐ０００８の２つのファイルを格納する。ここで、ｃｌｉｐ００００．ｓｍｉは、デフォルトプレイリストファイルである。このファイルは、利用者によるビデオクリップの順番を変更する操作に基づいて内容が書き換えられる。また、デフォルトプレイリストファイルの内容は、記録メディア全体の再生を行なうような場合に、ビデオクリップが再生される順番を決定するための内容である。また、ビデオクリップは、複数のファイルから構成されており、それらのファイル群を特にビデオクリップファイル群と呼ぶ。また、同様に、プレイリストも、複数のファイルから構成されており、それらのファイル群を特にプレイリストファイル群と呼ぶ。
【００２０】
また、ｃｌｉｐ０００８は、ベースファイル名生成ファイルである。このベースファイル名生成ファイルは、新たにビデオクリップやプレイリストのファイルを生成する際の、ベースファイル名（拡張子を除くファイル名）である。このベースファイル名生成ファイルは、ビデオクリップやプレイリストのファイル名をユニークにするために利用される。本実施形態においては、ベースファイル名生成ファイルによって生成されるファイルの名前は、ｃｌｉｐとそれに続く４桁の数字という構成である。このベースファイル名は、利用される都度、ベースファイル名前に含まれる４桁の数字の部分が変化する。
【００２１】
図１に示すベースファイル名ｃｌｉｐ０００８は、図１のファイル層５の一番下のファイル名に示すように、すでに利用されたベースファイル名である。ここで、新しいビデオクリップやプレイリストの各ファイルにファイル名を付与するためには、ベースファイル名を更新する必要がある。
【００２２】
具体的には、このベースファイル名に含まれる４文字の数字を４桁の数値と見立て、この数値に１を加えた数値を含むファイル名を新たなベースファイル名として利用させ、同時にベースファイル名を書き換える。新しいベースファイル名が要求されるたびに、上述した手順に従い、新しく生成するビデオクリップファイル群やプレイリストファイル群の各ファイルの名前を決定する。以上により、自動で新しく生成したビデオクリップファイルやプレイリストファイルに対して、ユニークなファイル名を付与することができる。尚、本実施形態において、ベースファイル名の数値部分の初期値＝００００であり、その時のベースファイル名＝ｃｌｉｐ００００である。
【００２３】
また、図１に示すように、コンテンツディレクト４として、２００３０３０１、２００３０３０５、２００３０３２４、２００３０４０１、および２００３０４０８など８桁の数字からなる名前のディレクトリが、ビデオディレクトリ２の直下に格納されている。上述したコンテンツディレクトリ４のディレクトリ名は、日付を示すものである。すなわち、本実施形態においては、ビデオクリップやプレイリストに関するファイルは、日付によって分類され管理される。また、コンテンツディレクトリ４の名前は、ビデオクリップを記録する日やプレイリストを保存する日から自動的に決定される。
【００２４】
具体的には、図１の２００３０３０１、２００３０３０５、２００３０３２４、２００３０４０１、および２００３０４０８など８桁の数字が示すように、記録や保存する日の西暦であるところの４桁の数字と、その日付の１月から１２月をそれぞれ０１から１２までとした２桁の数字と、さらにその日付の日にちであるところの２桁の数字（必要なら０を補う）を、この順序で連結して８桁とした文字列である。このように、８桁の数字の名前を使うことによって、例えば、図１におけるディレクトリ名２００３０３０１であるコンテンツディレクトリ４には、２００３年３月１日に記録や保存したファイルが格納されていることが分かる。また、同じ日に記録や保存した全てのファイルは、同じディレクトリ名のコンテンツディレクトリ４に格納される。
【００２５】
次に、コンテンツディレクトリ４に格納されるファイルの種類について説明する。尚、本実施形態においては、コンテンツディレクトリ４は、ＭＰＥＧ形式のビデオ・オーディオファイル（以下、ストリームファイルとする）を含むビデオクリップファイル群またプレイリストファイル群を格納する。
【００２６】
まず、ビデオクリップファイル群は、ストリームファイル、タイムマップテーブルファイル、サムネイルファイル、カメラメタデータファイル、クリップ情報ファイルの５つのファイルから構成される。ここで、ストリームファイルは、ＭＰＥＧ２のプログラムストリームである。すなわち、ストリームファイルは、属性７の画像と音声が含まれているビデオ・オーディオファイルである。
【００２７】
また、タイムマップテーブルファイルは、フレームで表される再生時刻とストリームファイル内のパケットの位置を対応させた表であり、特殊再生やジャンプを可能にするためのファイルである。すなわち、タイムマップテーブルファイルは、特殊再生やジャンプをしない場合には必須のファイルではない。
【００２８】
また、サムネイルファイルは、各ビデオクリップを代表するＪＰＥＧ方式で圧縮されたファイルサイズの小さな画像データであり、ユーザインターフェースにおいて一覧表示される。具体的には、サムネイルファイルは、ほとんどの場合には、各ビデオクリップの最初の画像をＪＰＥＧ形式で縮小した画像データである。尚、上述した実施形態では、サムネイルファイルがＪＰＥＧ形式で縮小した画像データである例を示したが、この限りではなく、他の種類の画像データでも良い。また、上述したサムネイルファイルは、ユーザインターフェース等のインデックス画面で高速に一覧表示する必要がないならば必須のファイルではない。
【００２９】
また、カメラメタデータファイルは、フレームで表される再生時刻とその画像の撮影に関する撮影情報を含むメタデータを対応させた情報であり、属性８のファイルである。この、カメラメタデータファイルを参照することで、ストリームファイルを再生時に、再生画像に撮影情報を付加して表示することができる。また、カメラメタデータファイルを参照することで、ストリームファイルを編集する際に、画像を撮影情報に基づいて検索することや選択することも可能である。尚、カメラメタデータファイルは、撮影情報がない場合には作成しなくとも良い。また、必要がなくなった場合にはカメラメタデータファイルを削除しても良い。
【００３０】
クリップ情報ファイルは、このビデオクリップの再生開始位置、再生終了位置など、ビデオクリップに関する情報を格納している。尚、クリップ情報ファイルは、再生開始位置、再生終了位置などの情報が必要ない場合には、必須ではない。
【００３１】
以上の説明を踏まえて、図１に示した５つのコンテンツディレクトリ４が格納する各ファイルについて説明する。
＜上から１番目のコンテンツディレクトリ４＞
ベースファイル名がｃｌｉｐ０００１のビデオクリップは、ディレクトリ名２００３０３０１のコンテンツディレクトリ４に格納されている。このビデオクリップは、ストリームファイルｃｌｉｐ０００１．ｍｐｇ、タイムマップテーブルファイルｃｌｉｐ０００１．ｔｂｌ、サムネイルファイルｃｌｉｐ０００１．ｔｈｍ、カメラメタデータファイルｃｌｉｐ０００１．ｃａｍ、クリップ情報ファイルｃｌｉｐ０００１．ｉｎｆの５つから構成されている。また、５つのファイルが格納されているコンテンツディレクトリ４のディレクトリ名から２００３年３月１日に記録されたファイルであることがわかる。
【００３２】
＜上から２番目のコンテンツディレクトリ４＞
次に、ベースファイル名がｃｌｉｐ０００２のビデオクリップは、ディレクトリ名２００３０３０５のコンテンツディレクトリ４に格納されている。このビデオクリップは、ストリームファイルｃｌｉｐ０００２．ｍｐｇ、タイムマップテーブルファイルｃｌｉｐ０００２．ｔｂｌ、サムネイルファイルｃｌｉｐ０００２．ｔｈｍ、クリップ情報ファイルｃｌｉｐ０００２．ｉｎｆの４つから構成されている。また、４つのファイルが格納されているコンテンツディレクトリ４のディレクトリ名から２００３年３月５日に記録されていることがわかる。また、ディレクトリ名２００３０３０５のコンテンツディレクトリ４には、カメラメタデータファイルが存在していない。これは、はじめから作成されなかったか、あるいは、作成されたが後に削除されたためである。
【００３３】
＜上から３番目のコンテンツディレクトリ４＞
次に、ベースファイル名がｃｌｉｐ０００３のビデオクリップおよびベースファイル名がｃｌｉｐ０００４のビデオクリップは、ディレクトリ名２００３０３２４のコンテンツディレクトリ４に格納されている。ベースファイル名がｃｌｉｐ０００３のビデオクリップは、ストリームファイルｃｌｉｐ０００３．ｍｐｇ、タイムマップテーブルファイルｃｌｉｐ０００３．ｔｂｌ、サムネイルファイルｃｌｉｐ０００３．ｔｈｍ、カメラメタデータファイルｃｌｉｐ０００３．ｃａｍ、クリップ情報ファイルｃｌｉｐ０００３．ｉｎｆの５つから構成されている。また、ベースファイル名がｃｌｉｐ０００４のビデオクリップも、ストリームファイルｃｌｉｐ０００４．ｍｐｇ、タイムマップテーブルファイルｃｌｉｐ０００４．ｔｂｌ、サムネイルファイルｃｌｉｐ０００４．ｔｈｍ、カメラメタデータファイルｃｌｉｐ０００４．ｃａｍ、クリップ情報ファイルｃｌｉｐ０００４．ｉｎｆの５つから構成されている。これら２つのビデオクリップ（１０のファイル）が格納されているコンテンツディレクトリ４のディレクトリ名から２００３年３月２４日に記録されていることがわかる。
【００３４】
＜上から４番目のコンテンツディレクトリ４＞
次に、ベースファイル名がｃｌｉｐ０００５のプレイリストおよびベースファイル名がｃｌｉｐ０００６のレンダリングクリップは、ディレクトリ名２００３０４０１のコンテンツディレクトリ４に格納されている。このプレイリストは、プレイリストファイルｃｌｉｐ０００５．ｓｍｉ、サムネイルｃｌｉｐ０００５．ｔｈｍ、カメラメタデータファイルｃｌｉｐ０００５．ｃａｍの３つから構成されている。また、ベースファイル名がｃｌｉｐ０００６のレンダリングクリップは、レンダリングクリップファイルｃｌｉｐ０００６．ｒｅｎ、タイムマップテーブルｃｌｉｐ０００６．ｔｂｌ、カメラメタデータファイルｃｌｉｐ０００６．ｃａｍの３つから構成されている。これらプレイリストおよびレンダリングクリップが格納されているコンテンツディレクトリ４のディレクトリの名前から２００３年４月１日に保存されたことがわかる。
【００３５】
＜下から１番目のコンテンツディレクトリ４＞
次に、ベースファイル名がｃｌｉｐ０００７のプレイリストおよびベースファイル名がｃｌｉｐ０００８のアフレコオーディオクリップは、ディレクトリ名２００３０４０８のコンテンツディレクトリ４に格納されている。このプレイリストは、プレイリストファイルｃｌｉｐ０００７．ｓｍｉ、サムネイルｃｌｉｐ０００７．ｔｈｍ、カメラメタデータファイルｃｌｉｐ０００７．ｃａｍの３つから構成されている。また、ベースファイル名がｃｌｉｐ０００８のアフレコオーディオクリップは、アフレコオーディオファイルｃｌｉｐ０００８．ｄｕｂ、タイムマップテーブルｃｌｉｐ０００８．ｔｂｌの２つから構成されている。これらプレイリストおよびアフレコオーディオクリップが格納されているコンテンツディレクトリ４のディレクトリの名前から２００３年４月８日に保存されたことがわかる。
【００３６】
以上に示した構成により、複数のメタデータファイルの結合や部分削除を行なっても、各メタデータファイルが独立しているので、矛盾を生じたり、情報が欠落してしまったりすることを防ぐことができる。また、メタデータファイルをストリームファイルそのものに埋め込んでいないので、埋め込んでいる場合と比較してメタデータの検索時間を節約できる。更に、ストリームファイルに対して編集処理を行なっても、メタデータに矛盾が生じてしまうことがない。また、ストリームファイルを伝送する場合に、ストリームファイルのみを伝送するので、ストリームファイルと一緒に埋め込んだメタデータを伝送する場合と比べて、伝送効率が向上するという効果が得られる。また、上述したように、不必要となったメタデータファイルは、ファイル容量を節約するために削除してもよい。
【００３７】
次に、図２および図３を用いて、後述する記録再生装置が記録メディアに記録されているコンテンツの一覧を表示する動作について説明する。図２は、図１に示したデータ構成より生成したコンテンツリストの内容を示す図である。また、図３は、図２に示したコンテンツリストの内容に基づいて表示するコンテンツの一覧であるユーザインターフェース画面のイメージ図である。
【００３８】
まず、記録再生装置が図２に示したコンテンツリストを生成する動作について説明する。記録再生装置が備える記録メディア上に図１に示すようなディレクトリ構成およびファイル構成が成されている場合に、記録再生装置は、以下の処理によりコンテンツファイル（例えば、図１のストリームファイルやプレイリストファイルなど）の一覧情報（コンテンツリスト）を取得する。まず、記録再生装置は、ビデオディレクトリ２を見つけて、そのビデオディレクトリ２に含まれるコンテンツファイルを、全てのビデオクリップファイル群およびプレイリストファイル群から検索しなければならない。
【００３９】
そのために、最初に、記録再生装置は、記録メディアのルートディレクトリ１をカレントディレクトリ（処理を行なうディレクトリ）にする。次に、記録再生装置は、ルートディレクトリにあるディレクトリの一覧を取得して、ビデオディレクトリ２を検索する。ビデオディレクトリ２を検出できない場合には、記録再生装置は、ビデオクリップファイルやプレイリストファイルは存在しないと判断する。また、ビデオディレクトリ２を検出できた場合には、記録再生装置は、ビデオディレクトリ２をカレントディレクトリにする。次に、記録再生装置は、ビデオディレクトリ２にあるディレクトリの一覧を取得して、コンテンツディレクトリ４を検索する。コンテンツディレクトリ４は、図１に示すように数字８文字からなるディレクトリ名である。次に、記録再生装置は、検索されたコンテンツディレクトリ４の一覧を基にして、順番にコンテンツディレクトリ４の中のコンテンツファイルを検索していく。但し、記録再生装置は、コンテンツディレクトリ４の中を検索する前に、コンテンツリストを空にしておく。
【００４０】
次に、記録再生装置は、コンテンツディレクトリ４の中のコンテンツファイルを検索するために、各コンテンツディレクトリ４を順にカレントディレクトリにする。まず、図１の一番上のコンテンツディレクトリ４をカレントディレクトリとして、記録再生装置は、そのコンテンツディレクトリ４にあるファイルの一覧を取得する。次に、記録再生装置は、取得したファイルの一覧の中から、拡張子がｍｐｇであるストリームファイルと、拡張子がｓｍｉであるプレイリストファイルを抽出して、図２に示すようなファイルのフルパス名（例えば、／ｖｉｄｅｏ／２００３０３０１／ｃｌｉｐ０００１．ｍｐｇ）をコンテンツリストに加える。以上に示した処理を、各コンテンツディレクトリ４に対して順次行なうことで、ビデオディレクトリ２に含まれる全てのストリームファイルとプレイリストファイルのフルパス名が、コンテンツリストに加えられる。
【００４１】
次に、記録再生装置は、コンテンツリストをフルパス名で並べなおすことで日付の順序で並べる。以上により、記録再生装置は、図２に示すようなコンテンツリストを作成する。また、記録再生装置が、図２に示したコンテンツリストを用いて図３にしめすようなユーザインターフェースとなるコンテンツの一覧画面を表示する。以上に示すように、記録再生装置は、図１に示したようなデータ構成を基に、図２に示すような内容のコンテンツリストを生成し、図３に示すようなコンテンツの一覧画面を表示することができる。尚、図３に表示している画像はサムネイルファイルの画像データである。
【００４２】
次に、本発明の一実施形態におけるビデオカメラ（記録再生装置）のハードウェア構成について説明する。
図４は、本発明の一実施形態におけるビデオカメラのハードウェア構成を示す図である。図４において、４００は、データの記録または再生を行なうときに、ランダムにアクセスすることが可能な記録メディアである。尚、記録メディア４００には、図１に示したデータ構成でビデオクリップ等のデータが格納されている。
【００４３】
４１０は、撮影した映像をディジタル信号で出力するビデオカメラユニットであり、同時に、カメラメタデータを出力できる。４２０は、ビデオカメラユニット４１０から送られてくるデジタルビデオ信号を、ＭＰＥＧ（Ｍｏｖｉｎｇ Ｐｉｃｔｕｒｅ Ｅｘｐｅｒｔ Ｇｒｏｕｐ）２形式で符号化する復号化ユニットであり、ＭＰＥＧ２のストリームを出力すると同時に、サイド情報をシステムコントロール４７０に対して出力できる。４３０は、いわゆるドライブユニットであり、符号化ユニット４２０から送られてくるＭＰＥＧ２のストリームおよびカメラユニット４１０から贈られてくるカメラメタデータを記録メディア４００に記録する処理を行なう。また、ドライブユニット４３０は、記録メディア４００からＭＰＥＧ２のストリームを再生して出力することができる。
【００４４】
４４０は、ドライブユニット４３０が再生して出力するＭＰＥＧ２のストリームを復号化する復号化ユニットであり、復号したデジタルビデオ信号を出力することができる。４５０は、システムコントロール４７０からの指示に基づいて復号化ユニット４４０からのデジタルビデオ信号に対してユーザインターフェースや警告などのための文字や記号などの表示を合成したデジタルビデオ信号を出力するＯＳＤユニットである。４６０は、ＯＳＤユニット４５０から送られてくるデジタルビデオ信号に基づいて表示を行なう液晶パネルである。
【００４５】
４７０は、システムコントロールであり、ビデオカメラのシステム全体の制御を行なう。４８０は、不図示のスタート／ストップスイッチ等を備えたユーザからの指示を入力するための操作ユニットである。４９０は、現在の日付および時刻をカウントしている時計ユニットである。
以上の構成により、図４に示したビデオカメラは、図１に示したデータ構成のコンテンツを記録メディア４００に構築したり、記録メディア４００に格納される図１に示したデータ構成のコンテンツを利用したりする。
【００４６】
次に、図４に示したビデオカメラにおけるシステムコントロール４７０がプログラム等を実行することで実現する機能構成について説明する。
図５は、図４に示したビデオカメラにおけるシステムコントロール４７０がプログラム等を実行することで実現する機能構成を示す図である。５０１は、ビデオカメラ全体を制御するシステムコントロールオブジェクトである。５０２は、操作ユニット４８０を監視してユーザの操作により生じるイベントからメッセージを生成する操作検出オブジェクトである。５０３は、カメラユニット４１０を制御するカメラ制御オブジェクトである。５０４は、符号化ユニット４２０と復号化ユニット４４０を制御する符号復号制御オブジェクトである。
【００４７】
５０５は、一つのビデオクリップやプレイリストが、それぞれ複数のファイルから構成されているので、その関連を管理するためのコンテンツファイルオブジェクトである。５０６は、生成するたびに異なる文字列を返すようになっていて、記録メディア４００に複数のビデオクリップやプレイリストを記録する時に必要になるユニークなベースファイル名を生成するためのベースファイル名生成オブジェクトである。５０７は、ドライブ制御オブジェクト５０８を制御して、記録メディア４００の中のディレクトリおよびファイルの管理を行なうファイルシステムオブジェクトである。５０８は、ドライブユニット４３０を制御するドライブ制御オブジェクトである。
【００４８】
５０９は、ＯＳＤユニット４５０を制御するＯＳＤ駆動オブジェクトである。５１０は、時計ユニット４９０を利用して現在の日付や時刻を管理している日時オブジェクトである。５１１は、サムネイル画像を生成してサムネイルファイルを生成するサムネイルオブジェクトである。５１２は、クリップやプレイリストなどに関する情報を集めてクリップ情報ファイルを生成するクリップ情報オブジェクトである。
【００４９】
以下、図４、図５および図６（ａ）〜６（ｃ）を用いて、本実施形態のビデオカメラにおけるファイル記録処理に関わる動作を説明する。まず、カメラ撮影の待機状態におけるビデオカメラの図５に示した各オブジェクトの状態と対応する図４に示した各ユニットの状態を説明する。システムコントロールオブジェクト５０１は、カメラ撮影における初期状態は、待機状態である。操作検出オブジェクト５０２は、操作ユニット４８０を監視している。カメラ制御オブジェクト５０３は、カメラユニット４１０を撮影状態に制御していて、そのカメラユニット４１０は、撮影された映像をデジタルビデオ信号で出力している。
【００５０】
符号復号制御オブジェクト５０４は、符号化ユニット４２０、復号化ユニット４４０を共に動作状態に制御している。これにより、符号化ユニット４２０は、カメラユニット４１０から入力されたデジタルビデオ信号をＭＰＥＧ２のストリームに符号したもの出力している。また、復号化ユニット４４０は、ドライブユニット４３０から入力されたＭＰＥＧ２のストリームをデジタルビデオ信号に復号したものを出力している。
【００５１】
また、ドライブ制御オブジェクト５０８は、ドライブユニット４３０を待機状態に制御している。これにより、ドライブユニット４３０は、待機状態であって、符号化ユニット４２０から入力されたＭＰＥＧ２のストリームをそのまま出力している。ＯＳＤ制御オブジェクト５０９は、ＯＳＤユニット４５０を制御していて、そのＯＳＤユニット４５０は、復号化ユニット４４０から入力されたデジタルビデオ信号にユーザインターフェースのための表示を合成してデジタルビデオ信号として出力され液晶パネル４６０に表示される。
【００５２】
次に、記録メディア４００が図１に示すようなデータ構成であって、また、撮影日が２００３年５月５日であると仮定して、ビデオカメラにより撮影を開始する動作について説明する。まず、操作検出オブジェクト５０２は、待機状態において、操作ユニット４８０内のスタート／ストップスイッチの操作を検出すると、システムコントロールオブジェクト５０１に、スタート／ストップスイッチが操作されたというメッセージを送る。次に、システムコントロールオブジェクト５０１は、そのメッセージを受け取ると、コンテンツファイルオブジェクト５０５に、記録を開始するメッセージを送り、待機状態から記録状態に遷移する。
【００５３】
次に、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、そのメッセージを受け取ると、ベースファイル名生成オブジェクト５０６に未使用のベースファイル名を取得するメッセージを送る。次に、ベースファイル名生成オブジェクト５０６は、そのメッセージを受け取ると、ファイルシステムオブジェクト５０７に、システムディレクトリ内のベースファイル名生成ファイルの名前を取得するメッセージを送る。
【００５４】
次に、ファイルシステムオブジェクト５０７は、そのメッセージを受け取ると、ベースファイル名生成オブジェクト５０６にシステムディレクトリ内のベースファイル名生成ファイルの名前として例えばｃｌｉｐ０００８を返す。これにより、ベースファイル名生成オブジェクト５０６は、未使用のベースファイル名を生成する手順に従ってファイルの名前をｃｌｉｐ０００８からｃｌｉｐ０００９に更新する。
【００５５】
次に、ベースファイル名生成オブジェクト５０６は、ファイルシステムオブジェクト５０７に、システムディレクトリ内のベースファイル名生成ファイルの名前を更新するメッセージを送る。次に、ファイルシステムオブジェクト５０７は、そのメッセージを受け取ると、システムディレクトリ内のベースファイル名生成ファイルの名前をｃｌｉｐ０００９に更新する。次に、ベースファイル名生成オブジェクト５０６は、コンテンツファイルオブジェクト５０５に生成した未使用のベースファイル名としてｃｌｉｐ０００９を返す。次に、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、日時オブジェクト５１０に現在の日時を取得するメッセージを送る。
【００５６】
次に、日時オブジェクト５１０は、そのメッセージを受け取ると、コンテンツファイルオブジェクト５０５に現在の日時として２００３年５月５日を返す。次に、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、返ってきた現在の日時から８文字のコンテンツディレクトリ４のディレクトリ名として「２００３０５０５」を生成する。次に、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、ファイルシステムオブジェクト５０７に、ビデオディレクトリ２の中に生成した名前のコンテンツディレクトリ４を検索するメッセージを送る。
【００５７】
次に、ファイルシステムオブジェクト５０７は、そのメッセージを受けると、ディレクトリを検索して結果をコンテンツファイルオブジェクトに返す。
コンテンツファイルオブジェクト５０５は、返ってきた検索結果により、そのディレクトリが見つかった場合には、そのディレクトリに移動する。そのディレクトリが見つからない場合には、その名前でディレクトリを生成して、そのディレクトリに移動する。この場合には、見つからないので、２００３０５０５という名前のコンテンツディレクトリ４を生成するメッセージをファイルシステムオブジェクト５０７に送り、そして、そのディレクトリに移動する。
【００５８】
図６（ａ）は、この時点での記録メディア４００のディレクトリおよびファイルの状態を示す図である。図６（ａ）に示すように、ディレクトリ名「２００３０５０５」であるコンテンツディレクトリ４がビデオディレクトリ２の下に形成されている。尚、この時点では、ディレクトリ名「２００３０５０５」であるコンテンツディレクトリ４（以下、ディレクトリ２００３０５０５とする）の中は空である。
【００５９】
次に、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、ベースファイル名からストリームファイルの名前としてｃｌｉｐ０００９．ｍｐｇを生成する。そして、ファイルシステムオブジェクト５０７に、その名前でストリームファイルを生成するメッセージを送る。これにより、ファイルシステムオブジェクト５０７は、そのメッセージを受け取ると、ディレクトリ２００３０５０５の下にストリームファイルとしてｃｌｉｐ０００９．ｍｐｇを生成する。
【００６０】
また、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、ベースファイル名からタイムマップテーブルファイルの名前としてｃｌｉｐ０００９．ｔｂｌを生成する。そして、ファイルシステムオブジェクト５０７に、その名前でタイムマップテーブルファイルを生成するメッセージを送る。これにより、ファイルシステムオブジェクト５０７は、そのメッセージを受け取ると、ディレクトリ２００３０５０５の下にタイムマップテーブルファイルとしてｃｌｉｐ０００９．ｔｂｌを生成する。
【００６１】
また、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、ベースファイル名からカメラメタデータファイルの名前としてｃｌｉｐ０００９．ｃａｍを生成する。そして、ファイルシステムオブジェクト５０７に、その名前でカメラメタデータファイルを生成するメッセージを送る。これにより、ファイルシステムオブジェクト５０７は、そのメッセージを受け取ると、ディレクトリ２００３０５０５の下にカメラメタデータファイルとしてｃｌｉｐ０００９．ｃａｍを生成する。
【００６２】
次に、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、ファイルシステムオブジェクト５０７に、ストリームの記録を開始するメッセージを送る。これにより、ファイルシステムオブジェクト５０７は、そのメッセージを受け取ると、ドライブ制御オブジェクト５０８に、ＭＰＥＧ２のストリームをストリームファイルに記録する処理を開始するメッセージを送る。
【００６３】
次に、ドライブ制御オブジェクト５０８は、そのメッセージを受け取ると、ドライブユニット４３０を制御して、符号化ユニット４２０からのＭＰＥＧ２のストリームを記録メディア４００のストリームファイルに対応する領域への書き込みを行なう。また、ドライブ制御オブジェクト５０８は、符号化ユニット４２０からのタイムマップテーブル情報を記録メディア４００のタイムマップテーブルファイルに対応する領域への書き込みを行なう。さらに、ドライブ制御オブジェクト５０８は、カメラユニット４１０からのカメラメタデータを記録メディア４００のカメラメタデータファイルに対応する領域への書き込みを開始して、いわゆる記録状態に遷移する。
【００６４】
図６（ｂ）は、この時点での記録メディア４００のディレクトリおよびファイルの状態を示す図である。図６（ｂ）に示すように、ディレクトリ２００３０５０５の下に、ストリームファイルであるｃｌｉｐ０００９．ｍｐｇと、タイムマップテーブルファイルであるｃｌｉｐ０００９．ｔｂｌと、カメラメタデータファイルであるｃｌｉｐ０００９．ｃａｍが生成されている。但し、全てのファイルが書き込み中（記録中）の状態である。
【００６５】
次に、ビデオカメラが撮影を終了する動作について説明する。
まず、操作検出オブジェクト５０２は、カメラ撮影による記録状態において操作ユニット４８０内のスタート／ストップスイッチの操作を検出すると、システムコントロールオブジェクト５０１に、スタート／ストップスイッチが操作されたというメッセージを送る。これにより、システムコントロールオブジェクト５０１は、そのメッセージを受け取ると、コンテンツファイルオブジェクト５０５に、記録を終了するメッセージを送り、ビデオカメラは記録状態から待機状態に遷移する。
【００６６】
次に、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、そのメッセージを受け取ると、ファイルシステムオブジェクト５０７に、ストリームの記録を終了するメッセージを送る。これにより、ファイルシステムオブジェクト５０７は、そのメッセージを受け取ると、ドライブ制御オブジェクト５０８に、ＭＰＥＧ２のストリームをストリームファイルｃｌｉｐ０００９．ｍｐｇに記録する処理を終了するメッセージを送る。
【００６７】
また、ドライブ制御オブジェクト５０８は、そのメッセージを受け取ると、ドライブユニット４３０を制御して、記録メディア４００のストリームファイルｃｌｉｐ０００９．ｍｐｇに対応する領域への書き込みと、記録メディア４００のタイムマップテーブルファイルｃｌｉｐ０００９．ｔｂｌに対応する領域への書き込みと、さらに、記録メディア４００のカメラメタデータファイルｃｌｉｐ０００９．ｃａｍに対応する領域への書き込みを終了して、いわゆる待機状態に遷移する。
【００６８】
次に、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、ベースファイル名からサムネイルファイルの名前としてｃｌｉｐ０００９．ｔｈｍを生成する。そして、サムネイルオブジェクト５１１に、その名前でサムネイルファイルを生成するメッセージを送る。これにより、サムネイルオブジェクト５１１は、そのメッセージを受け取ると、このクリップファイルの先頭の画像データからサムネイル画像データを生成する。そして、ファイルシステムオブジェクト５０７に、この画像データを、コンテンツファイルオブジェクト５０５で指定された名前で、サムネイルファイルを生成するメッセージを送る。
【００６９】
次に、ファイルシステムオブジェクト５０７は、そのメッセージを受け取ると、ディレクトリ２００３０５０５にサムネイルファイルとしてｃｌｉｐ０００９．ｔｈｍを生成する。次に、コンテンツファイルオブジェクト５０５は、ベースファイル名からクリップ情報ファイルの名前としてｃｌｉｐ０００９．ｉｎｆを生成する。そして、クリップ情報オブジェクト５１２に、その名前でクリップ情報ファイルを生成するメッセージを送る。
【００７０】
これにより、クリップ情報オブジェクト５１２は、そのメッセージを受け取ると、このクリップファイルに関する情報を集めたクリップメタデータを生成する。そして、ファイルシステムオブジェクト５０７に、このクリップメタデータを、コンテンツファイルオブジェクト５０５で指定された名前で、クリップ情報ファイルを生成するメッセージを送る。次に、ファイルシステムオブジェクト５０７は、そのメッセージを受け取ると、ディレクトリ２００３０５０５にクリップ情報ファイルとしてｃｌｉｐ０００９．ｉｎｆを生成する。
【００７１】
図６（ｃ）は、この時点での記録メディア４００のディレクトリおよびファイルの状態を示す図である。図６（ｃ）に示すように、図６（ｂ）と比べて、更に、サムネイルファイルｃｌｉｐ０００９．ｔｈｍと、クリップ情報ファイルｃｌｉｐ０００９．ｉｎｆがディレクトリ２００３０５０５の下に生成されている。また、ストリームファイルｃｌｉｐ０００９．ｍｐｇと、タイムマップテーブルファイルｃｌｉｐ０００９．ｔｂｌと、カメラメタデータファイルｃｌｉｐ０００９．ｃａｍの書き込み処理も終了している。
【００７２】
最後に、図７〜１１を用いて、図１に示した属性８であるカメラメタデータファイルのデータ構造について説明する。
図７は、本実施形態におけるカメラメタデータファイルのデータ構造を示す図である。図７に示すように、カメラメタデータは、ヘッダー部分７１とボディ部分７２から構成される。ヘッダー部分７１は、タイプヘッダーと、それに続くタイプリストから構成される。また、タイプヘッダーは、データ長７３に示すように１バイトの長さであり、タイプリストは、データ長７４に示すようにタイプ数分のバイト長である。
【００７３】
ここで、図７に示したタイプヘッダーについて更に説明する。図８は、タイプヘッダーの構造を示す図である。図８に示すように、タイプヘッダーは、１バイトの内、バージョン番号が２ビットと、タイプ数を表す６ビットから構成される。また、タイプヘッダーのデータ長は１バイト固定である。また、バージョン番号は、ビット７が１、ビット６が０で固定である。タイプ数は、０〜６３のいずれかの値であり、符号なしの６ビットでビット５からビット０に格納される。
【００７４】
次に、図７に示したタイプリストについて説明する。タイプリストは、１バイト固定のタイプコードが、図８に示すタイプヘッダーの中で指定されるタイプ数と同じ数だけ並んだ配列である。図９は、タイプコード例を示す図である。図９に示すように、列９１に１６進数で表記されるタイプコードには、列９２で示す内容が対応づけられている。また、タイプリストの長さであるデータ長７４は、タイプ数に応じて０〜６３バイトとなり、ヘッダー部分７１の長さは、タイプ数＋１バイトとなる。
【００７５】
次に、図７に示したボディ部分７２について説明する。図７に示すように、ボディ部分７２は、１バイト長の基本カメラメタデータと、カメラメタデータリストとから構成される。また、ボディ部分７２は、１フレームごとに格納され、対応する画像のフレーム数と同じ数のカメラメタデータリストが格納される。
【００７６】
まず、図７に示した基本カメラメタデータについて説明する。図１０は、基本カメラメタデータの各ビットの意味を示す図である。図１０に示すように、０〜７ビットの各々または組み合わせに意味が対応付けられている。また、基本カメラメタデータは、それぞれのビットに意味が与えられており、長さは１バイト固定である。また、カメラメタデータリストは、１バイト固定のカメラメタデータの配列であって、タイプリストに並ぶタイプコードの示すタイプと同じ順序で対応するカメラメタデータが並んでいる。従って、タイプリストとカメラメタデータリストは同じ長さとなる。
【００７７】
また、カメラメタデータとして格納される値は、カメラメタデータのタイプごとに決められている。その値のうちＦＦＨ（１６進表記、以下、１６進表記はＨを付けて表す）は、情報なしの意味に予約されているので、複数のカメラメタデータファイルを結合するとき問題となる、カメラメタデータ情報の足りない部分を埋めることができる。
【００７８】
また、ボディ部分７２は、ヘッダー部分７１と隙間なく引き続いて格納されるので、カメラメタデータのダンプリストを作ると、幅がタイプ数＋１である場合には、きれいに格子状に並ぶ。ファイル中のカメラメタデータのバイト位置は、以下の式１で表され、簡単にアクセスすることが可能である。
バイト位置＝（タイプ数＋１）×（フレーム番号＋１） …（式１）
【００７９】
次に、カメラメタデータファイルの例を、ダンプリストを用いて説明する。
図１１（ａ）は、音声モード、ＡＥモード、およびアイリス、ゲイン、シャッター、フォーカス、ズームの正規化されたものの上位だけ、合計７種のめたデータを格納したダンプリストを示す図である。図１１に示す本実施形態のダンプリスト中の数字は、すべて１６進表記であり、コロンの左がファイル先頭からのオフセット位置、コロンの右が１バイトごとのデータの並びを表している。図のダンプリストの幅は、見やすくなるようにタイプ数＋１としてあり、こうすると、二次元配列的な並びとなる。
【００８０】
また、ヘッダー部分１１１は、オフセット位置００００００００Ｈから０００００００７Ｈまで、ボディ部分１１２は、オフセット位置０００００００８Ｈ以降である。オフセット位置００００００００Ｈの８７Ｈは、タイプヘッダーであり、タイプ数が７であることを表している。それに続く７バイトは、タイプリストであり、タイプコードによって１０Ｈが音声モード、２０ＨがＡＥモード、４０Ｈがアイリス（以下同様）といったように、このファイルに格納されるカメラメタデータのタイプコードが並んでいる。
【００８１】
オフセット位置が（タイプ数＋１）の倍数になる位置（図１１（ａ）中のｘｘ）には、基本カメラメタデータが配置され、図１１（ａ）では、データの並びの一番左に縦に並んでいる。また、基本カメラメタデータ以外のカメラメタデータは、タイプリストの対応するタイプコードから縦に並んでいる（図１１（ａ）中のｙｙ）。また、図１１（ａ）のデータの並びは、一行目にタイプリスト、二行目以降にそのタイプリストのタイプコードに対応するカメラメタデータがフレームごとに並んでいる。
【００８２】
次に、基本カメラメタデータだけを格納したカメラメタデータについて説明する。図１１（ｂ）は、基本メタデータだけを格納したカメラメタデータのデータ例を示す図である。図１１（ｂ）において、ヘッダー部分１１３は、オフセット位置００００００００Ｈのみとなり、ボディ部分１１４は、オフセット位置０００００００１Ｈ以降である。
【００８３】
オフセット位置００００００００Ｈの８０Ｈは、タイプヘッダーでタイプ数が０であることを表している。それに続くタイプリストはない。また、図１１（ｂ）のデータの並びは、一行目（ヘッダー部分１１３）にタイプヘッダーのみ、二行目以降（ボディ部分１１４）に基本カメラメタデータのみがフレームごとに並んでいる。
【００８４】
以上に示したように、本実施形態のビデオカメラにおいては、動画ファイル、プレイリストファイル、レンダリングクリップファイルに対して、それぞれカメラメタデータファイルを設けて、その中にカメラメタデータを格納するようにしている。そして、そのカメラメタデータファイルは、格納されるメタデータの長さを全て固定長とすることで二次元配列的に格納されるバイナリファイルである。これにより、撮影する機器（例えばビデオカメラ）においてメタデータを生成することが容易である。
【００８５】
また、本実施形態におけるビデオカメラは、動画ファイル、プレイリストファイル、レンダリングクリップファイルを、結合や部分削除する場合においても、カメラメタデータファイルが動画ファイル等から独立しているので、関連するカメラメタデータファイルの結合や部分削除することが容易である。
【００８６】
また、本実施形態におけるビデオカメラは、上述したようにメタデータファイルにバイナリファイルを用いているので、テキストを扱う処理が不要となり、処理についてのコストが低く抑えることができる。さらに、本実施形態におけるビデオカメラは、カメラメタデータファイルを動画像ファイルに埋め込まず別ファイルとしているので、動画像ファイルの伝送における帯域の一部をメタデータが使ってしまうことはなく、不必要な場合は、伝送も不要であり、しかもいつ削除してもかまわない。
【００８７】
また、図５に示したデジタルビデオカメラの各種処理部は、上述したハードウェアとソフトウェアの組み合わせの構成に限らず、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、各処理部の一部または全部は、メモリおよびＣＰＵ（中央演算装置）により構成され、各処理部における種々の処理を実現する為のプログラムをメモリに読み込んで実行することによりその処理を実現させるものであってもよい。
また、上記メモリは、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、ＣＤ−ＲＯＭ等の読み出しのみが可能な記録媒体、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとする。
【００８８】
また、コンピュータが読み出したプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム（ＯＳ）などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の各種制御回路の機能が実現される場合も含まれる。
【００８９】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の各種機能が実現されてもよい。
【００９０】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【００９１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の記録再生装置、記録再生方法、その記録媒体およびプログラムにおいては、撮像手段が撮像したディジタル映像データを映像ファイルに変換して記録媒体に記録する際に、撮像に付帯する情報であるメタデータをメタデータファイルとして同じ記録媒体に記録するので、メタデータを映像ファイルと別ファイルで管理することができる。これにより、従来のように映像ファイルにメタデータが埋め込まれている場合と比べて、映像ファイルの編集などによりメタデータが欠損したりすることを防ぐことができる。また、メタデータファイルが不要となれば、メタデータファイルのみを簡便に削除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】記録メディア内に格納されたビデオ・オーディオファイルおよびそれらを管理するためのファイルおよびディレクトリの構成を示す図である。
【図２】図１に示したデータ構成より生成したコンテンツリストの内容を示す図である。
【図３】図２に示したコンテンツリストの内容に基づいて表示するコンテンツの一覧であるユーザインターフェース画面のイメージ図である。
【図４】本発明の一実施形態におけるビデオカメラのハードウェア構成を示す図である。
【図５】図４に示したビデオカメラにおけるシステムコントロール４７０がプログラム等を実行することで実現する機能構成を示す図である。
【図６】３種類の時点での記録メディア４００のディレクトリおよびファイルの状態を示す図である。
【図７】本実施形態におけるカメラメタデータファイルのデータ構造を示す図である。
【図８】タイプヘッダーの構造を示す図である。
【図９】タイプコード例を示す図である。
【図１０】基本カメラメタデータの各ビットの意味を示す図である。
【図１１】本実施形態におけるカメラメタデータのデータ例を示す図である。
【符号の説明】
４００…記録メディア
４１０…カメラユニット
４２０…符号化ユニット
４３０…ドライブユニット
４４０…復号化ユニット
４５０…ＯＳＤユニット
４６０…液晶パネル
４７０…システムコントロール
４８０…操作ユニット
４９０…時計ユニット
５０１…システムコントロールオブジェクト
５０２…操作検出オブジェクト
５０３…カメラ制御オブジェクト
５０４…符号復号制御オブジェクト
５０５…コンテンツファイルオブジェクト
５０６…ベースファイル名生成オブジェクト
５０７…ファイルシステムオブジェクト
５０８…ドライブ制御オブジェクト
５０９…ＯＳＤ駆動オブジェクト
５１０…日時オブジェクト
５１１…サムネイルオブジェクト
５１２…クリップ情報オブジェクト[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a recording / reproducing apparatus, a recording / reproducing method, a recording medium, and a program for recording image data and audio data as a file on a randomly accessible recording medium and reproducing the recorded image data and audio data. .
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, for example, in a digital camera that stores a still image in a memory card, a DCF (Design rule for Camera File system) standard is used as a method for storing a still image. Further, as a method of storing the metadata as information related to the still image, there is an Exif (exchangeable image file format) standard for embedding the metadata of the still image in the still image file itself.
[0003]
As a method for storing a moving image and metadata related to the moving image, there are various standards including a Synchronized Multimedia Integration Language (SMIL) such as a DVD standard, a Moving Picture Expert Group (MPEG) 7, and the like. Furthermore, it seems that a unique standard for embedding moving image metadata in the moving image file itself has been proposed.
[0004]
As a method of storing such metadata, for example, a system that enhances an existing moving image viewing method by incorporating additional information together with a moving image stream is disclosed (for example, see Patent Document 1).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-2000-69442
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the above-described method, it is possible to display metadata information to a user or to search by a keyword, but when combining or partially deleting a plurality of metafiles causes inconsistency. There is a problem that it is difficult to edit metadata or the like, for example, there is some information or information is missing. Further, in an embedded device such as a home video camera, when the metadata is text as described above, there is also a problem that the cost of a function of processing the text in the metadata is high.
[0007]
In the method of embedding a moving image and metadata related to the moving image in the moving image file itself, the moving image file is embedded in a moving image file having a very large file size as compared with the metadata. There is a problem that it will take. Furthermore, there is a problem that inconsistency occurs in embedded metadata by performing editing processing such as combining or partial deletion on a moving image. Furthermore, by embedding in a moving image, when transmitting a moving image file, a part of the signal band required for transmission is used by the metadata, so that the transmission efficiency is lower than when only the moving image file is transmitted. There is a problem that it gets worse.
[0008]
Also, this is particularly noticeable in home video cameras. Regarding the storage of metadata including information on the state of the video camera, it is desirable to store various information as metadata as much as possible at the time of shooting. Then, there is an increasing demand for deleting metadata so as to save file capacity because it becomes unnecessary.
[0009]
The present invention has been made in view of the above problems, and has as its object to provide a recording / reproducing apparatus, a recording / reproducing method, a recording medium, and a program capable of managing metadata in a file different from a moving image file. I do.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems. In a recording / reproducing apparatus according to the present invention, there is provided a recording medium on which various information can be written / read, an imaging apparatus for imaging a subject and outputting digital video data. Means, conversion means for converting digital video data output by the imaging means into a video file, and information accompanying imaging from the imaging means when the video file output by the conversion means is recorded on the recording medium. Recording means for recording certain metadata as a metadata file on the recording medium.
[0011]
Further, the recording / reproducing method according to the present invention is a recording / reproducing method using a recording / reproducing apparatus provided with a recording medium capable of writing / reading various information, wherein a digital video data is output by imaging a subject. Step 1, a second step of converting digital video data output in the first step into a video file, and a step of recording the video file output in the second step on the recording medium. And a third step of recording metadata, which is information accompanying the imaging in the step (i), as a metadata file on the recording medium.
[0012]
Further, a recording medium according to the present invention is a computer-readable recording medium storing a program for a recording / reproducing apparatus provided with a recording medium capable of writing / reading various kinds of information. A first step of outputting digital video data output in the first step to a video file; and a step of recording the video file output in the second step on the recording medium. A computer-readable recording of a program for causing the recording / reproducing apparatus to execute a third step of recording, on the recording medium, metadata that is information accompanying the imaging in the first step as a metadata file. Recording medium.
[0013]
Further, the program according to the present invention is a program for a recording / reproducing apparatus provided with a recording medium capable of writing / reading various information, wherein a first step of imaging a subject and outputting digital video data; A second step of converting the digital video data output in step 1 into a video file; and a step of recording the video file output in the second step on the recording medium. And a third step of recording metadata, which is incidental information, as a metadata file on the recording medium, by the recording / reproducing apparatus.
[0014]
Accordingly, in the recording / reproducing apparatus, the recording / reproducing method, the recording medium, and the program according to the present invention, when the digital video data captured by the imaging unit is converted into a video file and recorded on the recording medium, information accompanying the imaging is provided. Is recorded on the same recording medium as a metadata file, so that the metadata can be managed in a file different from the video file. This makes it possible to prevent the metadata from being lost due to editing of the video file or the like, as compared with the case where the metadata is embedded in the video file as in the related art.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
First, a method for managing files such as image data and audio data (hereinafter referred to as video / audio files) stored on a randomly accessible recording medium such as a disk or a memory according to the present invention will be described with reference to the drawings. I do.
[0016]
First, a directory configuration in a recording medium according to the present embodiment will be described. FIG. 1 is a diagram showing the structure of video / audio files stored in a recording medium and files and directories for managing the files. As shown in FIG. 1, the recording medium according to the present embodiment includes a root directory 1, a video directory 2, a system directory 3 or a content directory 4, and has a three-layer directory structure. A file layer 5 is provided below the system directory 3 or the content directory 4, and stores various files.
[0017]
1 is attribute information 6, in which information indicating the attribute of each file is described. In the attribute information 6, in particular, the attribute of video / audio (data of image and audio) is set as an attribute 7, and the attribute of camera metadata (metadata about a camera) is set as an attribute 8. As shown in FIG. 1, a file having an attribute 7 which is a video / audio file and a file having an attribute 8 which is a camera metadata file are stored under a content directory 4 to be written as a set.
[0018]
The video directory 2 is stored in the root directory 1 of the target recording medium. The video directory 2 stores all relevant system directories 3, content directories 4, and files. Hereinafter, the system directory 3, the content directory 4, and the files stored in the video directory 2 will be described.
[0019]
The system directory 3 is a directory stored immediately below the video directory 2. The system directory 3 stores files necessary for managing the entire recording medium. Specifically, the system directory 3 stores the file name clip0000. Two files, smi and clip0008, are stored. Here, clip0000. smi is a default playlist file. The contents of this file are rewritten based on the operation of changing the order of the video clips by the user. Further, the contents of the default playlist file are contents for determining the order in which video clips are reproduced when the entire recording medium is reproduced. A video clip is composed of a plurality of files, and these files are particularly called video clip files. Similarly, the playlist is also composed of a plurality of files, and these files are particularly called a playlist file group.
[0020]
Clip0008 is a base file name generation file. The base file name generation file is a base file name (a file name excluding an extension) when a new video clip or playlist file is generated. This base file name generation file is used to make the file names of video clips and playlists unique. In the present embodiment, the name of the file generated by the base file name generation file has a structure of clip followed by four digits. Each time the base file name is used, the part of the four-digit number included in the base file name changes.
[0021]
The base file name clip0008 shown in FIG. 1 is a base file name that has already been used, as shown in the file name at the bottom of the file layer 5 in FIG. Here, in order to give a file name to each file of a new video clip or playlist, it is necessary to update the base file name.
[0022]
Specifically, the four-character number included in the base file name is regarded as a four-digit number, and a file name including a numerical value obtained by adding 1 to the numerical value is used as a new base file name. Is rewritten. Each time a new base file name is requested, the name of each file of the newly generated video clip file group and playlist file group is determined according to the above-described procedure. As described above, a unique file name can be given to a newly generated video clip file or playlist file automatically. In this embodiment, the initial value of the numerical part of the base file name is 0000, and the base file name at that time is clip0000.
[0023]
Also, as shown in FIG. 1, directories having eight-digit numbers, such as 20030301, 20033030, 2003324, 2003041, and 20030408, are stored immediately below the video directory 2 as the content directory 4. The directory name of the content directory 4 indicates a date. That is, in the present embodiment, files related to video clips and playlists are classified and managed by date. The name of the content directory 4 is automatically determined from the date of recording the video clip or the date of saving the playlist.
[0024]
Specifically, as shown by an eight-digit number such as 20030301, 23030305, 2003324, 2003041, and 20030408 in FIG. 1, a four-digit number which is the year of the day of recording and saving and a January of the date A two-digit number, from 01 to 12 for the month from December to December, and a two-digit number (supplemented with 0 if necessary) that is the date of the date, concatenated in this order to eight digits Column. As described above, by using the name of the eight-digit number, for example, the file recorded and saved on March 1, 2003 is stored in the content directory 4 having the directory name 20030301 in FIG. I understand. All files recorded and stored on the same day are stored in the content directory 4 having the same directory name.
[0025]
Next, the types of files stored in the content directory 4 will be described. In the present embodiment, the content directory 4 stores a group of video clip files and a group of playlist files including MPEG video / audio files (hereinafter, referred to as stream files).
[0026]
First, the video clip file group includes five files: a stream file, a time map table file, a thumbnail file, a camera metadata file, and a clip information file. Here, the stream file is an MPEG2 program stream. In other words, the stream file is a video / audio file including the image and the sound of the attribute 7.
[0027]
The time map table file is a table in which the reproduction time represented by the frame and the position of the packet in the stream file correspond to each other, and is a file for enabling special reproduction and jumping. That is, the time map table file is not an indispensable file when special reproduction or jump is not performed.
[0028]
The thumbnail file is image data of a small file size compressed by the JPEG method representing each video clip, and is displayed in a list on the user interface. Specifically, in most cases, the thumbnail file is image data obtained by reducing the first image of each video clip in the JPEG format. In the above-described embodiment, an example has been described in which the thumbnail file is image data reduced in the JPEG format. However, the present invention is not limited to this, and other types of image data may be used. The above-mentioned thumbnail file is not an essential file unless it is necessary to display a list at a high speed on an index screen such as a user interface.
[0029]
The camera metadata file is information in which the playback time represented by a frame is associated with metadata including shooting information regarding shooting of the image, and is a file of attribute 8. By referring to this camera metadata file, when a stream file is played back, it is possible to display the playback image with shooting information added. Further, by referring to the camera metadata file, when editing the stream file, it is possible to search for or select an image based on the shooting information. Note that the camera metadata file need not be created if there is no shooting information. When it is no longer necessary, the camera metadata file may be deleted.
[0030]
The clip information file stores information on the video clip, such as the reproduction start position and the reproduction end position of the video clip. Note that the clip information file is not indispensable when information such as a reproduction start position and a reproduction end position is not required.
[0031]
Based on the above description, each file stored in the five content directories 4 shown in FIG. 1 will be described.
<First content directory 4 from the top>
The video clip whose base file name is clip0001 is stored in the content directory 4 with the directory name 200303001. This video clip is a stream file clip0001. mpg, time map table file clip0001. tbl, thumbnail file clip0001. thm, camera metadata file clip0001. cam, clip information file clip0001. inf. Further, it can be seen from the directory name of the content directory 4 in which five files are stored that the file was recorded on March 1, 2003.
[0032]
<The second content directory 4 from the top>
Next, the video clip whose base file name is clip0002 is stored in the content directory 4 with the directory name 20030305. This video clip is a stream file clip0002. mpg, time map table file clip0002. tbl, thumbnail file clip0002. thm, clip information file clip0002. inf. Further, it can be seen from the directory name of the content directory 4 in which four files are stored, that the file is recorded on March 5, 2003. In the content directory 4 with the directory name 20030305, no camera metadata file exists. This is because it was not created from the beginning, or it was created but was later deleted.
[0033]
<3rd content directory 4 from the top>
Next, the video clip whose base file name is clip0003 and the video clip whose base file name is clip0004 are stored in the content directory 4 with the directory name 200303324. A video clip whose base file name is clip0003 is a stream file clip0003. mpg, time map table file clip0003. tbl, thumbnail file clip0003. thm, camera metadata file clip0003. cam, clip information file clip0003. inf. In addition, a video clip whose base file name is clip0004 is also a stream file clip0004. mpg, time map table file clip0004. tbl, thumbnail file clip0004. thm, camera metadata file clip0004. cam, clip information file clip0004. inf. From the directory names of the content directory 4 in which these two video clips (ten files) are stored, it can be seen that they were recorded on March 24, 2003.
[0034]
<4th content directory 4 from the top>
Next, the playlist with the base file name clip0005 and the rendering clip with the base file name clip0006 are stored in the content directory 4 with the directory name 200304401. This playlist is a playlist file clip0005. smi, thumbnail clip0005. thm, camera metadata file clip0005. cam. The rendering clip whose base file name is clip0006 is a rendering clip file clip0006. ren, time map table clip0006. tbl, camera metadata file clip0006. cam. It can be seen from the name of the directory of the content directory 4 in which the playlist and the rendering clip are stored that the playlist and the rendering clip were saved on April 1, 2003.
[0035]
<First content directory 4 from the bottom>
Next, the playlist with the base file name clip0007 and the post-record audio clip with the base file name clip0008 are stored in the content directory 4 with the directory name 20030408. This playlist is a playlist file clip0007. smi, thumbnail clip0007. thm, camera metadata file clip0007. cam. The post-record audio clip whose base file name is clip0008 is a post-record audio file clip0008. dub, time map table clip0008. tbl. From the names of the directories of the content directory 4 in which these playlists and post-record audio clips are stored, it can be seen that they were saved on April 8, 2003.
[0036]
With the configuration shown above, even if multiple metadata files are combined or partially deleted, each metadata file is independent, preventing inconsistencies and missing information. Can be. Also, since the metadata file is not embedded in the stream file itself, it is possible to save metadata search time as compared with the case where the metadata file is embedded. Further, even if the editing process is performed on the stream file, no inconsistency occurs in the metadata. Also, when a stream file is transmitted, only the stream file is transmitted, so that an effect of improving transmission efficiency can be obtained as compared with the case of transmitting metadata embedded together with the stream file. Further, as described above, unnecessary metadata files may be deleted to save file capacity.
[0037]
Next, an operation in which a recording / reproducing apparatus described later displays a list of contents recorded on a recording medium will be described with reference to FIGS. FIG. 2 is a diagram showing the contents of a content list generated from the data configuration shown in FIG. FIG. 3 is an image diagram of a user interface screen which is a list of contents to be displayed based on the contents of the content list shown in FIG.
[0038]
First, the operation of the recording / reproducing apparatus for generating the content list shown in FIG. 2 will be described. When a directory structure and a file structure as shown in FIG. 1 are formed on a recording medium provided in the recording / reproducing apparatus, the recording / reproducing apparatus performs a content file (for example, a stream file or a playlist in FIG. 1) by the following processing. Get list information (content list) of files. First, the recording / reproducing apparatus has to find the video directory 2 and search for a content file included in the video directory 2 from all the video clip file groups and the playlist file group.
[0039]
For this purpose, first, the recording / reproducing apparatus sets the root directory 1 of the recording medium to a current directory (a directory for performing processing). Next, the recording / reproducing apparatus obtains a list of directories in the root directory, and searches the video directory 2. If the video directory 2 cannot be detected, the recording / reproducing device determines that no video clip file or playlist file exists. If the video directory 2 has been detected, the recording / reproducing apparatus sets the video directory 2 as the current directory. Next, the recording / reproducing device acquires a list of directories in the video directory 2 and searches the content directory 4. The content directory 4 is a directory name composed of eight numbers as shown in FIG. Next, the recording / reproducing device sequentially searches for the content files in the content directory 4 based on the list of the searched content directories 4. However, the recording / reproducing apparatus leaves the content list empty before searching the content directory 4.
[0040]
Next, in order to search for a content file in the content directory 4, the recording / playback apparatus sequentially sets each content directory 4 as a current directory. First, the recording / reproducing apparatus obtains a list of files in the content directory 4 with the top content directory 4 in FIG. 1 as a current directory. Next, the recording / reproducing apparatus extracts a stream file having an extension of “mpg” and a playlist file having an extension of “smi” from the acquired list of files, and extracts the full path of the file as shown in FIG. Add the name (for example, /video/20030301/clip0001.mpg) to the content list. By performing the above-described processing sequentially for each content directory 4, the full path names of all stream files and playlist files included in the video directory 2 are added to the content list.
[0041]
Next, the recording / reproducing device arranges the content list in the order of date by rearranging the content list by the full path name. As described above, the recording / reproducing apparatus creates a content list as shown in FIG. Further, the recording / reproducing apparatus displays a content list screen serving as a user interface as shown in FIG. 3 using the content list shown in FIG. As described above, the recording / reproducing apparatus generates a content list having contents as shown in FIG. 2 based on the data structure as shown in FIG. 1, and displays a contents list screen as shown in FIG. can do. The image displayed in FIG. 3 is the image data of the thumbnail file.
[0042]
Next, a hardware configuration of a video camera (recording / reproducing device) according to an embodiment of the present invention will be described.
FIG. 4 is a diagram illustrating a hardware configuration of the video camera according to the embodiment of the present invention. In FIG. 4, reference numeral 400 denotes a recording medium that can be randomly accessed when recording or reproducing data. The recording medium 400 stores data such as video clips in the data configuration shown in FIG.
[0043]
Reference numeral 410 denotes a video camera unit that outputs a captured video as a digital signal, and can simultaneously output camera metadata. A decoding unit 420 encodes the digital video signal transmitted from the video camera unit 410 in the MPEG (Moving Picture Expert Group) 2 format. The decoding unit 420 outputs an MPEG2 stream and simultaneously outputs side information to the system control 470. Can be output to Reference numeral 430 denotes a so-called drive unit, which performs a process of recording the MPEG2 stream sent from the encoding unit 420 and the camera metadata given from the camera unit 410 on the recording medium 400. The drive unit 430 can reproduce and output an MPEG2 stream from the recording medium 400.
[0044]
A decoding unit 440 decodes an MPEG2 stream reproduced and output by the drive unit 430, and can output a decoded digital video signal. An OSD unit 450 outputs a digital video signal obtained by synthesizing a display such as a character or a symbol for a user interface or a warning with the digital video signal from the decoding unit 440 based on an instruction from the system control 470. is there. Reference numeral 460 denotes a liquid crystal panel that performs display based on a digital video signal sent from the OSD unit 450.
[0045]
Reference numeral 470 denotes a system control, which controls the entire video camera system. Reference numeral 480 denotes an operation unit provided with a start / stop switch (not shown) and the like for inputting an instruction from a user. 490 is a clock unit that counts the current date and time.
With the above configuration, the video camera shown in FIG. 4 constructs the content having the data configuration shown in FIG. 1 on the recording medium 400 or uses the content having the data configuration shown in FIG. Or
[0046]
Next, a functional configuration realized by the system control 470 in the video camera shown in FIG. 4 executing a program or the like will be described.
FIG. 5 is a diagram showing a functional configuration realized by the system control 470 in the video camera shown in FIG. 4 executing a program or the like. Reference numeral 501 denotes a system control object that controls the entire video camera. Reference numeral 502 denotes an operation detection object that monitors the operation unit 480 and generates a message from an event generated by a user operation. A camera control object 503 controls the camera unit 410. Reference numeral 504 denotes an encoding / decoding control object that controls the encoding unit 420 and the decoding unit 440.
[0047]
Reference numeral 505 denotes a content file object for managing the relationship between a single video clip and a playlist, each of which is composed of a plurality of files. Reference numeral 506 indicates that a different character string is returned each time the file is generated, and a base file name generation for generating a unique base file name required when recording a plurality of video clips and playlists on the recording medium 400 Object. A file system object 507 controls the drive control object 508 to manage directories and files in the recording medium 400. Reference numeral 508 denotes a drive control object that controls the drive unit 430.
[0048]
An OSD driving object 509 controls the OSD unit 450. A date object 510 manages the current date and time using the clock unit 490. A thumbnail object 511 generates a thumbnail image and generates a thumbnail file. Reference numeral 512 denotes a clip information object that collects information about clips, playlists, and the like to generate a clip information file.
[0049]
Hereinafter, an operation related to a file recording process in the video camera of the present embodiment will be described with reference to FIGS. 4, 5, and FIGS. 6A to 6C. First, the state of each unit shown in FIG. 4 corresponding to the state of each object shown in FIG. 5 of the video camera in the camera imaging standby state will be described. The initial state of the system control object 501 in camera shooting is a standby state. The operation detection object 502 monitors the operation unit 480. The camera control object 503 controls the camera unit 410 in a shooting state, and the camera unit 410 outputs a shot image as a digital video signal.
[0050]
The code decoding control object 504 controls both the coding unit 420 and the decoding unit 440 to operate. Accordingly, the encoding unit 420 outputs the digital video signal input from the camera unit 410 encoded into an MPEG2 stream. The decoding unit 440 outputs an MPEG2 stream input from the drive unit 430, which is decoded into a digital video signal.
[0051]
The drive control object 508 controls the drive unit 430 in a standby state. Thus, the drive unit 430 is in a standby state, and outputs the MPEG2 stream input from the encoding unit 420 as it is. The OSD control object 509 controls the OSD unit 450. The OSD unit 450 combines the digital video signal input from the decoding unit 440 with a display for a user interface, and outputs the digital video signal as a digital video signal. Displayed on panel 460.
[0052]
Next, assuming that the recording medium 400 has the data configuration as shown in FIG. 1 and the shooting date is May 5, 2003, an operation of starting shooting with a video camera will be described. First, when the operation detection object 502 detects an operation of the start / stop switch in the operation unit 480 in the standby state, it sends a message to the system control object 501 that the start / stop switch has been operated. Next, upon receiving the message, the system control object 501 sends a message to start recording to the content file object 505, and transitions from the standby state to the recording state.
[0053]
Next, upon receiving the message, the content file object 505 sends a message for acquiring an unused base file name to the base file name generation object 506. Next, upon receiving the message, the base file name generation object 506 sends a message to the file system object 507 to obtain the name of the base file name generation file in the system directory.
[0054]
Next, upon receiving the message, the file system object 507 returns, for example, clip0008 to the base file name generation object 506 as the name of the base file name generation file in the system directory. Accordingly, the base file name generation object 506 updates the file name from clip0008 to clip0009 according to the procedure for generating an unused base file name.
[0055]
Next, the base file name generation object 506 sends a message to the file system object 507 to update the name of the base file name generation file in the system directory. Next, upon receiving the message, the file system object 507 updates the name of the base file name generation file in the system directory to clip0009. Next, the base file name generation object 506 returns clip0009 as the unused base file name generated in the content file object 505. Next, the content file object 505 sends a message for obtaining the current date and time to the date and time object 510.
[0056]
Next, when receiving the message, the date and time object 510 returns May 5, 2003 to the content file object 505 as the current date and time. Next, the content file object 505 generates “2003505” as the eight-character directory name of the content directory 4 from the returned current date and time. Next, the content file object 505 sends a message to the file system object 507 to search the content directory 4 having the name generated in the video directory 2.
[0057]
Next, upon receiving the message, the file system object 507 searches the directory and returns a result to the content file object.
If the directory is found by the returned search result, the content file object 505 moves to the directory. If the directory is not found, create a directory with that name and change to that directory. In this case, since it cannot be found, a message for creating a content directory 4 named 2003505 is sent to the file system object 507, and the directory is moved to that directory.
[0058]
FIG. 6A is a diagram showing the state of directories and files on the recording medium 400 at this point. As shown in FIG. 6A, a content directory 4 having a directory name “2003505” is formed under the video directory 2. At this point, the content directory 4 having the directory name “2003505” (hereinafter referred to as directory 2003505) is empty.
[0059]
Next, the content file object 505 converts the name of the stream file into clip0009. Generate mpg. Then, a message for generating a stream file with the name is sent to the file system object 507. As a result, when the file system object 507 receives the message, the file 0009. Generate mpg.
[0060]
In addition, the content file object 505 is obtained from the base file name as clip0009. Generate tbl. Then, a message for generating a time map table file with that name is sent to the file system object 507. As a result, when the file system object 507 receives the message, the file system object 507 stores the clip 0009. Generate tbl.
[0061]
In addition, the content file object 505 is obtained from the base file name as clip0009. generate cam. Then, a message for generating a camera metadata file by that name is sent to the file system object 507. As a result, when the file system object 507 receives the message, the file system object 507 stores clip0009. generate cam.
[0062]
Next, the content file object 505 sends a message to the file system object 507 to start recording the stream. Accordingly, upon receiving the message, the file system object 507 sends a message to the drive control object 508 to start processing for recording an MPEG2 stream into a stream file.
[0063]
Next, upon receiving the message, the drive control object 508 controls the drive unit 430 to write the MPEG2 stream from the encoding unit 420 into an area of the recording medium 400 corresponding to the stream file. Further, the drive control object 508 writes the time map table information from the encoding unit 420 into an area of the recording medium 400 corresponding to the time map table file. Further, the drive control object 508 starts writing the camera metadata from the camera unit 410 to an area of the recording medium 400 corresponding to the camera metadata file, and transitions to a so-called recording state.
[0064]
FIG. 6B is a diagram showing the state of directories and files on the recording medium 400 at this point. As shown in FIG. 6B, under the directory 200305505, the stream file clip0009. mpg and a time map table file clip0009. tbl and the camera metadata file clip0009. cam has been generated. However, all files are being written (recording).
[0065]
Next, an operation in which the video camera ends shooting will be described.
First, when the operation detection object 502 detects the operation of the start / stop switch in the operation unit 480 in the recording state by the camera shooting, it sends a message to the system control object 501 that the start / stop switch has been operated. When the system control object 501 receives the message, it sends a message to end the recording to the content file object 505, and the video camera shifts from the recording state to the standby state.
[0066]
Next, upon receiving the message, the content file object 505 sends a message to the file system object 507 to end the stream recording. When the file system object 507 receives the message, the drive control object 508 stores the MPEG2 stream in the stream file clip0009. Send a message to end the process of recording to mpg.
[0067]
Further, upon receiving the message, the drive control object 508 controls the drive unit 430 to control the stream file clip0009. mpg in the area corresponding to the time map table file clip0009.mpg. tbl, and further, a camera metadata file clip0009. The writing to the area corresponding to cam ends, and the state transits to a so-called standby state.
[0068]
Next, the content file object 505 converts the file name “clip0009. generate thm. Then, a message for generating a thumbnail file with the name is sent to the thumbnail object 511. Accordingly, upon receiving the message, the thumbnail object 511 generates thumbnail image data from the image data at the head of the clip file. Then, a message for generating a thumbnail file is sent to the file system object 507 under the name specified by the content file object 505.
[0069]
Next, upon receiving the message, the file system object 507 stores the clip 0009. generate thm. Next, the content file object 505 converts the base file name to clip0009. Generate inf. Then, a message for generating a clip information file by that name is sent to the clip information object 512.
[0070]
Thus, when the clip information object 512 receives the message, the clip information object 512 generates clip metadata in which information on the clip file is collected. Then, a message for generating a clip information file is sent to the file system object 507 using the clip metadata with the name specified by the content file object 505. Next, when the file system object 507 receives the message, the file system object 507 stores clip0009. Generate inf.
[0071]
FIG. 6C is a diagram showing the state of directories and files on the recording medium 400 at this point. As shown in FIG. 6C, the thumbnail file clip0009. thm and the clip information file clip0009. Inf has been created under the directory 200305505. Also, the stream file clip0009. mpg and the time map table file clip0009. tbl and the camera metadata file clip0009. The writing process of cam has also been completed.
[0072]
Finally, the data structure of the camera metadata file which is the attribute 8 shown in FIG. 1 will be described with reference to FIGS.
FIG. 7 is a diagram illustrating a data structure of a camera metadata file according to the present embodiment. As shown in FIG. 7, the camera metadata includes a header portion 71 and a body portion 72. The header part 71 is composed of a type header followed by a type list. The type header has a length of 1 byte as indicated by the data length 73, and the type list has a byte length corresponding to the number of types as indicated by the data length 74.
[0073]
Here, the type header shown in FIG. 7 will be further described. FIG. 8 is a diagram showing the structure of the type header. As shown in FIG. 8, the type header is composed of 2 bits for the version number and 6 bits for indicating the number of types in 1 byte. The data length of the type header is fixed at 1 byte. The version number is fixed such that bit 7 is 1 and bit 6 is 0. The number of types is any value of 0 to 63, and is stored in bit 5 to bit 0 as 6 bits without sign.
[0074]
Next, the type list shown in FIG. 7 will be described. The type list is an array in which 1-byte fixed type codes are arranged by the same number as the number of types specified in the type header shown in FIG. FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a type code. As shown in FIG. 9, the contents shown in column 92 are associated with the type codes expressed in hexadecimal numbers in column 91. The data length 74, which is the length of the type list, is 0 to 63 bytes according to the number of types, and the length of the header portion 71 is the number of types + 1 bytes.
[0075]
Next, the body portion 72 shown in FIG. 7 will be described. As shown in FIG. 7, the body part 72 is composed of basic camera metadata having a length of 1 byte and a camera metadata list. The body part 72 is stored for each frame, and stores the same number of camera metadata lists as the number of frames of the corresponding image.
[0076]
First, the basic camera metadata shown in FIG. 7 will be described. FIG. 10 is a diagram illustrating the meaning of each bit of the basic camera metadata. As shown in FIG. 10, the meaning is associated with each or a combination of 0 to 7 bits. In the basic camera metadata, meaning is given to each bit, and the length is fixed at 1 byte. The camera metadata list is an array of camera metadata fixed at 1 byte, and the corresponding camera metadata is arranged in the same order as the type indicated by the type code arranged in the type list. Therefore, the type list and the camera metadata list have the same length.
[0077]
The value stored as the camera metadata is determined for each type of camera metadata. Among the values, FFH (hexadecimal notation; hereinafter, hexadecimal notation is indicated by adding H) is reserved for meaning without information, and therefore becomes a problem when combining a plurality of camera metadata files. The missing part of the metadata information can be filled.
[0078]
Further, since the body portion 72 is continuously stored with no space between the body portion 72 and the header portion 71, if a camera metadata dump list is created, if the width is the number of types + 1, it is arranged in a fine grid. The byte position of the camera metadata in the file is represented by the following equation 1, and can be easily accessed.
Byte position = (number of types + 1) × (frame number + 1) (Equation 1)
[0079]
Next, an example of a camera metadata file will be described using a dump list.
FIG. 11A is a diagram showing a dump list in which a total of seven types of data are stored in the audio mode, the AE mode, and only the upper ones normalized for iris, gain, shutter, focus, and zoom. The numbers in the dump list of the present embodiment shown in FIG. 11 are all in hexadecimal notation, the left side of the colon represents the offset position from the beginning of the file, and the right side of the colon represents the data arrangement for each byte. The width of the dump list in the figure is set to the number of types + 1 so that it is easy to see.
[0080]
Further, the header portion 111 is from the offset position 00000000H to 00000007H, and the body portion 112 is from the offset position 00000008H. 87H at the offset position 00000000H is a type header, and indicates that the number of types is 7. The following 7 bytes are a type list, and the type codes of the camera metadata stored in this file are arranged, such as 10H for audio mode, 20H for AE mode, and 40H for iris (the same applies hereinafter) according to the type code. I have.
[0081]
At the position (xx in FIG. 11A) where the offset position is a multiple of (the number of types + 1), basic camera metadata is arranged. In FIG. In line. The camera metadata other than the basic camera metadata is arranged vertically from the corresponding type code in the type list (yy in FIG. 11A). In the data arrangement of FIG. 11A, the type list is arranged on the first line, and the camera metadata corresponding to the type code of the type list is arranged for each frame on the second and subsequent lines.
[0082]
Next, camera metadata storing only basic camera metadata will be described. FIG. 11B is a diagram illustrating a data example of camera metadata storing only basic metadata. In FIG. 11B, the header portion 113 has only the offset position 00000000H, and the body portion 114 has the offset position of 00000001H or later.
[0083]
80H at the offset position 00000000H indicates that the number of types is 0 in the type header. There is no type list following it. In the data arrangement in FIG. 11B, only the type header is arranged in the first line (header portion 113), and only the basic camera metadata is arranged in each frame in the second and subsequent lines (body portion 114).
[0084]
As described above, in the video camera of the present embodiment, a camera metadata file is provided for each of the moving image file, the playlist file, and the rendering clip file, and the camera metadata is stored therein. ing. The camera metadata file is a binary file that is stored in a two-dimensional array by making the length of the stored metadata all fixed. Accordingly, it is easy to generate metadata in a device (for example, a video camera) that shoots.
[0085]
Also, in the video camera according to the present embodiment, even when a moving image file, a playlist file, and a rendering clip file are combined or partially deleted, since the camera metadata file is independent of the moving image file, the related camera meta It is easy to combine and delete data files.
[0086]
Further, since the video camera according to the present embodiment uses a binary file as the metadata file as described above, the processing for handling text is not required, and the processing cost can be reduced. Furthermore, since the video camera according to the present embodiment uses the camera metadata file as a separate file without embedding it in the moving image file, the metadata does not use a part of the band in the transmission of the moving image file, which is unnecessary. In such a case, transmission is not required, and may be deleted at any time.
[0087]
Further, the various processing units of the digital video camera shown in FIG. 5 are not limited to the configuration of the combination of hardware and software described above, and may be realized by dedicated hardware. A part or the whole of is constituted by a memory and a CPU (Central Processing Unit), and realizes the processing by reading a program for realizing various processes in each processing unit into the memory and executing the program. Is also good.
The memory is a non-volatile memory such as a hard disk device, a magneto-optical disk device, or a flash memory, a recording medium such as a CD-ROM, which is readable only, or a volatile memory such as a RAM (Random Access Memory). Or a computer-readable and writable recording medium by a combination thereof.
[0088]
Also, based on the instructions of the program read by the computer, an operating system (OS) or the like running on the computer performs part or all of the actual processing. Is realized.
[0089]
Further, after the program code read from the storage medium is written into the memory provided on the function expansion board inserted into the computer or the function expansion unit connected to the computer, the function expansion is performed based on the instruction of the program code. A CPU or the like provided in the board or the function expansion unit may perform some or all of the actual processing, and the various functions of the above-described embodiments may be realized by the processing.
[0090]
As described above, the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings. However, the specific configuration is not limited to the embodiments, and includes a design and the like within a range not departing from the gist of the present invention.
[0091]
【The invention's effect】
As described above, in the recording / reproducing apparatus, the recording / reproducing method, the recording medium, and the program of the present invention, when the digital video data captured by the imaging unit is converted into a video file and recorded on the recording medium, the digital Since the metadata that is the accompanying information is recorded on the same recording medium as the metadata file, the metadata can be managed in a file different from the video file. This makes it possible to prevent the metadata from being lost due to editing of the video file or the like, as compared with the case where the metadata is embedded in the video file as in the related art. If the metadata file becomes unnecessary, only the metadata file can be easily deleted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of video / audio files stored in a recording medium and files and directories for managing the video / audio files.
FIG. 2 is a diagram showing the contents of a content list generated from the data configuration shown in FIG.
FIG. 3 is an image diagram of a user interface screen which is a list of contents to be displayed based on the contents of the content list shown in FIG. 2;
FIG. 4 is a diagram illustrating a hardware configuration of a video camera according to an embodiment of the present invention.
5 is a diagram showing a functional configuration realized by executing a program or the like by a system control 470 in the video camera shown in FIG.
FIG. 6 is a diagram showing the states of directories and files on the recording medium 400 at three different times.
FIG. 7 is a diagram illustrating a data structure of a camera metadata file according to the present embodiment.
FIG. 8 is a diagram showing the structure of a type header.
FIG. 9 is a diagram showing an example of a type code.
FIG. 10 is a diagram illustrating the meaning of each bit of basic camera metadata.
FIG. 11 is a diagram illustrating a data example of camera metadata according to the present embodiment.
[Explanation of symbols]
400: Recording media
410 ... Camera unit
420 ... coding unit
430 ... Drive unit
440... Decoding unit
450 ... OSD unit
460 ... Liquid crystal panel
470 ... System control
480 ... Operation unit
490: Clock unit
501: System control object
502 ... operation detection object
503: Camera control object
504: code decoding control object
505: Content file object
506: Base file name generation object
507 ... File system object
508: Drive control object
509 OSD driven object
510: Date and time object
511: Thumbnail object
512: clip information object

Claims (11)

種々の情報を書き込み／読み出し可能な記録媒体と、
被写体を撮像してディジタル映像データを出力する撮像手段と、
前記撮像手段が出力するディジタル映像データを映像ファイルに変換する変換手段と、
前記変換手段が出力する前記映像ファイルを前記記録媒体に記録する際に、前記撮像手段からの撮像に付帯する情報であるメタデータをメタデータファイルとして前記記録媒体に記録する記録手段と
を具備することを特徴とする記録再生装置。A recording medium capable of writing / reading various information;
Imaging means for imaging a subject and outputting digital video data;
Conversion means for converting the digital video data output by the imaging means into a video file,
When the video file output by the conversion unit is recorded on the recording medium, the recording unit records metadata, which is information accompanying the imaging by the imaging unit, as a metadata file on the recording medium. A recording / reproducing apparatus characterized by the above-mentioned. 前記変換手段は、前記ディジタル映像データを符号化圧縮することで、前記映像ファイルとしてストリームファイルを出力することを特徴とする請求項１に記載の記録再生装置。2. The recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein the conversion unit outputs a stream file as the video file by encoding and compressing the digital video data. 前記記録手段は、前記映像ファイルに付帯する情報を前記メタデータファイルに更に含めて前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項１または請求項２に記載の記録再生装置。The recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein the recording unit further includes information attached to the video file in the metadata file and records the information on the recording medium. 前記記録手段は、前記映像ファイルに付帯する情報として前記映像ファイルにおける再生時間と映像データの対応に関する情報を前記メタデータファイルに更に含めて前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項３に記載の記録再生装置。4. The recording device according to claim 3, wherein the recording unit records information on the correspondence between the reproduction time and the video data in the video file in the metadata file as information accompanying the video file, and records the information on the recording medium. 5. The recording / reproducing apparatus according to any one of the preceding claims. 前記記録媒体が階層的に種々の情報を記録する場合に、前記記録手段は、前記映像ファイルと前記映像ファイルに対応する前記メタデータファイルとを前記記録媒体の同じ階層に記録することを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか１項に記載の記録再生装置。When the recording medium hierarchically records various information, the recording unit records the video file and the metadata file corresponding to the video file on the same hierarchy of the recording medium. The recording / reproducing apparatus according to any one of claims 1 to 4, wherein 前記記録手段は、前記映像ファイルのファイル名と前記映像ファイルに対応する前記メタデータファイルのファイル名との一部が同じとなるファイル名で前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項１から請求項５のいずれか１項に記載の記録再生装置。2. The recording device according to claim 1, wherein the recording unit records the file name of the video file and a file name of the metadata file corresponding to the video file with a same file name. The recording / reproducing apparatus according to any one of claims 1 to 5. 前記記録手段は、前記メタデータファイルに含まれる複数のメタデータのデータ長を全て同じにして前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項１から請求項６のいずれか１項に記載の記録再生装置。7. The recording apparatus according to claim 1, wherein the recording unit records all the plurality of metadata included in the metadata file with the same data length on the recording medium. 8. Recording and playback device. 前記映像ファイルを間接的に参照する参照ファイルを作成する場合に、前記参照ファイルに対応する第２のメタデータファイルを作成するファイル作成手段を更に具備することを特徴とする請求項１から請求項７のいずれか１項に記載の記録再生装置。The method according to claim 1, further comprising: a file creation unit that creates a second metadata file corresponding to the reference file when creating a reference file that indirectly refers to the video file. 8. The recording / reproducing device according to any one of items 7 to 7. 種々の情報を書き込み／読み出し可能な記録媒体を備えた記録再生装置を用いた記録再生方法であって、
被写体を撮像してディジタル映像データを出力する第１のステップと、
前記第１のステップで出力するディジタル映像データを映像ファイルに変換する第２のステップと、
前記第２のステップで出力する前記映像ファイルを前記記録媒体に記録する際に、前記第１のステップでの撮像に付帯する情報であるメタデータをメタデータファイルとして前記記録媒体に記録する第３のステップと
を有することを特徴とする記録再生方法。A recording / reproducing method using a recording / reproducing apparatus having a recording medium capable of writing / reading various information,
A first step of imaging a subject and outputting digital video data;
A second step of converting the digital video data output in the first step into a video file;
When the video file output in the second step is recorded on the recording medium, metadata that is information accompanying the imaging in the first step is recorded on the recording medium as a metadata file. And a recording / reproducing method. 種々の情報を書き込み／読み出し可能な記録媒体を備えた記録再生装置用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
被写体を撮像してディジタル映像データを出力する第１のステップと、
前記第１のステップで出力するディジタル映像データを映像ファイルに変換する第２のステップと、
前記第２のステップで出力する前記映像ファイルを前記記録媒体に記録する際に、前記第１のステップでの撮像に付帯する情報であるメタデータをメタデータファイルとして前記記録媒体に記録する第３のステップと
を前記記録再生装置に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。A computer-readable recording medium recording a program for a recording / reproducing apparatus including a recording medium capable of writing / reading various information,
A first step of imaging a subject and outputting digital video data;
A second step of converting the digital video data output in the first step into a video file;
When the video file output in the second step is recorded on the recording medium, metadata that is information accompanying the imaging in the first step is recorded on the recording medium as a metadata file. And a computer-readable recording medium on which a program for causing the recording / reproducing apparatus to execute the above steps is recorded. 種々の情報を書き込み／読み出し可能な記録媒体を備えた記録再生装置用のプログラムであって、
被写体を撮像してディジタル映像データを出力する第１のステップと、
前記第１のステップで出力するディジタル映像データを映像ファイルに変換する第２のステップと、
前記第２のステップで出力する前記映像ファイルを前記記録媒体に記録する際に、前記第１のステップでの撮像に付帯する情報であるメタデータをメタデータファイルとして前記記録媒体に記録する第３のステップと
を前記記録再生装置に実行させるためのプログラム。A program for a recording / reproducing device provided with a recording medium capable of writing / reading various information,
A first step of imaging a subject and outputting digital video data;
A second step of converting the digital video data output in the first step into a video file;
When the video file output in the second step is recorded on the recording medium, metadata that is information accompanying the imaging in the first step is recorded on the recording medium as a metadata file. And a program for causing the recording / reproducing apparatus to execute the above steps.

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