JP2004351720A - レシートを用いた販売促進システム及びレシートを用いた販売促進方法 - Google Patents

レシートを用いた販売促進システム及びレシートを用いた販売促進方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004351720A
JP2004351720A JP2003151282A JP2003151282A JP2004351720A JP 2004351720 A JP2004351720 A JP 2004351720A JP 2003151282 A JP2003151282 A JP 2003151282A JP 2003151282 A JP2003151282 A JP 2003151282A JP 2004351720 A JP2004351720 A JP 2004351720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
advertisement
information
receipt
store
sales promotion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003151282A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Matsubara
芳博 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003151282A priority Critical patent/JP2004351720A/ja
Publication of JP2004351720A publication Critical patent/JP2004351720A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】多様な内容の広告情報を店舗に配信し、顧客への訴求効果が高く広告媒体としてレシートを有効に活用し得るレシートを用いた販売促進システムを提供する。
【解決手段】本発明のレシートを用いた販売促進システムは、広告情報を蓄積するサーバシステム1と店舗の会計処理を行って顧客にレシートを発行する複数の店舗POSシステムが2ネットワークN1を介して接続されて構成される。サーバシステム1は、広告主の依頼に基づく広告をレシートに印刷するための広告情報を設定するとともに店舗POSシステム2に対応付けられた広告発行条件を設定し、所定のタイミングで前記店舗POSシステム2に適合する広告情報を配信する。店舗POSシステム2は、サーバシステム1から配信された広告情報を受信して保存管理し、会計処理の際、レシート印刷の対象とすべき広告情報を選択し、会計情報と広告情報をレシートに印刷出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の商品に対する販売促進を目的として広告情報を蓄積するサーバシステムと店舗の会計処理を行って顧客にレシートを発行する複数の店舗POSシステムと連動して、レシート上に情報を印刷する情報配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗において、商品を購入した顧客に渡すレシートを媒体として、特定の商品の販売促進を行うレシート広告あるいはクーポン券印刷などが行われて来た。このようにレシートを媒体とした販売促進としては、次のようなものが代表例である。第1の態様は、レシートの裏面に所定の商品の広告が予め印刷された状態のレシート用ロール紙を店舗に納入し、店舗ではレシートの表面に会計情報を印刷して顧客に渡す態様である。第1の態様により、店舗にとっては、例えば、レシートの裏面に印刷された商品を見た顧客が、次回来店時にその商品を購入し売上げ増加につながったり、広告効果に応じた広告料として、レシート用ロール紙の納入コストを低減させるなどのメリットを享受できる。一方、第2の態様は、店舗にてレシートとともに、割引クーポンをレシートに会計情報とともに印刷する態様である。第2の態様により、例えば、チラシや冊子に印刷される割引クーポンとは異なり、年代や性別などの顧客属性を特定したり、あるいは、特定の商品を購入した顧客の購買行動、嗜好等を特定することにより、効果的な特定商品の販売促進が可能になり、レシートを有用な商品販売促進のための媒体として利用できる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特表平11−511270
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のレシートを媒体とした商品販売促進の第1の態様では、既に印刷済みのレシート用ロール紙を用いるため多数の同内容の広告を印刷せざるを得ず、広告内容をタイムリーに変更することは困難であり、画一化した広告内容によって顧客への訴求効果が低下することが問題となる。また、上記従来の第2の態様では、内容は発行する度に変更可能であるものの、顧客はそのレシートに印刷された割引クーポンを次回利用するまで保存しなければならず、顧客の注意を喚起するような視覚効果の高い、例えばレシートの周囲に赤い枠を印刷するなどの対策を取っている。しかし実際のところ、他のレシートと一緒に破棄されてしまったり、あるいは洋服のポケットに入れられたまま、忘れさられたりするため、その販売促進効果が十分に発揮されていない。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、レシートの持つ、購買時点での情報提供能力を活用し、特定の商品を購入した顧客のレシート上に、インターネットを経由してアクセスすることにより、特典を獲得できる情報等を印刷することにより、特定店舗での特定商品の販売促進手段を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のレシートを用いた販売促進システム(以下、レシート販促システムと略す)は、広告等の情報を蓄積するサーバシステムと、店舗の会計処理を行って顧客にレシートを発行する複数の店舗POSシステムが、ネットワークを介して接続されたレシート販促システムであって、前記サーバシステムは、依頼主からの広告等の情報を前記レシートに印刷するための広告内容を設定して蓄積するとともに、前記店舗POSシステムに対応付けられた日時、対象店舗などの広告発行条件を設定し、所定のタイミングで前記店舗POSシステムに適合する広告情報を配信するとともに、前記店舗POSシステムからの印刷情報に基づき、広告毎の印刷数を記録保存し、必要に応じてその結果を表示あるいは印刷できる手段を有し、前記店舗POSシステムは、前記サーバシステムから配信された広告情報を受信して、前記会計処理の際、レシート印刷の対象とすべき広告情報を選択し、前記会計処理に基づく会計情報と前記選択された広告情報をレシートに印刷出力するとともに、印刷出力情報を前記サーバシステムに通知することを特徴としている。
【0007】
このように構成されたレシート販促システムによれば、商品の製造元あるいは卸売元から特定の商品の販売促進が依頼されると、サーバシステムにおいて、対象商品に関する広告情報と広告発行条件が設定される。そして、所定のタイミングでサーバシステムから店舗POSシステムに広告情報が配信され、会計処理の際に選択された広告情報が会計情報とともにレシートに印刷される。よって、顧客に渡されるレシートを広告媒体として有効に活用すべく、サーバシステムで設定された多様な内容を有する広告情報の中から所望の広告情報を短時間内に利用可能で、店舗の事情に適合し、かつ顧客の訴求効果が高いレシート販促システムを実現することができる。
【0008】
また、本発明において、前記広告情報には、レシート発行の対象顧客に提供される特典サービス情報を含めるようにしてもよい。
【0009】
これにより、顧客に渡されるレシートには、一般的な広告の役割に加えて特典サービスを顧客に提供するための役割を持たせることができ、顧客に現在行われている特典サービスを周知させることができる。
【0010】
また、本発明において、前記特典サービス情報は、顧客がキャンペーン対象の特定商品を購入したときにのみ印刷される応募情報としてもよい。
【0011】
これにより、キャンペーン対象の商品を購入した顧客に渡されるレシートには、応募情報が印刷されるので、キャンペーン対象の商品自体に応募情報を付加する仕組みが不要となり、簡易かつ迅速なキャンペーンを実現することができる。
【0012】
また、本発明において、前記レシートに印刷される応募情報としては、前記対象顧客に付与される固有の応募IDと前記サーバシステムへのアクセス情報とし、前記サーバシステムでは、前記アクセス情報を用いてアクセスした前記対象顧客を前記応募IDにより特定した場合、所望の応募サービスを提供するようにしてもよい。
【0013】
これにより、顧客はレシートに印刷された応募IDとアクセス情報により、特定の商品の購入直後に、所定のサイトへアクセスすることが可能になり、景品を獲得、あるいは、応募が可能になる。すなわち、従来のようにクーポン券を保存し、次回来店時に提示するような二度手間が必要ないため、特定商品に対する販売促進効果を高めることができる。
【0014】
また、本発明において、前記広告設定手段は、広告主の依頼を仲介する複数の広告会社のそれぞれが独立した前記広告情報を設定可能としてもよい。
【0015】
これにより、より多くの広告等の依頼を受け付けることが可能になり、多様かつ便利なレシートを用いた販促システムを実現できる。
【0016】
また、本発明において、前記広告設定手段は、店舗事業者のそれぞれが独立した前記広告発行条件を設定可能としてもよい。
【0017】
これにより、店舗が独自に広告等の内容を確認した上で、広告情報等の配信が可能になり、多数の事業者がそれぞれの事情に適合するレシート広告を採用することができる。
【0018】
一方、本発明のレシートを用いた販売促進方法は、商品の広告内容、条件等を蓄積するサーバシステムと、店舗の会計処理を行って顧客にレシートを発行する複数の店舗POSシステムが、ネットワークを介して処理するレシートを用いた販売促進方法であって、前記サーバシステムにおいて、広告主の依頼に基づく広告を前記レシートに印刷するための広告内容を設定して蓄積するとともに、前記店舗POSシステムに対応付けられた広告発行条件を設定し、前記サーバシステムから前記店舗POSシステムに対し、所定のタイミングで前記店舗POSシステムに適合する広告情報を配信し、前記店舗POSシステムにおいて、前記サーバシステムから配信された広告情報を受信して保存管理し、前記会計処理の際、レシート印刷の対象とすべき広告情報を選択し、前記会計処理に基づく会計情報と前記選択された広告情報をレシートに印刷出力することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は、本実施形態のレシートを用いた販売促進システムの全体的なシステム構成を示す図である。図1に示すレシートを用いた販売促進システムは、インターネット等の外部ネットワークN1に、広告統合サーバシステム1と、店舗POSシステム2と、本部システム3と、広告管理者端末4と、店舗管理者端末5がそれぞれ接続されて構成されている。なお、それぞれ店舗を運営する事業者A、B、Cについて、事業者Aの店舗POSシステム2a、2bと、事業者Bの店舗POSシステム2cと、事業者Cの店舗POSシステム2dとを区別して示すとともに、事業者Aの社内ネットワークN2に、店舗POSシステム2a、2bと事業者Aが管理する本部システム3が接続される例を示している。
【0021】
以上の構成において、広告統合サーバシステム1は、本実施形態のレシートを用いた販売促進システムを全体的に統括するシステムであって、本発明に関わる広告会社、店舗又は事業者、顧客などに対し、レシート広告に関連する一連の機能を提供するための後述のサーバ群と各種データベースから構成されるシステムである。そのため、広告統合サーバシステム1は、必要に応じて店舗POSシステム2、本部システム3、広告管理者端末4、店舗管理者端末5との間で、外部ネットワークN1を介して各種情報を送受信するともに、提供するWebページ上で必要な機能を提供する。
【0022】
店舗POSシステム2は、店舗における販売業務を管理し、顧客の商品購入時に会計処理とレシート発行処理を行うために構築されたシステムであり、後述のPOS端末やプリンタを含んで構成される。また、本部システム3は、社内ネットワークN2を介して各店舗に設置された店舗POSシステム2a、2bとの間でデータを送受信し、事業者が運営する店舗網を一元的に管理するためのシステムである。なお、図1に示す事業者B、Cのように、一元的な管理を行う本部システム3と社内ネットワークN2を設けることなくシステムを構成してもよい。
【0023】
広告管理者端末4は、広告主からのレシート広告の依頼を仲介する広告会社の管理者が広告統合サーバシステム1にアクセスして、レシート広告の対象となる広告コンテンツ等からなる広告情報の設定管理を行うための端末である。また、店舗管理者端末5は、レシート広告を行う店舗の管理者が広告統合サーバシステム1にアクセスして、運営店舗における広告発行条件等の設定管理を行うための端末である。なお、広告管理者端末4及び店舗管理者端末5によるレシート広告に関する設定処理の詳細については後述する。
【0024】
広告管理者端末4及び店舗管理者端末5としては、それぞれ外部ネットワークN1への接続機能を備え、Webページを参照するためのブラウザが搭載されたパーソナルコンピュータを用いることができる。
【0025】
なお、本実施形態では、広告会社の管理者と店舗管理者がそれぞれ別々に上述の設定管理を行う場合を示しているが、広告会社が特定の事業者と提携し、店舗管理者が行う上述の各種設定を代行するようにしてもよい。この場合には、図1の広告管理者端末4と店舗管理者端末5を分けることなく一体的な設定管理を行うための端末を設ければよい。
【0026】
次に図2は、本実施形態のレシートを用いた販売促進システムにおける広告統合サーバシステム1の構成を示すブロック図である。図2に示す広告統合サーバシステム1は、ファイアウォール11と、広告会社用Webサーバ12と、店舗管理者用Webサーバ13と、顧客用Webサーバ14と、データ送受信管理サーバ15と、データベースサーバ16と、広告データベース17と、設定情報データベース18と、管理情報データベース19とを含んで構成されている。
【0027】
図2の構成において、ファイアウォール11は、外部ネットワークN1と広告統合サーバシステム1の各サーバ群との間に介在し、送受信されるデータにフィルタリング処理を行って、外部ネットワークN1を経由した広告統合サーバシステム1に対する不正なアクセスを防止する。本実施形態では、広告統合サーバシステム1において設定蓄積される各種情報の機密を確保すべく、ファイアウォール11の機能を利用している。
【0028】
広告会社用Webサーバ12は、広告管理者端末4によりアクセスされるWebページを提供するサーバであって、広告会社が管理する広告情報に関する広告設定処理を実行する。本実施形態では複数の広告会社が存在する状況を想定し、この場合において、それぞれの広告会社ごとに独立した設定処理を個別の広告設定画面上で実行可能となっている。広告会社の管理者は、それぞれ付与された管理者ID及びパスワードにより広告会社用Webサーバ12にログオンし、広告設定画面を表示するWebページ上で、広告主から依頼された広告内容に基づく広告画像データやメッセージデータ等を作成するとともに、それを広告コンテンツとして登録する。そして、登録された広告コンテンツは、各種関連情報とともに一体的に管理できるように、コンテンツID番号等により関連付け、データベースサーバ16によって管理される広告データベース17に保存される。
【0029】
広告会社Webサーバ12において、それぞれの広告コンテンツの構成要素としては、広告内容に基づく広告画像データやメッセージデータに加え、広告のシリアル番号、顧客に対するアクセス情報としてのWebサイト名及びパスワード、及び、これらの構成要素に対してのレイアウト情報などが含まれる。また、広告コンテンツに付加される関連情報としては、その広告の内容やタイプや示す属性情報やレシート広告発行の条件を指定する広告発行条件がある。
【0030】
本実施形態では、広告の種別として、画像や文字からなる一般的な広告に加えて、特定商品のキャンペーンに伴う応募サービスなどの顧客に対する特典サービスを含むものとする。よって、広告会社用Webサーバ12においては、広告の種別の選択として、「広告」、「応募」などを適宜に設定することができる。また、応募サービスを用いる場合は、サービス提供の対象顧客を特定する必要があるため、レシートに印刷する顧客に固有の応募IDやパスワード等のアクセス情報を発行する必要があるが、これらは、広告会社用Webサーバ12上で「応募」広告が設定された時点で、システムが自動的に広告単位に所定のルールでID番号範囲等を設定し、その情報を広告の付属情報として、広告データベース17に保存するともに、所定のタイミングで店舗POSシステム2に送出することになる。
【0031】
一方、広告発行条件には、例えば、レシート広告を発行する店舗又は事業者の指定、広告対象となる顧客属性の指定、広告対象となる商品情報、広告発行期間、広告費、広告発行枚数などが含まれる。店舗又は事業者の指定により、例えば、広告発行対象の店舗の地域や種類を限定することができる。顧客属性の指定により、例えば、広告発行対象の顧客の性別や年齢層を限定することができる。
【0032】
また、広告会社Webサーバ12では、新規に登録する広告に関する広告設定処理に加え、既に設定済みの広告に関する確認処理が可能となっている。例えば、設定済みの広告に関し、その広告の稼動状況や実績状況、店舗を運営する事業者に支払う広告費等を設定確認画面上で確認することができる。また、必要に応じて稼動中の広告発行を停止することもできる。さらに、所望の広告についての事業者単位の広告実績レポートを参照することもできる。
【0033】
ここで、広告会社用Webサーバ12のWebページ上に表示される広告設定画面の一例を図3に示す。図3に示す広告設定画面60の左側には、広告に関する所望の機能を選択するためのボタンとして、新規の広告を作成するためのボタン601と、既に設定されている広告を確認するためのボタン602と、広告の実績をレポートの形で確認するためのボタン603が配置されている。そして、これらの各ボタン601〜603のいずれかの選択操作によって所望の機能を実行させることができる。
【0034】
また、広告設定画面60の右側上部には、広告に関する設定項目を選択するためのボタンとして、広告のタイプ(種別)を設定するためのボタン604と、広告の発行対象を設定するためのボタン605と、広告のレイアウトを設定するためのボタン606と、広告の発行条件を設定するためのボタン607が配置されている。そして、ボタン604〜607のいずれかの選択操作によって広告に関する所望の設定を行うことができる。なお、図3の例では、ボタン604により広告のタイプが設定項目として選択された状態を示している。さらに、広告設定画面60の右側下部には、設定内容を登録するためのボタン608と、設定内容をキャンセルするためのボタン609が配置されている。
【0035】
図3に示すように、ボタン604が選択された状態で、プルダウンメニュー610によって広告タイプを選択することができ、プルダウンメニュー611によって広告のサイズを選択することができる。プルダウンメニュー610の選択肢としては、一般的な広告のほか、上述の応募等が予め用意されている。また、プルダウンメニュー610の選択肢としては、レシート上の広告印刷領域を表す複数のサイズが予め用意されている。また、広告内容についての説明を入力するための入力ボックス612が配置され、設定後に他の広告と区別する必要がある場合に、この内容によって区別し易くできるようになっている。
【0036】
次に、図2の店舗管理者用Webサーバ13は、店舗管理者端末5によりアクセスされるサーバであって、管理対象の店舗におけるレシート広告に関する各種設定処理を実行する。この場合も、管理対象の店舗が互いに異なる店舗管理者ごとに独立した設定確認処理を個別の設定確認画面上で実行可能となっている。店舗管理者は、それぞれ付与された管理者ID及びパスワードにより店舗管理者用Webサーバ13にログオンし、設定画面を表示するWebページ上で、レシート広告の発行対象として新規の広告を選択したり、運用中の広告についての設定内容の確認や変更を行うことができる。
【0037】
店舗管理者用Webサーバ13においては、上記の広告会社用Webサーバ12により設定された広告情報を適宜に参照することができる。よって、店舗管理者は、広告の内容や広告発行条件の中から自らの管理する店舗に適合するものを探し出し、自在に採用することができる。また、店舗管理者用Webサーバ13においては、広告の印刷頻度を調整したり、広告の実績をレポートの形で確認したり、広告会社に対する請求金額を確認することもできる。
【0038】
なお、上述したように、広告会社が特定の事業者と提携し、店舗管理者が行う上述の各種設定を広告会社が代行する場合には、図2の広告会社用Webサーバ12と店舗管理者用Webサーバ13を分けることなく一体的な設定処理を実行する機能を持つサーバを設ければよい。
【0039】
ここで、店舗管理者用Webサーバ13のWebページ上に表示される設定確認画面の一例を図4に示す。図4に示す設定確認画面70の左側には、レシート広告の発行に関する所望の機能を選択するためのボタンとして、所定の広告を選択するためボタン701と、図3の広告設定画面60におけるボタン602〜604と同様の機能に対応するボタン702〜704が配置されている。そして、これらの各ボタン701〜704のいずれかの選択操作によって所望の機能を実行させることができる。
【0040】
また、設定確認画面70の右側上部には、設定されている複数の広告情報を表示する広告表示欄705、706が配置されている。これらの広告表示欄705、706には、広告コンテンツの画像に加え、広告の内容、タイプ、サイズ、各種広告発行条件(発行数、期間、顧客対象、掲載料)がそれぞれ表示されている。そして、表示可能な広告情報は広告設定数だけ順次表示させることができ、設定確認画面70の右側下部に配置されるボタン707、708により表示対象の広告情報を前後に切り替えることができる。店舗管理者は、レシート広告の対象とすべき所望の広告情報を表示させた状態でボタン709によって選択することができる。
【0041】
次に、図2の顧客用Webサーバ14は、応募サービスやクーポンサービスなどの特典サービスの対象商品を購入した顧客によりアクセスされるサーバであって、その顧客に対しての特典サービスの提供処理を実行する。顧客用Webサーバ14へのアクセス情報としてのWebページのアドレスとログインID及びパスワードは、顧客に渡されるレシート上に印刷されている。そして、顧客用Webサーバ14では、複数の広告主の企業が存在する場合、それぞれに自動的に割り当てたログインIDによって別々のWebページにリンクし、各企業の特典サービスに応じた表示や処理が行われる。この場合、特典サービスの対象顧客へのサービス提供を行ったときの処理結果は、その特典サービスを提供した広告主の企業のみに通知される。
【0042】
ここで、顧客用Webサーバ14のWebページ上に表示される具体的な表示画面の一例を図5及び図6に示す。図5及び図6の例では、特定の店舗でキャンペーン対象の特定の商品を購入した顧客が、応募サービスを提供するWebページにアクセスする場合の表示画面を示している。顧客に渡されるレシートには、Webページのアドレスと応募用ID及びパスワードが印刷されている。レシートに印刷されたアドレスを用いることにより、顧客の持つ携帯電話などのインターネットへ接続可能な端末から外部ネットワークN1を介して顧客用Webサーバ14にアクセスすることができる。この場合、顧客用Webサーバ14では、複数の広告主の企業がそれぞれ異なる応募サービスを提供しているので、応募用ID及びパスワードによって応募サービスを提供する企業を特定する必要がある。
【0043】
よって、図5に示すように、顧客が最初にアクセスするWebページ上の表示画面において、応募用IDとパスワードの入力を促される。このとき、顧客が応募用IDとパスワードを入力することにより、図6に示すように、応募用IDにそれぞれ適合する企業ごとに異なるWebページにリンクする(図6の例では企業A〜企業N)。そして、リンクした各企業のWebページには、それぞれの特典サービスに対応するメッセージが表示されるとともに、必要に応じて顧客に対して所定の情報の入力処理が実行される。
【0044】
次に、図2のデータ送受信管理サーバ15は、店舗POSシステム2との間で外部ネットワークN1を介した広告情報等のデータ送受信を管理するサーバである。データ送受信管理サーバ15は、所定のタイミングで上述のように設定された広告情報を、店舗POSシステム2に対して配信するとともに、レシート印刷処理に関連する各種情報を店舗POSシステム2から受信する。
【0045】
次に、図2のデータベースサーバ16は、広告データベース17、設定情報データベース18、管理情報データベース19のそれぞれのデータベースへのデータ保存又はデータ読み出しを制御する。図2に示すように、データベースサーバ16は上記のサーバ群と接続されており、各サーバで取り扱うデータ種別に応じて保存又は読み出しの対象となるデータベースを選択する。
【0046】
それぞれ、広告データベース17は、設定された広告に対応する広告コンテンツや関連情報などの広告情報を保存するデータベースである。また、設定情報データベース18は、設定された広告に対応して設定される広告発行条件などの各種設定情報を保存するデータベースである。また、管理情報データベース19は、上記のサーバ群を利用する広告主の企業や顧客等の管理に必要な各種管理情報を保存するデータベースである。
【0047】
次に図7は、本実施形態のレシートを用いた販売促進システムにおける店舗POSシステム2の構成を示すブロック図である。図7に示す店舗POSシステム2は、店舗サーバ21と、広告情報管理ゲートウェイ22と、POS端末23と、プリンタ24とを含んで構成されている。なお、POS端末23とプリンタ24については、店舗の規模に応じた適宜の台数を設置可能であるとする。
【0048】
図7の構成において、店舗サーバ21は、店舗の会計処理の際に必要となる商品情報等の各種情報を保持し、それらを必要に応じてPOS端末23に送出するとともに、POS端末23に入力された会計情報を収集して各種分析処理や発注処理などの所定の処理を実行する。また、店舗サーバ21は、社内ネットワークN2を介して本部システム3との間で各種情報を送受信する。
【0049】
広告情報管理ゲートウェイ22は、外部ネットワークN1を介して広告統合サーバシステム1から配信される広告情報やその他の各種情報をメモリに保存する。そして、POS端末23でレシートに広告を印刷する際、広告情報管理ゲートウェイ22が印刷対象の広告を所定の条件に従って決定し、対応する広告情報をPOS端末23に送出する。
【0050】
ここで、広告情報管理ゲートウェイ22の具体的な構成を図8に示す。図8に示すように、広告情報管理ゲートウェイ22は、ゲートウェイ通信制御部101と、広告情報管理部102と、ゲートウェイインターフェース103と、広告情報データベース104と、管理情報データベース105を含んで構成されている。
【0051】
図8に示す構成において、広告情報管理ゲートウェイ22と広告統合サーバシステム1との間で通信を行う場合、外部ネットワークN1に接続されたゲートウェイ通信制御部101によって通信動作が制御される。本実施形態では、公衆が利用可能な外部ネットワークN1を通信路として用いるので、通信データに暗号化を施すことにより機密性を確保している。そのため、ゲートウェイ通信制御部101は、送信データの暗号化処理と受信データの復号化処理を行う機能を備えている。
【0052】
そして、ゲートウェイ通信制御部101で受け取った受信データは復号化された後、広告情報管理部101に送られ、データ種別に応じて広告情報データベース104又は管理情報データベース105に保存される。広告情報管理部101では、広告統合サーバシステム1の広告会社用Webサーバ12にて設定された広告情報を受け取ると広告情報データベース104に保存し、それ以外の各種情報については管理情報データベース105に保存する。
【0053】
一方、図8に示す構成において、広告情報管理ゲートウェイ22と店舗の各POS端末23との間で通信を行う場合は、ゲートウェイインターフェース103により通信動作が制御される。広告情報管理部102は、後述の処理に従って印刷対象として決定された広告情報を、ゲートウェイインターフェース103を介してPOS端末23に送信するとともに、POS端末23からレシート広告に関連する各種情報を受け取る。POS端末23から受け取る情報としては、例えば、顧客情報や購買情報、広告コンテンツの印刷終了情報などが含まれる。
【0054】
図7に戻って、POS端末23は、顧客の商品購入時に会計処理を行うための端末であり、制御用のCPU、表示部、操作部等から構成される。POS端末23による会計処理により得られた会計情報に対応する印刷データを、レシート発行の際にプリンタ24に送出するとともに、レシートに印刷すべき広告情報を広告情報管理ゲートウェイ22から受け取り、対応する印刷データをプリンタ24に送出する。プリンタ24では、受け取った印刷データに基づいて、レシート用紙上に会計情報を印刷出力するとともに、レシート上の所定位置に所定の広告を印刷出力する。
【0055】
次に、店舗POSシステム2において実行されるレシート印刷処理の流れについて図9を参照しながら説明する。図9は、店舗POSシステム2の広告情報管理ゲートウェイ22と特定のPOS端末23及びプリンタ24とが協働して実行するレシート印刷処理を説明するフローチャートである。
【0056】
図9の処理では、広告統合サーバシステム1において、店舗で利用可能な広告が既に設定された状態であるとする。そして、所定のタイミングで広告統合サーバシステム1から設定済みの広告情報が外部ネットワークN1を介して配信され、それを広告情報管理ゲートウェイ22で受信し上述のデータベースに保存する(ステップS11)。ここで、ステップS11で受信される広告情報は、広告を設定した直後に広告統合サーバシステム1から自動的に配信するようにしてもよいが、会計処理に際して店舗POSシステム2から広告統合サーバシステム1に問い合わせることにより配信を行うようにしてもよい。
【0057】
一方、顧客による商品購入時に、所定のPOS端末23においてオペレータの所定の操作に基づき会計処理が行われる(ステップS21)。ステップS21の会計処理において、顧客の購入商品に対応する会計情報やオペレータの入力操作による顧客情報が得られると、これらの会計情報や顧客情報がPOS端末23から広告情報管理ゲートウェイ22に送信される(ステップS22)。
【0058】
広告情報管理ゲートウェイ22では、POS端末23から送信された会計情報等を受け取り、それをステップS11にて保存された広告情報と照合することにより、所定の条件に合致する広告を検索する(ステップS12)。ステップS12で照合される所定の条件としては、例えば、顧客の購入した商品情報、商品購入の時間帯や顧客の性別、年齢層などがある。
【0059】
ステップS12の検索の結果、所定の条件に合致する所定数を越える広告が検索された場合は(ステップS13;YES)、ステップS14に移行し、所定の条件に合致する所定数以下の広告が検索された場合(ステップS13;NO)、ステップS15に移行する。このステップS13は、1つのレシートに印刷される広告数を制限するための処理である。なお、広告を印刷するレシートの形状や広告の内容に応じて、ステップS13の所定数を適宜に設定可能である。
【0060】
ステップS14においては、ステップS13で検索された複数の広告の中から所定数の広告を選択するため、広告に対して設定される優先度の判定処理を行う。この優先度は、広告を印刷すべき度合を各々の広告ごとに数値化したものであり、ステップS13では優先度が高い順に所定数の広告を選択すればよい。このとき、印刷対象として選択された広告については優先度を所定値だけ下げる一方、印刷対象として選択されなかった広告については優先度を所定値だけ上げることが望ましい。これにより、今回選択されなかった広告を、次回のレシート印刷時に選択されやすくすることができる。なお、優先度を比較して広告を選択するのみに限られず、顧客の購入商品に適合する特定の広告が検索された場合は、その広告を優先的に印刷対象として選択するようにしてもよい。
【0061】
次いで、ステップS13又はステップS14で選択された印刷対象の広告に対応する広告情報が、広告情報管理ゲートウェイ22からPOS端末23に送信される(ステップS15)。POS端末23においては、ステップS22で得た会計情報と、広告情報管理ゲートウェイ22から受け取った広告情報をそれぞれ印刷データとしてプリンタ24に送ることにより、会計情報と広告情報の印刷処理が行われることになる(ステップS23)。続いて、ステップS23におけるレシートの印刷処理が終了すると、その旨を示す印刷終了信号がPOS端末23から広告情報管理ゲートウェイ22に送信される(ステップS24)。
【0062】
広告情報管理ゲートウェイ22では、ステップS24の印刷終了信号を受信した後、今回のレシート印刷処理の結果に基づいて広告印刷履歴を更新して保存管理するとともに、その広告印刷履歴を所定のタイミングで外部ネットワークN1を介して広告統合サーバシステム1に送信する(ステップS16)。ステップS16における広告印刷履歴の送信は、印刷実行の度ごとに行う場合に限られず、定期的なタイミングで行うことができる。また、広告統合サーバシステム1に送られる広告印刷履歴には、店舗コード、印刷対象の広告を識別する広告ID、レシート広告の印刷日時、顧客情報などの情報が含まれる。
【0063】
なお、広告情報管理ゲートウェイ22では、POS端末23から送られてくるステップS24の印刷終了信号を待たず、ステップS15の広告情報の送信により、所定の広告が印刷されたものとすることも可能である。
【0064】
また、図9のレシート印刷処理において用いられた広告情報が、応募情報やクーポン情報に対応する場合は、広告統合サーバシステム1にて設定済みの応募IDを顧客に対し発行して、それをレシートに印刷することになる。この場合、店舗POSシステム2において、応募IDが発行された時点で、それらを各種管理情報とともに広告統合サーバシステム1に送信するのが望ましい。これにより、広告統合サーバシステム1では、発行された応募IDを有効にすることができるとともに、応募情報をレシートに印刷した際の管理情報を集計し、関係者に報知することにより、それらの効果測定を行うことができる。
【0065】
以上のレシート印刷処理により、購入商品に関する会計情報と所望の広告が印刷されたレシートが出力され、顧客に渡される。本実施形態においては、長期にわたって固定的な広告をレシートに印刷することは避けられ、広告統合サーバシステム1で設定された広告情報を店舗POSシステム2にリアルタイムに配信することができるので、常に最新の状態に更新された広告をレシートに印刷することができる。このとき、店舗POSシステム2で顧客情報を取得することにより、対象顧客の年齢層に応じて広告を変更したり、あるいは、商品購入の時間帯に応じて最適な広告を選択するなど、きめ細かい広告選択を行うことができる。
【0066】
また、本実施形態では、レシート印刷の対象として多様な形態の広告コンテンツを利用することができる。この場合、一般的な広告の形態である画像とメッセージからなる広告コンテンツを利用することに加え、応募サービスなどの顧客への特典サービスの機能を付加することができる点で有用性が高い。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、サーバシステムで設定した広告情報を店舗POSシステムに配信し、所望の広告情報を会計処理の際に選択して会計情報とともにレシートに印刷出力するようにしたので、多様な内容の広告情報を利用して顧客への訴求効果の高いレシート広告を実現できるとともに、レシート広告により応募サービス等の特典サービスに容易に対応可能となり、広告媒体としてレシートを有効に活用し得るレシートを用いた販売促進システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態本実施形態のレシートを用いた販売促進システムの全体的なシステム構成を示す図である。
【図2】本実施形態のレシートを用いた販売促進システムにおける広告統合サーバシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】広告統合サーバシステムにおける広告会社用WebサーバのWebページ上に表示される広告設定画面の一例を示す図である。
【図4】広告統合サーバシステムにおける店舗管理者用WebサーバのWebページ上に表示される設定確認画面の一例を示す図である。
【図5】広告統合サーバシステムにおける顧客用Webサーバの第1のWebページ上に表示される表示画面の一例を示す図である。
【図6】図5の第1のWebページからリンクする第2のWebページ上で表示される企業ごとの表示画面の一例を示す図である。
【図7】本実施形態のレシートを用いた販売促進システムにおける店舗POSシステムの構成を示すブロック図である。
【図8】店舗POSシステムにおける広告情報管理ゲートウェイの具体的な構成を示す図である。
【図9】店舗POSシステムにおいて実行されるレシート印刷処理の流れを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 広告統合サーバシステム
2 店舗POSシステム
3 本部システム
4 広告管理者端末
5 店舗管理者端末
11 ファイアウォール
12 広告会社用Webサーバ
13 店舗管理者用Webサーバ
14 顧客用Webサーバ
15 データ送受信管理サーバ
16 データベースサーバ
17 広告データベース
18 設定情報データベース
19 管理情報データベース
21 店舗サーバ
22 広告情報管理ゲートウェイ
23 POS端末
24 プリンタ
101 ゲートウェイ通信制御部
102 広告情報管理部
103 ゲートウェイインターフェース
104 広告情報データベース
105 管理情報データベース
N1 外部ネットワーク
N2 社内ネットワーク
60 広告設定画面
70 設定確認画面

Claims (10)

  1. レシートに印刷する広告等の情報を蓄積するサーバシステムと、店舗の会計処理を行って顧客にレシートを発行する店舗POSシステムが、ネットワークを介して接続されたレシートを用いた販売促進システムであって、
    前記サーバシステムは、
    依頼主からの広告等の情報を前記レシートに印刷するための広告内容を設定して蓄積するとともに、前記店舗POSシステムに対応付けられた日時、対象店舗などの広告発行条件を設定し、所定のタイミングで前記店舗POSシステムに適合する広告情報を配信するとともに、前記店舗POSシステムからの印刷情報に基づき、広告毎の印刷数を記録保存し、必要に応じてその結果を表示あるいは印刷できる手段を有し、
    前記店舗POSシステムは、
    前記サーバシステムから配信された広告情報を受信して、前記会計処理の際、レシート印刷の対象とすべき広告情報を選択し、前記会計処理に基づく会計情報と前記選択された広告情報をレシートに印刷出力するとともに、印刷出力情報を前記サーバシステムに通知する、
    ことを特徴とするレシートを用いた販売促進システム。
  2. 前記広告情報には、レシート発行の対象顧客に提供される特典サービス情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載のレシートを用いた販売促進システム。
  3. 前記特典サービス情報は、顧客がキャンペーン対象の特定商品を購入したときにのみ印刷される応募情報であることを特徴とする請求項2に記載のレシートを用いた販売促進システム。
  4. 前記レシートには、前記対象顧客に付与される固有の応募IDと前記サーバシステムへのアクセス情報が印刷され、前記サーバシステムでは、前記アクセス情報を用いてアクセスした前記対象顧客を前記応募IDにより特定した場合、所望の応募サービスを提供することを特徴とする請求項3に記載のレシートを用いた販売促進システム。
  5. 前記広告設定手段は、広告主の依頼を仲介する複数の広告会社のそれぞれが独立した前記広告情報を設定可能であることを特徴とする請求項1に記載のレシートを用いた販売促進システム。
  6. 前記広告設定手段は、店舗事業者のそれぞれが独立した前記広告発行条件を設定可能であることを特徴とする請求項1に記載のレシートを用いた販売促進システム。
  7. 商品の広告内容、条件等を蓄積するサーバシステムと、店舗の会計処理を行って顧客にレシートを発行する複数の店舗POSシステムが、ネットワークを介して処理するレシートを用いた販売促進方法であって、
    前記サーバシステムにおいて、広告主の依頼に基づく広告を前記レシートに印刷するための広告内容を設定して蓄積するとともに、前記店舗POSシステムに対応付けられた広告発行条件を設定し、
    前記サーバシステムから前記店舗POSシステムに対し、所定のタイミングで前記店舗POSシステムに適合する広告情報を配信し、
    前記店舗POSシステムにおいて、前記サーバシステムから配信された広告情報を受信して保存管理し、前記会計処理の際、レシート印刷の対象とすべき広告情報を選択し、前記会計処理に基づく会計情報と前記選択された広告情報をレシートに印刷出力する、
    ことを特徴とするレシートを用いた販売促進方法。
  8. 前記広告情報には、レシート発行の対象顧客に提供される特典サービス情報が含まれることを特徴とする請求項7に記載のレシートを用いた販売促進方法。
  9. 前記特典サービス情報は、顧客がキャンペーン対象の特定商品を購入したときにのみ印刷される応募情報であることを特徴とする請求項8に記載のレシートを用いた販売促進方法。
  10. 前記レシートには、前記対象顧客に付与される固有の応募IDと前記サーバシステムへのアクセス情報が印刷され、前記サーバシステムでは、前記アクセス情報を用いてアクセスした前記対象顧客を前記応募IDにより特定した場合、所望の応募サービスを提供することを特徴とする請求項9に記載のレシートを用いた販売促進方法。
JP2003151282A 2003-05-28 2003-05-28 レシートを用いた販売促進システム及びレシートを用いた販売促進方法 Withdrawn JP2004351720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003151282A JP2004351720A (ja) 2003-05-28 2003-05-28 レシートを用いた販売促進システム及びレシートを用いた販売促進方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003151282A JP2004351720A (ja) 2003-05-28 2003-05-28 レシートを用いた販売促進システム及びレシートを用いた販売促進方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004351720A true JP2004351720A (ja) 2004-12-16

Family

ID=34046851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003151282A Withdrawn JP2004351720A (ja) 2003-05-28 2003-05-28 レシートを用いた販売促進システム及びレシートを用いた販売促進方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004351720A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006123544A1 (ja) * 2005-05-17 2006-11-23 Seiko Epson Corporation 印刷システム、posシステム、接続デバイス、印刷システムの制御方法およびそのプログラム
WO2008068907A1 (ja) * 2006-12-07 2008-06-12 Yugengaisya Yamamoto 商品情報配信業務支援処理方法及びシステム並びに企業pr支援処理システム
JP2011108097A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Sharp Corp Pos端末装置およびposシステム
JP2012003371A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Toshiba Tec Corp 商品データ処理装置とそのプログラム
JP2013251015A (ja) * 2013-09-18 2013-12-12 Toshiba Tec Corp データ処理装置とそのプログラム
JP6026682B1 (ja) * 2016-02-05 2016-11-16 サイジニア株式会社 購買活動管理装置、購買活動管理方法、およびプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006123544A1 (ja) * 2005-05-17 2006-11-23 Seiko Epson Corporation 印刷システム、posシステム、接続デバイス、印刷システムの制御方法およびそのプログラム
JPWO2006123544A1 (ja) * 2005-05-17 2008-12-25 セイコーエプソン株式会社 印刷システム、posシステム、接続デバイス、印刷システムの制御方法およびそのプログラム
KR100928759B1 (ko) * 2005-05-17 2009-11-25 세이코 엡슨 가부시키가이샤 인쇄 시스템, pos 시스템, 접속 디바이스, 인쇄 시스템의 제어 방법 및 그 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP4710903B2 (ja) * 2005-05-17 2011-06-29 セイコーエプソン株式会社 印刷システム、posシステム、接続デバイス、印刷システムの制御方法およびそのプログラム
WO2008068907A1 (ja) * 2006-12-07 2008-06-12 Yugengaisya Yamamoto 商品情報配信業務支援処理方法及びシステム並びに企業pr支援処理システム
JP2008146231A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Yamamoto:Kk 書店による企業pr支援処理システム
JP2011108097A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Sharp Corp Pos端末装置およびposシステム
JP2012003371A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Toshiba Tec Corp 商品データ処理装置とそのプログラム
JP2013251015A (ja) * 2013-09-18 2013-12-12 Toshiba Tec Corp データ処理装置とそのプログラム
JP6026682B1 (ja) * 2016-02-05 2016-11-16 サイジニア株式会社 購買活動管理装置、購買活動管理方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7188137B2 (en) System and method for distributing advertisements to a plurality of users based upon advertisement user attributes and advertisement provider attributes
US20030036979A1 (en) Advertisement request brokering server system, advertisement request brokering method, and advertisement request brokering program product
US8744907B2 (en) Method and system for generating certificates having unique ID data
US20050149404A1 (en) Method and system for electronic distribution of product redemption coupons
US20110082729A1 (en) System for in-store coupon distribution and redemption
US20070290038A1 (en) System and method for accessing data using a wireless device
US20030177066A1 (en) Integrated marketing promotion system and method
JP6524754B2 (ja) 特典付与管理システム及び特典付与管理方法
JP2004351720A (ja) レシートを用いた販売促進システム及びレシートを用いた販売促進方法
JP2009199014A (ja) レシート用紙を利用した広告システム
US20170243253A1 (en) Advertisement exchange network
JP4746779B2 (ja) コンテンツ配信システム、サーバ、情報送信方法、プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5219592B2 (ja) クーポン券発行管理システム
JP2001265997A (ja) 広告データ運用システムおよびそのプログラム記録媒体・伝送媒体
JP5274080B2 (ja) クーポン券発行システム
KR20020016161A (ko) 인터넷 상에서의 전자 쿠폰지갑을 이용한 쿠폰제공방법
JP2002117310A (ja) 電子クーポン発行システム、サーバ、及び記録媒体
JP2003256717A (ja) 情報保管出力システム及び情報保管出力方法、ログインシステム及びログイン方法、並びに、画面表示装置及び画面表示方法
JP4591042B2 (ja) レシート広告発行管理方法、レシート広告発行方法及びそのシステム
JP2004287924A (ja) クーポン提供システム及び印刷物
JP6690129B2 (ja) 販売促進情報管理システム、販売促進情報管理サーバ、プログラム及び販売促進情報管理方法
JP2020149512A (ja) 電子マネー決済システム
JP2015197769A (ja) 特典提供装置、プログラム、特典提供システム及び特典提供方法
JP2001265998A (ja) 売上データ処理装置およびそのプログラム記録媒体
JP2002279292A (ja) 商用印刷支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801