JP2004350774A - 創外固定器、及び刺しピン着脱継手 - Google Patents
創外固定器、及び刺しピン着脱継手 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】創外固定器1は、刺しピンP1,P2を着脱自在に保持する複数の支持体2,3を、長さ調整可能な連結軸4を介して連結している。連結軸4は、一端に一の球体S1を細頸部Nを介して結合し他端にネジ孔5を開放した袋状ナット6と、一端を袋状ナット6のネジ孔5に螺合し他端に他の球体S2を細頸部Nを介して結合したネジ軸7と、ネジ軸7を袋状ナット6に締め付けるロックナット8とを備える。支持体2,3は、球体S1,S2を没入させる球状凹部9,10と、球状凹部9,10の内側に球体S1,S2を固定する固定手段11,12とを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療において骨折部を固定する創外固定器、及びその施術に使用する刺しピン着脱継手に関し、特に、関節付近における骨折の治療に有用な創外固定器、及び刺しピン着脱継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の創外固定器に係る技術は、下記の特許文献1に開示されているように、刺しピンを着脱自在に保持する一対の支持体を、軸方向に長さ調整可能な連結軸を介して連結したものである。この連結軸は、一方の支持体から延出した軸部を、他方の支持体から延出した筒部の内部へ挿入し、この筒部の周面に形成したスリットを経て、筒部の外方から軸部にロックビスを螺合したものである。ロックビスを緩めると、軸部が筒部の内部を軸方向にスライドできる状態となり、一対の支持体の間の距離の調整を行える。一対の支持体の間の距離を所望の長さに決まったところで、軸部にロックビスを締め付ければ、軸部を筒部に固定することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−172119号公報
【特許文献2】
特開2002−345837号公報
【特許文献3】
特開2002−306502号公報
【特許文献4】
特開2002−360598号公報
【特許文献5】
特開平7−100159号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のロックビスを緩めた状態で、筒部と軸部とは互いに拘束されないので、これらは軸方向に自由にスライドできる。従って、上記のような距離の調整を行う過程で、一対の支持体に僅かでも張力又は圧縮力が加わるような場合には、施術を行う者の一人が、一対の支持体を両手で持っちながら、他の者がロックビスを緩めたり締め付けたりしなければならない。
【0005】
また、上記の特許文献1に開示の技術は、ロックビスを外観として露出するものである。この他、上記の特許文献2乃至5に開示の技術も、著しく機械的な外観を奏するので、これらが患者の精神的安息を損なうとした医療現場の指摘もある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、施術に手数を要さず、しかも患者の精神的ケアを考慮した創外固定器、及び刺しピン着脱継手を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、刺しピンを着脱自在に保持する複数の支持体を、軸方向に長さ調整可能な連結軸を介して連結した創外固定器に係るものであって、前記連結軸が、一端に一の球体を結合し他端にネジ孔を開放した袋状ナットと、一端を前記袋状ナットの前記ネジ孔に螺合し他端に他の球体を結合したネジ軸と、該ネジ軸を前記袋状ナットに締め付けるロックナットとを備え、前記複数の支持体が、それぞれ、前記一の球体又は他の球体を没入させる球状凹部と、該球状凹部の内側に前記一の球体又は他の球体を固定する固定手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
更に、本発明に係る創外固定器は、前記袋状ナットが、両端を開放し前記ネジ軸に螺合する貫通ナットと、一端に前記一の球体を結合し他端を開放した袋状ケースとを備え、前記貫通ナットの一端から前記ネジ軸の一端を突出させ、該ネジ軸の一端を、前記貫通ナットから離脱不能となるよう塑性変形すると共に、前記袋状ケースの他端へ挿入し、前記貫通ナットの一端を、前記袋状ケースの他端に接合することを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、刺しピンを着脱自在に保持する複数の支持体を、軸方向に長さ調整可能な連結軸を介して連結した創外固定器に係るものであって、前記連結軸が、両端に右ネジ及び左ネジを各々形成した主ナットと、一の球体を結合した一のネジ棒と、他の球体を結合した他のネジ棒と、前記一のネジ棒又は他のネジ棒に螺合したロックナットとを備え、前記主ナットの一端に前記一のネジ棒を離脱不能に螺合し、前記主ナットの他端に前記他のネジ棒を離脱不能に螺合し、前記ロックナットを締め付けることにより前記主ナットを固定できるターンバックルであり、前記複数の支持体が、それぞれ、前記一の球体又は他の球体を没入させる球状凹部と、該球状凹部の内側に前記一の球体又は他の球体を固定する固定手段とを備えることを特徴とする創外固定器。
【0010】
更に、本発明に係る創外固定器は、前記支持体に、前記刺しピンを貫通させるピン貫通孔を形成すると共に、前記刺しピンに対して剪断方向にスライド可能な入れ子を内装し、該入れ子を前記剪断方向に付勢することにより、前記支持体に前記刺しピンを固定することを特徴とする。
【0011】
更に、本発明に係る創外固定器は、前記支持体を、相互の間に前記刺しピンを嵌入可能な隙間を開けた複数のブロックに分割し、該複数のブロックを結束ボルトにて結束することにより、前記複数のブロックの相互の間に、前記刺しピンを挟着することを特徴とする。
【0012】
更に、本発明に係る創外固定器は、前記支持体が、X線を透過可能な合成樹脂を主体とすることを特徴とする。この場合、前記固定手段が、前記一の球体又は他の球体の一部に沿って接する座金を、前記支持体に埋め込み、該座金に対面する押え金具を、前記座金に接近する方向へ付勢することにより、前記座金と前記押え金具との間に、前記一の球体又は他の球体を挟着するよう構成しても良い。
【0013】
本発明に係る刺しピン着脱継手は、回転機の出力軸に接続する継手本体に、刺しピンの後部を差し込むピン導入口を形成し、該ピン導入口の奥方に前記刺しピンの後部を弾性的に掛止する掛止片を設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る創外固定器1は、刺しピンP1,P2を着脱自在に保持する複数の支持体2,3を、矢印Lで指した軸方向に長さ調整可能な連結軸4を介して連結したものである。その第1の特徴とするところは、連結軸4が、一端に一の球体S1を細頸部Nを介して結合し他端にネジ孔5を開放した袋状ナット6と、一端を袋状ナット6のネジ孔5に螺合し他端に他の球体S2を細頸部Nを介して結合したネジ軸7と、ネジ軸7を袋状ナット6に締め付けるロックナット8とから構成されることにある。
【0015】
創外固定器1の第2の特徴とするところは、複数の支持体2,3のうちその一方の支持体2が、一の球体S1を没入させる球状凹部9と、球状凹部9の内側に一の球体S1を固定する固定手段11とを備え、更に、他方の支持体3が、他の球体S2を没入させる球状凹部10と、球状凹部10の内側に他の球体S2を固定する固定手段12とを備えることにある。一の球体S1及び球状凹部9は、支持体2と連結軸4とが互いに一の球体S1を中心として自在に旋回と回転ができるよう両者を接続する滑節である。これは所謂ボールジョイントである。同様に、支持体3とネジ軸7とは、互いに他の球体S2を中心として自在に旋回と回転ができる。
【0016】
図中において、刺しピンP2を、刺しピンP1よりも細径に表しているのは、例えば粉砕骨折した場合に、この創部に刺しピンP2を突き刺すことを示唆するためであるが、刺しピンP1,P2を患者の何処に突き刺すか、或いは、これらの径、全長、又は本数を如何に設定するかは、施術の内容によって選択されるべき事項である。また、刺しピンP1,P2を突き刺す等の施術に係る手順は周知であるため、その詳細な説明は省略する。
【0017】
支持体2は、刺しピンP1を貫通させるピン貫通孔20を形成すると共に、刺しピンP1に対して剪断方向にスライド可能な入れ子21を内装し、入れ子21を剪断方向に付勢することにより、刺しピンP1を固定するものである。この剪断方向とは、図1及び図2の矢印Wで指した向きであり、支持体2の幅方向に一致する。
【0018】
具体的に、支持体2は、その幅方向の一側面から内部へ向かって切込み溝22が深く形成され、切込み溝22に板状の入れ子21が挿入されている。入れ子21は、支持体2の他側面を貫くビス23を螺合する小ネジ孔24を形成し、ピン貫通孔20に対応する位置にこれと同形の孔(同符号)を貫通したものである。ピン貫通孔20を挿通させた状態で、支持体2の外方から六角レンチを用いてビス23を締め付けると、入れ子21が剪断方向にスライドしようとする。これにより、刺しピンP1と入れ子21との間で大きな摩擦力が発生し、刺しピンP1が支持体2に確実に固定されることになる。
【0019】
支持体3は、その長手方向の一端から他端の間を、相互の間に四角形の隙間30を各々開けた複数のブロック31a,31b,31cに分割し、その最も他端(図中左)寄りのブロック31aから最も一端(図中右)寄りのブロック31cまで貫くボルト挿通孔32を形成したものである。ここで、長手方向とは上記の幅方向に直交する向きである。刺しピンP2を隙間30に嵌入した後、ボルト貫通孔32に、ブロック31a側から結束ボルト33を挿入し、この結束ボルト33を、ブロック31cに形成した雌ねじ34に六角レンチを用いて締め付けると、複数のブロック31a,31b,31cの相互の間に、刺しピンP2を挟着できる。これにより、支持体3に刺しピンP2が確実に固定されることになる。
【0020】
連結軸4の主体である袋状ナット6は、両端を開放しネジ軸7を螺合させるネジ孔5を形成した貫通ナット13と、一端に一の球体S1を結合し他端を開放した袋状ケース14とから構成される。袋状ナット6を組み立てるには、先ず、ネジ軸7の軸方向の途中まで貫通ナット13をねじ込み、貫通ナット13の一端からネジ軸7の一端を突出させる。この状態で、ネジ軸7の一端を、貫通ナット13から離脱不能となるよう塑性変形する。
【0021】
例えば、ネジ軸7の一端付近のネジ山を潰す等しても良い。更に、ネジ軸7の一端を、袋状ケース14の他端に開放したボルト挿通孔140の奥方へ挿入しつつ、貫通ナット13の一端を、袋状ケース14の他端に接合する。この接合は、貫通ナット13の一端側の拡径した内周面に雌ねじ130を形成し、袋状ケース14の他端に雄ねじ141を形成し、雌ねじ130に雄ねじ141をねじ込んで、これらを相互に締め付けて行うものである。連結軸4の長さ調整は後述する。
【0022】
上記の支持体2,3の主な材質としては、創部のレントゲン写真の撮影を考慮して、X線を透過可能なポリアセタール等の合成樹脂を適用することが望ましい。この場合、支持体2,3に各々設けた固定手段11,12は、一の球体S1又は他の球体S2の一部に沿って接する座金15を、支持体2に埋め込み、支持体2,3に輪郭を合致させた形状の押え金具16が、座金15に対面するよう構成したものである。座金15に押え金具16を接近する方向へ付勢することにより、座金15と押え金具16との間に、一の球体S1又は他の球体S2を挟着することができる。
【0023】
座金15の大きさは、概ね一の球体S1又は他の球体S2の表面積の1/4乃至1/8に相当する。座金15を支持体2,3に埋め込む理由は、合成樹脂の摩擦係数は金物に比較して小さく、合成樹脂に対して一の球体S1又は他の球体S2が滑ることがあるので、これを防止するためである。座金15及び押え金具16の材料はステンレス鋼が好ましいが、チタン又はアルミニウム合金を適用しても良い。一の球体S1、他の球体S2、及び袋状ナット6の材料はアルミニウム合金が好ましいが、ステンレス鋼又はチタンを適用しても良い。
【0024】
上記の押え金具16を付勢する具体的な手段は、図1及び図3に示すように、2本の押えビス160,161が、支持体2,3の幅方向の両側を貫いた2箇所のビス挿通孔162に、押えビス160,161を各々挿通し、これら押えビス160,161の先端を、押え金具16のビス挿通孔162に対応する位置に各々形成した2箇所の雌ねじ163に各々螺合したものである。組立時、押えビス161は、マイナスドライバーを用いて雌ねじ164に当り位置まで締め付け、締め付けたままでネジ止め剤等によって支持体2,3に固着される。これにより、一の球体S1又は他の球体S2は、押えビス160だけにより挟着又は開放を行うことができる。
【0025】
施術に際しては、第1に、押えビス160のみを六角レンチを用いて緩め、一の球体S1又は他の球体S2が、それぞれ球状凹部9又は球状凹部10内で自由に回転できる状態とする。第2に、患者の骨の適所に複数の刺しピンP1,P2を各々突き刺し、これら刺しピンP1,P2を既述の要領で、それぞれ支持体2,3に固定する。この過程で、刺しピンP1,P2は適度に撓るので、必ずしも刺しピンP1,P2と、支持体2,3のそれぞれのピン貫通孔20又は隙間30との位置を正確に対応させなくて良いが、連結軸4の長さ調整を行って、支持体2,3の距離を、刺しピンP1と刺しピンP2との概ねの間隔に合わる必要はある。
【0026】
刺しピンP1,P2を支持体2,3に固定する以前に、連結軸4の長さを調整するには、支持体2,3をそれぞれ両手で持って、これらを連結軸4の周方向へ相対的に回転させることにより行える。この回転方向が時計周りであれば、ネジ軸7が袋状ナット6の奥方へねじ込まれ、連結軸4の全長が短縮し、支持体2,3の距離が狭くなる。この回転方向が反時計周りであれば、ネジ軸7が袋状ナット6の外方へ送り出され、連結軸4の全長が伸長し、支持体2,3の距離が広くなる。更に、支持体2,3を反時計周りに回転させ続けても、最終的に、塑性変形したネジ軸7の一端が貫通ナット13に引っ掛かるので、これ以上、ネジ軸7が袋状ナット6の外方へ送り出されることはなく、ネジ軸7が貫通ナット13から完全に抜け落ちる等の恐れがない。
【0027】
刺しピンP1,P2を支持体2,3に固定した以後に、連結軸4の長さを調整する場合は、支持体2,3は既に刺しピンP1,P2を介して骨に固定されているで、袋状ナット6を上記のように回転させるだけで行える。この時、筋肉の緊張又は弛緩に起因する等して、支持体2,3に張力又は圧縮力が加ったとしても、ネジ軸7が袋状ナット6に螺合しているので、これらが外れたり、支持体2,3が不用意に揺れ動いたりすることはない。
【0028】
第3に、以上の長さ調整により支持体2,3の距離が所望の長さになったところで、ロックナット8を、貫通ナット13側へ締め付ける。これにより、ネジ軸7を袋状ナット6に固定することができる。
【0029】
第4に、連結軸4と支持体2,3との成す角度が、整復した骨等に沿うよう適切に調整した後、押えビス160を締め付ける。これにより、支持体2,3に対してそれぞれ一の球体S1又は他の球体S2が固定され、連結軸4と支持体2,3とを所望の角度に固定することができる。
【0030】
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様で実施できるものである。例えば、図4に示すように、連結軸4が、主ナット40の両端の内周に各々形成された右ネジ41及び左ネジ42に、複数の支持体2,3に設けた一の球体S1又は他の球体S2に各々接続したネジ棒70,71を各々離脱不能に螺合して成るターンバックルを代用しても良い。図示を省略しているが、一のネジ棒70又は他のネジ棒71にロックナットを螺合している。このロックナットが主ナット40に強く押し当たるように同ロックナットを締め付ければ、一のネジ棒70又は他のネジ棒71に対して主ナット40を固定できる。
【0031】
また、上記の離脱不能とは、ネジ棒70,71の端部のネジ山を既述のように潰す等して、連結軸4が伸長できる最大長さを規制することである。例えば、当該ターンバックルの組立時に、主ナット40を予め複数ピースに分割しておき、既述の要領で塑性変形を施した後で主ナット40を一体化しても良い。或いは、主ナット40に、ネジ棒70,71を露出させる孔を形成し、この孔を経てネジ棒70,71の端部のネジ山を潰すようにしても良い。
【0032】
また、以上の説明中の「一」又は「他」の区別は相対的な指標である。従って、複数の支持体2,3を互いに入れ替えても良い。即ち、図5(a)に示すように、袋状ナット6の一の球体S1を、支持体3の球状凹部10に没入し、ネジ軸7の他の球体S2を、支持体2の球状凹部9に没入するよう構成しても良い。また、同図(b),(c)に示すように、支持体2同士又は支持体3同士を対にして、これら一対の支持体2又は支持体3を連結軸4で連結しても良い。
【0033】
また、図6に示すように、支持体2に係るピン貫通孔20の個数、配置又は支持体2の全体の形状は、特に限定されるものではない。例えば、同図(a)に示すように、支持体2を広幅な形状にして、その幅方向に並べて3以上のピン貫通孔20を形成しても良い。或いは、同図(b)に示すように、支持体2を長尺な形状にして、その長手方向に並べて3以上のピン貫通孔20を形成しても良い。更には、支持体2の球状凹部9又は押え金具16に、細頸部Nが通過可能な切欠き17を形成しても良い。これにより、同図(c)に示すように、切欠き17を形成した分、支持体2と連結軸4とが、又は支持体3と連結軸4とが、互いに旋回できる範囲を広げ、両者の成す角度を90度前後に設定することができる。
【0034】
また、支持体3に係る隙間30の個数、配置、又は支持体3の全体の形状は、特に限定されるものではない。図示は省略するが、支持体3の長手方向又は幅方向に3以上の隙間30を並べても良い。隙間30の形状は四角形である必要はなく、円形、三角形、又は六角形であっても良い。また、支持体3の幅方向の間を複数に分割しても良い。
【0035】
以上の説明で、複数とは、3個のブロック31a,31b,31cを指したが、結束ボルト33を緩めると、結束ボルト33を3個のブロック31a,31b,31cから完全に抜き出し、ブロック31a,31b,31cを分解して個別にできる。そして、ブロック31bを取り除いて組み立てれば、図7(a)に示すように、ブロック31a,31cを直に突き合わせることができる。或いは、同図(b)に示すように、ブロック31a,31bの間にブロック31dを追加しても良い。このように、ブロックの個数を増減することにより、支持体3に固定できる刺しピンP2の本数と配置を自由に変更することができる。
【0036】
更には、図8に示すように、2本の連結軸4を用いて、3個の支持体2,3を連結しても良い。この場合、1個の支持体2,3の両端に、ボールジョイントを各々形成すれば、3本以上の連結軸4を用いて、4個以上の支持体2,3を連結することも可能となる。
【0037】
次に、図9及び図10に示すように、本発明の実施の形態に係る刺しピン着脱継手50は、略円柱状の金物から成るものであり、先端fを尖らせた刺しピンPの後部eを差し込むピン導入口52を形成し、ピン導入口52の奥方に、刺しピンPの後部eを弾性的に掛止する掛止片53を設けたものである。
【0038】
刺しピン着脱継手50は、図に表れていない回転機の出力軸に接続可能な接続軸54に、拡径部55を一体に形成し、拡径部55の先端面56から接続軸54へ向かって細孔を堀込むことにより、ピン導入口52を形成している。更に、拡径部55の周面の一部を切除することにより、開口57を形成している。上記の回転機としては、例えば、片手持ちで使用できる所謂ハンディータイプの電動機が挙げられる。通常、この出力軸には、小型の三爪チャック又はホルダー等が設けられている。同ホルダー等で接続軸54を挟着すれば、当該刺しピン着脱継手50を回転機の出力軸に簡単に接続することができる。
【0039】
掛止片53は、拡径部55の周面にビス58により固定された薄い鋼板から成る弾性片であり、その先端を開口57の内側へ没入している。拡径部55の掛止片53に対面する部分には、平坦な接触面59を形成している。これは、図11に示すように、刺しピンPの後部eには、通常、平面60が形成されているので、ピン導入口52に刺しピンPの後部eを差し込んだ状態で、この平面60を接触面59に沿わせることを企図している。この状態で、刺しピンPの後部eは、同接触面59と掛止片53との間に挟着される。
【0040】
施術を行うに際しては、前段取りとして、接続軸54を回転機の出力軸に予め接続する。そして、刺しピンPの後部eをピン導入口52に差し込み、電動機を起動させると、その出力軸に発生するトルクは、拡径部55及びこの接触面59に沿わせた刺しピンPの平面60を介して、刺しピンPの全体に伝達される。刺しピンPの先端fは、通常、螺旋状のドリルとなっているので、電動機によって回転する刺しピンPの先端fを骨に押し付けるだけで、刺しピンPを骨に刺し込む作業は完了する。この時点で、回転機を停止し、同回転機と共に当該刺しピン着脱継手50を骨から後退させると、刺しピンPが骨に残る一方、刺しピンPの後部eがピン導入口52から抜け出るので、当該刺しピン着脱継手50を、刺しピンPの後部eから簡単に離脱させられる。これ以降、個々の刺しピンPの後部eを三爪チャックに取り付けるという煩雑な手間を繰り返すことなく、多数の刺しピンPを次々に骨に刺し込むことができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明に係る創外固定器によれば、ロックナットを緩めても、袋状ナットとネジ軸とが常時螺合しているので、これらが不用意に揺れ動くことはない。従って、複数の支持体の間の距離を調整する過程において、例えば、一対の支持体に僅かでも張力又は圧縮力が加わるような場合であっても、施術を行う者の一人が、これらを両手で持つ等の手間を省くことができる。しかも、ネジ孔が袋状ナットに隠蔽されることに加え、一の球体又は他の球体を球状凹部に各々没入させる構成を採っているので、機械的な外観を殆ど奏することがなく、施術後の患者に安息をもたらすという利点を得ることもできる。
【0042】
更に、本発明に係る創外固定器によれば、刺しピンを支持体のピン貫通孔に貫通させ、この刺しピンに対して剪断方向に入れ子を付勢することによって刺しピンの固定ができるので、例えば刺しピンを把持するチャック等を支持体の外部に設けるような場合に比較して、支持体自体を小型化することが可能である。しかも、このようなチャックが外部に露出しないので、機械的な外観を殆ど奏することがなく、上記の利点を顕著にすることができる。
【0043】
また、支持体を複数のブロックに分割し、複数のブロックを結束ボルトにて結束することにより、複数のブロックの相互の間に、刺しピンを挟着できるので、既述の通り、ブロックの個数を増減すれば、支持体に固定できる刺しピンの本数と配置を自由に変更することができる。
【0044】
更に、本発明に係る創外固定器によれば、貫通ナットから突出したネジ軸の一端を、貫通ナットから離脱不能となるよう塑性変形すると共に、袋状ケースの他端へ挿入し、貫通ナットの一端を、袋状ケースの他端に接合しているので、刺しピンを支持体に固定する以前に連結軸の長さを調整するには、複数の支持体を周方向へ相対的に回転させることにより行える。或いは、刺しピンを支持体に固定した以後に連結軸の長さを調整するには、袋状ナットを回転させるだけで簡単に行える。
【0045】
この時、筋肉の緊張又は弛緩に起因する等して、支持体に張力又は圧縮力が加ったとしても、ネジ軸が袋状ナットに螺合しているので、これらが外れたり、支持体が不用意に揺れ動いたりすることはない。また、連結軸を際限なく伸長させようとしても、塑性変形したネジ軸の一端がこれを規制するので、ネジ軸が袋状ナットから完全に抜け落ちるのを防止することができる。
【0046】
また、本発明に係る創外固定器によれば、前記連結軸をターンバックルを主体として構成したので、以上に述べた効果に加え、その主ナットを周方向に回転させるだけで、複数の支持体の間の距離を容易に調整できるという利点がある。
【0047】
また、支持体が、X線を透過可能な合成樹脂を主体としているので、当該創外固定器を患者に装着したまま、レントゲン撮影が良好に行えることに加え、当該創外固定器を極めて軽量化することができる。この場合、一の球体又は他の球体の一部に沿って接する座金を支持体に埋め込み、この座金と押え金具との間に、一の球体又は他の球体を挟着する構成とすれば、金物に比較して摩擦係数の小さい合成樹脂を適用しながらも、一の球体又は他の球体を球状凹部の内側に、確実に固定することができる。従って、施術後に、複数の支持体が連結軸に対して揺れ動いたり、その位置が微妙に狂ったりするというトラブルを予防することができる。
【0048】
本発明に係る刺しピン着脱継手によれば、個々の刺しピンの後部を回転機の出力軸に逐次付け替えるという煩雑な手間を繰り返すことなく、多数の刺しピンを次々に骨に刺し込む作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る創外固定器の平面図、断面図、及び裏面図。
【図2】本発明の実施の形態に係る創外固定器のA−A断面図、及び一端の外面図。
【図3】本発明の実施の形態に係る創外固定器のB−B断面図、及び他端の外面図。
【図4】本発明の実施の形態に係る創外固定器の第1の変形例を表す平面図、側面図、及び斜視図。
【図5】本発明の実施の形態に係る創外固定器の第2,3,4の変形例をそれぞれ表す断面図、及び平面図。
【図6】本発明の実施の形態に係る創外固定器に適用する一方の支持体の第1,2の変形例を各々表す平面図、及びその第3の変形例の使用状態を一部破断して表した側面図。
【図7】本発明の実施の形態に係る創外固定器に適用する他方の支持体の第1,2の変形例を各々表す平面図。
【図8】本発明の実施の形態に係る創外固定器の第5の変形例を表す平面図。
【図9】本発明の実施の形態に係る刺しピン着脱継手に刺しピンを装着した状態を表す平面図、そのA−A断面図、先端の端面図、及びC−C断面図。
【図10】本発明の実施の形態に係る刺しピン着脱継手に刺しピンを装着した状態を表す斜視図。
【図11】本発明の実施の形態に係る刺しピン着脱継手に適用できる種々の刺しピンの後部の断面図。
【符号の説明】
1:創外固定器
2,3:支持体
4:連結軸
5:ネジ孔
6:袋状ナット
7:ネジ軸
8:ロックナット
9,10:球状凹部
11,12:固定手段
13:貫通ナット
14:袋状ケース
15:座金
16:押え金具
20:ピン貫通孔
21:入れ子
30:隙間
31a,31b,31c:ブロック
33:結束ボルト
P1,P2,P:刺しピン
S1,S2:球体
40:主ナット
50:刺しピン着脱継手
52:ピン導入口
53:掛止片
70,71:ネジ棒
Claims (8)
- 刺しピンを着脱自在に保持する複数の支持体を、軸方向に長さ調整可能な連結軸を介して連結した創外固定器であって、
前記連結軸が、一端に一の球体を結合し他端にネジ孔を開放した袋状ナットと、一端を前記袋状ナットの前記ネジ孔に螺合し他端に他の球体を結合したネジ軸と、該ネジ軸を前記袋状ナットに締め付けるロックナットとを備え、
前記複数の支持体が、それぞれ、前記一の球体又は他の球体を没入させる球状凹部と、該球状凹部の内側に前記一の球体又は他の球体を固定する固定手段とを備えることを特徴とする創外固定器。 - 前記袋状ナットが、両端を開放し前記ネジ軸に螺合する貫通ナットと、一端に前記一の球体を結合し他端を開放した袋状ケースとを備え、前記貫通ナットの一端から前記ネジ軸の一端を突出させ、該ネジ軸の一端を、前記貫通ナットから離脱不能となるよう塑性変形すると共に、前記袋状ケースの他端へ挿入し、前記貫通ナットの一端を、前記袋状ケースの他端に接合することを特徴とする請求項1に記載の創外固定器。
- 刺しピンを着脱自在に保持する複数の支持体を、軸方向に長さ調整可能な連結軸を介して連結した創外固定器であって、
前記連結軸が、両端に右ネジ及び左ネジを各々形成した主ナットと、一の球体を結合した一のネジ棒と、他の球体を結合した他のネジ棒と、前記一のネジ棒又は他のネジ棒に螺合したロックナットとを備え、前記主ナットの一端に前記一のネジ棒を離脱不能に螺合し、前記主ナットの他端に前記他のネジ棒を離脱不能に螺合し、前記ロックナットを締め付けることにより前記主ナットを固定できるターンバックルであり、
前記複数の支持体が、それぞれ、前記一の球体又は他の球体を没入させる球状凹部と、該球状凹部の内側に前記一の球体又は他の球体を固定する固定手段とを備えることを特徴とする創外固定器。 - 前記支持体に、前記刺しピンを貫通させるピン貫通孔を形成すると共に、前記刺しピンに対して剪断方向にスライド可能な入れ子を内装し、該入れ子を前記剪断方向に付勢することにより、前記支持体に前記刺しピンを固定することを特徴とする請求項1乃至3に記載の創外固定器。
- 前記支持体を、相互の間に前記刺しピンを嵌入可能な隙間を開けた複数のブロックに分割し、該複数のブロックを結束ボルトにて結束することにより、前記複数のブロックの相互の間に、前記刺しピンを挟着することを特徴とする請求項1乃至4に記載の創外固定器。
- 前記支持体が、X線を透過可能な合成樹脂を主体とすることを特徴とする請求項1乃至5に記載の創外固定器。
- 前記固定手段が、前記一の球体又は他の球体の一部に沿って接する座金を、前記支持体に埋め込み、該座金に対面する押え金具を、前記座金に接近する方向へ付勢することにより、前記座金と前記押え金具との間に、前記一の球体又は他の球体を挟着することを特徴とする請求項6に記載の創外固定器。
- 回転機の出力軸に接続する継手本体に、刺しピンの後部を差し込むピン導入口を形成し、該ピン導入口の奥方に前記刺しピンの後部を弾性的に掛止する掛止片を設けたことを特徴とする刺しピン着脱継手。
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