JP2004350176A - アンテナ及びこれを用いた通信システム - Google Patents

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正廣 大原
Tsutomu Maeda
勉 前田
Akio Miyajima
明雄 宮嶋
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Abstract

【課題】車両のドアの施解錠等を遠隔制御で行うアンテナ及びこれを用いた通信システムに関し、共振周波数の調整が短時間に行えるものを提供することを目的とする。
【解決手段】磁性体で形成されたコア部21の外周に所定の間隙を空けて線状導体が巻回されて形成されたコイル23の両端がこの両端の電子部品と所定間隔で接続固定されると共に、コア部21に対してコイル23を移動可能に形成してアンテナを構成したものであり、コア部に対してコイルの位置を移動させても、コイルの両端とこの両端の電子部品が所定間隔で接続固定されているため、所定の共振周波数を設定する場合には、コイルの位置のみ調整すればよく、共振周波数の調整が短時間に行えるアンテナを得ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のドアの施解錠等を遠隔制御で行うアンテナ及びこれを用いた通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両に搭載されたアンテナを介して、車両のドアの施解錠を遠隔制御で行う通信システムを搭載した車両が増えている。
【0003】
このような従来のアンテナについて、図4及び図5を用いて説明する。
【0004】
図4は従来のアンテナの要部斜視図であり、同図において、1はMn系フェライト製のコア部、2は誘電体樹脂製の中空のボビンで、このボビン2の内側にはコア部1が挿入されている。
【0005】
そして、このボビン2の外側には線状導体が巻回されてコイル3が形成されると共に、このコイル3がボビン2と一体となってコア部1に対して左右方向に移動可能に形成されている。
【0006】
また、4はコイル3やコア部1等を収納するケースで、このケース4には薄板状の導体製の端子5,6,7,8がインサート成形されている。
【0007】
そして、図5の同回路図に示すように、コイル3の一端のリード3Aが端子5に、他端のリード3Bが端子7に、コンデンサ9の一端のリード9Aが端子7に、他端のリード9Bが端子8に、抵抗11の一端のリード11Aが端子8に、他端のリード11Bが端子6に各々半田付け等の方法で電気的に接続されている。
【0008】
また、以上のようにして、コイル3やコンデンサ9、抵抗11が直列に接続され、この両端部に端子5、6が設けられると共に、ケース4内が誘電体製の樹脂12で埋められて、アンテナが構成されている。
【0009】
そして、このアンテナの端子5、6が車両本体内に配設された内部通信手段(図示せず)に電気的に接続されて、直列共振回路が形成されている。
【0010】
以上の構成において、内部通信手段は運転者が所持している外部通信手段としての、車両に固有のカードへ認証コードを送信要求する信号を定期的に出力し、アンテナがこの信号を所定の共振周波数の電磁波に変換して送信する。
【0011】
そして、固有のカードを所持した運転者が車両に接近して、カードがこの電磁波を受信すると、カードが認証コードの信号を電磁波に変換して送信する。
【0012】
その後、アンテナがこの電磁波を受信し、内部通信手段が送信された認証コードを正しいと認識した場合は車両のドアを自動で解錠し、正しいと認識しなかった場合や、運転者が車両から離れていきこの認証コードを受信することができなくなった場合は、ドアを自動で施錠するように構成されている。
【0013】
なお、一般にコイルの磁束密度はコイルがコア部に対して中央に配置された時が最大で、この中央より左右方向に移動すると減っていく。
【0014】
従って、コイル3の位置によってコイル3のインダクタンスが変わるため、アンテナはコア部1に対してコイル3の位置を移動させて、所定の共振周波数に調整されている。
【0015】
また、このように、コイル3の位置を移動させることができるように、コイル3の両端のリード3A,3Bの長さは接続先の端子5,7間との距離より少し長く設定されている。
【0016】
この結果、これらのリード3A,3Bは少し曲がったものとなっており、この曲がり具合が大きくなって誘導性が増したり、リード3A,3Bと車両本体内のアースとなる金属部との間隔が小さくなって容量性が増したりすると共振周波数は低くなり、逆にリード3A,3Bの曲がり具合が小さくなって誘導性が減ったり、リード3A,3Bと車両本体内のアースとなる金属部との間隔が大きくなって容量性が減ったりすると共振周波数は高くなるものであった。
【0017】
従って、アンテナに所定の共振周波数を設定する場合には、コイル3の位置だけではなく、このコイル3の両端のリード3A,3Bの曲がり具合や位置も調整する必要があるものであった。
【0018】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0019】
【特許文献1】
特開2001−345615号公報
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のアンテナにおいては、所定の共振周波数を設定する場合には、上記のようにコア部1に対するコイル3の位置だけではなく、このコイル3の両端のリード3A,3Bの曲がり具合や位置も調整する必要があり、調整箇所が多くその調整に時間を要するという課題があった。
【0021】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、共振周波数の調整が短時間に行えるアンテナ及びこれを用いた通信システムを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
【0023】
本発明の請求項1に記載の発明は、磁性体で形成されたコア部の外周に所定の間隙を空けて線状導体が巻回されて形成されたコイルの両端がこの両端の電子部品と所定間隔で接続固定されると共に、コア部に対してコイルを移動可能に形成してアンテナを構成したものであり、コア部に対してコイルの位置を移動させても、コイルの両端とこの両端の電子部品が所定間隔で接続固定されているため、所定の共振周波数を設定する場合には、コイルの位置のみ調整すればよく、共振周波数の調整が短時間に行えるアンテナを得ることができるという作用を有する。
【0024】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、コア部の外周と線状導体との間隙を1mm以下にしたものであり、この間隙が小さいほど透磁率を大きくできるため、線状導体の巻き数を少なくでき、組立て易く安価なアンテナを得ることができるという作用を有する。
【0025】
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、コア部の外周に誘電体製のフィルムが巻回されると共に、このフィルムの外周に線状導体が巻回されてコイルが形成されたものであり、コア部を挿入するためコア部との間に隙間が必要なボビンにコイルを巻回す場合に比べて、アンテナを小形にできるという作用を有する。
【0026】
請求項4に記載の発明は、請求項1記載のアンテナを介して内部通信手段が外部通信手段との間で通信を行うようにして通信システムを構成したものであり、共振周波数の調整が短時間に行える通信システムを実現できるという作用を有する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
【0028】
なお、従来の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
【0029】
(実施の形態1)
実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1〜4記載の発明について説明する。
【0030】
図1は本発明の第1の実施の形態によるアンテナの要部斜視図であり、同図において、21はMn系フェライト製の磁性体で形成された角柱状のコア部、22はポリエチレンテレフタレート等の誘電体製のフィルムで、コア部21の外周にこのフィルム22が密着して一回転以上巻かれている。
【0031】
そして、33は紙フェノールやガラスエポキシ等の基板の上面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板で、この配線基板33の上面にはチップ形状のコンデンサ29及び抵抗31が配置されると共に、これらの両端の電極が配線パターンの所定の箇所に半田付け等で電気的に接続されている。
【0032】
また、23はコイルで、フィルム22の外周に線状導体が巻回されて形成されると共に、配線基板33の下面に配置されている。
【0033】
そして、コイル23の両端のリードは配線基板33上面の配線パターンの所定の箇所33A,33Bに半田付け等で電気的に接続されている。
【0034】
また、このコイル23がフィルム22や配線基板33と一体となってコア部21に対して左右方向に移動可能に形成されている。
【0035】
なお、フィルム22の厚みは入手が容易でコア部21に巻きやすい0.025〜0.05mmのものが好ましい。
【0036】
また、このフィルム22の厚みが薄いほど、即ち、コア部21の外周と線状導体との間隙が小さいほど、透磁率を大きくできるため、コイル23の線状導体の巻き数を減らすことができる。
【0037】
そして、図2の同回路図に示すように、コイル23の一端の接続箇所33Aが電子部品としての接続端子26に、他端の接続箇所33Bが電子部品としてのコンデンサ29の一端に配線パターンにより所定間隔で接続固定されている。
【0038】
また、コンデンサ29の他端が電子部品としての抵抗31の一端に、抵抗31の他端が電子部品としての接続端子25に配線パターンにより所定間隔で接続固定されている。
【0039】
そして、以上のようにして、コイル23やコンデンサ29、抵抗31が直列に接続され、この両端部に接続端子25、26が設けられると共に、ケース24内の接続端子25,26を除く部分がシリコーン等の柔軟性を有する誘電体製の樹脂32で埋められて、アンテナが構成されている。
【0040】
また、このアンテナは車両の運転席側及び助手席側ドア近傍のミラーを装着するための固定部に、コア部21の左右方向が車両の略進行方向になるように装着される。
【0041】
そして、このアンテナの接続端子25,26が車両本体内に配設された内部通信手段(図示せず)に電気的に接続されて、直列共振回路が形成されると共に、通信システムが構成されている。
【0042】
以上の構成において、内部通信手段は運転者が所持している外部通信手段としての、車両に固有のカードへ認証コードを送信要求する信号を定期的に出力し、アンテナがこの信号を所定の共振周波数の電磁波に変換して送信する。
【0043】
そして、固有のカードを所持した運転者が車両に接近して、カードがこの電磁波を受信すると、カードが認証コードの信号を電磁波に変換して送信する。
【0044】
その後、アンテナがこの電磁波を受信し、内部通信手段が送信された認証コードを正しいと認識した場合は車両のドアを自動で解錠し、正しいと認識しなかった場合や、運転者が車両から離れていきこの認証コードを受信することができなくなった場合は、ドアを自動で施錠するように構成されている。
【0045】
なお、一般にコイルの磁束密度はコイルがコア部に対して中央に配置された時が最大で、この中央より左右方向に移動すると減っていく。
【0046】
従って、コイル23の位置によってコイル23のインダクタンスが変わるため、アンテナはコア部21に対してコイル23の位置を移動させて、所定の共振周波数に調整されている。
【0047】
また、この時、コア部21に対してコイル23の位置を移動させても、コイル23の両端の接続箇所33A,33Bがこの両端の電子部品としての接続端子26及びコンデンサ29に、配線パターンにより所定間隔で接続固定されているため、従来の技術の項で説明したようにコイルの両端のリードの曲がり具合や位置を調整する必要がなく、コイル23の位置のみ調整すれば良い。
【0048】
このように本実施の形態によれば、磁性体で形成されたコア部21の外周に所定の間隙を空けて線状導体が巻回されて形成されたコイル23の両端がこの両端の電子部品と所定間隔で接続固定されると共に、コア部21に対してコイル23を移動可能に形成してアンテナを構成することによって、コア部21に対してコイル23の位置を移動させても、コイル23の両端とこの両端の電子部品が所定間隔で接続固定されているため、所定の共振周波数を設定する場合には、コイルの位置のみ調整すればよく、共振周波数の調整が短時間に行えるアンテナ及びこれを用いた通信システムを得ることができるものである。
【0049】
また、コア部21の外周と線状導体との間隙を1mm以下にすることによって、この間隙が小さいほど透磁率を大きくできるため、線状導体の巻き数を少なくでき、組立て易く安価なアンテナを得ることができる。
【0050】
そして、コア部21の外周に誘電体製のフィルム22が巻回されると共に、このフィルム22の外周に線状導体が巻回されてコイル23が形成されることによって、コア部21を挿入するためコア部21との間に隙間が必要なボビンにコイルを巻回す場合に比べて、アンテナを小形にできる。
【0051】
なお、以上の説明では、フィルム22の外周に線状導体が巻回されて形成されたコイル23をコア部21に対して左右方向に移動させるものとして説明したが、コイル23の線状導体をトリビニルブチラール系樹脂等の誘電材料で被覆されたものにすると共に、この被覆された線状導体をコア部21の外周に巻回してから加熱し、この誘電材料の表面が固着して一体となったコイルを移動させるものとしても良い。
【0052】
また、この時、このコイルの外周は誘電材料で覆われているため、誘電体製のフィルム22を削除しても良い。
【0053】
そして、この時、コア部21をMn系フェライト製からNi系フェライト製の磁性体にすれば、線状導体とコア部21間をより絶縁性の高いものにできる。
【0054】
(実施の形態2)
実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項1及び4記載の発明について説明する。
【0055】
なお、実施の形態1の構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
【0056】
図3は本発明の第2の実施の形態によるアンテナの要部斜視図であり、同図において、53はポリエチレンテレフタレート等の誘電体製のフィルム状の基板の上面に複数の配線パターン(図示せず)が銀やカーボン等を印刷することにより形成された配線基板で、コア部21の外周にこの配線基板53が密着して一回転以上巻かれている。
【0057】
そして、この配線基板53の上面にはチップ形状のコンデンサ29及び抵抗31が配置されると共に、これらの両端の電極が配線パターンの所定の箇所に半田付け等で電気的に接続されている。
【0058】
また、43はコイルで、配線基板53の略中央の外周を線状導体が巻回されて形成されると共に、このコイル43の両端のリードが配線基板53上面の配線パターンの所定の箇所53A,53Bに半田付け等で電気的に接続されている。
【0059】
そして、このコイル43が配線基板53と一体となってコア部21に対して左右方向に移動可能に形成されている。
【0060】
また、図2の同回路図に示すように、コイル43の一端の接続箇所53Aが電子部品としての接続端子46に、他端の接続箇所53Bが電子部品としてのコンデンサ29の一端に配線パターンにより所定間隔で接続固定されている。
【0061】
そして、コンデンサ29の他端が電子部品としての抵抗31の一端に、抵抗31の他端が電子部品としての接続端子45に配線パターンにより所定間隔で接続固定されている。
【0062】
また、以上のようにして、コイル43やコンデンサ29、抵抗31が直列に接続され、この両端部に接続端子45、46が設けられると共に、ケース24内の接続端子45、46を除く部分が樹脂32で埋められて、アンテナが構成されている。
【0063】
そして、実施の形態1と同様にして、このアンテナは車両のドア近傍に装着され、このアンテナの接続端子45,46が車両本体内に配設された内部通信手段(図示せず)に電気的に接続されて、直列共振回路が形成されると共に、通信システムが構成されている。
【0064】
以上の構成において、実施の形態1と同様にして、内部通信手段が運転者の所持している外部通信手段としての、車両に固有のカードとの間で通信を行い、ドアを自動で施錠するように構成されている。
【0065】
なお、実施の形態1と同様、コイル43の位置によってコイル43のインダクタンスが変わるため、アンテナはコア部21に対してコイル43の位置を移動させて、所定の共振周波数に調整されている。
【0066】
また、この時、コア部21に対してコイル43の位置を移動させても、コイル43の両端の接続箇所53A,53Bがこの両端の電子部品としての接続端子46及びコンデンサ29に、配線パターンにより所定間隔で接続固定されているため、コイル23の位置のみ調整すれば良い。
【0067】
このように本実施の形態によれば、磁性体で形成されたコア部21の外周にフィルム状の配線基板53が巻回され、更にその配線基板53の外周に線状導体が巻回されて形成されたコイル43の両端がこの両端の電子部品と所定間隔で接続固定されると共に、コア部21に対してコイル43を移動可能に形成してアンテナを構成することによって、コア部21に対してコイル43の位置を移動させても、コイル43の両端とこの両端の電子部品の所定間隔で接続固定されているため、所定の共振周波数を設定する場合には、コイルの位置のみ調整すればよく、共振周波数の調整が短時間に行えるアンテナ及びこれを用いた通信システムを実現することができるものである。
【0068】
なお、以上の説明では、アンテナを車両に設けて車両のドアの施解錠を遠隔制御で行う通信システムとして説明したが、これに代えて、アンテナを家の玄関やロッカー等に設けて家の玄関やロッカー等のドアの施解錠等を遠隔制御で行う通信システムとしても、本発明の実施は可能である。
【0069】
また、車両に固有のカードとアンテナの両方が送受信を行う双方向の通信システムとして説明したが、これに代えて、例えば車両のドアの鍵穴に挿入してドアの施解錠を行う車両に固有の鍵と送信部が一体となったキーの送信釦を運転者が押圧して、このキーの送信部から固有の認証コードの電磁波を送信し、アンテナがこれを受信して、車両のドアの施解錠を行う単方向の通信システムとしても良い。
【0070】
そして、コア部21の形状を直線的な角柱状のものとしたが、この形状を円柱状のものとしたり、湾曲したものなどとしたりしても良い。
【0071】
また、配線基板33や53の上面にコンデンサ29と抵抗31を実装するものとしたが、これらに加えて制御手段を実装するものとしたり、逆に、抵抗31を削除してコンデンサ29のみを実装するものとしたりしても良い。
【0072】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、共振周波数の調整が短時間に行えるアンテナ及びこれを用いた通信システムを得ることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるアンテナの要部斜視図
【図2】同回路図
【図3】本発明の第2の実施の形態によるアンテナの要部斜視図
【図4】従来のアンテナの要部斜視図
【図5】同回路図
【符号の説明】
1,21 コア部
3,23,43 コイル
4,24 ケース
9,29 コンデンサ
11,31 抵抗
12,32 樹脂
22 フィルム
25,26,45,46 接続端子
33,53 配線基板
33A,33B,53A,53B コイル両端の接続箇所

Claims (4)

  1. 磁性体で形成されたコア部と、上記コア部の外周に所定の間隙を空けて線状導体が巻回されて形成されたコイルからなり、上記コイルの両端がこの両端の電子部品と所定間隔で接続固定されると共に、上記コア部に対してコイルが移動可能に形成されたアンテナ。
  2. コア部の外周と線状導体との間隙を1mm以下にした請求項1記載のアンテナ。
  3. コア部の外周に誘電体製のフィルムが巻回されると共に、このフィルムの外周に線状導体が巻回されてコイルが形成された請求項1記載のアンテナ。
  4. 請求項1記載のアンテナを介して内部通信手段が外部通信手段との間で通信を行う通信システム。
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