JP2004347352A - 流量センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな流量値を表示の桁数を増加させることなく使用者に容易に認識させることが可能な流量センサを提供することである。
【解決手段】流量センサの本体部200は表示部230を有する。表示部230は、2つの表示器231,232、出力表示灯233,234、モードボタン235、異常警報表示灯238およびマニュアル調整ボタン239,240を備える。表示器231は積算値を表示し、表示器232は表示器231に表示される積算値の積算単位を表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体の流量を検出する流量センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より流体の流量を検出するために種々の流量センサが用いられている(特許文献1参照)。例えば、超音波渦流量センサは、流れの中に配置された渦発生柱の下流に規則的に発生するカルマン渦を超音波により非接触で検出するものである。超音波渦流量センサは、超音波によりカルマン渦の変化を検出することにより、広い流量範囲において高精度に流量を検出することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−304142号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の流量センサにおいて、流量の積算値を表示する場合、表示される積算値は時間とともに増大する。大きな積算値を表示するためには、表示部の桁数を増加させる必要がある。しかしながら、表示部の桁数を増加させると、表示部のサイズが大きくなり、流量センサが大型化する。
【0005】
そこで、表示部に小さな数字で多くの桁数の積算値を表示した場合、使用者が積算値を読み取りにくくなる。また、所定の積算単位で積算値の上位の桁のみを表示することが行われる。しかしながら、この場合、使用者は、現在表示されている積算値の積算単位がわかりにくい。そのため、真の積算値を容易に認識することが困難となる。
【0006】
本発明の目的は、大きな流量値を表示の桁数を増加させることなく使用者に容易に認識させることが可能な流量センサを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明に係る流量センサは、流体の流量を検出する流量センサであって、流体の流量を検出する流量検出部と、流量検出部により検出された流量値を表示する第1の表示部と、流量値に関連する情報を表示する第2の表示部とを備えたものである。
【0008】
本発明に係る流量センサにおいては、流量検出部により流体の流量が検出され、検出された流量値が第1の表示部に表示され、流量値に関連する情報が第2の表示部に表示される。
【0009】
このように、第2の表示部に流量値に関連する情報を表示することにより、第1の表示部に表示される流量値の桁数を増加させることなく、その情報に基づいて大きな流量値を使用者に容易に認識させることが可能となる。それにより、流量センサの小型化および低コスト化が可能になるとともに、流量センサの使い勝手が向上する。
【0010】
第2の表示部は、情報として第1の表示部に表示される流量値の単位を表示してもよい。
【0011】
この場合、第2の表示部が第1の表示部に表示される流量値の単位を表示することにより、第1の表示部に表示される流量値の桁数を増加させることなく、大きな流量値の単位を使用者に容易に認識させることが可能となる。それにより、流量センサの小型化および低コスト化が可能になるとともに、流量センサの使い勝手が向上する。
【0012】
第1の表示部は、流量値として積算流量値を表示し、第2の表示部は、情報として第1の表示部に表示される積算流量値の単位を表示してもよい。ここで、積算流量値とは、所定の時点から積算された流量値をいう。
【0013】
この場合、第1の表示部が積算流量値を表示し、第2の表示部が第1の表示部に表示される積算流量値の単位を表示することにより、第1の表示部に表示される積算流量値の桁数を増加させることなく、大きな積算流量値の単位を使用者に容易に認識させることが可能となる。それにより、流量センサの小型化および低コスト化が可能になるとともに、流量センサの使い勝手が向上する。
【0014】
第1の表示部に表示される流量値の単位を設定する設定手段をさらに備えてもよい。
【0015】
この場合、設定手段により第1の表示部に表示される流量値の単位を設定することができる。したがって、流量値を任意の単位で第1の表示部に表示させることができる。
【0016】
第1の表示部は、流量値として瞬時流量値および積算流量値を切替可能に表示してもよい。ここで、瞬時流量値とは、単位時間当りの流量値をいう。
【0017】
この場合、第1の表示部に瞬時流量値および積算流量値が切替可能に表示されるので、第1の表示部を大型化することなく、瞬時流量値および積算流量値を選択的に表示させることができる。それにより、流量センサの小型化および低コスト化が可能になるとともに、流量センサの使い勝手が向上する。
【0018】
第1の表示部に表示される瞬時流量値および積算流量値を切り替える表示切替手段をさらに備えてもよい。
【0019】
この場合、表示切替手段により瞬時流量値および積算流量値の表示が切り替えられる。それにより、使用者は、瞬時流量値および積算流量値を任意に表示させることができる。
【0020】
第1の表示部は、流量値としてピーク流量値およびボトム流量値をさらに切替可能に表示してもよい。
【0021】
この場合、第1の表示部に瞬時流量値および積算流量値に加えてピーク流量値およびボトム流量値が切替可能に表示されるので、第1の表示部を大型化することなく瞬時流量値、積算流量値、ピーク流量値およびボトム流量値を選択的に表示させることができる。それにより、流量センサの小型化および低コスト化が可能になるとともに、流量センサの使い勝手がさらに向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施の形態に係る流量センサの構成を示す模式図である。
【0023】
図1において、流量センサは、検出部(センサヘッド)100および本体部(センサ本体部)200により構成される。検出部100は、ケーブルにより本体部200に接続される。本体部200は表示部230を有する。
【0024】
図2は流量センサの本体部200の表示部230の平面図である。表示部230は、2つの表示器231,232、出力表示灯233,234、モードボタン235、設定値インジケータ236,237、異常警報表示灯238、およびマニュアル調整ボタン239,240を備える。
【0025】
表示器231には、流量の現在値、積算値、積算現在値、瞬時流量等が表示される。表示器232には、設定値、積算単位等が表示される。ここで、現在値および瞬時流量とは、現時点で検出されている単位時間当たりの流量値であり、積算値および積算現在値とは、測定開始時点から現在までの積算流量値である。
【0026】
例えば、表示器231に流量の積算値が表示され、表示器232に積算単位が表示される。それにより、大きな積算値が少ない桁数で表示されるとともに、使用者が表示される積算値の積算単位を容易に認識することができる。
【0027】
図2の例では、表示器231に流量の積算値が3桁で「120」と表示され、表示器232に積算単位が「100」と表示されている。これは、積算値の最下位の桁が「100」であることを示しており、積算値は「12000」となる。
【0028】
本実施の形態の流量センサは、第1および第2のチャネルに対応する第1および第2の出力を有する。また、第1および第2のチャネルに対応して2つの設定値P1,P2を設定することができ、さらに2つの設定値(バンク設定値)B1,B2を設定することも可能である。ここで、設定値P1,P2とは、第1または第2の出力のオンおよびオフの基準となる瞬時流量値または積算流量値である。設定値P1,P2と第1および第2の出力との関係は後述する。
【0029】
出力表示灯233,234はそれぞれ第1および第2の出力のオンおよびオフを表示する。例えば、第1の出力がオンのときに出力表示灯233が点灯し、第1の出力がオフのときに出力表示灯233が消灯する。また、第2の出力がオンのときに出力表示灯234が点灯し、第2の出力がオフのときに出力表示灯234が消灯する。
【0030】
モードボタン235は、表示モードの変更、表示モードとパラメータ変更モードとの切り替え等に用いられる。設定値インジケータ236は、第1のチャネルの設定値が表示されているときに点灯し、設定値インジケータ237は、第2のチャネルの設定値が表示されているときに点灯する。異常警報表示灯238は、異常時に点灯する。マニュアル調整ボタン239,240は、設定値の調整等に用いられる。
【0031】
図3は流量センサの構成を示すブロック図である。図3に示すように、流量センサは、検出部100および本体部200により構成される。
【0032】
検出部100は、送信子111、受信子112、高周波信号発振器120、高周波信号増幅器130、位相比較器140、低周波増幅器150、コンパレータ160、分周器170、デコーダ180、信号レベル判定装置190およびフローインジケータLUを備える。フローインジケータLUは、発光部81〜84を含む。発光部81は、赤色LED(発光ダイオード)81Rおよび緑色LED81Gからなる。発光部82〜84は、それぞれ緑色LEDからなる。送信子111および受信子112は例えば圧電素子等の超音波素子からなる。
【0033】
本体部200は、周波数計測器210、演算器220、表示部230、制御出力部250およびアナログ出力部260を備える。なお、周波数計測器210および演算器220は、例えば、CPU(中央演算処理装置)により構成される。
【0034】
高周波信号発振器120は、高周波信号を発生して送信子111に与える。それにより、送信子111は超音波を送信する。受信子112は、送信子111からの超音波を受信する。この場合、流体の流量により流体に発生するカルマン渦の周波数が変化する。そのカルマン渦の周波数に比例して超音波の伝わる時間が変化する。したがって、超音波が送信子111から受信子112へ伝わる時間の変化を検出することにより流量を検出することができる。
【0035】
高周波信号増幅器130は、受信子112の出力信号を増幅する。位相比較器140は、高周波信号発振器120により発生される高周波信号と高周波信号増幅器130の出力信号とを位相比較し、位相差に対応する電圧を出力する。低周波増幅器150は、位相比較器140の出力電圧を増幅する。
【0036】
コンパレータ160は、低周波増幅器150の出力信号を基準電圧と比較し、比較結果を示すパルスを出力する。分周器170は、コンパレータ160から出力されるパルスを分周する。デコーダ180は、シフトレジスタからなり、分周器170の出力信号をデコードすることによりフローインジケータLUの発光部81〜84を順次緑色に点灯させる。この場合、流量に応じてフローインジケータLUの発光部81〜84の順次点灯の速度が変化する。
【0037】
信号レベル判定装置190は、高周波信号増幅器130の出力信号のレベルが所定値よりも低下したか否かを判定し、出力信号のレベルが所定値よりも低下した場合に発光部81の赤色LED81Rを点灯させるとともに、デコーダ180に発光部81〜84の点灯を禁止し、さらに演算器220に警報信号を与える。これより、演算器220は、受信レベルの低下を認識することができる。
【0038】
流体が流動する通水管路に流体が充満していない場合または流体内に気泡が存在する場合には、受信子112の受信レベルが低下し、正確な流量値を検出することができない。この場合、信号レベル判定装置190により警報信号が出力される。
【0039】
ここで、演算器220に信号レベル判定装置190から警報信号が与えられた場合、演算器220は、与えられた警報信号に基づいて、表示部230、制御出力部240およびアナログ出力部260を制御する。
【0040】
演算器220は、与えられた警報信号がオン(例えばハイレベル)の場合に、表示部230に警報表示を行わせるとともに、デジタルフィルタを用いた処理を行う。例えば、演算部220は、警報信号がオンの場合に、警報信号がオンになる前の流量値を表示部230に予め設定された回数表示させ、または予め設定された回数の流量値の移動平均を算出して表示部230に表示させる。また、制御出力部240は、警報信号がオンの場合に、警報信号がオンになる前の流量値を予め設定された回数用いて第1および第2の出力をオンまたはオフにし、または予め設定された回数の流量値の移動平均に基づいて第1および第2の出力をオンまたはオフにする。さらに、アナログ出力部260は、アナログの警報信号を出力する。
【0041】
このように、演算器220は、警報信号がオンの場合に、警報信号がオフ(例えばローレベル)の場合と異なる処理を行うことにより、正確な流量値に近い流量値に基づく処理を行う。それにより、警報信号がオフのとき(正常時)の応答速度を低下させることなく、警報信号がオンのときに誤った流量値に基づく処理が行われることを防止することができる。
【0042】
周波数計測器210は、コンパレータ160から出力されるパルスの周波数を計測する。演算器220は、周波数計測器210により計測された周波数を流量に変換するとともに、流量値に基づいて表示部230、制御出力部250およびアナログ出力部260を制御する。表示部230の動作については後述する。
【0043】
制御出力部250は、流量値に基づいて第1および第2の出力をオンまたはオフする。アナログ出力部260は、流量値を示すアナログ信号を出力する。
【0044】
本実施の形態の流量センサは、4つの検出モードであるF−1モード(上下限モード)、F−2(ウインドウモード)、F−3(積算検出モード)およびF−4(バンク設定モード)を有する。検出モードについては、後述する。
【0045】
次に、表示器231,232の表示状態の遷移について説明する。図4〜図12は図2の表示器231,232の表示状態の遷移を示している。各検出モードは表示モードおよびパラメータ変更モードを有する。表示モードでは、現在値、設定値等の表示が行われる。パラメータ変更モードでは、機能の設定の変更が行われる。
【0046】
図4〜図12において、「MODE」と記された矢印は、図2のモードボタン235による遷移を示し、時間が記された矢印は、時間経過による遷移を示し、2つの三角印および矢印は、マニュアル調整ボタン239,240による遷移を示す。また、楕円は、表示の点滅を示す。
【0047】
図4はF−1モードおよびF−2モードの表示モードにおける表示状態遷移を示す図である。図5および図6はF−1モードおよびF−2モードのパラメータ変更モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【0048】
図4に示すように、F−1モードまたはF−2モードの表示モードでは、モードボタン235を押すごとに、現在値および設定値の表示、ピークホールド値およびボトムホールド値の表示、および積算値および積算単位の表示の順に切り替わり、現在値および設定値の表示に戻る。現在値および設定値の表示においてモードボタン235およびマニュアル調整ボタン239,240を押すことにより現在値および設定値P1の表示と現在値および設定値P2の表示とを切り替えることができる。
【0049】
現在値および設定値の表示においてマニュアル調整ボタン239,240の操作により設定値を調整することができる。ホールド“HOLD”の表示とピークホールド値およびボトムホールド値の表示とは、自動的に切り替わる。この場合、表示時間は0.3秒および1秒であり、切り替え時間は0.1秒である。マニュアル調整ボタン239,240の操作により現在値および設定値の表示に切り替わる。ピークホールド値およびボトムホールド値の表示においてマニュアル調整ボタン239,240の長押しによりピークホールド値およびボトムホールド値をリセットすることができる。積算値および積算単位の表示においてマニュアル調整ボタン239,240の長押しにより積算値をリセットすることができる。
【0050】
また、モードボタン235およびマニュアル調整ボタン239,240を3秒押すことによりキーロックをかけることができる。
【0051】
次に、図5に示すように、モードボタン235を3秒間押すことにより、パラメータ変更モードの検出モードに移行する。検出モードでは、マニュアル調整ボタン239,240の操作によりF−1モード、F−2モード、F−3モードおよびF−4モードを切り替えることができる。
【0052】
検出モードにおいてモードボタン235を押すことにより、出力様式に移行する。出力様式では、マニュアル調整ボタン239,240の操作により出力様式を“noo”、“noC”、“nCo”および“nCC”に切り替えることができる。“noo”では、第1の出力がノーマルオープン、第2の出力がノーマルオープンとなる。“noC”では、第1の出力がノーマルオープン、第2の出力がノーマルクローズとなる。“nCo”では、第1の出力がノーマルクローズ、第2の出力がノーマルオープンとなる。“nCC”では、第1の出力がノーマルクローズ、第2の出力がノーマルクローズとなる。
【0053】
ここで、ノーマルオープンとは、現在値が設定値よりも高いときに出力がオンすることをいい、ノーマルクローズとは、現在値が設定値よりも低いときに出力がオンすることをいう。
【0054】
出力様式においてモードボタン235を押すことにより積算単位設定に移行し、マニュアル調整ボタン239,240の操作により積算単位を設定することができる。
【0055】
積算単位設定においてモードボタン235を押すことにより、アナログスケール上下限設定に移行し、マニュアル調整ボタン239,240の操作によりアナログスケール上下限設定をオンまたはオフにすることができる。アナログスケール上下限設定をオンすると、アナログ出力部260から出力される流量値を示すアナログ信号の上下限設定を有効にする。アナログスケール上下限設定をオフにすると、アナログ出力部260が流量値を示すアナログ信号をフルスケールで出力するアナログスケール上下限設定がオンときにモードボタン235を押すことにより、アナログスケール下限設定に移行し、さらにモードボタン235を押すことにより、アナログスケール上限設定に移行することができる。このアナログスケール上下限値設定によりアナログ信号の上下限の流量値をフルスケールの10%単位で設定することが可能である。
【0056】
図6に示すように、アナログスケール上下限設定またはアナログスケール下限設定においてモードボタン235を押すことにより、応答速度(チャタリング防止)設定に移行し、マニュアル調整ボタン239,240の操作により応答時間を設定することができる。
【0057】
応答速度(チャタリング防止)設定においてモードボタン235を押すことにより、ヒステリシス設定に移行し、マニュアル調整ボタン239,240の操作によりヒステリシスを設定することができる。
【0058】
ヒステリシス設定においてモードボタン235を押すことにより、エコモードに移行し、マニュアル調整ボタン239,240の操作によりエコモード(省電力モード)のオンまたはオフを設定することができる。エコモードでは、表示器231,232は点滅のみ行う。すなわち、表示器231,232は流量センサが動作していることのみを示す。
【0059】
エコモードにおいてモードボタン235を押すことにより、異常警報出力に移行し、マニュアル調整ボタン239,240の操作により異常警報出力のオンまたはオフを設定することができる。異常警報出力のオンでは、測定すべき流体がなくなった場合または流体に気泡が含まれている場合に制御出力部250が警報信号を外部出力線から出力する。
【0060】
図7はF−3モードの表示モードにおける表示状態遷移を示す図である。図8および図9はF−3モードのパラメータ変更モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【0061】
図7に示すように、F−3モードの表示モードでは、モードボタン235を押すごとに、積算現在値および設定値の表示、瞬時流量表示、および積算値および積算単位の表示の順に切り替わり、積算現在値および設定値の表示に戻る。積算現在値および設定値の表示においてモードボタン235およびマニュアル調整ボタン239,240を押すことにより積算現在値および設定値P1の表示と積算現在値および設定値P2の表示とを切り替えることができる。
【0062】
積算現在値および設定値の表示においてマニュアル調整ボタン239,240の操作により設定値を調整することができる。積算値および積算単位の表示においてマニュアル調整ボタン239,240の長押しにより積算値をリセットすることができる。
【0063】
次に、図8に示すように、モードボタン235を3秒間押すことにより、パラメータ変更モードの検出モードに移行する。図8の検出モード、出力様式および積算単位設定は、図5に示した検出モード、出力様式および積算単位設定と同様である。また、図9の応答速度設定、エコモードおよび異常警報出力は、図6に示した応答速度設定、エコモードおよび異常警報出力と同様である。
【0064】
図10はF−4モードの表示モードにおける表示状態遷移を示す図である。図11および図12はF−4モードのパラメータ変更モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【0065】
図10に示すように、F−4モードの表示モードでは、モードボタン235を押すごとに、現在値および設定値の表示、ピークホールド値およびボトムホールド値の表示、および積算値および積算単位の表示の順に切り替わり、現在値および設定値の表示に戻る。現在値および設定値の表示においてモードボタン235およびマニュアル調整ボタン239,240を押すことにより現在値および設定値P1の表示と現在値および設定値P2の表示とを切り替えることができる。さらに、モードボタン235およびマニュアル調整ボタン239,240を押すことにより設定値インジケータ236,237が点滅し、それぞれのバンク設定値を表示していることを示す。
【0066】
図10のピークホールド値およびボトムホールド値の表示ならびに積算値および積算単位の表示は、図4のピークホールド値およびボトムホールド値の表示ならびに積算値および積算単位の表示と同様である。
【0067】
次に、図11に示すように、モードボタン235を3秒間押すことにより、パラメータ変更モードの検出モードに移行する。図11の検出モード、出力様式および積算単位設定は、図5に示した検出モード、出力様式および積算単位設定と同様である。また、図12の応答速度設定、ヒステリシス設定およびエコモードは、図6に示した応答速度設定、ヒステリシス設定およびエコモードと同様である。
【0068】
次に、検出モードでの第1および第2の出力の状態を説明する。
図13はF−1モードでの第1および第2の出力の状態を示す図である。図13に示すように、第1の出力は、現在値が設定値P1よりもヒステリシスHyS分高い値に達するとオンし、現在値が設定値P1まで低下するとオフする。第2の出力は、現在値が設定値P2に達するとオンし、現在値が設定値P2よりもヒステリシスHyS分低い値まで低下するとオフする。
【0069】
図14はF−2モードでの第1および第2の出力の状態を示す図である。図14に示すように、第1の出力は、現在値が設定値P1よりもヒステリシスHyS分高い値に達するとオンし、流量値が設定値P2に達するとオフし、現在値が設定値P2よりもヒステリシスHyS分低い値に低下するとオンし、現在値が設定値P1に達するとオフする。第2の出力は、積算流量単位ごとに1パルス発生する。すなわち、第2の出力は、0.5積算流量単位ごとに反転する。
【0070】
図15はF−3モードでの第1および第2の出力の状態を示す図である。図15に示すように、第1の出力は、積算値が設定値P1に達するとオンし、外部入力信号のパルスによりオフする。第2の出力は、積算値が設定値P2に達するとオンし、外部入力信号のパルスによりオフする。
【0071】
図16はF−4モードでの第1および第2の出力の状態を示す図である。図16(a)に示すように、外部入力信号がオフの場合に、第1の出力は、現在値が設定値P1よりもヒステリシスHyS分高い値に達するとオンし、現在値が設定値P1まで低下するとオフする。第2の出力は、現在値が設定値P2に達するとオンし、現在値が設定値P2よりもヒステリシスHyS分低い値まで低下するとオフする。
【0072】
図16(b)に示すように、外部入力信号がオンの場合に、第1の出力は、現在値がバンク設定値B1よりもヒステリシスHyS分高い値に達するとオンし、現在値が設定値B1まで低下するとオフする。第2の出力は、現在値が設定値B2に達するとオンし、現在値が設定値B2よりもヒステリシスHyS分低い値まで低下するとオフする。
【0073】
本実施の形態に係る流量センサにおいては、表示器231が流量の積算値を表示し、表示器232が表示器231に表示された積算値の積算単位を表示するので、表示桁数を増加させることなく、大きな積算値を表示することができるとともに、使用者が表示された積算値の積算単位を容易に認識することができる。それにより、小型化が可能でかつ視認性の良好な流量センサを安価に提供することが可能となる。
【0074】
また、モードボタン235およびマニュアル調整ボタン239,240を操作することにより、積算単位を任意かつ容易に設定することができる。したがって、使用者の使い勝手が向上する。
【0075】
なお、上記実施の形態では、積算単位の設定をモードボタン235およびマニュアル調整ボタン239,240により行っているが、積算単位の設定を外部からの信号により行うように構成してもよい。
【0076】
本実施の形態では、検出部100が流量検出部に相当し、表示器231が第1の表示部に相当し、表示器232が第2の表示部に相当する。また、モードボタン235およびマニュアル調整ボタン239,240が設定手段および表示切替手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る流量センサの構成を示す模式図である。
【図2】流量センサの本体部の表示部の平面図である。
【図3】流量センサの構成を示すブロック図である。
【図4】F−1モードおよびF−2モードの表示モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【図5】F−1モードおよびF−2モードのパラメータ変更モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【図6】F−1モードおよびF−2モードのパラメータ変更モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【図7】F−3モードの表示モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【図8】F−3モードのパラメータ変更モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【図9】F−3モードのパラメータ変更モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【図10】F−4モードの表示モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【図11】F−4モードのパラメータ変更モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【図12】F−4モードのパラメータ変更モードにおける表示状態遷移を示す図である。
【図13】F−1モードでの第1および第2の出力の状態を示す図である。
【図14】F−2モードでの第1および第2の出力の状態を示す図である。
【図15】F−3モードでの第1および第2の出力の状態を示す図である。
【図16】F−4モードでの第1および第2の出力の状態を示す図である。
【符号の説明】
100 検出部
111 送信子
112 受信子
120 高周波信号発信器
130 高周波信号増幅器
140 位相比較器
150 低周波増幅器
160 コンパレータ
170 分周器
180 デコーダ
190 信号レベル判定装置
LU フローインジケータ
200 本体部
210 周波数計測器
220 演算器
230 表示部
250 制御出力部
260 アナログ出力部
231,232 表示器
233,234 出力表示灯
235 モードボタン
236,237 設定値インジケータ
238 異常警報表示灯
239,240 マニュアル調整ボタン

Claims (7)

  1. 流体の流量を検出する流量センサであって、
    流体の流量を検出する流量検出部と、
    前記流量検出部により検出された流量値を表示する第1の表示部と、
    前記流量値に関連する情報を表示する第2の表示部とを備えたことを特徴とする流量センサ。
  2. 前記第2の表示部は、前記情報として前記第1の表示部に表示される前記流量値の単位を表示することを特徴とする請求項1記載の流量センサ。
  3. 前記第1の表示部は、前記流量値として積算流量値を表示し、
    前記第2の表示部は、前記情報として前記第1の表示部に表示される前記積算流量値の単位を表示することを特徴とする請求項2記載の流量センサ。
  4. 前記第1の表示部に表示される流量値の単位を設定する設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2または3記載の流量センサ。
  5. 前記第1の表示部は、前記流量値として瞬時流量値および積算流量値を切替可能に表示することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の流量センサ。
  6. 前記第1の表示部に表示される瞬時流量値および積算流量値を切り替える表示切替手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載の流量センサ。
  7. 前記第1の表示部は、前記流量値としてピーク流量値およびボトム流量値をさらに切替可能に表示することを特徴とする請求項5または6記載の流量センサ。
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