JP2004345613A

JP2004345613A - Cap device

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Publication number: JP2004345613A
Application number: JP2003169403A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Hagano; 博之波賀野
Original assignee: Toyoda Gosei Co Ltd
Current assignee: Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date: 2003-03-26
Filing date: 2003-06-13
Publication date: 2004-12-09
Anticipated expiration: 2023-06-13
Also published as: JP4147348B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To reduce the number of part items of a tether mechanism attached to a fuel cap 20. <P>SOLUTION: The tether mechanism 30 is provided with a ring attachment part 25 formed along an outer periphery of the cap; a rotation ring 32 rotatably attached to the ring attachment part 25; and a connection member 36. The rotation ring 32 has an outer diameter larger than that of the ring attachment part 25 and is provided with a ring body 32a of circular shape separated with the part; first and second joining pieces outwardly extended from a center of the ring body from both separated ends of the ring body. The ring body 32a is diameter-contracted and is rotatably supported to the ring attachment part 25 by joining the first and second joining pieces. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺状の連結部材の一端をキャップに連結してなるキャップ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術およびその課題】
従来、自動車の燃料タンクでは、給油時における燃料キャップの紛失を防止するために、該燃料キャップをテザー等の長尺状の連結部材により燃料タンクの給油口近傍に連結する構成がある。こうしたテザーを有する燃料キャップとして、特許文献１に示す技術が知られている。すなわち、燃料キャップの蓋体の外周に形成した溝に、テザーと一体の回転リングを回転可能に装着するとともに、この回転リングをリテーナで固定することにより回転リングを蓋体の外周部から脱落しないように装着している。しかし、従来の技術において、回転リングを取り付けるためのリテーナを廃止して、部品点数を減らすことが検討されている。
【０００３】
上記課題を解決するための技術として、例えば、特許文献２の技術が知られている。この技術は、伸びの大きい弾性部材から回転リングを形成し、キャップの外周の溝に回転リングを変形させて拡径することにより装着している。しかし、特許文献２の技術では、回転リングを変形させる作業が面倒であるだけでなく、伸縮性や可撓性に優れた材料を用いなければならないので、材料選択の自由度が低いという問題があった。
【特許文献１】
独国特許出願公開第１９８２０５４４号明細書
【特許文献２】
実開平３−２４９２２号公報
【０００４】
本発明は、上記従来の技術の問題を解決するものであり、部品点数を少なくし、しかも材料の選択の自由度の高いテザー付のキャップ装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題を解決するためになされた本発明は、
タンク開口を開閉するキャップを上記タンク開口の周辺の部材に連結するためのテザー機構を備えたキャップ装置において、
上記テザー機構は、
上記キャップの外周に沿って形成され外径Ｄ１を有するリング装着部と、
上記リング装着部に回転可能に装着された回転リングと、
上記回転リングに一端が連結され、他端が上記タンク開口の付近の取付部材に連結可能である連結部材と、
を備え、
上記回転リングは、
その一部を分離した円弧形状であり、上記外径Ｄ１より大きい内径ｄ１で回転自在に上記リング装着部に支持され、上記内径ｄ１より大きい内径ｄ２から上記内径ｄ１まで弾性変形により縮径可能に形成されたリング本体と、
上記リング本体の分離した両端に、該リング本体の中心から外方へそれぞれ延設された第１および第２接合片と、
上記第１および第２接合片を接合するように固定することで、上記リング本体を上記内径ｄ２から上記内径ｄ１まで縮径して上記リング装着部に回転自在に支持する固定手段と、
を備えたことを特徴とする。
【０００６】
本発明にかかるキャップ装置において、タンク開口からキャップを外すと、キャップは、連結部材を介してタンク開口の周辺で支持されるから、キャップの紛失や締め忘れを防止することができる。上記連結部材の一端は、キャップの外周のリング装着部に回転可能に装着された回転リングに連結固定されており、キャップを外す際に回転操作したときに回転リングとキャップとが相対的に回転する。よって、キャップは、連結部材に連結固定されていても、キャップの開閉操作に支障がない。
【０００７】
また、回転リングは、リング本体をリング装着部の外周に配置して、第１および第２接合片を固定手段により接合すれば、回転リングは、縮径してキャップのリング装着部に装着することができる。この構成によれば、従来の技術で説明したような回転リングをキャップに止めるための抜止部材が不要になり、コストダウンを実現できる。
【０００８】
さらに、従来の技術で説明したような、回転リングは、弾性的に大きな伸びを許容する材料でなくてよいから、材料選択の自由度も拡がる。
【０００９】
また、回転リングは、第１および第２接合片を接合するだけでよいから回転リングを装着する作業も簡単である。
【００１０】
ここで、回転リングの好適な態様として、第１および第２接合片をＶ字形に連結することで上記リング本体とともにループ形状に構成することができる。これにより、回転リングがループ形状に繋がっているから取り扱いが容易になる。また、第１および第２接合片は、リング本体の中心から外方、上方や下方などへ延設することができる。
【００１１】
また、固定手段としては、第１および第２接合片を固定する手段であればよく、例えば、超音波溶着、熱溶着、接着剤などによる接合手段や爪などにより接合片に跨って連結する機械的な係合手段であってもよい。さらに、固定手段を係合手段で構成した場合には、回転リングと一体に形成するほか、別部材で構成してもよい。
【００１２】
さらに、連結部材は、回転リングに一体に形成するほか、係合手段に連結した構成であってもよい。
【００１３】
上記第１および第２接合片は、上記リング本体を縮径したときに互いに一致するように配置された連結孔をそれぞれ備え、固定手段は、上記両連結孔を貫通して上記リング本体を縮径した状態で上記第１および第２接合片を連結する連結係合部を備える構成をとってもよい。この連結係合部は、連結部材の先端に一体に形成するか、第１または第２接合片と一体に形成するほか、別部材として構成してもよい。
【００１４】
【発明の他の態様】
また、本発明の他の態様として、テザー機構の第１および第２接合片を接合することによりリング本体をリング装着部に装着する取付方法に適用することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
【００１６】
（１）キャップ装置の概略構成
図１は本発明の第１実施例にかかるキャップ装置を搭載した自動車の後部を示す斜視図、図２は給油蓋１２を開いた状態を示す斜視図である。図１に示す車体パネル１０の後部には、給油用の凹部１１が形成され、凹部１１の開口を給油蓋１２で覆っている。給油蓋１２は、ヒンジ１３を介して開閉可能に取り付けられている。また、上記凹部１１の底壁１１ａには、燃料タンク（図示省略）に接続されるフィラーパイプ１６の給油口１６ａが配置されている。給油口１６ａは、燃料キャップ２０で開閉可能に封止される。
【００１７】
（２）燃料キャップ２０の構成
図３はフィラーパイプ１６に装着した燃料キャップ２０の一部を示す断面図である。燃料キャップ２０は、フィラーパイプ１６に装着されるケーシング２１と、ケーシング２１の上部のフランジ２１ｂに装着される蓋体２２と、ケーシング２１の上部に装着されるガスケットＧＳとを備えている。上記ケーシング２１の外周には、係合突起２１ａが形成されている。係合突起２１ａは、フィラーパイプ１６の係合突条１６ｂに係合される。よって、燃料キャップ２０を給油口１６ａに装着して２〜３回回転することにより、ケーシング２１がガスケットＧＳをフィラーパイプ１６の内壁に対して押圧して、この内壁と燃料キャップ２０との間がシールされる。上記蓋体２２は、指で挟んで回転操作するための操作部２３ａを有する上壁２３と、上壁２３の外周から筒状に形成された側壁２４とによりカップ状に形成されている。
【００１８】
（３）テザー機構３０の構成
蓋体２２には、テザー機構３０が装着されている。図４は燃料キャップ２０を示す斜視図、図５はテザー機構３０を示す平面図である。上記テザー機構３０は、蓋体２２の外周に沿った溝により形成されたリング装着部２５（図３参照）と、リング装着部２５に回転可能に装着された回転リング３２と、回転リング３２と一体に連結された連結部材３６を備えている。
【００１９】
図６は燃料キャップ２０に装着される前の回転リング３２を示す斜視図である。回転リング３２は、無端リングであり、つまり一部を分離した円弧形状のリング本体３２ａと、リング本体３２ａの分離した端部３２ｂ，３２ｃから該リング本体３２ａの中心から外方へそれぞれ延設された第１および第２接合片３３ａ，３３ｂとを備え、これらをポリウレタン（ＰＵＲ）、熱可塑性エラストマー（ＴＰＥＥ）などの軟質材料により一体形成されている。第１および第２接合片３３ａ，３３ｂは、ほぼＶ字形状であり、その端部が連結されることにより、回転リング３２は、ループ形状、つまり無端リング形状に構成されている。第１および第２接合片３３ａ，３３ｂには、固定手段を構成する突起３４ａおよび溶着凹所３４ｂがそれぞれ形成されている。これらは、後述するように、超音波溶着により接合されるように形成されている。
【００２０】
図７に示すように、リング本体３２ａは、リング装着部２５の外径Ｄ１より僅かに大きい内径ｄ１で回転自在にリング装着部２５に支持され、上記内径ｄ１より大きい内径ｄ２から内径ｄ１まで弾性変形により縮径可能に形成されている。
【００２１】
連結部材３６は、紐形状の連結部材本体３６ａと、この連結部材本体３６ａの両端にそれぞれ形成された第１支持端３７および第２支持端３８とを備えている。第１支持端３７は、第１および第２接合片３３ａ，３３ｂの接合部に連結されている。また、連結部材３６の他端である第２支持端３８は、支持突起３８ａを有する円板形状の部材である。図２に示すように、支持突起３８ａは、給油蓋１２の裏面側に形成された固定部１２ａに圧入されることにより固定部１２ａに回動可能に支持されている。よって、図１に示す燃料キャップ２０は、給油蓋１２を開けてフィラーパイプ１６から外されたときに、固定部１２ａに固定された連結部材３６を介して吊るされる。
【００２２】
（４）テザー機構３０の取付作業
テザー機構３０を取り付けるには、図７に示すように、回転リング３２を蓋体２２の外周に配置する。この状態にて、第１および第２接合片３３ａ，３３ｂのＶ字形を狭めるように力を加えて、図８に示すように、突起３４ａを溶着凹所３４ｂに合わせるとともに、支持板ＳＰと超音波ホーンＵＳとの間で挟持し、超音波溶着する。これにより、突起３４ａが溶着凹所３４ｂに超音波溶着されることにより第１および第２接合片３３ａ，３３ｂが一体化するとともに、リング本体３２ａが縮径してリング装着部２５に入り込んで回転自在に装着される（図５の状態）。
【００２３】
（５）燃料キャップ２０の開閉動作
次に、燃料キャップ２０の開閉動作について説明する。図１に示す燃料キャップ２０を外した状態から、燃料キャップ２０をフィラーパイプ１６の給油口１６ａに挿入し、２〜３回転することにより給油口１６ａを閉じる。このとき、図３に示す回転リング３２が蓋体２２に対して回転自在にあり、また、連結部材３６が給油蓋１２や燃料キャップ２０から大きな力を受けておらず、軟質の樹脂などから形成されて、可撓性を有するから、燃料キャップ２０は、その開閉動作に支障がない。このとき、連結部材３６は、凹部１１内で曲げられて、収納される。
【００２４】
次に、燃料キャップ２０を外す動作について説明する。給油蓋１２を開けると、連結部材３６が給油蓋１２の開き動作に伴って伸ばされる。連結部材３６は伸ばされたときに、その張力に応じて回転リング３２を回転させる。給油蓋１２は、連結部材３６を介して燃料キャップ２０に連結されているが、連結部材３６から開閉に支障を生じるような大きな力を受けず、開閉動作をスムーズに行なわせることができる。そして、燃料キャップ２０を手から離すと、燃料キャップ２０の蓋体２２を車両の外板に向けて、車体パネル１０から離れた位置で垂れ下がって、この状態にて、給油を行うことができる。つまり、給油時に燃料キャップ２０を車体パネル１０から離れた位置に配置することができるので、給油ガンと干渉することもなく、ケーシング２１に付着した燃料が車体パネル１０を汚すこともない。
【００２５】
（６）実施例の作用・効果
また、上記実施の形態によれば、さらに以下の作用効果を奏する。
【００２６】
（６）−１回転リング３２は、リング本体３２ａをリング装着部２５の外周に配置して、第１および第２接合片３３ａ，３３ｂを接合すれば、縮径して燃料キャップ２０のリング装着部２５に装着することができる。この構成によれば、従来の技術で説明したような回転リングをキャップに止めるための抜止部材が不要になり、コストダウンを実現できる。
【００２７】
（６）−２従来の技術で説明したような、回転リング３２は、弾性的に大きな伸びを必要とする材料でなくてよいから、材料選択の自由度も拡がる。
【００２８】
（６）−３回転リング３２は、第１および第２接合片３３ａ，３３ｂを接合するだけでよいから回転リング３２を装着する作業も簡単である。
【００２９】
Ｂ．第２実施例
図９は第２実施例にかかるテザー機構３０Ｂの要部を示す斜視図である。第２実施例は、第１および第２接合片３３Ｂａ，３３Ｂｂを接合するための固定手段の構成に特徴を有している。すなわち、固定手段は、回転リング３２Ｂと別体の係合部材３４Ｂを備えている。係合部材３４Ｂは、断面コ字形の係合本体３４Ｂａと、係合本体３４Ｂａの両先端にそれぞれ形成された係合爪３４Ｂｂ，３４Ｂｃとを有している。また、係合部材３４Ｂの上部には、連結部材３６Ｂの第１支持端３７Ｂが固定されている。また、第１および第２接合片３３Ｂａ，３３Ｂｂの両側壁には、ガイド凹所３３Ｂｃ，３３Ｂｄがそれぞれ形成されている。
【００３０】
上記回転リング３２Ｂを燃料キャップに装着するには、第１および第２接合片３３ａ，３３ｂを合わせるように力を加え、その後、係合部材３４Ｂを第１および第２接合片３３Ｂａ，３３Ｂｂに跨るように押し入れる。これにより、係合部材３４Ｂは、係合爪３４Ｂｂ，３４Ｂｃが第１および第２接合片３３Ｂａ，３３Ｂｂの下端に係合するとともに、ガイド凹所３３Ｂｃ，３３Ｂｄに位置決めされる。この状態にて、係合部材３４Ｂにより第１および第２接合片３３Ｂａ，３３Ｂｂが接合されるとともに、回転リング３２Ｂが燃料キャップに装着される。
【００３１】
また、係合部材３４Ｂが第１および第２接合片３３Ｂａ，３３Ｂｂに係合している状態から離脱する荷重をＬＤ１に、連結部材３６Ｂが破断する荷重をＬＤ２とした場合において、ＬＤ１＜ＬＤ２とすれば、連結部材３６Ｂに大きな力が加わったときに、係合部材３４Ｂが第１および第２接合片３３Ｂａ，３３Ｂｂから離脱するから、連結部材３６Ｂが破断することがない。
【００３２】
なお、図１０に示すように係合部材３４Ｂは、回転リング３２Ｂに、連結紐３４Ｂｄで連結するように構成することにより部品点数を減らし、取り扱いを容易にすることができる。
【００３３】
Ｃ．第３実施例
図１１は第３実施例にかかる回転リング３２Ｃを説明する説明図である。第３実施例は、回転リング３２Ｃを拡径することで燃料キャップに装着する構成に特徴を有している。すなわち、回転リング３２Ｃは、リング装着部２５Ｃの外径Ｄ１より僅かに大きい内径ｄ１に形成され、第１および第２接合片３３Ｃａ，３３ＣｂをＶ字形に広げることにより内径ｄ２まで拡径するように構成されている。回転リング３２Ｃをリング装着部２５Ｃに装着するには、回転リング３２Ｃを拡径した後に、拡径した力を除くことにより弾性力で第１および第２接合片３３Ｃａ，３３Ｃｂが接合される。この場合において、第１および第２接合片３３Ｃａ，３３Ｃｂを固定する補助的な手段として、上述したように超音波溶着などの溶着手段や係合部材などの各種の手段を加えてもよい。
【００３４】
Ｄ．第４実施例
図１２は第４実施例にかかるテザー機構３０Ｄの要部を示す斜視図である。第４実施例は、リング本体を分離し、その端部を第１および第２接合片で接合できるようにした構成に特徴を有している。すなわち、リング本体３２Ｄａは、円弧形状で一部が分離されており、両端部３２Ｄｂ，３２Ｄｃには、第１および第２接合片３３Ｄａ，３３Ｄｂがそれぞれ延設されている。第１および第２接合片３３Ｄａ，３３Ｄｂは、リング本体３２Ｄａの中心軸と同じ方向、つまり上方に延設されている。また、第１および第２接合片３３Ｄａ，３３Ｄｂの接合面には、位置決めまたは仮止め用の突起３３Ｄｅおよび凹所３３Ｄｆが形成されている。
【００３５】
回転リング３２Ｄを燃料キャップに取り付ける前には、突起３３Ｄｅと凹所３３Ｄｆとを係合させて仮止めすることにより、図１３に示すように回転リング３２Ｄをリング形状にし、テザー機構の取り扱いを容易にしている。そして、回転リング３２Ｄを燃料キャップに装着する場合には、第１および第２接合片３３Ｄａ，３３Ｄｂの接合を外して、リング本体３２Ｄａを拡径した後に、図示しない係合部材（図９参照）を、ガイド凹所３３Ｄｃ，３３Ｄｄに係合することにより、第１および第２接合片３３Ｄａ，３３Ｄｂを接合する。このように、リング本体３２Ｄａは、分離して構成したり、第１および第２接合片３３Ｄａ，３３Ｄｂは、上方に突設させる構成としたり、下方に突設させるなどの各種の構成をとることができる。
【００３６】
Ｅ．第５実施例
図１４は第５実施例にかかるテザー機構３０Ｅの要部を示す斜視図、図１５はテザー機構３０Ｅの平面図である。第５実施例は、一部を分離した有端のリング本体３２Ｅａの端部３２Ｅｂ，３２Ｅｃを第１および第２接合片３３Ｅａ，３３Ｅｂで合わせる構成および、連結部材３６Ｅの第１支持端３７Ｅ（連結係合部）により第１および第２接合片３３Ｅａ，３３Ｅｂを接合するようにした構成に特徴を有している。すなわち、リング本体３２Ｅａは、円弧形状で一部が分離されており、両端部３２Ｅｂ，３２Ｅｃに第１および第２接合片３３Ｅａ，３３Ｅｂがそれぞれ延設されている。第１および第２接合片３３Ｅａ，３３Ｅｂは、リング本体３２Ｅａの中心軸から径方向外方に延設されている。また、第１および第２接合片３３Ｅａ，３３Ｅｂには、連結孔３３Ｅｃ，３３Ｅｄが形成されている。一方の連結孔３３Ｅｄには、ガイド孔３３Ｅｅを介して係合孔３３Ｅｆが形成されている。また、第１接合片３３Ｅａの下面には、係合突部３３Ｅｇが突設され、その先端に偏心した係合板３３Ｅｈが形成されている。一方、連結部材３６Ｅの先端の第１支持端３７Ｅは、上記連結孔３３Ｅｃ，３３Ｅｄに圧入係合するものであり、先端係止部３７Ｅａと、係止部３７Ｅｂと、この先端係止部３７Ｅａと係止部３７Ｅｂとの間を連結する連結部３７Ｅｃを備えている。
【００３７】
回転リング３２Ｅを燃料キャップに取り付けるには、リング本体３２Ｅａを拡径してケーシングに外装した状態にて、リング本体３２Ｅａを径方向に変形させて係合板３３Ｅｈを連結孔３３Ｅｄに挿入し、さらにガイド孔３３Ｅｅを通じて係合孔３３Ｅｆに圧入する。図１６の燃料キャップのテザー機構３０Ｅを取り付けた付近を示す断面図で示すように、第１および第２接合片３３Ｅａ，３３Ｅｂが係合板３３Ｅｈにより連結一体化される。続いて、連結部材３６Ｅの第１支持端３７Ｅを連結孔３３Ｅｃ，３３Ｅｄに圧入する。第１および第２接合片３３Ｅａ，３３Ｅｂは、第１支持端３７Ｅの先端係止部３７Ｅａと係止部３７Ｅｂとの間で挟持されることにより連結される。
【００３８】
Ｆ．第６実施例
図１７は第６実施例にかかるテザー機構３０Ｆの要部を示す斜視図である。第６実施例は、第５実施例の変形例であり、連結部材３６Ｆの第１支持端３７Ｆ（連結係合部）だけで第１および第２接合片３３Ｆａ，３３Ｆｂを接合できるようにした構成に特徴を有している。すなわち、リング本体３２Ｆａの第１および第２接合片３３Ｆａ，３３Ｆｂには、連結孔３３Ｆｃ，３３Ｆｄが形成されている。回転リング３２Ｆを燃料キャップに取り付けるには、リング本体３２Ｆａを拡径してケーシングに外装した状態にて、第１および第２接合片３３Ｆａ，３３Ｆｂを合わせて、連結部材３６Ｆの第１支持端３７Ｆを連結孔３３Ｆｃ，３３Ｆｄに圧入する。第１および第２接合片３３Ｆａ，３３Ｆｂは、第１支持端３７Ｆの先端係止部３７Ｆａと係止部３７Ｆｂとの間で挟持されることにより連結される。
【００３９】
Ｇ．第７実施例
図１８は第７実施例にかかるテザー機構３０Ｇの要部を示す斜視図、図１９はテザー機構３０Ｇの要部の平面図である。第７実施例は、連結部材３６Ｇの第１支持端３７Ｇ（連結係合部）を周方向から第１および第２接合片３３Ｇａ，３３Ｇｂに圧入することで接合するようにした構成に特徴を有している。すなわち、リング本体３２Ｇａの第１および第２接合片３３Ｇａ，３３Ｇｂには、連結孔３３Ｇｃ，３３Ｇｄがリング本体３２Ｇａの接線方向に向けて形成されている。第１および第２接合片３３Ｇａ，３３Ｇｂは、Ｖ字形になるように一体に形成され、Ｖ字形を狭めるように弾性変形することにより回転リング３２Ｇが縮径するように構成されている。
【００４０】
回転リング３２Ｇを燃料キャップに取り付けるには、リング本体３２Ｇａをケーシングに外装した状態にて、図２０に示すように第１および第２接合片３３Ｇａ，３３ＧｂのＶ字形を狭めるように縮径し、その状態にて、連結部材３６Ｇの第１支持端３７Ｇを連結孔３３Ｇｃ，３３Ｇｄに圧入する。第１および第２接合片３３Ｇａ，３３Ｇｂは、第１支持端３７Ｇの先端係止部３７Ｇａと係止部３７Ｇｂとの間で挟持されることにより連結される。
【００４１】
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【００４２】
（１）上記実施例における固定手段として、第１および第２接合片を超音波溶着により接合した例について説明したが、熱溶着、接着剤により接合する手段であってもよい。
【００４３】
（２）上記実施例では、連結部材の第２支持端を給油蓋に取り付ける構成について説明したが、これに限らず、給油口の周辺の車体側部材（取付部材）、例えば凹部の底壁などであって、燃料キャップの開閉操作などに支障のない部材であれば特に限定されない。
【００４４】
（３）上記実施の形態では、燃料キャップについて説明したが、これに限らず、キャップであればその種類は特に限定されず、例えば、自動車のラジエータのキャップなどにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例にかかるキャップ装置を搭載した自動車の後部を示す斜視図である。
【図２】給油蓋１２を開いた状態を示す斜視図である。
【図３】フィラーパイプ１６に装着した燃料キャップ２０の一部を示す断面図である。
【図４】燃料キャップ２０を示す斜視図である。
【図５】テザー機構３０を示す平面図である。
【図６】回転リング３２を示す斜視図である。
【図７】回転リング３２の作用を説明する説明図である。
【図８】回転リングの接合作業を説明する説明図である。
【図９】第２の実施例にかかるテザー機構３０Ｂの要部を示す斜視図である。
【図１０】第２の実施例の変形例を示す斜視図である。
【図１１】第３実施例にかかる回転リング３２Ｃを説明する説明図である。
【図１２】第４実施例にかかるテザー機構３０Ｄの要部を示す斜視図である。
【図１３】回転リングを接合した状態を説明する説明図である。
【図１４】第５実施例にかかるテザー機構３０Ｅの要部を示す斜視図である。
【図１５】テザー機構の平面図である。
【図１６】燃料キャップのテザー機構を取り付けた付近を示す断面図である。
【図１７】第６実施例にかかるテザー機構３０Ｆの要部を示す斜視図である。
【図１８】第７実施例にかかるテザー機構３０Ｇの要部を示す斜視図である。
【図１９】テザー機構の要部の平面図である。
【図２０】テザー機構を接合している状態を示す断面図である。
【符号の説明】
１０．．．車体パネル
１１．．．凹部
１１ａ．．．底壁
１２．．．給油蓋
１２ａ．．．固定部
１３．．．ヒンジ
１６．．．フィラーパイプ
１６ａ．．．給油口
１６ｂ．．．係合突条
２０．．．燃料キャップ
２１．．．ケーシング
２１ａ．．．係合突起
２１ｂ．．．フランジ
２２．．．蓋体
２３．．．上壁
２３ａ．．．操作部
２４．．．側壁
２５．．．リング装着部
２５Ｃ．．．リング装着部
３０．．．テザー機構
３０Ｂ．．．テザー機構
３０Ｄ．．．テザー機構
３０Ｅ．．．テザー機構
３０Ｆ．．．テザー機構
３０Ｇ．．．テザー機構
３２ｂ，３２ｃ．．．端部
３２Ｄｂ，３２Ｄｃ．．．端部
３２Ｅｂ，３２Ｅｃ．．．端部
３２．．．回転リング
３２Ｂ．．．回転リング
３２Ｃ．．．回転リング
３２Ｄ．．．回転リング
３２Ｅ．．．回転リング
３２Ｆ．．．回転リング
３２Ｇ．．．回転リング
３２ａ．．．リング本体
３２Ｄａ．．．リング本体
３２Ｅａ．．．リング本体
３２Ｆａ．．．リング本体
３２Ｇａ．．．リング本体
３３ａ，３３ｂ．．．第１および第２接合片
３３Ｂａ，３３Ｂｂ．．．第１および第２接合片
３３Ｃａ，３３Ｃｂ．．．第１および第２接合片
３３Ｄａ，３３Ｄｂ．．．第１および第２接合片
３３Ｅａ，３３Ｅｂ．．．第１および第２接合片
３３Ｆａ，３３Ｆｂ．．．第１および第２接合片
３３Ｇａ，３３Ｇｂ．．．第１および第２接合片
３３Ｂｃ，３３Ｂｄ．．．ガイド凹所
３３Ｄｃ，３３Ｄｄ．．．ガイド凹所
３３Ｅｃ，３３Ｅｄ．．．連結孔
３３Ｆｃ，３３Ｆｄ．．．連結孔
３３Ｇｃ，３３Ｇｄ．．．連結孔
３３Ｄｅ．．．突起
３３Ｅｅ．．．ガイド孔
３３Ｄｆ．．．凹所
３３Ｅｆ．．．係合孔
３３Ｅｇ．．．係合突部
３３Ｅｈ．．．係合板
３４ａ．．．突起
３４ｂ．．．溶着凹所
３４Ｂａ．．．係合本体
３４Ｂ．．．係合部材
３４Ｂｂ，３４Ｂｃ．．．係合爪
３４Ｂｄ．．．連結紐
３６．．．連結部材
３６Ｂ．．．連結部材
３６Ｅ．．．連結部材
３６Ｆ．．．連結部材
３６Ｇ．．．連結部材
３６ａ．．．連結部材本体
３７．．．第１支持端
３７Ｂ．．．第１支持端
３７Ｅ．．．第１支持端
３７Ｆ．．．第１支持端
３７Ｇ．．．第１支持端
３７Ｅａ．．．先端係止部
３７Ｅｂ．．．係止部
３７Ｅｃ．．．連結部
３７Ｆａ．．．先端係止部
３７Ｆｂ．．．係止部
３７Ｇａ．．．先端係止部
３７Ｇｂ．．．係止部
３８．．．第２支持端
３８ａ．．．支持突起
ＧＳ．．．ガスケット
ＳＰ．．．支持板
ＵＳ．．．超音波ホーン[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a cap device in which one end of a long connecting member is connected to a cap.
[0002]
[Prior art and its problems]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a fuel tank of an automobile, in order to prevent the fuel cap from being lost at the time of refueling, there is a configuration in which the fuel cap is connected to the vicinity of a filler port of the fuel tank by a long connecting member such as a tether. As a fuel cap having such a tether, a technique disclosed in Patent Document 1 is known. That is, a rotating ring integral with the tether is rotatably mounted in a groove formed on the outer periphery of the lid of the fuel cap, and the rotating ring is fixed by the retainer so that the rotating ring does not fall off the outer peripheral portion of the lid. It is installed as follows. However, in the related art, it has been considered to eliminate the retainer for attaching the rotating ring and reduce the number of parts.
[0003]
As a technique for solving the above problem, for example, a technique disclosed in Patent Document 2 is known. In this technique, a rotating ring is formed from an elastic member having a large elongation, and the rotating ring is deformed in a groove on the outer periphery of a cap to expand the diameter of the cap, thereby mounting the cap. However, the technique of Patent Document 2 has a problem that the work of deforming the rotating ring is not only troublesome but also requires a material having excellent elasticity and flexibility, so that the degree of freedom in material selection is low. there were.
[Patent Document 1]
German Patent Application Publication No. 19820544 [Patent Document 2]
Japanese Utility Model Laid-Open No. 3-24922 [0004]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems of the prior art, and to provide a cap device with a tether having a reduced number of parts and a high degree of freedom in material selection.
[0005]
[Means for Solving the Problems and Their Functions and Effects]
The present invention has been made to solve the above problems,
In a cap device having a tether mechanism for connecting a cap for opening and closing the tank opening to a member around the tank opening,
The tether mechanism is
A ring mounting portion formed along the outer periphery of the cap and having an outer diameter D1;
A rotating ring rotatably mounted on the ring mounting portion,
A connecting member having one end connected to the rotating ring and the other end connectable to a mounting member near the tank opening;
With
The rotating ring is
A part of the arc is separated and is rotatably supported by the ring mounting portion with an inner diameter d1 larger than the outer diameter D1. The diameter can be reduced by elastic deformation from the inner diameter d2 larger than the inner diameter d1 to the inner diameter d1. A formed ring body,
First and second joining pieces extending outward from the center of the ring body at opposite ends of the ring body,
Fixing means for fixing the first and second joining pieces so as to be joined, thereby reducing the diameter of the ring main body from the inner diameter d2 to the inner diameter d1 and rotatably supporting the ring main body on the ring mounting portion;
It is characterized by having.
[0006]
In the cap device according to the present invention, when the cap is removed from the tank opening, the cap is supported around the tank opening via the connecting member, so that the cap can be prevented from being lost or forgotten to be closed. One end of the connection member is connected and fixed to a rotation ring rotatably mounted on a ring mounting portion on the outer periphery of the cap, and the rotation ring and the cap rotate relatively when a rotation operation is performed when removing the cap. I do. Therefore, even if the cap is connected and fixed to the connecting member, there is no problem in opening and closing the cap.
[0007]
In addition, if the rotating main body is arranged on the outer periphery of the ring mounting portion and the first and second bonding pieces are bonded by fixing means, the rotating ring is reduced in diameter and mounted on the ring mounting portion of the cap. be able to. According to this configuration, a retaining member for retaining the rotating ring to the cap as described in the related art is not required, and the cost can be reduced.
[0008]
Furthermore, since the rotating ring as described in the related art does not need to be made of a material that allows elastically large elongation, the degree of freedom in selecting a material is increased.
[0009]
In addition, since it is only necessary to join the first and second joining pieces to the rotating ring, the operation of mounting the rotating ring is also simple.
[0010]
Here, as a preferred embodiment of the rotating ring, the first and second joining pieces are connected in a V-shape to form a loop shape together with the ring main body. This facilitates handling because the rotating ring is connected to the loop shape. Further, the first and second joining pieces can extend outward, upward, downward, and the like from the center of the ring main body.
[0011]
The fixing means may be any means for fixing the first and second joint pieces. For example, ultrasonic welding, heat welding, a joining means using an adhesive or the like, and a machine which is connected across the joint pieces by claws or the like. It may be a suitable engagement means. Further, when the fixing means is constituted by the engaging means, the fixing means may be formed integrally with the rotating ring or may be constituted by another member.
[0012]
Further, the connecting member may be formed integrally with the rotating ring or may be connected to the engaging means.
[0013]
The first and second joining pieces each have a connection hole arranged so as to coincide with each other when the diameter of the ring main body is reduced, and the fixing means penetrates the both connection holes to reduce the ring main body. A configuration may be provided that includes a connection engagement portion that connects the first and second joining pieces in a state where the diameter is increased. The connection engaging portion may be formed integrally with the distal end of the connection member, may be formed integrally with the first or second joining piece, or may be formed as a separate member.
[0014]
Other aspects of the invention
Further, as another aspect of the present invention, the present invention can be applied to a mounting method of mounting the ring main body to the ring mounting portion by bonding the first and second bonding pieces of the tether mechanism.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described below to further clarify the configuration and operation of the present invention described above.
[0016]
(1) Schematic Configuration of Cap Device FIG. 1 is a perspective view showing a rear portion of an automobile equipped with a cap device according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a perspective view showing a state in which a refueling lid 12 is opened. At the rear of the vehicle body panel 10 shown in FIG. 1, a refueling recess 11 is formed, and the opening of the recess 11 is covered with a refueling lid 12. The refueling lid 12 is attached via a hinge 13 so as to be openable and closable. A fuel supply port 16a of a filler pipe 16 connected to a fuel tank (not shown) is disposed on a bottom wall 11a of the concave portion 11. The fuel supply port 16a is closed by a fuel cap 20 so as to be openable and closable.
[0017]
(2) Configuration of Fuel Cap 20 FIG. 3 is a sectional view showing a part of the fuel cap 20 mounted on the filler pipe 16. The fuel cap 20 includes a casing 21 mounted on the filler pipe 16, a lid 22 mounted on a flange 21b on the upper part of the casing 21, and a gasket GS mounted on the upper part of the casing 21. An engagement protrusion 21a is formed on the outer periphery of the casing 21. The engagement protrusion 21a is engaged with the engagement protrusion 16b of the filler pipe 16. Therefore, the casing 21 presses the gasket GS against the inner wall of the filler pipe 16 by attaching the fuel cap 20 to the filler port 16a and rotating it two or three times, so that the space between the inner wall and the fuel cap 20 is increased. Sealed. The lid 22 is formed in a cup shape by an upper wall 23 having an operation portion 23 a for being rotated by being sandwiched between fingers, and a side wall 24 formed in a cylindrical shape from the outer periphery of the upper wall 23.
[0018]
(3) Tether Mechanism 30 The tether mechanism 30 is mounted on the lid 22. FIG. 4 is a perspective view showing the fuel cap 20, and FIG. 5 is a plan view showing the tether mechanism 30. The tether mechanism 30 includes a ring mounting portion 25 (see FIG. 3) formed by a groove along the outer periphery of the lid 22, a rotating ring 32 rotatably mounted on the ring mounting portion 25, and a rotating ring 32. It has a connecting member 36 connected integrally.
[0019]
FIG. 6 is a perspective view showing the rotating ring 32 before being attached to the fuel cap 20. The rotating ring 32 is an endless ring, that is, an arc-shaped ring main body 32a partly separated, and extends from the separated ends 32b and 32c of the ring main body 32a outward from the center of the ring main body 32a. And first and second joining pieces 33a and 33b, which are integrally formed of a soft material such as polyurethane (PUR) or thermoplastic elastomer (TPEE). The first and second joining pieces 33a and 33b are substantially V-shaped, and the ends thereof are connected to form the rotating ring 32 into a loop shape, that is, an endless ring shape. The first and second joining pieces 33a and 33b are formed with a projection 34a and a welding recess 34b, respectively, which constitute the fixing means. These are formed so as to be joined by ultrasonic welding as described later.
[0020]
As shown in FIG. 7, the ring main body 32a is rotatably supported by the ring mounting portion 25 with an inner diameter d1 slightly larger than the outer diameter D1 of the ring mounting portion 25, and is elastic from the inner diameter d2 larger than the inner diameter d1 to the inner diameter d1. It is formed so that the diameter can be reduced by deformation.
[0021]
The connecting member 36 includes a string-shaped connecting member body 36a, and first and second support ends 37 and 38 formed at both ends of the connecting member body 36a. The first support end 37 is connected to a joint between the first and second joint pieces 33a and 33b. The second support end 38, which is the other end of the connecting member 36, is a disk-shaped member having a support protrusion 38a. As shown in FIG. 2, the support protrusion 38 a is rotatably supported by the fixed portion 12 a by being press-fitted into the fixed portion 12 a formed on the back surface side of the refueling lid 12. Therefore, when the fuel cap 20 shown in FIG. 1 is opened and removed from the filler pipe 16, the fuel cap 20 is hung via the connecting member 36 fixed to the fixing portion 12a.
[0022]
(4) Attachment work of tether mechanism 30 To attach the tether mechanism 30, the rotating ring 32 is arranged on the outer periphery of the lid 22, as shown in FIG. In this state, a force is applied so as to narrow the V-shape of the first and second joining pieces 33a, 33b, so that the projection 34a is aligned with the welding recess 34b as shown in FIG. It is sandwiched between ultrasonic horns US and ultrasonically welded. As a result, the projection 34a is ultrasonically welded to the welding recess 34b, so that the first and second joining pieces 33a and 33b are integrated, and the ring main body 32a is reduced in diameter and enters the ring mounting portion 25 to rotate. It is freely mounted (the state of FIG. 5).
[0023]
(5) Opening / closing operation of fuel cap 20 Next, an opening / closing operation of the fuel cap 20 will be described. From the state where the fuel cap 20 shown in FIG. 1 is removed, the fuel cap 20 is inserted into the filler port 16a of the filler pipe 16, and the filler port 16a is closed by rotating a few times. At this time, the rotating ring 32 shown in FIG. 3 is rotatable with respect to the lid 22, and the connecting member 36 does not receive a large force from the fuel filler lid 12 or the fuel cap 20 and is formed of a soft resin or the like. In addition, since the fuel cap 20 has flexibility, there is no problem in opening and closing the fuel cap 20. At this time, the connecting member 36 is bent and stored in the recess 11.
[0024]
Next, an operation of removing the fuel cap 20 will be described. When the fuel filler lid 12 is opened, the connecting member 36 is extended with the opening operation of the fuel filler lid 12. When the connecting member 36 is extended, the rotating ring 32 is rotated according to the tension. Although the fuel filler lid 12 is connected to the fuel cap 20 via the connecting member 36, the opening and closing operation can be smoothly performed without receiving a large force from the connecting member 36 that would hinder opening and closing. Then, when the fuel cap 20 is separated from the hand, the lid 22 of the fuel cap 20 hangs down at a position away from the vehicle body panel 10 toward the outer plate of the vehicle, and refueling can be performed in this state. That is, since the fuel cap 20 can be arranged at a position away from the vehicle body panel 10 at the time of refueling, the fuel cap 20 does not interfere with the refueling gun and the fuel attached to the casing 21 does not stain the vehicle body panel 10.
[0025]
(6) Operation / Effect of the Example According to the above embodiment, the following operation / effect can be further obtained.
[0026]
(6) -1 If the ring main body 32a is arranged on the outer periphery of the ring mounting portion 25 and the first and second bonding pieces 33a and 33b are bonded, the diameter of the rotating ring 32 is reduced, and the rotating cap 32 is mounted on the fuel cap 20. It can be attached to the part 25. According to this configuration, a retaining member for retaining the rotating ring to the cap as described in the related art is not required, and the cost can be reduced.
[0027]
(6) -2 As described in the related art, the rotating ring 32 does not need to be made of a material that requires elastically large elongation, so that the degree of freedom in selecting a material is increased.
[0028]
(6) -3 Since the rotating ring 32 only needs to join the first and second joining pieces 33a and 33b, the work of mounting the rotating ring 32 is also simple.
[0029]
B. Second Embodiment FIG. 9 is a perspective view showing a main part of a tether mechanism 30B according to a second embodiment. The second embodiment is characterized by the structure of the fixing means for joining the first and second joining pieces 33Ba, 33Bb. That is, the fixing means includes the engagement member 34B separate from the rotating ring 32B. The engaging member 34B has an engaging body 34Ba having a U-shaped cross section, and engaging claws 34Bb, 34Bc formed at both ends of the engaging body 34Ba. Further, a first support end 37B of the connecting member 36B is fixed to an upper portion of the engaging member 34B. Guide recesses 33Bc and 33Bd are formed on both side walls of the first and second joining pieces 33Ba and 33Bb, respectively.
[0030]
In order to mount the rotating ring 32B on the fuel cap, a force is applied so that the first and second joining pieces 33a and 33b are brought into contact with each other, and then the engaging member 34B straddles the first and second joining pieces 33Ba and 33Bb. Push it in. As a result, the engaging claw 34Bb, 34Bc of the engaging member 34B is engaged with the lower ends of the first and second joining pieces 33Ba, 33Bb, and is positioned at the guide recesses 33Bc, 33Bd. In this state, the first and second joining pieces 33Ba and 33Bb are joined by the engaging member 34B, and the rotating ring 32B is attached to the fuel cap.
[0031]
Further, when the load that separates from the state in which the engaging member 34B is engaged with the first and second joining pieces 33Ba and 33Bb is LD1, and the load at which the connecting member 36B breaks is LD2, LD1 <LD2. Then, when a large force is applied to the connecting member 36B, the engaging member 34B separates from the first and second joining pieces 33Ba and 33Bb, so that the connecting member 36B does not break.
[0032]
In addition, as shown in FIG. 10, the engagement member 34B is configured to be connected to the rotating ring 32B by the connection string 34Bd, so that the number of components can be reduced and the handling can be facilitated.
[0033]
C. Third Embodiment FIG. 11 is an explanatory diagram illustrating a rotary ring 32C according to a third embodiment. The third embodiment is characterized in that the diameter of the rotary ring 32C is enlarged to be attached to the fuel cap. That is, the rotating ring 32C is formed to have an inner diameter d1 slightly larger than the outer diameter D1 of the ring mounting portion 25C, and expands the first and second joining pieces 33Ca and 33Cb to the inner diameter d2 by expanding them into a V-shape. It is configured. In order to attach the rotating ring 32C to the ring attaching portion 25C, after expanding the rotating ring 32C, the first and second joining pieces 33Ca and 33Cb are joined by elastic force by removing the enlarged force. In this case, as an auxiliary means for fixing the first and second joining pieces 33Ca, 33Cb, various means such as welding means such as ultrasonic welding and an engaging member as described above may be added.
[0034]
D. Fourth Embodiment FIG. 12 is a perspective view showing a main part of a tether mechanism 30D according to a fourth embodiment. The fourth embodiment is characterized in that the ring main body is separated and its end can be joined by the first and second joining pieces. That is, the ring main body 32Da is partly separated in an arc shape, and the first and second joining pieces 33Da, 33Db are extended from both ends 32Db, 32Dc, respectively. The first and second joining pieces 33Da, 33Db extend in the same direction as the central axis of the ring main body 32Da, that is, extend upward. Further, a projection 33De for positioning or temporary fixing and a recess 33Df are formed on the joining surface of the first and second joining pieces 33Da, 33Db.
[0035]
Before attaching the rotating ring 32D to the fuel cap, the projection 33De and the recess 33Df are engaged and temporarily fixed to form the rotating ring 32D in a ring shape as shown in FIG. I have to. When the rotating ring 32D is attached to the fuel cap, the first and second joining pieces 33Da, 33Db are disconnected from each other, the ring body 32Da is expanded, and then an engaging member (not shown) (see FIG. 9). Is engaged with the guide recesses 33Dc and 33Dd, thereby joining the first and second joining pieces 33Da and 33Db. As described above, the ring main body 32Da may be configured separately, and the first and second joining pieces 33Da and 33Db may be configured to project upward or to project downward. Can be.
[0036]
E. FIG. Fifth Embodiment FIG. 14 is a perspective view showing a main part of a tether mechanism 30E according to a fifth embodiment, and FIG. 15 is a plan view of the tether mechanism 30E. In the fifth embodiment, the ends 32Eb, 32Ec of the ring body 32Ea having a part separated are joined by the first and second joining pieces 33Ea, 33Eb, and the first support end 37E (connection) of the connection member 36E. The first and second joining pieces 33Ea and 33Eb are joined by an engaging portion). That is, the ring main body 32Ea is partly separated in an arc shape, and the first and second joining pieces 33Ea, 33Eb are respectively extended from both ends 32Eb, 32Ec. The first and second joining pieces 33Ea, 33Eb extend radially outward from the center axis of the ring main body 32Ea. In addition, connecting holes 33Ec and 33Ed are formed in the first and second joining pieces 33Ea and 33Eb. An engagement hole 33Ef is formed in one connection hole 33Ed via a guide hole 33Ee. An engagement projection 33Eg is provided on the lower surface of the first joining piece 33Ea, and an eccentric engagement plate 33Eh is formed at the tip thereof. On the other hand, the first support end 37E at the distal end of the connecting member 36E is press-fitted into the connection holes 33Ec and 33Ed, and is engaged with the distal end locking portion 37Ea, the locking portion 37Eb, and the distal locking portion 37Ea. A connecting portion 37Ec is provided for connecting with the locking portion 37Eb.
[0037]
To attach the rotating ring 32E to the fuel cap, the ring body 32Ea is radially deformed in a state where the ring body 32Ea is expanded and the casing is externally inserted, and the engagement plate 33Eh is inserted into the connection hole 33Ed, and further, the guide is provided. It is press-fitted into the engagement hole 33Ef through the hole 33Ee. As shown in a cross-sectional view showing the vicinity of the tether mechanism 30E of the fuel cap shown in FIG. 16, the first and second joint pieces 33Ea and 33Eb are connected and integrated by an engagement plate 33Eh. Subsequently, the first support end 37E of the connecting member 36E is pressed into the connecting holes 33Ec and 33Ed. The first and second joining pieces 33Ea, 33Eb are connected by being clamped between the distal end locking portion 37Ea of the first support end 37E and the locking portion 37Eb.
[0038]
F. Sixth Embodiment FIG. 17 is a perspective view showing a main part of a tether mechanism 30F according to a sixth embodiment. The sixth embodiment is a modification of the fifth embodiment, in which the first and second joint pieces 33Fa and 33Fb can be joined only by the first support end 37F (connection engagement portion) of the connection member 36F. It has features. That is, the connection holes 33Fc and 33Fd are formed in the first and second joining pieces 33Fa and 33Fb of the ring main body 32Fa. In order to attach the rotating ring 32F to the fuel cap, the first and second joining pieces 33Fa and 33Fb are joined together with the ring main body 32Fa expanded in diameter and externally attached to the casing, and the first supporting end 37F of the connecting member 36F is joined. Into the connection holes 33Fc and 33Fd. The first and second joint pieces 33Fa and 33Fb are connected by being sandwiched between the distal end locking portion 37Fa of the first support end 37F and the locking portion 37Fb.
[0039]
G. FIG. Seventh Embodiment FIG. 18 is a perspective view showing a main part of a tether mechanism 30G according to a seventh embodiment, and FIG. 19 is a plan view of a main part of the tether mechanism 30G. The seventh embodiment is characterized in that the first support end 37G (connection engagement portion) of the connection member 36G is joined by press-fitting the first and second joining pieces 33Ga and 33Gb from the circumferential direction. are doing. That is, the connection holes 33Gc and 33Gd are formed in the first and second joining pieces 33Ga and 33Gb of the ring main body 32Ga in the tangential direction of the ring main body 32Ga. The first and second joining pieces 33Ga and 33Gb are integrally formed so as to form a V-shape, and are configured such that the rotating ring 32G is reduced in diameter by being elastically deformed so as to narrow the V-shape.
[0040]
In order to attach the rotating ring 32G to the fuel cap, with the ring main body 32Ga being covered with the casing, the diameter is reduced so as to narrow the V-shape of the first and second joining pieces 33Ga and 33Gb as shown in FIG. In this state, the first support end 37G of the connecting member 36G is pressed into the connecting holes 33Gc and 33Gd. The first and second joining pieces 33Ga and 33Gb are connected by being sandwiched between the distal end locking portion 37Ga of the first support end 37G and the locking portion 37Gb.
[0041]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be implemented in various modes without departing from the gist of the present invention. For example, the following modifications are possible.
[0042]
(1) As an example of the fixing means in the above-described embodiment, an example in which the first and second joining pieces are joined by ultrasonic welding has been described, but means for joining with heat welding or an adhesive may be used.
[0043]
(2) In the above-described embodiment, the configuration in which the second support end of the connecting member is attached to the fuel filler lid has been described. However, the present invention is not limited to this. The member is not particularly limited as long as the member does not hinder the opening / closing operation of the fuel cap.
[0044]
(3) In the above embodiment, the fuel cap has been described. However, the present invention is not limited to this. The type of the cap is not particularly limited as long as it is a cap. For example, the present invention can be applied to a radiator cap of an automobile.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a rear portion of an automobile equipped with a cap device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which a fuel supply lid 12 is opened.
FIG. 3 is a sectional view showing a part of a fuel cap 20 mounted on a filler pipe 16;
FIG. 4 is a perspective view showing a fuel cap 20.
FIG. 5 is a plan view showing the tether mechanism 30.
FIG. 6 is a perspective view showing a rotating ring 32.
FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining the operation of the rotating ring 32.
FIG. 8 is an explanatory diagram illustrating a joining operation of the rotating ring.
FIG. 9 is a perspective view showing a main part of a tether mechanism 30B according to a second embodiment.
FIG. 10 is a perspective view showing a modification of the second embodiment.
FIG. 11 is an explanatory diagram illustrating a rotating ring 32C according to a third embodiment.
FIG. 12 is a perspective view showing a main part of a tether mechanism 30D according to a fourth embodiment.
FIG. 13 is an explanatory diagram illustrating a state in which rotating rings are joined.
FIG. 14 is a perspective view showing a main part of a tether mechanism 30E according to a fifth embodiment.
FIG. 15 is a plan view of the tether mechanism.
FIG. 16 is a sectional view showing the vicinity of the fuel cap where a tether mechanism is attached.
FIG. 17 is a perspective view showing a main part of a tether mechanism 30F according to a sixth embodiment.
FIG. 18 is a perspective view showing a main part of a tether mechanism 30G according to a seventh embodiment.
FIG. 19 is a plan view of a main part of the tether mechanism.
FIG. 20 is a sectional view showing a state where the tether mechanism is joined.
[Explanation of symbols]
10. . . Body panel 11. . . Recesses 11a. . . Bottom wall 12. . . Refueling lid 12a. . . Fixing part 13. . . Hinge 16. . . Filler pipe 16a. . . Refueling port 16b. . . Engagement ridge 20. . . Fuel cap 21. . . Casing 21a. . . Engagement projection 21b. . . Flange 22. . . Lid 23. . . Upper wall 23a. . . Operation unit 24. . . Side wall 25. . . Ring mounting portion 25C. . . Ring mounting part 30. . . Tether mechanism 30B. . . Tether mechanism 30D. . . Tether mechanism 30E. . . Tether mechanism 30F. . . Tether mechanism 30G. . . Tether mechanisms 32b, 32c. . . The ends 32Db, 32Dc. . . Ends 32Eb, 32Ec. . . End 32. . . Rotating ring 32B. . . Rotating ring 32C. . . Rotating ring 32D. . . Rotating ring 32E. . . Rotating ring 32F. . . Rotating ring 32G. . . Rotating ring 32a. . . Ring body 32Da. . . Ring body 32Ea. . . Ring body 32Fa. . . Ring body 32Ga. . . The ring bodies 33a, 33b. . . The first and second joining pieces 33Ba, 33Bb. . . The first and second joining pieces 33Ca, 33Cb. . . The first and second joining pieces 33Da, 33Db. . . The first and second joining pieces 33Ea, 33Eb. . . The first and second joining pieces 33Fa, 33Fb. . . The first and second joining pieces 33Ga, 33Gb. . . The first and second joining pieces 33Bc, 33Bd. . . Guide recesses 33Dc, 33Dd. . . Guide recesses 33Ec, 33Ed. . . Connection holes 33Fc, 33Fd. . . Connection holes 33Gc, 33Gd. . . Connection hole 33De. . . Projection 33Ee. . . Guide hole 33Df. . . Recess 33Ef. . . Engagement hole 33Eg. . . Engagement projection 33Eh. . . Engagement plates 34a. . . Projection 34b. . . Welding recess 34Ba. . . The engagement body 34B. . . The engagement members 34Bb, 34Bc. . . Engagement claw 34Bd. . . Connecting string 36. . . Connecting member 36B. . . Connecting member 36E. . . Connecting member 36F. . . Connection member 36G. . . Connecting members 36a. . . Connecting member body 37. . . The first support end 37B. . . The first support end 37E. . . The first support end 37F. . . First support end 37G. . . The first support end 37Ea. . . 37Eb. . . Locking portion 37Ec. . . Connection part 37Fa. . . Tip locking portion 37Fb. . . The locking portion 37Ga. . . 37Gb. . . Locking portion 38. . . Second support end 38a. . . The support protrusion GS. . . Gasket SP. . . Support plate US. . . Ultrasonic horn

Claims

タンク開口を開閉するキャップを上記タンク開口の周辺の部材に連結するためのテザー機構を備えたキャップ装置において、
上記テザー機構は、
上記キャップの外周に沿って形成され外径Ｄ１を有するリング装着部と、
上記リング装着部に回転可能に装着された回転リングと、
上記回転リングに一端が連結され、他端が上記タンク開口の付近の取付部材に連結可能である連結部材と、
を備え、
上記回転リングは、
その一部を分離した円弧形状であり、上記外径Ｄ１より大きい内径ｄ１で回転自在に上記リング装着部に支持され、上記内径ｄ１より大きい内径ｄ２から上記内径ｄ１まで弾性変形により縮径可能に形成されたリング本体と、
上記リング本体の分離した両端に、それぞれ延設された第１および第２接合片と、
上記第１および第２接合片を接合するように固定することで、上記リング本体を上記内径ｄ２から上記内径ｄ１まで縮径して上記リング装着部に回転自在に支持する固定手段と、
を備えたことを特徴とするキャップ装置。In a cap device having a tether mechanism for connecting a cap for opening and closing the tank opening to a member around the tank opening,
The tether mechanism is
A ring mounting portion formed along the outer periphery of the cap and having an outer diameter D1;
A rotating ring rotatably mounted on the ring mounting portion,
A connecting member having one end connected to the rotating ring and the other end connectable to a mounting member near the tank opening;
With
The rotating ring is
A part of the arc is separated and is rotatably supported by the ring mounting portion with an inner diameter d1 larger than the outer diameter D1. The diameter can be reduced by elastic deformation from the inner diameter d2 larger than the inner diameter d1 to the inner diameter d1. A formed ring body,
First and second joining pieces respectively extended at both ends of the ring main body,
Fixing means for fixing the first and second joining pieces so as to be joined, thereby reducing the diameter of the ring main body from the inner diameter d2 to the inner diameter d1 and rotatably supporting the ring main body on the ring mounting portion;
A cap device comprising:

請求項１に記載のキャップ装置において、
上記回転リングは、上記第１および第２接合片をＶ字形に連結することで上記リング本体とともにループ形状に構成されているキャップ装置。The cap device according to claim 1,
The cap device wherein the rotating ring is configured in a loop shape together with the ring main body by connecting the first and second joining pieces in a V-shape.

請求項１または請求項２に記載のキャップ装置において、
上記固定手段は、熱または超音波により溶着された溶着部であるキャップ装置。In the cap device according to claim 1 or 2,
The cap device, wherein the fixing means is a welded portion welded by heat or ultrasonic waves.

請求項１または請求項２に記載のキャップ装置において、
上記固定手段は、上記第１および第２の接合片に跨って連結固定する係合部材であるキャップ装置。In the cap device according to claim 1 or 2,
The cap device, wherein the fixing means is an engaging member that is connected and fixed across the first and second joining pieces.

請求項４のキャップ装置において、
上記第１および第２接合片は、上記リング本体を縮径したときに互いに一致するように配置された連結孔をそれぞれ備え、
上記固定手段は、上記両連結孔を貫通して、上記リング本体を縮径した状態で上記第１および第２接合片を連結する連結係合部を備えたキャップ装置。The cap device according to claim 4,
The first and second joining pieces each include a connection hole arranged so as to coincide with each other when the diameter of the ring body is reduced,
A cap device comprising: a connection engaging portion that penetrates both the connection holes and connects the first and second joining pieces in a state where the diameter of the ring main body is reduced.

請求項５に記載のキャップ装置において、
上記連結係合部は、上記連結部材の一端に形成されているキャップ装置。The cap device according to claim 5,
The cap device wherein the connection engagement portion is formed at one end of the connection member.

タンク開口を開閉するキャップを上記タンク開口の周辺の部材に連結するためのテザー機構を備えたキャップ装置において、
上記テザー機構は、
上記キャップの外周に沿って形成され外径Ｄ１を有するリング装着部と、
上記リング装着部に回転可能に装着された回転リングと、
上記回転リングに一端が連結され、他端がタンク開口の付近の取付部材に連結可能である連結部材と、
を備え、
上記回転リングは、
その一部を分離した円弧形状であり、上記外径Ｄ１より大きい内径ｄ１で回転自在に上記リング装着部に支持され、上記内径ｄ１より大きい内径ｄ２まで弾性変形により拡径可能に形成されたリング本体と、
上記リング本体の分離した両端に、それぞれ延設され互いに接合される第１および第２接合片と、
を備え、
上記リング本体は、上記内径ｄ２まで外力を加えて拡径して上記リング装着部の外周に配置した状態から、該拡径している外力を除いて上記内径ｄ１まで縮径されることにより上記第１および第２接合片が互いに接合されて上記リング装着部に装着されるように構成したことを特徴とするキャップ装置。In a cap device having a tether mechanism for connecting a cap for opening and closing the tank opening to a member around the tank opening,
The tether mechanism is
A ring mounting portion formed along the outer periphery of the cap and having an outer diameter D1;
A rotating ring rotatably mounted on the ring mounting portion,
A connecting member having one end connected to the rotating ring and the other end connectable to a mounting member near the tank opening;
With
The rotating ring is
A ring having a partially arcuate shape, rotatably supported by the ring mounting portion at an inner diameter d1 larger than the outer diameter D1, and formed to be expandable by elastic deformation to an inner diameter d2 larger than the inner diameter d1. Body and
First and second joining pieces that are respectively extended and joined to each other at separated ends of the ring body;
With
The ring main body is expanded by applying an external force to the inner diameter d2 to expand the diameter, and is reduced to the inner diameter d1 by removing the expanding external force from the state arranged on the outer periphery of the ring mounting portion. A cap device wherein the first and second joining pieces are joined together and attached to the ring attaching portion.