JP2004345426A - 燃料電池車用空調装置 - Google Patents

燃料電池車用空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004345426A
JP2004345426A JP2003142598A JP2003142598A JP2004345426A JP 2004345426 A JP2004345426 A JP 2004345426A JP 2003142598 A JP2003142598 A JP 2003142598A JP 2003142598 A JP2003142598 A JP 2003142598A JP 2004345426 A JP2004345426 A JP 2004345426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
air
heat
cooling water
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003142598A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Yoshii
桂一 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003142598A priority Critical patent/JP2004345426A/ja
Publication of JP2004345426A publication Critical patent/JP2004345426A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00357Air-conditioning arrangements specially adapted for particular vehicles
    • B60H1/00385Air-conditioning arrangements specially adapted for particular vehicles for vehicles having an electrical drive, e.g. hybrid or fuel cell
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00878Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
    • B60H1/00899Controlling the flow of liquid in a heat pump system
    • B60H1/00921Controlling the flow of liquid in a heat pump system where the flow direction of the refrigerant does not change and there is an extra subcondenser, e.g. in an air duct
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/02Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant
    • B60H1/14Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant otherwise than from cooling liquid of the plant, e.g. heat from the grease oil, the brakes, the transmission unit
    • B60H1/143Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant otherwise than from cooling liquid of the plant, e.g. heat from the grease oil, the brakes, the transmission unit the heat being derived from cooling an electric component, e.g. electric motors, electric circuits, fuel cells or batteries
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H2001/3286Constructional features
    • B60H2001/3298Ejector-type refrigerant circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】高圧水素の膨張時に生じる低温を空調装置に利用させることで、水素供給部材の不具合の発生防止および空調装置の省動力化が可能な燃料電池車用空調装置を実現する。
【解決手段】高圧水素を用いて発電する燃料電池装置10と、冷凍サイクルSから構成され、車室内の空気を空調する空調装置30とを備える燃料電池車用空調装置において、燃料電池装置10には、高圧水素を減圧する際に発生する低温の水素と冷却水とを熱交換する第1熱交換手段19が設けられ、空調装置30は、第1熱交換手段19により熱交換することで得られる低温の冷却水と車室内の空気とを熱交換する冷却器21と、冷凍サイクルSに構成され、減圧された冷媒と車室内の空気とを熱交換する蒸発器31とが設けられた。これにより、水素供給部材の不具合の発生防止および空調装置の省動力化ができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧水素を用いて発電する燃料電池装置と車室内の空気を空調する空調装置とを備える燃料電池車用空調装置に関するものであり、特に、高圧水素が減圧する際に発生する低温度の水素の利用に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、水素と酸素との電気化学反応により化学エネルギーから電気エネルギーに変換して発電するこの種の燃料電池装置においては、一般的に高圧タンクに収容された高圧水素を減圧して燃料電池本体に供給するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、70MPa程度の高圧タンク内の水素を0.3MPa程度まで減圧させると、水素が断熱膨張するため周囲から熱を吸熱し、約100℃程度、周囲の温度を低下させる。このため、水素を燃料電池本体に供給する水素供給経路に配設される水素配管、開閉弁、燃料電池本体内の電極板、電解質膜などの水素供給部材が冷却されて、結露や凍結による機能不良などの不具合が発生する問題がある。
【0004】
特に、開閉弁では凍結すると弁の開閉ができなくなる。また、燃料電池本体では、イオン交換膜である電解質膜の温度が0℃以下となると電解質膜中の水分が凍結して発電できなくなる問題がある。なお、この種の燃料電池装置では、燃料電池本体内の電解質膜の温度が80℃程度であれば発電効率が最良であり、それ以下の温度であると発電効率が低下すると知られている。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上記点を鑑みたものであり、高圧水素の膨張時に生じる低温を空調装置に利用させることで、水素供給部材の不具合の発生防止および空調装置の省動力化が可能な燃料電池車用空調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記、目的を達成するために、請求項1ないし請求項6に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、高圧水素を用いて発電する燃料電池装置(10)と、冷凍サイクル(S)から構成され、車室内の空気を空調する空調装置(30)とを備える燃料電池車用空調装置において、
燃料電池装置(10)には、高圧水素を減圧する際に発生する低温の水素と冷却水とを熱交換する第1熱交換手段(19)が設けられ、空調装置(30)は、第1熱交換手段(19)により熱交換することで得られる低温の冷却水が、冷凍サイクル(S)と組み合わせて車室内の空気を空調する際の冷却源として利用されるように構成したことを特徴としている。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、第1熱交換手段(19)により高圧水素を減圧する際に発生する低温の水素と冷却水とを熱交換することにより、低温の水素を温めることで、水素を供給する水素供給回路(13)に配設される図示しない水素供給部材の結露、凍結による機能不良などの不具合の発生防止が図れる。
【0008】
また、高圧水素の減圧によって発生する低温の水素と冷却水とを熱交換して車室内の空気を空調する際の冷却源として利用するように構成したことにより、冷凍サイクル(S)から構成される空調装置(30)の省動力化が図れる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、空調装置(30)は、第1熱交換手段(19)により熱交換することで得られる低温の冷却水と車室内の空気とを熱交換する冷却器(21)と、冷凍サイクル(S)に構成され、減圧された冷媒と車室内の空気とを熱交換する冷却手段(31)とが設けられたことを特徴としている。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、具体的には、低温度の水素と熱交換することで得られる冷却水と車室内の空気とを熱交換する冷却器(21)と減圧された冷媒と車室内の空気とを熱交換する冷却手段(31)とが設けられたことにより、冷却器(21)と冷却手段(31)とを組み合わせることで、冷却手段(31)が構成される冷凍サイクル(S)側の空調動力が低減できるため空調装置(30)の省動力化が図れる。
【0011】
請求項3に記載の発明では、空調装置(30)は、第1熱交換手段(19)により熱交換することで得られる低温の冷却水と冷凍サイクル(S)の高圧冷媒とが熱交換されるように構成したことを特徴としている。請求項3に記載の発明によれば、冷凍サイクル(S)に構成される凝縮器(42)の放熱量が軽減されるため凝縮器(42)の小型化が図れる。しかも、凝縮器(42)の空気側条件が同一であれば、冷媒側の圧力および温度が低下することで空調動力の低減が図れる。
【0012】
また、上述のように冷凍サイクル(S)側の凝縮器(42)の放熱量が低減するため、凝縮器(42)と一体に配設された燃料電池装置(10)を冷却するためのラジエータ(15)の入口空気温度が低下する。これにより、ラジエータ(15)の放熱に余裕が生ずるのでラジエータ(15)を小型にできる。
【0013】
請求項4に記載の発明では、燃料電池装置(10)は、冷却水と外気とを熱交換するラジエータ(15)を有し、その冷却水を流通させて燃料電池本体(11)を冷却する燃料電池冷却水回路(12)と、減圧された水素と冷却水とを熱交換する第2熱交換手段(16)とが設けられるとともに、空調装置(30)は、燃料電池冷却水回路(12)に接続され、冷却水と車室内の空気とを熱交換する加熱手段(34)が設けられることを特徴としている。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、燃料電池冷却水回路(12)と、第2熱交換手段(16)とが設けられることにより、燃料電池本体(11)に供給される水素が所定の温度に加熱される。これにより、燃料電池本体(11)に構成される電解質膜近傍の温度が凍結温度にならないため凍結による機能不良が防止できる。また、減圧された水素が上記所定温度に加熱されることで発電効率の低下を招くこともない。
【0015】
請求項5に記載の発明では、第2熱交換手段(16)および加熱手段(34)が互いに並列に配置した上で、ラジエータ(15)に対して直列に配設され、かつそれぞれに流通する冷却水の流量が制御されるように構成したことを特徴としている。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、第2熱交換手段(16)および加熱手段(34)に流通する冷却水の流量が制御されるように構成したことにより、燃料電池本体(11)に構成される電解質膜近傍の温度を、例えば約80℃程度の所定温度に容易に加熱することができるため燃料電池装置(10)の発電効率が最良の状態を維持することができる。
【0017】
請求項6に記載の発明では、作動により発熱する発熱補機(11a)と、この発熱補機(11a)に冷却水を流通させて発熱補機(11a)を冷却する発熱補機冷却水回路(12c)とが設けられるとともに、燃料電池装置(10)は、減圧された水素と冷却水とを熱交換する第3熱交換手段(16a)が設けられることを特徴としている。
【0018】
請求項6に記載の発明によれば、車両には、燃料電池本体(11)の他に、例えば、電動モータ、電動ポンプ、インバータなど作動により発熱する発熱補機(11a)があり、これらの発熱分を回収する発熱補機冷却水回路(12c)と、第3熱交換手段(16a)とが設けられることにより、減圧された水素を加熱することができるとともに、発熱補機(11a)の冷却が容易にできる。
【0019】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を適用した第1実施形態の燃料電池車用空調装置を図1に基づいて説明する。図1は、燃料電池車用空調装置の全体構成を示す模式図であり、高圧水素を用いて発電する燃料電池装置10と、冷凍サイクルSから構成され車室内の空気を空調する空調装置30とから構成されている。
【0021】
まず、燃料電池装置10は、燃料電池本体11、この燃料電池本体11を冷却する燃料電池冷却水回路12、燃料電池本体11に水素を供給する水素供給回路13、および燃料電池本体11に酸素を供給する酸素供給回路(図示せず)等から構成されている。
【0022】
燃料電池本体11は、図示しないが水素や酸素を供給する二つのセパレータと、二つの電極(燃料極、空気極)と、電解質膜(イオン交換膜)とから構成され、水素と酸素を供給することにより、水素と酸素との電気化学反応により化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する発電システムである。
【0023】
燃料電池冷却水回路12は、発電により発熱する燃料電池本体11を冷却する冷却回路であり、水にエチレングリコールを添加した冷却水を燃料電池本体11に循環させている。また、燃料電池冷却水回路12は、冷却水を循環させる循環ポンプ14、その冷却水を冷却するラジエータ15、および減圧された水素と冷却水とを熱交換する第2熱交換手段16から構成されている。
【0024】
なお、ラジエータ15は外気と冷却水とを熱交換するものであり、ラジエータ15の後方に設けられた送風機15aによりラジエータ15の放熱効果が高められてラジエータ15内の冷却水の冷却が促進される。第2熱交換手段16は、減圧された水素を燃料電池冷却水回路12内に循環する冷却水の温度に加熱する熱交換器であり、本実施形態では、後述する水素供給回路13の流れ方向と対向するように配設され、かつ後述する加熱手段であるヒータコア34と直列に配設されている。
【0025】
水素供給回路13には、高圧水素を収容する水素タンク17、高圧水素を減圧する減圧器18、減圧された水素と冷却水とが熱交換する第1熱交換手段19、および上述した第2熱交換手段16から構成されている。第1熱交換手段19は、水素タンク17内の高圧水素が減圧器18により減圧する際に発生する低温の水素と冷却水とを熱交換するための熱交換器であり、水にエチレングリコールを添加した冷却水を第1熱交換手段19に循環させて、その冷却水と低温の水素とを熱交換するようにしている。
【0026】
20は、第1熱交換手段19により熱交換することで得られる低温の冷却水を後述する冷却手段である蒸発器31と組み合わせて車室内の空気を空調する際の冷却源として利用するための冷却水回路であり、第1熱交換手段19、冷却器21、および冷却水を循環させる循環ポンプ22から構成されている。なお、第1熱交換手段19は、第2熱交換手段16と同じように、水素供給回路13の流れ方向と対向するように配設されている。また、冷却器21は冷却水回路20を循環する冷却水と車室内の空気とを熱交換して車室内の空気を冷却するための熱交換器であり、後述する空調装置30に配設されている。
【0027】
次に、本実施形態の空調装置30は、冷媒を用いた冷凍サイクルSからなる空調システムであり、冷凍サイクルSに構成される冷媒を蒸発する冷却手段である蒸発器31と上記冷却器21とを組み合わせて車室内の空気を空調するように構成している。
【0028】
本実施形態の空調装置30は、車室内へ送風空気を導く空調ケース32、この空調ケース32内に空気を導入して車室内へ送る送風手段である送風機33、空調ケース32内に配設された蒸発器31を含む冷凍サイクルS、空調ケース32内で蒸発器31の空気流れ下流側に配設された加熱手段であるヒータコア34、および空調ケース32内で蒸発器31の空気流れ上流側に配設された上記冷却器21を備えたものである。
【0029】
空調ケース32は、その上流端に内気導入口35および外気導入口36が設けられ、各導入口35、36は、選択された内外気モードに応じて作動する内外気切替ドア37によって開閉される。そして、空調ケース32の下流端には、車室内に開口する各吹出口(車室内のフロントガラスに向かって開口するデフロスタ吹出口、乗員の足元に開口するフット吹出口、乗員の上半身に向かって開口するフェイス吹出口など)に送風空気を導くための図示しない分岐ダクトがそれぞれ接続されている。また、各分岐ダクト(図示せず)の上流側開口部には、選択された吹出口モードに応じて各分岐ダクを開閉する吹出口開閉手段(図示せず)が設けられている。
【0030】
次に、冷凍サイクルSは、図示しない電動モータにより駆動される圧縮機である電動圧縮機41、電動圧縮機41で圧縮された高温高圧の冷媒を送風機15aの送風を受けて凝縮液化する凝縮器42、この凝縮器42より導かれた冷媒を一時蓄えて液冷媒のみを流すレシーバ43、レシーバ43より導かれた冷媒を減圧膨脹する膨脹弁44、この膨脹弁44で減圧された冷媒を送風機33の送風を受けて蒸発させる蒸発器31より構成され、それぞれ冷媒配管45によって環状に接続されている。
【0031】
電動圧縮機41は、冷媒の吸入、圧縮、吐出を行なうもので、例えば、電動モータ(図示せず)と一体的に密封ケース内に配設されている。凝縮器42は、上述したラジエータ15の空気流れ上流側に配設され、送風機15aにより外気と冷媒とが熱交換されるように構成されている。
【0032】
次に、ヒータコア34は、温水配管12aを介して燃料電池本体11の燃料電池冷却水回路12と接続されており、燃料電池本体11を冷却して加熱された冷却水を熱源として、ヒータコア34を通過する空気を加熱する。このヒータコア34を通過する空気量は切替ドア38によって調節される。なお、本実施形態では、第2熱交換手段16の下流側にヒータコア34を配設したが、これに限らず、第2熱交換手段16の上流側にヒータコア34を配設しても良い。
【0033】
また、図示しないが冷却器21および蒸発器31の空気流れ下流側には、冷却器21および蒸発器31を通過した空気の温度を検出する温度センサが設けられ、図示しない制御装置に温度情報を入力するように構成している。なお、上記の内外気切替ドア37、吹出口開閉手段(図示せず)、切替ドア38は、それぞれ各アクチュエータ(図示せず)によって操作され、その各アクチュエータ(図示せず)は、それぞれ各駆動回路(図示せず)を介して、図示しない制御装置からの制御信号に基づいて制御される。
【0034】
また、制御装置(図示せず)には、操作パネル(図示せず)で選択された選択信号が入力されるとともに、上記温度センサ(図示せず)のほかに各センサ(車室内の温度を検出する内気温センサ、車室外の温度を検出する外気温センサ、車室内に差し込む日射量を検出する日射センサ、燃料電池冷却水の温度を検出する水温センサなど)からの検出信号が入力インターフェイスを介して入力される。
【0035】
次に、以上の構成による燃料電池車用空調装置の作動について説明する。本実施形態の空調装置30では、燃料電池本体11に供給する水素の圧力や消費量によって作動が異なる。つまり、水素タンク17の内圧が高く、かつ消費量が多いときには、減圧器18により断熱膨張する際の温度低下が著しいため、第1熱交換手段19による熱交換量が大である。逆に、水素タンク17の内圧が低く、かつ消費量が少ないときには、減圧器18により断熱膨張する際の温度低下が僅かとなるため、第1熱交換手段19による熱交換量が小である。
【0036】
そこで、本発明では、第1熱交換手段19による熱交換で得られる熱交換量、すなわち、冷却水温度と循環量とが車室内冷房必要量に対して多い場合の第1運転モードと、逆に、熱交換量、すなわち、冷却水温度と循環量とが車室内冷房必要量に対し不足する場合の第2運転モードとを有している。まず、第1運転モードにおいては、冷却水回路20の冷却器21のみで車室内の空気を冷却するものであり、冷却水回路20の循環ポンプ22および送風機33を稼動させて第1熱交換手段19により得られる低温の冷却水を冷却器21に循環させて車室内の空気を冷房する。
【0037】
さらに、燃料電池冷却水回路12の循環ポンプ14および送風機15aを稼動させて、燃料電池本体11により発熱される熱を第2熱交換手段16、ヒータコア34、ラジエータ15の順に循環させて燃料電池本体11を冷却するとともに、第2熱交換手段16により、燃料電池冷却水回路12を循環する冷却水と減圧された水素とが熱交換されて水素が所定温度(例えば、80℃程度)に加熱される。なお、ラジエータ15および送風機15aは燃料電池冷却水回路12を循環する冷却水の水温が所定温度以上となったときに放熱するようにしている。
【0038】
ここで、ヒータコア34は、切替ドア38の開度を制御することで、暖房、もしくは除湿の加熱ができるようになっており、冷房のみのときには、送風機33の送風空気がヒータコア34を迂回するように切替ドア38の開度を制御するものである。次に、第2運転モードにおいては、上述の冷却器21のみによる車室内の空気の冷却に加えて、冷凍サイクルSを稼動させて蒸発器31により送風機33から送風された空気の冷房必要量分だけ冷却するものである。つまり、冷凍サイクルSは冷房必要量に応じて稼動/停止させるようにしている。
【0039】
具体的には、蒸発器31および冷却器21を通過した空気の温度を検出する温度センサ(図示せず)に基づいて冷凍サイクルSを駆動させるようにしている。因みに、冷凍サイクルSおよび循環ポンプ22を稼動させて車室内を冷房もしくは除湿運転を行なって、蒸発器31を通過した温度が次第に下降していく場合には、冷却器21を通過した空気の温度が、例えば、15℃以下のときは冷凍サイクルSを停止させる。すなわち、上述した第1運転モードとなる。
【0040】
また、例えば、冷却器21を通過した空気の温度が3℃以下のときは、冷却器21のフロスト防止のため循環ポンプ22を停止させて冷却水回路20による冷房運転を中断させる。なお、ここで、除湿運転のときは冷却した空気の一部のみヒータコア34を通過させて加熱した空気と、ヒータコア34を迂回した空気と混合させて車室内に吹き出す。
【0041】
一方、車室内を冷房もしくは除湿運転を行なって、蒸発器31を通過した温度が次第に上昇していく場合には、冷却器21を通過した空気の温度が、例えば、5℃未満のときは冷凍サイクルSおよび循環ポンプ22を停止しておくが、冷却器21を通過した空気の温度が5℃以上のときは循環ポンプ22を稼動させる。これにより、冷却器21によって車室内の空気を冷却する。
【0042】
また、このときに、冷却器21もしくは蒸発器31通過した空気の温度が、例えば、20℃以下を維持することができないときには冷凍サイクルSを稼動させる。すなわち、上述した第2運転モードとなる。ここで、除湿運転のときは冷却した空気の一部のみヒータコア34を通過させて加熱した空気と、ヒータコア34を迂回した空気と混合させて車室内に吹き出す。
【0043】
以上の第1実施形態の燃料電池車用空調装置によれば、燃料電池装置10には、高圧水素を減圧する際に発生する低温の水素と冷却水とを熱交換する第1熱交換手段19が設けられ、空調装置30は、第1熱交換手段19により熱交換することで得られる低温の冷却水が冷却器21によって車室内の空気を空調する際の冷却源として利用されることにより、蒸発器31が構成される冷凍サイクルS側の空調動力が低減できるため空調装置30の省動力化が図れる。
【0044】
また、第1熱交換手段19により高圧水素を減圧する際に発生する低温の水素と冷却水とを熱交換することにより、低温の水素を暖めることで、水素を供給する水素供給回路13に配設される図示しない水素供給部材の結露、凍結による機能不良などの不具合の発生防止が図れる。
【0045】
また、燃料電池冷却水回路12と、第2熱交換手段16とが設けられることにより、発電により発熱する燃料電池本体11からの熱により燃料電池本体11に供給する減圧された水素が所定の温度に加熱される。これにより、燃料電池本体11に構成される電解質膜近傍の温度が凍結温度にならないため凍結による機能不良が防止できる。さらに、減圧された水素が所定の温度に加熱されることで、電解質膜近傍の温度を発電効率が最良となる温度を保つため、燃料電池本体11の発電効率の低下を招くこともない。
【0046】
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、燃料電池冷却水回路12において、第2熱交換手段16、ヒータコア34およびラジエータ15を直列に配設させたが、これに限らず、第2熱交換手段16およびヒータコア34を互いに並列に配置した上で、ラジエータ15に対して直列に配設し、それぞれに循環する冷却水の流量を制御するように構成させても良い。
【0047】
具体的には、図2に示すように、第2熱交換手段16およびヒータコア34を互いに並列に配置した上で、ラジエータ15に対して直列に配設するとともに、第2熱交換手段16およびヒータコア34を迂回するバイパス通路12bを設けている。しかも、それぞれの経路には流量調整弁14bが設けられている。これにより、ラジエータ15、第2熱交換手段16およびヒータコア34に循環する冷却水の流量調節が容易に制御することができる。なお、図中に示す符号は、第1実施形態と同じ構成のものは同一符号を付して説明は省略する。
【0048】
以上の構成による燃料電池用空調装置によれば、発電により発熱する燃料電池本体11からの熱を用途に応じて分配が可能となる。従って、燃料電池本体11に構成される電解質膜近傍の温度を、例えば、約80℃程度の所定温度に容易に加熱することができるため燃料電池装置10の発電効率が最良の状態を維持することができる。また、第1実施形態では、ヒータコア34を通過する送風機33からの送風空気を切替ドア38により制御させていたが、ヒータコア34を循環する流量を調節することでも良い。
【0049】
(第3実施形態)
以上の第1、第2実施形態では、第1熱交換手段19により熱交換することで得られる低温の冷却水と車室内の空気と熱交換する冷却器21により車室内の空気を空調する際の冷却源として利用させたが、これに限らず、冷凍サイクルSの高圧冷媒と熱交換させるように構成させても良い。
【0050】
具体的には、図3に示すように、凝縮器42の下流側に第2凝縮器42aを設けたものである。この第2凝縮器42aは、第1熱交換手段19により熱交換することで得られる低温の冷却水と冷凍サイクルS内の高圧冷媒と熱交換するように冷却水回路20により構成したものである。これによれば、冷凍サイクルSに構成される凝縮器42の放熱量が軽減されるため凝縮器42の小型化が図れる。
【0051】
しかも、凝縮器42の空気側条件が同一であれば、冷媒側の圧力および温度が低下することで冷凍サイクルSの空調動力の低減が図れる。従って、空調装置30の省動力化が図れる。また、凝縮器42の放熱量が低減するため、凝縮器42の空気流れの下流側に設けられたラジエータ15の入口空気温度が低下する。これにより、ラジエータ15の放熱に余裕が生ずるのでラジエータ15を小型にできる。
【0052】
なお、本実施形態では、第1実施形態と同じように、燃料電池冷却水回路12において、第2熱交換手段16、ヒータコア34およびラジエータ15を直列に配設させたが、これに限らず、図4に示すように、第2熱交換手段16およびヒータコア34を互いに並列に配置した上で、ラジエータ15に対して直列に配設し、それぞれに循環する冷却水の流量を制御するように構成させても良い。図中に示す符号は、第1、第2実施形態と同じ構成のものは同一符号を付して説明は省略する。
【0053】
(第4実施形態)
本実施形態では、作動により発熱する電動モータ、インバータ、循環ポンプなどの発熱補機11aからの熱を回収して減圧された水素を第2熱交換手段16のように加熱させたものである。具体的には、図5に示すように、水素供給回路13に第3熱交換手段16aを設けるとともに、作動により発熱する発熱補機11aを冷却する発熱補機冷却水回路12cを設けたものである。
【0054】
この発熱補機冷却水回路12cは、発熱補機11aに水にエチレングリコールを添加した冷却水を循環させて冷却する冷却水回路であり、発熱補機11aと冷却水を循環させる循環ポンプ14a、減圧された水素と冷却水とを熱交換する第3熱交換手段16aから構成されている。また、第3熱交換手段16aは、減圧された水素を発熱補機冷却水回路12c内に循環する冷却水の温度に加熱する熱交換器であり、本実施形態では、第2熱交換手段16と同じように水素供給回路13の流れ方向と対向するように配設されている。
【0055】
これにより、燃料電池本体11の他に、車両には、例えば、電動モータ、電動ポンプ、インバータなど作動により発熱する発熱補機11aがあり、これらの発熱分を回収する発熱補機冷却水回路12cと、第3熱交換手段16aとが設けられることにより、減圧された水素を加熱することができるとともに、発熱補機11aの冷却が容易にできる。
【0056】
なお、本実施形態では、減圧され低温になった水素を加熱するために、燃料電池本体11からの熱に加えるように配設したが、燃料電池本体11の代わりにこれらの発熱補機11aからの熱のみでも良い。
【0057】
(他の実施形態)
以上の第1、第2実施形態では、蒸発器31の空気流れの上流側に冷却器21を空調ケース22内に配設したが、これに限らず、図6に示すように、蒸発器31および冷却器21が送風機33の空気流れに対して並列となるように配設しても良い。
【0058】
また、以上の第3実施形態では、凝縮器42の下流側に第2凝縮器42aを設けたが、これに限らず、図7および図8に示すように、凝縮器42の上流側に第2凝縮器42aを設けても良い。これにより、第3実施形態と同様の効果を奏する。
【0059】
また、以上の実施形態では、凝縮器42の下流側にレシーバ43を用いた冷凍サイクルSを構成させたが、レシーバ43の代わりに、電動圧縮機41の上流側にアキュームレータを用いて冷凍サイクルSを構成しても良い。また、膨張弁44の代わりに減圧手段としてエゼクタを用いて冷凍サイクルSを構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における燃料電池車用空調装置の全体構成を示す模式図である。
【図2】本発明の第2実施形態における燃料電池車用空調装置の全体構成を示す模式図である。
【図3】本発明の第3実施形態における燃料電池車用空調装置の全体構成を示す模式図である。
【図4】本発明の第3実施形態における燃料電池車用空調装置の全体構成を示す模式図である。
【図5】本発明の第4実施形態における燃料電池車用空調装置の全体構成を示す模式図である。
【図6】他の実施形態における燃料電池車用空調装置の全体構成を示す模式図である。
【図7】他の実施形態における燃料電池車用空調装置の全体構成を示す模式図である。
【図8】他の実施形態における燃料電池車用空調装置の全体構成を示す模式図である。
【符号の説明】
10…燃料電池装置
11…燃料電池本体
11a…発熱補機
12…燃料電池冷却水回路
12c…発熱補機冷却水回路
15…ラジエータ
16…第2熱交換手段
16a…第3熱交換手段
19…第1熱交換手段
21…冷却器
30…空調装置
31…蒸発器(冷却手段)
34…ヒータコア(加熱手段)
S…冷凍サイクル

Claims (6)

  1. 高圧水素を用いて発電する燃料電池装置(10)と、
    冷凍サイクル(S)から構成され、車室内の空気を空調する空調装置(30)とを備える燃料電池車用空調装置において、
    前記燃料電池装置(10)には、前記高圧水素を減圧する際に発生する低温の水素と冷却水とを熱交換する第1熱交換手段(19)が設けられ、前記空調装置(30)は、前記第1熱交換手段(19)により熱交換することで得られる低温の冷却水が、前記冷凍サイクル(S)と組み合わせて車室内の空気を空調する際の冷却源として利用されるように構成したことを特徴とする燃料電池車用空調装置。
  2. 前記空調装置(30)は、前記第1熱交換手段(19)により熱交換することで得られる低温の冷却水と車室内の空気とを熱交換する冷却器(21)と、前記冷凍サイクル(S)に構成され、減圧された冷媒と車室内の空気とを熱交換する冷却手段(31)とが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池車用空調装置。
  3. 前記空調装置(30)は、前記第1熱交換手段(19)により熱交換することで得られる低温の冷却水と前記冷凍サイクル(S)の高圧冷媒とが熱交換されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池車用空調装置。
  4. 前記燃料電池装置(10)は、冷却水と外気とを熱交換するラジエータ(15)を有し、その冷却水を流通させて燃料電池本体(11)を冷却する燃料電池冷却水回路(12)と、減圧された水素と前記冷却水とを熱交換する第2熱交換手段(16)とが設けられるとともに、前記空調装置(30)は、前記燃料電池冷却水回路(12)に接続され、前記冷却水と車室内の空気とを熱交換する加熱手段(34)が設けられることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の燃料電池車用空調装置。
  5. 前記第2熱交換手段(16)および前記加熱手段(34)が互いに並列に配置した上で、前記ラジエータ(15)に対して直列に配設され、かつそれぞれに流通する前記冷却水の流量が制御されるように構成したことを特徴とする請求項4に記載の燃料電池車用空調装置。
  6. 作動により発熱する発熱補機(11a)と、前記発熱補機(11a)に冷却水を流通させて前記発熱補機(11a)を冷却する発熱補機冷却水回路(12c)とが設けられるとともに、前記燃料電池装置(10)は、減圧された水素と前記冷却水とを熱交換する第3熱交換手段(16a)が設けられることを特徴とする請求項1または請求項4に記載の燃料電池車用空調装置。
JP2003142598A 2003-05-20 2003-05-20 燃料電池車用空調装置 Pending JP2004345426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003142598A JP2004345426A (ja) 2003-05-20 2003-05-20 燃料電池車用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003142598A JP2004345426A (ja) 2003-05-20 2003-05-20 燃料電池車用空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004345426A true JP2004345426A (ja) 2004-12-09

Family

ID=33530641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003142598A Pending JP2004345426A (ja) 2003-05-20 2003-05-20 燃料電池車用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004345426A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006064955A1 (ja) * 2004-12-15 2006-06-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池システム
JP2007273376A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Honda Motor Co Ltd 弁の加熱システム及び弁の加熱装置の制御方法
JP2007280927A (ja) * 2005-12-12 2007-10-25 Toyota Motor Corp 燃料電池の冷却システム
WO2009078181A1 (ja) * 2007-12-18 2009-06-25 Panasonic Corporation コージェネレーションシステム
CN102485516A (zh) * 2010-12-06 2012-06-06 现代自动车株式会社 燃料电池车辆
KR101237212B1 (ko) * 2005-11-07 2013-02-26 한라공조주식회사 연료전지 냉각시스템
KR101242324B1 (ko) 2005-11-07 2013-03-11 한라공조주식회사 연료전지
JP2013536975A (ja) * 2010-08-30 2013-09-26 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 燃料電池システム
KR101437066B1 (ko) 2012-02-24 2014-09-02 한라비스테온공조 주식회사 전기 자동차용 공조 장치
CN110712496A (zh) * 2019-10-21 2020-01-21 上海捷氢科技有限公司 一种燃料电池车辆的热管理***
JP2020123510A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
CN113276627A (zh) * 2021-06-11 2021-08-20 浙江吉利控股集团有限公司 一种车辆的热管理***及车辆

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8142946B2 (en) 2004-12-15 2012-03-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system
WO2006064955A1 (ja) * 2004-12-15 2006-06-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池システム
US8420270B2 (en) 2004-12-15 2013-04-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system
KR101237212B1 (ko) * 2005-11-07 2013-02-26 한라공조주식회사 연료전지 냉각시스템
KR101242324B1 (ko) 2005-11-07 2013-03-11 한라공조주식회사 연료전지
US8642219B2 (en) 2005-12-12 2014-02-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling system and method of a fuel cell
JP2007280927A (ja) * 2005-12-12 2007-10-25 Toyota Motor Corp 燃料電池の冷却システム
US8753782B2 (en) 2005-12-12 2014-06-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling system and method of a fuel cell
JP2007273376A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Honda Motor Co Ltd 弁の加熱システム及び弁の加熱装置の制御方法
WO2009078181A1 (ja) * 2007-12-18 2009-06-25 Panasonic Corporation コージェネレーションシステム
JP5309035B2 (ja) * 2007-12-18 2013-10-09 パナソニック株式会社 コージェネレーションシステム
US9070912B2 (en) 2010-08-30 2015-06-30 Daimler Ag Fuel cell system having an integral turbine/compressor unit
JP2013536975A (ja) * 2010-08-30 2013-09-26 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 燃料電池システム
US8875531B2 (en) 2010-12-06 2014-11-04 Hyundai Motor Company Fuel cell vehicle
CN102485516A (zh) * 2010-12-06 2012-06-06 现代自动车株式会社 燃料电池车辆
CN102485516B (zh) * 2010-12-06 2016-09-07 现代自动车株式会社 燃料电池车辆
KR101437066B1 (ko) 2012-02-24 2014-09-02 한라비스테온공조 주식회사 전기 자동차용 공조 장치
JP2020123510A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
CN110712496A (zh) * 2019-10-21 2020-01-21 上海捷氢科技有限公司 一种燃料电池车辆的热管理***
CN113276627A (zh) * 2021-06-11 2021-08-20 浙江吉利控股集团有限公司 一种车辆的热管理***及车辆
CN113276627B (zh) * 2021-06-11 2022-06-24 浙江吉利控股集团有限公司 一种车辆的热管理***及车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7326074B2 (ja) 車両用ヒートポンプシステム
CN109383219B (zh) 用于车辆的热泵***
CN108016232B (zh) 用于车辆的热泵***
KR101836272B1 (ko) 차량용 히트 펌프 시스템
CN108699943B (zh) 车辆用热管理装置
JP6925288B2 (ja) 車両用空気調和装置
US9180754B2 (en) Heat pump system for vehicle
JP2021037931A (ja) 車両用ヒートポンプシステム
KR101313593B1 (ko) 차량용 히트 펌프 시스템
US11007850B2 (en) Heat pump system for vehicle
KR20180007021A (ko) 차량용 히트 펌프 시스템
CN112848836A (zh) 用于车辆的热泵***
US20080041071A1 (en) Heat pump cycle device
CN112776557A (zh) 用于车辆的***及操作车辆的热泵***的方法
WO2004056594A1 (ja) 空調装置
JP2014037180A (ja) 電動車両用熱管理システム
CN107499087B (zh) 车辆用空调装置
CN112867616A (zh) 车用空调装置
US20160159199A1 (en) Vehicular air conditioning device, and constituent unit thereof
JP2004345426A (ja) 燃料電池車用空調装置
JP2014037179A (ja) 電動車両用熱管理システム
WO2014136446A1 (ja) 車両用空調装置
KR101903143B1 (ko) 자동차용 히트펌프
WO2020184146A1 (ja) 車両用空気調和装置
KR20180114388A (ko) 차량용 공조장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080401