JP2004345292A - 筆記具 - Google Patents

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JP2004345292A
JP2004345292A JP2003147100A JP2003147100A JP2004345292A JP 2004345292 A JP2004345292 A JP 2004345292A JP 2003147100 A JP2003147100 A JP 2003147100A JP 2003147100 A JP2003147100 A JP 2003147100A JP 2004345292 A JP2004345292 A JP 2004345292A
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Japan
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barrel
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JP2003147100A
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Akira Matsukawa
亮 松川
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Sailor Pen Co Ltd
Original Assignee
Sailor Pen Co Ltd
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Abstract

【課題】ユーザーが中綿を交換する際に、ピンセットのような治具を必要とせず、また、手が汚れることが少ない筆記具を提供する。
【解決手段】インキを吸蔵した中綿30が軸筒10内に収容され、軸筒の先端開口に取り付けられたペン体20の尾端部が中綿の先端部に差し込まれ、軸筒の尾端開口に尾栓40が取り付けられた筆記具において、中綿の先端部を軸筒内面の案内リブ14で保持するとともに、中綿の尾端部が尾栓で保持し、尾栓の中綿保持力を、軸筒の案内リブの中綿保持力および中綿とペン体の接触抵抗の和よりも大きくする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸筒内にインキを吸蔵した中綿が内蔵された筆記具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
軸筒内にインキを吸蔵した中綿が軸筒内に収容された筆記具は、合成樹脂製の軸筒の先端開口に取り付けられたペン体の尾端部が中綿の先端部に差し込まれており、中綿に吸蔵されたインキがペン体に供給され、筆記に供される。そして、軸筒の尾端開口には同じく合成樹脂製の尾栓が取り付けられている。
【0003】
ところで最近では、環境や資源保護の観点から廃棄物を減少する必要性が大きく、このために、中綿式の筆記具においても、中綿のインキを使い切ったときに、筆記具を使い捨てにせずに、中綿を新しいものに交換し、軸筒などの部品はそのまま活用して筆記具を長く使用することが多くなった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ユーザーが新しい中綿に交換するときは、インキを使い切った中綿を軸筒から取り出す必要があるが、ペン体の後端部が中綿に差し込まれているので、ピンセットなどの治具を利用して中綿を軸筒から引き抜く必要がある。また、その際に中綿に直接手が触ることがあり、手が汚れる不都合がある。
【0005】
そこで本発明は、ユーザーが中綿を交換する際に、ピンセットのような治具を必要とせず、また、手が汚れることが少ない筆記具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、インキを吸蔵した中綿が軸筒内に収容され、軸筒の先端開口に取り付けられたペン体の尾端部が中綿の先端部に差し込まれ、軸筒の尾端開口に尾栓が取り付けられた筆記具において、中綿の先端部を軸筒内面の案内リブで保持するとともに、中綿の尾端部が尾栓で保持し、尾栓の中綿保持力を、軸筒の案内リブの中綿保持力および中綿とペン体の接触抵抗の和よりも大きくする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を具体的に説明する。図1において、合成樹脂で成形された軸筒10の先端はテーパー部11であり、テーパー部11の中心孔に筒状のペン体保持部15が形成されている。なお、テーパー部11は別部品の先口としてもよい。軸筒10内面の先端に複数本の案内リブ14が形成されており、同じく内面の尾端側に、内ねじ12が形成されている。
【0008】
尾栓40の内周面には複数本の中綿保持リブ45が形成され、外周面には外ねじ41が形成されており、軸筒10の内ねじ12と尾栓40の外ねじ41が螺合することにより尾栓40は軸筒10の尾端開口に取り付けられている。中綿30は、倦縮した極細繊維を引き揃えて棒状に成形されたものであり、水性インキを吸蔵している。この中綿30の前後が軸筒10の案内リブ14および尾栓40の中綿保持リブ45で保持されて軸筒10内に収容されている。ペン体20は、連続気泡を有する合成樹脂からなる棒状体であり、ペン体保持部15に保持されている。そして、ペン体20の尾端部は中綿30に差し込まれている。したがって、中綿30に吸蔵された水性インキはペン体20に供給され、筆記に供される。また、非使用時には、軸筒10にキャップ50が嵌着され、インキがペン体20から蒸発するのを防止している。
【0009】
ここで、中綿30の先端部は案内リブ14に軽く接触する程度で保持されており、尾栓40の中綿保持リブ45による中綿30の保持力は、軸筒10の案内リブ14による中綿30の保持力と中綿30に差し込まれたペン体20の中綿30との摺動抵抗との和よりもずっと大きくなっている。つまり、中綿30は尾栓40により強く保持されている。
【0010】
そして、中綿30のインキを使い切って新しい中綿30に交換する際、ユーザーは尾栓40を左回転させて軸筒10から取り外すが、尾栓40の中綿保持リブ45による中綿30の保持力が軸筒10の案内リブ14による中綿30の保持力と中綿30に差し込まれたペン体20の中綿30との摺動抵抗との和よりも大きいので、図2に示すように、インキを使い切った中綿30は尾栓40に保持されたまま後退する。そして、尾栓40を軸筒10から取り外したときは、図3に示すように、中綿30は尾栓40に保持された状態で軸筒10から取り出すことができ、ピンセットのような治具を必要としない。また、中綿30は尾栓40とともに取り出せるので、中綿30に直接手が触れる可能性が少なく、手を汚すことがほとんどなくなる利点がある。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、インキを吸蔵した中綿が軸筒内に収容され、軸筒の先端開口に取り付けられたペン体の尾端部が中綿の先端部に差し込まれ、軸筒の尾端開口に尾栓が取り付けられた筆記具において、中綿の先端部を軸筒内面の案内リブで保持するとともに、中綿の尾端部が尾栓で保持し、尾栓の中綿保持力を、軸筒の案内リブの中綿保持力および中綿とペン体の接触抵抗の和よりも大きくするので、ユーザーが中綿を交換する際に、ピンセットのような治具を必要とせず、また、手が汚れることが少ない筆記具とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の断面図である。
【図2】中綿を取り出す過程の説明図である。
【図3】中綿を取り出した状態の説明図である。
【符号の説明】
10 軸筒
12 内ねじ
14 案内リブ
20 ペン体
30 中綿
40 尾栓
41 外ねじ
45 中綿保持リブ
50 キャップ

Claims (1)

  1. インキを吸蔵した中綿が軸筒内に収容され、軸筒の先端開口に取り付けられたペン体の尾端部が中綿の先端部に差し込まれ、軸筒の尾端開口に尾栓が取り付けられた筆記具において、
    前記中綿の先端部が軸筒内面の案内リブで保持されるとともに、該中綿の尾端部が尾栓で保持され、尾栓の中綿保持力が、軸筒の案内リブの中綿保持力および中綿とペン体の接触抵抗の和よりも大きいことを特徴とする筆記具。
JP2003147100A 2003-05-26 2003-05-26 筆記具 Pending JP2004345292A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012526675A (ja) * 2009-05-15 2012-11-01 シュタビロ インターナツィオナール ゲーエムベーハー 持ち上げ補助を有する操作用具
JP2014024284A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Pentel Corp 筆記具
JP2015006760A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 ゼブラ株式会社 中綿式筆記具
CN113829778A (zh) * 2021-11-11 2021-12-24 南京鸿庆文具有限公司 一种插拔快拆式防逆流自锁定拨片笔芯

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