JP2004345160A - スポンジローラの製造方法 - Google Patents

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卓郎 杉本
Hiroshi Harashima
寛 原島
Shuichi Yamashita
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Abstract

【課題】加硫金型を用いることなく、加硫缶内の熱媒体を用いて直接、筒状成形体を加硫発泡させるに際し、所期した通りの微細なセル径、セル壁厚さを安定的にもたらすことができ、それらの寸法および各種物性等のばらつきのない、安価にして、全体にわたって十分均質なスポンジゴムローラを確実に製造することができ、しかも、加硫缶内で筒状成形体を支持するためのマンドレル治具を筒状成形体に対して着脱するための工程を短縮もしくは廃止することのできるスポンジゴムローラの製造方法を提供する。
【解決手段】押出機21より連続して押し出された未加硫の筒状成形体BUを、製品スポンジローラRにおける筒状発泡体B部分の長さに相当する長さに裁断したあと、未加硫の筒状成形体BUを筒状のまま温水HW中で加硫発泡させて筒状発泡体Bに形成する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、OA機器用の帯電ローラ、現像ローラ、除電ローラ等として用いることができるスポンジゴムローラの製造方法に関し、製品コストの低減をもたらしてなお、高い製品品質をもたらす技術を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】
微細なセル径を有する低硬度のスポンジゴムローラを製造するに当たっては、例えば、押出機より筒状に成形された未加硫の成形体を、加硫缶内で発泡し、加硫された筒状発泡体に芯金を挿入してスポンジゴムローラを形成する方法が知られている。(例えば、特許文献1。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−258584号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の加硫缶を用いた加硫発泡は蒸気を熱媒体としたものでありその一般的な使用条件は、加熱温度が165℃程度で、加圧力が784kPa程度であって、スポンジゴムローラの発泡加硫のためには加圧力が不足するため、蒸気加硫缶内での発泡加硫によっては、セル径が200μm以下で、セル壁厚さが100μm以下のスポンジゴムローラを安定的に製造することができなかった。
【0006】
これに対し、加硫缶の蒸気圧力を1470kPa程度まで高めた場合には、加圧力それ自体は十分な値となるも、今度は温度が200℃以上まで上昇することになって、適正なる加硫には不適であった。
【0007】
さらに、加硫缶中で、加硫される筒状成形体を保持するため、筒状成形体の内側に筒状成形体より長いマンドレル治具を装着してマンドレル治具の両端を加硫缶から支持することが行われていた。そして、このマンドレル治具を筒状成形体の内側に装着するために、押出機より、軸方向に一列に並べられた所定長さのマンドレルの外周上に、筒状成形体を連続的に押し出した後、筒状成形体の、各マンドレルの両端部分に対応する部分を切り落として、マンドレル治具の、加硫缶から支持される部分を露出させる工程が必要であった。さらに、加硫後、筒状発泡体からこのマンドレル治具を取り出す工程も必要であり、これらの工程のため、十分生産性を高めることができなかった。
【0008】
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、加硫金型を用いることなく、加硫缶内の熱媒体を用いて直接、筒状成形体を加硫発泡させるに際し、所期した通りの微細なセル径、セル壁厚さを安定的にもたらすことができ、それらの寸法および各種物性等のばらつきのない、安価にして、全体にわたって十分均質なスポンジゴムローラを確実に製造することができ、しかも、加硫缶内で筒状成形体を支持するためのマンドレル治具を筒状成形体に対して着脱するための工程を短縮もしくは廃止することのできるスポンジゴムローラの製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明はなされたものであり、その要旨構成ならびに作用を以下に示す。
【0010】
請求項1に記載のスポンジローラの製造方法は、加硫発泡された筒状発泡体に芯金を挿入してスポンジローラを製造するスポンジローラの製造方法において、
押出機より連続して押し出された未加硫の筒状成形体を、製品スポンジローラにおける筒状発泡体部分の長さに相当する長さに裁断したあと、未加硫の筒状成形体を筒状のまま単独で温水中で加硫発泡させて筒状発泡体に形成するものである。
【0011】
本発明に係るこのスポンジローラの製造方法によれば、第一に、筒状成形体を温水中で加硫発泡させるので、これを従来のように蒸気中で加硫発泡するのに対比して、温水の温度と圧力とを独立に変化させることができ、筒状成形体を直接的に囲繞する温水の温度および圧力を適正に制御することにより、均一に加硫発泡させることができ、微細にして揃ったセル径を有するとともに、薄いセル壁厚さを有し、全体にわたって、寸法および物性等が十分均一な筒状発泡体よりなるスポンジローラを安価に製造することができ、第二に、製品スポンジローラの筒状発泡体部分の長さ相当の筒状成形体を筒状のまま単独で加硫発泡させるので、従来のように筒状成形体を支持するためのマンドレル治具を必要とすることなく、筒状成形体に対するマンドレル治具の着脱の工程を不要にするとともに加硫発砲後の筒状発泡体を所定長さに裁断する工程をもなくすことができ、工程の短縮により生産性を大幅に向上させることができる。
【0012】
なお、「筒状成形体」および「筒状発泡体」は、通常、中空の形状をなすが、これを中空でない円柱状のものとしてもよく、この場合、発泡体に芯金を挿入するに際しては、挿入するための孔を挿入前に形成することが必要である。したがって、本明細書においては、「筒状成形体」および「筒状発泡体」は、いずれも、中空でない円柱状のものも含むものとする。
【0013】
請求項2に記載のスポンジローラの製造方法は、請求項1に記載するところにおいて、筒状発泡体の加硫に先立って、押出機より、未加硫の筒状成形体を、真下に向けて冷却液中に押し出し、押し出された筒状成形体を、下向き姿勢を保持したままこの冷却液中で前記長さに裁断し、次いで、裁断された筒状成形体を、所定時間、冷却液中でその姿勢を保持させて冷却するものである。
【0014】
このスポンジローラの製造方法によれば、押出機より押し出された筒状成形体は押出直後に、真下に向いた姿勢を保持したまま冷却容量の大きい冷却液中で冷却されるので、押出直後の発泡反応を抑制し、また、スポットクーラー等冷気を吹き付けて空気中で冷却するのに対比して均一にしかも効率的に冷却することができ、このことにより、冷却後の形状や物性を均一なものとすることができ、たとえば、スポットクーラーでこれを冷却した場合には、筒状成形体が長手方向に反ってしまうことが避けられないところ、本発明による液中での冷却により反りのない筒状成形体を形成することができる。
【0015】
また、冷却液中で筒状成形体を切断するので、安定した裁断長さを得ることができ、この段階での裁断だけで所定長さの筒状発泡体を形成し加硫後の再裁断の工程を不要にすることができる。
【0016】
請求項3に記載のスポンジローラの製造方法は、請求項1もしくは2に記載するところにおいて、冷却後、筒状成形体をその姿勢のまま冷却液中から温水中に移載して筒状成形体を加硫するものである。
【0017】
このスポンジローラの製造方法によれば、冷却後、筒状成形体をその姿勢のまま冷却液中から温水中に移載するので、この間の筒状成形体の変形を抑制することができる。
【0018】
請求項4に記載のスポンジローラの製造方法は、請求項1もしくは2に記載するところにおいて、冷却後、筒状成形体を囲繞する冷却液を加熱して筒状成形体を加硫するものである。
【0019】
このスポンジローラの製造方法によれば、冷却された筒状成形体を冷却槽から加硫缶に移載することがないので、移載の工程を省略して生産性を上げることができ、また、これを製造する設備もコンパクトにすることができる。
【0020】
請求項5に記載のスポンジローラの製造方法は、請求項2〜4のいずれかに記載するところにおいて、筒状成形体を前記下向き姿勢で保持するに際し、加硫直後の筒状発泡体の外径よりわずかに大きな内径をもつ通液性の底壁付筒状容器に筒状成形体を挿入し、この底壁付筒状容器の底壁を下側にして垂直に保持するものである。
【0021】
このスポンジローラの製造方法によれば、上記のような底壁付筒状容器に筒状成形体を入れて冷却するので、冷却後の筒状成形体の形状ならびに物性を一定で均一なものに保持することができる。さらに、底壁付筒状容器を、例えば、かごやパンチングメタル等の通液性のもので構成するので、対流により、冷却液を直接筒状成形体の表面に当てて、筒状成形体を効果的に冷却することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図1ないし図5に基づいて説明する。図1(a)は本発明の製造方法にて形成されるスポンジローラを示す斜視図であり、図1(b)は、その筒状発泡体を示す断面図である。スポンジローラRは、芯金Cと、芯金Cの外周上に接着される円筒状の筒状発泡体Bよりなる。このスポンジローラRは、OA機器用の帯電ローラ、現像ローラ、除電ローラ等として用いられるものであり、高い寸法精度とセルの均一さが要求されるものである。
【0023】
ここで、筒状発泡体Bを形成するに際し、通常は、筒状の成型体を加硫発泡させるが、円柱状の成型体を加硫発泡させたあと、芯金Cに対応する中心部分をくり抜くこともでき、以下の説明は、筒状の成型体を加硫発泡させる通常の方法の場合について行う。
【0024】
図2は、筒状発泡体Bを加硫発泡させる方法を示す、加硫缶の部分断面図である。加硫缶2は本体部3、蓋4、ロック装置5およびワーク支持部7を具え、図示しない温水生成装置からの温水を供給循環するための温水配管6が接続される。
【0025】
この加硫缶2を用いて未加硫の筒状成形体BUを加硫発泡させる方法を以下に説明する。複数の筒状成形体BUをそれぞれ底壁付筒状容器1に収納し、これらの筒状容器1を、それぞれ容器コンテナ板8の固定用凹部に差込んで容器コンテナ板8に固定する。次いで、加硫缶2の蓋を開けた状態で、筒状成形体BUを保持した容器コンテナ板8を加硫缶2の中に移載しこれをワーク支持部7に支持されるよう配置して固定する。そして、蓋4を閉じてロック装置5で蓋4を本体部3にロックし、温水HWを温水配管6から流入させ、加硫缶内を充満させ圧力を加えると、筒状成形体BUは加硫発泡反応を開始する。この間、温水HWの温度、圧力は適宜独立に選択することができ、また、温水HWを循環させることにより温度を所定の範囲に均一に保持することもできる。
【0026】
ここで用いる底壁付筒状容器1としては、図3に示すものを用いることができる。図3(a)は、金属板に所定間隔で所定の径の孔が配列された筒壁1Ayを有する容器1Aを示す斜視図であり、図3(b)は、金属網を用いて構成された筒壁1Byを有する容器1Bであり、いずれも、筒の上端は開放され、下端には底壁1Ax、1Bxが設けられ、また、筒壁1Ay、1Byの内径は、加硫直後の筒状発泡体Bの外径よりわずかに大きい寸法に形成され、これらを、底壁1Ax、1Bxを下にした姿勢で保持することにより、筒状成形体BUを収納すしてこれを確実に保持することができ、しかも、筒状成形体BUを上端から容易に出し入れすることができる。
【0027】
また、筒壁1Ay、1Byの孔を通して液は容易に筒内外を通過することができ、このことにより、液をいつも筒状成形体BUの表面にあてて、筒状成形体BUを効率よく加熱もしくは冷却することができる。
【0028】
次に、筒状成形体BUを形成する方法について説明する。図4は、筒状成形体形成装置10を示す略線平面図であり、図5は、図4の矢視V−Vに対応する側面図である。筒状成形体形成装置10は、筒状成形体BUを押し出す押出機21、押し出された筒状成形体BUを所定長さに裁断する定長裁断機22、この筒状成形体BUを冷却する冷却水CWを貯蔵する冷却水槽11、および、冷却水槽11の内に設けられ筒状成形体BUを収納した容器1を搬送する搬送装置12を具える。
【0029】
定長裁断機22は、押し出された筒状成形体BUを半径方向外側からガイドするリング24A、24Bと、これらのリング24Aおよび24Bの間の隙間をリング端面に沿って高速に移動して筒状成形体BUを裁断するカッタ23とを具える。
【0030】
搬送装置12は、搬送リンク13Aと連結リンク13Bとが交互にピンで連結された無端状の搬送チェーン13、この搬送チェーン13を所定のサイクルタイムでピッチ送りするチェーン駆動部14、搬送チェーン13を支持するレール16およびチェーン13の走行軌道を案内するガイド15を具える。これらの搬送リンク13Aには容器1を保持する固定用凹部13dが設けられ、隣接する固定用凹部13d同士の間隔は前記ピッチ送りのピッチとなる。
【0031】
また、搬送装置12は、押出機21および定長裁断機22に対応する位置で筒状成形体BUが形成される成形ステーションF、冷却水中でチェーン13により矢印Fの向きに搬送されてきた筒状成形体BUを容器1ごと取り出す取り出しステーションP、および、空の容器1をリンク13Aもしくは13Bの固定用凹部13dにセットする投入ステーションLを具える。
【0032】
次に、このような筒状成形体形成装置10を用いて筒状成形体を形成する方法を説明する。まず水槽11には冷却水を充満させておく。このとき、冷却水のレベルは、水槽の上部に位置する定長裁断機22のカッタ23が水中に没するよう設定する。筒状成形体BUを、押出機21から下向きに冷却水CW中に連続的に押し出し、押出機21の直下で待機中の容器1に先端を挿入する。押出の進行に伴って、先端は容器の奥に進むが、この状態で筒状成形体BUを長さがLとなるよう定長裁断機22で裁断する。ここでの裁断長さLは、裁断直後の筒状成形体BUがその後の工程で伸長短縮の変形を経て製品スポンジローラRの筒状発泡体Bとなったとき、所定の製品長さとなるよう設定される。
【0033】
所定長さLに裁断された筒状成形体BUは落下して容器1に収納される。そして、容器1に収納された筒状成形体BUを、前述の説明にしたがって所定サイクルタイムでピッチ送りしながら冷却しステーションPで容器ごと水槽11から引き上げ、これらを容器ごと加硫工程に搬送したあと、前述の説明にしたがって加硫発泡する。
【0034】
ここで、冷却水の水温は、押し出された筒状成形体BUの余熱による加硫発泡反応を抑制するとともに寸法を安定させるに十分な低温であればよく、むやみに温度を低く設定すると、加硫する際に多大の熱と時間を要し効率を阻害する。
【0035】
また、容器1は、図3を参照して説明したとおり、その内径を筒状成形体BUよりわずか大きい寸法とすることにより確実に筒状成形体BUを保持することができ、また、筒壁を通水性の構造とすることにより冷却水を筒状成形体BUに当てて冷却効率を高めることができる。
【0036】
以上の実施形態においては、水槽11と加硫缶2とを別個に設けたが、これらを兼用させてもよく、例えば、水槽を耐圧容器で構成し、押し出された筒状成形体BUを所定本数分、水槽内に滞留させたあと、押出機21および定長裁断機22を水槽から退出させ、水槽の蓋を閉じたあと水槽内の水を充満させ所定の圧力を加えるとともにこれを所定の温度に加熱循環させ、この状態を所定時間保つことにより、筒状成形体BUを加硫発泡することができる。この方法は、装置をコンパクトなものとすることができるので、スペースの制約がある場合には有利なものとなる。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたところから明らかなように、本発明によれば、押出機21より連続して押し出された未加硫の筒状成形体BUを、製品スポンジローラRにおける筒状発泡体B部分の長さに相当する長さに裁断したあと、未加硫の筒状成形体BUを筒状のまま温水HW中で加硫発泡させて筒状発泡体Bに形成するので、高品質のスポンジゴムローラRを確実に安価に製造することができ、しかも、加硫缶2内で筒状成形体BUを支持するためのマンドレル治具を筒状成形体に対して着脱するための工程を廃止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スポンジローラおよび筒状発泡体を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る筒状発泡体を加硫発泡させる方法を示す、加硫缶の部分断面図である。
【図3】底壁付筒状容器を示す斜視図である。
【図4】筒状成形体形成装置を示す略線平面図である。
【図5】図4の矢視V−Vに対応する側面図である。
【符号の説明】
1、1A、1B 底壁付筒状容器
1Ay、1By 筒壁
1Ax、1Bx 底壁
2 加硫缶
3 本体部
4 蓋
5 ロック装置
6 温水配管
7 ワーク支持部
8 容器コンテナ板
10 筒状成形体形成装置
11 冷却水槽
12 搬送装置
13 搬送チェーン
13A 搬送リンク
13B 連結リンク
13d 固定用凹部
14 チェーン駆動部
15 ガイド
16 レール
21 押出機
22 定長裁断機
23 カッタ
24A、24B リング
R スポンジローラ
B 筒状発泡体
C 芯金
BU 筒状成形体
F 成形ステーション
P 取り出しステーション
L 投入ステーション
CW 冷却水
HW 温水

Claims (5)

  1. 加硫発泡された筒状発泡体に芯金を挿入してスポンジローラを製造するスポンジローラの製造方法において、
    押出機より連続して押し出された未加硫の筒状成形体を、製品スポンジローラにおける筒状発泡体部分の長さに相当する長さに裁断したあと、未加硫の筒状成形体を筒状のまま単独で温水中で加硫発泡させて筒状発泡体に形成するスポンジローラの製造方法。
  2. 筒状発泡体の加硫に先立って、押出機より、未加硫の筒状成形体を、真下に向けて冷却液中に押し出し、押し出された筒状成形体を、下向き姿勢を保持したままこの冷却液中で前記長さに裁断し、次いで、裁断された筒状成形体を、所定時間、冷却液中でその姿勢を保持させて冷却する請求項1に記載のスポンジローラの製造方法。
  3. 冷却後、筒状成形体をその姿勢のまま冷却液中から温水中に移載して筒状成形体を加硫する請求項1もしくは2に記載のスポンジローラの製造方法。
  4. 冷却後、筒状成形体を囲繞する冷却液を加熱して筒状成形体を加硫する請求項1もしくは2に記載のスポンジローラの製造方法。
  5. 筒状成形体を前記下向き姿勢で保持するに際し、加硫直後の筒状発泡体の外径よりわずかに大きな内径をもつ通液性の底壁付筒状容器に筒状成形体を挿入し、この底壁付筒状容器の底壁を下側にして垂直に保持する請求項2〜4のいずれかに記載のスポンジローラの製造法。
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