JP2004344086A - 水耕栽培方法並びに装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収穫効率の向上、作業負担の軽減を図ることのできる水耕栽培の方法並びに装置を提供する。
【解決手段】栽培床3を保持し、且つ培養液10Lに対して充分な浮力を有する栽培トレー2と、この栽培トレー2を多数支持し、培養液10Lが供給される育成棚10とを具え、栽培トレー2における栽培床3に発芽した作物Aを成長栽培させる装置において、前記育成棚10内の培養液10Lは、例えば育成棚10を一端側から他端側へ向かって傾斜させて設置することにより、一端側から他端側へ向かって流れが形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は水耕栽培の手法に関するものであって、特に収穫効率の向上、作業負担の軽減を図ることのできる新規な水耕栽培の方法並びに装置に係るものである。
【0002】
【発明の背景】
例えば野菜類のいくつかの種類のものは、水耕ハウス栽培の手法が採られている。このようないわゆる管理農法においては、栽培管理それ自体の改善と共に限られた面積のハウス内を高効率に利用して育成すること、更には作業性の向上と、作業労力の軽減等をも併せ改良されてきている。
従来の水耕栽培方法としては、作物の幼苗を植えたポットをキャリアの開口にはめ、そのキャリアを養液を流したトラフの上部に取り付けて作物を移植し、そのトラフをトラフレーンの始発端から終着端まで所定の日数をかけて前進させて作物を成長させ、終着端において成熟した作物を収穫する水耕栽培方法があった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−303863号公報
【0004】
【開発を試みた技術的課題】
本発明もこのような開発の一環としてなされるものであって、水耕栽培に不可欠な培養液に着眼し、このものに積極的に水流を作り、この水流を利用して成長に合わせて培養トレーを移動させることによって合理的な栽培を可能とし、もって合理的な前記目的を達成し得るような水耕栽培方法並びに装置の開発を試みたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1記載の水耕栽培方法は、栽培床を保持し、且つ培養液に対して充分な浮力を有する栽培トレーと、この栽培トレーを多数支持し、培養液が供給される育成棚とを用い、栽培トレーにおける栽培床に発芽した作物を成長栽培させる方法において、前記育成棚に供給される培養液は育成棚の一端から他端に向かって流れが形成され、一方この育成棚に支持される栽培トレーは、上流から順次下流に、培養液の流れに従って、前空き状態になった際に間詰め状に移動し、この移動期間において収穫状態にまで成長するように栽培することを特徴として成るものである。
この発明によれば、栽培トレーは培養液上を浮かんで培養液の流れにより移動されるため、常に隣接する栽培トレーは間を詰めた状態となり、整列させる手間が省ける。また栽培トレーの移動構成がコンベヤ等を用いない簡単な構造なため、低コストでの実施ができ、メンテナンスに要する経費も低く抑えることができる。また上述したように単に浮かべて流す構成であるため、育成棚が途中で動かなくなるようなことがほとんどなく、また何かにつかえて動かなくなったとしても棒等で突いて流れを促すことにより簡単に復旧できる。従って従来のハウス内に設けられていた整備・メンテナンス用の作業路を少なくすることができ、逆に水耕栽培面積を広くすることができる。また常時新たな培養液が流されて供給されるため、培養液がいつも新鮮で万遍なく養分が作物に供給できる。更に育成棚の一端側で収穫できるため、収穫作業の労力が軽減される。
【0006】
また請求項2記載の水耕栽培方法は、前記請求項1記載の要件に加え、前記培養液の流れは、前記育成棚を一端側から他端側へ向かって傾斜させることにより形成していることを特徴として成るものである。
この発明によれば、培養液の流れが、育成棚の傾斜により形成されるものであるため、極めて簡単に構成できるとともに故障することがなく、傾斜角度を変更することにより水流の速度変更も容易であり、また水流の速度も安定している。
【0007】
更に請求項3記載の水耕栽培装置は、栽培床を保持し、且つ培養液に対して充分な浮力を有する栽培トレーと、この栽培トレーを多数支持し、培養液が供給される育成棚とを具え、栽培トレーにおける栽培床に発芽した作物を成長栽培させる装置において、前記育成棚内の培養液は一端側から他端側へ向かって流れが形成されていることを特徴として成るものである。
この発明によれば、栽培トレーは培養液上を浮かんで培養液の流れにより移動されるため、常に隣接する栽培トレーは間を詰めた状態となり、整列させる手間が省ける。また栽培トレーの移動構成がコンベヤ等を用いない簡単な構造なため、低コストでの実施ができ、メンテナンスに要する経費も低く抑えることができる。また上述したように単に浮かべて流す構成であるため、育成棚が途中で動かなくなるようなことがほとんどなく、また何かにつかえて動かなくなったとしても棒等で突いて流れを促すことにより簡単に復旧できる。従って従来のハウス内に設けられていた整備・メンテナンス用の作業路を少なくすることができ、逆に水耕栽培面積を広くすることができる。また常時新たな培養液が流されて供給されるため、培養液がいつも新鮮で万遍なく養分が作物に供給できる。更に育成棚の一端側で収穫できるため、収穫作業の労力が軽減される。
【0008】
更にまた請求項4記載の水耕栽培装置は、前記請求項3記載の要件に加え、前記培養液の流れは、前記育成棚を一端側から他端側へ向かって傾斜させて設置することにより形成されていることを特徴として成るものである。
この発明によれば、培養液の流れが、育成棚の傾斜により形成されるものであるため、極めて簡単に構成できるとともに故障することがなく、傾斜角度を変更することにより水流の速度変更も容易であり、また水流の速度も安定している。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図示の実施の形態に基づき説明する。なお以下の説明にあたっては、まず本発明に係る水耕栽培装置を含んだ水耕栽培システムの大略について説明し、次いで水耕栽培装置1について説明し、その後、この水耕栽培装置1の作動態様の説明と併せて本発明の水耕栽培方法について説明する。なお水耕栽培される作物Aとしては、例えばルッコラ、コスレタス、グリーンリープ等の野菜の葉の他、その他主にハウス栽培される花、枝、茎等も含むものである。
【0010】
まず水耕栽培システムの大略について図2に基づき説明する。最初に図2(a)に示されるような栽培トレー2への耕土詰め工程があるものである。この栽培トレー2への耕土S詰めが終了した後、図2(b)に示されるような耕土S詰めがなされた栽培トレー2の消毒工程があり、この工程により、耕土S詰めされた栽培床3と栽培トレー2の消毒がなされる。次に図2(c)に示されるように栽培トレー2の栽培床3への藩種工程があるものであり、その後、水Wを散布する水やり工程を経て(図2(d)参照)、発芽工程にて発芽されるのを待つ(図2(e)参照)。そして発芽がなされた幼苗A2を、図2(f)に示されるように栽培トレー2ごと本発明の特徴たる水耕栽培装置1の上流側に載置する。この栽培トレー2は三週間〜四週間の水耕栽培を経て下流端から取り出され、図2(g)に示されるような収穫装置6によって上方の葉A3の部分の収穫が行われる。
【0011】
水耕栽培システムの大略は以上のようで、次に本発明の水耕栽培装置1について説明する。
水耕栽培装置1は、栽培床3を保持し、且つ培養液10Lに対して充分な浮力を有する栽培トレー2と、この栽培トレー2を多数支持し、培養液10Lが供給される育成棚10とを具えて成る。
【0012】
まず前記栽培トレー2について説明する。本実施の形態では、図3に示されるように、一例として発泡スチロール等で縦約60cm、横約30cmの矩形平板状に形成されたものであり、上面から下面に貫通する栽培床3を形成するためのスリット21が、3列で10個ずつ合計30のスリット21が等間隔で形成されている。なお栽培トレー2の材質としては、培養液10Lに対して充分な浮力を有するものであれば種々の浮体を用いることが可能である。前記スリット21は、上面が広く開口され、下方に向かって穴が狭まるように形成されている。また本実施例の特徴として栽培トレー2の長辺の図中上辺とスリット21の間は狭い狭縁部22とされ、下辺とスリット21との間は広く形成された広縁部23とされている。このような構成とするのは、発芽工程で栽培トレー2を重ねて載置する際に、栽培トレー2の前後の向きを上下の栽培トレー2で逆とすることにより、上下の栽培トレー2のスリット21が重ならないように設定されているものであり、これにより耕土S詰めされた栽培床3や、水やり工程での水Wが、下方に流出しないようにするとともに、発芽された作物Aの成長を必要以上に大きくなりすぎないように抑制する働きを有している。
また更に広縁部23側の上面には、マーキングMの一例である切り欠き23aが設けられており、この切り欠き23aによって栽培トレー2の上面と下面及び、前後が即座に判断することが可能となっている。
【0013】
次に前記育成棚10について説明する。育成棚10は、一例としてハウス内等に設けられるものであり、図1に示されるように培養液10Lが供給されるトラフ状のものが適用される。そして育成棚10は、本発明の特徴として長手方向に傾斜させられているものであって、本実施の形態では一例として40mで50cm下る程度の傾斜に設定されている。また育成棚10は、仕切壁11により長手方向に複数列に仕切られている。育成棚10の上流には、培養液10Lの供給管12が設けられ、この供給管12の噴出口12aから培養液10Lが育成棚10に供給される。また育成棚10の上流及び下流には、排水溝13F、13Bがある。なお本実施の形態では、一例として図1に示されるように培養液10Lの循環経路14が設けられるものであり、下流側から排出された培養液10Lが、ポンプPを介して上流側に送られ、供給管12から供給されるように構成されている。なお循環経路14中には図示を省略する浄化や養分の混合PH調整等を行う培養液調整用の装置が設けられ、循環される培養液10Lを栽培に適した成分状態とするものである。
因みに図示の実施例では一例として図6に示されるように、ハウス内に幅の広い水耕栽培装置1を四基設け、その四基の水耕栽培装置1の間を作業路Rとした実施の形態を示したが、このように従来に比べて作業路Rを少なくできるのは、自動的に栽培トレー2が育成棚10の下流端部に移動し、食物が栽培されるためである。因みに図8は従来の水耕栽培装置1′の設置態様と作業路R′の関係の一実施例を示す平面図であり、幅の狭い水耕栽培装置1′の両脇に作業路R′を必要としているものである。
【0014】
本発明の水耕栽培装置1の一例は以上のような具体的形態を有するものであって、以下この作動態様を説明しながら併せて本発明の水耕栽培方法について説明する。
(1)トレー耕土詰め工程(図2(a)参照)
まず栽培トレー2に耕土S詰めを行い、食物の種子A1を植えるための栽培床3を形成するものであるが、このとき栽培トレー2が下方に向かって先窄まりの形状をしているため、耕土Sが落下しないとともに水やり工程での水Wの落下も防ぎ、培養液10Lの吸水性も有している。
【0015】
(2)耕土詰めトレー消毒工程(図2(b)参照)
次に耕土S詰めされた栽培トレー2を消毒する。この消毒は、消毒室の棚4に所定時間前記耕土S詰めされた栽培トレー2を載置し、加熱消毒を行うものである。
【0016】
(3)藩種工程、水やり工程(図2(c)(d)参照)
消毒された栽培トレー2の栽培床3に食物の種子A1をほぼ均等に藩種し、水Wを散布する。
【0017】
(4)発芽工程(図2(e)参照)
栽培トレー2の切り欠き23aを目印として、図4に示されるように前後が上下の栽培トレー2で逆向きとなるようにして栽培トレー2を複数段に重ね、水分の蒸発を防ぐため合成樹脂製のシート等で包んだ状態で発芽室5に載置する。このとき重ねられた栽培トレー2は、上下の栽培トレー2で狭縁部22と広縁部23の位置が前後逆であるため、上下の栽培トレー2でスリット21が重ならず、下方の栽培トレー2で栽培床3の底部が支承され耕土Sが崩れ落ちたり、水Wが短時間の内に排水されて乾燥されてしまうのが防止される。また発芽した種子A1も上方の栽培トレー2で蓋をされた状態であるため、必要以上に成長してしまうことが防がれる。
【0018】
(5)水耕栽培工程(図1、図2(f)、図5参照)
次に本発明の特徴である水耕栽培装置1での水耕栽培の態様について説明する。四週程度で収穫できる作物の場合を例にとると、図5に示されるように育成棚10内の栽培トレー2は、成長段階によって一例として4ブロックに区分されるもので、下流の符号4Wで示す育成棚10が水耕栽培四週目のものであり、3Wが三週目、2Wが二週目、そして1Wが一週目であり、四週目はほぼ収穫の時期となっており、逆に一週目の育成棚10のものはほとんど葉が成長していない状態である。
そして下流端側の先端の栽培トレー2上の作物Aが収穫時期まで成長したなら育成棚10から取り出し、収穫を行う。育成棚10は、緩やかに傾斜されているため、取り出された栽培トレー2の後方の栽培トレー2は、培養液10Lの流れに乗って下流側に流れ、先端の栽培トレー2は育成棚10の前面壁に当接して止まり、その後方の栽培トレー2は、培養液10Lの流れによって常時間詰め状態に前方の栽培トレー2に当接して整列されるものである。一方、育成棚10の上流側には発芽室5で種子A1が発芽した栽培トレー2を、水耕栽培装置1の育成棚10の上流端側に浮かべるように載置する。
【0019】
(6)収穫工程(図2(g)参照)
次に収穫工程について説明する。要は収穫工程は、栽培された作物Aの上方の葉A3を刈り取るものであるが、本実施の形態では、図2(g)に示されるような収穫装置6を用いる。このものの大略として栽培トレー2を移送する栽培トレー移送コンベヤ60と、この栽培トレー移送コンベヤ60の途中の上方に設けられる刈刃61と、刈られた葉A3を移送する被収穫物移送コンベヤ62とを具えて成る。
このものを用いて収穫を行うにあたっては、作物Aが生育した栽培トレー2を栽培トレー移送コンベヤ60に載置する。栽培トレー移送コンベヤ60により栽培トレー2は、刈刃61に向かって前進し、刈刃61が作物Aに当接して葉A3が刈り取られる。刈り取られた葉A3は被収穫物移送コンベヤ62上へ送風機63により吹き飛ばされ、被収穫物移送コンベヤ62に移送されて終端にある収容箱64内に投入される。一方上方の葉A3が刈り取られた栽培トレー2は、そのまま栽培トレー移送コンベヤ60終端まで移送される。
そして収穫された栽培トレー2は残った作物A及び栽培床3を取り除かれ、洗浄されて再度使用される。
【0020】
【他の実施の形態】
本発明の基本的な実施の形態は以上のようであるが、その他種々の改変が行い得る。
培養液10Lの流れは、育成棚10を一端側から他端側へ向かって傾斜させて設置することにより形成したが、例えば育成棚10を水平に設置し、下流側で培養液10Lを汲み出すなどし、一方常時上流側から培養液10Lを勢いよく噴射供給することにより流れを形成するようにしてもよいし、水車等を用いて流れを形成することも可能である。
【0021】
また栽培トレー2の側端部は、図7に示すように円弧状に形成しておき、育成棚10との摩擦をなるべく少なくなるように構成することも可能である。
【0022】
【発明の効果】
請求項1及び3記載の水耕栽培方法並びに装置によれば、栽培トレー2は育成棚10内の培養液10L上を浮かんで培養液10Lの流れにより移動され収穫状態にまで成長されるため、常に隣接する栽培トレー2は間を詰めた状態となり、整列させる手間が省ける。また栽培トレー2の移動構成がコンベヤ等を用いない簡単な構造なため、低コストでの実施ができ、メンテナンスに要する経費も低く抑えることができる。また上述したように単に浮かべて流す構成であるため、育成棚10が途中で動かなくなるようなことがほとんどなく、また何かにつかえて動かなくなったとしても棒等で突いて流れを促すことにより簡単に復旧できる。従って従来のハウス内に設けられていた整備・メンテナンス用の作業路Rを少なくすることができ、逆に水耕栽培面積を広くすることができる。更に常時新たな培養液10Lが流されて供給されるため、培養液10Lがいつも新鮮で万遍なく養分が作物に供給できる。またもちろん育成棚10の一端側で収穫できるため、収穫作業の労力が軽減される。
【0023】
また請求項2及び4記載の水耕栽培方法並びに装置は、培養液10Lの流れが、育成棚10の傾斜により形成されるものであるため、極めて簡単に構成できるとともに故障することがなく、傾斜角度を変更することにより水流の速度変更も容易であり、また水流の速度も安定している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水耕栽培装置の使用状態を示す斜視図である。
【図2】水耕栽培システムの大略を段階的に示す説明図である。
【図3】本発明の水耕栽培装置における栽培トレーを一部破断して示す斜視図である。
【図4】発芽工程における栽培トレーを複数枚積み重ねた状態を示す縦断側面図である。
【図5】本発明の水耕栽培装置における循環経路を模式的に示す縦断側面図である。
【図6】本発明の水耕栽培装置の設置態様を示す平面図である。
【図7】栽培トレーの他の実施形態を示す縦断側面図である。
【図8】従来の水耕栽培装置の設置態様の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 水耕栽培装置
2 栽培トレー
3 栽培床
4 棚
5 発芽室
6 収穫装置
7 シート
10 育成棚
10L 培養液
11 仕切壁
12 供給管
12a 噴出口
13B 排水溝
13F 排水溝
14 循環経路
21 スリット
22 狭縁部
23 広縁部
23a 切り欠き
60 栽培トレー移送コンベヤ
61 刈刃
62 被収穫物移送コンベヤ
63 送風機
64 収容箱
A 作物
A1 種子
A2 幼苗
A3 葉
M マーキング
P ポンプ
R 作業路
S 耕土
W 水

Claims (4)

  1. 栽培床を保持し、且つ培養液に対して充分な浮力を有する栽培トレーと、この栽培トレーを多数支持し、培養液が供給される育成棚とを用い、栽培トレーにおける栽培床に発芽した作物を成長栽培させる方法において、前記育成棚に供給される培養液は育成棚の一端から他端に向かって流れが形成され、一方この育成棚に支持される栽培トレーは、上流から順次下流に、培養液の流れに従って、前空き状態になった際に間詰め状に移動し、この移動期間において収穫状態にまで成長するように栽培することを特徴とする水耕栽培方法。
  2. 前記培養液の流れは、前記育成棚を一端側から他端側へ向かって傾斜させることにより形成していることを特徴とする請求項1記載の水耕栽培方法。
  3. 栽培床を保持し、且つ培養液に対して充分な浮力を有する栽培トレーと、この栽培トレーを多数支持し、培養液が供給される育成棚とを具え、栽培トレーにおける栽培床に発芽した作物を成長栽培させる装置において、
    前記育成棚内の培養液は一端側から他端側へ向かって流れが形成されていることを特徴とする水耕栽培装置。
  4. 前記培養液の流れは、前記育成棚を一端側から他端側へ向かって傾斜させて設置することにより形成されていることを特徴とする請求項3記載の水耕栽培装置。
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