JP2004343429A - 光誘導部材および該光誘導部材を光誘導手段として用いたボタン電話機 - Google Patents
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Abstract
【課題】広い方向からの光を受光素子へ導く又は発光素子からの光を広い方向へ発射することが可能な光誘導部材を提供する。
【解決手段】外部からの光を内部の空間に配置した受光素子に誘導するもしくは内部空間に配置した発光素子からの光を外部に誘導する光誘導部材13において、上面に設けた平坦面134と、平坦面134の両側部から下方向に延びる第1の傾斜面132−1及び第2の傾斜面132−2と、第2の傾斜面132−2の下端から下方向に延びる第3の傾斜面133と、第1の傾斜面132−1と第3の傾斜面133から下方向に延びる光誘導部131と、光誘導部131の下面に設けた光素子に対面した平面135−1とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】外部からの光を内部の空間に配置した受光素子に誘導するもしくは内部空間に配置した発光素子からの光を外部に誘導する光誘導部材13において、上面に設けた平坦面134と、平坦面134の両側部から下方向に延びる第1の傾斜面132−1及び第2の傾斜面132−2と、第2の傾斜面132−2の下端から下方向に延びる第3の傾斜面133と、第1の傾斜面132−1と第3の傾斜面133から下方向に延びる光誘導部131と、光誘導部131の下面に設けた光素子に対面した平面135−1とを有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボタン電話機に関し、特に携帯電話機から電話帳データを受信するボタン電話機およびこのボタン電話機に使用することができる光誘導部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図6に示すように、赤外線通信を用いたリモートコントロールシステムとして、テレビジョン受像機91の基板92に赤外線受光素子921を設け、赤外線などの光発信源を有するリモートコントローラ97から赤外線に搬送された例えばチャンネル選択信号の送信を受け、赤外線受光素子921で受信することが行われている。
【0003】
このような赤外線リモートコントロールシステムにおいては、赤外線受光素子921へ外部に設置された蛍光灯99などからの外部擾乱光が入力して受光信号のSN比が低下しないように、テレビジョン受像機91の外箱93に赤外線通過フィルタ94を装着する開口931を設け、この開口931の奥に赤外線受光素子921を配置して、所定の照射角外から外部擾乱光が入力されるのを防いでいる。
【0004】
一般的に、赤外線受光部は、床面と垂直に配置されており、発信源からの赤外線以外の光線の影響を受け難くなっているとともに、受光範囲が±15°と狭く、発信源と受光部とは正対していなければならず、発信源の位置が構造上の制約を受けることになる。
【0005】
このような光通信システムを、ボタン電話機に装備して、電話帳データを携帯電話機などから光を介して受信し、ボタン電話機内に設けた電話帳に記憶させる機能に適用する場合には、図7に示すような構成が考えられる。すなわち、ボタン電話機1の表面パネル11に赤外線通過フィルタ19を固定した開口111を設け、この開口111の下方に配置した基板12上に赤外線受光素子121を配置して受光部が構成される。表面パネル11上には、液晶表示器などを用いた表示パネル14、ダイヤルボタン15、機能ボタン16、ワンタッチダイヤルボタン17が配置される。さらに、ボタン電話機1は、送受話器20を有している。
【0006】
このような構成を有するボタン電話機1に、携帯電話機31から電話帳データを赤外線通信によって送信する場合には、図示したように赤外線受光素子121に正対するように携帯電話機31を位置させて赤外線受光素子121へ向けて赤外線を発射することが必要である。しかしながら、このような位置から情報を送信しなければならないことは、利便性に欠ける製品となってしまう。
【0007】
このように上方に向けて受光部が配置されたボタン電話機は、外部擾乱光として室内の天井に配置された蛍光灯などからの照射光が受光部に入射しSN比が低下するという問題を有している。
【0008】
このため、赤外線受光部の受光方向を変えることが考えられるが、受光方向を変えて基板へ実装するにはスペースがなく、仮に実装可能であっても、部品点数が増えコストが上がるという問題がある。
【0009】
このような問題を解決するために、赤外線通信機能付き電子機器において、機器の本体に配置される赤外線送受光部の近傍に、この送受光部からの送信または他の機器からの受信を任意の方向に送受信可能にする反射体を角度調節自在に配設し、送受信方向を任意の方向へ調整することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0010】
しかしながら、特許文献1に提案された方式では、送受信にあたって、反射体の反射角度を事前に調整することが必要となり、かつ反射体が機器本体の側面に飛び出し、使用時以外は邪魔になるなどの問題を有している。
【0011】
【特許文献1】
特開2000−105643号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に鑑み、赤外線通信などの光通信を用いた通信システムにおいて、広い方向からの光を受光素子へ導くまたは発光素子からの光を広い方向へ発射することが可能な光誘導部材、すなわち、光発信源と受光部が正対していない場合でも、赤外線光を屈折誘導させて受光部へ到達させることができる光誘導部材を提供すること、および、この光誘導部材を光誘導手段として用いた広い方向に対する光通信を可能としたボタン電話機の構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明は、外部からの光を内部の空間に配置した受光素子に誘導するもしくは内部空間に配置した発光素子からの光を外部に誘導する光誘導部材において、上面に設けた平坦面と、該平坦面の両側部から下方向に延びる第1の傾斜面および第2の傾斜面と、該第2の傾斜面の下端から下方向に延びる第3の傾斜面と、前記第1の傾斜面と第3の傾斜面から下方向に延びる光誘導部と、該光誘導部の下面に設けた受光素子・発光素子等の光素子に対面する平面とを設けた。
【0014】
本発明は、上記光誘導部材において、前記第1の傾斜面および第2の傾斜面を傾斜角が等しくなるように設定し、第3の傾斜面を第1の傾斜面よりも傾斜角が緩やかになるように設定した。また、本発明は、上記光誘導部材において、第2の傾斜面と第3の傾斜面は傾斜角が等しく、一つの面として形成した。さらに、本発明は、上記光誘導部材において、前記第1の傾斜面および第2の傾斜面を、上方向からの光を反射する傾斜角を有するように設定するとともに、第2の傾斜面および第3の傾斜面を第1の傾斜面から入射した光を反射する傾斜角を有するように設定した。
【0015】
さらに、本発明は、光誘導部材を構成する材料を赤外線通過フィルタとして働く材料とした。
【0016】
本発明は、上記光誘導部材を光誘導手段として用いた赤外線通信手段を有し、外部から赤外線によって搬送されるデータを受信して電話帳情報を取得するボタン電話機において、ボタン電話機本体内に設けた基板に受光素子等の光素子を設置し、上面に設けた平坦面と、該平坦面の両側部から下方向に延びる第1の傾斜面および第2の傾斜面と、該第2の傾斜面の下端から下方向に延びる第3の傾斜面と、前記第1の傾斜面と第3の傾斜面から下方向に延びる光誘導部と、該光誘導部の下面に設けた受光素子・発光素子等の光素子に対面する平面とを有する光誘導部材を受光素子の上方に配置して構成した。
【0017】
さらに、本発明は、前記光誘導部材の上面と第1傾斜面および第2傾斜面をボタン電話機の表面に突出させた。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明の詳細を説明する。図1は、本発明にかかる光誘導手段の形状の一例を説明する正面図、上面図、下面図、右側面図からなる4面図である。
【0019】
光誘導部材13は、赤外線通過フィルタとして構成され、濃い目のスモークに着色されたアクリル樹脂を射出成型して構成される。光誘導部材13は、光誘導部131、第1の光導入面(第1の傾斜面)132−1、第1の光反射面(第2の傾斜面)132−2、第2の光反射面(第3の傾斜面)133、第2の光導入面(平坦面)134、発光素子・受光素子等の光素子に対面する平面135−1を設けた発光素子・受光素子等の光素子格納する光素子格納部135とを有して構成される。
【0020】
光誘導部131は、発光素子からの光を反射誘導して各光導入面に導くとともに、各光導入面から入射した光を発光素子・受光素子等の光素子に対面する平面135−1へ反射誘導する働きを有している。
【0021】
第1の光導入面132−1と第1の光反射面132−2は、光誘導部材13の上部に形成された第2の光導入面134の両側部から下方に向かって形成された傾斜した平面で、外部からの光のうち入射角の大きな光を内部に導入するとともに、入射角の小さな光を反射する働きを有している。さらに、第1の光導入面132−1と第1の光反射面132−2の傾斜角は、上方からの入射光を反射し、側方からの入射光を光誘導部材13内に取り込むように設定されている。さらに、第2の光反射面132−2と第2の光反射面133の内面は、他の光導入面から導入された光を反射して受光素子側へ反射させる傾斜角度に設定されている。
【0022】
第2の光反射面133は、第1の光反射面132−2の下方に連続して形成された傾斜した平面で、第1の光導入面132−1および第1の光反射面132−2の傾斜面より緩やかな傾斜面として形成され、第1の光導入面132−1からの光を光誘導部131へ反射誘導するように形成されている。
【0023】
第2の光導入面134は、光誘導部材13の上面に設けられた面で、上方からの光を内部に導入する平坦面であり、上方からの光を光素子に対面した平面135−1へ誘導できれば、断面をレンズ状に形成されてもよい。
【0024】
図2を用いて、上記光誘導部材13における光の経路を説明する。図の右側から第1の光導入面132−1に入射された光(A)は、第2の光反射面133で反射されて、光誘導部131を経由して光素子に対面した平面135−1に誘導される。図の右上方から第1の光導入面132−1に入射された光(B)は、第1の光反射面132−2で反射されて、光誘導部131を経由して光素子に対面した平面135−1に誘導される。図の上方から第2の光導入面134に入射された光(C)は、光誘導部131を経由して光素子に対面した平面135−1に誘導される。
【0025】
このようにして、本発明にかかる光誘導部材13は、広い方向からの光を光素子に対面した平面135−1を経由して光素子格納部135に誘導することができるとともに、第1の光導入面132−1に小さな入射角で入射される外部擾乱光は外面で反射されて内部に導入されることはなく、また、大きな入射角で入射された光は第1の光反射面132−2の内面で反射され光素子に対面した平面135−1を経由して光素子格納部135へ誘導され、かつ、内部に導入された赤外線以外の外部擾乱光は光誘導部131内で減衰されるので、受光素子におけるSN比の劣化を阻止することができる。
【0026】
上記説明では、外部からの光を光素子に対面した平面135−1を経由して光素子格納部135内に配置された受光素子121へ誘導する場合を説明したが、光素子格納部135内に配置された発光素子から外部へ光を送出する場合も上記と反対の経路をとって、第1の光導入面132−1および第2の光導入面134から広い方向へ送出することができる。
【0027】
また、上記説明では、光誘導部材13は、光素子格納部135を有しているが、このような光誘導部材13は、光素子格納部135を設けず、光素子に対面した平面135−1に対向して光素子を配置することができる。
【0028】
さらに、上記説明では、光誘導部材13には、第1の光導入面(第1の傾斜面)132−1と第1の光反射面(第2の傾斜面)132−2と第2の光反射面(第3の傾斜面)133を設け、第3の傾斜面133の傾斜角度を第2の傾斜面132−2の傾斜角度より緩やかに設定しているが、第1の光導入面(第1の傾斜面)132−1からの入射光のほとんどを、光素子に対面した平面135−1へ向けて反射できる傾斜角度とすることによって、第1の光反射面(第2の傾斜面)と第2の光反射面(第3の傾斜面)を、一つの面として形成することができる。この場合、第1の光導入面(第1の傾斜面)132−1と第1の光反射面(第2の傾斜面)132−2の傾斜角度を同じ角度とすることは必ずしも必要でない。
【0029】
ボタン電話機の側面形状を一部断面図で示した図3を用いて、上記光誘導部材13を光誘導手段として用いて携帯電話機との間で赤外線通信するようにしたボタン電話機の構造を説明する。ボタン電話機1の表面パネル11に開口111を設け、この開口111に前記光誘導部材13を第2の光導入面134および第1の光導入面132−1がボタン電話機の表面から突出するように固定する。光誘導部材13の下方に配置した基板12上に赤外線受光素子121および図示を省略した発光素子を配置して送受光部が構成される。光誘導部材13の下方に設けた光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に受光素子121および図示を省略した発光素子が収容される。
【0030】
表面パネル11上には、電話番号や着信者名などの情報を表示する液晶表示装置などを用いた表示パネル14、ダイヤルボタン15、機能ボタン16、ワンタッチダイヤルボタン17が配置される。さらに、ボタン電話機1は、送受話器20を有している。ボタン電話機1の表面の角度は脚18の開角度によって変更することができ、図3は、設置面と基板が形成する角度が約20°の場合のローポジションを示している。ハイポジションでは、設置面と基板が形成する角度が約25°となる。
【0031】
この場合の光に入射角度について、図3のA部の詳細図である図4を用いて説明する。図3のA地点から設置面に対して約−6°の角度(上向きの角度)で光誘導部材13に入射される赤外線は、第1の光導入面132−1から導入され第2の光反射面133で反射されて光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。図3のB地点から設置面に対して約27°の角度(下向きの角度)で光誘導部材13に入射される赤外線は、第1の光導入面132−1から導入され第1の光反射面132−2で反射されて光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。図3のC地点から設置面に対して約70°の角度で光誘導部材13に入射される赤外線は、第2の光導入面134から導入され光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。
【0032】
図5を用いて、ローポジションよりも約5°上向いたハイポジションの場合の光入射角度を説明する。
【0033】
この場合の光に入射角度について、図5を用いて説明する。ハイポジションはローポジションに対して約5°の差があるので、受光範囲も全体的に約5°ずれる形になる。すなわち、図3のA地点から設置面に対して約−10°の角度(上向きの角度)で光誘導部材13に入射される赤外線は、第1の光導入面132−1から導入され第2の光反射面133で反射されて光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。図3のB地点から設置面に対して約22°の角度(下向きの角度)で光誘導部材13に入射される赤外線は、第1の光導入面132−1から導入され第1の光反射面132−2で反射されて光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。図3のC地点から設置面に対して約65°の角度で光誘導部材13に入射される赤外線は、第2の光導入面134から導入され光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。
【0034】
携帯電話機31と上記構成を有するボタン電話機1との間で電話帳データを転送する場合の操作方法を説明する。ボタン電話機1の機能ボタン16のうちからメニューボタンを押して、LCD表示部14に表示されたメニュー内容から「赤外線受信」を選択する。携帯電話機31から送信情報を受信するまで待機中となる。
【0035】
この状態で携帯電話機31からボタン電話機1に向けて赤外線に乗せたメモリ内の情報(電話帳情報)を送信する。
【0036】
携帯電話機31から発する赤外線を捕らえると、ボタン電話機1は電話帳情報受信状態に接続する。
【0037】
携帯電話機31には「送信中」が表示され、ボタン電話機1には、「受信中」が表示される。
【0038】
携帯電話機31は、電話帳データの送信を終了すると「送信終了」を表示し、ボタン電話機1は携帯電話機31から受信したメモリ情報をLCD表示部14に表示して、電話帳データの転送を完了する。
【0039】
このようにして、光誘導部13を用いたボタン電話機1は、電話帳データを携帯電話機31から赤外線通信を使用して受信するに際して、広い方向から赤外線を受信することができ、かつ、外部擾乱光の影響を抑制することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明にかかる光誘導手段は、赤外線通信などの光通信を用いた通信システムにおいて、受光部と送信部が正対していない場合であっても、照射された赤外線を光誘導手段によって反射誘導させて受光部へ到達させることができ、広い方向からの赤外線を受光素子へ導くまたは発光素子からの赤外線を広い方向へ発射することが可能となる。
【0041】
また、上記光誘導部材を光誘導手段としてボタン電話機に搭載することによって、携帯電話機の情報を、赤外線通信を用いてボタン電話機内の電話帳に転送することができ、外出先で入手した情報を、接続部品を使用しないでボタン電話機に登録し、ダイヤルすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光誘導手段の形状を説明する4面図
【図2】本発明にかかる光誘導手段の働きを説明する図
【図3】本発明にかかる光誘導手段を用いた赤外線通信機能を搭載したボタン電話機の構造を説明する一部破断側面図
【図4】図3のA部の光誘導を説明する詳細図(ローポジション)
【図5】図3のA部の光誘導を説明する詳細図(ハイポジション)
【図6】従来の赤外線通信システムの構成を説明する図
【図7】図6に示した赤外線通信システムを搭載したボタン電話機の構成を説明する一部破断側面図
【符号の説明】
1 ボタン電話機
11 表面パネル
111 開口
12 基板
121 受光素子
13 光誘導部材
131 光誘導部
132−1 第1の光導入面(第1の傾斜面)
132−2 第1の光反射面(第2の傾斜面)
133 第2の光反射面(第3の傾斜面)
134 第2の光導入面(平坦面)
135 光素子格納部
135−1 光素子に対面した平面
14 表示部
15 ダイヤルボタン
16 機能ボタン
17 ワンタッチボタン
18 脚
19 光通過フィルタ
20 送受話器
31 携帯電話機
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボタン電話機に関し、特に携帯電話機から電話帳データを受信するボタン電話機およびこのボタン電話機に使用することができる光誘導部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図6に示すように、赤外線通信を用いたリモートコントロールシステムとして、テレビジョン受像機91の基板92に赤外線受光素子921を設け、赤外線などの光発信源を有するリモートコントローラ97から赤外線に搬送された例えばチャンネル選択信号の送信を受け、赤外線受光素子921で受信することが行われている。
【0003】
このような赤外線リモートコントロールシステムにおいては、赤外線受光素子921へ外部に設置された蛍光灯99などからの外部擾乱光が入力して受光信号のSN比が低下しないように、テレビジョン受像機91の外箱93に赤外線通過フィルタ94を装着する開口931を設け、この開口931の奥に赤外線受光素子921を配置して、所定の照射角外から外部擾乱光が入力されるのを防いでいる。
【0004】
一般的に、赤外線受光部は、床面と垂直に配置されており、発信源からの赤外線以外の光線の影響を受け難くなっているとともに、受光範囲が±15°と狭く、発信源と受光部とは正対していなければならず、発信源の位置が構造上の制約を受けることになる。
【0005】
このような光通信システムを、ボタン電話機に装備して、電話帳データを携帯電話機などから光を介して受信し、ボタン電話機内に設けた電話帳に記憶させる機能に適用する場合には、図7に示すような構成が考えられる。すなわち、ボタン電話機1の表面パネル11に赤外線通過フィルタ19を固定した開口111を設け、この開口111の下方に配置した基板12上に赤外線受光素子121を配置して受光部が構成される。表面パネル11上には、液晶表示器などを用いた表示パネル14、ダイヤルボタン15、機能ボタン16、ワンタッチダイヤルボタン17が配置される。さらに、ボタン電話機1は、送受話器20を有している。
【0006】
このような構成を有するボタン電話機1に、携帯電話機31から電話帳データを赤外線通信によって送信する場合には、図示したように赤外線受光素子121に正対するように携帯電話機31を位置させて赤外線受光素子121へ向けて赤外線を発射することが必要である。しかしながら、このような位置から情報を送信しなければならないことは、利便性に欠ける製品となってしまう。
【0007】
このように上方に向けて受光部が配置されたボタン電話機は、外部擾乱光として室内の天井に配置された蛍光灯などからの照射光が受光部に入射しSN比が低下するという問題を有している。
【0008】
このため、赤外線受光部の受光方向を変えることが考えられるが、受光方向を変えて基板へ実装するにはスペースがなく、仮に実装可能であっても、部品点数が増えコストが上がるという問題がある。
【0009】
このような問題を解決するために、赤外線通信機能付き電子機器において、機器の本体に配置される赤外線送受光部の近傍に、この送受光部からの送信または他の機器からの受信を任意の方向に送受信可能にする反射体を角度調節自在に配設し、送受信方向を任意の方向へ調整することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0010】
しかしながら、特許文献1に提案された方式では、送受信にあたって、反射体の反射角度を事前に調整することが必要となり、かつ反射体が機器本体の側面に飛び出し、使用時以外は邪魔になるなどの問題を有している。
【0011】
【特許文献1】
特開2000−105643号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に鑑み、赤外線通信などの光通信を用いた通信システムにおいて、広い方向からの光を受光素子へ導くまたは発光素子からの光を広い方向へ発射することが可能な光誘導部材、すなわち、光発信源と受光部が正対していない場合でも、赤外線光を屈折誘導させて受光部へ到達させることができる光誘導部材を提供すること、および、この光誘導部材を光誘導手段として用いた広い方向に対する光通信を可能としたボタン電話機の構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明は、外部からの光を内部の空間に配置した受光素子に誘導するもしくは内部空間に配置した発光素子からの光を外部に誘導する光誘導部材において、上面に設けた平坦面と、該平坦面の両側部から下方向に延びる第1の傾斜面および第2の傾斜面と、該第2の傾斜面の下端から下方向に延びる第3の傾斜面と、前記第1の傾斜面と第3の傾斜面から下方向に延びる光誘導部と、該光誘導部の下面に設けた受光素子・発光素子等の光素子に対面する平面とを設けた。
【0014】
本発明は、上記光誘導部材において、前記第1の傾斜面および第2の傾斜面を傾斜角が等しくなるように設定し、第3の傾斜面を第1の傾斜面よりも傾斜角が緩やかになるように設定した。また、本発明は、上記光誘導部材において、第2の傾斜面と第3の傾斜面は傾斜角が等しく、一つの面として形成した。さらに、本発明は、上記光誘導部材において、前記第1の傾斜面および第2の傾斜面を、上方向からの光を反射する傾斜角を有するように設定するとともに、第2の傾斜面および第3の傾斜面を第1の傾斜面から入射した光を反射する傾斜角を有するように設定した。
【0015】
さらに、本発明は、光誘導部材を構成する材料を赤外線通過フィルタとして働く材料とした。
【0016】
本発明は、上記光誘導部材を光誘導手段として用いた赤外線通信手段を有し、外部から赤外線によって搬送されるデータを受信して電話帳情報を取得するボタン電話機において、ボタン電話機本体内に設けた基板に受光素子等の光素子を設置し、上面に設けた平坦面と、該平坦面の両側部から下方向に延びる第1の傾斜面および第2の傾斜面と、該第2の傾斜面の下端から下方向に延びる第3の傾斜面と、前記第1の傾斜面と第3の傾斜面から下方向に延びる光誘導部と、該光誘導部の下面に設けた受光素子・発光素子等の光素子に対面する平面とを有する光誘導部材を受光素子の上方に配置して構成した。
【0017】
さらに、本発明は、前記光誘導部材の上面と第1傾斜面および第2傾斜面をボタン電話機の表面に突出させた。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明の詳細を説明する。図1は、本発明にかかる光誘導手段の形状の一例を説明する正面図、上面図、下面図、右側面図からなる4面図である。
【0019】
光誘導部材13は、赤外線通過フィルタとして構成され、濃い目のスモークに着色されたアクリル樹脂を射出成型して構成される。光誘導部材13は、光誘導部131、第1の光導入面(第1の傾斜面)132−1、第1の光反射面(第2の傾斜面)132−2、第2の光反射面(第3の傾斜面)133、第2の光導入面(平坦面)134、発光素子・受光素子等の光素子に対面する平面135−1を設けた発光素子・受光素子等の光素子格納する光素子格納部135とを有して構成される。
【0020】
光誘導部131は、発光素子からの光を反射誘導して各光導入面に導くとともに、各光導入面から入射した光を発光素子・受光素子等の光素子に対面する平面135−1へ反射誘導する働きを有している。
【0021】
第1の光導入面132−1と第1の光反射面132−2は、光誘導部材13の上部に形成された第2の光導入面134の両側部から下方に向かって形成された傾斜した平面で、外部からの光のうち入射角の大きな光を内部に導入するとともに、入射角の小さな光を反射する働きを有している。さらに、第1の光導入面132−1と第1の光反射面132−2の傾斜角は、上方からの入射光を反射し、側方からの入射光を光誘導部材13内に取り込むように設定されている。さらに、第2の光反射面132−2と第2の光反射面133の内面は、他の光導入面から導入された光を反射して受光素子側へ反射させる傾斜角度に設定されている。
【0022】
第2の光反射面133は、第1の光反射面132−2の下方に連続して形成された傾斜した平面で、第1の光導入面132−1および第1の光反射面132−2の傾斜面より緩やかな傾斜面として形成され、第1の光導入面132−1からの光を光誘導部131へ反射誘導するように形成されている。
【0023】
第2の光導入面134は、光誘導部材13の上面に設けられた面で、上方からの光を内部に導入する平坦面であり、上方からの光を光素子に対面した平面135−1へ誘導できれば、断面をレンズ状に形成されてもよい。
【0024】
図2を用いて、上記光誘導部材13における光の経路を説明する。図の右側から第1の光導入面132−1に入射された光(A)は、第2の光反射面133で反射されて、光誘導部131を経由して光素子に対面した平面135−1に誘導される。図の右上方から第1の光導入面132−1に入射された光(B)は、第1の光反射面132−2で反射されて、光誘導部131を経由して光素子に対面した平面135−1に誘導される。図の上方から第2の光導入面134に入射された光(C)は、光誘導部131を経由して光素子に対面した平面135−1に誘導される。
【0025】
このようにして、本発明にかかる光誘導部材13は、広い方向からの光を光素子に対面した平面135−1を経由して光素子格納部135に誘導することができるとともに、第1の光導入面132−1に小さな入射角で入射される外部擾乱光は外面で反射されて内部に導入されることはなく、また、大きな入射角で入射された光は第1の光反射面132−2の内面で反射され光素子に対面した平面135−1を経由して光素子格納部135へ誘導され、かつ、内部に導入された赤外線以外の外部擾乱光は光誘導部131内で減衰されるので、受光素子におけるSN比の劣化を阻止することができる。
【0026】
上記説明では、外部からの光を光素子に対面した平面135−1を経由して光素子格納部135内に配置された受光素子121へ誘導する場合を説明したが、光素子格納部135内に配置された発光素子から外部へ光を送出する場合も上記と反対の経路をとって、第1の光導入面132−1および第2の光導入面134から広い方向へ送出することができる。
【0027】
また、上記説明では、光誘導部材13は、光素子格納部135を有しているが、このような光誘導部材13は、光素子格納部135を設けず、光素子に対面した平面135−1に対向して光素子を配置することができる。
【0028】
さらに、上記説明では、光誘導部材13には、第1の光導入面(第1の傾斜面)132−1と第1の光反射面(第2の傾斜面)132−2と第2の光反射面(第3の傾斜面)133を設け、第3の傾斜面133の傾斜角度を第2の傾斜面132−2の傾斜角度より緩やかに設定しているが、第1の光導入面(第1の傾斜面)132−1からの入射光のほとんどを、光素子に対面した平面135−1へ向けて反射できる傾斜角度とすることによって、第1の光反射面(第2の傾斜面)と第2の光反射面(第3の傾斜面)を、一つの面として形成することができる。この場合、第1の光導入面(第1の傾斜面)132−1と第1の光反射面(第2の傾斜面)132−2の傾斜角度を同じ角度とすることは必ずしも必要でない。
【0029】
ボタン電話機の側面形状を一部断面図で示した図3を用いて、上記光誘導部材13を光誘導手段として用いて携帯電話機との間で赤外線通信するようにしたボタン電話機の構造を説明する。ボタン電話機1の表面パネル11に開口111を設け、この開口111に前記光誘導部材13を第2の光導入面134および第1の光導入面132−1がボタン電話機の表面から突出するように固定する。光誘導部材13の下方に配置した基板12上に赤外線受光素子121および図示を省略した発光素子を配置して送受光部が構成される。光誘導部材13の下方に設けた光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に受光素子121および図示を省略した発光素子が収容される。
【0030】
表面パネル11上には、電話番号や着信者名などの情報を表示する液晶表示装置などを用いた表示パネル14、ダイヤルボタン15、機能ボタン16、ワンタッチダイヤルボタン17が配置される。さらに、ボタン電話機1は、送受話器20を有している。ボタン電話機1の表面の角度は脚18の開角度によって変更することができ、図3は、設置面と基板が形成する角度が約20°の場合のローポジションを示している。ハイポジションでは、設置面と基板が形成する角度が約25°となる。
【0031】
この場合の光に入射角度について、図3のA部の詳細図である図4を用いて説明する。図3のA地点から設置面に対して約−6°の角度(上向きの角度)で光誘導部材13に入射される赤外線は、第1の光導入面132−1から導入され第2の光反射面133で反射されて光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。図3のB地点から設置面に対して約27°の角度(下向きの角度)で光誘導部材13に入射される赤外線は、第1の光導入面132−1から導入され第1の光反射面132−2で反射されて光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。図3のC地点から設置面に対して約70°の角度で光誘導部材13に入射される赤外線は、第2の光導入面134から導入され光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。
【0032】
図5を用いて、ローポジションよりも約5°上向いたハイポジションの場合の光入射角度を説明する。
【0033】
この場合の光に入射角度について、図5を用いて説明する。ハイポジションはローポジションに対して約5°の差があるので、受光範囲も全体的に約5°ずれる形になる。すなわち、図3のA地点から設置面に対して約−10°の角度(上向きの角度)で光誘導部材13に入射される赤外線は、第1の光導入面132−1から導入され第2の光反射面133で反射されて光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。図3のB地点から設置面に対して約22°の角度(下向きの角度)で光誘導部材13に入射される赤外線は、第1の光導入面132−1から導入され第1の光反射面132−2で反射されて光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。図3のC地点から設置面に対して約65°の角度で光誘導部材13に入射される赤外線は、第2の光導入面134から導入され光素子に対面した平面135−1を有する光素子格納部135内に設置された受光素子121に照射される。
【0034】
携帯電話機31と上記構成を有するボタン電話機1との間で電話帳データを転送する場合の操作方法を説明する。ボタン電話機1の機能ボタン16のうちからメニューボタンを押して、LCD表示部14に表示されたメニュー内容から「赤外線受信」を選択する。携帯電話機31から送信情報を受信するまで待機中となる。
【0035】
この状態で携帯電話機31からボタン電話機1に向けて赤外線に乗せたメモリ内の情報(電話帳情報)を送信する。
【0036】
携帯電話機31から発する赤外線を捕らえると、ボタン電話機1は電話帳情報受信状態に接続する。
【0037】
携帯電話機31には「送信中」が表示され、ボタン電話機1には、「受信中」が表示される。
【0038】
携帯電話機31は、電話帳データの送信を終了すると「送信終了」を表示し、ボタン電話機1は携帯電話機31から受信したメモリ情報をLCD表示部14に表示して、電話帳データの転送を完了する。
【0039】
このようにして、光誘導部13を用いたボタン電話機1は、電話帳データを携帯電話機31から赤外線通信を使用して受信するに際して、広い方向から赤外線を受信することができ、かつ、外部擾乱光の影響を抑制することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明にかかる光誘導手段は、赤外線通信などの光通信を用いた通信システムにおいて、受光部と送信部が正対していない場合であっても、照射された赤外線を光誘導手段によって反射誘導させて受光部へ到達させることができ、広い方向からの赤外線を受光素子へ導くまたは発光素子からの赤外線を広い方向へ発射することが可能となる。
【0041】
また、上記光誘導部材を光誘導手段としてボタン電話機に搭載することによって、携帯電話機の情報を、赤外線通信を用いてボタン電話機内の電話帳に転送することができ、外出先で入手した情報を、接続部品を使用しないでボタン電話機に登録し、ダイヤルすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光誘導手段の形状を説明する4面図
【図2】本発明にかかる光誘導手段の働きを説明する図
【図3】本発明にかかる光誘導手段を用いた赤外線通信機能を搭載したボタン電話機の構造を説明する一部破断側面図
【図4】図3のA部の光誘導を説明する詳細図(ローポジション)
【図5】図3のA部の光誘導を説明する詳細図(ハイポジション)
【図6】従来の赤外線通信システムの構成を説明する図
【図7】図6に示した赤外線通信システムを搭載したボタン電話機の構成を説明する一部破断側面図
【符号の説明】
1 ボタン電話機
11 表面パネル
111 開口
12 基板
121 受光素子
13 光誘導部材
131 光誘導部
132−1 第1の光導入面(第1の傾斜面)
132−2 第1の光反射面(第2の傾斜面)
133 第2の光反射面(第3の傾斜面)
134 第2の光導入面(平坦面)
135 光素子格納部
135−1 光素子に対面した平面
14 表示部
15 ダイヤルボタン
16 機能ボタン
17 ワンタッチボタン
18 脚
19 光通過フィルタ
20 送受話器
31 携帯電話機
Claims (7)
- 外部からの光を内部の空間に配置した受光素子に誘導するもしくは内部空間に配置した発光素子からの光を外部に誘導する光誘導部材であって、
上面に設けた平坦面と、
該平坦面の両側部から下方向に延びる第1の傾斜面および第2の傾斜面と、
該第2の傾斜面の下端から下方向に延びる第3の傾斜面と、
前記第1の傾斜面と第3の傾斜面から下方向に延びる光誘導部と、
該光誘導部の下面に設けた光素子に対面する平面と
を有することを特徴とする光誘導部材。 - 前記第1の傾斜面および第2の傾斜面は傾斜角が等しく、第3の傾斜面は第1の傾斜面よりも傾斜角が緩やかに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の光誘導部材。
- 第2の傾斜面と第3の傾斜面は傾斜角が等しく、一つの面として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光誘導部材。
- 前記第1の傾斜面および第2の傾斜面は、上方向からの光を反射する傾斜角を有するとともに、第2の傾斜面および第3の傾斜面は第1の傾斜面から入射した光を反射する傾斜角を有していることを特徴とする請求項1に記載の光誘導部材。
- 光誘導部材を構成する材料が赤外線通過フィルタとして働く材料であることを特徴とする請求項1に記載の光誘導部材。
- 赤外線通信手段を有し、外部から赤外線によって搬送されるデータを受信して電話帳情報を取得するボタン電話機において、
ボタン電話機本体内に設けた基板に光素子を設置し、
上面に設けた平坦面と、該平坦面の両側部から下方向に延びる第1の傾斜面および第2の傾斜面と、該第2の傾斜面の下端から下方向に延びる第3の傾斜面と、前記第1の傾斜面と第3の傾斜面から下方向に延びる光誘導部と、該光誘導部の下面に設けた光素子に対面する平面とを有する光誘導部材を光素子の上方に配置したことを特徴とするボタン電話機。 - 前記光誘導部材の上面と第1の傾斜面および第2の傾斜面をボタン電話機の表面に突出させたことを特徴とする請求項6に記載のボタン電話機。
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JP2003137596A JP2004343429A (ja) | 2003-05-15 | 2003-05-15 | 光誘導部材および該光誘導部材を光誘導手段として用いたボタン電話機 |
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Publications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004343429A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1661710A2 (en) | 2004-11-29 | 2006-05-31 | Seiko Epson Corporation | Method of liquid filling of cartridge, liquid filling device, and cartridge |
-
2003
- 2003-05-15 JP JP2003137596A patent/JP2004343429A/ja active Pending
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